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日本鋳造株式会社
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3.4%
投下資本利益率
ROE(実績)3377位
1.3%
有報 報告値
営業利益率2715位
3.4%
営業益 4.2億
自己資本比率2026位
54.2%
EPS(実績)
32.0
26/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型

解析準備中。

✓ 営業増益>増収(+26.4%>+-14.1%)✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均3.82x)▲ ネットデット18.3億▲ 筆頭株主 JFEスチール株式会社 36.17%(特別決議拒否権級)

営業増益>増収(+26.4%>+-14.1%)。利益成長が売上成長を上回る

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均3.82x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

ネットデット18.3億。現金17.4億 < 有利子負債35.7億

筆頭株主 JFEスチール株式会社 36.17%(特別決議拒否権級)。実質浮動株41.6%・支配は非過半だが1/3超で拒否権

JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/03期・単年)

損益(PL)
売上高
122.9
前年比 -14.1%
営業利益
4.2
前年比 +26.4%
経常利益
5.8
前年比 +50.9%
純利益
1.5
前年比 -34.7%
財政状態(BS)
総資産
215.5
前年比 -3.5%
純資産
116.8
前年比 -1.7%
現金
17.4
前年比 +196.8%
有利子負債
35.7
前年比 -5.6%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
21.2
前年比 +209.9%
投資CF
-6.1
財務CF
-3.7
フリーCF
16.1
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
売上高(百万)12,10614,81115,99214,31112,290
営業利益(百万)329416
経常利益(百万)8147011,277387584
純利益(百万)663568651236154
EPS(円)129.3116.7135.149.132.0
1株配当(円)30.030.035.030.020.0
営業利益率(%)2.33.4
ROE(%)6.05.05.62.01.3
自己資本比率(%)53.450.250.553.254.2

