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住友理工株式会社
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ROIC883位
13.6%
投下資本利益率
ROE(実績)1011位
13.3%
有報 報告値
営業利益率1807位
6.6%
営業益 415.7億
自己資本比率2427位
47.7%
EPS(実績)
264.1
25/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型

解析準備中。

✓ 営業利益+22.4%/売上+2.9%(利益の伸びが上回る)✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均10.75x)▲ ネットデット247.8億▲ 筆頭株主 住友電気工業㈱ 49.64%(特別決議拒否権級)▲ 実質浮動株26.21%

営業利益+22.4%/売上+2.9%(利益の伸びが上回る)。利益成長が売上成長を上回る

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均10.75x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

ネットデット247.8億。現金550.1億 < 有利子負債798.0億

筆頭株主 住友電気工業㈱ 49.64%(特別決議拒否権級)。実質浮動株26.21%・支配は非過半だが1/3超で拒否権

実質浮動株26.21%。機関サイズは出口に厚み制約(流動性・出入口)

JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(25/03期・単年)

損益(PL)
売上高
6,333.3
前年比 +2.9%
営業利益
415.7
前年比 +22.4%
経常利益
純利益
274.2
前年比 +47.1%
財政状態(BS)
総資産
4,504.3
前年比 +2.0%
純資産
2,147.7
前年比 +9.4%
現金
550.1
前年比 +31.0%
有利子負債
798.0
前年比 -13.9%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
660.5
前年比 -3.6%
投資CF
-317.8
財務CF
-236.4
フリーCF
332.9
前年比 -17.2%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標21/0322/0323/0324/0325/03
売上高(百万)615,449633,331
営業利益(百万)2271,11016,56033,97741,573
経常利益(百万)13,935
純利益(百万)-4,957-6,3576,68318,64127,419
EPS(円)-47.7-61.264.4179.5264.1
1株配当(円)7.014.015.036.066.0
営業利益率(%)0.10.23.15.56.6
ROE(%)-3.3-4.14.110.313.3
自己資本比率(%)40.238.739.844.447.7

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標21/0322/0323/0324/0325/03
総資産(百万)379,502408,280420,008441,764450,432
純資産(百万)152,636157,876167,105196,364214,767
流動資産(百万)187,674212,457225,116239,169248,470
流動負債(百万)128,442149,825136,545124,918133,943
現金(百万)31,08028,47529,49442,00855,015
有利子負債(百万)99,582114,427114,89492,71179,800
ネットキャッシュ(百万)-68,502-85,952-85,400-50,703-24,785
BPS(円)1,470.11,520.61,609.51,891.32,068.6
自己資本比率(%)40.238.739.844.447.7
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー21/0322/0323/0324/0325/03
営業CF(百万)29,83014,14933,33968,54766,051
投資CF(百万)-26,126-24,956-25,512-24,145-31,777
財務CF(百万)-6,0326,937-8,906-32,407-23,639
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2025-03期・細目まで)

