6594東証プライム電気機器
ニデック株式会社
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10.5%
投下資本利益率
ROE(実績)1595位
9.8%
有報 報告値
営業利益率1206位
9.1%
営業益 2,381.2億
自己資本比率2195位
51.8%
EPS(実績)
143.1
25/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型

解析準備中。

✓ 実質キャッシュ超過1525.3億(価格未投入)✓ 直近7期連続増収✓ 営業利益+47.1%/売上+11.1%(利益の伸びが上回る)✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均2.76x)▲ のれん・無形4070.7億(純資産の24%)

実質キャッシュ超過1525.3億(価格未投入)。時価総額比は株価入力後に確定(DEC-008 価格入力型)

直近7期連続増収。売上 14754.4→26078.1億

営業利益+47.1%/売上+11.1%(利益の伸びが上回る)。利益成長が売上成長を上回る

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均2.76x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

のれん・無形4070.7億(純資産の24%)。M&A由来。減損は自己資本を直接毀損

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JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(25/03期・単年)

損益(PL)
売上高
2兆6,078
前年比 +11.1%
営業利益
2,381.2
前年比 +47.1%
経常利益
純利益
1,643.7
前年比 +32.1%
財政状態(BS)
総資産
3兆3,153
前年比 +4.9%
純資産
1兆7,171
前年比 +5.3%
現金
2,462.4
前年比 +13.5%
有利子負債
937.1
前年比 +118.2%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
2,844.3
前年比 -11.3%
投資CF
-1,472.5
財務CF
-801.9
フリーCF
1,637.2
前年比 -21.6%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標21/0322/0323/0324/0325/03
売上高(百万)1,618,0641,918,1742,230,0272,347,1592,607,813
営業利益(百万)159,970170,37489,923161,856238,116
経常利益(百万)
純利益(百万)121,945135,75936,982124,455164,365
EPS(円)104.1116.232.1108.3143.1
1株配当(円)60.065.070.075.060.0
営業利益率(%)9.98.94.06.99.1
ROE(%)12.011.42.88.49.8
自己資本比率(%)48.648.247.051.651.8

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標21/0322/0323/0324/0325/03
総資産(百万)2,256,0242,678,4832,862,7493,159,7093,315,293
純資産(百万)1,096,0201,292,2411,346,5651,631,4811,717,149
流動資産(百万)1,024,1271,292,6641,374,6181,538,5651,618,585
流動負債(百万)629,668938,790900,605956,5021,056,798
現金(百万)219,524199,655186,098217,005246,239
有利子負債(百万)30,977130,635159,27942,95493,710
ネットキャッシュ(百万)188,54769,02026,819174,051152,529
BPS(円)935.61,113.51,171.41,419.71,498.0
自己資本比率(%)48.648.247.051.651.8
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー21/0322/0323/0324/0325/03
営業CF(百万)219,15694,994143,485320,766284,428
投資CF(百万)-100,568-112,597-164,943-153,553-147,255
財務CF(百万)-136,191-64,393-19,238-181,557-80,193
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2025-03期・細目まで)

