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関西ペイント株式会社
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JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型
解析準備中。
✓ 直近5期連続増収✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.23x)▲ ネットデット1521.9億
✓
直近5期連続増収。売上 4191.9→5897.9億
✓
営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.23x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い
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ネットデット1521.9億。現金672.3億 < 有利子負債2194.2億
JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
RESULTS 直近業績(26/03期・単年)
損益(PL)
売上高
5,898.0億
前年比 +0.2%
営業利益
497.3億
前年比 -4.5%
経常利益
547.1億
前年比 +11.4%
純利益
316.4億
前年比 -17.4%
財政状態(BS)
総資産
8,016.9億
前年比 +6.8%
純資産
3,812.0億
前年比 +8.9%
現金
672.3億
前年比 +6.5%
有利子負債
2,194.2億
前年比 +0.5%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
526.2億
前年比 +50.5%
投資CF
-270.3億
—
財務CF
-221.8億
—
フリーCF
265.5億
前年比 +78.7%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF
FINANCIALS 業績推移(5期・有報)
| 指標 | 22/03 | 23/03 | 24/03 | 25/03 | 26/03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万) | 419,190 | 509,070 | 562,277 | 588,825 | 589,795 |
| 営業利益(百万) | — | — | — | 52,050 | 49,726 |
| 経常利益(百万) | 37,611 | 40,216 | 57,685 | 49,103 | 54,713 |
| 純利益(百万) | 26,525 | 25,195 | 67,109 | 38,306 | 31,641 |
| EPS(円) | 103.2 | 104.6 | 299.2 | 202.0 | 179.7 |
| 1株配当(円) | 30.0 | 30.0 | 40.0 | 50.0 | 110.0 |
| 営業利益率(%) | — | — | — | 8.8 | 8.4 |
| ROE(%) | 8.7 | 8.2 | 22.3 | 13.2 | 11.1 |
| 自己資本比率(%) | 53.3 | 43.6 | 44.9 | 35.9 | 37.4 |
BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)
| 指標 | 22/03 | 23/03 | 24/03 | 25/03 | 26/03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総資産(百万) | 600,057 | 671,954 | 689,703 | 750,699 | 801,693 |
| 純資産(百万) | 375,114 | 353,020 | 380,248 | 350,009 | 381,203 |
| 流動資産(百万) | — | — | — | 355,530 | 376,241 |
| 流動負債(百万) | — | — | — | 177,049 | 195,748 |
| 現金(百万) | 59,709 | 83,263 | 70,952 | 63,147 | 67,230 |
| 有利子負債(百万) | — | — | — | 218,417 | 219,422 |
| ネットキャッシュ(百万) | — | — | — | -155,270 | -152,192 |
| BPS(円) | 1,245.7 | 1,270.7 | 1,485.5 | 1,527.6 | 1,703.2 |
| 自己資本比率(%) | 53.3 | 43.6 | 44.9 | 35.9 | 37.4 |
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表
CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)
| キャッシュフロー | 22/03 | 23/03 | 24/03 | 25/03 | 26/03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF(百万) | 15,524 | 50,231 | 67,084 | 34,966 | 52,616 |
| 投資CF(百万) | -2,087 | -10,643 | -9,043 | -39,200 | -27,026 |
| 財務CF(百万) | -64,100 | -18,296 | -72,856 | -8,006 | -22,182 |
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書
解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)
水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。
表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)
① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。
② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。
③ 1株の価値と株主還元
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。
④ 財政状態・安全性(バランスシート)
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
固定資産固定負債固定比率
長期の資産と負債(固定資産=総資産−流動資産、固定負債=総負債−流動負債)。固定比率(固定資産÷自己資本)が100%以下なら長期資産を自己資本で賄えており財務は保守的。
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。
解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)
| 指標 | 22/03 | 23/03 | 24/03 | 25/03 | 26/03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 純利益率(%) | 6.3 | 5.0 | 11.9 | 6.5 | 5.4 |
