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株式会社クレオ
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ROIC96位
52.7%
投下資本利益率
ROE(実績)1426位
10.7%
有報 報告値
営業利益率1426位
8.2%
営業益 11.9億
自己資本比率780位
73.4%
借入金ゼロ
EPS(実績)
104.3
26/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプキャッシュリッチ×高自己資本の堅実型

解析準備中。

✓ 無借金✓ 実質キャッシュ超過61.3億(価格未投入)✓ 自己資本比率73.4%✓ 営業増益>増収(+5.7%>+0.3%)✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.77x)

無借金。有利子負債0・現金61.3億

実質キャッシュ超過61.3億(価格未投入)。時価総額比は株価入力後に確定(DEC-008 価格入力型)

営業増益>増収(+5.7%>+0.3%)。利益成長が売上成長を上回る

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.77x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/03期・単年)

損益(PL)
売上高
145.7
前年比 +0.3%
営業利益
11.9
前年比 +5.7%
経常利益
12.1
前年比 +4.6%
純利益
8.1
前年比 +15.9%
財政状態(BS)
総資産
105.5
前年比 +5.6%
純資産
77.4
前年比 +5.6%
現金
61.3
前年比 +9.0%
有利子負債
0.0
キャッシュフロー(CF)
営業CF
13.4
前年比 +38.0%
投資CF
-4.3
財務CF
-4.1
フリーCF
13.2
前年比 +38.3%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
売上高(百万)14,78414,68914,35114,52114,569
営業利益(百万)1,1301,194
経常利益(百万)1,1079111,1001,1541,207
純利益(百万)657487717696807
EPS(円)80.361.090.389.2104.3
1株配当(円)39.040.050.051.055.0
営業利益率(%)7.88.2
ROE(%)9.67.010.19.510.7
自己資本比率(%)71.670.872.573.473.4

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
総資産(百万)9,7779,74810,0579,99210,554
純資産(百万)6,9976,9047,2967,3347,742
流動資産(百万)8,4998,889
流動負債(百万)2,3892,512
現金(百万)4,3173,9105,5845,6216,128
有利子負債(百万)0
ネットキャッシュ(百万)6,128
BPS(円)854.6869.0917.8947.9999.9
自己資本比率(%)71.670.872.573.473.4
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0323/0324/0325/0326/03
営業CF(百万)1,1105152,1749721,341
投資CF(百万)-389-350-172-278-426
財務CF(百万)-330-571-329-656-407
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億50億100億150億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 売上高 148億 ・ 純利益 7億23/03 ・ 売上高 147億 ・ 純利益 5億24/03 ・ 売上高 144億 ・ 純利益 7億25/03 ・ 売上高 145億 ・ 純利益 7億26/03 ・ 売上高 146億 ・ 純利益 8億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%10%20%30% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 4.4%23/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 3.3%24/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 5.0%25/03 ・ 粗利率 24.5% ・ 営業利益率 7.8% ・ 純利益率 4.8%26/03 ・ 粗利率 25.2% ・ 営業利益率 8.2% ・ 純利益率 5.5%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%20%40%60% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ROE 9.6% ・ ROA 6.7% ・ ROIC —23/03 ・ ROE 7.0% ・ ROA 5.0% ・ ROIC —24/03 ・ ROE 10.1% ・ ROA 7.1% ・ ROIC —25/03 ・ ROE 9.5% ・ ROA 7.0% ・ ROIC 42.9%26/03 ・ ROE 10.7% ・ ROA 7.6% ・ ROIC 52.7%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-10億0億10億20億30億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF 11億 ・ 投資CF -4億 ・ 財務CF -3億23/03 ・ 営業CF 5億 ・ 投資CF -4億 ・ 財務CF -6億24/03 ・ 営業CF 22億 ・ 投資CF -2億 ・ 財務CF -3億25/03 ・ 営業CF 10億 ・ 投資CF -3億 ・ 財務CF -7億26/03 ・ 営業CF 13億 ・ 投資CF -4億 ・ 財務CF -4億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
