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千代田インテグレ株式会社
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8.8%
投下資本利益率
ROE(実績)2443位
6.4%
有報 報告値
営業利益率1515位
7.8%
営業益 29.7億
自己資本比率387位
80.1%
EPS(実績)
272.4
25/12期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプキャッシュリッチ×高自己資本の堅実型

解析準備中。

✓ 実質キャッシュ超過152.5億(価格未投入)✓ 自己資本比率80.1%✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.58x)

実質キャッシュ超過152.5億(価格未投入)。時価総額比は株価入力後に確定(DEC-008 価格入力型)

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.58x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(25/12期・単年)

損益(PL)
売上高
380.4
前年比 -7.7%
営業利益
29.7
前年比 -22.9%
経常利益
32.8
前年比 -29.6%
純利益
26.2
前年比 -18.9%
財政状態(BS)
総資産
503.1
前年比 -1.9%
純資産
402.8
前年比 -3.1%
現金
167.9
前年比 +8.3%
有利子負債
15.4
前年比 +9.3%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
41.3
前年比 -21.0%
投資CF
16.1
黒字転換
財務CF
-45.8
フリーCF
32.5
前年比 -14.7%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標21/1222/1223/1224/1225/12
売上高(百万)40,00639,37239,41641,21438,042
営業利益(百万)3,8562,972
経常利益(百万)3,0243,7803,7704,6553,279
純利益(百万)2,3982,7252,5563,2342,624
EPS(円)194.1229.9230.6310.9272.4
1株配当(円)120.0120.0116.0160.0160.0
営業利益率(%)9.47.8
ROE(%)6.97.46.78.06.4
自己資本比率(%)77.679.080.381.080.1

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標21/1222/1223/1224/1225/12
総資産(百万)46,40347,83948,41051,30650,311
純資産(百万)35,99037,80938,86541,57240,284
流動資産(百万)34,28332,404
流動負債(百万)8,3567,677
現金(百万)17,53915,74615,77215,50316,795
有利子負債(百万)1,4121,543
ネットキャッシュ(百万)14,09115,252
BPS(円)2,950.03,315.33,648.34,135.54,417.6
自己資本比率(%)77.679.080.381.080.1
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー21/1222/1223/1224/1225/12
営業CF(百万)3,7603,5194,7235,2304,131
投資CF(百万)-684-3,019-1,631-3,1421,605
財務CF(百万)-1,484-3,349-3,646-3,398-4,581
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億200億400億600億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 売上高 400億 ・ 純利益 24億22/12 ・ 売上高 394億 ・ 純利益 27億23/12 ・ 売上高 394億 ・ 純利益 26億24/12 ・ 売上高 412億 ・ 純利益 32億25/12 ・ 売上高 380億 ・ 純利益 26億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%10%20%30% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 6.0%22/12 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 6.9%23/12 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 6.5%24/12 ・ 粗利率 27.4% ・ 営業利益率 9.4% ・ 純利益率 7.8%25/12 ・ 粗利率 27.5% ・ 営業利益率 7.8% ・ 純利益率 6.9%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%5%10% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ ROE 6.9% ・ ROA 5.2% ・ ROIC —22/12 ・ ROE 7.4% ・ ROA 5.7% ・ ROIC —23/12 ・ ROE 6.7% ・ ROA 5.3% ・ ROIC —24/12 ・ ROE 8.0% ・ ROA 6.3% ・ ROIC 9.8%25/12 ・ ROE 6.4% ・ ROA 5.2% ・ ROIC 8.8%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-50億0億50億100億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 営業CF 38億 ・ 投資CF -7億 ・ 財務CF -15億22/12 ・ 営業CF 35億 ・ 投資CF -30億 ・ 財務CF -33億23/12 ・ 営業CF 47億 ・ 投資CF -16億 ・ 財務CF -36億24/12 ・ 営業CF 52億 ・ 投資CF -31億 ・ 財務CF -34億25/12 ・ 営業CF 41億 ・ 投資CF 16億 ・ 財務CF -46億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
