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富士石油株式会社
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JINGI 解析 / 無料
読解タイプ赤字計上型
解析準備中。
▲ ネットデット1274.2億▲ 最終赤字57.7億▲ 営業赤字拡大▲ 純益がキャッシュを伴わない(CFO/純益 平均0.05x)
▲
ネットデット1274.2億。現金85.9億 < 有利子負債1360.1億
▲
営業赤字拡大。営業利益率 2.24%→-0.66%
▲
純益がキャッシュを伴わない(CFO/純益 平均0.05x)。利益は出るが営業CFが薄い=アクルーアル依存に留意
JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
RESULTS 直近業績(25/03期・単年)
損益(PL)
売上高
8,402.0億
前年比 +16.1%
営業利益
-55.7億
赤字転換
経常利益
-38.9億
赤字転換
純利益
-57.7億
赤字転換
財政状態(BS)
総資産
3,729.8億
前年比 -4.4%
純資産
859.4億
前年比 -0.5%
現金
85.9億
前年比 -10.2%
有利子負債
1,360.1億
前年比 -15.7%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
314.4億
前年比 +322.5%
投資CF
-48.6億
—
財務CF
-278.2億
—
フリーCF
273.6億
前年比 +842.6%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF
FINANCIALS 業績推移(5期・有報)
| 指標 | 21/03 | 22/03 | 23/03 | 24/03 | 25/03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万) | 344,612 | 486,014 | 850,863 | 723,730 | 840,196 |
| 営業利益(百万) | — | — | — | 16,199 | -5,568 |
| 経常利益(百万) | 8,293 | 16,076 | 4,704 | 18,735 | -3,894 |
| 純利益(百万) | 6,528 | 15,203 | 3,575 | 15,516 | -5,774 |
| EPS(円) | 84.7 | 197.3 | 46.4 | 201.1 | -74.8 |
| 1株配当(円) | 10.0 | 10.0 | 10.0 | 15.0 | 12.0 |
| 営業利益率(%) | — | — | — | 2.2 | -0.7 |
| ROE(%) | 14.6 | 27.1 | 5.3 | 19.7 | -6.7 |
| 自己資本比率(%) | 19.0 | 18.2 | 21.2 | 22.1 | 23.0 |
BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)
| 指標 | 21/03 | 22/03 | 23/03 | 24/03 | 25/03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総資産(百万) | 253,007 | 352,842 | 336,985 | 389,960 | 372,981 |
| 純資産(百万) | 48,188 | 64,539 | 71,658 | 86,350 | 85,940 |
| 流動資産(百万) | — | — | — | 261,690 | 242,783 |
| 流動負債(百万) | — | — | — | 263,222 | 241,983 |
| 現金(百万) | 12,336 | 7,912 | 8,329 | 9,568 | 8,588 |
| 有利子負債(百万) | — | — | — | 161,375 | 136,011 |
| ネットキャッシュ(百万) | — | — | — | -151,807 | -127,423 |
| BPS(円) | 623.3 | 835.3 | 926.3 | 1,116.5 | 1,109.9 |
| 自己資本比率(%) | 19.0 | 18.2 | 21.2 | 22.1 | 23.0 |
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表
CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)
| キャッシュフロー | 21/03 | 22/03 | 23/03 | 24/03 | 25/03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF(百万) | 22,762 | -31,999 | -5,989 | 7,442 | 31,443 |
| 投資CF(百万) | -4,056 | -12,546 | -726 | -5,119 | -4,864 |
| 財務CF(百万) | -16,712 | 39,940 | 7,539 | -1,229 | -27,823 |
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書
解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)
水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。
表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)
① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。
② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。
③ 1株の価値と株主還元
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。
④ 財政状態・安全性(バランスシート)
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
固定資産固定負債固定比率
長期の資産と負債(固定資産=総資産−流動資産、固定負債=総負債−流動負債)。固定比率(固定資産÷自己資本)が100%以下なら長期資産を自己資本で賄えており財務は保守的。
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。
解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)
| 指標 | 21/03 | 22/03 | 23/03 | 24/03 | 25/03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 純利益率(%) | 1.9 | 3.1 | 0.4 | 2.1 | -0.7 |
| ROE(%) | 14.6 | 27.1 | 5.3 | 19.7 | -6.7 |
| ROA(%) | 2.6 | 4.3 | 1.1 | 4.0 | -1.6 |
| 総資産回転(回) | 1.36 | 1.38 | 2.52 | 1.86 | 2.25 |
| 営業CF率(%) | 6.6 | -6.6 | -0.7 | 1.0 | 3.7 |
