7119東証グロース小売業
株式会社ハルメクホールディングス
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10.1%
投下資本利益率
ROE(実績)1166位
12.3%
有報 報告値
営業利益率2166位
5.2%
営業益 17.7億
自己資本比率2758位
42.0%
EPS(実績)
95.4
26/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型

解析準備中。

✓ 営業利益+66.1%/売上-0.3%(利益の伸びが上回る)✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.93x)▲ ネットデット17.6億▲ 実質浮動株29.25%▲ のれん・無形59.4億(純資産の67%)

営業利益+66.1%/売上-0.3%(利益の伸びが上回る)。利益成長が売上成長を上回る

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.93x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

ネットデット17.6億。現金27.8億 < 有利子負債45.4億

実質浮動株29.25%。機関サイズは出口に厚み制約(流動性・出入口)

のれん・無形59.4億(純資産の67%)。M&A由来。減損は自己資本を直接毀損

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JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/03期・単年)

損益(PL)
売上高
338.1
前年比 -0.3%
営業利益
17.7
前年比 +66.1%
経常利益
純利益
10.5
前年比 +68.7%
財政状態(BS)
総資産
211.6
前年比 +1.3%
純資産
88.9
前年比 +8.5%
現金
27.8
前年比 +16.0%
有利子負債
45.4
前年比 -5.6%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
17.0
前年比 -29.1%
投資CF
-3.8
財務CF
-9.3
フリーCF
15.9
前年比 -29.0%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
売上高(百万)25,23328,73831,41533,93033,812
営業利益(百万)1,3582,0308571,0681,774
経常利益(百万)8136
純利益(百万)7961,2484766231,051
EPS(円)99.5155.144.057.195.4
1株配当(円)20.034.0
営業利益率(%)5.47.12.73.15.2
ROE(%)55.830.16.87.912.3
自己資本比率(%)10.028.137.639.242.0

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
総資産(百万)18,30423,09720,11420,89321,164
純資産(百万)1,8236,4827,5558,1958,893
流動資産(百万)4,8439,2806,2297,5918,308
流動負債(百万)8,25510,2328,7848,9198,971
現金(百万)9645,0369382,3942,778
有利子負債(百万)7,7168,1244,9444,8074,537
ネットキャッシュ(百万)-6,752-3,088-4,006-2,413-1,759
BPS(円)227.8633.8692.9744.6804.7
自己資本比率(%)10.028.137.639.242.0
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0323/0324/0325/0326/03
営業CF(百万)8812,2601522,3951,698
投資CF(百万)-773-464-414-344-380
財務CF(百万)-9782,275-3,836-593-934
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2026-03期・細目まで)

