3291東証プライム不動産業
飯田グループホールディングス株式会社
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4.6%
投下資本利益率
ROE(実績)2465位
6.3%
有報 報告値
営業利益率1885位
6.3%
営業益 944.4億
自己資本比率2246位
50.8%
EPS(実績)
229.1
26/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型

解析準備中。

✓ 営業利益+17.4%/売上+3.4%(利益の伸びが上回る)▲ ネットデット3909.8億▲ 有利子負債7817.2億・営業CFで返済原資なし▲ のれん・無形2251.6億(純資産の22%)

営業利益+17.4%/売上+3.4%(利益の伸びが上回る)。利益成長が売上成長を上回る

ネットデット3909.8億。現金3907.4億 < 有利子負債7817.2億

有利子負債7817.2億・営業CFで返済原資なし。営業CF-974.9億(マイナス)=借入を営業から返せない

のれん・無形2251.6億(純資産の22%)。M&A由来。減損は自己資本を直接毀損

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JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/03期・単年)

損益(PL)
売上高
1兆5,089
前年比 +3.4%
営業利益
944.4
前年比 +17.4%
経常利益
純利益
633.1
前年比 +24.9%
財政状態(BS)
総資産
2兆87
前年比 +8.4%
純資産
1兆210
前年比 +4.0%
現金
3,907.4
前年比 -17.9%
有利子負債
7,817.2
前年比 +20.7%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
-974.9
赤字転換
投資CF
-597.8
財務CF
723.9
黒字転換
フリーCF
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
売上高(百万)1,386,9911,439,7651,439,1801,459,6391,508,864
営業利益(百万)153,306102,33259,17480,45294,444
経常利益(百万)39,594
純利益(百万)103,38175,59637,20450,69763,315
EPS(円)358.5264.3132.6181.2229.1
1株配当(円)90.090.090.090.0100.0
営業利益率(%)11.17.14.15.56.3
ROE(%)11.58.03.85.26.3
自己資本比率(%)54.654.853.752.950.8

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
総資産(百万)1,708,6681,765,6181,811,1791,853,8302,008,739
純資産(百万)932,525967,318971,818981,4881,020,964
流動資産(百万)1,262,6621,270,8701,298,5521,342,6221,463,311
流動負債(百万)468,642475,700480,047472,418640,011
現金(百万)559,461439,889433,097475,675390,743
有利子負債(百万)524,108554,043617,750647,407781,718
ネットキャッシュ(百万)35,353-114,154-184,653-171,732-390,975
BPS(円)3,233.73,427.83,466.13,551.93,694.7
自己資本比率(%)54.654.853.752.950.8
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0323/0324/0325/0326/03
営業CF(百万)3,115-56,997-16,44992,252-97,485
投資CF(百万)-24,726-39,246-17,788-38,620-59,780
財務CF(百万)32,511-25,28527,355-11,04472,388
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2026-03期・細目まで)

