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ノバシステム株式会社
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JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型
解析準備中。
✓ 実質キャッシュ超過0.5億(価格未投入)✓ 直近5期連続増収✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.12x)▲ 筆頭株主 株式会社シリウス 33.71%(特別決議拒否権級)
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実質キャッシュ超過0.5億(価格未投入)。時価総額比は株価入力後に確定(DEC-008 価格入力型)
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直近5期連続増収。売上 41.7→67.2億
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営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.12x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い
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筆頭株主 株式会社シリウス 33.71%(特別決議拒否権級)。実質浮動株42.32%・支配は非過半だが1/3超で拒否権
JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
RESULTS 直近業績(25/12期・単年)
損益(PL)
売上高
67.2億
前年比 +3.9%
営業利益
3.2億
前年比 -38.5%
経常利益
3.6億
前年比 -34.0%
純利益
2.3億
前年比 -40.7%
財政状態(BS)
総資産
40.9億
前年比 +9.6%
純資産
25.5億
前年比 +14.2%
現金
7.3億
前年比 -3.4%
有利子負債
6.8億
前年比 +8.9%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
4.0億
前年比 +58.4%
投資CF
-4.6億
赤字転換
財務CF
0.3億
黒字転換
フリーCF
-0.4億
赤字転換
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF
FINANCIALS 業績推移(5期・有報)
| 指標 | 21/12 | 22/12 | 23/12 | 24/12 | 25/12 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万) | 4,173 | 4,626 | 5,423 | 6,462 | 6,716 |
| 営業利益(百万) | — | — | — | 528 | 325 |
| 経常利益(百万) | 112 | 338 | 483 | 551 | 364 |
| 純利益(百万) | 72 | 213 | 342 | 395 | 234 |
| EPS(円) | 60.2 | 177.1 | 251.6 | 281.4 | 167.7 |
| 1株配当(円) | — | — | — | — | 105.0 |
| 営業利益率(%) | — | — | — | 8.2 | 4.8 |
| ROE(%) | 8.3 | 20.2 | 23.1 | 19.6 | 9.8 |
| 自己資本比率(%) | 36.6 | 41.7 | 53.1 | 59.9 | 62.4 |
BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)
| 指標 | 21/12 | 22/12 | 23/12 | 24/12 | 25/12 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総資産(百万) | 2,579 | 2,787 | 3,383 | 3,730 | 4,088 |
| 純資産(百万) | 945 | 1,163 | 1,797 | 2,234 | 2,552 |
| 流動資産(百万) | — | — | — | 2,189 | 1,995 |
| 流動負債(百万) | — | — | — | 1,044 | 1,043 |
| 現金(百万) | 630 | 383 | 613 | 759 | 733 |
| 有利子負債(百万) | — | — | — | 628 | 684 |
| ネットキャッシュ(百万) | — | — | — | 131 | 49 |
| BPS(円) | 787.5 | 969.2 | 1,281.4 | 1,592.9 | 1,822.4 |
| 自己資本比率(%) | 36.6 | 41.7 | 53.1 | 59.9 | 62.4 |
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表
CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)
| キャッシュフロー | 21/12 | 22/12 | 23/12 | 24/12 | 25/12 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF(百万) | 175 | 80 | 145 | 253 | 401 |
| 投資CF(百万) | 161 | -299 | -224 | 159 | -461 |
| 財務CF(百万) | -456 | -28 | 308 | -266 | 34 |
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書
解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)
水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。
表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)
① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。
② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。
③ 1株の価値と株主還元
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。
④ 財政状態・安全性(バランスシート)
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。
解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)
| 指標 | 21/12 | 22/12 | 23/12 | 24/12 | 25/12 |
|---|---|---|---|---|---|
| 純利益率(%) | 1.7 | 4.6 | 6.3 | 6.1 | 3.5 |
| ROE(%) | 8.3 | 20.2 | 23.1 | 19.6 | 9.8 |
| ROA(%) | 2.8 | 7.6 | 10.1 | 10.6 | 5.7 |
| 総資産回転(回) | 1.62 | 1.66 | 1.60 | 1.73 | 1.64 |
| 営業CF率(%) | 4.2 | 1.7 | 2.7 | 3.9 | 6.0 |
| 営業CF/純益(倍) | 2.42 | 0.38 | 0.42 | 0.64 | 1.71 |
| 配当性向(%) | — | — | — | — | 62.6 |
| 売上 前年比(%) | — | 10.9 | 17.2 | 19.2 | 3.9 |
| 純資産 前年比(%) | — | 23.1 | 54.5 | 24.3 | 14.2 |
