4690
日本パレットプール株式会社
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3.2%
投下資本利益率
ROE(実績)2830位
4.8%
有報 報告値
営業利益率2172位
5.3%
営業益 3.7億
自己資本比率1407位
63.6%
EPS(実績)
185.3
25/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型

解析準備中。

✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均6.76x)▲ ネットデット11.1億

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均6.76x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

ネットデット11.1億。現金11.5億 < 有利子負債22.6億

JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(25/03期・単年)

損益(PL)
売上高
69.4
前年比 -8.5%
営業利益
3.7
前年比 -52.6%
経常利益
4.7
前年比 -46.1%
純利益
3.1
前年比 -41.2%
財政状態(BS)
総資産
101.6
前年比 -9.4%
純資産
64.6
前年比 +1.9%
現金
11.5
前年比 -21.6%
有利子負債
22.6
前年比 -22.7%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
22.7
前年比 -29.4%
投資CF
-13.8
財務CF
-12.0
フリーCF
9.1
前年比 -44.4%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標21/0322/0323/0324/0325/03
売上高(百万)6,9627,0957,3947,5836,935
営業利益(百万)779369
経常利益(百万)7416481,117875472
純利益(百万)453273833527310
EPS(円)269.1162.1495.2313.5185.3
1株配当(円)70.040.040.040.059.0
営業利益率(%)10.35.3
ROE(%)9.75.515.38.74.8
自己資本比率(%)48.048.948.256.663.6

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標21/0322/0323/0324/0325/03
総資産(百万)10,23610,36212,10211,20410,156
純資産(百万)4,9115,0645,8376,3426,459
流動資産(百万)2,6402,244
流動負債(百万)3,0962,682
現金(百万)8627507491,4631,147
有利子負債(百万)2,9222,258
ネットキャッシュ(百万)-1,459-1,112
BPS(円)2,918.33,008.93,468.43,768.74,081.0
自己資本比率(%)48.048.948.256.663.6
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー21/0322/0323/0324/0325/03
営業CF(百万)2,9532,7513,1653,2132,269
投資CF(百万)-2,169-2,721-3,613-1,419-1,383
財務CF(百万)-511-142446-1,079-1,201
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億20億40億60億80億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 売上高 70億 ・ 純利益 5億22/03 ・ 売上高 71億 ・ 純利益 3億23/03 ・ 売上高 74億 ・ 純利益 8億24/03 ・ 売上高 76億 ・ 純利益 5億25/03 ・ 売上高 69億 ・ 純利益 3億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%10%20%30% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 6.5%22/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 3.8%23/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 11.3%24/03 ・ 粗利率 24.5% ・ 営業利益率 10.3% ・ 純利益率 7.0%25/03 ・ 粗利率 22.2% ・ 営業利益率 5.3% ・ 純利益率 4.5%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%5%10%15%20% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ ROE 9.7% ・ ROA 4.4% ・ ROIC —22/03 ・ ROE 5.5% ・ ROA 2.6% ・ ROIC —23/03 ・ ROE 15.3% ・ ROA 6.9% ・ ROIC —24/03 ・ ROE 8.7% ・ ROA 4.7% ・ ROIC 6.7%25/03 ・ ROE 4.8% ・ ROA 3.1% ・ ROIC 3.2%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-40億-20億0億20億40億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 営業CF 30億 ・ 投資CF -22億 ・ 財務CF -5億22/03 ・ 営業CF 28億 ・ 投資CF -27億 ・ 財務CF -1億23/03 ・ 営業CF 32億 ・ 投資CF -36億 ・ 財務CF 4億24/03 ・ 営業CF 32億 ・ 投資CF -14億 ・ 財務CF -11億25/03 ・ 営業CF 23億 ・ 投資CF -14億 ・ 財務CF -12億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