| 営業CF/純益(倍) | 3.49 | -2.10 | -1.68 | 0.48 | — |
| 配当性向(%) | 11.8 | 5.1 | 21.6 | 7.5 | — |
| 売上 前年比(%) | — | 41.0 | 75.1 | -14.9 | 16.1 |
| 純資産 前年比(%) | — | 33.9 | 11.0 | 20.5 | -0.5 |
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。
DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)
21/03
¥10.0
22/03
¥10.0
23/03
¥10.0
24/03
¥15.0
25/03
¥12.0
配当性向 —%・連続増配 —年。出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)
解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)
FCF(オーナー利益)
273.6億
ROIC
—%
粗利率
-0.1%
アクルーアル比率
-9.8%
売上CAGR
25.0%
EPS CAGR
—%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。
解析 / 数値(全量) 全数値指標
利益の質・収益性
純利益率
-0.7%
ROA
-1.6%
総資産回転
2.25回
実効税率
—%
現金変換(CFO/営業益)
—倍
CFO/純益(平均)
0.05倍
累計営業CF
236.6億
FCFマージン
3.3%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.56倍
BPS CAGR
15.5%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
1.00倍
純負債/EBITDA
74.52倍
インタレストカバレッジ
-2.6倍
債務返済年数
4.3年
配当性向
—%
連続増配
—年
希薄化率
—%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。
解析 偏差値プロファイル(全社比較)
掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
50
50
33
50
47
50
50
46
32
58
52
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。
解析 のれん・無形/減損リスク
のれん
—億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.0億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.0%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS
解析 大株主・浮動株(出入口)
浮動株比率
40.4%
発行済−上位10−自己株
支配株主
出光興産株式会社
22.0% 保有
自己株式
1.21%
943,300株 ・簿価11.5億
| 大株主 | 比率 |
|---|---|
| 1. 出光興産株式会社 | 22.0% |
| 2. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 8.9% |
| 3. クウェート石油公社 | 7.5% |
| 4. サウジアラビア王国政府 | 7.5% |
| 5. 日本郵船株式会社 | 3.5% |
| 6. 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 3.3% |
| 7. 小山 匡 | 1.8% |
| 8. ENEOSホールディングス株式会社 | 1.7% |
| 9. 木田 裕介 | 1.4% |
| 10. 日本航空株式会社 | 1.3% |
上位10で 59.0%・発行済 78,183,000株・自己株 943,300株・浮動株 31,555,200株・株主 16,464名。所有者別(単元): 外国人 23.3% / 機関 18.4% / 個人 28.0%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況
STRUCTURE 構造的に隣接する企業
同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人
解析 / 統治 統治・資本の使い方
経営陣(取締役会)の持株比率—
政策保有株式(簿価合計)1,339.0百万円(6銘柄)
役員報酬総額 / 役員数252.0百万円 / 16名
平均年間給与(提出会社)766万円
従業員数(連結)672名
監査報酬 / 非監査報酬90.0百万円 / —
平均勤続年数19.7年
女性管理職比率1.9%
従業員1人当たり売上1,250.3百万円
従業員1人当たり営業利益-8.3百万円
政策保有株式の対純資産比155.8%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。
PROFILE 会社概要
解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)
証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
円
概算時価総額
—
株価×発行済
PER(実績)
—
株価÷EPS
PBR(実績)
—
株価÷BPS
実質PER
—
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
—
EBIT÷企業価値
配当利回り
—
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 25/03期末 基準・78,183,000株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。
解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)
2025-12-23臨時報告書 ↗
2025-11-13確認書 ↗
2025-11-13半期報告書-第24期(2025/04/01-2025/09/30) ↗
2025-11-11臨時報告書 ↗
2025-10-29臨時報告書 ↗
2025-09-12意見表明報告書 ↗
2025-08-20確認書 ↗
2025-08-20訂正有価証券報告書-第23期(2024/04/01-2025/03/31) ↗
2025-06-27臨時報告書 ↗
2025-06-25確認書 ↗
2025-06-25内部統制報告書-第23期(2024/04/01-2025/03/31) ↗
2025-06-25有価証券報告書(2025年3月期) ↗
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧
SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)
