8595東証プライム証券、商品先物取引業
ジャフコ グループ株式会社
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ROIC
%
投下資本利益率
ROE(実績)2842位
4.8%
有報 報告値
営業利益率155位
25.9%
営業益 56.1億
自己資本比率195位
85.0%
EPS(実績)
123.7
26/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプキャッシュリッチ×高自己資本の堅実型

解析準備中。

✓ 自己資本比率85.0%✓ 営業利益率25.94%
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JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/03期・単年)

損益(PL)
売上高
216.2
前年比 -27.2%
営業利益
56.1
前年比 -55.2%
経常利益
59.0
前年比 -55.3%
純利益
65.8
前年比 -31.3%
財政状態(BS)
総資産
1,578.6
前年比 -7.1%
純資産
1,341.1
前年比 -5.0%
現金
611.8
前年比 -15.6%
有利子負債
151.5
前年比 -0.2%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
55.9
前年比 -46.5%
投資CF
38.5
前年比 +999%超
財務CF
-116.1
フリーCF
55.9
前年比 -46.4%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
売上高(百万)27,67714,07324,44329,68521,619
営業利益(百万)16,876-4,4148,17512,5205,607
経常利益(百万)18,360-3,0488,82213,2055,905
純利益(百万)15,08040,5717,4949,5766,576
EPS(円)192.5586.9137.6175.6123.7
1株配当(円)51.0150.069.088.0133.0
営業利益率(%)61.0-31.433.542.225.9
ROE(%)7.324.75.66.94.8
自己資本比率(%)84.781.883.183.085.0

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
総資産(百万)233,024159,847165,540169,970157,856
純資産(百万)197,390130,745137,639141,126134,113
流動資産(百万)134,407156,079160,489157,449120,472
流動負債(百万)4,56325,6786,5664,8121,679
現金(百万)52,60369,48167,60672,48661,183
有利子負債(百万)18314915,11515,18315,149
BPS(円)2,769.22,404.12,526.32,586.32,548.7
自己資本比率(%)84.781.883.183.085.0
現金は日銀当預など規制・決済のための資産で余剰資金ではなく、調達の本体は預金で有利子負債に含まれません。ネットキャッシュ・ROIC・ネットデット倍率は非金融の資本構造を前提にした定義のため、当てはめると誤りになるので算定していません(有利子負債の額そのものは掲載しています)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0323/0324/0325/0326/03
営業CF(百万)-12,958-7,245-9,57010,4425,587
投資CF(百万)74869,640-1001343,846
財務CF(百万)-43,474-46,2256,836-5,447-11,613
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2026-03期・細目まで)

貸借対照表 43項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金61,18366,095
営業投資有価証券64,562103,123
未収収益76191
その他の資産で1年内に現金化できると認められるもの
未収入金3,286956
その他302173
流動資産120,472157,449
固定資産
有形固定資産
建物及び暖房、照明、通風等の附属設備
建物(純額)7689
減価償却累計額-207-185
有形固定資産94115
無形固定資産
ソフトウエア2916
無形固定資産2916
投資その他の資産
関係会社株式その他流動資産に属しない有価証券
投資有価証券36,4502,897
関係会社株式382,731
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
その他770621
投資その他の資産37,2606,250
固定資産37,3846,382
資産157,856163,832
負債の部
流動負債
引当金
賞与引当金193211
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払金582542
未払法人税等2763,615
預り金4237
その他の負債で1年内に支払又は返済されると認められるもの
1年内返済予定の長期借入金13434
その他394309
流動負債1,6794,812
固定負債
社債
転換社債型新株予約権付社債15,00015,000
長期借入金
長期借入金15149
引当金
退職給付引当金333335
その他の負債で流動負債に属しないもの
繰延税金負債6,6735,952
その他4242
固定負債22,06421,479
負債23,74326,292
純資産の部
株主資本
資本金33,25133,251
資本剰余金
資本準備金32,80632,806
資本剰余金32,80632,806
利益剰余金
利益準備金1,4351,435
その他利益剰余金
繰越利益剰余金51,91156,384
利益剰余金53,34757,820
自己株式-4,031-3,664
株主資本115,373120,213
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金18,73917,327
評価・換算差額等18,73917,327
純資産134,113137,540
負債純資産157,856163,832
損益計算書 46項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高21,61928,192
営業活動による収益の内訳
その他の売上高718
金融収益
営業投資有価証券売上高17,97323,382
投資事業組合管理収入3,6394,791
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価11,04112,344
営業活動による費用・売上原価の内訳
その他の原価1,1061,504
金融費用
営業投資有価証券売上原価9,93410,840
販売費及び一般管理費
役員報酬237220
福利厚生費236228
租税公課492578
減価償却費3757
退職給付費用6251
従業員給料1,4471,476
従業員賞与426403
不動産関連費177190
販売費及び一般管理費4,0424,095
売上総利益又は売上総損失(△)10,57815,847
差引売上総利益又は差引売上総損失(△)9,64916,162
販売費及び一般管理費
役員報酬237220
福利厚生費236228
租税公課492578
減価償却費3757
退職給付費用6251
従業員給料1,4471,476
従業員賞与426403
不動産関連費177190
販売費及び一般管理費4,0424,095
営業利益又は営業損失(△)5,60712,066
営業外収益
雑収入2847
営業外収益2,6631,367
営業外費用
支払利息101
為替差損220252
雑損失5929
営業外費用2,365283
経常利益又は経常損失(△)5,90513,151
特別利益
投資有価証券売却益2,143
子会社株式売却益350
特別利益2,493
特別損失
子会社株式売却損163
特別損失163
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)8,23413,151
法人税等1,6583,519
法人税、住民税及び事業税1,5873,732
法人税等調整額70-213
当期純利益又は当期純損失(△)6,5769,632
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△)6,5769,632
キャッシュ・フロー計算書 37項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
小計7,830
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)8,23413,151
減価償却費37
受取利息及び受取配当金-2,634
支払利息10
為替差損益(△は益)-20
投資有価証券売却損益(△は益)-2,143
株式報酬費用147
賞与引当金の増減額(△は減少)-17
退職給付引当金の増減額(△は減少)-2
投資損失引当金の増減額(△は減少)751
子会社株式売却損益(△は益)-186
未収入金の増減額(△は増加)-2,637
営業投資有価証券の増減額(△は増加)3,550
その他494
利息及び配当金の受取額2,633
利息の支払額-8
法人税等の支払額-4,886
法人税等の還付額18
営業活動によるキャッシュ・フロー5,587
投資活動によるキャッシュ・フロー
利息及び配当金の受取額2,633
有形固定資産の取得による支出-2
投資有価証券の売却による収入2,770
無形固定資産の取得による支出-21
子会社株式の売却による収入1,352
短期貸付けによる支出-50
短期貸付金の回収による収入50
長期貸付けによる支出-28
長期貸付金の回収による収入50
投資活動によるキャッシュ・フロー3,846
財務活動によるキャッシュ・フロー
利息の支払額-8
長期借入金の返済による支出-34
自己株式の取得による支出-5,012
配当金の支払額-6,567
財務活動によるキャッシュ・フロー-11,613
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)-2,179
現金及び現金同等物の残高61,18366,095
この会社だけの項目 17件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(注記の本文 5件は含みません)
項目当期前期
役員臨時報酬引当金繰入5458
役員臨時報酬引当金5561
平均年間給与の対前事業年度増減率0
器具及び備品(純額)1825
役員臨時報酬引当金の増減額(△は減少)-5
投資有価証券への振替に伴う現金及び現金同等物の増減額-2,732
