7163
住信SBIネット銀行株式会社
このページを共有
ROIC
%
投下資本利益率
ROE(実績)603位
17.5%
有報 報告値
営業利益率
%
営業益 —億
自己資本比率3896位
1.5%
借入金ゼロ
EPS(実績)
186.5
25/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型

解析準備中。

✓ 無借金✓ 実質キャッシュ超過14945.1億(価格未投入)✓ 直近5期連続増収✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均3.93x)▲ 筆頭株主 三井住友信託銀行株式会社 34.19%(特別決議拒否権級)▲ 実質浮動株20.81%

無借金。有利子負債0・現金14945.1億

実質キャッシュ超過14945.1億(価格未投入)。時価総額比は株価入力後に確定(DEC-008 価格入力型)

直近5期連続増収。売上 787.5→1465.2億

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均3.93x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

筆頭株主 三井住友信託銀行株式会社 34.19%(特別決議拒否権級)。実質浮動株20.81%・支配は非過半だが1/3超で拒否権

実質浮動株20.81%。機関サイズは出口に厚み制約(流動性・出入口)

JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(25/03期・単年)

損益(PL)
売上高
1,465.2
前年比 +23.6%
営業利益
経常利益
381.9
前年比 +9.6%
純利益
281.3
前年比 +13.2%
財政状態(BS)
総資産
11兆2,370
前年比 +5.3%
純資産
1,699.2
前年比 +12.1%
現金
1兆4,945
前年比 -10.3%
有利子負債
0.0
キャッシュフロー(CF)
営業CF
-325.4
赤字転換
投資CF
-1,358.2
赤字転換
財務CF
-27.2
フリーCF
-341.0
赤字転換
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標21/0322/0323/0324/0325/03
売上高(百万)78,75483,52798,052118,572146,521
営業利益(百万)
経常利益(百万)20,72623,26529,39034,84638,189
純利益(百万)13,92817,11319,93224,84528,127
EPS(円)92.4113.5132.2164.8186.5
1株配当(円)198.916.519.0
営業利益率(%)
ROE(%)11.012.314.417.517.5
自己資本比率(%)1.81.71.51.41.5

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標21/0322/0323/0324/0325/03
総資産(百万)7,233,3448,534,0218,679,00410,676,41611,236,958
純資産(百万)134,182145,392131,691151,608169,921
流動資産(百万)
流動負債(百万)
現金(百万)1,511,5261,767,4291,100,4491,665,5821,494,507
有利子負債(百万)0
ネットキャッシュ(百万)1,494,507
BPS(円)886.4964.0872.71,005.41,127.0
自己資本比率(%)1.81.71.51.41.5
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー21/0322/0323/0324/0325/03
営業CF(百万)268,109462,147-949,788551,176-32,539
投資CF(百万)-39,804-205,611312,76215,351-135,819
財務CF(百万)-632-29,955-1,393-2,717
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億500億1,000億1,500億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 売上高 788億 ・ 純利益 139億22/03 ・ 売上高 835億 ・ 純利益 171億23/03 ・ 売上高 981億 ・ 純利益 199億24/03 ・ 売上高 1,186億 ・ 純利益 248億25/03 ・ 売上高 1,465億 ・ 純利益 281億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%10%20%30% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 17.7%22/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 20.5%23/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 20.3%24/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 21.0%25/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 19.2%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%5%10%15%20% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ ROE 11.0% ・ ROA 0.2% ・ ROIC —22/03 ・ ROE 12.3% ・ ROA 0.2% ・ ROIC —23/03 ・ ROE 14.4% ・ ROA 0.2% ・ ROIC —24/03 ・ ROE 17.5% ・ ROA 0.2% ・ ROIC —25/03 ・ ROE 17.5% ・ ROA 0.3% ・ ROIC —
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-10,000億-5,000億0億5,000億10,000億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 営業CF 2,681億 ・ 投資CF -398億 ・ 財務CF —22/03 ・ 営業CF 4,621億 ・ 投資CF -2,056億 ・ 財務CF -6億23/03 ・ 営業CF -9,498億 ・ 投資CF 3,128億 ・ 財務CF -300億24/03 ・ 営業CF 5,512億 ・ 投資CF 154億 ・ 財務CF -14億25/03 ・ 営業CF -325億 ・ 投資CF -1,358億 ・ 財務CF -27億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
-2,000億0億2,000億4,000億6,000億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ フリーCF —22/03 ・ フリーCF —23/03 ・ フリーCF —24/03 ・ フリーCF 5,510億25/03 ・ フリーCF -341億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億50億100億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —22/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —23/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —24/03 ・ 設備投資 2億 ・ 減価償却 73億25/03 ・ 設備投資 16億 ・ 減価償却 82億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
-60倍-40倍-20倍0倍20倍40倍 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 営業CF/純利益 19.25倍22/03 ・ 営業CF/純利益 27.01倍23/03 ・ 営業CF/純利益 -47.65倍24/03 ・ 営業CF/純利益 22.18倍25/03 ・ 営業CF/純利益 -1.16倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円50円100円150円200円 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ EPS ¥9222/03 ・ EPS ¥11323/03 ・ EPS ¥13224/03 ・ EPS ¥16525/03 ・ EPS ¥187
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円50円100円150円200円0%50%100%150%200% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 1株配当 — ・ 配当性向 —22/03 ・ 1株配当 — ・ 配当性向 —23/03 ・ 1株配当 ¥199 ・ 配当性向 150.5%24/03 ・ 1株配当 ¥17 ・ 配当性向 10.0%25/03 ・ 1株配当 ¥19 ・ 配当性向 10.2%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億50,000億100,000億150,000億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 総資産 7兆2,333億 ・ 純資産 1,342億22/03 ・ 総資産 8兆5,340億 ・ 純資産 1,454億23/03 ・ 総資産 8兆6,790億 ・ 純資産 1,317億24/03 ・ 総資産 10兆6,764億 ・ 純資産 1,516億25/03 ・ 総資産 11兆2,370億 ・ 純資産 1,699億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円500円1,000円1,500円0%0.5%1%1.5%2% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ BPS ¥886 ・ 自己資本比率 1.8%22/03 ・ BPS ¥964 ・ 自己資本比率 1.7%23/03 ・ BPS ¥873 ・ 自己資本比率 1.5%24/03 ・ BPS ¥1,005 ・ 自己資本比率 1.4%25/03 ・ BPS ¥1,127 ・ 自己資本比率 1.5%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億5,000億10,000億15,000億20,000億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 現金 1兆5,115億 ・ 有利子負債 —22/03 ・ 現金 1兆7,674億 ・ 有利子負債 —23/03 ・ 現金 1兆1,004億 ・ 有利子負債 —24/03 ・ 現金 1兆6,656億 ・ 有利子負債 —25/03 ・ 現金 1兆4,945億 ・ 有利子負債 0億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