貸借対照表 62項目
項目当期前期
財政状態計算書
資産
流動資産
現金及び現金同等物246,239217,005
営業債権及びその他の債権701,987672,655
棚卸資産556,432560,247
未収法人所得税22,36312,457
その他の金融資産1,2863,762
その他の流動資産90,27872,439
流動資産1,618,5851,538,565
非流動資産
有形固定資産931,059876,485
のれん及び無形資産687,287644,802
のれん407,067394,540
無形資産280,228250,307
持分法で会計処理されている投資1,0448,352
その他の投資36,33836,448
繰延税金資産16,53016,464
その他の金融資産5,97318,649
その他の非流動資産18,46919,899
非流動資産1,696,7081,621,144
資産3,315,2933,159,709
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務576,593527,952
借入金93,71042,954
未払法人所得税30,40244,343
引当金48,70163,457
その他の金融負債4,78014,001
その他の流動負債138,763120,667
流動負債1,056,798956,502
非流動負債
長期債務378,487414,817
退職給付に係る負債32,50534,344
引当金1,7662,062
繰延税金負債86,97078,239
その他の金融負債3,7185,115
その他の非流動負債11,00210,409
非流動負債514,702544,986
負債1,571,5001,501,488
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金87,78487,784
資本剰余金97,44598,099
利益剰余金1,331,2731,212,672
自己株式-175,604-167,945
その他の資本の構成要素376,251400,871
親会社の所有者に帰属する持分1,717,1491,631,481
非支配持分26,64426,740
資本1,743,7931,658,221
負債及び資本3,315,2933,159,709
財政状態計算書
資産
現金及び現金同等物246,239217,005
持分法で会計処理されている投資1,0448,352
その他の投資36,33836,448
有形固定資産931,059876,485
のれん及び無形資産687,287644,802
のれん407,067394,540
無形資産280,228250,307
繰延税金資産16,53016,464
資産3,315,2933,159,709
負債及び資本
負債
繰延税金負債86,97078,239
負債1,571,5001,501,488
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金87,78487,784
資本剰余金97,44598,099
利益剰余金1,331,2731,212,672
自己株式-175,604-167,945
その他の資本の構成要素376,251400,871
親会社の所有者に帰属する持分1,717,1491,631,481
非支配持分26,64426,740
資本1,743,7931,658,221
負債及び資本3,315,2933,159,709
損益計算書 31項目
項目当期前期
損益計算書
継続事業
売上高2,607,8132,347,159
売上原価2,071,3921,849,997
売上総利益536,421497,162
販売費及び一般管理費217,706254,251
研究開発費80,59981,055
営業利益(△損失)238,116161,856
金融収益36,85936,294
金融費用23,65921,867
持分法による投資損益(△は損失)-3,179-7,164
税引前利益(△損失)233,309201,669
法人所得税費用72,43776,274
継続事業からの当期利益(△損失)160,872125,395
非継続事業
非継続事業からの当期利益(△損失)-204-44
当期利益(△損失)160,668125,351
当期利益(△損失)の帰属
親会社の所有者164,365124,455
非支配持分-3,697896
当期利益(△損失)160,668125,351
1株当たり当期利益(△損失)
基本的1株当たり当期利益(△損失)
継続事業 143108
非継続事業 -0-0
基本的1株当たり当期利益(△損失) 143108
包括利益計算書
当期利益(△損失)160,668125,351
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
確定給付制度の再測定1,892986
その他の包括利益を通じて公正価値で測定するものとして指定した資本性金融商品の公正価値の純変動額-2,2106,171
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の外貨換算差額-22,409195,438
キャッシュ・フロー・ヘッジの有効部分-3,307456
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産-51-390
その他の包括利益-26,085202,661
当期包括利益134,583328,012
当期包括利益の帰属
親会社の所有者139,424325,712
非支配持分-4,8412,300
当期包括利益134,583328,012
キャッシュ・フロー計算書 31項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
当期利益(△損失)160,668125,351
税引前利益(△損失)233,309201,669
調整
法人所得税費用58,02584,307
減価償却費113,972110,364
金融収益及び金融費用-14,554-14,844
持分法による投資損益(△は益)3,1797,164
運転資本の増減
営業債権の増減額(△は増加)-29,617-2,910
棚卸資産の増減額(△は増加)-2,69021,492
営業債務の増減額(△は減少)30,036-4,312
退職給付に係る負債の増減額(△は減少)-1,774-1,536
その他-13,85021,843
利息及び配当金の受取額36,84235,648
利息の支払額-21,270-20,221
法人所得税の支払額-84,086-70,706
営業活動によるキャッシュ・フロー284,428320,766
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出-120,711-112,049
有形固定資産の売却による収入9,35517,544
無形資産の取得による支出-28,118-16,391
事業譲受による支出-4,279-17,745
その他-3,502-24,912
投資活動によるキャッシュ・フロー-147,255-153,553
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)50,867-118,576
社債の償還による支出-130,000-50,000
非支配持分からの子会社持分取得による支出-3,386-869
自己株式の取得による支出-7,784-1,028
親会社の所有者への配当金の支払額-45,969-40,227
その他-511-160
財務活動によるキャッシュ・フロー-80,193-181,557
現金及び現金同等物の為替変動による影響-36,71945,251
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)20,26130,907
現金及び現金同等物246,239217,005
この会社だけの項目 14件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(注記の本文 3件・名称の定義が取れていない 1件は含みません)
項目当期前期
その他の償却費24,09622,169
新規連結子会社の現金及び現金同等物の期首残高8,973
繰延税金14,407-8,033
デリバティブ関連損益(IFRS)-694-188
為替換算調整9,829-5,316
固定資産売却損益、除却損及び減損損失1,01120,262
未払法人所得税、非流動負債(IFRS)254
1年以内返済予定長期債務、流動負債(IFRS)163,849143,128
長期債務による調達額71,78750,000
継続事業からの当期利益(△損失)160,872125,395
非継続事業からの当期利益(△損失)、営業活動によるキャッシュ・フロー(IFRS)-204-44
非継続事業から生じる損益20444
有形固定資産873,233817,786
長期債務の返済による支出-15,197-20,697
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 詳細ツリー)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億10,000億20,000億30,000億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 売上高 1兆6,181億 ・ 純利益 1,219億22/03 ・ 売上高 1兆9,182億 ・ 純利益 1,358億23/03 ・ 売上高 2兆2,300億 ・ 純利益 370億24/03 ・ 売上高 2兆3,472億 ・ 純利益 1,245億25/03 ・ 売上高 2兆6,078億 ・ 純利益 1,644億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%10%20%30% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 粗利率 22.7% ・ 営業利益率 9.9% ・ 純利益率 7.5%22/03 ・ 粗利率 21.0% ・ 営業利益率 8.9% ・ 純利益率 7.1%23/03 ・ 粗利率 18.1% ・ 営業利益率 4.0% ・ 純利益率 1.7%24/03 ・ 粗利率 21.2% ・ 営業利益率 6.9% ・ 純利益率 5.3%25/03 ・ 粗利率 20.6% ・ 営業利益率 9.1% ・ 純利益率 6.3%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%5%10%15% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ ROE 12.0% ・ ROA 5.4% ・ ROIC 14.2%22/03 ・ ROE 11.4% ・ ROA 5.1% ・ ROIC 11.1%23/03 ・ ROE 2.8% ・ ROA 1.3% ・ ROIC 4.8%24/03 ・ ROE 8.4% ・ ROA 3.9% ・ ROIC 6.9%25/03 ・ ROE 9.8% ・ ROA 5.0% ・ ROIC 10.5%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-2,000億0億2,000億4,000億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 営業CF 2,192億 ・ 投資CF -1,006億 ・ 財務CF -1,362億22/03 ・ 営業CF 950億 ・ 投資CF -1,126億 ・ 財務CF -644億23/03 ・ 営業CF 1,435億 ・ 投資CF -1,649億 ・ 財務CF -192億24/03 ・ 営業CF 3,208億 ・ 投資CF -1,536億 ・ 財務CF -1,816億25/03 ・ 営業CF 2,844億 ・ 投資CF -1,473億 ・ 財務CF -802億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
-1,000億0億1,000億2,000億3,000億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ フリーCF 1,302億22/03 ・ フリーCF -36億23/03 ・ フリーCF 57億24/03 ・ フリーCF 2,087億25/03 ・ フリーCF 1,637億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億500億1,000億1,500億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 設備投資 889億 ・ 減価償却 —22/03 ・ 設備投資 986億 ・ 減価償却 —23/03 ・ 設備投資 1,378億 ・ 減価償却 —24/03 ・ 設備投資 1,120億 ・ 減価償却 —25/03 ・ 設備投資 1,207億 ・ 減価償却 —
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
0倍1倍2倍3倍4倍 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 営業CF/純利益 1.80倍22/03 ・ 営業CF/純利益 0.70倍23/03 ・ 営業CF/純利益 3.88倍24/03 ・ 営業CF/純利益 2.58倍25/03 ・ 営業CF/純利益 1.73倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円50円100円150円 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ EPS ¥10422/03 ・ EPS ¥11623/03 ・ EPS ¥3224/03 ・ EPS ¥10825/03 ・ EPS ¥143
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円20円40円60円80円0%100%200%300% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 1株配当 ¥60 ・ 配当性向 57.6%22/03 ・ 1株配当 ¥65 ・ 配当性向 55.9%23/03 ・ 1株配当 ¥70 ・ 配当性向 217.9%24/03 ・ 1株配当 ¥75 ・ 配当性向 69.3%25/03 ・ 1株配当 ¥60 ・ 配当性向 41.9%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億10,000億20,000億30,000億40,000億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 総資産 2兆2,560億 ・ 純資産 1兆960億22/03 ・ 総資産 2兆6,785億 ・ 純資産 1兆2,922億23/03 ・ 総資産 2兆8,627億 ・ 純資産 1兆3,466億24/03 ・ 総資産 3兆1,597億 ・ 純資産 1兆6,315億25/03 ・ 総資産 3兆3,153億 ・ 純資産 1兆7,171億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円500円1,000円1,500円0%20%40%60% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ BPS ¥936 ・ 自己資本比率 48.6%22/03 ・ BPS ¥1,114 ・ 自己資本比率 48.2%23/03 ・ BPS ¥1,171 ・ 自己資本比率 47.0%24/03 ・ BPS ¥1,420 ・ 自己資本比率 51.6%25/03 ・ BPS ¥1,498 ・ 自己資本比率 51.8%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億5,000億10,000億15,000億20,000億0%50%100%150%200% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 流動資産 1兆241億 ・ 流動負債 6,297億 ・ 流動比率 162.6%22/03 ・ 流動資産 1兆2,927億 ・ 流動負債 9,388億 ・ 流動比率 137.7%23/03 ・ 流動資産 1兆3,746億 ・ 流動負債 9,006億 ・ 流動比率 152.6%24/03 ・ 流動資産 1兆5,386億 ・ 流動負債 9,565億 ・ 流動比率 160.9%25/03 ・ 流動資産 1兆6,186億 ・ 流動負債 1兆568億 ・ 流動比率 153.2%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億1,000億2,000億3,000億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 現金 2,195億 ・ 有利子負債 310億22/03 ・ 現金 1,997億 ・ 有利子負債 1,306億23/03 ・ 現金 1,861億 ・ 有利子負債 1,593億24/03 ・ 現金 2,170億 ・ 有利子負債 430億25/03 ・ 現金 2,462億 ・ 有利子負債 937億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
0億500億1,000億1,500億2,000億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ ネットキャッシュ 1,885億22/03 ・ ネットキャッシュ 690億23/03 ・ ネットキャッシュ 268億24/03 ・ ネットキャッシュ 1,741億25/03 ・ ネットキャッシュ 1,525億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
のれん・無形資産(億円)
0億2,000億4,000億6,000億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ のれん 3,199億 ・ 顧客関連資産 —22/03 ・ のれん 3,399億 ・ 顧客関連資産 —23/03 ・ のれん 3,624億 ・ 顧客関連資産 —24/03 ・ のれん 3,945億 ・ 顧客関連資産 —25/03 ・ のれん 4,071億 ・ 顧客関連資産 —
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標21/0322/0323/0324/0325/03
純利益率(%)7.57.11.75.36.3
ROE(%)12.011.42.88.49.8
ROA(%)5.45.11.33.95.0
総資産回転(回)0.720.720.780.740.79
営業CF率(%)13.55.06.413.710.9
営業CF/純益(倍)1.800.703.882.581.73
配当性向(%)57.655.9217.969.241.9
売上 前年比(%)5.418.616.35.211.1
純資産 前年比(%)15.717.94.221.25.2
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