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
総資産(百万)21,08822,66323,52922,32521,548
純資産(百万)11,25211,36711,88111,88511,685
流動資産(百万)9,6469,112
流動負債(百万)5,3814,882
現金(百万)3565601,1215861,739
有利子負債(百万)3,7853,572
ネットキャッシュ(百万)-3,199-1,833
BPS(円)2,192.82,357.82,464.52,465.22,423.8
自己資本比率(%)53.450.250.553.254.2
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0323/0324/0325/0326/03
営業CF(百万)-4271591,8066852,123
投資CF(百万)-248-726-717-1,097-608
財務CF(百万)541771-529-123-372
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億50億100億150億200億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 売上高 121億 ・ 純利益 7億23/03 ・ 売上高 148億 ・ 純利益 6億24/03 ・ 売上高 160億 ・ 純利益 7億25/03 ・ 売上高 143億 ・ 純利益 2億26/03 ・ 売上高 123億 ・ 純利益 2億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%5%10%15%20% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 5.5%23/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 3.8%24/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 4.1%25/03 ・ 粗利率 12.9% ・ 営業利益率 2.3% ・ 純利益率 1.6%26/03 ・ 粗利率 15.1% ・ 営業利益率 3.4% ・ 純利益率 1.3%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%2%4%6%8% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ROE 6.0% ・ ROA 3.1% ・ ROIC —23/03 ・ ROE 5.0% ・ ROA 2.5% ・ ROIC —24/03 ・ ROE 5.6% ・ ROA 2.8% ・ ROIC —25/03 ・ ROE 2.0% ・ ROA 1.1% ・ ROIC 1.6%26/03 ・ ROE 1.3% ・ ROA 0.7% ・ ROIC 2.2%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-20億-10億0億10億20億30億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF -4億 ・ 投資CF -2億 ・ 財務CF 5億23/03 ・ 営業CF 2億 ・ 投資CF -7億 ・ 財務CF 8億24/03 ・ 営業CF 18億 ・ 投資CF -7億 ・ 財務CF -5億25/03 ・ 営業CF 7億 ・ 投資CF -11億 ・ 財務CF -1億26/03 ・ 営業CF 21億 ・ 投資CF -6億 ・ 財務CF -4億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
0億5億10億15億20億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ フリーCF —23/03 ・ フリーCF —24/03 ・ フリーCF —25/03 ・ フリーCF —26/03 ・ フリーCF 16億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億2億4億6億8億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —23/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —24/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —25/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —26/03 ・ 設備投資 5億 ・ 減価償却 7億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
-5倍0倍5倍10倍15倍 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF/純利益 -0.64倍23/03 ・ 営業CF/純利益 0.28倍24/03 ・ 営業CF/純利益 2.77倍25/03 ・ 営業CF/純利益 2.90倍26/03 ・ 営業CF/純利益 13.79倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円50円100円150円 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ EPS ¥12923/03 ・ EPS ¥11724/03 ・ EPS ¥13525/03 ・ EPS ¥4926/03 ・ EPS ¥32
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円10円20円30円40円0%20%40%60%80% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 1株配当 ¥30 ・ 配当性向 23.2%23/03 ・ 1株配当 ¥30 ・ 配当性向 25.7%24/03 ・ 1株配当 ¥35 ・ 配当性向 25.9%25/03 ・ 1株配当 ¥30 ・ 配当性向 61.1%26/03 ・ 1株配当 ¥20 ・ 配当性向 62.5%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億100億200億300億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 総資産 211億 ・ 純資産 113億23/03 ・ 総資産 227億 ・ 純資産 114億24/03 ・ 総資産 235億 ・ 純資産 119億25/03 ・ 総資産 223億 ・ 純資産 119億26/03 ・ 総資産 215億 ・ 純資産 117億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円1,000円2,000円3,000円0%20%40%60% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ BPS ¥2,193 ・ 自己資本比率 53.4%23/03 ・ BPS ¥2,358 ・ 自己資本比率 50.2%24/03 ・ BPS ¥2,465 ・ 自己資本比率 50.5%25/03 ・ BPS ¥2,465 ・ 自己資本比率 53.2%26/03 ・ BPS ¥2,424 ・ 自己資本比率 54.2%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億50億100億0%50%100%150%200% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —23/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —24/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —25/03 ・ 流動資産 96億 ・ 流動負債 54億 ・ 流動比率 179.3%26/03 ・ 流動資産 91億 ・ 流動負債 49億 ・ 流動比率 186.6%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億10億20億30億40億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 現金 4億 ・ 有利子負債 —23/03 ・ 現金 6億 ・ 有利子負債 —24/03 ・ 現金 11億 ・ 有利子負債 —25/03 ・ 現金 6億 ・ 有利子負債 38億26/03 ・ 現金 17億 ・ 有利子負債 36億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
-40億-20億0億20億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ネットキャッシュ 4億23/03 ・ ネットキャッシュ 6億24/03 ・ ネットキャッシュ 11億25/03 ・ ネットキャッシュ -32億26/03 ・ ネットキャッシュ -18億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
純利益率(%)5.53.84.11.61.2
ROE(%)6.05.05.62.01.3
ROA(%)3.12.52.81.10.7
総資産回転(回)0.570.650.680.640.57
営業CF率(%)-3.51.111.34.817.3
営業CF/純益(倍)-0.640.282.772.9013.79
配当性向(%)23.225.725.961.162.5
売上 前年比(%)22.38.0-10.5-14.1
純資産 前年比(%)1.04.50.0-1.7
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