0億5億10億15億20億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ フリーCF —22/03 ・ フリーCF —23/03 ・ フリーCF —24/03 ・ フリーCF 16億25/03 ・ フリーCF 9億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億10億20億30億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —22/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —23/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —24/03 ・ 設備投資 16億 ・ 減価償却 24億25/03 ・ 設備投資 14億 ・ 減価償却 22億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
0倍5倍10倍15倍 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 営業CF/純利益 6.52倍22/03 ・ 営業CF/純利益 10.08倍23/03 ・ 営業CF/純利益 3.80倍24/03 ・ 営業CF/純利益 6.09倍25/03 ・ 営業CF/純利益 7.32倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円200円400円600円 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ EPS ¥26922/03 ・ EPS ¥16223/03 ・ EPS ¥49524/03 ・ EPS ¥31325/03 ・ EPS ¥185
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円20円40円60円80円0%10%20%30%40% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 1株配当 ¥70 ・ 配当性向 26.0%22/03 ・ 1株配当 ¥40 ・ 配当性向 24.7%23/03 ・ 1株配当 ¥40 ・ 配当性向 8.1%24/03 ・ 1株配当 ¥40 ・ 配当性向 12.8%25/03 ・ 1株配当 ¥59 ・ 配当性向 31.8%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億50億100億150億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 総資産 102億 ・ 純資産 49億22/03 ・ 総資産 104億 ・ 純資産 51億23/03 ・ 総資産 121億 ・ 純資産 58億24/03 ・ 総資産 112億 ・ 純資産 63億25/03 ・ 総資産 102億 ・ 純資産 65億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円2,000円4,000円6,000円0%20%40%60%80% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ BPS ¥2,918 ・ 自己資本比率 48.0%22/03 ・ BPS ¥3,009 ・ 自己資本比率 48.9%23/03 ・ BPS ¥3,468 ・ 自己資本比率 48.2%24/03 ・ BPS ¥3,769 ・ 自己資本比率 56.6%25/03 ・ BPS ¥4,081 ・ 自己資本比率 63.6%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億10億20億30億40億0%50%100% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —22/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —23/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —24/03 ・ 流動資産 26億 ・ 流動負債 31億 ・ 流動比率 85.3%25/03 ・ 流動資産 22億 ・ 流動負債 27億 ・ 流動比率 83.7%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
固定資産・固定負債(億円)
0億50億100億0%50%100%150% 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 固定資産 — ・ 固定負債 — ・ 固定比率 —22/03 ・ 固定資産 — ・ 固定負債 — ・ 固定比率 —23/03 ・ 固定資産 — ・ 固定負債 — ・ 固定比率 —24/03 ・ 固定資産 86億 ・ 固定負債 18億 ・ 固定比率 135.1%25/03 ・ 固定資産 79億 ・ 固定負債 10億 ・ 固定比率 122.5%
固定資産固定負債固定比率
長期の資産と負債(固定資産=総資産−流動資産、固定負債=総負債−流動負債)。固定比率(固定資産÷自己資本)が100%以下なら長期資産を自己資本で賄えており財務は保守的。
現金・有利子負債(億円)
0億10億20億30億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ 現金 9億 ・ 有利子負債 —22/03 ・ 現金 7億 ・ 有利子負債 —23/03 ・ 現金 7億 ・ 有利子負債 —24/03 ・ 現金 15億 ・ 有利子負債 29億25/03 ・ 現金 11億 ・ 有利子負債 23億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
