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小津産業株式会社
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2.4%
投下資本利益率
ROE(実績)3287位
2.1%
有報 報告値
営業利益率2502位
4.2%
営業益 4.3億
自己資本比率826位
72.4%
EPS(実績)
48.6
25/05期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプキャッシュリッチ×高自己資本の堅実型

解析準備中。

✓ 実質キャッシュ超過57.9億(価格未投入)✓ 自己資本比率72.4%✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.72x)

実質キャッシュ超過57.9億(価格未投入)。時価総額比は株価入力後に確定(DEC-008 価格入力型)

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.72x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(25/05期・単年)

損益(PL)
売上高
102.2
前年比 +0.9%
営業利益
4.3
前年比 -18.5%
経常利益
5.6
前年比 -20.7%
純利益
4.1
前年比 -25.2%
財政状態(BS)
総資産
264.1
前年比 +6.8%
純資産
192.2
前年比 +5.6%
現金
83.6
前年比 +12.4%
有利子負債
25.7
前年比 +0.0%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
8.5
前年比 +59.9%
投資CF
3.2
黒字転換
財務CF
-2.1
フリーCF
6.4
前年比 +653.1%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標21/0522/0523/0524/0525/05
売上高(百万)33,92310,55310,36810,12610,221
営業利益(百万)528430
経常利益(百万)950708590705559
純利益(百万)724557384546409
EPS(円)86.466.545.865.048.6
1株配当(円)23.023.025.025.025.0
営業利益率(%)5.24.2
ROE(%)4.53.42.13.02.1
自己資本比率(%)71.673.373.173.372.4

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標21/0522/0523/0524/0525/05
総資産(百万)22,31422,54924,63024,73726,414
純資産(百万)15,99216,54918,02118,20319,219
流動資産(百万)12,89413,986
流動負債(百万)3,6013,878
現金(百万)6,6167,0747,4847,4398,363
有利子負債(百万)2,5702,570
ネットキャッシュ(百万)4,8695,793
BPS(円)1,906.61,971.42,145.02,158.32,275.1
自己資本比率(%)71.673.373.173.372.4
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー21/0522/0523/0524/0525/05
営業CF(百万)1,318894815531849
投資CF(百万)3,111-211-224-404316
財務CF(百万)-376-247-193-210-210
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億100億200億300億400億 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ 売上高 339億 ・ 純利益 7億22/05 ・ 売上高 106億 ・ 純利益 6億23/05 ・ 売上高 104億 ・ 純利益 4億24/05 ・ 売上高 101億 ・ 純利益 5億25/05 ・ 売上高 102億 ・ 純利益 4億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%10%20%30%40% 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 2.1%22/05 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 5.3%23/05 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 3.7%24/05 ・ 粗利率 31.6% ・ 営業利益率 5.2% ・ 純利益率 5.4%25/05 ・ 粗利率 32.4% ・ 営業利益率 4.2% ・ 純利益率 4.0%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%2%4%6% 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ ROE 4.5% ・ ROA 3.2% ・ ROIC —22/05 ・ ROE 3.4% ・ ROA 2.5% ・ ROIC —23/05 ・ ROE 2.1% ・ ROA 1.6% ・ ROIC —24/05 ・ ROE 3.0% ・ ROA 2.2% ・ ROIC 3.0%25/05 ・ ROE 2.1% ・ ROA 1.5% ・ ROIC 2.4%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-10億0億10億20億30億40億 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ 営業CF 13億 ・ 投資CF 31億 ・ 財務CF -4億22/05 ・ 営業CF 9億 ・ 投資CF -2億 ・ 財務CF -2億23/05 ・ 営業CF 8億 ・ 投資CF -2億 ・ 財務CF -2億24/05 ・ 営業CF 5億 ・ 投資CF -4億 ・ 財務CF -2億25/05 ・ 営業CF 8億 ・ 投資CF 3億 ・ 財務CF -2億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
0億2億4億6億8億 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ フリーCF —22/05 ・ フリーCF —23/05 ・ フリーCF —24/05 ・ フリーCF 1億25/05 ・ フリーCF 6億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億2億4億6億 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —22/05 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —23/05 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —24/05 ・ 設備投資 4億 ・ 減価償却 4億25/05 ・ 設備投資 2億 ・ 減価償却 4億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