0億5,000億10,000億15,000億20,000億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ ネットキャッシュ 1兆5,115億22/03 ・ ネットキャッシュ 1兆7,674億23/03 ・ ネットキャッシュ 1兆1,004億24/03 ・ ネットキャッシュ 1兆6,656億25/03 ・ ネットキャッシュ 1兆4,945億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
のれん・無形資産(億円)
0億10億20億30億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —22/03 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —23/03 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —24/03 ・ のれん 22億 ・ 顧客関連資産 —25/03 ・ のれん 4億 ・ 顧客関連資産 —
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標21/0322/0323/0324/0325/03
純利益率(%)17.720.520.320.919.2
ROE(%)11.012.314.417.517.5
ROA(%)0.20.20.20.20.2
総資産回転(回)0.010.010.010.010.01
営業CF率(%)340.4553.3-968.7464.8-22.2
営業CF/純益(倍)19.2527.01-47.6522.18-1.16
配当性向(%)150.510.010.2
売上 前年比(%)6.117.420.923.6
純資産 前年比(%)8.3-9.415.112.1
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

21/03
¥—
22/03
¥—
23/03
¥198.9
24/03
¥16.5
25/03
¥19.0
配当性向 10.2%・連続増配 1年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
-341.0
ROIC
%
粗利率
%
アクルーアル比率
0.6%
売上CAGR
16.8%
EPS CAGR
19.2%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
19.2%
ROA
0.2%
総資産回転
0.01
実効税率
32.7%
現金変換(CFO/営業益)
CFO/純益(平均)
3.93
累計営業CF
2,991.1
FCFマージン
-23.3%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.19
BPS CAGR
6.2%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
純負債/EBITDA
インタレストカバレッジ
債務返済年数
配当性向
10.2%
連続増配
1
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
純益率ROEROAFCF率自己資本発生高売上成長EPS成長 50
純利益率
50
ROE
51
ROA
48
FCFマージン
50
自己資本比率
50
アクルーアル比率
47
売上CAGR
51
EPS CAGR
51
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
4.1億
顧客関連資産
—億
無形合計 4.1億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.2%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
20.8%
発行済−上位10−自己株
支配株主
三井住友信託銀行株式会社
34.2% 保有
自己株式
0.01%
14,100株 ・簿価0.2億
大株主比率
1. 三井住友信託銀行株式会社34.2%
2. SBIホールディングス株式会社34.2%
3. 日本証券金融株式会社3.7%
4. NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE NON TREATY CLIENTS ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店カストディ業務部)2.6%
5. 片山 晃1.0%
6. RBC IST 15 PCT LENDING ACCOUNT-CLIENT ACCOUNT(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.9%
7. BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.8%
8. MORGAN STANLEY & CO.LLC(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)0.7%
9. BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.5%
10. STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.5%
上位10で 79.2%・発行済 150,793,000株・自己株 14,100株・浮動株 31,385,900株・株主 45,976名。所有者別(単元): 外国人 12.6% / 機関 40.1% / 個人 12.2%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率
政策保有株式(簿価合計)775.0百万円(3銘柄)
役員報酬総額 / 役員数271.0百万円 / 15名
平均年間給与(提出会社)851万円
従業員数(連結)785名
監査報酬 / 非監査報酬74.0百万円 / 6.0百万円
平均勤続年数4.0年
女性管理職比率13.5%
従業員1人当たり売上186.7百万円
従業員1人当たり営業利益
政策保有株式の対純資産比45.6%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長兼社長執行役員 円山 法昭
本社所在地東京都港区六本木三丁目2番1号
決算期3月
従業員数(連結)785名
EDINETコードE26990

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 25/03期末 基準・150,793,000株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当社グループは、当社、連結子会社7社及び持分法適用関連会社2社で構成され、「デジタルバンク事業」、「BaaS(Banking as a Service)(注1)事業」、「THEMIX事業」の3つのセグメントで事業を展開しております。デジタルバンク事業:主にモバイルアプリやインターネットをチャネルとした預金業務・貸出業務等の銀行業務、デビットカード業務等の金融サービスを提供しております。このセグメントに関連する関係会社は、株式会社優良住宅ローンです。BaaS事業 :提携先の企業に銀行機能を提供する事業として「NEOBANK®」サービスの提供に取組んでいます。当社が取組む「NEOBANK®」サービスとは、提携先の顧客が提携先のサービスをご利用になる際に、それに付随する銀行サービスを当社が提供することにより、顧客がスムーズで快適にサービスを利用できる仕組みを、提携先と協同で構築するものです。提携先は、当社が提供する銀行機能を活用することにより、銀行事業を展開することができるようになる一方で、提携先のお客様は、デジタルバンク事業と同様の商品・サービスを利用できるようになります。このセグメントに関連する関係会社は、Dayta Consulting株式会社、株式会社NEOBANKサービシーズ、株式会社NEOBANKテクノロジーズ、プロフィットキューブ株式会社、JALペイメント・ポート株式会社です。THEMIX事業 :お客さまご自身から利用同意を受けたデータを活用したデータマーケティングや広告等のビジネス(金融データプラットフォームビジネス)、林業・林政DX(DXプラットフォームビジネス)及びカーボンクレジットに係る支援ビジネス(カーボンクレジットプラットフォームビジネス)などの非金融業務を営んでおります。このセグメントに関連する関係会社は、株式会社テミクス・データ、株式会社テミクス・グリーン、株式会社マプリィです。 デジタルバンク事業では、モバイルアプリやインターネット経由でお客さまに商品・サービスを提供するほか、住宅ローンについては、子会社のほか提携業者や銀行代理業者といった外部の事業者を経由して提供し、BaaS事業では、銀行代理業者を中心とした提携先を経由して、お客さまにフルバンキングサービスを提供しております。