5858東証グロース非鉄金属
株式会社STG
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3.7%
投下資本利益率
ROE(実績)1671位
9.4%
有報 報告値
営業利益率2253位
5.0%
営業益 3.4億
自己資本比率3058位
36.8%
EPS(実績)
124.2
26/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型

解析準備中。

✓ 直近6期連続増収✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.58x)▲ ネットデット30.5億▲ のれん・無形7.0億(純資産の20%)

直近6期連続増収。売上 19.8→68.2億

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.58x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

ネットデット30.5億。現金17.7億 < 有利子負債48.2億

のれん・無形7.0億(純資産の20%)。M&A由来。減損は自己資本を直接毀損

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JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/03期・単年)

損益(PL)
売上高
68.2
前年比 +6.1%
営業利益
3.4
前年比 -30.5%
経常利益
3.8
前年比 -25.8%
純利益
2.8
前年比 -27.9%
財政状態(BS)
総資産
96.4
前年比 +44.9%
純資産
35.6
前年比 +46.7%
現金
17.7
前年比 +66.4%
有利子負債
48.2
前年比 +62.7%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
6.9
前年比 +26.6%
投資CF
-22.7
財務CF
22.0
黒字転換
フリーCF
4.8
前年比 +190.3%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
売上高(百万)3,5014,6845,2436,4266,816
営業利益(百万)196298485337
経常利益(百万)156285301513381
純利益(百万)88192198389281
EPS(円)53.3115.8119.0190.6124.2
1株配当(円)15.025.025.035.020.0
営業利益率(%)4.25.77.55.0
ROE(%)10.117.813.518.99.4
自己資本比率(%)22.124.329.036.436.8

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
総資産(百万)4,1415,0785,8926,6539,639
純資産(百万)9131,2351,7062,4243,556
流動資産(百万)2,7923,3523,9674,785
流動負債(百万)2,3242,4212,4862,792
現金(百万)4929009961,0651,771
有利子負債(百万)2,8753,0552,9624,818
ネットキャッシュ(百万)-1,975-2,059-1,897-3,046
BPS(円)552.0746.5873.01,181.81,672.3
自己資本比率(%)22.124.329.036.436.8
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0323/0324/0325/0326/03
営業CF(百万)-8520243543687
投資CF(百万)-356-233-382-360-2,266
財務CF(百万)-21885207-2052,204
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2026-03期・細目まで)

貸借対照表 65項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,006社中2,512位 →1,7711,065
売掛金1,1781,034
電子記録債権127
売買目的有価証券及び1年内に満期の到来する有価証券
製品、副産物及び作業くず
製品296294
原料及び材料
原材料及び貯蔵品354315
仕掛品及び半成工事
仕掛品1,0781,094
流動資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-42-43
その他 3,001社中2,241位 →148182
流動資産 3,006社中2,428位 →4,7853,967
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物2,3361,557
減価償却累計額-1,122-925
建物及び構築物(純額)1,215633
工具、器具及び備品1,046765
減価償却累計額-836-593
工具、器具及び備品(純額)211171
機械装置及び運搬具4,3583,187
減価償却累計額-2,873-1,895
機械装置及び運搬具(純額)1,4851,292
土地66217
リース資産320301
減価償却累計額-233-160
リース資産(純額)87140
建設仮勘定1111
有形固定資産 3,066社中1,903位 →3,6702,264
無形固定資産
借地権244234
のれん702
その他の無形資産で流動資産又は投資たる資産に属しないもの
その他7550
無形固定資産 3,036社中1,208位 →1,021285
投資その他の資産
関係会社株式その他流動資産に属しない有価証券
投資有価証券7666
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
繰延税金資産2815
差入保証金2929
その他1818
投資その他の資産 3,006社中2,841位 →150129
固定資産 3,009社中2,066位 →4,8412,677
繰延資産
株式交付費138
繰延資産138
資産 3,097社中2,407位 →9,6396,653
負債の部
流動負債
買掛金433630
リース負債4570
引当金
賞与引当金4818
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払金128206
未払法人税等6018
その他の負債で1年内に支払又は返済されると認められるもの
短期借入金1,4071,070
1年内返済予定の長期借入金484348
その他188127
流動負債 3,006社中2,265位 →2,7922,486
固定負債
長期借入金
長期借入金2,8181,381
退職給付に係る負債9274
リース負債6494
その他の負債で流動負債に属しないもの
長期未払金0
繰延税金負債313195
その他3
固定負債3,2911,743
負債 3,097社中2,143位 →6,0834,229
純資産の部
株主資本
資本金 3,096社中2,575位 →404370
資本剰余金
資本剰余金 3,047社中2,242位 →833299
利益剰余金
利益剰余金 3,097社中2,539位 →1,5801,335
自己株式-37-36
株主資本 3,096社中2,641位 →2,7801,968
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金114
為替換算調整勘定760451
評価・換算差額等771455
新株予約権51
純資産 3,097社中2,567位 →3,5562,424
負債純資産 3,097社中2,425位 →9,6396,653
損益計算書 44項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高6,8166,426
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価5,1964,902
営業活動による費用・売上原価の内訳
販売費及び一般管理費
賞与引当金繰入額98
退職給付費用53
給料及び手当392370
販売費及び一般管理費1,2831,039
売上総利益又は売上総損失(△)1,6201,524
販売費及び一般管理費
賞与引当金繰入額98
退職給付費用53
給料及び手当392370
販売費及び一般管理費1,2831,039
営業利益又は営業損失(△) 3,006社中2,386位 →337485
営業外収益
受取利息55
受取配当金21
為替差益3376
補助金収入838
その他2111
営業外収益 3,005社中1,712位 →144102
営業外費用
支払利息8866
その他138
営業外費用10074
経常利益又は経常損失(△) 3,096社中2,443位 →381513
特別利益
固定資産売却益52
投資有価証券売却益21
特別利益74
特別損失
固定資産除却損12
特別損失12
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 3,097社中2,419位 →386515
法人税等 3,092社中2,483位 →106126
法人税、住民税及び事業税 3,091社中2,446位 →13999
法人税等調整額 3,022社中1,728位 →-3327
当期純利益又は当期純損失(△) 3,096社中2,386位 →281389
(内訳)
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 3,097社中2,378位 →281389
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金73
為替換算調整勘定309264
その他の包括利益316267
包括利益 3,097社中2,167位 →597656
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,097社中2,156位 →597656
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△) 3,096社中2,386位 →281389
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金73
為替換算調整勘定309264
その他の包括利益316267
包括利益 3,097社中2,167位 →597656