-20億-10億0億10億 21/0322/0323/0324/0325/0321/03 ・ ネットキャッシュ 9億22/03 ・ ネットキャッシュ 7億23/03 ・ ネットキャッシュ 7億24/03 ・ ネットキャッシュ -15億25/03 ・ ネットキャッシュ -11億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標21/0322/0323/0324/0325/03
純利益率(%)6.53.911.37.04.5
ROE(%)9.75.515.38.74.8
ROA(%)4.42.66.94.73.0
総資産回転(回)0.680.680.610.680.68
営業CF率(%)42.438.842.842.432.7
営業CF/純益(倍)6.5210.083.806.097.32
配当性向(%)26.024.78.112.831.9
売上 前年比(%)1.94.22.5-8.5
純資産 前年比(%)3.115.38.71.9
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

21/03
¥70.0
22/03
¥40.0
23/03
¥40.0
24/03
¥40.0
25/03
¥59.0
配当性向 31.9%・連続増配 1年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
9.1
3.2%
粗利率
22.2%
アクルーアル比率
-18.3%
売上CAGR
-0.1%
EPS CAGR
-8.9%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
4.5%
ROA
3.0%
総資産回転
0.68
実効税率
34.3%
現金変換(CFO/営業益)
6.15
CFO/純益(平均)
6.76
累計営業CF
143.5
FCFマージン
13.1%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.63
BPS CAGR
8.8%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
0.84
純負債/EBITDA
0.44
インタレストカバレッジ
11.4
債務返済年数
1.0
配当性向
31.9%
連続増配
1
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化売上成長EPS成長 50
ROIC
44
営業利益率
50
純利益率
50
粗利率
44
ROE
50
ROA
50
FCFマージン
50
自己資本比率
50
流動比率
46
純負債/EBITDA
50
アクルーアル比率
68
現金変換(営業CF/純益)
51
売上CAGR
48
EPS CAGR
47
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
—億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.0億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.0%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
54.8%
発行済−上位10−自己株
支配株主
日本貨物鉄道株式会社
12.3% 保有
自己株式
2.30%
37,200株 ・簿価0.5億
大株主比率
1. 日本貨物鉄道株式会社12.3%
2. NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社11.4%
3. 株式会社南都銀行(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)3.8%
4. 泉北高速鉄道株式会社2.5%
5. 株式会社日本カストディ銀行(常任代理人 三井住友信託銀行再信託分・近畿日本鉄道株式会社退職給付信託口)2.5%
6. 株式会社池田泉州銀行2.5%
7. 三井住友信託銀行株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)2.5%
8. MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)2.2%
9. 株式会社ワコーパレット2.2%
10. 三井住友ファイナンス&リース株式会社2.0%
上位10で 44.0%・発行済 1,620,000株・自己株 37,200株・浮動株 887,800株・株主 949名。所有者別(単元): 外国人 3.1% / 機関 16.9% / 個人 38.0%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率
政策保有株式(簿価合計)322.3百万円(8銘柄)
役員報酬総額 / 役員数58.6百万円 / 11名
平均年間給与(提出会社)528万円
従業員数(連結)109名
監査報酬 / 非監査報酬21.0百万円 / —
平均勤続年数6.3年
女性管理職比率
従業員1人当たり売上63.6百万円
従業員1人当たり営業利益3.4百万円
政策保有株式の対純資産比499.0%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長 浜 島 和 利
本社所在地大阪市北区芝田二丁目8番11号
決算期3月
監査法人仰星監査法人
従業員数(連結)109名
EDINETコードE05001