また、THEMIX事業では、子会社・関連会社を中心にお客さまご自身から利用同意を受けたデータを活用したデータマーケティングや広告等のビジネス、林業・林政DX、カーボンクレジットに係る支援ビジネスなどの非金融業務を行っております。上記における銀行代理業者を中心とした提携先を経由したお客さまとの取引による収益は、提携先と当社で配分しております。 事業の系統図は以下のとおりであります。[事業系統図] [実績の推移](単位:億円、万口座) 2021年3月2022年3月2023年3月2024年3月2025年3月業務粗利益(連結)(注2)484564628726793経常利益(連結)207232293348381親会社株主に帰属する当期純利益139171199248281自己資本ROE(連結)(注3)11.0%12.2%14.3%17.5%17.5%預金口座数(注4)451535614726825預貸率(注5)72.5%76.0%82.8%84.2%88.3%非金利利益比率(注6)24.7%26.1%31.3%35.5%31.4% ※ 金額は億円・万口座未満切り捨て (注) 1.銀行が手掛ける預金、貸出、決済などの金融機能を提携先に提供するものです。2.2023年3月期の期首より、従来「営業経費」として計上していた住宅ローン関連費用等を「役務取引等費用」として組替えており、2022年3月期の業務粗利益は組替後の金額である一方、2021年3月期以前の業務粗利益については組替前の金額であります。3.自己資本ROE(連結)=親会社株主に帰属する当期純利益÷{(期首自己資本+期末自己資本)÷2)}4.当社全社ベース(デジタルバンク事業とBaaS事業の合計)の預金口座数。5.預貸率(単体)=貸出金残高÷預金残高6.非金利利益比率(単体)={(役務取引等収益+その他業務収益)-(役務取引等費用+その他業務費用)}÷{(資金運用収益+役務取引等収益+その他業務収益)-(資金調達費用+役務取引等費用+その他業務費用)}2023年3月期の期首より、従来「営業経費」として計上していた住宅ローン関連費用等を「役務取引等費用」として組替えており、2022年3月期の非金利利益比率は組替後の金額で算出している一方、2021年3月期以前の非金利利益比率については組替前の金額で算出しております。
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等)1.報告セグメントの概要当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、経営者が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。デジタルバンク事業:主にモバイルアプリやインターネットをチャネルとした預金業務・貸出業務等の銀行業務、デビットカード業務等の金融サービスを提供しております。このセグメントに関連する関係会社は、株式会社優良住宅ローンです。BaaS事業 :提携先の企業に銀行機能を提供する事業として「NEOBANK®」サービスの提供に取組んでいます。当社が取組む「NEOBANK®」サービスとは、提携先の顧客が提携先のサービスをご利用になる際に、それに付随する銀行サービスを当社が提供することにより、顧客がスムーズで快適にサービスを利用できる仕組みを提携先と協同で構築するものです。提携先は、当社が提供する銀行機能を活用することにより、銀行事業を展開することができるようになる一方で、提携先のお客様は、デジタルバンク事業と同様の商品・サービスを利用できるようになります。このセグメントに関連する関係会社は、Dayta Consulting株式会社、株式会社NEOBANKサービシーズ、株式会社NEOBANKテクノロジーズ、プロフィットキューブ株式会社、JALペイメント・ポート株式会社です。THEMIX事業 :お客さまご自身から利用同意を受けたデータを活用したデータマーケティングや広告等のビジネス(金融データプラットフォームビジネス)、林業・林政DX(DXプラットフォームビジネス)及びカーボンクレジットに係る支援ビジネス(カーボンクレジットプラットフォームビジネス)などの非金融業務を営んでおります。このセグメントに関連する関係会社は、株式会社テミクス・データ、株式会社テミクス・グリーン、株式会社マプリィです。 (報告セグメントの変更等に関する事項)当連結会計年度において、プロフィットキューブ株式会社の株式を2024年12月2日付で取得し、新たに連結の範囲に含め、「BaaS事業」セグメントに加えております。また、連結子会社であったネットムーブ株式会社については、2024年12月2日付でペイメント事業を除くソリューション事業並びにイノベーション事業を新設分割により新設会社(株式会社NEOBANKテクノロジーズ)に承継させた上で全株式を譲渡し、連結の範囲から除外しております。なお、新設会社である株式会社NEOBANKテクノロジーズは、連結の範囲に含め、「BaaS事業」セグメントに加えております。 2.報告セグメントごとの業務粗利益及び利益又は損失の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。セグメント間の取引に係る収益・費用の計上方法は、市場実勢価格に基づいて算定しております。また、前連結会計年度において、報告セグメント別の経営成績をより適切に反映させるため、2024年1月以降の住宅ローン実行手数料の配賦基準を精緻化し、測定方法を変更しております。この変更により、従来の測定方法によった場合と比較して、当連結会計年度のデジタルバンク事業の業務粗利益と経常利益はそれぞれ953百万円増加し、BaaS事業の経費等が同額増加し、経常利益は同額減少しております。なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更前の測定方法に基づき作成したものを開示しております。 3.報告セグメントごとの業務粗利益及び利益又は損失の金額に関する情報前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント調整額合計デジタルバンク事業BaaS事業THEMIX事業業務粗利益65,5238,859170△1,87072,681経費等△34,239△5,216△2621,882△37,835経常利益31,2833,642△921134,846 (注) 1.一般事業会社の売上高に代えて、業務粗利益を記載しております。2.業務粗利益には、資金運用収支、役務取引等収支及びその他業務収支を含んでおります。3.損失の場合には、金額に△を付しております。4.「経費等」には、連結財務諸表上の営業経費のほか、与信関係費用443百万円等が含まれております。なお、与信関係費用等は「デジタルバンク事業」に含めております。5.「調整額」には、セグメント間取引消去額等が含まれております。6.当社グループは、内部管理上、資産及び負債をセグメントに配分していないため、報告セグメント別の資産及び負債を記載しておりません。 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント調整額合計デジタルバンク事業BaaS事業THEMIX事業業務粗利益70,67012,737377△4,42879,356経費等△36,901△7,999△6424,376△41,166経常利益33,7694,738△265△5238,189 (注) 1.一般事業会社の売上高に代えて、業務粗利益を記載しております。2.業務粗利益には、資金運用収支、役務取引等収支及びその他業務収支を含んでおります。3.損失の場合には、金額に△を付しております。4.「経費等」には、連結財務諸表上の営業経費のほか、与信関係費用708百万円、株式等関係損益126百万円等が含まれております。なお、与信関係費用、株式等関係損益等は「デジタルバンク事業」に含めております。5.「調整額」には、セグメント間取引消去額等が含まれております。6.当社グループは、内部管理上、資産及び負債をセグメントに配分していないため、報告セグメント別の資産及び負債を記載しておりません。 【関連情報】前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)1.サービスごとの情報 (単位:百万円) 貸出業務有価証券投資業務その他合計外部顧客に対する経常収益77,70511,89128,975118,572 (注) 一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。 2.地域ごとの情報 (1) 経常収益当社グループは、本邦の外部顧客に対する経常収益に区分した金額が連結損益計算書の経常収益の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2) 有形固定資産当社グループは、本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.サービスごとの情報 (単位:百万円) 貸出業務有価証券投資業務その他合計外部顧客に対する経常収益95,86114,74535,914146,521 (注) 一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。 2.地域ごとの情報 (1) 経常収益当社グループは、本邦の外部顧客に対する経常収益に区分した金額が連結損益計算書の経常収益の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2) 有形固定資産当社グループは、本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】固定資産の減損損失は、報告セグメントに配分しておりません。前連結会計年度における減損損失は、598百万円であります。当連結会計年度における減損損失は、60百万円であります。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) (単位:百万円) デジタルバンク事業BaaS事業THEMIX事業合計当期償却額-360-360当期末残高-2,163-2,163 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) デジタルバンク事業BaaS事業THEMIX事業合計当期償却額-255-255当期末残高-406-406 (注)当連結会計年度において、ネットムーブ株式会社の全株式を売却し、連結の範囲から除外したため、「BaaS事業」セグメントにおいてのれんが1,923百万円減少しております。