6278東証プライム機械
ユニオンツール株式会社
このページを共有
10.1%
投下資本利益率
ROE(実績)2041位
8.0%
有報 報告値
営業利益率238位
21.7%
営業益 87.3億
自己資本比率52位
90.7%
借入金ゼロ
EPS(実績)
353.9
25/12期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプキャッシュリッチ×高自己資本の堅実型

解析準備中。

✓ 無借金✓ 実質キャッシュ超過164.2億(価格未投入)✓ 自己資本比率90.7%✓ 営業利益率21.73%✓ 営業利益+26.9%/売上+23.2%(利益の伸びが上回る)✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均2.01x)▲ 筆頭株主 株式会社晃永 35.25%(特別決議拒否権級)▲ 自己株12.0%

無借金。有利子負債0・現金164.2億

実質キャッシュ超過164.2億(価格未投入)。時価総額比は株価入力後に確定(DEC-008 価格入力型)

営業利益+26.9%/売上+23.2%(利益の伸びが上回る)。利益成長が売上成長を上回る

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均2.01x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

筆頭株主 株式会社晃永 35.25%(特別決議拒否権級)。実質浮動株37.53%・支配は非過半だが1/3超で拒否権

自己株12.0%。発行済の1割超が金庫株。資本政策次第で機動性にも

関連で読む機械の銘柄 →
JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(25/12期・単年)

損益(PL)
売上高
401.6
前年比 +23.2%
営業利益
87.3
前年比 +26.9%
経常利益
81.4
前年比 +14.1%
純利益
61.1
前年比 +15.7%
財政状態(BS)
総資産
882.0
前年比 +11.8%
純資産
800.0
前年比 +9.4%
現金
164.2
前年比 -8.6%
有利子負債
0.0
キャッシュフロー(CF)
営業CF
75.1
前年比 +3.1%
投資CF
-68.0
財務CF
-22.6
フリーCF
0.8
前年比 -97.6%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標21/1222/1223/1224/1225/12
売上高(百万)28,17429,09125,33832,60640,165
営業利益(百万)5,4306,1903,7786,8788,728
経常利益(百万)5,4076,7374,0737,1328,136
純利益(百万)3,8034,9963,0775,2836,114
EPS(円)220.2289.2178.2305.9353.9
1株配当(円)77.084.084.0105.0130.0
営業利益率(%)19.321.314.921.121.7
ROE(%)6.78.14.77.58.0
自己資本比率(%)91.592.095.392.790.7

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標21/1222/1223/1224/1225/12
総資産(百万)64,53069,13570,60578,86388,202
純資産(百万)59,06063,62567,27973,13679,998
流動資産(百万)36,49340,71539,53941,20545,673
流動負債(百万)4,5644,9232,7015,0326,681
現金(百万)17,24020,92819,25917,96616,423
有利子負債(百万)0
ネットキャッシュ(百万)16,423
BPS(円)3,418.73,683.03,894.64,233.74,594.1
自己資本比率(%)91.592.095.392.790.7
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー21/1222/1223/1224/1225/12
営業CF(百万)5,8256,7074,6887,2837,507
投資CF(百万)-3,163-1,962-5,011-7,269-6,803
財務CF(百万)-1,440-1,550-1,614-1,678-2,258
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2025-12期・細目まで)