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。
DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)
21/12
¥—
22/12
¥—
23/12
¥—
24/12
¥—
25/12
¥105.0
配当性向 62.6%・連続増配 —年。出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)
解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。
解析 / 数値(全量) 全数値指標
利益の質・収益性
純利益率
3.5%
ROA
5.7%
総資産回転
1.64回
実効税率
32.7%
現金変換(CFO/営業益)
1.24倍
CFO/純益(平均)
1.12倍
累計営業CF
10.5億
FCFマージン
-0.6%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
6.22倍
BPS CAGR
23.3%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
1.91倍
純負債/EBITDA
-0.12倍
インタレストカバレッジ
45.1倍
債務返済年数
1.7年
配当性向
62.6%
連続増配
—年
希薄化率
1.01%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。
解析 偏差値プロファイル(全社比較)
掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
48
50
50
43
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50
50
48
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50
52
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。
解析 のれん・無形/減損リスク
のれん
—億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.0億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.0%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS
解析 大株主・浮動株(出入口)
浮動株比率
42.3%
発行済−上位10−自己株
支配株主
株式会社シリウス
33.7% 保有
自己株式
0.15%
2,100株 ・簿価0.1億
| 大株主 | 比率 |
|---|---|
| 1. 株式会社シリウス | 33.7% |
| 2. ノバシステム従業員持株会 | 8.6% |
| 3. 清板 大亮 | 3.1% |
| 4. 河 鳳基 | 2.9% |
| 5. 林 潤 | 1.7% |
| 6. 村上 哲規 | 1.7% |
| 7. 西村 光司 | 1.7% |
| 8. 川上 秀樹 | 1.5% |
| 9. 西山 仁徳 | 1.4% |
| 10. 株式会社SBIネオトレード証券 | 1.4% |
上位10で 57.6%・発行済 1,402,500株・自己株 2,100株・浮動株 593,596株・株主 653名。所有者別(単元): 外国人 0.9% / 機関 3.0% / 個人 60.9%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況
STRUCTURE 構造的に隣接する企業
同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人
解析 / 統治 統治・資本の使い方
経営陣(取締役会)の持株比率—
政策保有株式(簿価合計)13.5百万円(1銘柄)
役員報酬総額 / 役員数143.0百万円 / 10名
平均年間給与(提出会社)538万円
従業員数(連結)510名
監査報酬 / 非監査報酬20.6百万円 / —
平均勤続年数8.9年
女性管理職比率5.6%
従業員1人当たり売上13.2百万円
従業員1人当たり営業利益0.6百万円
政策保有株式の対純資産比53.0%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。
PROFILE 会社概要
解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)
証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
円
概算時価総額
—
株価×発行済
PER(実績)
—
株価÷EPS
PBR(実績)
—
株価÷BPS
実質PER
—
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
—
EBIT÷企業価値
配当利回り
—
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 25/12期末 基準・1,402,500株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。
解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)
2026-07-02自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの) ↗
2026-06-05訂正自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの) ↗
2026-06-02自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの) ↗
2026-03-30臨時報告書 ↗
2026-03-25確認書 ↗
2026-03-25内部統制報告書-第44期(2025/01/01-2025/12/31) ↗
2026-03-25有価証券報告書(2025年12月期) ↗
2025-08-14確認書 ↗
2025-08-14半期報告書-第44期(2025/01/01-2025/12/31) ↗
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧
SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)
事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】 当社の事業は、ソフトウエア開発事業の単一セグメントであり、提供しているサービス種別としては「システムインテグレーション」及び「クラウドサービス」の2つのサービスとなりますが、2025年12月期においては、「システムインテグレーション」が当社事業全体の98.4%を占めております。 ①システムインテグレーション 生命保険会社、損害保険会社、銀行、信託銀行等の金融業界向けを中心とした業務用情報処理システムの開発を行っております。中でも、生命保険会社及び損害保険会社においては、個人保険商品システム、企業年金システム、共済保険システム、勘定系システム等の開発を手掛け、ニッセイ情報テクノロジー株式会社を筆頭に複数の保険会社におけるシステム開発の実績を有しております。この保険業界向けシステム開発は、2025年12月期におけるシステムインテグレーションの売上高構成比49.0%を占める当社の主要事業領域となっており、既存顧客におけるシステム開発実績を拡大し積み重ねることで保険業界の「業務知識」を蓄積し、同業界における優位性の確立に努めております。業務知識とは、業界における特性や事業環境、業務内容の理解、必要となる許認可といった顧客業界に関する総合的な理解量を表し、この業務知識の多寡が、高品質のシステムを実現することや新たなシステム開発案件を創出すること等に繋がる基本の要素となっており、業務知識の蓄積を強みとした業界特化型戦略をもって事業の拡大を図っております。 