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ワシントンホテル株式会社
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ROIC807位
14.7%
投下資本利益率
ROE(実績)195位
28.0%
有報 報告値
営業利益率498位
15.8%
営業益 38.2億
自己資本比率3117位
35.5%
EPS(実績)
252.1
26/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型

解析準備中。

✓ 営業利益率15.78%✓ 直近5期連続増収✓ 営業増益>増収(+70.4%>+13.3%)✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.80x)▲ ネットデット121.1億

直近5期連続増収。売上 85.5→241.9億

営業増益>増収(+70.4%>+13.3%)。利益成長が売上成長を上回る

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.80x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

ネットデット121.1億。現金64.3億 < 有利子負債185.4億

JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/03期・単年)

損益(PL)
売上高
241.9
前年比 +13.3%
営業利益
38.2
前年比 +70.4%
経常利益
32.8
前年比 +86.7%
純利益
30.3
前年比 +50.2%
財政状態(BS)
総資産
343.3
前年比 +2.3%
純資産
121.8
前年比 +29.0%
現金
64.3
前年比 +7.7%
有利子負債
185.4
前年比 -10.4%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
45.7
前年比 +33.8%
投資CF
-15.9
財務CF
-25.2
フリーCF
33.4
前年比 +68.1%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
売上高(百万)8,54817,53318,29521,34824,193
営業利益(百万)2,2413,818
経常利益(百万)-3,1092,8159381,7553,276
純利益(百万)-3,2613,2158362,0163,027
EPS(円)-270.5266.669.3167.1252.1
1株配当(円)10.020.040.0
営業利益率(%)10.515.8
ROE(%)-65.464.511.823.728.0
自己資本比率(%)10.418.522.828.235.5

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
総資産(百万)32,22735,70733,07233,54634,333
純資産(百万)3,3646,6087,5409,44712,184
流動資産(百万)7,9808,880
流動負債(百万)4,79911,630
現金(百万)4,8769,0006,4675,9666,426
有利子負債(百万)20,69318,538
ネットキャッシュ(百万)-14,726-12,111
BPS(円)279.0548.0625.3785.51,015.8
自己資本比率(%)10.418.522.828.235.5
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0323/0324/0325/0326/03
営業CF(百万)-2,6705,0342,0433,4184,574
投資CF(百万)-307-767-1,074-1,550-1,593
財務CF(百万)5,024-143-3,501-2,369-2,521
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
-100億0億100億200億300億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 売上高 85億 ・ 純利益 -33億23/03 ・ 売上高 175億 ・ 純利益 32億24/03 ・ 売上高 183億 ・ 純利益 8億25/03 ・ 売上高 213億 ・ 純利益 20億26/03 ・ 売上高 242億 ・ 純利益 30億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
-40%-20%0%20% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 -38.2%23/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 18.3%24/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 4.6%25/03 ・ 粗利率 14.0% ・ 営業利益率 10.5% ・ 純利益率 9.4%26/03 ・ 粗利率 19.3% ・ 営業利益率 15.8% ・ 純利益率 12.5%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
-100%-50%0%50%100% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ROE -65.4% ・ ROA -10.1% ・ ROIC —23/03 ・ ROE 64.5% ・ ROA 9.0% ・ ROIC —24/03 ・ ROE 11.8% ・ ROA 2.5% ・ ROIC —25/03 ・ ROE 23.7% ・ ROA 6.0% ・ ROIC 6.5%26/03 ・ ROE 28.0% ・ ROA 8.8% ・ ROIC 14.7%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-50億0億50億100億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF -27億 ・ 投資CF -3億 ・ 財務CF 50億23/03 ・ 営業CF 50億 ・ 投資CF -8億 ・ 財務CF -1億24/03 ・ 営業CF 20億 ・ 投資CF -11億 ・ 財務CF -35億25/03 ・ 営業CF 34億 ・ 投資CF -16億 ・ 財務CF -24億26/03 ・ 営業CF 46億 ・ 投資CF -16億 ・ 財務CF -25億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
0億10億20億30億40億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ フリーCF —23/03 ・ フリーCF —24/03 ・ フリーCF —25/03 ・ フリーCF 20億26/03 ・ フリーCF 33億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億5億10億15億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —23/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —24/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —25/03 ・ 設備投資 14億 ・ 減価償却 11億26/03 ・ 設備投資 12億 ・ 減価償却 12億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
0倍1倍2倍3倍 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF/純利益 0.82倍23/03 ・ 営業CF/純利益 1.57倍24/03 ・ 営業CF/純利益 2.44倍25/03 ・ 営業CF/純利益 1.70倍26/03 ・ 営業CF/純利益 1.51倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