事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社6社及び持分法適用会社2社で構成され、石油の精製、貯蔵、調達、売買及び原油・石油製品等の輸送・入出荷を主な事業内容としています。 当社グループの事業に係る位置付けは次のとおりです。 当社グループは、石油精製/販売事業のみの単一セグメント・単一事業部門であるため、セグメント別の記載はしていません。 (2025年3月31日現在)会社名業務の内容当社石油の精製、貯蔵、調達、販売等 ㈱ペトロプログレス原油・石油製品の調達、販売等PETRO PROGRESS PTE LTD ARAMO SHIPPING (SINGAPORE) PTE LTD原油タンカー・LPGタンカーの保有、運航 富士石油販売㈱石油製品の販売・納入代行、保険代理店業務富士臨海㈱海上防災、原油・石油製品の入出荷、産業廃棄物の収集運搬、 太陽光発電東海工機㈱各種プラントの建設・保全等 アラビア石油㈱石油開発プロジェクト関連の資産管理等日本オイルエンジニアリング㈱石油・ガス・その他エネルギーの開発・生産・環境対応に関するエンジニアリング、コンサルティング (注) 1 アラビア石油㈱は2025年4月1日付で当社を存続会社とする吸収合併により解散(消滅)しました。2 前連結会計年度末において連結子会社であった東京石油興業㈱は、2024年7月1日付で当社の連結子会社である富士石油販売㈱及びアラビア石油㈱が全保有株式を譲渡したことにより、連結子会社から除外しています。 当社グループ会社と関連当事者の関係を系統図で示すと次のとおりです。
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 当社グループは単一のセグメントであるため、記載を省略しています。 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当社グループは単一のセグメントであるため、記載を省略しています。 【関連情報】前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)1 製品及びサービスごとの情報単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しています。 2 地域ごとの情報 (1) 売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しています。 (2) 有形固定資産本邦に所在する有形固定資産が連結貸借対照表の有形固定資産の90%を超えるため、記載を省略しています。 3 主要な顧客ごとの情報 (単位:百万円)顧客の名称又は氏名売上高出光興産株式会社471,601ENEOS株式会社73,272 (注) 当社グループは、単一セグメントであるため、関連するセグメント名の記載を省略しています。 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1 製品及びサービスごとの情報単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しています。 2 地域ごとの情報 (1) 売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しています。 (2) 有形固定資産本邦に所在する有形固定資産が連結貸借対照表の有形固定資産の90%を超えるため、記載を省略しています。 3 主要な顧客ごとの情報 (単位:百万円)顧客の名称又は氏名売上高出光興産株式会社557,385 (注) 当社グループは、単一セグメントであるため、関連するセグメント名の記載を省略しています。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 当社グループは単一のセグメントであるため、記載を省略しています。 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当社グループは単一のセグメントであるため、記載を省略しています。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)当社グループは単一のセグメントであるため、記載を省略しています。 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)当社グループは単一のセグメントであるため、記載を省略しています。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 当社グループは単一のセグメントであるため、記載を省略しています。 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当社グループは単一のセグメントであるため、記載を省略しています。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1 製品及びサービスごとの情報単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しています。
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3 主要な顧客ごとの情報 (単位:百万円)顧客の名称又は氏名売上高出光興産株式会社471,601ENEOS株式会社73,272 (注) 当社グループは、単一セグメントであるため、関連するセグメント名の記載を省略しています。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】当社グループの事業において、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項は、以下のとおりです。なお、以下の事項には将来に関する事項が含まれていますが、当該事項は当連結会計年度末現在において判断したものであり、また、事業等のリスクはこれらの事項に限られるものではありません。 ①法的規制等の変更リスク 当社グループの事業は、国内外の法律や諸規則、環境規制等に従って進められており、将来においてこれらの変更が当社グループの事業や業績に影響を与える可能性があります。 ②為替レートの変動リスク 当社グループは、資産・負債の一部を米国ドル建てで保有しています。また、当社グループは、原材料の多くを米国ドル建てで購入しており、為替ヘッジ取引により為替レートの変動による影響の緩和に努めていますが、為替変動リスクを完全に排除することは難しく、当社グループの業績に影響が生じる可能性があります。 ③市況変動リスク 原油をはじめとする原材料価格が下落した場合、在庫影響(総平均法及び簿価切下げによる棚卸資産の評価が売上原価に与える影響)による棚卸資産評価損が発生し売上原価を押し上げることになります。また、石油製品市況は需給や原油価格の動向といった外部要因によって大きく変動します。かかる市況変動リスクに対しては、原材料並びに生産製品の在庫管理を徹底するとともに、主に海外市況に左右され市場リスクに曝される取引においてヘッジ対応を適切に行い、その抑制に努めていますが、市況変動リスクを完全に排除することは難しく、当社グループの業績に影響が生じます。また、タンカー市況が変動した場合にも、当社グループの業績に影響が生じる可能性があります。 ④金利変動リスク 当社グループでは、長期・短期の有利子負債を有しており、金利が上昇した場合は営業外費用の増加要因となります。長期の有利子負債については金利の変動による影響を緩和すべく、金利スワップ取引等により金利の固定化を図っていますが、金利が変動した場合には、当社グループの金融収支に影響が生じる可能性があります。 ⑤災害、事故等による操業リスク 当社グループは、国内において生産設備、事務所を、また、海外において事務所を有していますが、自然災害や事故等により生産設備、情報システム等に障害が発生した場合には、生産活動の抑制又は停止をせざるを得なくなる可能性があります。