4568東証プライム医薬品
第一三共株式会社
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ROIC778位
14.9%
投下資本利益率
ROE(実績)736位
15.8%
有報 報告値
営業利益率944位
10.8%
営業益 2,290.9億
自己資本比率2784位
41.5%
EPS(実績)
140.4
26/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型

解析準備中。

✓ 実質キャッシュ超過1493.3億(価格未投入)✓ 直近6期連続増収✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.51x)

実質キャッシュ超過1493.3億(価格未投入)。時価総額比は株価入力後に確定(DEC-008 価格入力型)

直近6期連続増収。売上 9625.2→21230.5億

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.51x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

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JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/03期・単年)

損益(PL)
売上高
2兆1,230
前年比 +12.6%
営業利益
2,290.9
前年比 -31.0%
経常利益
純利益
2,598.7
前年比 -12.1%
財政状態(BS)
総資産
4兆54
前年比 +15.9%
純資産
1兆6,642
前年比 +2.5%
現金
4,498.1
前年比 -29.7%
有利子負債
3,004.8
前年比 +196.5%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
776.5
前年比 +44.2%
投資CF
-1,482.4
赤字転換
財務CF
-978.8
フリーCF
-507.1
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
売上高(百万)1,044,8921,278,4781,601,6881,886,2562,123,045
営業利益(百万)73,025120,580211,588331,925229,089
経常利益(百万)202,008
純利益(百万)66,972109,188200,731295,756259,874
EPS(円)34.957.0104.7156.0140.4
1株配当(円)27.030.050.060.078.0
営業利益率(%)7.09.413.217.610.8
ROE(%)5.17.812.817.915.8
自己資本比率(%)60.857.648.847.041.5

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
総資産(百万)2,221,4022,508,8893,461,1353,456,1194,005,390
純資産(百万)1,350,8721,445,8541,688,1731,623,4161,664,179
流動資産(百万)1,345,2711,495,0512,174,0241,909,4332,142,509
流動負債(百万)395,268530,263723,399754,032885,023
現金(百万)662,477441,921647,180639,838449,807
有利子負債(百万)163,461143,088101,713101,332300,481
ネットキャッシュ(百万)499,016298,833545,467538,506149,326
BPS(円)704.8754.1880.4869.7914.6
自己資本比率(%)60.857.648.847.041.5
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0323/0324/0325/0326/03
営業CF(百万)139,226114,514599,25853,84277,655
投資CF(百万)212,339-257,782-282,636334,170-148,241
財務CF(百万)-86,231-89,594-123,564-377,769-97,875
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2026-03期・細目まで)

貸借対照表 61項目
項目当期前期
財政状態計算書
資産
流動資産
現金及び現金同等物449,807639,838
営業債権及びその他の債権741,145619,101
棚卸資産692,378514,910
その他の金融資産104,73680,890
その他の流動資産32,27947,443
売却目的で保有する資産を除く流動資産2,020,3461,902,183
売却目的で保有する資産122,1627,250
流動資産2,142,5091,909,433
非流動資産
有形固定資産596,563498,517
のれん97,353108,429
無形資産241,064235,839
持分法で会計処理されている投資4,9185,600
繰延税金資産465,299305,019
その他の金融資産194,435139,175
その他の非流動資産70,33886,675
非流動資産1,862,8801,546,685
資産4,005,3903,456,119
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務596,856579,957
契約負債74,40567,956
社債及び借入金404399
未払法人所得税88,30360,369
引当金49,8115,804
その他の金融負債13,63014,720
その他の流動負債30,06024,825
売却目的で保有する資産に直接関連する負債を除く負債853,471754,032
売却目的で保有する資産に直接関連する負債31,552
流動負債885,023754,032
非流動負債
契約負債806,809751,038
社債及び借入金300,077100,933
退職給付に係る負債1,4521,559
引当金164,57213,030
繰延税金負債3,23011,066
その他の金融負債39,21943,675
その他の非流動負債140,825157,365
非流動負債1,456,1861,078,670
負債2,341,2101,832,703
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金50,00050,000
利益剰余金1,550,5531,457,044
自己株式-247,993-147,321
その他の資本の構成要素311,619263,693
親会社の所有者に帰属する持分1,664,1791,623,416