貸借対照表 65項目
項目当期前期
財政状態計算書
資産
流動資産
現金及び現金同等物390,743475,675
営業債権及びその他の債権14,76910,829
契約資産4,9694,178
棚卸資産966,039791,372
未収法人所得税1293
その他の金融資産1,2022,291
その他の流動資産22,31523,330
流動資産1,463,3111,342,622
非流動資産
有形固定資産136,513130,598
使用権資産23,77422,632
のれん225,159215,952
無形資産17,91415,210
投資不動産74,59970,167
持分法で会計処理されている投資560
繰延税金資産23,45519,072
その他の金融資産40,90934,163
その他の非流動資産2,5413,411
非流動資産545,428511,208
資産2,008,7391,853,830
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務95,836117,124
契約負債9,7777,205
社債及び借入金464,547285,716
リース負債7,1036,704
未払法人所得税20,21218,550
その他の金融負債17,81413,525
その他の流動負債24,71823,590
流動負債640,011472,418
非流動負債
社債及び借入金292,660338,504
リース負債17,40816,483
退職給付に係る負債12,85513,516
引当金4,2714,486
繰延税金負債3,3842,512
その他の金融負債15,66522,845
その他の非流動負債9231,076
非流動負債347,168399,425
負債987,179871,844
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金10,00010,000
資本剰余金377,934374,634
利益剰余金641,017605,464
自己株式-9,182-9,182
その他の資本の構成要素1,195572
親会社の所有者に帰属する持分1,020,964981,488
非支配持分595498
資本1,021,560981,986
負債及び資本2,008,7391,853,830
財政状態計算書
資産
現金及び現金同等物390,743475,675
持分法で会計処理されている投資560
有形固定資産136,513130,598
使用権資産23,77422,632
のれん225,159215,952
無形資産17,91415,210
投資不動産74,59970,167
繰延税金資産23,45519,072
資産2,008,7391,853,830
負債及び資本
負債
繰延税金負債3,3842,512
負債987,179871,844
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金10,00010,000
資本剰余金377,934374,634
利益剰余金641,017605,464
自己株式-9,182-9,182
その他の資本の構成要素1,195572
親会社の所有者に帰属する持分1,020,964981,488
非支配持分595498
資本1,021,560981,986
負債及び資本2,008,7391,853,830
損益計算書 31項目
項目当期前期
損益計算書
継続事業
売上収益1,508,8641,459,639
売上原価1,240,3111,227,261
売上総利益268,552232,377
販売費及び一般管理費173,002153,363
研究開発費576830
その他の営業収益4,6473,627
その他の営業費用5,7532,189
その他の収益4,6473,627
その他の費用5,7532,189
営業利益(△損失)94,44480,452
金融収益3,3031,495
金融費用7,8607,632
持分法による投資損益(△は損失)56
税引前利益(△損失)89,94374,315
法人所得税費用28,32225,213
当期利益(△損失)61,62149,101
当期利益(△損失)の帰属
親会社の所有者63,31550,697
非支配持分-1,694-1,595
当期利益(△損失)61,62149,101
1株当たり当期利益(△損失)
基本的1株当たり当期利益(△損失)
基本的1株当たり当期利益(△損失) 229181
包括利益計算書
当期利益(△損失)61,62149,101
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
確定給付制度の再測定4501
その他の包括利益を通じて公正価値で測定するものとして指定した資本性金融商品の公正価値の純変動額5643,459
純損益に振り替えられることのない項目合計1,0143,461
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の外貨換算差額-513987
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計-513987
その他の包括利益5004,448
当期包括利益62,12253,550
当期包括利益の帰属
親会社の所有者63,84955,137
非支配持分-1,727-1,586
当期包括利益62,12253,550
キャッシュ・フロー計算書 37項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
当期利益(△損失)61,62149,101
税引前利益(△損失)89,94374,315
調整
減価償却費及び償却費18,45617,067
減損損失(又は戻入れ)1,517136
金融収益-3,303-1,495
金融費用7,8607,632
持分法による投資損益(△は益)-56
運転資本の増減
棚卸資産の増減額(△は増加)-138,98327,293
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)-23,502-18,252
その他1,4408,885
小計-59,484117,523
利息及び配当金の受取額1,9051,097
利息の支払額-9,047-7,462
法人所得税の支払額-31,058-19,206
法人所得税の還付額91301
営業活動によるキャッシュ・フロー-97,48592,252
投資活動によるキャッシュ・フロー
無形資産の取得による支出-1,850-1,878
貸付けによる支出-1,029-2,022
貸付金の回収による収入434581
子会社の取得による支出-15,389
投資の取得による支出-5,221-791
投資の売却及び償還による収入820603
定期預金の払戻による収入45,3131,902
定期預金の預入による支出-65,671-25,149
その他2850
投資活動によるキャッシュ・フロー-59,780-38,620
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)83,413-12,627
長期借入れによる収入45,85252,483
長期借入金の返済による支出-22,752-9,849
リース負債の返済による支出-6,909-6,868
自己株式の取得による支出-0-9,181
配当金の支払額-27,632-25,233
その他417232
財務活動によるキャッシュ・フロー72,388-11,044
現金及び現金同等物の為替変動による影響-55-9
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)-84,93242,577
現金及び現金同等物390,743475,675
この会社だけの項目 18件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(注記の本文 1件は含みません)
項目当期前期
現金及び預金436,653501,094
営業貸付金及び営業未収入金の増減額(△は増加)-7,91667
非支配株主に係る売建プット・オプションによる変動-383-4,441
契約関連無形資産-906-826
契約関連無形資産9,95210,064
契約関連無形資産9,0459,237
未成工事支出金79,41366,633
預金、貸付金及び債権1,896713
有形固定資産、無形資産及び投資不動産の売却益5661,104
補助金の受取額108
未払又は未収消費税等の増減額-4,9391,873
うち12カ月を超えて販売される予定の棚卸資産150,693111,964
営業貸付金及び営業未収入金17,3499,433
有形固定資産及び投資不動産の売却による収入3,0085,259
貸倒引当金繰入額610263
有形固定資産及び投資不動産の取得による支出-20,222-17,174
子会社に対する所有持分の変動額合計5,124-4,450
所有者による拠出及び所有者への分配合計-27,673-39,392