0億5億10億15億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ フリーCF —23/03 ・ フリーCF —24/03 ・ フリーCF —25/03 ・ フリーCF 10億26/03 ・ フリーCF 13億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億1億2億3億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —23/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —24/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —25/03 ・ 設備投資 0億 ・ 減価償却 2億26/03 ・ 設備投資 0億 ・ 減価償却 2億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
0倍1倍2倍3倍4倍 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF/純利益 1.69倍23/03 ・ 営業CF/純利益 1.06倍24/03 ・ 営業CF/純利益 3.03倍25/03 ・ 営業CF/純利益 1.40倍26/03 ・ 営業CF/純利益 1.66倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円50円100円150円 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ EPS ¥8023/03 ・ EPS ¥6124/03 ・ EPS ¥9025/03 ・ EPS ¥8926/03 ・ EPS ¥104
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円20円40円60円0%20%40%60%80% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 1株配当 ¥39 ・ 配当性向 48.6%23/03 ・ 1株配当 ¥40 ・ 配当性向 65.6%24/03 ・ 1株配当 ¥50 ・ 配当性向 55.4%25/03 ・ 1株配当 ¥51 ・ 配当性向 57.2%26/03 ・ 1株配当 ¥55 ・ 配当性向 52.7%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億50億100億150億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 総資産 98億 ・ 純資産 70億23/03 ・ 総資産 97億 ・ 純資産 69億24/03 ・ 総資産 101億 ・ 純資産 73億25/03 ・ 総資産 100億 ・ 純資産 73億26/03 ・ 総資産 106億 ・ 純資産 77億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円500円1,000円0%20%40%60%80% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ BPS ¥855 ・ 自己資本比率 71.6%23/03 ・ BPS ¥869 ・ 自己資本比率 70.8%24/03 ・ BPS ¥918 ・ 自己資本比率 72.5%25/03 ・ BPS ¥948 ・ 自己資本比率 73.4%26/03 ・ BPS ¥1,000 ・ 自己資本比率 73.4%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億50億100億0%100%200%300%400% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —23/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —24/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —25/03 ・ 流動資産 85億 ・ 流動負債 24億 ・ 流動比率 355.8%26/03 ・ 流動資産 89億 ・ 流動負債 25億 ・ 流動比率 353.9%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億20億40億60億80億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 現金 43億 ・ 有利子負債 —23/03 ・ 現金 39億 ・ 有利子負債 —24/03 ・ 現金 56億 ・ 有利子負債 —25/03 ・ 現金 56億 ・ 有利子負債 —26/03 ・ 現金 61億 ・ 有利子負債 0億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
0億20億40億60億80億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ネットキャッシュ 43億23/03 ・ ネットキャッシュ 39億24/03 ・ ネットキャッシュ 56億25/03 ・ ネットキャッシュ 56億26/03 ・ ネットキャッシュ 61億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
純利益率(%)4.43.35.04.85.5
ROE(%)9.67.010.19.510.7
ROA(%)6.75.07.17.07.7
総資産回転(回)1.511.511.431.451.38
営業CF率(%)7.53.515.26.79.2
営業CF/純益(倍)1.691.063.031.401.66
配当性向(%)48.665.655.457.252.7
売上 前年比(%)-0.6-2.31.20.3
純資産 前年比(%)-1.35.70.55.6
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

22/03
¥39.0
23/03
¥40.0
24/03
¥50.0
25/03
¥51.0
26/03
¥55.0
配当性向 52.7%・連続増配 4年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
13.2
ROIC96位
52.7%
粗利率
25.2%
アクルーアル比率
-5.2%
売上CAGR
-0.4%
EPS CAGR
6.8%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
5.5%
ROA
7.7%
総資産回転
1.38
実効税率
28.7%
現金変換(CFO/営業益)
1.12
CFO/純益(平均)
1.77
累計営業CF