資本1,664,1791,623,416
負債及び資本4,005,3903,456,119
財政状態計算書
資産
現金及び現金同等物449,807639,838
売却目的で保有する資産122,1627,250
持分法で会計処理されている投資4,9185,600
有形固定資産596,563498,517
のれん97,353108,429
無形資産241,064235,839
繰延税金資産465,299305,019
資産4,005,3903,456,119
負債及び資本
負債
売却目的で保有する資産に直接関連する負債31,552
繰延税金負債3,23011,066
負債2,341,2101,832,703
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金50,00050,000
利益剰余金1,550,5531,457,044
自己株式-247,993-147,321
その他の資本の構成要素311,619263,693
親会社の所有者に帰属する持分1,664,1791,623,416
資本1,664,1791,623,416
負債及び資本4,005,3903,456,119
損益計算書 27項目
項目当期前期
損益計算書
継続事業
売上収益2,123,0451,886,256
売上原価669,045415,797
売上総利益1,454,0001,470,458
販売費及び一般管理費780,683731,200
研究開発費466,005435,965
その他の収益22,10028,739
その他の費用323107
営業利益(△損失)229,089331,925
金融収益40,81534,103
金融費用7,98611,854
持分法による投資損益(△は損失)1,5131,457
税引前利益(△損失)263,432355,631
法人所得税費用3,55859,874
当期利益(△損失)259,874295,756
当期利益(△損失)の帰属
親会社の所有者259,874295,756
当期利益(△損失)259,874295,756
1株当たり当期利益(△損失)
基本的1株当たり当期利益(△損失)
基本的1株当たり当期利益(△損失) 140156
希薄化後1株当たり当期利益(△損失)
希薄化後1株当たり当期利益(△損失) 140156
包括利益計算書
当期利益(△損失)259,874295,756
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
確定給付制度の再測定-4,9813,702
その他の包括利益を通じて公正価値で測定するものとして指定した資本性金融商品の公正価値の純変動額4,7535,252
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の外貨換算差額50,185-15,790
キャッシュ・フロー・ヘッジの有効部分77886
その他の包括利益50,034-5,948
当期包括利益309,908289,808
当期包括利益の帰属
親会社の所有者309,908289,808
当期包括利益309,908289,808
キャッシュ・フロー計算書 40項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
当期利益(△損失)259,874295,756
税引前利益(△損失)263,432355,631
調整
減価償却費及び償却費77,46068,649
減損損失(又は戻入れ)5,9673,094
金融収益-40,815-34,103
金融費用7,98611,854
持分法による投資損益(△は益)-1,513-1,457
固定資産除売却損益(△は益)3,927-1,276
運転資本の増減
営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)-104,620-167,750
棚卸資産の増減額(△は増加)-172,748-78,367
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)-10,50140,106
契約負債の増減額(△は減少)61,90781,420
引当金の増減額(△は減少)195,662-11,361
その他-72,628-75,122
小計188,038140,829
利息及び配当金の受取額20,30723,226
利息の支払額-2,238-1,929
法人所得税の支払額又は還付額(△は支払)-128,451-108,283
営業活動によるキャッシュ・フロー77,65553,842
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出-128,365-116,259
有形固定資産の売却による収入17499
無形資産の取得による支出-20,637-71,613
貸付けによる支出-1
貸付金の回収による収入1718
投資の取得による支出-101,896-207,248
投資の売却及び償還による収入130,219382,281
定期預金の払戻による収入98,121356,727
定期預金の預入による支出-131,739-15,984
その他-2,328499
投資活動によるキャッシュ・フロー-148,241334,170
財務活動によるキャッシュ・フロー
リース負債の返済による支出-18,068-16,984
自己株式の取得による支出-150,458-246,066
自己株式の売却による収入0
配当金の支払額-128,430-114,317
その他-5150
財務活動によるキャッシュ・フロー-97,875-377,769
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)-168,46110,242
現金及び現金同等物の為替変動による影響17,605-17,584
現金及び現金同等物449,807639,838
現金及び現金同等物488,983639,838
この会社だけの項目 27件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(注記の本文 2件は含みません)
項目当期前期
預金11,43414,763
社債2,589907
債券6,3449,851
売却目的で保有する資産への振替額-39,176
営業権、商標権等-271,493-236,358
営業権、商標権等389,366368,442
営業権、商標権等117,872132,083
デリバティブ0
期中において認識を中止した金融資産からの受取配当金223237
期末時点において保有している金融資産からの受取配当金2,3911,309
長期前渡金の増減額(△は増加)-25,477-50,488
貸付金10
長期前渡金192,906167,428
損失補償金及び損失補償引当金繰入額(注)185,942
その他1,9084,135
その他6,2885,202
その他-5-3
その他23057
社債の償還及び借入金の返済による支出-100,401-402
その他従業員給付費用10,9449,068
