市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
浮動株時価は、発行済株式のうち市場で実際に売買される部分(浮動株)だけを時価総額に換算したものだ。大株主・自己株・持ち合いなど、通常は市場に出てこない株を除く。
表向きの時価総額が大きくても、大株主が大半を握っていれば、実際に流通する株の価値は小さいことがある。浮動株時価は、その"市場で動く分"の規模を映す。
バリュー投資で浮動株時価を見るのは、需給で株価が振れやすいかを測るためだ。浮動株時価が小さいほど、少額の資金流入・流出で株価が大きく動きやすい。
浮動株の定義(誰を"固定株主"と見るか)で数字は変わる。あくまで近似で、厳密な流通量ではない。
浮動株時価が小さい=割安ではない。規模と需給の振れやすさを語るだけで、価値の判断ではない。
指数への組入れや大株主の売却で浮動株は変わりうる。静的な数字として固定視しない。