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アイフル株式会社
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2.4%
投下資本利益率
ROE(実績)1398位
10.8%
有報 報告値
営業利益率648位
13.4%
営業益 253.0億
自己資本比率3715位
15.0%
EPS(実績)
46.9
25/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型

解析準備中。

✓ 直近5期連続増収✓ 営業増益>増収(+20.1%>+15.9%)▲ ネットデット7336.9億▲ 5期累計 営業CF -2230.2億▲ 純益がキャッシュを伴わない(CFO/純益 平均-2.08x)▲ 有利子負債7896.2億・営業CFで返済原資なし

直近5期連続増収。売上 1274.8→1890.5億

営業増益>増収(+20.1%>+15.9%)。利益成長が売上成長を上回る

ネットデット7336.9億。現金559.3億 < 有利子負債7896.2億

5期累計 営業CF -2230.2億。営業段階で資金流出=利益以前にキャッシュが出ていく(罠の芯)

純益がキャッシュを伴わない(CFO/純益 平均-2.08x)。利益は出るが営業CFが薄い=アクルーアル依存に留意

有利子負債7896.2億・営業CFで返済原資なし。営業CF-828.7億(マイナス)=借入を営業から返せない

JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(25/03期・単年)

損益(PL)
売上高
1,890.5
前年比 +15.9%
営業利益
253.0
前年比 +20.1%
経常利益
268.2
前年比 +21.5%
純利益
225.2
前年比 +3.2%
財政状態(BS)
総資産
1兆4,485
前年比 +14.4%
純資産
2,214.0
前年比 +9.9%
現金
559.3
前年比 +7.7%
有利子負債
7,896.2
前年比 +18.8%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
-828.7
投資CF
-351.0
財務CF
1,198.2
前年比 +18.7%
フリーCF
-1,010.6
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標21/0322/0323/0324/0325/03
売上高(百万)127,481132,097144,152163,109189,054
営業利益(百万)21,06425,302
経常利益(百万)19,30512,26524,42822,06726,817
純利益(百万)18,43712,33422,34321,81822,516
EPS(円)38.125.546.245.146.9
1株配当(円)1.01.01.01.01.0
営業利益率(%)12.913.4
ROE(%)13.68.213.511.710.8
自己資本比率(%)16.916.416.415.615.0

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標21/0322/0323/0324/0325/03
総資産(百万)863,354935,6421,070,4851,266,3741,448,451
純資産(百万)147,692156,526179,593201,412221,396
流動資産(百万)1,190,5791,336,938
流動負債(百万)747,598789,470
現金(百万)35,94539,14737,88551,93455,928
有利子負債(百万)664,903789,616
ネットキャッシュ(百万)-612,969-733,688
BPS(円)300.9318.2364.0409.0455.1
自己資本比率(%)16.916.416.415.615.0
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー21/0322/0323/0324/0325/03
営業CF(百万)20,280-15,628-70,589-74,208-82,874
投資CF(百万)-9,274-2,218-8,947-12,762-35,099
財務CF(百万)-18,81321,02878,195100,929119,822
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億500億1,000億1,500億2,000億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 売上高 1,275億 ・ 純利益 184億22/03 ・ 売上高 1,321億 ・ 純利益 123億23/03 ・ 売上高 1,442億 ・ 純利益 223億24/03 ・ 売上高 1,631億 ・ 純利益 218億25/03 ・ 売上高 1,891億 ・ 純利益 225億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%5%10%15%20% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 14.5%22/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 9.3%23/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 15.5%24/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 12.9% ・ 純利益率 13.4%25/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 13.4% ・ 純利益率 11.9%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%5%10%15% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ ROE 13.6% ・ ROA 2.1% ・ ROIC —22/03 ・ ROE 8.2% ・ ROA 1.3% ・ ROIC —23/03 ・ ROE 13.5% ・ ROA 2.1% ・ ROIC —24/03 ・ ROE 11.7% ・ ROA 1.7% ・ ROIC 1.8%25/03 ・ ROE 10.8% ・ ROA 1.6% ・ ROIC 2.4%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-1,000億0億1,000億2,000億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 営業CF 203億 ・ 投資CF -93億 ・ 財務CF -188億22/03 ・ 営業CF -156億 ・ 投資CF -22億 ・ 財務CF 210億23/03 ・ 営業CF -706億 ・ 投資CF -89億 ・ 財務CF 782億24/03 ・ 営業CF -742億 ・ 投資CF -128億 ・ 財務CF 1,009億25/03 ・ 営業CF -829億 ・ 投資CF -351億 ・ 財務CF 1,198億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
-1,500億-1,000億-500億0億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ フリーCF —22/03 ・ フリーCF —23/03 ・ フリーCF —24/03 ・ フリーCF -765億25/03 ・ フリーCF -1,011億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億50億100億150億200億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —22/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —23/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —24/03 ・ 設備投資 23億 ・ 減価償却 39億25/03 ・ 設備投資 182億 ・ 減価償却 43億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
-4倍-2倍0倍2倍 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 営業CF/純利益 1.10倍22/03 ・ 営業CF/純利益 -1.27倍23/03 ・ 営業CF/純利益 -3.16倍24/03 ・ 営業CF/純利益 -3.40倍25/03 ・ 営業CF/純利益 -3.68倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円20円40円60円 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ EPS ¥3822/03 ・ EPS ¥2623/03 ・ EPS ¥4624/03 ・ EPS ¥4525/03 ・ EPS ¥47