社債の発行及び借入れによる収入300,000
子会社及び関連会社の売却による収入8,3505,250
環境対策引当金繰入額(注)16,000
研究開発-307-307
研究開発85,16382,477
研究開発84,85582,169
非金融資産等への振替-77-654
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 詳細ツリー)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億10,000億20,000億30,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 売上高 1兆449億 ・ 純利益 670億23/03 ・ 売上高 1兆2,785億 ・ 純利益 1,092億24/03 ・ 売上高 1兆6,017億 ・ 純利益 2,007億25/03 ・ 売上高 1兆8,863億 ・ 純利益 2,958億26/03 ・ 売上高 2兆1,230億 ・ 純利益 2,599億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%20%40%60%80% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 粗利率 66.2% ・ 営業利益率 7.0% ・ 純利益率 6.4%23/03 ・ 粗利率 71.6% ・ 営業利益率 9.4% ・ 純利益率 8.5%24/03 ・ 粗利率 74.1% ・ 営業利益率 13.2% ・ 純利益率 12.5%25/03 ・ 粗利率 78.0% ・ 営業利益率 17.6% ・ 純利益率 15.7%26/03 ・ 粗利率 68.5% ・ 営業利益率 10.8% ・ 純利益率 12.2%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%10%20%30% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ROE 5.1% ・ ROA 3.0% ・ ROIC 7.8%23/03 ・ ROE 7.8% ・ ROA 4.4% ・ ROIC 9.0%24/03 ・ ROE 12.8% ・ ROA 5.8% ・ ROIC 15.7%25/03 ・ ROE 17.9% ・ ROA 8.6% ・ ROIC 25.4%26/03 ・ ROE 15.8% ・ ROA 6.5% ・ ROIC 14.9%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-5,000億0億5,000億10,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF 1,392億 ・ 投資CF 2,123億 ・ 財務CF -862億23/03 ・ 営業CF 1,145億 ・ 投資CF -2,578億 ・ 財務CF -896億24/03 ・ 営業CF 5,993億 ・ 投資CF -2,826億 ・ 財務CF -1,236億25/03 ・ 営業CF 538億 ・ 投資CF 3,342億 ・ 財務CF -3,778億26/03 ・ 営業CF 777億 ・ 投資CF -1,482億 ・ 財務CF -979億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
-2,000億0億2,000億4,000億6,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ フリーCF 765億23/03 ・ フリーCF 538億24/03 ・ フリーCF 5,109億25/03 ・ フリーCF -624億26/03 ・ フリーCF -507億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億500億1,000億1,500億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 設備投資 627億 ・ 減価償却 582億23/03 ・ 設備投資 607億 ・ 減価償却 678億24/03 ・ 設備投資 883億 ・ 減価償却 596億25/03 ・ 設備投資 1,163億 ・ 減価償却 686億26/03 ・ 設備投資 1,284億 ・ 減価償却 775億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
0倍1倍2倍3倍 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF/純利益 2.08倍23/03 ・ 営業CF/純利益 1.05倍24/03 ・ 営業CF/純利益 2.99倍25/03 ・ 営業CF/純利益 0.18倍26/03 ・ 営業CF/純利益 0.30倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円50円100円150円200円 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ EPS ¥3523/03 ・ EPS ¥5724/03 ・ EPS ¥10525/03 ・ EPS ¥15626/03 ・ EPS ¥140
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円20円40円60円80円0%20%40%60%80% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 1株配当 ¥27 ・ 配当性向 77.3%23/03 ・ 1株配当 ¥30 ・ 配当性向 52.7%24/03 ・ 1株配当 ¥50 ・ 配当性向 47.8%25/03 ・ 1株配当 ¥60 ・ 配当性向 38.5%26/03 ・ 1株配当 ¥78 ・ 配当性向 55.5%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億20,000億40,000億60,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 総資産 2兆2,214億 ・ 純資産 1兆3,509億23/03 ・ 総資産 2兆5,089億 ・ 純資産 1兆4,459億24/03 ・ 総資産 3兆4,611億 ・ 純資産 1兆6,882億25/03 ・ 総資産 3兆4,561億 ・ 純資産 1兆6,234億26/03 ・ 総資産 4兆54億 ・ 純資産 1兆6,642億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円500円1,000円0%20%40%60%80% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ BPS ¥705 ・ 自己資本比率 60.8%23/03 ・ BPS ¥754 ・ 自己資本比率 57.6%24/03 ・ BPS ¥880 ・ 自己資本比率 48.8%25/03 ・ BPS ¥870 ・ 自己資本比率 47.0%26/03 ・ BPS ¥915 ・ 自己資本比率 41.5%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億10,000億20,000億30,000億0%100%200%300%400% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 流動資産 1兆3,453億 ・ 流動負債 3,953億 ・ 流動比率 340.3%23/03 ・ 流動資産 1兆4,951億 ・ 流動負債 5,303億 ・ 流動比率 281.9%24/03 ・ 流動資産 2兆1,740億 ・ 流動負債 7,234億 ・ 流動比率 300.5%25/03 ・ 流動資産 1兆9,094億 ・ 流動負債 7,540億 ・ 流動比率 253.2%26/03 ・ 流動資産 2兆1,425億 ・ 流動負債 8,850億 ・ 流動比率 242.1%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億2,000億4,000億6,000億8,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 現金 6,625億 ・ 有利子負債 1,635億23/03 ・ 現金 4,419億 ・ 有利子負債 1,431億24/03 ・ 現金 6,472億 ・ 有利子負債 1,017億25/03 ・ 現金 6,398億 ・ 有利子負債 1,013億26/03 ・ 現金 4,498億 ・ 有利子負債 3,005億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
0億2,000億4,000億6,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ネットキャッシュ 4,990億23/03 ・ ネットキャッシュ 2,988億24/03 ・ ネットキャッシュ 5,455億25/03 ・ ネットキャッシュ 5,385億26/03 ・ ネットキャッシュ 1,493億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
のれん・無形資産(億円)
0億500億1,000億1,500億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ のれん 836億 ・ 顧客関連資産 —23/03 ・ のれん 983億 ・ 顧客関連資産 —24/03 ・ のれん 1,085億 ・ 顧客関連資産 —25/03 ・ のれん 1,084億 ・ 顧客関連資産 —26/03 ・ のれん 974億 ・ 顧客関連資産 —
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
純利益率(%)6.48.512.515.712.2
ROE(%)5.17.812.817.915.8
ROA(%)3.04.35.88.66.5
総資産回転(回)0.470.510.460.550.53
営業CF率(%)13.39.037.42.93.7
営業CF/純益(倍)2.081.052.990.180.30
配当性向(%)77.352.747.838.555.5
売上 前年比(%)8.622.425.317.812.6
純資産 前年比(%)6.27.016.8-3.82.5
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

22/03
¥27.0
23/03
¥30.0
24/03
¥50.0
25/03
¥60.0
26/03
¥78.0
配当性向 55.5%・連続増配 4年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
-507.1
ROIC778位
14.9%
粗利率
68.5%
アクルーアル比率
4.9%
売上CAGR(4年)
19.4%
EPS CAGR
41.6%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値 運転資本の回転(現金が拘束される日数)

売上債権回転日数
127.4
棚卸回転日数
377.7
仕入債務回転日数
325.6
CCC(現金循環)
179.5
CCC(現金循環日数)=売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金を払ってから売上を回収するまで、現金が事業に拘束される日数。短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。業種で水準が大きく違い(製造・小売で長め、サービス・プラットフォームで短い/マイナス)、在庫を持たない業態や算定できない指標は「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
12.2%
ROA
6.5%
総資産回転
0.53
実効税率
1.4%
現金変換(CFO/営業益)
0.34
CFO/純益(平均)
1.51
累計営業CF
2兆1,937
FCFマージン
-2.4%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
1.66
BPS CAGR
6.7%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
2.42
純負債/EBITDA
-0.49
インタレストカバレッジ
259.1
債務返済年数
3.9
配当性向
55.5%
連続増配
4
希薄化率
0.05%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
総合偏差値
55.4 母集団3920社中 938位
総合 →
業種内 総合偏差値(医薬品)
53.4 同業78社中 15位
全体938位・同業15位(母集団が異なるため両立します)
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化売上成長EPS成長 50
ROIC
51
営業利益率
52
純利益率
53
粗利率
66
ROE
53
ROA
53
FCFマージン
50
自己資本比率
44
流動比率
49
純負債/EBITDA
50
アクルーアル比率
42
現金変換(営業CF/純益)
46
売上CAGR
60
EPS CAGR
64
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
973.5億
顧客関連資産
—億
無形合計 973.5億(のれん+顧客関連・純資産比 5.8%)。M&Aで積んだ無形が相応にあり、事業の趨勢が崩れると減損リスクが自己資本に効く点に留意。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