0億10億20億30億40億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ フリーCF —22/12 ・ フリーCF —23/12 ・ フリーCF —24/12 ・ フリーCF 38億25/12 ・ フリーCF 32億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億5億10億15億20億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —22/12 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —23/12 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —24/12 ・ 設備投資 14億 ・ 減価償却 17億25/12 ・ 設備投資 9億 ・ 減価償却 17億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
0倍0.5倍1倍1.5倍2倍 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 営業CF/純利益 1.57倍22/12 ・ 営業CF/純利益 1.29倍23/12 ・ 営業CF/純利益 1.85倍24/12 ・ 営業CF/純利益 1.62倍25/12 ・ 営業CF/純利益 1.57倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円100円200円300円400円 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ EPS ¥19422/12 ・ EPS ¥23023/12 ・ EPS ¥23124/12 ・ EPS ¥31125/12 ・ EPS ¥272
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円50円100円150円200円0%20%40%60%80% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 1株配当 ¥120 ・ 配当性向 61.8%22/12 ・ 1株配当 ¥120 ・ 配当性向 52.2%23/12 ・ 1株配当 ¥116 ・ 配当性向 50.3%24/12 ・ 1株配当 ¥160 ・ 配当性向 51.5%25/12 ・ 1株配当 ¥160 ・ 配当性向 58.7%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億200億400億600億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 総資産 464億 ・ 純資産 360億22/12 ・ 総資産 478億 ・ 純資産 378億23/12 ・ 総資産 484億 ・ 純資産 389億24/12 ・ 総資産 513億 ・ 純資産 416億25/12 ・ 総資産 503億 ・ 純資産 403億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円2,000円4,000円6,000円0%50%100% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ BPS ¥2,950 ・ 自己資本比率 77.6%22/12 ・ BPS ¥3,315 ・ 自己資本比率 79.0%23/12 ・ BPS ¥3,648 ・ 自己資本比率 80.3%24/12 ・ BPS ¥4,136 ・ 自己資本比率 81.0%25/12 ・ BPS ¥4,418 ・ 自己資本比率 80.1%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億100億200億300億400億0%200%400%600% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —22/12 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —23/12 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —24/12 ・ 流動資産 343億 ・ 流動負債 84億 ・ 流動比率 410.3%25/12 ・ 流動資産 324億 ・ 流動負債 77億 ・ 流動比率 422.1%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億50億100億150億200億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 現金 175億 ・ 有利子負債 —22/12 ・ 現金 157億 ・ 有利子負債 —23/12 ・ 現金 158億 ・ 有利子負債 —24/12 ・ 現金 155億 ・ 有利子負債 14億25/12 ・ 現金 168億 ・ 有利子負債 15億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
0億50億100億150億200億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ ネットキャッシュ 175億22/12 ・ ネットキャッシュ 157億23/12 ・ ネットキャッシュ 158億24/12 ・ ネットキャッシュ 141億25/12 ・ ネットキャッシュ 153億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標21/1222/1223/1224/1225/12
純利益率(%)6.06.96.57.86.9
ROE(%)6.97.46.78.06.4
ROA(%)5.25.75.36.35.2
総資産回転(回)0.860.820.810.800.76
営業CF率(%)9.48.912.012.710.9
営業CF/純益(倍)1.571.291.851.621.57
配当性向(%)61.852.250.351.558.7
売上 前年比(%)-1.60.14.6-7.7
純資産 前年比(%)5.02.87.0-3.1