貸借対照表 59項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,006社中882位 →16,43317,976
受取手形及び売掛金14,47811,428
受取手形2,3451,686
売掛金12,1329,742
売買目的有価証券及び1年内に満期の到来する有価証券
有価証券1,675157
商品及び製品6,1796,124
原料及び材料
原材料及び貯蔵品4,0493,408
仕掛品及び半成工事
仕掛品1,4801,327
流動資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-43-42
その他 3,001社中967位 →1,420824
流動資産 3,006社中944位 →45,67341,205
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物20,93020,046
減価償却累計額-11,620-11,003
建物及び構築物(純額)9,3099,043
工具、器具及び備品3,2402,964
減価償却累計額-2,645-2,397
工具、器具及び備品(純額)595566
機械装置及び運搬具47,79143,245
減価償却累計額-36,381-34,138
機械装置及び運搬具(純額)11,4109,106
土地6,1636,053
建設仮勘定2,8521,062
その他の有形固定資産で流動資産または投資たる資産に属しないもの
その他812626
減価償却累計額-369-200
その他(純額)442425
有形固定資産 3,066社中724位 →30,77326,258
無形固定資産
無形固定資産 3,036社中2,392位 →10974
投資その他の資産
関係会社株式その他流動資産に属しない有価証券
投資有価証券10,58210,788
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
退職給付に係る資産51650
繰延税金資産309230
その他237255
投資その他の資産 3,006社中868位 →11,64511,324
固定資産 3,009社中812位 →42,52837,658
資産 3,097社中992位 →88,20278,863
負債の部
流動負債
買掛金1,993997
未払費用1,3451,136
契約負債13839
引当金
賞与引当金1,052822
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払金469281
未払法人税等1,1961,331
その他485424
流動負債 3,006社中1,732位 →6,6815,032
固定負債
退職給付に係る負債25324
その他の負債で流動負債に属しないもの
長期未払金219219
繰延税金負債775165
その他272285
固定負債1,521694
負債 3,097社中1,943位 →8,2035,726
純資産の部
株主資本
資本金 3,096社中1,301位 →2,9982,998
資本剰余金
資本剰余金 3,047社中1,167位 →3,6423,020
利益剰余金
利益剰余金 3,097社中631位 →69,59565,553
自己株式-6,365-6,737
株主資本 3,096社中721位 →69,87064,834
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金3,1862,071
為替換算調整勘定6,5915,986
退職給付に係る調整累計額349244
評価・換算差額等10,1278,301
純資産 3,097社中736位 →79,99873,136
負債純資産 3,097社中998位 →88,20278,863
損益計算書 53項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高40,16532,606
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価24,08019,471
営業活動による費用・売上原価の内訳
販売費及び一般管理費
貸倒引当金繰入額116
賞与引当金繰入額364315
退職給付費用7546
給料及び賞与2,2702,111
販売費及び一般管理費7,3566,256
売上総利益又は売上総損失(△)16,08413,134
販売費及び一般管理費
貸倒引当金繰入額116
賞与引当金繰入額364315
退職給付費用7546
給料及び賞与2,2702,111
販売費及び一般管理費7,3566,256
営業利益又は営業損失(△) 3,006社中679位 →8,7286,878
営業外収益
受取利息5864
有価証券利息1722
受取配当金253179
固定資産賃貸料5551
助成金収入8876
補助金収入821
その他4047
営業外収益 3,005社中1,004位 →539498
営業外費用
支払利息1914
為替差損859
減価償却費4135
支払手数料134138
租税公課2018
その他5736
営業外費用1,131244
経常利益又は経常損失(△) 3,096社中790位 →8,1367,132
特別利益
投資有価証券売却益29622
特別利益29622
特別損失
減損損失114251
特別損失114251
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 3,097社中782位 →8,3176,904
法人税等 3,092社中844位 →2,2021,620
法人税、住民税及び事業税 3,091社中843位 →2,3001,894
法人税等調整額 3,022社中2,137位 →-98-274
当期純利益又は当期純損失(△) 3,096社中754位 →6,1145,283
(内訳)
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 3,097社中745位 →6,1145,283
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金1,115593
為替換算調整勘定6051,512
退職給付に係る調整額105-28
その他の包括利益1,8262,078
包括利益 3,097社中772位 →7,9407,362
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,097社中764位 →7,9407,362
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△) 3,096社中754位 →6,1145,283
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金1,115593
為替換算調整勘定6051,512
退職給付に係る調整額105-28
その他の包括利益1,8262,078
包括利益 3,097社中772位 →7,9407,362
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,097社中764位 →7,9407,362
キャッシュ・フロー計算書 37項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
小計 3,097社中780位 →9,6577,485
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 3,097社中782位 →8,3176,904
減価償却費 3,055社中733位 →3,3162,906
減損損失114251
貸倒引当金の増減額(△は減少)-0-24
受取利息及び受取配当金-329-266
支払利息1914
為替差損益(△は益)24-83
売上債権の増減額(△は増加)-2,778-2,498
棚卸資産の増減額(△は増加)-59899
仕入債務の増減額(△は減少)920222
投資有価証券売却損益(△は益)-296-22
株式報酬費用996
賞与引当金の増減額(△は減少)221240
未払又は未収消費税等の増減額-170-450
その他の流動資産の増減額(△は増加)-365-63
その他の流動負債の増減額(△は減少)335361
その他-71-105
利息及び配当金の受取額328261
利息の支払額-20-15
法人税等の支払額-2,457-447
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,097社中796位 →7,5077,283
投資活動によるキャッシュ・フロー
利息及び配当金の受取額328261
有形固定資産の取得による支出-7,431-4,102
投資有価証券の取得による支出-503-3,875
有価証券の売却及び償還による収入129576
投資有価証券の売却及び償還による収入1,02336
その他-2195
投資活動によるキャッシュ・フロー 3,097社中2,494位 →-6,803-7,269
財務活動によるキャッシュ・フロー
利息の支払額-20-15
自己株式の取得による支出-1-1
配当金の支払額-2,072-1,503
その他-184-173
財務活動によるキャッシュ・フロー 3,089社中2,216位 →-2,258-1,678
現金及び現金同等物に係る換算差額11371
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 3,097社中2,567位 →-1,543-1,292
現金及び現金同等物の残高 3,097社中952位 →16,42317,966
この会社だけの項目 1件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。
項目当期前期
原子力立地給付金1715
貸借対照表 60項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金11,46614,061
受取手形671699
売掛金5,7484,074
売買目的有価証券及び1年内に満期の到来する有価証券
有価証券1,675157
商品5750
製品、副産物及び作業くず
製品2,4842,866
原料及び材料
原材料1,8361,484
仕掛品及び半成工事
仕掛品1,2491,119
消耗品、消耗工具、器具及び備品その他の貯蔵品で相当額以上のもの
貯蔵品803748
流動資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-10-8
その他996719
流動資産26,98025,973
固定資産
有形固定資産
建物及び暖房、照明、通風等の附属設備
建物(純額)8,3348,015
構築物(純額)300302
機械及び装置並びにコンベヤー、ホイスト、起重機等の搬送設備その他の附属設備
機械及び装置(純額)8,4525,996
鉄道車両、自動車その他の陸上運搬具
車両運搬具(純額)6046
工具、器具及び備品(純額)460428
土地5,2415,147
建設仮勘定2,8491,052
有形固定資産25,70020,990
無形固定資産
ソフトウエア7860
その他の無形資産で流動資産又は投資たる資産に属しないもの
その他11
無形固定資産7961
投資その他の資産
関係会社株式その他流動資産に属しない有価証券
投資有価証券10,53910,745
関係会社株式2,0232,023
出資金
関係会社出資金2,9012,901
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
敷金及び保証金5754
その他101129
投資その他の資産15,62315,854
固定資産41,40336,907
資産68,38362,880
負債の部
流動負債
買掛金1,378618
未払費用910794
契約負債10322
引当金
賞与引当金710596
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払金370233
未払法人税等8161,094
預り金228209
その他102104
流動負債4,6213,674
固定負債
引当金
退職給付引当金228299
その他の負債で流動負債に属しないもの
長期未払金219219
繰延税金負債349124
固定負債798644
負債5,4194,318