58.3%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
17.0% 保有
自己株式
3.19%
60,523,300株 ・簿価2,479.9億
大株主比率
1. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)17.0%
2. 株式会社日本カストディ銀行(信託口)7.0%
3. 日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)3.9%
4. STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)3.3%
5. THE CHASE MANHATTAN BANK,N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.9%
6. STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.8%
7. JPモルガン証券株式会社1.8%
8. JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.5%
9. GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.3%
10. 株式会社静岡銀行(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)1.2%
上位10で 41.7%・発行済 1,894,350,529株・自己株 60,523,300株・浮動株 1,068,849,229株・株主 172,347名。所有者別(単元): 外国人 45.1% / 機関 37.5% / 個人 15.4%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率0.02%(取締役 11名計)
政策保有株式(簿価合計)39,001.0百万円(38銘柄)
役員報酬総額 / 役員数1,088.0百万円 / 20名
平均年間給与(提出会社)1,098万円(前期比 -1.5%)
従業員数(連結)20,171名
監査報酬 / 非監査報酬332.0百万円 / 7.0百万円
平均勤続年数19.9年
女性管理職比率15.3%
従業員1人当たり売上105.3百万円
従業員1人当たり営業利益11.4百万円
政策保有株式の対純資産比2.3%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長 奥澤 宏幸
本社所在地東京都中央区日本橋本町三丁目5番1号
市場 / 業種東証プライム / 医薬品
決算期3月
従業員数(連結)20,171名
EDINETコードE00984

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/03期末 基準・1,894,350,000株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-09-17変更報告書(特例対象株券等) ↗ / ブラックロック・ジャパン株式会社
2026-08-28確認書 ↗
2026-07-03確認書 ↗
2026-06-19確認書 ↗
2026-02-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー
2026-01-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー
2025-12-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 日本生命保険相互会社
2025-11-07確認書 ↗
2025-10-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー
2025-09-19変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2025-09-05変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社みずほ銀行
2025-08-07大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社みずほ銀行
2025-06-20確認書 ↗
2025-05-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社みずほ銀行
2025-05-09変更報告書(特例対象株券等) ↗ / キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー
2025-02-21変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社みずほ銀行
2024-12-20変更報告書(特例対象株券等) ↗ / キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー
2024-11-07確認書 ↗
2024-10-18変更報告書(特例対象株券等) ↗ / ブラックロック・ジャパン株式会社
2024-06-17確認書 ↗
2024-03-25変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社みずほ銀行
2024-02-06確認書 ↗
2023-11-07確認書 ↗
2023-06-19確認書 ↗
2023-01-30変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
2022-12-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社みずほ銀行
2022-10-31大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
2022-09-05変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
2022-06-27確認書 ↗
2022-06-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー
2022-06-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / ブラックロック・ジャパン株式会社
2022-03-23変更報告書(特例対象株券等) ↗ / キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー
2022-02-14変更報告書 ↗ / キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】 当社グループは、当社と子会社43社、関連会社1社の計45社で構成され、医薬品等の製造販売を主な事業内容としております。 当社グループの営んでいる主な事業内容と当社グループを構成している各関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 なお、当社グループは、報告セグメントが単一であるため、セグメント情報の記載を省略しております。 国内(7社):当社は医薬品の研究開発・製造・販売を行っております。連結子会社の第一三共ヘルスケア株式会社は一般用医薬品等の研究開発・販売を、第一三共バイオテック株式会社はワクチンの研究開発・製造をそれぞれ行っております。連結子会社の第一三共ビジネスアソシエ株式会社は当社及び国内グループ各社に人事や経理等の事務サービスを提供しているほか不動産賃貸及び保険代理業務等多岐にわたる業務を行っております。海外(38社):米国において、持株会社である連結子会社の第一三共U.S.ホールディングスInc.のもと、連結子会社の第一三共Inc.は医薬品の研究開発・販売を行っております。当社は第一三共Inc.に製品の供給、研究開発業務の委託をしております。第一三共Inc.の子会社であるアメリカン・リージェントInc.は医薬品の研究開発・製造・販売を行っております。欧州において、連結子会社の第一三共ヨーロッパGmbH及びそのグループ会社18社は、欧州各国で医薬品の研究開発・製造・販売を行っております。当社は第一三共ヨーロッパGmbHに原料の供給、製造の委託、研究開発業務の委託をしております。その他の地域において、連結子会社の第一三共(中国)投資有限公司、第一三共製薬(上海)有限公司及び第一三共ブラジルLtda.等は医薬品の研究開発・製造・販売を行っており、当社はそれぞれの会社に中間体及び製品を供給しております。 当社グループの状況について事業系統図を示すと次のとおりであります。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】 当社グループでは、組織の目的・目標の達成を阻害する可能性を有し、かつ事前に想定し得る要因をリスクとして特定し、企業活動に潜在するリスクへの適切な対応(保有、低減、回避、移転)を行うとともに、リスクが顕在化した際の人・社会・企業への影響を最小限に留めるべく、リスクマネジメントを推進しております。具体的には、潜在するリスクへの適切な対応を定めるリスクマネジメント体制を構築するとともに、事業に影響を与えかねない災害等が万が一起こった場合においても事業の継続を可能とするためのBCPや、想定以上のリスクが顕在化した際の損失を最小とするクライシスマネジメント体制を整えております。 (1) リスクマネジメント当社グループのリスクマネジメント体制においては、ヘッド オブ グローバル コンプライアンス・リスクマネジメントが当社グループ全体のリスクマネジメントを統括し、定期的な経営報告など年次サイクルでのリスクマネジメント体制を運営しております。リスクオーナーは、各ユニット長及び機能長が担い、自組織の目的・目標の達成に向け、リスクの特定・評価から対応策の策定・実行まで、自律的かつ主体的にリスクマネジメントを推進する役割を担います。また、組織内における関連情報の提供や教育・啓発活動を通じたリスク意識の向上についても、その役割の一つとして位置づけられております。さらに、ユニット長及び機能長のリスクマネジメント活動の実務を補佐する役割として、ユニット及び機能内でリスクコーディネーターを選任します。リスクコーディネーターは、自組織のリスクマネジメント活動を推進し、グローバル コンプライアンス・リスクマネジメント(事務局)や他のユニット及び機能のリスクコーディネーターと連携してリスクマネジメントを実施します。リスクマネジメント事務局では、各ユニットから抽出されたリスクについて、影響度と発生可能性の観点からリスクアセスメントを確認・調整し、企業経営に重大な影響が想定されると評価したリスク項目を、毎年、経営会議及び取締役会において重大リスクとして特定いたします。なお、リスクに関する経営会議の広範な意思決定を補完するため、当社グループのリスクについて集中的な議論を行う会議体として「リスクマネジメントコミッティ(以下「RMC」)」を設立しております(下図「当社グループにおけるリスクレベル分類の概念図」「リスクマネジメント体制図」参照)。経営会議等にて選定された重大リスクにはリスクオーナーが任命されており、関係組織と連携の上、リスク対応策を実行しております。その進捗状況は、年2回のリスクモニタリングを通じて確認され、必要に応じた是正・改善がなされます。重大リスク顕在化の予兆が確認された際は、速やかにCEO及びヘッド オブ グローバル コンプライアンス・リスクマネジメントに情報が報告され、適切な対応を図る体制としております。 (2) 事業継続計画(BCP)当社グループのBCPは、事業継続へ影響を及ぼす様々な脅威に対処すべくオールハザード型BCPとして整備し、有事においても社会からの要請に応えるために医薬品等の安定供給及び品質確保を可能とする体制、並びに研究開発の継続性を確保できる体制を構築しております。当社グループでは、クライシスの多様化とビジネスのグローバル化に対応すべく、脅威が顕在化した際に対応できるよう、訓練や対応結果等を踏まえ、BCPの見直しを継続的に実施しております。また、優先して供給する品目については、製薬企業としての社会的責任の大きな製品や、事業継続のために重要な製品等について速やかな供給の実現を目指し、定期的に見直しを行っております。当社グループでは、新型インフルエンザウイルスの世界的な大流行(パンデミック)に備え、従業員及びその家族の安全を確保し、医薬品の供給を継続することを目的とした「新型インフルエンザ等対策行動計画」を策定しております。また、当社は、新型インフルエンザ等対策特別措置法において指定公共機関に指定されており、国や地方の行政機関が行う対策に協力する責務があります。医薬品の供給継続により、医療体制の維持に貢献することで、社会的責任を果たして参ります。 (3) クライシスマネジメント当社グループのDaiichi Sankyo Group Crisis and Business Continuity Management Policyでは、人・社会・企業に実際又は潜在的な影響を及ぼし、日常的な事業管理能力を超え、緊急の対応を必要とする事象又は発生しつつある状況を「クライシス」と定義しており、その発生による損失の最小化を図ることを目的に、クライシスマネジメントに関わる基本的事項を定めております。基本方針として、「クライシス発生時は、『第一三共グループの社員及び関係者の生命や地域社会の安全を確保する』『生命関連企業の一員としての責任を全うする』ことを基本に、迅速かつ確実にクライシスマネジメントを展開し、人・社会・企業への影響を最小限に止め、事業の継続や早期復旧を図るべく努力する」ことを定めております。当社グループでは、クライシスの種類(災害・事故、事件<テロを含む>・不祥事・法令違反、情報管理に関する問題、製品に関する問題)やクライシスの影響度合いに応じて、機動的な対応を可能とする体制を構築しております(下図「クライシス発生時の初期対応」参照)。