貸借対照表 68項目
項目当期前期
財政状態計算書
資産
流動資産
現金及び現金同等物55,01542,008
営業債権及びその他の債権101,171102,344
棚卸資産80,96483,302
未収法人所得税708404
その他の金融資産654340
その他の流動資産8,3799,073
売却目的で保有する資産を除く流動資産246,892237,471
売却目的で保有する資産1,5791,698
流動資産248,470239,169
非流動資産
有形固定資産144,026145,045
使用権資産7,9717,033
のれん及び無形資産19,95818,770
のれん815767
無形資産19,95818,770
持分法で会計処理されている投資5,4654,694
退職給付に係る資産14,01013,983
繰延税金資産6,9083,912
その他の金融資産1,8837,447
その他の非流動資産926945
非流動資産201,962202,595
資産450,432441,764
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務80,71076,982
社債及び借入金21,33817,266
リース負債2,8252,482
未払法人所得税4,6902,732
引当金6,6636,599
その他の金融負債2,1342,337
その他の流動負債15,58316,520
流動負債133,943124,918
非流動負債
社債及び借入金50,90568,983
リース負債4,7323,980
退職給付に係る負債5,6778,133
引当金2,5052,819
繰延税金負債4,0857,086
その他の金融負債491843
その他の非流動負債5,2142,545
非流動負債73,68094,388
負債207,623219,307
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金12,14512,145
資本剰余金12,01012,010
利益剰余金170,791147,835
自己株式-275-274
その他の資本の構成要素20,09624,648
親会社の所有者に帰属する持分214,767196,364
非支配持分28,04226,093
資本242,809222,457
負債及び資本450,432441,764
財政状態計算書
資産
現金及び現金同等物55,01542,008
売却目的で保有する資産1,5791,698
持分法で会計処理されている投資5,4654,694
有形固定資産144,026145,045
使用権資産7,9717,033
のれん及び無形資産19,95818,770
のれん815767
無形資産19,95818,770
繰延税金資産6,9083,912
資産450,432441,764
負債及び資本
負債
繰延税金負債4,0857,086
負債207,623219,307
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金12,14512,145
資本剰余金12,01012,010
利益剰余金170,791147,835
自己株式-275-274
その他の資本の構成要素20,09624,648
親会社の所有者に帰属する持分214,767196,364
非支配持分28,04226,093
資本242,809222,457
負債及び資本450,432441,764
損益計算書 30項目
項目当期前期
損益計算書
継続事業
売上高633,331615,449
売上原価527,581515,724
売上総利益105,75099,725
販売費及び一般管理費63,09063,137
研究開発費-13,188-12,986
その他の収益3,7562,475
その他の費用5,5795,531
営業利益(△損失)41,57333,977
金融収益735633
金融費用3,6753,804
持分法による投資損益(△は損失)736444
税引前利益(△損失)38,63330,805
法人所得税費用8,4808,575
当期利益(△損失)30,15322,230
当期利益(△損失)の帰属
親会社の所有者27,41918,641
非支配持分2,7343,589
当期利益(△損失)30,15322,230
1株当たり当期利益(△損失)
基本的1株当たり当期利益(△損失)
基本的1株当たり当期利益(△損失) 264180
包括利益計算書
当期利益(△損失)30,15322,230
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
確定給付制度の再測定1511,984
その他の包括利益を通じて公正価値で測定するものとして指定した資本性金融商品の公正価値の純変動額-3,091934
持分法によるその他の包括利益713
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の外貨換算差額29510,591
キャッシュ・フロー・ヘッジの有効部分38
持分法によるその他の包括利益57204
その他の包括利益-2,57913,735
当期包括利益27,57435,964
当期包括利益の帰属
親会社の所有者23,80330,920
非支配持分3,7715,045
当期包括利益27,57435,964
キャッシュ・フロー計算書 30項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
当期利益(△損失)30,15322,230
税引前利益(△損失)38,63330,805
調整
減価償却費及び償却費31,15630,694
減損損失(又は戻入れ)1,460814
受取利息及び受取配当金-727-623
支払利息1,7572,133
持分法による投資損益(△は益)-736-444
運転資本の増減
営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)-915,398
棚卸資産の増減額(△は増加)1,3198,096
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)4,345-5,383
引当金の増減額(△は減少)-2613,073
その他1,5182,667
小計78,37277,229
利息及び配当金の受取額755729
利息の支払額-1,700-2,045
法人所得税の支払額-11,376-7,366
営業活動によるキャッシュ・フロー66,05168,547
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産及び無形資産の取得による支出-32,759-28,352
有形固定資産及び無形資産の売却による収入9824,209
その他0-2
投資活動によるキャッシュ・フロー-31,777-24,145
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)-6,195-25,499
リース負債の返済による支出-2,722-3,209
配当金の支払額-5,399-1,661
非支配持分への配当金の支払額-1,822-1,512
その他-1-1
財務活動によるキャッシュ・フロー-23,639-32,407
現金及び現金同等物の為替変動による影響2,372519
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)13,00712,514
現金及び現金同等物55,01542,008
この会社だけの項目 7件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(注記の本文 1件は含みません)
項目当期前期
事業利益43,39637,033
スクラップ売却益240218
未払法人所得税71
有形固定資産及び無形資産の増加額33,38829,093
正味貨幣持高に関する損失-321-206
売上高(IFRS)、経営指標等633,331615,449
長期借入金の返済及び社債の償還による支出-7,500-1,525
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 詳細ツリー)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
-2,000億0億2,000億4,000億6,000億8,000億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 売上高 — ・ 純利益 -50億22/03 ・ 売上高 — ・ 純利益 -64億23/03 ・ 売上高 — ・ 純利益 67億24/03 ・ 売上高 6,154億 ・ 純利益 186億25/03 ・ 売上高 6,333億 ・ 純利益 274億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%5%10%15%20% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 0.1% ・ 純利益率 —22/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 0.3% ・ 純利益率 —23/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 3.1% ・ 純利益率 —24/03 ・ 粗利率 16.2% ・ 営業利益率 5.5% ・ 純利益率 3.0%25/03 ・ 粗利率 16.7% ・ 営業利益率 6.6% ・ 純利益率 4.3%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
-5%0%5%10%15% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ ROE -3.3% ・ ROA -1.3% ・ ROIC 0.1%22/03 ・ ROE -4.1% ・ ROA -1.6% ・ ROIC 0.3%23/03 ・ ROE 4.1% ・ ROA 1.6% ・ ROIC 3.8%24/03 ・ ROE 10.3% ・ ROA 4.2% ・ ROIC 9.9%25/03 ・ ROE 13.3% ・ ROA 6.1% ・ ROIC 13.5%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-500億0億500億1,000億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 営業CF 298億 ・ 投資CF -261億 ・ 財務CF -60億22/03 ・ 営業CF 141億 ・ 投資CF -250億 ・ 財務CF 69億23/03 ・ 営業CF 333億 ・ 投資CF -255億 ・ 財務CF -89億24/03 ・ 営業CF 685億 ・ 投資CF -241億 ・ 財務CF -324億25/03 ・ 営業CF 661億 ・ 投資CF -318億 ・ 財務CF -236億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
-200億0億200億400億600億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ フリーCF 51億22/03 ・ フリーCF -131億23/03 ・ フリーCF 68億24/03 ・ フリーCF 402億25/03 ・ フリーCF 333億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億100億200億300億400億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 設備投資 248億 ・ 減価償却 320億22/03 ・ 設備投資 273億 ・ 減価償却 305億23/03 ・ 設備投資 265億 ・ 減価償却 314億24/03 ・ 設備投資 284億 ・ 減価償却 307億25/03 ・ 設備投資 328億 ・ 減価償却 312億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
-10倍-5倍0倍5倍 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 営業CF/純利益 -6.02倍22/03 ・ 営業CF/純利益 -2.23倍23/03 ・ 営業CF/純利益 4.99倍24/03 ・ 営業CF/純利益 3.68倍25/03 ・ 営業CF/純利益 2.41倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
-100円0円100円200円300円 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ EPS ¥-4822/03 ・ EPS ¥-6123/03 ・ EPS ¥6424/03 ・ EPS ¥18025/03 ・ EPS ¥264
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円20円40円60円80円-40%-20%0%20%40% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 1株配当 ¥7 ・ 配当性向 -14.7%22/03 ・ 1株配当 ¥14 ・ 配当性向 -22.9%23/03 ・ 1株配当 ¥15 ・ 配当性向 23.3%24/03 ・ 1株配当 ¥36 ・ 配当性向 20.1%25/03 ・ 1株配当 ¥66 ・ 配当性向 25.0%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億2,000億4,000億6,000億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 総資産 3,795億 ・ 純資産 1,526億22/03 ・ 総資産 4,083億 ・ 純資産 1,579億23/03 ・ 総資産 4,200億 ・ 純資産 1,671億24/03 ・ 総資産 4,418億 ・ 純資産 1,964億25/03 ・ 総資産 4,504億 ・ 純資産 2,148億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円1,000円2,000円3,000円0%20%40%60% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ BPS ¥1,470 ・ 自己資本比率 40.2%22/03 ・ BPS ¥1,521 ・ 自己資本比率 38.7%23/03 ・ BPS ¥1,609 ・ 自己資本比率 39.8%24/03 ・ BPS ¥1,891 ・ 自己資本比率 44.4%25/03 ・ BPS ¥2,069 ・ 自己資本比率 47.7%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億1,000億2,000億3,000億0%50%100%150%200% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 流動資産 1,877億 ・ 流動負債 1,284億 ・ 流動比率 146.1%22/03 ・ 流動資産 2,125億 ・ 流動負債 1,498億 ・ 流動比率 141.8%23/03 ・ 流動資産 2,251億 ・ 流動負債 1,365億 ・ 流動比率 164.9%24/03 ・ 流動資産 2,392億 ・ 流動負債 1,249億 ・ 流動比率 191.5%25/03 ・ 流動資産 2,485億 ・ 流動負債 1,339億 ・ 流動比率 185.5%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億500億1,000億1,500億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 現金 311億 ・ 有利子負債 996億22/03 ・ 現金 285億 ・ 有利子負債 1,144億23/03 ・ 現金 295億 ・ 有利子負債 1,149億24/03 ・ 現金 420億 ・ 有利子負債 927億25/03 ・ 現金 550億 ・ 有利子負債 798億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
-1,000億-500億0億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ ネットキャッシュ -685億22/03 ・ ネットキャッシュ -860億23/03 ・ ネットキャッシュ -854億24/03 ・ ネットキャッシュ -507億25/03 ・ ネットキャッシュ -248億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
のれん・無形資産(億円)
0億5億10億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ のれん 7億 ・ 顧客関連資産 —22/03 ・ のれん 7億 ・ 顧客関連資産 —23/03 ・ のれん 7億 ・ 顧客関連資産 —24/03 ・ のれん 8億 ・ 顧客関連資産 —25/03 ・ のれん 8億 ・ 顧客関連資産 —
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標21/0322/0323/0324/0325/03
純利益率(%)3.04.3
ROE(%)-3.3-4.14.110.313.3
ROA(%)-1.3-1.61.64.26.1
総資産回転(回)1.391.41
営業CF率(%)11.110.4
営業CF/純益(倍)4.993.682.41
配当性向(%)23.320.125.0
売上 前年比(%)2.9
純資産 前年比(%)1.33.45.817.59.4
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

