8056東証プライム情報・通信業
BIPROGY株式会社
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ROIC792位
14.7%
投下資本利益率
ROE(実績)579位
17.9%
有報 報告値
営業利益率1099位
9.8%
営業益 426.0億
自己資本比率2465位
47.0%
EPS(実績)
320.6
26/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型

解析準備中。

✓ 直近6期連続増収✓ 営業利益+9.1%/売上+7.3%(利益の伸びが上回る)✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均2.82x)▲ ネットデット286.1億▲ のれん・無形483.8億(純資産の27%)

直近6期連続増収。売上 3084.3→4336.9億

営業利益+9.1%/売上+7.3%(利益の伸びが上回る)。利益成長が売上成長を上回る

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均2.82x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

ネットデット286.1億。現金470.4億 < 有利子負債756.5億

のれん・無形483.8億(純資産の27%)。M&A由来。減損は自己資本を直接毀損

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JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/03期・単年)

損益(PL)
売上高
4,336.9
前年比 +7.3%
営業利益
426.0
前年比 +9.1%
経常利益
純利益
312.1
前年比 +15.7%
財政状態(BS)
総資産
3,806.7
前年比 +15.0%
純資産
1,789.9
前年比 +5.9%
現金
470.4
前年比 -27.4%
有利子負債
756.5
前年比 +77.6%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
575.7
前年比 +28.2%
投資CF
-739.8
財務CF
-15.1
フリーCF
536.3
前年比 +28.2%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
売上高(百万)317,600339,898370,142404,010433,686
営業利益(百万)27,42529,67333,28739,06642,604
経常利益(百万)28,944
純利益(百万)20,49020,20325,24626,96531,209
EPS(円)204.0201.1251.2272.6320.6
1株配当(円)85.080.0100.0110.0130.0
営業利益率(%)8.68.79.09.79.8
ROE(%)17.015.016.516.117.9
自己資本比率(%)48.049.953.051.147.0

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
総資産(百万)268,647280,396314,219330,876380,669
純資産(百万)128,917139,887166,423169,050178,988
流動資産(百万)158,056164,650187,914196,809178,089
流動負債(百万)98,14898,940112,464122,649161,065
現金(百万)48,70343,64559,26364,80147,043
有利子負債(百万)41,85038,00435,54442,59975,648
ネットキャッシュ(百万)6,8535,64123,71922,202-28,605
BPS(円)1,283.51,391.91,654.91,721.81,853.3
自己資本比率(%)48.049.953.051.147.0
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0323/0324/0325/0326/03
営業CF(百万)29,43528,41941,69344,91657,566
投資CF(百万)-10,957-15,537-8,550-8,926-73,978
財務CF(百万)-16,118-18,043-17,621-30,613-1,512
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2026-03期・細目まで)