有価証券利息配当金2,6011,218
預金利息3366
投資損失引当金-8,940-13,090
他社ファンド運用損2,073
他社ファンド運用損益(△は益)2,073
その他(流動資産)72165
他社ファンドへの払込による支出-772
他社ファンドの分配による収入498
投資損失引当金繰入額(△戻入額)751-311
部分純資産直入法に基づく営業投資有価証券評価損(△戻入益)177-2
部分純資産直入法に基づく営業投資有価証券評価損(△は戻入益)177
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 一般商工業)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億200億400億600億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 売上高 277億 ・ 純利益 151億23/03 ・ 売上高 141億 ・ 純利益 406億24/03 ・ 売上高 244億 ・ 純利益 75億25/03 ・ 売上高 297億 ・ 純利益 96億26/03 ・ 売上高 216億 ・ 純利益 66億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
-100%0%100%200%300% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 粗利率 68.4% ・ 営業利益率 61.0% ・ 純利益率 54.5%23/03 ・ 粗利率 47.8% ・ 営業利益率 -31.4% ・ 純利益率 288.3%24/03 ・ 粗利率 49.9% ・ 営業利益率 33.5% ・ 純利益率 30.7%25/03 ・ 粗利率 53.4% ・ 営業利益率 42.2% ・ 純利益率 32.3%26/03 ・ 粗利率 48.9% ・ 営業利益率 25.9% ・ 純利益率 30.4%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
-10%0%10%20%30% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ROE 7.3% ・ ROA 6.5% ・ ROIC 9.5%23/03 ・ ROE 24.7% ・ ROA 25.4% ・ ROIC -4.8%24/03 ・ ROE 5.6% ・ ROA 4.5% ・ ROIC 8.2%25/03 ・ ROE 6.9% ・ ROA 5.6% ・ ROIC 10.9%26/03 ・ ROE 4.8% ・ ROA 4.2% ・ ROIC 5.1%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-500億0億500億1,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF -130億 ・ 投資CF 7億 ・ 財務CF -435億23/03 ・ 営業CF -72億 ・ 投資CF 696億 ・ 財務CF -462億24/03 ・ 営業CF -96億 ・ 投資CF -1億 ・ 財務CF 68億25/03 ・ 営業CF 104億 ・ 投資CF 1億 ・ 財務CF -54億26/03 ・ 営業CF 56億 ・ 投資CF 38億 ・ 財務CF -116億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
-200億-100億0億100億200億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ フリーCF -130億23/03 ・ フリーCF -73億24/03 ・ フリーCF -99億25/03 ・ フリーCF 104億26/03 ・ フリーCF 56億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億1億2億3億4億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 設備投資 1億 ・ 減価償却 2億23/03 ・ 設備投資 0億 ・ 減価償却 2億24/03 ・ 設備投資 3億 ・ 減価償却 2億25/03 ・ 設備投資 0億 ・ 減価償却 1億26/03 ・ 設備投資 0億 ・ 減価償却 0億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
-2倍-1倍0倍1倍2倍 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF/純利益 -0.86倍23/03 ・ 営業CF/純利益 -0.18倍24/03 ・ 営業CF/純利益 -1.28倍25/03 ・ 営業CF/純利益 1.09倍26/03 ・ 営業CF/純利益 0.85倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円200円400円600円 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ EPS ¥19323/03 ・ EPS ¥58724/03 ・ EPS ¥13825/03 ・ EPS ¥17626/03 ・ EPS ¥124
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円50円100円150円0%50%100%150% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 1株配当 ¥51 ・ 配当性向 26.5%23/03 ・ 1株配当 ¥150 ・ 配当性向 25.6%24/03 ・ 1株配当 ¥69 ・ 配当性向 50.1%25/03 ・ 1株配当 ¥88 ・ 配当性向 50.1%26/03 ・ 1株配当 ¥133 ・ 配当性向 107.6%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億1,000億2,000億3,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 総資産 2,330億 ・ 純資産 1,974億23/03 ・ 総資産 1,598億 ・ 純資産 1,307億24/03 ・ 総資産 1,655億 ・ 純資産 1,376億25/03 ・ 総資産 1,700億 ・ 純資産 1,411億26/03 ・ 総資産 1,579億 ・ 純資産 1,341億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円1,000円2,000円3,000円0%50%100% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ BPS ¥2,769 ・ 自己資本比率 84.7%23/03 ・ BPS ¥2,404 ・ 自己資本比率 81.8%24/03 ・ BPS ¥2,526 ・ 自己資本比率 83.1%25/03 ・ BPS ¥2,586 ・ 自己資本比率 83.0%26/03 ・ BPS ¥2,549 ・ 自己資本比率 85.0%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億500億1,000億1,500億2,000億0%2,000%4,000%6,000%8,000% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 流動資産 1,344億 ・ 流動負債 46億 ・ 流動比率 2,945.6%23/03 ・ 流動資産 1,561億 ・ 流動負債 257億 ・ 流動比率 607.8%24/03 ・ 流動資産 1,605億 ・ 流動負債 66億 ・ 流動比率 2,444.2%25/03 ・ 流動資産 1,574億 ・ 流動負債 48億 ・ 流動比率 3,272.0%26/03 ・ 流動資産 1,205億 ・ 流動負債 17億 ・ 流動比率 7,175.2%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億200億400億600億800億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 現金 526億 ・ 有利子負債 2億23/03 ・ 現金 695億 ・ 有利子負債 1億24/03 ・ 現金 676億 ・ 有利子負債 151億25/03 ・ 現金 725億 ・ 有利子負債 152億26/03 ・ 現金 612億 ・ 有利子負債 151億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
純利益率(%)54.5288.330.732.330.4
ROE(%)7.324.75.66.94.8
ROA(%)6.525.44.55.64.2
総資産回転(回)0.120.090.150.170.14
営業CF率(%)-46.8-51.5-39.135.225.8
営業CF/純益(倍)-0.86-0.18-1.281.090.85
配当性向(%)26.525.650.150.1107.6
売上 前年比(%)28.7-49.173.721.4-27.2
純資産 前年比(%)-8.3-33.85.32.5-5.0
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

22/03
¥51.0
23/03
¥150.0
24/03
¥69.0
25/03
¥88.0
26/03
¥133.0
配当性向 107.6%・連続増配 2年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
55.9
ROIC
%
粗利率
48.9%
アクルーアル比率
0.6%
売上CAGR
%
EPS CAGR
%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
30.4%
ROA
4.2%
総資産回転
0.14
実効税率
20.1%
現金変換(CFO/営業益)
1.00
CFO/純益(平均)
0.50
累計営業CF
998.7
FCFマージン
25.8%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.05
BPS CAGR
%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
71.75
純負債/EBITDA
インタレストカバレッジ
560.7
債務返済年数
配当性向
107.6%
連続増配
2
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
総合偏差値
61.3 母集団3920社中 292位9/14指標
総合 →
業種内 総合偏差値(証券、商品先物取引業)
53.8 同業37社中 13位9/14指標
全体292位・同業13位(母集団が異なるため両立します)