純資産の部
株主資本
資本金2,9982,998
資本剰余金
資本準備金3,0203,020
その他資本剰余金622
資本剰余金3,6423,020
利益剰余金
利益準備金419419
その他利益剰余金
固定資産圧縮積立金150153
別途積立金30,00030,000
繰越利益剰余金28,84026,544
利益剰余金59,40957,117
自己株式-6,365-6,737
株主資本59,68556,398
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金3,2772,163
評価・換算差額等3,2772,163
純資産62,96358,561
負債純資産68,38362,880
損益計算書 40項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高25,73922,394
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価17,48814,035
営業活動による費用・売上原価の内訳
販売費及び一般管理費
貸倒引当金繰入額2
賞与引当金繰入額142110
退職給付費用3636
給料及び手当1,019979
試験研究費667547
販売費
減価償却費10893
販売費及び一般管理費4,0293,389
売上総利益又は売上総損失(△)8,2518,359
販売費及び一般管理費
貸倒引当金繰入額2
賞与引当金繰入額142110
退職給付費用3636
給料及び手当1,019979
試験研究費667547
販売費
減価償却費10893
販売費及び一般管理費4,0293,389
営業利益又は営業損失(△)4,2214,969
営業外収益
受取利息5448
受取配当金9481,324
為替差益143419
固定資産賃貸料2118
その他128120
営業外収益1,3131,947
営業外費用
減価償却費3025
支払手数料134138
租税公課2018
その他2713
営業外費用236213
経常利益又は経常損失(△)5,2976,703
特別利益
投資有価証券売却益29622
特別利益29622
特別損失
減損損失114251
特別損失114251
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)5,4786,474
法人税等1,1121,245
法人税、住民税及び事業税1,4381,444
法人税等調整額-325-199
当期純利益又は当期純損失(△)4,3655,229
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△)4,3655,229
キャッシュ・フロー計算書 1項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)5,4786,474
この会社だけの項目 2件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。
項目当期前期
原子力立地給付金1715
人件費2417
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 一般商工業)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億200億400億600億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 売上高 282億 ・ 純利益 38億22/12 ・ 売上高 291億 ・ 純利益 50億23/12 ・ 売上高 253億 ・ 純利益 31億24/12 ・ 売上高 326億 ・ 純利益 53億25/12 ・ 売上高 402億 ・ 純利益 61億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%20%40%60% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 粗利率 37.5% ・ 営業利益率 19.3% ・ 純利益率 13.5%22/12 ・ 粗利率 39.7% ・ 営業利益率 21.3% ・ 純利益率 17.2%23/12 ・ 粗利率 35.5% ・ 営業利益率 14.9% ・ 純利益率 12.1%24/12 ・ 粗利率 40.3% ・ 営業利益率 21.1% ・ 純利益率 16.2%25/12 ・ 粗利率 40.0% ・ 営業利益率 21.7% ・ 純利益率 15.2%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%5%10%15% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ ROE 6.7% ・ ROA 5.9% ・ ROIC —22/12 ・ ROE 8.1% ・ ROA 7.2% ・ ROIC —23/12 ・ ROE 4.7% ・ ROA 4.4% ・ ROIC —24/12 ・ ROE 7.5% ・ ROA 6.7% ・ ROIC —25/12 ・ ROE 8.0% ・ ROA 6.9% ・ ROIC 10.1%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-100億-50億0億50億100億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 営業CF 58億 ・ 投資CF -32億 ・ 財務CF -14億22/12 ・ 営業CF 67億 ・ 投資CF -20億 ・ 財務CF -16億23/12 ・ 営業CF 47億 ・ 投資CF -50億 ・ 財務CF -16億24/12 ・ 営業CF 73億 ・ 投資CF -73億 ・ 財務CF -17億25/12 ・ 営業CF 75億 ・ 投資CF -68億 ・ 財務CF -23億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
0億20億40億60億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ フリーCF 32億22/12 ・ フリーCF 42億23/12 ・ フリーCF 2億24/12 ・ フリーCF 32億25/12 ・ フリーCF 1億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億20億40億60億80億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 設備投資 26億 ・ 減価償却 27億22/12 ・ 設備投資 25億 ・ 減価償却 26億23/12 ・ 設備投資 45億 ・ 減価償却 27億24/12 ・ 設備投資 41億 ・ 減価償却 29億25/12 ・ 設備投資 74億 ・ 減価償却 33億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
0倍0.5倍1倍1.5倍2倍 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 営業CF/純利益 1.53倍22/12 ・ 営業CF/純利益 1.34倍23/12 ・ 営業CF/純利益 1.52倍24/12 ・ 営業CF/純利益 1.38倍25/12 ・ 営業CF/純利益 1.23倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円100円200円300円400円 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ EPS ¥22022/12 ・ EPS ¥28923/12 ・ EPS ¥17824/12 ・ EPS ¥30625/12 ・ EPS ¥354
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円50円100円150円0%20%40%60% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 1株配当 ¥77 ・ 配当性向 35.0%22/12 ・ 1株配当 ¥84 ・ 配当性向 29.0%23/12 ・ 1株配当 ¥84 ・ 配当性向 47.1%24/12 ・ 1株配当 ¥105 ・ 配当性向 34.3%25/12 ・ 1株配当 ¥130 ・ 配当性向 36.7%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億500億1,000億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 総資産 645億 ・ 純資産 591億22/12 ・ 総資産 691億 ・ 純資産 636億23/12 ・ 総資産 706億 ・ 純資産 673億24/12 ・ 総資産 789億 ・ 純資産 731億25/12 ・ 総資産 882億 ・ 純資産 800億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円2,000円4,000円6,000円0%50%100% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ BPS ¥3,419 ・ 自己資本比率 91.5%22/12 ・ BPS ¥3,683 ・ 自己資本比率 92.0%23/12 ・ BPS ¥3,895 ・ 自己資本比率 95.3%24/12 ・ BPS ¥4,234 ・ 自己資本比率 92.7%25/12 ・ BPS ¥4,594 ・ 自己資本比率 90.7%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億200億400億600億0%500%1,000%1,500% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 流動資産 365億 ・ 流動負債 46億 ・ 流動比率 799.6%22/12 ・ 流動資産 407億 ・ 流動負債 49億 ・ 流動比率 827.0%23/12 ・ 流動資産 395億 ・ 流動負債 27億 ・ 流動比率 1,463.9%24/12 ・ 流動資産 412億 ・ 流動負債 50億 ・ 流動比率 818.9%25/12 ・ 流動資産 457億 ・ 流動負債 67億 ・ 流動比率 683.6%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億100億200億300億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 現金 172億 ・ 有利子負債 —22/12 ・ 現金 209億 ・ 有利子負債 —23/12 ・ 現金 193億 ・ 有利子負債 —24/12 ・ 現金 180億 ・ 有利子負債 —25/12 ・ 現金 164億 ・ 有利子負債 0億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
0億50億100億150億200億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ ネットキャッシュ —22/12 ・ ネットキャッシュ —23/12 ・ ネットキャッシュ —24/12 ・ ネットキャッシュ —25/12 ・ ネットキャッシュ 164億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標21/1222/1223/1224/1225/12
純利益率(%)13.517.212.116.215.2
ROE(%)6.78.14.77.58.0
ROA(%)5.97.24.46.76.9
総資産回転(回)0.440.420.360.410.46
営業CF率(%)20.723.118.522.318.7
営業CF/純益(倍)1.531.341.521.381.23
配当性向(%)35.029.047.134.336.7
売上 前年比(%)23.53.2-12.928.723.2
純資産 前年比(%)9.47.75.78.79.4
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

