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株式会社昭和真空
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JINGI 解析 / 無料
読解タイプキャッシュリッチ×高自己資本の堅実型
解析準備中。
✓ 実質キャッシュ超過54.7億(価格未投入)✓ 自己資本比率80.2%✓ 営業増益>増収(+40.4%>+10.0%)✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.92x)
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実質キャッシュ超過54.7億(価格未投入)。時価総額比は株価入力後に確定(DEC-008 価格入力型)
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営業増益>増収(+40.4%>+10.0%)。利益成長が売上成長を上回る
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営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.92x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い
JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
RESULTS 直近業績(26/03期・単年)
損益(PL)
売上高
93.2億
前年比 +10.0%
営業利益
11.1億
前年比 +40.4%
経常利益
11.7億
前年比 +39.9%
純利益
8.7億
前年比 +54.3%
財政状態(BS)
総資産
151.7億
前年比 -1.8%
純資産
121.7億
前年比 +5.0%
現金
60.4億
前年比 +25.4%
有利子負債
5.7億
前年比 +0.1%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
20.5億
前年比 +999%超
投資CF
-4.7億
—
財務CF
-4.4億
—
フリーCF
18.3億
黒字転換
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF
FINANCIALS 業績推移(5期・有報)
| 指標 | 22/03 | 23/03 | 24/03 | 25/03 | 26/03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万) | 11,964 | 10,128 | 7,464 | 8,480 | 9,324 |
| 営業利益(百万) | — | — | — | 792 | 1,113 |
| 経常利益(百万) | 1,700 | 1,077 | 244 | 838 | 1,172 |
| 純利益(百万) | 1,240 | 780 | 164 | 562 | 867 |
| EPS(円) | 201.4 | 126.6 | 26.7 | 91.2 | 140.5 |
| 1株配当(円) | 60.0 | 70.0 | 70.0 | 70.0 | 70.0 |
| 営業利益率(%) | — | — | — | 9.3 | 11.9 |
| ROE(%) | 11.8 | 6.9 | 1.4 | 4.9 | 7.3 |
| 自己資本比率(%) | 63.6 | 74.5 | 79.5 | 75.0 | 80.2 |
BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)
| 指標 | 22/03 | 23/03 | 24/03 | 25/03 | 26/03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総資産(百万) | 17,398 | 15,468 | 14,335 | 15,451 | 15,173 |
| 純資産(百万) | 11,057 | 11,519 | 11,398 | 11,590 | 12,174 |
| 流動資産(百万) | — | — | — | 11,725 | 11,342 |
| 流動負債(百万) | — | — | — | 2,911 | 2,589 |
| 現金(百万) | 5,012 | 4,748 | 5,295 | 4,813 | 6,038 |
| 有利子負債(百万) | — | — | — | 569 | 569 |
| ネットキャッシュ(百万) | — | — | — | 4,245 | 5,469 |
| BPS(円) | 1,795.4 | 1,870.1 | 1,849.7 | 1,880.0 | 1,970.9 |
| 自己資本比率(%) | 63.6 | 74.5 | 79.5 | 75.0 | 80.2 |
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表
CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)
| キャッシュフロー | 22/03 | 23/03 | 24/03 | 25/03 | 26/03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF(百万) | 113 | 211 | 1,080 | 179 | 2,053 |
| 投資CF(百万) | -201 | -169 | -105 | -332 | -466 |
| 財務CF(百万) | -347 | -383 | -494 | -444 | -444 |
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書
解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)
水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。
表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)
① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。
② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。
③ 1株の価値と株主還元
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。
④ 財政状態・安全性(バランスシート)
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
固定資産固定負債固定比率
長期の資産と負債(固定資産=総資産−流動資産、固定負債=総負債−流動負債)。固定比率(固定資産÷自己資本)が100%以下なら長期資産を自己資本で賄えており財務は保守的。