| ROE(%) | 8.7 | 8.2 | 22.3 | 13.2 | 11.1 |
| ROA(%) | 4.4 | 3.8 | 9.7 | 5.1 | 4.0 |
| 総資産回転(回) | 0.70 | 0.76 | 0.82 | 0.78 | 0.74 |
| 営業CF率(%) | 3.7 | 9.9 | 11.9 | 5.9 | 8.9 |
| 営業CF/純益(倍) | 0.59 | 1.99 | 1.00 | 0.91 | 1.66 |
| 配当性向(%) | 29.1 | 28.7 | 13.4 | 24.8 | 61.2 |
| 売上 前年比(%) | — | 21.4 | 10.4 | 4.7 | 0.2 |
| 純資産 前年比(%) | — | -5.9 | 7.7 | -8.0 | 8.9 |
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。
SEGMENT 事業別の稼ぎ
| 事業 | 売上 | 構成比 | 営業利益 | 利益率 | 従業員 |
|---|---|---|---|---|---|
| 欧州 | 1,627億 | 28% | 25億 | 1.5% | 4,085 |
| 日本 | 1,599億 | 28% | 207億 | 12.9% | 2,978 |
| インド | 1,384億 | 24% | 136億 | 9.8% | 4,374 |
| アジア | 681億 | 12% | 60億 | 8.8% | 3,397 |
| アフリカ | 517億 | 9% | 62億 | 11.9% | 1,803 |
「どの事業が稼ぐか」=所有に値するかの核。出所: 有報 セグメント情報(EDINET 一次データ)。情報提供であり売買推奨ではありません。
DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)
22/03
¥30.0
23/03
¥30.0
24/03
¥40.0
25/03
¥50.0
26/03
¥110.0
配当性向 61.2%・連続増配 3年。出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)
解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。
解析 / 数値(全量) 全数値指標
利益の質・収益性
純利益率
5.4%
ROA
4.0%
総資産回転
0.74回
実効税率
39.3%
現金変換(CFO/営業益)
1.06倍
CFO/純益(平均)
1.23倍
累計営業CF
2,204.2億
FCFマージン
4.5%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
1.12倍
BPS CAGR
8.1%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
1.92倍
純負債/EBITDA
2.08倍
インタレストカバレッジ
16.1倍
債務返済年数
4.2年
配当性向
61.2%
連続増配
3年
希薄化率
17.37%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。
解析 偏差値プロファイル(全社比較)
掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
46
50
50
49
50
51
50
50
48
49
50
50
50
50
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。
解析 のれん・無形/減損リスク
のれん
340.5億
顧客関連資産
—億
無形合計 340.5億(のれん+顧客関連・純資産比 8.9%)。M&Aで積んだ無形が相応にあり、事業の趨勢が崩れると減損リスクが自己資本に効く点に留意。出所: 有報 連結BS
解析 大株主・浮動株(出入口)
浮動株比率
54.9%
発行済−上位10−自己株
支配株主
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
11.0% 保有
自己株式
1.77%
3,146,900株 ・簿価25.8億
| 大株主 | 比率 |
|---|---|
| 1. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 11.0% |
| 2. 日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 7.0% |
| 3. JP MORGAN CHASE BANK 380055(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 6.9% |
| 4. 第一生命保険株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 4.9% |
| 5. 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.4% |
| 6. NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE SILCHESTER INTERNATIONAL INVESTORS INTERNATIONAL VALUE EQUITY TRUST(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 2.0% |
| 7. 関西ペイント交友持株会 | 2.0% |
| 8. NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE U.S. TAX EXEMPTED PENSION FUNDS(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 1.8% |
| 9. STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.8% |
| 10. 株式会社扇商會 | 1.5% |
上位10で 43.3%・発行済 177,976,280株・自己株 3,146,900株・浮動株 97,705,380株・株主 28,125名。所有者別(単元): 外国人 40.6% / 機関 32.3% / 個人 13.6%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況
STRUCTURE 構造的に隣接する企業
同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人
解析 / 統治 統治・資本の使い方
経営陣(取締役会)の持株比率—
政策保有株式(簿価合計)13,690.0百万円(53銘柄)
役員報酬総額 / 役員数542.0百万円 / 18名
平均年間給与(提出会社)879万円(前期比 +4.0%)
従業員数(連結)16,739名
監査報酬 / 非監査報酬91.0百万円 / 0.0百万円
平均勤続年数18.4年
女性管理職比率4.9%
従業員1人当たり売上35.2百万円
従業員1人当たり営業利益3.0百万円
政策保有株式の対純資産比359.1%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。
