6240東証プライム機械
ヤマシンフィルタ株式会社
このページを共有
9.8%
投下資本利益率
ROE(実績)2140位
7.6%
有報 報告値
営業利益率750位
12.4%
営業益 25.9億
自己資本比率341位
81.3%
EPS(実績)
24.6
26/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプキャッシュリッチ×高自己資本の堅実型

解析準備中。

✓ 実質キャッシュ超過48.5億(価格未投入)✓ 自己資本比率81.3%✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均2.44x)▲ 筆頭株主 株式会社あさまホールディングス 34.55%(特別決議拒否権級)

実質キャッシュ超過48.5億(価格未投入)。時価総額比は株価入力後に確定(DEC-008 価格入力型)

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均2.44x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

筆頭株主 株式会社あさまホールディングス 34.55%(特別決議拒否権級)。実質浮動株35.53%・支配は非過半だが1/3超で拒否権

関連で読む機械の銘柄 →
JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/03期・単年)

損益(PL)
売上高
209.4
前年比 +4.2%
営業利益
25.9
前年比 -1.4%
経常利益
25.4
前年比 -5.0%
純利益
17.2
前年比 -0.3%
財政状態(BS)
総資産
280.6
前年比 +5.3%
純資産
228.2
前年比 +0.9%
現金
64.5
前年比 +11.9%
有利子負債
16.0
前年比 +400.7%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
24.5
前年比 -11.5%
投資CF
-7.7
財務CF
-11.5
フリーCF
18.0
前年比 -23.1%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
売上高(百万)18,82218,60618,02520,10420,941
営業利益(百万)1,3441,2351,4112,6302,593
経常利益(百万)1,3179151,4162,6702,535
純利益(百万)476457871,7231,719
EPS(円)0.79.011.024.324.6
1株配当(円)6.06.06.012.018.0
営業利益率(%)7.16.67.813.112.4
ROE(%)0.23.13.77.87.6
自己資本比率(%)77.082.082.184.981.3

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
総資産(百万)26,71225,58225,94426,64328,061
純資産(百万)20,57120,97821,29922,62022,823
流動資産(百万)13,96512,92413,48814,43415,599
流動負債(百万)4,6343,3433,8283,3894,575
現金(百万)3,7194,0824,8265,7626,445
有利子負債(百万)1,5301,4069483201,600
ネットキャッシュ(百万)2,1892,6763,8785,4434,845
BPS(円)288.1293.1301.7318.6327.8
自己資本比率(%)77.082.082.184.981.3
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0323/0324/0325/0326/03
営業CF(百万)2902,4082,6322,7632,446
投資CF(百万)-2,277-1,170-541-530-770
財務CF(百万)-1,554-718-1,466-1,298-1,147
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2026-03期・細目まで)