SEGMENT 事業別の稼ぎ

事業売上構成比営業利益利益率従業員
自動車用品5,743億91%22,024
一般産業用品590億9%2,710
「どの事業が稼ぐか」=所有に値するかの核。出所: 有報 セグメント情報(EDINET 一次データ)。情報提供であり売買推奨ではありません。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

21/03
¥7.0
22/03
¥14.0
23/03
¥15.0
24/03
¥36.0
25/03
¥66.0
配当性向 25.0%・連続増配 4年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
332.9
ROIC883位
13.6%
粗利率
16.7%
アクルーアル比率
-8.7%
売上CAGR
%
EPS CAGR
102.5%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値 運転資本の回転(現金が拘束される日数)

売上債権回転日数
58.3
棚卸回転日数
56.0
仕入債務回転日数
55.8
CCC(現金循環)
58.5
CCC(現金循環日数)=売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金を払ってから売上を回収するまで、現金が事業に拘束される日数。短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。業種で水準が大きく違い(製造・小売で長め、サービス・プラットフォームで短い/マイナス)、在庫を持たない業態や算定できない指標は「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
4.3%
ROA
6.1%
総資産回転
1.41
実効税率
21.9%
現金変換(CFO/営業益)
1.59
CFO/純益(平均)
10.75
累計営業CF
4,331.0
FCFマージン
5.3%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
1.05
BPS CAGR
8.9%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
1.86
純負債/EBITDA
0.34
インタレストカバレッジ
債務返済年数
1.2
配当性向
25.0%
連続増配
4
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化EPS成長 50
ROIC
50
営業利益率
51
純利益率
51
粗利率
41
ROE
52
ROA
53
FCFマージン
51
自己資本比率
47
流動比率
47
純負債/EBITDA
49
アクルーアル比率
57
現金変換(営業CF/純益)
51
EPS CAGR
91
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
8.2億
顧客関連資産
—億
無形合計 8.2億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.4%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
26.2%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
住友電気工業㈱
49.6% 保有
自己株式
0.21%
218,500株 ・簿価2.8億
大株主比率
1. 住友電気工業㈱49.6%
2. マルヤス工業㈱8.6%
3. 日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)5.5%
4. 住友理工共栄持株会2.8%
5. 住友理工社員持株会1.9%
6. ㈱日本カストディ銀行(信託口)1.9%
7. フコク物産㈱1.1%
8. MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券㈱)1.0%
9. STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 ㈱みずほ銀行)0.9%
10. BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC/FIM /LUXEMBOURGFUNDS/UCITS ASSETS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.7%
上位10で 73.8%・発行済 104,042,806株・自己株 218,500株・浮動株 27,212,306株・株主 7,276名。所有者別(単元): 外国人 15.6% / 機関 10.1% / 個人 11.2%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率0.08%(取締役 8名計)
政策保有株式(簿価合計)363.0百万円(25銘柄)
役員報酬総額 / 役員数450.0百万円 / 15名
平均年間給与(提出会社)695万円
従業員数(連結)25,617名
監査報酬 / 非監査報酬113.0百万円 / —
平均勤続年数15.4年
女性管理職比率2.3%
従業員1人当たり売上24.7百万円
従業員1人当たり営業利益1.6百万円
政策保有株式の対純資産比0.2%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者執行役員社長 清水 和志
本社所在地愛知県小牧市東三丁目1番地
決算期3月
従業員数(連結)25,617名
EDINETコードE01097