PROFILE 会社概要
代表者代表取締役社長 毛利 訓士
本社所在地兵庫県尼崎市神崎町33番1号(本店は上記の場所に登記しておりますが、実際の本社業務は下記において行っております。)大阪市北区梅田1丁目13番1号
決算期3月
監査法人有限責任あずさ監査法人
従業員数(連結)16,739名
EDINETコードE00893
解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)
証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
円
概算時価総額
—
株価×発行済
PER(実績)
—
株価÷EPS
PBR(実績)
—
株価÷BPS
実質PER
—
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
—
EBIT÷企業価値
配当利回り
—
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/03期末 基準・177,976,280株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。
解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)
2026-07-14自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの) ↗
2026-06-30臨時報告書 ↗
2026-06-23内部統制報告書-第162期(2025/04/01-2026/03/31) ↗
2026-06-23確認書 ↗
2026-06-23有価証券報告書(2026年3月期) ↗
2025-11-10確認書 ↗
2025-11-10半期報告書-第162期(2025/04/01-2026/03/31) ↗
2025-07-01臨時報告書 ↗
2025-06-26内部統制報告書-第161期(2024/04/01-2025/03/31) ↗
2025-06-26確認書 ↗
2025-06-26有価証券報告書(2025年3月期) ↗
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧
SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)
事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当社グループは、当社、子会社118社及び関連会社22社で構成され、塗料の製造販売及び関連する諸サービス等を主な事業内容としております。国内においては、当社が製造販売するほか、関係会社が製造しており、一部を当社で仕入れて販売しております。当社の製品及び仕入品の販売は、原則として当社指定の特約販売店、販売会社を通じて行っております。また、当社は特約販売店、販売会社の一部から調色品等の仕入を行っております。海外においては、関係会社が製造しており、所在地国中心に販売しております。その他、関係会社の一部においては、塗料関連事業及び当社グループの各種サービスを行っております。当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであります。なお、当社グループは、生産・販売体制を基礎とした地域別セグメントから構成されており、「日本」、「インド」、「欧州」、「アジア」及び「アフリカ」の5つを報告セグメントとしております。 日本塗料事業製造(当社)(子会社) 久保孝ペイント㈱、㈱カンペハピオ、日本化工塗料㈱他 連結子会社6社及び持分法適用子会社1社(関連会社) 持分法適用関連会社1社販売等(子会社) 関西ペイント販売㈱、カンペ商事㈱、㈱KAT、関西ペイントマリン㈱他 連結子会社1社及び持分法適用子会社3社(関連会社) ㈱扇商會 他 持分法適用関連会社3社その他事業(子会社) 連結子会社2社(関連会社) 持分法適用関連会社1社インド塗料事業製造(子会社) Kansai Nerolac Paints Ltd.(インド)他 連結子会社3社欧州塗料事業製造(子会社) Kansai Altan Boya Sanayi Ve Ticaret A.S.(トルコ)他 連結子会社21社(関連会社) Polisan Kansai Boya Sanayi Ve Ticaret A.S.(トルコ)販売等(子会社) 連結子会社18社(関連会社) 持分法適用関連会社1社関連(子会社) Kansai Helios Coatings GmbH(オーストリア)他 連結子会社6社その他事業(子会社) 連結子会社1社アジア塗料事業製造(子会社) PT.Kansai Prakarsa Coatings(インドネシア)Kansai Paint Asia Pacific Sdn.Bhd.(マレーシア)P.T.Kansai Paint Indonesia(インドネシア)Thai Kansai Paint Co.,Ltd.(タイ)Kansai Resin (Thailand) Co.,Ltd.(タイ)台湾関西塗料股份有限公司(台湾)Sime Kansai Paints Sdn.Bhd.(マレーシア)他 連結子会社7社(関連会社) 湖南湘江関西塗料有限公司(中国)中遠関西塗料(上海)有限公司(中国)他 持分法適用関連会社3社販売等(子会社) 連結子会社3社関連(子会社) 関西塗料(中国)投資有限公司(中国)アフリカ塗料事業製造(子会社) 連結子会社12社販売等(子会社) 連結子会社5社(関連会社) 持分法適用関連会社2社関連(子会社) Kansai Plascon Africa (Pty) Ltd.(南アフリカ)Kansai Plascon East Africa (Pty) Ltd.(モーリシャス)他 連結子会社6社その他塗料事業製造(子会社) U.S. Paint Corporation(アメリカ)販売等(関連会社) 持分法適用関連会社4社関連(子会社) 連結子会社1社及び持分法適用子会社1社(関連会社) 持分法適用関連会社3社 事業の系統図は次のとおりであります。
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】1.報告セグメントの概要当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社は、主に塗料の製造・販売を行っており、国内においては主として当社が、海外においては現地法人がそれぞれ担当しております。現地法人はそれぞれ独立した経営単位であり、各地域の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。したがって、当社は、生産・販売体制を基礎とした地域別セグメントから構成されており、「日本」、「インド」、「欧州」、「アジア」及び「アフリカ」の5つを報告セグメントとしております。 2.報告セグメントごとの売上高、利益または損失、資産その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載とおおむね同一であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。 3.