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。
解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)
| 指標 | 22/03 | 23/03 | 24/03 | 25/03 | 26/03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 純利益率(%) | 10.4 | 7.7 | 2.2 | 6.6 | 9.3 |
| ROE(%) | 11.8 | 6.9 | 1.4 | 4.9 | 7.3 |
| ROA(%) | 7.1 | 5.0 | 1.1 | 3.6 | 5.7 |
| 総資産回転(回) | 0.69 | 0.65 | 0.52 | 0.55 | 0.61 |
| 営業CF率(%) | 0.9 | 2.1 | 14.5 | 2.1 | 22.0 |
| 営業CF/純益(倍) | 0.09 | 0.27 | 6.58 | 0.32 | 2.37 |
| 配当性向(%) | 29.8 | 55.3 | 262.5 | 76.8 | 49.8 |
| 売上 前年比(%) | — | -15.3 | -26.3 | 13.6 | 10.0 |
| 純資産 前年比(%) | — | 4.2 | -1.1 | 1.7 | 5.0 |
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。
DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)
22/03
¥60.0
23/03
¥70.0
24/03
¥70.0
25/03
¥70.0
26/03
¥70.0
配当性向 49.8%・連続増配 —年。出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)
解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。
解析 / 数値(全量) 全数値指標
利益の質・収益性
純利益率
9.3%
ROA
5.7%
総資産回転
0.61回
実効税率
26.0%
現金変換(CFO/営業益)
1.84倍
CFO/純益(平均)
1.92倍
累計営業CF
36.4億
FCFマージン
19.6%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.88倍
BPS CAGR
2.4%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
4.38倍
純負債/EBITDA
-4.01倍
インタレストカバレッジ
685.9倍
債務返済年数
0.3年
配当性向
49.8%
連続増配
—年
希薄化率
—%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。
解析 偏差値プロファイル(全社比較)
掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
50
50
50
49
50
52
50
50
53
51
56
50
47
47
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。
解析 のれん・無形/減損リスク
のれん
—億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.0億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.0%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS
解析 大株主・浮動株(出入口)
浮動株比率
52.9%
発行済−上位10−自己株
支配株主
株式会社アルバック
21.3% 保有
自己株式
—
自社株なし ・簿価3.0億
| 大株主 | 比率 |
|---|---|
| 1. 株式会社アルバック | 21.3% |
| 2. 小俣 邦正 | 9.4% |
| 3. 有限会社小俣興産 | 5.5% |
| 4. 小俣 佳子 | 2.6% |
| 5. 株式会社三菱UFJ銀行 | 2.3% |
| 6. 佐々木 嘉樹 | 2.2% |
| 7. 日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 1.9% |
| 8. 株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 1.5% |
| 9. 小俣 みつこ | 1.3% |
| 10. 池谷 誠一 | 1.1% |
上位10で 49.1%・発行済 6,499,000株・自己株 —株・浮動株 3,438,000株・株主 6,428名。所有者別(単元): 外国人 0.7% / 機関 9.4% / 個人 62.8%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況
STRUCTURE 構造的に隣接する企業
同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人
解析 / 統治 統治・資本の使い方
経営陣(取締役会)の持株比率—
政策保有株式(簿価合計)5.8百万円(2銘柄)
役員報酬総額 / 役員数200.9百万円 / 11名
平均年間給与(提出会社)665万円(前期比 +12.7%)
従業員数(連結)215名
監査報酬 / 非監査報酬33.2百万円 / —
平均勤続年数19.9年
女性管理職比率—
従業員1人当たり売上43.4百万円
従業員1人当たり営業利益5.2百万円
政策保有株式の対純資産比4.8%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。
PROFILE 会社概要
解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)
証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
円
概算時価総額
—
株価×発行済
PER(実績)
—
株価÷EPS
PBR(実績)
—
株価÷BPS
実質PER
—
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
—
EBIT÷企業価値
配当利回り
—
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/03期末 基準・6,499,000株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。
解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)