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 25/03期末 基準・1,620,000株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当社は、1972年、わが国初の一貫パレチゼーションによる、物流近代化を目指したパレットのプール運営会社として設立されて以来、これの推進、普及活動に取り組んでまいりました。当社の主たる事業の第一は、木製パレット、プラスチック製パレット及びサポーター、ネステナー、ロールボックス等の荷役・運搬機器のレンタル並びにレンタル方式によるパレットのプール運営であります。レンタル方式によるパレットのプール運営とは、同一規格のパレットを共同利用、循環運営する社会的仕組みともいえるシステムで、パレットのプール運営会社である当社が、全国各地に設置した約200カ所のデポ(パレットの保管、入出庫、保全管理拠点)に、それぞれパレットを常備して「何時でも」「何処でも」「必要な数だけ」お客様にレンタル提供し、不要になった空パレットは、全国のどのデポでも返却を受けるシステムであります。また、パレットの修理等の保守管理は、当社が行います。主要事業の第二は、一貫パレチゼーションの推進であります。一貫パレチゼーションとは、製品の出荷から着荷まで、パレット上に積み付けた貨物を解荷、積替えすることなく、一貫してフォークリフト等の機械荷役で輸送、保管を行うことであります。手間とコストのかかる自社パレットをレンタルに切替え、この一貫パレチゼーション方式を採用することによって、企業にとって、輸送コストの低減、荷役作業の軽減、作業時間の短縮等のメリットをもたらします。この一貫パレチゼーションは、物流効率化の有効な手段の一つとして評価されております。 [NPPパレットプールシステム]パレットプールシステムとは、同一のパレットを多くのお客様が共同・循環利用していただくことによって、物流の効率化を図るシステムです。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報 当社は、パレットレンタル事業のみの単一セグメントであるため、記載を省略しております。
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報 顧客名称又は氏名売上高(千円)関連するセグメント名㈱プライムポリマー1,481,303パレットレンタル事業住友化学㈱763,170同上日本通運㈱553,907同上
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】当社の経営成績、株価及び財務状況に影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであり、事業等のリスクはこれらに限定されるものではありません。 (1) 経済情勢の動向当社の事業の特徴として、パレット等物流機器のレンタル収益の割合が高いため、景況感や企業収益の悪化等が原因によるお客様の物流コスト抑制傾向が、レンタル単価の低下圧力となって、当社の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。レンタル以外の収益拡大を図るべく、当社と関係の深い日本通運株式会社、日本貨物鉄道株式会社の支援をいただきながら、トラック輸送・JRコンテナ輸送用フォールドデッキなどの物流関連商品の販売強化に努めてまいります。 (2) パレット仕入価格の変動当社の貸与資産である木製・プラスチック製パレットを外部業者から定期的に購入しているため、原木不足や原油価格の高騰等が生じた場合、パレットの仕入価格が上昇します。仕入価格の増加分をレンタル単価へ転嫁することが充分に進まない場合、当社の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。コントロールが難しい領域ではありますが、仕入先の分散化によって、仕入価格の変動リスクの緩和を図りながら、新造パレットを安定して調達できるよう努めております。 (3) 顧客市場環境の変化当社の顧客企業の中で、特に石油化学樹脂関連企業向けのシェアが高いため、同業界の事業環境に左右されやすく、お客様の側において生産調整や在庫削減の動きが顕著となった場合、レンタル需要が低迷し、当社の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社では、石油化学樹脂関連企業に次ぐ“売上げの柱”の確立を課題として取り組んでおります。具体的には、フォールドデッキやパワーアシストスーツ等の商品のラインナップの拡充や新たな料金プランのレンタル商品である「安心パック」、「長期安心くん」(※)等、お客様のニーズにお応えする価値を提供し、事業領域の拡大を図ってまいります。(※)「安心パック」、「長期安心くん」とは、自社で保有されているパレットのレンタル利用への切り替えの阻害要因として、賠償負担を挙げられるお客様が多いことから、紛失・破損による損失リスクをあらかじめ織り込んだ料金設定としておき、限度内であれば返却時に賠償を不要とする内容のものであります。 (4) 貸与資産の回収不能当社の主力事業である一貫パレチゼーションによるレンタル事業において、パレット等の貸与資産の所在を明確化するため、情報システムの活用による運用機能の充実と作業体制の改善による回収強化に取り組んでおります。しかしながら、顧客貨物の流通過程での貸与資産の所在を完全には把握できず、全量の回収は困難であることから、最終的に回収不能となる貸与資産が発生し、当社の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。回収不能パレットの発生を最小限に抑えるため、各メーカー様のご協力を得ながら、最終需要家に長期滞留しているパレットの回収強化に積極的に取り組むとともに、「フクLOW」を活用して、紛失や不正利用の縮小を図ってまいります。 (5) 固定資産の減損当社では、固定資産の減損に係る会計基準に従い、定期的に固定資産の減損の兆候を判定し、兆候がある場合は保有資産の将来キャッシュ・フロー等を算定して、減損損失の認識・測定を行っております。経営環境の著しい変化や収益状況の悪化等により、対象となる資産に減損損失を計上する必要が生じた場合は、当社の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社では、各事業の採算性を的確に把握すべく、全国の営業・サービス拠点から情報の早期収集に努めるとともに、必要な措置を講じることで、当該リスクの低減を図っております。 (6) 情報システム及び情報セキュリティ当社のIT推進部門においては、「システムリスク管理規程」「情報システムセキュリティ基本方針」「情報システムセキュリティ対策標準」を整備し、適切な利用環境の構築、及びeラーニング等を利用した従業員への教育に努めております。