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

21/12
¥120.0
22/12
¥120.0
23/12
¥116.0
24/12
¥160.0
25/12
¥160.0
配当性向 58.7%・連続増配 —年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
32.5
8.8%
粗利率
27.5%
アクルーアル比率
-3.0%
売上CAGR
-1.2%
EPS CAGR
8.8%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
6.9%
ROA
5.2%
総資産回転
0.76
実効税率
26.2%
現金変換(CFO/営業益)
1.39
CFO/純益(平均)
1.58
累計営業CF
213.6
FCFマージン
8.5%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.52
BPS CAGR
10.6%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
4.22
純負債/EBITDA
-3.27
インタレストカバレッジ
29.1
債務返済年数
0.4
配当性向
58.7%
連続増配
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化売上成長EPS成長 50
ROIC
48
営業利益率
51
純利益率
51
粗利率
47
ROE
50
ROA
52
FCFマージン
52
自己資本比率
62
流動比率
55
純負債/EBITDA
53
アクルーアル比率
51
現金変換(営業CF/純益)
51
売上CAGR
43
EPS CAGR
49
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
—億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.0億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.0%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
35.0%
発行済−上位10−自己株
支配株主
いちごトラスト・ピーティーイー・リミテッド(常任代理人 香港上海銀行東京支店)
32.2% 保有
自己株式
5.29%
509,700株 ・簿価14.5億
大株主比率
1. いちごトラスト・ピーティーイー・リミテッド(常任代理人 香港上海銀行東京支店)32.2%
2. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.5%
3. 日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)4.4%
4. 東京中小企業投資育成株式会社4.2%
5. 光通信KK投資事業有限責任組合3.5%
6. 第一生命保険株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)3.3%
7. 平和株式会社2.7%
8. 株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.5%
9. DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.4%
10. 株式会社鳥羽洋行1.4%
上位10で 63.1%・発行済 9,628,929株・自己株 509,700株・浮動株 3,365,229株・株主 3,472名。所有者別(単元): 外国人 39.1% / 機関 17.9% / 個人 32.1%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率
政策保有株式(簿価合計)3,147.0百万円(5銘柄)
役員報酬総額 / 役員数273.0百万円 / 16名
平均年間給与(提出会社)741万円
従業員数(連結)2,756名
監査報酬 / 非監査報酬60.0百万円 / —
平均勤続年数15.2年
女性管理職比率5.3%
従業員1人当たり売上13.8百万円
従業員1人当たり営業利益1.1百万円
政策保有株式の対純資産比781.2%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役会長兼社長 小池 光明
本社所在地東京都千代田区二番町1番地1
決算期12月
従業員数(連結)2,756名
EDINETコードE01995

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 25/12期末 基準・9,628,929株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(千代田インテグレ株式会社)及び子会社(21社)により構成されております。 当社グループの事業に係る位置付けは次のとおりであります。なお、次の4区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 また、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 (1)日本地域 当社は、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品を製造し、主として国内電気メーカーへ販売するとともに、子会社へ当社グループ製品の原材料等を販売し、CHIYODA INTEGRE CO.(S)PTE.LTD.、CHIYODA INTEGRE CO.(M)SDN.BHD.、CHIYODA INTEGRE CO.(JOHOR)SDN.BHD.、CHIYODA INTEGRE CO.(PENANG)SDN.BHD.、千代達電子製造(香港)有限公司、千代達電子製造(大連)有限公司、CHIYODA INTEGRE(THAILAND)CO.,LTD.、CHIYODA INTEGRE OF AMERICA,INC.、千代達電子製造(中山)有限公司、千代達電子製造(蘇州)有限公司、千代達電子製造(東莞)有限公司、CHIYODA INTEGRE VIETNAM CO.,LTD.、CHIYODA INTEGRE SLOVAKIA,s.r.o.、千代達電子製造(山東)有限公司、CHIYODA INTEGRE(PHILIPPINES)CORPORATION.及びCHIYODA INTEGRE DE MEXICO, S.A. DE C.V.