21/12
¥77.0
22/12
¥84.0
23/12
¥84.0
24/12
¥105.0
25/12
¥130.0
配当性向 36.7%・連続増配 2年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
0.8
10.1%
粗利率
40.0%
アクルーアル比率
-1.7%
売上CAGR(4年)
9.3%
EPS CAGR
12.6%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
15.2%
ROA
6.9%
総資産回転
0.46
実効税率
26.5%
現金変換(CFO/営業益)
0.86
CFO/純益(平均)
2.01
累計営業CF
736.9
FCFマージン
0.2%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
2.24
BPS CAGR
7.7%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
6.84
純負債/EBITDA
-1.36
インタレストカバレッジ
459.4
債務返済年数
配当性向
36.7%
連続増配
2
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
総合偏差値
57.9 母集団3920社中 584位
総合 →
業種内 総合偏差値(機械)
57.6 同業207社中 28位
全体584位・同業28位(母集団が異なるため両立します)
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化売上成長EPS成長 50
ROIC
48
営業利益率
55
純利益率
53
粗利率
53
ROE
50
ROA
53
FCFマージン
50
自己資本比率
67
流動比率
64
純負債/EBITDA
51
アクルーアル比率
49
現金変換(営業CF/純益)
48
売上CAGR
51
EPS CAGR
50
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
—億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.0億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.0%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
37.5%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
株式会社晃永
35.2% 保有
自己株式
11.96%
2,366,400株 ・簿価63.6億
大株主比率
1. 株式会社晃永35.2%
2. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.0%
3. 公益財団法人ユニオンツール育英奨学会5.7%
4. 片山 貴雄3.4%
5. 株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.1%
6. 株式会社きらぼし銀行2.4%
7. 株式会社三菱UFJ銀行1.9%
8. 野村證券株式会社1.3%
9. MORGAN STANLEY & CO.LLC((常代)モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)1.2%
10. 旭ダイヤモンド工業株式会社1.1%
上位10で 62.5%・発行済 19,780,000株・自己株 2,366,400株・浮動株 6,534,600株・株主 11,747名。所有者別(単元): 外国人 15.0% / 機関 18.1% / 個人 28.3%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率3.05%(取締役 4名計)
政策保有株式(簿価合計)5,514.0百万円(15銘柄)
役員報酬総額 / 役員数266.0百万円 / 11名
平均年間給与(提出会社)714万円
従業員数(連結)1,530名
監査報酬 / 非監査報酬27.0百万円 / —
平均勤続年数19.2年
女性管理職比率9.9%
従業員1人当たり売上26.3百万円
従業員1人当たり営業利益5.7百万円
政策保有株式の対純資産比6.9%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役会長 片山 貴雄
本社所在地東京都品川区南大井六丁目17番1号
市場 / 業種東証プライム / 機械
決算期12月
監査法人井上監査法人
従業員数(連結)1,530名
EDINETコードE01505