61.1
FCFマージン
9.0%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.10
BPS CAGR
4.0%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
3.54
純負債/EBITDA
-4.26
インタレストカバレッジ
債務返済年数
配当性向
52.7%
連続増配
4
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化売上成長EPS成長 50
ROIC
77
営業利益率
51
純利益率
51
粗利率
45
ROE
51
ROA
54
FCFマージン
52
自己資本比率
59
流動比率
53
純負債/EBITDA
54
アクルーアル比率
53
現金変換(営業CF/純益)
50
売上CAGR
44
EPS CAGR
49
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
—億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.0億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.0%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
36.1%
発行済−上位10−自己株
支配株主
アマノ株式会社
32.6% 保有
自己株式
5.48%
470,300株 ・簿価9.3億
大株主比率
1. アマノ株式会社32.6%
2. LINEヤフー株式会社13.6%
3. 株式会社日本カストディ銀行(信託E口)4.6%
4. クレオ従業員持株会3.3%
5. 和田 正次1.9%
6. 椎名 敬一1.8%
7. 丸田 稔1.3%
8. 明治安田生命保険相互会社1.2%
9. BBH(LUX) FOR MUFG GLOBAL FUND SICAV - MUFG JAPAN EQUITY SMALL CAP FUND(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.8%
10. 呉 春毅0.7%
上位10で 61.8%・発行済 8,585,000株・自己株 470,300株・浮動株 3,101,700株・株主 3,958名。所有者別(単元): 外国人 2.3% / 機関 7.8% / 個人 44.5%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率
政策保有株式(簿価合計)22.0百万円(4銘柄)
役員報酬総額 / 役員数151.0百万円 / 8名
平均年間給与(提出会社)584万円(前期比 +1.1%)
従業員数(連結)1,167名
監査報酬 / 非監査報酬26.0百万円 / —
平均勤続年数14.3年
女性管理職比率9.8%
従業員1人当たり売上12.5百万円
従業員1人当たり営業利益1.0百万円
政策保有株式の対純資産比28.4%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長 COO 二宮 桐人
本社所在地東京都品川区東品川四丁目10番27号
決算期3月
従業員数(連結)1,167名
EDINETコードE04849

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/03期末 基準・8,585,000株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社と事業を営む連結子会社3社及びその他の関係会社1社により構成されております。 事業内容と各社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 なお、次の4事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。セグメント事業内容当期の担当事業体ソリューションサービス事業※人事給与・会計ソリューション「ZeeM」をはじめとするソリューションサービスを提供。クラウド事業本部エンタープライズDX事業本部ビジネス・アクセラレーション事業本部受託開発事業※富士通グループ、アマノ株式会社をはじめとする大手企業に対して、システム受託開発サービスを提供。システム開発事業本部プロダクト開発事業本部システム運用・サービス事業主に国内大手ポータルサイト事業者に対してシステム開発・保守・運用サービスを提供。株式会社ココトサポートサービス事業※ヘルプデスク、テクニカルサポートを中心としたサポート&サービス及びコンタクトセンターサービスを提供。株式会社ブライエ株式会社アダムスコミュニケーション※ ソリューションサービス事業、受託開発事業及びサポートサービス事業には、その他の関係会社であるアマノ㈱の取引が含まれております。 以上、述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】1.報告セグメントの概要当社グループは、製品・サービス別に区分し、各事業会社単位に取り扱う製品・サービスの包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。 セグメント名称主要な事業の内容 ソリューションサービス事業 人事給与・会計ソリューション「ZeeM」をはじめとするソリューションサービスを提供 受託開発事業 富士通グループ、アマノ株式会社をはじめとする大手企業に対して、システム受託開発サービスを提供 システム運用・サービス事業 主に国内大手ポータルサイト事業者に対してシステム開発・保守・運用サービスを提供 サポートサービス事業 ヘルプデスク、テクニカルサポートを中心としたサポート&サービス及びコンタクトセンターサービスを提供 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。 報告セグメントの利益は営業利益ベースの数値であります。 セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) ソリューションサービス事業受託開発事業システム運用・サービス事業サポートサービス事業合計売上高 外部顧客への売上高5,0583,0392,0334,39014,521セグメント間の内部売上高又は振替高53356449544計5,0633,0722,0894,83915,065セグメント利益9035563103202,091セグメント資産1,4808531,2042,3575,895セグメント負債8113133467112,182その他の項目 減価償却費210439226減損損失84---84ソフトウエア評価損-----投資有価証券評価損-----有形固定資産及び無形固定資産の増加額2395212259 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) ソリューションサービス事業受託開発事業システム運用・サービス事業サポートサービス事業合計売上高 外部顧客への売上高5,3422,7862,1654,27514,569セグメント間の内部売上高又は振替高41750449521計5,3462,8042,2154,72415,091セグメント利益1,0195533092752,157セグメント資産1,6708731,2142,3236,082セグメント負債8374283127012,279その他の項目 減価償却費209939231減損損失-----ソフトウエア評価損25---25投資有価証券評価損-----有形固定資産及び無形固定資産の増加額3856345432 4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項) (単位:百万円) 売上高前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計15,06515,091セグメント間取引消去△544△521連結財務諸表の売上高14,52114,569 (単位:百万円) 利益前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計2,0912,157セグメント間取引消去--全社費用及び利益(注)△960△963連結財務諸表の営業利益1,1301,194(注)全社費用及び利益は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費、経営指導料及び研究開発に付随する収入等であります。 (単位:百万円)資産前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計5,8956,082セグメント間取引消去△708△700全社資産(注)4,8045,173連結財務諸表の資産合計9,99210,554(注)全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金であります。 (単位:百万円)負債前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計2,1822,279セグメント間取引消去△86△78全社負債(注)561611連結財務諸表の負債合計2,6582,812(注)全社負債は、主に報告セグメントに帰属しない未払金であります。 (単位:百万円)その他の項目報告セグメント計調整額連結財務諸表計上額前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度当連結会計年度減価償却費2262312314249245減損損失84---84-ソフトウエア評価損-25---25投資有価証券評価損---47-47有形固定資産及び無形固定資産の増加額259432328291440 【関連情報】前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報 (1)売上高 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:百万円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名アマノ株式会社2,080主にソリューションサービス事業富士通株式会社1,932主に受託開発事業 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報 (1)売上高 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:百万円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名アマノ株式会社2,090主にソリューションサービス事業富士通株式会社1,797主に受託開発事業 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) ソリューションサービス事業受託開発事業システム運用・サービス事業サポートサービス事業全社・消去合計減損損失84----84 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報(単位:百万円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名アマノ株式会社2,080主にソリューションサービス事業富士通株式会社1,932主に受託開発事業
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】 「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載した各事業の特性に起因するリスクとその影響等は以下のとおりです。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の防止及び発生した場合の適切な対処に努めております。当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に与える影響につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、また、以下の記載は当社株式への投資に関するリスクをすべて網羅するものではありませんので、この点にご留意ください。 ・ソリューションサービス事業 ソリューションサービス事業の中核製品である「ZeeM」は法人向け人事給与・会計等のシステム製品のため、商談期間として数ヶ月を要し、製品の特性上システムの導入完了までに数ヶ月から1年以上の期間を要します。さらに近年は案件規模の拡大により商談期間、導入期間がより長期化する傾向があります。 これにより商談成立の成否によって受注実績(金額及び時期)が計画に対して大きく乖離する可能性があり、導入期間が延伸した場合には売上高、利益計上の時期が計画と異なる会計期間になることがあります。 このリスクに対応するため、同事業においてはいわゆる「ストック売上」比率を増加させることによって安定的、平準的な売上及び利益計上を行うことを企図して、ソリューションサービスの収益モデルをサブスクリプション型に移行するなどの取り組みを行っております。 ・受託開発事業 受託開発事業では顧客との間では主に請負契約を締結しています。