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】該当事項はありません。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.サービスごとの情報 (単位:百万円) 貸出業務有価証券投資業務その他合計外部顧客に対する経常収益77,70511,89128,975118,572 (注) 一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】当社グループでは、経営者が、当グループの事業執行能力や収益目標に重大な悪影響をもたらす可能性があると考えているリスクを定期的に選定し、リスクの状況をモニタリング、コントロールしながら、対応策を講じております。以下の記載における将来に関する事項は、当社グループが判断したものです。 (1) 主要なリスクと対応策主要なリスクとその内容当社グループにおける対応策 ① サイバー攻撃に関するリスク 当社グループの事業においては、ITシステム内でのお客さまの個人情報を含む機密情報等の適切な処理及び管理が極めて重要であるところ、当社グループ及び当社グループが業務の一部を委託する外部業者等は、個人情報の窃取、データの破壊、サービスの混乱・劣化、システムの妨害等を狙ったサイバー攻撃による不正アクセスやコンピューターウイルスへの感染等の危険にさらされています。 かかるサイバー攻撃等により、当社グループや外部業者等のITシステム内のお客さま・従業員・提携先等の個人情報その他の秘密情報の漏洩や、当社グループや外部業者等のITシステムの停止・誤作動等が発生した場合、当社グループの事業活動の遅延・停止、金銭的損失、行政処分、罰則の適用や当社グループ及びそのサービスに対する信頼の低下等により、当社グループの事業、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループはインターネット専業銀行を中心としており、直接的な顧客接点を基本的には有しないため、サイバー攻撃による影響が生じた場合の対応方法も基本的にインターネットチャネルに限定されます。近年のサイバー攻撃の高度化・拡大等をふまえ、保有するシステムへのセキュリティ対策強化をビジネスの重要課題ととらえ、サイバーセキュリティ対策専門部署としてシステムリスク管理部にCSIRTグループを設置し、サイバーセキュリティに関する様々な対策を整備しております。 具体的には、外部からの不正アクセスを防止するためにWAF(Web Application Firewall)、IPS(Intrusion Prevention System)、FW(Firewall)等のセキュリティ機器を配置し、また改ざん防止のためにログの24時間365日のネットワーク監視を行う等しているほか、当社のサービスへの第三者による定期的な脆弱性診断やASM (Attack Surface Management)、CNNAP (Cloud Native Application Protection Platform)による脆弱性モニタリング、TLPT(Threat-Led Penetration Testing:脅威ベースのペネトレーションテスト)による疑似的な攻撃を行い当社のセキュリティ対策の有効性を評価する等の適切な管理体制を整備しております。またサイバー攻撃による内部からの情報流出等を防ぐために、当社従業員が利用するPC及びサーバーについて、ウイルス対策ソフトの導入、電子メール添付ファイルの無害化、不要なインターネットアクセスの禁止、アクセスログの分析等を行い、サイバー攻撃による情報漏洩・銀行機能の停止等のリスク低減に取組んでおります。加えて「金融分野におけるサイバーセキュリティに関するガイドライン」等の各種ガイドラインに従ったリスク評価を行い、リスクの低減に取り組んでおります。 しかしながら、近年のサイバー攻撃の高度化・拡大に加え、当社グループのITシステムの複雑性や相互関連性ゆえに、かかる対策が左記リスクの影響を阻止又は低減するに十分ではない可能性があります。また、国際紛争や地政学的リスクの高まりにより、外国政府又はその支援を受けた者によるサイバー攻撃のリスクが増大する可能性もあります。これらの結果、当社グループの事業、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 大規模システム障害 当社グループはインターネット専業銀行を中心としており、システムがサービスの競争力の源泉でありサービスそのものであることから、当社グループ、委託先及び提携先のシステム障害等のシステムリスク低減が極めて重要です。 大規模システム障害が発生し、取引の遅延・停止等が発生した場合や、お客さま情報の漏洩、滅失等が発生した場合には、当社グループの事業に重要な悪影響が生じるほか、当社グループに対する行政処分、罰則の適用や当社グループ及びそのサービスに対する信頼の低下等により、当社グループの事業、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループ、委託先及び提携先のシステム障害等のシステムリスク低減をビジネスの重要課題ととらえ、システムを継続的に安定稼働させるためにシステムの地理的な冗長化対応や24時間365日のシステム監視体制の構築、システム開発プロセスの標準化、定期的な各システムに対するリスク評価の実施等の適切な管理体制を整備し、大規模システム障害などのシステムリスクの顕在化防止に取組んでおります。また、2023年5月にシステムリスク管理体制のさらなる強化を図るべくシステムリスク全般を管理統括するシステムリスク管理部を設置しております。 主要なリスクとその内容当社グループにおける対応策 当社グループの勘定系システムは、システムセンターを地理的に分散して稼働させております。また、クラウド上で稼働しているWEBシステムやFIDOシステムなどの重要なシステムにおいては、日本国内の複数の拠点に地理的に分散して稼働させております。一方で、クラウド上で稼働しているその他のシステムについては、複数のシステムセンターで分散を図っているものの、東京周辺に集中しているため、首都圏大規模震災等の災害が発生した際には当社グループの業務に支障が生じる可能性があります。また、当社グループはお客さまの利便性を高めるため、APIやSDK(注)の活用により他社のシステムとの連携を行っております。特にBaaS事業においては、提携先のITシステムの効果的な利用・連携を通じて、提携先のウェブサイト又はアプリケーションから当社グループの銀行サービスへの遷移を可能とすることが重要であり、これを効率的かつ迅速に行うため、銀行機能をSDKとして提携先のアプリケーションに組み込むことで、提携先が増加しても迅速にBaaS事業を展開できるようにしています。 しかしながら、提携先が構築したアプリケーションの不具合や、その他の第三者と連携して提供する当社グループのサービスに中断やアクセス制限等の支障が生じること等により、当社グループ及びそのサービス、さらには提携先に対する信頼が低下し、BaaS事業の業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。(注)Software Development Kitの略。ソフトウエア開発に必要なツールがセットとなっており、開発に係る様々な工程を省略することができる。 ③ 銀行代理業者や提携先の拡大及びそのモニタリングに関するリスク 銀行代理業や提携先は、当社グループの預金獲得や住宅ローンの販売において重要な位置を占めております。そのため、当社グループは銀行代理業者や提携先の維持、拡大に努めておりますが、適切な銀行代理業者や提携先の候補先を開拓できる保証はなく、想定通りに販売網の拡大が進まない場合、又は既存の銀行代理業者や提携先の維持ができない場合には、当社グループの成長に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、BaaS事業においては、そのビジネスモデル上、原則として各提携先が当社の銀行代理業者としてお客さまに対して銀行機能サービスを提供する枠組みとなっております。新規提携先の増加に従い当社が現在想定していないお客さまや事業に関するリスクに直面した場合、BaaS事業の成長に遅延が生じ、当社グループの預金獲得の不芳等により、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 さらに、モーゲージプラットフォーム事業、BaaS事業ともに、当社は銀行代理業者に対し、銀行法に基づき、当社を所属銀行とする銀行代理業者を適切に監督する義務があるところ、所属銀行である当社によるモニタリングが適切に機能しなかったことにより、法令違反や不適切な行為を防止できなかった場合には、行政処分・罰則の適用、当社グループ及びそのサービスに対する信頼の低下や、お客さまに生じた損害につき賠償責任を負うこと等により、当社グループの事業、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、当該銀行代理業者を通じた銀行機能サービスの提供における様々なリスクに対応できるよう、2025年4月に銀代業務管理部署を設置いたしました。 銀代業務管理部署を中心に、フロント部署、経営企画部署、リスク統括部署、内部監査部署を含む関連各部が有機的に連携し、銀行代理業者毎の特性を踏まえたリスクベースのモニタリング体制、管理態勢を構築することで、当該リスクの極小化に努めるとともに、お客さまへの適切な銀行サービス提供体制を確保しております。具体的には、日々の業務モニタリングや臨店を行い、課題に対する解決及び再発防止を図りつつ、必要に応じて他の銀行代理業者にも同様の防止策を展開する等、銀行代理業者の管理強化に努めております。また、法令遵守等にかかる研修を実施する等、銀行代理業者職員の管理意識醸成にも努めております。 しかしながら、かかるモニタリングが適切に機能しない場合には、当社グループの事業、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 主要なリスクとその内容当社グループにおける対応策 ④ 金融犯罪に関するリ