-400円-200円0円200円400円 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ EPS ¥-27023/03 ・ EPS ¥26724/03 ・ EPS ¥6925/03 ・ EPS ¥16726/03 ・ EPS ¥252
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円10円20円30円40円0%5%10%15%20% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 1株配当 — ・ 配当性向 —23/03 ・ 1株配当 — ・ 配当性向 —24/03 ・ 1株配当 ¥10 ・ 配当性向 14.4%25/03 ・ 1株配当 ¥20 ・ 配当性向 12.0%26/03 ・ 1株配当 ¥40 ・ 配当性向 15.9%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億100億200億300億400億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 総資産 322億 ・ 純資産 34億23/03 ・ 総資産 357億 ・ 純資産 66億24/03 ・ 総資産 331億 ・ 純資産 75億25/03 ・ 総資産 335億 ・ 純資産 94億26/03 ・ 総資産 343億 ・ 純資産 122億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円500円1,000円1,500円0%10%20%30%40% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ BPS ¥279 ・ 自己資本比率 10.4%23/03 ・ BPS ¥548 ・ 自己資本比率 18.5%24/03 ・ BPS ¥625 ・ 自己資本比率 22.8%25/03 ・ BPS ¥786 ・ 自己資本比率 28.2%26/03 ・ BPS ¥1,016 ・ 自己資本比率 35.5%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億50億100億150億0%50%100%150%200% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —23/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —24/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —25/03 ・ 流動資産 80億 ・ 流動負債 48億 ・ 流動比率 166.3%26/03 ・ 流動資産 89億 ・ 流動負債 116億 ・ 流動比率 76.4%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億100億200億300億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 現金 49億 ・ 有利子負債 —23/03 ・ 現金 90億 ・ 有利子負債 —24/03 ・ 現金 65億 ・ 有利子負債 —25/03 ・ 現金 60億 ・ 有利子負債 207億26/03 ・ 現金 64億 ・ 有利子負債 185億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
-200億-100億0億100億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ネットキャッシュ 49億23/03 ・ ネットキャッシュ 90億24/03 ・ ネットキャッシュ 65億25/03 ・ ネットキャッシュ -147億26/03 ・ ネットキャッシュ -121億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
純利益率(%)-38.118.34.69.412.5
ROE(%)-65.464.511.823.728.0
ROA(%)-10.19.02.56.08.8
総資産回転(回)0.270.490.550.640.70
営業CF率(%)-31.228.711.216.018.9
営業CF/純益(倍)1.572.441.701.51
配当性向(%)14.412.015.9
売上 前年比(%)105.14.316.713.3
純資産 前年比(%)96.414.125.329.0
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

22/03
¥—
23/03
¥—
24/03
¥10.0
25/03
¥20.0
26/03
¥40.0
配当性向 15.9%・連続増配 2年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
33.4
ROIC807位
14.7%
粗利率
19.3%
アクルーアル比率
-4.6%
売上CAGR
29.7%
EPS CAGR
%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
12.5%
ROA
8.8%
総資産回転
0.70
実効税率
6.5%
現金変換(CFO/営業益)
1.20
CFO/純益(平均)
1.80
累計営業CF
124.0
FCFマージン
13.8%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.99
BPS CAGR
38.1%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
0.76
純負債/EBITDA
2.39
インタレストカバレッジ
7.2
債務返済年数
4.0
配当性向
15.9%
連続増配
2
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化売上成長 50
ROIC
52
営業利益率
50
純利益率
50
粗利率
43
ROE
51
ROA
54
FCFマージン
50
自己資本比率
50
流動比率
46
純負債/EBITDA
49
アクルーアル比率
52
現金変換(営業CF/純益)
50
売上CAGR
53
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
—億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.0億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.0%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
52.1%
発行済−上位10−自己株
支配株主
興和ファシリティズ株式会社
11.8% 保有
自己株式
1.44%
175,400株 ・簿価1.9億
大株主比率
1. 興和ファシリティズ株式会社11.8%
2. 藤田観光株式会社7.1%
3. THE CHASE MANHATTAN BANK, N.A. LONDON SPECIAL ACCOUNT NO.1 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)4.2%
4. 株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)4.1%
5. 株式会社三菱UFJ銀行4.1%
6. 日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)4.1%
7. BNP PARIBAS SINGAPORE/2S/JASDEC/MBBC LIENT ASSETS 2(常任代理人 香港上海銀行東京支店セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ)3.6%
8. 株式会社近藤紡績所2.6%
9. 名古屋中小企業投資育成株式会社2.5%
10. アパホールディングス株式会社2.4%
上位10で 46.6%・発行済 12,170,000株・自己株 175,400株・浮動株 6,341,500株・株主 7,413名。所有者別(単元): 外国人 12.3% / 機関 25.8% / 個人 22.9%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率