かかる状況に対処すべく、当社は事業継続計画(BCP)を策定しており、事業の継続・早期復旧を図るための体制を整備していますが、事業活動の抑制・停止が長期化した場合には当社グループの業績に影響が生じる可能性があります。 ⑥感染症によるリスク 新型コロナウイルス感染症をはじめとする感染症の流行が発生した場合においても、当社は国民生活・国民経済の安定確保に不可欠な重要インフラ事業者として、石油製品の供給継続に努めることを基本方針としていますが、当社役職員に感染が確認された場合などにおいては、感染の拡大防止を図るべく出社人員の抑制等の措置をとる必要があることから事業規模の縮小を迫られる可能性があります。 また、感染症の流行により経済活動の停滞が長期化し石油需要へ大きな影響を及ぼす場合、当社グループの業績に深刻な影響が生じる可能性があります。 ⑦原材料の調達リスク 当社グループは、原油の多くを中東地域から調達している一方で、中東以外の地域からの原油調達も行っており、リスクの分散に努めていますが、国際的な政治情勢の変動等により、原油調達に支障が生じた場合には、当社グループの事業や業績に影響が生じる可能性があります。 ⑧競争環境に関するリスク国内の石油製品需要は少子高齢化の進行や低燃費車の普及等によって構造的な内需減少傾向が続いており、国内の石油需要に対し精製設備能力が過剰となることで、国内需要を巡り激しい競争環境に曝される可能性があります。世界においても、貿易摩擦の激化に伴う経済成長鈍化への懸念など石油製品需要に対する不確実性が高まっており、需要に対して供給能力が上回るような状況においては、競争環境が一段と厳しいものになる可能性があります。当社グループは中長期的な経営戦略として、稼働信頼性の維持・強化やコスト競争力の強化、競争優位の確立のための石油精製業の更なる基盤強化に努めていきますが、これらの石油需要を巡る競争の激化により、当社グループの事業及び業績に影響が生じる可能性があります。 ⑨気候変動に関するリスク 先進国を中心に地球温暖化ガスの削減、省エネルギー等地球環境に配慮した低炭素化・脱炭素化の動きが進展しています。当社グループは、低炭素・循環型社会への貢献が、企業としての社会的責務かつ、当社グループの未来のための最重要経営課題であると捉え、中長期的な経営戦略として脱炭素社会に向けた取組み強化を進めていきますが、今後低炭素化・脱炭素化の動きの急激な進展により、想定を上回る速さで石油製品需要が減少した場合、当社グループの事業及び業績に影響が生じる可能性があります。 当社グループでは、重大な影響を及ぼすリスクの顕在化を未然に防止するとともに、経営危機に適切に対応し、経営危機発生に伴うグループの損失を最小化するために、平常時のリスク管理及び経営危機発生時の対応について体制並びに行動要領を定めた「リスク管理規程」を整備しています。具体的には、取締役会で定めたリスク管理の基本方針に従い、平常時におけるグループのリスク管理全般を行うとともに、経営危機発生時においては社長の指揮のもと事案の処理に当たることとしています。
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 (事業環境)当事業年度におけるドバイ原油価格は、イスラエルとイランの緊張の高まりにより4月に上昇しましたが、両国の報復攻撃が軽微に留まったことやОPECプラスが減産幅を縮小するとの報道、長期化する中国経済の低迷を受け、原油価格は軟調に推移しました。1月に入ると、米国の対ロシア制裁強化により急騰しましたが、OPECプラスが自主減産の段階的な縮小を決定したことや米国の関税政策の影響により、3月中旬にかけて下落し、期中平均は前期を約4ドル下回る約79ドルとなりました。外国為替相場は、米国における根強いインフレ圧力に伴う利下げ観測後退により、期初から円安基調が続きました。7月から9月にかけては日米金利差が縮小し、一時的に円高に振り戻しましたが、10月以降は堅調な米国経済指標を背景に再び円安が進行しました。その後、米国大統領選挙でのトランプ氏勝利を受け、同氏の政策に起因する米国景気の後退懸念が高まると円高基調に転じました。その結果、期中平均は前期より約8円の円安となる約153円となりました。国内石油製品需要は前期比95.4%となり、ハイブリッド車の普及など構造的要因を背景に引き続き漸減傾向となっています。(連結業績)このような事業環境のもと、当期の連結業績につきましては、売上高は当期が非定期修理年度であったことによる販売数量の増加等により、前年同期比1,164億円増収の8,401億円となりました。損益につきましては、在庫影響(総平均法及び簿価切下げによる棚卸資産の評価が売上原価に与える影響)による原価の押し上げ要因が87億円と前期の押し下げ要因より反転したこと(前期は96億円の原価押し下げ要因)等により、営業損益は前期と比較して217億円減益となる55億円の損失となりました。経常損益は、持分法による投資利益20億円を計上したこと等から、前期と比較して226億円減益となる38億円の損失となりました。親会社株主に帰属する当期純損益は、子会社株式売却損11億円を計上したこと等により、前期と比較して212億円減益となる57億円の損失となりました。なお、当期の在庫影響を除いた実質ベースの損益については、営業利益相当額は31億円(前期比33億円減益)、経常利益相当額は48億円(前期比42億円減益)となりました。 なお、当社グループは、石油精製/販売事業のみの単一セグメント・単一事業部門であるため、セグメント別の記載を省略しています。 (生産、受注及び販売の状況) (1) 生産実績当社グループは石油精製/販売事業の単一セグメントであり、当連結会計年度における生産実績は次のとおりです。 セグメントの名称生産数量(千kL)前期比(%)石油精製/販売事業8,241112.5 (2) 受注状況当連結会計年度は、受注生産を行っていません。 (3) 販売実績当社グループは石油精製/販売事業の単一セグメントであり、当連結会計年度における販売実績は次のとおりです。 セグメントの名称販売高(百万円)前期比(%)石油精製/販売事業840,196116.1 (注) 1 上記の金額には、揮発油税及び地方道路税を含めています。2 最近連結会計年度の主要相手先別販売実績は、次のとおりです。 相手先前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)販売高(百万円)割合(%)販売高(百万円)割合(%)出光興産㈱471,60165.2557,38566.3ENEOS㈱73,27210.181,7029.7 (財政状態及びキャッシュ・フローの状況の分析)当期の財政状態及びキャッシュ・フローの分析は下記のとおりですが、将来に関する事項は当連結会計年度末現在において判断したものであり、実際に生じる結果とは大きく変わる可能性があります。 (1) 重要な会計方針及び見積り当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。この連結財務諸表作成にあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりです。なお、決算日における資産及び負債の連結貸借対照表上の金額及び当連結会計年度における収益及び費用の連結損益計算書上の金額の算定には、将来に関する判断、また見積りを行う必要があり、過去の実績等を勘案し、合理的に判断していますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる場合があります。