0倍1倍2倍3倍 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ 営業CF/純利益 1.82倍22/05 ・ 営業CF/純利益 1.60倍23/05 ・ 営業CF/純利益 2.12倍24/05 ・ 営業CF/純利益 0.97倍25/05 ・ 営業CF/純利益 2.08倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円50円100円 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ EPS ¥8622/05 ・ EPS ¥6623/05 ・ EPS ¥4624/05 ・ EPS ¥6525/05 ・ EPS ¥49
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円10円20円30円0%20%40%60% 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ 1株配当 ¥23 ・ 配当性向 26.6%22/05 ・ 1株配当 ¥23 ・ 配当性向 34.6%23/05 ・ 1株配当 ¥25 ・ 配当性向 54.6%24/05 ・ 1株配当 ¥25 ・ 配当性向 38.4%25/05 ・ 1株配当 ¥25 ・ 配当性向 51.4%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億100億200億300億 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ 総資産 223億 ・ 純資産 160億22/05 ・ 総資産 225億 ・ 純資産 165億23/05 ・ 総資産 246億 ・ 純資産 180億24/05 ・ 総資産 247億 ・ 純資産 182億25/05 ・ 総資産 264億 ・ 純資産 192億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円1,000円2,000円3,000円0%20%40%60%80% 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ BPS ¥1,907 ・ 自己資本比率 71.6%22/05 ・ BPS ¥1,971 ・ 自己資本比率 73.3%23/05 ・ BPS ¥2,145 ・ 自己資本比率 73.1%24/05 ・ BPS ¥2,158 ・ 自己資本比率 73.3%25/05 ・ BPS ¥2,275 ・ 自己資本比率 72.4%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億50億100億150億0%100%200%300%400% 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —22/05 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —23/05 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —24/05 ・ 流動資産 129億 ・ 流動負債 36億 ・ 流動比率 358.1%25/05 ・ 流動資産 140億 ・ 流動負債 39億 ・ 流動比率 360.6%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億50億100億 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ 現金 66億 ・ 有利子負債 —22/05 ・ 現金 71億 ・ 有利子負債 —23/05 ・ 現金 75億 ・ 有利子負債 —24/05 ・ 現金 74億 ・ 有利子負債 26億25/05 ・ 現金 84億 ・ 有利子負債 26億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
0億20億40億60億80億 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ ネットキャッシュ 66億22/05 ・ ネットキャッシュ 71億23/05 ・ ネットキャッシュ 75億24/05 ・ ネットキャッシュ 49億25/05 ・ ネットキャッシュ 58億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標21/0522/0523/0524/0525/05
純利益率(%)2.15.33.75.44.0
ROE(%)4.53.42.13.02.1
ROA(%)3.22.51.62.21.6
総資産回転(回)1.520.470.420.410.39
営業CF率(%)3.98.57.95.28.3
営業CF/純益(倍)1.821.602.120.972.08
配当性向(%)26.634.654.638.451.4
売上 前年比(%)-68.9-1.8-2.30.9
純資産 前年比(%)3.58.91.05.6
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

21/05
¥23.0
22/05
¥23.0
23/05
¥25.0
24/05
¥25.0
25/05
¥25.0
配当性向 51.4%・連続増配 —年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
6.4
2.4%
粗利率
32.4%
アクルーアル比率
-1.7%
売上CAGR
-25.9%
EPS CAGR
-13.4%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
4.0%
ROA
1.6%
総資産回転
0.39
実効税率
24.4%
現金変換(CFO/営業益)
1.97
CFO/純益(平均)
1.72
累計営業CF
44.1
FCFマージン
6.3%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.57
BPS CAGR
4.5%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
3.61
純負債/EBITDA
-7.28
インタレストカバレッジ
23.3
債務返済年数
3.0
配当性向
51.4%
連続増配
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化売上成長EPS成長 50
ROIC
44
営業利益率
50
純利益率
50
粗利率
49
ROE
50
ROA
49
FCFマージン
50
自己資本比率
50
流動比率
51
純負債/EBITDA
52
アクルーアル比率
49
現金変換(営業CF/純益)
50
売上CAGR
44
EPS CAGR
47
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
—億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.0億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.0%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
62.3%
発行済−上位10−自己株
支配株主
株式会社小津商店
28.1% 保有
自己株式
0.33%
28,100株 ・簿価0.3億
大株主比率
1. 株式会社小津商店28.1%