2026-06-29臨時報告書 ↗
2026-06-25内部統制報告書-第68期(2025/04/01-2026/03/31) ↗
2026-06-25確認書 ↗
2026-06-25有価証券報告書(2026年3月期) ↗
2025-11-11確認書 ↗
2025-11-11半期報告書-第68期(2025/04/01-2026/03/31) ↗
2025-06-25臨時報告書 ↗
2025-06-25内部統制報告書-第67期(2024/04/01-2025/03/31) ↗
2025-06-25確認書 ↗
2025-06-25有価証券報告書(2025年3月期) ↗
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧
SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)
事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】 (1) 当社グループの事業内容当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社昭和真空)及び子会社3社により構成されており、真空技術応用装置の製造・販売、構成部品・付属品の販売、改造工事、修理を主な業務としております。当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。なお、次の2部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 ① 真空技術応用装置・・・・主な製品は真空中で特定の基板に薄膜を形成させる装置を主とした、真空蒸着装置やスパッタリング装置等であり、その機種は用途によって「水晶デバイス装置」、「光学装置」、「電子部品・その他装置」に大別されます。いずれも当社が製造・販売するほか、子会社の昭和真空機械(上海)有限公司が製造・販売、昭和真空機械貿易(上海)有限公司が販売しております。 ② サービス・・・・・・・・主に真空技術応用装置の構成部品・付属品の販売、改造工事及び修理を行っております。当社が販売するほか、子会社の昭和真空機械貿易(上海)有限公司及び株式会社エフ・イー・シーが販売しております。 (2) 株式会社アルバック及び同社を中心とする企業集団との関係について株式会社アルバックは当社のその他の関係会社に該当し(2026年3月末現在 当社発行済株式(自己株式を除く。)の21.32%を所有)、当社は同社を中心とする企業集団(以下、「アルバックグループ」という。)に属しております。なお、株式会社アルバックは東京証券取引所プライム市場上場会社(2026年3月末現在)であります。アルバックグループは、株式会社アルバック、同社子会社・関連会社から構成されております。アルバックグループの事業は、半導体製造装置・電子部品製造装置・成膜装置・真空ポンプ等の製造販売や国内外での保守・サービス等を行う真空機器事業(当社、株式会社アルバック、アルバック・クライオ株式会社など)、真空技術の応用による金属・セラミックス・有機物等の製造販売等を行う真空応用事業(アルバック成膜株式会社など)に区分されます。当社は、真空機器事業に位置づけられ、主に水晶デバイスメーカ、光学デバイスメーカ、電子部品メーカ向けの真空蒸着装置、スパッタリング装置等の製造販売を行っております。前述のとおり、アルバックグループにおいて、当社、株式会社アルバック及び同社関係会社が真空機器事業を行っております。株式会社アルバックは、当社と同様に薄膜形成装置等を製造販売しております。当社は主に水晶デバイス、光学デバイス、電子部品の製造に使用される薄膜形成装置を取扱っており、株式会社アルバックの装置は主に半導体、電子部品の製造に使用される薄膜形成装置及び真空炉を取扱っております。当社と株式会社アルバックとは電子部品メーカ向けの薄膜形成装置の分野が重複しておりますが、当社はSAWフィルタ、抵抗器、サーマルヘッドなどの電子部品製造に使用されるエッチング装置やスパッタリング装置が中心であるのに対して、株式会社アルバックはFPD、半導体製造に使用されるスパッタリング装置や有機EL製造装置が中心であり、それぞれ納入先、ロット数、価格帯、必要とされる薄膜形成のソフトウエア技術・搬送ロボット技術、カスタム性などが異なるため、現在のところ競合することは、ほとんどありません。しかしながら、光学デバイスや電子部品の分野については、市場規模の拡大、通信技術の進展等に伴って、従来にない新しい装置製造のニーズが生じる場合があるため、このような新規の装置製造領域に関して、当社と株式会社アルバックとの間に競合状況が発生することがあります。こうした状況につきましては、当社と株式会社アルバックとは、1999年4月締結の「業務の相互協力に関する覚書」において、技術革新に対処し、アルバックグループとしての成長力を維持するために、一般電子部品用成膜装置、光学用成膜装置の分野については、両社の協力関係を維持しつつ、自由に研究・開発・生産に取り組むこととし、分野調整を行わない旨を合意しております。なお、真空機器事業を行う株式会社アルバックの関係会社は、同社製品の製造委託先、販売・保守サービスを行う会社、又は当社製品とは用途の異なる製品の製造販売会社等であるため、当社とは競合関係にありません。なお、アルバックグループにおける事業系統、及び当社グループと各社との主要な取引関係は下図のとおりであります。 当社は、株式会社アルバックより真空技術応用装置の部品として使用される真空ポンプや真空計等を仕入れ、そのほかアルバックグループ各社からも真空技術応用装置の部品を一部仕入れております。
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】1.報告セグメントの概要当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、真空技術応用装置の製造・販売、構成部品・付属品の販売、改造工事及び修理を主な事業としており、種類別に区分された事業ごとに包括的な事業戦略を立案し、事業活動を展開しております。したがって、当社グループは事業の種類を基礎とした事業セグメントから構成されており、「真空技術応用装置事業」及び「サービス事業」の2つを報告セグメントとしております。「真空技術応用装置事業」は、業界別に水晶デバイス装置、光学装置、電子部品・その他装置を製造販売しております。「サービス事業」は主に真空技術応用装置の構成部品・付属品の販売、改造工事及び修理を行っております。