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】1.経営成績等の状況の概要 (1) 経営成績の分析当連結会計年度の「資金利益」は、住宅ローン等を中心とした個人向けローンが堅調に推移したなか、主要国の市場金利上昇を背景に資金運用収益が増加したこと等により、前連結会計年度比87億円増加し521億円となりました。「役務取引等利益」は、住宅ローン実行による貸出事務手数料や決済関連手数料といった役務取引等収益が寄与し、197億円となりました。「その他業務利益」は、金融派生商品収益や債券売却益の減少等により、同19億円減少し74億円となりました。以上の結果、「業務粗利益」は、同66億円増加の793億円となりました。一方、「営業経費」につきましては、人件費や広告宣伝費、継続的なシステム投資に係るシステム関連費用の計上等により、同32億円増加し406億円となりました。また、与信関連費用は、貸出金の増加に伴い同2億円増加し7億円となり、株式等関係損益は1億円となりました。以上の結果、経常利益は同33億円増加し381億円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、子会社株式売却益が寄与し、同32億円増加し281億円となりました。 前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)増減(百万円)(百万円)(A)(百万円)(B)(B)-(A)業務粗利益72,68179,3566,675資金利益43,45752,1688,711役務取引等利益19,80019,704△95その他業務利益9,4237,483△1,939うち国債等債券関係損益1,2611,076△185営業経費△37,434△40,677△3,242与信関係費用△443△708△265株式等関係損益-126126持分法による投資損益59△84△144その他△16177194経常利益34,84638,1893,343特別損益7573,5842,826税金等調整前当期純利益35,60441,7746,169法人税、住民税及び事業税△10,487△15,307△4,820法人税等調整額△2651,6601,926法人税等合計△10,752△13,647△2,894当期純利益24,85128,1273,275非支配株主に帰属する当期純利益5-△5親会社株主に帰属する当期純利益24,84528,1273,281 (注) 1.業務粗利益=(資金運用収益-(資金調達費用-金銭の信託運用見合費用))+(役務取引等収益-役務取引等費用)+(その他業務収益-その他業務費用)2.与信関係費用=貸倒引当金繰入額+貸出金償却+不良債権売却損3.金額が損失又は減益の項目には△を付しております。 (2) セグメントごとの分析 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)増減デジタルバンク事業 業務粗利益65,52370,6705,147経費等△34,239△36,901△2,661経常利益31,28333,7692,485BaaS事業 業務粗利益8,85912,7373,878経費等△5,216△7,999△2,783経常利益3,6424,7381,095THEMIX事業 業務粗利益170377207経費等△262△642△380経常損失(△)△92△265△173 (注) 1.一般事業会社の売上高に代えて、業務粗利益を記載しております。2.業務粗利益には、資金運用収支、役務取引等収支及びその他業務収支を含んでおります。3.損失の場合には、金額に△を付しております。4.「経費等」には、連結財務諸表上の営業経費のほか、与信関係費用が前連結会計年度443百万円、当連結会計年度708百万円、株式等関係損益が前連結会計年度-百万円、当連結会計年度126百万円等が含まれております。なお、与信関係費用、株式等関係損益等は「デジタルバンク事業」に含めております。5.当社は、内部管理上、資産及び負債をセグメントに配分していないため、報告セグメント別の資産及び負債を記載しておりません。6.前連結会計年度において、報告セグメント別の経営成績をより適切に反映させるため、2024年1月以降の住宅ローン実行手数料の配賦基準を精緻化し、測定方法を変更しております。この変更により、従来の測定方法によった場合と比較して、当連結会計年度のデジタルバンク事業の業務粗利益と経常利益はそれぞれ953百万円増加し、BaaS事業の経費等が同額増加し、経常利益は同額減少しております。なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更前の測定方法に基づき作成されたものを開示しております。 報告セグメントごとの業績の主な増減要因は次のとおりであります。(デジタルバンク事業)デジタルバンク事業については、住宅ローンの実行による貸出事務手数料やキャッシュレス化の進展による決済関連手数料といった役務取引等収益の増加や、国内外の市場金利上昇を背景とした資金利益の増加等が寄与し、業務粗利益が706億円(前年同期比51億円増加)、人件費や広告宣伝費、事務関連の業務委託費等の増加の結果として、経費等は369億円(同26億円増加)、経常利益は337億円(同24億円増加)となりました。(BaaS事業)BaaS事業については、銀行本体での口座数増加によるアカウント手数料増加や住宅ローン、資産形成ローンの実行による手数料増加等により、業務粗利益が127億円(前年同期比38億円増加)、継続的なシステム投資に加え「NEOBANK®」サービスに係る広告宣伝費等により経費等は79億円(同27億円増加)、経常利益は47億円(同10億円増加)となりました。(THEMIX事業)THEMIX事業については、事業立ち上げ期のため費用支出が先行していることから、経常損失は2億円となりました。 (3) 財政状態の分析当連結会計年度における資産負債の状況につきまして、総資産は前連結会計年度末比5,605億円増加し11兆2,369億円となりました。このうち、現金預け金につきましては同1,710億円減少し1兆4,945億円、貸出金につきましては住宅ローン等への積極的な取組みにより同7,033億円増加し8兆6,760億円、有価証券は同1,392億円増加し7,017億円となりました。一方、負債は同5,422億円増加し11兆670億円となりました。このうち預金につきましては、円貨預金を中心に同3,510億円増加し9兆8,141億円となりました。また、借用金は同2,000億円増加し1兆円となりました。純資産は親会社株主に帰属する当期純利益281億円を計上したことや、その他有価証券評価差額金及び繰延ヘッジ損益の変動を要因として、同183億円増加し1,699億円となりました。 ① 貸出金2025年3月31日現在の貸出金は、主力事業である住宅ローンの実行額が回収額を上回り、前年比7,033億円増加の8兆6,760億円となりました。なお、増加の主要因である住宅ローン残高は、同1兆3,413億円増加の7兆9,867億円となっております。 2024年3月31日2025年3月31日増減(百万円)(百万円)(A)(百万円)(B)(B)-(A)貸出金残高(末残)7,972,7608,676,084703,324うち住宅ローン残高6,645,4417,986,7591,341,318 ○ 金融再生法開示債権の状況2025年3月31日現在の金融再生法開示債権は前年比7,043億円増加の8兆6,789億円となりました。 2024年3月31日2025年3月31日増減(百万円)(百万円)(A)(百万円)(B)(B)-(A)破産更生債権及びこれらに準ずる債権2,5393,015476危険債権882855△27要管理債権656511△144正常債権7,970,5148,674,596704,082合計7,974,5918,678,978704,386 (注) 上記は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」に基づくものであります。 ② 有価証券2025年3月31日現在の有価証券は前年比1,392億円増加の7,017億円となりました。 2024年3月31日2025年3月31日増減(百万円)(百万円)(A)(百万円)(B)(B)-(A)国債180,887307,448126,561地方債15,82014,266△1,553短期社債13,49813,488△9社債53,91747,104△6,813株式1,4812,177696その他の証券296,904317,24420,339合計562,510701,730139,220 ③ 預金2025年3月31日現在の預金は顧客増加に伴い伸長し前年比3,510億円増加の9兆8,141億円となりました。 2024年3月31日2025年3月31日増減(百万円)(百万円)(A)(百万円)(B)(B)-(A)流動性預金7,194,5047,260,69466,189定期性預金1,938,4922,179,920241,427その他の預金330,142373,54843,406譲渡性預金---合計9,463,1399,814,163351,023 (注) 1.流動性預金とは普通預金であります。2.定期性預金とは定期預金であります。 ④ 純資産の部2025年3月31日現在の純資産の部合計は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上を主
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 ① 経営理念当社は、以下の経営理念を原点に事業活動を推進してまいります。・全役職員が正しい倫理的価値観を持ち、信任と誠実を旨に行動することにより、日々徳性を磨き、広く社会から信頼される企業を目指す。・金融業における近未来領域の開拓と、革新的な事業モデルの追求に日々努め、お客さま、株主、職員、社会の発展に貢献する新しい価値を創造する。・最先端のIT(情報技術)を駆使した金融取引システムを安定的に提供することにより、お客さまとの強固な信頼関係を築き、揺るぎない事業基盤を確立する。 ② 事業運営方針・法令等遵守・顧客保護・リスク管理・内部監査の態勢構築及び高度化と、各分野に精通する人材の確保及び育成・利便性・先進性・収益性の高い商品・サービスの企画及び開発と、効果的なマーケティング活動の実践・信頼性・安定性の高い事務・システムの構築と、それらを継続的に提供する運営体制の確立 ③ コーポレートスローガンテクノロジーと公正の精神で、豊かさが循環する社会を創っていく。 (2) 目標とする経営指標当社グループは、中期的な経営戦略による計数目標として、2025年3月期を到達目標年とする「中期事業目標」を公表しました(2022年11月11日公表、2023年1月27日及び2023年2月28日一部見直し)。中期事業目標では、事業の成長を評価する利益指標、効率性を評価する財務指標、主要事業のKPIを目標として設定しておりました。各指標/項目の実績値は表記載の通りです。