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,097社中2,156位 →597656
キャッシュ・フロー計算書 37項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
小計 3,097社中2,163位 →830632
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 3,097社中2,419位 →386515
減価償却費 3,055社中1,866位 →433401
のれん償却額34
受取利息及び受取配当金-7-6
支払利息8866
為替差損益(△は益)-115-69
売上債権の増減額(△は増加)188-67
棚卸資産の増減額(△は増加)251-358
仕入債務の増減額(△は減少)-29974
賞与引当金の増減額(△は減少)215
退職給付に係る負債の増減額(△は減少)1311
未払金の増減額(△は減少)-173-80
未払消費税等の増減額(△は減少)-1-11
その他12152
利息及び配当金の受取額77
利息の支払額-81-79
法人税等の支払額-69-17
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,097社中2,097位 →687543
投資活動によるキャッシュ・フロー
利息及び配当金の受取額77
有形固定資産の取得による支出-203-376
投資有価証券の売却による収入476
無形固定資産の取得による支出-52-36
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出-2,006
その他-8-14
投資活動によるキャッシュ・フロー 3,097社中1,985位 →-2,266-360
財務活動によるキャッシュ・フロー
利息の支払額-81-79
長期借入れによる収入2,040204
長期借入金の返済による支出-545-362
株式の発行による収入55684
配当金の支払額-36-24
短期借入金の純増減額(△は減少)260-54
その他-70-54
財務活動によるキャッシュ・フロー 3,089社中335位 →2,204-205
現金及び現金同等物に係る換算差額8191
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 3,097社中1,053位 →70768
現金及び現金同等物の残高 3,097社中2,575位 →1,7711,065
この会社だけの項目 1件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(注記の本文 2件は含みません)
項目当期前期
支払手数料、販売費および一般管理費17894
貸借対照表 63項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金731420
売掛金249267
電子記録債権127
売買目的有価証券及び1年内に満期の到来する有価証券
製品、副産物及び作業くず
製品2685
原料及び材料
原材料及び貯蔵品2928
仕掛品及び半成工事
仕掛品5297
その他の資産で1年内に現金化できると認められるもの
関係会社短期貸付金761431
その他12293
流動資産1,9711,449
固定資産
有形固定資産
建物及び暖房、照明、通風等の附属設備
建物(純額)8579
構築物(純額)56
機械及び装置並びにコンベヤー、ホイスト、起重機等の搬送設備その他の附属設備
機械及び装置(純額)117131
鉄道車両、自動車その他の陸上運搬具
車両運搬具(純額)23
工具、器具及び備品(純額)1611
土地1717
リース資産(純額)7591
建設仮勘定22
有形固定資産320339
無形固定資産
ソフトウエア3426
無形固定資産3426
投資その他の資産
関係会社株式その他流動資産に属しない有価証券
投資有価証券7666
関係会社株式3,052783
長期貸付金
関係会社長期貸付金400476
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
差入保証金2222
その他1011
投資その他の資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-64-48
投資その他の資産3,4951,310
固定資産3,8501,675
繰延資産
株式交付費138
繰延資産138
資産5,8333,132
負債の部
流動負債
買掛金142166
未払費用1813
リース負債3329
引当金
賞与引当金1818
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払金3420
未払法人税等2718
未払消費税等6
その他の負債で1年内に支払又は返済されると認められるもの
短期借入金984815
1年内返済予定の長期借入金333154
その他513
流動負債1,5981,246
固定負債
長期借入金
長期借入金2,193626
引当金
退職給付引当金1715
リース負債6483
その他の負債で流動負債に属しないもの
繰延税金負債3720
その他3
固定負債2,314744
負債3,9121,990
純資産の部
株主資本
資本金404370
資本剰余金
資本準備金333299
その他資本剰余金500
資本剰余金833299
利益剰余金
その他利益剰余金
固定資産圧縮積立金12
繰越利益剰余金704504
利益剰余金705505
自己株式-37-36
株主資本1,9051,138
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金114
評価・換算差額等114
新株予約権51
純資産1,9221,143
負債純資産5,8333,132
損益計算書 40項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高1,5501,604
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価856975
営業活動による費用・売上原価の内訳
販売費及び一般管理費
役員報酬9894
減価償却費3328
賞与引当金繰入額98
退職給付費用32
給料及び手当133131
支払手数料7460
販売費及び一般管理費612575
売上総利益又は売上総損失(△)694629
販売費及び一般管理費
役員報酬9894
減価償却費3328
賞与引当金繰入額98
退職給付費用32
給料及び手当133131
支払手数料7460
販売費及び一般管理費612575
営業利益又は営業損失(△)8254
営業外収益
受取利息3129
受取配当金122121
為替差益5525
固定資産賃貸料1111
補助金収入838
その他22
営業外収益304292
営業外費用
支払利息5631
固定資産賃貸費用1013
貸倒引当金繰入額17
その他117
営業外費用9451
経常利益又は経常損失(△)292295
特別利益
固定資産売却益00
投資有価証券売却益21
特別利益32
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)295297
法人税等5940
法人税、住民税及び事業税4637
法人税等調整額143
当期純利益又は当期純損失(△)235257
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△)235257
キャッシュ・フロー計算書 1項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)295297
この会社だけの項目 3件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。
項目当期前期
平均年間給与の対前事業年度増減率0
支払報酬料8156
発行済株式総数、A種優先株式500
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 一般商工業)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億20億40億60億80億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 売上高 35億 ・ 純利益 1億23/03 ・ 売上高 47億 ・ 純利益 2億24/03 ・ 売上高 52億 ・ 純利益 2億25/03 ・ 売上高 64億 ・ 純利益 4億26/03 ・ 売上高 68億 ・ 純利益 3億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%10%20%30% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 2.5%23/03 ・ 粗利率 21.9% ・ 営業利益率 4.2% ・ 純利益率 4.1%24/03 ・ 粗利率 22.3% ・ 営業利益率 5.7% ・ 純利益率 3.8%25/03 ・ 粗利率 23.7% ・ 営業利益率 7.6% ・ 純利益率 6.1%26/03 ・ 粗利率 23.8% ・ 営業利益率 5.0% ・ 純利益率 4.1%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%5%10%15%20% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ROE 10.1% ・ ROA 2.1% ・ ROIC —23/03 ・ ROE 17.8% ・ ROA 3.8% ・ ROIC 4.2%24/03 ・ ROE 13.5% ・ ROA 3.4% ・ ROIC 5.4%25/03 ・ ROE 18.9% ・ ROA 5.8% ・ ROIC 8.5%26/03 ・ ROE 9.4% ・ ROA 2.9% ・ ROIC 3.7%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-40億-20億0億20億40億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF 0億 ・ 投資CF -4億 ・ 財務CF -2億23/03 ・ 営業CF 5億 ・ 投資CF -2億 ・ 財務CF 1億24/03 ・ 営業CF 2億 ・ 投資CF -4億 ・ 財務CF 2億25/03 ・ 営業CF 5億 ・ 投資CF -4億 ・ 財務CF -2億26/03 ・ 営業CF 7億 ・ 投資CF -23億 ・ 財務CF 22億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