特に、棚卸資産の評価及び固定資産の減損については重要な会計上の見積りが必要となります。当該見積り及び仮定の不確実性の内容やその変動により経営成績等に生じる影響などは、「第5 経理の状況」(重要な会計上の見積り)に注記しています。 (2) 財政状態の分析 (流動資産)流動資産は、前連結会計年度末と比べ189億円減少の2,427億円となりました。主な要因は、棚卸資産の減少105億円、受取手形、売掛金及び契約資産の減少58億円、未収入金の減少44億円です。 (固定資産)固定資産は、前連結会計年度末と比べ19億円増加の1,301億円となりました。主な要因は、投資有価証券の増加43億円、建設仮勘定の増加9億円、機械装置及び運搬具の減少36億円です。 (流動負債)流動負債は、前連結会計年度末と比べ212億円減少の2,419億円となりました。主な要因は、短期借入金の減少244億円です。 (固定負債)固定負債は、前連結会計年度末と比べ46億円増加の450億円となりました。主な要因は、修繕引当金の増加56億円です。 (純資産)純資産合計は、前連結会計年度末と比べ4億円減少の859億円となりました。主な要因は、利益剰余金の減少70億円、為替換算調整勘定の増加38億円、繰延ヘッジ損益の増加26億円です。 2024年3月期2025年3月期備考自己資本比率(自己資本/総資産)22.1%23.0%0.9ポイント改善ネット・デット・エクイティ・レシオ((有利子負債-現預金)/純資産)1.71倍1.42倍0.29ポイント改善純資産 863億円859億円4億円減少長期借入金残高 290億円281億円9億円減少 当期は在庫影響が原価押し上げ要因となったことなどから損失を計上し、純資産は減少しました。また、前期末と比した原油価格の下落に伴う売掛金及び棚卸資産の減少等により、総資産も減少しました。一方で、長期借入金の返済も進み、また原油価格の下落等により短期借入金も減少した結果、関連する自己資本比率、ネット・デット・エクイティ・レシオ等の財務指標は改善しました。 (3) キャッシュ・フローの状況の分析 区 分前連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)営業活動によるキャッシュ・フロー7,442百万円31,443百万円投資活動によるキャッシュ・フロー△5,119百万円△4,864百万円財務活動によるキャッシュ・フロー△1,229百万円△27,823百万円現金及び現金同等物に係る換算差額145百万円264百万円現金及び現金同等物の増加額又は減少額(△)1,238百万円△980百万円現金及び現金同等物の期首残高8,329百万円9,568百万円現金及び現金同等物の期末残高9,568百万円8,588百万円 当期末における現金及び現金同等物は、前期末に比して9億円減少し、85億円となりました。 営業活動の結果、前期においては、仕入債務の増加236億円等による収入及び税金等調整前当期純利益185億円が、棚卸資産の増加349億円等による支出を上回ったことにより、キャッシュ・フローは74億円の収入となりました。一方、当期においても、棚卸資産の減少105億円、未払消費税等の増加86億円等による収入が、法人税等の支払額36億円等による支出及び税金等調整前当期純損失57億円を上回ったことにより、キャッシュ・フローは314億円の収入となりました。 投資活動の結果、前期においては、主に製油所施設等に係る有形固定資産の取得45億円等により、キャッシュ・フローは51億円の支出となりました。なお、これらの投資資金は借入金及び自己資金等により賄いました。一方、当期においても、主に製油所施設等に係る有形固定資産の取得40億円等により、キャッシュ・フローは48億円の支出となりました。なお、これらの投資資金は借入金及び自己資金等により賄いました。 財務活動の結果、前期においては、長期借入金の純減少16億円等による支出により、キャッシュ・フローは12億円の支出となりました。一方、当期においても、短期借入金の純減少244億円等による支出により、キャッシュ・フローは278億円の支出となりました。 なお、当社の2021年度から2024年度の4年間の資金計画に対する進捗状況は、 (5)目標とする経営指標等の進捗状況において記載のとおりです。 資本の財源及び資金の流動性に関連して、当社グループの資金需要の主なものは、当社における重要な経営課題のひとつである袖ケ浦製油所の稼働信頼性の維持・強化を目的
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。 (1) 経営方針富士石油グループとして、以下の企業理念及びグループ経営方針を定めています。 ① 企業理念● エネルギーの安定供給● 安全の確保と地球環境の保全● ステークホルダーとの共存共栄● 活力に満ちた働きがいのある職場 ② グループ経営方針● ステークホルダー価値の最大化グループ企業が一体となって、ステークホルダーにとっての企業価値最大化を図る● 経営の透明性の向上コーポレート・ガバナンスを強化するとともに、リスクマネジメント及びコンプライアンスの徹底、正確かつ適切な情報開示に努める ● 安定的な経営・収益基盤の維持袖ケ浦製油所の持つ立地優位性・高度な設備能力と、強固な顧客基盤を背景とする安定的な収益構造を盤石なものとし維持する● 株主への利益還元中・長期的な事業発展のための内部留保の充実に留意しつつ、業績及び資金バランス等を勘案の上、安定的な配当の維持に努める● 持続的な成長への挑戦事業環境の変化を先取りした中期的経営戦略を立案し、これを着実に遂行することで、グループの持続可能な成長を実現する (2) 経営戦略及び対処すべき課題当社は2021年5月に、「世界の石油需要については、新型コロナウイルス感染症の拡大による経済危機からの力強いリバウンドが予想される一方、中国、インド、中東を中心に、今後数年間の石油需要の増加量を上回る規模で最新鋭の大型製油所の新増設が同時期に計画されていることから、その進捗次第では一段と厳しい競争環境が想定される。また、2050年カーボンニュートラルに向けた動きの中で、電気自動車(EV)の普及やバイオ燃料、合成燃料、水素等への燃料転換が進むことで、中長期的には石油需要の一定程度の喪失が予想される。」との事業環境認識のもと、2021~2024年度の4年間を対象とする第三次中期事業計画を策定しました。その後、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた社会的要請が更なる高まりを見せている中で、ロシアのウクライナ侵攻、中東情勢の緊迫化等を背景とした地政学的リスクの高まりや資源価格・為替相場の大きな変動等、当社を取り巻く事業環境が大きく変化する中においても、エネルギーの安定供給の使命を果たすため、収益の安定的拡大と環境負荷低減の両立に向けて、 ①石油精製事業の更なる基盤強化、 ②脱炭素社会に向けた取組み強化を基本方針とし、次の課題に注力してきました。(取り組むべき課題) ①石油精製事業の更なる基盤強化a.稼働信頼性の維持・強化設備の高経年化に対し、集中的な外面腐食検査を継続して行いました。また、全社的にデジタル化を推進し、製油所内の一部エリアにおけるドローン点検の運用開始や、技術文書のデジタル化及びデジタルツイン技術の活用のためのシステムの導入、AIによる異常予兆検知システムの導入など、デジタル技術の最大限の活用により、装置に係る運転管理・保全の一層の高度化を推進しました。 b.コスト競争力の強化、競争優位の確立組織横断的なタスクフォースを組成し、全社的にコスト削減活動を推し進めました。