貸借対照表 63項目
項目当期前期
財政状態計算書
資産
流動資産
現金及び現金同等物47,04364,801
営業債権及びその他の債権88,59587,949
契約資産8,5877,387
棚卸資産12,11215,842
その他の金融資産1,3422,664
その他の流動資産20,40718,163
流動資産178,089196,809
非流動資産
有形固定資産16,78913,056
使用権資産23,72120,647
のれん48,3782,539
無形資産39,18633,592
持分法で会計処理されている投資6,7145,801
退職給付に係る資産3,2672,784
繰延税金資産13,60312,341
その他の金融資産38,83932,548
その他の非流動資産12,07910,755
非流動資産202,580134,066
資産380,669330,876
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務38,41331,979
契約負債35,77531,912
借入金40,5259,467
リース負債7,7198,003
未払法人所得税4,3748,759
引当金8371,066
その他の金融負債3,0902,917
その他の流動負債30,33028,545
流動負債161,065122,649
非流動負債
借入金10,20011,262
リース負債17,20413,867
退職給付に係る負債6,6567,380
引当金3,1783,713
繰延税金負債528396
その他の金融負債776308
非流動負債38,54436,929
負債199,610159,578
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金5,4835,483
資本剰余金13,33813,972
利益剰余金164,405151,107
自己株式-8,689-5,247
その他の資本の構成要素4,4513,734
親会社の所有者に帰属する持分178,988169,050
非支配持分2,0702,247
資本181,059171,297
負債及び資本380,669330,876
財政状態計算書
資産
現金及び現金同等物47,04364,801
持分法で会計処理されている投資6,7145,801
有形固定資産16,78913,056
使用権資産23,72120,647
のれん48,3782,539
無形資産39,18633,592
繰延税金資産13,60312,341
資産380,669330,876
負債及び資本
負債
繰延税金負債528396
負債199,610159,578
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金5,4835,483
資本剰余金13,33813,972
利益剰余金164,405151,107
自己株式-8,689-5,247
その他の資本の構成要素4,4513,734
親会社の所有者に帰属する持分178,988169,050
非支配持分2,0702,247
資本181,059171,297
負債及び資本380,669330,876
損益計算書 32項目
項目当期前期
損益計算書
継続事業
売上収益433,686404,010
売上原価317,677298,179
売上総利益116,009105,831
販売費及び一般管理費72,44167,410
研究開発費5,8875,226
その他の収益251344
その他の費用2,518529
営業利益(△損失)42,60439,066
金融収益1,843497
金融費用601774
持分法による投資損益(△は損失)1,303831
税引前利益(△損失)43,84538,789
法人所得税費用12,35311,526
当期利益(△損失)31,49127,263
当期利益(△損失)の帰属
親会社の所有者31,20926,965
非支配持分282297
当期利益(△損失)31,49127,263
1株当たり当期利益(△損失)
基本的1株当たり当期利益(△損失)
基本的1株当たり当期利益(△損失) 321273
希薄化後1株当たり当期利益(△損失)
希薄化後1株当たり当期利益(△損失) 320272
包括利益計算書
当期利益(△損失)31,49127,263
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
確定給付制度の再測定-7-408
その他の包括利益を通じて公正価値で測定するものとして指定した資本性金融商品の公正価値の純変動額555-2,231
持分法によるその他の包括利益0-0
純損益に振り替えられることのない項目合計548-2,640
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の外貨換算差額233357
持分法によるその他の包括利益65104
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計299462
その他の包括利益847-2,178
当期包括利益32,33825,085
当期包括利益の帰属
親会社の所有者32,07324,754
非支配持分264330
当期包括利益32,33825,085
キャッシュ・フロー計算書 42項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
当期利益(△損失)31,49127,263
税引前利益(△損失)43,84538,789
調整
減価償却費及び償却費17,89817,941
減損損失(又は戻入れ)2,210483
受取利息及び受取配当金-802-487
支払利息566307
持分法による投資損益(△は益)-1,303-831
運転資本の増減
営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)2,671-378
契約資産の増減額(△は増加)-1,1833,443
棚卸資産の増減額(△は増加)3,868-2,824
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)5,695-1,360
契約負債の増減額(△は減少)3,1865,746
退職給付に係る資産及び負債の増減額-1,219-1,120
その他-172-1,976
小計75,26257,733
利息及び配当金の受取額873513
利息の支払額-538-309
法人所得税の支払額又は還付額(△は支払)-18,031-13,020
営業活動によるキャッシュ・フロー57,56644,916
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出-3,936-3,086
有形固定資産の売却による収入41
無形資産の取得による支出-13,462-9,909
子会社の取得による支出-51,609-510
持分法で会計処理されている投資の取得による支出-105-9
持分法で会計処理されている投資の売却による収入3126
投資有価証券の取得による支出-4,351-2,227
投資有価証券の売却による収入1286,218
その他-678571
投資活動によるキャッシュ・フロー-73,978-8,926
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)29,662950
長期借入れによる収入6,4503,250
長期借入金の返済による支出-6,474-4,205
リース負債の返済による支出-8,756-9,177
非支配持分からの子会社持分取得による支出-903
自己株式の取得による支出-10,000-11,188
配当金の支払額-11,745-10,435
非支配持分への配当金の支払額-153-148
その他410341
財務活動によるキャッシュ・フロー-1,512-30,613
現金及び現金同等物の為替変動による影響166162
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)-17,7585,538
現金及び現金同等物47,04364,801
この会社だけの項目 2件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。
項目当期前期
事務機械化費、一般管理費(IFRS)8,8149,155
事務所管理費、一般管理費(IFRS)3,2743,131
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 詳細ツリー)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億2,000億4,000億6,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 売上高 3,176億 ・ 純利益 205億23/03 ・ 売上高 3,399億 ・ 純利益 202億24/03 ・ 売上高 3,701億 ・ 純利益 252億25/03 ・ 売上高 4,040億 ・ 純利益 270億26/03 ・ 売上高 4,337億 ・ 純利益 312億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%10%20%30% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 粗利率 26.2% ・ 営業利益率 8.6% ・ 純利益率 6.5%23/03 ・ 粗利率 26.3% ・ 営業利益率 8.7% ・ 純利益率 5.9%24/03 ・ 粗利率 26.3% ・ 営業利益率 9.0% ・ 純利益率 6.8%25/03 ・ 粗利率 26.2% ・ 営業利益率 9.7% ・ 純利益率 6.7%26/03 ・ 粗利率 26.7% ・ 営業利益率 9.8% ・ 純利益率 7.2%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%5%10%15%20% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ROE 17.0% ・ ROA 7.6% ・ ROIC 15.7%23/03 ・ ROE 15.0% ・ ROA 7.2% ・ ROIC 15.0%24/03 ・ ROE 16.5% ・ ROA 8.0% ・ ROIC 17.4%25/03 ・ ROE 16.1% ・ ROA 8.1% ・ ROIC 18.7%26/03 ・ ROE 17.9% ・ ROA 8.2% ・ ROIC 14.7%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-1,000億-500億0億500億1,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF 294億 ・ 投資CF -110億 ・ 財務CF -161億23/03 ・ 営業CF 284億 ・ 投資CF -155億 ・ 財務CF -180億24/03 ・ 営業CF 417億 ・ 投資CF -86億 ・ 財務CF -176億25/03 ・ 営業CF 449億 ・ 投資CF -89億 ・ 財務CF -306億26/03 ・ 営業CF 576億 ・ 投資CF -740億 ・ 財務CF -15億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
0億200億400億600億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ フリーCF 278億23/03 ・ フリーCF 257億24/03 ・ フリーCF 395億25/03 ・ フリーCF 418億26/03 ・ フリーCF 536億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億50億100億150億200億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 設備投資 16億 ・ 減価償却 167億23/03 ・ 設備投資 27億 ・ 減価償却 162億24/03 ・ 設備投資 22億 ・ 減価償却 179億25/03 ・ 設備投資 31億 ・ 減価償却 179億26/03 ・ 設備投資 39億 ・ 減価償却 179億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
0倍0.5倍1倍1.5倍2倍 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF/純利益 1.44倍23/03 ・ 営業CF/純利益 1.41倍24/03 ・ 営業CF/純利益 1.65倍25/03 ・ 営業CF/純利益 1.67倍26/03 ・ 営業CF/純利益 1.84倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円100円200円300円400円 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ EPS ¥20423/03 ・ EPS ¥20124/03 ・ EPS ¥25125/03 ・ EPS ¥27326/03 ・ EPS ¥321
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円50円100円150円0%20%40%60% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 1株配当 ¥85 ・ 配当性向 41.7%23/03 ・ 1株配当 ¥80 ・ 配当性向 39.8%24/03 ・ 1株配当 ¥100 ・ 配当性向 39.8%25/03 ・ 1株配当 ¥110 ・ 配当性向 40.3%26/03 ・ 1株配当 ¥130 ・ 配当性向 40.5%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億1,000億2,000億3,000億4,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 総資産 2,686億 ・ 純資産 1,289億23/03 ・ 総資産 2,804億 ・ 純資産 1,399億24/03 ・ 総資産 3,142億 ・ 純資産 1,664億25/03 ・ 総資産 3,309億 ・ 純資産 1,690億26/03 ・ 総資産 3,807億 ・ 純資産 1,790億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円500円1,000円1,500円2,000円0%20%40%60% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ BPS ¥1,283 ・ 自己資本比率 48.0%23/03 ・ BPS ¥1,392 ・ 自己資本比率 49.9%24/03 ・ BPS ¥1,655 ・ 自己資本比率 53.0%25/03 ・ BPS ¥1,722 ・ 自己資本比率 51.1%26/03 ・ BPS ¥1,853 ・ 自己資本比率 47.0%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億500億1,000億1,500億2,000億0%50%100%150%200% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 流動資産 1,581億 ・ 流動負債 981億 ・ 流動比率 161.0%23/03 ・ 流動資産 1,646億 ・ 流動負債 989億 ・ 流動比率 166.4%24/03 ・ 流動資産 1,879億 ・ 流動負債 1,125億 ・ 流動比率 167.1%25/03 ・ 流動資産 1,968億 ・ 流動負債 1,226億 ・ 流動比率 160.5%26/03 ・ 流動資産 1,781億 ・ 流動負債 1,611億 ・ 流動比率 110.6%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億200億400億600億800億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 現金 487億 ・ 有利子負債 418億23/03 ・ 現金 436億 ・ 有利子負債 380億24/03 ・ 現金 593億 ・ 有利子負債 355億25/03 ・ 現金 648億 ・ 有利子負債 426億26/03 ・ 現金 470億 ・ 有利子負債 756億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
-400億-200億0億200億400億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ネットキャッシュ 69億23/03 ・ ネットキャッシュ 56億24/03 ・ ネットキャッシュ 237億25/03 ・ ネットキャッシュ 222億26/03 ・ ネットキャッシュ -286億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
のれん・無形資産(億円)
0億200億400億600億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ のれん 16億 ・ 顧客関連資産 —23/03 ・ のれん 19億 ・ 顧客関連資産 —24/03 ・ のれん 19億 ・ 顧客関連資産 —25/03 ・ のれん 25億 ・ 顧客関連資産 —26/03 ・ のれん 484億 ・ 顧客関連資産 —
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
純利益率(%)6.55.96.86.77.2
ROE(%)17.015.016.516.117.9
ROA(%)7.67.28.08.28.2
総資産回転(回)1.181.211.181.221.14
営業CF率(%)9.38.411.311.113.3
営業CF/純益(倍)1.441.411.651.671.84
配当性向(%)41.739.839.840.340.5
売上 前年比(%)3.07.08.99.27.3
純資産 前年比(%)14.88.519.01.65.9
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