政策保有株式(簿価合計)376.5百万円(4銘柄)
役員報酬総額 / 役員数105.0百万円 / 9名
平均年間給与(提出会社)490万円(前期比 +6.0%)
従業員数(連結)428名
監査報酬 / 非監査報酬29.0百万円 / —
平均勤続年数9.1年
女性管理職比率40.0%
従業員1人当たり売上56.5百万円
従業員1人当たり営業利益8.9百万円
政策保有株式の対純資産比309.0%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長 長谷川 太
本社所在地愛知県名古屋市千種区内山三丁目23番5号
決算期3月
従業員数(連結)428名
EDINETコードE35136

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/03期末 基準・12,170,000株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当社は、ホテル事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。 (1) ホテルブランド当社は、「ワシントンホテルプラザ」、「ワシントンR&Bホテル」の計2ブランドのホテル事業の運営とゴルフ場クラブハウス内レストランの運営受託をしております。 ① ワシントンホテルプラザ「ワシントンホテルプラザ」は1969年の1号店開業以来、高度経済成長期におけるニーズを背景に、低料金で安全・快適に宿泊できるスタイルがビジネスパーソンを中心に支持を集め、出店を拡大してまいりました。主要駅、もしくは繁華街に近い立地に展開し、シングル、ツイン、ダブルなど多様な客室を保有しております。朝食では、地元食材を活かした郷土料理を定食またはバイキング形式で提供(一部ホテルを除く)しており、ご宿泊のお客様に地域ならではの味覚をお楽しみいただいております。現在、直営で18ホテル(2026年3月31日現在)を運営しており、中には飲食店や宴会場を併設した施設もあり、宿泊に加えてお食事やご会合など、さまざまな用途でご利用いただける環境を整えております。2026年3月期のワシントンホテルプラザのADR(注1)は8,807円(前年同期比108.2%)、稼働率(注2)は70.3%(前年同期比2.3ポイント増)、RevPAR(注3)は6,190円(前年同期比111.9%)となっております。 (注1)ADR(Average Daily Rate)とは、平均客室単価のことであり、客室売上を販売客室数で割った金額であります。(注2)稼働率は、実際に販売した客室数を販売可能客室数で割って計算した割合であります。(注3)RevPAR(Revenue Per Available Room)とは、販売可能客室数あたりの客室売上のことであり、客室売上を販売可能客室数で割った金額であります。 なお、客室稼働率・RevPARは全館リニューアルによる販売不能客室を控除した上で算出しております。 ② ワシントンR&Bホテル「ワシントンR&Bホテル」は宿泊特化型ホテルとして大都市圏を中心に、全国で直営25ホテル(2026年3月31日現在)を展開しております。朝食は専門のスタッフを配さず、フロントスタッフが対応する少人数オペレーションを徹底することで、業務の効率化を図り、リーズナブルな価格での提供を実現しております。客室においてはこれまで主にシングルルームが中心でしたが、積極的なリニューアルにより、ツインルームやコネクティングルームなどの複数名での利用が可能な客室を新たに新設し、より幅広いお客様のニーズに対応しております。2026年3月期のワシントンR&BホテルのADRは8,525円(前年同期比113.0%)、稼働率は72.8%(前年同期比2.9ポイント増)、RevPARは6,208円(前年同期比117.6%)となっております。 以上の計2ブランドのホテル事業で、運営するホテルは全国に43ホテル、総客室数9,435室(2026年3月31日現在)であり、ビジネス、観光等様々なお客様にご利用いただいております。2026年3月期の当社ホテル全館のADRは8,649円、稼働率は71.7%、RevPARは6,200円となっております。当社の収益としては、「ワシントンホテルプラザ」、「ワシントンR&Bホテル」で98.5%を占めており、ゴルフ場クラブハウス内レストランによる収益は僅少なものとなっております。 過年度におけるホテルブランドごとの主要指標は以下のとおりであります。 2022/3期2023/3期2024/3期2025/3期2026/3期ワシントンホテルプラザ売上高(千円)5,465,551(5,779,130)8,711,312(9,064,302)9,299,244(9,667,956)10,614,217(10,966,311)11,817,940(12,180,479)営業利益又は営業損失(△)(千円)△963,395(△951,395)960,875(978,318)411,320(418,223)817,402(790,245)1,328,077(1,306,184)ADR(円)6,2596,4977,4158,1428,807稼働率(%)48.073.363.868.070.3RevPAR(円)3,0064,7624,7275,5336,190ワシントンR&Bホテル売上高(千円)2,748,2688,532,3518,712,66610,520,95312,174,055営業利益又は営業損失(△)(千円)△2,292,2272,011,4631,072,1131,450,3482,511,868ADR(円)5,2096,6156,9227,5478,525稼働率(%)25.763.961.569.972.8RevPAR(円)1,3414,2294,2585,2786,208 (注)1.ワシントンホテルプラザ事業には、「ワシントンホテルプラザ」ブランドのホテル事業の運営とゴルフ場ク ラブハウス内レストランの運営受託が含まれております。上記の表の売上高及び営業利益又は営業損失にお いては、ホテルブランドごとの比較のため、ワシントンホテルプラザに係る記載をしており、( )内に はワシントンホテルプラザ事業の売上高及び営業損益を記載しております。 2.2025年3期以降、客室稼働率・RevPARは、全館リニューアルによる販売不能客室を控除した上で算出してお ります。 (2) ホテル運営 ① 客室販売及び会員システム当社の客室販売は、直販である宿泊予約サイトの「ワシントンネット」のほか、オンライン旅行予約サイトをはじめとするインターネットによる宿泊予約の獲得、旅行会社の販売する旅行商品への客室提供を主要な経路としております。2026年3月期における販売経路の割合は、インターネット経由の販売が75.4%(「ワシントンネット」経由の割合は17.8%)、電話等による一般販売が8.2%、旅行代理店経由の販売が16.4%となっております。また、当社のホテル・飲食店を長期的・効率的にご利用していただき、ロイヤルカスタマーを囲い込むために、以下の会員システムを、お客様に向けご提供しております。 (a) ワシントンネットワシントンネットは61.7万人の会員(2026年3月31日現在)がおり、年間延べ43万室(2026年3月期)が利用される、当社が運営する入会費・年会費無料の宿泊予約サイトであります。 また、会員カードを発行せず、入会からポイントの加算、交換までを予約サイト上で実施するため、従業員の業務負荷低減にもつながっております。会員にご登録いただくとワシントンネットからのご予約・ご宿泊でポイントを還元いたします。また、当社ホテル以外の提携ホテルの加盟店ネットワークも全国にあり、当社ホテルと加盟店を合わせて日本国内に57拠点(2026年3月31日現在)のネットワークとなっております。ワシントンネットの特徴は以下のとおりです。 イ 一般的なホテル予約サイトはポイント還元率1~2%であることに比べワシントンネットでは、宿泊料金の7%をポイントとしてお客様に還元しております。ロ ポイントの有効期限は、一般的なホテル予約サイトが1年間であることに比べワシントンネットでは最終宿泊日から2年間であります。さらに、期限までに新たにポイントを獲得すれば有効期限が切れることはありませんので、半永久的にポイントを継続していただくことが可能です。(会員資格は、登録日から10年間又は最終利用日から10年間、対象取引を一度も行わなかった場合、自動的に消滅いたします。)