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株式会社三井住友フィナンシャルグループ
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ROIC
%
投下資本利益率
ROE(実績)1482位
10.4%
有報 報告値
営業利益率1386位
8.4%
営業益 9,068.2億
自己資本比率3842位
4.8%
EPS(実績)
412.0
26/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型

解析準備中。

✓ 実質キャッシュ超過399087.2億(価格未投入)✓ 直近5期連続増収▲ 5期累計 営業CF -91415.8億▲ 純益がキャッシュを伴わない(CFO/純益 平均-1.37x)▲ 有利子負債195230.5億・営業CFで返済原資なし

実質キャッシュ超過399087.2億(価格未投入)。時価総額比は株価入力後に確定(DEC-008 価格入力型)

直近5期連続増収。売上 41111.3→107908.5億

5期累計 営業CF -91415.8億。営業段階で資金流出=利益以前にキャッシュが出ていく(罠の芯)

純益がキャッシュを伴わない(CFO/純益 平均-1.37x)。利益は出るが営業CFが薄い=アクルーアル依存に留意

有利子負債195230.5億・営業CFで返済原資なし。営業CF-102831.4億(マイナス)=借入を営業から返せない

JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/03期・単年)

損益(PL)
売上高
10兆7,909
前年比 +6.1%
営業利益
9,068.2
前年比 -8.0%
経常利益
2兆3,034
前年比 +34.0%
純利益
1兆5,830
前年比 +34.4%
財政状態(BS)
総資産
328兆5,111
前年比 +7.3%
純資産
15兆9,331
前年比 +7.4%
現金
59兆4,318
前年比 -10.2%
有利子負債
19兆5,231
前年比 +16.4%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
−10兆2,831
赤字転換
投資CF
3兆2,542
黒字転換
財務CF
-463.6
フリーCF
−10兆4,682
赤字転換
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
売上高(百万)4,111,1276,142,1559,353,59010,174,89410,790,853
営業利益(百万)986,127906,817
経常利益(百万)1,040,6211,160,9301,466,1281,719,4822,303,350
純利益(百万)706,631805,842962,9461,177,9961,582,973
EPS(円)515.5590.5241.5301.6412.0
1株配当(円)210.0240.090.0122.0157.0
営業利益率(%)9.78.4
ROE(%)5.96.57.08.010.4
自己資本比率(%)4.74.75.04.84.8

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
総資産(百万)257,704,625270,428,564295,236,701306,282,015328,511,145
純資産(百万)12,197,33112,791,10614,799,96714,841,50915,933,144
流動資産(百万)1,827,7042,632,281
流動負債(百万)3,027,6533,763,159
現金(百万)65,832,07265,864,24866,380,33066,187,67459,431,773
有利子負債(百万)16,767,07519,523,053
ネットキャッシュ(百万)49,420,59939,908,720
BPS(円)8,825.59,430.53,719.13,795.64,135.7
自己資本比率(%)4.74.75.04.84.8
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0323/0324/0325/0326/03
営業CF(百万)1,545,423-5,895,185642,8624,848,464-10,283,139
投資CF(百万)-2,406,8105,931,059-918,904-4,512,9433,254,237
財務CF(百万)-485,338-357,778280,693-480,149-46,355
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億50,000億100,000億150,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 売上高 4兆1,111億 ・ 純利益 7,066億23/03 ・ 売上高 6兆1,422億 ・ 純利益 8,058億24/03 ・ 売上高 9兆3,536億 ・ 純利益 9,629億25/03 ・ 売上高 10兆1,749億 ・ 純利益 1兆1,780億26/03 ・ 売上高 10兆7,909億 ・ 純利益 1兆5,830億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%5%10%15%20% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 17.2%23/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 13.1%24/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 10.3%25/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 9.7% ・ 純利益率 11.6%26/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 8.4% ・ 純利益率 14.7%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%5%10%15% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ROE 5.9% ・ ROA 0.3% ・ ROIC —23/03 ・ ROE 6.5% ・ ROA 0.3% ・ ROIC —24/03 ・ ROE 7.0% ・ ROA 0.3% ・ ROIC —25/03 ・ ROE 8.0% ・ ROA 0.4% ・ ROIC —26/03 ・ ROE 10.4% ・ ROA 0.5% ・ ROIC —
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-150,000億-100,000億-50,000億0億50,000億100,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF 1兆5,454億 ・ 投資CF −2兆4,068億 ・ 財務CF -4,853億23/03 ・ 営業CF −5兆8,952億 ・ 投資CF 5兆9,311億 ・ 財務CF -3,578億24/03 ・ 営業CF 6,429億 ・ 投資CF -9,189億 ・ 財務CF 2,807億25/03 ・ 営業CF 4兆8,485億 ・ 投資CF −4兆5,129億 ・ 財務CF -4,801億26/03 ・ 営業CF −10兆2,831億 ・ 投資CF 3兆2,542億 ・ 財務CF -464億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
-150,000億-100,000億-50,000億0億50,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ フリーCF —23/03 ・ フリーCF —24/03 ・ フリーCF —25/03 ・ フリーCF 4兆7,375億26/03 ・ フリーCF −10兆4,682億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億1,000億2,000億3,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —23/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —24/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —25/03 ・ 設備投資 1,109億 ・ 減価償却 2,479億26/03 ・ 設備投資 1,851億 ・ 減価償却 2,648億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