SEGMENT 事業別の稼ぎ

事業売上構成比営業利益利益率従業員
グループ会社事業6,183億24%876億14.2%28,319
MOEN5,739億22%703億12.3%13,479
ACIM4,623億18%406億8.8%18,404
SPMS3,913億15%411億10.5%24,605
AMEC3,487億13%-30億 ⚠-0.9%11,426
機械事業2,134億8%178億8.4%6,920
「どの事業が稼ぐか」=所有に値するかの核。営業赤字の事業(⚠)は他事業の利益で支えられている=静かにすり減る構造の可能性。出所: 有報 セグメント情報(EDINET 一次データ)。情報提供であり売買推奨ではありません。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

21/03
¥60.0
22/03
¥65.0
23/03
¥70.0
24/03
¥75.0
25/03
¥60.0
配当性向 41.9%・連続増配 —年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
1,637.2
10.5%
粗利率
20.6%
アクルーアル比率
-3.7%
売上CAGR(4年)
12.7%
EPS CAGR
%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値 運転資本の回転(現金が拘束される日数)

売上債権回転日数
98.3
棚卸回転日数
98.0
仕入債務回転日数
101.6
CCC(現金循環)
94.7
CCC(現金循環日数)=売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金を払ってから売上を回収するまで、現金が事業に拘束される日数。短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。業種で水準が大きく違い(製造・小売で長め、サービス・プラットフォームで短い/マイナス)、在庫を持たない業態や算定できない指標は「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
6.3%
ROA
5.0%
総資産回転
0.79
実効税率
31.1%
現金変換(CFO/営業益)
1.19
CFO/純益(平均)
2.76
累計営業CF
2兆1,436
FCFマージン
6.3%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
BPS CAGR
12.5%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
1.53
純負債/EBITDA
インタレストカバレッジ
11.1
債務返済年数
0.3
配当性向
41.9%
連続増配
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
総合偏差値
51.8 母集団3920社中 1676位12/14指標
総合 →
業種内 総合偏差値(電気機器)
51.2 同業224社中 103位12/14指標
全体1676位・同業103位(母集団が異なるため両立します)
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比発生高現金化売上成長 50
ROIC
48
営業利益率
51
純利益率
51
粗利率
43
ROE
51
ROA
52
FCFマージン
52
自己資本比率
49
流動比率
45
アクルーアル比率
52
現金変換(営業CF/純益)
50
売上CAGR
54
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
4,070.7億
顧客関連資産
—億
無形合計 4,070.7億(のれん+顧客関連・純資産比 23.7%)。M&Aで積んだ無形が相応にあり、事業の趨勢が崩れると減損リスクが自己資本に効く点に留意。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
54.0%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)
13.6% 保有
自己株式
3.74%
44,588,300株 ・簿価1,756.0億
大株主比率
1. 日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)13.6%
2. 永守 重信8.6%
3. ㈱日本カストディ銀行(信託口)5.3%
4. ㈱京都銀行(常任代理人 ㈱日本カストディ銀行)4.3%
5. エスエヌ興産合同会社3.5%
6. ㈱三菱UFJ銀行2.6%
7. 日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行㈱)2.3%
8. 明治安田生命保険相互会社(常任代理人 ㈱日本カストディ銀行)2.2%
9. STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 ㈱みずほ銀行)1.9%
10. ㈱滋賀銀行(常任代理人 ㈱日本カストディ銀行)1.5%
上位10で 45.9%・発行済 1,192,568,936株・自己株 44,588,300株・浮動株 620,534,636株・株主 172,143名。所有者別(単元): 外国人 26.6% / 機関 40.1% / 個人 26.3%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率8.46%(取締役 5名計)
政策保有株式(簿価合計)17,568.0百万円(22銘柄)
役員報酬総額 / 役員数271.0百万円 / 12名
平均年間給与(提出会社)760万円
従業員数(連結)104,285名
監査報酬 / 非監査報酬977.0百万円 / 0.0百万円
平均勤続年数13.3年
女性管理職比率8.5%
従業員1人当たり売上25.0百万円
従業員1人当たり営業利益2.3百万円
政策保有株式の対純資産比1.0%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長執行役員(最高経営責任者) 岸田 光哉
本社所在地京都市南区久世殿城町338番地
市場 / 業種東証プライム / 電気機器
決算期3月
従業員数(連結)104,285名
EDINETコードE01975