から、それぞれロイヤリティーを受取っております。 サンフェルト株式会社は、主として手芸関係及び服飾雑貨等のメーカーから注文を受け、フェルト製品の加工販売をしております。 (2)東南アジア地域 シンガポール現地法人CHIYODA INTEGRE CO.(S)PTE.LTD.は、主に東南アジア地域の電気メーカー等からの注文を受け、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品の製造を主に東南アジア地域及び中国の子会社に依頼し、その製品を購入販売しております。 マレーシア現地法人CHIYODA INTEGRE CO.(M)SDN.BHD.、CHIYODA INTEGRE CO.(JOHOR)SDN.BHD.及びCHIYODA INTEGRE CO.(PENANG)SDN.BHD.、タイ現地法人CHIYODA INTEGRE(THAILAND)CO.,LTD.、インドネシア現地法人PT.CHIYODA INTEGRE INDONESIA、ベトナム現地法人CHIYODA INTEGRE VIETNAM CO.,LTD.及びフィリピン現地法人CHIYODA INTEGRE(PHILIPPINES)CORPORATIONは、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品を製造し、主として所在地国の電気メーカー等へ販売しております。 (3)中国地域 香港現地法人千代達電子製造(香港)有限公司は、主に香港、中国の電気メーカー等からの注文を受け、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品の製造を主に中国の子会社5社に依頼し、その製品を購入販売しております。 中国現地法人千代達電子製造(中山)有限公司及び千代達電子製造(東莞)有限公司は、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品を製造し、主として香港現地法人千代達電子製造(香港)有限公司へ販売しております。 中国現地法人千代達電子製造(大連)有限公司、千代達電子製造(蘇州)有限公司及び千代達電子製造(山東)有限公司は、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品を製造し、主として中国の電気メーカー等へ販売しております。 中国現地法人千代達瑛帖国際貿易(上海)有限公司は、主に中国の自動車メーカー等からの注文を受け、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品を購入販売しております。 (4)北米地域 米国現地法人CHIYODA INTEGRE OF AMERICA,INC.は、米国の電気製品メーカー等からの注文を受け、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品の製造を主にメキシコ現地法人CHIYODA INTEGRE DE BAJA CALIFORNIA S.A.DE C.V.に加工委託し、その製品を販売しております。 メキシコ現地法人CHIYODA INTEGRE DE BAJA CALIFORNIA S.A.DE C.V.は、米国現地法CHIYODA INTEGRE OF AMERICA,INC.からの加工委託を受け、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品を製造しております。 メキシコ現地法人CHIYODA INTEGRE DE MEXICO, S.A. DE C.V.は、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品を製造し、主にメキシコの車両メーカー等へ販売しております。 (5)その他地域 スロバキア現地法人CHIYODA INTEGRE SLOVAKIA,s.r.o.は、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品を製造し、主に欧州地域の電気メーカー等へ販売しております。 ドイツ現地法人CHIYODA INTEGRE Europe GmbHは、当社グループ向けの売上増加のための営業活動を実施しております。 以上に述べた当社グループの概要図は次のとおりであります。
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】1.報告セグメントの概要 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社は、主に機構部品、機能部品を生産・販売しており、国内においては当社及び国内子会社が、海外においては東南アジア及び中国の現地法人が、それぞれ担当しております。現地法人はそれぞれ独立した経営単位であり、取り扱う製品について各地域の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。 従って、当社は、生産・販売体制を基礎とした地域別セグメントから構成されており、「日本」、「東南アジア」、「中国」及び「北米」の4つを報告セグメントとしております。 当連結会計年度から、「その他」に含まれていた「北米」について量的な重要性が増したため、報告セグメントとして記載する方法に変更しております。 なお、前連結会計年度のセグメント情報は、当連結会計年度の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他(注)1合計調整額(注)2連結財務諸表計上額(注)3 日本東南アジア中国北米計売上高 外部顧客への売上高10,09614,86011,3074,15240,41779741,214-41,214セグメント間の内部売上高又は振替高4,5411581,15575,863465,909△5,909-計14,63815,01812,4634,15946,28084447,124△5,90941,214セグメント利益又はセグメント損失(△)6651,7701,3411383,916△483,867△103,856セグメント資産28,12112,85112,8545,28159,11069659,806△8,50051,306その他の項目 減価償却費3336014642151,615421,657-1,657有形固定資産及び無形固定資産の増加額4763704185441,809201,830△101,819(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、欧州の現地法人の事業活動を含んでおります。