22/03
¥85.0
23/03
¥80.0
24/03
¥100.0
25/03
¥110.0
26/03
¥130.0
配当性向 40.5%・連続増配 3年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
536.3
ROIC792位
14.7%
粗利率
26.8%
アクルーアル比率
-7.4%
売上CAGR(4年)
8.1%
EPS CAGR
12.0%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値 運転資本の回転(現金が拘束される日数)

売上債権回転日数
74.6
棚卸回転日数
13.9
仕入債務回転日数
44.1
CCC(現金循環)
44.4
CCC(現金循環日数)=売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金を払ってから売上を回収するまで、現金が事業に拘束される日数。短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。業種で水準が大きく違い(製造・小売で長め、サービス・プラットフォームで短い/マイナス)、在庫を持たない業態や算定できない指標は「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
7.2%
ROA
8.2%
総資産回転
1.14
実効税率
28.2%
現金変換(CFO/営業益)
1.35
CFO/純益(平均)
2.82
累計営業CF
4,138.1
FCFマージン
12.4%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.22
BPS CAGR
9.6%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
1.11
純負債/EBITDA
0.47
インタレストカバレッジ
168.4
債務返済年数
1.3
配当性向
40.5%
連続増配
3
希薄化率
0.19%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
総合偏差値
54.2 母集団3920社中 1151位
総合 →
業種内 総合偏差値(情報・通信業)
49.2 同業598社中 369位
全体1151位・同業369位(母集団が異なるため両立します)
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化売上成長EPS成長 50
ROIC
51
営業利益率
51
純利益率
51
粗利率
46
ROE
54
ROA
54
FCFマージン
53
自己資本比率
47
流動比率
44
純負債/EBITDA
49
アクルーアル比率
56
現金変換(営業CF/純益)
50
売上CAGR
50
EPS CAGR
50
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
483.8億
顧客関連資産
—億
無形合計 483.8億(のれん+顧客関連・純資産比 27.0%)。M&Aで積んだ無形が相応にあり、事業の趨勢が崩れると減損リスクが自己資本に効く点に留意。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
42.7%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
大日本印刷株式会社
21.4% 保有
自己株式
2.34%
2,312,600株 ・簿価86.9億
大株主比率
1. 大日本印刷株式会社21.4%
2. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)11.5%
3. 株式会社日本カストディ銀行(信託口)11.3%
4. THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.2%
5. JPモルガン証券株式会社2.0%
6. JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.0%
7. STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.8%
8. STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.8%
9. STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505301(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.7%
10. 株式会社日本カストディ銀行(信託口4)1.6%
上位10で 57.3%・発行済 98,959,624株・自己株 2,312,600株・浮動株 41,248,024株・株主 6,618名。所有者別(単元): 外国人 38.3% / 機関 31.7% / 個人 8.5%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率0.07%(取締役 5名計)
政策保有株式(簿価合計)15,323.0百万円(50銘柄)
役員報酬総額 / 役員数481.0百万円 / 17名
平均年間給与(提出会社)885万円(前期比 +4.5%)
従業員数(連結)8,801名
監査報酬 / 非監査報酬136.0百万円 / —
平均勤続年数20.4年
女性管理職比率13.7%
従業員1人当たり売上49.3百万円
従業員1人当たり営業利益4.8百万円
政策保有株式の対純資産比8.6%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長 齊 藤 昇
本社所在地東京都江東区豊洲一丁目1番1号
市場 / 業種東証プライム / 情報・通信業
決算期3月
従業員数(連結)8,801名
EDINETコードE02611