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円0.5円1円0%1%2%3%4% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 1株配当 ¥1 ・ 配当性向 2.6%22/03 ・ 1株配当 ¥1 ・ 配当性向 3.9%23/03 ・ 1株配当 ¥1 ・ 配当性向 2.2%24/03 ・ 1株配当 ¥1 ・ 配当性向 2.2%25/03 ・ 1株配当 ¥1 ・ 配当性向 2.1%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億5,000億10,000億15,000億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 総資産 8,634億 ・ 純資産 1,477億22/03 ・ 総資産 9,356億 ・ 純資産 1,565億23/03 ・ 総資産 1兆705億 ・ 純資産 1,796億24/03 ・ 総資産 1兆2,664億 ・ 純資産 2,014億25/03 ・ 総資産 1兆4,485億 ・ 純資産 2,214億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円200円400円600円0%5%10%15%20% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ BPS ¥301 ・ 自己資本比率 16.9%22/03 ・ BPS ¥318 ・ 自己資本比率 16.4%23/03 ・ BPS ¥364 ・ 自己資本比率 16.4%24/03 ・ BPS ¥409 ・ 自己資本比率 15.6%25/03 ・ BPS ¥455 ・ 自己資本比率 15.0%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億5,000億10,000億15,000億0%50%100%150%200% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —22/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —23/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —24/03 ・ 流動資産 1兆1,906億 ・ 流動負債 7,476億 ・ 流動比率 159.3%25/03 ・ 流動資産 1兆3,369億 ・ 流動負債 7,895億 ・ 流動比率 169.3%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億2,000億4,000億6,000億8,000億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 現金 359億 ・ 有利子負債 —22/03 ・ 現金 391億 ・ 有利子負債 —23/03 ・ 現金 379億 ・ 有利子負債 —24/03 ・ 現金 519億 ・ 有利子負債 6,649億25/03 ・ 現金 559億 ・ 有利子負債 7,896億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
-8,000億-6,000億-4,000億-2,000億0億2,000億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ ネットキャッシュ 359億22/03 ・ ネットキャッシュ 391億23/03 ・ ネットキャッシュ 379億24/03 ・ ネットキャッシュ -6,130億25/03 ・ ネットキャッシュ -7,337億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
のれん・無形資産(億円)
0億50億100億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —22/03 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —23/03 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —24/03 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —25/03 ・ のれん 97億 ・ 顧客関連資産 23億
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標21/0322/0323/0324/0325/03
純利益率(%)14.59.315.513.411.9
ROE(%)13.68.213.511.710.8
ROA(%)2.11.32.11.71.6
総資産回転(回)0.150.140.130.130.13
営業CF率(%)15.9-11.8-49.0-45.5-43.8
営業CF/純益(倍)1.10-1.27-3.16-3.40-3.68
配当性向(%)2.63.92.22.22.1
売上 前年比(%)3.69.113.215.9
純資産 前年比(%)6.014.712.29.9
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

21/03
¥1.0
22/03
¥1.0
23/03
¥1.0
24/03
¥1.0
25/03
¥1.0
配当性向 2.1%・連続増配 —年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
-1,010.6
2.4%
粗利率
%
アクルーアル比率
7.8%
売上CAGR
10.3%
EPS CAGR
5.3%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
11.9%
ROA
1.6%
総資産回転
0.13
実効税率
8.9%
現金変換(CFO/営業益)
-3.28
CFO/純益(平均)
-2.08
累計営業CF
-2,230.2
FCFマージン
-53.5%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
4.18
BPS CAGR
10.9%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
1.69
純負債/EBITDA
24.75
インタレストカバレッジ
債務返済年数
配当性向
2.1%
連続増配
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
ROIC営業益率純益率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化売上成長EPS成長 50
ROIC
44
営業利益率
50
純利益率
50
ROE
50
ROA
49
FCFマージン
50
自己資本比率
50
流動比率
47
純負債/EBITDA
44
アクルーアル比率
39
現金変換(営業CF/純益)
48
売上CAGR
50
EPS CAGR
49
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
97.1億
顧客関連資産
22.8億
無形合計 119.9億(のれん+顧客関連・純資産比 5.4%)。M&Aで積んだ無形が相応にあり、事業の趨勢が崩れると減損リスクが自己資本に効く点に留意。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
39.2%
発行済−上位10−自己株
支配株主
株式会社AMG
19.8% 保有
自己株式
1.19%
5,789,900株 ・簿価45.4億
大株主比率
1. 株式会社AMG19.8%
2. 福田 光秀13.0%
3. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.0%
4. 株式会社丸高5.1%
5. JP MORGAN CHASE BANK 385632 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)4.3%
6. MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)3.1%
7. 株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.3%
8. MSCO CUSTOMER SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)1.4%
9. MLI FOR CLIENT GENERAL OMNI NON COLLATERAL NON TREATY-PB(常任代理人 BOFA証券株式会社)1.3%
10. BOFAS INC SEGREGATION ACCOUNT(常任代理人 BOFA証券株式会社)1.1%
上位10で 60.4%・発行済 484,620,136株・自己株 5,789,900株・浮動株 189,756,236株・株主 18,002名。所有者別(単元): 外国人 27.2% / 機関 16.1% / 個人 30.4%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率
政策保有株式(簿価合計)1,378.0百万円(6銘柄)
役員報酬総額 / 役員数258.0百万円 / 9名
平均年間給与(提出会社)588万円
従業員数(連結)2,738名
監査報酬 / 非監査報酬138.0百万円 / 9.0百万円
平均勤続年数12.5年
女性管理職比率6.3%
従業員1人当たり売上69.0百万円
従業員1人当たり営業利益9.2百万円
政策保有株式の対純資産比62.2%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長 福 田 光 秀
本社所在地京都市下京区烏丸通五条上る高砂町381-1
決算期3月
従業員数(連結)2,738名
EDINETコードE03721