22/03
¥30.0
23/03
¥30.0
24/03
¥35.0
25/03
¥30.0
26/03
¥20.0
配当性向 62.5%・連続増配 —年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
16.1
3.4%
粗利率
15.1%
アクルーアル比率
-9.0%
売上CAGR
0.4%
EPS CAGR
-29.5%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
1.2%
ROA
0.7%
総資産回転
0.57
実効税率
-9.3%
現金変換(CFO/営業益)
5.10
CFO/純益(平均)
3.82
累計営業CF
43.5
FCFマージン
13.1%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.74
BPS CAGR
2.5%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
1.87
純負債/EBITDA
1.66
インタレストカバレッジ
9.4
債務返済年数
1.7
配当性向
62.5%
連続増配
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化売上成長EPS成長 50
ROIC
44
営業利益率
50
純利益率
50
粗利率
40
ROE
48
ROA
48
FCFマージン
53
自己資本比率
50
流動比率
47
純負債/EBITDA
47
アクルーアル比率
58
現金変換(営業CF/純益)
62
売上CAGR
44
EPS CAGR
37
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
—億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.0億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.0%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
41.6%
発行済−上位10−自己株
支配株主
JFEスチール株式会社
36.2% 保有
自己株式
0.08%
3,900株 ・簿価0.1億
大株主比率
1. JFEスチール株式会社36.2%
2. 日立建機株式会社14.9%
3. 垂 水 邦 明1.4%
4. 上田八木短資株式会社1.3%
5. 小 柳 厚 三0.9%
6. 高 橋 明 子0.8%
7. 広 岡 靖 雄0.8%
8. 楽天証券株式会社共有口0.8%
9. 井 上 豊 彦0.7%
10. 林 田 香 代 子0.6%
上位10で 58.4%・発行済 4,825,050株・自己株 3,900株・浮動株 2,007,150株・株主 3,260名。所有者別(単元): 外国人 1.3% / 機関 3.1% / 個人 41.7%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率
政策保有株式(簿価合計)113.0百万円(5銘柄)
役員報酬総額 / 役員数138.0百万円 / 13名
平均年間給与(提出会社)585万円(前期比 -1.8%)
従業員数(連結)285名
監査報酬 / 非監査報酬28.0百万円 / —
平均勤続年数13.9年
女性管理職比率2.8%
従業員1人当たり売上43.1百万円
従業員1人当たり営業利益1.5百万円
政策保有株式の対純資産比96.7%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長 佐竹 義宏
本社所在地神奈川県川崎市川崎区白石町2番1号
決算期3月
従業員数(連結)285名
EDINETコードE01236