-2億0億2億4億6億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ フリーCF —23/03 ・ フリーCF 2億24/03 ・ フリーCF -1億25/03 ・ フリーCF 2億26/03 ・ フリーCF 5億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億2億4億6億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —23/03 ・ 設備投資 3億 ・ 減価償却 3億24/03 ・ 設備投資 4億 ・ 減価償却 3億25/03 ・ 設備投資 4億 ・ 減価償却 4億26/03 ・ 設備投資 2億 ・ 減価償却 4億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
-1倍0倍1倍2倍3倍 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF/純利益 -0.10倍23/03 ・ 営業CF/純利益 2.71倍24/03 ・ 営業CF/純利益 1.22倍25/03 ・ 営業CF/純利益 1.40倍26/03 ・ 営業CF/純利益 2.45倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円50円100円150円200円 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ EPS ¥5323/03 ・ EPS ¥11624/03 ・ EPS ¥11925/03 ・ EPS ¥19126/03 ・ EPS ¥124
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円10円20円30円40円0%10%20%30% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 1株配当 ¥15 ・ 配当性向 28.2%23/03 ・ 1株配当 ¥25 ・ 配当性向 21.6%24/03 ・ 1株配当 ¥25 ・ 配当性向 21.0%25/03 ・ 1株配当 ¥35 ・ 配当性向 18.4%26/03 ・ 1株配当 ¥20 ・ 配当性向 16.1%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億50億100億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 総資産 41億 ・ 純資産 9億23/03 ・ 総資産 51億 ・ 純資産 12億24/03 ・ 総資産 59億 ・ 純資産 17億25/03 ・ 総資産 67億 ・ 純資産 24億26/03 ・ 総資産 96億 ・ 純資産 36億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円500円1,000円1,500円2,000円0%10%20%30%40% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ BPS ¥552 ・ 自己資本比率 22.1%23/03 ・ BPS ¥747 ・ 自己資本比率 24.3%24/03 ・ BPS ¥873 ・ 自己資本比率 29.0%25/03 ・ BPS ¥1,182 ・ 自己資本比率 36.4%26/03 ・ BPS ¥1,672 ・ 自己資本比率 36.8%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億20億40億60億0%50%100%150%200% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —23/03 ・ 流動資産 28億 ・ 流動負債 23億 ・ 流動比率 120.2%24/03 ・ 流動資産 34億 ・ 流動負債 24億 ・ 流動比率 138.5%25/03 ・ 流動資産 40億 ・ 流動負債 25億 ・ 流動比率 159.6%26/03 ・ 流動資産 48億 ・ 流動負債 28億 ・ 流動比率 171.4%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億20億40億60億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 現金 5億 ・ 有利子負債 —23/03 ・ 現金 9億 ・ 有利子負債 29億24/03 ・ 現金 10億 ・ 有利子負債 31億25/03 ・ 現金 11億 ・ 有利子負債 30億26/03 ・ 現金 18億 ・ 有利子負債 48億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
-40億-30億-20億-10億0億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ネットキャッシュ —23/03 ・ ネットキャッシュ -20億24/03 ・ ネットキャッシュ -21億25/03 ・ ネットキャッシュ -19億26/03 ・ ネットキャッシュ -30億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
のれん・無形資産(億円)
0億2億4億6億8億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —23/03 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —24/03 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —25/03 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —26/03 ・ のれん 7億 ・ 顧客関連資産 —
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
純利益率(%)2.54.13.86.14.1
ROE(%)10.117.813.518.99.4
ROA(%)2.13.83.45.82.9
総資産回転(回)0.850.920.890.970.71
営業CF率(%)-0.211.14.68.410.1
営業CF/純益(倍)-0.102.711.221.402.45
配当性向(%)28.221.621.018.416.1
売上 前年比(%)76.833.811.922.66.1
純資産 前年比(%)8.135.338.142.046.7
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

22/03
¥15.0
23/03
¥25.0
24/03
¥25.0
25/03
¥35.0
26/03
¥20.0
配当性向 16.1%・連続増配 —年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
4.8
3.7%
粗利率
23.8%
アクルーアル比率
-5.0%
売上CAGR(4年)
18.1%
EPS CAGR
23.6%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
4.1%
ROA
2.9%
総資産回転
0.71
実効税率
27.3%
現金変換(CFO/営業益)
2.04
CFO/純益(平均)
1.58
累計営業CF
23.6
FCFマージン
7.1%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.47
BPS CAGR
31.9%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
1.71
純負債/EBITDA
3.96
インタレストカバレッジ
3.9
債務返済年数
7.0
配当性向
16.1%
連続増配
希薄化率
1.55%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
総合偏差値
50.6 母集団3920社中 1957位
総合 →
業種内 総合偏差値(非鉄金属)
53.1 同業32社中 11位
全体1957位・同業11位(母集団が異なるため両立します)
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化売上成長EPS成長 50
ROIC
45
営業利益率
50
純利益率
51
粗利率
45
ROE
51
ROA
50
FCFマージン
52
自己資本比率
42
流動比率
46
純負債/EBITDA
43
アクルーアル比率
53
現金変換(営業CF/純益)
53
売上CAGR
59
EPS CAGR
55
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
7.0億
顧客関連資産
—億
無形合計 7.0億(のれん+顧客関連・純資産比 19.7%)。M&Aで積んだ無形が相応にあり、事業の趨勢が崩れると減損リスクが自己資本に効く点に留意。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
50.1%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
佐藤 輝明
14.1% 保有
自己株式
1.05%
22,500株 ・簿価0.4億
大株主比率
1. 佐藤 輝明14.1%
2. 株式会社三輝14.1%
3. NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB) (常任代理人 野村證券株式会社)3.8%
4. 兼光 喜彦3.0%
5. SIX SIS LTD.(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行2.8%
6. MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)2.7%
7. 三菱UFJキャピタル株式会社2.6%
8. 株式会社SBIネオトレード証券2.6%
9. 株式会社SBI証券2.1%
10. 森田 泰成1.9%
上位10で 49.9%・発行済 2,146,500株・自己株 22,500株・浮動株 1,064,066株・株主 674名。所有者別(単元): 外国人 10.5% / 機関 8.7% / 個人 50.9%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率16.86%(取締役 3名計)