報告セグメントごとの売上高、利益または損失、資産その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他(注1)合計調整額(注2)連結財務諸表計上額(注3)日本インド欧州アジアアフリカ計売上高 (1) 外部顧客への売上高163,896142,335156,46968,67047,423578,79410,031588,825-588,825 (2) セグメント間の内部売上高または振替高15,3671131903,15418019,005-19,005△19,005-計179,263142,448156,65971,82447,603597,80010,031607,831△19,005588,825営業利益22,63614,3603,5145,9414,12550,5781,47052,048252,050持分法投資利益または損失(△)1,283△167△4,4933,247224941,7341,829-1,829セグメント利益または損失(△)23,91914,193△9799,1884,35050,6733,20453,877253,879セグメント資産253,880142,878208,041119,03946,278770,11721,176791,294△40,594750,699その他の項目 減価償却費4,6113,5127,7992,7591,28519,96873520,703-20,703のれん償却額--3,387671,2974,7533845,138-5,138受取利息2,2071703095024583,649863,735△1,8341,900支払利息3795753,191189335,09905,099△1,8593,239持分法適用会社への投資額22,89313010,21333,4612,01968,7185,57274,291-74,291有形固定資産及び無形固定資産の増加額12,7554,9766,2221,11177425,83919726,037-26,037 (注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、アメリカ・メキシコ等の現地法人の事業活動を含んでおります。2.セグメント利益または損失(△)、セグメント資産及びその他の項目の調整額は、セグメント間取引消去によるものであります。3.セグメント利益または損失(△)は、連結損益計算書の営業利益に持分法による投資損益を加減した金額と調整を行っております。4.日本以外の各セグメントに属する主な国または地域インド……インド、バングラデシュ、ネパール等欧州……スロベニア、トルコ、オーストリア等アジア……インドネシア、タイ、中国等アフリカ……南アフリカ、ウガンダ、ジンバブエ等 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他(注1)合計調整額(注2)連結財務諸表計上額(注3)日本インド欧州アジアアフリカ計売上高 (1) 外部顧客への売上高159,888138,358162,73868,06451,748580,7988,996589,795-589,795 (2) セグメント間の内部売上高または振替高15,7411252132,95013019,162-19,162△19,162-計175,630138,484162,95271,01451,879599,9618,996608,957△19,162589,795営業利益20,67313,6272,5145,9726,17648,96575849,723249,726持分法投資利益または損失(△)1,295△60△1,5683,1091602,9351,2254,160-4,160セグメント利益21,96813,5669459,0826,33751,9011,98353,884253,887セグメント資産286,076147,846211,160123,00350,764818,85219,619838,472△36,778801,693その他の項目 減価償却費5,5903,7209,1752,7081,34022,53574423,280-23,280のれん償却額--3,607711,2854,9633815,344-5,344受取利息1,9732341874446013,440923,533△1,6041,928支払利息7475242,640137544,68164,688△1,5943,093持分法適用会社への投資額26,476-8,38935,7752,07872,7204,33177,052-77,052有形固定資産及び無形固定資産の増加額22,5204,2858,0272,4451,44138,71918538,904-38,904 (注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、アメリカ・メキシコ等の現地法人の事業活動を含んでおります。2.セグメント利益、セグメント資産及びその他の項目の調整額は、セグメント間取引消去によるものであります。3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益に持分法による投資損益を加減した金額と調整を行っております。4.日本以外の各セグメントに属する主な国または地域インド……インド、バングラデシュ、ネパール等欧州……スロベニア、トルコ、オーストリア等アジア……インドネシア、タイ、中国等アフリカ……南アフリカ、ウガンダ、ジンバブエ等 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報 (単位:百万円) 自動車塗料工業塗料建築塗料自動車(補修用)・船舶・防食塗料その他合計外部顧客への売上高176,894168,133144,63963,18535,973588,825 2.地域ごとの情報 (1) 売上高 (単位:百万円)日本インド欧州アジアアフリカその他合計148,353143,990145,74281,75048,75620,232588,825 (注) 1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しております。2.インドセグメントの売上高には、連結損益計算書の売上高の10%以上を占めるインドでの売上高1,401億22百万円が含まれております。 (2) 有形固定資産 (単位:百万円)日本インド欧州アジアアフリカその他合計43,67441,12867,57321,4937,9921,936183,798 (注) 1.インドセグメントの有形固定資産には、連結貸借対照表の有形固定資産の10%以上を占めるインドの有形固定資産409億57百万円が含まれております。2.欧州セグメントの有形固定資産には、連結貸借対照表の有形固定資産の10%以上を占めるスロベニアの有形固定資産213億68百万円が含まれております。 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報 (単位:百万円) 自動車塗料工業塗料建築塗料自動車(補修用)・船舶・防食塗料その他合計外部顧客への売上高178,421176,151139,36760,32835,525589,795 2.地域ごとの情報 (1) 売上高 (単位:百万円)日本インド欧州アジアアフリカその他合計145,461140,620149,46982,28553,14418,813589,795 (注) 1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しております。2.インドセグメントの売上高には、連結損益計算書の売上高の10%以上を占めるインドでの売上高1,376億86百万円が含まれております。 (2) 有形固定資産 (単位:百万円)日本インド欧州アジアアフリカその他合計55,23741,28674,53721,7129,1331,925203,833 (注) 1.インドセグメントの有形固定資産には、連結貸借対照表の有形固定資産の10%以上を占めるインドの有形固定資産411億28百万円が含まれております。2.欧州セグメントの有形固定資産には、連結貸借対照