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 25/12期末 基準・19,780,000株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-08-06確認書 ↗
2026-06-04変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2026-05-21大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2026-04-16変更報告書 ↗ / 片山貴雄
2026-03-24確認書 ↗
2025-08-07確認書 ↗
2025-03-27確認書 ↗
2025-03-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / アセットマネジメントOne株式会社
2024-11-22大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / アセットマネジメントOne株式会社
2024-08-07確認書 ↗
2024-05-13確認書 ↗
2024-03-28確認書 ↗
2023-11-08確認書 ↗
2023-09-15変更報告書 ↗ / 片山貴雄
2023-03-30確認書 ↗
2022-03-30確認書 ↗
2022-03-18変更報告書 ↗ / 片山貴雄
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当社グループは、当社(ユニオンツール株式会社)および8社の連結子会社等により構成されております。産業用切削工具を主力とし、PCB工具(主にプリント基板用ドリル)の製造・販売を中心に事業を展開しております。当社グループの事業内容および各社の当該事業における位置付けは次のとおりであります。「日本」、「アジア」、「北米」および「欧州」の各セグメントで、以下の製品の製造・販売を行なっております。 ○切削工具(PCB工具、超硬エンドミル)当社は日本、子会社台湾佑能工具股份有限公司、佑能工具(上海)有限公司および東莞佑能工具有限公司はアジアで製造・販売しており、子会社U.S. UNION TOOL,INC.は北米、UNION TOOL EUROPE S.A.は欧州、UNION TOOL HONG KONG LTD.、UNION TOOL SINGAPORE PTE LTD.およびUNION TOOL (THAILAND) CO., LTD.はアジアで販売しております。 作業工程の一部については、関連会社㈱大善に委託加工させており、再研磨作業等については、子会社ユニオンエンジニアリング㈱に委託加工させております。 ○その他の製品(転造ダイス等)当社は日本、子会社東莞佑能工具有限公司はアジアで製造・販売するほか、子会社台湾佑能工具股份有限公司、佑能工具(上海)有限公司はアジア、U.S. UNION TOOL,INC.は北米、UNION TOOL EUROPE S.A.は欧州、UNION TOOL HONG KONG LTD.、UNION TOOL SINGAPORE PTE LTD.およびUNION TOOL (THAILAND) CO., LTD.はアジアで販売しております。機械部品につきましては、関連会社㈱大善に委託加工させております。 事業系統図
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】1 報告セグメントの概要当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行なう対象となっているものであります。 当社は主に産業用切削工具を生産・販売しており、国内においては当社が、海外においてはアジア、米国、欧州(スイス)の各地域に適宜現地法人を設立し、それらが、それぞれ各地区を担当しております。現地法人はそれぞれ独立した経営単位であり、取扱う製品については各地域の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。 したがって、当社は、生産・販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「日本」、「アジア」、「北米」および「欧州」の4つを報告セグメントとしております。 2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法報告セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一となっております。また、報告セグメントの利益は営業利益を採用しております。セグメント間の内部収益および振替高は市場実勢価格に基づいております。 3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)(単位:百万円) 報告セグメント調整額(注1)連結財務諸表計上額(注2)日本アジア北米欧州計売上高 外部顧客への売上高11,02817,3182,0192,23832,606-32,606 セグメント間の内部 売上高又は振替高11,406925-112,332△12,332-計22,43418,2442,0192,23944,938△12,33232,606セグメント利益4,9891,5161721936,87166,878セグメント資産62,33120,8932,6321,68787,544△8,68178,863その他の項目 減価償却費2,14273653392,971△1012,870 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 (注3)5,507110185,628△45,623 (注)1. 調整額の内容は以下のとおりであります。 (1) セグメント利益の調整額6百万円は、セグメント間取引消去によるものであります。 (2) セグメント資産の調整額△8,681百万円は、主にセグメント間取引消去であります。 (3) 減価償却費の調整額△101百万円は、主にセグメント間取引消去であります。 (4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額△4百万円は、主にセグメント間取引消去であります。2. セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益との調整を行っております。3. 有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、建設仮勘定の増加額は含めておりません。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)(単位:百万円) 報告セグメント調整額(注1)連結財務諸表計上額(注2)日本アジア北米欧州計売上高 外部顧客への売上高12,64623,0302,0372,45040,165-40,165 セグメント間の内部 売上高又は振替高13,2601,228-7614,565△14,565-計25,90624,2592,0372,52754,730△14,56540,165セグメント利益4,2143,150891147,5691,1598,728セグメント資産68,37325,2452,5311,91998,070△9,86888,202その他の項目 減価償却費2,56570644493,366△923,274 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 (注3)5,5211883305,744△245,720 (注)1. 調整額の内容は以下のとおりであります。 (1) セグメント利益の調整額1,159百万円は、セグメント間取引消去によるものであります。 (2) セグメント資産の調整額△9,868百万円は、主にセグメント間取引消去であります。 (3) 減価償却費の調整額△92百万円は、主にセグメント間取引消去であります。 (4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額△24百万円は、主にセグメント間取引消去であります。2. セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益との調整を行っております。3. 有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、建設仮勘定の増加額は含めておりません。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)1 製品及びサービスごとの情報 (単位:百万円) 切削工具その他合計外部顧客に対する売上高29,9592,64632,606 2 地域ごとの情報 (1)売上高 (単位:百万円)日本中国台湾その他合計8,8668,2835,24710,20832,606 ※売上高は顧客の所在地を基礎とし、国に分類しております。 (2)有形固定資産 (単位:百万円)日本中国台湾その他合計18,0085,0412,50470326,258 3 主要な顧客ごとの情報主要な顧客への売上高が連結売上高の10%未満であるため主要な顧客ごとに関する情報の開示を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)1 製品及びサービスごとの情報 (単位:百万円) 切削工具その他合計外部顧客に対する売上高37,4002,76440,165 2 地域ごとの情報 (1)売上高 (単位:百万円)日本中国台湾その他合計10,21511,8056,83011,31340,165 ※売上高は顧客の所在地を基礎とし、国に分類しております。 (2)有形固定資産 (単位:百万円)日本中国台湾その他合計22,7054,8652,42777530,773 3 主要な顧客ごとの情報 (単位:百万円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名Wus Printed Circuit(Kunshan)Co.,Ltd.5,705アジア 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他全社・消去合計日本アジア北米欧州計減損損失251---251--251 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他全社・消去合計日本アジア北米欧州計減損損失114---114--114 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1 製品及びサービスごとの情報 (単位:百万円) 切削工具その他合計外部顧客に対する売上高29,9592,64632,606