政策保有株式(簿価合計)38.2百万円(1銘柄)
役員報酬総額 / 役員数101.9百万円 / 9名
平均年間給与(提出会社)488万円(前期比 +7.2%)
従業員数(連結)808名
監査報酬 / 非監査報酬39.9百万円 / —
平均勤続年数12.4年
女性管理職比率
従業員1人当たり売上8.4百万円
従業員1人当たり営業利益0.4百万円
政策保有株式の対純資産比1.1%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長 佐藤 輝明
本社所在地大阪府八尾市山賀町六丁目82番地2
市場 / 業種東証グロース / 非鉄金属
決算期3月
従業員数(連結)808名
EDINETコードE36844

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/03期末 基準・2,146,000株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-06-25確認書 ↗
2026-05-12大量保有報告書 ↗ / 株式会社日本政策投資銀行
2025-11-13確認書 ↗
2025-06-25確認書 ↗
2024-12-20変更報告書(特例対象株券等) ↗ / レオス・キャピタルワークス株式会社
2024-12-03変更報告書 ↗ / 株式会社三輝
2024-11-13確認書 ↗
2024-10-18変更報告書(短期大量譲渡) ↗ / 佐藤 武幸
2024-10-01大量保有報告書 ↗ / 株式会社三輝
2024-10-01変更報告書 ↗ / 佐藤 輝明
2024-10-01変更報告書 ↗ / 佐藤 武幸
2024-08-07大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / レオス・キャピタルワークス株式会社
2024-07-18確認書 ↗
2024-06-26確認書 ↗
2024-05-15大量保有報告書 ↗ / 佐藤 輝明
2024-05-15大量保有報告書 ↗ / 佐藤 武幸
2024-03-28変更報告書 ↗ / 森田 泰成
2024-03-28変更報告書 ↗ / 佐藤 輝明
2024-03-28変更報告書 ↗ / 佐藤 武幸
2024-03-25変更報告書 ↗ / 三菱UFJキャピタル株式会社
2024-03-19変更報告書 ↗ / 佐藤 輝明
2024-02-28変更報告書 ↗ / 森田 泰成
2024-02-28変更報告書 ↗ / 佐藤 輝明
2024-02-28変更報告書 ↗ / 佐藤 武幸
2024-02-26変更報告書 ↗ / 三菱UFJキャピタル株式会社
2022-03-24大量保有報告書 ↗ / 三菱UFJキャピタル株式会社
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、軽量化金属部品の製造加工事業を行っております。実用金属で最も軽いマグネシウムを中心とした製造加工を得意とし、金型の設計・製造、金属部品の鋳造、機械加工、ショットブラスト、仕上げ、化成処理、塗装、組立までを行う事業を展開しております。アルミニウムダイカストについては、マレーシア子会社2社を中心に、品質を維持しつつ、軽量化とコストダウンを図ることを目的としたグローバル企業に製品を供給しており、2026年3月期においてはアルミニウムダイカスト54%、マグネシウムダイカスト41%の売上比率となっております。当社の主力製品である軽量化金属部品(マグネシウム合金部品やアルミニウム合金部品)については、製品の徹底した軽量化を追求する顧客(製造メーカー等)からの需要が根強く、さらに当社がこれまで培った「精密成型」技術力をもとに様々な製品(ミラーレスカメラなどの高付加価値カメラ、自動車、ネットワークカメラ、プリンターやプロジェクターなどの精密機器、医療機器、ドローン等)への活用が見られています。 このような背景のなか、当社グループは、2024年12月に中期経営計画「Challenge 100」を公表しました。この中期経営計画では、技術・品質の向上と生産能力拡大を図るため、設備投資やM&A等を積極的に行っていく方針としております。世界のマグネシウム需要が急増期に入っており、当社グループにおいても、軽量化金属部品の受注が順調に推移しておりますことから、上記計画に沿って、業容の拡大に努めてまいります。当社グループは、当社及び連結子会社5社(三輝特殊技研(香港)有限公司、深圳市参輝精密五金有限公司、SANKI EASTERN (THAILAND) COMPANY LIMITED、STX PRECISION (JB) SDN. BHD.、E-CAST INDUSTRIES SDN. BHD.)により構成されております。なお、当社グループは、金属部品鋳造及び加工事業の単一セグメントであり、セグメント別の記載をしておりません。 (金属部品鋳造及び加工事業)金属部品鋳造及び加工事業の主力製品は、高付加価値カメラ、自動車、ネットワークカメラ、プロジェクター、プリンター、医療機器等における軽量化金属部品であります。具体的には、マグネシウム合金・アルミニウム合金等による部品を製造しております。 ・製品の特長マグネシウム合金による部品は、実用金属部品としては最軽量であり、より薄く高強度な製品を製造できます。また、マグネシウム合金による部品は、放熱性が良く、かつ電磁シールド性も良い等の特長をもち、持ち運びを目的とする製品や、軽量化により燃費効率向上・環境負荷低減等を図りたい輸送機等のマーケットで需要の拡大が見込まれています。アルミニウム合金による部品は、軽量であり、かつ加工が容易であることから、軽量化とコストダウンを求める製品の需要拡大を見込んでいます。 ・当社グループの強み当社グループの強みは、マグネシウム合金による部品の生産において、様々なバリエーションの最終製品への部品提供が出来る技術力にあります。また、日本のみでなく、中国・タイ・マレーシアに工場があることから、グローバル化が進むメーカーの生産体制に対応できることも競争力に繋がっております。さらに、アルミニウム合金による部品も生産していることから、お客様が求める様々なニーズに対応出来る体制となっております。 ・当社グループの技術力当社グループでは、長年培った技術力により、製品の性能・機能を維持または向上させつつ、コストダウンをはかること、またVE(バリューエンジニアリング)提案を行うことで顧客ニーズの実現を図っております。この技術力を活かしさらなる成長を遂げたいと考えています。具体的には、以下のような技術力に強みをもつと考えています。 ① 金型設計力:製品の性能・機能をより発揮出来る設計をおこない、かつ生産工程全般のコストダウンをはかることを目的とした金型を設計しています。 ② 鋳造技術力:マグネシウムダイカストの鋳造工程においては、液体が固体となる際に起きる体積収縮(凝固収縮)をコントロールする必要等、特有の技術が必要になります。凝固収縮は、一定方向ではなく製品の厚み・形状、又は周囲の形状、製造する際の条件等々の要素が複雑に絡み合い、一定方向の収縮とはなりません。当社では、長年培った金型及び鋳造技術力で収縮方向をコントロールする等の対応をおこなっています。 ③ 顧客対応力:エンドユーザーが、「どのような製品を求めていて、どのような使い方をするのか?」を追求することにより、顧客から依頼を受けた形状の部品を単に製造するだけではなく、当社側から製品の性能・機能を維持または向上させつつ、コストダウンをはかることを提案させていただいています。 ④ 安心安全な生産体制:マグネシウムは、取り扱いが難しく作業中の爆発事故等が多く発生し、大手メーカーがマグネシウム事業から撤退する要因となりましたが、当社グループでは、マグネシウムの取り扱いについてのノウハウを蓄積しております。また、安心安全な生産体制を維持するために、各工場において定期的にチェックをおこなう体制としています。 (製造工程)金属部品鋳造及び加工事業の製造工程は次のとおりであります。 なお、製造工程のうち、金型製造や塗装などの工程の一部は採算性等を踏まえ、製品品質等に十分配慮のうえ、外注を行っています。 ①金型設計・製造・・・2D・3D CADを用いて鋳造の基となる、金型の設計を行います。なお、金型製造はタイ工場及びマレーシアジョホールバル工場のみで行っており、その他の工場については、外注しております。 ②鋳造・・・ダイカスト法という成型法を用いて、金型に溶かした金属を射出して製造品を製造します。主な金属はアルミニウムとマグネシウムです。なお、中国工場においては、鋳造工程を外注しております。 ③機械加工・・・マシニングセンタを使用した高精度の切削加工を行います。 ④ショットブラスト(注)・・・ショットブラスト機を使用して成型品のバリを落とします。 ⑤仕上げ・・・ヤスリやエアーツールを使用して手作業で表面仕上げを行います。 ⑥化成処理・・・金属の腐食を防ぐ防食や塗装の下地加工を行います。なお、タイ工場のみで行っており、その他の工場については、外注しております。 ⑦塗装・・・製品の塗装を行います。なお、マレーシアジョホールバル工場において一部工程を行っており、その他工場については、外注しております。 ⑧組立・・・製品の組立を行います。なお、マレーシアジョホールバル工場及びマレーシアペナン工場のみで行っており、その他の工場については、外注しております。 ⑨最終検査・・・各工程間でも検査を行いますが、三次元測定機を用いた精密な検査など完成品として入庫前に最終検査を行います。 (注)加工する製品の表面に細かい砂や鋼製・鋳鉄製の小球を吹き付け、表面を粗く削る加工方法 [事業系統図]事業系統図は次のとおりであります。