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/03期末 基準・4,825,050株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】 当社は、鋳造関連事業を主な事業内容としております。 なお、JFEスチール㈱は当社の議決権36.2%を所有しており、その他の関係会社にあたります。又、当社の重要な販売先であると共に銑鉄、鋼屑等原材料の仕入先でもあります。 なお、当社は「鋳造関連事業」の単一セグメントであるため、品種等の区分により記載しております。事業内容品種鋳造関連事業鋳鋼品、鋳鉄品鋼構造品、景観加工品、その他 事業の系統図は次のとおりであります。 (注)※1 JFEスチール㈱はその他の関係会社であります。 ※2 2025年7月1日を効力発生日として、当社を吸収合併存続会社、㈱ダットを吸収合併消滅会社とする吸収合併を行いました。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報(単位:百万円) 鋳鋼品・鋳鉄品鋼構造品・景観その他合計外部顧客への売上高6,7635,28624112,290
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報 外部顧客への売上高のうち、損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】 当社が展開しております事業及びサステナビリティに関する主なリスクは次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものです。 リスク項目リスクシナリオリスク対策 ①世界的な情勢不安及び労務費の価格転嫁等による需給環境の急激な変化 ・中東紛争情勢悪化に伴う原料・燃料・資材品等の調達難や価格が高騰し、販売価格に転嫁できない可能性・民間設備投資や公共関連事業の動向が当社のお客様(鉄鋼・プラント・産業機械・建設機械・橋梁・建築・自動車等)の経営環境にマイナスの影響を与え、販売量の減少や販売価格が低下する可能性・製造部門と調達部門の連携強化および調達先の情報収集・生産性向上による資材・エネルギー使用量の削減・設備投資や作業工程見直し、海外OEMによる調達等コスト削減による競争力の確保・金属3D積層造形品など高機能化・高付加価値を主体とした新商品開発推進による優位性の確保 ②為替レートの変動・海外OEM品の調達価格の上昇の可能性・外貨入金を支払に充て、為替影響を軽減・円安への対応 ③金利の変動 ・金利上昇による負担増の可能性・借入金の削減、借入先の分散・金利負担と安定資金の確保を考慮した借入金に占める長期借入金の比率の最適化・棚卸資産圧縮、売掛債権の回収期間短縮 ④保有固定資産及び保有株式等の資産価値の変動・保有株式・土地の時価下落の可能性・収益性低下による固定資産の減損の可能性・保有目的および保有メリットを勘案し保有対象を厳選・休止した池上工場について使用見込みが少ない設備の撤去工事を発注し、原状回復費用相当を減損損失計上 ⑤退職給付債務計算の前提条件の変動 ・退職給付債務計算の前提条件の変動により、退職給付費用が増加する可能性・前提条件の変動による影響の適時、適切な把握(2025年度は割引率を金利上昇により見直し、退職給付費用が減少) ⑥カントリーリスク・米国の関税政策に伴う貿易の不安定化・中国との関係悪化に伴う貿易(輸入)制限、関税上乗せ、中国からの輸出ストップ・懸念のあるお客様へ国内調達への転換提案・日本国内生産への体制準備・合金、資材調達先調査・海外渡航、出張の禁止又は制限 ⑦法令・公的規制 ・「環境」、「労働・安全衛生」、「租税」、「独占禁止法等の経済法規」、「建設業法等の事業関連法規」、その他法令・公的規制が改正もしくは変更され、業績に影響を及ぼす可能性・法令・公的規制の改正動向および変更内容の適時把握・支払条件見直しにより「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律」へ対応 ⑧品質リスク ・重大クレーム(品質クレーム・納期遅延)発生やクレーム頻発等により信頼性が低下し、大幅なシェアダウンにより業績に影響を及ぼす可能性・試験機更新等による検査データの改ざん防止・重要資材の管理強化・全社QA教育の実施等や、不良品撲滅に向けたPDCA活動の推進 ⑨情報管理リスク・コンピュータ-ウイルス、サイバーテロにより重要情報や機密情報が漏えいもしくは消失する可能性・脆弱性の再点検とセキュリティ体制の強化・コンピューターウイルス・サイバーテロ対策の教育、標的型メール訓練実施・外部との情報授受についてセキュリティの高い外部ストレージを利用
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当社は、2025年7月1日付で連結子会社であった株式会社ダットを吸収合併いたしました。 これにより、当事業年度より単体決算による開示となっております。 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営環境に示した経営環境を反映して、当事業年度の売上高は12,290百万円(前年度比8.8%減)となり、営業利益は416百万円(前年度比26.4%増)、経常利益は584百万円(前年度比83.8%増)、当期純利益は154百万円(前年度比19.8%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況・資本の財源及び資金の流動性 当事業年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期純利益140百万円、ほか棚卸資産の減少や売上債権の回収等により2,123百万円の収入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、老朽更新に加え大型金属3Dプリンターの設置、システム化投資を行った結果608百万円の支出となり、これらを合計したフリー・キャッシュ・フローは1,515百万円の収入となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の減少による300百万円の支出のほか、配当金の支払があり、372百万円の支出となっております。 