また、保険業界向けシステム開発に加えて、物流業界向けシステム、エネルギー産業向けシステム、商社向けシステム、地方公共団体向けシステム、公益機関向けシステム等の開発も全方位型で手掛けており、他業界におきましても業務知識の蓄積を通じてシステム開発領域の拡大を図っております。 システム開発における開発工程を一般的に表しますと、「要件定義 → 基本設計 → 詳細設計 → プログラム製造 → 結合テスト → システムテスト → 運用テスト → 実稼働 → 保守」となります。 このうち、要件定義及び基本設計工程を上流工程と呼び、高品質のシステムを実現するために必要な条件等を顧客要望と照らし合わせて明確にしておくことがシステム開発における要諦となっており、それらを実現するためには、技術的な専門性に加えて、プロジェクト運営力、前述の業務知識、ビジネス的観点での考察力といった力量も求められます。当社は、主要事業領域である保険業界向けシステムの開発に加え、物流業界向けシステム、エネルギー産業向けシステム、商社向けシステム、地方公共団体向けシステム、公益機関向けシステム等の多様なシステム開発実績を積み重ねることにより、上流工程からプログラム製造・テスト工程に至るまでの一貫したシステム開発を実現するノウハウ及び開発経験を通じて培った業務知識を持つ人材を有しており、当該プロジェクトの特性及び顧客要望に応じた開発体制の提供を行っております。 また、開発工程に応じた技術者数の供給調整等も必要となることから、同業の協力会社からも役務の提供を受ける協業体制を構築し事業を推進しており、契約については、ユーザー企業との直接契約によるものと、元請システムインテグレーション企業又はユーザー企業系列のシステム開発企業との契約によるものとが存在しておりますが、元請システムインテグレーション企業又はユーザー企業系列のシステム開発企業との契約によるものが売上高の90%以上を占めております。 ②クラウドサービス 当社の製品は、飲食店向け店舗運営支援システム「Order Revolution」、受付業務支援システム「アイウェルコ」及びAI顔認証入退室管理システム「アイウェルコトール」であり、いずれもSaaS型でのサービス提供を行っております。SaaS型とは、インターネットを介してソフトウエアを提供するサービスであり、提供者側(当社側)のサーバーにおいてソフトウエアを稼働する形態とし、機能追加等の更新を機動的に行うことで最新のソフトウエアの提供が可能となっております。販売につきましては、飲食店及びユーザー企業への直接販売によるものと、販売代理店への販売によるものとが存在し、新規導入後はサブスクリプション型(注1)でのサービス提供を行っており、新規導入設置料及び月額利用料により収益を構築しております。 ア.Order Revolution 飲食店における既存のPOSレジ(注2)との連動機能を備え、お客様の来店から精算に至るまでの一連の業務を通貫させて店舗運営支援が可能となるシステムを提供しております。主要構成ハードウエアとしてiPadを採用し、セルフオーダー機能、モバイルオーダー機能、予約受付機能、POS機能、自動釣銭機との連動によるセルフレジ機能等も備えており、店舗規模や業態に応じた最適な製品提供が可能なシステムとなっております。 メニュー登録や各種設定をクラウド上で行う仕様となっているため、売上データの常時把握や統括本部からのグランドメニュー更新の一括配信等により店舗及び店舗網の一元管理が可能となり、飲食店運営の効率化にも寄与するシステムとなっております。 イ.アイウェルコ 顔検知機能及び音声認識機能を主機能として備えた受付業務支援システムを提供しております。内蔵されたWebカメラにより人の顔検知が行われることで、受付業務が自動で開始されます。続いて、画面内の受付担当者アバターから音声による質問が行われ、来訪者の発話した質問への回答音声が画面内にテキストとして表示されます。質問のやり取りが終了すると受付が完了し、同時にオフィス内の任意の端末にチャットツールを通じて受付情報が転送される仕組みとなっており、受付業務の省力化及び非接触化を実現できるシステムとなっております。販売対象先としましては特定の業界や顧客層に限定されるものではありませんが、当社の既存得意先や紹介を受けた先等への提案活動を通じて、販売の拡大を図って参ります。 ウ.アイウェルコトール ディープラーニング技術を活用したAI顔認証技術を用いた非接触型のAI顔認証入退室管理システムを提供しております。既設のICカードリーダー等の機器設置環境を利用して設置することが可能であり、顔認証機能による厳格なセキュリティ環境の構築を実現し、入退室記録の管理、IC式IDカードの発行や携帯が不要となる等、業務効率化を実現できるシステムとなっております。 (注)1.サブスクリプション型とは、料金を支払うことで、製品やサービスを一定期間利用することができる形式 のビジネスモデルとなります。当社では、ソフトウエア提供を行うことの対価として、月額利用料をいた だいております。 2.POSレジとは、POSシステムの一部で、アプリケーションが搭載された店頭のレジの名称です。 また、POSとは、Point of Sale の略称で、日本語では、「販売時点情報管理」と訳し、商品が売れた 際にリアルタイムでデータを照合して決済し、売上額や販売場所等の販売情報を自動的に収集します。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報 単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円)顧客の名称又は氏名売上高日本アイ・ビー・エム㈱2,057,453ニッセイ情報テクノロジー㈱1,242,941SCSK㈱1,100,997(注)当社は単一のセグメントであるため、関連するセグメント名の記載を省略しております。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャ ッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当社は、これらのリスクの発生可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の迅速な対応に努める方針であ ります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 事業環境に関するリスク ①景気・経済の変動リスク 発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社は、システム開発を主たる事業としており、経済情勢や市場環境に影響を受けやすい傾向にあります。当社 は経済情勢や市場の動向を先んじて把握し、その対応策を早期に講じるよう常に努めておりますが、経済情勢や市 場環境の悪化等により顧客企業におけるIT投資が縮小した場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可 能性があります。 ②技術革新及び市場ニーズの変化による影響 発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 技術革新が進展する過程において、定型汎用型業務の効率化を実現するRPA(注1)等の活用を通じて、人手 による労働生産活動がソフトウエアによって代替されるといった変化や、事業活動におけるシステムの安定的稼働 の重要性の高まりを受け、専業のシステム開発事業者への外注を主とした既存の開発体制に対する考え方に変化が 生じております。 この変化の潮流がシステム開発業界に及ぼす影響に対し、当社は、 ③競合他社による影響に記載のとおりシステ ム開発技術者の技術力向上や、同業の協力会社からも役務の提供等を受け、顧客企業の求める条件に対応した開発 体制を構築するよう努めておりますが、更なる技術革新の進展により既存のプログラミング業務が同水準の知的労 働を実現するソフトウエア等によって代替可能となった場合、また、顧客企業においてシステム開発の内製化がよ り一層進展した場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③競合他社による影響 発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社の属するシステム開発業界は、大規模企業から中小規模企業まで多くの同業他社が存在しており、当社もそ の競争環境の中に存在しております。 