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 25/03期末 基準・1,192,569,000株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-09-16変更報告書 ↗ / Oasis Management Company Ltd.
2026-05-13変更報告書 ↗ / Oasis Management Company Ltd.
2026-03-11大量保有報告書 ↗ / Oasis Management Company Ltd.
2025-12-26変更報告書 ↗ / 永守重信
2025-11-17変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
2025-11-14確認書 ↗
2025-11-05変更報告書(特例対象株券等) ↗ / ブラックロック・ジャパン株式会社
2025-09-26確認書 ↗
2025-07-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友信託銀行株式会社
2024-11-13確認書 ↗
2024-09-24変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2024-09-20変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友信託銀行株式会社
2024-07-29変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
2024-06-25確認書 ↗
2024-06-19確認書 ↗
2024-06-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友信託銀行株式会社
2024-05-24確認書 ↗
2024-05-24確認書 ↗
2024-05-24確認書 ↗
2024-02-13確認書 ↗
2023-11-21変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友信託銀行株式会社
2023-11-13確認書 ↗
2023-10-16変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
2023-06-21確認書 ↗
2023-04-17変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
2023-03-03大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / ブラックロック・ジャパン株式会社
2022-11-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / ベイリー・ギフォード・アンド・カンパニー
2022-10-07大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2022-06-20確認書 ↗
2022-01-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友信託銀行株式会社
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当社グループ(当社、連結子会社342社、持分法適用関連会社4社を中心に構成)は、精密小型モータ、車載用製品、家電・商業・産業用製品、機器装置、電子・光学部品等の製造・販売を主な事業内容としています。当社は、IFRS会計基準に準拠して連結財務諸表を作成しており、関係会社の範囲についてもIFRS会計基準の定義に基づいています。セグメント区分に関しては、6つの報告対象セグメントにより構成されています。各セグメントの内容は次のとおりです。なお、このセグメント区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表」の連結財務諸表注記に掲げるセグメントをはじめ、本有価証券報告書の当連結会計年度に関するセグメントの区分と全て同一です。また、第2四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しています。詳細は「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 5.セグメント情報」に記載のとおりです。名称主要製品主要な会社SPMSHDD用モータ及びその他小型モータ当社、ニデックエレクトロニクスタイランド㈱、ニデックモータ(香港)有限公司、ニデックプレシジョンタイ㈱、ニデックベトナム㈱、ニデック(上海)国際貿易有限公司、ニデックモータ(東莞)有限公司、ニデックCCI股份有限公司、ニデック台湾股份有限公司AMEC車載用製品ニデック自動車モータ(浙江)有限公司、ニデックGPM GmbH、ニデックモータ(大連)有限公司、ニデックモーターズ アンド アクチュエーターズドイツ㈲、ニデックモーターズ アンド アクチュエーターズポーランド㈲、ニデック(上海)国際貿易有限公司、ニデック台湾股份有限公司MOEN家電・商業・産業用製品ニデックホールディングアメリカ㈱、Nidec ASI㈱、Nidec Control Techniques LimitedACIM家電・商業・産業用製品ニデックグローバル・アプライアンス・ブラジル社機械事業機器装置、工作機械ニデックマシンツール㈱、ニデックミンスター㈱グループ会社事業車載用製品、家電・商業・産業用製品、機器装置、電子部品及びその他小型モータ、その他ニデックモビリティ㈱、ニデックインスツルメンツ㈱、ニデックテクノモータ(浙江)有限公司、ニデックパワートレインシステムズ㈱、ニデックパワートレインシステムズ(ベトナム)会社、ニデックアドバンステクノロジー㈱、ニデックコンポーネンツ㈱ 当社グループの主要な製品の内容に係る当社及び主要な連結子会社の位置づけは次のとおりです。主要な製品の内容主要な会社精密小型モータHDD用モータ当社、ニデックエレクトロニクスタイランド㈱、ニデックモータ(香港)有限公司、ニデックプレシジョンタイ㈱その他小型モータ当社、ニデックモータ(香港)有限公司、ニデックベトナム㈱、ニデック(上海)国際貿易有限公司、ニデックモータ(東莞)有限公司、ニデックCCI股份有限公司、ニデック台湾股份有限公司、ニデックインスツルメンツ㈱、ニデックコンポーネンツ㈱車載当社、ニデック自動車モータ(浙江)有限公司、ニデックGPM GmbH、ニデックモータ(大連)有限公司、ニデックモーターズ アンド アクチュエーターズドイツ㈲、ニデックモーターズ アンド アクチュエーターズポーランド㈲、ニデック(上海)国際貿易有限公司、ニデック台湾股份有限公司、ニデックモビリティ㈱、ニデックパワートレインシステムズ㈱、ニデックパワートレインシステムズ(ベトナム)会社家電・商業・産業用ニデックホールディングアメリカ㈱、Nidec ASI㈱、Nidec Control Techniques Limited、ニデックグローバル・アプライアンス・ブラジル社、ニデックテクノモータ(浙江)有限公司機器装置ニデックマシンツール㈱、ニデックミンスター㈱、ニデックインスツルメンツ㈱、ニデックアドバンステクノロジー㈱電子・光学部品ニデックインスツルメンツ㈱、ニデックコンポーネンツ㈱その他 ニデックインスツルメンツ㈱ [事業系統図]
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】 (1)リスク管理体制と運用状況 NIDECグループでは、グローバルな事業展開における多様なリスクに対し、中長期的な視点と日常的な視点の両方から、事業継続の確保を図っています。そのために、以下に示すとおり、リスク事象の調査・評価、現状対策の実効性確認、改善策の実施といった一連の仕組みを整備しています。 図1 全社リスク管理体制図上記管理体制図に掲載された組織等の役割は、以下のとおりです。 ・取締役会事業年度の冒頭にリスク管理委員会からリスク管理についての基本方針の報告を受け、適正なリスク管理活動を指導・助言します。また、リスク管理に関する責任体制を定めた「リスク管理規程」の改廃に係る承認を行い、リスクガバナンス体制の実効性確保を図ります。・リスク管理委員会リスク管理担当役員を委員長とし、業務執行上の意思決定機関である経営会議のメンバーで構成され、リスク管理方針・施策の決定、取締役会への報告・建議を行います。・リスク管理担当役員全社的なリスク管理を統括し、リスク管理委員会の運営、リスク管理状況の監視、必要な資源配分の検討を行います。・リスク管理室リスク管理委員会の常設事務局として、リスク管理に関する企画立案、各リスク管理者、リスク統括責任部署との間における連絡調整等を担当します。・リスク管理者事業所長、部門長及びリスク管理委員会が別途定める者を担当業務領域についてのリスク管理者とし、その担当業務領域におけるリスク管理の責任を負います。