当該契約の受注時に採算性が見込まれるプロジェクトであっても、新技術仕様での開発であるものや開発進行途中で想定外の仕様変更が発生し、開発工数が当初の見積り以上に増加することなどにより、最終的に案件が高原価化する可能性があります。こうした高原価プロジェクトの発生を抑制するため、一定規模以上の案件に関してPMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)を軸としたプロジェクト管理を実施し、受注時の見積やリスク要因のレビュー、見積精度の向上、開発技術手法の整備により対応しております。 ・システム運用・サービス事業 システム運用・サービス事業の売上高の約66%はLINEヤフー株式会社との取引によるものです。同社が当社の株式を13.6%保有しており、取引開始以来安定したものとなっております。しかし、LINEヤフー株式会社における経営方針や経営状況の変化などにより現在外部委託している業務を内製化に切り替えるなどの可能性があり、その程度によっては同事業の経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 このリスクに対応するため、同事業の取引先をLINEヤフー株式会社以外の企業へ拡大することや受託する業務の種類の多様化、高度化などによりリスクを分散、回避するための取り組みを行っております。 ・サポートサービス事業 サポートサービス事業に従事する従業員の多くは顧客企業、当社グループのオフィス又はコールセンター等に勤務しております。各勤務地は個人情報保護や顧客情報などの各種情報が集積する場所であり、機密情報の漏洩が発生する可能性があります。当社グループで機密漏洩が発生した場合、顧客企業からの業務委託打ち切りや損害賠償請求、顧客の離反等の損失が発生する可能性があります。 また、主要顧客の組織統合等に伴う業務の内製化などにより、特定の顧客からの業務委託が停止・縮小されるリスクがあります。 このリスクに対応するため、当社グループではセキュリティポリシーや個人情報保護方針を設定し、従業員の情報セキュリティ教育を継続することで、情報漏洩防止を徹底しております。さらに特定の顧客からの業務委託が停止された場合に、他の顧客からの業務に円滑に移行できるよう、従業員のスキルアップやリスキリングの取り組みを行うとともに、AI技術を活用した省人化提案による既存顧客の解約防止や新規顧客開拓に平常時より取り組んでおります。 ・人財の獲得及び育成に関するリスク 当社グループが属するITサービス市場においては、DX投資の拡大などを背景にITエンジニアの採用競争が過熱しております。当社グループの成長は、優秀な人財の継続的な確保と育成に大きく依存しており、計画通りの採用が進まない場合や人財の流出が想定を超えた場合、事業の拡大やサービスの品質維持に支障をきたし、業績に影響を及ぼす可能性があります。このリスクに対応するため、当社グループでは「人財」を最重要資産と捉え、働きやすい環境の構築、健康経営の推進、多様な人財の採用・登用促進、デジタル関連研修やリスキリングによる人財育成に注力し、エンゲージメントの向上と人財定着を図っております。
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、地政学リスクや不透明な通商政策の影響を受けつつも、ITサービス市場においては、生産性向上やデジタル化に向けた投資需要が引き続き堅調に推移いたしました。特にHR分野におけるIT投資は、働き方の多様化や人的資本重視の潮流を背景に、強い需要を維持しております。 このような環境の中、当社グループは中期経営計画に基づき、ソリューションサービス事業を成長の柱と位置づけ、ストックビジネスの拡充とグループ総合力の強化に注力してまいりました。また、2026年4月に新設した「DX本部」を中心に、社内DXの推進及び顧客へのDX提供価値の最大化を重点施策として展開しております。 <DX推進の取り組みについて> 当社グループは、持続的な成長と競争力強化に向けたDXを経営の重要戦略として位置づけております。DX認定の取得及び維持に向け、以下の重点施策を軸に、デジタル技術を活用した事業モデルの変革と組織能力の向上を推進しております。1.DXビジョンと戦略の策定 中長期経営ビジョン「VISION2030 持続的成長への変革と創造」のもと、デジタル技術(AIを含む)を活用した新たな提供価値の創出を目指しております。具体的には、「顧客体験の革新・向上」「業務プロセスの効率化」「新たなビジネスモデルの創出」「サイバーセキュリティの徹底」「組織文化の変革」を5大戦略として掲げ、自社製品・サービスを通じた顧客のDX支援と社内DXの双方を加速させてまいります。2.推進体制と人財の強化 2026年4月に新設した専任組織「DX本部」を核として、全社横断的な実行体制を整備いたしました。また、人的資本重視の観点から、全従業員を対象としたデジタル関連研修の実施やスキル保有者比率の向上を図り、DXを牽引する人財の育成と組織文化の変革に注力しております。3.IT基盤・サイバーセキュリティの徹底 DX戦略の基盤となるサイバーセキュリティの徹底を重要課題とし、安全・安心なデジタル環境の構築を推進しております。機密性の高いHR分野の情報を扱う企業として、最新のセキュリティ技術の導入とガバナンス体制の強化を継続的に実施しております。4.DX推進の指標(KPI) 戦略の進捗を測定する重要な指標として、成長事業である「ソリューションサービス事業の売上高」をDX推進の成果指標として位置づけております。加えて、デジタル研修の受講率や高度ITスキル保有者数などの先行指標をモニタリングすることで、投資対効果の可視化と施策の継続的な改善に取り組んでおります。 当連結会計年度における当社グループの状況は、売上高は前年同期比で47百万円増加し、営業利益は前年同期比で64百万円増加いたしました。親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比で1億10百万円増加となりました。 以上の結果、売上高145億69百万円(前年同期比0.3%増)、営業利益11億94百万円(前年同期比5.7%増)、経常利益12億7百万円(前年同期比4.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益8億7百万円(前年同期比15.9%増)となりました。 セグメント別の経営成績は以下のとおりです。 ・ソリューションサービス事業(人事給与・会計ソリューション「ZeeM」をはじめとするソリューションサービスを提供) 主力のZeeMシリーズ等におけるストックサービス(利用料モデル)等が堅調に推移し、収益基盤が安定的に拡大いたしました。 その結果、売上高は53億42百万円(前年同期比5.6%増)、営業利益は10億19百万円(前年同期比12.8%増)となりました。 ・受託開発事業(富士通グループ、アマノ株式会社をはじめとする大手企業に対して、システム受託開発サービスを提供) ソリューションサービス事業への製品開発体制強化を優先したこと及び前期に受注した大型プロジェクトが完了したことによる影響から、減収となりました。一方で、適切なプロジェクト管理により、稼働率が改善しており、利益への影響は限定的となりました。 その結果、売上高は27億86百万円(前年同期比8.3%減)、営業利益は5億53百万円(前年同期比0.6%減)となりました。 ・システム運用・サービス事業(主に国内大手ポータルサイト事業者に対してシステム開発・保守・運用サービスを提供) LINEヤフーグループ等の主要顧客の受注が堅調に推移し、増収となりました。 その結果、売上高は21億65百万円(前年同期比6.5%増)、営業利益は3億9百万円(前年同期比0.1%減)となりました。 ・サポートサービス事業(ヘルプデスク、テクニカルサポートを中心としたサポート&サービス及びコンタクトセンターサービスを提供) 主要顧客における組織統合に伴う業務の内製化の影響を受け、減収減益となりました。 その結果、売上高は42億75百万円(前年同期比2.6%減)、営業利益は2億75百万円(前年同期比14.0%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動で獲得した資金を、無形固定資産の取得、配当金の支払い等で使用した結果、前連結会計年度末と比較して5億6百万円増加し、当連結会計年度末には61億28百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 ・営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動の結果得られた資金は13億41百万円(前年同期は9億72百万円の収入)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益11億32百万円、減価償却費2億45百万円、売上債権及び契約資産の減少額1億57百万円、法人税等の支払額3億96百万円によるものです。 ・投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動の結果使用した資金は4億26百万円(前年同期は2億78百万円の支出)となりました。主な要因は、無形固定資産の取得による支出3億73百万円によるものです。 ・財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動の結果使用した資金は4億7百万円(前年同期は6億56百万円の支出)となりました。主な要因は、配当金の支払額4億12百万円によるものです。 ③ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年 4月 1日至 2026年 3月 31日)前年同期比(%)ソリューションサービス事業(百万円)5,050106.1受託開発事業(百万円)2,77391.2システム運用・サービス事業(百万円)2,179106.2合計(百万円)10,003101.5 (注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。2.サポートサービス事業及びその他事業については、受注生産を行っていないため、生産実績は記載しておりません。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。セグメントの名称受注高(百万円)前年同期比(%)受注残高(百万円)前年同期比(%)ソリューションサービス事業5,240108.61,666112.9受託開発事業2,29566.150651.4システム運用・サービス事業2,109100.045586.6 (注)サポートサービス事業及びその他事業については、受注生産を行っていないため、受注実績は記載しておりません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年 4月 1日至 2026年 3月 31日)前年同期比(%)ソリューションサービス事業(百万円)5,342105.6受託開発事業(百万円)2,78691.7システム運用・サービス事業(百万円)2,165106.5サポートサービス事業(百万円)4,27597.4合計(百万円)14,569100.3 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりです。相手先前連結会計年度(自 2024年 4月 1日至 2025年 3月 31日)当連結会計年度(自 2025年 4月 1日至 2026年 3月 31日)金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)アマノ株式会社2,08014.32,09014.3富士通株式会社1,93213.31,79712.3 (2)経営者の視点による経営成績の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容a.財政状態・流動資産前連結会計年度末に比べ、3億90百万円の増加となりました。これは主として、受取手形、売掛金及び契約資産が減少した一方で、現金及び預金が増加したことによるものです。・固定資産前連結会計年度末に比べ、1億72百万円の増加となりました。これは主として、ソフトウエア及び繰延税金資産が増加したことによるものです。・流動負債前連結会計年度末に比べ、1億22百万円の増加となりました。これは主として、未払金が増加したことに
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針・経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が続く中、ITサービス市場においては、生産性向上や競争力強化を目的としたDX投資が引き続き堅調に推移いたしました。一方で、主要顧客やエンドユーザにおける開発の内製化及びAI化の急速な進展やITエンジニアの採用競争の激化など、事業環境は大きく変化しております。このような環境の中、当社グループは成長事業と位置づける「ソリューションサービス事業」を中心に、ストックビジネスの拡充に注力いたしました。その結果、同事業が牽引し、営業利益は当初予想を上回る結果となりました。 今後の持続的な成長に向けては、トップライン(売上高)のさらなる伸長を図るとともに、グループ間の事業連携をより一層強化していくことが重要課題と認識しております。そのため、2025年4月に「グループ戦略推進室」を新設し、俯瞰的・包括的なグループ戦略の策定や迅速な意思決定を行う体制を整えました。