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 25/03期末 基準・484,620,136株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当社グループは、アイフル株式会社(以下、「当社」といいます。)及び連結子会社9社、非連結子会社15社及び持分法適用関連会社1社で構成され、ローン事業及びクレジット事業を主な内容とし、信用保証事業等の事業活動を展開しております。また、主要な関係会社の異動は、以下のとおりであります。前連結会計年度まで持分法適用非連結子会社であった株式会社FPCは、重要性が増したため当連結会計年度の期首より連結の範囲に含めております。また、当連結会計年度において、2024年6月28日付でビットキャッシュ株式会社の株式を取得し、同社を連結の範囲に含めております。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 アイフル株式会社ローン事業及び信用保証事業を主として営んでおります。 ライフカード株式会社クレジット事業及び信用保証事業を主として営んでおります。 その他AGビジネスサポート株式会社及びAGペイメントサービス株式会社等であり、ローン事業及びクレジット事業等を営んでおります。 事業区分会社名主な事業の内容金融事業ローン事業消費者金融事業当社一般消費者への小口資金の無担保融資を行っております。AIRA & AIFUL Public Company Limited事業者金融事業当社事業を行う個人経営者を中心に融資を行っております。AGビジネスサポート株式会社AGメディカル株式会社クレジット事業包括信用購入あっせん事業ライフカード株式会社包括信用購入あっせんを行っております。個別信用購入あっせん事業AGペイメントサービス株式会社個別信用購入あっせんを行っております。信用保証事業当社金融機関等が実施する融資の信用保証を行っております。ライフカード株式会社債権管理回収事業AG債権回収株式会社各種債権の管理・回収を専門に行っております。後払い決済事業AGペイメントサービス株式会社EC事業者及び購入者に後払い決済サービスを提供しております。電子マネー事業ビットキャッシュ株式会社プリペイド式電子マネー決済サービスを提供しております。その他ベンチャーキャピタル事業AGキャピタル株式会社ベンチャー企業の開拓、投資、育成支援を行っております。家賃債務保証事業あんしん保証株式会社賃貸借契約における家賃債務の機関保証を行っております。少額短期保険業株式会社FPCペット保険の販売を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。 非連結子会社会社名主な事業の内容(子会社) セブンシーズ株式会社システム・エンジニアリング・サービス事業株式会社Liblockシステム・エンジニアリング・サービス事業株式会社セイロップシステム・エンジニアリング・サービス事業AGパートナーズ株式会社再生事業等AG住まいるリースバック株式会社リースバック業その他10社 業務の概要につきましては、次に記載しております[商品別営業収益構成比率]のとおり、セグメントごとの営業収益の内訳を記載しております。[商品別営業収益構成比率]セグメントの 名 称項目前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)構成比(%)構成比(%)アイフル株式会社営業貸付金利息無担保ローン45.844.3有担保ローン0.10.1事業者ローン0.90.9計46.845.3包括信用購入あっせん収益0.00.0個別信用購入あっせん収益0.00.0信用保証収益8.88.6その他の金融収益0.00.0受取手数料1.11.0その他の営業収益償却債権取立益3.82.9その他0.30.3計4.13.2小計60.858.1ラ イ フカ ー ド株式会社営業貸付金利息無担保ローン2.21.7有担保ローン0.00.0事業者ローン0.10.1計2.31.8包括信用購入あっせん収益13.212.1個別信用購入あっせん収益0.00.0信用保証収益1.21.0その他の金融収益0.00.0その他の営業収益償却債権取立益0.30.3その他5.75.0計6.05.3小計22.720.2そ の 他営業貸付金利息無担保ローン4.54.1有担保ローン1.51.7事業者ローン3.43.6計9.49.4個別信用購入あっせん収益2.93.8信用保証収益1.91.8その他の金融収益0.00.0保険収益-2.5受取手数料0.72.7その他の営業収益営業投資有価証券売上高0.20.0買取債権回収益0.81.0償却債権取立益0.50.4その他0.10.1計1.61.5小計16.521.7合計100.0100.0
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】1.報告セグメントの概要 (1) 報告セグメントの決定方法当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、当社及び連結対象子会社における各社を戦略立案の最小単位として、事業を展開しております。従って、当社グループにおいては、主要事業会社である「アイフル株式会社」及び「ライフカード株式会社」の2つを報告セグメントとしております。 (2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類「アイフル株式会社」は、ローン事業及び信用保証事業を主として営んでおります。「ライフカード株式会社」は、包括信用購入あっせん事業及び信用保証事業を主として営んでおります。 2.報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。報告セグメントの利益は、当期純利益の数値であります。セグメント間の内部営業収益又は振替高は、提供会社における原価相当額に基づいております。 3.報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)(単位:百万円) 報告セグメントその他 (注)1合計アイフル株式会社ラ イ フカ ー ド株式会社計営業収益 外部顧客からの営業収益99,23137,071136,30326,806163,109セグメント間の内部営業収益又は振替高4,6355975,232635,296計103,86737,669141,53626,869168,405セグメント利益又は損失(△)24,99836325,362△2,37722,985セグメント資産985,303245,2961,230,600211,4391,442,039セグメント負債820,080203,3241,023,405196,8571,220,262その他の項目 貸倒引当金繰入額 (注)231,3585,09236,45016,70553,155賞与引当金繰入額978271,005411,047減価償却費1,8841,5113,3954483,843のれん償却額-----貸付金利息1,805691,875-1,875為替差益41714181419持分法投資利益-----子会社清算損-----支払負担金-44-4和解金---1717特別利益79-79-79(固定資産売却益) (79)(-) (79)(-) (79)特別損失420474671,5291,997(貸倒損失)(-)(-)(-)(-)(-)(減損損失)(-)(-)(-)(-)(-)(投資有価証券評価損)(-) (47) (47)(-) (47)(関係会社株式評価損)(420)(-)(420)(-)(420)(抱合せ株式消滅差損)(-)(-)(-)(1,529)(1,529)法人税、住民税及び事業税3,238923,3311,4504,782法人税等調整額△1,617443△1,174△2,289△3,464持分法適用会社への投資額4,168-4,168214,189有形固定資産及び無形固定資産の増加額8,0342,09810,13246610,598 (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、AGビジネスサポート株式会社及びAG債権回収株式会社等を含んでおります。2.貸倒引当金繰入額は、営業費用及び特別損失の金額を記載しております。 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)(単位:百万円) 報告セグメントその他 (注)1合計アイフル株式会社ラ イ フカ ー ド株式会社計営業収益 外部顧客からの営業収益109,88438,115147,99941,054189,054セグメント間の内部営業収益又は振替高4335539880478計109,92738,471148,39841,134189,533セグメント利益19,56277220,3351,83422,169セグメント資産1,163,481228,4091,391,890270,4511,662,341セグメント負債981,479185,6121,167,091247,4411,414,532その他の項目 貸倒引当金繰入額 (注)235,5434,23239,77618,39858,175賞与引当金繰入額1,089111,100531,153減価償却費2,0811,5953,6764324,109のれん償却額---151151貸付金利息2,594792,67342,678為替差益541-5411542持分法投資利益-----子会社清算損0-01920支払負担金-----和解金-----特別利益-----(固定資産売却益)(-)(-)(-)(-)(-)特別損失2,778-2,778-2,778(貸倒損失)(498)(-)(498)(-)(498)(減損損失)(1,582)(-)(1,582)(-)(1,582)(投資有価証券評価損)(-)(-)(-)(-)(-)(関係会社株式評価損)(697)(-)(697)(-)(697)(抱合せ株式消滅差損)(-)(-)(-)(-)(-)法人税、住民税及び事業税3,288△253,2632,7255,989法人税等調整額△1,999△65△2,064△1,899△3,964持分法適用会社への投資額356-35621377有形固定資産及び無形固定資産の増加額22,8762,14125,01770425,722 (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、AGビジネスサポート株式会社及びAG債権回収株式会社等を含んでおります。2.貸倒引当金繰入額は、営業費用及び営業外費用、特別損失の金額を記載しております。 