貸借対照表 49項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,006社中1,530位 →6,7216,015
受取手形及び売掛金4,6974,741
受取手形638908
売掛金4,0593,833
売買目的有価証券及び1年内に満期の到来する有価証券
商品及び製品2,1271,865
原料及び材料
原材料及び貯蔵品1,5671,464
その他 3,001社中1,578位 →487348
流動資産 3,006社中1,696位 →15,59914,434
固定資産
有形固定資産
建物及び暖房、照明、通風等の附属設備
建物及び構築物(純額)4,7624,978
鉄道車両、自動車その他の陸上運搬具
工具、器具及び備品(純額)472372
機械装置及び運搬具(純額)1,0921,095
土地3,6373,637
建設仮勘定940797
その他の有形固定資産で流動資産または投資たる資産に属しないもの
その他(純額)279267
減価償却累計額-7,423-6,893
有形固定資産 3,066社中1,316位 →11,18111,146
無形固定資産
ソフトウエア271208
その他の無形資産で流動資産又は投資たる資産に属しないもの
その他1521
無形固定資産 3,036社中1,964位 →286229
投資その他の資産
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
退職給付に係る資産2915
繰延税金資産315445
差入保証金7067
その他581306
投資その他の資産 3,006社中2,203位 →995833
固定資産 3,009社中1,552位 →12,46212,208
資産 3,097社中1,747位 →28,06126,643
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金1,5181,616
契約負債72
引当金
賞与引当金282294
役員賞与引当金85107
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払金433368
未払法人税等303263
その他の負債で1年内に支払又は返済されると認められるもの
短期借入金1,600
その他354413
流動負債 3,006社中1,983位 →4,5753,389
固定負債
退職給付に係る負債309289
資産除去債務219200
その他の負債で流動負債に属しないもの
その他134145
固定負債662634
負債 3,097社中2,232位 →5,2384,023
純資産の部
株主資本
資本金 3,096社中817位 →6,5716,571
資本剰余金
資本剰余金 3,047社中838位 →6,3116,353
利益剰余金
利益剰余金 3,097社中1,783位 →9,0629,063
自己株式-175-100
株主資本 3,096社中1,431位 →21,77021,888
評価・換算差額等
為替換算調整勘定1,053732
評価・換算差額等1,053732
純資産 3,097社中1,483位 →22,82322,620
負債純資産 3,097社中1,769位 →28,06126,643
損益計算書 48項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高20,94120,104
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価11,75211,171
営業活動による費用・売上原価の内訳
販売費及び一般管理費
賞与引当金繰入額374468
役員賞与引当金繰入額85107
退職給付費用9392
研究開発費506428
給料及び手当1,5531,521
販売費及び一般管理費6,5976,303
売上総利益又は売上総損失(△)9,1908,933
販売費及び一般管理費
賞与引当金繰入額374468
役員賞与引当金繰入額85107
退職給付費用9392
研究開発費506428
給料及び手当1,5531,521
販売費及び一般管理費6,5976,303
営業利益又は営業損失(△) 3,006社中1,365位 →2,5932,630
営業外収益
受取利息78
受取配当金00
デリバティブ評価益9
補助金収入1543
スクラップ売却益1314
その他1213
営業外収益 3,005社中2,213位 →5689
営業外費用
支払利息3121
為替差損6311
その他203
営業外費用11350
経常利益又は経常損失(△) 3,096社中1,473位 →2,5352,670
特別利益
固定資産売却益1
受取保険金163
特別利益6138
特別損失
固定資産除売却損434
特別損失24285
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 3,097社中1,498位 →2,5172,522
法人税等 3,092社中1,467位 →799799
法人税、住民税及び事業税 3,091社中1,602位 →664626
法人税等調整額 3,022社中457位 →134174
当期純利益又は当期純損失(△) 3,096社中1,495位 →1,7191,723
(内訳)
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 3,097社中1,478位 →1,7191,723
その他の包括利益
為替換算調整勘定322-11
その他の包括利益322-11
包括利益 3,097社中1,521位 →2,0401,713
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,097社中1,507位 →2,0401,713
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△) 3,096社中1,495位 →1,7191,723
その他の包括利益
為替換算調整勘定322-11
その他の包括利益322-11
包括利益 3,097社中1,521位 →2,0401,713
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,097社中1,507位 →2,0401,713
キャッシュ・フロー計算書 35項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
小計 3,097社中1,455位 →3,0353,616
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 3,097社中1,498位 →2,5172,522
減価償却費 3,055社中1,512位 →790751
受取利息及び受取配当金-7-8
支払利息3121
為替差損益(△は益)-24-30
売上債権の増減額(△は増加)24268
棚卸資産の増減額(△は増加)-25171
仕入債務の増減額(△は減少)-217-28
賞与引当金の増減額(△は減少)-1664
役員賞与引当金の増減額(△は減少)-22-7
固定資産除売却損益(△は益)434
受取保険金-1-63
その他-23105
利息及び配当金の受取額78
利息の支払額-31-21
法人税等の支払額-555-713
法人税等の還付額40
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,097社中1,421位 →2,4462,763
投資活動によるキャッシュ・フロー
利息及び配当金の受取額78
有形固定資産の取得による支出-648-425
有形固定資産の売却による収入111
無形固定資産の取得による支出-115-72
その他-8-43
投資活動によるキャッシュ・フロー 3,097社中1,419位 →-770-530
財務活動によるキャッシュ・フロー
利息の支払額-31-21
長期借入金の返済による支出-320-403
自己株式の取得による支出-1,273-0
配当金の支払額-1,053-566
短期借入金の純増減額(△は減少)1,600-225
リース負債の返済による支出-101-103
財務活動によるキャッシュ・フロー 3,089社中1,887位 →-1,147-1,298
現金及び現金同等物に係る換算差額1541
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 3,097社中1,064位 →683936
現金及び現金同等物の残高 3,097社中1,618位 →6,4455,762
この会社だけの項目 8件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(注記の本文 5件は含みません)
項目当期前期
事業構造改革費用、特別損失20233
事業構造改革費用16225
退職給付に係る資産及び負債の増減額54
品質保証対応損失引当金の増減額(△は減少)-9-113
事業構造改革費用の支払額-54-151
受取保険金の受取額、営業活動によるキャッシュ・フロー4024
品質保証対応損失引当金010
事業構造改革費用戻入額48
貸借対照表 62項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金3,8012,744
受取手形211
売掛金2,7513,097
電子記録債権506677
売買目的有価証券及び1年内に満期の到来する有価証券
商品及び製品1,025911
原料及び材料
原材料及び貯蔵品306284
前払費用231131
未収収益13
その他の資産で1年内に現金化できると認められるもの
関係会社短期貸付金363263
未収入金227316
未収消費税等11216
未収還付法人税等0
その他130
流動資産9,3508,450
固定資産
有形固定資産
建物及び暖房、照明、通風等の附属設備
建物(純額)2,6102,699
構築物(純額)129149
機械及び装置並びにコンベヤー、ホイスト、起重機等の搬送設備その他の附属設備
機械及び装置(純額)448461
鉄道車両、自動車その他の陸上運搬具
車両運搬具(純額)00
工具、器具及び備品(純額)11897
土地1,7431,743
リース資産(純額)23
建設仮勘定871788
有形固定資産5,9205,942
無形固定資産
ソフトウエア237198
その他の無形資産で流動資産又は投資たる資産に属しないもの
その他1319
無形固定資産251217
投資その他の資産
関係会社株式その他流動資産に属しない有価証券
関係会社株式4,1084,108
出資金
出資金22
関係会社出資金461461
長期貸付金
関係会社長期貸付金1,2141,577
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
繰延税金資産338315
差入保証金3737
その他577310
投資その他の資産6,7386,811
固定資産12,90912,970
資産22,25921,420
負債の部
流動負債
買掛金933856
電子記録債務140324
未払費用77116
リース負債22
引当金
賞与引当金180156
役員賞与引当金85107
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払金269194
未払法人税等249169
預り金1737
その他の負債で1年内に支払又は返済されると認められるもの
短期借入金1,600
その他824
流動負債3,5592,143
固定負債
引当金
退職給付引当金298280
固定負債298282
負債3,8572,425
純資産の部
株主資本
資本金6,5716,571
資本剰余金
資本準備金6,3116,311
資本剰余金6,3116,353
利益剰余金
利益準備金4343
その他利益剰余金
別途積立金3,0003,000