営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本発生高現金化 50
営業利益率
56
純利益率
57
粗利率
57
ROE
49
ROA
51
FCFマージン
56
自己資本比率
65
アクルーアル比率
47
現金変換(営業CF/純益)
49
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
—億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.0億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.0%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
60.6%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
12.0% 保有
自己株式
3.00%
1,629,900株 ・簿価40.3億
大株主比率
1. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)12.0%
2. STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505018(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)5.3%
3. 株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.9%
4. JPモルガン証券株式会社4.3%
5. 穐田 誉輝4.1%
6. 日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)2.2%
7. 光通信KK投資事業有限責任組合1.8%
8. GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)1.7%
9. BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE1.6%
10. NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE IEDU UCITS CLIENTS NON TREATY ACCOUNT 15.315 PCT1.5%
上位10で 39.4%・発行済 54,250,000株・自己株 1,629,900株・浮動株 31,876,100株・株主 13,865名。所有者別(単元): 外国人 36.1% / 機関 30.3% / 個人 31.8%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率0.50%(取締役 7名計)
政策保有株式(簿価合計)925.0百万円(11銘柄)
役員報酬総額 / 役員数291.0百万円 / 7名
平均年間給与(提出会社)1,366万円(前期比 +0.5%)
従業員数(連結)133名
監査報酬 / 非監査報酬45.0百万円 / —
平均勤続年数13.0年
女性管理職比率11.4%
従業員1人当たり売上162.5百万円
従業員1人当たり営業利益42.2百万円
政策保有株式の対純資産比0.7%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者取締役社長 三好 啓介
本社所在地東京都港区虎ノ門一丁目23番1号
市場 / 業種東証プライム / 証券、商品先物取引業
決算期3月
従業員数(連結)133名
EDINETコードE04806

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/03期末 基準・54,250,000株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-09-07大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / ゴールドマン・サックス証券株式会社
2026-07-14変更報告書 ↗ / Spica Limited
2026-07-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / みずほ証券株式会社
2026-06-17確認書 ↗
2026-06-17確認書 ↗
2026-06-05変更報告書(特例対象株券等) ↗ / みずほ証券株式会社
2026-04-20変更報告書(特例対象株券等) ↗ / JPモルガン証券株式会社
2026-04-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / ゴールドマン・サックス証券株式会社
2026-04-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / ユービーエス・エイ・ジー(銀行)
2026-04-03変更報告書(特例対象株券等) ↗ / JPモルガン証券株式会社
2026-03-23大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / ゴールドマン・サックス証券株式会社
2026-03-18大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / JPモルガン証券株式会社
2026-02-20大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / ユービーエス・エイ・ジー(銀行)
2026-02-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / みずほ証券株式会社
2026-01-09変更報告書(特例対象株券等) ↗ / みずほ証券株式会社
2025-11-21変更報告書(特例対象株券等) ↗ / ゴールドマン・サックス証券株式会社
2025-11-13確認書 ↗
2025-10-03大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / ブラックロック・ジャパン株式会社
2025-08-22大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / ゴールドマン・サックス証券株式会社
2025-06-19変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2025-06-18確認書 ↗
2025-05-09大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / みずほ証券株式会社
2025-04-18変更報告書(特例対象株券等) ↗ / JPモルガン証券株式会社
2025-04-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2025-04-03大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / JPモルガン証券株式会社
2025-03-07大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2025-02-03変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
2025-01-06大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
2024-11-14確認書 ↗
2024-07-19変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2024-06-19確認書 ↗
2024-06-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / みずほ証券株式会社
2024-03-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / ブラックロック・ジャパン株式会社
2024-02-14確認書 ↗
2024-01-19変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2023-12-06大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2023-11-09確認書 ↗
2023-11-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2023-10-05変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2023-10-02大量保有報告書 ↗ / Spica Limited
2023-09-25大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / みずほ証券株式会社
2023-09-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2023-07-21変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2023-06-21確認書 ↗
2023-06-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村アセットマネジメント株式会社
2023-04-07大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2023-04-05変更報告書(特例対象株券等) ↗ / ブラックロック・ジャパン株式会社
2023-03-22大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2023-03-20大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / ブラックロック・ジャパン株式会社
2023-03-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2023-02-21変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2023-02-20変更報告書(短期大量譲渡) ↗ / 株式会社シティインデックスイレブンス
2023-02-20変更報告書 ↗ / 株式会社シティインデックスイレブンス
2023-02-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2023-02-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2023-02-01変更報告書 ↗ / 株式会社シティインデックスイレブンス
2023-01-27変更報告書(短期大量譲渡) ↗ / Oasis Management Company Ltd.