-10倍-5倍0倍5倍 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF/純利益 2.19倍23/03 ・ 営業CF/純利益 -7.32倍24/03 ・ 営業CF/純利益 0.67倍25/03 ・ 営業CF/純利益 4.12倍26/03 ・ 営業CF/純利益 -6.50倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円200円400円600円 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ EPS ¥51623/03 ・ EPS ¥59024/03 ・ EPS ¥24225/03 ・ EPS ¥30226/03 ・ EPS ¥412
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円100円200円300円0%20%40%60% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 1株配当 ¥210 ・ 配当性向 40.7%23/03 ・ 1株配当 ¥240 ・ 配当性向 40.6%24/03 ・ 1株配当 ¥90 ・ 配当性向 37.3%25/03 ・ 1株配当 ¥122 ・ 配当性向 40.5%26/03 ・ 1株配当 ¥157 ・ 配当性向 38.1%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億1,000,000億2,000,000億3,000,000億4,000,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 総資産 257兆7,046億 ・ 純資産 12兆1,973億23/03 ・ 総資産 270兆4,286億 ・ 純資産 12兆7,911億24/03 ・ 総資産 295兆2,367億 ・ 純資産 14兆8,000億25/03 ・ 総資産 306兆2,820億 ・ 純資産 14兆8,415億26/03 ・ 総資産 328兆5,111億 ・ 純資産 15兆9,331億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円5,000円10,000円0%2%4%6% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ BPS ¥8,826 ・ 自己資本比率 4.7%23/03 ・ BPS ¥9,431 ・ 自己資本比率 4.7%24/03 ・ BPS ¥3,719 ・ 自己資本比率 5.0%25/03 ・ BPS ¥3,796 ・ 自己資本比率 4.8%26/03 ・ BPS ¥4,136 ・ 自己資本比率 4.8%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億10,000億20,000億30,000億40,000億0%20%40%60%80% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —23/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —24/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —25/03 ・ 流動資産 1兆8,277億 ・ 流動負債 3兆277億 ・ 流動比率 60.4%26/03 ・ 流動資産 2兆6,323億 ・ 流動負債 3兆7,632億 ・ 流動比率 69.9%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
固定資産・固定負債(億円)
0億1,000,000億2,000,000億3,000,000億4,000,000億0%1,000%2,000%3,000% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 固定資産 — ・ 固定負債 — ・ 固定比率 —23/03 ・ 固定資産 — ・ 固定負債 — ・ 固定比率 —24/03 ・ 固定資産 — ・ 固定負債 — ・ 固定比率 —25/03 ・ 固定資産 304兆4,543億 ・ 固定負債 288兆4,129億 ・ 固定比率 2,051.4%26/03 ・ 固定資産 325兆8,789億 ・ 固定負債 308兆8,148億 ・ 固定比率 2,064.4%
固定資産固定負債固定比率
長期の資産と負債(固定資産=総資産−流動資産、固定負債=総負債−流動負債)。固定比率(固定資産÷自己資本)が100%以下なら長期資産を自己資本で賄えており財務は保守的。
現金・有利子負債(億円)
0億200,000億400,000億600,000億800,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 現金 65兆8,321億 ・ 有利子負債 —23/03 ・ 現金 65兆8,642億 ・ 有利子負債 —24/03 ・ 現金 66兆3,803億 ・ 有利子負債 —25/03 ・ 現金 66兆1,877億 ・ 有利子負債 16兆7,671億26/03 ・ 現金 59兆4,318億 ・ 有利子負債 19兆5,231億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
0億200,000億400,000億600,000億800,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ネットキャッシュ 65兆8,321億23/03 ・ ネットキャッシュ 65兆8,642億24/03 ・ ネットキャッシュ 66兆3,803億25/03 ・ ネットキャッシュ 49兆4,206億26/03 ・ ネットキャッシュ 39兆9,087億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
のれん・無形資産(億円)
0億1,000億2,000億3,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —23/03 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —24/03 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —25/03 ・ のれん 2,301億 ・ 顧客関連資産 —26/03 ・ のれん 2,424億 ・ 顧客関連資産 —
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
純利益率(%)17.213.110.311.614.7
ROE(%)5.96.57.08.010.4
ROA(%)0.30.30.30.40.5
総資産回転(回)0.020.020.030.030.03
営業CF率(%)37.6-96.06.947.6-95.3
営業CF/純益(倍)2.19-7.320.674.12-6.50
配当性向(%)40.740.637.340.538.1
売上 前年比(%)49.452.38.86.0
純資産 前年比(%)4.915.70.37.4
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

22/03
¥210.0
23/03
¥240.0
24/03
¥90.0
25/03
¥122.0
26/03
¥157.0
配当性向 38.1%・連続増配 2年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
−10兆4,682
ROIC
%
粗利率
%
アクルーアル比率
3.7%
売上CAGR
27.3%
EPS CAGR
-5.5%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
14.7%
ROA
0.5%
総資産回転
0.03
実効税率
29.6%
現金変換(CFO/営業益)
-11.34
CFO/純益(平均)
-1.37
累計営業CF
−9兆1,416
FCFマージン
-97.0%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.70
BPS CAGR
-17.3%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
0.70
純負債/EBITDA
-34.06
インタレストカバレッジ
債務返済年数
配当性向
38.1%
連続増配
2
希薄化率
0.02%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