繰越利益剰余金2,6513,127
利益剰余金5,6946,171
自己株式-175-100
株主資本18,40218,995
純資産18,40218,995
負債純資産22,25921,420
損益計算書 43項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高15,65914,644
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価10,6069,782
営業活動による費用・売上原価の内訳
販売費及び一般管理費
減価償却費183177
賞与引当金繰入額110100
役員賞与引当金繰入額85107
退職給付費用8059
研究開発費506427
給料及び手当817717
販売運賃378374
販売費及び一般管理費4,2914,030
売上総利益又は売上総損失(△)5,0534,862
販売費及び一般管理費
減価償却費183177
賞与引当金繰入額110100
役員賞与引当金繰入額85107
退職給付費用8059
研究開発費506427
給料及び手当817717
販売運賃378374
販売費及び一般管理費4,2914,030
営業利益又は営業損失(△)763832
営業外収益
受取利息1517
受取配当金6971,475
為替差益790
デリバティブ評価益9
補助金収入1543
その他2130
営業外収益8371,566
営業外費用
支払利息146
自己株式取得費用10
その他11
営業外費用2822
経常利益又は経常損失(△)1,5722,376
特別利益
固定資産売却益0
受取保険金139
特別利益6106
特別損失
固定資産除売却損422
特別損失467
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)1,5742,415
法人税等331378
法人税、住民税及び事業税354234
法人税等調整額-23144
当期純利益又は当期純損失(△)1,2442,037
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△)1,2442,037
キャッシュ・フロー計算書 1項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)1,5742,415
この会社だけの項目 4件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(注記の本文 5件は含みません)
項目当期前期
平均年間給与の対前事業年度増減率-0
品質保証対応損失引当金010
事業構造改革費用戻入額4
株式報酬費用、営業外費用4
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 一般商工業)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億100億200億300億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 売上高 188億 ・ 純利益 0億23/03 ・ 売上高 186億 ・ 純利益 6億24/03 ・ 売上高 180億 ・ 純利益 8億25/03 ・ 売上高 201億 ・ 純利益 17億26/03 ・ 売上高 209億 ・ 純利益 17億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%20%40%60% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 粗利率 40.4% ・ 営業利益率 7.1% ・ 純利益率 0.3%23/03 ・ 粗利率 39.3% ・ 営業利益率 6.6% ・ 純利益率 3.5%24/03 ・ 粗利率 41.9% ・ 営業利益率 7.8% ・ 純利益率 4.4%25/03 ・ 粗利率 44.4% ・ 営業利益率 13.1% ・ 純利益率 8.6%26/03 ・ 粗利率 43.9% ・ 営業利益率 12.4% ・ 純利益率 8.2%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%5%10%15% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ROE 0.2% ・ ROA 0.2% ・ ROIC 5.1%23/03 ・ ROE 3.1% ・ ROA 2.5% ・ ROIC 4.9%24/03 ・ ROE 3.7% ・ ROA 3.0% ・ ROIC 5.6%25/03 ・ ROE 7.8% ・ ROA 6.5% ・ ROIC 10.5%26/03 ・ ROE 7.6% ・ ROA 6.1% ・ ROIC 9.8%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-40億-20億0億20億40億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF 3億 ・ 投資CF -23億 ・ 財務CF -16億23/03 ・ 営業CF 24億 ・ 投資CF -12億 ・ 財務CF -7億24/03 ・ 営業CF 26億 ・ 投資CF -5億 ・ 財務CF -15億25/03 ・ 営業CF 28億 ・ 投資CF -5億 ・ 財務CF -13億26/03 ・ 営業CF 24億 ・ 投資CF -8億 ・ 財務CF -11億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
-40億-20億0億20億40億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ フリーCF -29億23/03 ・ フリーCF 14億24/03 ・ フリーCF 24億25/03 ・ フリーCF 23億26/03 ・ フリーCF 18億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億10億20億30億40億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 設備投資 32億 ・ 減価償却 9億23/03 ・ 設備投資 10億 ・ 減価償却 8億24/03 ・ 設備投資 3億 ・ 減価償却 8億25/03 ・ 設備投資 4億 ・ 減価償却 8億26/03 ・ 設備投資 6億 ・ 減価償却 8億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
0倍2倍4倍6倍8倍 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF/純利益 6.15倍23/03 ・ 営業CF/純利益 3.73倍24/03 ・ 営業CF/純利益 3.35倍25/03 ・ 営業CF/純利益 1.60倍26/03 ・ 営業CF/純利益 1.42倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円10円20円30円 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ EPS ¥123/03 ・ EPS ¥924/03 ・ EPS ¥1125/03 ・ EPS ¥2426/03 ・ EPS ¥25
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円5円10円15円20円0%500%1,000% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 1株配当 ¥6 ・ 配当性向 909.1%23/03 ・ 1株配当 ¥6 ・ 配当性向 66.4%24/03 ・ 1株配当 ¥6 ・ 配当性向 54.5%25/03 ・ 1株配当 ¥12 ・ 配当性向 49.3%26/03 ・ 1株配当 ¥18 ・ 配当性向 73.1%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億100億200億300億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 総資産 267億 ・ 純資産 206億23/03 ・ 総資産 256億 ・ 純資産 210億24/03 ・ 総資産 259億 ・ 純資産 213億25/03 ・ 総資産 266億 ・ 純資産 226億26/03 ・ 総資産 281億 ・ 純資産 228億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円100円200円300円400円0%50%100% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ BPS ¥288 ・ 自己資本比率 77.0%23/03 ・ BPS ¥293 ・ 自己資本比率 82.0%24/03 ・ BPS ¥302 ・ 自己資本比率 82.1%25/03 ・ BPS ¥319 ・ 自己資本比率 84.9%26/03 ・ BPS ¥328 ・ 自己資本比率 81.3%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億50億100億150億200億0%200%400%600% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 流動資産 140億 ・ 流動負債 46億 ・ 流動比率 301.3%23/03 ・ 流動資産 129億 ・ 流動負債 33億 ・ 流動比率 386.6%24/03 ・ 流動資産 135億 ・ 流動負債 38億 ・ 流動比率 352.4%25/03 ・ 流動資産 144億 ・ 流動負債 34億 ・ 流動比率 425.9%26/03 ・ 流動資産 156億 ・ 流動負債 46億 ・ 流動比率 340.9%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億20億40億60億80億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 現金 37億 ・ 有利子負債 15億23/03 ・ 現金 41億 ・ 有利子負債 14億24/03 ・ 現金 48億 ・ 有利子負債 9億25/03 ・ 現金 58億 ・ 有利子負債 3億26/03 ・ 現金 64億 ・ 有利子負債 16億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
0億20億40億60億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ネットキャッシュ 22億23/03 ・ ネットキャッシュ 27億24/03 ・ ネットキャッシュ 39億25/03 ・ ネットキャッシュ 54億26/03 ・ ネットキャッシュ 48億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
純利益率(%)0.23.54.48.68.2
ROE(%)0.23.13.77.87.6
ROA(%)0.22.53.06.56.1
総資産回転(回)0.700.730.690.750.75
営業CF率(%)1.512.914.613.711.7
営業CF/純益(倍)6.153.733.351.601.42
配当性向(%)909.166.554.549.373.1
売上 前年比(%)29.0-1.1-3.111.54.2
純資産 前年比(%)-0.52.01.56.20.9
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