ハ 貯まったポイントは次回の宿泊料金としてご利用いただけるほか、Amazonギフトカード・PayPayポイントコードとの交換、対象ホテルフロントでのキャッシュバックからの選択も可能です。ニ ポイントの加算・使用・交換をすべて予約サイト上で行うシステムなので、カードレスでお手軽にご利用いただけます。 (b) ワシントンレストランカードワシントンレストランカードは、全国のワシントンホテルプラザの直営飲食店でのご飲食に応じてポイント還元を行う無料会員システムです。シニア会員にはお得な特典を有しておりますので幅広いお客様にご支持をいただいております。以下が会員様の特典であります。イ ご利用金額の3%をポイント還元しております。ロ 60歳以上のシニア会員様はご利用金額の6%のポイントを還元しております。 1ポイント=1円単位でのご利用が可能です。ハ キャッシュバック制度を有しております。 5,000ポイント単位でキャッシュバックが可能です。ニ 「ワシントンネット」へのポイント移行が可能です。ホ ポイント・会員資格ともに最終利用日から2年間有効です。 ② 新規出店ホテルの出店については、収益性を重視した出店基準を設けております。政令指定都市・中核都市等の流動人口が多い地域での200~300室規模の宿泊特化型ホテルの展開に加え、地方都市・ロードサイド・海外等も視野に入れつつ、MC方式やM&A等を含む柔軟な出店手法により、収益性を重視した拠点拡大を推進してまいります。出店にあたっては、立地条件、需要構造、投資効率等を総合的に勘案し、業績変動の抑制に努めてまいります。また、優良な出店地を確保するべく、当社自社物件としての出店のほか、建物の賃貸借方式、土地の賃貸借方式、MC方式という計4つの出店形態を用意し、幅広く情報を収集しております。2026年3月31日現在、
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1 製品及びサービスごとの情報財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3 主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がいないため、記載を省略しております。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 (1) 経済、金融動向に伴うリスク ① 景気動向について宿泊需要は、大別するとビジネス需要と観光需要があり、景気減退による企業活動の縮小や給与水準の低下による支出意欲の低下によって、宿泊需要が減少する可能性があります。 ② 金利変動について当社の有利子負債には金利変動の影響を受けるものが含まれているため、金利上昇によって支払金利や調達コストが増加する可能性があります。 ③ 国際情勢について国際的な政治、戦争、テロ等の影響により原油・燃料価格が高騰することがあり、調達コストの増加につながる可能性があります。 (2) 競合他社の出店、競争過熱に伴うリスク ① 新規参入者を含めた競争について既存の競合他社のほか、異業種等からの業界参入があれば、競争激化により集客が低下し、当社が展開するホテルの稼働率が低下する可能性があります。 ② 価格競争について競争の激化により更なる過当競争が引き起こされ、価格が下落し、売上の減少につながる可能性があります。 (3) 事業遂行上のリスク ① 商品やサービスの欠陥や瑕疵に関するリスク(客室)客室においては、設備機器の不具合が発生することによって、電気や水・お湯が供給できなくなり、照明、空調、TV等の電化製品の停止や、風呂場、トイレの使用が不可能になるなど、宿泊及び企業イメージに対する影響が出る可能性があります。 ② 商品やサービスの欠陥や瑕疵に関するリスク(料理)飲食店や宴会場での料理提供においては、品質管理や食品衛生に十分注意をしておりますが、食中毒が発生した場合には、社会的信用の低下、個人への補償及び事業停止処分の可能性があります。 ③ 人材に関するリスクホテル業は、人的サービスに拠る面が大きいことから、採用難等などの人材確保が困難になる場合や、他社への人材流出により、事業運営が停滞する可能性があります。また、最低賃金の引き上げや、社会保障政策に伴う社会保険料率の引き上げ等による人件費の上昇、採用コストの増加等により、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 情報セキュリティに関するリスク当社では宿泊者の氏名・連絡先を宿泊システムにて保有しているほか、会員システムとして使用している「ワシントンネット」内に顧客情報を保有しています。これら情報がハッキング行為等により流出した場合、社会的信用の低下やコンピュータウイルスへの感染によるシステム停止から事業運営が停滞する可能性があります。 ⑤ 減損損失の計上当社は、ホテル建物等の有形固定資産を保有しておりますが、これらの資産については減損会計を適用し、当該資産から得られる将来キャッシュ・フローによって資産の帳簿価額を回収できるかどうかを検証しており、減損処理が必要な資産については適切に処理を行っています。しかし、今後一定規模を超える不動産価額の下落や、事業収支の悪化により将来キャッシュ・フロー見込額が減少した場合には、有形固定資産の一部について減損損失が発生する可能性があります。 ⑥ 会計基準変更に伴うリスク企業会計審議会(2024年9月)において、いわゆるオペレーティング・リース取引のオンバランス処理が必要となる、リースに関する会計基準が公表されました。当社では、借主側としてのオペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料が多額となると想定され(なお、当事業年度(2026年3月期)における借主側としてのオペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料は14,788,203千円であり、本適用時期(2028年3月期)にはさらに増加する可能性があります。)、これらを含むオペレーティング・リース取引が会計基準変更に伴いオンバランス処理された場合、自己資本比率の低下やリース資産減損計上等、経営成績及び財務指標に影響が及ぶ可能性があります。 ⑦ 賃借不動産の継続利用の中断もしくは中途解約当社は、ホテル不動産あるいは飲食店舗不動産を長期に賃借しているものがあり、不動産所有者が破綻等の状態に陥った場合は、当該事業所の事業継続が困難となる可能性があります。また、賃貸借契約の途中で、当社の何らかの都合により契約を中途解約する場合は、残存期間分の未経過賃料のうちの一部を支払うか、補填する義務が生じる可能性があります。 (4) 自然災害や突発的事象発生のリスク ① 火災発生に関するリスク設備の欠陥、瑕疵による火災(電化製品のショート、清掃不備による電源部から埃への着火等)や、お客様を起因とする火災(寝タバコ等)の発生により、社会的信用の低下や、事業停止処分、建物設備が焼失する可能性があります。 ② 自然災害の発生に関するリスク地震や、台風・大雨・大雪、火山の噴火等によって、建物設備の損壊のほか、交通網やライフラインの断絶で原材料(客室リネンや食材、飲料)の調達や、電気・水道・ガスの供給が困難になること、また従業員の出勤も困難になること等により、事業所の機能が停止する可能性及び宿泊意欲が低下することによる収益悪化の可能性があります。 ③ 感染症の流行に関するリスク新型インフルエンザや新型コロナウイルスに代表される感染症の流行等によって、拡散脅威による渡航規制の発生(国外客の減少)や、国内宿泊需要が減退する可能性があります。さらに、政府及び地方自治体等からの移動自粛要請や、海外渡航禁止勧告等に伴う活動制限等が継続した場合には、当社の事業の財政状況や業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、感染症の収束後においても、生活様式やビジネススタイルの変化に伴う、外出控えや宿泊出張機会の減少により、観光需要・ビジネス需要が共に感染症流行以前までには回復しない可能性があります。 (5) 法務リスク ① 法的規制について当社は、旅館業法、建築基準法、消防法、食品衛生法等の法的規制を受けております。当社は、これらの法令等の遵守に努めておりますが、現在の当該規制の強化や改正あるいは新たな規制が設けられた場合には、規制を遵守するために必要な費用や営業上の制約が発生する可能性があり、当社の事業や企業価値に影響を及ぼす可能性があります。 ② 労務管理法令に基づく適切な労務管理ができないこと等により従業員に重大な労働災害が発生した場合、ハラスメント行為について社内外に通報窓口を設置する等の施策を講じていても完全に排除することができない場合等、労務問題によって当社の社会的な信用が低下し、あるいは、多額の課徴金や損害賠償が請求される等、当社の事業や企業価値に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 不適切な景品表示当社の広告宣伝は、当社各事業部において内容確認を実施し、疑義が生じた場合には顧問弁護士に確認しておりますが、誤認を与える広告宣伝を実施した場合、当社の社会的な信用が低下し、あるいは、多額の課徴金や損害賠償が請求される等、当社の事業や企業価値に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 知的財産権の侵害当社は、当社総務人事部を所管部署とし、商標権、著作権、特許権、意匠権等の知的財産権を管理しておりますが、他社による知的財産権の侵害により、当社の知的財産の価値が低下する可能性があります。また、当社では他社の知的財産を侵害することのないよう、他社の知的財産権調査を実施しておりますが、当社が他社の知的財産を侵害している場合には、使用料支払いや損害賠償請求等により当社の損益に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 新規出店に係るリスク当社は、今後も新規開発を進めていく予定ではありますが、出店候補地が確保できない場合、出店に必要な人材が確保できない場合、その他新規出店に際し当社に予期せぬ事由が発生した場合、また、当社が出店後近隣に競合他社が出店した場合、当社の業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 外注費目の安定調達・仕入価格の変動に係るリスク当社は、清掃業務及びリネン業務を外注しております。清掃業務につきましては、人手不足による1室当たりの清掃単価の上昇、リネン業務に関しましては、原油高に伴い洗濯費用が高騰する可能性があり、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (8) レピュテーションリスク当社及び藤田観光株式会社は、それぞれ独立した会社であり、当社は「ワシントンホテルプラザ」、藤田観光株式会社は「ワシントンホテル」というブランドで事業活動を行っております。この「ワシントンホテル」という商標は、両社で共同出願しチェーン展開を行っているため、投資家や一般消費者等が経営母体を誤認する可能性を否定できません。以上のことから、同ブランドで火災や食中毒等などブランドイメージを毀損する事案が発生した場合には、当社のレピュテーションが低下することがあり、経営成績、財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 季節変動リスク当社の事業は、第3四半期会計期間においては行楽シーズンや年末の忘年会シーズンにあたることから、宿泊客数の増加や、飲食店・宴会場の利用客数が増加する一方で、第4四半期会計期間においては年始に伴うビジネス宿泊の減少や、2月は日数が少ないため、利用客数が減少する傾向があります。また同時期においてホテルの改装等を実
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況当事業年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、物価上昇の継続が個人消費に及ぼす影響等の懸念や、中東を中心とした海外情勢の不確実性等により、先行き不透明な状況が続いております。ホテル業界におきましては、大阪・関西万博の開催による需要押し上げ効果に加え、2025年の訪日外国人客数が4,268万人と過去最多となるなど、国内レジャーおよびインバウンド需要は総じて堅調に推移いたしました。しかしながら、11月からの中国政府による渡航自粛要請の影響による中国人インバウンド客の減少は継続しており、今後の動向には留意する必要があります。このような環境下、前期から当期にかけて全館リニューアルを完了した計4事業所(注1)の収益性が向上したほか、エリア別では大阪・関西万博の開催があった近畿地区や名古屋駅前・岡山・博多の各地区が好調に推移いたしました。また、その他の地域においても、設備刷新による商品力向上を背景としたレベニューマネジメントの精度向上やセールスプロモーション活動が奏功し、RevPAR(販売可能な客室1室当たりの売上)は前年同期を上回りました。当期は、「睡眠・入浴・朝食」にこだわった全館リニューアルをワシントンR&Bホテル3事業所で実施し「名古屋栄東」は2026年2月、「新横浜駅前」は同年4月に完了、さらに「札幌北3西2」も同年6月に完了予定です。また、当社独自の取組みである『選べるマットレス』(「エアウィーヴ」または「西川・AiR(エアー)」のいずれかを選択可能)については、新たにこれら3事業所に加え、新大阪ワシントンホテルプラザの全室に導入いたしました。今後も本施策を推進し、良質な睡眠の提供を通じて顧客満足度の向上および他社との差別化を図ってまいります。さらに、コネクティングルームの新設を当期は8事業所で実施いたしました。既に導入済の事業所にて高い評価をいただいており、来期も導入を加速してまいります。販売促進面では、国内外の旅行代理店および国内法人への営業強化に加え、地方自治体主催の商談会や海外の旅行博覧会への参加を通じて関係構築を図りました。また、2025年4月に名称変更した当社公式宿泊予約サイト「ワシントンネット」では、価格優位性の確保や予約受付期間の延長、販促キャンペーンの実施により販売拡大と新規会員の獲得に取り組みました。これらの結果、3月末時点の会員数は期初比11万2千人増加し、61万7千人となりました。さらに、2026年2月には、「ワシントンホテル」商標を共同保有する藤田観光株式会社との間でブランド価値向上を目的とした業務提携契約を締結し、2026年4月より両社会員による「会員プログラム」の相互利用を開始しました。また、株主優待券の相互利用についても協議を進めております。飲食・宴会部門におきましては、季節食材を活用したメニューの提供やインターネット予約の利便性向上に加え、法人向けセールスの強化や観光バス団体向けランチ営業の拡充に取り組みました。また、宿泊者向け特別メニューの提供や各地の郷土料理を取り入れた朝食催事を展開し、集客力の向上に努めました。なお、当事業年度の客室稼働率は、前事業年度比で2.6ポイント増加の71.7%(第1四半期会計期間72.0%、第2四半期会計期間72.9%、第3四半期会計期間78.1%、第4四半期会計期間63.6%)となりました。(注2)また、ADR(平均客室販売単価)は、前事業年度比で、10.8%増加の8,649円(第1四半期会計期間8,542円、第2四半期会計期間8,489円、第3四半期会計期間8,983円、第4四半期会計期間8,541円)となり、RevPAR(販売可能な客室1室あたりの売上)は、前事業年度比で15.0%増加し、6,200円となりました。外国人宿泊比率については、11月以降、中国からの宿泊に減少がみられたものの、韓国・台湾を中心に利用が増加したことに加え、リニューアルホテルでの増加や一部事業所における海外ゴルフパック利用の拡大等により、前年同期比1.3ポイント上昇し10.7%となりました。これらの結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態(資産)当事業年度末における資産合計は、前事業年度末に比べ787,086千円増加の34,332,636千円となりました。これは主に建物(純額)が528,471千円、現金及び預金が459,808千円増加した一方、建設仮勘定が225,212千円減少したこと等によるものであります。(負債)当事業年度末における負債合計は、前事業年度末に比べ1,950,395千円減少の22,148,272千円となりました。これは主に短期借入金が1,000,000千円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が1,000,000千円減少した一方、未払費用が113,825千円増加したこと等によるものであります。(純資産)当事業年度末における純資産合計は、主に当期純利益を計上したこと等により、前事業年度末に比べ2,737,481千円増加の12,184,364千円となりました。 b.