2.調整額は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額△10百万円は、セグメント間取引消去等であります。 (2)セグメント資産の調整額△8,500百万円は、セグメント間取引消去であります。 (3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額△10百万円は、セグメント間取引消去であります。3.セグメント利益又はセグメント損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他(注)1合計調整額(注)2連結財務諸表計上額(注)3 日本東南アジア中国北米計売上高 外部顧客への売上高9,71113,7489,4014,28737,14989338,042-38,042セグメント間の内部売上高又は振替高4,0901301,26145,487195,506△5,506-計13,80213,87910,6624,29242,63691243,548△5,50638,042セグメント利益又はセグメント損失(△)1391,6149302932,977△142,96382,972セグメント資産31,18211,5349,5185,20857,44472958,173△7,86150,311その他の項目 減価償却費3906334072171,648411,690-1,690有形固定資産及び無形固定資産の増加額3584161733061,25461,261△31,257(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、欧州の現地法人の事業活動を含んでおります。2.調整額は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額8百万円は、セグメント間取引消去等であります。 (2)セグメント資産の調整額△7,861百万円は、セグメント間取引消去であります。 (3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額△3百万円は、セグメント間取引消去であります。3.セグメント利益又はセグメント損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)1.製品及びサービスごとの情報(単位:百万円) OA機器AV機器AE機器その他合計外部顧客への売上高14,0196,34412,1618,68841,214 2.地域ごとの情報 (1)売上高(単位:百万円)日本東南アジア中国その他合計10,11614,87911,1145,10441,214(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2)有形固定資産(単位:百万円)日本東南アジア中国北米その他合計4,6473,4651,9392,20118612,440 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)1.製品及びサービスごとの情報(単位:百万円) OA機器AV機器AE機器その他合計外部顧客への売上高12,9285,29511,7128,10738,042 2.地域ごとの情報 (1)売上高(単位:百万円)日本東南アジア中国その他合計9,73313,8809,1055,32338,042(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2)有形固定資産(単位:百万円)日本東南アジア中国北米その他合計4,6383,4641,7472,21016512,226 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (単位:百万円) 日本東南アジア中国その他全社・消去合計減損損失34----34 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)該当事項はありません。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報(単位:百万円) OA機器AV機器AE機器その他合計外部顧客への売上高14,0196,34412,1618,68841,214
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)最終製品の販売動向等について当社グループの取扱部品等は、主として電子・電気機器メーカーに納品されており、OA機器、映像機器、通信機器、音響機器等の製品に使用されておりますが、これら最終製品の販売動向は、流行や競合製品の状況等により大きく変動する傾向を有しております。また、当社グループの取扱部品等の納入価格は、最終製品の販売動向の他に、生産状況、在庫状況、競合の状況等の影響を受けております。従いまして、当社グループの経営成績は、最終製品の販売動向等による取扱部品等の需要動向、価格動向の影響を受ける可能性があります。 (2)原材料調達の変動について当社グループの原材料の調達については、国内・外を問わず複数のメーカーから購入しており、安定的な原材料の確保と最適な価格の維持に努めております。しかし、石油価格の高騰や中国市場での急激な需要増加等により、一時的に需給バランスが崩れる懸念もあります。そのような場合には、当社グループの顧客との交渉を通じて対応していきますが、原材料調達がきわめて困難になった場合や、購入価格が著しく上昇した場合は、当社グループの経営成績が影響を受ける可能性があります。 (3)技術革新について当社グループが取扱っている電子・電気部品等は、急速な技術革新、顧客ニーズの変化、新製品・サービスの導入が頻繁であります。当社グループでは、顧客ニーズを把握し、グループの持っている自社技術を結集して、より付加価値の高い部品を提供できるように努力しております。また、国内・外で新たな顧客の開拓を行い、取扱部品の拡大を図っております。しかし、当社グループが想定していないような新技術・新部品の出現等により事業環境が変化した場合、必ずしも迅速には対応できない恐れがあります。従って、このような場合には当社グループの経営成績が影響を受ける可能性があります。 (4)為替相場について当社グループの事業は、アジア地域を中心にグローバルに展開しております。各地域における海外現地法人の財務諸表は原則として現地通貨で作成後、連結財務諸表を作成するため各地域における収益及び費用は期中平均レートを、資産及び負債は期末日レートを用いて円換算されております。