ほか、株式会社ダットの吸収合併に伴う現金同等物の増加が250百万円ありました。 以上の結果、現金及び現金同等物の当事業年度末残高は前事業年度末に比べ1,396百万円増加し1,739百万円となりました。 資金調達の方法については、主として金融機関からの借り入れにより行っております。長期借入金(一年内返済長期借入金含む)と短期借入金の比率は、当事業年度末で47%:53%となっております。 ③生産、受注及び販売の実績 当社は「鋳造関連事業」の単一セグメントであります。 当事業年度における実績を品種別に示すと、次のとおりであります。 なお、当社は2025年7月1日付で連結子会社であった株式会社ダットを吸収合併いたしました。前事業年度は連結財務諸表を作成しているため、前年同期に対する増減率については記載しておりません。 a.品種別製品生産実績 (百万円)品種別当事業年度 前年同期比(%) 素形材6,635―エンジニアリング3,361―その他35―合計10,032― (注)金額は、製造原価によっております。 b.品種別製品受注実績 (百万円)品種別当事業年度受注高前年同期比(%)受注残高前年同期比(%)素形材8,506―4,978―エンジニアリング6,252―4,025―その他255―58―合計15,014―9,062― (注)金額は、販売価格によっております。 c.品種別販売実績 (百万円)品種別当事業年度前年同期比(%)素形材6,763―エンジニアリング5,286―その他241―合計12,290― (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は当事業年度末現在に於いて当社が合理的であると判断したものです。 ①当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容および資金需要の動向 当事業年度における当社の業績は、売上は12,290百万円(前年度比8.8%減)となり、営業利益は416百万円(同26.4%増)、経常利益は584百万円(同83.8%増)となり、前年度から減収・増益となりました。 素形材関連では、第2 1 (2)経営環境で示した通り、半導体製造装置向け鋳鋼品の販売が上期で低調だったものの、AI関連の旺盛な需要により下期から大幅に受注が増加しております。ただし、増加した受注に基づく出荷は2026年度となるため、当事業年度への影響は限定的であり、受注は大幅増加となったものの売上は減少しました。合理化、販売価格改定は計画通りに進捗し、前年度に比べて損益は改善しております。 エンジニアリング関連では、一部の大型案件が前年度までで一巡したことで、減収となったものの、モノレール軌道向け支承、高速道路向け支承などの取り込みが進みました。建築物用柱脚も、物流倉庫の需要により堅調な業績となっております。 当社は、2025年7月1日付で連結子会社であった株式会社ダットを吸収合併いたしました。一過性の要素として、株式会社ダットからの受取配当金200百万円を経常利益に、抱合せ株式消滅差益11百万円を特別利益に、それぞれ計上しております。 また、2023年9月に操業を終了した池上地区については、使用の見込みが少ないと判断した池上地区工場建物内の設備について撤去を行うことを決定しました。このため特別損失として、解体撤去費用180百万円(工場建物内の設備撤去費用)、減損損失242百万円(工場建物解体費用)、棚卸資産除却損15百万円(設備予備品の除却)を計上しております。 このほか、退職給付の債務の算定に使用する割引率を、金利上昇により0.9%から2.9%に見直しております。これに伴い、数理計算上の差異が発生したことから、売上原価、販売費及び一般管理費に含まれる退職給付費用が減少しました。当社は数理計算上の差異及び過去勤務費用については、その発生年度に収益又は費用として処理することとしております。以上の結果、当期純利益は154百万円(同19.8%減)となりました。 資金需要につきましては営業活動によるキャッシュ・フローは2,123百万円の収入となり、投資活動によるキャッシュ・フローを加えたフリー・キャッシュ・フローは1,515百万円の収入となり、実質有利子負債を削減しました。「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律(取適法)」施行による影響で仕入債務の減少による支出がありましたが、一方で売上債権の回収が進みました。 今後も地政学リスクや原油高、関税、為替の影響で不透明な事業環境が継続しますが、設備投資によるコスト削減、販価改善等により、安定した利益を確保します。投資効果による製造リードタイム短縮、コスト削減により、棚卸資産在庫等の運転資金の増加を抑制し、借入金総額を削減する計画です。 ②重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。 なお、当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5(経理の状況)の財務諸表の「財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 当社は、日本鋳造のすべての役員・社員が共有し、あらゆる活動の拠り所となる経営の基本原則として、経営理念と行動規範を以下のとおり定めています。 経営理念 日本鋳造は、自ら培った技術により、より高い価値・サービスを社会に提供し、貢献していきます。