SEGMENT 事業別の稼ぎ

事業売上構成比営業利益利益率従業員
建機用フィルタ事業187億89%27億14.5%680
エアフィルタ事業23億11%-1億 ⚠-5.3%77
「どの事業が稼ぐか」=所有に値するかの核。営業赤字の事業(⚠)は他事業の利益で支えられている=静かにすり減る構造の可能性。出所: 有報 セグメント情報(EDINET 一次データ)。情報提供であり売買推奨ではありません。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

22/03
¥6.0
23/03
¥6.0
24/03
¥6.0
25/03
¥12.0
26/03
¥18.0
配当性向 73.1%・連続増配 2年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
18.0
9.8%
粗利率
43.9%
アクルーアル比率
-2.7%
売上CAGR(4年)
2.7%
EPS CAGR
39.7%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値 運転資本の回転(現金が拘束される日数)

売上債権回転日数
81.9
棚卸回転日数
仕入債務回転日数
47.2
CCC(現金循環)
CCC(現金循環日数)=売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金を払ってから売上を回収するまで、現金が事業に拘束される日数。短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。業種で水準が大きく違い(製造・小売で長め、サービス・プラットフォームで短い/マイナス)、在庫を持たない業態や算定できない指標は「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
8.2%
ROA
6.1%
総資産回転
0.75
実効税率
31.7%
現金変換(CFO/営業益)
0.94
CFO/純益(平均)
2.44
累計営業CF
189.2
FCFマージン
8.6%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.82
BPS CAGR
3.3%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
3.41
純負債/EBITDA
-1.43
インタレストカバレッジ
84.6
債務返済年数
0.7
配当性向
73.1%
連続増配
2
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
総合偏差値
55.6 母集団3920社中 908位
総合 →
業種内 総合偏差値(機械)
54.8 同業207社中 50位
全体908位・同業50位(母集団が異なるため両立します)
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化売上成長EPS成長 50
ROIC
48
営業利益率
52
純利益率
52
粗利率
54
ROE
50
ROA
53
FCFマージン
52
自己資本比率
63
流動比率
52
純負債/EBITDA
51
アクルーアル比率
50
現金変換(営業CF/純益)
49
売上CAGR
45
EPS CAGR
63
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
—億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.0億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.0%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
35.5%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
株式会社あさまホールディングス
34.5% 保有
自己株式
0.46%
320,400株 ・簿価1.7億
大株主比率
1. 株式会社あさまホールディングス34.5%
2. 株式会社日本カストディ銀行(信託口)7.4%
3. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.2%
4. 山崎 裕明3.3%
5. 山崎 敬明3.1%
6. 株式会社みなとホールディングス2.6%
7. 山崎 敦彦2.3%
8. 野村證券株式会社1.5%
9. 株式会社けやきホールディングス1.3%
10. 株式会社しらかばホールディングス1.3%
上位10で 64.5%・発行済 69,938,478株・自己株 320,400株・浮動株 24,736,643株・株主 21,315名。所有者別(単元): 外国人 4.0% / 機関 18.4% / 個人 37.3%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率8.99%(取締役 5名計)
政策保有株式(簿価合計)0.0百万円(0銘柄)
役員報酬総額 / 役員数381.0百万円 / 11名
平均年間給与(提出会社)732万円(前期比 -1.0%)
従業員数(連結)757名
監査報酬 / 非監査報酬54.0百万円 / 3.0百万円
平均勤続年数8.7年
女性管理職比率9.7%
従業員1人当たり売上27.7百万円
従業員1人当たり営業利益3.4百万円
政策保有株式の対純資産比0.0%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長執行役員 山崎 敦彦
本社所在地神奈川県横浜市中区桜木町一丁目1番地8
市場 / 業種東証プライム / 機械
決算期3月
従業員数(連結)757名
EDINETコードE30917