貸借対照表 53項目
項目当期前期
財政状態計算書
資産
流動資産
現金及び現金同等物2,7782,394
営業債権1,7251,675
棚卸資産3,4403,198
未収法人所得税12
その他の流動資産363320
流動資産8,3087,591
非流動資産
有形固定資産448416
使用権資産2,5622,838
のれん4,4524,452
無形資産4,8515,048
繰延税金資産168208
その他の金融資産330315
その他の非流動資産4121
非流動資産12,85513,301
資産21,16420,893
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務2,2342,677
契約負債2,5122,738
借入金1,9001,900
リース負債579577
未払法人所得税683204
その他の流動負債1,060821
流動負債8,9718,919
非流動負債
リース負債2,0582,330
引当金131122
繰延税金負債1,0811,296
その他の金融負債2728
非流動負債3,2983,777
負債12,27012,697
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金2,0982,082
資本剰余金2,3262,309
利益剰余金4,4633,797
自己株式-0-0
その他の資本の構成要素55
親会社の所有者に帰属する持分8,8938,195
資本8,8938,195
負債及び資本21,16420,893
財政状態計算書
資産
現金及び現金同等物2,7782,394
有形固定資産448416
使用権資産2,5622,838
のれん4,4524,452
無形資産4,8515,048
繰延税金資産168208
資産21,16420,893
負債及び資本
負債
繰延税金負債1,0811,296
負債12,27012,697
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金2,0982,082
資本剰余金2,3262,309
利益剰余金4,4633,797
自己株式-0-0
その他の資本の構成要素55
親会社の所有者に帰属する持分8,8938,195
資本8,8938,195
負債及び資本21,16420,893
損益計算書 20項目
項目当期前期
損益計算書
継続事業
売上収益33,81233,930
売上原価14,76814,835
売上総利益19,04319,095
販売費及び一般管理費17,27217,813
その他の収益4075
その他の費用37288
営業利益(△損失)1,7741,068
金融収益61
金融費用5349
税引前利益(△損失)1,7271,020
法人所得税費用676396
当期利益(△損失)1,051623
当期利益(△損失)の帰属
親会社の所有者1,051623
当期利益(△損失)1,051623
1株当たり当期利益(△損失)
基本的1株当たり当期利益(△損失)
基本的1株当たり当期利益(△損失) 9557
希薄化後1株当たり当期利益(△損失)
希薄化後1株当たり当期利益(△損失) 9456
包括利益計算書
当期利益(△損失)1,051623
当期包括利益1,051623
当期包括利益の帰属
親会社の所有者1,051623
当期包括利益1,051623
キャッシュ・フロー計算書 25項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
当期利益(△損失)1,051623
税引前利益(△損失)1,7271,020
調整
減価償却費及び償却費1,1121,108
金融費用5349
運転資本の増減
営業債権の増減額(△は増加)-50322
棚卸資産の増減額(△は増加)-241-77
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)-458-438
契約負債の増減額(△は減少)-22592
その他8238
小計2,0852,613
利息及び配当金の受取額61
利息の支払額-22-15
法人所得税の支払額-374-253
法人所得税の還付額349
営業活動によるキャッシュ・フロー1,6982,395
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出-106-153
無形資産の取得による支出-252-185
その他-21-5
投資活動によるキャッシュ・フロー-380-344
財務活動によるキャッシュ・フロー
リース負債の返済による支出-575-585
株式の発行による収入2614
配当金の支払額-385
財務活動によるキャッシュ・フロー-934-593
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)3831,456
現金及び現金同等物2,7782,394
この会社だけの項目 7件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(注記の本文 2件は含みません)
項目当期前期
支払手数料及び業務委託費、営業費用(IFRS)1,9091,962
製品原価882914
商品原価13,04613,250
未払賞与の増減額(△は減少)15557
有形固定資産及び無形資産除却損、営業活動によるキャッシュ・フロー(IFRS)4238
法人顧客に対する売上原価合計840670
個人顧客に対する売上原価合計13,92814,164
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 詳細ツリー)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億100億200億300億400億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 売上高 252億 ・ 純利益 8億23/03 ・ 売上高 287億 ・ 純利益 12億24/03 ・ 売上高 314億 ・ 純利益 5億25/03 ・ 売上高 339億 ・ 純利益 6億26/03 ・ 売上高 338億 ・ 純利益 11億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%20%40%60% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 粗利率 56.6% ・ 営業利益率 5.4% ・ 純利益率 3.2%23/03 ・ 粗利率 56.2% ・ 営業利益率 7.1% ・ 純利益率 4.3%24/03 ・ 粗利率 56.5% ・ 営業利益率 2.7% ・ 純利益率 1.5%25/03 ・ 粗利率 56.3% ・ 営業利益率 3.2% ・ 純利益率 1.8%26/03 ・ 粗利率 56.3% ・ 営業利益率 5.3% ・ 純利益率 3.1%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%20%40%60% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ROE 55.8% ・ ROA 4.3% ・ ROIC 10.8%23/03 ・ ROE 30.1% ・ ROA 5.4% ・ ROIC 14.2%24/03 ・ ROE 6.8% ・ ROA 2.4% ・ ROIC 5.2%25/03 ・ ROE 7.9% ・ ROA 3.0% ・ ROIC 6.2%26/03 ・ ROE 12.3% ・ ROA 5.0% ・ ROIC 10.1%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-40億-20億0億20億40億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF 9億 ・ 投資CF -8億 ・ 財務CF -10億23/03 ・ 営業CF 23億 ・ 投資CF -5億 ・ 財務CF 23億24/03 ・ 営業CF 2億 ・ 投資CF -4億 ・ 財務CF -38億25/03 ・ 営業CF 24億 ・ 投資CF -3億 ・ 財務CF -6億26/03 ・ 営業CF 17億 ・ 投資CF -4億 ・ 財務CF -9億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
0億10億20億30億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ フリーCF 8億23/03 ・ フリーCF 22億24/03 ・ フリーCF 0億25/03 ・ フリーCF 22億26/03 ・ フリーCF 16億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億5億10億15億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 設備投資 1億 ・ 減価償却 6億23/03 ・ 設備投資 0億 ・ 減価償却 7億24/03 ・ 設備投資 1億 ・ 減価償却 9億25/03 ・ 設備投資 2億 ・ 減価償却 11億26/03 ・ 設備投資 1億 ・ 減価償却 11億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
0倍1倍2倍3倍4倍 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF/純利益 1.11倍23/03 ・ 営業CF/純利益 1.81倍24/03 ・ 営業CF/純利益 0.32倍25/03 ・ 営業CF/純利益 3.84倍26/03 ・ 営業CF/純利益 1.62倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円50円100円150円200円 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ EPS ¥10023/03 ・ EPS ¥15524/03 ・ EPS ¥4425/03 ・ EPS ¥5726/03 ・ EPS ¥95
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円10円20円30円40円0%10%20%30%40% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 1株配当 — ・ 配当性向 —23/03 ・ 1株配当 — ・ 配当性向 —24/03 ・ 1株配当 — ・ 配当性向 —25/03 ・ 1株配当 ¥20 ・ 配当性向 35.0%26/03 ・ 1株配当 ¥34 ・ 配当性向 35.6%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億100億200億300億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 総資産 183億 ・ 純資産 18億23/03 ・ 総資産 231億 ・ 純資産 65億24/03 ・ 総資産 201億 ・ 純資産 76億25/03 ・ 総資産 209億 ・ 純資産 82億26/03 ・ 総資産 212億 ・ 純資産 89億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円500円1,000円0%20%40%60% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ BPS ¥228 ・ 自己資本比率 10.0%23/03 ・ BPS ¥634 ・ 自己資本比率 28.1%24/03 ・ BPS ¥693 ・ 自己資本比率 37.6%25/03 ・ BPS ¥745 ・ 自己資本比率 39.2%26/03 ・ BPS ¥805 ・ 自己資本比率 42.0%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億50億100億150億0%50%100% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 流動資産 48億 ・ 流動負債 83億 ・ 流動比率 58.7%23/03 ・ 流動資産 93億 ・ 流動負債 102億 ・ 流動比率 90.7%24/03 ・ 流動資産 62億 ・ 流動負債 88億 ・ 流動比率 70.9%25/03 ・ 流動資産 76億 ・ 流動負債 89億 ・ 流動比率 85.1%26/03 ・ 流動資産 83億 ・ 流動負債 90億 ・ 流動比率 92.6%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億50億100億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 現金 10億 ・ 有利子負債 77億23/03 ・ 現金 50億 ・ 有利子負債 81億24/03 ・ 現金 9億 ・ 有利子負債 49億25/03 ・ 現金 24億 ・ 有利子負債 48億26/03 ・ 現金 28億 ・ 有利子負債 45億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
-80億-60億-40億-20億0億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ネットキャッシュ -68億23/03 ・ ネットキャッシュ -31億24/03 ・ ネットキャッシュ -40億25/03 ・ ネットキャッシュ -24億26/03 ・ ネットキャッシュ -18億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
のれん・無形資産(億円)
0億20億40億60億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ のれん 45億 ・ 顧客関連資産 26億23/03 ・ のれん 45億 ・ 顧客関連資産 24億24/03 ・ のれん 45億 ・ 顧客関連資産 21億25/03 ・ のれん 45億 ・ 顧客関連資産 18億26/03 ・ のれん 45億 ・ 顧客関連資産 15億
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
純利益率(%)3.14.31.51.83.1
ROE(%)55.830.16.87.912.3
ROA(%)4.35.42.43.05.0
総資産回転(回)1.381.241.561.621.60
営業CF率(%)3.57.90.57.15.0
営業CF/純益(倍)1.111.810.323.841.62
配当性向(%)35.035.6
売上 前年比(%)66.713.99.38.0-0.3
純資産 前年比(%)77.0255.616.68.58.5
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

22/03
¥—
23/03
¥—
24/03
¥—
25/03
¥20.0
26/03
¥34.0
配当性向 35.6%・連続増配 1年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
15.9
10.1%
粗利率
56.3%
アクルーアル比率
-3.1%
売上CAGR(4年)
7.6%
EPS CAGR
%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値 運転資本の回転(現金が拘束される日数)