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:千円) 真空技術応用装置事業サービス事業合計売上高 外部顧客への売上高5,745,5022,734,6288,480,131 セグメント間の内部売上高 又は振替高21,0897,99129,080計5,766,5922,742,6198,509,212セグメント利益995,462753,5861,749,048セグメント資産8,020,0001,901,1499,921,150その他の項目 減価償却費166,0348,792174,826有形固定資産及び無形固定資産の増加額256,0335,648261,682 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:千円) 真空技術応用装置事業サービス事業合計売上高 外部顧客への売上高7,046,2282,278,2299,324,458 セグメント間の内部売上高 又は振替高21,24513,05234,297計7,067,4732,291,2819,358,755セグメント利益1,661,261528,5402,189,802セグメント資産7,308,6251,701,3719,009,997その他の項目 減価償却費228,8577,594236,452有形固定資産及び無形固定資産の増加額340,9892,189343,178 4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項) (単位:千円)売上高前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計8,509,2129,358,755セグメント間取引消去△29,080△34,297連結財務諸表の売上高8,480,1319,324,458 (単位:千円)利益前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計1,749,0482,189,802セグメント間取引消去45,00625,761全社費用 (注)△1,001,780△1,102,977連結財務諸表の営業利益792,2741,112,585 (注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 (単位:千円)資産前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計9,921,1509,009,997全社資産 (注)5,530,2496,163,404連結財務諸表の資産合計15,451,399151,173,402 (注) 全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない当社の管理部門の資産等であります。 (単位:千円)その他の項目報告セグメント計調整額連結財務諸表計上額前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度当連結会計年度減価償却費174,826236,45210,49216,406185,318252,858有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (注)261,682343,17811,5321,379273,214344,558 (注) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、全社資産の設備投資額であります。 【関連情報】Ⅰ 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報 (単位:千円) 真空技術応用装置事業サービス事業合計外部顧客への売上高5,745,5022,734,6288,480,131 2.地域ごとの情報 (1) 売上高 (単位:千円)日本台湾中国その他合計3,173,2902,840,8222,060,558405,4598,480,131 (注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2) 有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報 (単位:千円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名Largan Precision Co.Ltd2,786,986真空技術応用装置事業三生電子株式会社667,154真空技術応用装置事業 Ⅱ 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報 (単位:千円) 真空技術応用装置事業サービス事業合計外部顧客への売上高7,046,2282,278,2299,324,458 2.地域ごとの情報 (1) 売上高 (単位:千円)日本台湾中国その他合計4,860,0312,322,6831,421,723720,0209,324,458 (注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2) 有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報 (単位:千円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名Largan Precision Co.Ltd2,060,814真空技術応用装置事業株式会社大真空1,534,174真空技術応用装置事業三生電子株式会社1,373,043真空技術応用装置事業 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)該当事項はありません。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報 (単位:千円) 真空技術応用装置事業サービス事業合計外部顧客への売上高5,745,5022,734,6288,480,131
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報 (単位:千円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名Largan Precision Co.Ltd2,060,814真空技術応用装置事業株式会社大真空1,534,174真空技術応用装置事業三生電子株式会社1,373,043真空技術応用装置事業