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/03期末 基準・69,938,478株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-06-19確認書 ↗
2026-06-05変更報告書(特例対象株券等) ↗ / アセットマネジメントOne株式会社
2026-03-23変更報告書(特例対象株券等) ↗ / アセットマネジメントOne株式会社
2026-01-09変更報告書(特例対象株券等) ↗ / アセットマネジメントOne株式会社
2025-11-14確認書 ↗
2025-09-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / アセットマネジメントOne株式会社
2025-07-23大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / アセットマネジメントOne株式会社
2025-06-26確認書 ↗
2024-11-14確認書 ↗
2024-06-27確認書 ↗
2024-06-12変更報告書 ↗ / 山崎 裕明
2024-06-12変更報告書(短期大量譲渡) ↗ / 山﨑 敦彦
2024-02-14確認書 ↗
2023-12-06変更報告書 ↗ / 山崎 裕明
2023-12-06変更報告書 ↗ / 山﨑 敦彦
2023-11-14確認書 ↗
2023-06-29確認書 ↗
2023-02-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2023-02-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村證券株式会社
2022-12-01変更報告書 ↗ / 山崎 敬明
2022-06-23確認書 ↗
2022-05-23大量保有報告書 ↗ / 山崎 裕明
2022-05-23変更報告書(短期大量譲渡) ↗ / 山﨑 敦彦
2022-05-11大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / 野村アセットマネジメント株式会社
2022-03-25大量保有報告書 ↗ / 山崎 敬明
2022-03-25変更報告書 ↗ / 山﨑 敦彦
2022-02-28変更報告書(短期大量譲渡) ↗ / カバウター・マネージメント・エルエルシー
2022-02-15変更報告書 ↗ / カバウター・マネージメント・エルエルシー
2022-01-07変更報告書 ↗ / カバウター・マネージメント・エルエルシー
2022-01-06変更報告書(短期大量譲渡) ↗ / 野村證券株式会社
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社と連結子会社7社により構成されており、建機用フィルタ製品及びエアフィルタ製品を主たる事業としております。当社グループは、「仕濾過事」(ろかじにつかふる)、フィルタビジネスを通じて社会貢献するという経営理念のもと、本業である建機用フィルタ事業、エアフィルタ事業に加え、2025年12月に公表した新たなエクイティストーリーYAMASHIN FILTER VISION 2030に記載のとおり、2027年3月期より新規事業として機能素材事業を立ち上げ、更なる企業価値の向上に取り組んでおります。当社グループの各セグメントの関連は、次のとおりであります。 建機用フィルタ事業建設機械向け油圧フィルタ(以下、建機用フィルタ)、産業機械向け油圧フィルタ(以下、産業用フィルタ)、プロセス用フィルタの開発・製造・販売を行っております。 エアフィルタ事業エアフィルタの開発・製造・販売を行っております。 当社グループについて (1) 当社グループの概要当社グループは、創業以来、一貫してフィルタの専門メーカーとして実績を重ねてきました。当社グループは、フィルタのキーパーツである「ろ材」の主な材料であるガラス繊維や不織布及びフィルタの構成部品に使用される金属加工品や樹脂加工品等の仕入を行い、建機用フィルタ、産業用フィルタ、プロセス用フィルタ、エアフィルタを製造・販売しております。当社グループは、各フィルタの「ろ材」の開発及び製品設計から製造をグループ内で一貫して行い、建設機械、産業機械等の業界向けに販売を行っております。当社グループの特徴は、「ろ材」を内製化することで、顧客が要望する様々な仕様に対応した「ろ材」及び「ろ材構造」を独自に開発し、最適な製品を顧客へ供給できることであります。特に主力品目である建機用フィルタでは、油圧ショベルが国産化された同時期からフィルタ製品の開発、生産を手掛けており、搭載される回路の知識や長年に亘るノウハウは競合他社との差別化に貢献しております。また、近年において、現在の主要な材料であるガラス繊維と比較し、その耐久性や濾過効果において優位性が高く、かつ環境負荷の低減に貢献する次世代の「ろ材」として、ナノファイバーの量産化技術の確立に成功しました。このナノファイバーを使用したフィルタ製品は、建機用フィルタ事業及びエアフィルタ事業における新たな主力製品として期待されており、主要な取引先への供給が開始されております。更には、新たな事業セグメントとして機能素材セグメントを立ち上げ、このナノファイバーにより量産される「ろ材」を、建機用フィルタ製品やエアフィルタ製品のみならず、機能テキスタイル、ライフサイエンス、産業資材の3つの事業分野へ活用することにより、当社グループ全体の企業価値の向上を図ってまいります。 (2) 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置づけ 品目事業内容及び関係会社との位置づけ建機用フィルタ当社、YAMASHIN CEBU FILTER MANUFACTURING CORP.及びYAMASHIN VIETNAM CO., LTDにおいて製造を行っております。製品販売は、国内は当社が行っており、海外は主として各連結子会社が行っております。連結子会社の販売担当地域は次のとおりであります。YAMASHIN AMERICA INC.・・・・・・・当社製品の米国向け販売YAMASHIN EUROPE BRUSSELS BV・・・・当社製品の欧州向け販売YAMASHIN THAI LIMITED・・・・・・・当社製品の東南アジア・インド向け販売YAMASHIN FILTER(SIP) INC.・・・・・当社製品の中国向け販売産業用フィルタ当社、YAMASHIN CEBU FILTER MANUFACTURING CORP.及びYAMASHIN VIETNAM CO., LTDにおいて製造を行っております。国内の販売は当社が行っており、海外の販売は、建機用フィルタと同様であります。プロセス用フィルタ当社及びYAMASHIN CEBU FILTER MANUFACTURING CORP.において製造を行っております。国内の販売は当社が行っており、海外の販売は、建機用フィルタと同様であります。エアフィルタ株式会社アクシーにおいて製造を行っております。国内の販売は株式会社アクシー及びその代理店が行っております。 (3) 取扱製品について当社グループの取り扱う主要な製品の内容は次のとおりであります。 ・建機用フィルタ分野建機用フィルタとは、建設機械の駆動に不可欠である油圧回路の作動油をはじめ、燃料のディーゼル・オイル、エンジン駆動に必要な潤滑油のろ過に用いられるフィルタのことであり、あらゆる建設機械に搭載されております。当社グループの主力分野である建機用フィルタ製品は、建設機械の高性能化に伴い、機械回路のあらゆる部分で採用が拡大されてまいりました。特に油圧回路は機械駆動に大きな役割を担っているため、フィルタによる回路環境の整備は不可欠であり、多数のフィルタが建設機械には搭載されております。 品目製品名主な特徴・用途建機用フィルタ作動油用フィルタリターンフィルタ作動油がオイルタンクに戻る前に、細かい不純物を除去する目的で装備されるフィルタであります(交換用のカートリッジを特にフィルタエレメントと呼称します)。油圧ショベル及びその他建設機械、一般油圧システムに使用されております。サクションストレーナオイルタンク内の比較的大きな不純物を除去する目的で、サクションポート(オイルタンクの吸いこみ口)に直接装着されております。油圧ショベル及びその他建設機械、一般油圧システムに使用されております。ラインフィルタ油圧回路に用いられるフィルタで、圧力のかかる箇所に設置されるフィルタであります。油圧ショベル及びその他建設機械、一般油圧システムに使用されております。エアブリーザ建設機械のオイルタンク内への外気に含まれる不純物の侵入の防止、油圧システム稼働中のオイルタンク内の圧力の保持、オイルタンク内のオイル清浄度の維持といった多目的なフィルタであります。油圧ショベル及びその他建設機械に使用されております。リリーフバルブ作動油の温度が高い時にはオイルクーラーを通し、温度が低い時(差圧がかかる時)にはオイルクーラーを通さずにオイルタンクへ向けて作動油を流すという振り分けを行うバルブとして使用されております。中大型油圧ショベル、ミニ油圧ショベルにおいて使用されております。ナイロンストレーナ各種オイルタンクの給油口に装着し、給油の際、オイルタンク内への汚染物資の侵入を防ぎます。油圧ショベル及びその他建設機械に使用されております。トランスミッション用フィルタブルドーザー、ホイールローダー等のトランスミッション機構を持つ建設機械に設置されるフィルタであります。高粘度の潤滑油に混入したギアなどの摩擦にて発生した金属粉などの不純物のろ過に使用されております。燃料用フィルタ建設機械のディーゼル燃料に含まれる不純物、水分の除去に使用されております。エンジンオイル用フィルタディーゼルエンジンに用いられるエンジンオイル内の細かい不純物のろ過を行っております。 ・産業用フィルタ分野産業用フィルタとは、様々な業界に応用されている油圧ユニットの作動油や潤滑油のろ過に用いられるフィルタのことであり、工作機械、冷凍用圧縮機、農業機械、船舶、鉄道車両、航空機やヘリコプター等の産業機械に使用されております。当社グループの産業用フィルタ製品は、油圧ユニットを搭載する機械分野全般で使用されております。そのため、取引先の業種も様々であり、求められる性能や機能も異なります。主な販売先は、工作機械メーカーや圧縮機メーカー、農業機械メーカーなどであります。 品目製品名主な特徴・用途産業用フィルタラインフィルタ工作機械、プレス機、搬送油圧ユニットの油圧回路などにおいて、作動油等のろ過に使用されます。 ・プロセス用フィルタ分野プロセス用フィルタとは、顧客製品の製造工程で行われるろ過・分離に必要なフィルタのことであり、電子部品、精密部品、液晶ディスプレイや食品等の業界に使用されております。当社グループのプロセス用フィルタ製品は、建機用、産業用と比較して、より細かいろ過を求められる分野へ提供されております。具体的な用途は、電子部品の精密洗浄やコンデンサ・フィルム関連のナノレベルの分級(対象物の分離工程)等であります。 品目製品名主な特徴・用途プロセス用フィルタ糸巻フィルタ半導体業界、化学業界、食品業界において、精密なろ過を行う前に大きな物質をろ過する際に使用されております。不織布フィルタ半導体業界、化学業界、食品業界において、精密洗浄用フィルタに使用されております。メンブレンフィルタ半導体業界、化学業界、食品業界において、精密洗浄用フィルタにおいて、ろ過の最終工程で使用されております。 ・エアフィルタ分野エアフィルタとは、空気中からごみ、塵埃などの除去に用いられるフィルタのことであり、ビル・建物をはじめ、食品や薬品などの製造工場、電力配電盤や鉄道車両など特殊な用途に至るまで幅広い分野に使用されております。当社グループのエアフィルタ製品は、多様化する顧客の要求に応えるため、比較的大きな粒子を除去するために用いられるプレフィルタから半導体製造工場や病院(手術室)など高い清浄度が求められる空間で用いられるHEPAフィルタ、異物混入が許されない食品工場で用いら