営業益率純益率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化売上成長EPS成長 50
営業利益率
50
純利益率
50
ROE
50
ROA
49
FCFマージン
50
自己資本比率
50
流動比率
45
純負債/EBITDA
58
アクルーアル比率
43
現金変換(営業CF/純益)
46
売上CAGR
53
EPS CAGR
48
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
2,423.9億
顧客関連資産
—億
無形合計 2,423.9億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 1.5%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
66.6%
発行済−上位10−自己株
支配株主
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
16.1% 保有
自己株式
0.26%
10,058,300株 ・簿価488.5億
大株主比率
1. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)16.1%
2. 株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.8%
3. STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)2.8%
4. NATSCUMCO(常任代理人 株式会社三井住友銀行)2.0%
5. JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)1.4%
6. 野村信託銀行株式会社(投信口)1.1%
7. GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.1%
8. JPモルガン証券株式会社1.0%
9. THE CHASE MANHATTAN BANK, N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT(常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)1.0%
10. STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)0.9%
上位10で 33.2%・発行済 3,827,498,140株・自己株 10,058,300株・浮動株 2,549,080,274株・株主 549,895名。所有者別(単元): 外国人 41.6% / 機関 33.3% / 個人 18.2%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率
政策保有株式(簿価合計)156,541.0百万円(9銘柄)
役員報酬総額 / 役員数1,535.0百万円 / 28名
平均年間給与(提出会社)1,180万円(前期比 +4.1%)
従業員数(連結)122,970名
監査報酬 / 非監査報酬4,280.0百万円 / 186.0百万円
平均勤続年数14.0年
女性管理職比率
従業員1人当たり売上87.8百万円
従業員1人当たり営業利益7.4百万円
政策保有株式の対純資産比98.2%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者執行役社長 中 島 達
本社所在地東京都千代田区丸の内一丁目1番2号
決算期3月
従業員数(連結)122,970名
EDINETコードE03614

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/03期末 基準・3,827,498,140株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-06-19確認書 ↗
2025-11-28確認書 ↗
2025-11-28確認書 ↗
2025-11-28確認書 ↗
2025-11-28確認書 ↗
2025-11-28確認書 ↗
2025-11-28確認書 ↗
2025-09-30確認書 ↗
2025-06-20確認書 ↗
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当社グループ(当社及び当社の関係会社(うち連結子会社184社、持分法適用会社252社))は、銀行業務を中心に、リース業務、証券業務、コンシューマーファイナンス業務、システム開発・情報処理業務などの金融サービスに係る事業を行っております。 各事業部門(「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に掲げる「セグメント情報」の区分と同一)における当社及び当社の関係会社の位置付け等を事業の系統図によって示すと次のとおりであります。なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しております。これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (参考) 当社の組織図 (2026年6月19日現在)
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】1 報告セグメントの概要当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会やグループ経営会議が、経営資源の配分の決定や業績評価のために、定期的に経営成績等の報告を受ける対象となっているものであります。それぞれの報告セグメントが担当する業務は以下のとおりであります。ホールセール事業部門:国内の大企業及び中堅・中小企業のお客さまに対応した業務リテール事業部門 :国内の個人を中心としたお客さまに対応した業務グローバル事業部門 :海外の日系・非日系企業等のお客さまに対応した業務市場事業部門 :金融マーケットに対応した業務本社管理 :上記各事業部門に属さない業務等 2 報告セグメントごとの利益又は損失の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一でありますが、複数の事業部門の協働により取引を獲得した際には、社内管理会計の取扱いに則り、実際の収益額に基づき算定した金額を協働した事業部門に計上しております。なお、資産につきましては、事業セグメント別の管理を行っておりません。 3 報告セグメントごとの利益又は損失の金額に関する情報前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) ホールセール事業部門リテール事業部門グローバル事業部門市場事業部門本社管理等合計連結粗利益931,3001,377,3001,344,900636,600△163,3544,126,746営業経費△328,100△1,110,300△903,300△196,000135,745△2,401,955その他126,0006,800150,40033,900△322,604△5,504連結業務純益729,200273,800592,000474,500△350,2141,719,286 (注)1 損失の場合には、金額頭部に△を付しております。2 「その他」には、持分法による投資損益及び社内管理上の協働収益等を含めております。3 「本社管理等」には、内部取引として消去すべきものを含めております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) ホールセール事業部門リテール事業部門グローバル事業部門市場事業部門本社管理等合計連結粗利益1,253,4001,555,6001,550,900697,800△213,0074,844,693営業経費△407,900△1,134,600△1,063,400△228,500182,886△2,651,514その他151,6006,700168,30039,400△228,290137,710連結業務純益997,100427,700655,800508,700△258,4102,330,890 (注)1 損失の場合には、金額頭部に△を付しております。2 「その他」には、持分法による投資損益及び社内管理上の協働収益等を含めております。3 「本社管理等」には、内部取引として消去すべきものを含めております。 4 報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)(単位:百万円)利益金額連結業務純益1,719,286その他経常収益620,428その他経常費用(除く持分法による投資損失)△620,232連結損益計算書の経常利益1,719,482 (注) 損失の場合には、金額頭部に△を付しております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)(単位:百万円)利益金額連結業務純益2,330,890その他経常収益(除く持分法による投資利益)577,704その他経常費用△605,243連結損益計算書の経常利益2,303,350 (注) 損失の場合には、金額頭部に△を付しております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1 サービスごとの情報報告セグメントごとの情報と類似しているため、記載を省略しております。 