経営成績当事業年度の客室稼働率は71.7%(第1四半期会計期間72.0%、第2四半期会計期間72.9%、第3四半期会計期間78.1%、第4四半期会計期間63.6%)となり、前事業年度を2.6ポイント増加いたしました。また、客室単価は当事業年度で8,649円(第1四半期会計期間8,542円、第2四半期会計期間8,489円、第3四半期会計期間8,983円、第4四半期会計期間8,541円)となり、前事業年度を約10.8%上回りました。当事業年度の業績は、売上高24,192,829千円(前期比13.3%増)、営業利益3,818,053千円(前期比70.4%増)、経常利益3,276,450千円(前期比86.7%増)、当期純利益3,027,286千円(前期比50.2%増)となりました。なお、当社はホテル事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。注1.全館リニューアルは、前期2024年7月に「ワシントンR&Bホテル大塚駅北口」、同年8月に「熊本ワシントンホテルプラザ」が完了。当期は2025年4月に「ワシントンR&Bホテル京都駅八条口」と「ワシントンR&Bホテル梅田東」が完了。注2.客室稼働率・RevPARは、全館リニューアルによる販売不能客室を控除した上で算出しております。 当事業年度の事業部門別の売上高及び営業利益は次のとおりであります。事業部門の名称売上高営業利益金額(千円)前年同期比(%)金額(千円)前年同期比(%)ワシントンホテルプラザ事業11,817,940111.31,328,077162.5ワシントンR&Bホテル事業12,174,055115.72,511,868173.2その他(※1)200,83394.4△21,89280.6合計24,192,829113.33,818,053170.4 (※1) その他の売上高には、ワシントンネット加盟店からの販売手数料収入が含まれる他、収益認識基準による調整を行っております。経費は本社費として適切に按分しております。 ② キャッシュ・フローの状況当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は前事業年度末に比べ459,808千円増加し、6,426,303千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは、4,573,528千円の資金の増加となりました。これは主に税引前当期純利益3,236,376千円、減価償却費1,243,278千円等によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは、1,592,611千円の資金の減少となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出1,233,774千円等によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは、2,521,108千円の資金の減少となりました。これは主に短期借入金の純増減額による支出1,000,000千円、長期借入金の返済による支出1,000,000千円等によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績該当事項はありません。 b.受注実績該当事項はありません。 c.販売実績地域別販売実績は次のとおりであります。 期別 地域2025年3月期2026年3月期金額(千円)比率(%)金額(千円)比率(%)国 内北海道1,291,5686.11,334,9145.5東北879,9014.11,021,1664.2関東・甲信越5,269,53024.75,662,20223.4東海・北陸3,635,95417.03,992,68916.5近畿4,145,73119.45,307,78421.9中国2,221,64610.42,364,9159.8四国380,8661.8474,0322.0九州3,522,62716.54,035,12216.7合計21,347,826100.024,192,829100.0 (注) 主な相手先別の販売
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針当社は、「リーズナブルなホテル事業を通じて、「よかった、また来るよ」を実現し、お客様と働く人を幸せにする。」を経営理念としております。 (2) 目標とする経営指標当社の目標とする経営指標は、高い収益性を維持し企業価値を向上させていくため、新規出店やリニューアル等による収入増及び経費の抑制・効率化等などコスト管理に努めることにより、事業活動の成果をはかることができる、売上高営業利益率を経営指標として掲げております。なお、2027年3月期の業績予想につきましては、売上高営業利益率15.8%を見込んでおります(売上高25,900百万円、営業利益4,100百万円)。 (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題今後につきましては、全国的なビジネス宿泊需要は大幅な増加が見込みにくい一方、アジア競技大会の開催や、シルバーウィークを中心とした曜日配列の好影響もあり、イベント・観光・レジャー需要は引き続き底堅く推移する見通しです。また、訪日外国人客数についても堅調に推移し、宿泊需要を下支えするものと見込んでおります。このような環境下、当社は以下を重点課題と認識し、それぞれの施策に取り組んでまいります。 ① 商品価値の向上2027年3月期は、ワシントンR&Bホテル2館(博多駅前第1、仙台広瀬通駅前)において、全館リニューアルを行います。加えて、その他の事業所においても、複数名利用対応強化としての『コネクティングルーム』の増室や独自性を強化するための『選べるマットレス』の拡充など、様々なお客様のニーズにお応えする商品展開を行いながら、顧客満足度の向上を図ってまいります。 ② 販売促進強化と収益性向上国内外の旅行代理店や法人への営業活動、旅行商談会への参加、自治体との関係づくりを継続強化するほか、予約センターの機能も高めてまいります。加えて、生成AI検索への対応を含むデジタルマーケティング施策も一層進化させてまいります。また、レベニューマネジメントにおいては、需給動向を的確にとらえ、その内容が速やかに反映できる仕組みの高度化を進め、RevPARの向上を図ってまいります。なお、運営コストの増加に対しては、生産性の向上推進と商品力の強化により販売単価アップにて対応してまいります。 ③ ブランド価値向上と顧客基盤強化藤田観光株式会社との宿泊予約サイトの会員相互送客及び株主優待の相互利用につきましては、利用施設の拡大や利便性の向上を進めつつ、両社の顧客基盤を活かした実効性の高い提携へと発展させることで、ブランド価値の向上につなげてまいります。また、当社公式予約サイト「ワシントンネット」につきましては、こうした提携効果と、予約期間や価格面での優位性をアピールすることで会員数の拡大を図り、利用促進につなげてまいります。 ④ 拠点の拡大拠点拡大においては、従来の立地やホテル業態にこだわらず、新規案件に関する情報収集を進めるべく、関係先との連携強化に取り組んでまいります。また、出店基準及び収支基準の明確化や開発体制の強化を通じて、迅速かつ適切な意思決定を行うことで、着実な拡大を目指してまいります。なお、2027年3月には、ワシントンR&Bホテル浜松駅南口(仮称)が開業する予定です。 ⑤ 人材確保と育成当社の将来を担う人材の確保・育成のため、中途採用も含めた、特に若年層の採用強化に取り組むほか、外国人材については、在留資格をふまえたうえでより幅広く活躍できるよう、育成を進めてまいります。また、全社員を対象として実施している動画研修カリキュラムに加え、外部講師を含めた定期的な研修を実施しております。更に、今後は各ホテルの接遇担当者を選抜した専門研修をより充実させることで、全社的な接遇力の向上を進めてまいります。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)固定資産の減損損失について (1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額 前事業年度当事業年度有形固定資産残高19,683,537千円19,742,939千円無形固定資産残高170,596千円160,659千円長期前払費用残高121,217千円121,675千円減損損失57,673千円34,184千円 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報当社は、事業用資産については事業所ごとの資産グループを、他の資産グループから概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位として、遊休資産については個別物件ごとに資産のグルーピングを行い、資産グループの損益の悪化等により減損の兆候を把握し、減損の兆候がある場合には、減損損失の認識の判定を行っております。