<中期事業目標> 指標/項目2025年3月期目標2025年3月期実績利益指標業務粗利益790億円以上793億円 うち、デジタルバンク事業670億円前後706億円 うち、BaaS事業120億円前後127億円経常利益400億円以上381億円 うち、デジタルバンク事業350億円前後337億円 うち、BaaS事業50億円前後47億円財務指標ROE17%以上17.5%OHR50%以下51.2%KPI住宅ローン実行額20,000億円以上19,361億円口座数900万口座以上825万口座NEOBANK提携パートナー数15~20社22社 (3) 経営環境日本では、2023年のインターネット利用率(個人)が86.2%、スマートフォンによるインターネット利用率が72.9%となり(総務省:令和6年版情報通信白書)、インターネットの利用拡大や通信機器の普及・発展等を通じたデジタル化が大きく進展してきています。インターネット専業銀行である当社を中心とする当社グループを取り巻く事業環境は、スマートフォンをはじめとする身近なデジタルデバイスの普及、人口減少、社会課題の解決に向けた意識の高まり、新型コロナウイルス感染症の流行を契機にした生活様式の変化の影響を受け、これまで以上のスピードで変化しています。また、金融資本市場においては、2024年3月に日本銀行がマイナス金利政策の解除とイールドカーブコントロールの撤廃を決定、その後7月には政策金利を0.25%とする利上げ、2025年1月には0.50%とする利上げを決定する等大きな変化の局面を迎えています。段階的な利上げ実施を受け、無担保コールレート(翌日物)は0.47%台、長期金利は1.5%台までそれぞれ上昇しました。ドル円相場は、米国での早期利下げ観測の後退を背景に、7月上旬にかけ160円台を上回る水準まで円安ドル高が進みました。その後は、日銀による利上げ継続が意識され、期末にかけ140円台まで円が上昇しました。日経平均株価は、円安の進行や米国株の上昇を受け、7月に一時4万2千円台まで上昇し、史上最高値を更新しました。その後は、円高や米国トランプ政権の通商政策への警戒感から、3月には一時3万5千円台まで下落しました。上記金融経済環境の変化に加え、当社の開業以降、インターネットを活用した金融取引は、スマートフォンやタブレット等の身近なデジタルデバイスの普及等に伴い拡大が進んできましたが、近年では国内IT企業や地方銀行によるインターネット専業銀行への参入、大手銀行やインターネット専業銀行によるBaaS事業への参入など、当社を取り巻く事業環境や競争環境は大きく変化しております。当社は、上記環境変化を踏まえたうえで、「テクノロジーと公正の精神で、豊かさが循環する社会を創っていく」というコーポレートスローガンのもと、「お客さま中心主義」を事業活動の基本に置き、今後も、ステークホルダーの皆さまに選ばれる銀行であり続けるため、更なる利便性の向上・魅力的な商品の提供、安定した経営管理・組織運営を実現してまいります。当社は、デジタルバンク事業、BaaS事業、THEMIX事業の三つの事業を営んでいますが、デジタル化によるキャッシュレス化の進行等は、デジタルバンク事業のみならず、当社事業全般にとって追い風と認識しております。また、当社の運用資産は、変動金利の住宅ローンアセットが中心のため、政策金利の上昇は、当社の資金利益の拡大につながる追い風と捉えています。 (4) 中長期的な経営戦略当社は、グループの経営理念を事業活動の基本に置き、これまでの成長を支えてきたテクノロジーの強化やアライアンスの拡大によって革新的なビジネスモデルの創造や商品開発を行い、更なる顧客利便性の向上や高い顧客満足度を実現することにより、更なる成長の実現を図ってまいります。さらには、銀行を超えた存在へ進化すべく、生成AIをはじめとする最先端のテクノロジーとデータを駆使し、新規事業領域に進出します。また、今後の更なる成長や拡大を支える基盤となる、安定した経営管理・組織運営の実現を目指してまいります。 <デジタルバンク事業>主力商品である住宅ローンについて、B to B to Cプラットフォームである「かんたん住宅ローン」をリリースするなど申込・業務プロセス改革を更に進めることで顧客利便性を高め、リスクに応じた戦略的な金利設定を行い、銀行代理店チャネルを中心に店舗網の拡大によって収益の拡大を進めるとともに、保証付き投資用マンションローンの提供を開始するなど多様化する顧客ニーズにマッチした新商品開発も強化してまいります。また、デジタル化やキャッシュレス化の進展や金利のある世界への移行を背景として、デジタルバンク事業の競争が激化しておりますが、個々のお客様の状況に合わせたマーケティング施策を強化のうえ資産形成層の安定的な預かり資産の拡大を図り、お客様のライフステージ変化に合わせた外貨預金やロボアドバイザーサービス等の提供による非金利収益の拡大を目指します。法人取引では、取扱商品・サービスの拡充、手続きの簡素化や手数料体系の見直し等を図り、法人口座開設を促進するとともに、法人預金の獲得や決済を始めとする各種サービスでの手数料収益の拡大、預金の獲得および収益の増加を図ってまいります。 <BaaS事業>BaaS事業では、将来性への期待から、金融機関のみならず異業種の参入も増加していますが、BaaSビジネスの先駆者としての強みを生かした提携先の開拓や共同施策の展開等により提携先との連携を強化し、口座あたりの収益を意識した稼働口座の獲得を促進、各提携先の専用支店口座の増加により、アカウント(口座)手数料を増加させる方針です。また、金利環境の変化を踏まえ口座あたりの預金量拡大も意識したうえで、経営資源を集中し、提携先の拡大と従来以上に迅速な事業の拡大を図ってまいります。また、BaaS事業の取組みがもたらす、提携先の顧客、提携先、当社それぞれがWin・Win・Winとなる仕組み及び決済や提携先等のデータを活かし、従来の銀行とは異なるビジネスモデルを確立していきたいと考えています。 <THEMIX事業>THEMIX事業では、2022年8月に、広告事業等を行う子会社として株式会社テミクス・データを設立しました。同社では、事前にお客さまからデータ利用の同意をいただいたうえで、アライアンス企業と連携して、金融データプラットフォームビジネスを展開しています。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社グループが、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりです。 ① 新時代における革新的なビジネスモデルの創造長らく続いたマイナス金利政策が終焉を迎え「金利がある世界」へと金融環境が大きく変貌する一方、近時は大手銀行のデジタルシフトの加速や、インターネット専業銀行間の競争激化等、従来の預金貸出金を中心とした利鞘確保による収益モデルでは、今後の利益成長を継続することが難しいと課題認識しております。そうした中、当社グループは、預金貸出金利運営の見直しに加え、BaaS事業やTHEMIX事業に限らず、革新的なビジネスモデルを構築していくことで、更なる利益成長を継続してまいります。また、当社グループは、APIやクラウド等の先進的なIT技術の活用とお客さま中心主義を組み合わせることで、付加価値の高い商品提供を推進しております。当社グループは、新たな価値を創造することを目指し、テクノロジー活用のもと、効率性の追求を通じた経費率の改善を図り、収益力の高い事業ポートフォリオの構築を目指してまいります。当社グループは、高品質なユーザーインターフェース・ユーザーエクスペリエンス(UI/UX)、AWS(Amazon Web Se
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】1.関連当事者との取引 (1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引 ① 連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等記載すべき重要なものはありません。 ② 連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等記載すべき重要なものはありません。 ③ 連結財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び連結財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等記載すべき重要なものはありません。 ④ 連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等該当事項はありません。 (2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引 ① 連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等記載すべき重要なものはありません。 ② 連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等記載すべき重要なものはありません。 ③ 連結財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び連結財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(百万円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(百万円)科目期末残高(百万円)その他の関係会社の子会社SBIアルヒ株式会社東京都千代田区6,000住宅金融事業なし事業譲渡事業譲渡(注1,2) 譲渡資産合計 譲渡対価 事業譲渡益 10,56711,512945その他資産その他負債 683 176 上記の金額のうち、取引金額に消費税等は含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれております。(注) 1.価格その他の取引条件は、価格交渉の上で決定しております。2.事業譲渡については、当社の方針に基づき当社連結子会社である株式会社優良住宅ローンのフラット35関連事業に関する契約上の地位及び貸付債権等を譲渡したものであります。詳細につきましては、(企業結合等関係)に記載しております。 ④ 連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等該当事項はありません。 2.親会社又は重要な関連会社に関する注記 (1) 親会社情報該当事項はありません。 (2) 重要な関連会社の要約財務情報該当事項はありません。