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 詳細ツリー)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億5,000億10,000億15,000億20,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 売上高 1兆3,870億 ・ 純利益 1,034億23/03 ・ 売上高 1兆4,398億 ・ 純利益 756億24/03 ・ 売上高 1兆4,392億 ・ 純利益 372億25/03 ・ 売上高 1兆4,596億 ・ 純利益 507億26/03 ・ 売上高 1兆5,089億 ・ 純利益 633億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%10%20%30% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 粗利率 21.3% ・ 営業利益率 11.1% ・ 純利益率 7.5%23/03 ・ 粗利率 17.4% ・ 営業利益率 7.1% ・ 純利益率 5.3%24/03 ・ 粗利率 14.6% ・ 営業利益率 4.1% ・ 純利益率 2.6%25/03 ・ 粗利率 15.9% ・ 営業利益率 5.5% ・ 純利益率 3.5%26/03 ・ 粗利率 17.8% ・ 営業利益率 6.3% ・ 純利益率 4.2%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%5%10%15% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ROE 11.5% ・ ROA 6.1% ・ ROIC 11.7%23/03 ・ ROE 8.0% ・ ROA 4.3% ・ ROIC 6.7%24/03 ・ ROE 3.8% ・ ROA 2.1% ・ ROIC 3.3%25/03 ・ ROE 5.2% ・ ROA 2.7% ・ ROIC 4.6%26/03 ・ ROE 6.3% ・ ROA 3.2% ・ ROIC 4.6%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-1,000億-500億0億500億1,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF 31億 ・ 投資CF -247億 ・ 財務CF 325億23/03 ・ 営業CF -570億 ・ 投資CF -392億 ・ 財務CF -253億24/03 ・ 営業CF -164億 ・ 投資CF -178億 ・ 財務CF 274億25/03 ・ 営業CF 923億 ・ 投資CF -386億 ・ 財務CF -110億26/03 ・ 営業CF -975億 ・ 投資CF -598億 ・ 財務CF 724億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
-150億-100億-50億0億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ フリーCF -113億23/03 ・ フリーCF —24/03 ・ フリーCF —25/03 ・ フリーCF —26/03 ・ フリーCF —
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億50億100億150億200億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 設備投資 145億 ・ 減価償却 111億23/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 164億24/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 160億25/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 171億26/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 185億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
-2倍-1倍0倍1倍2倍 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF/純利益 0.03倍23/03 ・ 営業CF/純利益 -0.75倍24/03 ・ 営業CF/純利益 -0.44倍25/03 ・ 営業CF/純利益 1.82倍26/03 ・ 営業CF/純利益 -1.54倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円100円200円300円400円 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ EPS ¥35823/03 ・ EPS ¥26424/03 ・ EPS ¥13325/03 ・ EPS ¥18126/03 ・ EPS ¥229
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円50円100円0%20%40%60%80% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 1株配当 ¥90 ・ 配当性向 25.1%23/03 ・ 1株配当 ¥90 ・ 配当性向 34.1%24/03 ・ 1株配当 ¥90 ・ 配当性向 67.9%25/03 ・ 1株配当 ¥90 ・ 配当性向 49.7%26/03 ・ 1株配当 ¥100 ・ 配当性向 43.6%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億10,000億20,000億30,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 総資産 1兆7,087億 ・ 純資産 9,325億23/03 ・ 総資産 1兆7,656億 ・ 純資産 9,673億24/03 ・ 総資産 1兆8,112億 ・ 純資産 9,718億25/03 ・ 総資産 1兆8,538億 ・ 純資産 9,815億26/03 ・ 総資産 2兆87億 ・ 純資産 1兆210億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円1,000円2,000円3,000円4,000円0%20%40%60% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ BPS ¥3,234 ・ 自己資本比率 54.6%23/03 ・ BPS ¥3,428 ・ 自己資本比率 54.8%24/03 ・ BPS ¥3,466 ・ 自己資本比率 53.7%25/03 ・ BPS ¥3,552 ・ 自己資本比率 52.9%26/03 ・ BPS ¥3,695 ・ 自己資本比率 50.8%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億5,000億10,000億15,000億0%100%200%300% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 流動資産 1兆2,627億 ・ 流動負債 4,686億 ・ 流動比率 269.4%23/03 ・ 流動資産 1兆2,709億 ・ 流動負債 4,757億 ・ 流動比率 267.2%24/03 ・ 流動資産 1兆2,986億 ・ 流動負債 4,800億 ・ 流動比率 270.5%25/03 ・ 流動資産 1兆3,426億 ・ 流動負債 4,724億 ・ 流動比率 284.2%26/03 ・ 流動資産 1兆4,633億 ・ 流動負債 6,400億 ・ 流動比率 228.6%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億2,000億4,000億6,000億8,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 現金 5,595億 ・ 有利子負債 5,241億23/03 ・ 現金 4,399億 ・ 有利子負債 5,540億24/03 ・ 現金 4,331億 ・ 有利子負債 6,178億25/03 ・ 現金 4,757億 ・ 有利子負債 6,474億26/03 ・ 現金 3,907億 ・ 有利子負債 7,817億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
-4,000億-2,000億0億2,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ネットキャッシュ 354億23/03 ・ ネットキャッシュ -1,142億24/03 ・ ネットキャッシュ -1,847億25/03 ・ ネットキャッシュ -1,717億26/03 ・ ネットキャッシュ -3,910億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
のれん・無形資産(億円)
0億1,000億2,000億3,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ のれん 2,108億 ・ 顧客関連資産 —23/03 ・ のれん 2,143億 ・ 顧客関連資産 —24/03 ・ のれん 2,148億 ・ 顧客関連資産 —25/03 ・ のれん 2,160億 ・ 顧客関連資産 —26/03 ・ のれん 2,252億 ・ 顧客関連資産 —
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
純利益率(%)7.55.22.63.54.2
ROE(%)11.58.03.85.26.3
ROA(%)6.04.32.02.73.1
総資産回転(回)0.810.820.790.790.75
営業CF率(%)0.2-4.0-1.16.3-6.5
営業CF/純益(倍)0.03-0.75-0.441.82-1.54
配当性向(%)25.134.167.949.743.6
売上 前年比(%)-4.83.8-0.01.43.4
純資産 前年比(%)8.73.70.51.04.0
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