当社は、プログラミング研修、マネジメント研修、情報処理技術者試験及びPMP(注2)等の資格取得講座の 開講、データサイエンティスト養成プログラム等の各種研修制度の充実化等を通じて、システム開発技術者の技術 力向上に努めておりますが、同業他社の有する技術及び提供するサービス水準の向上に対し、当社の技術及びサー ビス水準が相対的に劣後することによる売上高の減少、同業他社による当社事業への進出等が生じた場合、当社の 経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社は、同業の協力会社からも役務の提供等を受け、顧客企業の求める条件に対応した開発体制を構築す るよう努めておりますが、同業他社との受注価格に係る競争等により受注が減少した場合、当社の経営成績及び財 政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 当社の事業内容及び人的資源に関するリスク ①特定顧客企業への依存 発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社の売上高は、2025年12月期において、日本アイ・ビー・エム株式会社、ニッセイ情報テクノロジー株式会 社、SCSK株式会社、(以下、主要顧客企業)の3社で、その62.5%を占めており安定的な収益基盤となってお ります。当社としましては、システム開発実績を着実に積み重ねることを通じて、継続的に主要顧客企業との良好 なパートナーシップ関係の構築に努めておりますが、主要顧客企業の求める取引基準を当社が満たすことができな い等の状況が生じ、主要顧客企業において当社に対する取引方針等の見直しが行われた場合、当社の経営成績及び 財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ②不採算プロジェクトの発生リスク 発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小 当社は、受注における契約形態として完成物責任を負う請負契約を締結する場合があります。この場合、当該プ ロジェクトの要件内容等を精査し、作業工数、開発体制の相応性、予想コスト等を見積もり、適正利潤を加えたも のを契約条件として顧客企業に提示し、顧客企業との間で基本契約書及び完成物の内容や期限等について定めた個 別契約書を締結した上で、システム開発を行っております。 当社は、従前より、プロジェクト遂行部門から独立した機関を設置しプロジェクトの進行状況のモニタリング活 動を行っておりましたが、当事業年度より、モニタリング項目の見直しや詳細化を改めて行った上でリスク管理機 能の強化を図った「プロジェクトリスク管理グループ」の活動が本格的に開始されました。受注前段階及び進行中 プロジェクトにおける開発体制の相応性評価、各プロジェクトの進捗状況の確認、長時間労働発生防止のためのモ ニタリング、標準的開発手法の整理取りまとめ及び技術者育成支援等の活動を通じて、不採算プロジェクト、作業 遅延、納期遅延及び完成物の品質低下等の発生回避に努めておりますが、プロジェクト開始後における追加要件の 発生、当社過失による作業遅延や納期遅延、完成物の内容、種類、数量及び品質等が契約内容に適合しなかった場 合、契約金額の減額、当初見積額を超える追加的コストや遅延損害金等の発生、信用低下に伴う継続的取引の停止 等により、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③長時間労働の発生に関するリスク 発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 システム開発のプロジェクトにおいては、当初計画に見込まれていない不測の事態の発生に起因して、品質保持 や納期厳守の観点から長時間労働が発生することがあります。当社では、プロジェクト遂行部門において日々の勤 怠の確認やプロジェクトの進捗状況の把握を行うことはもちろんのこと、プロジェクト遂行部門から独立した機関 としてプロジェクトリスク管理グループを設置し、各プロジェクトの進捗状況の確認、長時間労働発生防止のため のモニタリング等の活動を通じて、プロジェクト体制の見直しや人員の最適配置を随時行っております。また、管 理部門におきましても、週次で勤怠確認を行い長時間労働の状況及び今後の残業発生見込みの確認を行う等、長時 間労働の発生を未然に防ぐ労務管理体制を整備しております。しかしながら、上述のような不測の事態の発生に伴 う不可避的な長時間労働が発生した場合には、システム開発における労働生産性の低下等により、当社の経営成績 及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④人材の採用・確保及び育成 発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社は、優秀な人材の確保、育成及び定着が当社の事業活動を拡大してゆく上で重要であると考えており、定期 及び通年での採用活動、働きやすい環境の整備、人事制度の構築、研修体制の強化等を積極的に行い、人材の確保 及び定着に努めております。 しかしながら、IT人材の争奪等により優秀な人材の確保や定着につながらない場合、当社の経営成績及び財政 状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社は外国籍のシステム開発技術者を雇用しております。日本政府や当該国における方針の変更等によ り、就労ビザの更新が認められなくなった場合、従事するプロジェクトの納期遅延等により、当社の経営成績及び 財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤協力会社の確保に関するリスク 発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社事業において核となる経営資源はシステム開発技術者でありますが、当該プロジェクトの性質により、求め られる専門性、特定の経験を有する技術者の存在、開発フェーズに応じた技術者数の供給調整等が必要となること から当社社員に加えて同業の協力会社からも役務の提供等を受け、開発体制を構築しプロジェクトを推進しており ます。 当社は、協力会社からの役務の提供等に係る業務を担当する専任部門を設置しており、新規協力会社の開拓に加 えて、見込プロジェクトや技術者動向等の積極的な情報交換や相互利益の拡大を図る契約条件の提案等を通じて、 協力会社との良好な関係構築に努めておりますが、協力会社からの役務の提供等を十分に受けることができない場 合、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) コンプライアンスに関するリスク ①法的規制について 発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社は、受注における契約形態として役務の提供を行う派遣契約を締結することがあり、当社が派遣元の立場 で、労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(以下、労働者派遣法といいま す。)の適用を受けており、労働者派遣事業許可(許可番号:派27-302400)を得て事業活動を行っておりま す。 また、外注における契約形態としても協力会社から役務の提供を受ける派遣契約を締結することがあり、当社 が派遣先の立場でも労働者派遣法の適用を受けており、加えて協力会社との外注契約全般に係るものとして、下 請代金支払遅延等防止法の適用も受けて