売上債権回転日数
18.6
棚卸回転日数
85.0
仕入債務回転日数
55.2
CCC(現金循環)
48.4
CCC(現金循環日数)=売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金を払ってから売上を回収するまで、現金が事業に拘束される日数。短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。業種で水準が大きく違い(製造・小売で長め、サービス・プラットフォームで短い/マイナス)、在庫を持たない業態や算定できない指標は「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
3.1%
ROA
5.0%
総資産回転
1.60
実効税率
39.1%
現金変換(CFO/営業益)
0.96
CFO/純益(平均)
1.93
累計営業CF
82.6
FCFマージン
4.7%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.10
BPS CAGR
37.1%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
0.93
純負債/EBITDA
0.61
インタレストカバレッジ
84.5
債務返済年数
2.7
配当性向
35.6%
連続増配
1
希薄化率
1.31%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
総合偏差値
50.2 母集団3920社中 2067位13/14指標
総合 →
業種内 総合偏差値(小売業)
51.2 同業322社中 146位13/14指標
全体2067位・同業146位(母集団が異なるため両立します)
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化売上成長 50
ROIC
48
営業利益率
50
純利益率
50
粗利率
61
ROE
52
ROA
52
FCFマージン
51
自己資本比率
45
流動比率
43
純負債/EBITDA
48
アクルーアル比率
51
現金変換(営業CF/純益)
49
売上CAGR
50
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
44.5億
顧客関連資産
14.9億
無形合計 59.4億(のれん+顧客関連・純資産比 66.8%)。M&Aで積んだ無形が相応にあり、事業の趨勢が崩れると減損リスクが自己資本に効く点に留意。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
29.2%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
松島 陽介
17.2% 保有
自己株式
自社株なし ・簿価0.0億
大株主比率
1. 松島 陽介17.2%
2. 宮澤 孝夫14.7%
3. 山元 雄太13.8%
4. IHドリーム株式会社(注)10.9%
5. 土屋 淳一7.3%
6. 和田 朝子2.5%
7. 林 南平2.2%
8. 大谷 貴志1.4%
9. 中村 大0.5%
10. 株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.4%
上位10で 70.8%・発行済 11,045,988株・自己株 —株・浮動株 3,230,609株・株主 9,823名。所有者別(単元): 外国人 0.8% / 機関 0.9% / 個人 87.3%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率38.04%(取締役 7名計)
政策保有株式(簿価合計)0.0百万円(0銘柄)
役員報酬総額 / 役員数158.0百万円 / 9名
平均年間給与(提出会社)839万円(前期比 +1.4%)
従業員数(連結)417名
監査報酬 / 非監査報酬50.0百万円 / 0.0百万円
平均勤続年数6.9年
女性管理職比率
従業員1人当たり売上81.1百万円
従業員1人当たり営業利益4.3百万円
政策保有株式の対純資産比0.0%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長 宮澤 孝夫
本社所在地東京都新宿区神楽坂四丁目1番1号(同所は登記上の本店所在地で実際の業務は「最寄りの連絡場所」で行っております。)
市場 / 業種東証グロース / 小売業
決算期3月
従業員数(連結)417名
EDINETコードE38427