4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)(単位:百万円)営業収益前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計141,536148,398「その他」の区分の営業収益26,86941,134セグメント間取引消去△5,296△478連結財務諸表の営業収益163,109189,054 (単位:百万円)利益又は損失(△)前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計25,36220,335「その他」の区分の利益又は損失(△)△2,3771,834セグメント間取引消去△2,851465その他の調整額1,684△117連結財務諸表の親会社株主に帰属する当期純利益21,81822,516 (単位:百万円)資産前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計1,230,6001,391,890「その他」の区分の資産211,439270,451その他の調整額△175,665△213,890連結財務諸表の資産合計1,266,3741,448,451 (単位:百万円)負債前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計1,023,4051,167,091「その他」の区分の負債196,857247,441その他の調整額△155,300△187,478連結財務諸表の負債合計1,064,9621,227,054 (単位:百万円)その他の項目報告セグメント計その他調整額連結財務諸表計上額前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度当連結会計年度その他の項目 貸倒引当金繰入額 (注)36,45039,77616,70518,398△422△90252,73357,272賞与引当金繰入額1,0051,10041535205871,5671,741減価償却費3,3953,676448432-1853,8434,294のれん償却額---151-623-775貸付金利息1,8752,673-4△1,791△2,6138364為替差益418541111316655511,208持分法投資利益----63316331子会社清算損-0-19---20支払負担金4-----4-和解金--17---17-特別利益79-----79-(固定資産売却益) (79)(-)(-)(-)(-)(-) (79)(-)特別損失4672,7781,529-△1,529△5784672,200(貸倒損失)(-)(498)(-)(-)(-)(-)(-)(498)(減損損失)(-)(1,582)(-)(-)(-)(-)(-)(1,582)(投資有価証券評価損) (47)(-)(-)(-)(-)(-) (47)(-)(関係会社株式評価損)(420)(697)(-)(-)(-)(△578)(420)(119)(抱合せ株式消滅差損)(-)(-)(1,529)(-)(△1,529)(-)(-)(-)法人税、住民税及び事業税3,3313,2631,4502,725225-5,0075,989法人税等調整額△1,174△2,064△2,289△1,899△1,551126△5,016△3,838持分法適用会社への投資額4,16835621214895404,679917有形固定資産及び無形固定資産の増加額10,13225,017466704-3710,59825,760 (注)貸倒引当金繰入額は、営業費用
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報 (単位:百万円) ローン事業クレジット事業信用保証事業その他合計外部顧客からの営業収益112,47734,34221,83920,395189,054
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報外部顧客からの営業収益のうち、連結損益計算書の営業収益の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 当社のリスク管理体制当社では2007年4月より、取締役会直属機関としてリスク管理委員会を設置し、各部署で発生するリスクないし企業活動を脅かすリスクを横断的に統括管理し、リスクの顕在化の未然防止及び危機発生時の体制整備をしております。具体的には、「リスク管理規程」に基づき、各部署で継続的に収集したリスク情報をもとにリスクを算定・評価し、回避策・軽減策を検討しております。また、リスク統括部において、各部署より報告を受けたリスク情報を一元管理しております。リスク管理委員会においては、リスクの定期的な把握及びリスク回避・軽減策の検討指示並びに危機時の陣頭指揮・各種対応指示などを行うとともに、リスク情報の収集、危機対策・対応などで、必要と判断した場合、対処方針・対処方法を策定し、取締役会にて承認を得ることとしております。また、リスク情報のなかで、コンプライアンス委員会に関係する事案については、コンプライアンス委員会に随時情報共有しております。[体制図](注)1線…各業務執行部門は、実際にリスク管理を行い、リスク発生抑止の方針に従い、必要に応じてリスク管理計画を策定し、また、業務遂行におけるリスクを把握・評価を行い、回避・リスクテイクの判断、顕在化した際のリスクコントロールを迅速に実行する役割2線…リスク統括部は、1線のカテゴリ別主管業務に加え、統合的リスク管理部署として、1線・カテゴリ別主管部署によるリスクコントロールの検証・指導・支援を行い、グループ全体のリスクガバナンス体制を構築する役割3線…内部監査部は、体制及びプロセスの有効性や適切性を1線・2線から独立した立場で検証する役割 しかしながら、これらの対応にもかかわらず法的規制の強化もしくは緩和も含めた経営環境の変化、競合の状況、景気の変動等によっては当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があり、また、当社グループの戦略の見直しを余儀なくされる可能性があります。 当社は2025年3月期より、リスクシナリオの蓋然性と業務への影響度に基づき、事業に重要な影響を与える可能性があると経営が認識したリスクをトップリスクとして選定しております。トップリスクは毎期、リスク管理委員会において審議・決定され、トップリスクに対しては、リスクの高まりや予兆等の評価を行い、必要な対策を講じることでリスクの抑制等を図ります。 (2) トップリスクリスク事象リスクシナリオ ①法令違反や従業員等による不適切な行為に関するリスク従業員等が法令、社会規範、商慣習・市場慣習、お客様目線等に照らして正しい行為を行わないこと(いわゆる、ミスコンダクト)により、行政処分や社会的批判など、ステークホルダーからの信頼を棄損するリスク ②競争力の低下リスク既存競合先に加え、異業種からの新規参入、生活様式の変化、DX化の加速等から生じるお客様の期待変化に対して適切に対応ができない場合に、市場での競争力が低下するリスク ③貸倒関連費用の増加リスク経済情勢の悪化による資金繰りの困窮によって、支払いが困難となるお客様が増加するリスク ④金利上昇リスク市場環境の変動や政情不安等の地政学リスク等の影響により調達金利が上昇し、当社の経営成績に影響を及ぼすリスク ⑤資金流動性リスク市場環境、当社の信用力低下や格付けの変動等により資金調達が困難になるリスク ⑥サイバー攻撃・システム障害リスク人為的過誤、自然災害、停電、コンピュータウイルス、外部からのサイバー攻撃及びこれに類する事象により、事業影響が生じるリスク ⑦人材不足による事業計画への影響発生リスク事業計画に見合った人員・人材を確保できず、事業計画、プロジェクトの遂行ができなくなるリスク ①法令違反や従業員等による不適切な行為に関するリスク当社グループは、業務を行うにあたっては、貸金業法、割賦販売法をはじめ、多くの関連法令等の遵守のほか、お客様をはじめとする多くのステークホルダーとの良好な関係維持が求められていますが、従業員等による法令等に抵触する行為や、商慣習・市場慣習、お客様目線等に照らして正しい行為を行わないこと(いわゆる、ミスコンダクト)等があった場合は、行政処分や社会的批判など、ステークホルダーからの信頼が失われ、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、従業員等による法令の違反、不適切な行為の発生を抑制するべく、当社グループ全体において統一した企業倫理を共有し、当社グループ全体のコンプライアンス態勢を確立することを目的とした、グループコンプライアンス委員会を設置しております。また、内部統制機能として組織・制度を整備するとともに、システムによるオペレーショナルリスク対応を図り、上記体制図に記載の1線・2線・3線からなる、いわゆる3ラインによる点検と継続的な改善活動を図っております。 ②競争力の低下リスク当社グループは、国内外で信頼され、必要とされるグローバル金融グループを目指しておりますが、既存競合先に加え、異業種からの新規参入、生活様式の変化、DX化の加速等から生じるお客様の期待変化に対し、より迅速に対応することが求められており、これらに対して適切に対応ができない場合、市場における競争力が低下し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。これらに対し当社は、市場動向やお客様の声の積極的な収集活動に努め、スマホアプリの改善等UI/UX向上の取り組み強化など、デジタル技術の利活用による利便性の向上、M&Aを含む事業の多角化や海外展開による事業ポートフォリオの分散に重点をおいてサービス拡大に取り組んでおります。 ③貸倒関連費用の増加リスク当社グループは、営業貸付金等について、貸倒関連費用を計上しておりますが、今後の経済情勢等により資金繰りの困窮によって支払いが困難となるお客様が増加するリスクがあり、当社グループの貸倒関連費用の増加や受取利息の減少につながることで、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。こうしたリスクを解消するため、お客様の信用力について定期的に調査を行うなど、予兆を即座に把握できる体制を構築し適切な対策を講じることで、債権の健全性維持に努めております。 ④金利上昇リスク資金調達に係る調達金利は、市場環境等により変動することがあり、政情不安等の地政学リスクの影響も含め、将来における金利上昇の程度によっては、当社グループの資金調達に影響を及ぼすおそれがあり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。こうしたリスクを解消するため、当社グループでは、ALM(資産と負債の総合的な管理)による金利リスクの管理を行っており、将来の金利見通しやコストを踏まえた調達金利の固定化、調達手段の多様化等により、金利変動リスクの軽減を図っています。 ⑤資金流動性リスク当社グループは、金融機関からの借入れ、社債、債権の流動化及びコマーシャル・ペーパー等により、資金調達を行っておりますが、市況環境、当社の信用力低下や格付の低下等の変動により資金調達が困難になる可能性があります。また、資金調達に係る契約には財務制限条項や早期償還条項が付されているものが存在することから、当社グループの財政状態及び経営成績、又は営業貸付金等の債権内容が大きく変化し、期限の利益を喪失した場合には、資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。こうしたリスクを解消するため、当社グループではALMによる短期・長期の資金流動性の管理を行うとともに、財務制限条項や早期償還条項の管理・報告、調達の多様化や新たな調達手法の検討、格付の向上に向けた取り組みを行っております。 ⑥サイバー攻撃・システム障害リスク当社グループが使用するハードウエア及びソフトウエアは、人為的過誤、コンピュータウイルス、外部からのサイバー攻撃及びこれに類する事象による損害又は中断等により、当社グループの事業に対する消費者の信頼が低下することで、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。こうしたリスクを解消するため、当社グループでは、基幹システムの冗長化、バックアップ体制整備等のインフラ強化を図るとともに、サイバー攻撃やフィッシングサイト等へのセキュリティ強化に向け、社内CSIRTによる業界内外の情報連携体制、コンピュータウイルスの排除、外部からのサイバー攻撃の監視、多角的な脆弱性診断等を継続しています。また、二段階認証の導入等具体的な対策や、定期的な社内対応訓練等を通じて、それらの被害抑止に努めております。 ⑦人材不足による事業計画への影響発生リスク当社は、グループ全体における幅広い専門分野に対し、高い専門性を必要とする業務に従事している社員を雇用していることから、外部環境の変動により、人材不足による事業計画への影響を及ぼす可能性があります。そのため、従業員等の積極的な採用や従業員等に対する継続的な研修等により、多様な人材の確保・育成を行っており、有能な人材を継続的に採用し定着を図るよう努めております。その他、タレントマネジメントシステムの積極活用による採用・配置・
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要当社グループを取り巻くノンバンク業界においては、活況な資金ニーズを背景として個人向けローン事業の新規成約件数が堅調に推移し、営業貸付金残高も引き続き増加しております。また、利息返還請求については、外部環境の変化等による影響等に一定の留意は必要なものの、着実に減少しております。このような環境のもと当社グループにおきましては、10年間の長期ビジョンとして「IT企業への変革 ~100年続く企業を目指す~」を掲げ、2027年3月期を最終年とする3年間の中期経営計画を策定いたしました。「Try Harder ~あらたな成長ステージに向けて~」を中期経営計画のテーマとして、ローン事業や信用保証事業、クレジット事業といった主力事業の残高成長やコスト構造改革によるグループ全体の利益水準の向上に努めてまいりました。また、あらたな成長ステージに向けて、M&Aや成長率の高い事業への積極的な成長投資を推進しております。 前連結会計年度まで持分法適用非連結子会社であった株式会社FPCは重要性が増したため、当連結会計年度の期首より連結の範囲に含めております。また、当連結会計年度において、2024年6月28日付でビットキャッシュ株式会社の株式を取得したため、同社を連結の範囲に含めております。なお、2024年6月30日をみなし取得日として連結しております。 (金額単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度前期比増減額増減率(%)営業収益163,109189,05425,94515.9 営業貸付金利息95,400106,59011,19011.7信用購入あっせん収益26,29030,1453,85514.7信用保証収益19,40821,5262,11810.9その他の営業収益22,01030,7918,78139.9営業費用142,045163,75121,70615.3営業利益21,06425,3024,23820.1経常利益22,06726,8174,74921.5親会社株主に帰属する当期純利益21,81822,5166973.2総資産経常利益率(ROA)1.9%2.0%0.1pt-自己資本利益率(ROE)11.7%10.8%△0.9pt- 当連結会計年度における当社グループの営業収益は189,054百万円(前期比15.9%増)となりました。その主な内訳といたしましては、営業貸付金利息が106,590百万円(前期比11.7%増)、包括信用購入あっせん収益が22,891百万円(前期比5.9%増)、信用保証収益が21,526百万円(前期比10.9%増)となっております。営業費用は、163,751百万円(前期比15.3%増)となりました。その主な内訳といたしましては、金融費用が9,512百万円(前期比31.3%増)、広告宣伝費が18,557百万円(前期比4.3%増)、貸倒引当金繰入額が56,904百万円(前期比8.3%増)となったこと等によるものであります。また、連結子会社の増加により営業収益は保険収益4,728百万円、受取手数料3,127百万円、営業費用は保険費用3,582百万円がそれぞれ増加しております。以上の結果、当連結会計年度における当社グループの営業利益は25,302百万円(前期比20.1%増)、経常利益は、26,817百万円(前期比21.5%増)となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損失にシステム開発方針見直しによる減損損失1,582百万円、フィッシング詐欺被害による貸倒損失498百万円、子会社への貸付に対する貸倒引当金繰入額366百万円等を計上した結果、22,516百万円(前期比3.2%増)となりました。 セグメント別の状況は次のとおりであります。(アイフル株式会社)〔ローン事業〕ローン事業につきましては、テレビCMやWEB広告を活用した効果的かつ効率的な広告戦略のほか、公式サイトやスマホアプリ、申込フォームの改善等、デジタル分野の内製化による顧客ニーズに応じたスピーディな対応等、UI/UXを強化し、顧客満足度の向上に継続的に取り組んでおります。その結果、当連結会計年度における当社の個人向け無担保ローン新規成約件数は32万5千件(前期比3.9%減)、成約率は33.2%(前期比2.7ポイント減)となりました。また、当連結会計年度末における個人向け無担保ローンの営業貸付金残高は597,976百万円(前期末比9.0%増)、有担保ローンの営業貸付金残高は1,385百万円(前期末比24.5%減)、事業者向け無担保ローンの営業貸付金残高は14,860百万円(前期末比18.7%増)、ローン事業全体の営業貸付金残高は614,222百万円(前期末比9.1%増)となりました(債権の流動化によりオフバランスとなった営業貸付金788百万円が含まれております。)。 〔信用保証事業〕信用保証事業につきましては、個人及び事業者の与信ノウハウや独立系の強みを活かし、保証残高拡大に向けた商品の多様化や新規保証提携の推進に取り組んでおります。その結果、当連結会計年度末における信用保証事業に係る個人向けローンの支払承諾見返残高は195,024百万円(前期末比20.2%増)、信用保証事業に係る事業者向けローンの支払承諾見返残高は69,552百万円(前期末比23.8%増)となりました。なお、事業者向けローンの支払承諾見返残高のうち、2百万円はリース保証、904百万円はAGビジネスサポート株式会社への保証によるものであります。 以上の結果、当連結会計年度における当社の営業収益は109,927百万円(前期比5.8%増)、営業利益は20,391百万円(前期比16.2%減)、経常利益は23,996百万円(前期比11.6%減)、当期純利益は19,562百万円(前期比21.7%減)となりました。 (ライフカード株式会社)〔クレジット事業(包括信用購入あっせん事業)〕クレジット事業につきましては、新規提携・タイアップカードの発行、お客様のニーズに応じたアプリ機能の追加や改善、優待サービスの拡充、新たな獲得販路の展開により新規会員の獲得及び稼働会員数の向上に努めております。その結果、当連結会計年度における取扱高は771,942百万円(前期比4.1%増)、当連結会計年度末におけるクレジット事業に係る割賦売掛金残高は115,491百万円(前期末比3.4%増)となりました(債権の流動化によりオフバランスとなった割賦売掛金6,032百万円が含まれております。)。 〔カードキャッシング事業〕カードキャッシング事業における、当連結会計年度末の営業貸付金残高は21,766百万円(前期末比4.1%減)となりました(債権の流動化によりオフバランスとなった営業貸付金1,626百万円が含まれております。)。 〔信用保証事業〕信用保証事業につきましては、個人及び事業者の与信ノウハウや独立系の強みを活かし、保証残高拡大に向けた商品の多様化や新規保証提携の推進に取り組んでまいりました。その結果、当連結会計年度末における信用保証事業に係る個人向けローンの支払承諾見返残高は27,070百万円(前期末比3.4%減)、信用保証事業に係る事業者向けローンの支払承諾見返残高は1,856百万円(前期末比21.0%増)となりました。 以上の結果、当連結会計年度におけるライフカード株式会社の営業収益は38,471百万円(前期比2.1%増)、営業利益は563百万円(前期比31.0%減)、経常利益は682百万円(前期比28.0%減)、当期純利益は772百万円(前期比112.3%増)となりました。 (その他)当連結会計年度における報告セグメントに含まれない連結子会社8社(AIRA & AIFUL Public Company Limited、AGビジネスサポート株式会社、AG債権回収株式会社、AGキャピタル株式会社、AGペイメントサービス株式会社、AGメディカル株式会社、株式会社FPC、ビットキャッシュ株式会社)の営業収益は41,134百万円(前期比53.1%増)、営業利益は1,796百万円(前期は1,716百万円の営業損失)、経常利益は1,805百万円(前期は1,686百万円の経常損失)、当期純利益は1,834百万円(前期は2,377百万円の当期純損失)となりました。なお、連結子会社の増加により営業収益は保険収益4,728百万円、受取手数料3,127百万円、営業費用は保険費用3,582百万円がそれぞれ増加しております。 (2) 財政状態当連結会計年度末における資産は、前期末に比べ182,076百万円増加の1,448,451百万円(前期末比14.4%増)となりました。増加の主な要因は、営業貸付金76,536百万円、割賦売掛金29,546百万円、のれん9,707百万円の増加等によるものであります。負債につきましては、前期末に比べ162,092百万円増加の1,227,054百万円(前期末比15.2%増)となりました。増加の主な要因は、社債及び借入れなどの資金調達関連が124,711百万円増加したこと等によるものであります。純資産につきましては、前期末に比べ19,984百万円増加の221,396百万円(前期末比9.9%増)となりました。増加の主な要因は、利益剰余金の増加等によるものであります。 セグメント別の状況は次のとおりであります。(アイフル株式会社)当連結会計年度末における資産は、営業貸付金残高の増加を主な要因として前期末に比べ178,177百万円