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】 1.報告セグメントの概要 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、最高経営意思決定機関が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象になっているものであります。 当社グループは、組織及びビジネスモデルに基づいて事業セグメントを識別しており、「建機用フィルタ事業」、「エアフィルタ事業」の2つを報告セグメントとしております。「建機用フィルタ事業」は、主に建機用フィルタ、産業用フィルタ、プロセス用フィルタの開発・製造・販売を行っております。「エアフィルタ事業」は、主にエアフィルタの開発・製造・販売を行っております。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント調整額連結財務諸表計上額(注) 建機用フィルタ事業エアフィルタ事業計売上高 外部顧客への売上高17,489,2562,615,12220,104,378-20,104,378セグメント間の内部売上高又は振替高-----計17,489,2562,615,12220,104,378-20,104,378セグメント利益2,554,83775,5252,630,362-2,630,362セグメント資産21,726,4084,916,09726,642,506-26,642,506その他の項目 減価償却費637,109113,595750,704-750,704有形固定資産及び無形固定資産の増加額609,64164,371674,012-674,012 (注)セグメント利益の合計は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント調整額連結財務諸表計上額(注) 建機用フィルタ事業エアフィルタ事業計売上高 外部顧客への売上高18,654,2202,286,96220,941,183-20,941,183セグメント間の内部売上高又は振替高-----計18,654,2202,286,96220,941,183-20,941,183セグメント利益又は損失(△)2,713,352△120,6742,592,678-2,592,678セグメント資産23,634,3574,426,60328,060,961-28,060,961その他の項目 減価償却費678,446111,993790,440-790,440有形固定資産及び無形固定資産の増加額837,457101,431938,888-938,888 (注)セグメント利益又は損失の合計は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報 (1) 売上高 (単位:千円)日本アジア米国その他合計9,515,5933,917,4994,590,3022,080,98220,104,378 (注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2) 有形固定資産 (単位:千円)日本ベトナムその他合計9,479,2051,194,334472,53111,146,071 3.主要な顧客ごとの情報 (単位:千円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名CATERPILLAR INC.2,249,473建機用フィルタ事業 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報 (1) 売上高 (単位:千円)日本アジア米国その他合計9,314,1304,574,1074,901,9632,150,98220,941,183 (注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。(表示方法の変更)前連結会計年度において独立掲記しておりました「欧州」について重要性が乏しくなったため当連結会計年度より「その他」に集約しております。 (2) 有形固定資産 (単位:千円)日本ベトナムその他合計9,343,2441,168,007669,84411,181,096 3.主要な顧客ごとの情報 (単位:千円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名CATERPILLAR INC.2,395,714建機用フィルタ事業 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント調整額連結財務諸表計上額建機用フィルタ事業エアフィルタ事業計減損損失42,029-42,029-42,029 (注) 事業構造改革費用として計上した減損損失42,029千円が含まれております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】該当事項はありません。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報 (単位:千円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名CATERPILLAR INC.2,395,714建機用フィルタ事業
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】当社グループの事業その他に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしも事業上の重要なリスクとは考えていない事項についても、投資者の投資判断上あるいは当社グループの事業を理解する上で重要と考えられる事項については、積極的な情報開示の観点から記載しております。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。なお、以下の記載内容及び将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 特定市場の依存度について当社グループの事業活動は、2026年3月期において、建機用フィルタ事業向け売上高が約9割を占めており、中長期の事業展開も当該売上高の割合が高く推移するものと計画しております。当社グループは、景気停滞、公共投資低迷などの原因による建設機械メーカー各社の業績が悪化した場合、又は当社グループの強みである作動油フィルタに対する建設機械の構造革新や油圧動力に替わる新たな技術革新などが起きた場合には、建機用フィルタの売上高が減少し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 他社との競合について当社グループ製品の主要市場である油圧ショベル市場は、中長期的には、新興国での市場の拡大を予測しております。新興国市場においては、模倣品や廉価品の台頭が予想され、当社グループでは、継続して大手建設機械メーカーを中心に純正部品として建機用フィルタ及び関連部品を安定供給することに努めます。しかしながら、今後、新興国において競合他社の模倣品・廉価品の販売が伸長した場合には、建機用フィルタの売上高が減少し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 為替レートの変動について当社グループは、生産拠点を日本、フィリピン及びベトナムに擁し、販売拠点を日本、アメリカ、ベルギー、タイ及び中国に擁しております。当社グループの原材料調達、物流、販売等の営業活動、海外事業等による外貨建資産及び負債は、為替レート変動の影響を受ける恐れがあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 公的規制等について当社グループの事業活動は、各国の政策動向やその国固有の規制等の影響を受けており、今後、当社グループが事業展開するにあたって、新たな関税、通貨規制、税制度等が導入された場合には、これらの対応コストの発生により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 調達・生産・物流について当社グループの製品原価に占める部品・資材の割合は大きく、その調達は素材市況の変動に影響を受けます。部品・資材価格の高騰は、当社グループの材料費を増加させ、製造原価の増加をもたらします。また、部品・資材の品薄や調達先の倒産あるいは生産打ち切りにより、当社グループにおいて適時の調達・生産が困難になり、生産効率が低下する可能性があります。当社グループでは、材料費の増加については他の原価低減や販売価格の見直しによって対応し、また適時の調達・生産の問題については関係部門の連携を密にすることによって、これらの影響を最小限に抑えることに努めております。しかしながら、予想を大きく上回る素材価格の高騰や供給の逼迫が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。さらに、当社グループは、生産拠点における部品・資材の輸入調達を行っているとともに、当社及び販売子会社を通じて海外顧客への輸出販売を行っております。そのため、物流を取り巻く外部環境の変化に伴うコンテナ船の需要変動により、輸送リードタイムの長期化、海上輸送費の高騰や、物流コストの高騰が継続した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 生産計画と適正在庫について当社グループの事業活動は、2026年3月期において、建機用フィルタ事業向け売上高が約9割を占めており、その殆どがOEM(注)製品であります。当社グループの建設機械市場向け製品の販売は、最終顧客に接する販売代理店への直接販売は行わず、建設機械メーカーを経由して販売する方法を採用しており、建設機械メーカーの生産計画及び部品の販売計画が当社の生産計画に影響を及ぼす構造になっております。当社グループは、建設機械メーカーと定期的に情報交換するなど市場動向、生産計画及び部品の販売計画等の最新情報を入手し、在庫が適正水準を維持できるように常に監視・分析しておりますが、建設機械メーカーからの急な発注数量の変更や納期の調整などにより、在庫を過剰に保有する可能性があり、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。(注) 製造委託者のブランドで製品製造を行うこと。 (7) 製品の品質について当社グループは、グループ内において品質管理体制を整え、厳格な品質基準に基づく製品の製造をしております。しかしながら、当社グループが顧客に納入した製品について、顧客の要求規格及び仕様等を充足しなかった場合又は不適合が生じた場合には、重大な品質クレームを引き起こす可能性があります。大規模なクレームの発生や製造物責任賠償につながるような製品の欠陥は、多額のコストが発生することに加えて、当社グループの評判や当社グループと顧客の関係に重大な影響を与え、それにより販売が縮小し、当社グループの業績及び財政状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8) 自然災害等について当社グループは、開発・生産・販売等の拠点を海外に設けグローバルに事業を展開しております。また、生産の拠点については日本、フィリピン及びベトナムに設けており、2026年3月期において、建機用フィルタ事業における生産の約6割(販売価格ベース)をフィリピンに集約しております。これらの拠点において、地震・水害等の自然災害、戦争・テロ又は第三者による当社グループに対する非難・妨害などが発生するリスクがあります。当社グループでは、一定規模の災害等を想定した、リスク対応施策を講じておりますが、こうした自然災害等により、短期間で復旧不可能な莫大な損害を被り、部品・資材の調達、生産活動、製品の販売及びサービス活動に遅延や中断が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 情報管理について当社グループの事業活動において、顧客情報に接することがあり、また営業上・技術上の機密情報を保有しております。これらの各種情報の取り扱い及び機密保持には細心の注意を払っており、不正なアクセス、改ざん、破壊、漏えい及び紛失などから守るために管理体制を構築するとともに、合理的な技術的対策を実施するなど、適切な安全措置を講じております。