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/03期末 基準・11,045,988株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-06-26確認書 ↗
2026-06-23確認書 ↗
2026-04-22変更報告書 ↗ / 山元 雄太
2026-04-13変更報告書 ↗ / 宮澤 孝夫
2025-11-14確認書 ↗
2025-11-06変更報告書 ↗ / 山元 雄太
2025-06-25確認書 ↗
2025-02-17変更報告書 ↗ / 松島 陽介
2024-11-14確認書 ↗
2024-06-28確認書 ↗
2024-05-16変更報告書 ↗ / 宮澤 孝夫
2024-02-14確認書 ↗
2023-11-13確認書 ↗
2023-06-29確認書 ↗
2023-03-29大量保有報告書 ↗ / 松島 陽介
2023-03-29大量保有報告書 ↗ / 山元 雄太
2023-03-29大量保有報告書 ↗ / 土屋 淳一
2023-03-29大量保有報告書 ↗ / 宮澤 孝夫
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当社グループは、当社及び連結子会社6社から構成されております。当社グループのお客様は主に50代以上の女性です。この年代の女性たちは、以下のようなニーズを有していると考えておりますが、世の中にはこれらのニーズを満たすサービスが少ないという問題意識が当社グループの事業の背景となっています。・ より元気にアクティブになりたいのに、周りからは介護や認知症など暗い提案が多く、自分に向けた話とは思えない・ 新しいことを知りたい、挑戦したいという気持ちはあるが機会がない・ 自分のことを年寄りだと思っておらず、もっと若々しくいたいのに、世の中のシニア向けのサービスや商品は年寄り向けばかり・ おしゃれもしたい、素敵になりたいけど勇気が出ない、やり方が分からない・ 将来、子供に迷惑をかけたくないという思いが強いが、具体策がわからない・ いつか夫に先立たれ一人になる可能性があることを分かっているが、孤独を回避する手立てがわからない当社グループは、そんな女性の皆さまが、人生の後半を元気に前向きに楽しく暮らせるようお手伝いすることこそが使命であると考え、雑誌「ハルメク」の出版をはじめ、商品の開発や販売、旅行や講座といったサービスの提供など、さまざまな事業を行うシニア向けプラットフォームビジネスを展開しています。これにより、上記のニーズと世の中で提供されるサービスとのギャップの解消に寄与しています。現代社会には情報や商品、サービスがあふれています。インターネットの発達でこれがさらに加速した結果、自分の暮らしに本当に役立ち、信頼できるものを見つけることはどんどん難しくなっています。そのような中、当社グループは、お客さまにとって真に必要な情報とは何か、優れた商品・サービスとは何かを常に考え、選りすぐり、あるいは自ら創りだして提供します。健康、美容から、おしゃれ、住まい、学び、レジャーまで、暮らしを取り巻くあらゆる分野において、「本当に価値あるもの」をしっかりとお届けしていくことが私たちの信条です。 グループ組織図 (会社ごとの主な機能・役割・事業内容)㈱ハルメクホールディングスグループ経営、グループ会社向け管理業務提供、品質管理、等㈱ハルメク月刊誌「ハルメク」発刊、通信販売事業・店舗運営、イベント・講座の企画・運営、等㈱ハルメク・アルファ総合通信販売事業運営㈱ジャパンホーム保険サービス通信販売における保険取扱代理店㈱ハルメク・エイジマーケティングシニア向けビジネスのコンサルティング・広告代理・広告物の制作・通信販売支援、社内シンクタンク㈱ハルメク・ビジネスソリューションズグループ会社向けの受注、物流等フルフィルメント業務の提供花と緑の研究所㈱押花やレカンフラワー等の教材製造販売、指導者育成事業、展覧会・イベント事業、等 (1) ハルメク事業ハルメク事業は、販売部数全雑誌No.1(注1)である雑誌「ハルメク」の出版によりお客様を獲得し、雑誌に共感してくださったお客様に対して、雑誌の特集と連動するなどしたオリジナル商品等(オリジナル商品比率:8割)を、雑誌と同封してお送りするカタログによる通信販売で提案・販売することや、雑誌の特集と連動するなどしたイベント部門が講座や旅行などを提供することにより、お客様の満足度を高めると共に、収益を獲得している事業となります。雑誌「ハルメク」は書店では購入できない自宅へ配送される定期購読のみで販売している雑誌です。シニア女性の不安や不満、期待に応える幅広い記事を提供し、コンテンツの内容も、特集、ファッション、健康、レシピ、手づくり、インタビュー、連載等シニア女性の生活全体に応える内容となっており、購読者数は45万人(注1)と高い支持を受けております。「HALMEK up」は、2018年8月に開始した「ハルメクWEB」を起源とするシニア女性を対象としたコンテンツ&ソリューションプラットフォームです。2026年3月における月間のページビュー数(PV(注2))は429万回、Monthly Active Users(MAU(注3))は197万ユーザーという実績です。さらに、LINE NEWS AWARDS 2025 LINEメディア賞 女性部門 大賞(注4)を4年連続で獲得するなど、シニア女性向けWEBサイトとしてトップクラスのアクセス数と評価を獲得し、高い支持を集めています。(注) 1.出所:一般社団法人日本ABC協会「発行社レポート」(2025年下期(7-12月)実績)2.PVは「Page View」の略語であります。WEBサイト内の特定のページが開かれた回数を表し、WEBサイトがどのくらい閲覧されているかを測るための指標の一つです。3.MAUは「Monthly Active User」の略語であります。WEBサイトやネットサービス、スマートフォンアプリなどで、ある一ヶ月の間に一回でも利用や活動のあった利用者の数の合計を指します。4.「LINEアカウントメディア」を通した各メディアの記事に対して、ユーザーの反応などをLINE NEWS独自の算出方法でスコア化。1年を通して特に高い支持を得たメディアを表彰するものです。 他誌購読部数 出所:一般社団法人日本ABC協会「発行社レポート」(2017年~2025年上期(1-6月)・下期(7-12月)の販売部数) 月間PV及びMAUの推移 通信販売においては、お客様の声を聞いたうえでお客様の悩みや期待に応える商品を開発し、中高価格帯で提供しております。商品の例としては以下のようなものがあります。つや髪プラチナグレイカラー 3,300円(税込) 50代からの白髪を生かすグレイヘアの作り方を提供することを目的とし、自宅で白髪だけを淡いグレイに染めつやまで与えられるヘアカラー剤を開発。白髪移行期の悩みを解決する染毛料を提供。私のリビングダイニングすっきりワゴン 23,900円(税込) リビングでの座り時間に必要なものを全て収納できるワゴン。1日の多くの時間を過ごすリビングダイニングで何をしているかをハルトモ約400人にアンケート調査を行って開発。ZU-BON前開きストレート 8,990円(税込) シニア女性の体型を美しく見せることを目指し、100人以上のお客様の体型を3次元測定器で測りシニア女性の体型の特徴を2つに分け、それぞれの体型ごとにシルエットが美しく見えるパンツを開発。 また、社会課題の解決のために以下のようなサービスも取り扱っています。古着でワクチン 中サイズ3,980円(税込) 古着でワクチン回収キットを購入し、もう着ていない服や使わなくなったバッグを回収キットに詰めて送り返すことで、開発途上国の子供へポリオワクチンを寄付することができる(1キット当たり)。キットの封入や衣類の仕分け、販売等を通じて、国内の障がい者、開発途上国の雇用も創出。 このほか、情報コンテンツや商品と関連した体験やつながりを提供するコミュニティも多数設けております。そこで取り扱う内容は、散歩、料理、食巡り、スマホ講座、旅行、メイク、ファッション、学び、コンサート、歌唱、芸術、体操、押花等多岐に渡っており、2026年3月期においては、オフライン及びオンラインを合わせると約200本のイベントを開催し、延べ参加人数は約2.0万人にのぼります。 ハルメク事業の強みは、「情報コンテンツ」、「物販」及び「コミュニティ」の3つの事業が連動し相乗効果を生んでいることにあります。特に、「情報コンテンツ」を中核にすることで商品及びサービスの利用率が高まり、お客様の当社グループに対するロイヤリティが向上するという好循環が生まれるビジネスモデルとなっており、通信販売のみを行う事業者とは一線を画すことを可能にしています。 情報コンテンツ:雑誌「ハルメク」及び「HALMEK up」にてシニア女性に役立つ情報を提供物販:シニア女性の生の声をもとにオリジナル商品を開発し、自社ECサイト、カタログ通販及び店舗を通じて販売コミュニティ:オフライン・オンラインによるイベント・講座・旅行を通じてシニア女性に「繋がり」の場を提供 3つの事業が連動している例としては、情報コンテンツをリアルやオンラインで体験する場を設けたり、情報コンテンツのメッセージに沿った商品を開発し、更に商品を体験する場を設けたりする例もあります。商品の開発にあたっては当社内に限らず、社外の企業と連携することもあります。これら3つの事業を有することにより、主に雑誌「ハルメク」を起点にした集客から始まり、ユーザーの育成ないし顧客単価の上昇、そしてファン化までのサイクルが形成されております。集客の観点では、「情報コンテンツ」による新規顧客の獲得が12万人(雑誌「ハルメク」の新規読者数:2026年3月期実績)あり、次いで「物販」による新規顧客の獲得が12万人(新聞単品外販(※)等の新規顧客獲得数:2026年3月期実績)と貢献しています。育成の観点では、「物販」が再購入という形で最も貢献しており、次いで「情報コンテンツ」が継続率という形で寄与し、一部「コミュニティ」が担っております。ファン化の観点では、高い顧客満足度を誇る「情報コンテンツ」及び「コミュニティ」が貢献しております。このように、3つの事業の相乗効果により継続的な利用をするユーザーの確保が可能となり、利用金額ないし利用回数が多いファンユーザーが多くの売上収益を生み出すことが可能な構図となっております。(※) 新聞単品外販とは、新聞広告により、㈱ハルメクの通信販売商品を単品ごとに雑誌「ハルメク」の読者以外の方へ販売する事業です。 「情