2 地域ごとの情報 (1) 経常収益(単位:百万円)日本米州欧州・中近東アジア・オセアニア合計4,540,2392,496,5641,471,3051,666,78610,174,894 (注)1 一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。2 当社、国内銀行連結子会社(海外店を除く)及びその他の国内連結子会社の取引に係る経常収益は「日本」に分類しております。また、国内銀行連結子会社の海外店及び在外連結子会社の取引に係る経常収益は、海外店及び各社の所在地を基礎とし、地理的な近接度等を考慮の上、「米州」「欧州・中近東」「アジア・オセアニア」に分類しております。3 「米州」にはアメリカ合衆国、ブラジル連邦共和国、カナダ等が、「欧州・中近東」には英国、ドイツ連邦共和国等が、「アジア・オセアニア」には中華人民共和国、シンガポール共和国、インドネシア共和国等が属しております。4 「米州」のうち、アメリカ合衆国は2,273,404百万円であります。 (2) 有形固定資産(単位:百万円)日本米州欧州・中近東アジア・オセアニア合計851,52950,66438,51665,8451,006,556 3 主要な顧客ごとの情報特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1 サービスごとの情報報告セグメントごとの情報と類似しているため、記載を省略しております。 2 地域ごとの情報 (1) 経常収益(単位:百万円)日本米州欧州・中近東アジア・オセアニア合計5,051,7612,568,4581,487,7841,682,84910,790,853 (注)1 一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。2 当社、国内銀行連結子会社(海外店を除く)及びその他の国内連結子会社の取引に係る経常収益は「日本」に分類しております。また、国内銀行連結子会社の海外店及び在外連結子会社の取引に係る経常収益は、海外店及び各社の所在地を基礎とし、地理的な近接度等を考慮の上、「米州」「欧州・中近東」「アジア・オセアニア」に分類しております。3 「米州」にはアメリカ合衆国、ブラジル連邦共和国、カナダ等が、「欧州・中近東」には英国、ドイツ連邦共和国等が、「アジア・オセアニア」には中華人民共和国、シンガポール共和国、インドネシア共和国等が属しております。4 「米州」のうち、アメリカ合衆国は2,308,686百万円であります。 (2) 有形固定資産(単位:百万円)日本米州欧州・中近東アジア・オセアニア合計885,81772,05837,70379,0921,074,673 3 主要な顧客ごとの情報特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】固定資産の減損損失は、報告セグメントに配分しておりません。前連結会計年度における減損損失は、7,052百万円であります。当連結会計年度における減損損失は、4,496百万円であります。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)(単位:百万円) ホールセール事業部門リテール事業部門グローバル事業部門市場事業部門本社管理等合計当期償却額―9,46213,754―9,69532,912当期末残高―20,709161,611―47,749230,070 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)(単位:百万円) ホールセール事業部門リテール事業部門グローバル事業部門市場事業部門本社管理等合計当期償却額―3,06013,489―9,69526,246当期末残高―61,546142,787―38,053242,387 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)該当ありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)該当ありません。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1 サービスごとの情報報告セグメントごとの情報と類似しているため、記載を省略しております。
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3 主要な顧客ごとの情報特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】当社及び当社グループの事業その他に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項や、その他リスク要因に該当しない事項であっても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項について、 (1)経営環境等に関するリスク、 (2)当社グループの業務に内包されるリスクにおいて記載しております。また、これらのリスクは互いに独立するものではなく、ある事象の発生により他の様々なリスクが増大する可能性があることについてもご留意ください。なお、当社は、 (3)リスク管理の全体像に記載の管理体制の下、これらリスクの発生可能性を認識したうえで、発生を回避するための施策を講じるとともに、発生した場合には迅速かつ適切な対応に努める所存であります。 本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 (1) 経営環境等に関するリスク当社グループを取り巻く経営環境が大きく変動した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。具体的には以下のとおりであります。 ① 近時の国内外の経済金融環境当社グループは、国際金融市場の変動や国内外の景気の下振れ、資源価格の急激な変動等の国内外の経済金融環境の変動に対して、リスク管理体制の整備・高度化も含めた様々な対応策を講じております。しかしながら、中東情勢の深刻化や長期化といった地政学リスクの顕在化等、当社グループの想定を上回る経済金融環境の変化が生じた場合には、「 (2) 当社グループの業務に内包されるリスク」に記載の信用リスク、市場リスク及び流動性リスク等が顕在化し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 災害等の発生、各種感染症の流行に関するリスク当社グループは、国内外の店舗、事務所、電算センター等の施設において業務を行っておりますが、これらの施設が、地震等の自然災害、停電、テロ等による被害を受けた場合、または各種感染症の流行により多数の従業員が罹患した場合には、業務継続が困難となる可能性があります。 当社グループは、不測の事態に備えたコンティンジェンシープランを策定しておりますが、これらの施設への被害や従業員の罹患状況によっては、業務が停止し、当社グループの業務運営や経営成績及び財政状態に影響を及ぼす、または戦略遂行に支障が生じる可能性があります。 加えて、大規模な災害等の発生や感染症の流行等により、金融市場の混乱や国内外の経済が悪化した場合、当社グループが保有する金融商品において減損又は評価損の発生や、お客さまの業況悪化等による与信関連費用及び不良債権残高増加等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 他の金融機関等との競争当社グループは、国内外の銀行、証券会社、政府系金融機関、ノンバンク等との間で熾烈な競争関係にあります。また、今後も国内外の金融業界において金融機関同士の統合や再編、業務提携が行われる可能性や、フィンテック等の新技術の台頭により競争環境に変化が生じる可能性、他業種から金融業への進出が加速する可能性があることに加え、金融機関に対する規制や監督の枠組みがグローバルに変更されること等により競争環境に変化が生じる可能性があります。当社では、こうした競争環境の変化も踏まえ、2028年度までの3年間を計画期間とする中期経営計画を策定の上、様々な戦略や施策を実行してまいりますが、当社グループが競争優位を確立できない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 各種の規制及び法制度等の変更当社グループが国内外において業務を行う際には、様々な法律、規則、政策、実務慣行、会計制度及び税制等の適用を受けております。