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)会計上の見積りにより当連結会計年度に係る連結財務諸表にその額を計上した項目であって、翌連結会計年度に係る連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があるものは、次のとおりであります。 (住宅ローン債権に係る貸倒引当金の計上)当社グループにおける貸出金の残高は8,676,084百万円と多額であり、中でも当社の住宅ローンの残高は7,986,759百万円と総資産11,236,958百万円の71%に相当し、重要な割合を占めております。その住宅ローン債権に係る貸倒引当金は経営成績等に対する影響が大きいため、会計上の見積りにおいて重要なものと判断しております。 1.当連結会計年度に係る連結財務諸表に計上した金額 前連結会計年度(2024年3月31日)当連結会計年度(2025年3月31日)当社の住宅ローン債権に係る貸倒引当金2,551百万円3,093百万円(うち一般貸倒引当金)2,044百万円2,440百万円(うち個別貸倒引当金)506百万円653百万円 2.識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 (1) 算出方法住宅ローン債権を含む債権に係る貸倒引当金の算出方法は、「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項 (4) 貸倒引当金の計上基準」に記載しております。 (2) 主要な仮定当社の住宅ローン債権に係る一般貸倒引当金の算出に用いた予想損失率は、1年間の貸倒実績に基づく貸倒実績率の過去の一定期間における平均値を基礎としておりますが、これに将来見込み等必要な修正として、物価や金利等の経済状況を踏まえ、景気動向の変動や担保価値の下落の仮定を加味しています。 (3) 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響上記 (2)の仮定は不確実であり、経営環境の変化及び景気動向の変動等の影響が変化した場合は、翌連結会計年度に係る連結財務諸表における貸倒引当金に重要な影響を及ぼす可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 (1) 住宅ローン販売拡大を目的とした銀行代理契約当社は、対面チャネルによる住宅ローン販売拡大を企図し、以下の銀行代理業者と当社を所属銀行とする銀行代理業委託契約を締結しております。 契約締結日銀行代理業者2015年3月3日SBIマネープラザ株式会社2017年1月26日グッドモーゲージ株式会社2017年10月26日MXモバイリング株式会社2018年3月29日株式会社アイ・エフ・クリエイト2018年9月25日吉田通信株式会社2020年1月31日株式会社島根銀行2020年7月1日株式会社福島銀行2020年10月1日株式会社穴吹インシュアランス2020年11月9日株式会社仙台銀行2021年1月29日株式会社LIXIL住宅研究所2021年6月17日株式会社カシワバラ・アシスト2021年7月1日株式会社ファミリーライフサービス2021年9月6日株式会社保険見直し本舗2023年1月5日ホームファーストファイナンス株式会社2023年4月7日ブロードマインド株式会社2023年11月10日住まいるバンク株式会社2023年12月22日SBIアルヒ株式会社2024年1月6日CESバンク株式会社2024年7月17日LAVIIE住宅ローン株式会社2024年7月23日インテグラルモーゲージバンク株式会社2024年8月1日株式会社JOファイナンスサービス2024年12月19日セム・ローン&ファイナンス株式会社2025年1月17日家づくりバンク株式会社 (2) 「NEOBANK®」サービスによるBaaS事業拡大を目的とした銀行代理契約 契約締結日銀行代理業者2018年10月9日JALペイメント・ポート株式会社2021年3月24日株式会社Tマネー(現:CCCライフパートナーズ株式会社)2021年6月21日株式会社ヤマダファイナンスサービス2021年8月5日株式会社おうちリンク2022年1月27日株式会社SBI証券2022年6月7日株式会社髙島屋2022年10月14日株式会社SBIレミット2022年11月1日株式会社ヤマダデンキ2022年12月28日第一生命保険株式会社2023年2月28日株式会社NEOBANKサービシーズ2023年3月15日株式会社GRIT2023年3月20日野村不動産ソリューションズ株式会社2023年4月5日株式会社みらいバンク2023年9月20日株式会社京王パスポートクラブ2023年9月29日三井住友信託銀行株式会社2023年9月29日松井証券株式会社2024年3月15日株式会社ライブドア2024年4月10日Sansan株式会社2024年6月3日旭化成ホームズフィナンシャル株式会社2024年6月27日株式会社ゆたかパートナーズ2024年7月29日株式会社東宝ハウスフィナンシャル2024年11月29日SBIFXトレード株式会社2024年12月19日中部電力ミライズ株式会社 (3) その他株式会社NTTドコモによる当社普通株式に対する公開買付けに際して、2025年5月29日付で、当社、株式会社NTTドコモ、三井住友信託銀行株式会社、SBIホールディングス株式会社及び株式会社SBI証券のそれぞれの間で、基本契約、業務提携契約等を合意・締結しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は、企業価値を高めるとともに、株主の皆さまに利益を還元していくことを重要な経営課題の一つとして認識しており、財務規律を維持しながら、利益と資本のバランスを踏まえて、安定的な株主還元を考慮した上で、配当を実施する方針です。内部留保資金は、当社の企業価値を持続的に向上させるべく活用してまいります。当社の剰余金の配当は、期末配当の年1回を基本方針としており、決定機関は株主総会であります。また、当社は「取締役会の決議により、毎年9月30日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主又は登録株式質権者に対し、中間配当を行うことができる」旨を定款に定めております。また、銀行法第18条の定めにより剰余金の配当に制限を受けております。剰余金の配当をする場合には、会社法第445条第4項(資本金の額及び準備金の額)の規定に関わらず、当該剰余金の配当により減少する剰余金の額に5分の1を乗じて得た額を資本準備金又は利益準備金として計上しております。このような方針のもと、当事業年度の配当につきましては、中間配当は1株当たり9円00銭を実施し、期末配当は1株当たり10円00銭の実施を、2025年6月24日開催予定の定時株主総会にて決議する予定であります。 (注)基準日が当事業年度に属する配当は、以下のとおりであります。 決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2024年11月8日1,3579.00取締役会決議2025年6月24日1,50710.00定時株主総会決議予定 なお、当社は、2025年5月29日開催の取締役会において、株式会社NTTドコモによる当社の普通株式に対する公開買付けが成立することを条件に、2025年5月9日付で公表した2026年3月期の配当予想を修正し、2026年3月期の中間配当及び期末配当を行わないことを決議いたしました。
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100VXGQ)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E26990)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

住信SBIネット銀行株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
7163です。
7163(住信SBIネット銀行株式会社)のEDINETコードは?
E26990です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
7163(住信SBIネット銀行株式会社)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長兼社長執行役員 円山 法昭です(有価証券報告書の表紙記載)。
7163(住信SBIネット銀行株式会社)の本社所在地は?
東京都港区六本木三丁目2番1号です。
7163(住信SBIネット銀行株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
有限責任あずさ監査法人です。
7163(住信SBIネット銀行株式会社)の筆頭株主は?
三井住友信託銀行株式会社で、保有比率は約34.2%です(2025-03-31基準)。
7163(住信SBIネット銀行株式会社)の発行済株式数は?
有報(2025-03-31基準)で150,793,000株です(発行済株式総数)。うち自己株が14,100株、市場で流通する浮動株は31,385,900株です。
7163(住信SBIネット銀行株式会社)の株主数は?
2025-03-31基準で45,976名です。上位10名で79.2%を保有し、浮動株比率は20.8%です。
7163(住信SBIネット銀行株式会社)の決算期は?
3月期です。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
時価総額
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
PER
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
実質PER
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
EPS
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
配当利回り
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
EV
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
EV/EBITDA
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
EV/EBIT