SEGMENT 事業別の稼ぎ

事業売上構成比営業利益利益率従業員
東栄住宅グループ180億1,200
タクトホームグループ163億1,369
飯田産業グループ238億1,980
アイディホームグループ27億
一建設グループ297億2,571
アーネストワングループ196億2,056
「どの事業が稼ぐか」=所有に値するかの核。出所: 有報 セグメント情報(EDINET 一次データ)。情報提供であり売買推奨ではありません。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

22/03
¥90.0
23/03
¥90.0
24/03
¥90.0
25/03
¥90.0
26/03
¥100.0
配当性向 43.6%・連続増配 1年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
4.6%
粗利率
17.8%
アクルーアル比率
8.3%
売上CAGR(4年)
2.1%
EPS CAGR
-10.6%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値 運転資本の回転(現金が拘束される日数)

売上債権回転日数
3.6
棚卸回転日数
284.3
仕入債務回転日数
28.2
CCC(現金循環)
259.7
CCC(現金循環日数)=売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金を払ってから売上を回収するまで、現金が事業に拘束される日数。短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。業種で水準が大きく違い(製造・小売で長め、サービス・プラットフォームで短い/マイナス)、在庫を持たない業態や算定できない指標は「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
4.2%
ROA
3.1%
総資産回転
0.75
実効税率
31.5%
現金変換(CFO/営業益)
-1.03
CFO/純益(平均)
0.53
累計営業CF
4,457.3
FCFマージン
%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
BPS CAGR
3.4%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
2.29
純負債/EBITDA
3.46
インタレストカバレッジ
債務返済年数
配当性向
43.6%
連続増配
1
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
総合偏差値
41.8 母集団3920社中 3554位13/14指標
総合 →
業種内 総合偏差値(不動産業)
45.8 同業131社中 107位13/14指標
全体3554位・同業107位(母集団が異なるため両立します)
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROA自己資本流動比純負債発生高現金化売上成長EPS成長 50
ROIC
45
営業利益率
50
純利益率
51
粗利率
42
ROE
50
ROA
50
自己資本比率
49
流動比率
48
純負債/EBITDA
44
アクルーアル比率
38
現金変換(営業CF/純益)
41
売上CAGR
45
EPS CAGR
40
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
2,251.6億
顧客関連資産
—億
無形合計 2,251.6億(のれん+顧客関連・純資産比 22.1%)。M&Aで積んだ無形が相応にあり、事業の趨勢が崩れると減損リスクが自己資本に効く点に留意。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
35.8%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
飯田興産株式会社
19.2% 保有
自己株式
1.44%
4,048,800株 ・簿価91.8億
大株主比率
1. 飯田興産株式会社19.2%
2. 西河洋一10.1%
3. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.0%
4. 森和彦6.7%
5. 有限会社K.フォレスト4.2%
6. NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RESILCHESTER INTERNATIONAL INVESTORS INTERNATIONAL VALUE EQUITY TRUST(常任代理人 香港上海銀行東京支店)4.0%
7. 株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.3%
8. 飯田和美3.0%
9. 山本商事株式会社2.4%
10. NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE U.S. TAX EXEMPTED PENSION FUNDS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)2.3%
上位10で 64.2%・発行済 280,379,057株・自己株 4,048,800株・浮動株 98,881,491株・株主 26,413名。所有者別(単元): 外国人 21.8% / 機関 15.7% / 個人 33.4%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率0.81%(取締役 10名計)
政策保有株式(簿価合計)0.0百万円(0銘柄)
役員報酬総額 / 役員数212.0百万円 / 13名
平均年間給与(提出会社)765万円(前期比 +1.3%)
従業員数(連結)14,217名
監査報酬 / 非監査報酬451.0百万円 / 11.0百万円
平均勤続年数4.9年
女性管理職比率4.2%
従業員1人当たり売上106.1百万円
従業員1人当たり営業利益6.6百万円
政策保有株式の対純資産比0.0%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長 西野 弘
本社所在地東京都武蔵野市西久保一丁目2番11号
市場 / 業種東証プライム / 不動産業
決算期3月
従業員数(連結)14,217名
EDINETコードE27759