しかしながら、万が一、情報漏えい等の事故が起きた場合には、当社グループの評価・信用に悪影響を与えるなどのリスクがあり、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 知的財産権について当社グループが開発した独自技術等は、特許権等の取得により、知的財産権の保護を行っております。しかしながら、特定の地域では当社グループの知的財産権が完全に保護されない場合があり、第三者が当社の製品と類似した製品を製造、販売することにより、当社グループが損害を受ける可能性があります。また、製品開発においては、第三者が保有する権利をチェックすること等によって、第三者の知的財産権を含む権利侵害を行わないように努めております。しかしながら、当社グループが第三者から知的財産権等の帰属や侵害に関する主張や請求を受ける可能性は完全には否定できず、それに伴い当社グループが損害賠償請求や差止請求を受けた場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 係争・紛争について当社グループの事業活動にあたっては、内部統制を強化し、法令遵守、社会道徳遵守を含めたコンプライアンスの強化、各種リスクの低減に努めると共に、必要に応じて弁護士等の外部専門家の助言等を受けております。しかしながら、事業活動にあたっては、法令などの違反の有無にかかわらず訴訟を提起される可能性があり、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。なお、本報告書提出日現在において係争・紛争は発生しておりません。 (12) M&A・業務提携について当社グループは、今後の業容拡大等においてM&A及び業務提携戦略は重要かつ有効であると認識しております。M&Aや業務提携を行う場合においては、対象会社を慎重に検討し、対象会社の財務内容や契約関係等について詳細なデュー・デリジェンス(Due diligence)(注)を行うことによって、極力リスクを回避するように努める方針としておりますが、事前に買収・提携成立後に偶発債務の判明等、不測の事態が発生する可能性を完全には防止できません。また、のれんが発生する場合はその償却額を超過する収益力が安定的に確保できることを前提としておりますが、買収後の事業環境の変化等により買収当初の事業計画遂行に支障が生じた場合は、当該のれんに係る減損損失等の損失が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。(注)M&Aなどの取引に際して行われる、対象企業の法務・財務・ビジネス・人事・環境などを含めた総合的な資産評価に係る調査活動 (13)感染拡大に関するリスク当社グループは佐賀県、大阪府及びフィリピン、ベトナム
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況1.経営成績当社グループは、2024年11月に公表した中期経営計画 “Fly to the next stage!”(2025年3月期から2028年3月期)において、 ①新たな価値創造の取り組み、 ②資本コストを意識した経営の強化、 ③ESG経営の推進に取り組んでおります。また、2025年12月に公表した新たなエクイティストーリー「YAMASHIN FILTER VISION 2030」に記載のとおり、YAMASHIN Nano FilterTM の持つ素材の可能性を最大限活かした参入市場の選定と中期的な成長戦略及び利益目標の策定、社内体制の整備に社内一丸で取り組んでおり、新規事業ポートフォリオの確立と企業価値向上を具現化してまいります。主力事業である建機用フィルタ事業においては、当連結会計年度において、各市場における需要の濃淡はあるものの、全体では新車需要は大幅に増加し、交換需要も堅調に推移したことから増収増益となりました。また、中東情勢や関税の影響など外部環境は先行き不透明な状況が継続しておりますが、想定されるリスクを検証し、対策を講じており、現時点においては業績に与える影響は極めて軽微であります。当社グループでは、中期経営計画に掲げた新たな価値創造の取り組みである、北米市場におけるシェア拡大、環境負荷低減に寄与する素材であるナノファイバーを用いた製品の採用拡大が着実に進展しており、建機用フィルタ事業の持続的な成長と資本効率の改善が見込まれます。エアフィルタ事業においては、基幹システムの入れ替えに伴う生産及び出荷遅延により売上高の低迷が継続したことに加え、システム運用に係る費用の増加により大幅な減収減益となりました。この基幹システムの入れ替えに伴う混乱については当連結会計年度内に収束し、翌連結会計年度以降はオペレーションの安定化及び供給体制の改善を進めることで、売上高の回復を図ってまいります。また、ロングライフ、低圧損、高捕集率といった高い付加価値を持つナノファイバー製エアフィルタ(製品名NanoWHELP(ナノウェルプ))の供給の拡大に向けた取り組みとして、直販体制の構築が着実に進展しております。今後当社グループは、国内市場のみならず、欧州市場をはじめとした海外市場の開拓も視野に入れ、エアフィルタ事業の再構築と収益性の改善に取り組んでまいります。新規事業においては、機能テキスタイル分野として、実績のあるアパレル市場への製品供給が開始されております。また、耐熱性、導電性の特性を活かし、ライフサイエンス分野、産業資材分野への参入を視野に入れ、新規事業の素材開発、販売・マーケティング体制の強化に取り組み、大学や研究機関等との共同研究開発及び量産体制の整備を進めております。また、当連結会計年度において、これら新規事業の立ち上げに伴う先行投資として、設備投資や人材採用に掛かる費用が1億77百万円発生しており、建機用フィルタ事業に含めて開示しております。今後も当社グループは、総合フィルタメーカーとして「環境」「空気」「健康」をテーマに持続可能な社会・経済活動に貢献する企業として社会的責任を果たしてまいります。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は209億41百万円(前年同期比4.2%増)となり、営業利益は25億92百万円(前年同期比1.4%減)、経常利益は25億35百万円(前年同期比5.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は17億18百万円(前年同期比0.3%減)となり、創業以来過去最高の売上高を更新いたしました。 2.連結業績当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)業績について (単位:百万円) 2025年3月期 2026年3月期増減額増減率外部売上高20,10420,9418364.2%営業利益(利益率)2,630(13.1%)2,592(12.4%)△37△1.4%経常利益(利益率)2,669(13.3%)2,535(12.1%)△134△5.0%親会社株主に帰属する当期純利益(利益率)1,723(8.6%)1,718(8.2%)△4△0.3% 売上高については、建機用フィルタ事業において6.7%の増収、エアフィルタ事業において12.5%の減収となったことから、全体では4.2%の増収となりました。営業利益については、エアフィルタ事業において、基幹システムの入れ替えに伴う生産及び出荷遅延やシステム運用に係る費用の増加により大幅な減益となったものの、建機用フィルタ事業において、新車需要の増加により6.2%の増益となり、連結では1.4%の減益となりました。経常利益については、為替差損の増加等により5.0%の減益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益については、0.3%の減益となりました。 3.事業セグメント別の売上高と営業利益 (建機用フィルタ事業)(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)業績について(単位:百万円) 2025年3月期2026年3月期増減額増減率外部売上高17,48918,6541,1646.7%営業利益(利益率)2,554(14.6%)2,713(14.5%)1586.2% 売上高については、新車需要の増加等により6.7%の増収となりました。営業利益については、増収の影響等により6.2%の増益となりました。 (エアフィルタ事業)(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)業績について(単位:百万円) 2025年3月期2026年3月期増減額増減率外部売上高2,6152,286△328△12.5%営業利益又は営業損失(△)(利益率)75(2.9%)△120(△5.3%)△196- 売上高については、需要の減少等により、12.5%の減収となりました。営業利益については、基幹システムの導入に伴う販売管理費の増加により、大幅な減益となりました。 4.財政状態当連結会計年度末における当社グループの財政状態については、総資産は280億60百万円(前連結会計年度末比5.3%増)となり、負債は52億37百万円(前連結会計年度末比30.2%増)となり、純資産は228億23百万円(前連結会計年度末比0.9%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末より6億83百万円増加し、64億45百万円となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績当社グループはフィルタ製品の製造・販売を主たる事業としており、事業品目別に記載しております。a 生産実績当連結会計年度における生産実績を示すと、次のとおりであります。なお、生産実績については、品目の共通原材料及び共通部品が含まれるため、品目ごとに金額を記載しておりません。 事業品目の名称生産高(千円)前年同期比(%)建機用フィルタ事業12,423,948113.2エアフィルタ事業2,278,60087.1合計14,702,548108.2 (注) 1.金額は販売価格によっております。2.産業用フィルタ及びプロセス用フィルタについては建機用フィルタ事業に含めております。 b 受注状況当連結会計年度の受注状況を事業品目ごとに示すと、次のとおりであります。 事業品目の名称受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)建機用フィルタ17,771,173105.74,240,447115.2産業用フィルタ772,49299.9243,85899.8プロセス用フィルタ690,24597.0151,120114.6エアフィルタ2,328,08990.2261,416118.7合計21,562,002103.34,896,843114.5 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 c 販売実績当連結会計年度の販売実績を事業品目ごとに示すと、次のとおりであります。 事業品目の名称当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)販売高(千円)前年同期比(%)建機用フィルタ17,210,295107.0産業用フィルタ772,946109.1プロセス用フィルタ670,97995.9エアフィルタ2,286,96287.5合計20,941,183104.2 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合相手先前連結会計年度当連結会計年度金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)CATERPILLAR INC.2,249,47311.22,395,71411.4 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り及び予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 (2) 経営成績に重要な影響を