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3 主要な顧客ごとの情報 (単位:百万円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名Wus Printed Circuit(Kunshan)Co.,Ltd.5,705アジア
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避および発生した場合の対応を迅速かつ効果的に実施する所存であります。なお、本文中における将来に関する事項は有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 ①製造業の生産動向当社グループの主な製品は、プリント配線板用超硬ドリル(PCBドリル)や超硬エンドミルなどの産業用切削工具とその他製品である転造ダイス・測定機器などであります。このため、経営成績等は、製造業全般の生産動向や工場稼働率の動向により影響を受けています。生産動向の強弱を決める要因は、消費者の嗜好変化、政治経済動向、燃料価格の上昇や部材不足などの生産側の問題、大規模自然災害等多岐にわたります。当社グループは、どんな緊急時でも完全にストップする可能性が少ない消耗工具での事業展開に注力することで一定の業績を確保してまいりました。また、需要の急激な変化が常態であるとの認識を共有し、製販一体となった需要動向の精査と予測精度の向上を果たしつつ、見込生産を実施しております。その他、流通分を含めた在庫把握体制の強化やリードタイムの短縮に注力しております。 ②PCBドリルへの依存体質当社グループの売上高の約7割がPCBドリルになっており、今後しばらくはこうした状況が続くものと予測されます。このため、同製品の主要市場であるプリント配線板市場の生産動向に、当社グループの経営成績等は影響を受けています。近年、プリント配線板は高品質・高密度傾向が強く、その用途も拡大している分野で、お客様の要求もめまぐるしく変化し、多岐にわたっています。当社グループは、PCBドリル分野で唯一世界展開を果たしている企業グループであり、生産設備の内製化(製造業の自由度を圧倒的に高めることができると考えております。)という強みを持っています。世界からの情報と内製技術の蓄積により高付加価値製品の一早い開発・製造が可能になっており、このような体制を強化することで競合他社に対する競争優位性を保てるものと思っております。また、プリント配線板には、近年、技術革新が起こっています。このため予測し難いことではありますが、プリント配線板の技術開発動向も経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。技術革新要求は一定の地域で起きており、また、その要求を満たすための新技術・新製品はこれまでの技術の積重ねによって生み出されるものであることから、現在トップメーカーの地位にある当社が突然厳しい立場になることはないと考えておりますが、業績の更なる安定・拡大のために対象市場が異なる超硬エンドミルや転造ダイス製品の拡大にも注力しています。 ③日本を含むアジア向け売上高が高いこと連結売上高の約9割が、日本を含むアジア向けとなっています。世界的にこの地区への製造業シフトが見られ、このような傾向は止むをえないものと考えております。このような状況から、この地区での政治的・経済的・社会的変化や法規制等の変更および天変地異の発生などにより、当社グループの経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。国際情勢の不透明感、中国景気の低迷、製造業の好不調二極化など事業環境の厳しさはあるものの、生成AI関連需要の盛上りにより、当面、アジア地区から堅調な需要が期待できるものと思っています。また、当社グループでは、グループの事業戦略と整合する拠点戦略を策定し、各国や地域の特性に応じた営業戦略を立てていることで、当該地域からの当社グループ製品への需要を維持すべくリスク管理に努めています。 ④製品価格の下落傾向があることプリント配線板は電子部品の電気的導通のベースとなるものであり、電子機器製品に必ず搭載されています。電子機器製品の本体価格は恒常的に低下する傾向にあり、搭載の各種部品・半導体等も同様の傾向にあります。このような状況下、主力のPCBドリルに対しても厳しい値下げ圧力がかかっています。当社グループは、品質・技術・サポート体制・供給力の強化を図り、少しでも価格競争による影響を回避すべく努力しておりますが、製品価格の下落が当社経営成績に影響を及ぼす可能性があります。今後とも価格下落圧力に対応できる新製品の開発・投入を進めてまいりたいと思っています。 ⑤原材料価格動向当社グループ製品の主要な原材料はタングステン鉱石から組成される超硬合金「タングステンカーバイド」です。この2次組成品の調達先は、古くから技術的に深く結びついている企業であり、その供給体制の現状などをきめ細かくモニタリングできる関係性を築いています。その他、一括購入の強化やリサイクル材の活用などを行っており、当社グループの原材料価格の急激な変動への耐性を高めているところです。このようなことから、昨今のタングステン鉱石の価格急騰を和らげることができているものの、今後の動向次第では徐々に経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥製造ノウハウ等が一つの拠点に集中していること自社製機械設備製造の大部分および技術開発の大部分が、新潟県長岡市の長岡工場に集中しています。製造・技術一体となった効率高い生産設備の開発、最先端技術製品の市場に先んじての投入など、集中させているメリットは十分にあると考えていますが、同地区の地理的環境や物流網への変化・支障が生じた場合、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。近年、異常気象の発生や記録的大雪などが各所で問題になっていますが、新潟県長岡市は、同市独自の「消雪パイプ」道路網の整備が完了しているなど自然災害への備えが進んでいる地区であります。当社長岡工場でも大雨による水害対策の整備に乗り出しており、備えを厚くしています。 ⑦為替レートの変動について外貨建売上高と海外子会社の現地通貨建決算書類の連結において、為替レートによる円換算を行います。急激な為替レート変動などがあった場合、当社グループの経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。当社グループは、経営計画や予算編成時に前提となる為替レートを設定し、その設定値と実績レートとの差異を四半期ごとに検証分析しており、このような為替変動リスクのモニタリング体制を強化することで、当該リスクの軽減を図っております。 ⑧他社との競争環境当社グループの主要製品である産業用切削工具は、新たなAI関連向け需要の拡大などがあり、国内外の競合企業による技術革新や価格競争が激しくなる可能性があります。とりわけ、製品性能向上、納期短縮、コスト低減などの面で優位性を持つ企業が登場した場合、当社グループの販売数量の減少、利益率の悪化、ひいては業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、長年にわたり培ったこの分野でのノウハウを活かし、技術力の強化や内製設備の高度化、生産効率の改善、顧客要求への対応強化などを進めていますが、競争環境の変化を完全に予測し対応することは困難です。 ⑨品質問題が発生するリスク当社グループは、製品品質の維持・向上を最重要課題の一つとして取り組んでおりますが、製造プロセスの変動、設備の不具合、原材料品質のばらつき、人為的ミス、技術伝承の遅れ等により、不良品率が上昇する可能性があります。不良品率の上昇により品質問題が発生した場合、製品回収、修理対応、代替品提供等に伴うコストが発生するほか、顧客からのクレーム増加や信頼低下につながり、当社グループの業績・財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、品質管理体制の強化、設備保全の高度化、工程の自動化、人材育成の強化等の対策を進めていますが、すべての品質リスクを完全に排除することは困難です。 ⑩情報セキュリティに係るリスク当社グループは、事業運営にあたり、顧客情報、取引先情報、技術情報、知的財産、並びに生産設備等を管理する各種システムを保有しています。これらの情報資産に対し、サイバー攻撃、高度化したマルウェア、ランサムウェア感染、不正アクセス、内部不正、情報機器の紛失・盗難等の事象が発生する可能性があります。当社グループは、これらのリスク低減に向け、多段階防御体制の構築、外部専門家による脆弱性診断受診、従業員教育強化、インシデント発生時の体制整備などを進めています。しかしながら攻撃手法は日々高度化しており、すべてのリスクを完全に回避できるものではありません。 ⑪多額の設備投資による影響当社グループは、ここ数年従来にない大型の設備投資を実施しています。これは主に旺盛なAI関連向け需要への対応によるものですが、市場環境の急激な変化、顧客の投資抑制、競合状況の変化等により、当初想定した稼働率や収益性を確保できない場合があります。その結果、投資回収期間の長期化、減価償却負担の増加、投資効率の低下、さらには投資資産に対する減損損失計上を必要とする可能性もあり、当社グループの業績等に悪影響を及ぼすおそれがあります。当社グループでは、投資判断プロセスの強化や稼働率向上策・生産改善施策などを講じておりますが、すべての投資リスクを完全に排除することは困難です。 ⑫代替技術の技術革新について当社グループの主力製品であるPCBドリルはプリント配線板に穴をあける専用工具です。代替技術としてはレーザー照射による穴あけ加工があります。レーザー穴あけ加工は、ドリル加工に比べて微細で素早い加工