2. 小津取引先持株会3.4%
3. 日本製紙クレシア株式会社1.0%
4. 植田 真理子0.8%
5. 田中 寛子0.8%
6. 川上 勢津子0.8%
7. 中田 範三0.7%
8. 北村 純夫0.6%
9. 江口 三代0.6%
10. 佐藤 満寿子0.6%
上位10で 37.5%・発行済 8,435,225株・自己株 28,100株・浮動株 5,258,125株・株主 14,385名。所有者別(単元): 外国人 0.3% / 機関 0.2% / 個人 65.4%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率
政策保有株式(簿価合計)586.5百万円(17銘柄)
役員報酬総額 / 役員数172.3百万円 / 13名
平均年間給与(提出会社)677万円
従業員数(連結)285名
監査報酬 / 非監査報酬41.6百万円 / —
平均勤続年数14.9年
女性管理職比率5.9%
従業員1人当たり売上35.9百万円
従業員1人当たり営業利益1.5百万円
政策保有株式の対純資産比305.2%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長 社長執行役員 柴﨑 治
本社所在地東京都中央区日本橋本町三丁目6番2号
決算期5月
従業員数(連結)285名
EDINETコードE02842

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 25/05期末 基準・8,435,225株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当社の企業集団は、当社(小津産業株式会社)、子会社7社、関連会社1社およびその他の関係会社1社より構成されており、不織布製品の加工・販売を主たる事業としております。当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。(不織布事業)当社では、エレクトロニクス用、コスメティック用、メディカル用、産業資材用、除染用の不織布製品の販売等を行っており、連結子会社であるオヅテクノ株式会社および株式会社旭小津では、不織布製品の加工を行っております。連結子会社である株式会社ディプロでは、不織布製品の製造・販売を行っております。連結子会社である日本プラントシーダー株式会社では、農業用資材・機材の製造・販売を行っております。連結子会社である小津(上海)貿易有限公司では、中国向けの不織布製品の販売等を行っております。(その他の事業)当社において、不動産賃貸事業等を行っております。連結子会社であるエンビロテックジャパン株式会社では、過酢酸製剤の販売・輸入等を行っております。 また、持分法適用会社であるアズフィット株式会社では、ドラッグストア、スーパーマーケット、ホームセンターおよびビル管理会社等に対して、家庭紙・日用雑貨の販売等を行っております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】1.報告セグメントの概要当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、取り扱う商品・製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。したがって、当社グループは、商品・製品・サービス別のセグメントから構成されており、「不織布事業」を報告セグメントとしております。「不織布事業」は、不織布製品の加工、販売及び輸出入を行っております。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日) (単位:千円) 報告セグメントその他(注)1合計調整額(注)2連結財務諸表計上額(注)3 不織布売上高 外部顧客への売上高9,922,175203,51610,125,691-10,125,691セグメント間の内部売上高又は振替高-38,08138,081△38,081-計9,922,175241,59810,163,773△38,08110,125,691セグメント利益488,10438,958527,0621,178528,241セグメント資産15,737,9101,577,91217,315,8237,420,99624,736,820その他の項目 減価償却費312,47346,264358,737-358,737有形固定資産の増加額281,490163,846445,336-445,336 当連結会計年度(自 2024年6月1日 至 2025年5月31日) (単位:千円) 報告セグメントその他(注)1合計調整額(注)2連結財務諸表計上額(注)3 不織布売上高 外部顧客への売上高9,961,152259,36210,220,514-10,220,514セグメント間の内部売上高又は振替高-37,91537,915△37,915-計9,961,152297,27710,258,430△37,91510,220,514セグメント利益361,53866,430427,9692,437430,406セグメント資産16,904,0301,079,34717,983,3778,430,81826,414,196その他の項目 減価償却費327,51238,246365,759-365,759有形固定資産の増加額162,76429,078191,843-191,843(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸事業及び除菌関連事業を含んでおります。2.調整額の内容は以下のとおりであります。 セグメント利益 (単位:千円) 前連結会計年度当連結会計年度セグメント間取引消去1,1782,437 セグメント資産 (単位:千円) 前連結会計年度当連結会計年度全社資産(注)7,420,9968,430,818(注)全社資産は、報告セグメントに帰属しない資産であり、主に投資有価証券等であります。 3.セグメント利益及び資産は、連結財務諸表の営業利益及び資産合計と調整を行っております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)1.製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報 (1)売上高(単位:千円) 日本アジアその他合計9,346,845738,23640,60810,125,691(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2024年6月1日 至 2025年5月31日)1.製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報 (1)売上高 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報 該当事項はありません。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日) 不織布事業において、持分法適用会社であった㈱旭小津の株式を追加取得し、連結子会社としたことに伴い、負ののれん発生益35,650千円を計上しております。また、株式の追加取得時において、段階取得に係る差損17,156千円を計上しております。 なお、負ののれん発生益は特別利益のため、上記セグメント利益には含まれておりません。 当連結会計年度(自 2024年6月1日 至 2025年5月31日) 該当事項はありません。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報 該当事項はありません。