しかしながら、想定を超えた水準の情報システムや通信における障害、近年、規模や頻度が拡大し巧妙化を続けるサイバー攻撃などによる機密情報の破壊、窃盗などは、当社の事業活動に深刻な影響を及ぼすだけでなく、経営成績や財務状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 人材の確保・育成当社の社員構成において、日本通運株式会社及び日本貨物鉄道株式会社からの出向社員の比率が高く、社員の平均年齢も上昇傾向にあることから、今後、若年層・専門的人材が確保できずに事業の継続に支障が出る場合は、当社の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社では、今後新規・中途採用を積極的に拡大し、人材の確保・育成を進めてまいります。 (8) 自然災害の発生地震、津波、台風等の大規模な自然災害が発生した場合、サプライチェーンが寸断して、お客様に安定してレンタル商品を提供できなくなるなど、当社の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社では、リスク・危機管理委員会を設置して、災害発生時の対応ルールを策定し、全社で徹底するなど、自然災害に対する被害・損害を最小限にするための危機管理体制の構築に取り組んでおります。 (9) 感染症等の感染拡大当社の従業員に新型コロナウイルス、インフルエンザ、ノロウイルス等の感染が拡大した場合、一時的に事業活動を停止せざるを得ないなど、当社の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。特に世界的に感染が拡大した新型コロナウイルス感染症に関しては、従業員に対し在宅のテレワークを推進し、ITサポート体制を拡充しております。また、オフィスにおける具体的な取り組み(定期的な室内換気、小まめな手洗い等)で従業員の安全と健康を最優先した対応を徹底することにより、感染リスクの極小化を図っております。
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況当事業年度における国内経済は、個人消費の一部に足踏みが見られたものの、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要に支えられ、全体的には緩やかな回復基調で推移しました。一方で円安傾向が続く中での物価上昇や米国新政権の政策動向、不安定な国際情勢等によって、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。このような経営環境のもとで、当社の主要取引先である石油化学樹脂関連企業向けレンタルは、石化製品の需要減少に対する生産調整・在庫圧縮策の継続によって前年比で減少しました。また、その他一般顧客向けレンタルも、物価高による個人消費の抑制等が影響してレンタル数量が伸び悩みました。販売売上高他の合計も前期の実績を下回ったため、当事業年度の売上高総額は前期比6億47百万円(8.5%)減の69億35百万円となりました。費用面につきましては、人件費や燃料価格の高騰に伴う支払単価の上昇等で、パレットの回収・回送に係る運送費やデポ保管料が増加しましたが、パレットの新造投資を抑制して現有資産の有効活用を図ったことで減価償却費が減少したため、営業費用は前期比2億37百万円(3.5%)減の65億66百万円となりました。この結果、営業利益は3億68百万円(前期比52.6%減)、経常利益は4億71百万円(前期比46.1%減)、当期純利益は、3億10百万円(前期比41.2%減)となりました。 (流動資産)当期末における流動資産の残高は、22億43百万円(前期比3億96百万円減)となりました。これは主に現金及び預金(前期比3億16百万円減)及びレンタル未収金(前期比67百万円減)が減少したことによります。(固定資産)当期末における固定資産の残高は、79億12百万円(前期比6億52百万円減)となりました。これは主に貸与資産(前期比6億48百万円減)が減少したことによります。(流動負債)当期末における流動負債の残高は、26億81百万円(前期比4億14百万円減)となりました。これは主に買掛金(前期比1億92百万円増)は増加したものの、未払消費税等(前期比2億66百万円減)、1年内返済予定の長期借入金(前期比1億39百万円減)及び未払法人税等(前期比1億13百万円減)が減少したことによります。(固定負債)当期末における固定負債の残高は、10億15百万円(前期比7億51百万円減)となりました。これは主に長期借入金(前期比5億23百万円減)及び長期未払金(前期比2億26百万円減)が減少したことによります。(純資産)当期末における純資産の残高は、64億59百万円(前期比1億17百万円増)となりました。これは主に利益剰余金(前期比1億27百万円増)が増加したことによります。 ② キャッシュ・フローの状況当期末の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は11億46百万円となり3億16百万円減少いたしました。営業活動の結果増加した資金は22億68百万円(前期は32億12百万円の収入)となりました。これは主に、税引前当期純利益4億71百万円、減価償却費21億53百万円によるものであります。投資活動の結果減少した資金は13億83百万円(前期は14億19百万円の支出)となりました。これは主に木製パレットをはじめとする貸与資産の増備及び取替え等に要した支出13億62百万円によるものであります。財務活動の結果減少した資金は12億1百万円(前期は10億79百万円の支出)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出6億63百万円及び割賦債務の返済による支出3億19百万円によるものであります。 キャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。 