当社グループではこれらの規制・法制度の動向を随時モニタリングし、適切な対応を行っておりますが、これらが変更された場合や新たな規制等が導入された場合に、当社グループの業務運営、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 イ.自己資本比率規制当社グループ及び銀行子会社には、バーゼル銀行監督委員会が公表したバーゼルⅢに基づく自己資本比率規制(G-SIBsに選定された当社グループに対しての資本積増し(G-SIBsバッファー)に関する規制を含む)及びレバレッジ比率規制が適用されております。当社グループ及び当社の連結子会社である株式会社三井住友銀行は海外営業拠点を有しておりますので、自己資本比率及びレバレッジ比率を金融庁告示に定められる国際統一基準以上に維持する必要があります。加えて、当社の連結子会社のうち海外営業拠点を有していない株式会社SMBC信託銀行は、金融庁告示に定められる国内基準以上に自己資本比率を維持する必要があります。また、証券業を営むSMBC日興証券株式会社は、自己資本規制比率を、金融商品取引法等に定められている基準以上に維持する必要があります。当社グループでは、2028年度までの3年間を計画期間とする中期経営計画の中で、バーゼルⅢの見直しに係る最終規則文書に則った普通株式等Tier1比率(※)で10.5%程度を確保することを財務目標の一つとして掲げております。また当社の国内銀行子会社(株式会社三井住友銀行、株式会社SMBC信託銀行)及びSMBC日興証券株式会社においても、十分な資本水準の維持に努めております。しかしながら、当社グループ、当社の国内銀行子会社(株式会社三井住友銀行、株式会社SMBC信託銀行)又はSMBC日興証券株式会社の自己資本比率等が上記の基準を下回った場合、金融庁から、自己資本の充実に向けた様々な実行命令を自己資本比率に応じて受けるほか、業務の縮小や新規取扱いの禁止等を含む様々な命令を受けることになります。また、海外銀行子会社については、現地において自己資本比率規制等が適用されており、現地当局から様々な規制及び命令を受けることになります。その場合、業務が制限されること等により、取引先に対して十分なサービスを提供することが困難となり、その結果、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。(※) その他有価証券評価差額金を除く ロ.TLAC規制2015年11月、金融安定理事会(FSB)はG-SIBsに対して適用される新たな規制である総損失吸収力(TLAC)規制の枠組みを公表いたしました。2019年3月より、本邦における当該規制の適用が開始され、当社グループは、一定比率以上の総損失吸収力(TLAC)を維持することが求められております。具体的には、当社グループを含むG-SIBsに対して一定比率以上の損失吸収力等を有すると認められる資本・負債(以下、「外部TLAC」という)を確保すること、また、確保した外部TLACはグループ内の主要な子会社に一定額以上を配賦すること(以下、「内部TLAC」という)となっております。当社グループ内では、株式会社三井住友銀行、SMBC日興証券株式会社が主要な子会社として指定されています。当社グループは、外部TLAC比率又は本邦における主要な子会社に係る内部TLAC額が要求される水準を下回った場合、金融庁から外部TLAC比率の向上や内部TLAC額の増加に係る改善策の報告を求められる可能性に加えて、業務改善命令を受ける可能性があります。当社グループは、要求されるTLACの確保のため、適格な調達手段の発行を進めておりますが、TLACとして適格な調達手段の発行及び借り換えができない場合には、外部TLAC比率及び内部TLAC額として要求される水準を満たせない可能性があります。 (2) 当社グループの業務に内包されるリスク当社グループは、銀行業務を中心に、リース業務、証券業務、コンシューマーファイナンス業務等の各種金融サービスを行うグループ会社群によって構成されており、これらの会社で相互に協働して営業活動を行っておりますが、業務遂行にあたり以下のようなリスクを認識しております。 ① 信用リスク信用リスクとは、与信先の財務状況の悪化等のクレジットイベント(信用事由)に起因して、資産(オフバランス資産を含む)の価値が減少又は滅失し、損失を被るリスクであります。当社グループでは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (金融商品関係) 1 金融商品の状況に関する事項 (3) 金融商品に係るリスク管理体制 ① 信用リスクの管理」に記載のとおり、適切なリスク管理体制を構築しておりますが、取引先の業況の悪化やカントリーリスクの高まり等に伴い、幅広い業種で貸倒引当金及び貸倒償却等の与信関係費用や不良債権残高が増加し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 イ.取引先の業況の悪化当社グループの取引先の中には、当該企業の属する業界が抱える固有の事情等の影響を受けている企業がありますが、国内外の経済金融環境及び特定業種の抱える固有の事情の変化等により、当該業種に属する企業の財政状態が悪化する可能性があります。また、当社グループは、債権の回収を極大化するために、当社グループの貸出先に対する債権者としての法的権利を必ずしも行使せずに、状況に応じて債権放棄、デット・エクイティ・スワップ又は第三者割当増資の引受、追加貸出等の金融支援を行うことがあります。これら貸出先の信用状態が悪化する、又は企業再建が奏功しない場合には、当社グループの与信関係費用や不良債権残高が増加する可能性があ
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】当連結会計年度の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要、並びに経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりです。なお、本項に記載した将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであり、リスクと不確実性を内包しているため、将来生じる実際の結果と大きく異なる場合があります。 当連結会計年度の経常利益は前連結会計年度対比5,839億円増益の2兆3,034億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同4,050億円増益の1兆5,830億円となりました。(単位:億円) 前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度比連結粗利益41,26748,4477,179資金運用収支23,38227,1963,814信託報酬9711720役務取引等収支15,59218,2062,614特定取引収支3,8361,994△1,841その他業務収支△1,6399332,573営業経費△24,020△26,515△2,496持分法による投資損益△551,3771,432連結業務純益17,19323,3096,116与信関係費用△3,445△3,884△439不良債権処理額△3,610△4,171△561貸出金償却△1,516△1,762△246貸倒引当金繰入額△1,676△1,922△246その他△418△486△68償却債権取立益164286122株式等損益5,0984,461△638その他△1,651△852799経常利益17,19523,0345,839特別損益△195△516△321うち固定資産処分損益△11817135うち減損損失△71△4526うち米州銀行子会社売却関連損失―△461△461うち段階取得に係る差損―△14△14税金等調整前当期純利益16,99922,5175,518法人税、住民税及び事業税△5,773△6,634△861法人税等調整額642△35△677当期純利益11,86915,8483,979非支配株主に帰属する当期純利益△89△1870親会社株主に帰属する当期純利益11,78015,8304,050 (注)1 減算項目には金額頭部に△を付しております。2 連結粗利益=資金運用収支+信託報酬+役務取引等収支+特定取引収支+その他業務収支 また、本中期経営計画において最終年度の2025年度の財務目標として掲げている項目について、当連結会計年度の実績は以下のとおりとなりました。 ROCET1ROCET1は、資本効率・採算性を重視した業務運営の下、15.2%となりました。 ベース経費ベース経費は、既存ビジネスの強化に向けた人員投入・IT投資を行った一方、国内におけるチャネル改革や海外業務効率化等のコスト削減施策を実施した結果、2022年度実績比横ばいを維持し、16,050億円となりました。 普通株式等Tier1比率普通株式等Tier1比率は、株主還元と成長投資をバランスよく実施したことにより、10.3%となりました。 