具体的には、原料調達の最適化による物流コスト削減や、装置の安定稼働を前提として、外部コンサルタントを起用した修繕工事の絞り込みなど、幅広く取組みを行いました。また、当期に本社移転及び組織改編を行い、管理部門の統合や一部業務の移管等による組織・業務のスリム化や物流管理機能の強化、本社組織・製油所組織の人的交流の促進など、人財・組織面での取組みも進めました。なお、高付加価値製品の増産に向けて、2025年度の大規模定期修理時に高オクタン価ガソリン基材を製造するアルキレーション装置の能力増強や、軽油の増産を目的とする軽油水素化脱硫装置の能力増強工事等を行う予定です。 ②脱炭素社会に向けた取組み強化a.製油所の徹底した環境負荷低減省エネルギーは収益性の改善と同時に製油所のCO2排出量の低減に最も確実に寄与することから、従来の取組みを一層深化・加速させ、製油所の低炭素化を推進しています。また、当期はバイオETBEを配合したガソリンの供給といった従来の取組みに加え、環境負荷に配慮した製品の供給、燃料の使用に取り組みました。特に、製油所内での燃料転換の実現に向けて、メインボイラー(ASP-BTG)でのアンモニアの燃料使用を行うため、石油精製の過程で副生されるアンモニアとアスファルトピッチの混焼を安定的に実施し、将来的な混焼率の引き上げを見据えた各種データの収集を行ったほか、大容量での使用に必要となる設備対応の検討を行いました。なお、2025年度の大規模定期修理時においては、No.1 FCC(流動接触分解装置)の省エネルギー改造工事を行う予定です。b.脱炭素ビジネスの追求我が国政府の目標である2050年カーボンニュートラルを踏まえ、次世代バイオ燃料、CO2フリー水素、合成燃料など当社の既存インフラ・知見が活用できる脱炭素技術については、ステークホルダーとの連携を通じて積極的に追求していくことで脱炭素社会への貢献を果たしていきます。第三次中期事業計画期間においては、SAF(※1)の供給に係る検討に取り組み、国土交通省が実施した『輸入ニートSAFモデル実証事業』に参画し日本国内で初めて輸入ニートSAFとジェット燃料の混合を行ったほか、SAFを目的生産物とするバイオ燃料製造事業の検討を進め、製造プラントの基本設計を完了しました。本基本設計に基づく製造プラントの建設についての検討は、製造プラントの建設費が想定を遥かに超える金額となったことなどを踏まえた事業性の観点から、中止するとの判断となりましたが、引き続き、SAFの供給に向けて検討を続けていきます。※1 Sustainable Aviation Fuel(=持続可能な航空燃料):バイオマス原料等を基に製造された合成ジェット燃料(=ニートSAF)と化石由来のジェット燃料を混合して製造され、国際規格であるASTM D7566 Table1及びASTM D1655に適合するジェット燃料油を指す。なお、第三次中期事業計画において、当社は2050年カーボンニュートラルの実現に貢献すべく、達成すべき目標として以下の環境目標を定めました。●製油所における省エネルギー量15,000kL-coe(※)/年(目標年度:2025年度)の達成 ※Crude Oil Equivalent(原油換算) ●中期においては、2030年度に当社事業で発生する年間CO2排出量を2014年度と比較して20%以上削減することを目指します。●長期においては、各要素技術のイノベーションの進展による技術確立と経済性の両立を前提としたうえで、2050年度には当社事業で排出するCO2をネットゼロとすることを目指すとともに、供給するエネルギーの低炭素化等を図ることにより、社会全体のカーボンニュートラル実現に貢献していきます。上記のうち、省エネルギー量に関する目標については、2021年度から2025年度までの省エネルギー量の累計値(2025年度は見込み)は20,692kL-coeとなり、目標を上回る見込みです。また、中長期的なカーボンニュートラルの実現に向けては、2023年度に新設したカーボンニュートラル推進委員会のもと、全社横断的に取組みを推進していきます。こうした第三次中期事業計画で設定した戦略的課題については、その期間終了後においても引き続き課題であると認識しており、取組みを深化させていきます。なお、次期の中期事業計画につきましては、原油価格・為替相場の先行き、諸物価の上昇などの外部環境の変化や、これに伴う定期修理費用を始めとする固定費・変動費の増加、定期修理期間の長期化、増加コストの価格転嫁、さらに出光興産㈱との資本業務提携による協業深化など、当社の収益性や今後の戦略に大きく関わる要素について、その影響・進展等を見極めつつ、できるだけ早期に公表できるよう策定を進めます。 (3) 目標とする経営指標等 第三次中期事業計画(2021年5月策定)において目標として掲げた経営指標は以下のとおりです。 ①利益計画(連結:2024年度)営業利益(除在庫影響)100億円(100億円)経常利益(除在庫影響)85億円(85億円)当期純利益75億円 ②財務目標(連結:2024年度)ROE:10%以上ネットD/Eレシオ:1.5倍以下(※原油価格の変動に伴う短期運転資金の増減影響修正後) ③資金計画(連結:2021年度から2024年度累計)項 目2021~2024年度累計キャッシュ・イン480億円 税引後純利益172億円 減価償却費308億円キャッシュ・アウト(設備投資)230億円フリー・キャッシュ・フロー250億円
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】1 関連当事者との取引 (1)連結財務諸表提出会社と関連当事者の取引 ①連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 該当事項はありません。 ②連結財務諸表提出会社の親会社及び法人主要株主(会社等に限る。)等 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(百万円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(百万円)科目期末残高(百万円)役員の兼任等事業上の関係その他の関係会社出光興産㈱東京都千代田区168,351エネルギー及び素材の開発・製造・販売(被所有)直接22.0有石油製品の販売石油製品の販売(注)1※1363,709売掛金51,863原油・石油製品の購入原油・石油製品の購入(注)1※2101,220買掛金23,504 (注)1. 取引条件及び取引条件の決定方針等※1 石油製品の販売については、市場価格を勘案して価格交渉の上、決定しています。※2 原油・石油製品の購入については、市場価格を勘案して価格交渉の上、決定しています。(注)2. 2024年8月1日付で当社の筆頭株主である出光興産㈱が㈱JERAから同社の保有する全当社株式を取得したことにより、出光興産㈱は当社のその他の関係会社となりました。 (2)連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者の取引 ①連結財務諸表提出会社の親会社及び法人主要株主(会社等に限る。)等 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(百万円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(百万円)科目期末残高(百万円)その他の関係会社出光興産㈱東京都千代田区168,351エネルギー及び素材の開発・製造・販売 (被所有)直接22.0原油・石油製品の購入原油・石油製品の購入(注)1※144,790買掛金5,577 (注)1. 