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】当社グループは、金属部品鋳造及び加工事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報単一の製品の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報 (1) 売上高(単位:千円)タイ日本スウェーデンその他合計2,042,6541,694,9121,251,9321,436,5696,426,069 (注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2)有形固定資産(単位:千円)日本中国タイマレーシア合計339,290120,912850,608953,0042,263,816 (注)中国には香港を含んでおります。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名三菱電機(株)1,659,192金属部品鋳造及び加工事業AXIS COMMUNICATIONS AB1,251,932金属部品鋳造及び加工事業CBC(株)716,001金属部品鋳造及び加工事業甲信工業(株)672,216金属部品鋳造及び加工事業 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報単一の製品の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報 (1) 売上高(単位:千円)タイ日本スウェーデンその他合計1,739,1271,519,1741,471,3202,086,2986,815,920 (注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2)有形固定資産(単位:千円)日本中国タイマレーシア合計320,42282,536839,0012,427,9113,669,871 (注)中国には香港を含んでおります。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名AXIS COMMUNICATIONS AB1,471,320金属部品鋳造及び加工事業三菱電機(株)1,105,094金属部品鋳造及び加工事業CBC(株)896,875金属部品鋳造及び加工事業甲信工業(株)627,739金属部品鋳造及び加工事業 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】該当事項はありません。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報単一の製品の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名三菱電機(株)1,659,192金属部品鋳造及び加工事業AXIS COMMUNICATIONS AB1,251,932金属部品鋳造及び加工事業CBC(株)716,001金属部品鋳造及び加工事業甲信工業(株)672,216金属部品鋳造及び加工事業
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 事業環境に関するリスク ① 市場環境について(顕在化の可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループは、各種製品軽量化を主眼においた金属製品鋳造及び加工を行っております。各メーカーにはそれぞれの開発サイクルがあり、特に精密機器メーカーにおける開発予算の圧縮、開発スケジュールの変更やモデルチェンジサイクルの変化等の影響を受ける可能性があります。当社では、精密機器分野以外の、特に自動車分野のような裾野の広い産業からの受注を高めることで、リスクを低減したいと考えております。 ② 特定分野への依存について(顕在化の可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:低)当社グループは、精密機器分野の受注が多く、複数の顧客と取引を行うこと、取扱分野を広げることでリスク分散を図っておりますが、感染症等による影響により、当該分野の景気が悪化した場合、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 ③ 顧客の財務状況について(顕在化の可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループは、顧客について信用調査をした上で取引を行っておりますが、係る調査が効果的ではない可能性があり、事業環境の変化等により、当社の顧客が支払不能、倒産等に陥った場合、係る顧客から売掛債権を回収できず、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 ④ 法的規制について(顕在化の可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:低)当社グループの事業においては、製造物責任法等の各種法令やガイドライン等による規制を受けております。こうした法令の制定や改正等、当社グループの事業に関する事項が規制を受けた場合、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 ⑤ 為替変動について(顕在化の可能性:大、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループは、関係会社を通じて、グローバルに原材料の調達及び製品の供給を行い、事業を展開しております。当社グループは連結財務諸表を作成するにあたり、在外子会社の財務諸表を円貨に換算する必要があるため、当該子会社の財務諸表の各項目は、換算時の為替レートの変動の影響を受けます。過去の為替レートと比較し、円高となる場合には、円換算額が表面上減少することになります。また、為替レートの変動は、外貨建てで取引されている原材料、製品の販売価格等にも影響を与える可能性があります。このため、当社グループでは、各生産拠点での取引は、できるだけ現地通貨建てとし、為替変動リスクの削減に注力しています。 ⑥ 海外事業展開について(顕在化の可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループは、アジアを中心に海外事業展開をしております。海外においては、政治、経済情勢の変化、関税(貿易協定や環太平洋パートナーシップ(TPP)協定)等の国際取引情勢の変化、予期しえない法規制の変更、自然災害、テロ、戦争、伝染病の流行等による社会的又は経済的な混乱、労働賃金のコストアップ、慣習等に起因する予測不可能な事態の発生等、それぞれの国や地域固有のリスクが存在します。係るリスクに関して、当社グループでは、政治・経済情勢のモニタリングを継続している他、事業に関連する各国法制度の状況をグローバルで把握し適宜対応を図っていますが、これらのリスクが顕在化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑦ 原材料価格について(顕在化の可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:低)当社グループの製品は、マグネシウム合金及びアルミニウム合金を主原料としております。原材料の市場価格が変動した場合、一般的には取引先との合意により販売価格に転嫁することになっています。しかしながら、販売価格への転嫁は後追いとなるため、市場価格の上昇局面においては、当社グループの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事業の運営体制に関するリスク ① 特定経営者への依存について(顕在化の可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)当社の代表取締役である佐藤輝明は、当社の経営方針や戦略の決定をはじめ、営業、製造技術の各方面の事業推進において重要な役割を果たしており、その決定により当社の事業が左右される可能性があります。当社グループでは、過度に特定の人物に依存しない体制を構築すべく組織体制の強化を図り、同氏に過度に依存しない経営体制の整備を進めておりますが、何らかの理由により同氏の当社グループでの業務執行が困難になった場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 人材の確保・育成について(顕在化の可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループは、事業の拡大に応じて従業員の育成や採用を行っております。また、多くの生産拠点が海外にあるため、海外人材の採用・育成も積極的に行っています。しかしながら、当該施策が適時適切に進行しなかった場合、もしくは業務執行上重要な役割を担う役職者が予期せず退社した場合、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 内部管理体制について(顕在化の可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループでは、コーポレート・ガバナンスの充実を図る多様な施策を実施しております。また、業務の適正及び財務報告の信頼性を確保するため、これらに係る内部統制が有効に機能する体制を構築、整備、運用しております。しかしながら、事業の急速な拡大等により、十分な内部管理体制の構築が追いつかないという状況が生じる場合、適切な業務運営が困難となり、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 ④ 限定的な取引先に依存している取引について(顕在化の可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループの金属部品鋳造及び加工事業における原材料仕入先及び外注加工依頼先に関して、海外企業を含む限定的な取引先に依存している取引があります。取り扱い企業が少ないマグネシウムに関しては、原材料の仕入れを、主として日本マテリアル株式会社及びOMM(THAILAND)CO.,LTD. からの仕入れに限定しており、両社とは、良好な関係を築いております。当社グループは、基本的に品質が安定し、価格が安い原材料を選択しているため、一時的に特定の取引先の仕入依存度が上昇することがあります。外注加工については、適正な品質等を確保できる技術力をもった協力企業に良好な関係のなか依頼を行っております。過度に依存している外注先や、代替ができない外注先はありません。しかしながら、これらの取引先との取引が何らかの事情で継続できなくなった場合、一時的な混乱が生じ、事業の効率的な運営に悪影響が生ずる可能性があります。 ⑤ 機密保持について(顕在化の可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループは、事業の性格上、新製品開発に関する顧客の機密情報を取り扱う機会が多いことから、機密保持を経営上の最重要課題と認識しております。ハードとソフトの両面から総合的な管理を行うとともに、定期的な社内教育の実施により当社グループの機密保持レベルの向上に努めております。しかしながら、不測の事態により、万一、機密情報が外部へ漏洩するようなこととなった場合、当社グループの信用失墜に伴う受注の減少や損害賠償による費用の発生等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 ⑥ 製品の品質について(顕在化の可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループは、品質管理活動に継続的に取り組んでおります。また、当社グループの過失により製造物の欠陥が発生した場合に備え、賠償責任保険に加入しております。しかしながら、製造物の欠陥が生じた場合は、損害賠償による多額の費用発生や社会的信用の低下により、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。また、難易度の高い製品については、生産過程における製造ロスが発生することがあり、多くの場合、リサイクルを行いますが、大量の製造ロスが発生した場合には、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 ⑦ 工場の環境整備について(顕在化の可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)当社グループは、廃棄物削減、地球温暖化や大気汚染防止、有害物質の処理等に関して様々な環境規制の適 用を受けております。当社グループは、環境整備活動を重要な方針の一つとして掲げ、工場の環境整備を進めております。しかしながら、自然災害や事故により不測の環境汚染が生じる場合、当社グループが現在稼動させている工場用地等において汚染物質が発見された場合、新たな環境規制の施行によって多額の費用が発生した場合、環境規制を遵守できない場合、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 ⑧ 工場における火災等につい