当連結会計年度2025年度連結財務目標収益性ROCET1※115.2%9.5%以上効率性ベース経費※22022年度実績比横ばい 2022年度実績比 削減健全性普通株式等Tier1比率※110.3%10%程度 ※1 バーゼルⅢ最終化時、その他有価証券評価差額金を除く※2 営業経費から「収益連動経費」「先行投資にかかる経費」「マーケット環境に伴う変動」等を除いたもの 1 経営成績の分析 (1) 連結業務純益資金運用収支資金運用収支は、円金利の上昇等により、前連結会計年度比3,814億円増益の2兆7,196億円となりました。 信託報酬信託報酬は、前連結会計年度比20億円増益の117億円となりました。 役務取引等収支役務取引等収支は、資産運用・決済ファイナンスビジネスの好調や、国内ホールセールビジネスにおける手数料収入の増加等により、前連結会計年度比2,614億円増益の1兆8,206億円となりました。 特定取引収支、その他業務収支特定取引収支は、前連結会計年度比1,841億円減益の1,994億円となり、その他業務収支は、前連結会計年度比2,573億円増益の933億円となりました。なお、外貨建特定取引(通貨スワップ等)とそのリスクヘッジのために行う外国為替取引等の損益は、財務会計上、特定取引収支とその他業務収支中の外国為替売買損益に区分して計上されるため、ヘッジ効果を踏まえた経済実態としては、特定取引収支及びその他業務収支の合算でみる必要があります。両者合算では、前連結会計年度比731億円増益の2,928億円となりました。 以上により、連結粗利益は、前連結会計年度比7,179億円増益の4兆8,447億円となりました。 営業経費営業経費は、インフレ影響に加え、リテール子会社等の業容拡大に伴う変動費が増加したこと及び将来の成長に向けた戦略的な資源投入を行ったこと等により、前連結会計年度比2,496億円増加の2兆6,515億円となりました。 持分法による投資損益持分法による投資損益は、昨年度計上したVietnam Prosperity Joint-Stock Commercial Bank及びVPBank SMBC Finance Company Limitedに係るのれん減損の剥落影響等により、前連結会計年度比1,432億円増益の1,377億円の利益となりました。 以上の結果、連結業務純益は、前連結会計年度比6,116億円増益の2兆3,309億円となりました。 (単位:億円) 前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度比資金運用収支 ①23,38227,1963,814資金運用収益 69,28672,2482,962資金調達費用 △45,904△45,051852信託報酬 ②9711720役務取引等収支 ③15,59218,2062,614役務取引等収益 18,74921,1012,352役務取引等費用 △3,158△2,895262特定取引収支 ④3,8361,994△1,841特定取引収益 5,6892,364△3,325特定取引費用 △1,853△3691,484その他業務収支 ⑤△1,6399332,573その他業務収益 1,7234,9253,201その他業務費用 △3,363△3,992△629連結粗利益(= ①+ ②+ ③+ ④+ ⑤) ⑥41,26748,4477,179営業経費 ⑦△24,020△26,515△2,496持分法による投資損益 ⑧△551,3771,432連結業務純益(= ⑥+ ⑦+ ⑧) 17,19323,3096,116 (注) 減算項目には金額頭部に△を付しております。 (2) 与信関係費用与信関係費用は、中東情勢悪化等に対するフォワードルッキング引当を計上したこと等から、前連結会計年度比439億円増加の3,884億円となりました。(単位:億円) 前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度比貸倒引当金繰入額 ①△1,676△1,922△246一般貸倒引当金繰入額 △1,285111,296個別貸倒引当金繰入額 △363△2,037△1,674特定海外債権引当勘定繰入額 △29103132貸出金償却 ②△1,516△1,762△246貸出債権売却損等 ③△418△486△68償却債権取立益 ④164286122与信関係費用(= ①+ ②+ ③+ ④) △3,445△3,884△439 (注) 減算項目には金額頭部に△を付しております。 (3) 株式等損益株式等損益は、Kotak Mahindra Bank Ltd.株式の売却益を計上した一方、政策保有株式の売却益が減少したことや、東亜銀行有限公司株式の売却に伴う損失を計上したこと等により、前連結会計年度比638億円減益の4,461億円の利益となりました。(単位:億円) 前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度比株式等損益5,0984,461△638株式等売却益5,5865,211△374株式等売却損△170△355△185株式等償却△317△395△79 (注) 減算項目には金額頭部に△を付しております。 2 財政状態の分析 (1) 貸出金貸出金は、株式会社三井住友銀行において、国内法人向け貸出が増加したこと等により、前連結会計年度末比6兆4,930億円増加して117兆6,292億円となりました。(単位:億円) 前連結会計年度末当連結会計年度末前連結会計年度末比貸出金残高(末残)1,111,3621,176,29264,930うち当社及び国内連結子会社1,205,9461,293,17787,231 うち住宅ローン115,294112,751△2,543うち海外連結子会社101,199107,3916,192 (注) 内訳については、各社の単体計数を単純合算して表示しております。 当社グループの銀行法及び再生法に基づく債権は、前連結会計年度末比4,676億円増加して1兆3,493億円となりました。その結果、不良債権比率は前連結会計年度末比0.30%上昇して0.97%となりました。債権区分別では、破産更生債権及びこれらに準ずる債権が154億円増加して906億円、危険債権が3,235億円増加して7,783億円、要管理債権が1,288億円増加して4,805億円となりました。開示債権の保全状況は、銀行法及び再生法に基づく債権1兆3,493億円に対して、貸倒引当金による保全が4,058億円、担保保証等による保全が5
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 (1) 経営方針、経営戦略等 ① 経営方針当社グループは、以下の経営理念のもと、中長期的に目指す姿である「世界をつなぐ日本発のトラステッド・パートナー」というビジョンの実現を目指してまいります。 ○お客さまに、より一層価値あるサービスを提供し、お客さまと共に発展する。○事業の発展を通じて、株主価値の永続的な増大を図る。○勤勉で意欲的な社員が、思う存分にその能力を発揮できる職場を作る。○社会課題の解決を通じ、持続可能な社会の実現に貢献する。 ② 経営環境当事業年度を顧みますと、世界経済は、昨年4月に米国政府が公表した関税措置等、通商政策の影響に対する懸念が高まりましたが、夏場にかけて、わが国を含む多くの国々が米国との通商協議で段階的な合意に至ったこと等を背景に、景気の下押し圧力が和らぎ、総じて緩やかに成長しました。特に米国では、関税引上げによる雇用情勢の悪化や政府閉鎖の影響等が重石となりましたが、旺盛なAI需要を受けた関連投資の拡大や、株高を背景とした高所得者層の消費増加により内需が押し上げられ、景気は底堅く推移しました。また、わが国の経済におきましても、米国による関税措置の影響を受け、米国向け輸出は減少しましたが、AI需要の高まり等を背景に、米国以外の国・地域向け輸出が堅調に推移し、総じて緩やかに回復しました。設備投資につきましても、AI関連をはじめとする成長分野や既存設備の更新等を中心に増加しました。一方、足許では、中東情勢の緊迫化を要因とする資源価格の高騰や各国における政治情勢の不安定化等、当社グループを取り巻く経済・金融環境については先行きの不透明感が一層大きくなっております。また、あらゆる分野においてAIの活用が急速に進展し、生成AI等を組み込んだ業務プロセスの高度化や、AIを前提としたサービス・ビジネスモデルへの転換ニーズが高まるなど、企業活動や個人の意思決定・消費行動は大きく変容しております。金融業界においても、プラットフォーマーやFintech、異業種企業がAIを活用した金融サービスの提供や顧客接点の高度化を進めております。同時に、AIの利活用に関する規制・ルール整備も進みつつあり、適切な管理態勢を前提として、新たな付加価値創出や業務変革に挑戦する余地が拡大しております。更に、世界が直面する社会課題についても、気候変動に加えて、少子高齢化や貧困・格差、人権問題等、課題が多様化・深刻化しており、企業として幅広い社会課題に主体的に取り組むことがより一層求められております。 ③ 経営戦略当社グループは、2028年度までの3年間を計画期間とする中期経営計画を策定しました。基本方針を「高みを目指して大胆な変革にチャレンジ」とし、新たなビジョンの実現に向けて、事業戦略、経営基盤、ITトランスフォーメーション、社会的価値創造の各領域において、各施策を着実に推進してまいります。