第49期(2021年3月期)第50期(2022年3月期)第51期(2023年3月期)第52期(2024年3月期)第53期(2025年3月期)自己資本比率(%)48.048.948.256.663.6時価ベースの自己資本比率(%)28.617.232.739.626.2債務償還年数1.41.51.51.11.2インタレスト・カバレッジ・レシオ101.7110.7112.491.969.7 *自己資本比率:自己資本/総資産*時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産*債務償還年数:有利子負債/営業キャッシュ・フロー*インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い(注)1.各指標は、いずれも財務数値により計算しております。2.株式時価総額は、期末株式終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しており ます。3.営業キャッシュ・フローは、キャッシュ・フロー計算書の営業キャッシュ・フローを使用し、 有利子負債は貸借対照表に計上の利子を支払っている全ての負債を対象としております。 ③ 生産、受注及び販売の実績当社はパレットレンタル事業のみの単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載に代えて、種類別の記載をしております。 a. 生産及び受注の実績 当社は、パレットレンタル業を営んでいるため、生産及び受注については該当ありません。 b. 貸与資産の貸与能力 当社の営業の主力を占める賃貸用資産の保有高(取得価額)は次のとおりであります。 種類当事業年度(2025年3月31日現在)前期比(%)数量(千枚)金額(千円)パレット3,17317,755,688△1.0その他物流機器―1,605,2180.4合計―19,360,907△0.9 (注) その他物流機器については、その形状、種類が一様でないため、数量の記載を省略しております。 c. 貸与資産の購入実績 当事業年度の種類別内訳を示すと次のとおりであります。 種類当事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)前期比(%)数量(千枚)金額(千円)パレット2101,430,148+71.6その他物流機器―35,990△75.1合計―1,466,138+49.9 (注) その他物流機器については、その形状、種類が一様でないため、数量の記載を省略しております。 d. 販売実績 当社はパレット及び物流関連機器等の賃貸並びに販売を全国の支店を通じて行っております。 種類別当事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)前期比(%)金額(千円)賃貸レンタルパレット5,720,003△6.1 その他物流機器725,467△9.0 計6,445,470△6.4販売割賦8,784△90.5 商品163,253△46.4 再製品126,632+27.3 計298,670△39.8 利用運送収入163,495△3.7 付帯事業収入27,568△1.0 合計6,935,205△8.5 (注) 1.販売数量は、販売形態及び取扱品目が多岐にわたり表示が困難なため記載を省略しております。2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先別前事業年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)当事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)㈱プライムポリマー1,650,75421.81,481,30321.4住友化学㈱809,87610.7763,17011.0日本通運㈱724,1409.6553,9078.0 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。また、この財務諸表の作成にあたる見積りにつきましては、経営者により、一定の会計基準の範囲内で行われている部分があります。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらとは異なることがあります。 ② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容経営成績の分析(売上高)当事業年度の売上高総額は、69億35百万円で前期比6億47百万円(8.5%)の減収となりました。これは、主要取引先である石油化学樹脂関連企業のレンタル数量減少等の影響を受けて、レンタル売上高が前期比4億42百万円(6.4%)の減収になったことに加え、前期において好調であったパレットや機器等の販売売上高が前期比1億97百万円(39.8%)の減収となったことが主な要因であります。(売上原価・売上総利益)当事業年度の売上原価は、53億96百万円で前期比3億29百万円(5.8%)の減少となりました。
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 新たな企業理念 ・私たちは、果敢な挑戦により、持続的な成長を果たします ・私たちは、環境に優しい物流サービス・物流商品の提供を通じ、持続可能な社会の実現に貢献します 昨今、産業界は少子高齢化による慢性的な人手不足、法改正、働き方の変化への対応等、大きな変革を求められております。当社は、既存のビジネスモデルに縛られず、社会の変容を捉えた新たな市場の創造に果敢に挑戦するとともに、環境に配慮した物流サービス・物流商品を提供していくことで、持続的な社会の実現に貢献してまいります。 (2) 長期ビジョン 当社は長期ビジョン(ありたい姿)として、7年後の2031年度において、売上高100億円、経常利益10億円の達成を目指しており、この目標達成のための第一歩として、2022年4月1日より「経営3か年計画2024」をスタートさせ、3年間に亘って事業の成長と企業価値の向上に取り組んでまいりました。続いて、2025年4月1日より新たな中期経営計画である「経営3か年計画2027」がスタートしております。新たな企業理念のもとで、輸送、倉庫保管等の物流のサポートによる事業拡大、ネットワークの再構築やオペレーションの効率化による原価低減等、経営全般に亘る改善を進めるとともに、今後成長が見込まれる新規事業に積極的に投資することにより、事業基盤の強化を図ってまいります。 成長イメージ (3) 経営3か年計画2024 A.