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において、判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況a. 財政状態(資産)当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ818百万円増加し、4,785百万円となりました。これは主に、営業キャッシュ・フローの創出等により「現金及び預金」が706百万円増加したこと、E-CAST INDUSTRIES SDN. BHD.の買収に伴い「売掛金」が143百万円増加したことによるものであります。固定資産は、E-CAST INDUSTRIES SDN. BHD.の買収に伴い、前連結会計年度末に比べ有形固定資産が1,406百万円増加したことや、「のれん」702百万円の計上により、固定資産が2,163百万円増加し、4,841百万円となりました。 (負債)当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ306百万円増加し、2,792百万円となりました。これは主に、「買掛金」が197百万円減少した一方で、E-CAST INDUSTRIES SDN. BHD.の買収資金として「短期借入金」が336百万円、「1年内返済予定の長期借入金」が136百万円増加したことによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ1,547百万円増加し、3,290百万円となりました。これは主に、E-CAST INDUSTRIES SDN. BHD.の買収資金として「長期借入金」が1,437百万円、「繰延税金負債」が118百万円増加したことによるものであります。 (純資産)当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ1,132百万円増加し、3,556百万円となりました。これは主に、優先株式の発行により「資本剰余金」が534百万円増加し、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により「利益剰余金」が244百万円増加したことによるものであります。 b. 経営成績当連結会計年度における世界経済は、米国の通商政策をめぐる不確実性や中国経済の低迷に加え、ロシア・ウクライナ戦争の長期化や、中東情勢の緊迫化など地政学的リスクは引き続き経済活動の重しとなり、先行きが不透明な状況が続いています。わが国経済においては、雇用・所得環境の改善の動きが続く中で、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。このような状況の中、当社グループでは、中期経営計画目標の達成に向けて「同業他社にはない独自の技術力を基に成長し、事業の拡大を実現させる」というコンセプトに基づく戦略に取り組みました。また、シナジー効果が見込める現事業の周辺領域企業のM&Aを積極的に推し進めることで成長スピードを加速させるという方針のもと、2025年9月29日、E-CAST INDUSTRIES SDN. BHD.を子会社化いたしました。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は6,815百万円(前年同期比6.1%増)、営業利益は337百万円(前年同期比30.5%減)、経常利益は380百万円(前年同期比25.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は280百万円(前年同期比27.9%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ706百万円増加し、1,771百万円(前連結会計年度比66.4%増)となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは、687百万円の収入(前連結会計年度は542百万円の収入)となりました。これは主に、減価償却費432百万円、税金等調整前当期純利益386百万円によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは、2,266百万円の支出(前連結会計年度は360百万円の支出)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出2,006百万円、有形固定資産の取得による支出203百万円によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは、2,204百万円の収入(前連結会計年度は205百万円の支出)となりました。これは主に、長期借入れによる収入2,039百万円、株式の発行による収入555百万円、短期借入金の純増減額259百万円、長期借入金の返済による支出544百万円によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績当社グループは、金属部品鋳造及び加工事業の単一セグメントであり、当連結会計年度の生産実績は、次のとおりであります。セグメントの名称生産高(千円)前期比(%)金属部品鋳造及び加工事業5,213,089102.6合計5,213,089102.6 (注) 金額は、製造原価によっております。 b. 受注実績当社グループは、主要顧客からの年間生産予定をヒアリングし、生産計画を作成しております。しかし、正式な受注に関しては、顧客サイドの発注サイクルが各社異なり納期までの期間が短いことから、売上高と受注実績が近似しているため、受注実績の記載を省略しております。 c. 販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称販売高(千円)前期比(%)金属部品鋳造及び加工事業6,815,920106.1合計6,815,920106.1 (注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。相手先第43期連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)第44期連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)販売高(千円)割合(%)販売高(千円)割合(%)AXIS COMMUNICATIONS AB1,251,93219.51,471,32021.6三菱電機(株)1,659,19225.81,105,09416.2CBC(株)716,00111.1896,87513.2甲信工業(株)672,21610.5627,7399.2 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容a. 経営成績当連結会計年度の経営成績については、「 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載の通りであります。 b. 財政状態当連結会計年度の財政状態については、「 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載の通りであります。 c. キャッシュ・フローの分析当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローについては、「 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載の通りであります。 ② 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。運転資金については、基本的には、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の増加資金を中心としつつ、金融機関からの長期借入金や当座借越を利用して対応しております。また、工場の設置や機械の購入、M&Aの実施など多額の投資資金については、必要に応じて金融機関からの借入等により資金調達を行っております。 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因について「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載したとおり、事業内容、事業運営、組織体制等、さまざまな要因が経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があると認識しております。そのため、当社グループでは、市場動向や業界動向を常に注視し、変化に柔軟な対応ができる組織、人材を整え、経営成績に重要な影響を与えるリスクに適切な対応を図ってまいります。 ⑤ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4) 目