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、財政状態等に影響を与える可能性のあるリスク、および投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項を以下のとおり記載いたします。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)株式会社小津商店との関係 株式会社小津商店は、1653年創業の「紙商小津屋」を嚆矢としており、同社の紙事業分野が分離し発展してきたのが当社グループです。株式会社小津商店の当社持株比率は、低下してまいりましたが、現在、当社の議決権の28.1%を保有する主要株主となっております。 当社グループは独立性、自主性に基づき企業運営を行っておりますが、株式会社小津商店の当社に対する基本方針等に変更が生じた場合には、当社グループの事業および業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは不織布、除菌製剤等を扱う事業会社、株式会社小津商店は不動産事業と和紙文化事業・和紙販売事業に特化した会社との棲み分けになっております。この棲み分けは、今後も継続する方針であります。 (2)販売先が属する業界の需要動向、市況による影響および業績の季節変動 当社グループの不織布事業における主力製品は、エレクトロニクス・半導体業界、医療業界およびコスメティック業界向けであり、これらの業界の需要動向、市況などは業績に大きな影響を与えます。また、日本プラントシーダー株式会社において第2四半期である6月~8月の夏場に販売がピークになることから、不織布事業の営業利益は第2四半期に集中して計上される傾向があります。 (3)素材調達 当社グループは、国内外の多くの取引先から不織布製品の素材を仕入れ、加工し製品化しております。 取引先からの素材の仕入が、何らかの理由で滞った場合、製品やサービスを得意先に提供できないという事態が発生し、当社グループの業績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4)製品品質 当社グループの不織布製品は、素材を国内外の多くの取引先から仕入れ、当社グループの加工関係会社3社および海外の協力工場で製品化しております。 各加工場では充分な品質管理を行っておりますが、製品やサービスに関する不良欠陥により、大規模な製品クレームが発生した場合、製品回収や製造物責任賠償などに関する費用が発生し、当社グループの業績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5)災害による影響 当社グループが保有する物流センターのほか、素材の仕入先、または当社グループの加工関係会社3社もしくは海外の協力工場が、大規模な地震などの災害により損害を被った場合、物流センターの稼働率が一時的に低下したり、加工場における製品の生産能力が減退することにより、売上高、利益が減少いたします。 また、設備の修復のための費用の増加により、当社グループの業績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 アグリ分野を担当する日本プラントシーダー株式会社においては、天候不順・自然災害が発生した場合には、売上高・利益が減少いたします。 (6)海外市場の動向 不織布事業におけるエレクトロニクス用ワイパーは、国内の加工関係会社3社以外に海外の協力工場においても生産を行い、中国、台湾、その他の東南アジア地区などを中心に販売を行っております。 従いまして、当社が販売を行っている各国において政治、経済、社会情勢の変化などの予期せぬ事象が発生し、販売活動に支障が生じた場合、当社グループの業績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7)為替相場の変動による影響 当社グループは、大きな市場であるアジア地区における仕入および販売体制の確立と強化を図っており、今後も海外取引の比重は高まる傾向にあります。輸出または輸入取引の一部は外貨建で行っているため、為替相場の変動による影響を受けます。
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 当連結会計年度(2024年6月1日~2025年5月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の増加等により、緩やかな回復傾向が見られました。一方、ロシアのウクライナ侵攻の長期化や中東地域における深刻化する緊張等の不安定な国際情勢から、エネルギー・原材料価格の高止まりが継続しております。また、米国の関税政策や米中対立の鮮明化から、景気の下振れリスク懸念が強く、依然として先行き不透明な状況が継続しております。 このような状況のもと、当社グループは、2024年7月11日に『長期ビジョン:OZU Innovation 2034』を公表いたしました。2024年6月から2027年5月までの『第一次 中期経営計画2027』は、長期ビジョンで掲げた目標達成、発展のための土台づくりの期間と位置づけ、体制構築や経営基盤の再構築に取り組みつつ、事業拡大に向け、新用途・新機能の開発によるお客さまの開拓と、新規事業の探索にグループ一丸となって取り組んでまいりました。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は102億20百万円(前期比0.9%増)、経常利益5億59百万円(前期比20.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益4億8百万円(前期比25.2%減)となりました。 当連結会計年度におけるセグメント別の状況は以下のとおりであります。 (不織布事業) 売上高は99億61百万円(前期比0.4%増)、セグメント利益は3億61百万円(前期比25.9%減)となりました。 クリーン分野(電子・食品・製薬等)は、国内においてAI関連需要が好調に推移し、製薬関連の稼働も堅調に推移いたしました。海外においては、AI関連需要に加え、光学関連需要が好調に推移したこと等により、売上高、利益面ともに前期を上回りました。 ウェルネスケア分野(医療・介護・コスメ等)は、コスメティック市場において、海外販売が低迷するものの、国内需要は堅調に推移いたしました。また、医療・介護向け除菌ウェット製品が引き続き堅調に推移したことから、前期に比べ、売上高は横ばい、利益面は前期を上回りました。 エコプロダクツ分野(鉄鋼・電力・建設等)は、除染関連製品の販売実績があったものの原材料・労務費の高騰から全体的に需要が落ち込んだため、売上高、利益面ともに前期を下回りました。 コンシューマー分野(一般消費者向け)は、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う需要減が一巡したこと等から売上高は前期を上回るものの、販売体制強化のための人員増等の影響から利益面は前期を下回りました。 小津(上海)貿易有限公司は、半導体関連需要が比較的堅調に推移したことから売上高、利益面ともに前期を上回りました。 ウェットティシュ等の製造販売を営む株式会社ディプロでは、原材料価格等の高止まりへの対応を行った結果、売上高は前期を下回ったものの、利益面は前期を上回りました。 アグリ分野を担う日本プラントシーダー株式会社では、国内外とも販売が伸び悩んだため、売上高は前期に比べ微減、利益面は前期を下回りました。 (その他の事業) 除菌関連事業を営むエンビロテックジャパン株式会社では、過酢酸製剤の知名度を上げる地道な活動と、販売代理店への販促活動ならびに食品殺菌用途および防疫対策用途に向けた拡販に注力したことにより、売上高、利益面ともに前期を上回りました。