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりであります。ただし、以下に記載された項目以外のリスクが生じた場合においても、当社グループの業績及び財務状況に重要な影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、これらのリスク発生可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の迅速な対応に努めることで、発生後の損失を最小化することを基本方針としております。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) デバイスメーカの設備投資動向等によるリスク当社グループが製造販売する真空技術応用装置は、水晶デバイス、光学デバイス及び電子部品等を加工するための生産設備であるため、当社グループの業績はこれらデバイスメーカの設備投資動向に影響を受ける傾向にあります。また、デバイスメーカの設備投資は、スマートフォンなどの情報通信機器、デジタル家電等の需要に影響を受ける形となります。当社の想定よりも急激な変動が起きた場合、急激な需要増に対応できず受注機会を逸したり、急激な需要減により受注が困難になったり、受注キャンセルが生じる可能性があり、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当社グループとしては、電子部品市場の動向を注視し、デバイスメーカとの良好な関係から得られた情報等に基づき、人員の手配や稼働日数等の調整により需要の変動に合わせた生産能力となるよう機動的な対策を講じております。 (2) 顧客ニーズの高度化、製品の開発に関わるリスク当社グループの主要な取引先であるデバイスメーカでは、革新的な新製品の開発を適切なタイミングで実施することが重要となっており、技術革新のスピードが加速し、製品のライフサイクルが短期化しています。そのため、デバイスメーカの当社グループ開発装置に対するニーズが高機能化・高精度化・多様化しており、受注案件によっては技術的に相当程度困難を伴う場合があります。市場・製品動向の変化や当社グループの技術を代替し得る技術革新が想定を超えて発生した場合、予期せぬ新技術への対応や開発期間の長期化、開発費用の増大を招き、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、継続して新製品を開発するために、必要な研究開発投資を継続して行っております。顧客の開発活動を強力に支援するため、2019年度には相模原工場内に新たに研究開発棟を建設しました。受注に際しては、技術的な対応可能性及び収益性を勘案し、開発テーマについては、将来の市場、製品及び技術動向や顧客からの要望などに基づき選定し、その実効性と効率性の向上に努めております。 (3) 販売価格の低下によるリスク電子部品の価格は、厳しい値下げ要請や同業者間の熾烈な競争により、恒常的に低下する傾向にあります。最近ではアジア地域の電子部品メーカの台頭により価格競争はさらに激しさを増しております。そのため、電子部品の開発や生産設備である当社グループの装置に対しても、取引先であるデバイスメーカから装置販売価格の引下げ要求が恒常化しているうえ、競合する他社メーカとの販売競争が激しさを増しています。価格競争の一層の激化により、販売価格の下落を補うコストダウンや売上の拡大が必ずしも実現できず、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。これに対して当社グループは、継続的かつ積極的なコストダウンを推進し、売上の拡大や収益性の向上に努めております。 (4) 資材の調達に関わるリスク当社グループは、生産財を全て社外から調達しているため、原材料の価格上昇に伴う仕入価格の上昇や需給逼迫、自然災害等に起因する生産財の調達難による生産への影響があります。また、装置の品質への影響としては、加工業者の加工能力が挙げられます。想定を超える急激な原材料価格の高騰や生産財の供給悪化が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。これに対して当社グループは、仕入先との情報共有、重要資材について政策的な在庫確保、仕入先の分散化などを実施することで安定的な供給確保に努めております。また、品質の維持向上のために必要と判断した場合には、仕入先に対する指導を実施しております。 (5) 個別受注・個別仕様によるリスク不安定な世界情勢が続く中、スマートフォンをはじめとする情報通信機器やデジタル家電等のセットメーカは、最終消費財の需要見通しを慎重に見極め、在庫を圧縮する傾向にあります。そのため、当社グループの主要取引先であるデバイスメーカは、セットメーカからの納入リードタイムの短縮要請が強まっており、当社グループに対しても、以前より厳しい納期での引合いとなる傾向が強まってきております。したがって当社グループは、受注金額、製品仕様等の調整・折衝を行っている段階で、受注確度が高いと判断した場合には、材料等の先行手配や見込生産をすることもありますが、最終的には受注に至らない場合もあり、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。これに対して当社グループは、見込生産の判断については、経営会議で慎重な審議をするとともに可能な限りデバイスメーカの意思表示を確認するよう努めております。また、相対的に他の装置へ転用可能性が高い部材から先行手配をするなどリスク軽減に努めております。 (6) 海外事業展開によるリスク海外での事業展開においては、当該国・地域の政情、為替、税制等の法制度、金融・輸出入に関する諸規制、社会資本の整備状況、その他地域的特殊性及びこれら諸要因の急激な変化の影響を受ける傾向にあります。当社グループは、中国(上海)に子会社が2社あり、主に中国・台湾を中心としたアジアで事業を展開するデバイスメーカに対して装置納入及びアフターサービスを展開しております。近年の中国を中心とした新興国市場が拡大しており、新興国における政治・経済・紛争など急激な変化が起きた場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。これに対して当社グループは、毎月の経営会議で海外子会社の経営状況を把握するとともに、コンサルティング会社からの継続的な情報収集等により、中国の法規制等の動向を注視し必要な対策を講じております。現時点で新たな海外展開の具体的な計画はありませんが、海外展開にあたり、拠点はインフラの整備状況やサプライチェーンをはじめ生産コストや採算性等を総合的に判断して配置することとしております。特に新興国への進出ではそのリスクを慎重に検討した上で判断することとしております。 (7) 知的財産権によるリスク当社グループは、真空技術を応用した薄膜形成装置の製造に関する特許を保有し、積極的に新規権利獲得に努めています。特に技術革新の著しい電子部品業界向けの生産設備であるため知的財産権は重要な経営資源の一つであり、知的財産権の保護、知的財産権にからむ紛争の回避は重要な経営課題であります。しかし、当社グループの知的財産権が第三者により無効とされる可能性、特定の地域で十分な保護が得られない可能性や知的財産権の対象が模倣される可能性もあります。このような場合、当社グループの事業活動に重大な影響を及ぼす可能性があります。また、結果として第三者の特許を侵害するに至った場合やその他知的財産権に係る紛争が発生した場合には、当社グループの製品の生産・販売が制約を受けたり、損害賠償等の支払が発生することで当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。これに対して当社グループは、製品等の開発、製造、販売その他事業活動によって、第三者の知的財産権を侵害しないよう予め調査を行うとともに、継続的に他社特許出願・許諾状況をモニタリングし、リスクの回避に努めております。 (8) 外国為替変動によるリスク当社グループの海外売上比率は約47.9%であり、海外にも子会社を有していることから、生産・販売活動が為替変動の影響を受けます。為替変動は、当社グループの外貨建取引から発生する収益・費用及び資産・負債の円換算額を変動させ、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、為替変動リスクを軽減させるため、原則として円建取引をしております。例外的に外貨建取引を行う場合には、為替変動を販売価格に反映させるよう努めております。 (9)災害・感染症等によるリスク当社グループは、事業所所在地における災害の発生や感染症の流行等により、操業を停止する可能性があります。製造業の基本である安全と工場災害防止に注力していますが、想定を超える事態が発生した場合には、建物や設備の倒壊・破損による損害や感染症等による生産の中断等が発生した場合、顧客への納品が遅延すること等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、災害対策規程を整備して事態発生に備えるとともに、従業員の安全確保を第一にしつつ、災害や感染症の未然防止、早期復旧、取引先との良好な関係の構築に努め、リスク分散に取り組んでおります。なお、2020年年初より顕在化した新型コロナウイルスの感染拡大における当社グループへの具体的な影響としては、海外渡航制限や日本を含む各国の入国制限などが実施されたことで、物流の停滞による資材調達の遅延発生や顧客の海外工場へ出張ができないことで装置の立ち上げ作業ができない
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況当連結会計年度における総資産は、前連結会計年度末に比べ2億77百万円減少し、151億73百万円となりました。 (資産)流動資産は、前連結会計年度末に比べ3億83百万円減少し、113億41百万円になりました。これは主に現金及び預金が14億71百万円増加したものの、売掛金が7億32百万円、仕掛品が5億48百万円、電子記録債権が2億37百万円減少したことによるものです。固定資産は、前連結会計年度末に比べ1億5百万円増加し、38億31百万円になりました。これは主に投資有価証券が87百万円、退職給付に係る資産が31百万円増加したことによるものです。 (負債)流動負債は、前連結会計年度末に比べ3億21百万円減少し、25億89百万円になりました。これは主に1年内償還予定の社債が4億50百万円、支払手形及び買掛金が1億53百万円増加したものの、電子記録債務が6億1百万円、前受金が3億83百万円減少したことによるものです。固定負債は、前連結会計年度末に比べ5億40百万円減少し、4億9百万円になりました。これは主に社債が4億50百万円、長期借入金が1億円減少したことによるものです。 (純資産)純資産は、前連結会計年度末に比べ5億83百万円増加し、121億74百万円になりました。これは当期純利益8億67百万円の計上により利益剰余金が増加した一方、配当金4億35百万円の支払いにより利益剰余金が減少したことによるものです。 ② 経営成績の状況当連結会計年度における世界経済は、米国の通商政策の変化に伴う不確実性の高まりや地政学的リスクの長期化、中国経済の成長鈍化などの影響が見られたものの、AI関連投資の拡大等を背景に、全体としては底堅く緩やかな回復基調で推移しました。わが国経済は、雇用·所得環境の改善や政府の各種政策の効果を背景に、個人消費及び設備投資が持ち直しの動きを示すなど、緩やかに回復しました。一方で、物価上昇の継続、中東情勢の動向などが景気の下振れリスクとして存在しており、先行き不透明な状況が続きました。当社グループを取り巻く経営環境を見ると、次世代通信規格やAIサーバー、自動車の電装化の進展を背景として、電子部品メーカによる技術革新への取り組みは年間を通じて継続しましたが、産業機器市場においては在庫調整の長期化が続いたほか、スマートフォン向け電子部品については需要が持ち直しつつあるものの回復の度合いにばらつきが見られるなど、不安定な状況が続いたことなどにより、デバイスメーカの設備投資は成長分野に絞られ、総じて慎重な姿勢が続きました。こうした環境の中、当社グループは、国内外デバイスメーカの生産状況や次世代製品開発動向の把握に努め、適時に適切な製品提案をするとともに、顧客からのサンプル作製依頼や顧客との共同開発に積極的に取り組むことで、電子部品業界を中心とした新規先からの受注を獲得しましたが、一部案件については受注時期が翌期へ持ち越しとなりました。この結果、当連結会計年度の業績は、受注高は60億62百万円(前年同期比41.0%減)、売上高は93億24百万円(同10.0%増)となりました。損益につきましては、経常利益11億71百万円(前年同期比39.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益8億67百万円(同54.3%増)となりました。 セグメント別の状況は次のとおりであります。 ①真空技術応用装置事業真空技術応用装置事業の受注高は39億5百万円(前年同期比50.9%減)、売上高は70億46百万円(同22.6%増)、セグメント利益は16億61百万円(同66.9%増)となりました。業界別の状況は以下のとおりです。 (水晶デバイス装置)水晶デバイス業界では、世界のスマートフォン出荷台数が回復基調にあることや生成AI需要の拡大に伴うデータセンター向けサーバー用水晶デバイスの需要増加などを受け、デバイスメーカの設備稼働率は回復傾向となりましたが、市場全体での活発な増産設備投資には至りませんでした。一方で、前期までに受注した案件の納入は順調に進捗いたしました。水晶デバイス装置の受注高は14億20百万円(前年同期比60.5%減)、売上高は31億50百万円(同113.4%増)となりました。 (光学装置)光学業界では、スマートフォンの出荷台数は回復基調にあるものの、デバイスメーカの増産設備投資は市場全体では低調に推移しました。このような環境の中、当社は営業活動を継続して推進いたしましたが、前期に見られたような大口案件の受注には至らず、受注高は大幅に減少いたしました。一方で、前期までに受注した案件の納入は順調に進捗いたしました。光学装置の受注高は2億69百万円(前年同期比90.3%減)、売上高は23億27百万円(同11.2%減)となりました。 (電子部品装置・その他装置)電子部品業界では、新規先を含め様々な用途に向けた営業を行うとともに、顧客との共同開発や顧客からのサンプル作製依頼に積極的に取り組むことを通じて引合い案件の増加に努め、航空宇宙関連を含む新規先からの受注を獲得しました。電子部品装置·その他装置の受注高は22億15百万円(前年同期比40.5%増)、売上高は15億68百万円(同4.9%減)となりました。 ②サービス事業サービス事業においては、ユーザーに対する定期的な稼働状況の確認を通じて潜在ニーズの掘り起こしを図るとともに、顧客の生産性向上に向けた提案活動を推進いたしました。