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針当社グループは、経営理念として「3つの輝き(お客様の輝き・働く仲間の輝き・社会全体の輝き)」を掲げ、お客様・従業員ともに満足し、社会に貢献できる事業運営を行うことで、事業の発展を遂げたいと考えております。期待以上の製品を提供してお客様に喜んでいただくことは当然であり、さらに、社員一人ひとりが能力を発揮できる舞台を提供し、やりがいのある、輝ける場所を作りたいと考えております。また、健全な経営のためのガバナンスを適正に行うことは、企業価値の向上には不可欠です。これらを通じて、事業の発展に注力し、社会へ貢献してまいります。 (2) 経営環境当社グループを取り巻く経営環境は、米国の通商政策をめぐる不確実性や中国経済の低迷に加え、ロシア・ウクライナ戦争の長期化や、中東情勢の緊迫化など地政学的リスクは引き続き経済活動の重しとなり、先行きが不透明な状況が続きました。わが国経済においては、雇用・所得環境の改善の動きが続く中で、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。このような状況の中、当社グループでは、中期経営計画目標の達成に向けて「同業他社にはない独自の技術力を基に成長し、事業の拡大を実現させる」というコンセプトに基づく戦略に取り組みました。また、シナジー効果が見込める現事業の周辺領域企業のM&Aを積極的に推し進めることで成長スピードを加速させるという方針のもと、2025年9月29日、マレーシアのペナン州にあるE-CAST INDUSTRIES SDN. BHD.を子会社化いたしました。当社グループが属する情報通信機器、精密電気機器、自動車部品業界におきましては、多様な技術革新の必要性は変わらず、新製品への開発投資は一部製品において抑制傾向があるものの、依然として継続されております。当社グループは、これらメーカーを顧客として、新規開発の試作品製造や新製品の量産製造を推進しており、当社一括一貫体制による、金型製作、成型、加工にわたる幅広い製造工程と技術力をベースに、採算性の向上に努め、また、重要事業への経営資源の最適配分にも取り組んでおります。 (3) 経営戦略当社グループは、早くからマグネシウムビジネスに参入し、危険で加工が難しいと言われるマグネシウムの取り扱いに強みを有しております。マグネシウムビジネスに関しましては、現状において参入障壁が高いと考えています。参入障壁が高い理由につきましては、マグネシウムは発火しやすいという特徴があり、特に細かい状態だと簡単に燃えることから加工の際には火災や爆発などの事故につながる危険を伴うため、安全確保を行いながらの作業が求められます。また、マグネシウムは腐食しやすいことや、成型加工が難しい素材であることから、複雑な形状の部品を製造するためには高度な技術が必要となります。このため国内での同業他社が少ない状態が続いています。当社グループは、これまで幅広い商品への応用に長年取り組んできたため、加工やコスト低減のノウハウ・アイデアを有しており、競争優位性及び従来の主力素材であったアルミニウムと比較して高い利益率を実現しております。このような状況のなか、当社グループは、2024年12月に中期経営計画「Challenge 100」(2025年度~2027年度)を公表しました。この中期経営計画では、技術・品質の向上と生産能力拡大を図るため、設備投資やM&A等を積極的に行っていく方針としており、主な内容は以下のとおりとなります。 ① コンセプト同業他社にはない独自の技術力をもとに成長し、事業の拡大を実現させます ② ビジョンマグネシウム合金部品を中心とした軽量化ソリューションに加え、製品の軽量化を希求するお客様への精密・高品質な部品供給をすすめ、電動車等の普及や製品の軽量化に伴う市場拡大による成長機会を捉えます ③ ビジョンへの課題生産能力の向上、人員の確保収益力を維持拡大させるための技術の継承課題を解決させるための積極的な資金調達 ④ 成長戦略長期目標としての連結売上高300億円・連結営業利益30億円を確実に達成させるために上記課題に取り組みます。マグネシウム合金部品の生産拡大とともに、シナジー効果が見込める現事業の周辺領域企業のM&Aを積極的に推し進め、長期目標達成への礎を築き、成長スピードを一層高めます ⑤ 計画終了時の数値目標連結売上高120億円・連結営業利益12億円(M&Aによる増加を含む) 当社グループでは、マグネシウムの技術要求に対応できるノウハウ・経験と、アルミニウム・マグネシウム両方に対応できる事業領域、さらには日本、中国、タイ、マレーシアに工場を保有しグローバル化が進むメーカーの生産体制に対応できることなどの相乗効果により、競争力を発揮してまいりたいと考えております。 (4) 目標とする経営指標 現時点の当社グループは未だ成長途上であるとの認識であり、より高い成長性を確保することが最優先課題となっております。このことから「売上高」の増収を重視しつつ、「マグネシウム部品売上高」及び「EBITDA」を重要な指標として位置づけ、営業基盤の拡大による企業価値の拡大を目指しております。 (5) 優先的に対処すべき課題当社グループでは、上記 (3)経営戦略 ①コンセプトに基づく戦略に取り組んでまいります。マグネシウム合金部品を中心とした軽量化ソリューションに加え、製品の軽量化を希求するお客様への精密・高品質な部品供給をすすめ、電動車等の普及や製品の軽量化に伴う市場拡大による成長機会を捉えます。 中期経営計画(計画期間2025年度~2027年度)における取り組むべき課題は以下の通りです。 ① 生産能力の向上、人員の確保当社グループは、急速に企業規模が拡大しており、今後も成長スピードをあげていくためには生産能力の向上が必須です。また、増加する生産能力を支えるための人員の確保も必要となります。 ① 積極的な設備投資の継続品質管理を徹底的におこない、マレーシア等における好調な受注環境を業績に結び付けるため、アルミニウム合金部品の生産能力を拡大させてまいります。 ② 新たな生産拠点の整備地政学的リスクを勘案し、かつASEANでの生産能力向上を一層強化するため、新たな国(フィリピン)への進出も含めて生産拠点の整備を一層推し進めます。 ③ 周辺事業への事業領域の拡大生産効率を一層高めるために、事業領域を拡大させ一層の内製化をはかります。また、M&Aを成長ドライバーに製造業アジアプラットフォーム型企業を目指します。 ④ M&Aの活用中期経営計画の期間中のM&Aは、生産能力の向上と人員の確保を図ることを主眼として進めます。PMI(ポスト・マージャー・インテグレーション)を着実に行い、将来の収益源となるように、当社とも協力体制の確立や経営体質の強化に努めます。 ② 収益力を維持拡大させるための技術の継承今後も収益力を維持・拡大させるためには、技術の継承が重要な要素となります。当社の強みである金型設計力と鋳造技術力を更に高めてまいります。 ① 品質へのこだわりの徹底当社グループは、高品質へのこだわりを徹底し、お客様に信頼される製品を提供することを最優先としています。厳格な品質管理体制を構築し、各工程での検査と改善を徹底することで、安定した品質を維持し続けています。これからも品質向上に向けて妥協せず取り組んでいくことでお客様のニーズに応え、信頼される製品を提供し、更なる収益拡大を目指してまいります。 ② 様々な製造手法への対応技術力を強みとする当社グループは、既存の技術やノウハウを活かし、多様なニーズに対応することで、さらなる取引先の拡大を行ってまいりたいと考えております。高い技術力を活かし、より高度なニーズに応える部品を増加させることで、お客様の信頼に応えるとともに、さらなる収益拡大に努めてまいります。 ③ 課題を解決させるための資金戦略今後の成長を加速させるためには、量的に十分な資金調達が必要です。自己資本比率や債務償還年数等を意識しながら、将来にわたって、資金調達余力を十分に維持し続けることが重要であると考えております。このため、多様な資金調達手段を活用し、株主価値を維持しながら成長資金の確保を図りたいと考えております。 ① 多様な資金調達手段の活用金融機関からの借入金については、調達コストや為替リスクを意識した借入をおこなっております。2026年3月期末における自己資本比率は36.8%と前期比で上昇しており、引き続き自己資本比率30%以上の維持を基本方針としてまいります。また、資本と借入のバランスをとるため、転換型優先株式での資金調達も実施しております。 ② 株主還元を意識した資本戦略資金調達環境を醸成するためには、普通株式の魅力を向上させることが重要であると考えています。株価を意識した施策を講じ、かつ配当額を着実に向上させてまいります。配当性向の目標を20%程度とするなか、自己株式取得等もこの枠組みの中で検討してまいります。収益力強化を目指すことで、企業価値を高め、配当を増額してまいりたいと考えております。これらにより、当社株式の魅力を高めることを目指します。
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】該当事項はありません。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)会計上の見積りにより当連結会計年度に係る連結財務諸表にその額を計上した項目であって、翌連結会計年度に係る連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があるものは、次のとおりです。 1. 有形固定資産及び無形固定資産の評価 (1) 当連結会計年度計上額有形固定資産2,263,816千円無形固定資産284,635千円減損損失-千円 (2) 識別した項目に係る会計上の見積りの内容に関する情報当社グループは、主として製造拠点又は事業会社を1つの資産グループとし、減損の兆候の有無を判定しております。減損の兆候は、資産グループの営業活動から生じる損益の継続的なマイナスの有無、使用範囲又は方法の変更の有無、及び経営環境の著しい悪化又は悪化する見込みの有無等を検討することにより、減損の兆候の有無を判定しております。当社は、いずれの資産グループにおいても、営業活動から生じる損益の継続的なマイナスや、使用範囲又は方法の変更の有無、及び経営環境の著しい悪化又は悪化する見込みといった状況に該当しないため、当連結会計年度において減損の兆候はないと判定しております。これらの減損の兆候の判定は、将来の経営環境の変化等の不確実性を伴うものであり、翌連結会計年度において、減損の兆候があると判定され、減損損失を認識する可能性があります。 2. 繰延税金資産の回収可能性 (1) 当連結会計年度計上額繰延税金資産15,383千円繰延税金負債195,105千円 (2) 識別した項目に係る会計上の見積りの内容に関する情報 ① 算出方法当社グループは、貸借対照表上の資産及び負債の金額と課税所得計算上の資産及び負債の金額との差異である一 時差異及び税務上の繰越欠損金等について、繰延税金資産及び負債を認識しております。