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/03期末 基準・98,959,000株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-08-20変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友DSアセットマネジメント株式会社
2026-07-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友DSアセットマネジメント株式会社
2026-07-03大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / ウエリントン・マネージメント・カンパニー・エルエルピー
2026-06-22確認書 ↗
2026-03-05変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2025-11-21変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村アセットマネジメント株式会社
2025-11-14確認書 ↗
2025-09-05変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村アセットマネジメント株式会社
2025-06-24確認書 ↗
2025-06-19変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友DSアセットマネジメント株式会社
2025-05-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2024-11-14確認書 ↗
2024-06-27確認書 ↗
2024-02-09確認書 ↗
2024-02-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2023-12-21変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2023-11-10確認書 ↗
2023-09-19確認書 ↗
2023-06-29確認書 ↗
2022-12-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友DSアセットマネジメント株式会社
2022-08-19変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友DSアセットマネジメント株式会社
2022-06-29確認書 ↗
2022-06-07大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2022-01-20変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】 当社および連結子会社(34社)を含む当社グループは、グループの総合力を最大限に活かし、顧客企業の経営課題の認識から解決に至るまでの一貫したITソリューションサービスを提供しております。 事業内容、当社と関係会社の位置づけおよびセグメントとの関連は次のとおりです。なお、当社は各セグメントにおいて中心となり事業を営んでおり、連結子会社は1つまたは複数のセグメントにおいて事業を営んでおります。 (システムサービス)ソフトウェアの請負開発業務、SEサービス、コンサルティング等を提供しております。[主な連結子会社] ユニアデックス㈱、USOLベトナム㈲、㈱国際システム、 ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ㈱、 Cambridge Technology Partners Inc.、㈱エイファス、 Axxis Consulting (S) Pte. Ltd.、Axxis Technologies (S) Pte. Ltd.、 Axxis Consulting (M) Sdn. Bhd.、BIPROGY USA, Inc.、 Netmarks Information Technology (Shanghai) Co.,Ltd.、㈱ユニエイド、 BIPROGYチャレンジド㈱、AFON IT Pte. Ltd.、AFON Systems Pte. Ltd.、 AFON Technologies Pte. Ltd.、iByte Solutions Sdn. Bhd. (サポートサービス)ソフトウェア・ハードウェアの保守サービス、導入支援等を提供しております。[主な連結子会社] ユニアデックス㈱、エス・アンド・アイ㈱ (アウトソーシング)情報システムの運用受託等を提供しております。[主な連結子会社] ユニアデックス㈱、エス・アンド・アイ㈱、㈱トレードビジョン、G&Uシステムサービス㈱、Nexus System Resources Co., Ltd.、Mattrz㈱、カタリナマーケティングジャパン㈱ (ソフトウェア)ソフトウェアの使用許諾契約によるソフトウェアの提供等を行っております。[主な連結子会社] ユニアデックス㈱、UEL㈱、UEL(Thailand)Co.,Ltd.、V-Drive Technologies㈱ (ハードウェア)機器の売買契約、賃貸借契約によるハードウェアの提供等を行っております。[主な連結子会社] ユニアデックス㈱、エス・アンド・アイ㈱ 以上述べた事項を事業系統図で示すと以下のとおりです。 (2026年3月31日現在)
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものです。⑴ 経済動向および市場環境による影響について中東情勢をはじめ、金融資本市場の変動や海外景気の下振れ、米国の通商政策による経済環境の悪化、企業の情報システムへの投資抑制を含む投資戦略の変更、異業種からの参入による競争の激化等により事業環境が悪化した場合、当社グループの経営成績および財政状態に影響を与える可能性があります。また、ESGの浸透を背景とした環境意識の高まりや社会意識の急速な変化、それらに伴う世界的な各種規制の強化、政府が推進する各種政策の変更により、事業戦略の見直しが発生する可能性があります。外部環境の動向や変化を逐次見極めながら、迅速な対応に努めてまいります。 ⑵ 調達について当社グループは国内外の取引先からハードウェア・ソフトウェアおよびサービスを調達し、お客様に提供しております。このため、取引先各社の事業戦略の予期せぬ変更、経営状況の悪化等による製品仕様の変更、製品・サービス供給の遅延や停止、価格改定や提供条件の変更、調達するサービスの不具合やセキュリティインシデント等による重大な障害の発生が、社会的信用やブランドイメージの低下など当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。また、国家間の紛争等によるテロリズム、エネルギー供給の不確実性、サプライチェーンの断絶といった地政学リスクが発生した場合や、経済安全保障関連規制・輸出管理規制の強化等により、特定地域からの製品やサービスの供給が遅延したり、完全に停止したりする可能性があります。これらの事態を回避するため、調達・購買に関する指針等に則り、取引先定期審査や取り扱う商品の品質管理に努めるとともに、地政学リスクに対する情報収集、関連する調達リスクの評価と対策の選定について継続的に努めてまいります。 ⑶ 知的財産権について当社グループでは事業の遂行にあたり、自社の技術や製品・サービスに関わる特許権、商標権等の知的財産権を取得することなどにより自社の知的財産の保護を図るとともに、第三者の知的財産権を侵害することのないよう細心の注意を払っております。しかしながら、第三者により当社グループの知的財産権が侵害される可能性があるほか、当社グループの製品やサービスが第三者の知的財産権を侵害しているとの主張に基づき係争に発展し、その結果、費用が発生する可能性があります。また、当社グループが事業を遂行する上で必要となる知的財産権等の権利につき、当該権利の保有者よりライセンス等を予定どおり受けられなかった場合や第三者との間で知的財産に係る紛争等が発生した場合は、特定の製品またはサービスを提供できなくなる可能性があります。