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報 (単位:百万円) 自動車塗料工業塗料建築塗料自動車(補修用)・船舶・防食塗料その他合計外部顧客への売上高176,894168,133144,63963,18535,973588,825
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】当社グループの財政状態、経営成績等に影響を及ぼすリスクとして以下の事項があり、これらは投資者の判断に影響を及ぼす可能性があります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経済・市況等に係るもの ① 当社グループの業績・財務状況は、当社グループが製品を販売する国・地域経済状況のほか、当社グループの顧客企業や市場の動向、他社との競合による市場価格の変動等の影響を受けます。これらの影響を最小化すべく、グループ各社業績及び業績指標推移の定期的なモニタリングの実施により、地域・市場分野毎の事業特性分析、収益性評価、低収益資産の整理等を通じ、地域事業の強化を図るとともに、グループ経営の安定化を推進してまいります。 ② 当社グループが生産活動で使用する原材料は、世界的な経済動向による需給バランス、為替変動等の影響を受けます。これらの急激な高騰は生産コスト上昇につながり、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、一部の特殊な原材料については限定的な調達ソースによるものがあります。これらの影響を最小化すべく、ハイリスクな原材料、または使途先が限定される原材料につき、選定し代替原材料を検討するとともに、他の原材料への統合も図ってまいります。 ③ 為替、金利等の相場変動については、一部についてヘッジ取引を行っておりますが、当社グループの業績・財務状況に影響を及ぼします。また、連結財務諸表の作成にあたっては、海外グループ会社の財務諸表等を外貨から円貨に換算しており、外貨建数値に変動がない場合でも、為替相場の変動が円換算後の連結財務諸表に影響を及ぼします。これらの影響を最小化すべく、デリバティブ取引実績や残高などは、経営会議・取締役会へ定期的に報告し、これら内容を含むオフバランス取引についても、モニタリングを実施しております。 ④ 従業員の退職給付債務及び退職給付費用は、割引率等の年金数理計算上の前提条件や年金資産の期待運用収益率等に基づいて算出されておりますが、前提条件が変更された場合、または前提条件と実際の結果との間に著しい乖離が発生した場合には、積立不足の発生等により、当社グループの業績・財務状況に影響を及ぼします。なお、これら要素の一部については、外部機関へ運用支援を委託することにより影響の緩和を図っております。 (2) 法律・規制、社会的・政治的要因等に係るもの ① 当社グループが事業活動を行う国・地域における予期せぬ法律・税制変更など、政治的要因、戦争やテロが当社の事業活動・業績に影響を及ぼす可能性があります。これらの影響を最小化すべく、事業拠点の多様化・最適化を進める中で、カントリーリスクの検証を含む、国際情勢の情報収集に努めてまいります。 ② 当社グループの国内外の事業活動に関連し、訴訟、係争、その他の法的手続きの対象となるリスクがあり、重大な訴訟等が提起された場合には、当社グループの業績・財務状況に影響を及ぼす可能性があります。これらの影響を最小化すべく、専門家のサポート体制を拡充し連携を密にして、訴訟等が発生した場合には、迅速かつ適切に対応する体制をとっております。 ③ 当社グループは、知的財産についての管理規程を定め、充分な調査及び管理を行ってリスクを最小限にするよう努めておりますが、他者との間で、当社グループの保有する特許その他の知的財産、または他者の保有する知的財産に係る訴訟等の紛争が発生した場合、当社グループの業績・財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。これらの影響を最小化すべく、他者の権利を侵害する可能性を市場展開前にチェックしており、研究開発テーマを設定する際にもその可能性を調査しております。 ④ 当社グループは、事業活動を行う上で、様々な法規制の適用を受けております。これらの法令等に対する違反や社会的要請に反した行動等により、処罰・訴訟の発生、社会的制裁またはステークホルダーの信頼失墜に繋がり、業績・財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。当社は、法令等の遵守はもとより企業としての社会的責任を果たすため、「利益と公正」を企業活動の基軸とする行動指針を明確に打ち出しておりますが、それにもかかわらず当社グループ及び関係先等が重大なコンプライアンス違反を発生させた場合、当社グループの信用・業績・財務状況に影響を及ぼす可能性があります。これらの影響を最小化すべく、「コンプライアンス推進委員会」を主体として、組織的に社内教育・啓蒙活動を推進しております。 (3) 製品、品質の要因によるもの当社グループは、品質管理基準に従って製品の製造を行っており、また、製造物責任賠償保険に加入しておりますが、万一、製造物責任賠償保険で填補しえない製品の欠陥による損失が発生した場合には、当社グループの業績・財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。これらの影響を最小化すべく、品質保証体制の整備に努めております。 (4) ウイルス・感染症等の拡大によるもの当社グループは、国内外に事業展開しており、新型コロナウイルス等の感染症が発生・拡大した場合には、当社グループの業績・財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。これらの影響を最小化すべく、対策委員会や専門部会を設置し、タイムリーかつ効果的な対策を検討の上、通達やマニュアル等の発信を行い、従業員の安全確保と事業を継続するための統制、及びグループ各社との連携を図って対処する体制としております。 (5) 環境・気候変動によるもの当社グループは、環境・気候変動・安全・健康問題に対してより総合的な見地から地球環境保全の取組を行っておりますが、気候変動による地球規模での気温上昇の影響を抑えるための社会的課題に対し適切な解決ができない場合、あるいは万一、予期せぬ環境汚染等による第三者への損害及び社会的信用の低下等に伴う損失が発生した場合には、当社グループの業績・財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。これらの影響を最小化すべく、当社は、地球環境に関する会社方針を定め、製品の環境負荷低減、製品安全の確保、お客様への情報提供などをトップ診断の下で活動を行っています。また、気候変動に関しては、TCFDに賛同を表明し、その指針に沿ったシナリオを策定し、サステナビリティ推進委員会にて各事業部門のリスクと機会の特定・評価・対策等の検討を進めていく体制としております。 (6) 自然災害・事故災害によるもの当社グループは、事故発生の未然防止、また災害発生時の被害軽減を図るため、国内外グループでの教育・啓蒙、施設・設備等の対策、点検整備及び事業継続計画に基づく生産拠点の分散化等の対策に取り組んでおりますが、万一、損害保険等で填補しえない自然災害を含む事故・災害が発生した場合には、当社グループの業績・財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。これらの影響を最小化すべく、「災害対策委員会」を設置し、災害発生時の、主にサプライチェーンにおけるBCP文書の策定や訓練実施など、事業継続計画の精緻化推進を行っております。また、損害保険の付保内容については、外部機関による妥当性の評価を受けるなどして適正化を図っております。 (7) その他 ① 当社グループは、事業の展開によっては、技術提携、合弁等の形態で他社と共同活動を行っておりますが、共同活動の当事者間で歩調の不一致等が生じた場合は、当社グループの業績・財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。これらの影響を最小化すべく、事業部門制に基づき、グループ会社の管掌を明確化し、連携強化に努め、また合弁事業については当社から役員を派遣するなど、適切な関係を以って事業活動が推進されるよう努めております。 ② 当社グループは、事業活動におけるITの効率的活用により、ITシステムへの依存度は高まっておりますが、これら機密情報等に対するサイバー攻撃や、機器やソフトウェアの障害に伴う事業中断・損害の発生、個人情報を含む機密情報の漏洩等のリスクがあります。これらのリスクが顕在化した場合、当社グループの事業活動に支障が生じ、当社グループの業績・財務状況に影響を与える可能性があります。これらの影響を最小化すべく、部門横断の「情報セキュリティ委員会」を設置し、事故防止や攻撃防御に関する教育・啓蒙活動、及び監視システムの導入等、対策を推進する体制としております。 ③ 当社グループにおいては、メディアやSNSを媒体とした情報発信やブランディング活動を推進していくことが想定され、当社グループの情報発信等における不適切な表現が、SNS等を通じて拡散された場合、あるいは当社グループの誤った情報が拡散された場合、当社グループのブランド価値や企業の信用を低下させる可能性があります。これらの影響を最小化すべく、ウェブサイトやSNSの運用体制・ガイドラインを整備するとともに、チェック体制を整備しております。 ④ 当社グループが、今後持続的成長を成していくためには、必要となる専門性を有する、あるいはグローバル視点で実行力・構想力を有する人材の計画的確保と育成が必要でありますが、人材の確保や定着が達成されず事業活動に支障が出る場合には、業績・財務状況に影響を及ぼす可能性があります。これらの影響を最小化すべく、人事制度改訂やエンゲージメントを高める活動の推進、多様な人材が活躍するための土壌醸成を進めております。
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況(経営成績の状況)当期における世界経済は、緩やかな回復基調がみられたものの、地政学的リスクの高まりや米国の通商政策の動向、また年度末にかけての中東情勢の緊迫化などにより、先行きについては不透明な状況が続きました。このような状況下、わが国経済は、個人消費や設備投資に持ち直しの動きがみられ、全体として景気は緩やかに回復基調で推移しました。インドにおいては、財政政策及び金融政策の両面で景気が下支えされ、個人消費と設備投資を中心とした内需主導の堅調な成長が続きました。欧州においては、米国との関税政策の影響により輸出が減速し、生産活動が下押しされる状況下において、個人消費を中心に景気は持ち直しの動きがみられました。中国においては、米中間の通商問題や不動産市場の停滞などを背景に景気は足踏み状態となりました。当社グループの当期における売上高は5,897億95百万円(前期比0.2%増)となりました。営業利益は、販売価格改善や原価低減などの施策を推進したものの、固定費の増加などにより、497億26百万円(前期比4.5%減)となりました。経常利益は為替差益や持分法による投資利益の増加などにより、547億13百万円(前期比11.4%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、固定資産売却益や投資有価証券売却益が減少したことに加え、早期割増退職金、減損損失や投資有価証券評価損などの特別損失の計上により、316億41百万円(前期比17.4%減)となりました。 各セグメントの状況は以下のとおりであります。 1) 日本自動車分野では、自動車生産台数は前期並みであったものの、販売価格の改善に取り組んだことにより、売上高は前期を上回りました。工業分野も拡販活動の成果により、売上高は前期を上回りました。一方、建築及び防食分野では、市況低調の影響により売上高は前期を下回りました。船舶分野は、引き続き堅調であるものの、足元の需要が前期を下回る水準で推移したことにより、売上高は前期を下回りました。セグメント利益は、主に工業分野で前期を上回った一方、建築及び船舶分野で前期を下回ったことから、全体では前期を下回りました。これらの結果、売上高は1,598億88百万円(前期比2.4%減)、セグメント利益は219億68百万円(前期比8.2%減)となりました。 2) インド建築分野では、市場全体の需要低迷や低価格品へのシフトにより売上高は前期を下回りました。自動車分野では、GST(Goods and Services Tax)減税の影響もあり、自動車生産台数が増加し売上高は前期を上回りましたが、円高による為替換算の影響により、インド全体の売上高は前期を下回りました。セグメント利益は、減収に加えて人件費等の増加も影響し、前期を下回りました。これらの結果、当セグメントの売上高は1,383億58百万円(前期比2.8%減)、セグメント利益は135億66百万円(前期比4.4%減)となりました。 3) 欧州トルコでは、主要顧客の自動車生産台数が前期を上回ったことから、売上高は前期を上回りました。その他欧州各国においては、前期に行ったボルトオン型M&Aの寄与もあり、売上高は前期を上回りました。セグメント利益は、人件費等が増加したものの、持分法による投資損失が改善したことにより、前期を上回りました。これらの結果、当セグメントの売上高は1,627億38百万円(前期比4.0%増)、セグメント利益は9億45百万円となりました。 4) アジア中国においては、自動車生産台数は前期を上回り、売上高は前期を上回りました。一方で、タイ、マレーシア及びインドネシアでは、自動車生産台数減少の影響を受け、アジア全体の売上高は前期を下回りました。セグメント利益は、トータルコスト削減に努め、収益性が改善したものの、持分法による投資利益が減少したことにより、前期を下回りました。これらの結果、当セグメントの売上高は680億64百万円(前期比0.9%減)、セグメント利益は90億82百万円(前期比1.2%減)となりました。 5) アフリカ南アフリカ及び近隣諸国は、政情不安が続く中にあっても、建築分野において新規顧客の獲得の寄与もあり、売上高は前期を上回りました。東アフリカ地域では、主力の建築分野に加え、工業分野においても売上高は堅調に推移しました。セグメント利益は、建築分野の事業拡大や構造改革の進展により、前期を上回りました。これらの結果、当セグメントの売上高は517億48百万円(前期比9.1%増)、セグメント利益は63億37百万円(前期比45.7%増)となりました。 6) その他北米では、自動車生産台数が前期を下回り、売上高は前期を下回りました。