従って、これらの項目は現地通貨における価値が変わらなかったとしても、円換算後の価値が、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5)災害の発生・感染症の拡大等について当社グループの製造設備等の主要設備に関しては、防災、耐震対策などとともに、製造拠点の分散化を図り、災害等によって生産活動の停止、部品供給に混乱をきたさぬよう努めております。しかし、大地震やテロなどの発生により、生産活動の停止や社会インフラの大規模な損壊など予想を越える事故が発生した場合は、当社グループの経営成績が影響を受ける可能性があります。また、感染症の拡大が長期化し、深刻化した場合には、当社グループの事業活動や経営成績及び財政状態等が重要な影響を受ける可能性があります。当社グループでは、そのような場合には、「対策本部」を設置し対策強化の要否を判定したうえで出張や会合の自粛、オンラインシステム等の活用、ならびに在宅勤務や時差出勤の適用等、従業員の勤務体制の整備を中心とした対策を実施しております。 (6)カントリーリスク当社グループの事業は、アジア地域を中心にグローバルに展開しております。従って、各国における政治・経済状況の変化、法律・税制の改正等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)固定資産の評価について当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しております。当該会計基準では、グルーピングされた固定資産について回収可能額を測定し、その結果、回収可能額が帳簿価額を下回る場合はその差額を減損損失として認識することとされており、今後も事業環境の変化などにより資産価値が低下した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、米中貿易摩擦や米国の関税政策強化により、貿易環境が変化するなか、欧州の政治動向や中東地域を巡る緊張の高まりを受け、地政学リスクが一段と増大しました。加えて、為替相場も変動性の高い状況が続き、先行きの見通しが立てにくい事業環境となりました。米国では、政治要因による不確実性や雇用減速が見られるなか、堅調な経済成長と根強いインフレを背景に、景気は総じて底堅く推移しました。中国では、不動産市況の長期低迷や雇用不安が景気の重荷となり、経済対策により内需は一時的に持ち直しましたが、景気全体としては減速基調が続きました。他のアジア地域では、内需は堅調に推移した一方で、外需の伸び悩みにより景気回復のペースは鈍化しました。 また、我が国経済は、自動車産業を中心とする米国の関税政策の影響や、食料品をはじめとした物価上昇による下押し要因があるものの、雇用・所得環境が改善したことで個人消費は底堅く推移し、全体として緩やかな回復基調となりました。 このような経営環境の中、中期経営計画で「高付加価値ビジネスの拡大」を掲げ、持続的な成長のために収益力の強化を図るべく事業活動を推進してまいりました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ994百万円減少し、50,311百万円となりました。 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ293百万円増加し、10,026百万円となりました。 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,288百万円減少し、40,284百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高38,042百万円(前年同期比7.7%減)、営業利益2,972百万円(同22.9%減)、経常利益は3,279百万円(同29.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,624百万円(同18.9%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 日本は、売上高9,711百万円(同3.8%減)、営業利益139百万円(同79.0%減)となりました。 東南アジアは、売上高13,748百万円(同7.5%減)、営業利益1,614百万円(同8.8%減)となりました。 中国は、売上高9,401百万円(同16.9%減)、営業利益930百万円(同30.6%減)となりました。 北米は、売上高4,287百万円(同3.3%増)、営業利益293百万円(同111.2%増)となりました。 その他は、売上高893百万円(同12.0%増)、営業損失14百万円(前年同期は48百万円の営業損失)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金および現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動により4,131百万円増加、投資活動により1,605百万円増加、財務活動により4,581百万円減少しました。 この結果、前連結会計年度末に比べ1,291百万円増加し、当連結会計年度末には16,795百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果、得られた資金は4,131百万円(前年同期は5,230百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が3,557百万円、減価償却費が1,690百万円であったことに対して、法人税等の支払額が1,419百万円であったこと等によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果、得られた資金は1,605百万円(前年同期は3,142百万円の支出)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入が3,930百万円であったことに対して、定期預金の預入による支出が1,900百万円、有形固定資産の取得による支出が882百万円であったこと等によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果、支出した資金は4,581百万円(前年同期は3,398百万円の支出)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出が2,774百万円、配当金の支払額が1,607百万円であったこと等によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)前年同期比 (百万円)(%)日本13,59995.7東南アジア11,49288.3中国9,23186.4北米3,040104.3その他596114.9合計37,95991.8(注)金額は、販売価格によって表示しております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)受注高(百万円)前年同期比(%)受注残高(百万円)前年同期比(%)日本9,77597.2816108.5東南アジア13,75692.11,061100.7中国9,21881.565178.1北米4,326105.1323113.5その他890111.76495.7合計37,96692.12,91797.5(注)金額は、販売価格によって表示しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)前年同期比 (百万円)(%)日本9,71196.2東南アジア13,74892.5中国9,40183.1北米4,287103.3その他893112.0合計38,04292.3(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その具体的な内容につきましては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。この連結財務諸表の作成に当たりまして、過去の実績や法制度の変更など様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っております。実際の結果は、見積り特有の不確定要素が内在するため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものにつきましては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容a.経営成績等1) 財政状態(資産の部) 当連結会計年度末における資産合計は、50,311百万円(前連結会計年度末51,306百万円)となり、994百万円減少いたしました。 流動資産の残高は、32,404百万円(前連結会計年度末34,283百万円)となり、1,879百万円減少いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金の減少(1,101百万円)及び現金及び預金の減少(796百万円)によるものであります。 固定資産の残高は、17,907百万円(前連結会計年度末17,022百万円)となり、885百万円増加いたしました。これは主に、退職給付に係る資産の増加(739百万円)によるものであります。(負債の部) 当連結会計年度末における負債合計は、10,026百万円(前連結会計年度末9,733百万円)となり、293百万円増加いたしました。 流動負債の残高は、7,677百万円(前連結会計年度末8,356百万円)となり、678百万円減少いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金の減少(403百万円)及び未払法人税等の減少(229百万円)によるものであります。 固定負債の残高は、2,348百万円(前連結会計年度末1,376百万円)となり、972百万円増加いたしました。これは主に、退職給付に係る負債の増加(562百万円)及び繰延税金負債の増加(237百万円)によるものであります。(純資産の部) 当連結会計年度末における純資産合計は、40,284百万円(前連結会計年度末41,572百万円)となり、1,288百万円減少いたしました。これは主に、利益剰余金の減少(4,670百万円)及び自己株式の減少(2,912百万円)によるものであります。 2) 経営成績(売上高) 当連結会計年度の売上高は、38,042百万円(前年同期比7.7%減)となりました。 これらの要因につきましては、「 (2)経営者の視点による経
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループは、2025年からの新たな中期経営計画(2025-2027)を策定いたしました。内容は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、その達成を保証するものではありません。 (1)会社の経営の基本方針 中期経営計画(2025-2027)基本方針 <経営ビジョン>100年企業=「連邦経営」の継続 連邦経営:各拠点のビジネスに必要な責任と権限を与えてグループ全体の相乗効果を最大化する当社の経営スタ イル <指針>ソフトプレスを柱としたグローバル企業を目指す アジアだけでなく、当社が拠点展開している全エリアで成功する企業に <基本方針>「高付加価値ビジネスの拡大」を通じ、持続的な成長のために収益力の強化を図る 「100年企業」に向けて高付加価値ビジネスを拡大させ、収益力を強化していく (2)目標とする経営指標 当社グループは、経営指標として、中期経営計画において自己資本利益率(ROE)の向上と株価純資産倍率(PBR)1倍を目標として掲げております。また、2027年12月期連結業績目標は、売上高450億円、営業利益42.5億円、親会社株主に帰属する当期純利益34億円、RОE8.0%以上であります。 (3)会社の経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題世界経済は成長の鈍化が続いており、日本でも人手不足や物価高の影響から、需要の回復が遅れています。そのため、企業にはこれまで以上に迅速な対応が求められており、事業環境は依然として厳しい状況が続いています当社グループを取り巻く環境も先行き不透明な状況が続くと見込まれますが、当期は、昨年策定した中期経営計画(2025年12月期-2027年12月期)に基づき、「高付加価値ビジネスの拡大」を通じて、持続的成長を実現するための収益力強化に取り組む、重要な年度と位置付けています。「高付加価値ビジネスを基軸とした売上拡大を図る」を目標に掲げ、企業価値の向上を目指し、重点施策として ①企業間連携や協業を通じて、新たな成長の柱を構築する、 ②主要顧客との関係を強化し、シェア拡大を図る、 ③独自の加工技術と製品の複合化により、競争優位性を確立する、 ④中長期の人材育成と最適な人事異動を実施する、 ⑤管理部門のDXで生産性を向上させ、企画・提案業務を推進してまいります。 また、企業が持続的成長を実現するためには、ステークホルダーとの信頼関係の構築が極めて重要であり、当社グループは、企業に求められる社会的責任が重くなるなかで、各自がコンプライアンスの意識を高め倫理観に基づく誠実な行動を実践することで、ガバナンス体制の強化を図り透明性のある経営を確保し、企業価値向上に邁進してまいります。