・リスク管理統括部署後述するリスク評価活動の結果を踏まえて決定されたリスク管理領域の本社主管部署をリスク管理統括部署とし、その担当役員をリスク統括責任者とします。リスク管理統括部署は、それぞれの担当領域に係るリスクについてリスク管理者から報告を受け、その対応を支援し、モニタリングします。 (2)リスク調査・評価活動リスク管理室より依頼を受けた本社・グループ会社・事業本部のリスク管理者は、全社リスク管理フロー図(図2)、リスク調査・評価活動階層(図3)に基づき、定期的に事業に影響を及ぼすリスク事象の調査・評価を行います。対象とするリスク事象は、経営戦略リスク、事業運営リスク、ガバナンスリスク、偶発的リスクの4つに分類されます。 図2 全社リスク管理フロー図 上記フロー図内の主なアクションの概要は、以下のとおりです。・リスク特定リスク管理室により任命されたリスク管理者が、毎年度、事業に影響を及ぼす可能性のあるリスク事象を洗い出します。・リスク評価当該リスク管理者は、洗い出されたリスク事象について、全社共通の指標に則り発生可能性と影響度を評価の上、リスクレベルを特定します(図4参照)。リスク評価に当たっては、事象毎にリスクシナリオを検討し、潜在リスクの把握に努めます。・追加リスク低減措置特にリスクレベルが「重大」「高」の場合、現行のリスク管理活動に追加するリスク低減策を立案、実施します。・モニタリングリスク管理委員会で決定したNIDECの経営成績、株価、財政状態等に影響を及ぼす可能性のあるリスク(後述 項番 (3)参照)については、KRI (Key Risk Indicator)を定め、モニタリングします。・改善リスク低減策の実施状況を確認の上、必要に応じて改善策を講じます。リスク管理活動の結果を分析し、リスク管理体制や運用状況の継続的な改善を図ります。 図3 リスク調査・評価活動階層 リスク調査・評価に当たっては、現状のリスク管理活動とリスク低減対策の実施状況を確認のうえ、残存リスクのモニタリングを行い、結果をほかの階層の施策に相互利用しています。例えば、L2で特定されたリスクについてはL3でも内容を確認し、その中にL3主導で改善しなければならない全グループ共通の課題を発見した場合は適宜L3のリスク管理活動に反映する等、階層別リスク管理活動を相互に関連づける動きを進めています(図3参照)。 図4 リスクレベル特定マトリックスリスクレベルはリスク対策実施後の残存リスクに対して、発生の可能性と結果の重大性を5段階に分類した上で図4のマトリックスにあてはめ、重大・高・中・低の4段階で評価します。「重大」、「高」に特定されたリスク事象は、追加のリスク低減措置の検討が必須となっており、年度末に低減措置の実施状況をリスク管理室が確認し、課題があればリスク管理委員会に報告されます。 (3)事業等のリスク前掲のリスク評価活動の結果を踏まえて特定された、NIDECの経営成績、株価、財政状態等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには、次のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてNIDECが判断したものです。 リスク項目リスクレベル前年との比較評価1) 経営戦略リスク ① 政治・経済状況の変動に係るリスク高- ② 技術環境・産業構造の変化に係るリスク高増大 ③ 競合に係るリスク高- ④ 先行投資に係るリスク高- ⑤ M&Aに係るリスク重大-2) 事業運営リスク ① 高度な専門性を有した人材の採用・保持に係るリスク中増大 ② 研究開発に係るリスク中低減 ③ 製品の品質に係るリスク重大- ④ 原材料・部品調達に係るリスク中増大 ⑤ 知的財産権に係る訴訟リスク中- ⑥ 情報セキュリティに係るリスク高- ⑦ 人権に係るリスク中- ⑧ 為替に係るリスク高- ⑨ 金利の変動に係るリスク高- ⑩ 資金の流動性に係るリスク高- ⑪ 繰延税金資産の不確実性に係るリスク中低減3) ガバナンスリスク ① 経営継承に係るリスク高- ② 内部統制に係るリスク重大- ③ 適正決算に係るリスク重大-4) 偶発的リスク ① 自然災害・人的災害に係るリスク中- ② 気候変動に係るリスク高- 上記の各リスク内容、主要な対応策については、次ページ以降をご参照ください。 1)経営戦略リスク ①政治・経済状況の変動に係るリスクリスク内容NIDECは、世界40カ国以上に300社を超えるグループ会社を有し、海外売上高比率が約9割に達する等、グローバルに事業を展開しています。そのため、事業を展開する各国・地域における政治・経済情勢の変動が当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。特に、近年の米中間の通商問題に代表される保護主義的な貿易政策の台頭、特定国によるレアアース等の重要な原材料に関する輸出規制、更には国家間の緊張の高まりや地域紛争といった地政学的リスクの顕在化は、以下のような形で当社グループに影響を与える可能性があります。・製品・サービスに対する需要の変動・原材料・部品の調達難や価格高騰・サプライチェーンの寸断や非効率化・製造・物流コストの上昇・為替レートの急激な変動・事業活動の制限や停止これらの事象が複合的に発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。主要な対応策上記のリスクによる影響を最小限に抑えるため、以下の対応策を講じています。・事業ポートフォリオの最適化と市場分散特定の国・地域への過度な依存を避け、各市場の特性に応じた事業戦略を展開します。また、成長市場への積極的な進出や製品・技術開発による事業領域の多角化を推進し、リスクの分散を図ります。・地営地開/地産地消体制(メイド・イン・マーケット戦略)の推進主要市場において、開発・生産・販売・サービスまでの一貫体制を構築し、現地顧客のニーズに迅速に対応すると共に、関税等の貿易障壁や地政学的変動による影響を低減します。・サプライチェーンの強靭化と多元化重要部品や原材料については、特定の調達先に依存しないよう、複数購買化や代替サプライヤーの開拓を常時進めます。また、生産拠点の最適配置や在庫管理の高度化を通じて、サプライチェーン全体の柔軟性と耐性を向上させ、不測の事態にも対応できる体制を構築します。・情報収集体制の強化と迅速な意思決定各国・地域の政治・経済動向、通商政策、法規制の変更等に関する情報を適時的確に収集・分析し、経営判断に活かす体制整備に取り組みます。必要に応じて、生産拠点の移管や事業戦略の機動的な見直しを検討します。 ②技術環境・産業構造の変化に係るリスクリスク内容急速な技術革新や産業構造の変化は、NIDECのビジネスモデルに深刻な影響を与える可能性があります。特に、AIの進化や自動運転技術の進展に伴い、従来の製品に対する需要が急激に減少する可能性があります。例えば、電動モータやセンサ技術の進化が、従来の機械部品の需要を脅かすことが考えられます。また、競争が激化する中で、新たな市場プレイヤーの台頭や技術の急速な進化が、NIDECの市場シェアを脅かす要因となる可能性があります。これらの変化に対して適切に対応できない場合、売上や利益の減少を招く恐れがあります。主要な対応策技術環境・産業構造の変化に対して適切な措置を取れるよう、以下の対応策を講じています。・研究開発部門の強化次世代技術の開発に注力することで、新たな市場ニーズに迅速に対応します。・外部技術の導入や共同開発の促進他社との戦略的提携やアライアンスを積極的に進め、競争力を高めます。特に、スタートアップ企業との連携を強化し、革新的な技術を迅速に取り込む体制を整えます。・顧客ニーズの把握顧客ニーズの変化を的確に把握するためのマーケティングリサーチを強化し、製品ポートフォリオの見直しを行います。・技術者の力量向上社内の技術者や専門家による定期的なワークショップを開催する等最新技術に関する知識を全社で共有し、技術環境の変化に対する柔軟性を高めます。 ③