不動産賃貸事業につきましては、テナントの入居があったため、売上高、利益面ともに前期を上回りました。これらの結果、売上高は2億59百万円(前期比27.4%増)、セグメント利益は66百万円(前期比70.5%増)となりました。 (注)日本プラントシーダー株式会社の決算期は2月末日のため、当連結会計年度には2024年3月から2025年2月の実績が、株式会社ディプロ、株式会社旭小津およびエンビロテックジャパン株式会社の決算期は3月末日のため、当連結会計年度には各社の2024年4月から2025年3月の実績が反映されております。 ②財政状態の状況(資産) 当連結会計年度末における流動資産は、「現金及び預金」9億23百万円の増加、「電子記録債権」2億12百万円の増加等により、前期比10億92百万円増加の139億86百万円となりました。固定資産は、「投資有価証券」12億64百万円の増加、「土地」2億83百万円の減少等により、前期比5億85百万円増加の124億27百万円となりました。 この結果、資産合計は前期比16億77百万円増加の264億14百万円となりました。(負債) 当連結会計年度末における流動負債は、「支払手形及び買掛金」2億14百万円の増加等により、前期比2億77百万円増加の38億78百万円となりました。固定負債は、「繰延税金負債」3億79百万円の増加等により、前期比3億84百万円増加の33億16百万円となりました。 この結果、負債合計は前期比6億61百万円増加の71億94百万円となりました。(純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、前期比10億15百万円増加の192億19百万円となりました。これは「その他有価証券評価差額金」7億95百万円の増加、「利益剰余金」1億98百万円の増加等によるものであります。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ9億23百万円増加し、83億62百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と、それらの増減の要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は8億49百万円(前期比3億18百万円増)となりました。収入の主な内訳は、「税金等調整前当期純利益」5億66百万円、「減価償却費」3億65百万円、支出の主な内訳は、「法人税等の支払額」2億22百万円、「売上債権の増減額」1億75百万円であります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は3億16百万円(前期は4億3百万円の使用)となりました。収入の主なものは、「有形固定資産の売却による収入」4億64百万円、支出の主なものは、「有形固定資産の取得による支出」2億6百万円であります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は2億9百万円(前期比0百万円増)となりました。支出の主なものは、「配当金の支払額」2億9百万円であります。 ④生産、受注及び販売の実績イ.生産の実績 該当事項はありません。ロ.受注の実績 該当事項はありません。ハ.販売の実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年6月1日至 2025年5月31日)前年同期比(%)不織布(千円)9,961,152100.4報告セグメント計(千円)9,961,152100.4その他(千円)259,362127.4合計(千円)10,220,514100.9 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容当連結会計年度における経営成績の分析は、以下のとおりであります。なお、本項に記載の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①経営成績の分析(売上高)当連結会計年度の売上高は、前期比0.9%増の102億20百万円となりました。不織布事業につきましては、クリーン分野(電子・食品・製薬等)およびコンシューマー分野(一般消費者向け)の販売が前期比増加したものの、ウェルネスケア分野(医療・介護・コスメ等)の販売が前期比横ばい、エコプロダクツ部門(鉄鋼・電力・建設等)の販売が前期比減少したことにより、売上高は前期比横ばいとなりました。小津(上海)貿易有限公司の販売は前期比増加いたしました。株式会社ディプロにつきましては、販売が前期比減少いたしました。日本プラントシーダー株式会社につきましては、販売が前期比微減となりました。これらの結果、不織布事業の売上高は、前期比0.4%増の99億61百万円となりました。その他の事業において除菌関連事業を営むエンビロテックジャパン株式会社につきましては、地道な営業活動を展開した結果、売上高は前期比増加いたしました。不動産賃貸事業につきましては、テナントの入居があり、売上高は前期比増加いたしました。これらの結果、その他の事業の売上高は、前期比27.4%増の2億59百万円となりました。(営業利益)当連結会計年度の営業利益は、前期比18.5%減の4億30百万円となりました。売上高営業利益率は、4.2%となりました。不織布事業につきましては、クリーン分野およびコンシューマー分野の販売が前期比増加したものの、ウェルネスケア分野の販売が前期比横ばい、エコプロダクツ分野の販売が減少したこと、長期ビジョンで掲げる目標達成に向け、戦略的に予算を充当した結果、営業利益は前期比減少いたしました。小津(上海)貿易有限公司では、販売が増加したため、営業利益は前期比増加いたしました。株式会社ディプロでは、販売価格の適正化および原材料費の削減等により、営業利益が前期比増加いたしました。日本プラントシーダー株式会社につきましては、販売が前期比微減となったため、営業利益は前期比減少いたしました。これらの結果、不織布事業のセグメント利益は、前期比25.9%減の3億61百万円となりました。その他の事業において除菌関連事業を営
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)運営方針及び中長期的な経営戦略当社を取り巻く事業環境は、ロシアのウクライナ侵攻の長期化や中東情勢の緊迫化等によるエネルギー・原材料価格の高止まり、中国経済の低迷等、目まぐるしく変化し、その変化の速度は年々加速化しております。また、当社は、生産機能の具備、新用途・新機能の開発、新規事業の探索強化が経営課題であると認識しております。かかる状況下、経営陣とグループ従業員が同じ目線で目指す姿・目標・課題を共有し、グループ一丸となって業務への取組みを推進し、企業価値の向上を実現するため、『長期ビジョン:OZU Innovation2034』を策定いたしました。 『長期ビジョン:OZU Innovation2034』の骨子1.目標 ・わたしたちは「より清潔・より快適」を提供する会社を目指します。・わたしたちは、社会のニーズに応え、お客さまの利便性、快適性、生産性の向上に寄与する「製品・サービス」を生み出し、提供することによって、社会の発展に貢献します。 2.目指す姿・事業像お客さまのニーズに具体的に応え一層の深耕を図るため、かつお客さまへの適切な提案を可能にするため、“自ら製品を企画・開発・生産する機能を備えた商社“への発展を目指します。 3.数値目標 ・連結売上高:150億円(現状の1.5倍の規模を目指します) 事業拡大戦略1:新規のお客さま開拓、新用途・新機能開発による拡大目標 30億円 事業拡大戦略2:新規事業による拡大目標 20億円 4.