セグメント利益については、減収の影響に加え、持分法による投資利益も減少したことなどにより、前期を下回りました。これらの結果、当セグメントの売上高は89億96百万円(前期比10.3%減)、セグメント利益は19億83百万円(前期比38.1%減)となりました。 (財政状態の状況)1) 流動資産当連結会計年度末における流動資産合計は、3,762億41百万円(前期末比207億11百万円増)となりました。流動資産の増加は、主に受取手形、売掛金及び契約資産、有価証券や原材料及び貯蔵品などが増加したことによるものであります。 2) 固定資産当連結会計年度末における固定資産合計は、4,254億51百万円(前期末比302億82百万円増)となりました。固定資産の増加は、主に有形固定資産、退職給付に係る資産、出資金や無形固定資産などが増加したことによるものであります。 3) 流動負債当連結会計年度末における流動負債合計は、1,957億48百万円(前期末比186億98百万円増)となりました。流動負債の増加は、短期社債などが減少したものの、主にその他流動負債、短期借入金や未払法人税等が増加したことによるものであります。 4) 固定負債当連結会計年度末における固定負債合計は、2,247億41百万円(前期末比11億1百万円増)となりました。固定負債の増加は、長期借入金などが減少したものの、主に繰延税金負債や退職給付に係る負債などが増加したことによるものであります。 5) 純資産当連結会計年度末における純資産合計は、3,812億3百万円(前期末比311億93百万円増)となりました。純資産の増加は、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したことや為替換算調整勘定やその他有価証券評価差額金などが増加したことによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前期末に比べ40億83百万円増加し672億30百万円となりました。 1) 営業活動によるキャッシュ・フロー当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、前期比176億49百万円収入が増加し、526億16百万円の収入となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益570億16百万円、減価償却費232億80百万円、利息及び受取配当金の受取額71億46百万円などの収入、法人税等の支払額192億95百万円などの支出によるものであります。 2) 投資活動によるキャッシュ・フロー当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、前期比121億74百万円支出が減少し、270億26百万円の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出額260億65百万円、有価証券の純増減額69億60百万円などの支出、有形固定資産の売却による収入額67億92百万円などの収入によるものであります。 3) 財務活動によるキャッシュ・フロー当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、前期比141億75百万円支出が増加し、221億82百万円の支出となりました。これは主に、配当金の支払額147億58百万円、非支配株主への配当金の支払額41億82百万円などの支出によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績1) 生産実績当連結会計年度におけるセグメントごとの生産実績は次のとおりであります。セグメントの名称生産高(百万円)前期比(%)日本97,482△2.9インド88,214△4.8欧州116,1726.8アジア53,035△0.8アフリカ31,4240.3報告セグメント計386,330△0.1その他5,341△18.9合計391,672△0.4 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しておりません。2.金額は、製造原価によっております。 2) 受注実績当社グループは、主として見込生産によっておりますので、特に記載すべき事項はありません。 3) 販売実績当連結会計年度におけるセグメントごとの販売実績は次のとおりであります。セグメントの名称販売高(百万円)前期比(%)日本159,888△2.4インド138,358△2.8欧州162,7384.0アジア68,064△0.9アフリカ51,7489.1報告セグメント計580,7980.3その他8,996△10.3合計589,7950.2 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針当社グループは、2025年度から開始した第18次中期経営計画の2年目を迎え、「塗料で人を幸せにする」ことをミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の中核に据え、事業活動を推進しております。本ビジョンのもと、塗料および関連ソリューションを通じて、当社グループに関わるすべての人々の豊かさを高め、社会課題の解決に貢献することを目指しております。この実現に向け、当社グループは、「ONE KANSAI」の考え方を軸に、グローバル一体経営の深化に取り組んでいます。地域特性を重視する事業では地域軸で、グローバルに展開する事業では事業軸で体制を強化し、それぞれの強みを掛け合わせることで、成長機会の最大化と経営効率の向上を図っております。さらに、こうした考え方を具体的な行動へつなげる、グループ共通の行動指針「KP way」を定めています。全世界の社員が共通の判断基準を持つことで、地域や文化を越えた一体経営を実現し、相乗効果を通じた持続的な成長と企業価値の向上、ならびに社会への価値提供に取り組んでまいります。 当社グループのMVV(Mission、Vision、Value)詳細は、当社ウェブサイトをご参照ください。https://www.kansai.co.jp/company/philosophy/ (2) 中長期的な経営戦略、経営環境及び対処すべき課題当社グループは、第18次中期経営計画のもと、真のグローバル企業へと進化するための各種施策を実行しております。計画2年目となる本年度は、これらの取り組みを一層深化させ、さらなる充実を図る年度と位置付けております。本計画では、事業・人材・エンゲージメントの強化を中核テーマに掲げ、変化する経営環境に柔軟かつ的確に対応しながら、持続的な成長の実現を目指しています。また、2030年に向けた長期目標(KPI2030)を見据え、ありたい姿の実現可能性を高めていきます。第18次中期経営計画の重点方針は、「構造改革による収益性と効率性の強化」「事業を伸ばす製品開発とDXの推進」「人材育成と最適配置の両立」「最適資本構成に基づく積極的な投資と還元」の4点です。これらの方針のもと、地域や事業の特性に応じた具体的な戦略を実行し、経営基盤の強化と成長機会の創出に取り組んでいます。また、株主をはじめとするステークホルダーとの継続的な対話を通じて、信頼関係を深めてまいります。以上の方針の実行により「持続可能な社会への貢献」と「圧倒的な企業価値の向上」の両立を目指します。 中期経営計画・サステナビリティ・リスクマネジメントに関する取り組みの詳細は、当社ウェブサイトをご参照ください。・中期経営計画https://www.kansai.co.jp/ir/business-policy/plan/・サステナビリティhttps://www.kansai.co.jp/sustainability/・リスクマネジメントhttps://www.kansai.co.jp/sustainability/governance/risk-management/