しかしながら、ユーザーの設備稼働状況は回復傾向にあるものの、需要の本格的な伸長には至らず、消耗品販売や保守·メンテナンス需要が想定を下回ったことから、受注及び売上高は前年同期比で減少いたしました。サービス事業の受注高は21億56百万円(前年同期比6.6%減)、売上高は22億78百万円(同16.7%減)、セグメント利益は5億28百万円(同29.9%減)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ12億24百万円増加し、60億37百万円になりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動による資金獲得は20億52百万円(前年同期1億78百万円)となりました。これは主に仕入債務の減少額4億72百万円などによる使用があったものの、税金等調整前当期純利益11億71百万円、売上債権の減少額9億68百万円、棚卸資産の減少額6億52百万円などによる獲得があったことによるものです。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動による資金支出は4億65百万円(前年同期比40.3%増)となりました。これは主に定期預金等の預入による支出2億46百万円、有形固定資産の取得による支出2億22百万円などがあったことによるものです。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動による資金支出は4億43百万円(前年同期比0.1%減)となりました。これは主に配当金の支払額4億36百万円などの支出があったことによるものです。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度自 2025年4月1日至 2026年3月31日(千円)前年同期増減率(%)真空技術応用装置事業 水晶デバイス装置3,150,184113.4光学装置2,327,394△11.2電子部品装置1,568,650△4.9その他装置--真空技術応用装置事業計7,046,22822.6サービス事業 改造工事644,161△42.3部品販売1,064,514△4.9修理・その他571,51015.0サービス事業計2,280,186△16.6合計9,326,41410.0 (注) 上記の金額は販売価格によっております。 b.受注実績当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度自 2025年4月1日至 2026年3月31日受注高(千円)前年同期増減率(%)受注残高(千円)前年同期増減率(%)真空技術応用装置事業 水晶デバイス装置1,420,375△60.51,510,460△53.4光学装置269,965△90.3147,312△93.3電子部品装置2,215,57940.51,430,41482.6その他装置----真空技術応用装置事業計3,905,920△50.93,088,186△50.4サービス事業 改造工事522,718△24.5267,238△31.2部品販売1,062,557△5.2--修理・その他571,51015.0--サービス事業計2,156,786△6.6267,238△31.2合計6,062,707△41.03,355,425△49.3 c.販売実績当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度自 2025年4月1日至 2026年3月31日(千円)前年同期増減率(%)真空技術応用装置事業 水晶デバイス装置3,150,184113.4光学装置2,327,394△11.2電子部品装置1,568,
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。当社グループは、真空技術をキーテクノロジーとして電子部品用薄膜形成装置を開発・製造し、電子部品・光学部品メーカに販売しております。当社グループを取り巻く環境を見ると、AI・データセンター関連需要の拡大、航空宇宙ビジネスの進展、ローカル5Gを含む5Gの本格普及、AR・VR・MRなどのXR(クロス・リアリティ)市場の拡大、さらには自動車の電動化、SDV(ソフトウエア・ディファインド・ビークル)化、自動運転技術や高度運転支援システムの進展等により、今後も高精度な電子部品需要の増加が見込まれます。これらは、当社の主要取引先である電子部品・光学部品メーカにとって次世代製品開発による新しい技術や価値を創造する流れとなり、当社グループのキーテクノロジーである真空技術の応用範囲拡大につながるものであります。こうした中、当社グループが、高品質のカスタムメイドの真空装置を提供し、持続的に成長していくために必要なことは、顧客に寄り添い真のニーズを把握し、技術を磨き、装置開発につなげていくことです。水晶・光学デバイス分野に加え、成長分野に対して、次期戦略装置を提供するために、「市場別戦略の明確化と受注体制の高度化」、「品質を基軸とした設計生産体制の強化」、「人の集まる魅力ある会社づくりと次世代人材育成」を実現することで、新たなニッチトップ分野の確立を目指してまいります。また、当社グループは、『社会と共に持続可能な発展を遂げるため、経営理念の一つである、「我々の存在が世の中を豊かにするためにお役に立つこと」を実践し、キーテクノロジーである「真空技術」を通じて社会に貢献し、社会から必要とされ続ける企業であることを目指す』というサステナビリティ基本方針に基づき、特定したマテリアリティ(重要課題)に関する様々な取り組みを実施し、社会課題の解決を推進しております。さらに、当社グループは、資本コストや株価を意識した経営の実現に向け、ROE10%以上を目標とし、収益基盤強化による業績向上、安定的な株主還元の継続を目指してまいります。
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】1.関連当事者との取引 (1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引重要な取引がないため、記載を省略しております。 (2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)該当事項はありません。 2.親会社又は重要な関連会社に関する注記該当事項はありません。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)1.棚卸資産の評価に関する事項 (1) 連結財務諸表に計上した金額 前連結会計年度当連結会計年度商品及び製品745千円2,051千円仕掛品(うち見込生産の仕掛品)2,143,234千円(664,560千円)1,594,326千円(514,211千円)原材料及び貯蔵品364,266千円263,644千円棚卸資産評価損(うち見込生産の仕掛品)86,567千円(20,342千円)22,566千円(-千円) (2) 連結財務諸表利用者の理解に資するその他の情報 ① 算出方法棚卸資産の評価基準及び評価方法は、主として個別法による原価法(連結貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。