2023-01-11変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2023-01-10変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2022-12-28変更報告書 ↗ / 株式会社シティインデックスイレブンス
2022-12-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2022-12-14変更報告書 ↗ / 株式会社シティインデックスイレブンス
2022-12-06大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2022-12-02変更報告書 ↗ / 株式会社シティインデックスイレブンス
2022-11-09変更報告書 ↗ / 株式会社シティインデックスイレブンス
2022-11-08変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2022-11-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2022-10-28変更報告書 ↗ / 株式会社シティインデックスイレブンス
2022-10-19変更報告書 ↗ / 株式会社シティインデックスイレブンス
2022-10-07変更報告書 ↗ / 株式会社シティインデックスイレブンス
2022-10-05変更報告書 ↗ / 株式会社シティインデックスイレブンス
2022-10-05変更報告書(特例対象株券等) ↗ / マラソン・アセット・マネジメント・リミテッド
2022-10-04変更報告書(特例対象株券等) ↗ / ラザード・アセット・マネージメント・エルエルシー
2022-09-30変更報告書 ↗ / 株式会社シティインデックスイレブンス
2022-09-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2022-09-21変更報告書(特例対象株券等) ↗ / マラソン・アセット・マネジメント・リミテッド
2022-09-12変更報告書 ↗ / 株式会社シティインデックスイレブンス
2022-09-07変更報告書 ↗ / 株式会社シティインデックスイレブンス
2022-09-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2022-09-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2022-08-30変更報告書 ↗ / 株式会社シティインデックスイレブンス
2022-08-25変更報告書 ↗ / 株式会社シティインデックスイレブンス
2022-08-19変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2022-08-15変更報告書 ↗ / 株式会社シティインデックスイレブンス
2022-08-09大量保有報告書 ↗ / 株式会社シティインデックスイレブンス
2022-08-05変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2022-07-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / ラザード・アセット・マネージメント・エルエルシー
2022-06-22確認書 ↗
2022-06-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2022-05-18変更報告書(特例対象株券等) ↗ / マラソン・アセット・マネジメント・リミテッド
2022-05-11変更報告書(特例対象株券等) ↗ / アセットマネジメントOne株式会社
2022-04-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2022-03-22大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2022-03-18変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2022-02-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2022-02-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】 当社の事業は、ファンドの運用を通じたベンチャー投資とバイアウト投資です。ファンドの運用資金は、3年半程度ごとに一度、機関投資家や事業会社などから募集しています。ファンドの運用期間は10年、2年の延長期間を設定しています。 ファンド募集のタイミングにかかわらず、当社は常に有望企業を開拓し、3年半年程度を目途に新規投資を積み上げ、ファンドごとに良質のポートフォリオを構築していきます。 また、投資後の経営関与を高め、起業家とともに事業の成長と企業価値の向上を図ります。そして、新規上場(IPO)やM&A等によるEXIT(売却)を目指します。ファンドからの運用報酬である管理報酬及び成功報酬と、ファンドへの直接出資に対するキャピタルゲインが当社の主な収益源となります。 当社はファンド運用事業の単一セグメントからなっております。なお、2025年4月に決定した国内投資への集中の方針の下、当事業年度において海外子会社の譲渡を完了いたしました。これに伴い、当社が運用するファンドは国内ファンドのみとなっております。 当社の状況について事業系統図を示すと、次のとおりであります。 (注)用語説明名 称定 義ファンド当社が運用するファンド(投資事業有限責任組合契約に関する法律上の組合等)JAFCO当社
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報製品及びサービスの区分が単一であるため、記載を省略しております。
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報損益計算書の売上高の10%以上を占める顧客が存在しないため、記載を省略しております。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】 当社の事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクには以下のようなものがあります。当社は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び対策に努めてまいります。ただし、これらのリスクは必ずしも全てのリスクを網羅したものではなく、想定していないリスクや重要性が低いと考えられる他のリスクの影響を将来的に受ける可能性もあります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)経済状況・背景事情およびリスク 当社は主に当社が管理運営するファンドの資金を使って、日本で未上場株式等への投資を行っております。当社はファンドからの管理報酬及び成功報酬に加え、ファンドに自己資金を出資することにより、投資成果であるキャピタルゲインをファンドの他の出資者とともに享受します。 ファンドのパフォーマンスは、政治・経済・社会情勢や株式市場の動向に影響を受けます。不況に陥った場合には、投資先企業の業績不振につながる可能性があり、また起業環境が悪化することで、当社の投資対象となりうるスタートアップの数が減少する可能性があります。未上場株式等への投資は、投資からEXIT(売却)まで数年程度の期間を要するため、EXIT時点での株式市場やIPO市場が低調な場合には、ファンドが保有する株式等の流動化機会が限られる可能性があり、またファンドが得るキャピタルゲイン及び成功報酬も大きく変動する可能性があります。こうした場合は、ファンドのパフォーマンスに影響し、ひいては当社の業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。・対応策 当社では、ベンチャー投資とバイアウト投資という異なる性質のアセットクラスを有することにより、市況の影響を抑え、経営の安定化を進めています。ベンチャー投資は、創業期から成長期のスタートアップを投資対象とすることで高い成長期待が持てる一方、保有期間も長く、変動性が高いという特性があります。バイアウト投資は、一定の収益力を持つ中小・中堅企業を中心に投資を行うことで、3倍程度の投資倍率を安定的に狙うという特性があります。また、当社が運用する未上場企業投資ファンドは、通常3年半前後の期間をかけて投資先企業の組入れを行うため、時間的にも一定期間に渡る分散が行われることになります。さらに、IPOに限らずM&A等によるEXITの機会も絶えず追求しており、株式市場やIPO市場の動向が当社の収益基盤へ与える影響を低減できるように努めています。 (2)未上場株式等への投資・背景事情およびリスク 当社及びファンドは、未上場株式等を投資対象としており、その中でも近年では創業期のシードや事業立ち上げ時期のアーリーステージの割合が高まっています。シード・アーリーステージ段階にある企業の潜在力を見極めることは容易ではなく、高い潜在成長力を有する企業への投資機会を逸した結果、当社及びファンドが大きな投資収益をあげることができない可能性があります。未上場企業は一般に収益基盤や財務基盤が不安定であるばかりでなく、売上がないまたは僅少である場合も多く、経営資源に制約があること等から、景気や市場動向、競争状況等の影響を受けやすく、事業の不確実性が高いといった特徴があります。経営体制や管理体制が未整備であることが多く、そのためコーポレート・ガバナンスが機能しなかったり、内部統制上の不備が生じてしまうことで、その事業の継続性に重大な影響をもたらすこともあります。 また、投資先企業の事業が当初の計画通りに進捗せず、財務状況が悪化した結果、他社への事業売却、倒産等に至り、投資資金が全く回収できない場合もあります。さらに、投資先企業の株式上場や第三者との組織再編、事業売却等M&A等による出口が保証されているものではなく、株式上場やM&A等があった場合であっても、その株式等を、投資コストを上回って売却できる保証はありません。加えて、未上場株式等は、上場株式等に比べ、発行体情報の正確性が保証されておらず、流動性が著しく劣る等の性質があるため、未上場段階で売却を行う場合には、その価格が想定を大きく下回ることがあります。未上場株式等への投資にはこうしたリスクが存在することから、ファンドのパフォーマンスに影響し、ひいては当社の業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。・対応策 当社では、有望企業を厳選し、1社あたりの投資金額と保有シェアを高め、投資先企業への経営関与を強化しています。 当社における投資判断は、投資委員会において行っています。投資委員会では、投資検討先が対象とする市場の成長性、製品/サービスの革新性や競争力といった事業性、マネジメントチームの評価、投資採算や投資条件、想定する投資後の企業価値向上策やEXIT戦略、さらにはリスクや事業のサステナビリティなどの観点から議論を行った上で投資の可否を決定します。 投資後は、成長ステージなど投資先企業ごとの状況に応じて、人材採用、営業・マーケティング、大手企業との資本・業務提携、管理体制整備・上場準備、追加の資金調達といった面でのサポートを提供しています。 未上場投資先の状況は、投資委員会・ポートフォリオ会議等の場で定期的に把握し、これらの内容を投資先企業の評価に反映するとともに、個別に価値向上のための各種支援を行い、課題に対する適切な対応を検討しリスクの最小化に努めています。その際、当社が培ってきた豊富なリソースとネットワークの蓄積を活用します。 このようにして投資先の事業の成長と企業価値の向上を図り、キャピタルゲインと投資倍率の向上に努めています。 (3)専業であること・背景事情およびリスク 当社は、ファンドの管理運営、日本での未上場株式投資に経営資源を集中し事業活動を行っており、現状では未上場株式投資以外に事業を拡大することは考えておりません。当業界は政治・経済・社会の情勢変化や株式市場・IPO市場の影響を強く受ける業態であるため、このような変化等が当社の業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。・対応策 当社では、2018年3月に導入したパートナーシップモデルを進化させ、これまでに蓄積してきた組織基盤との協働を図りながら、投資運用力の向上によるファンドパフォーマンスの向上やファンド募集力の強化を目指しています。2025年4月以降においては、国内の未上場株式投資に経営資源を集中させることで、より一層、投資運用力とファンド募集力の向上を図ります。 (4)競合・背景事情およびリスク 当社の主たる業務である未上場株式投資では、当社に類する専業のベンチャーキャピタルやプライベートエクイティファンド、事業会社によるいわゆるコーポレートベンチャーキャピタルといった競合他社との間で、有望な未上場企業への投資案件獲得競争が激しさを増しております。こうした競合状況により有望企業への投資機会を逸した場合や、必ずしも当社が望む条件ではない場合は、十分なキャピタルゲインをあげることができず、ファンドのパフォーマンスに影響し、ひいては当社の業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。・対応策 当社は、2018年3月に導入したパートナーシップモデルを進化させ、同時にこれまでに蓄積してきた組織基盤やネットワークも活用して投資先企業の成長をサポートすることで競合他社との差別化を図り、ファンドパフォーマンスの向上を目指しています。2025年4月以降においては、国内の未上場株式投資に経営資源を集中させることで、より一層、投資運用力とファンド募集力を向上させ、競合との差別化を図ります。 当社は創業以来、様々な革新的製品やサービスを、起業家とともに生み出してきました。「新事業の創造にコミットし、ともに未来を切り開く」という、創業時からの変わらぬ想いを当社のミッションに掲げ継続的に社内に浸透を図ると共に、当社の投資スタンスについてスタートアップを率いる起業家に訴求しています。また、当社HPやオウンドメディア等を通じて、当社の投資活動や投資先企業の成長をサポートするビジネスディベロップメントの取り組みを実例と共に紹介することで、経営に深くコミットメントする当社のスタンスの理解を促進し差別化を行っています。 (5)株価下落・背景事情およびリスク 当社が保有する上場株式の株価の下落は、ファンドのパフォーマンスならびに当社の業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。特に、厳選集中投資により当社及びファンドによるIPO時点の持株比率が比較的高い水準である場合は、株価下落による悪影響が一層大きくなり、当社の業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。・対応策 投資先企業のIPO後は、株式市況、取得コストや保有残高、株価、出来高の動向、当該投資先企業の事業の状況、当該株式を保有するファンドの契約期間等を総合的に勘案しながら、当社及びファンドが保有する株式を売却しています。また、上場株式の複数の流動化手法を活用しており、買い手となる機関投資家との間で証券会社を介して諸条件が折り合った場合、「ブロックトレード」と呼ばれる相対取引等により一定程度まとまった株数を売却することもあります。 (6)ファンド募集・背景事情およびリスク 当社における投資は、基本的にファンドの資金を使って行っております。当社ファンドの出資者は主に、運用を目的とする金融機関等の機関投資家層や、スタートアップとの接点
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末において判断したものであります。 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 2026年1月7日公表の「非連結決算への移行に関するお知らせ」に記載の通り、当社の連結子会社JAFCOInvestment (Asia Pacific) Ltd(現JIF Capital Ltd.、以下、「JIAP」)の全株式の譲渡が2025年10月31日に完了したことに伴い、JIAP及びその連結子会社は当社の連結範囲から除外されることとなりました。また、2026年1月6日(米国現地時間)に当社の米国における非連結子会社JAFCO America Ventures Inc.(投資業務は「Icon Ventures」名で運営。以下、「Icon」)の全株式を現地マネジメントが設立した法人に譲渡完了しました。 これにより、当社の連結子会社はジャフコ コンサルティング株式会社(以下、「JCC」)のみとなりましたが、JCCはその総資産、売上高、当期純損益及び利益剰余金等がいずれも小規模であり、重要性が乏しいため、2026年3月期第3四半期末をもって当社の連結範囲から除外することといたしました。 JIAP及びJCCの連結除外により、当社の連結子会社はなくなったため、当社は2026年3月期第3四半期より、これまでの連結決算から非連結(個別)決算へ移行しております。なお、前期比につきましては、個別業績との比較数値を記載しております。 そして、これまで、JIAP及びIconが運用するファンドへの当社出資持分は営業投資有価証券とし、その出資持分に係る損失見積額は投資損失引当金として、総額法にて会計処理しておりましたが、上記の株式譲渡に伴い、JIAPのファンドについては2026年3月期第3四半期首である2025年10月1日をもって、Iconのファンドについては2026年3月期第3四半期末である2025年12月31日をもって、それぞれのファンドへの当社出資持分からその引当金を除いた純額を、投資有価証券として純額法にて会計処理することに変更いたしました。 