報告基準や報告ルートを明確に定め、クライシスマネジメント責任者(CEO又はCEOが指名した者)、クライシス初期対応責任者(ヘッド オブ グローバル リスクマネジメント)を設置し、グローバルに影響が大きく、全社対応の必要性があるクライシスについては、ヘッド オブ グローバル コンプライアンス・リスクマネジメントとも当該情報を共有し、迅速かつ的確な初期対応により、事態の拡大防止と早期収束に努めて参ります。また、クライシス収束後は、事後分析により、再発の防止や対応の改善を図って参ります。 (4) 重大リスクとして認識している事項重大リスク(Material risk;全社レベルで管理するリスク)はRMCにおいて議論され、経営会議にて承認されます。有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、次のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結会社)が判断したものであり、既知もしくは未知のリスク、不確実性又はその他の要因により、実際の結果とは乖離する可能性があります。 ①-1 研究開発・他社とのアライアンス等に関するリスク・リスク新薬候補品の研究開発には、多額の費用と長い年月が必要ですが、その間に期待された有用性が確認できず研究開発を中止する可能性があります。また、臨床試験で良好な結果が得られても承認審査基準の変更等により承認が得られなくなる可能性があります。さらに、第三者との研究開発に係る提携に関して契約の条件変更・終了等が起こった場合、経営成績、財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。加えて開発計画の変更により、設備投資が過剰となり投資額を回収できない、あるいは過剰在庫が発生し廃棄費用が生じる可能性があります。 当社は、重点領域であるがん領域において、アストラゼネカ社及び米国メルク社とそれぞれ戦略的提携を締結しております。研究活動の詳細については、「6 研究開発活動」をご参照ください。当該品目について、研究開発・承認申請・上市の遅延、期待した有効性・安全性が得られない、あるいは販売計画からの進捗遅延等が生じた場合、当社グループの経営成績、財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。・対応当社ではアストラゼネカ社及び米国メルク社との戦略的提携を統合的にガバナンスする仕組みとして各種の共同委員会を設置し、ビジョンと戦略の策定、提携事業の損益管理、設備投資面や開発面及び営業面での投資判断、業績と主要マイルストーン管理、グローバルな上市準備等を推進しております。また、当局との継続的なコミュニケーションを通じた薬事リスクの管理・低減にも努めております。 ①-2 外部環境変化(競争環境変化含む)及び計画の変動に関するリスク・リスク近年当社グループが注力しているバイオ医薬品市場、特にADC製品(抗体薬物複合体)等の領域においては、競合他社による新薬の上市、既存治療薬の適応拡大、あるいは次世代技術の台頭など、他社との激しい競争環境にあります。また、各国の医療財政の逼迫に伴う薬価抑制策の導入や、治療ガイドラインの更新といった市場環境の変化が、製品需要に大きな影響を与える可能性があります。当社は、ADC製品の製造に関し製品の安定供給を確保する目的で、複数の製造委託先(CMO)との間で長期にわたる製造委託契約を締結しており、これらの契約には年別の最低購入義務が含まれております。当社の製品需要は、開発・販売戦略、競合製品の販売動向、臨床試験の結果、規制当局の判断、市場環境の変化等の影響を受ける可能性があり、これらの要因により需要予測及び供給計画が当初の想定から変動する場合があります。これに伴い、CMOとの契約に基づく最低購入義務を充足できない場合には、当社はCMOに対して補償金の支払いの必要が生じる可能性があります。また、当該契約は長期にわたることから、将来において同様の差異が生じる可能性があり、その結果、当社グループの経営成績、財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。・
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月19日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 業績等の概要当社グループの当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)の連結業績は、次のとおりであります。 <連結業績(コアベース)> (単位:億円) 前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)増減売上収益18,86321,2302,36812.6%売上原価(注)4,1574,4132566.2%販売費及び一般管理費(注)7,2488,5961,34818.6%研究開発費(注)4,3294,6212936.8%コア営業利益(注)3,1283,60047115.1%一過性の収益(注)222221△1△0.3%一過性の費用(注)311,5301,499-営業利益3,3192,291△1,028△31.0%税引前利益3,5562,634△922△25.9%親会社の所有者に帰属する当期利益2,9582,599△359△12.1%当期包括利益合計額2,8983,0992016.9%(注)当社グループは、経常的な収益性を示す指標として、営業利益から一過性の収益・費用を除外したコア営業利益を開示しております。一過性の収益・費用には、固定資産売却損益、事業再編に伴う損益(開発品や上市製品の売却損益を除く)、有形固定資産及び無形資産並びにのれんに係る減損損失、損害賠償や和解等に伴う損益の他、非経常的かつ多額の損益が含まれます。本表では、売上原価、販売費及び一般管理費、研究開発費について、一過性の収益・費用を除く実績を示しております。<主要通貨の日本円への換算レート(期中平均レート)> 前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)米ドル/円152.57150.78ユーロ/円163.74174.79 売上収益売上収益は、前連結会計年度比2,368億円(12.6%)増収の2兆1,230億円となりました。グローバル主力品エンハーツ(一般名:トラスツズマブ デルクステカン:T-DXd/DS-8201)等の伸長及びダトロウェイ(一般名:ダトポタマブ デルクステカン:Dato-DXd/DS-1062)の売上寄与に加えて、円安の進行による為替の増収影響等により、増収となりました。売上収益に係る為替の増収影響は218億円でありました。 コア営業利益コア営業利益は、前連結会計年度比471億円(15.1%)増益の3,600億円となりました。売上原価は、売上収益の増加に伴い、256億円(6.2%)増加の4,413億円となりました。