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)該当事項はありません。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)1.棚卸資産の評価 (1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 (単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度商品及び製品1,8721,813原材料及び貯蔵品2,3762,471 (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 ①算出方法 当社グループは、棚卸資産の評価に関する会計基準に従い、収益性の低下により正味売却価額が帳簿価額を下回っている棚卸資産の帳簿価額を、正味売却価額まで切り下げる会計処理を適用しております。 ②金額の算出に用いた主要な仮定 棚卸資産のうち、営業循環過程から外れた滞留在庫については、取得原価に一定の掛け率を乗じ、規則的に帳簿価額を切り下げる方法を採用しております。また、売価を上回る原価については、帳簿価額を切り下げております。 当社グループは、将来廃棄しない在庫は販売または使用すると仮定し、棚卸資産の過去の廃棄等による処分の実績に基づく、今後の販売または使用見込みを反映した規則的な帳簿価額の切下げ基準を設定しております。 2.有形固定資産及び無形固定資産の評価 (1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 (単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度有形固定資産12,44012,226無形固定資産337287 (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 当社グループは、原則として、事業用資産については主に管理会計上の単位を基礎としてグルーピングを行っており、遊休資産については個別物件ごとにグルーピングを行っております。固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額(使用価値と正味売却価額のいずれか高い方の金額)まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。 割引前将来キャッシュ・フローの見積りは、経営環境等の外部要因に関する情報や内部情報を考慮して見積りを行っております。 減損損失の認識及び測定は、事業計画や経営環境の悪化等によって影響を受ける可能性があり、見積りの前提に大きな変化が生じた場合、翌連結会計年度の連結財務諸表の損益に重要な影響を及ぼす可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 該当事項はありません。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】 当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題と位置付けており、中期経営計画(2025年12月期-2027年12月期)における株主還元策として、DOE(純資産配当率)4%及び総還元性向120%を目標に掲げております。 当社は、剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であり、「取締役会の決議により、毎年6月末日を基準日として中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めておりますが、現在のところ期末配当1回を原則としております。 なお、当事業年度の配当につきましては、1株当たり160円として、2026年3月27日開催予定の定時株主総会で決議して実施予定です。 内部留保資金の使途につきましては、今後の事業展開並びに経営体質の強化を行うものであります。 当事業年度に係る剰余金の配当は下記のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たりの配当額(円)2026年3月27日1,459160.00定時株主総会決議(予定)
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100XT6S)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E01995)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

千代田インテグレ株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
6915です。
6915(千代田インテグレ株式会社)のEDINETコードは?
E01995です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
6915(千代田インテグレ株式会社)の代表者は誰ですか?
代表取締役会長兼社長 小池 光明です(有価証券報告書の表紙記載)。
6915(千代田インテグレ株式会社)の本社所在地は?
東京都千代田区二番町1番地1です。
6915(千代田インテグレ株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
監査法人アヴァンティアです。
6915(千代田インテグレ株式会社)の筆頭株主は?
いちごトラスト・ピーティーイー・リミテッド(常任代理人 香港上海銀行東京支店)で、保有比率は約32.2%です(2025-12-31基準)。
6915(千代田インテグレ株式会社)の発行済株式数は?
有報(2025-12-31基準)で9,628,929株です(発行済株式総数)。うち自己株が509,700株、市場で流通する浮動株は3,365,229株です。
6915(千代田インテグレ株式会社)の株主数は?
2025-12-31基準で3,472名です。上位10名で63.1%を保有し、浮動株比率は35.0%です。
6915(千代田インテグレ株式会社)の決算期は?
12月期です。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E01995)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。