併せて、これまでは上記出資持分に係る損益は売上高、売上原価に計上し、その引当金に係る損益は投資損失引当金繰入額に計上しておりましたが、本変更以降に生じた出資持分及びその引当金に係る損益については、営業外損益として計上することといたしました。 また、上記の株式譲渡に伴い、当社財務諸表作成にあたり使用する、JIAP及びIconが運用するファンドの財務諸表は、これまで当社の決算日である3月31日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しておりましたが、当事業年度より当該ファンドの決算日である12月31日の財務諸表を使用することといたしました。 この結果、当事業年度の当社財務諸表においては、当該ファンドの2025年4月1日から2025年12月31日までの期間に係る財務諸表を取り込んでおります。 当事業年度の当社の業績は、売上高21,619百万円(前期28,192百万円、増減率△23.3%)、営業利益5,607百万円(前期12,066百万円、増減率△53.5%)、経常利益5,905百万円(前期13,151百万円、増減率△55.1%)、当期純利益6,576百万円(前期9,632百万円、増減率△31.7%)となりました。 当事業年度における当社の投資先の新規IPOは2社であり、キャピタルゲインは対前期比で減少しました。 また、上記のJIAP及びIcon株式譲渡に際し、JIAP及びIconからの配当により営業外収益にて有価証券利息配当金2,429百万円の計上があったことに加え、特別利益にて投資有価証券売却益が106百万円、子会社株式売却益350百万円、子会社株式売却損163百万円が発生しております。 なお、当社はファンド運用事業の単一セグメントであります。 ②キャッシュ・フローの状況 当社は、2026年3月期第3四半期より連結決算から非連結(個別)決算へ移行したことから、キャッシュ・フローの状況について、前事業年度との比較は行っておりません。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度の営業活動によるキャッシュ・フローは5,587百万円のキャッシュインフローとなりました。これは主に営業投資有価証券の売却収入によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度の投資活動によるキャッシュ・フローは3,846百万円のキャッシュインフローとなりました。これは主に投資有価証券の売却収入によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度の財務活動によるキャッシュ・フローは11,613百万円のキャッシュアウトフローとなりました。これは主に配当金の支払や自己株式の取得に伴う支出によるものであります。 上記の他に、当事業年度において、「投資有価証券への振替に伴う現金及び現金同等物の増減」として現金及び現金同等物が2,732百万円減少しております。これは、「 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載の通り、これまでJIAP及びIconが運用するファンドへの当社出資持分に含まれる現金及び預金は、総額法により貸借対照表上「現金及び預金」として計上しておりましたが、純額法に変更したことにより「投資有価証券」に含まれることになるために生じた振替額であります。 これらの結果、現金及び現金同等物残高は当事業年度期首残高の66,095百万円から4,912百万円減少して、当事業年度末残高は61,183百万円となりました。そのうち2,573百万円はファンド出資持分であります。また、当社が組合契約を締結しているファンドに対して当社が出資金として今後支払を約束している金額は、当事業年度末で13,603百万円であります。なお、13,603百万円には、JIF Capital Ltd.運営ファンドに対する支払約束金額4,207百万円及びIcon Ventures運営ファンドに対する支払約束金額4,201百万円の合計8,409百万円が含まれております。また、JIF Capital Ltd.は2025年11月24日付でJAFCO Investment (Asia Pacific) Ltdより社名を変更しております。 (2)生産、受注及び販売の実績 営業投資活動の状況 当社は、下図のとおり、原則としてファンド(下図 ①)の資金により、有望未上場企業等への投資を行っております。 当社は、ファンドから契約に基づいて運用に対する管理報酬と投資成果に対する成功報酬を受領しております。また、ファンドにおける営業投資有価証券の売却損益等は、ファンドの出資持分に応じて、当社に直接帰属いたします。 貸借対照表の営業投資有価証券残高は、ファンドの当社出資持分(下図 ②)に応じた営業投資有価証券残高と当社(下図 ③)の営業投資有価証券残高の合計額であります。 次ページ以降の「投資実行額」「投資残高」につきましては、当社の営業投資活動(投資及びファンドの運用)を表すため、ファンド(下図 ①)と当社(下図 ③)を合算した投資活動の状況を記載しております。 なお、「 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載の通り、当社の連結子会社JIAPの全株式の譲渡が2025年10月31日に完了したことに伴い、JIAP及びその連結子会社は当社の連結範囲から除外されることとなりました。また、2026年1月6日(米国現地時間)に当社の米国における非連結子会社Iconの全株式を現地マネジメントが設立した法人に譲渡完了しました。そのため、「 (2)生産、受注及び販売の実績」につきましては、当社が運用する国内ファンドの状況を記載しております。 (注)用語説明名 称定 義ファンド当社が運用するファンド(投資事業有限責任組合契約に関する法律上の組合等) ①投資実行額 ①-1 エクイティ投資実行額:業種別(単位:百万円) 前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額金額エレクトロニクス689997ソフトウェア2,0101,944ITサービス16,51010,392医療・バイオ5251,418サービス6,8001,792製造業1,4791,065流通・小売・外食-274住宅・金融等-1,486合計28,01419,371 ①-2 エクイティ投資実行額(単位:百万円) 前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)金額社数金額社数ベンチャー投資17,0234413,37340バイアウト投資10,99185,9985合計28,0145219,37145(注)「投資実行額」は、当社が運用するファンド全体の金額であります。 ②投資残高 ②-1 投資残高(単位:百万円) 前事業年度(2025年3月31日)当事業年度(2026年3月31日)金額社数金額社数上場6,508302,92423未上場143,633183151,861192合計150,141213154,785215 ②-2 未上場エクイティ投資残高
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 当事業年度は、世界的な地政学リスクの高まりや物価高騰、金融政策の動向などを背景に、当社を取り巻く事業環境は不透明感が続いています。 一方で、日本でも有望なスタートアップや次世代を担う若い起業家たちが台頭し、生成AIなどテクノロジーの進化や広がり、価値観の変化は、新しいビジネスへの投資機会を創出し、社会課題解決が期待される投資先に対しては強い追い風になっています。 スタートアップに対する資金供給の促進や税制改正他様々な支援策が実施され、国内のベンチャー投資市場は今後も成長が期待できる有望な分野となっています。また、当社事業のもう一つの柱であるバイアウト投資についても、M&Aの増加に伴う買収ルールの透明化や指針の策定、中小企業の事業承継に関わる税制改正など政府の継続的な取り組みなどもあり、今後、さらなる拡大が見込まれています。 事業を取り巻く環境や当社の状況が変化する中、当社は2025年4月、投資パフォーマンスに優位性があり、今後マーケットの拡大が予想される国内投資に集中することを決定しました。これに伴い、アジア法人JAFCO Investment (Asia Pacific) Ltdを2025年10月に、米国法人JAFCO America Ventures Inc. (Icon)を2026年1月に譲渡完了しています。なお、譲渡後のアジア・米国法人が運用する既存ファンドへの当社出資持分は継続保有します。今後は、国内でのベンチャー投資とバイアウト投資の強みを融合し、成長への循環をつくりだし、利益成長・安定的な収益構造への進化及び資本効率の向上を実現することで、当社の企業価値向上を目指していきます。 当社は創業以来、時代をリードする起業家とともに歩んできました。