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 25/03期末 基準・104,042,000株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-01-19変更報告書 ↗ / 住友電気工業株式会社
2025-12-23変更報告書(短期大量譲渡) ↗ / マルヤス工業株式会社
2025-12-22変更報告書 ↗ / 住友電気工業株式会社
2025-11-26確認書 ↗
2025-11-04確認書 ↗
2025-06-20確認書 ↗
2025-04-24変更報告書 ↗ / マルヤス工業株式会社
2025-04-11変更報告書 ↗ / マルヤス工業株式会社
2025-04-11訂正報告書(大量保有報告書・変更報告書) ↗ / マルヤス工業株式会社
2025-03-24変更報告書 ↗ / マルヤス工業株式会社
2024-11-05確認書 ↗
2024-08-21訂正報告書(大量保有報告書・変更報告書) ↗ / マルヤス工業株式会社
2024-08-21訂正報告書(大量保有報告書・変更報告書) ↗ / マルヤス工業株式会社
2024-08-09変更報告書 ↗ / マルヤス工業株式会社
2024-08-09大量保有報告書 ↗ / マルヤス工業株式会社
2024-07-31確認書 ↗
2024-06-21確認書 ↗
2024-02-02確認書 ↗
2023-11-02確認書 ↗
2023-07-28確認書 ↗
2023-06-16確認書 ↗
2022-06-17確認書 ↗
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、親会社、子会社75社及び関連会社7社により構成されており、自動車用品及び一般産業用品の製造販売を主な事業とし、その製品は多岐にわたっております。当社グループの事業に係わる位置付け等は以下のとおりであります。なお、「事業区分」は「第5 経理の状況 1.連結財務諸表 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 6.セグメント情報」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 事業区分内容主要会社名自動車用品防振ゴム、ホース、内装品、制遮音品、燃料電池(FC)部材、ゴムシール材等当社東海化成工業㈱㈱住理工九州SumiRiko Ohio, Inc.(米国)SumiRiko Tennessee, Inc.(米国)住理工汽車部件(天津)有限公司(中国) (注)1住理工汽車部件(嘉興)有限公司(中国) (注)2住理工汽車部件(広州)有限公司(中国) (注)3SumiRiko Poland Sp. z o.o.(ポーランド)SumiRiko Eastern Rubber (Thailand) Ltd.(タイ)SumiRiko Italy S.p.A.(イタリア)SumiRiko AVS Holding Germany GmbH(ドイツ)その他54社(当事業に携わる会社総数 66社)一般産業用品精密樹脂ブレード・ロール、鉄道車両用・住宅用・橋梁用防振ゴム、高圧ホース・搬送用ホース等当社住友電気工業㈱㈱住理工大分AE住友理工ホーステックス㈱㈱住理工商事東海橡塑(合肥)有限公司(中国) (注)4その他23社(当事業に携わる会社総数 29社) (注)1.住理工汽車部件(天津)有限公司については、2025年1月3日付で東海橡塑(天津)有限公司から商号変更しております。 2.住理工汽車部件(嘉興)有限公司については、2024年12月9日付で東海橡塑(嘉興)有限公司から商号変更しております。 3.住理工汽車部件(広州)有限公司については、2024年12月2日付で東海橡塑(広州)有限公司から商号変更しております。 4.東海橡塑(合肥)有限公司については、2025年4月9日付で住理工胶管(合肥)有限公司に商号変更しております。 事業系統図主要な関係会社等を事業系統図に示すと次のとおりであります。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性のある主要なリスクには、以下のものがあります。本項における将来に関する記載は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (政治経済情勢・需要変動等に係るリスク)部品メーカーである当社グループの経営成績は、顧客である完成品メーカーの生産動向の影響を受けますが、特に売上高の9割以上を占める顧客である自動車メーカーの国内外での生産動向の影響を大きく受けます。中長期的には自動車メーカーを取り巻く環境の変化が当社製品の需要に影響を及ぼす可能性があります。加えて、顧客ニーズの多様化、製品ライフサイクルの短期化、グローバル化の進展による競争構造の変化等により、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループでは、海外売上高が連結売上高の約7割を占めており、海外の政治経済や社会情勢が経営成績等に影響を与える可能性があります。 (法律・規制の変更等によるリスク)当社グループの事業は、国内外の法律・規制の変更等があった場合、その影響を完全に回避することができないため、経営成績等に影響が及ぶ可能性があります。これらの要因としては、輸出入規制や関税率の引き上げ、各国の国内及び国際間取引に係る租税制度の変更、外貨規制等があります。 (訴訟、規制当局による措置その他の法的手続きに係るリスク)当社グループは、事業を遂行するうえで、訴訟、訴訟規制当局による措置その他の法的手続により、当社グループが損害賠償請求を受け、罰金その他の制裁金を賦課され、又は事業の遂行に制約が課される可能性があります。当社グループは、これらの法的リスクを未然に防止し、また顕在化したリスクに適切に対応する体制の整備を進めていますが、かかる対応にもかかわらず、法的リスクが顕在化した場合には経営成績等への影響が及ぶ可能性があります。また、当社は海外での事業展開や新事業への進出を積極的に進めており、一方、消費者等の権利意識の高まりや国内外における競争政策、贈賄防止、移転価格、消費者保護等の分野での規制当局の法執行が積極化していることから、国内外における集団訴訟や当局の調査に対し適切に対応するために要する費用により財務負担が増加する可能性があります。 (災害等のリスク)当社グループは、地震、火災、落雷、破裂・爆発、風・雪・水災、航空機の墜落、伝染病の流行、テロその他の犯罪、戦争等により被災することにより直接・間接の損失を被る可能性があります。特に、当社グループの主要な生産・営業拠点が、東海及び東南海・南海地震の防災対策強化地域や首都直下型地震の地域に所在しているため、地震発生も想定した事業継続計画を策定するなどの対策を進めていますが、顧客、原材料等の供給元の被災、電力・情報通信・物流網等の復旧の状況等により、影響が長期化する可能性があります。 (資金調達に係るリスク)当社グループは、資金需要、金融市場環境及び調達手段のバランスを考慮し資金調達を行っています。当社グループの資金調達は、設備投資資金として長期固定金利の社債発行や長期借入による調達を中心としています。そのため、金利の短期的な変動による影響は比較的受けにくいものの、金利が中長期的に上昇した場合は、社債等による資金調達コストを上昇させ、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの借入金に係る金融機関との契約には、財務制限条項が付されているものがあります。