これにより、欧米の大手金融機関に比肩する収益水準の実現を目指してまいります。 ④ 経営指標 本中期経営計画では、以下を最終年度の2028年度の財務目標として掲げております。 <連結財務目標(2028年度)>収益性ROTE※113%以上健全性普通株式等Tier1比率※210.5%程度 当社は、規律ある経費コントロールのもと、経費率を50%台前半で維持するとともに、事業ポートフォリオの変革を通じてRORA※3を0.5%改善させたうえで、ボトムライン利益を2兆円規模へ引き上げることにより、上記目標の達成を目指してまいります。 ※1 Return on Tangible Equityの略で、無形固定資産の影響を控除した有形自己資本利益率。分母は純資産から無形固定資産を控除し、分子は当期純利益に対してのれん償却費用を戻入れたもの。※2 バーゼルⅢ最終化時ベース、その他有価証券評価差額金を除く。※3 Return on Risk-Weighted Assetsの略で、リスクアセットに対する収益率を表す指標。分母はリスクアセットで、分子は粗利益。 (2) 対処すべき課題前中期経営計画においては、「Olive」を中心としたデジタルプラットフォームによる競合他社との差別化や、金融サービスに留まらない幅広い領域での新たなサービスの提供等を強みとして、主要事業が力強く成長し、業績は飛躍的に伸長しました。また、経営基盤の強化に加え、社会的価値創造に関する取組みの進展等、着実に成果を上げることができました。これまでの取組みが結実し、次の成長段階へ進むことができたと考えております。今後は、本邦トップかつグローバルに存在感を発揮できる企業グループを目指してまいります。今後の経営環境を見通しますと、国際秩序の揺らぎやテクノロジーの急速な進化等の歴史的な構造変化を背景に、事業を取り巻く前提条件は大きく変化していくことが想定されます。足許では、中東情勢をはじめとする地政学リスクの高まりや、各国の政策・規制環境の変化等により、先行きの不確実性は一段と高まっています。このような環境変化がもたらす影響やリスクには留意する必要がある一方、当社グループとしては、こうした状況を、戦略領域において競争優位性を確立し、プレゼンスを一段と高めていく好機でもあると捉えています。また、国内においては経済の再成長に向けた機運が定着しつつあり、その実現に最大限貢献していくことが、当社グループの重要な使命であると考えております。 こうした認識のもと、新たなビジョンとして、「世界をつなぐ日本発のトラステッド・パートナー」を掲げることといたしました。これまで一貫して重視してきたお客さまや社会からの信頼を礎に、国境を越えて企業活動や資金の流れをつなぐグローバルなプラットフォームを構築するとともに、日本においても、確固たる事業基盤の構築と強みを活かした競合他社との差別化に取り組み、ステークホルダーの皆さまにとって最高のパートナーとなることを目指してまいります。 本中期経営計画では、このビジョンの実現に向けて、基本方針を「高みを目指して大胆な変革にチャレンジ」としました。事業戦略につきましては、国内外の旺盛なビジネス機会を捉えて成長を加速させるとともに、資本効率の更なる向上を目指し、戦略領域におけるビジネスモデルの進化と事業ポートフォリオの変革に取り組んでまいります。経営基盤につきましては、グローバルで競争力のある事業展開を支えるため、中長期的にグローバルトップティア水準を目指し、高度化を進めてまいります。前中期経営計画から注力してきた社会的価値創造につきましては、取組みを一層拡充することで、人々の幸せが溢れる社会の実現に貢献してまいります。また、テクノロジー活用の巧拙が金融機関の競争力を大きく左右する情勢を踏まえ、ITトランスフォーメーションに集中的に取り組んでまいります。IT投資の拡大と開発力の強化を通じて、生成AIをはじめとした日々進化するテクノロジーを最大限に活用できる組織への変革を進めてまいります。 これらの取組みを通じて、本計画期間以降の中長期的な収益性ターゲットをROTE15%程度とし、欧米の大手金融機関に比肩する水準を目指してまいります。 <事業戦略>国内では、デジタルプラットフォームにおける優位性の発揮やグループ一体でのソリューションの提供等を通じて、顧客基盤の拡大と競合他社を上回る成長の実現を目指してまいります。また、S&T事業の強化による資本市場での当社グループのプレゼンス向上や、アジアにおける投資の成果の実現に注力し、海外の法人のお客さま向けの貸出業務において抜本的な資産の入替えも進めることにより、海外事業の収益性向上を図ります。更に、資本効率の高いアセットマネジメントビジネスや決済ビジネスの拡大にも国内外において一体的に取り組みます。これらの重点戦略領域へ優先的に経営資源を配分し、収益成長とROTE向上を両立してまいります。こうした事業ポートフォリオの変革にあたっては、「Optimize(ポートフォリオの最適化)」、「Capitalize(施策効果の最大化)」及び「Build Next Core(次の成長への布石)」の3つの方針に基づいて資源配分の最適化を図り、収益性、成長性及び安定性のバランスが取れた事業ポートフォリオの構築を目指してまいります。 <経営基盤>信頼と挑戦を重視する企業カルチャーを醸成するとともに、グループベースでのグローバル経営体制の高度化や、業務環境の変化及び事業領域の拡大に応じた各種リスクのコントロールの強化を図ります。また、成長戦略の着実な実行を支える人的資本の強化に継続的に取り組むなど、当社グループの強みである現場力の最大化にも注力してまいります。 <ITトランスフォーメーション>過去最大となる3カ年で1兆円規模のIT投資を通じ、クラウド化等のITインフラの抜本的な刷新を進めるとともに、専門人材の増員等によりIT関連の企画・開発体制の強化を進めてまいります。また、AI活用を一段と加速すべく、従業員への教育機会を拡充するほか、プロダクトやオペレーションを一体的に見直すことで、AIを前提とする業務プロセスを整備してまいります。 <社会的価値創造>目指す社会像や取組みの方向性を明確化すべく、2026年度より「SMBCグループ 社会的価値創造宣言」を制定するとともに、「緑の地球」、「輝く人々」及び「幸せな成長」の3つを、当社グルー
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)関連当事者情報について記載すべき重要なものはありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)関連当事者情報について記載すべき重要なものはありません。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)1.貸倒引当金 (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 前連結会計年度(2025年3月31日現在)当連結会計年度(2026年3月31日現在)貸倒引当金925,931百万円1,007,469百万円 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報貸倒引当金は、貸出金を含むすべての債権について、自己査定基準に基づいて資産査定を実施し、債務者の信用リスクの状況に応じた債務者区分を判定した上で、次のとおり計上しております。・債務者区分ごとに貸倒実績率又は倒産確率の過去の一定期間における平均値に基づき予想損失額を見込んで計上・債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる要管理先以下の債務者区分に係る債権等のうち、大口債務者に対してはキャッシュ・フロー見積法(DCF法)を適用し計上・過去実績や個社の債務者区分に反映しきれない、特定のポートフォリオにおける蓋然性の高い将来の見通しに基づく予想損失については、総合的な判断を踏まえて必要と認められる金額を計上これらの方法による貸倒引当金の計上については、次のような見積りの不確実性が存在するため、経営者による高度な判断が求められます。・債務者区分判定における将来予測情報を含む定性的要因の勘案・DCF法における個別の将来キャッシュ・フローの合理的な見積り・直近の経済環境やリスク要因を踏まえた将来の見通しに基づく予想損失の見積り手法と対象となるポートフォリオの決定これらは経済環境等の変化によって影響を受ける可能性があり、翌連結会計年度の貸倒引当金の金額に重要な影響を与える可能性があります。(注) 中東情勢悪化の影響、海外におけるインフレ等の影響及びウクライナをめぐる現下の国際情勢の影響を踏まえた貸倒引当金の見積りについては「(追加情報)」をご参照ください。 2.固定資産の減損 (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 前連結会計年度(2025年3月31日現在)当連結会計年度(2026年3月31日現在)有形固定資産1,006,556百万円1,074,673百万円無形固定資産1,017,322百万円1,151,037百万円減損損失7,052百万円4,496百万円 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報(資産のグルーピング)当社の連結子会社である株式会社三井住友銀行においては、土地、建物等については各営業拠点をグルーピングの最小単位とし、無形固定資産や本店等の独立したキャッシュ・フローを生み出さない資産を共用資産としております。