経営3か年計画2024における3つの重点施策 ① コア事業の拡大と新規事業の展開お客様ニーズに沿ったサービスの提供や物流機器類の商品ラインナップの拡充を図るとともに、パレット位置情報管理システム「フクLOW」付パレットの導入など新商品・サービスの拡販に取り組んでまいります。また、アライアンスによる新規事業への進出も検討してまいります。 ② 事業運営体制の強化全国約200カ所のデポの適正配置や、輸配送・回収業務の共同化、モーダルシフトの積極的展開などによる効率性向上を図ります。また、「フクLOW」システムの展開やRPAの推進、受発注・回収システムの導入などDXの推進にも取り組んでまいります。 ③ ESG経営への取り組み内部統制機能の強化とコンプライアンスの徹底に取り組むとともに、環境保全活動や社会貢献活動にも積極的に取り組んでまいります。 B.経営計画における経営数値目標及び実績について ① 経営数値目標経営計画の最終年度である2024年度の目標に対する進捗は以下のとおりとなります。なお、2022年度の終了時点で2024年度計画の営業利益、経常利益、当期純利益を達成したため、2023年度及び2024年度の目標数値は、2023年5月に公表したローリング版のものに変更しております。 2022年度2023年度2024年度 実績目標実績目標実績目標進捗率売上高(百万円)7,3947,1857,5827,5506,9357,65090.7営業利益(百万円)9847007789003681,05035.1経常利益(百万円)1,1178008741,0004711,15041.0当期純利益(百万円)83350052770031085036.5 ② 重点施策の実施状況項目実施状況コア事業の拡大と新規事業の展開 (レンタル事業)・素材系・原材料系メーカーへの拡販 主に化学繊維業界を中心に顧客基盤の形成に成功 ・環境配慮商品・サービスの提供 リサイクル材使用パレットの拡販による収益確保 を実現 (販売事業)・取扱商品の拡充 フォールドデッキ、アシストスーツ、輸出用ワン ウェイパレット、養生資材等を拡充 事業運営体制の強化 ・デポ再編の推進 水島デポをはじめ10デポ新設、小規模デポの見直 し(休/廃止) ・輸配送の効率化(供給/回収) 輸配送ネットワークの強化、支店間輸送の効率化 ・駅パレサービスの拡充 13の貨物駅にて駅パレサービスを開始/拡充 ESG経営への取り組み ・コーポレートガバナンスの水準向上 ・指名・報酬委員会の設置/開催 ・取締役会実効性評価の実施 ・社会貢献活動の推進 ・オレンジリボン運動、ベルマーク運動、小児ワク チン購入支援活動の実施 ・CO2排出量の削減 ・「NPPの森」の育林活動 ・モーダルシフトの積極的推進 ・廃パレットの完全リサイクルの継続 ③ 資本政策 ・ROE(自己資本利益率) 10%以上 ・EPS(1株当たり当期純利益) 300円以上 ・自己資本比率 45%程度 実績の推移 2022年度2023年度2024年度 ROE15.3%8.7%4.8% EPS495.15円313.46円185.26円 自己資本比率48.2%56.6%63.6% (4) 対処すべき課題今後の経済の動向につきましては、世界的なインフレ動向に落ち着きが見られる中、国内においては、物価上昇に対する価格転嫁が徐々に進んでいる等、足元の景況感は緩やかに持ち直しているものの、個人消費の伸び悩みや人手不足の深刻化等の懸念材料もあり、本格的な景気回復が見通しづらい状況にあります。レンタルパレット業界におきましては、物流の効率化やサステナビリティの観点から注目されている一方で、様々な課題に直面しております。近年の業界を取り巻く市場環境につきましては以下のとおりであります。 [業界を取り巻く市場環境] A.物流業界全体の動向 ・人手不足 ドライバーや倉庫作業員の不足が深刻化しており、作業効率の向上が求められている。 ・2024年問題(物流の働き方改革) トラック運転手の労働時間制限により、輸送効率の見直しが急務となっている。 ・サプライチェーンの可視化・効率化 IT導入やトレーサビリティのニーズが高まっており、レンタルパレットの動態管理がよ り重要となっている。 B.サステナビリティ・環境経営の高まり ・プラスチック削減・リサイクル重視 木製パレットや再生プラスチックパレット活用への検討が進むものとみられる。 ・CO2排出削減 リユース可能なレンタルパレットは環境負荷軽減に貢献するものとして、注目されつつあ る。 C.パレット規格の統一化 様々なサイズや形状のパレットが使われることで発生する効率性の低下や、積み替え作業の 負担を減らすために、特定の規格(サイズや仕様)への対応が求められている。 このような市場環境のもとで、当社は長期ビジョン(ありたい姿)として定めた、7年後の2031年度における「売上高100億円、経常利益10億円」の実現に向けて、今後3年間の経営指針となる「経営3か年計画2027」を策定し、この達成に向けて取り組むことといたしました。 (5) 経営3か年計画2027 A.経営3か年計画2027の「核となる戦略」 ① 事業基盤強化 ・M&Aや資本施策の検討及び実行 ・設備投資の促進 ・IRやガバナンスの強化 ② 売上拡大 ・主要取引先との連携強化による売上拡大 ・新規取引業界の開拓による売上拡大 ③ 人的資本経営 ・人材の育成や組織力の強化 ・制度の見直しや拡充 ・ダイバーシティの推進 ④ オペレーション体制の強化 ・ネットワークの再構築(スクラップ&ビルド) ・オペレーションの効率化 ・環境親和性の向上 ⑤ 新規事業等による事業拡大 ・新規事業の創出 ・高精度位置情報管理システムの展開 B.経営数値目標 「経営3か年計画2027」(2025年度~2027年度)の経営数値目標は、以下のとおりとなります。 2025年度2026度2027年度 売上高(百万円)7,4007,7008,000 経常利益(百万円)730760800 (2025年度の見通し)当社の今後の見通しについては、化学製品の国内外需要減退の影響を受けて、主要な取引先である石油化学樹脂関連企業向けレンタルが厳しく推移するものと予想されるため、レンタル売上の拡大に向けて、自社パレットを利用中の顧客に対して、レンタルへの切替えを提案していくとともに、ロジスティクス企業(利用運送事業者等)との連携の強化や既存顧客の領域拡大(顧客ニーズ・課題に基づく新たなサービスや商品の提案)等に積極的に取り組んでまいります。