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社および連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況(経営成績)当連結会計年度における事業環境は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果等を背景に、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、米国の通商政策の影響や国内における物価上昇の継続が個人消費に及ぼす影響など、景気を下押しするリスクも存在しており、先行きについては依然として不透明な状況が続いています。当社グループに関連深い電子機器業界においては、スマートフォンやパソコンなど民生機器の最終需要は回復基調ながら力強さを欠き、ロジック半導体向けおよびメモリー向け需要も限定的な推移となりました。これに対し、生成AIの急速な普及が半導体市場の主要な成長ドライバーとなり、AIサーバーやデータセンター向けに使用されるパッケージ基板や高多層基板を中心に、AI関連領域の需要が市場全体を明確に牽引しました。車載分野では先進運転支援システムやコネクテッド機能の普及が一定の需要を下支えしたものの、米国の関税措置や欧米における電気自動車政策見直しの影響から、需要拡大には至りませんでした。生成AIを中心とした半導体需要が突出した市場環境のもと、当社グループでは高付加価値工具および高多層基板用工具に対する需要増加が継続しました。これに対応するため、自社設備の強みを活かした早期の設備立上げと拠点間の連携強化により、生産能力の増強と供給能力の確保を進め、急変する需要環境に対応しました。大規模な設備投資および増産体制の構築に伴う費用負担はあったものの、高収益品である高付加価値工具および高多層基板用工具の増販が進んだことにより、収益性が向上し、前年同期比で大幅な増収増益となりました。このようなことから、当連結会計年度の売上高は40,165百万円(前期比23.2%増)と過去最高額を更新しました。営業利益は8,728百万円(同26.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は6,114百万円(同15.7%増)となり、ともに過去最高益を計上しました。経常利益は8,136百万円(同14.1%増)となりました。次にセグメント別の状況ですが、日本では、生成AI関連市場の需要を取り込み、堅調な需要動向が継続しました。高付加価値工具の生産拠点である長岡工場では、大規模な設備投資に加え、工場内インフラの整備、改修など増産体制の構築に注力しました。売上高(セグメント間取引消去額を含む。以下同じ。)は25,906百万円(前期比15.5%増)となり、セグメント利益(営業利益)は4,214百万円(前期比15.5%減)となっております。日本を除くアジア地区では、中国、台湾を中心にAIサーバーやデータセンター向けに使用されるパッケージ基板および高多層基板の需要が拡大し、現地生産拠点の稼働率向上により収益性が大幅に改善されました。売上高は24,259百万円(同33.0%増)となり、セグメント利益は3,150百万円(同107.7%増)となっております。その他、北米地区の売上高は2,037百万円(同0.9%増)、セグメント利益は89百万円(同48.3%減)となり、欧州地区の売上高は2,527百万円(同12.8%増)、セグメント利益は114百万円(同40.7%減)となっております。 (財政状態) a. 資産の部当連結会計年度末の資産合計は、88,202百万円(前連結会計年度末比9,338百万円増)となりました。流動資産合計は45,673百万円(同4,468百万円増)となりました。主な変動要因は、現金及び預金(同1,542百万円減)、受取手形及び売掛金(同3,049百万円増)であります。固定資産合計は42,528百万円(同4,870百万円増)となっております。このうち、有形固定資産合計は30,773百万円(同4,514百万円増)となり、投資有価証券(同206百万円減)を含む投資その他の資産合計は11,645百万円(同321百万円増)となっております。b. 負債の部当連結会計年度末の負債合計は8,203百万円(前連結会計年度末比2,476百万円増)となりました。 流動負債合計は6,681百万円(同1,649百万円増)となり、固定負債合計は1,521百万円(同826百万円増)となっております。 c. 純資産の部当連結会計年度末の純資産合計は79,998百万円(前連結会計年度末比6,862百万円増)となりました。株主資本合計が69,870百万円(同5,036百万円増)、その他の包括利益累計額合計が10,127百万円(同1,826百万円増)となっております。主な変動項目は利益剰余金(同4,041百万円増)とその他有価証券評価差額金(同1,115百万円増)であります。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1,543百万円減少し、当連結会計年度末現在16,423百万円となっております。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは、事業活動の安定と利益向上を主因として、7,507百万円の収入(前年同期比224百万円の収入の増加)となっております。主なキャッシュ・イン項目は、税金等調整前当期純利益8,317百万円、減価償却費3,316百万円であり、主なキャッシュ・アウト項目は、売上債権の増加額2,778百万円であります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは、6,803百万円の支出(同465百万円の支出の減少)となりました。有形固定資産の取得による支出7,431百万円および投資有価証券の売却及び償還による収入1,023百万円が主な変動要因となっております。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは、2,258百万円の支出(同580百万円の支出の増加)となりました。配当金の支払額2,072百万円が主な変動要因となっております。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績セグメントの名称生産高(百万円)前期比(%)日本25,137+18.4アジア13,029+38.9北米-- 欧州--合計38,166+24.6 (注)1 当連結会計年度において、生産実績に著しい変動がありました。その内容等については、「第2「事業の状況」4「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容」をご参照願います。 b. 受注実績当社グループは一部の受注に見込み分を上乗せした見込み生産が主体であります。従いまして、当該事項の記載は省略しております。 c. 販売実績セグメントの名称販売高(百万円)前期比(%)日本12,646+14.7アジア23,030+33.0北米2,037+0.9欧州2,450+9.5合計40,165+23.2 (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。2 当連結会計年度において、販売実績に著しい変動がありました。その内容等については、「第2「事業の状況」4「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容」をご参照願います。相手先前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)Wus Printed Circuit(Kunshan)Co.,Ltd.--5,70514.2 (注)販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満のものについては記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、その達成を保証するものではありません。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容当連結会計年度は、売上高が前期比23.2%増となる40,165百万円となり、営業利益が前期比26.9%増の8,728百万円という実績になっております。日本国内での雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復が見られたものの、米国の通商政策や国内における物価上昇の影響により、経済の先行きについては依然として不透明な状況で推移しました。このような環境のもと、当社グループを取り巻く事業環境は、スマートフォンやパソコンを中心としたデジタルモバイル機器の最終需要が回復基調にある一方、ロジック半導体向けおよびメモリー向け需要は限定的な推移となりました。これに対し、生成AIの普及を背景に、AIサーバーやデータセンター向けを中心とした半導体需要が拡大し、関連市場が成長を牽引しました。当社グループでは、こうした需要環境を踏まえ、自社設備の強みを活かした早期の設備立上げおよび拠点間の連携強化により、生産能力の増強と供給体制の確保を進めました。その結果、戦略製品である高付加価値工具および高多層基板用工具の販売が伸長し、大幅な増収増益に寄与しま
