会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産は、会社が持つ資産の合計だ(現金・売掛金・在庫・設備・のれん等)。事業の規模感を表すが、大きさそのものより「中身」と「効率」で読む。同じ総資産でも、現金や稼ぐ設備が多いか、回収不確かな資産やのれんが多いかで意味がまるで違う。
バリュー投資で総資産を見るのは、ROA(純利益÷総資産)や総資産回転(売上÷総資産)の土台だからだ。少ない資産で多くの利益・売上を生む会社は資本効率が高い。資産を膨らませないと稼げない会社より、軽い事業モデルが好まれることが多い。
総資産=純資産+負債。資産をどう賄っているか(自己資本か借入か)は自己資本比率で見る。総資産が大きくても、その多くが借入で賄われていれば、財務の余力は小さい。
いまJINGIがカバーする銘柄の中で総資産の規模が大きい一社が 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)。総資産は4,317,315億円。大きさより、少ない資産で多く稼げているか(ROA・回転)で読む。
ほかに総資産の規模が大きい例:トヨタ自動車株式会社(1,055,223億円)、ソフトバンクグループ株式会社(607,495億円)。
選抜は総資産が大きい順=規模が大きい例で、銘柄の優劣や投資判断を示すものではない。カバー銘柄や決算の更新に応じて自動で入れ替わる。数値は事実である。
総資産が大きい=優れている、ではない。資産を積み上げないと稼げない事業は、資本効率で見劣りすることがある。規模と効率は別。
資産の中身(現金か・のれんか・含み損か)を見ないと、額面が実態とずれる。総資産の質で安全域は変わる。
総資産は「事業の規模感」を示す事実であって、投資判断の信号ではない。効率(ROA・回転)と中身の質で読む。