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。当社のリスク管理体制に関しましては、「4 コーポレート・ガバナンスの状況等、 (1)コーポレート・ガバナンスの概要、 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由、ⅵ リスク・コンプライアンス委員会」に記載のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経済状況・競合に関するリスク当社グループの主要顧客であるシニア女性を含むシニア市場は、高齢化の進展に伴い拡大し続けている成長市場であり、その傾向は今後も継続する見通しであります。シニア市場の中でも介護、葬儀、お墓等に代表されるライフエンディングサービスは近時において企業の参入が増えつつあるとの認識ですが、当社グループの事業領域は50代から80代までを中心としたアクティブな女性をターゲットとしており、成長市場でありつつも競合他社が少ないところと考えております。その成長市場において、当社グループは雑誌「ハルメク」を中心に認知度を高め、シェアを拡大しておりますが、当社グループの提供する雑誌及び通信販売のシナジーを生かした事業展開の有用性を低下させるような法規制の変化や、IT技術の進化などが起こった場合、もしくは当社が提供する情報や商品、サービスを凌ぐ画期的な情報媒体、商品もしくはサービスを具備した競合の参入などがあった場合、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクが顕在化する可能性は高くないと認識しておりますが、顕在化に備え収益性や健全性を確保するとともに、事業環境についてはマーケティング部門が、法規制については法務部門が最新の情報や将来の見通しの把握に努め、必要な対応を適時にとれる体制を構築してまいります。 (2) システムに関するリスク ① セキュリティに関するリスク当社のサービスはコンピュータシステムを結ぶ通信ネットワークを利用して提供されており、商品の調達や販売等多岐にわたるオペレーションをコンピュータシステム上で実施しております。そのため、当社では、それらのシステム全体にセキュリティ対策を施し、かつシステム部門において最新のセキュリティリスク情報を毎週集約し、バッチプログラムの実行などの必要な措置を講じております。また、当社は外部機関のセキュリティアセスメントを受けており、その指摘に従い、セキュリティ強化方針を見直したうえで、更なるセキュリティ強化を進めております。セキュリティの保全状態及び強化の進捗状況は四半期に一度、リスク・コンプライアンス委員会で報告・討議され、改善が必要な事象が認識された場合、システム部門を中心として改善対応が実施されております。しかし、IT関連の技術革新により、不正アクセスやハッキング等の行為を完全に排除することはできません。第三者からのサイバー攻撃によるシステム障害、情報漏洩等の問題が発生した場合、業務停止等の事態が生じる可能性があり、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ② システムに関するリスク当社グループは、最適なマーケティング施策を推進するため、多数のシステムを採用しております。しかしながら、市場環境の急激な変化への対応や、サービス停止に伴うバージョンアップの停止等によって、システムのリプレイス等にかかるコスト負担の増加や除却損が発生し、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。システムの定期的な見直し・評価を継続するとともに、必要に応じて代替手段の検討や事前の予算措置を講じるなど、影響の極小化に努めております。 ③ システム障害に関するリスク当社のシステムは、定期的なデータバックアップ等の対策を講じており、システム上のトラブルが発生しても日常の業務に影響が起こらないよう対策を講じておりますが、故意、過失に関わらず、大規模なシステム障害等が発生した場合、業務を停止せざるを得ず、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクが顕在化する可能性は高くなく、発生したとしてもバックアップデータのリストアにより影響を最小限に抑えられると認識しておりますので、顕在化に備え、バックアップデータからのリストア訓練などを定期的に実施しております。 (3) 特定人物への依存に関するリスク当社グループの運営は、代表取締役社長である宮澤孝夫に大きく依存しております。当社は事業の拡大に伴い、過度に経営陣に依存しない体制を構築すべく、経営組織の強化を図っており、少なくとも短期間の不在であれば問題なく事業運営が行える体制になっておりますので、現時点において顕在化のリスクは高くないと考えておりますが、何らかの理由により、突然、長期的に当人の業務遂行が困難となった場合、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (4) レピュテーションリスク当社グループに関して様々な情報が流れることがあります。この情報については必ずしも事実に基づいているとは限りませんが、真偽に関わりなくステークホルダーを含む第三者の行動に影響を与える可能性があります。この場合、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。当社に関する風評状況については毎月モニタリングしており、問題となるような風評がネット空間などで流されていないことは確認できておりますので、このリスクが顕在化する可能性は高くないと認識しておりますが、今後も日頃から風評の発見及び影響の極小化に努め、当社グループ又は当社グループが提供する商品・サービスについて否定的な風評が拡大した場合には、リスク・コンプライアンス委員会での討議を経て対応にあたる方針となっております。 (5) 自然災害等に関するリスク地震、台風、津波等の自然災害、火災、各種感染症の拡大等が発生した場合、当社グループの事業運営に深刻な影響を及ぼす可能性があります。特に大規模な自然災害が発生した場合、正常な事業運営が行えなくなる可能性があり、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。一部地域において、これらのリスクが顕在化する可能性はある程度高くございますが、顧客接点であるお客様センターを東京・大阪・鹿児島・秋田に設置し、物流拠点を神奈川と兵庫に設置することで、一部地域が機能不全となっても、他の地域で補完できる体制にするなど、グループ全体に与える影響を極小化する対策を進めております。 (6) 仕入に関するリスク当社グループが取り扱う商品の価格は国内外の商品市況や為替変動の影響を受けて、上下することがあります。また、仕入先の地域や国における情勢により、仕入先の工場の稼働が影響を受けることがあります。当社グループは、こうした影響を極力抑えるため、早い段階で発注を行い、価格変動リスクを負う期間を短縮し、欠品リスクを低減させる取り組みを行っております。また、近年の中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー価格の上昇や海上輸送網の混乱等により、原材料価格や物流コストが上昇する可能性があります。当社グループでは、調達先や物流手段の分散等により影響の低減に努めておりますが、これらの影響が長期化した場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 在庫に関するリスク当社グループでは、仕入・販売・在庫計画の精緻化や在庫コントロールの強化など、在庫の抑制、商品回転率の向上に努めると共に、毎年2回のセール期間(6月、11~12月)の後に、毎年2回(8月、2月)のアウトレットセールにより在庫を圧縮するプロセスを導入していることから、リスクは適切にコントロールできていると認識しておりますが、販売の予期せぬ変動により在庫が過剰となった場合、その削減が進まなければ廃棄処分や評価損によって、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 業績の季節的変動当社グループは、第1四半期(6月)と第3四半期(11月・12月)に大きなセールを行うことから、第1四半期と第3四半期の売上収益及び利益が大きくなる一方で、第2四半期(8月)と第4四半期(2月)においてはアウトレットセールを行うことも加わり、売上収益及び利益が小さくなる傾向があり、四半期ごとの業績に季節的変動があります。 (9) 商品の品質に関するリスク 当社グループは、お客様の信頼を第一に考え、関連法規を遵守した安全な高品質な商品の提供に努めております。その実現のため、当社に設置した品質保証部門が、各子会社が提供する商品の品質を確認しております。地域や国における情勢などにより真にやむを得ない理由がある場合を除いて、工場監査も実施し、書面による確認と合わせて事前チェックを念入りに行うと共に、商品提供開始後においては、毎週のクレームゼロ会議において、当社代表取締役社長も出席する中で、お客様から頂いたクレームを確認し、「お客様からの信頼第一」を判断の基軸にしながら対応を検討・決定しております。これらの取り組みにより、商品の品質に関するリスクは大きく低減できていると認識しておりますが、商品の品質に関する大きな問題が発生してしまった場合においては、当社グループのイメージ低下による売上高の減少などにより、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 配送に関するリスク当社グループは、商品の配