あわせて、営業組織を従来の製品特化型から「クロスセル志向型」へ一本化し、グループの総合力を活かした提案活動を強化しております。また、社内DXとAI活用を強力に推し進めるため、新たに「DX本部」を独立組織として発足させ、自社製品へのAI組み込みや業務プロセスの変革を通じ、DXの「守り」から「攻め」への転換を図っております。 (2)DX(デジタルトランスフォーメーション)方針 当社グループは、DXを重要な経営戦略と位置づけております。2026年4月に新設した「DX本部」を核とした推進体制のもと、以下の5点を重点施策として全社横断的に展開しております。1.顧客体験の革新・向上:自社製品・サービスを通じた顧客のDX支援による提供価値の最大化。2.業務プロセスの効率化:デジタル技術を活用した開発体制や働き方など、社内DXの推進。3.新たなビジネスモデルの創出:AI等の最新技術と自社サービスの連携による新たな価値創造。4.サイバーセキュリティの徹底:DXの基盤となる安全・安心なIT環境の構築とガバナンス強化。5.組織文化の変革:デジタル人財の育成と、変革を恐れない組織風土の醸成。 なお、これらの進捗を測定する重要な指標(KPI)として、成長事業である「ソリューションサービス事業の売上高」を設定しております。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当連結会計年度の実績を踏まえた、セグメントごとの対処すべき課題は以下のとおりです。 ①ソリューションサービス事業 振返り: 当期は主力のZeeMシリーズ等におけるストックサービス(利用料モデル)等が堅調に推移し、収益基盤が安定的に拡大いたしました。 対処すべき課題: この成長を加速させるため、HRテック周辺サービスへの投資継続と、アマノ株式会社をはじめとするパートナー企業との共創強化によるクロスセルの加速が最優先課題となります。また、高収益維持のための徹底した不採算プロジェクト抑制を継続してまいります。 ②受託開発事業 振返り: ソリューションサービス事業への製品開発体制強化を優先したこと及び前期に受注した大型プロジェクトが完了したことによる影響から、減収となりました。一方で、適切なプロジェクト管理により、稼働率が改善しており、利益への影響は限定的となりました。 対処すべき課題: 減収影響を補うため、モダナイゼーションやクラウド移行支援など、時流に即した高付加価値領域へのシフトと、新規チャネルの開拓による案件獲得が課題となります。 ③システム運用・サービス事業 振返り: LINEヤフーグループ等の主要顧客の受注が堅調に推移し、増収となりました。 対処すべき課題: 既存顧客への安定提供を維持しつつ、主要顧客内でのAI領域等へのサービス範囲拡大が課題となります。また、拠点移転費用等のコスト増を吸収するための、業務効率化と付加価値向上が不可欠となります。 ④サポートサービス事業 振返り: 主要顧客における組織統合に伴う業務の内製化の影響を受け、減収減益となりました。 対処すべき課題: 早期の業績回復に向け、AI技術を活用した省人化提案による既存顧客の解約防止と、特定顧客に依存しない営業機能の立ち上げ及び新規顧客開拓が喫緊の課題となります。 ⑤財務上の課題(株主還元) 方針: 連結配当性向40%超を基本方針とし、当期は1株当たり55円の配当(前期比4円増配)を実施いたしました。 対処すべき課題: 持続的成長のための投資枠を確保しつつ、自己株式取得を含む機動的な株主還元を継続し、資本効率の向上を図ることが課題となります。
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】関連当事者との取引連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引1.連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(百万円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(百万円)科目期末残高(百万円)主要株主アマノ株式会社横浜市港北区18,239時間情報システム事業環境関連システム事業(被所有)直接32.8情報処理システムの開発及び関連サービスの提供業務提供料2,080売掛金294(注)取引条件及び取引条件の決定方針等当社グループの受託開発価格その他の取引条件については、当社と関係を有しない他の当事者と同様の条件によっております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(百万円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(百万円)科目期末残高(百万円)主要株主アマノ株式会社横浜市港北区18,239時間情報システム事業環境関連システム事業(被所有)直接32.8情報処理システムの開発及び関連サービスの提供業務提供料2,090売掛金217(注)取引条件及び取引条件の決定方針等当社グループの受託開発価格その他の取引条件については、当社と関係を有しない他の当事者と同様の条件によっております。 2.連結財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び連結財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等前連結会計年度(自2024年4月1日 至2025年3月31日)種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(百万円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(百万円)科目期末残高(百万円)主要株主LINEヤフー株式会社東京都千代田区250,128イーコマース事業、会員サービス事業、インターネット上の広告事業等(被所有)直接13.6システム開発業務の受託等システム開発業務の受託1,408売掛金129(注)取引条件及び取引条件の決定方針等当社グループの受託開発価格その他の取引条件については、当社と関係を有しない他の当事者と同様の条件によっております。 当連結会計年度(自2025年4月1日 至2026年3月31日)種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(百万円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(百万円)科目期末残高(百万円)主要株主LINEヤフー株式会社東京都千代田区252,134イーコマース事業、会員サービス事業、インターネット上の広告事業等(被所有)直接13.6システム開発業務の受託等システム開発業務の受託1,437売掛金130(注)取引条件及び取引条件の決定方針等当社グループの受託開発価格その他の取引条件については、当社と関係を有しない他の当事者と同様の条件によっております。