当該財務制限条項に抵触した場合、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (為替レートの変動によるリスク)当社グループは、在外連結子会社及び在外持分法適用関連会社の個別財務諸表を主に現地通貨ベースで作成し、連結財務諸表の作成時に円換算しています。従って、現地通貨ベースでの業績に大きな変動がない場合でも、円換算時の米国ドル、ユーロ等の為替レート変動が経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。また、中長期にわたる大幅な為替変動は、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (原材料等の調達に係るリスク)当社グループの製品は、天然ゴム、合成ゴムや鋼材等を原材料として使用しています。これら原材料や副資材、燃料等の市況価格の急激な上昇等があった場合は、製品価格に適切に反映させることができず、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。また、原材料等の供給元の倒産や罹災により、必要量の調達が困難になる可能性があります。 (知的財産に係るリスク)当社グループは、特許権、意匠権、その他の知的財産権の取得により自社技術の保護を図るとともに、他社の知的財産権に対しても注意を払っています。しかしながら、新事業分野における製品開発の増加や海外での事業活動の拡大に伴う流通経路の複雑化等により、当社グループの製品が意図せず他社の知的財産権を侵害した場合に、販売中止、設計変更等の処置をとらざるを得ない可能性があり、その場合、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (保有資産の価値変動に伴うリスク)当社グループは、様々な有形固定資産や無形資産を保有しております。こうした資産は、価値の下落や、期待通りのキャッシュフローを生み出さない状況になるなど、その収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなることにより減損処理が必要となる場合があり、減損処理した場合、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (繰延税金資産の回収可能性に伴うリスク)当社グループは、将来の課税所得を合理的に見積もった上で回収可能性を判断し、繰延税金資産を計上しておりますが、実際の課税所得が予測と異なり回収可能性に疑義が生じた場合、若しくは税率の変更等を含む各国の税制の変更があった場合には、繰延税金資産の計算の見直しが必要となります。その結果として、繰延税金資産の取崩が必要となった場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (情報の流出によるリスク)当社グループは、事業遂行に関連して多くの個人情報や機密情報を有しています。これらの情報の秘密保持については必要な対策を講じていますが、不測の事態により、情報が漏洩する可能性があります。このような事態が生じた場合、事業戦略の遂行に支障が生じたり、損害拡大防止費用や損害賠償責任の負担が生じたりすることにより、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (情報システム・セキュリティに係るリスク)当社グループが事業活動を行う上で、情報システム及び情報ネットワークは欠くことのできない基盤であり、構築・運用に当たっては十分なセキュリティの確保に努めていますが、ハッカーやコンピュータウイルスによる攻撃、不正使用やインフラ障害等により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (製品の欠陥によるリスク)当社グループは、全社的な品質管理の体制を構築・運用することにより、製品の品質保持に万全の注意を払っていますが、予期せぬ事態により、大規模な市場回収や製造物責任による賠償費用等の負担が生じる可能性があります。また、顧客との間での品質問題に関する交渉等のために要する費用の負担により、経営成績等に影響を与える可能性があります。 (人事・労務に係るリスク)当社グループは、事業領域の拡大やグローバル化に対応するため、人材確保・人材育成に努めていますが、事業領域・規模の拡大や新規事業への投資等に伴いグループの人員が増加していることから、人材不足や人事・労務問題が生じた場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (新事業展開によるリスク)当社グループは、「2029年 住友理工グループVision」で定めたありたい姿「理工のチカラを起点に、社会課題の解決に向けてソリューションを提供し続ける、リーディングカンパニー」に向けて、コアコンピタンスである「高分子材料技術」「総合評価技術」を軸に既存事業の強化と新規事業の展開を進めております。特に新規事業には既存事業と異なる事業リスクが存在するため、事業化の検討の各段階において必要に応じて外部専門家の意見も取り入れ、十分な調査に基づく慎重な判断を行うものとしています。しかしながら、当社グループは新規事業分野での十分な事業経験を有していないことから、事業化の遅延やマーケティング手法の不備などの原因で投資回収の遅延や不能が生じ、経営成績等に影響を与える可能性があります。また、同様の理由から、既存事業と比べ、訴訟、規制当局による措置その他の法的手続きに係るリスクが高まる可能性があります。
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概況並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条の規定によりIFRSに準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要性がある会計方針、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針及び4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しております。 (2) 経営成績当連結会計年度における世界経済は、全体として緩やかな成長基調が見られましたが、主要国における選挙結果を受けた政策変更リスクの顕在化、地政学的リスクの長期化、中国経済の減速、さらには政策金利の変更による為替の急激な変動など、複数の要因が複雑に絡み合い、経済環境の不確実性が一段と高まりました。 このような状況の中で、当社グループの主力事業である自動車業界においては、主要顧客による減産の影響を受けたものの、全体としての生産台数はおおむね一定の水準で推移いたしました。 当社グループは、「2029年 住友理工グループVision」(2029V)で掲げた「理工のチカラを起点に、社会課題の解決に向けてソリューションを提供し続けるリーディングカンパニー」への変革に向けて、昨年度より3ヶ年の事業計画である「2025年 住友理工グループ中期経営計画」(2025P)に基づき事業活動を推進しています。コロナ禍からの自動車生産台数の回復に加え、構造改革や生産性改善、原価低減活動が当初の想定を上回るペースで進展したことを受け、2024年5月には、2025Pの「事業利益」、「ROIC」、「ROE」の数値目標を上方修正いたしました。今後も「さらなる収益力向上と持続的成長に向けた経営基盤強化」という2025Pのテーマに向けて、事業を推進してまいります。