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況a.資産の状況 当事業年度末における資産合計は4,087,674千円となり、前事業年度末に比べ357,195千円増加いたしました。主な要因は、有形固定資産387,156千円、投資有価証券146,777千円の増加の一方、売掛金及び契約資産175,758千円等の減少によるものであります。 b.負債の状況 当事業年度末における負債合計は1,535,742千円となり、前事業年度末に比べ39,248千円増加いたしました。主な要因は、繰延税金負債41,019千円の増加の一方、未払法人税等22,391千円等の減少によるものであります。 c.純資産の状況 当事業年度末における純資産合計は2,551,931千円となり、前事業年度末に比べ317,946千円増加いたしました。主な要因は、利益剰余金222,193千円、その他有価証券評価差額金101,903千円の増加によるものであります。 ② 経営成績の状況 当事業年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策効果が下支えとなり、景気は総じて緩やかな回復基調が続きました。一方で、物価上昇の継続が消費者マインドに与える影響に留意が必要である他、米国の通商政策や関税措置に伴う不透明感及び金融資本市場の変動等、国内景気を下押しするリスクも引き続き存在しております。 そのような情勢の下、当社業界におきましては、設備投資の回復及び企業収益の改善等を受け、2024年度比で17.2%増(金融機関及び持株会社等を含む全産業、「第207回全国企業短期経済観測調査-2025年12月-」より)のソフトウエア投資額が見込まれており、IT投資は底堅く堅調に推移するものと期待されます。 システムインテグレーションにつきましては、不採算プロジェクトの一部工程における遅延リカバリー対応等により売上高減となる影響があったものの、その他の案件につきましては概ね順調に推移したことにより、売上高は6,607,490千円(前期比3.7%増)となりました。 クラウドサービスにつきましては、販売促進策の推進及び導入店舗増により、売上高は108,699千円(前期比18.6%増)となりました。 以上の結果、当事業年度における売上高は6,716,189千円(同3.9%増)を計上いたしました。一方、社員寮の取得に伴う租税公課の増加及び中途採用に伴う求人費の増加等により、販売費及び一般管理費は972,105千円(同8.4%増)、営業利益は324,762千円(同38.5%減)となりました。 上記の他、営業外収益50,623千円(同81.9%増)、営業外費用11,689千円(同137.0%増)を計上したことにより、経常利益は363,696千円(同34.0%減)となり、特別利益で投資有価証券売却益378千円、特別損失で固定資産除却損16,288千円を計上した結果、当期純利益は234,059千円(同40.7%減)となりました。 なお、当社はソフトウエア開発事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 ③ キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べて26,113千円減少し、732,866千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は401,199千円(前年同期比58.4%増)となりました。主な要因は、税引前当期純利益の計上347,785千円、減価償却費70,763千円、売上債権の減少額175,758千円、未払消費税等の減少額65,224千円、法人税等の支払額148,442千円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は461,238千円(前年同期は158,884千円の獲得)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出440,458千円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は33,929千円(前年同期は265,836千円の使用)となりました。主な要因は、長期借入れによる収入500,000千円、長期借入金の返済による支出444,285千円、自己株式の取得による支出25,316千円等によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当社はシステムの受託開発を行っており、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 b.受注実績 当事業年度の受注実績は、次のとおりであります。なお、当社はソフトウエア開発事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。セグメントの名称受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)ソフトウエア開発事業6,794,951105.61,196,57791.3合計6,794,951105.61,196,57791.3(注)準委任契約・派遣契約においては契約単価を基に算出しております。 c.販売実績 当事業年度の販売実績は、次のとおりであります。なお、当社はソフトウエア開発事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。セグメントの名称当事業年度(自2025年1月1日至2025年12月31日)前年同期比(%)ソフトウエア開発事業(千円)6,716,189103.9合計(千円)6,716,189103.9 (注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合相手先前事業年度(自2024年1月1日至2024年12月31日)当事業年度(自2025年1月1日至2025年12月31日)金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)日本アイ・ビー・エム㈱2,057,45331.81,993,46629.7ニッセイ情報テクノロジー㈱1,242,94119.21,218,27818.1SCSK㈱1,100,99717.0986,18514.7 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されており、その作成におきましては、会計方針の選択及び適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。当該見積りは、過去の実績等を勘案し合理性をもって判断しておりますが、その不確実性を完全に排除することは困難なため、実際の結果は当該見積りと異なる場合があります。 当社の財務諸表作成における重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載のとおりであります。 ②財政状態の状況に関する分析・検討内容 「 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」に記載のとおりであります。 ③経営成績等の状況に関する分析・検討内容(売上高、売上原価、売上総利益) 当事業年度において、売上高は6,716,189千円、売上総利益は1,296,867千円となりました。 システムインテグレーションにつきましては、不採算プロジェクトの一部工程における遅延リカバリー対応等により売上高減となる影響があったものの、その他の案件につきましては概ね順調に推移したことにより、売上高は6,607,490千円(前期比3.7%増)となりました。 クラウドサービスにつきましては、販売促進策の推進及び導入店舗増により、売上高は108,699千円(同18.6%増)となりました。 売上原価につきましては、プロパー従業員の増加に伴う労務費の増加、受注の増加に伴う外注費の増加により5,419,321千円(同7.6%増)となりました。これにより、売上総利益は1,296,867千円(同9.0%減)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 社員寮の取得に伴う租税公課の増加及び中途採用に伴う求人費の増加等により、販売費及び一般管理費は972,105千円(同8.4%増)、営業利益は324,762千円(同38.5%減)となりました。 (営業外収益、営業外費用、経常利益) 営業外収益は、受取配当金、受取家賃及び補助金収入等を計上したことにより50,623千円(同81.9%増)となりました。営業外費用は、支払利息及び解約違約金等を計上したことにより11,689千円(同137.0%増)となりました。これにより、経常利益は363,696千円(同34.0%減)となりました。 (特別利益、特別損失、税引前当期純利益) 特別利益は、投資有価証券売却益を計上したことにより378千円(同58.4%減)となりました。特別損失は固定資産除却損を計上したことにより、16,288千円(同25.8%増)となりました。これにより、税引前当期純利益は347,785千円(同35.5%減)となりました。 (当期純利益) 法人税、住民税及び事業