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。当連結会計年度において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前連結会計年度の連結財務諸表については、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の見直しが反映された後の金額によっています。 (1)重要性のある会計方針及び重要な見積り当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条の規定により、IFRS会計基準に準拠して作成しています。この連結財務諸表の作成において、連結決算日における資産・負債の金額と連結会計年度の収益・費用に影響を及ぼす見積り・判断・仮定が必要となります。これらの実際の結果は見積り・判断・仮定と異なる場合があります。もし会計上の見積りが行われる時点で高い不確実性に対する見積りを作成しなければならない場合、その会計上の見積りは、直近の会計期間にて合理的に見積った見積りや、該当する発生期間において合理的に見積ることができる場合とは異なり、財政状態やその変化、経営成績に重要な影響を与えると予想されます。重要性のある会計方針及び重要な見積りの詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性のある会計方針 4.重要な会計上の見積り、判断及び仮定」に記載しています。 (2)経営成績の状況岸田光哉が社長に就任し、新経営体制がスタートして1年が経過しました。One Nidecをキーワードにグループ間で横串を通してシナジーを創出しながら成長していく全体最適の経営、すなわちグループ一体化経営の実現を目指して、技術・製品・人材のグローバルベースでの融合をはじめ各種の施策を強力に推進する体制を整えてきました。製品グループ別については、まず精密小型モータはニアライン用途を中心にHDD用モータの需要が回復し、収益を押し上げました。また、新分野となるAIデータセンター向け水冷モジュールは来る次世代GPU仕様サーバ向けを含め、精密モータの開発・生産で培った精密加工技術とコスト競争力を活かし、部品供給も含め付加価値の高い戦略商材の生産体制を整備し、顧客ニーズを満たす収益性の高い事業ポートフォリオへの転換を加速しています。車載はEVトラクションモータ関連事業においてBEV市場の拡大鈍化と価格競争の激化をいち早く察知し昨年度に他社に先駆けて収益性最優先へ戦略転換を行い、不採算機種の受注制限の徹底と部品単体ビジネスへの転換を推進しています。また、車載オーガニック(既存事業)は欧州市場の冷え込み等の影響を受けながらも高度な電動化の波が強くなる中、モータ及び周辺部品の需要を着実に取り込み拡販活動を展開しています。なお、2025年1月1日より欧米のマネジメント・オペレーションと生産・購買・人事等の横串機能が充実している家電産業事業本部(ACIM)に車載オーガニック(既存事業)の統合を進め、車載オーガニック事業運営の最適化を進めています。更に2025年4月1日付でニデックモビリティとニデックエレシスを経営統合しました。両社のリソース一体化を図り、強力なソリューションを提供できる体制作りを加速していきます。家電・商業・産業用は、データセンターの非常用電源向けの発電機やグリーンイノベーションの進展に伴うバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)、社会インフラ更新に伴う大型モータの需要が拡大しています。これらの旺盛な需要に応えるためにインド・フランス・北中米にて生産能力の増強投資を鋭意進めると共に、バリューチェーンの下流領域の保守・点検等のリカーリングビジネスも強化しています。機器装置ではグループ全体の上流での品質の作り込みに直結する工作機械を強化しています。生産体制の集約や営業・サービスの一体運営によるシナジー効果が結実しつつある中、市場も景気変動サイクルにおける低迷期を経て上昇トレンドへの兆しが出始めています。このように新経営体制の下、グループ一丸となってスリー新(新市場、新製品、新顧客)活動を強化した結果、当連結会計年度の売上高、営業利益、税引前当期利益、当期利益のいずれにおいても過去最高を更新しました。更に、当社は2027年度をターゲットとする新中期経営計画(Conversion2027)を策定しました。2025年度より3つの「転換(Conversion)」として、 ①高収益構造へ「転換」・ ②成長を支える「事業5本柱」へ「転換」・ ③真のグローバル体制へ「転換」を設定し、事業ポートフォリオの見直し、拠点統廃合、製造間接中心に人員削減、戦略投資の推進等により収益構造の抜本的転換を図り利益率の改善を目指します。 当連結会計年度における主な経営成績は次のとおりです。 (単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度増減額増減率売上高2,347,1592,607,813260,65411.1%営業利益161,856238,11676,26047.1%(利益率)(6.9%)(9.1%)--税引前当期利益201,669233,30931,64015.7%継続事業からの当期利益125,395160,87235,47728.3%非継続事業からの当期損失△44△204△160-親会社の所有者に帰属する当期利益124,455164,36539,91032.1% 当期の継続事業からの連結売上高は、前期比11.1%増収の2兆6,078億13百万円となり、過去最高を更新しました。各事業分野・市場において順調に推移し、精密小型モータではニアライン用途を中心にHDD用モータが回復したことやAIデータセンター向け水冷モジュールをはじめとする新分野での売上高が増加しました。また、家電・商業・産業用では発電機やバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)等のエネルギー分野を中心に売上高が増加したほか、車載及び機器装置における新規連結の影響も含め、売上高が拡大しました。営業利益は、精密小型モータにおけるHDD用モータの回復、新分野となる水冷モジュールの売上拡大、家電・商業・産業用におけるエネルギー分野を中心とした需要拡大が収益改善を牽引しました。一方、家電・商業・産業用及び機器装置において、分散拠点の合理化や生産体制の集約等を推進したことに伴うコスト負担もありましたが、ニデックPSAイーモーターズの連結子会社化に伴う段階取得に係る差益を計上したこと、また前期においてEVトラクションモータ関連事業にて構造改革を計上した影響も含め、前期比47.1%増益の2,381億16百万円となり、過去最高を更新しました。税引前当期利益は、為替差損約141億円を計上した影響も含め、前期比15.7%増益の2,333億9百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は前期比32.1%増益の1,643億65百万円となり、いずれも過去最高を更新しました。当期の対米ドル平均為替レート(1ドル当たり152.58円)は前期比約6%の円安、対ユーロ平均為替レート(1ユーロ当たり163.75円)は前期比約4%の円安となりました。なお、当期の売上高、営業利益への為替影響は下記のとおりです。 - 売上高:前期比約1,007億円の増収- 営業利益:前期比約67億円の増益 セグメント別の経営成績は次のとおりです。(単位:百万円) 総売上高営業損益 前連結会計年度当連結会計年度増減額前連結会計年度当連結会計年度増減額SPMS333,328395,58862,26025,95841,13015,172AMEC339,748350,85411,106△55,694△3,00452,690MOEN463,509577,907114,39861,28570,3199,034ACIM437,990467,77629,78642,64640,647△1,999機械事業207,084220,92413,84028,35317,828△10,525グループ会社事業634,636665,05730,42175,58287,58912,007調整及び消去/全社△69,136△70,293△1,157△16,274△16,393△119連結2,347,1592,607,813260,654161,856238,11676,260 (注)1.総売上高は外部顧客に対する売上高とセグメント間の売上高の合計です。2.第2四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しています。詳細は「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 5.セグメント情報」に記載のとおりです。 「SPMS」の総売上高は3,955億88百万円(前年度比622億60百万円増)となりました。これは、HDD用モータ及びAIサーバ向け水冷システムをはじめとする新分野の売上高の増加によるものです。営業利益は411億30百万円(前年度比151億72百万円増)となりました。これは増収の影響に加えて、ニアライン向けHDDモータやAIデータセンター向け水冷モジュールをはじめとする製品構成良化の影響によるものです。 「AMEC」の総売上高は3,508億54百万円(前年度比111億6百万円増)となりました。これは、世界各国の先進安全装置や自動運転に向けた高度な電動化の波が強くなる中、電動パワーステアリング用モータや電動ブレーキブースター用モータ等の需要を取り込んだことによる車載オーガニック(既存事業)売上高の増加及び為替影響による増収です。営業損益