当連結会計年度における連結業績については、売上高は633,331百万円(前期比2.9%増)、事業利益は43,396百万円(前期比17.2%増)、営業利益は41,573百万円(前期比22.4%増)、税引前当期利益は38,633百万円(前期比25.4%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は27,419百万円(前期比47.1%増)となりました。 ※事業利益は、売上高から売上原価、販売費及び一般管理費を控除し、持分法による投資損益を含めて算出しております。 各セグメントの業績は、次のとおりです。<自動車用品>外部顧客への売上高は、主要顧客による減産の影響があるものの、円安の進行による為替換算の影響により、574,338百万円(前期比2.6%増)となりました。事業利益は、原価低減活動、生産効率の向上や為替換算の影響により、38,632百万円(前期比12.4%増)となりました。 <一般産業用品>外部顧客への売上高は、高圧ホース及びプリンター向け機能部品の主要顧客による生産台数の増加や円安の進行による為替換算の影響により、58,993百万円(前期比5.5%増)となりました。事業利益は、主にプリンター向け機能部品の生産拠点集約等の構造改革進展に伴い、4,764百万円(前期比79.8%増)となりました。 事業セグメント別実績(百万円、増減率%) 外部顧客への売上高事業利益 日本米州アジア欧州その他合計2023年度 自動車用品150,386181,870161,19166,068559,51634,383一般産業用品41,28628513,82753555,9332,650合計191,672182,155175,01966,604615,44937,0332024年度 自動車用品164,410198,043148,43763,448574,33838,632一般産業用品41,31325116,62580458,9934,764合計205,723198,295165,06264,252633,33143,396増減率 自動車用品+9.3+8.9-7.9-4.0+2.6+12.4一般産業用品+0.1-11.7+20.2+50.2+5.5+79.8合計+7.3+8.9-5.7-3.5+2.9+17.2 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。当社グループの生産・販売品目は広範囲かつ多種多様であり、同種の製品であっても、その容量、構造、形式等は必ずしも一様ではなく、また受注生産形態をとらない製品も多く、セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。このため生産、受注の状況については、セグメントの業績に関連付けて示しております。 販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)前年同期比(%)自動車用品(百万円)574,3382.6一般産業用品(百万円)58,9935.5合計(百万円)633,3312.9 (注) 1.セグメント間の取引19,980百万円については相殺消去しております。 2.主な相手先の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。相手先前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)金額割合金額割合トヨタ自動車㈱百万円%百万円%77,86312.787,59813.8 (3) 財政状態<資産>資産合計は、450,432百万円(前連結会計年度末比8,668百万円増)となりました。流動資産は248,470百万円(前連結会計年度末比9,302百万円増)となりました。これは主に、現金及び同等物が13,007百万円増加したこと、棚卸資産が2,338百万円減少したことによるものです。非流動資産は201,962百万円(前連結会計年度末比633百万円減)となりました。これは主に、繰延税金資産が2,996百万円増加した一方で、その他の金融資産が5,564百万円減少したことによるものです。 <負債>負債合計は、207,623百万円(前連結会計年度末比11,684百万円減)となりました。これは主に、借入金の返済により、社債及び借入金が14,006百万円減少したことによるものです。 <資本>資本合計は、242,809百万円(前連結会計年度末比20,352百万円増)となりました。これは主に、利益剰余金が22,956百万円増加したことによるものです。親会社所有者帰属持分比率は47.7%(前連結会計年度末は44.4%)となりました。 (4) キャッシュ・フロー ① キャッシュ・フロー当連結会計年度における連結キャッシュ・フローの状況につきましては、営業活動により66,051百万円の増加、投資活動により31,777百万円の減少、財務活動により23,639百万円の減少、現金及び現金同等物に係る換算差額により2,372百万円の増加の結果、当連結会計年度末には55,015百万円となり、前連結会計年度末(42,008百万円)に比べ13,007百万円(31.0%)の増加となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動により得られた資金は、前連結会計年度(68,547百万円)に比べ2,496百万円減少し、66,051百万円となりました。これは、税引前当期利益が7,828百万円増加した一方で、棚卸資産の増減額が6,777百万円減少したこと、法人所得税の支払額が4,011百万円増加したことなどによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動により使用した資金は、前連結会計年度(24,145百万円)に比べ7,632百万円増加し、31,777百万円となりました。これは、有形固定資産及び無形資産の取得による支出が4,407百万円増加したことなどによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動により使用した資金は、前連結会計年度(32,407百万円)に比べ8,768百万円減少し、23,639百万円となりました。これは、短期借入金の純増減額が19,304百万円減少した一方で、長期借入金の返済及び社債の償還による支出が5,975百万円増加したこと、配当金の支払額が3,738百万円増加したことなどによるものです。 ② 資本の財源及び資金の流動性(財務政策)当社グループは、「2029年 住友理工グループVision」で設定したROIC、ROE等の目標達成のため、成長投資管理の強化に加え、運転資金を継続的に効率運用することにより資産回転率の向上を目指します。また、親会社所有者帰属持分比率50%以上を中長期的に維持することを財務規律のガイドラインとしています。これにより、営業キャッシュ・フロー増加のため成長投資を推進する局面でも財務安定性を確保しています。なお、当