さらに、オープンイノベーションにむけたスタートアップ企業等との資本提携や業務提携において、相手方企業の知的財産権確保の不備等により、想定していた知的財産権の活用ができないリスクがあります。これらの結果、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。このため、当社グループでは、知的財産権の取得に加え、提携先企業の知的財産権に関する十分な調査や、提携契約における必要な権利の確保に努めております。 ⑷ プロジェクト管理について当社グループは、従前からの多数のシステム開発に加えて、アウトソーシングビジネス等の多数のプロジェクトに取り組んでおります。市場競争激化の中で、お客様の要求の高度化、案件の複雑化が進んでいるため、プロジェクトにおいて問題が生じた場合、その修復に想定以上の費用や時間を要し、コストオーバーやリリース期日の延伸を引き起こすリスクが高まります。また、取り扱う製品やサービスの多種多様化により、プロジェクトが管理しなければならないセーフティとセキュリティのリスクも高まります。このため、当社グループでは、プロジェクトのリスク内容を多角的にアセスメントし、システム開発およびアウトソーシングビジネスの実行可否を、「ビジネス審査委員会」において評価し、予実を管理する運用に徹底して取り組んでおります。また、システム開発手法の体系化・標準化による生産性の向上、プロジェクト課題早期発見制度であるプロジェクト検診等の施策も継続して実施しています。問題プロジェクトの振り返りを通して真の原因を見極め、根本対策や再発防止策を打ち出し、改善のためのPDCAサイクルを回すことによってコストオーバーの予防と問題の早期発見に努めております。 ⑸ システム障害について 当社グループが提供するシステムや各種サービスは、お客様の業務の基幹システムや、金融や電力などの社会インフラに関わるものから、決済サービスやEC(Electronic Commerce:電子商取引)などコンシューマー向けのサービスまで多様化しています。これらシステムや各種サービスにおいて、システムの不具合やサイバー攻撃等により重大な障害が発生した場合、その影響範囲は当社グループのお客様にとどまらずサービスをご利用いただくコンシューマーまで広範囲に及ぶため、当社グループの社会的信用やブランドイメージの低下といったレピュテーションリスクと、発生した損害に対する賠償金の支払等により、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 このため当社グループでは、システム障害による計画外のサービス停止時間の品質目標を設定しているほか、システム開発時の品質保証レビュー等によって、機密性・障害許容性・回復性・安定性といった品質特性の向上に努めております。また、本番稼働後にシステム障害が発生した際には、障害管理システムによる社内関係部門への情報展開によって、迅速な対応とリスク顕在化防止にも努めております。 ⑹ 情報セキュリティについて当社グループは、事業活動を通じ、当社グループ自身の情報はもとより、情報システムの開発、提供、運用にあたり、多くのお客様の秘密情報、お客様が保有する個人情報に接する機会を有しております。そのため、個人情報をはじめとする情報管理はICT産業に身をおく当社グループの最重要課題と認識しております。一方、サイバー攻撃は日々高度化、巧妙化しており、サイバーセキュリティリスクは重要な経営課題となっております。そのような中、マルウェアや不正アクセス等のサイバー攻撃、人為的過失などにより、情報システムの停止や情報漏洩、改ざん、不正利用等が発生した場合には、当社グループの社会的信用やブランドイメージの低下といったレピュテーションリスク、および発生した事故に対する対応費用等により、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。このため、当社グループでは個人情報をはじめとする情報管理体制の維持・見直しと、当社グループ全役職員および委託先協力会社に対する教育・指導に努めております。また、情報セキュリティ基本方針においてサイバー攻撃を重大な経営リスクとして位置づけ、グループ全体の情報セキュリティマネジメントを統括する総合セキュリティ委員会のもとに、サイバーセキュリティリスクに対応するための戦略を策定し推進するプロジェクト体制を構築しております。当社グループのサイバーセキュリティ戦略では、サイバーセキュリティ経営を継続的に実践するためビジョン、目標、活動計画等を定め、ゼロトラストアーキテクチャの考え方に基づくセキュリティ対策基盤の強化など広範囲かつ多様なセキュリティ施策を実施しております。なお、サイバーセキュリティの観点でより環境変化に対応できるよう米国NIST(National Institute of Standards and Technology)サイバーセキュリティフレームワークを用いたアセスメントを定期的に実施し活動計画へ反映しています。加えて、サイバー攻撃の未然防止と事故対応を専門とする技術対応チームCSIRT(Computer Security Incident Response Team)を対象としたサイバーセキュリティ演習、ならびにグループ内のネットワーク、サーバ等に対する脅威監視や分析を行うグループ内SOC(Security Operation Center)の監視範囲拡大など、インシデント検知・対応能力の強化を図っております。さらに、万が一の予期せぬ事態による情報流出に対応するため、一定額までの保険を付保しております。 ⑺ 人財について国際競争の激化や急速な少子高齢化による労働人口の減少、デジタルトランスフォーメーションの進展により、IT人財の獲得競争は厳しさを増しています。外部環境や企業への要請が大きく変化する中、技術力に加え、イノベーション創発や多様化する社会課題・顧客ニーズに対応できる人財の確保は重要な課題となっています。当社グループが必要とする人財を確保できない場合、持続的な成長力の維持に影響を与える可能性があります。そのため、当社グループでは、経営戦略に基づき人財の獲得・育成を推進しており、新卒・第二新卒などのポテンシャル人財と経験者採用の双方を展開するとともに、研修や制度の充実により人財の高度化を図っています。また、多様な人財の活躍支援や柔軟な働き方の実現、ROLES(業務遂行上における役割)定義を軸としたキャリア形成、人的資本の可視化と事業戦略への連動を進めています。加えて、生成AIの活用による業務の生産性向上と人財リソースの最適化にも取り組んでおり、その進展
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要については「 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容」に含めて記載しております。 ②生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称 当連結会計年度(自 2025年4月 1日 至 2026年3月31日) 前期比(%)システムサービス(百万円)141,8368.8ソフトウェア(百万円)18,01829.6合計(百万円)159,85510.8(注)1.ソフトウェアには、ソフトウェア製品マスター制作までの研究開発費に該当する金額を含んでおります。2.システムサービスの金額は、販売価格によっております。3.上記の金額には、消費税等を含んでおりません。b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。セグメントの名称受注高(百万円)前期比(%)受注残高(百万円)前期比(%)システムサービス145,11010.342,38911.2サポートサービス66,1550.661,70011.2アウトソーシング102,02025.3168,3392.9ソフトウェア46,9688.56,863△6.5ハードウェア72,4443.716,247△14.8その他13,0627.66,3711.9合計445,76210.3301,9124.2(注)上記の金額には、消費税等を含んでおりません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称 当連結会計年度(自 2025年4月 1日 至 2026年3月31日) 前期比(%)システムサービス(百万円)140,8458.0サポートサービス(百万円)59,9422.7アウトソーシング(百万円)97,2457.4ソフトウェア(百万円)47,4445.2ハードウェア(百万円)75,26411.7その他(百万円)12,9446.5合計(百万円)433,6867.3(注)上記の金額には、消費税等を含んでおりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、IFRS会計基準に基づき作成されています。