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況及び経営成績の状況当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が継続し、賃上げの動きも広がりを見せたものの、円安やエネルギー価格高騰などに起因する物価上昇が長期化していることから、個人消費は緩やかな改善に留まっております。また、米国の関税政策や外交政策の転換、ウクライナ情勢の長期化、中東における緊張の高まりなど、不安定な国際情勢は継続するものと予想され、依然として先行き不透明な状況が続いております。このような環境のもと、当社グループにおきましては収益性の改善を重視した取り組みを行い、収益性を大きく改善することができました。主要事業の内訳としましては、雑誌「ハルメク」が国内全雑誌における販売部数でNo.1(※)を維持し、読者数は2025年10月から2026年3月までの半年平均で44万人(前年同期:46万人)となっております。(※出所:一般社団法人日本ABC協会「発行者レポート」(2025年上期実績))物販におきましても、健康志向に対応した健康サポートインナー及び着心地の良さを追求したリラックスインナーで引き続き売上を伸ばしたほか、お試し用のミニ商品の投入で新規顧客を獲得したコスメ商品、新たに投入した高価格帯のコートなどで売上を伸ばしたファッション商品などがご好評をいただいたことにより、ハルメク物販は売上が伸長いたしました。一方、ことせ事業においては、前年下期に収益改善のために新規顧客獲得のための広告投資を絞った影響で、売上は減収となりましたが、後述のとおり黒字転換を実現できております。前期において拡充を進めた店舗については当期も新店舗展開を進めており、当連結会計年度にオープンした新店舗は、福屋広島駅前店(4月開設、広島)、伊勢丹立川店(8月開設、東京)、山形屋店(9月開設、鹿児島)及び遠鉄百貨店(9月開設、静岡)となります。以上の結果、当連結会計年度の売上収益は、33,812百万円(前年同期比117百万円減、0.3%減)、営業利益は、1,774百万円(前年同期比706百万円増、66.1%増)、税引前利益は、1,727百万円(前年同期比707百万円増、69.3%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は、1,051百万円(前年同期比427百万円増、68.5%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。なお、セグメント別の売上収益及びセグメント利益又は損失は社内の迅速な意思決定に資するため、会計処理の一部について、IFRSと異なる処理を採用しております。 <ハルメク事業>当連結会計年度においては、深い顧客理解に基づく読者に寄り添った誌面作りにより、雑誌「ハルメク」において想定どおりに読者数を確保したこと、2024年1月に雑誌「ハルメク」の購読料を値上げしたこと、新聞広告や店舗において新規顧客を順調に獲得したこと、及び機能面で優れた商品をライフスタイルとともに提案したことなどにより、情報コンテンツ及び物販において、売上を着実に伸ばすことができました。また、販売費及び一般管理費についても、2023年秋以降に悪化していた広告効率の改善が進み、大きく利益を伸長することができました。以上の結果、売上収益は27,533百万円(前年同期比783百万円増、2.9%増)、セグメント利益は1,692百万円(前年同期比390百万円増、30.0%増)となりました。 <ことせ事業>当連結会計年度においては、前期において、完売による売り逃しが多数発生してしまったことを受け、下期に収益改善のために新規顧客獲得のための広告投資を絞ったことにより、カタログ送付先が一時的に減少してしまった影響から売上は前期比減収となってしまいましたが、今期からは新規顧客獲得に向けた広告投資を再開していることから、顧客数は上向いてきています。また、広告投資を再開しつつも、収益性を考慮した取り組みを進めた結果、黒字転換を実現しております。以上の結果、売上収益は6,602百万円(前年同期比965百万円減、12.8%減)、セグメント利益は3百万円(前年同期はセグメント損失39百万円)となりました。 また、財政状態については次のとおりであります。(資産)当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ271百万円増加し21,164百万円となりました。流動資産は717百万円増加し、8,308百万円となりました。主な要因は、現金及び現金同等物が383百万円、棚卸資産が241百万円、営業債権が50百万円増加したことによるものであります。非流動資産は445百万円減少し、12,855百万円となりました。主な要因は、有形固定資産が31百万円増加した一方で、使用権資産が276百万円、無形資産が196百万円減少したことによるものであります。 (負債)当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ426百万円減少し12,270百万円となりました。流動負債は51百万円増加し、8,971百万円となりました。主な要因は、未払法人所得税が479百万円、その他の流動負債が238百万円増加した一方で、営業債務及びその他の債務が442百万円、契約負債が225百万円減少したことによるものであります。非流動負債は478百万円減少し、3,298百万円となりました。主な要因は、リース負債が271百万円、繰延税金負債が215百万円減少したことによるものであります。 (資本)当連結会計年度末における資本合計は、前連結会計年度末に比べ698百万円増加し8,893百万円となりました。主な要因は、剰余金の配当による385百万円の減少と、親会社の所有者に帰属する当期利益の計上による1,051百万円の増加であります。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ383百万円増加し、2,778百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果、得られた資金は1,698百万円(前年同期は2,395百万円の獲得)となりました。主な増加要因は、税引前利益1,727百万円(前年同期比707百万円増)、減価償却費及び償却費1,112百万円(前年同期は1,108百万円)、未払賞与の増加額155百万円(前年同期は57百万円の増加)であり、主な減少要因は、営業債務及びその他の債務の減少額458百万円(前年同期は438百万円の減少)、法人所得税の支払額374百万円(前年同期は253百万円)であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果、使用した資金は380百万円(前年同期は344百万円の使用)となりました。主な内訳は、無形資産の取得による支出252百万円(前年同期は185百万円)、有形固定資産の取得による支出106百万円(前年同期は153百万円)であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果、使用した資金は934百万円(前年同期は593百万円の使用)となりました。支出の内訳は、リース負債の返済による支出575百万円(前年同期は585百万円)、配当金の支払額385百万円(前年同期は該当なし)であります。 ③ 生産、受注及び販売の状況a.仕入実績当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称仕入高(百万円)前期比(%)ハルメク事業9,7406.4ことせ事業2,679△14.3合計12,4191.1 (注) 1.金額は、仕入価格によっております。2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 b.受注実績受注生産を行っておりませんので、受注実績に関する記載はしておりません。 c.販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称販売高(百万円)前期比(%)ハルメク事業27,5332.9ことせ事業6,602△12.8報告セグメント計34,135△0.5調整額△322―合計33,812△0.3 (注) 1.総販売金額に対する割合が10%以上を超える相手先はありません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、IFRSに基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、決算日における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような会計上の見積り及び判断を必要としております。当社グループは、過去の実績や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、会計上の見積りを行っておりますが、見積りの不確実性により、実際の結果がこれら見積りと異なる可能性があります。なお、当社グループの連結財務諸表の作成にあたって用いた重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものです。 (1) 会社の経営の基本方針当社グループは、「50代からの女性がよりよく生きることを応援します」を経営理念とし、シニア女性に「これからのために生きてきた」と感じて頂けるよう、以下のビジョンを掲げ、経営を行っております。 ① シニア女性がよりよく生きるために必要な、さまざまなコンテンツを厳選して提供します。 ② バリューチェーンのすべてを自社で行い、個々のお客様に最適なコンテンツを提供します。 ③ 単にコンテンツを届けるだけでなく、シニア女性が安心・信頼できるコミュニティを作ります。 ④ 当社グループのプラットフォームを活用して、自社コンテンツのみならず、他社の優れたコンテンツを厳選して提案し提供します。 ⑤ グループ社員には、仕事の楽しさ・やりがいと生活の安定を提供します。経営理念の実現のために、既存事業領域である「情報コンテンツ」「物販」「コミュニティ」の一層の強化に努めています。また、SDGsの社会課題の中でも、シニア女性を心身ともに健康にするための商品・サービスづくり、気候変動等の環境への配慮のためのリサイクルや環境にやさしい商品・サービスづくりに積極的に取り組んで参りたいと存じます。こうした取組みを実現するためにイノベーションを生み出す組織能力をより強化し、持続的な成長を可能にする事業ポートフォリオを構築していきます。 (2) 目標とする経営指標当社グループは、シニア女性が人生のさまざまな場面で信頼し頼りにしてくださる、シニア女性向けビジネスNo.1企業を目指しております。そのため、現時点で当社グループが重視する経営指標は読者数(注1)と顧客数(注2)であります。(注) 1.雑誌「ハルメク」の購読者数2.当社グループのサービスを1年間で1回以上利用したことのある顧客数 (3) 経営環境、経営戦略等 ① 経営環境当社グループが対象としている50歳以上の女性人口は2020年の32百万人から2030年34百万人とゆるやかに増加していくことが見込まれています。(出所:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(令和5年)」)また、当社主要顧客である50歳以上の金融資産は約1,800兆円であると推計しており、50歳未満の金融資産約400兆円を大きく上回り、負債も少ないという特徴もあります(出所:日本銀行「資金循環統計」(2024年3月末)、内閣府「令和5年版高齢者白書」から当社推計)。 シニアビジネスとして、ケアシニアサービスは増えつつありますが、ハルメクの事業領域は市場ポテンシャルが大きい「プレシニア~アクティブシニア市場」です。 ② 顧客基盤ハルメク事業顧客の平均年齢は73歳ですが、その顧客年齢分布は以下のとおりです。 (注) ハルメクは2026年3月期に一度でもハルメク事業のサービスを利用したことがある顧客の年齢HALMEK upは2026年3月末のMAU年齢別構成比を適用して推計したもの ハルメク事業では、これらのシニア女性の生の声を聴きつつ、そのニーズを充足するサービスの提供に努めてまいりました。その結果として、顧客数(注)は2022年3月期の74万人から2026年3月期の93万人と4期にわたって年平均成長率+6%成長を実現しております。 (注) ハルメク事業のサービスを1年間で1回以上利用したことのある顧客数(ユニークユーザー数) ハルメク事業の新規顧客獲得チャネルは、従来の新聞・折込といった紙媒体から、TVやWebなど多様な媒体へと広がりを見せております。新聞による新規顧客獲得数はいまだ最大のチャネルであるものの、新聞の発行部数自体が減少傾向にあることを背景に、2023年3月期以降は新聞媒体経由の獲得数が減少に転じております。こうした状況を受けて、新たなチャネルの開拓を進めております。さらに、コロナ禍が明けてからは百貨店への店舗展開を加速させており、店舗経由での新規顧客獲得に努めております。 (注) 各事業年度において新規に契約した顧客について、契約時に取得したチャネルの回答を集計しています。 また、ハルメク事業の顧客の金融資産は、非顧客と比較して多いという特徴があります。これは、ハルメク事業が提供する商品やサービスの質が支持され、中高価格帯のものでも販売力があることを表していると考えられます。このため、ハルメク事業の顧客数を増加させることは、収益性の向上につながることを意味しており、当社グループとしては如何にハルメク事業を強化するかが事業展開上の要点となります。 (ハルメク事業の顧客の金融資産) (出所) 2025年7月に郵送・Webにて非顧客は50歳~79歳、ハルメク顧客は50歳~89歳の全国の女性の顧客740名・非顧客6,071名に対して実施した「ハルメクブランド調査2025」より抜粋 ハルメク事業の強みは、「情報コンテンツ」、「物販」及び「コミュニティ」の3つの事業の相乗効果によるものですが、顧客数の継続的な増加に向けてこの長所をさらに強化する必要があると考えております。 ③ 経営戦略(ア) 顧客エンゲージメントの更なる向上当社グループの事業の基盤は、「思い込みを捨てる」「わかった気にならない」というポリシーに立脚してお客様の生の声を収集し、それらを活用することにあります。このポリシーに至った経緯として、シニア女性に対する以下のような「思い込み」を排除したことで当社グループの事業が成長軌道に乗ったという実体験が存在します。・ 時間やゆとりがある・ おしゃれや美容への関心が薄い・ 和食が好き・ 恋愛しない・ 割引やお得になびきやすい・ 孫が大好き過去には事業を進めるにあたりこのような思い込みに基づき当社グループの一方的な方針で顧客へサービスを提供していた時代がありました。しかしながら、例えば雑誌「ハルメク」の購読部数の伸び悩み等が見られるようになり、お客様の生の声の重要性に気付くに至りました。それ以降は「思い込みを捨てる」「わかった気にならない」のポリシーのもと、顧客エンゲージメントを重視した事業を推進しております。お客様の生の声を収集するための具体的な施策には以下のようなものがあります。・ お客様からのはがき(雑誌によるもの:月平均約2,000枚、商品によるもの:月平均約1,000枚)・ お客様センターへ寄せられる声(月平均約15,000件)・ アンケート調査(紙面調査9回、インターネット調査126回)・ ワークショップ等のインタビュー(25回)・ モニターによる試作品の使用・ 顧客宅の訪問調査・ 当社グループの社員によるイベントへの参加(注) 2026年3月期実績 さらに、「ハルトモ」と呼ばれる雑誌「ハルメク」の企画や商品開発等をサポートするハルメクファンの関与も当社グループの事業の質を高めるものとなっております。これに加え、顧客理解を徹底するために「生きかた上手研究所」を設置し、その品質を担保しております。「生きかた上手研究所」では、PDCAの段階毎にハルトモを活用した調査やテストを実施し、事業部門がお客様の信頼を裏切らない・期待を超える商品・サービスの提供ができるよう、調査支援をはじめとしたシンクタンク活動を行っております。具体的には、「ハルトモ」約6,100名(2026年3月末時点)を活用し、以下のPDCAサイクルを実行しています。1企画・グループインタビュー(生活調査等)・コンセプト受容性調査(注)2制作・開発・独自の厳しい品質基準への適合性の確認・サンプルテスト3販売・テストマーケティング4評価・お客様の声ハガキ・満足度調査アンケート・クレームゼロ会議5改善・顧客インサイトを組織知として共有・蓄積 (注) コンセプト受容性調査とは、新商品やサービスのアイディアが複数存在する際に、どの案が顧客に一番受け入れられるかを検証する調査方法のことをいいます。 これらの施策により当社グループの顧客エンゲージメントは高水準で維持できていると認識しております。現実として、当社グループのサービスを利用したお客様の満足度に関するアンケートでは、以下のような 結果を得られています(出所はいずれも当社アンケート)。 (満足度推移)雑誌 通信販売 (注) 1.当社が2025年7月に郵送・Webにて非顧客は50歳~79歳、ハルメク顧客は50歳~89歳の全国の女性の顧客740名・非顧客6,071名に対して実施した「ハルメクブランド調査2025」より抜粋2.5段階評価で「大変よかった」及び「よかった」の比率の平均値の推移を記載しております。 講座や旅行 (注) 開催の都度調査を実施しており、5段階評価の平均値の推移を記載しております。 これらの施策の継続及び強化を図ることにより、顧客エンゲージメントをより強固なものとする必要があると考えており、ひいてはそれが当社グループの継続的な成長に寄与することとなります。 (イ) クロスセルの強化前述のとおり、当社グループの強みは、「情報コンテンツ」、「物販」及び「コミュニティ」の3つの事業が連動し相乗効果を生んでいることにあります。これを裏付けるものとして、クロスセル率の状況に着目しております。クロスセル率(注1)は以下のようになっており、良好な水準であると評価しております。他方で、引き上げの余地があるとも考えており、顧客エンゲージメントの強化により、更なる上昇を目指します。(注) 1.雑誌購読者が購読開始月から通販を一度でも利用した割合の月次累計(2025年
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)関係会社株式の評価 (1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額 (単位:百万円) 前事業年度当事業年度関係会社株式5,1815,181 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報当事業年度の財務諸表に計上した関係会社株式については、市場価格のない株式であり、取得原価をもって貸借対照表価額としております。関係会社株式の実質価額が取得価額に比べて50%程度以上低下した場合には、回復する見込みがあると認められる場合を除き、実質価額まで減損処理する方針としております。関係会社株式は超過収益力等を反映し実質価額を評価しており、関係会社株式の簿価に取得時の超過収益力等が含まれている場合には、取得時の将来計画と当事業年度を含む過年度の実績値を比較すること等により、超過収益力等が減少していないかどうかを判断しております。当事業年度において、市場価格のない関係会社株式の実質価額を確認した結果、一部の関係会社を除いて実質価額が取得原価の50%以上低下しているものはありません。実質価額が取得原価の50%超低下している一部の関係会社株式については、当該会社の事業計画等に基づき評価した結果、一定期間経過後に回復する見込みがあると認められるため、関係会社株式の減損損失は計上しておりません。関係会社株式の評価については、経営者による仮定や判断による不確実性を伴うものであり、実質価額の算定において、前提となる見積りや仮定に変動が生じ、当該実質価額の算定額が変動した場合には、翌事業年度以降において影響を与える可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】株式会社みずほ銀行、株式会社三菱UFJ銀行、株式会社三井住友銀行との借入契約当社は、2023年5月31日付で一年以内返済予定長期借入金及び長期借入金の全額を返済するとともに、事業資金の確保のため、以下の契約を締結し実行しております。 契約締結先株式会社みずほ銀行株式会社三菱UFJ銀行株式会社三井住友銀行借入極度額1,500百万円500百万円1,000百万円原契約締結日2023年5月25日2023年5月31日2023年6月6日契約期間2023年5月31日から1年間以降、1年ごとの自動更新2023年5月31日から1年間以降、1年ごとの自動更新2025年7月1日から1年間契約形態個別相対方式個別相対方式個別相対方式担保無担保・無保証無担保・無保証無担保・無保証財務制限条項該当なし該当なし該当なし
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は、長期の株主利益が最大となるよう、配当性向35%を目安としつつ、事業拡大に向けた資金需要に対応するための内部留保への最適な配分を行うことを経営方針としております。なお、当社の剰余金の配当は、中間配当及び期末配当の年2回を基本的な方針としています。配当の決定機関は、中間配当は定款の定めにより取締役会、期末配当は定時株主総会です。上記の方針に基づき、2026年3月期は構造改革が進み、収益性の改善が進んだことで業績予想を大幅に上回る結果となりました。配当性向35%、将来の成長のために必要な投資および今後の事業展開等を総合的に勘案し、2025年5月15日公表の1株当たりの期末配当金の予想を4円増配し、19円に修正いたしました。先に実施いたしました中間配当金15円と合わせまして、1株当たりの年間配当金は34円とする予定です。 (注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。決議年月日配当の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年11月14日取締役会決議16515.002026年6月24日定時株主総会決議予定20919.00
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100YF6O)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E38427)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