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、その達成を保証するものではありません。 (1) 経営方針・経営戦略等当社グループは2029年に創立100周年を迎えます。次の100年も社会から選ばれ続ける企業であるために、「2029年 住友理工グループVision」(2029V)及び、3ヶ年の事業計画として「2025年 住友理工グループ中期経営計画」(2025P)を策定し、2023年5月30日に公表しました。 2029Vで定めているとおり、当社グループは住友事業精神を根幹として、「素材の力を引き出し、社会の快適をモノづくりで支える」というパーパスのもと、コアコンピタンスである「高分子材料技術」「総合評価技術」を磨き続け、グループ内だけではなく、外部との共創による既存事業領域の深化と融合分野の事業探索によって、2029年のありたい姿「理工のチカラを起点に、社会課題の解決に向けてソリューションを提供し続ける、リーディングカンパニー」への変革を目指します。 2029年 住友理工グループVision住友事業精神萬事入精・信用確実・不趨浮利目指すべき企業像Global Excellent Manufacturing Company存在意義(パーパス)素材の力を引き出し、社会の快適をモノづくりで支える2029年のありたい姿理工のチカラを起点に、社会課題の解決に向けてソリューションを提供し続ける、リーディングカンパニーありたい姿実現に向けた3つの方向性とマテリアリティ未来を開拓する人・仲間づくり個々の成長を促す、育成機会の提供と働きがい溢れる企業風土の醸成社内外のパートナーシップによる共創の推進柔軟かつ強固な組織づくり気候変動・自然資本に配慮した事業活動環境変化に柔軟に対応できる経営基盤への変革持続可能な社会に向けた価値づくり次世代モビリティ進化への対応と環境配慮型製品の提供安全・快適の提供拡大に向けた技術の進化・融合企業価値(財務目標)連結売上高7,000億円規模ROIC(投下資本事業利益率) (注)110%以上ROE(親会社所有者帰属持分利益率) (注)210%以上公益価値(非財務目標)※代表例エンゲージメント経営理念やビジョンへの共感を高め、従業員と会社がお互いに選び・選ばれる、自律的な関係構築ダイバーシティ&インクルージョン多様な人材が安心して働き、新たな価値を創造コンプライアンスサプライチェーンを含めた、グループ・グローバルでの法令・企業倫理の遵守徹底人材育成高い志を持ち、未来を切り拓く自律型人材の育成地球環境保全CO2排出量削減(2018年度比) Scope1+2 -30% Scope3 -15% (注)1. 投下資本事業利益率(ROIC)=事業利益/(純資産+有利子負債) 2. 親会社所有者帰属持分利益率(ROE)=親会社の所有者に帰属する当期利益/自己資本 2025Pについては、2029Vからのバックキャストによって、「未来を開拓する人・仲間づくり」「柔軟かつ強固な組織づくり」「持続可能な社会に向けた価値づくり」という、ありたい姿実現に向けた3つの方向性への取り組みを強化していきます。また、「さらなる収益力向上と持続的成長に向けた経営基盤強化」のテーマのもと、事業を推進している中、コロナ禍からの自動車生産台数の回復に伴う生産性改善に加え、構造改革や原価低減活動等が当初想定を上回るペースで進んだことによる2024年3月期の業績と2025年3月期の業績予想を踏まえ、「事業利益」「ROIC」「ROE」の数値目標を修正することとしました。配当については、当初計画通り継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針とし、2026年3月期での配当性向30%以上を目指してまいります。なお、2025Pにおける、上記以外の企業価値(財務目標)・公益価値(非財務目標)、及び「2029年 住友理工グループVision」(2029V)の目標については、2023年5月の発表内容から変更はありません。 2025年 住友理工グループ中期経営計画(2025P) ※2024年5月末に修正し公表テーマさらなる収益力向上と持続的成長に向けた経営基盤強化企業価値(財務目標)連結売上高6,200億円事業利益320億円ROIC(投下資本事業利益率)10%以上ROE(親会社所有者帰属持分利益率)9%以上配当性向30%以上投資額(3ヶ年累計)研究開発費 550億円設備投資額 900億円公益価値(非財務目標)※代表例エンゲージメントグローバル幹部への理念教育及び全従業員への理念・ビジョン周知活動推進人材育成研修プログラムの拡充(3ヶ年累計)・経営幹部研修 参加者 100人・DX コア人材(注)3の育成 200人・DX データ分析人材(注)4の育成 700人地球環境保全CO2排出量削減(2018年度比) Scope1+2 -20%廃棄物の削減(2022年度原単位比) -3% (注)3. DXコア人材:自部門でIoT・AI活用の企画から実用導入に主導的に取り組む人材 4. DXデータ分析人材:自部門でIoT・AI など専門的ITツールを業務に使用する人材 (2) 経営環境及び対処すべき課題文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。当社グループを取り巻く環境は、サステナブルな社会実現に向けた世界的な潮流や「CASE」といった自動車業界の大変革に加え、足元では主要国における選挙結果を受けた政策変更リスクの顕在化、地政学的リスクの長期化、中国経済の減速、さらには政策金利の変更による為替の急激な変動リスクがあります。これらの要因が複雑に絡み合い、経済環境の不確実性が一段と高まっている状況ではあるものの、経済活動は緩やかな成長を継続することが期待されます。このような中、当社グループでは3ヶ年の事業計画である2025Pに基づき事業活動を推進しています。当社グループの強みであるコアコンピタンス「高分子材料技術」「総合評価技術」を駆使した製品開発と、グローバルでの生産体制を生かした受注の拡大、原価低減活動及び間接費抑制を継続して推進することで、収益性を高め、経営基盤を強化していきます。また財務目標の達成と、ESG経営や資本コスト・株価を意識した経営の推進により、幅広いステークホルダーの皆様と共に持続的な成長と豊かな社会実現を目指していきます。新製品の開発については、親会社である住友電気工業株式会社との連携を強化し、これまで以上にシナジーを創出できるように進めていきます。米国の相互関税の影響については、追加関税等の状況も注視しつつ、顧客との適切な協議や原価低減・調達体制の見直し等の自助努力を通じて、収益への影響を最小限に抑えるべく取り組んでまいります。 〔自動車用品部門〕自動車業界においては、技術革新の波が進行し、企業はこれらへの迅速な対応にとどまらず、カーボンニュートラルに象徴されるような社会課題解決への積極的な関与が求められています。当社グループにおいては、創業以来培ってきたコアコンピタンスをもとに、CASEにおける「A:Autonomous(自動運転)」「E:Electric(電動化)」2領域を中心に、これからの自動車(モビリティ)に新たな価値を提供する製品の創出と開発を進めています。また、当社のコア技術より生まれた薄膜高断熱材「ファインシュライト」や放熱する吸音材「MIF®」は、電気自動車(EV)のネックとされる電費や航続距離問題、また更なる静粛性の向上といった様々な課題解決に寄与すると考えています。防振ゴム事業については、EV時代にあわせ、エンジンマウントから振動制御をより高度化させたモーターマウントやeAxleマウントといった製品へ進化させ、日系自動車メーカーのみならず、海外自動車メーカーへの拡販を進めています。自動車用ホース事業については、EV用の電池やモーターをはじめとする部品の熱マネジメントのニーズの高まりに合わせ、他の製品で培った流体搬送技術を生かした冷却系ホースやバッテリー冷却プレート「クールフィットプレート」などの開発にも注力しています。また、各国の環境規制に対応した燃料ホースやバイオ燃料用の燃料ホースなどの拡販を継続しています。水素社会の実現に向けては、当社の燃料電池自動車(FCEV)向けの基幹部品がトヨタ自動車株式会社のMIRAIに採用されているほか、燃料電池トラック向け等にも水素タンクマウントや水素ホース、FCセル用ガスケットなどの部品を供給しています。さらに、一般産業用品部門の製品である「リフレシャイン」は、高透明遮熱・断熱窓用フィルムで、主に建物用としての展開を行ってきましたが、当社グループが2029Vで目指す、技術・事業領域の深化・融合を進めるなかで、車載用フィルムとしての用途を拡大させました。2023年度からマレーシアを中心に採用が進み、今後も東南アジア各国・インドなどへの拡販活動の強化や、用途の拡大に向けた共創やシナジーを広げていく計画です。 当社グループにおける欧州の業績低迷については、先行で構造改革を実施した米州事業やエレクトロニクス事業と同様に、早急に対処すべき経営課題として認識しています。欧州においては、EVをはじめとする市場やOEMの動向の見極めを行うとともに、売価改善や受注活動、工程改善等によるロス低減に継続して取り組むことで、収益性の改善を進めていきます。今後も課題拠点の構造改革の完遂、売上拡大と原価低減の三本柱によって、2025