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針当社グループの経営理念は「仕濾過事」(ろかじにつかふる)であります。この経営理念には、当社の創業者である山崎正彦のフィルタビジネスを通じて社会に貢献するという意思が込められており、当社グループは、この不変のDNAを通じ、フィルタビジネスを通じて「環境」、「空気」、「健康」をテーマに持続可能な社会の実現のための課題解決に取り組み、コーポレートサステナビリティの更なる強化に努めるとともに、企業価値の最大化を図ってまいります。 (2)当社グループを取り巻く経営環境当社グループの主力事業である建機用フィルタ事業においては、新車の販売台数は前年度と同水準で推移する見通しである一方で、交換需要は引き続き堅調に推移することが見込まれます。また、地政学リスクを背景とした資材価格やエネルギーコストの高騰については依然として終息のめどが立たず、先行き不透明な状況が継続しており、米国の関税政策の影響による建機市場の需要減退が懸念されますが、当社グループのサプライチェーンにおける米国向け製品の関税の影響は僅少であり、影響額については販売価格の改定等により当社の負担を最小化することが可能であると見込んでおります。 (3)中長期的な会社の経営戦略及び会社の対処すべき課題 ① 新たな価値創造の取り組み当社は、新たな価値創造の取り組みとして、主力事業である建機用フィルタ事業においては、多様なアプローチによるシェア拡大、高付加価値製品の導入、アフターマーケット活動の進化に取り組み、更なる事業規模の拡大と収益性の改善に取り組んでまいります。また、2025年12月に公表した新たなエクイティストーリー「YAMASHIN FILTER VISION 2030」に記載のとおり、YAMASHIN Nano FilterTMの持つ素材の可能性を最大限活かした参入市場の選定と中期的な成長戦略の推進に取り組んでおり、2030年3月期の時価総額3,000億円を目標とし、新規事業ポートフォリオの確立と企業価値向上を具現化してまいります。(注)中期経営計画 (https://www.yamashin-filter.co.jp/ja/ir/library/Mid-term.html)(注)YAMASHIN FILTER VISION 2030 (https://www.yamashin-filter.co.jp/ja/ir/management/strategy.html) ② 資本コストを意識した経営の強化当社は、総合的な企業価値指標である「MAVY」の持続的な拡大を経営の基本と位置づけ、「MAVY」を、財務情報、非財務情報、株主還元情報の3つに区分し、それぞれ定量目標を開示しております。2028年3月期の定量目標として、財務情報としては、MAVY's 2%以上、ROIC10%以上、WACC7.3%以下、非財務情報としては、FTSE4.0、CDP Aスコア取得、株主還元情報としては、新規事業の立ち上げに向けた成長投資と株主還元とのバランスを前提としたうえで、DOE10%以上、配当性向80%以上を目標として中期経営計画書に開示しております。また、このように、定量目標の開示により、投資家との対話を推進するとともに、社内における各部門や従業員の取り組むべき課題や目標及びその成果を明確化することで、資本コストを意識した経営の強化に取り組んでまいります。(注)中期経営計画 (https://www.yamashin-filter.co.jp/ja/ir/library/Mid-term.html)(注)YAMASHIN FILTER VISION 2030 (https://www.yamashin-filter.co.jp/ja/ir/management/strategy.html) ③ ESG経営の推進当社は持続可能な環境・社会を実現するための取り組みとして、気候変動に対する取り組み及び人的資本への積極的な投資を掲げております。具体的には、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」に賛同を表明し、企業や自治体の環境への取り組みを評価する国際環境非営利団体CDPが行う「CDP気候変動」Aスコアを取得しておりますが、FTSE RussellのESGスコア4.0を目標にした取り組みも強化してまいります。また、当社グループは、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、2030年までのGHG削減目標(Scope1,2,3)を策定し2025年4月にSBT認定を取得いたしました。また、人的資本への投資としては、「多様な価値観を持つ人的資本」への投資を図ることを通じ、すべての従業員が国籍、年齢、性別、文化、宗教などの違いにとらわれず、お互いの経験や能力、考え方などを尊重する、ダイバーシティマネジメントを経営の基本方針としております。この経営方針に基づき多様な社員の活躍を促し、経営基盤となる人材の育成強化を図ることにより、外部環境の変化に迅速かつ柔軟に対応できる組織風土の構築に努めてまいります。更に、当社はコーポレート・ガバナンス及び経営課題に関する事項等について幅広く議論し、コーポレート・ガバナンス機能の継続的な充実を図ることを目的とした取締役会の諮問機関として、ガバナンス委員会を設置しております。同委員会は、取締役会の経営の監督機能の実効性の評価、課題に対する取締役会への助言、改善提案、報告、執行役員への通知といった活動を行っております。同委員会は透明性及び客観性を確保するため、委員は独立社外取締役で構成されております。加えて、グループ会社が行う業務執行に関するリスクの監視・牽制機能(モニタリング)、内部監査で実施される評価業務の支援を目的とした社内委員会として、代表取締役社長の諮問機関である業務監理委員会を設置しております。この内部統制組織の拡充強化を通じ、当社連結グループ全体のガバナンス及びコンプライアンスの更なる改善を図ってまいります。当社はこのようなガバナンス委員会及び業務監理委員会の活動を通じ、より一層牽制機能の強化等による業務執行の適切な監督を行うことで経営の透明性と質の向上を図り、コーポレート・ガバナンスの強化に努めてまいります。(注)サステナビリティレポート (https://www.yamashin-filter.co.jp/ja/sustainability/data.html)(注)統合報告書 (https://www.yamashin-filter.co.jp/ja/ir/library/integratedreport.html)
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】関連当事者との取引前連結会計年度(2025年3月31日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(2026年3月31日) 該当事項はありません。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)1.棚卸資産の評価 (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 (単位:千円) 前連結会計年度 建機用フィルタ事業エアフィルタ事業計 商品及び製品1,841,86623,5281,865,395 仕掛品 -674674 原材料及び貯蔵品1,346,199118,0911,464,290 (単位:千円) 当連結会計年度 建機用フィルタ事業エアフィルタ事業計 商品及び製品2,096,36930,9842,127,354 原材料及び貯蔵品1,467,26099,7181,566,979 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 当社グループは、建機用フィルタ事業及びエアフィルタ事業を営んでおり、各事業の製造・販売に必要な原材料及び製品等の棚卸資産を保有しております。 当社グループでは棚卸資産の評価を実施する際に、原則として個別品目単位ごとに評価判定を実施しております。 連結会計年度末日において、正味売却価額(一部の棚卸資産について再調達原価)が棚卸資産の取得原価より下落している場合には、棚卸資産を正味売却価額(一部の棚卸資産について再調達原価)で測定し、取得原価との差額を売上原価に計上しております。また、営業循環過程から外れた棚卸資産について処分見込み価額で測定し、取得原価との差額を売上原価に計上しております。 市場環境が悪化して正味売却価額が著しく下落した場合あるいは営業循環過程から外れた棚卸資産が大幅に増加した場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表において、棚卸資産の金額から損失が発生し重要な影響を与える可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】該当事項はありません。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社の利益配分に関する基本方針は、株主の皆様に対する利益還元を経営の最重要課題の一つと位置付けたうえで、将来の成長に向けた戦略的投資に必要な内部留保の充実と連結配当性向(注1)、配当利回り(注2)、総還元性向(注3)並びにDOE(株主資本配当率)(注4)を踏まえた利益還元とのバランスを勘案して決定することとしております。当期末の剰余金の配当につきましては、当期の業績並びに今後の事業展開を勘案し、1株当たり10円の配当を予定しております。なお、当期の年間配当は、中間配当8円を含め、1株当たり18円となり、連結配当性向73.1%、配当利回り3.8%、総還元性向150.1%、DOE(株主資本配当率)5.5%となる見込みであります。なお、当社は中間配当及び期末配当を取締役会決議によって行うことができる旨を定款に定めております。決議年月日配当総額(千円)1株当たり配当額(円)2025年11月5日臨時取締役会決議556,9968.02026年5月15日取締役会決議696,18010.0 (注1)連結配当性向=(配当金総額÷親会社株主に帰属する当期純利益)×100(注2)配当利回り=(1株あたり配当金÷期末日現在の株価)×100(注3)総還元性向={(配当金総額+株主優待+自己株式取得)÷親会社株主に帰属する当期純利益}×100(注4)DOE(株主資本配当率)=(年間配当総額÷株主資本)×100
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100YD4Z)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E30917)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

ヤマシンフィルタ株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
6240です。上場市場は東証プライム、業種は機械。
6240(ヤマシンフィルタ株式会社)のEDINETコードは?
E30917です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
6240(ヤマシンフィルタ株式会社)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長執行役員 山崎 敦彦です(有価証券報告書の表紙記載)。
6240(ヤマシンフィルタ株式会社)の本社所在地は?
神奈川県横浜市中区桜木町一丁目1番地8です。
6240(ヤマシンフィルタ株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
有限責任監査法人トーマツです。
6240(ヤマシンフィルタ株式会社)の筆頭株主は?
株式会社あさまホールディングスで、保有比率は約34.5%です(2026-03-31基準)。
6240(ヤマシンフィルタ株式会社)の発行済株式数は?
有報(2026-03-31基準)で69,938,478株です(発行済株式総数)。うち自己株が320,400株、市場で流通する浮動株は24,736,643株です。
6240(ヤマシンフィルタ株式会社)の株主数は?
2026-03-31基準で21,315名です。上位10名で64.5%を保有します、浮動株比率は35.5%。
6240(ヤマシンフィルタ株式会社)の決算期は?
3月期です(上場市場は東証プライム)。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E30917)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。