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針当社グループは、「誠実な企業活動を通じて、社会より支持を得る」を経営理念として、お客様の健全な消費活動や事業活動のサポートを通じて経済社会に貢献することを使命とし、IT企業への変革を推進し、「環境変化に応じた組織・制度の変革とデジタル技術を活用した金融グループとしての成長」を目指しています。2021年4月に理念体系を再構築し、「VISION(実現したい社会の姿)/MISSION(VISIONを達成する為に担うべき使命・役割)/VALUE(発揮すべき価値・持つべき価値観)」を設計しております。 (2) 目標とする経営指標当社グループは、企業価値の向上を目指し、安全性の指標となる自己資本比率の適正化を図りつつ、収益性及び効率性の観点から、総資産経常利益率(ROA)及び自己資本利益率(ROE)を重要な指標としております。なお、当社グループは過去に税務上の赤字を計上していたことで税額並びに法人税等調整額が安定していないため、より実態がわかるよう、実効税率を30%とした「親会社株主に帰属する当期純利益」をベースに自己資本利益率(ROE)を算出した実質自己資本利益率(実質ROE)を経営指標として示しております。 (3) 資本効率当社グループは、資本効率の向上を図るうえで実質自己資本利益率(実質ROE)を重要な指標とし、中期経営計画において10.0%超を掲げております。積極的な成長投資による営業収益の拡大とコスト構造改革による費用の低下によって利益水準の向上を図り、資本効率の向上を目指してまいります。 (4) 経営環境(無担保ローン市場)個人向けの無担保ローン市場は堅調な資金需要を背景に拡大基調が続いており、2024年12月時点で前期末比4.3%増の9.9兆円となっております。このうち、金融機関は前期末比3.5%増の5.5兆円、消費者金融専業とクレジットカード会社の合計は前期末比5.4%増の4.4兆円となっております。当社グループにおける個人向けの無担保ローン残高は、前期末比8.5%増の6,665億円、アイフル単体では前期末比9.0%増の5,979億円となりました。 (事業者ローン市場)中小事業者向けの事業者ローン市場におきましては、人手不足や原材料・資材、エネルギーなどのコストアップを要因として足元では企業倒産件数が増加しておりますが、コロナ以降の経済活動の再開以降、資金需要は引き続き、回復傾向にあります。当社グループの事業者ローン残高は、前期末比14.7%増の1,022億円となりました。このうち、AGビジネスサポートが前期末比13.8%増の853億円、アイフル単体では前期末比18.7%増の148億円となっております。 (クレジットカード市場)クレジットカード市場は、個人消費の回復に加え、キャッシュレス決済の拡大や法人カードの普及などにより取扱高が前期末比11.1%増の101兆円となっており、今後も市場の拡大が見込まれます。当社グループでクレジットカード事業を中心に営むライフカードの取扱高は、前期比4.1%増の7,719億円となりました。 (5) 中長期的な会社の経営戦略今後の見通しにつきましては、経済の緩やかな回復基調に併せ、新規成約件数は堅調に推移し、営業貸付金残高の拡大が続くと見込んでおりますが、一方で世界情勢の変動等によるわが国の個人消費や金融市場へ与える影響には注視が必要な状況が続くとみております。また、異業種からの新規参入やDX化の加速等、当社グループを取り巻く環境は変化しており、その変化に迅速に対応することが求められております。このような環境のもと、当社グループにおきましては、10年間の長期ビジョンとして「IT企業への変革 ~100年続く企業を目指す~」を掲げ、2025年3月期を初年度とする3年間の中期経営計画を策定いたしました(2024年5月公表)。 ① 長期VISION ② 中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)長期ビジョンの実現のため、当社グループは2024年5月10日に、2027年3月期を最終連結会計期間とする中期経営計画を公表しております。中期経営計画テーマの概要は以下の通りであります。 [中期経営計画テーマ及び基本方針]「Try Harder ~新たな成長ステージに向けて~」を中期経営計画のテーマとして、ローン事業や信用保証事業、クレジット事業といった主力事業の残高成長やコスト構造改革によるグループ全体の利益水準の向上に努めてまいります。また、あらたな成長ステージに向けて、顧客基盤を拡大し新しいビジネスモデルを獲得するため、主力事業の利益を成長率の高い事業やM&Aに投資し、企業価値の向上を実現してまいります。 2025年3月期を初年度とする中期経営計画(2024年5月公表)で掲げた目標対比は次のとおりであります。 連結目標2025年3月期(実績)2025年3月期(計画)2026年3月期(計画)2027年3月期(計画)営業収益(億円)1,8901,8001,9802,180営業利益(億円)253238299414経常利益(億円)268240300420ROA(%)2.01.82.02.5実質ROE(%)8.28.09.111.4 中期経営計画の初年度となる2025年3月期については、ローン事業や信用保証事業、クレジット事業といった主力事業の営業アセットの拡大に努めた結果、営業債権残高は前期末比13.6%増の13,397億円となり、営業収益や各種利益及び指標も計画通りとなるなど、順調に推移しております。また、中期経営計画の基本方針であるM&Aの推進やコスト構造改革も順調に推移し、グループ全体の利益水準も向上しております。中期経営計画の初年度を終え、2026年3月期の当社グループの業績予想は、営業収益が2,107億円、営業利益が295億円、経常利益が300億円、親会社株主に帰属する当期純利益が238億円を見込んでおります。引き続き、主力事業の営業アセット拡大に努めるほか、M&Aの推進やコスト構造改革を進めることで利益水準を高め、企業価値の向上を目指してまいります。 ③ 資本政策及び株主還元 ア.自己資本比率に対する考え方当社グループは、現状を残高成長ステージととらえており、期待損失に関しては通常事業、非期待損失に関しては自己資本でカバーすることと整理し、自己資本比率は15%以上を維持することを目指しております。 イ.資本政策に関する基本方針成長投資を優先としつつ、株主還元の向上を基本方針とします。成長投資には計画期間中に最大600億円の成長投資を行い、M&Aの推進による新規事業等での利益の創出及び資本効率(ROE)の向上を目指しております。また、株主還元については成長投資を基本としつつ、株主還元を向上させ、計画最終年には総還元性向で20%程度を目標としております。 (6) 優先的に対処すべき課題「 (1) 会社の経営の基本方針」及び「 (5) 中長期的な会社の経営戦略」に記載の経営方針、並びに経営戦略を実行するうえで、当社グループが優先的に対処すべき課題は以下のとおりであります。 (事業ポートフォリオの組み替え)当社グループは、経営の安全性を重視し、ローン事業、クレジット事業、信用保証事業などを中心に金融事業の多角化と事業ポートフォリオの分散を進めております。現状のローン事業の成長を維持しつつ、クレジット事業、信用保証事業をさらに拡大させるとともに、積極的なM&Aによる新規事業領域の創出により事業ポートフォリオの組み替えを図り、安全性を高めております。 (コスト構造改革)当社グループは、中期経営計画の基本方針に基づき、センター部門の生産性の向上、社内エンジニアによる内製化促進、無人店舗の閉鎖等によりコスト構造改革を推進し、営業収益費用率の改善と事業環境の変化に対する素早い適合を図っております。 (IT人材の確保)当社グループは、長期ビジョンとして「IT企業への変革 ~100年続く企業を目指す~」を掲げ、システム及びUI・UXの内製化によるお客様のニーズへの柔軟な対応を目指しております。また、当社グループを取り巻く事業環境の変化に対して迅速に対応することが求められており、今後もSES事業会社のM&Aや積極的な採用を通じてIT人材の確保を推進してまいります。 (財務基盤の安定化)当社グループは、金融事業を主たる事業としており、事業拡大に必要な資金は外部から調達しております。日本銀行の金融緩和政策の変更による金利の上昇影響などを踏まえつつ、安全性の観点及び強固な調達基盤構築のため、金融機関からの間接調達と社債等の直接調達の双方を行うことで資金調達の多様化を図っております。 (利息返還請求)2006年の最高裁判決を契機とした利息返還請求件数は、すでに最高裁判所の判決から18年経過し、返還請求の権利を持つ多くの方が消滅時効を迎えていることなどから大幅に減少しております。今後も利息返還請求は減少が続く見込みでありますが、外部環境の変化など、一定の留意は必要な状態であります。