また、それを実行するために社員全員がプライドを持って努力し続けていきます。行動規範 ① うそをつかない ② 手を抜かない ③ まわりの人に配慮し思いやりの気持ちを持とう ④ お互い協力しあって仕事しよう ⑤ 奉仕と感謝社長方針 ① 安全 ② 一体感(One Team) ③ ボトムアップ ④ Bad News First ⑤ 時間と期限を守る ⑥ 基礎体力向上 ⑦ レクリエーション 経営指標としては、ROS(売上高経常利益率)10%以上、ROE(自己資本利益率)10%以上を目標としております。 (2)経営環境 当事業年度においては、素形材関連では、半導体製造装置向け鋳鋼品の販売が上期で低調だったものの、AI関連の旺盛な需要により下期から大幅に受注が増加しております。ただし、増加した受注に基づく出荷は2026年度となるため、当事業年度への影響は限定的であり、受注は大幅増加となったものの売上は減少しました。 エンジニアリング関連では、一部の大型案件が前年度までで一巡したことで、減収となったものの、モノレール軌道向け支承、高速道路向け支承などの取り込みが進みました。建築物用柱脚も、物流倉庫の需要により堅調な業績となっております。 (3)対処すべき課題 2026年度は、地政学リスクや、原油高、関税、為替の影響で不透明な事業環境が継続しますが、事業環境の見極め・迅速な環境変化への対応を行い、事業の持続的発展を目指していきます。そのために次の施策を着実に実行してまいります。 なお、文中の将来に関する事項は当事業年度末現在に於いて当社が合理的であると判断したものです。 (課題の骨子) ① 素形材事業・半導体製造装置向け鋳鋼品の大幅増産への対応・成長市場への参入(半導体製造装置・エネルギー分野への取り組み強化)・新設した大型金属3D プリンター活用・DX化を含めた生産性改善(外注加工費、労務費削減、欠陥レス技術の開発)・品質管理体制の強化(鋳造欠陥削減、3Dスキャナー導入による寸法形状品質保証強化) ② エンジニアリング事業・鋼製支承、ゴム支承、伸縮装置、NC ベースの拡販対応のための経営資源の投入(エンジニアの採用・育成、システム)・新設から保全分野への市場変化に対応し、収益性の高いオンリーワン商品の拡充と新規顧客の開拓(支承補強ブロック等) ③ 清本鉄工株式会社および株式会社川金ホールディングスとの協業の推進・需要減少に対応するための経営資源の最適化と事業強化に向けた協業の検討 ④ SDGsへの取り組み(人材確保および育成、グリーントランスフォーメーションの推進) ⑤ 資本効率の向上(PBR1倍の達成に向けてROEを改善するための取組)
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 当社が技術援助を受けている契約技術導入先国籍内容対価契約期間フリードリッヒマウラーゼーネドイツ橋梁用伸縮装置の製造技術売上高に対するランニングロイヤルティ2024年11月15日より2044年11月14日まで
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】 当社は、経営基盤の強化及び将来の事業展開に備えるための内部留保の充実等を勘案した上で、株主の皆様方に対する利益還元を実現していくことを基本方針としております。 具体的には配当性向30%程度を確保することとし当期の期末配当金は、1株当たり20円とさせていただきました。 配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。 なお、当社は定款に取締役会決議によって中間配当を行うことができる旨を定めております。 当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2026年6月24日9620定時株主総会決議
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100YGG5)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E01236)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

日本鋳造株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
5609です。
5609(日本鋳造株式会社)のEDINETコードは?
E01236です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
5609(日本鋳造株式会社)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 佐竹 義宏です(有価証券報告書の表紙記載)。
5609(日本鋳造株式会社)の本社所在地は?
神奈川県川崎市川崎区白石町2番1号です。
5609(日本鋳造株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
EY新日本有限責任監査法人です。
5609(日本鋳造株式会社)の筆頭株主は?
JFEスチール株式会社で、保有比率は約36.2%です(2026-03-31基準)。
5609(日本鋳造株式会社)の発行済株式数は?
有報(2026-03-31基準)で4,825,050株です(発行済株式総数)。うち自己株が3,900株、市場で流通する浮動株は2,007,150株です。
5609(日本鋳造株式会社)の株主数は?
2026-03-31基準で3,260名です。上位10名で58.4%を保有し、浮動株比率は41.6%です。
5609(日本鋳造株式会社)の決算期は?
3月期です。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E01236)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。