減損損失の認識の判定は、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額との比較によって行っております。判定の結果、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回り減損損失の認識が必要とされた場合、帳簿価額を回収可能価額(正味売却価額又は使用価値のいずれか高い価額)まで減額し、当該帳簿価額の減少額は減損損失として計上しております。当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの見積りは、事業計画を基礎として算定していますが、各事業所の事業計画には、収益力向上、コスト削減、設備投資という施策が反映されたADR(平均客室単価)や稼働率といった重要な仮定が含まれています。これらの施策及び仮定について、将来の不確実な経営環境の変動等により見直しが必要となった場合、翌事業年度の固定資産の減損損失の金額に重要な影響を与える可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】当社は、2026年4月14日開催の取締役会において、固定資産(土地)を取得することについて決議し、同日契約を締結、2026年4月15日に引き渡しが実施されました。詳細は、「第5経理の状況 1財務諸表等 注記事項(重要な後発事象)」に記載したとおりであります。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社の剰余金の配当については、各事業年度の業績を勘案し、既存事業所の設備改修のほか、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ配当性向は25%を目安とした安定的なかつ継続的な配当を行うことを目標にすることを基本方針としております。剰余金の配当は、期末配当の年1回を基本的な方針としております。当社は、株主に対する利益還元を重要課題の一つとして認識し、株主への剰余金の配当を安定かつ継続的に実施することを剰余金の配分についての方針として位置付け、これを実践していく考えであります。当事業年度の期末配当につきましては、上記の基本方針に基づき、1株当たり40円の配当を実施することを予定しております。なお、当社では、会社法第459条第1項の規定に基づき、取締役会の決議をもって剰余金の配当等を行うことができる旨、並びに中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。 (注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。 決議年月日配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)2026年6月24日485,45440定時株主総会決議(予定)
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100YF5I)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E35136)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

ワシントンホテル株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
4691です。
4691(ワシントンホテル株式会社)のEDINETコードは?
E35136です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
4691(ワシントンホテル株式会社)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 長谷川 太です(有価証券報告書の表紙記載)。
4691(ワシントンホテル株式会社)の本社所在地は?
愛知県名古屋市千種区内山三丁目23番5号です。
4691(ワシントンホテル株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
太陽有限責任監査法人です。
4691(ワシントンホテル株式会社)の筆頭株主は?
興和ファシリティズ株式会社で、保有比率は約11.8%です(2026-03-31基準)。
4691(ワシントンホテル株式会社)の発行済株式数は?
有報(2026-03-31基準)で12,170,000株です(発行済株式総数)。うち自己株が175,400株、市場で流通する浮動株は6,341,500株です。
4691(ワシントンホテル株式会社)の株主数は?
2026-03-31基準で7,413名です。上位10名で46.6%を保有し、浮動株比率は52.1%です。
4691(ワシントンホテル株式会社)の決算期は?
3月期です。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
時価総額
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
PER
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
実質PER
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
EPS
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
配当利回り
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
EV
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
EV/EBITDA
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
EV/EBIT
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
EV/売上
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
益回り(EBIT/EV)
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
現金/時価
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
ROE
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
ROA
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
ROIC
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
粗利率
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
営業利益率
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
純利益率
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
総資産回転
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
実効税率
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上 前年比
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産 前年比
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
売上高
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
営業利益