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営理念 当社の経営理念は、「私たちは、『スマートに働き、よく学び、よく遊び、夢や理想に近づく』という考えを 基にした働き方を通じて、全てのステークホルダーにとっての幸せを追求し続けます。」であります。 ①スマートに働く 当社は、情報処理システム及びソフトウエアという情報技術を活用した無形の価値を顧客に提供しており、 その価値の最大化を図るためには「能力で働く」という考え方が必要不可欠であると考えております。 能力で働くとは、単純に時間を費やすのではなく、能力(豊富な知識や高度な技術力、的確な思考力、生産 性の高さ等)により成果を得る働き方を意味しております。 ②よく学ぶ 情報処理システム及びソフトウエア開発のプロフェッショナルとして、知識力、技術力及び思考力等を養 い学び続けることが、スマートな働き方を実現する根本にあることを意味しております。 ③よく遊び、夢や理想に近づく 遊ぶとは、単に遊行に興じることではなく、自身の時間を最大限に有効活用し、社内外を問わず、趣味趣 向に沿ったコミュニティ活動や社会的交流活動等へも積極的に参加するといったことを通じて、より文化的 でより充実した生活を送り、それぞれの描く夢や理想を実現しようという目的が込められています。 これら「スマートに働くこと・よく学ぶこと・よく遊び、夢や理想に近づくこと」は、それぞれが独立して 成り立つわけではなく、より大きな夢やより高い理想を実現したいという思いが、さらなるスマートな働き方 や学び続けることへも繋がっていくという、この好循環を続けていくことこそが経営理念の実践であり、全て のステークホルダーにとっての幸せを追求し続けることに繋がると考えております。 (2)経営戦略当社の経営戦略は、システム開発実績及び業務知識を基とした ①既存開発領域における取引の拡大、 ②AI技術の活用及び提案型活動を通じた開発領域の新規拡大、 ③クラウドサービスの推進であります。 ①既存開発領域における取引の拡大 ア.継続的案件の受注 システム開発実績を積み重ねることで、当該企業の同一開発領域におけるシステム内容への精通度や当社への総合的な信用度が向上し、保守案件やリニューアル案件等の継続的な受注へと繋がる可能性が高まるという特性があります。足下の開発案件を着実に遂行することで更なる受注可能性が高まるという好循環を継続することを基本としつつ、開発領域固有のシステム情報及びノウハウ等の属人化や人材流動性の硬直化を回避し、協力会社からの役務提供も組み合わせて適切な開発体制を提供することで、継続的案件の受注及び拡大を図っております。 イ.業務知識を基とした新規案件の受注、業界特化型戦略の推進 システム開発実績を積み重ねることで、当該業界における特性や事業環境、業務内容の理解、必要となる許認可といった顧客業界に関する総合的な理解量を表す「業務知識」が蓄積されてまいります。システム開発実績と業務知識が組み合わさることで、当該業界内の他の企業へも展開可能なシステム開発モデルが確立され、そのモデルを訴求力とすることで新たな企業との取引の開始及び新規案件の受注へと繋げてまいります。 この循環を継続することによって業務知識が蓄積された業界が、当社にとって強みとなる業界であります。現に携わる業界におけるシステム開発を深化させることで当該業界における優位性の確立を目指しており、長年にわたる開発実績を有する保険業界に加えて、物流業界等の新たな強みとなる対象業界の構築に引き続き努めてまいります。また、同一の元請システムインテグレーション企業から受注するシステム開発実績を積み重ねることで、当社への総合的な信用度も向上することから、元請システムインテグレーション企業との良好なパートナーシップ関係を継続的に築いていくことで、新規案件の受注及び拡大を図っております。 ②AI技術の活用及び提案型活動を通じた開発領域の新規拡大 当社では、AI技術をはじめとする先進的なデジタル技術を効果的に活用しつつ、プロジェクト運営力やビジネス的観点からの考察力、ならびに業界における豊富な業務知識を掛け合わせることにより、顧客企業の業務効率化や事業多様化等に資する提案を行い、それらを実現に導くことができる人材の育成及び体制整備を進めております。当社は、多様なシステム開発実績を通じて、AIを含む先進的なデジタル技術の活用やデータ分析・利活用に関する知見を有し、AI分野の開発等に従事可能なデータサイエンティストをはじめとする高度人材を擁しております。これらの人材が中心となり、顧客業務の特性や課題を踏まえた主体的な提案活動を行うことで、業務プロセスの高度化や新たな付加価値創出を実現するとともに、新規のシステム開発案件の創出を通じて開発領域の拡大を図っており、保険会社におけるデータ分析・AI活用を通じた業務高度化領域でのシステム開発や銀行におけるAIを活用した業務アプリケーション開発等への拡がりも見せております。 ③クラウドサービスの推進クラウドサービスの飲食店向け店舗運営システム「Order Revolution」、受付業務支援システム「アイウェルコ」及びAI顔認証入退室管理システム「アイウェルコトール」は、導入後のシステム利用をサブスクリプション型サービスで提供しており、新規受注に伴って継続的収益が発生する契約数が増加することから、直接販売及び代理店販売施策により新規受注の拡大を推進すると共に継続契約の維持にも努めることにより、収益の拡大を図っております。 (3)経営環境 2025年6月、デジタル社会形成基本法(2021年9月1日施行)に規定される「デジタル社会の形成に関する重点計画」(2025年6月13日閣議決定)が策定され、デジタル社会の実現に向けた重点計画として、AI・デジタル技術等のテクノロジーの徹底活用による社会全体のデジタル化の推進、AI-フレンドリーな環境の整備(制度、データ、インフラ)、競争・成長のための協調、安全・安心なデジタル社会の形成に向けた取組、我が国のDX推進力の強化(デジタル人材の確保・育成と体制整備)の5項目が掲げられました。 各項目の主なものとして、AI・デジタル技術等のテクノロジーの活用による行政手続のデジタル完結の推進、データ連携・利活用推進、産業全体のモダン化、サイバーセキュリティの確保、社会におけるデジタル人材の確保・育成等が示されており、当社事業と照らし合わせましても、AI、デジタルトランスフォーメーション、既存システムのモダナイゼーション等のトピックスが業界への追い風となっており、好調なシステム開発需要を享受すると共に、新たな需要を喚起する提案型活動の推進や高度人材の育成等を通じて市場環境の変化にも絶えず対応し続けることで、更なる事業の拡大を図ってまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①人材の確保当社経営資源の基本となるシステム開発技術者の採用を継続的に行うことであります。定期及び通年での採用活動、働きやすい環境の整備、人事制度の充実化、研修体制の強化等を積極的に行い、人材の確保及び定着に努めてまいります。また、システム開発においては、各案件の内容に応じて求められる専門性、特定の経験を有する技術者の存在、開発フェーズに応じた技術者数の供給調整等が必要となることから、同業の協力会社からも役務の提供等を受け開発体制を構築し、開発を推進しております。