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、その達成を保証するものではありません。 (1)会社の経営の基本方針当社は2027年度をターゲットとする新中期経営計画(Conversion2027)を策定しました。2025年度より事業再編・拠点統廃合・人員削減等収益構造の抜本的転換を図り利益率の改善を実現するため、3つの観点で強力に「転換」を実行していきます。 ①高収益構造へ「転換」変動費については、不採算・ノンコア事業の見直しにより収益性の高い事業ポートフォリオへの転換に加え、技術力により材料費の更なる削減や品質の作り込みを加速します。固定費については、拠点統廃合やプロセス抜本変革(PSI/MRP等)により製造間接中心に人員削減を断行します。一方で、システム・DX投資、先行開発投資、自動化投資には売上高の1%を目途に戦略投資枠を確保し、高収益構造を確立します。 ②成長を支える「事業5本柱」へ「転換」市場動向を踏まえた5つの注力事業領域を「事業5本柱」として明示し、 ①AI社会を支える、 ②サステナブル・インフラとエネルギーの追求、 ③産業の生産効率化、 ④より良い生活の追求(Better Life)、 ⑤モビリティイノベーションの各領域で、既存事業の枠を超えてシナジーを追求します。各地域の需要に応じて地産地消をベースにビジネスを展開し、顧客目線の”One Nidec”活動へリソースを結集します。 ③真のグローバル体制へ「転換」チーフオフィサー制(CxO)の強化と執行役員のスリム化を図り、よりスピーディーな経営体制を実現します。高度な技術・技能・知識を有する「フェロー」と次世代の役員候補者である「理事」を新設し、グローバルでリーンな体制を構築します。 新中期経営計画(Conversion2027)の業績目標は次のとおりです。 2027年度 ①連結売上高 2.9兆円 ②営業利益 3,500億円(営業利益率 12%) ③ROIC(投下資本利益率) 12% (2)経営環境及び中長期的な会社の経営戦略経営の基本方針を踏まえた経営環境及び経営戦略については次のとおりです。 ①精密小型モータ精密小型モータ事業にはHDD用モータ事業とその他小型モータ事業があります。HDDは主にPCやサーバをはじめとした多くの情報機器に用いられていますが、その心臓部を担うのがHDD用モータです。タブレットやスマートフォン等の新しいIT端末の普及によりPC用途のHDDは今後大きな市場拡大を望めませんが、一方で5G通信の拡がりにより画像や動画等の高画質・高容量化、ソーシャルメディアやゲームの普及といったビッグデータ化は益々加速すると考えられます。それに伴うストレージ需要の拡大により、今後もサーバ用途等ではHDD用モータ需要は安定して継続すると見込まれます。2024年度ではデータセンター向けのニアラインHDDの需要が増加したことで売上高が増加しました。その他小型モータに関しては当社が手掛けてきた光ディスク用やOA機器用モータは中長期トレンドとして需要が減少しています。そこで成長事業として新しく取り組んでいるのがAIサーバ向け水冷モジュールです。今後拡大が見込まれるAIは膨大なデータを基に学習処理を行うため、AI向け半導体演算装置(CPU/GPU)が高い熱を発します。AIの発展に伴い、空冷式に対して格段に高い冷却能力を持つ水冷モジュールの需要が高まっており当社では生産キャパシティの拡大、パーツの内製化、次世代製品の開発等に取り組んでいます。また、電動二輪車向けモータの開発にも取り組んでいます。四輪車同様、二輪車でも電動化の波が押し寄せており、駆動ユニット向けモータ需要の大幅拡大が今後期待できる市場と認識しています。最大の市場であるインドにて、インドの二輪車メーカー向けの営業活動に注力し、既に複数のトップメーカーへ製品を供給しています。その他のAV・IT・OA・通信機器や家電・産業機器等多岐にわたる分野においても新たな活用の場を開拓し、持続的な成長につなげていきます。 ②車載車載オーガニック(既存事業)においては、「CASE革命」に伴う自動車部品の電動化といった市場の変化の追い風を捉え、世界No.1シェアを誇る電動パワステ用モータやブレーキ用モータをはじめとした車載用モータに加え、電動オイルポンプや電動ウォーターポンプ等の車載製品を提供し、更なる市場シェアの獲得と、売上・利益の成長を強力に推進していきます。また、欧米オペレーションに強みを持つ家電産業事業本部(ACIM)と統合することで地域毎の強力な横串機能によりオペレーション(調達、生産、物流)を統合し競争力強化を図っています。更に、拡大する電子・電源制御領域において、ニデックモビリティとニデックエレシスを統合することで協業・知見集約を図り、更なる競争力の強化を進めます。EVトラクションモータ事業においては、激しい価格競争の進展によって健全な競争環境が失われつつある中国EV市場において、開発や部品調達の更なる現地化による徹底したコスト削減、次世代のE-Axle開発等、中国EV市場の競争に対応するための施策を実行しています。一方、欧州ではStellantisグループとの合弁会社であるニデックPSAイーモーターズが2024年度にE-Axleの本格的な量産を開始し、連結業績への算入も始まっており、材料費・外注費の改善や品質の向上を通して収益性の向上を図っています。また、車載事業全般においては組織の枠を超えた一体化の取り組みを継続しており、一貫した戦略を基にしたシナジーにより市場に更なる価値を提供してまいります。 ③家電・商業・産業用現在、世界の電力使用量の約半分をモータが占めていると言われており、特に産業用モータによる消費量が大きいことから、より高効率なモータへの置き換えが急務となっています。当社は、家電関連では、洗濯機、乾燥機、食洗機用モータや冷蔵庫用のコンプレッサー及びコンプレッサー用のモータ等を手掛けており、効率に優れるブラシレスDCモータへの置き換え需要の更なる高まりに応えていきます。また、家電需要の新興国への拡大も中期的に期待されます。商業部門ではエアコン向けモータやECの配送センターで使用されるロボット向けのモジュール等を提供し、産業部門では農業、ガス、鉱業、上下水道、海洋といったマーケットを中心に事業を展開しています。特に、データセンターに必要不可欠な非常用電源向けの発電機、社会インフラ更新に伴う大型モータの需要が増大しており、これらの事業においては付加価値の高いメンテナンス事業にも注力しています。また各国の発電・送電事業者に向けたバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)の需要も高まっています。再生可能エネルギーの増加と共に、当社BESS関連ビジネスは今後も大きな成長が期待されます。ブラジルの航空機メーカーEMBRAER社との合弁会社を設立したeVTOL(電動垂直離着陸機)向けモータも移動インフラの変化と共に今後の成長が期待される分野です。 ④機器装置機械事業本部は、主に減速機事業・プレス事業・工作機械事業に分かれます。減速機事業については、先進国を中心に広がる少子高齢化による労働力不足が今後の需要を拡大させると考えられ、中でも成長が期待される協働ロボット用減速機の開発・生産に注力していきます。プレス機事業については、プレス機、送り装置等の周辺機器を揃え、日本・アメリカ・スペイン他に生産拠点を持ち、グローバルで幅広い製品をワンストップで供給できる体制を整えています。工作機械事業については、現在の製品ポートフォリオとして、マシニングセンタ・旋盤・歯車機械・大型汎用工作機械が揃い、多くのお客様にワンストップで製品・サービスを提供できる体制が整っています。当社は新製品・新技術の開発を通じて新市場を開拓し、2030年度までにグローバルNo.1の総合工作機械メーカーとなることを目指しています。 ⑤M&A上記の目標を達成するために、当社では被買収企業と既存の技術を掛け合わせることで企業価値を最大化し、更なる成長を図っています。特に機械事業本部では、グローバルNo.1の総合工作機械メーカーを目指すためM&Aを積極的に行っています。2021年8月に高精度・高効率の歯車加工技術を持つ三菱重工工作機械株式会社(現 ニデックマシンツール)を買収し工作機械事業に参入して以降、2022年2月にマシニングセンタの老舗であるOKK株式会社(現 ニデックオーケーケー)、2023年2月に横中ぐり盤の世界トップメーカーであるPAMA社、2023年12月に旋盤の専門メーカーである株式会社TAKISAWAを買収しました。これら一連の買収により製品ラインアップの拡充と海外市場におけるシェア強化を図っています。また、2024年10月にプレス周辺機器製造、販売等を事業内容とするLinear Transfer Automation Inc.及び同関連会社を買収したことで、プレス機本体と前後工程の周辺ライン一式というトータルシステムのソリューション提供が可能になり売上拡大が期待できます。 ⑥ESG当社事業の持続性を担保する取り組みとして「脱炭素社会の実現」「人権の尊重・適正な労働慣行の浸透」「国際競争力が高い人材の確保・育成」を含む5つの重要分野(マテリアリティ)において改善活動を進めており、それらの成果は役員報酬に反映されます。「脱炭素社会の実現」を例に挙げると、2040
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積りに関する注記)関係会社株式及び関係会社出資金の減損 市場価格のない関係会社株式及び関係会社出資金については、取得価額と各社の純資産金額に基づく実質価額を比較し、関係会社の財政状態の悪化により実質価額が取得原価の50%程度下落した場合には、実質価額まで減損処理をしています。ただし、実質価額が取得価額に比して50%程度下回るものの、関係会社にとって実行可能で合理的な事業計画があり、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合には減損処理を行わない方針としています。当社はこの判断基準を合理的なものであると考えていますが、市場の変化や予測できない経済及びビジネス上の前提条件の変化によって、実質価額や事業計画に重要な影響があった場合は、上記の関係会社株式及び関係会社出資金の評価にも影響を及ぼす可能性があります。 この方針の下、当事業年度末において、減損損失は計上していません。 (注)市場価格のない関係会社株式及び関係会社出資金の貸借対照表計上額(単位:百万円)区分前事業年度(2024年3月31日)当事業年度(2025年3月31日)関係会社株式828,547895,707関係会社出資金89,170116,301計917,7171,012,008