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)1.固定資産の減損 (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額 (百万円) 前事業年度当事業年度有形固定資産38,87941,735無形固定資産3,9464,449減損損失864359 (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する事項当社は、各事業を独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位として、減損の兆候判定を行っております。判定においては、営業活動から生じる損益や、使用範囲又は方法について回収可能価額を著しく低下させる変化の有無等を検討しております。そのうえで、減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額がそれらの帳簿価額を下回る場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。また、使用価値の評価においては、将来のキャッシュ・フロー、割引率等について仮定を設定しております。これらの仮定については、経営者の最善の見積りと判断により決定しておりますが、将来の不確実な経済条件の変動の結果によって影響を受ける可能性があり、見直しが必要となった場合、財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。 2.繰延税金資産 (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額繰延税金資産の金額は、財務諸表「注記事項(税効果会計関係)」の1.に記載の金額と同一であります。 (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する事項連結財務諸表「連結財務諸表注記(4.重要な会計上の見積り及び判断) (2)法人所得税」に同一の内容を記載しているため記載を省略しております。 3.製品保証引当金 (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額 (百万円) 前事業年度当事業年度製品保証引当金2,3952,664 (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する事項連結財務諸表「連結財務諸表注記(4.重要な会計上の見積り及び判断) (3)製品保証引当金」に同一の内容を記載しているため記載を省略しております。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】該当事項はありません。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は、株主に対する利益還元を経営の重要施策の一つとして位置づけ、業績等を勘案した上で、長期にわたり安定的な配当を維持することを基本方針としております。また、内部留保については、財務体質の向上と国際競争力のある製品開発やコスト競争力を高める設備投資に配分し、企業体質の強化などに活用していきます。「2025年 住友理工グループ中期経営計画」においては、2026年3月期における連結配当性向30%以上を目標とし、当期及び中期業績の見通しや財務状況、キャッシュフロー、投資計画等を総合的に勘案しながら、継続的かつ安定的な利益還元に努めてまいります。配当の実施については、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており、これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。また、当社は、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。当事業年度の期末配当金は、連結財務状況や通期の連結業績等を勘案した結果、1株当たり42円とし、中間配当金の24円と合わせて、年間配当金は前期比30円増配の1株当たり66円といたしました。なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2024年10月31日2,49224取締役会決議2025年6月19日4,36142定時株主総会決議
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100VZJC)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E01097)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

住友理工株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
5191です。
5191(住友理工株式会社)のEDINETコードは?
E01097です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
5191(住友理工株式会社)の代表者は誰ですか?
執行役員社長 清水 和志です(有価証券報告書の表紙記載)。
5191(住友理工株式会社)の本社所在地は?
愛知県小牧市東三丁目1番地です。
5191(住友理工株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
有限責任あずさ監査法人です。
5191(住友理工株式会社)の筆頭株主は?
住友電気工業㈱で、保有比率は約49.6%です(2025-03-31基準)。
5191(住友理工株式会社)の発行済株式数は?
有報(2025-03-31基準)で104,042,806株です(発行済株式総数)。うち自己株が218,500株、市場で流通する浮動株は27,212,306株です。
5191(住友理工株式会社)の株主数は?
2025-03-31基準で7,276名です。上位10名で73.8%を保有します、浮動株比率は26.2%。
5191(住友理工株式会社)の決算期は?
3月期です。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E01097)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。