取引条件及び取引条件の決定方針等 ※1 原油・石油製品の購入については、市場価格を勘案して価格交渉の上、決定しています。 ②連結財務諸表提出会社と同一の親会社を持つ会社等及び連結財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(百万円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(百万円)科目期末残高(百万円)その他の関係会社の子会社Idemitsu Int'l Asiaシンガポール45,156千USD原油・石油製品の売買-原油・石油製品の販売原油・石油製品の販売(注)1※16,682売掛金2,847原油・石油製品の購入原油・石油製品の購入(注)1※221,315買掛金5,922 (注)1. 取引条件及び取引条件の決定方針等 ※1 原油・石油製品の販売については、市場価格を勘案して価格交渉の上、決定しています。 ※2 原油・石油製品の購入については、市場価格を勘案して価格交渉の上、決定しています。(注)2. 2024年8月1日付で当社の筆頭株主である出光興産㈱が㈱JERAから同社の保有する全当社株式を取得したことにより、出光興産㈱は当社のその他の関係会社、Idemitsu Int'l Asiaは当社のその他の関係会社の子会社となりました。 2 親会社又は重要な関連会社に関する注記 重要な関連会社の要約財務情報 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)前連結会計年度における、重要な関連会社であるARAMO SHIPPING(SINGAPORE) PTE LTDの要約財務情報(自2023年1月1日 至 2023年12月31日)は以下のとおりです。 (単位:百万円) ARAMO SHIPPING (SINGAPORE) PTE LTD 前連結会計年度流動資産合計31,259固定資産合計22,976 流動負債合計460固定負債合計0 純資産合計53,775 売上高5,966税引前当期純利益5,014当期純利益4,742 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)当連結会計年度における、重要な関連会社であるARAMO SHIPPING(SINGAPORE) PTE LTDの要約財務情報(自2024年1月1日 至 2024年12月31日)は以下のとおりです。 (単位:百万円) ARAMO SHIPPING (SINGAPORE) PTE LTD 当連結会計年度流動資産合計23,701固定資産合計40,228 流動負債合計449固定負債合計3 純資産合計63,476 売上高6,607税引前当期純利益4,205当期純利益3,965
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)会計上の見積りは、連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて合理的な金額を算出しています。当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目は以下のとおりです。 1. 石油製品精製事業における棚卸資産の評価 (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額連結貸借対照表に計上した棚卸資産(貯蔵品を除く)141,228百万円(前連結会計年度151,799百万円)に係る評価損の要否を判断するため、総平均法による原価法に基づく帳簿価額と、当連結会計年度末における正味売却価額又は再調達原価との比較検討を行いました。検討の結果、帳簿価額が当連結会計年度末における正味売却価額又は再調達原価を超えている棚卸資産について、棚卸資産評価損5,822百万円(同1,004百万円)を認識し、期首戻入額との差額4,817百万円(同△7,724百万円)を連結損益計算書の売上原価に計上しました。 (2) 会計上の見積りの内容について連結財務諸表利用者の理解に資するその他の情報連結会計年度末における正味売却価額又は再調達原価の算定に際しては、合理的に算定された価額として、原則として決算月における販売実績又は仕入実績に基づく価額を用いています。棚卸資産の評価は、その算定の基礎となる原油市場や石油製品市場の相場変動が大きいことから不確実性を伴い、また、備蓄義務を達成するために多量の棚卸資産を保有しており、棚卸資産評価損(期首戻入額を含む。)の売上原価に与える影響が大きいことから、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。 2.固定資産の減損損失の認識の要否 (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額連結貸借対照表の固定資産には、当社単体の事業用資産91,819百万円(前連結会計年度93,880百万円)が含まれています。 (2) 会計上の見積りの内容について連結財務諸表利用者の理解に資するその他の情報当社グループは、概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位として当社単体の事業用資産をグルーピングし、減損の兆候の判定を行っています。減損の兆候がある場合には、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額とを比較することによって、減損損失の認識の要否を判定します。判定の結果、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回り減損損失の認識が必要とされた場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として認識されます。 当連結会計年度において、営業活動から生ずる損益が継続してマイナスとなる見込みであり、減損の兆候があると認められたため、減損損失の計上の要否について検討を行いました。検討の結果、割引前将来キャッシュ・フローが当社単体の事業用資産の帳簿価額を超えると判断されたため、減損損失は計上しておりません。当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの見積りは、翌期予算を基礎としており、設備の稼働率や石油製品の販売価格、原油の仕入価格等を主要な仮定として織り込んでいます。これらの仮定は不確実性を伴い、将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を及ぼす可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 (1)石油製品取引契約当社は、出光興産㈱、㈱JERA、住友化学㈱、日本航空㈱及びENEOS㈱と石油製品等の取引に関する契約を締結しています。 (2)特定融資枠契約当社は、運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行と特定融資枠契約を締結しています。 (3)資本業務提携に関する合意書当社は、2024年4月16日の取締役会決議に基づき、同日付で出光興産㈱と資本業務提携に関する合意書を締結しました。 契約締結日相手先の名称相手先の住所合意の内容2024年4月16日出光興産㈱東京都千代田区大手町一丁目2番1号後述の通り 1. 合意の目的出光興産㈱は千葉県市原市に製油所と石油化学工場が一体となった千葉事業所を有し、効率的で一貫した生産体制を構築しています。製油所は、1963年に操業を開始し、現在も基幹事業所として最先端の装置やシステムを多数導入することで、首都圏を中心に旺盛な需要に対応しています。