また、JR貨物駅構内にデポを設置してパレットのレンタル・返却を行う駅パレ事業の拡充や、ネステナー、フォールドデッキ、パワーアシストスーツといった商品の拡販を推進し、売上拡大を目指してまいります。一方、支出面については、既存のデポの統廃合・移設によるパレット等の保管コストの圧縮、洗浄・修理機能を備えたフルスペックデポの拡充によるパレットの供給スピードアップ等、オペレーション体制の見直しと強化によって収益力の向上を図ってまいります。以上の内容を踏まえて、2025年度の業績見通しにつきましては、売上高74億円、経常利益7億30百万円としております。 [資本政策] ROE(自己資本利益率)10%以上 EPS(1株当たり当期純利益)350円以上 自己資本比率50%程度 資本効率を意識した成長投資を行い、優良な資産を積み上げていくことで収益力の強化を図るとともに、有利子負債の活用と株主還元強化による資本構成の最適化でROEを高めていく方針であります。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)1.貸与資産の回収不能見込額に係る損失当社はパレットのプール運営企業であり、6,621,017千円の貸与資産を保有しておりますが、主力事業である一貫パレチゼーションによるレンタル事業においては、顧客貨物の流通過程での貸与資産の所在を完全には把握できず、全量の回収は困難であることから、事業上のリスクとして貸与資産の回収不能リスクがあります。当社では、貸与資産管理に係る情報システムの整備、残高調査を通じて、貸与資産状況の継続的な実態把握を行うとともに、過年度の流通実績や回収実績を収集しております。当該残高調査結果及びパレットの種類ごとの流通実績・回収実績に基づき、将来の回収不能見込額22,257千円を算定し、貸与資産の帳簿価額から減額するとともに、賃貸原価として処理しております。なお、過年度の回収実績等に基づき信頼性をもって回収不能額を見積もっておりますが、過年度の回収状況等から傾向が大きく変化する場合には、翌期の損益に影響します。 (千円) 前事業年度当事業年度回収不能見込額40,01622,257
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】該当事項はありません。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は、2025年3月25日に公表した「経営3か年計画2027」のキャッシュアロケーションにおいて、株主還元を明確化するため、当社として初めて配当性向(30%以上)を設定しました。2025年5月8日に開催した取締役会において、株主の皆様の日頃のご支援にお応えするため、当期末の配当性向についても30%以上にすべきであるとの結論に至り、1株当たり59円の配当を実施することを決定いたしました。期末配当については、2025年6月25日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)「剰余金の処分の件」にて1株当たり59円の普通配当を決議する予定であります。なお、当社は会社法第454条第5項に規定する中間配当を行うことができる旨を定款に定めておりますが、当社の利益状況等を勘案し、期末配当のみを行っております。配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。内部留保資金につきましては、今後予想される経営環境の変化に対応すべく、今まで以上にコスト競争力を高め、市場ニーズに応える体制を強化するために有効投資してまいりたいと考えております。なお、基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は以下のとおりであります。 決議年月日配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)2025年6月25日定時株主総会決議(予定)93,37959
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100VZ6N)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E05001)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

日本パレットプール株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
4690です。
4690(日本パレットプール株式会社)のEDINETコードは?
E05001です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
4690(日本パレットプール株式会社)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 浜 島 和 利です(有価証券報告書の表紙記載)。
4690(日本パレットプール株式会社)の本社所在地は?
大阪市北区芝田二丁目8番11号です。
4690(日本パレットプール株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
仰星監査法人です。
4690(日本パレットプール株式会社)の筆頭株主は?
日本貨物鉄道株式会社で、保有比率は約12.3%です(2025-03-31基準)。
4690(日本パレットプール株式会社)の発行済株式数は?
有報(2025-03-31基準)で1,620,000株です(発行済株式総数)。うち自己株が37,200株、市場で流通する浮動株は887,800株です。
4690(日本パレットプール株式会社)の株主数は?
2025-03-31基準で949名です。上位10名で44.0%を保有し、浮動株比率は54.8%です。
4690(日本パレットプール株式会社)の決算期は?
3月期です。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E05001)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。