当社には、経験を積み重ねてきた多くのキャピタリストに加え、企業成長を促進するための豊富なリソースとネットワークの蓄積があります。単なる投資家としてではなく、「CO-FOUNDER」として、事業の構想段階から経営に関与します。起業家とともに事業の成長にコミットし、企業価値を高めていきます。 2018年からパートナーシップモデルを導入し、トップキャピタリストとしてファンドの運用責任を負うパートナーを中心としたフラットな組織作りを行っています。 SV6ファンド以降は、パートナーと従業員が当社とともに出資することで、個人としても運用リスクを負いながら、ファンドパフォーマンスと個人の貢献に連動した成果報酬を享受していきます。従来からの当社の強みである組織力にも磨きをかけており、投資先への経営関与を通じて、ファンドパフォーマンスの一段の向上を目指します。 (1)会社の経営の基本方針 ①当社のパーパス(存在意義)「挑戦への投資で、成長への循環をつくりだす」 当社は長年にわたる投資経験の中で、「投資の継続が、持続可能な社会を実現する」ことを信じ、企業・起業家の新たな挑戦に対し投資を続けてきました。地球環境やグローバル経済を取り巻く問題がますます複雑化する中、当社は、まだ見ぬ価値を生み出す挑戦に果敢に投資し、その成長にコミットすることにより、新たな成長への循環をつくりだし、持続可能な社会の実現に貢献していきます。 ②当社のミッション(使命)「新事業の創造にコミットし、ともに未来を切り開く」 当社は設立以来、様々な革新的製品やサービスを生み出す起業家を支援してきました。世の中に必要とされる新事業の創造にコミットすることで、ステークホルダーの皆様とともに新しい時代を切り開くことが当社のミッションです。当社はパーパスの実現を目指す中で、設立時から変わらぬ想いをミッションに掲げ、取り組んでまいります。 ③バリュー(行動指針)・「当事者たる覚悟でやり抜く」 私たちにとっての未上場投資は、投資先企業・ファンド出資者・株主との共同事業です。その使命を担いつつ、人生を懸けた事業創造・成長に挑む起業家・経営者と向き合うには、誰よりも強い覚悟と意志を持った当事者であるべきと考えています。何事も主体的に、自らの想いを原動力としながら、いかなる挑戦・困難に対しても責任を持ち、諦めず最後までやり抜きます。・「より早く、より深く、より高みへ」 世の中が急速に変化する中、常に高い成果を出し続けるためには、自らに限界を作らず成長し続けることが重要です。 常に先を読んで動きつつも、物事の本質を捉えて徹底的に考え尽くすことで、より高みを目指して自らを追求し続けます。・「多様な強みで共創を」 今よりも大きな価値や、全く新しい価値を生み出すためには、社内・社外のさまざまな強みを掛け合わせることが必要不可欠です。 異なる経験・価値観・知恵を持つメンバーを尊重し、互いの力を引き出し、発揮し合うことで、次なる成功を共に実現する強い組織を創っていきます。・「開拓者たれ、真摯であれ」 日本でベンチャーキャピタルの知名度がまだ低かった時代から、私たちは世の中の荒波に何度も揉まれながらも、開拓者たる想いで独自のスタイルを築いてきました。私たちはこれからも強い開拓の意志を持ちながら、正々堂々と真摯に、これまでと変わらずに新たな市場を切り拓く思いで挑戦し続けます。 多様なバックグラウンドを持つ社員が増加する中、行動指針としてのバリューを全社員の共通認識とし、組織をより強くしてまいります。 ④パーパス/ミッション実現に向けた方針と戦略 当社は、ファンドを通じたベンチャー投資とバイアウト投資によりパーパス/ミッションの実現を図ります。 この際、起業家やファンド出資者に対するコミットメントをより明確にするべく、設立以来培ってきた組織力に加え、個人を主体としたパートナーシップモデルを導入することで、競争力を高めていきます。 また、当社の事業の本質はESG投資の考え方に強く合致するものであり、社会課題を解決する有望企業の発掘、投資後の対話を通じた成長支援、そしてEXITに至るまでの過程にESGの観点を取り入れていきます。投資先の事業成長を通じてサステナビリティの実現に貢献し、当社の競争力と企業価値を高めていきます。 さらに、パーパス/ミッションの実現に向け、当社は下記の取り組みを進めています。・厳選集中投資と経営関与 新事業を創造するために、ポテンシャルの高い投資対象を絞り込み、大胆に投資を行います。投資先企業に対し影響力のあるシェアを確保し、投資先の経営に深く関与することで、企業の成長を促進します。・ファンドパフォーマンスの持続的向上とリスクマネー供給の拡大 十分な投資資金を獲得するには、ファンドパフォーマンスを持続的に向上させ、安定的にファンドの外部出資者を確保することが不可欠です。投資先企業の成長を通じて得たリターンを、ファンド出資者・株主と分かちあい、新ファンドの募集に繋げることで、リスクマネーの循環・拡大をもたらします。・「CO-FOUNDER」としてのジャフコ 事業の立ち上げ局面では、投資家である以上に「CO-FOUNDER≒共同創業者」であることが求められます。当社が設立来獲得してきた精神や知識、経験を継承・発展させ、当社及び個々の従業員が「CO-FOUNDER」として活躍できる組織を目指します。 (2)会社の対処すべき課題 当社の現在の対処すべき課題は以下のとおりです。 ① 厳選集中投資の更なる進化と投資先の企業価値向上に向けた取り組み強化 ② 投資パフォーマンス(投資倍率)の向上 ③ ファンド募集力の向上 ④ 多様な人材の採用と育成 ⑤ 強固な財務基盤の一定維持 当社は下記の「企業価値向上の基本方針」における中長期的目標の達成に向けた取り組みを通じて、これらの課題に対応していきます。 ●企業価値向上の基本方針 当社は、株主の皆様の利益拡大に繋がる企業価値向上を目指し、成長戦略の推進と、純資産の圧縮による資本効率の向上を進めることを基本方針とします。 1)成長戦略の推進 投資運用力とファンド募集力が当社の利益の拡大の両輪であり、これらの活動を組織基盤が下支えします。(投資運用力の向上) 当社は2010年以降、厳選集中投資と経営関与を投資方針に掲げ、有望な投資先を早期に発掘し、投資後の成長に能動的に働きかけることで、キャピタルゲインの最大化とファンドパフォーマンスの向上を図ってきました。 今後、投資運用力の更なる向上を目指し、投資の各プロセスにおける厳選集中投資と経営関与への取り組みを次のようにいっそう進化させます。・投 資:成長ポテンシャルの高い企業を早期に開拓し、リード投資家として投資実行・成長支援:投資後の事業開発や体制整備での深い関与、様々な経営資源を投下して投資先の成長角度を向上・EXIT:深い経営関与を通じて企業価値を最大化するIPOや発展的なM&Aを実現(ファンド募集力の強化(外部出資の拡大)) 安定したファンドパフォーマンスに加え、規律と透明性の高い運用と、投資家のニーズに応じた情報提供を行います。これにより、既存の投資家からの継続出資を受けるとともに、ファンドの社会的・経済的意義に共感する新規投資家層を獲得し、外部出資額を増やします。(組織基盤の強化) 継続的な新卒採用・知見伝承と、専門領域におけるスペシャリスト採用を併用した当社独自の採用・育成モデルで、投資運用力の根幹であるキャピタリストを生み出し続けます。 同時に、投資プロセスを一
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)1.投資損失引当金 (1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額 (単位:百万円) 前事業年度当事業年度投資損失引当金13,0908,940 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 ① 算出方法 投資損失引当金は、「注記事項(重要な会計方針)3. 引当金の計上基準 (1) 投資損失引当金」に記載のとおり、事業年度末に有する未上場営業投資有価証券の損失に備えるため、投資先企業の実情を勘案の上、その損失見積額を計上しております。損失見積額の算出にあたっては、個別投資先ごとに入手することができる直近の実績データを収集し、業績悪化の程度や資金調達の状況を踏まえて、今後1年程度は事業運営することができる資金力(業績回復も含む)をベースとし当該営業投資有価証券の回収予想金額を算出しております。 その結果、当社内の評価に係る会議において、当該営業投資有価証券の回収予想金額が取得原価の70%を下回る可能性が高いと判断する場合には、当社で定める「未上場営業投資有価証券の評価引当基準」に基づき、当該回収予想金額に応じて損失見積額を計上しております。 ② 主要な仮定 投資先企業の実情(直近ファイナンスの状況、事業計画や予算に対する売上高・利益・その他重要業績評価指標(KPI)の達成状況、株式上場やトレードセール等の実現可能性、売却見込額、資金繰り、経営陣及び取引先の状況等)を勘案の上、その損失見積額を計上しております。 ③ 翌事業年度の財務諸表に与える影響 見積りに用いた仮定の不確実性は高く、投資先企業の事業計画や予算に対する進捗の見通し等と実績に乖離が生じた場合には、投資先企業の事業活動・資金調達活動等及び投資先株式等のEXITに大きな影響があるため、翌事業年度の財務諸表において当該投資損失引当金に影響する可能性があります。 