戦略推進上の基本的な考え方 ・事業拡大戦略1:現在の商品、現在のお客さまを軸とした展開 ⇒既存事業分野の一層の深耕、新用途・新機能開発による拡大を目指します。 当該戦略への取組みから新規事業への発展も視野に入れております。 <注力分野> 産業分野:製造現場 機構部品・ユニット品 医療・美容分野:衛生材料 フェムケア ウェルネスケア ・事業拡大戦略2:新規事業の探索 ⇒当該戦略への取組みから現在の商品のブラッシュアップも想定しております。 <着目する領域(第一次候補)> 分野(市場・業界):農漁業 予防医療 在宅医療 防災 先端技術 環境対策 ・1、2とも効率よく着実な事業成長に向け、提携・買収を積極的に活用してまいります。 『第一次 中期経営計画2027』の骨子1.『第一次 中期経営計画2027』基本方針 ・『長期ビジョン:OZU Innovation2034』で掲げた目標達成、発展のための土台づくりと位置付けます。 ⇒着手準備、体制構築、経営基盤の再構築、調査重点設定、展開推進判断等を行います。 ・発展を支える地道な活動を実施します。 ⇒お客さまニーズ等の情報収集活動の展開や、外部環境変化に的確・迅速に対応してまいります。 2.数値目標・売上高:105億円 営業利益:3億円『第一次 中期経営計画2027』は、当該長期ビジョンで掲げた目標達成に向け、人材確保、市場調査、研究開発費等に戦略的に予算を充当してまいります。また、結実までのタイムラグもあることから、当該計画期間中の業績寄与は限定的であると見込んでいます。 3.事業拡大への取組み (1)事業拡大戦略1:現在の商品、現在のお客さまを軸とした展開 新規のお客さまの開拓、新用途・新機能開発による拡大を目指します。 注力する分野(産業分野:製造現場 機構部品・ユニット品 医療・美容分野:衛生材料 フェムケア ウェルネスケア)を中心に、お客さまの顕在したニーズのみならず、潜在的なニーズをも取集・蓄積・共有化することによって、お客さまのニーズを充たす用途や機能の開発を図ります。 (2)事業拡大戦略2:新規事業の探索 新規事業による拡大を目指します。 着目する領域に、農漁業 予防医療 在宅医療 防災 先端技術 環境対策を選定いたしました。 既存の事業領域の知見、取引先、人脈を活用し探索を進め、事業化を目指します。 4.業績推進等への取組み (1)営業部再編効果の発揮 各営業部の役割課題を明確にし、従来以上に効果的な営業活動を実施することを目的に、2024年6月1日付にて営業部の再編を実施しております。再編効果を発揮し、業績推進を図ります。 (2)中長期的な視点に立った取組み 外部環境等の変化に迅速・的確に対応し、売上高・利益を確保しつつも、長期ビジョンで掲げる目標・目指す姿・事業像実現のための取組みにも注力してまいります。 お客さまの顕在化したニーズのみならず、潜在的なニーズをも収集することによって、お客さまニーズに合致した用途や機能の開発を図り、新規のお客さま開拓や、新規事業への探索を推進してまいります。 (2)経営環境及び対処すべき課題 ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、中東地域での深刻化する緊張に加え、米国の関税政策や米中対立の激化等は様々な経済活動に影響を及ぼすおそれがあり、依然として経営環境は不透明な状況が続くものと思われます。 このような状況のもと、当社グループは、『長期ビジョン:OZU Innovation 2034』を策定し、“自ら製品を企画・開発・生産する機能を備えた商社”への発展を目指しております。 2024年6月から2027年5月までの3ヵ年の『第一次 中期経営計画2027』は、長期ビジョンの実現・発展のための土台づくりと位置付けております。当連結会計年度におきましても、引き続き、経営基盤の体制整備と、事業拡大に向け、新用途・新機能の開発による新規のお客さまの開拓と、新規事業の探索をグループ一丸となって進展してまいります。 各事業分野における2026年5月期の見通しと取組み内容は以下のとおりです。 (不織布事業) クリーン分野(電子・食品・製薬等)におきましては、エレクトロニクス市況の本格回復には及ばない状況が続いている中、AI関連を中心とした需要の広がりは引き続き旺盛とみられます。半導体、電子部品、食品分野等への拡販に引き続き注力してまいります。また、取引先のコスト意識の高まりに備え、従来以上にコミュニケーションを強化し、シェア拡大を目指してまいります。海外においても、在外日系企業へのアプローチ強化を図り、国内外一体となった営業活動を実施してまいります。 ウェルネスケア分野におきましては、株式会社ディプロの製造機能を活用し、在宅医療や防災備蓄に関連した製品開発、新規顧客の開拓を行うとともに、従来のメディカル、コスメのカテゴリーにとらわれない人々のウェルネスケア(心身両面の健康)に寄与する製品の販売に努めてまいります。 エコプロダクツ分野(鉄鋼・電力・建設等)におきましては、環境対策製品であるオイルテイカー(油吸着材)の拡販を軸とし、環境に配慮した製品販売とともに除染関連事業も推進してまいります。 コンシューマー分野(一般消費者向け)におきましては、株式会社ディプロ製造のウェット製品、マスク製品の販売を軸に一般消費者向け製品の開発、拡販を行ってまいります。 株式会社ディプロにおきましては、当社との連携を一層強め、既存顧客における製品ラインナップの拡充や新規顧客の獲得を目指します。製造機能の活用・拡充を図り高機能商品の開発を進めるとともに、生産性向上策等にも積極的に取り組み、品質の向上と原価低減の実現を図ってまいります。 日本プラントシーダー株式会社におきましては、近年多く見られる天候不順、自然災害等の影響が懸念されるものの、きめ細かいお客さま対応による主力製品の拡販を推進するとともに、シーダー農法対象作物及び新製品開発のスピードアップを図り、売上高の増強と収益拡大に努めてまいります。 (その他事業) 除菌関連事業を営むエンビロテックジャパン株式会社におきましては、食品殺菌用途および畜産分野の防疫対策用途として過酢酸製剤の販促活動を積極的に行うとともに、小津グループ各社との連携を一層強化し、販路の拡大に注力してまいります。 今後も当社グループは、経営環境の変化に迅速に対応しつつ、中長期的な経営戦略に基づき経営資源の最適な配分を行い、企業価値の向上に全力で邁進するとともに、社会環境や安全性に十分配慮し、コーポレート・ガバナンスの充実に取り組んでまいります。
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引連結財務諸表提出会社の親会社および主要株主(会社等の場合に限る。)等前連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(千円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(千円)科目期末残高(千円)その他の関係会社㈱小津商店東京都中央区398,879土地建物等の賃貸、和紙の販売(被所有)直接 28.9建物の賃借土地、建物等の購入340,475--(注)土地、建物等の購入金額については、不動産鑑定士の鑑定評価を参考に決定しております。 当連結会計年度(自 2024年6月1日 至 2025年5月31日) 該当事項はありません。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り) 該当事項はありません。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 該当事項はありません。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】 当社は、株主に対して長期的に安定した利益還元を行うことを基本方針としつつ、併せて当社グループの企業体質の強化と将来の事業展開に備えた内部留保の確保などを総合的に勘案し、配当を行うこととしております。 