その必要性に応じて協力会社からの機動的な役務提供を受けることが可能となるよう、協業体制の構築及び拡大を継続的に図ってまいります。 ②人材の育成当社の標榜する働き方の根本にあるものとして「能力で働く」という考え方があります。単純に時間を費やすのではなく、能力(豊富な知識や高度な技術力、的確な思考力、生産性の高さ等)をもって成果を得る働き方を意味しており、プログラミング研修、マネジメント研修、情報処理技術者試験及びPMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)等の資格取得講座の開講、データサイエンティスト養成プログラム等の各種研修制度の充実化等を通じて、システム開発技術者の能力向上に努めております。収益拡大と収益性向上を実現するためには、上流工程(要件定義~基本設計)から参画できる人材の継続的な育成が必要不可欠であり、さらには、業界における豊富な業務知識を活用して顧客企業の業務効率化や事業多様化等に資する提案を行い、それらを実現に導くことができる力量を有する人材、またAI分野の開発等に従事可能なデータサイエンティスト等の高度人材の育成も重要課題であります。上記研修制度の活用はもとより、携わるシステム開発案件のローテーション化や先進性のある技術に触れる機会の提供等を通じて、中長期的に全社員の30%に相当する高度人材の育成に向けて取り組んでまいります。 ③プロジェクト管理の充実化当社は、受注における契約形態として完成物責任を負う請負契約を締結する場合があります。従前より、プロジェクト遂行部門から独立した機関を設置しプロジェクトの進行状況のモニタリング活動を行っておりましたが、当事業年度より、モニタリング項目の見直しや詳細化を改めて行った上でリスク管理機能の強化を図った「プロジェクトリスク管理グループ」の活動が本格的に開
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)1.繰延税金資産 (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額 (単位:千円) 前事業年度当事業年度繰延税金資産40,89149,175繰延税金負債99,607148,910繰延税金負債の純額58,71599,735 (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 ① 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出方法 将来減算一時差異に対して、将来の課税所得の見積りに基づき、繰延税金資産の回収可能性を判断しております。 ② 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定 課税所得の見積りの基礎となる当社の取締役会で承認された将来の事業計画における主要な仮定は、売上成長率及び売上総利益率です。売上成長率及び売上総利益率は、過年度の実績と技術者人員計画に基づき、市場環境を勘案して見積もっております。 ③ 翌事業年度の財務諸表に与える影響 当該見積りは、将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提としての条件や仮定に変更が生じた場合、翌事業年度の財務諸表の繰延税金資産及び法人税等調整額の金額に影響を与える可能性があります。 2.一定期間にわたり認識する売上高及び受注損失引当金 (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額 (単位:千円) 前事業年度当事業年度売上高(検収済みの案件を除く。)33,07512,443受注損失引当金5,35123,818 (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出方法及び金額の算出に用いた主要な仮定のうち、「一定期間にわたり認識する売上高」につきましては、財務諸表「注記事項(重要な会計方針)5. 収益及び費用の計上基準」、「注記事項(収益認識関係)」に記載した内容と同一であります。 また、当事業年度末において将来の損失が見込まれ、かつ、当該損失額を合理的に見積もることが可能なものについては、翌事業年度以降に発生が見込まれる損失額に対して、受注損失引当金を計上しております。 なお、各プロジェクトの開発を進める中でシステム仕様の変更や予期せぬ事象の発生により原価総額の見積りに変更が生じた場合、進捗度の算定及び見込まれる損失額に影響が生じる可能性があり、翌事業年度の財務諸表において認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 該当事項はありません。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】 当社は、株主への利益還元を重要な経営課題の一つとして認識しており、将来の事業展開と財務体質の強化のため に必要な内部留保資金を確保しつつ、業績及び将来の見通しを総合的に勘案して、2025年12月期より配当を開始する こととなりました。今後におきましても、配当性向30%を目安として当水準を下回らないよう配当を実施してまいり たいと考えております。内部留保資金につきましては、経営基盤の長期安定に向けた財務体質の強化及び事業の継続 的な拡大の強化に充当し、事業基盤の強化を図っていく予定であります。また、剰余金の配当を行う場合には、年1 回の期末配当を基本方針としており、配当の決定機関は株主総会でありますが、中間配当を取締役会の決議によって 行うことができる旨を定款に定めております。 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2026年3月27日147105.00定時株主総会決議(予定)
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100XT6D)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E38335)・公共データ利用規約 PDL1.0。
FACTS よくある質問(基本情報)
ノバシステム株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
5257です。
5257(ノバシステム株式会社)のEDINETコードは?
E38335です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
5257(ノバシステム株式会社)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 芳山 政安です(有価証券報告書の表紙記載)。
5257(ノバシステム株式会社)の本社所在地は?
大阪府大阪市西区江戸堀一丁目3番15号です。
5257(ノバシステム株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
仰星監査法人です。
5257(ノバシステム株式会社)の筆頭株主は?
株式会社シリウスで、保有比率は約33.7%です(2025-12-31基準)。
5257(ノバシステム株式会社)の発行済株式数は?
有報(2025-12-31基準)で1,402,500株です(発行済株式総数)。うち自己株が2,100株、市場で流通する浮動株は593,596株です。
5257(ノバシステム株式会社)の株主数は?
2025-12-31基準で653名です。上位10名で57.6%を保有し、浮動株比率は42.3%です。
5257(ノバシステム株式会社)の決算期は?
12月期です。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)
株価・割安度
時価総額
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
PER
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
実質PER
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
EPS