なお、詳細につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記」の「3.重要性がある会計方針」および「4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載の通りです。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容a.経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標当社グループは、経営方針(2024-2026)の最終年度である2027年3月期の業績目標として、売上収益4,400億円、調整後営業利益率11.0%を掲げており、ROEは17.0%以上、連結配当性向は40.0%以上としております。これに対し2年目である当期は、売上収益4,270億円、調整後営業利益率10.0%の計画※に対し、実績は売上収益4,337億円、調整後営業利益率10.0%となりました。また、ROEは17.9%、連結配当性向は40.5%となりました。※ 2026年2月4日発表の2026年3月期第3四半期決算短信にて、連結業績予想等を修正しており、修正後の業績予想数値を記載しております。 b.経営成績等の状況に関する経営者の視点による認識・分析・検討(事業全体)当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善する下で緩やかな回復基調が続きました。情報サービス産業においては、デジタルトランスフォーメーション(DX)領域を中心に企業の強い投資意欲が継続しております。日銀短観の3月調査では、2026年度のソフトウェア投資額も前年度比増加が見込まれています。一方で、中東情勢の影響を注視する必要があるほか、金融資本市場の変動の影響や米国の通商政策をめぐる動向などにも十分な注意が必要です。 このような環境の下、当社グループが目指す「Vision2030」の実現に向けて「経営方針(2024-2026)」注1に基づく取り組みを推進しています。基本方針である「持続性のある事業ポートフォリオ確立による企業価値の向上」「経営資源配分の最適化」「グループ経営基盤の強化」を図りながら、現在の収益源である「コア事業」と新たな収益の柱とする「成長事業」の両輪で事業拡大を進めています。 コア事業では、優良な顧客基盤と業務知見を活かせる「ファイナンシャル」「リテール」「エネルギー」「モビリティ」「OTインフラ」注2の5つを注力領域として定めています。 「ファイナンシャル」では、オープン環境/パブリッククラウドでのフルバンキングシステム「BankVisionⓇ」の売上収益が、新規ユーザーの獲得もあり増加しています。外国送金受付ワークフローサービス「SurFINⓇ」を始めとしたフロント系サービスの採用も拡大しています。 「リテール」では、大規模マーチャンダイジング基幹系システム導入や統合ECサービス稼働開始に加え、AI自動発注システム等の店舗DX需要が堅調に推移しています。また、2026年1月には日本最大級のリテールメディアネットワーク「AOUMITM」を展開するカタリナマーケティングジャパン株式会社(以下、CMJ)を完全子会社化しました。BIPROGYとCMJが目指すのは、生活者や地域のニーズを起点に流通業界全体の付加価値を高めるプラットフォームの確立です。生活者の購買データや行動データを高度に活用し、小売の販売現場からサプライチェーンまでデータをデジタルで結びつけ「生活者・地域起点の流通デマンドチェーン」の実現を目指します。 「エネルギー」では、電力会社向けネットワーク案件が好調です。また、カーボンニュートラル関連事業拡大への取り組みを強化しており、長年にわたるエネルギー業界向けのシステム構築で培った知見やIT・AI技術を活かし、系統用蓄電池を活用したアグリゲーション事業注3に取り組んでまいります。 「モビリティ」では、物流の領域にて物流品質の向上や将来的な作業員不足に対応するため、製薬会社に自律型協働ロボットを活用したピッキング自動化ソリューションを導入しました。今後フィジカルAIを駆使してさらなる課題解決に取り組んでまいります。 「OTインフラ」では、製造業を中心にサプライチェーンリスク対策を推進しており、その中でもセキュリティ投資需要の高まりを背景とした案件獲得が進んでいます。また、設備工事まで含めたトータルソリューションの提供による差別化や、パートナー各社との連携を図りながらビジネス領域の拡大に取り組んでいます。 成長事業では、新たな収益基盤の確立と価値の提供を目指して「市場開発」「事業開発」「グローバル」の3つの領域を定めています。 「市場開発」では、データとAIを活用し事業改善サイクルを加速するDX支援事業「Data&AI Innovation LabⓇ」の知見をもとに、「Data&AI Solutions」で利用者に価値の高いAIサービスの提供を目指します。また、マネージドサービスにおいても新たなブランド「GASSAIⓇ」を立ち上げ、Security、Multi/Hybrid Cloud、Digital Workplaceのサービス提供を開始し、順調に拡大しています。 「事業開発」では、地域創生領域において、デジタルマーケティングソリューションを提供するMattrz株式会社を連結子会社化し、中堅・中小企業の生産性向上に資するDX化支援事業を進めています。また、ヘルスケア領域においては、大阪・関西万博のレガシーを事業化し、「DotHealthⓇ カラダ測定サービス」として提供開始しています。社会全体の健康増進につながる社会インフラを提供し、日常の中にヘルスケアが溶け込んだ社会を実現していきます。 「グローバル」では、ASEAN主要国でのICT/DXビジネスが順調に拡大しています。また、CVCファンドを通じて北米スタートアップ企業への投資を進めています。 「経営方針(2024-2026)」では、事業戦略と連動した人財戦略、技術戦略、投資戦略、財務戦略を推進し、市場競争力を高めるため、強みのある領域や新たな価値提供に向けて経営資源を積極的に投入しています。人財戦略については、「BIPROGYグループ人財戦略レポート2025」注4を発刊しています。経営方針(2024-2026)で掲げた事業戦略をリードする4つの人財モデルの確保・育成が順調に進んでいます。また、技術戦略では、AI活用を加速しています。幅広い分野で培ってきた業務ノウハウとAI技術を融合し「サービスの差別化」を図ると共に、「AI駆動開発」による高品質と短納期の両立を実現し、お客様への提供価値を向上させます。今後も内外の環境変化に対応し顧客への提供価値を向上させるために、グループバリューチェーンを進化させてまいります。 (注)1.Vision2030お