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/03期末 基準・280,379,000株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-06-23確認書 ↗
2026-04-10変更報告書 ↗ / 西河 洋一
2025-11-11確認書 ↗
2025-06-27確認書 ↗
2025-03-21変更報告書 ↗ / シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピー
2024-11-11確認書 ↗
2024-06-26確認書 ↗
2024-05-24確認書 ↗
2024-02-09確認書 ↗
2023-11-09確認書 ↗
2023-08-21変更報告書 ↗ / シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピー
2023-06-28確認書 ↗
2022-11-08変更報告書 ↗ / シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピー
2022-08-01変更報告書 ↗ / シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピー
2022-06-29確認書 ↗
2022-06-27確認書 ↗
2022-04-01変更報告書 ↗ / シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピー
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社81社及び持分法適用関連会社1社を中心として構成されており、当社は持株会社として、戸建分譲事業、マンション分譲事業、請負工事事業及びこれらに関連する事業を行う子会社等の経営管理並びにこれらに附帯する業務を行っております。なお、当社は連結子会社単位及び当社の事業単位を事業セグメントとして認識し、「一建設グループ」、「飯田産業グループ」、「東栄住宅グループ」、「タクトホームグループ」、「アーネストワングループ」及び「アイディホーム」を報告セグメントとしております。なお、各社の主要な事業の内容につきましては、「4 関係会社の状況」をご参照ください。また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 以上、述べた事項を事業系統図によって示すと以下のとおりであります。<事業系統図>※ 上記の他、持分法適用関連会社を1社有しておりますが、重要性が乏しいため記載を省略しております。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)市場・需要構造リスク ① 国内人口、世帯数の減少について日本国内における人口、世帯数は減少していくことが予測されております。特に、当社グループの不動産分譲事業の主要ターゲットでもある生産年齢人口が減少することにより、中長期的には当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、「事業ポートフォリオの拡大」を経営戦略の一つとして掲げており、住宅周辺分野への事業領域の拡大と、今後経済成長が見込まれる海外市場への事業展開を推進しております。 ② 住宅の需給動向について当社グループの売上高の約9割を占める不動産分譲事業の業績は、景気動向、金利動向、地価動向及び税制等に基づく購買者の購入意欲や需要動向に影響を受けやすいため、景気の見通しの悪化や大幅な金利の上昇、地価の上昇、税制の変更等があった場合には、購買者の購入意欲が減退し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、供給に対して極端に需要が少なくなる場合や他社との競合が激化した場合は、大幅な価格引き下げによる対応が強いられる可能性があります。住宅需給動向は常に変化していることから、当社グループでは、建物の工事進捗状況、仕掛・完成在庫の販売状況、他社の供給動向や市場在庫の先行き見通し等に関する分析を定常的に行い、事業用地の仕入価格及び住宅販売価格、供給戸数及び時期等について、グループ全体の対応方針を決定しております。各事業会社においては、このグループ対応方針に基づき、事業エリア毎に異なる環境に応じた事業運営を行っております。 ③ 保有資産の価値下落について当社グループが保有している販売用不動産等の棚卸資産(2026年3月期9,660億39百万円)や有形固定資産(2026年3月期1,365億13百万円)について、不動産市況の著しい悪化等によってそれらの価値が下落し、評価損の計上や減損処理を行うことになった場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。このような不動産市況によるリスクに対して当社グループでは、在庫回転率を重要な経営指標の一つとして事業運営を行っております。在庫回転率を高めることによって、市況変動による保有資産の価格下落の影響を極小化するべく対応を進めております。また、当社グループが行う輸出入及び外国間取引において外貨建決済を行うことに伴い、外貨レート変動のリスクがあります。これらの取引に対し、当社グループでは必要に応じて適切なヘッジを行っておりますが、予想を超える大幅な為替相場の変動が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2)供給・原価に関するリスク ④ 労働力不足・人材確保について人口減少による影響は業績のみに留まらず、建設現場や事業運営に携わる人材獲得という点においても、影響を及ぼす可能性があります。具体的には、人材の獲得競争の激化や従業員の退職等によって十分な人材の確保及び育成ができなかった場合に、競争力の低下に繋がり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、優秀な人材を幅広く採用・育成することで、事業活動の推進と競争力の維持向上を図っており、社会環境の急速な変化や価値観の多様化を考慮しつつ「社員ひいては会社の繁栄につながる職場環境」の整備を進めております。また、建設現場におけるDX推進や大工等の内製化、事業運営における資格取得等のキャリア形成を促進することにより、グループ内人材育成の基盤作りも強化してまいります。 ⑤ 原材料・資材価格・人件費、物流費、外注費等について国内外の市場の動向等により、原材料・資材価格・人件費・物流費等の上昇、またそれによる外注先の原材料調達状況等に起因する外注費等の上昇は、その影響額を販売価格へ転嫁することが難しい場合に、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。このような資材調達リスクに対しては、日常的に調達先の情報収集に努め、必要に応じて前倒しで確保する等、安定調達に努めるとともに、当社グループのスケールメリットを活かし、競争原理を活用した調達を行っております。また木材や内装建材、住設機器等主要な住宅資材の調達に関しては、グループ内での内製化を進めており、品質・コスト両面での安定的な調達体制を構築すると共に、外部の調達先に対する交渉力を高める取り組みを行っております。 (3)環境・外部環境リスク ⑥ 海外事業について海外での事業活動には、経済状況の変化・景気の後退、為替レートの変動、法令・規制等の予期せぬ変更、政情の悪化、テロ・紛争・暴動等による社会的又は政治的混乱のリスクが存在するとともに、社会的慣習の違いが外国公務員等への贈賄等の法規制に問われるリスクも存在します。これらのリスクが顕在化した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。海外事業の推進に当たって当社グループでは、事前の市場調査から把握されたリスク要因と想定する事業価値を総合的に考慮しながらコンプライアンス体制の構築と事業推進の判断を行うとともに、監督官庁や現地のグループ会社と連携し、状況の的確な把握と速やかな対策の協議等、管理体制の強化に取り組んでおります。ウクライナ情勢については、引き続き情勢を注視するとともに、事業活動に及ぼす影響の最小化に努め、適時適切な対応を進めてまいります。 ⑦ 気候変動について当社グループは、安全で高品質の住宅供給を通じて継続的に環境課題への取り組みを推進しており、中でも気候変動については重要な課題であると認識しております。気候変動における移行リスクとしては、炭素税など法規制の厳格化といった政策動向の変化、低炭素社会に対応できない企業に対する需要低下やレピュテーション毀損、物理的リスクとしては、自然災害の激甚化や異常気象の深刻化、降雨や気象パターンの変化、平均気温の上昇等による対応費用の発生や生産活動の停止による機会損失、建設作業員の熱中症等による健康被害などが想定され、これらのリスクが顕在化した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、分譲戸建住宅全棟で住宅性能表示制度の「断熱等性能等級」等級4を取得しており、温室効果ガス(CO2)排出削減に努めております。