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
経常利益
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
純利益
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
成長・複利
CAGR
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
FCF(オーナー利益)
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF利回り
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCFマージン
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
営業CF
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
投資CF
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
財務CF
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF率
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
営業CF/純益(現金変換)
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
累計営業CF
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
アクルーアル比率
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
利益の質
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
財務の健全性
自己資本比率
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
ネットキャッシュ
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
総資産
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
純資産
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
現金
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
有利子負債
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
流動資産
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
流動負債
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
BPS
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動比率
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純負債/EBITDA
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
インタレストカバレッジ
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
債務返済年数
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
維持capex
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
のれん
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
減損リスク
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
顧客関連資産
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
株主還元・希薄化
配当性向
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
連続増配
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
希薄化率
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株配当
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
統治(ガバナンス)
政策保有株式
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
支配株主
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
年初来安値・高値
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
β(ベータ)
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
移動平均(50日/200日)
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
ADV(平均売買代金)
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
平均出来高
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
浮動株比率
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
浮動株時価
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家・内部者 保有
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
理論株価
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
EPV(企業価値・保守値)
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
配当割引(DDM)
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
正常化EPS×正当PER
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
BPS(1株純資産)
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
NCAV(ネットネット)
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
割引率
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
成長率
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
正当PER
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
正常化EPS
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
成長考慮(割引)
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
罠(バリュートラップ)
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
安全域
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
定点観測
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E35136)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。