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 (1)相互技術供与契約契約会社名相手方の名称国名契約品目契約内容契約期間ニデック㈱(当社)NTN㈱日本流体動圧軸受(B,Gタイプ)を使ったモータ(主に3.5インチHDD用)特許権等のクロスライセンス契約※12009年7月24日から2030年5月7日まで(両当事者合意の場合、更新又は延長)ニデック㈱(当社)パナソニック㈱日本流体動圧軸受及びHDD用スピンドルモータ特許権等のクロスライセンス契約※22013年4月1日から契約特許権の存続期間満了まで (注)※1.当社が対価を年2回、継続して支払う契約です。※2.当社が対価を一括して支払う契約です。 (2)株式譲渡契約(Linear Transfer Automation Inc.、Linear Automation USA Inc.、Presstrader Limited)当社は2024年9月27日(日本時間)開催の取締役会において、カナダのプレス機周辺装置メーカーであるLinear Transfer Automation Inc.並びにその関連会社のLinear Automation USA Inc.及びPresstrader Limited(総称して以下、「Linear」)の株式取得を決議し、2024年9月30日付(カナダ時間)で本株式取得等に係る譲渡契約を締結しました。 1.目的Linearは、板金プレス工程において、プレス部品のトランスファー装置、及び後工程の生産自動化装置の開発・製造・サービス等、トータルソリューションを提供する企業です。当社グループは、プレス機の製造・販売・サービス事業をグローバルに展開しており、これまでもM&Aの実行によりプレス機及び周辺機器製品を拡充してまいりました。本件取引により、製品・販売・技術・管理面においてシナジーを追求することができると考えています。 2.Linear Transfer Automation Inc.、Linear Automation USA Inc.、Presstrader Limitedの概要名称(ⅰ)Linear Transfer Automation Inc.(ⅱ)Linear Automation USA Inc.(ⅲ)Presstrader Limited本社所在地カナダ オンタリオ州 バリー市設立1994年事業内容プレス周辺機器製造・販売・サービス等 (注)2024年10月1日付で、Presstrader Limitedを消滅会社、Linear Transfer Automation Inc.を存続会社とする吸収合併を完了しました。 (Changzhou Xecom Energy Technologies Co., Ltd.)当社の中国子会社であるNidec Appliance Controls (Qingdao) Co., Ltdは2025年7月8日付で中国のスクロールコンプレッサーの設計・製造を行うChangzhou Xecom Energy Technologies Co., Ltd.の持分100%取得を完了致しました。なお、同日付で商号をNidec Scroll Technology (Changzhou) Co., Ltd.に変更しています。 1.目的当社は家電・商業・産業用モータ事業を戦略的に重要な事業のひとつとして位置づけ、成長、強化に努めてまいりました。かかる戦略的方針の下、家電用モータ事業に関しては、2010年1月に買収したSole Motorsの事業、2019年7月に買収したエンブラコ事業により当社の冷蔵庫用コンプレッサ事業の更なる拡大を目指して進めていました。この度、スクロールコンプレッサー技術取得に伴い、冷凍庫分野での存在感を拡大・強化し、さらには空調及びヒートポンプ市場の新規分野への参入が可能となりますので、当該市場への事業拡大と成長に努め、ニデックグループ全体の売上・利益貢献に努めてまいります。 2.Changzhou Xecom Energy Technologies Co., Ltd.の概要名称Nidec Scroll Technology (Changzhou) Co., Ltd.(旧名称)Changzhou Xecom Energy Technologies Co., Ltd.本社所在地中国 江蘇省 常州市設立2021年事業内容エアコン・ヒートポンプ及び冷凍庫用の高性能スクロールコンプレッサーの設計・製造
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社の配当政策は、安定配当を維持しながら連結純利益額の状況に応じて配当額の向上に取り組むと同時に、企業体質の一層の強化と積極的な事業展開の促進に備えて内部留保を充実することとしています。当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としています。これらの剰余金の配当の決定機関は、取締役会です。当期の配当は、別記のとおりの業績に鑑み、株主・投資家の皆様のご支援に応えるため、中間配当40円に加え、期末配当20円の実施を決定しました。この結果、当期の連結ベースの配当性向は28.0%となりました。内部留保資金については、経営体質の一層の強化と事業拡大投資に活用し収益向上に取り組んでいきます。当社は、会社法第454条第5項に規定する中間配当を行うことができる旨、及び会社法第459条第1項の規定に基づき、取締役会の決議をもって剰余金の配当等を行うことができる旨を定款に定めています。なお、当事業年度に係る剰余金の配当は次のとおりです。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2024年10月23日取締役会決議23,018402025年5月27日取締役会決議22,96020 (注)当社は、2024年10月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っていますが、2024年10月23日取締役会決議の1株当たり配当額については、当該株式分割前の実際の配当金の額を記載しています。
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100WRH7)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E01975)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

ニデック株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
6594です。上場市場は東証プライム、業種は電気機器。
6594(ニデック株式会社)のEDINETコードは?
E01975です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
6594(ニデック株式会社)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長執行役員(最高経営責任者) 岸田 光哉です(有価証券報告書の表紙記載)。
6594(ニデック株式会社)の本社所在地は?
京都市南区久世殿城町338番地です。
6594(ニデック株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
PwCJapan有限責任監査法人です。
6594(ニデック株式会社)の筆頭株主は?
日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)で、保有比率は約13.6%です(2025-03-31基準)。
6594(ニデック株式会社)の発行済株式数は?
有報(2025-03-31基準)で1,192,568,936株です(発行済株式総数)。うち自己株が44,588,300株、市場で流通する浮動株は620,534,636株です。
6594(ニデック株式会社)の株主数は?
2025-03-31基準で172,143名です。上位10名で45.9%を保有します、浮動株比率は54.0%。
6594(ニデック株式会社)の決算期は?
3月期です(上場市場は東証プライム)。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E01975)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。