また、CO2を排出しないエネルギーシステムである人工光合成を利用した住宅の研究開発や、長く健康で暮らせるための未来型住宅の開発を推進するほか、供給する住宅の給排水設備に節水機能を積極的に導入する等、持続可能で豊かな社会づくりに貢献するサステナビリティ経営を推進しております。更に、気候変動に係るリスク及び機会が自社の事業活動や収益等に与える影響については、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の枠組みに基づき、各種取組みを進めております。しかしながら、将来において環境規制の変更や気候変動の影響等により、更に多くの対策コストが必要になった場合、あるいは想定外の経済・社会環境の変化が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)IT・インフラ・事業継続リスク ⑧ 情報セキュリティについて当社グループは、事業を展開する上で多くの個人情報や機密情報を有しております。これらの情報は、外部流出や改ざん等がないように、徹底した管理と従業員教育等の施策を展開し、ハード面・ソフト面を含めた適切なセキュリティ対策を講じております。しかしながら、予想を超えるサイバー攻撃、不正アクセス、コンピューターウイルス侵入等により、万一これら情報が流出した場合や重要データの破壊・改ざん、システム停止等が生じた場合には対応に多額の費用負担が生じ、あるいは社会的信用が低下することにより、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 自然災害、事故等について地震、台風、洪水等の大規模な自然災害のほか、当社グループの工場等において、火災・爆発等の産業事故が発生した場合、対応費用の発生や生産活動の停止による機会損失又は当社グループが所有する不動産価値の下落等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。これらの自然災害、事故等の発生可能性を予想することは困難でありますが、事象が発生した場合には大きな影響を被る可能性があることから、当社グループでは損害保険等の加入により対応を行っております。また、事象発生時における事業継続性を担保するための計画立案も行っております。一方、地震、台風、洪水等の大規模な自然災害は、当社が販売した住宅を損傷する可能性もあります。当社グループでは、分譲戸建住宅全棟で住宅性能表示制度の「耐震等級」「耐風等級」で最高等級を取得するとともに、住宅を引き渡した後のメンテナンス体制も強化しており、提供する住宅の基本性能の向上と維持に努めております。 (5)コンプライアンスリスク ⑩ 法的規制について当社グループは、日本のみならず各国において事業活動を展開しており、各地域の法律・許認可等さまざまな法規制のもと、その改正動向を注視しつつ、適
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度における我が国経済は、雇用及び所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移しました。一方で、国内の金融資本政策の動向に加え、長期化するウクライナ情勢や中東情勢に伴う原油調達不安、原材料価格の高騰には引き続き注視が必要です。また、インフレによる物価上昇等が国内景気に与える影響が懸念されるなど、経済環境の先行きは依然として不透明な状況となっております。当不動産業界におきましては、当第1四半期に減少した分譲戸建住宅の着工数は、当第2四半期以降前年並みの水準へと回復しました。一方で、建築コストの高騰や地価上昇により、販売価格が高止まりする環境が続いております。こうしたなか、地方部における一次取得者層の購入マインドには慎重さが残るものの、首都圏を中心とした潜在的な住宅需要は依然として底堅く推移しており、需給バランスも比較的に整っていることから良好な事業環境が継続いたしました。このような事業環境のなか、当社グループは、2030年3月期をターゲットとした経営目標(オーガニック成長率4.0%、戸建分譲売上依存率70.0%、ROE10.0%以上)の達成に向けて、基本戦略である「コア事業の競争力強化」と「事業ポートフォリオの拡大」を推進してまいりました。特に、戸建分譲事業においては、適正在庫水準の維持とエリア戦略の精緻化を継続し、エリアごとの需給特性や在庫状況のバランスを考慮した機動的な土地仕入・販売を徹底してまいりました。その結果、当連結会計年度の売上収益は1兆5,088億64百万円(前期比3.4%増)、営業利益は944億44百万円(前期比17.4%増)、税引前利益は899億43百万円(前期比21.0%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は633億15百万円(前期比24.9%増)となりました。 セグメント別の業績は、以下のとおりであります。セグメントの名称件数売上収益(百万円)前期比(%)一建設グループ (区分)戸建分譲事業8,598278,461△8.9マンション分譲事業59031,739△2.2請負工事事業1,12135,3457.9その他-46,77728.6小計10,309392,324△3.7飯田産業グループ (区分)戸建分譲事業6,668255,07411.3マンション分譲事業25022,2090.5請負工事事業2296,482△7.8その他-10,1955.4小計7,147293,9629.7東栄住宅グループ (区分)戸建分譲事業4,985192,4517.3マンション分譲事業789△96.9請負工事事業27116,0702.2その他-3,51024.7小計5,263212,1215.7タクトホームグループ (区分)戸建分譲事業5,650201,04313.5マンション分譲事業1467,912899.6請負工事事業3789,57227.5その他-2,2128.1小計6,174220,74117.7 セグメントの名称件数売上収益(百万円)前期比(%)アーネストワングループ (区分)戸建分譲事業9,326232,427△2.2マンション分譲事業62230,6762.0請負工事事業38814,0334.9その他-15,1601,642.6小計10,336292,2983.6アイディホーム (区分)戸建分譲事業1,75658,898△25.5マンション分譲事業461,9814,271.2請負工事事業482,016114.5その他-77880.1小計1,85063,675△20.9その他(注)4 (区分)戸建分譲事業6226△68.9マンション分譲事業27681△23.5請負工事事業--△100.0その他-32,8336.9小計3333,7411.0(区分計)戸建分譲事業36,9891,218,5830.8マンション分譲事業1,68895,2906.8請負工事事業2,43583,5216.5その他-111,46834.4総合計41,1121,508,8643.4(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。2.戸建分譲事業には、戸建住宅のほか、宅地等が含まれます。マンション分譲事業には、分譲マンション(JV持分含む)のほか、マンション用地等が含まれます。請負工事事業には、注文住宅のほか、リフォームやオプション工事等が含まれます。3.請負工事事業等の売上収益は、一定期間にわたり履行義務が充足されることに伴って認識される収益ですが、件数はいずれの区分も資産の引渡し件数を記載しております。4.「その他」のセグメントは、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ファーストウッドグループ及びRFPグループの木材製造事業等、ホームトレードセンター及び当社の事業に係るもの等であります。 ② 財政状態当連結会計年度末の資産合計は2兆87億39百万円となり、前連結会計年度末比で1,549億8百万円の増加となりました。当連結会計年度末の負債合計は9,871億79百万円となり、前連結会計年度末比で1,153億35百万円の増加となりました。当連結会計年度末の資本合計は1兆215億60百万円となり、前連結会計年度末比で395億73百万円の増加となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は3,907億43百万円となり、前連結会計年度末比で849億32百万円の減少となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果使用した資金は974億85百万円(前連結会計年度は922億52百万円の獲得)となりました。