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)種 類会社等の名称所在地資本金又は出資金(百万円)事業の内 容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(百万円)科目期末残高(百万円) 役員及びその近親者が議決権の過半数を所有している会社株式会社AMG京都市右京区10有価証券売買業なし従業員の出向出向料の受取(注)10―― (注)従業員の出向による出向料は、出向契約書を締結し、出向元の給与を基準に双方協議のうえ、決定しております。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り) 1.貸倒引当金 (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 (単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度貸倒引当金92,601102,675 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 ① 算出方法営業貸付金、割賦売掛金、支払承諾見返、その他営業債権等を債務者の支払状況等に基づいた信用リスクに応じて正常債権、管理債権、破産更生債権等に分類しております。イ.正常債権消費者向け、事業者向け等の貸付種別ごとに平均取引期間等の算定期間における貸倒実績率を用いて貸倒見積高を算出しております。ロ.管理債権一定期間以上の支払遅延のある債権については、消費者向け、事業者向け等の貸付種別ごとに債務者の遅延期間等により信用リスクに応じて分類し、それぞれの分類における平均残存期間等の算定期間における貸倒実績率や、債務者の債務状態(弁護士介入等)に応じた分類における貸倒実績率を用いて貸倒見積高を算出しております。ハ.破産更生債権等個々の債権ごとに見積った回収見込額(担保処分見込額を含む)を債権残高から差し引いた残額を貸倒見積高としております。 ② 主要な仮定連結会計年度末における経済状況の変化は、債務者へ直接的又は間接的な影響を与える可能性があります。当該変化を営業貸付金、割賦売掛金、支払承諾見返、その他営業債権等の評価に反映するために貸倒実績率の補正要否に関する判断を行っております。 ③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響過去の実績や入手可能な情報等をもとに様々な要因を考慮して貸倒引当金を計上しておりますが、将来の不確実な経済状況の変化が債務者へ直接的又は間接的な影響を与える可能性があり、その結果として現れる回収状況等に応じて貸倒実績率の判断が変化する場合は、貸倒引当金に増減が生じる可能性があります。 2.利息返還損失引当金 (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 (単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度利息返還損失引当金11,7608,772 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報当社グループが提供している、あるいは過去提供していたローン契約等において、2010年改正以前の出資法に基づき受領した利息のうち、ご利用者が利息返還請求権を有するとされる利息が一部存在しております。そのため、当社グループは「業種別委員会報告第37号 消費者金融会社等の利息返還請求による損失に係る引当金の計上に関する監査上の取扱い」に準拠し、利息返還請求に備えるため、利息返還損失引当金を積み立てております。 ① 算出方法利息制限法の上限を超えて支払われた利息(以下、「超過利息」といいます。)の返還請求がなされるであろう件数(以下、「請求件数」といいます。)、1件当たりの超過利息返還額(以下、「返還単価」といいます。)のほか、複数の要素を加味し、将来返還が見込まれる額を見積っております。 ② 主要な仮定超過利息の返還請求件数、1件当たりの超過利息返還額が将来どのように遷移していくかについて、直近の弁護士事務所・司法書士事務所の動向等の経営環境や当社グループの交渉方針の変化を踏まえて予測を行っております。 ③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響過去の返還実績を踏まえ、かつ、最近の返還状況等を考慮しているため、請求件数や返還単価が見積りから大きく乖離した場合等には、利息返還損失引当金が増減する可能性があります。 3.のれんの評価 (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 (単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度株式会社FPC-2,874ビットキャッシュ株式会社-6,833 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 ① 算出方法当社グループののれんは、対象会社ごとに買収時に見込んだ事業計画の達成状況を確認することにより超過収益力の毀損の有無を判定し、経営環境の著しい悪化等、減損の兆候が発生した場合には減損の判定を行うこととしており、減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することにより減損損失の認識の要否を判定しております。これらは、いずれもその効果が及ぶ期間にわたって規則的に償却しております。 ② 主要な仮定当該見積りは、使用する時点において入手可能な情報に基づく最善の見積りと判断により策定しております。 ③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響将来の事業環境の変化等の影響により見積りが必要となった場合には、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】該当事項はありません。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして認識し、中長期的な利益成長を通じた株主価値の極大化を目指しつつ、安定的な内部留保金を確保し、経営成績に応じた利益還元を行うことを基本方針としております。当事業年度の期末配当につきましては、1株当たり1円とすることを決定いたしました。また、次期の配当につきましては、1株当たり年間12円(中間6円、期末6円)を予定しております。内部留保金につきましては、2025年3月期から2027年3月期を対象とする中期経営計画に基づき、「自己資本比率15%以上の維持」、「総還元性向20%程度」を目標とし、将来利益の創出を見据えたM&A推進、及び安定的・継続的な株主還元に柔軟かつ効率的に活用してまいります。当社は、「会社法第459条第1項の規定に基づき、取締役会の決議をもって剰余金の配当等を行うことができる。」旨及び「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。(注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年5月9日取締役会決議4781
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100VZ1M)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E03721)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

アイフル株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
8515です。
8515(アイフル株式会社)のEDINETコードは?
E03721です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
8515(アイフル株式会社)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 福 田 光 秀です(有価証券報告書の表紙記載)。
8515(アイフル株式会社)の本社所在地は?
京都市下京区烏丸通五条上る高砂町381-1です。
8515(アイフル株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
有限責任監査法人トーマツです。
8515(アイフル株式会社)の筆頭株主は?
株式会社AMGで、保有比率は約19.8%です(2025-03-31基準)。
8515(アイフル株式会社)の発行済株式数は?
有報(2025-03-31基準)で484,620,136株です(発行済株式総数)。うち自己株が5,789,900株、市場で流通する浮動株は189,756,236株です。
8515(アイフル株式会社)の株主数は?
2025-03-31基準で18,002名です。上位10名で60.4%を保有し、浮動株比率は39.2%です。
8515(アイフル株式会社)の決算期は?
3月期です。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
時価総額
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
PER
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
実質PER
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
EPS
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
配当利回り
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
EV
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
EV/EBITDA
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
EV/EBIT
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
EV/売上
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