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)会計上の見積りにより当連結会計年度に係る連結財務諸表にその額を計上した項目であって、翌連結会計年度に係る連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があるものは、次のとおりであります。 (1) 仕掛品(単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度仕掛品114132当社グループにおいては「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号 2019年7月4日)に基づき評価を実施しております。評価にあたり、ソフトウエア開発及びサービス提供の受託における各案件の見積り原価には、重要な不確実性が含まれると判断しております。受託した各案件の進行状況の変化により見積り原価が増大化し、顧客との契約による販売価格を超過して損失が予想される場合には、予想される損失額のうち仕掛品の帳簿価額以下の額については、帳簿価額を切り下げて評価損を計上する可能性があり、さらに予想される損失額のうち帳簿価額を超過する額については、損失を追加計上する可能性があります。 (2) ソフトウエア、ソフトウエア仮勘定(単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度ソフトウエア354481ソフトウエア仮勘定139163ソフトウエア評価損-25減損損失84-当社グループにおいては、「固定資産の減損に係る会計基準」(企業会計審議会 2002年8月9日)及び「研究開発費等に係る会計基準」(企業会計審議会 1998年3月13日)に基づき、減損処理の要否を検討しております。減損処理の要否の検討にあたり、割引前将来キャッシュ・フローの見積りには、重要な不確実性が含まれると判断しております。減損損失の判定を行う事業単位において、損益状況の悪化や事業内容の変化によって減損処理が必要となる状況が生じた場合には、減損損失の計上が必要となる可能性があります。 (3) 売上高(単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度売上高(注)422376(注)当連結会計年度末において進捗中のプロジェクトにつき、売上高に計上した金額であります。当社グループにおいては、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等に基づき、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識しております。当社グループが顧客との契約により他に転用できない財又はサービスを提供する場合において、その作業の完了に長期間を要する場合には、作業の進捗度に応じて収益を認識しており、受注総額、プロジェクト原価総額及び当連結会計年度末における進捗度を合理的に見積る必要があります。各プロジェクトで要員管理・進捗管理・予算管理を行っておりますが、予期し得ない不具合の発生等により、開発工数が大幅に増加し、不採算プロジェクトが発生するような場合には、売上原価が増加することによって当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】該当事項はありません。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は株主の皆様への剰余金処分を経営の重要な政策の一つとして考えております。配当に関しては長期的な視点に立ち、連結業績に応じた安定的な利益の配分を基本方針としております。 また、株主の皆様への長期的な利益還元を更に充実させるため、連結配当性向40%超を目標としております。 当社は、中間配当と期末配当の年2回の利益剰余金の配当を行うことができ、配当の決定機関は、中間配当と期末配当ともに取締役会となっております。なお、配当につきましては、「会社法第459条第1項の規定に基づき、取締役会の決議をもって剰余金の配当等を行うことができる。」「中間配当は毎年9月30日を基準日、期末配当は毎年3月31日を基準日として、配当を行うことができる。」旨を定款で定めております。 これらの方針に基づき、当事業年度の期末配当金につきましては、1株当たり55円(中間配当は1株当たり0円)となります。 決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2026年5月8日44655取締役会今後は同配当水準を継続し、当社の連結業績に応じて段階的な引き上げも視野にいれております。
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100YGVQ)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E04849)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

株式会社クレオの証券コード(銘柄コード)は?
9698です。
9698(株式会社クレオ)のEDINETコードは?
E04849です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
9698(株式会社クレオ)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 COO 二宮 桐人です(有価証券報告書の表紙記載)。
9698(株式会社クレオ)の本社所在地は?
東京都品川区東品川四丁目10番27号です。
9698(株式会社クレオ)の監査法人(会計監査人)は?
監査法人ナカチです。
9698(株式会社クレオ)の筆頭株主は?
アマノ株式会社で、保有比率は約32.6%です(2026-03-31基準)。
9698(株式会社クレオ)の発行済株式数は?
有報(2026-03-31基準)で8,585,000株です(発行済株式総数)。うち自己株が470,300株、市場で流通する浮動株は3,101,700株です。
9698(株式会社クレオ)の株主数は?
2026-03-31基準で3,958名です。上位10名で61.8%を保有し、浮動株比率は36.1%です。
9698(株式会社クレオ)の決算期は?
3月期です。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E04849)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。