見込生産の仕掛品のうち営業循環過程から外れた滞留又は処分見込等の仕掛品については、一定の回転期間を超える場合に規則的に帳簿価額を切り下げる方法によって収益性の低下の事実を適切に反映しております。 ② 主要な仮定見込生産の仕掛品の評価について、上記の算出方法における主要な仮定は、受注の実現可能性であり、これは経済環境の変化や顧客ニーズの状況の影響を受けます。経済環境の変化は、各国のインフレ抑制に向けた金融引き締めに伴う景気後退の影響を含む市況の急激な変化であります。顧客ニーズの状況は、当社グループの主要取引先であるデバイスメーカの次世代製品開発の動向であります。 ③ 翌年度の連結財務諸表に与える影響主要な仮定に変動が生じた場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 (1) 当社が技術援助等を与えている契約契約会社名相手方の名称国名契約品目契約内容契約期間株式会社昭和真空昭和真空機械(上海)有限公司(連結子会社)中国真空技術応用装置技術援助 (注)2011年7月1日から2016年6月30日まで以後1年毎に自動継続商標使用許諾2011年7月1日から2016年6月30日まで以後1年毎に自動継続株式会社昭和真空昭和真空機械貿易(上海)有限公司(連結子会社)中国真空技術応用装置商標使用許諾2011年7月1日から2012年12月31日まで以後1年毎に自動継続 (注) 対価として一定料率のロイヤリティーを受け取っております。 (2) その他契約会社名相手方の名称国名契約名契約内容株式会社昭和真空株式会社アルバック日本業務の相互協力に関する覚書株式会社アルバックを中心とする関連グループの企業集団活動に参画し、同グループ間での財務、販売、技術等の情報交換や、宣伝広告等の連携、商標(ULVACGROUP)の使用、その他経営資源の相互有効活用を行うことを目的とした業務の相互協力を定めた覚書。(注)1株式会社昭和真空株式会社アルバック日本商標使用契約株式会社アルバックの登録商標「ULVACGROUP」を、当社が製造・販売する製品に使用する商標使用許諾契約。(注)2、3 (注) 1.契約期間:1999年4月1日から2004年3月31日まで以後5年毎に自動継続2.契約期間:1999年4月1日から2004年3月31日まで以後5年毎に自動継続3.当社は商標使用料として売上総額(株式会社アルバック及びそのグループからの仕入高相当額を除く)の一定率を支払っております。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は、株主に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして認識しております。業績の伸張度に応じた安定的な経営基盤の確保及び財務体質の健全性維持を勘案しつつ、配当性向30~40%を目安としながら、株主資本配当率(DOE)の観点も取り入れて、配当水準の向上と安定化を目指していくこと、剰余金の配当は年1回(期末配当)とすることを基本方針としております。内部留保につきましては、経営環境の変化に対応すべく、コスト競争力を高め、生産設備並びに技術開発体制の強化に備えるとともに、今後の事業展開に向け有効に活用していく所存です。当社は、取締役会の決議によって、会社法第459条第1項各号に掲げる事項を定めることができる旨を定款に定めておりますが、剰余金の配当の決定機関につきましては、期末配当については株主総会、中間配当をする場合については取締役会とする予定です。上記方針に基づき、当事業年度の配当につきましては、1株当たり70円を予定しております。 (注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は以下のとおりであります。期末配当に関する配当金の総額436百万円及び1株あたりの配当金70円については、2026年6月26日開催予定の定時株主総会の決議事項となっております。なお、配当金の総額には株式給付信託(J-ESOP)に対する配当金4,165千円が含まれております。 決議年月日配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)2026年6月26日定時株主総会決議(予定)436,54470
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100YKGJ)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E01719)・公共データ利用規約 PDL1.0。
FACTS よくある質問(基本情報)
株式会社昭和真空の証券コード(銘柄コード)は?
6384です。
6384(株式会社昭和真空)のEDINETコードは?
E01719です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
6384(株式会社昭和真空)の代表者は誰ですか?
代表取締役執行役員社長 田中 彰一です(有価証券報告書の表紙記載)。
6384(株式会社昭和真空)の本社所在地は?
神奈川県相模原市中央区田名3062番地10です。
6384(株式会社昭和真空)の監査法人(会計監査人)は?
EY新日本有限責任監査法人です。
6384(株式会社昭和真空)の筆頭株主は?
株式会社アルバックで、保有比率は約21.3%です(2026-03-31基準)。
6384(株式会社昭和真空)の発行済株式数は?
有報(2026-03-31基準)で6,499,000株です(発行済株式総数)。うち自己株が—株、市場で流通する浮動株は3,438,000株です。
6384(株式会社昭和真空)の株主数は?
2026-03-31基準で6,428名です。上位10名で49.1%を保有し、浮動株比率は52.9%です。
6384(株式会社昭和真空)の決算期は?
3月期です。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)
株価・割安度
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
収益性・効率
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
成長・複利
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
財務の健全性
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
株主還元・希薄化
統治(ガバナンス)
市場・流動性
理論株価の手法
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
SOURCE / 出典
基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E01719)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。