また石油化学工場は、1975年に操業を開始し、エチレン、ポリプロピレンなどの樹脂を生産しています。当社も出光興産㈱と同じ京葉臨海コンビナートに袖ケ浦製油所を有しています。袖ケ浦製油所は、隣接する住友化学㈱の千葉工場とパイプラインで繋がっており、出光興産㈱千葉事業所、当社袖ケ浦製油所、住友化学㈱千葉工場の三社で効率的な生産体制を構築しています。京葉臨海コンビナートは首都圏の一大消費地に向けた石油製品・石油化学製品の迅速な供給ルートを保持するのみならず、海外に向けた石油製品・石油化学製品の輸入・輸出ルートを確保しています。これらの立地の優位性から国内外の需要動向に柔軟に対応できる体制となっています。石油製品、及び石油化学製品の国内需要は長期的な人口減少や省エネルギー、省資源・資源循環の動向に呼応し漸減していくことが予想されます。一方、海外においては経済発展を続ける東南アジアを中心に今後も旺盛な需要が見込まれています。以上のような環境下において、出光興産㈱千葉事業所と当社袖ケ浦製油所の協業を軸とする既存燃料油事業のシナジー創出、並びに両社協働での将来の京葉地区での燃料油供給及びカーボンニュートラル燃料の受入れ、製造及び供給拠点の構築を目的として、資本業務提携に関する合意書を締結しました。 2. 合意の内容 (1) 原油及びナフサの調達・配船業務の共同化 (2) 定期修理工事(SDM)の共同管理化(SDM時期の最適化、SDM期間の人員融通等) (3) その他両社の利益最大化に資するシナジーの検討 (4) 次世代カーボンニュートラル燃料の供給拠点化に向けた投資検討 (5) 出光興産㈱から当社に対する非常勤取締役候補者2名の指名 3. 取締役会における検討状況その他の当該提出会社における当該合意に係る意思決定に至る過程当該合意にあたり、社長を議長とし執行役員及び常勤監査役で構成する常勤役員会及び独立社外取締役が3分の1以上を占める取締役会において慎重に検討・審議を行い、2024年4月16日の取締役会決議に基づき、同日付で出光興産㈱と資本業務提携に関する合意書を締結しました。 4. 合意が当社の企業統治に及ぼす影響当社は出光興産㈱から社外取締役2名を迎えており、石油業界における豊富な経験と見識から、取締役会を始めとする場で特に袖ケ浦製油所の運営や製造技術等に関する事項について助言を受けています。同社との関係においては、一般株主との利益相反リスクが存在することを認識しており、経営戦略の立案等にあたっては、独立社外取締役が3分の1以上を占める取締役会において十分に議論を行ったうえで、当社独自の経営判断に基づき意思決定を行っています。また、取締役会の決議において、特別の利害関係を有する取締役は議決に参加できないことなどを明確に定めており、当該合意が当社の企業統治に及ぼす影響は軽微であると考えています。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は、株主各位への利益還元を重要な経営課題のひとつと考えており、中・長期的な事業発展のための内部留保の充実に留意しつつ、業績及び資金バランス等を勘案の上、安定的な配当の継続に努めることを基本方針としています。また、当社の剰余金の配当は、現在年1回の期末配当を原則としています。なお、当社は、会社法第459条の規定に基づき、取締役会の決議によって剰余金の配当を行うことができる旨を定款に定めています。当期においては、親会社株主に帰属する当期純損失57億円と5期ぶりに赤字決算となった一方で、在庫影響を取り除いた実質ベースの損益では経常利益で48億円と3期連続の黒字決算を確保いたしました。また、当期をもって第三次中期事業計画が終了し、同計画の設定以上のフリー・キャッシュフローを創出したほか、財務目標として定めたネットD/Eレシオについても、大きく改善する結果となりました。以上の事情等を総合的に勘案し、当事業年度末の期末配当については、2025年5月9日及び2025年5月22日開催の当社取締役会にて、1株当たり12円の普通配当を決議いたしました。なお、次期の配当につきましては、大規模定期修理の影響等により赤字決算の見通しであり、厳しい業績が予想されますが、安定配当方針に基づき1株当たり12円を予定しています。 (注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりです。なお、配当金の総額については、2025年5月22日の当社取締役会にて決議しました。決議年月日1株当たり配当額(円)2025年5月9日取締役会決議12 決議年月日配当金の総額(百万円)2025年5月22日取締役会決議928
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100W4UU)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E01082)・公共データ利用規約 PDL1.0。
FACTS よくある質問(基本情報)
富士石油株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
5017です。
5017(富士石油株式会社)のEDINETコードは?
E01082です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
5017(富士石油株式会社)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 山本 重人です(有価証券報告書の表紙記載)。
5017(富士石油株式会社)の本社所在地は?
東京都品川区北品川六丁目7番29号です。
5017(富士石油株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
有限責任あずさ監査法人です。
5017(富士石油株式会社)の筆頭株主は?
出光興産株式会社で、保有比率は約22.0%です(2025-03-31基準)。
5017(富士石油株式会社)の発行済株式数は?
有報(2025-03-31基準)で78,183,000株です(発行済株式総数)。うち自己株が943,300株、市場で流通する浮動株は31,555,200株です。
5017(富士石油株式会社)の株主数は?
2025-03-31基準で16,464名です。上位10名で59.0%を保有し、浮動株比率は40.4%です。
5017(富士石油株式会社)の決算期は?
3月期です。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)
株価・割安度
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
収益性・効率
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
成長・複利
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
財務の健全性
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
株主還元・希薄化
統治(ガバナンス)
市場・流動性
理論株価の手法
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
SOURCE / 出典
基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E01082)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。