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当社グループが当連結会計年度末時点の情報を踏まえ判断したものであり、今後の様々な要因により記載内容と異なる可能性があります。 (1)経営の基本方針BIPROGYグループは、以下の企業理念に基づき、これからも社会の期待と要請に応えてまいります。 <BIPROGYグループ 企業理念>・わたしたちが社会に果たすべきことすべての人たちとともに、人と環境にやさしい社会づくりに貢献します・わたしたちが目指すこと社会の期待と要請に対する感性を磨き、そのためにICTが貢献できることを考え抜く集団になります・わたしたちが大切にすること1.高品質・高技術の追求社会に役立つ最新の知識を有するとともに、技量を高めます2.個人の尊重とチームワークの重視相手の良い点を見いだし、それを伸ばすことを奨励し合い、互いの強みを活かします3.社会・お客様・株主・社員にとり魅力ある会社ステークホルダーの声に真摯に耳を傾け、企業価値向上に努めます (2)経営環境および経営戦略当社グループを取り巻く事業環境は、生成AIが急速な進展を見せる中、ICTサービスに対する顧客ニーズの高度化と多様化が進み、さらには顧客企業によるシステム内製化の進展や異業種参入による競争激化など、大きく変化しております。予測困難で先が見通せない不確実性の高い状況下、持続的成長企業として価値を提供し続けるために、時間軸や環境変化に左右されない企業価値を見つめ直し、Purpose(目的)、Corporate Statement(目的達成に向けたスローガン)およびPrinciples(目的を達成するための原則)を定め、中長期的な視点でPurposeを実現するための視点および目標としてVision2030を策定いたしました。また、Vision2030の実現に向けて当社グループのサステナビリティへの取り組みを経営に統合していくため、Materiality(重要課題)が経営の長期ビジョンに対応したものとなるよう、Materialityを策定しております。 <Purpose>先見性と洞察力でテクノロジーの持つ可能性を引き出し、持続可能な社会を創出します先見性・洞察力 × テクノロジー × ビジネスエコシステム = 社会的価値創出 <Corporate Statement>Foresight in sight「先見性」でいち早くキャッチしたお客様や社会の課題を、経験や常識にとらわれない「洞察力」で深く理解する <Principles>原理・原則主義・信条■人権の尊重と社会的包摂 ■善良な社会の一員として真摯、且つ熱意ある取り組み■多様性の受容と獲得■次世代へウェルビーイングをつなげる取り組み■自己研鑽と主体性の発揮■ビジネスエコシステム形成による価値の創出■透明性高い企業活動と健全な企業体質■高品質・高技術・卓越性の追求■誠実な履行■社会的価値の創出と持続的成長の実現 <Vision2030>わたしたちは、デジタルコモンズを誰もが幸せに暮らせる社会づくりを推進するしくみに育てていきます <Materiality>■デジタルの力とビジネスエコシステムを活用した課題解決の仕組みづくり■ゼロエミッション社会の実現に向けた、デジタルを活用した環境貢献と事業活動に ともなう環境負荷の低減■バリューチェーン全体で取り組む、安心・安全な製品・サービスの持続可能な調達と提供■新たな未来を創る人財の創出・強化とダイバーシティ&インクルージョンの進化■コーポレート・ガバナンスの強化とインテグリティの向上 PurposeおよびVision2030のもと、社会的価値の創出を追求することを通じて経済的価値の創出を図り、当社グループ全体の企業価値を持続的に向上させる新たなステージに向け、当社グループは経営方針(2024-2026)を策定いたしました。社会変化に対する先見性・洞察力、ICTを核としたテクノロジー、そして様々なビジネスパートナーとのビジネスエコシステム形成を掛け合わせ、ICTサービス提供だけにとどまることなく、これまで取り組んできた社会を豊かにする新しい価値の創造と社会課題の解決の取り組みを加速させ、社会的価値創出企業に変革してまいります。 <基本方針>社会的価値の創出により顧客の持続的成長を支える顧客DXと、様々な業界の顧客、パートナーと共に社会課題解決を進める社会DXの両面からビジネスを推進し、Vision2030の実現を目指してまいります。 また、Purposeに掲げた社会的価値創出企業の実現に向け、コーポレートブランドを刷新し、2022年4月に商号を日本ユニシス株式会社からBIPROGY株式会社へ変更いたしました。「BIPROGY(ビプロジー)」は、光が屈折・反射した時に見える7色(Blue、Indigo、Purple、Red、Orange、Green、Yellow)の頭文字を使った造語であり、これには様々なビジネスパートナーや多種多様な人々がもつ光彩を掛け合わせ、混とんとした社会の中で新たな道を照らし出すこと、および光彩が状況に応じて変化するように、社会や環境変化に応じて提供する価値を変えていくことの2つの意味を込めています。ボーダーレスな視座で社会的価値を創出する唯一無二のブランドとなることで、多種多様な人々へと働きかけるとともにビジネスエコシステムを形成し、持続可能な社会実現へ向けて取り組んでまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標経営方針(2024-2026)においては、以下の指標を経営上の業績目標としています。なお、2025年4月30日に経営方針(2024-2026)の業績目標を修正しており、修正後の数値目標を記載しております。2027年3月期の連結業績見通しは、売上収益4,700億円、調整後営業利益率10.3%を見込んでいます。 <連結数値目標(IFRS会計基準)> 2026年3月期(実績)2027年3月期(目標)売上収益4,337億円4,400億円調整後営業利益率※110.0%11.0%ROE17.9%17.0%以上配当性向40.5%40.0%以上※2※1 調整後営業利益率は「売上収益」から「売上原価」並びに「販売費及び一般管理費」の額を減算して得られた金額の「売上収益」に対する比率※2 株価水準を考慮した機動的な自己株式取得を実施 (4)対処すべき課題当社グループは、経営方針(2024-2026)のもと、企業価値1兆円規模の企業グループとなるべく、グループ一体となって、事業活動を通じた「社会的価値」と「経済的価値」の創出に取り組んでいます。AI技術の進化はビジネスモデルの構造的な変化をもたらすとともに、社会および顧客に提供するソリューションやサービスの価値を高める成長機会になるものと当社グループは認識しています。こうした認識のもと、経営方針(2024-2026)の最終年度にあたる2026年度においては、AI活用を前提とした業務プロセス変革を一層推進していきます。従来の業務効率化にとどまらず、顧客の価値創造に直結する新たな提供価値の創出を重視し、事業の質的向上を図っています。また、社内で蓄積したAI活用に関する知見やノウハウを顧客および社会へ幅広く展開することで、共創による新たな価値創出につなげています。これらの取り組みを組織的かつ継続的に推進するため、全社横断組織として「AI CoE(AI Center of Excellence)」を設置しました。AI CoEは、全社的なAI活用方針の策定およびガバナンスの強化、AI関連施策の企画・優先順位付け、ならびに各部門におけるAI活用プロジェクトの推進支援を担っています。これらを横断的に統括することで、AI戦略の整合性・実行品質および推進スピードの確保を図っています。加えて、当社グループ全体におけるESG・SDGsへの積極的な取り組みによるサステナブルな経営をより一層推進するための体制として、SDGs貢献への取り組みおよびサステナビリティ経営戦略の統括責任者であるCSO(チーフ・サステナビリティ・オフィサー)を委員長とする意思決定機関「サステナビリティ委員会」を設置しています。また、下部組織として、環境に関する「環境貢献委員会」および社会・人権に関する「ソーシャル委員会」を設置し、サステナビリティを巡る課題への取り組みにおけるマネジメントとガバナンスを強化しています。さらに、当社グループのサステナビリティへの取り組みを経営に統合していくために「サステナビリティ経営推進部」を設置しています。持続可能な社会の実現のために、当社グループがテクノロジーを活用して貢献できる領域は多く、気候変動等の環境問題や地域創生、少子高齢化など、一企業だけでは解決が難しい社会課題に対してビジネスエコシステムによるイノベーションや新たなサービスを通じて解決に取り組んでいます。 <事業活動における取り組み>■コア事業における「強みのある領域の確立」と「提供価値・収益性の向上」注力領域として、ファイナンシャル、リテール、エネルギー、モビリティ、OTインフラの5つを選定し、経営資源を集中投下することで、サービス型ビジネスを拡大し、提供価値と収益性の向上に取り組んでいます。また、システムサービスの生産性向上に向け、生成AI等の技術活用やパートナー戦略、リスキリング等の人財育成を推進しています。 ■成長事業における「提供価値の向上」と「新たな収益基盤の確立」成長事業においては、「市場開発」「事業開発」「グロー