これは主に、税引前利益899億43百万円、棚卸資産の増減額1,389億83百万円及び法人所得税の支払額310億58百万円があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は597億80百万円(前連結会計年度は386億20百万円の使用)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出656億71百万円、定期預金の払戻による収入453億13百万円及び有形固定資産及び投資不動産の取得による支出202億22百万円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果獲得した資金は723億88百万円(前連結会計年度は110億44百万円の使用)となりました。これは主に、借入金の増加1,065億13百万円、配当金の支払額276億32百万円及びリース負債の返済による支出69億9百万円があったことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績(ⅰ)生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。セグメントの名称件数金額(百万円)前期比(%)一建設グループ (区分)戸建分譲事業8,315259,213△8.7マンション分譲事業78844,96323.0請負工事事業(注文住宅)1,11124,0910.0小計10,214328,268△4.7飯田産業グループ (区分)戸建分譲事業6,696255,34012.3マンション分譲事業20223,802△31.8請負工事事業(注文住宅)2295,808△9.7小計7,127284,9516.0東栄住宅グループ (区分)戸建分譲事業4,957194,6055.6マンション分譲事業--△100.0請負工事事業(注文住宅)2727,4762.8小計5,229202,0823.9タクトホームグループ (区分)戸建分譲事業4,881176,7701.9マンション分譲事業17610,998842.8請負工事事業(注文住宅)3958,80945.7小計5,452196,5778.8アーネストワングループ (区分)戸建分譲事業9,179229,7999.5マンション分譲事業73334,943△6.6請負工事事業(注文住宅)3906,581△8.1小計10,302271,3246.6アイディホーム (区分)戸建分譲事業1,95861,5354.1マンション分譲事業572,426-請負工事事業(注文住宅)562,016153.6小計2,07165,97910.2その他 (区分)戸建分譲事業11452△46.4マンション分譲事業27681△23.5小計381,134△34.6(区分計)戸建分譲事業35,9971,177,7153.4マンション分譲事業1,983117,8163.5請負工事事業(注文住宅)2,45354,7855.8総合計40,4331,350,3173.5(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しておりません。2.戸建分譲事業には、戸建住宅のほか、宅地等が含まれます。 (ⅱ)受注実績当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。セグメントの名称受注高(百万円)前期比(%)受注残高(百万円)前期末比(%)一建設グループ請負工事事業(注文住宅)36,07017.129,60040.7飯田産業グループ請負工事事業(注文住宅)5,766△21.54,545△0.9東栄住宅グループ請負工事事業(注文住宅)7,970△1.26,5719.
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針当社グループは、「より多くの人々が幸せに暮らせる住環境を創造し、豊かな社会作りに貢献する」という経営理念のもと、「誰もがあたり前に家を買える社会」の実現を目指し、理想の住まいづくりを通じて社会の発展に貢献していくことを経営の基本方針としております。更に、今後展開を進める海外市場においては、「良質で安全、安価な住宅を供給して社会に貢献する」という経営方針を掲げ、「時代の変革をいち早く読み、素早く対応できる企業集団」として、常に変革に挑みながら、世界中により良い住まいを提供できるよう、更なる発展・成長を続けてまいります。 (2)目標とする経営指標当社グループの主要な事業である不動産事業は、景気等の影響を受けて業績が変動することから、中期的な視点で目標とする経営指標を設定し、経営を行っていくことが妥当であると考えます。この考え方に基づき、当社グループは資本収益性を意識しつつ、事業ポートフォリオの拡大を推進するための経営指標として、2030年3月期をターゲットとした下記の数値をガイドラインとして掲げ、収益構造の変革を推進してまいります。目標とする経営指標ガイドラインオーガニック成長率4.0%戸建分譲売上依存率70.0%自己資本利益率(ROE)10.0%以上(注)1.上記経営指標の各目標値については、有価証券報告書提出日現在において予測できる事情等を基礎とした合理的な判断に基づくものであり、その達成を保証するものではありません。2.オーガニック成長率とは、既存事業領域による売上高の平均成長率のこと。 (3)経営環境当社グループの主要な事業である不動産事業の経営環境は以下のとおりです。 ① マクロ環境国内における人口・世帯数の減少、特に住宅の一次取得者層である生産年齢人口が減少することにより住宅市場の縮小が懸念されます。他方、長寿命化の進展に伴い、長く健康でいたいというニーズは大きくなり、住宅に求められる機能は変化していくことが予想されます。また世界全体を見ると、人口・世帯数の増加により住宅需要の拡大が見込まれる国や、市場規模が大きく安定的な需要が見込まれる国があります。国内における経済環境は、政策金利が上昇傾向にあり、長く続いてきたデフレ経済からインフレ経済への転換期にあり、住宅ローン金利の動向は、住宅需要に対して影響を及ぼす可能性があります。 ② 市場動向中長期的には人口・世帯数の減少により住宅市場の縮小が懸念されますが、注文住宅市場、賃貸住宅市場、分譲マンション市場と比較すると、分譲戸建住宅市場は安定的な成熟市場であるといえます。近年、物価上昇に伴い建築コストが上がったことから、相対的に販売価格が低い地方圏から物件に割高感が出始めており、地域によって需要動向に差異が見られます。他方、優良な住宅ストック市場の拡大に伴い、今後は中古住宅市場とリフォーム市場の成長が予想されます。 ③ 競合動向戸建分譲業界は、中小事業者を含めた多数の競合企業が存在する業界構造です。また参入障壁が低いことから、注文住宅メーカーによる分譲戸建市場への参入や、分譲住宅メーカーの営業エリアの拡大により競争環境は厳しくなっております。 ④ 当社グループの構造当社グループは、持株会社である当社を中心に、戸建分譲事業を主業とする6つの事業会社と、機能別事業会社で構成されております。各事業会社は、グループ統一的な事業方針のもと、それぞれの自主性、独自性を尊重した事業運営を行っております。戸建分譲事業においては、各事業会社が販売する住宅の価格帯や仕様が異なるため、多様な顧客ニーズに対して全方位的に対応できる商品群を提供しております。 ⑤ 主要な製品・サービスの内容戸建分譲事業では、「誰もがあたり前に家を買える社会」を実現するために、住宅の一次取得者を主要ターゲットとして、耐震性能や断熱性能などに優れた住宅を、お買い求めしやすい適正な価格で提供しております。また、住宅を購入して頂いたお客様に対しては、定期的なメンテナンスを行うことにより、住宅の性能を維持し、長く安心して快適に暮らして頂けるようなサービスも提供しております。戸建分譲事業以外にも、マンション分譲事業、注文住宅事業、メンテナンス・リフォーム事業や、不動産賃貸事業、住宅設備機器販売事業、ホテル事業など幅広くお客様の人生や日常生活に寄り添う商品・サービスの提供を行っております。 ⑥ その他当連結会計年度においては、雇用・所得環境の改善がみられるなど景気回復への期待感が高まっている一方、長期化するウクライナ情勢や中東情勢に伴う原油調達不安、原材料価格の高騰など、経済環境の先行きに関する不確実性が高まっております。加えて、一部原材料の供給不安により、事業環境が大きく変化する可能性も否定できない状況です。また、住宅販売価格の高止まりや住宅ローン金利の上昇による消費マインドの低下等が住宅需要を抑制する懸念があり、引き続き注視が必要であります。 (4)中期的な経営戦略中核事業である戸建分譲事業は、エリア毎の需給バランスを考慮した上で、利益成長を重視した事業展開を行っていく方針です。また、収益構造を安定化させるために、当社グループの分譲戸建住宅を購入頂いた顧客を対象としたメンテナンス・リフォーム事業の拡大と、戸建賃貸をはじめとする収益不動産事業の拡大を図ると共に、マンション分譲事業や請負工事事業などの業容拡大によって事業ポートフォリオを拡げていく方針です。国内における不動産事業で創出したキャッシュは、今後の成長事業として位置付ける海外事業の拡大や、住宅の安全性能、環境性能、居住性能の向上に加え、施工の省力化に資する研究開発に投資をしていく方針です。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① コア事業の競争力強化雇用・所得環境の改善が進む一方、分譲戸建住宅の販売価格はインフレや建築資材コストの高騰等を背景に上昇傾向にあります。