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針当社グループは「優れた製品を供給して社会に貢献する」ことを社是とし、「会社と社員の永遠の繁栄をはかる」ことを行動の基本方針としています。このような考え方を大切にし、主に産業用切削工具の分野で地道な努力を続けてまいりました。今日では、プリント配線板用超硬ドリル(PCBドリル)分野において世界のリーディングカンパニーとなっています。今後とも「モノ造り」に専心し、高品質、高レベルな製品・サービスを柔軟に適時に提供することで、グローバルな市場の中、価値ある企業であり続けたいと願っております。 (2)目標とする経営指標当社グループは、売上高や営業利益などの絶対額と売上高営業利益率を重要な経営指標としており、各項目の着実な向上を目標としております。 (3)経営環境当社グループは前述のとおり、産業用切削工具、とりわけPCBドリルを主力製品としておりますが、これらは電子機器業界および自動車業界の影響を受けています。両分野とも今後の技術革新により更なる拡大が期待される業界であり、当社グループ製品に対する需要も増加するものと思っております。技術革新は、より高付加価値な産業用切削工具を求め、切削性・耐久性のレベルアップはもとより、それらのバランスも必要としています。当社グループは切削工具を製造する設備自体を自社で開発・製造しており、60年以上のノウハウをこの自社設備に集約させ、お客様の望む各種の品質要求を満たしてまいりました。この「技術に技術を上乗せ」していくノウハウの蓄積が、競合他社に対しての優位性を確固たるものとし、今後とも時代要請である技術向上の下支えに貢献していけるものと思っております。金融政策の転換、中国の内需停滞、米国新政権による保護主義的な政策動向、急激な為替変動、地政学的リスクといった不透明な状況が懸念されますが、当社グループが関連する半導体市場では、高品質・高技術志向の高まりが感じられます。このような付加価値の高い需要を取り込むべく、企業体質の更なる強化を図ってまいりました。今後とも当社グループの成長を確固たるものにするとともに、企業を取り巻く社会からの要請事項に応えてまいります。 (4)対処すべき課題1.当社グループ製品の付加価値向上と生産能力の拡大当社グループの主力製品である産業用切削工具への需要は、高品質や高精度を求めています。新たな技術革新が多方面で進むなか、当社への需要もめまぐるしく変わりながら新たな要求も増えていくものと思っています。これまでに蓄えた産業用切削工具の開発・製造ノウハウを生かし、一層の付加価値向上を果たしていく所存です。また、新しい生成AI関連分野は、今後その活用範囲を急速に拡げていき、大きな関連需要の創出が期待できます。当社グループは生産設備を内製していることから、この強みを生かし、生産能力の迅速な増強を果たしていきたいと思っています。 2.グループの連携強化とグローバルな視野にたった営業戦略の確立生成AIが新たな価値を生み出すなか、新しい取組みが世界各地で起きています。このような動きは、当社グループが強みとする高品質製品への需要拡大につながりますが、要求数量の急激な変動や要求品質の変化が地域ごとに異なる状況となっています。当社グループは主な需要地に製造拠点を置き、各地区のニーズにきめ細かく対応する体制をとっておりますが、このような体制を効率よく運営することが必要になってきています。製品の作り分けや物流の強固な連携と全体適正を意識した営業戦略の構築を進めていく所存です。 3.高品質志向の次世代製品の投入強化最先端志向の強い切削工具事業においては、積上げた各種ノウハウを活かし、変わりやすく多岐にわたる要求品質の充足に向けて新たな付加価値向上製品の投入を続けてまいります。その他、生産設備の内製化などで蓄えた技術を応用した新製品の開発・投入を進め、業績の安定と拡大を図っていく所存です。 4.社会的要請事項への対応と企業価値の向上当社は「会社と社員の永遠の繁栄を図る」ことを社是としています。企業を取巻く課題は色々あり、この点から社会的要請事項も多岐にわたっていますが、寄せられる期待に応えながら企業体質の強化を図っていく所存です。とりわけ、企業体質強化の根幹である従業員の活躍・成長について十分取組んでまいります。
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】1 関連当事者との取引記載すべき重要な事項はありません。 2 親会社又は重要な関連会社に関する注記該当事項はありません。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)1 棚卸資産の評価 (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額(単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度商品及び製品6,1246,179仕掛品1,3271,480原材料及び貯蔵品3,4084,049 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 棚卸資産は、取得原価をもって貸借対照表価額とし、期末における正味売却価額が取得原価よりも下落している場合には、当該正味売却価額をもって貸借対照表価額としております。また、一定期間を超えて保有する棚卸資産については、収益性の低下の事実を反映するために、過去の販売・使用実績及び製品群ごとのライフサイクル等に基づき決定した方針により規則的に帳簿価額を切り下げております。しかし、当初想定できなかった生産需要や経済情勢等により、前提となるライフサイクルに変更が生じる場合、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。 2 賞与引当金 (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額(単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度賞与引当金8221,052 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 当連結会計年度の金額1,052百万円には当社における賞与引当金710百万円が含まれております。(前連結会計年度の金額822百万円には当社における賞与引当金596百万円が含まれております。)当該引当金は翌期上期賞与に対する引当金でありますが、当年7月から12月の査定期間に対し、翌年1月から6月の当社の営業利益見込み(業績予想)を用いて算定しております。業績予想については経営者の最善の見積もりと判断により行われますが、将来の不確実な経済情勢の変動の結果によって影響を受ける可能性があり、見直しが必要となった場合、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 該当事項はありません。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は、株主還元、成長投資および経営の安全性をバランスよく見ながら資金配分することが重要であると考えており、株主還元については、連結業績、フリーキャッシュフローの状況を勘案して決定することを基本方針としております。株主還元は、主に配当と自己株式取得の2つの方法により行ないます。配当は、株主還元の基本であり、これからも重視してまいります。なお、配当の回数については、中間配当と期末配当の年2回とし、中間配当については、定款第44条の定めにより取締役会決議で実施できることとなっており、期末配当は株主総会により決議いたします。自己株式の取得は、定款第7条の定めにより取締役会決議で機動的に実施できるようになっておりますので、短期的なキャッシュフローの状況等を見ながら実施してまいります。以上のような基本方針のもと、当期間においては、以下の株主還元を実施いたしました。 (注)1.基準日が当事業年度に属する剰余金の配当決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年8月7日取締役会決議1,036602026年3月26日定時株主総会決議(予定)1,21870 2.取締役会決議に基づく市場からの自己株式の取得該当事項はありません。
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100XSU7)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E01505)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

ユニオンツール株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
6278です。上場市場は東証プライム、業種は機械。
6278(ユニオンツール株式会社)のEDINETコードは?
E01505です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
6278(ユニオンツール株式会社)の代表者は誰ですか?
代表取締役会長 片山 貴雄です(有価証券報告書の表紙記載)。
6278(ユニオンツール株式会社)の本社所在地は?
東京都品川区南大井六丁目17番1号です。
6278(ユニオンツール株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
井上監査法人です。
6278(ユニオンツール株式会社)の筆頭株主は?
株式会社晃永で、保有比率は約35.2%です(2025-12-31基準)。
6278(ユニオンツール株式会社)の発行済株式数は?
有報(2025-12-31基準)で19,780,000株です(発行済株式総数)。うち自己株が2,366,400株、市場で流通する浮動株は6,534,600株です。
6278(ユニオンツール株式会社)の株主数は?
2025-12-31基準で11,747名です。上位10名で62.5%を保有します、浮動株比率は37.5%。
6278(ユニオンツール株式会社)の決算期は?
12月期です(上場市場は東証プライム)。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E01505)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。