株式会社ハルメクホールディングスの証券コード(銘柄コード)は?
7119です。上場市場は東証グロース、業種は小売業。
7119(株式会社ハルメクホールディングス)のEDINETコードは?
E38427です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
7119(株式会社ハルメクホールディングス)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 宮澤 孝夫です(有価証券報告書の表紙記載)。
7119(株式会社ハルメクホールディングス)の本社所在地は?
東京都新宿区神楽坂四丁目1番1号(同所は登記上の本店所在地で実際の業務は「最寄りの連絡場所」で行っております。)です。
7119(株式会社ハルメクホールディングス)の監査法人(会計監査人)は?
PwCJapan有限責任監査法人です。
7119(株式会社ハルメクホールディングス)の筆頭株主は?
松島 陽介で、保有比率は約17.2%です(2026-03-31基準)。
7119(株式会社ハルメクホールディングス)の発行済株式数は?
有報(2026-03-31基準)で11,045,988株です(発行済株式総数)。うち自己株が—株、市場で流通する浮動株は3,230,609株です。
7119(株式会社ハルメクホールディングス)の株主数は?
2026-03-31基準で9,823名です。上位10名で70.8%を保有します、浮動株比率は29.2%。
7119(株式会社ハルメクホールディングス)の決算期は?
3月期です(上場市場は東証グロース)。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E38427)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。