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
EV/売上
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
益回り(EBIT/EV)
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
現金/時価
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
ROE
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
ROA
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
ROIC
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
粗利率
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
営業利益率
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
純利益率
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
総資産回転
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
実効税率
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上 前年比
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産 前年比
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
売上高
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
営業利益
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
経常利益
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
純利益
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
成長・複利
CAGR
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
FCF(オーナー利益)
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF利回り
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCFマージン
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
営業CF
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
投資CF
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
財務CF
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF率
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
営業CF/純益(現金変換)
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
累計営業CF
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
アクルーアル比率
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
利益の質
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
財務の健全性
自己資本比率
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
ネットキャッシュ
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
総資産
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
純資産
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
現金
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
有利子負債
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
流動資産
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
流動負債
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
BPS
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動比率
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純負債/EBITDA
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
インタレストカバレッジ
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
債務返済年数
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
維持capex
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
のれん
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
減損リスク
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
顧客関連資産
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
株主還元・希薄化
配当性向
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
連続増配
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
希薄化率
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株配当
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
統治(ガバナンス)
政策保有株式
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
支配株主
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
年初来安値・高値
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
β(ベータ)
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
移動平均(50日/200日)
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
ADV(平均売買代金)
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
平均出来高
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
浮動株比率
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
浮動株時価
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家・内部者 保有
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
理論株価
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
EPV(企業価値・保守値)
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
配当割引(DDM)
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
正常化EPS×正当PER
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
BPS(1株純資産)
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
NCAV(ネットネット)
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
割引率
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
成長率
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
正当PER
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
正常化EPS
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
成長考慮(割引)
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
罠(バリュートラップ)
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
安全域
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
定点観測
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E26990)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。