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
配当利回り
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
EV
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
EV/EBITDA
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
EV/EBIT
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
EV/売上
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
益回り(EBIT/EV)
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
現金/時価
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
ROIC
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
総資産回転
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
実効税率
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
成長・複利
キャッシュ・利益の質
FCF(オーナー利益)
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF利回り
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
投資CF
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
財務CF
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF率
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
営業CF/純益(現金変換)
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
アクルーアル比率
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
利益の質
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
財務の健全性
ネットキャッシュ
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
純資産
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
BPS
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
純負債/EBITDA
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
インタレストカバレッジ
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
維持capex
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
のれん
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
減損リスク
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
顧客関連資産
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
株主還元・希薄化
配当性向
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
連続増配
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
希薄化率
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株配当
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
統治(ガバナンス)
政策保有株式
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
支配株主
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
年初来安値・高値
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
β(ベータ)
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
移動平均(50日/200日)
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
ADV(平均売買代金)
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
平均出来高
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
浮動株比率
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
浮動株時価
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家・内部者 保有
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
理論株価
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
EPV(企業価値・保守値)
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
配当割引(DDM)
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
正常化EPS×正当PER
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
BPS(1株純資産)
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
NCAV(ネットネット)
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
割引率
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
成長率
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
正当PER
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
正常化EPS
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
成長考慮(割引)
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
罠(バリュートラップ)
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
安全域
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
定点観測
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
SOURCE / 出典
基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E38335)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。