足元では、住宅ローン金利が上昇基調にあり、住宅需要を抑制する懸念があります。加えて、長く続いたデフレ経済からインフレ経済への移行局面にあると捉えております。このような事業環境下において、当社グループの強みであるコスト競争力の更なる強化に加え、ターゲットとなるお客様のニーズの変化を的確に捉え、マーケット・インの発想によって販売戦略の再構築を図ります。戸建分譲事業を展開する主要グループ6社が、それぞれの特長を活かして競争力を高め、当社グループ全体として、市場カバレッジの向上を図ってまいります。 ② 事業ポートフォリオの拡大事業ポートフォリオの分散と収益基盤の強化に向け、メンテナンス・リフォーム事業、収益不動産事業及び海外事業等の拡大に取り組んでまいります。メンテナンス・リフォーム事業については、既に確立されたビジネスモデルのグループ内展開を通じ、ストック型収益の拡大を推進してまいります。収益不動産事業及び戸建賃貸事業については、資本効率を踏まえ計画的に推進し、収益基盤の強化を図ってまいります。また、海外事業については、主に経済成長が見込まれるASEAN諸国及び市場規模の大きい北米において、事業機会の検討を進めてまいります。 ③ 事業環境変化に対する耐性の強化(財務基盤の安定性確保)原材料価格の高騰や一部原材料の供給不安、地政学的リスク等に起因するサプライチェーンへの影響は、政府主導により安定化が図られているものの、引き続き注視すべき事業上のリスクであると認識しております。当社グループは、事業環境の急変や原材料調達難が生じた場合であっても、事業活動の継続に支障を来さない財務耐性の確保に従前より計画的に取り組んでまいりました。安全資金の確保については、概ね目標水準に達しており、地政学的リスク等により一時的にサプライチェーンへ影響が及んだ場合においても、安定的かつ継続的に事業を遂行できる財務体制を構築しております。また、戸建分譲事業においては、適正な在庫保有水準の維持を重視し、エリアごとの需給特性や在庫状況を踏まえた機動的な土地仕入・販売を行っております。今後も、事業環境の不確実性に応じた、財務基盤の安定性確保とリスク耐性の維持に努めてまいります。 ④ サステナビリティ経営の推進当社グループは、「誰もがあたり前に」という事業コンセプトのもと、持続可能な社会の実現と企業の持続的成長の両立を重要な経営課題と位置付け、サステナビリティ経営を推進しております。「誰もが安全・快適・健康に暮らせる住環境の実現」と「地球環境保全・クリーンエネルギーへの貢献」を両立させる取組みを進めるとともに、健康経営の推進を通じて、働きがいのある職場環境の整備と人的資本の強化に取り組んでまいります。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)関係会社株式及び関係会社貸付金の評価(RFPグループ)1.当事業年度の財務諸表に計上した金額関係会社株式 3,849百万円関係会社長期貸付金 56,441百万円 当該計上した金額は、子会社であるRFP(BVI)への出資3,849百万円(前事業年度末19,120百万円)です。RFP(BVI)においては子会社15社への間接出資が行われており、当社からRFP(BVI)への直接融資が4,602百万円、Dallesprom(RFP(BVI)の100%子会社)への直接融資が51,839百万円あります。 2.識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 (1)算出方法RFP(BVI)の子会社15社を含む実質価額の回復可能性や融資の回収可能性について、主としてRFPグループ(RFP(BVI)を含む計16社)の将来の事業計画により判定しております。また、RFP(BVI)の実質価額にはRFPグループの超過収益力が加味されており、超過収益力の減少の有無をRFPグループの事業計画に基づく将来キャッシュ・フロー及び割引率等に基づいて判定しております。当事業年度におきましては、RFP(BVI)の関係会社株式について実質価額3,849百万円まで減額しております。 (2)主要な仮定RFP(BVI)の実質価額及びその回復可能性の判断に用いた主要な仮定は、RFPグループにおける販売計画、生産価格、設備投資計画、為替相場及び割引率等であります。将来の販売計画、生産計画、設備投資計画、為替相場及び割引率等の見積りについては不確実性を伴い、将来の市況に関する経営者の判断を伴うものであります。これらの主要な仮定の詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 5.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断 のれんの評価」をご参照下さい。 (3)翌事業年度の財務諸表に与える影響主要な仮定である将来の販売計画、生産計画、設備投資計画、為替相場及び割引率等は、見積りの不確実性が高く、将来の事業環境の変化等の影響により見直しが必要となった場合、RFPグループへの出資及び融資の評価に重要な修正を生じさせる可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】特記すべき事項はありません。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は、株主の皆様への利益還元を経営上の重要政策のひとつと位置付け、経営体質の強化と将来のグループ全体としての事業展開を考慮しつつ、累進配当を基本方針とし、業績に連動した株主還元を行っております。利益配分につきましては、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。当事業年度の配当につきましては、上記方針に基づき、中間配当として1株当たり55円(うち「大阪・関西万博」出展記念配当10円)を実施しており、期末配当を1株当たり45円として実施することを2026年6月25日開催予定の定時株主総会で決議する予定であります。なお、「大阪・関西万博」出展記念配当につきましては、累進配当の対象外としております。また、内部留保資金につきましては、グループ全体の更なる成長に向けた事業基盤強化のために活用していく予定であります。当社は、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる」旨を定款に定めております。なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たりの配当額(円)2025年11月11日取締役会15,198552026年6月25日定時株主総会(予定)12,43445
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100YID4)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E27759)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

飯田グループホールディングス株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
3291です。上場市場は東証プライム、業種は不動産業。
3291(飯田グループホールディングス株式会社)のEDINETコードは?
E27759です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
3291(飯田グループホールディングス株式会社)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 西野 弘です(有価証券報告書の表紙記載)。
3291(飯田グループホールディングス株式会社)の本社所在地は?
東京都武蔵野市西久保一丁目2番11号です。
3291(飯田グループホールディングス株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
EY新日本有限責任監査法人です。
3291(飯田グループホールディングス株式会社)の筆頭株主は?
飯田興産株式会社で、保有比率は約19.2%です(2026-03-31基準)。
3291(飯田グループホールディングス株式会社)の発行済株式数は?
有報(2026-03-31基準)で280,379,057株です(発行済株式総数)。うち自己株が4,048,800株、市場で流通する浮動株は98,881,491株です。
3291(飯田グループホールディングス株式会社)の株主数は?
2026-03-31基準で26,413名です。上位10名で64.2%を保有します、浮動株比率は35.8%。
3291(飯田グループホールディングス株式会社)の決算期は?
3月期です(上場市場は東証プライム)。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E27759)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。