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り) 財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定を行うことが必要となります。見積り及びその基礎となる仮定に関しては、過去の経験や利用可能な情報等を勘案した報告期間の末日における合理的な経営者の判断を基礎としておりますが、実際の結果は当初の見積りと異なる場合があります。 見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、その見積りを見直した事業年度及び将来の事業年度において認識されます。 (1)市場価格のない子会社株式を除く重要な影響を与える可能性がある勘定科目 市場価格のない子会社株式を除く翌事業年度に係る財務諸表に重要な影響を与える可能性がある勘定科目は、「有形固定資産」、「無形固定資産」、「前払年金費用」、「請負開発損失引当金」、「売上高」、「繰延税金資産」であり、このうち、「売上高」を除く計上額は、前事業年度及び当事業年度の貸借対照表に区分掲記しております。また、システムサービスセグメントの売上高は、前事業年度99,915百万円、当事業年度108,166百万円であります。 なお、見積りの内容は、「1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」の内容と同一であります。 (2)市場価格のない子会社株式 市場価格のない子会社株式については、子会社の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下した場合、回復する見込があると認められる場合を除き、帳簿価額を実質価額の金額まで減額し、関係会社株式評価損を計上しております。 市場価格のない子会社株式のうち、カタリナマーケティングジャパン㈱の帳簿価額は、40,429百万円であり、重要な見積りの評価対象としております。 同社の株式は、超過収益力等を考慮して取得価額を決定したことから、同社の純資産に対する持分相当額と取得価額の間に乖離が生じております。評価については、事業計画を反映した実質価額に基づいており、事業計画は、過去実績、業績の伸長率等の超過収益力及び企業結合によるシナジー効果の発現を目的とした具体的な施策に基づいて策定しております。 将来の不確実な経済状況の変動等により、同社の実質価額に著しい影響を与えた場合、翌事業年度以降の財務諸表において認識する関係会社株式評価損の金額に重要な影響を与える可能性があります。 なお、当事業年度末においては、実質価額が著しく低下していないと判断したため、関係会社株式評価損を計上しておりません。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 (業務提携契約等)契約の名称相手方の名称契約締結日契約期間契約内容代理店契約ユニシス・コーポレーション(米国)1987年12月(1991年3月および2005年10月に一部改定)1988年4月より期間の定めなしユニシス製コンピュータの日本における総代理店契約。主な内容は、以下のとおり。 ①日本におけるユニシス製コンピュータの輸入販売、保守 ②技術情報・技術援助の提供および商標使用権の設定業務提携等に関する契約大日本印刷株式会社2012年8月9日契約締結日より期間の定めなし「クラウド事業」、「新プラットフォームサービス事業」、「マーケティング・販売連携」の各分野における業務提携。 (ローン契約と社債に付される財務上の特約) 当社は、財務上の特約が付された金銭消費貸借契約を以下のとおり締結しております。 (1)相手方の属性 :都市銀行 (2)期末残高 :300億円 (3)契約締結日 :2025年12月26日 (4)返済期限 :2027年1月5日 (5)返済方法 :期限一括返済 (6)担保・保証の有無 :無 (7)財務上の特約の内容:主として以下の借入条件が付されております。 ①各年度の決算期末及び中間連結会計期間末における連結財政状態計算書の資本合計を直近の決算期末の75%に維持すること ②短期格付でa-2以上及び発行体格付と長期個別債務格付でBBB-以上を維持すること
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は、業績に応じた配当を基本方針として、キャッシュ・フローの状況や成長に向けた投資とのバランス、経営環境などを総合的に考慮して利益還元方針を定めており、「経営方針(2024-2026)」においては、連結配当性向40%以上とすることに加え、自己株式の取得を資本効率の向上および株主還元の拡充施策として掲げております。また、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めており、株主総会で決議される期末配当と併せて年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。この基本方針および当期の連結業績を踏まえ、2026年3月31日を基準日とする期末配当金を1株当たり60円から10円増配の70円とすることを予定しております。これにより、当期の年間配当金は、中間配当と合わせ、1株当たり130円となる予定であり、連結業績に基づく連結配当性向は40.5%となる見込みです。当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりです。なお、配当の効力発生日が翌事業年度となるものについては、2026年6月24日開催の定時株主総会の議案として付議する予定です。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年11月5日5,84960.00取締役会決議2026年6月24日6,76570.00定時株主総会決議予定 (注1)2025年11月5日取締役会決議による配当金の総額には、従業員向け株式交付信託が保有する 当社株式に対する配当金4百万円が含まれております。 (注2)2026年6月24日定時株主総会決議による配当金の総額には、従業員向け株式交付信託が 保有する当社株式に対する配当金4百万円が含まれております。
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100YFCP)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E02611)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

BIPROGY株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
8056です。上場市場は東証プライム、業種は情報・通信業。
8056(BIPROGY株式会社)のEDINETコードは?
E02611です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
8056(BIPROGY株式会社)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 齊 藤 昇です(有価証券報告書の表紙記載)。
8056(BIPROGY株式会社)の本社所在地は?
東京都江東区豊洲一丁目1番1号です。
8056(BIPROGY株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
有限責任監査法人トーマツです。
8056(BIPROGY株式会社)の筆頭株主は?
大日本印刷株式会社で、保有比率は約21.4%です(2026-03-31基準)。
8056(BIPROGY株式会社)の発行済株式数は?
有報(2026-03-31基準)で98,959,624株です(発行済株式総数)。うち自己株が2,312,600株、市場で流通する浮動株は41,248,024株です。
8056(BIPROGY株式会社)の株主数は?
2026-03-31基準で6,618名です。上位10名で57.3%を保有します、浮動株比率は42.7%。
8056(BIPROGY株式会社)の決算期は?
3月期です(上場市場は東証プライム)。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E02611)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。