益回り(EBIT/EV)
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
現金/時価
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
ROE
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
ROA
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
ROIC
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
粗利率
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
営業利益率
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
純利益率
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
総資産回転
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
実効税率
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上 前年比
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産 前年比
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
売上高
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
営業利益
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
経常利益
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
純利益
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
成長・複利
CAGR
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
FCF(オーナー利益)
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF利回り
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCFマージン
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
営業CF
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
投資CF
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
財務CF
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF率
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
営業CF/純益(現金変換)
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
累計営業CF
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
アクルーアル比率
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
利益の質
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
財務の健全性
自己資本比率
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
ネットキャッシュ
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
総資産
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
純資産
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
現金
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
有利子負債
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
流動資産
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
流動負債
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
BPS
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動比率
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純負債/EBITDA
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
インタレストカバレッジ
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
債務返済年数
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
維持capex
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
のれん
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
減損リスク
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
顧客関連資産
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
株主還元・希薄化
配当性向
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
連続増配
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
希薄化率
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株配当
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
統治(ガバナンス)
政策保有株式
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
支配株主
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
年初来安値・高値
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
β(ベータ)
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
移動平均(50日/200日)
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
ADV(平均売買代金)
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
平均出来高
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
浮動株比率
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
浮動株時価
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家・内部者 保有
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
理論株価
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
EPV(企業価値・保守値)
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
配当割引(DDM)
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
正常化EPS×正当PER
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
BPS(1株純資産)
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
NCAV(ネットネット)
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
割引率
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
成長率
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
正当PER
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
正常化EPS
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
成長考慮(割引)
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
罠(バリュートラップ)
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
安全域
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
定点観測
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E03721)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。