なお、共用資産のうち各業務部門単独での使用が合理的に特定できる固定資産については、各業務部門の共用資産とし、関連する他の固定資産を含む業務部門単位で減損判定を実施しております。その他の共用資産については、全社単位で減損判定を実施しております。 (減損の兆候の識別、認識要否の判定及び測定)減損の兆候がある固定資産については、減損損失の認識要否の判定を行い、認識が必要となった場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。回収可能価額には、固定資産の時価から処分費用見込額を控除した正味売却価額と、固定資産の継続的使用と使用後の処分によって生ずると見込まれるキャッシュ・フローの現在価値である使用価値のいずれかを使用しております。減損損失の認識要否の判定及び使用価値の算出に使用する将来のキャッシュ・フロー、成長率については、経営者の見積りや判断、市場成長率等に基づき決定しており、使用価値の算出に使用する割引率については、市場金利やその他の市場環境に基づき決定しておりますが、これらは金融経済環境等の変化等によって影響を受ける可能性があり、見直しが必要となった場合、翌連結会計年度の減損損失の金額に重要な影響を与える可能性があります。 3.金融商品の時価評価 (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額「(金融商品関係)」に記載しております。 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報「(金融商品関係)」に記載しております。 4.利息返還損失引当金 (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 前連結会計年度(2025年3月31日現在)当連結会計年度(2026年3月31日現在)利息返還損失引当金242,127百万円226,742百万円 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報利息返還損失引当金は、利息制限法の定める上限を超える利率で貸し出していた顧客からの利息返還請求に備えて、将来の返還請求額の見込みをもとに計上しております。将来の返還請求額の見込みは、顧客からの返還請求件数、返還金額等の過去の実績等を用い、一定の仮定のもと算出しております。今後の顧客からの返還請求の動向が、翌連結会計年度の利息返還損失引当金の金額に重要な影響を与える可能性があります。 5.退職給付費用及び退職給付債務 (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 前連結会計年度(2025年3月31日現在)当連結会計年度(2026年3月31日現在)退職給付に係る資産987,288百万円1,299,540百万円退職給付に係る負債33,890百万円34,317百万円営業経費等に含まれる退職給付費用△26,369百万円△66,546百万円 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報従業員の確定給付制度に係る退職給付費用及び退職給付債務は、割引率、退職率、将来の昇給率などの様々な仮定に基づき計上しております。割引率は日本国債の利回り、退職率や将来の昇給率などの指標については過去の実績や直近の見通しに基づき決定しております。これらの決定にあたっては、経営者の高度な判断が求められ、見直しが必要となった場合、翌連結会計年度の退職給付費用、退職給付債務の金額に重要な影響を与える可能性があります。 6.繰延税金資産 (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 前連結会計年度(2025年3月31日現在)当連結会計年度(2026年3月31日現在)繰延税金資産71,261百万円109,614百万円繰延税金負債422,050百万円619,716百万円 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報一時差異等に係る税金の額は、将来の会計期間において回収または支払が見込まれない税金の額を除き、繰延税金資産又は繰延税金負債として計上しており、通算グループ全体の繰延税金資産と繰延税金負債は、双方を相殺して表示しております。なお、そのうち繰延税金資産の回収可能性については、一時差異等のスケジューリングや課税所得を合理的に見積もって判断しておりますが、一時差異等のスケジューリングが変更になった場合や課税所得が見積りを下回ることとなった場合、または法人税率の引き下げ等の税制改正がなされた場合には、翌連結会計年度の繰延税金資産の金額に重要な影響を与える可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】該当ありません。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は、年2回、中間配当と期末配当として剰余金の配当を行うことを基本としております。期末配当は株主総会の決議事項であり、中間配当につきましては、取締役会の決議により毎年9月30日を基準日として中間配当を行うことができる旨、定款に定めております。また、当社は、健全性確保、株主還元強化、成長投資をバランスよく実現し、持続的な株主価値の向上を図ることを資本政策の基本方針とし、配当は持続的な利益成長を勘案し累進的に行うものとし、本中期経営計画期間中においても配当性向を40%とする方針といたします。なお、本中期経営計画では累進的配当から一歩踏み込み、毎期の増配を原則といたします。上記方針の下、当事業年度末の剰余金の配当につきましては、2026年6月26日開催予定の第24期定時株主総会の議案(決議事項)として、第1号議案「剰余金の処分の件」を提案しております。当該議案が承認可決された場合、当事業年度の普通株式1株当たりの配当金は、前事業年度対比35円増配の157円となる予定です。 (注)基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下の通りであります。 決議年月日株式の種類配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)中間配当2025年11月14日取締役会普通株式300,08978期末配当2026年6月26日定時株主総会(決議予定)普通株式301,57779
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100YERK)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E03614)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

株式会社三井住友フィナンシャルグループの証券コード(銘柄コード)は?
8316です。
8316(株式会社三井住友フィナンシャルグループ)のEDINETコードは?
E03614です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
8316(株式会社三井住友フィナンシャルグループ)の代表者は誰ですか?
執行役社長 中 島 達です(有価証券報告書の表紙記載)。
8316(株式会社三井住友フィナンシャルグループ)の本社所在地は?
東京都千代田区丸の内一丁目1番2号です。
8316(株式会社三井住友フィナンシャルグループ)の監査法人(会計監査人)は?
有限責任あずさ監査法人です。
8316(株式会社三井住友フィナンシャルグループ)の筆頭株主は?
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)で、保有比率は約16.1%です(2026-03-31基準)。
8316(株式会社三井住友フィナンシャルグループ)の発行済株式数は?
有報(2026-03-31基準)で3,827,498,140株です(発行済株式総数)。うち自己株が10,058,300株、市場で流通する浮動株は2,549,080,274株です。
8316(株式会社三井住友フィナンシャルグループ)の株主数は?
2026-03-31基準で549,895名です。上位10名で33.2%を保有し、浮動株比率は66.6%です。
8316(株式会社三井住友フィナンシャルグループ)の決算期は?
3月期です。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E03614)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。