2.投資有価証券に含まれる他社ファンドへの出資持分の評価 (1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額 (単位:百万円) 当事業年度投資有価証券に含まれる他社ファンドへの出資持分35,219(注)2026年3月期第3四半期より、投資有価証券に含まれる他社ファンドへの出資持分について金額的重要性が増したため、記載しております。なお、前事業年度については金額的重要性が乏しいため、記載を省略しております。 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 ① 算出方法 投資有価証券に含まれる他社ファンドへの出資持分の評価は、「注記事項(重要な会計方針)6.その他財務諸表作成のための基礎となる事項 (2)ファンドへの出資金に係る会計処理」に記載のとおり、持分相当額を純額で計上する方法によっております。また、他社ファンドが保有する非上場株式については、他社ファンドでの評価額等の財務情報に基づき、評価額が取得原価を下回る場合にはその下落額等を勘案し、当社で定める評価基準により必要と判断する場合には、相当の減額を行っております。 ② 主要な仮定 他社ファンドから入手する財務情報(保有する非上場株式の評価額等)を勘案の上、評価を行っております。 ③ 翌事業年度の財務諸表に与える影響 他社ファンドの投資先企業において事業計画や予算に対する進捗の見通し等と実績に乖離が生じた場合等により、他社ファンドが保有する非上場株式の評価額が下落した場合には、翌事業年度の財務諸表において投資有価証券の金額に重要な影響を与える可能性があります。 3.繰延税金資産の回収可能性 (1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額 (単位:百万円) 前事業年度当事業年度繰延税金資産(注)--(注)当事業年度における繰延税金資産の、繰延税金負債と相殺前の金額は1,952百万円(前事業年度は2,022百万円)であります。 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 ① 算出方法 将来減算一時差異に対して、将来の収益力に基づく課税所得及びタックス・プランニングに基づき、繰延税金資産の回収可能性を判断しております。課税所得の見積りに際して、当社の事業特性から将来の収支の予測を確実に見込むのは困難であるため、一定期間の相場変動を織り込んだ過去の実績等を用いた予測を基に繰延税金資産を算出しております。ただし、当社はその事業特性から株式市場並びに新規上場市場の影響を強く受けることから、実際に市場環境等に変調があった場合には、業績が長期間低調に推移する可能性も考慮したうえで、繰延税金資産の回収可能性を判断しております。 ② 主要な仮定 過去一定期間の投資回収倍率が、見積り可能な期間の予想投資回収倍率となるであろうという前提に基づいたうえで、今後の不確実性も考慮し、一定のストレスをかけて将来の収支を予測しております。 ③ 翌事業年度の財務諸表に与える影響 上記のとおり、市場環境等の影響で収益水準が大きく変動することに伴い、課税所得の見積額が変動し、繰延税金資産の回収可能性の判断に重要な影響を与えるリスクがあり、結果として、翌事業年度の財務諸表において繰延税金資産の金額に重要な影響を与える可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 当社は、2025年4月23日開催の取締役会において、アジアでベンチャーキャピタルファンドを運営する連結子会社JAFCO Investment (Asia Pacific) Ltd(現JIF Capital Ltd.、以下、「JIAP」)の全株式をBee Alternatives Management Ltd.に譲渡することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。 その結果、2026年1月7日公表の「非連結決算への移行に関するお知らせ」に記載の通り、JIAPの全株式の譲渡が2025年10月31日に完了したことに伴い、JIAP及びその連結子会社は当社の連結範囲から除外されることとなりました。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】 当社は、2026年3月期の配当から、年間配当額をDOE(前期末株主資本に対する年間配当金額の割合)6%と配当性向50%のいずれか大きい金額としております。 なお、当社は、2026年3月期第3四半期より連結決算から非連結(個別)決算へ移行しております。2026年1月7日公表の「非連結決算への移行に関するお知らせ」に記載の通り、当事業年度の配当予想は、前期末連結株主資本に対する年間配当金額の割合(DOE)を6%として計算された132.88円を元に1株当たり133円を最低額として開示しておりました。非連結(個別)決算の移行に伴い、これを前期末単体株主資本を使用して計算すると132.18円となることから、配当予想は変更せず、前期末連結株主資本を基準としたDOE6%と個別決算における当期純利益の50%のいずれか大きい額を年間配当金額としております。 当事業年度の年間配当金額は、DOE6%(1株当たり133円)が配当性向50%(1株当たり62円)を上回るため、1株当たり133円といたしました。そのため、当事業年度の期末配当額は、本年間配当金額から中間配当額(1株当たり66.5円)を控除して、1株当たり66.5円といたしました。 翌事業年度以降の配当については、年間配当金額をDOE6%と配当性向50%のいずれか大きい金額とする方針に変更はなく、個別決算数値を基に決定してまいります。 また、当社は中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としておりますが、株主への機動的な利益還元を行うことを目的に、会社法第459条第1項の規定に基づき、取締役会の決議をもって剰余金の配当等を行うことができる旨定款に定めております。 なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年10月24日3,51566.5取締役会決議2026年5月12日3,49966.5取締役会決議 当社の株主還元についての方針は、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」に記載した「株主還元についての方針」をご参照ください。
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100YCOQ)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E04806)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

ジャフコ グループ株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
8595です。上場市場は東証プライム、業種は証券、商品先物取引業。
8595(ジャフコ グループ株式会社)のEDINETコードは?
E04806です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
8595(ジャフコ グループ株式会社)の代表者は誰ですか?
取締役社長 三好 啓介です(有価証券報告書の表紙記載)。
8595(ジャフコ グループ株式会社)の本社所在地は?
東京都港区虎ノ門一丁目23番1号です。
8595(ジャフコ グループ株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
EY新日本有限責任監査法人です。
8595(ジャフコ グループ株式会社)の筆頭株主は?
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)で、保有比率は約12.0%です(2026-03-31基準)。
8595(ジャフコ グループ株式会社)の発行済株式数は?
有報(2026-03-31基準)で54,250,000株です(発行済株式総数)。うち自己株が1,629,900株、市場で流通する浮動株は31,876,100株です。
8595(ジャフコ グループ株式会社)の株主数は?
2026-03-31基準で13,865名です。上位10名で39.4%を保有します、浮動株比率は60.6%。
8595(ジャフコ グループ株式会社)の決算期は?
3月期です(上場市場は東証プライム)。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E04806)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。