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】関連当事者との取引1.連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)該当事項はありません。 2.連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)重要性の判断基準に照らし、取引額が開示基準に満たないため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)重要性の判断基準に照らし、取引額が開示基準に満たないため、記載を省略しております。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)(重要な訴訟) (1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 法人税、住民税及び事業税 19億67百万円 (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報当社の連結子会社であるKansai Plascon East Africa (Pty) Ltd.の子会社であるKansai Plascon Tanzania Ltd.はタンザニア歳入庁による税務調査において、納税額不足の指摘を受け、現在係争中です。本件に関連して、弁護士等の見解を踏まえて、当社が現在入手可能な情報に基づき、合理的な金額を見積りしておりますが、今後の状況変化などにより見直しが必要となった場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】技術援助契約契約会社名相手先国別契約の内容契約期間対価提出会社Kansai NerolacPaints Ltd.インド各種塗料の製造技術及び製造販売権並びに商標の使用許諾2026年4月1日から2027年3月31日まで売上高に対して一定率Thai Kansai PaintCo.,Ltd.タイ各種塗料の製造技術及び商標の使用許諾1995年7月1日から会社存続期間中売上高に対して一定率PPG KansaiAutomotive FinishesTechnologies,LP米国自動車用塗料の製造技術及び製造販売権2005年1月4日から相手先との合意により解約するまで売上高に対して一定率湖南湘江関西塗料有限公司中国自動車用塗料の製造技術及び製造販売権2013年6月1日から会社存続期間中売上高に対して一定率
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は、強固なビジネスモデルによる持続的・安定的成長力と高い資金創出能力を根拠に「M&Aを除くフリーキャッシュフロー100%還元及び累進配当」を株主還元方針としております。当事業年度の配当につきましては、1株当たり110円(うち中間配当55円)を実施する予定です。当社の配当方針に関しましては、第2四半期末日、期末日を基準とした年2回の配当を予定して継続し、変更しない方針であります。配当の決定機関は、期末配当は株主総会、中間配当は取締役会であります。なお、当社は中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。 決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年11月7日取締役会決議9,78855.002026年6月26日定時株主総会決議(予定)9,78855.00 (注) 1.2025年11月7日取締役会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式に対する配当金20百万円を含めております。2.2026年6月26日定時株主総会決議(予定)による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式に対する配当金20百万円を含めております。
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100YHKQ)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E00893)・公共データ利用規約 PDL1.0。
FACTS よくある質問(基本情報)
関西ペイント株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
4613です。
4613(関西ペイント株式会社)のEDINETコードは?
E00893です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
4613(関西ペイント株式会社)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 毛利 訓士です(有価証券報告書の表紙記載)。
4613(関西ペイント株式会社)の本社所在地は?
兵庫県尼崎市神崎町33番1号(本店は上記の場所に登記しておりますが、実際の本社業務は下記において行っております。)大阪市北区梅田1丁目13番1号です。
4613(関西ペイント株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
有限責任あずさ監査法人です。
4613(関西ペイント株式会社)の筆頭株主は?
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)で、保有比率は約11.0%です(2026-03-31基準)。
4613(関西ペイント株式会社)の発行済株式数は?
有報(2026-03-31基準)で177,976,280株です(発行済株式総数)。うち自己株が3,146,900株、市場で流通する浮動株は97,705,380株です。
4613(関西ペイント株式会社)の株主数は?
2026-03-31基準で28,125名です。上位10名で43.3%を保有し、浮動株比率は54.9%です。
4613(関西ペイント株式会社)の決算期は?
3月期です。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)
株価・割安度
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
収益性・効率
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
成長・複利
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
財務の健全性
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
株主還元・希薄化
統治(ガバナンス)
市場・流動性
理論株価の手法
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
SOURCE / 出典
基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E00893)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。