繰延税金資産及び負債は、期末日時点において制定されている、又は実質的に制定されている税率及び税法に基づいて、資産が実現する期又は負債が決済される期に適用されると予想される税率を用いて算定しております。将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金に係る繰延税金資産は、将来の一時差異等加減算前課税所得の見積額及び将来加算一時差異の解消見込額と相殺され、税金負担額を軽減できると認められる範囲内で認識しております。収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得等に基づいて繰延税金資産の回収可能性を判断する際には、「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」に示された要件に基づき分類し、当該分類に応じて、回収が見込まれる繰延税金資産の計上額を決定しております。 ② 主要な仮定将来の課税所得の見積りは、当社の経営者により承認された事業計画に基づき算定しており、当社経営者の主観的な判断及び見積りを伴います。 ③ 翌年度の財務諸表に与える影響将来の課税所得の見積りに対する何らかの調整や将来の税法の改正は、繰延税金資産の額に重要な影響を与える可能性があります。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)会計上の見積りにより当連結会計年度に係る連結財務諸表にその額を計上した項目であって、翌連結会計年度に係る連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があるものは、次のとおりです。 1. 有形固定資産及び無形固定資産の評価 (1) 当連結会計年度計上額有形固定資産3,669,871千円無形固定資産(のれん除く)318,814千円減損損失- (2) 識別した項目に係る会計上の見積りの内容に関する情報当社グループは、主として製造拠点又は事業会社を1つの資産グループとし、減損の兆候の有無を判定しております。減損の兆候は、資産グループの営業活動から生じる損益の継続的なマイナスの有無、使用範囲又は方法の変更の有無、及び経営環境の著しい悪化又は悪化する見込みの有無等を検討することにより、減損の兆候の有無を判定しております。当社は、いずれの資産グループにおいても、営業活動から生じる損益の継続的なマイナスや、使用範囲又は方法の変更の有無、及び経営環境の著しい悪化又は悪化する見込みといった状況に該当しないため、当連結会計年度において減損の兆候はないと判定しております。これらの減損の兆候の判定は、将来の経営環境の変化等の不確実性を伴うものであり、翌連結会計年度において、減損の兆候があると判定され、減損損失を認識する可能性があります。 2. のれんの評価 (1) 当連結会計年度計上額のれん702,164千円 (2) 識別した項目に係る会計上の見積りの内容に関する情報 ① 算出方法当社は、E-CAST INDUSTRIES SDN. BHD.の超過収益力をのれんとして計上しております。なお、当連結会計年度におけるのれんの金額は、暫定的に算定された金額であるため、取得価額の配分の結果により、のれんの金額は変更になる可能性があります。取得原価は、E-CAST INDUSTRIES SDN. BHD.の事業計画を基礎として、ディスカウント・キャッシュ・フロー法等に基づき算定された株式価値を踏まえ、交渉の上、決定しており、当該株式価値の評価にあたっては外部専門家を利用しております。のれんについては、減損の兆候を把握するために、同社の営業活動から生じる損益の継続的なマイナスの有無、経営環境の著しい悪化又は悪化する見込みの有無(事業計画の達成状況)等を検討しております。減損の兆候があると判断した場合には、減損損失の認識の判定を行っております。なお、当連結会計年度においてのれんについて減損の兆候はないと判断しております。 ② 主要な仮定事業計画の主要な仮定は、売上高成長率であります。 ③ 翌年度の連結計算書類に与える影響これらの減損の兆候の判定は、将来の経営環境の変化等の不確実性を伴うものであり、翌連結会計年度において、減損の兆候があると判定され、減損損失を認識する可能性があります。 3. 繰延税金資産の回収可能性 (1) 当連結会計年度計上額繰延税金資産27,680千円繰延税金負債313,336千円 (2) 会計上の見積りの内容に関する理解に資する情報 ① 算出方法当社グループは、貸借対照表上の資産及び負債の金額と課税所得計算上の資産及び負債の金額との差異である一 時差異及び税務上の繰越欠損金等について、繰延税金資産及び負債を認識しております。繰延税金資産及び負債は、期末日時点において制定されている、又は実質的に制定されている税率及び税法に基づいて、資産が実現する期又は負債が決済される期に適用されると予想される税率を用いて算定しております。将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金に係る繰延税金資産は、将来の一時差異等加減算前課税所得の見積額及び将来加算一時差異の解消見込額と相殺され、税金負担額を軽減できると認められる範囲内で認識しております。収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得等に基づいて繰延税金資産の回収可能性を判断する際には、「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」に示された要件に基づき分類し、当該分類に応じて、回収が見込まれる繰延税金資産の計上額を決定しております。 ② 主要な仮定将来の課税所得の見積りは、当社グループの経営者により承認された事業計画に基づき算定しており、当社グループ経営者の主観的な判断及び見積りを伴います。 ③ 翌年度の財務諸表に与える影響将来の課税所得の見積りに対する何らかの調整や将来の税法の改正は、繰延税金資産の額に重要な影響を与える可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】(投資契約)当社は、2025年5月13日付で、株式会社日本政策投資銀行との間で、第三者割当の方法により本優先株式割当先に対して総額500,000,000円のA種優先株式を発行すること等に関して投資契約を締結しております。 (株式譲渡契約)当社は、2025年9月25日開催の取締役会において、E-CAST INDUSTRIES SDN. BHD.の全株式を取得して子会社化することを決議しました。また、同日付で株式譲渡契約を締結、2025年9月29日付で全株式を取得したことにより子会社化しました。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (企業結合等関係)」に記載のとおりであります。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は株主に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして認識しており、経営基盤の強化、将来の事業展開に必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続して実施していくことを基本方針としております。当社の配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。当事業年度の剰余金の配当につきましては、継続的な安定配当の基本方針のもと、1株当たり20円とすることを2026年6月26日開催予定の定時株主総会で決議する予定であります。なお、A種優先株式につきましては、発行時に定めた所定の計算による配当を同株主総会にて決議する予定であります。今後につきましては、将来の事業展開と経営体質の強化のために、必要な内部留保を優先的に確保しつつ、毎期の利益水準を勘案した上で、安定した配当を継続して実施することを基本方針としております。また、株式分割、株主優待制度等による利益還元についても今後検討を行ってまいります。なお、当社は定款において、取締役会の決議により、毎年9月末日の株主名簿に記載または記録された株主もしくは登録株式質権者に対し、中間配当を行うことができる旨を定めております。 (注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。決議年月日株式の種類配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)2026年6月26日定時株主総会決議(予定) 普通株式42,469202026年6月26日定時株主総会決議(予定)A種優先株式23,73247,465.75
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100YL7C)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E36844)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

株式会社STGの証券コード(銘柄コード)は?
5858です。上場市場は東証グロース、業種は非鉄金属。
5858(株式会社STG)のEDINETコードは?
E36844です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
5858(株式会社STG)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 佐藤 輝明です(有価証券報告書の表紙記載)。
5858(株式会社STG)の本社所在地は?
大阪府八尾市山賀町六丁目82番地2です。
5858(株式会社STG)の監査法人(会計監査人)は?
EY新日本有限責任監査法人です。
5858(株式会社STG)の筆頭株主は?
佐藤 輝明で、保有比率は約14.1%です(2026-03-31基準)。
5858(株式会社STG)の発行済株式数は?
有報(2026-03-31基準)で2,146,500株です(発行済株式総数)。うち自己株が22,500株、市場で流通する浮動株は1,064,066株です。
5858(株式会社STG)の株主数は?
2026-03-31基準で674名です。上位10名で49.9%を保有します、浮動株比率は50.1%。
5858(株式会社STG)の決算期は?
3月期です(上場市場は東証グロース)。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E36844)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。