加えて、株主への利益還元を充実するため、業績に多大な影響を与える事象の発生がないかぎり、減配は行わず、増配を目指して業績向上に努めます。 なお、当社は、「取締役会の決議によって、11月30日を基準日として中間配当をすることができる」旨を定款に定めておりますが、当社の販売している商品は季節変動や市況に多分に左右される傾向にあるため、年間を通しての収益がある程度確定した段階で配当を決定することとしております。従いまして現時点におきましては、中間配当制度はあるものの、期末配当の年1回の配当を行うことを基本的な方針としております。期末配当および、中間配当とも「取締役会の決議によって定めることができる」旨を定款に定めておりますが、期末配当につきましては、株主総会決議によって行うことを予定しております。 不安定な国際情勢や原材料価格の高騰等により国内経済の先行きは不透明なものとなっております。そのような中、当社グループといたしましても、生き残りを図るためだけでなく、一層の業容の拡大、収益力の向上を目指してM&Aや新規事業への参入なども選択肢として考えております。そのため、株主への安定的な配当を行いつつ、内部留保も充実させ強固な経営基盤の確立を図ってまいります。 当期の期末配当につきましては、1株当たり25円として2025年8月27日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として提案しております。なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。 決議年月日配当金の総額(千円)1株当たりの配当額(円)2025年8月27日210,17725定時株主総会決議(予定)
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100WKUS)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E02842)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

小津産業株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
7487です。
7487(小津産業株式会社)のEDINETコードは?
E02842です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
7487(小津産業株式会社)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 社長執行役員 柴﨑 治です(有価証券報告書の表紙記載)。
7487(小津産業株式会社)の本社所在地は?
東京都中央区日本橋本町三丁目6番2号です。
7487(小津産業株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
EY新日本有限責任監査法人です。
7487(小津産業株式会社)の筆頭株主は?
株式会社小津商店で、保有比率は約28.1%です(2025-05-31基準)。
7487(小津産業株式会社)の発行済株式数は?
有報(2025-05-31基準)で8,435,225株です(発行済株式総数)。うち自己株が28,100株、市場で流通する浮動株は5,258,125株です。
7487(小津産業株式会社)の株主数は?
2025-05-31基準で14,385名です。上位10名で37.5%を保有し、浮動株比率は62.3%です。
7487(小津産業株式会社)の決算期は?
5月期です。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
時価総額
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
PER
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
実質PER
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
EPS
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
配当利回り
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
EV
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
EV/EBITDA
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
EV/EBIT
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
EV/売上
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
益回り(EBIT/EV)
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
現金/時価
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
ROE
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
ROA
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
ROIC
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
粗利率
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
営業利益率
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
純利益率
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
総資産回転
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
実効税率
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上 前年比
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産 前年比
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
売上高
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
営業利益
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
経常利益
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
純利益
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
成長・複利
CAGR
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
FCF(オーナー利益)
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF利回り
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCFマージン
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
営業CF
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
投資CF
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
財務CF
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF率
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
営業CF/純益(現金変換)
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
累計営業CF
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
アクルーアル比率
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
利益の質
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
財務の健全性
自己資本比率
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
ネットキャッシュ
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
総資産
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
純資産
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
現金
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
有利子負債
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
流動資産
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
流動負債
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
BPS
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動比率
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純負債/EBITDA
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
インタレストカバレッジ
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
債務返済年数
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
維持capex
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
のれん
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
減損リスク
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
顧客関連資産
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
株主還元・希薄化
配当性向
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
連続増配
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
希薄化率
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株配当
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
統治(ガバナンス)
政策保有株式
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
支配株主
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
年初来安値・高値
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
β(ベータ)
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
移動平均(50日/200日)
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
ADV(平均売買代金)
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
平均出来高
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
浮動株比率
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
浮動株時価
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家・内部者 保有
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
理論株価
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
EPV(企業価値・保守値)
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
配当割引(DDM)
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
正常化EPS×正当PER
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
BPS(1株純資産)
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
NCAV(ネットネット)
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
割引率
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
成長率
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
正当PER
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
正常化EPS
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
成長考慮(割引)
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
罠(バリュートラップ)
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
安全域
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
定点観測
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E02842)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。