販売費及び一般管理費は、アストラゼネカとのプロフィット・シェアの増加による費用増等により、1,348億円(18.6%)増加の8,596億円となりました。研究開発費は、5DXd ADCs(トラスツズマブ デルクステカン、ダトポタマブ デルクステカン、パトリツマブ デルクステカン:HER3-DXd/U3-1402、イフィナタマブ デルクステカン:I-DXd/DS-7300、ラルドタツグ デルクステカン:R-DXd/DS-6000)及びDS-3939への研究開発投資の増加等により、前連結会計年度比293億円(6.8%)増加の4,621億円となりました。コア営業利益に係る為替の増益影響は147億円でありました。 営業利益営業利益は、前連結会計年度比1,028億円(31.0%)減益の2,291億円となりました。当期に製造委託先への損失補償等を一過性の費用に計上したことにより、減益となりました。 税引前利益税引前利益は、前連結会計年度比922億円(25.9%)減益の2,634億円となりました。為替差損益の改善等により、金融収支が改善したため、営業利益に比べて減益額が縮小いたしました。 親会社の所有者に帰属する当期利益親会社の所有者に帰属する当期利益は、前連結会計年度比359億円(12.1%)減益の2,599億円となりました。法人税等の減少により、税引前利益に比べて減益額が縮小いたしました。 当期包括利益合計額当期包括利益合計額は、海外子会社の純資産に係る為替換算差額が増加したこと等により、前連結会計年度比201億円(6.9%)増益の3,099億円となりました。 <連結業績(IFRSベース)> (単位:億円) 前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)増減売上収益18,86321,2302,36812.6%売上原価4,1586,6902,53260.9%販売費及び一般管理費7,3127,8064956.8%研究開発費4,3604,6603006.9%その他の収益287221△66△23.1%その他の費用132201.1%営業利益3,3192,290△1,028△31%税引前利益3,5562,634△922△25.9%親会社の所有者に帰属する当期利益2,9582,598△359△12.1%当期包括利益合計額2,8983,0992016.9% <グローバル主力品売上収益>(単位:億円)一般名(主な製品名)前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)増減トラスツズマブ デルクステカン(エンハーツ)抗悪性腫瘍剤(抗 HER2 抗体薬物複合体)6,5148,1951,68125.8%エドキサバン(リクシアナ)抗凝固剤3,4403,6772376.9% エンハーツは、既上市国での市場浸透及び上市国の拡大により、前連結会計年度比1,681億円(25.8%)増収の8,195億円となりました。エドキサバンは、日本、欧州等で売上が伸長し、前連結会計年度比237億円(6.9%)増収の3,677億円となりました。 当社グループのユニット別売上収益状況は次のとおりであります。 ① ジャパンビジネスユニット(JBU)ジャパンビジネスユニットの売上収益には、イノベーティブ医薬品事業及びワクチン事業の製品売上収益が含まれております。当ユニットの売上収益は、ダトロウェイ、タリージェ、リクシアナ、エンハーツ等の伸長により、前連結会計年度比89億円(1.9%)増収の4,858億円となりました。 当連結会計年度における主な進捗は次のとおりであります。・2025年8月、エンハーツの化学療法未治療のHER2低発現又はHER2超低発現の乳がんの承認を取得し、プロモーションを開始いたしました。・2026年3月、エンハーツのHER2陽性(HER2遺伝子増幅 又は IHC 3+)の進行・再発の固形がんの承認を取得し、プロモーションを開始いたしました。・2026年3月、エンハーツのHER2陽性胃がんの2次治療への使用を可能とする添付文書を改訂し、プロモーションを開始いたしました。 <ジャパンビジネスユニット主力品売上収益>(単位:億円)製品名前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)増減リクシアナ抗凝固剤1,3301,418876.6%タリージェ疼痛治療剤5566549717.5%プラリア骨粗鬆症治療剤・関節リウマチに伴う骨びらんの進行抑制剤422458358.3%エンハーツ抗悪性腫瘍剤(抗 HER2 抗体薬物複合体)3103776621.4%エフィエント抗血小板剤3153523711.7%ビムパット抗てんかん剤304285△19△6.2%ランマークがん骨転移による骨病変治療剤201195△6△3.1%ベルソムラ不眠症治療薬991868787.9%カナリア2型糖尿病治療剤156145△10△6.6%ダトロウェイ抗悪性腫瘍剤(抗TROP2抗体薬物複合体)3131128-エムガルティ片頭痛発作の発症抑制薬1071282119.4%ロキソニン消炎鎮痛剤123119△5△3.7%ミネブロ高血圧症治療剤961111414.9%イナビル抗インフルエンザウイルス薬19916△183△92.0% ② 第一三共ヘルスケアユニット(DSHCU)第一三共ヘルスケアユニットの売上収益は、クリーンデンタル、ロキソニン等の伸長により、前連結会計年度比41億円(4.7%)増収の907億円となりました。 ③ オンコロジービジネスユニット(OBU)オンコロジービジネスユニットの売上収益には、第一三共Inc.(米国)及び第一三共ヨーロッパGmbHのがん製品売上収益が含まれております。当ユニットの売上収益は、欧米におけるエンハーツ等の伸長及びダトロウェイの売上寄与により、前連結会計年度比1,450億円(31.3%)増収の6,088億円、現地通貨ベースでは、998百万米ドル(32.8%)増収の4,038百万米ドルとなりました。 当連結会計年度における主な進捗は次のとおりであります。・2025年6月、欧州においてダトロウェイ(適応:内分泌療法及び化学療法歴のあるホルモン受容体陽性かつHER2陰性(IHC 0, IHC 1+ 又は IHC 2+/ISH-)の乳がん)を発売いたしました。・2025年6月、ダトロウェイのEGFR遺伝子変異を有する非小細胞肺がんを対象とした米国における承認を取得し、プロモーションを開始いたしまし
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループにおける経営方針、経営環境及び優先的に対処すべき課題等は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結会社)が判断したものであります。 (1) 2035年ビジョン 2035年ビジョンとして、新たに「Trusted healthcare innovator transforming the lives of people through our science and technology」となることを掲げました。 第5期中期経営計画において、がん領域へのトランスフォーメーションと継続的な成長を実現いたしました。これにより、2030年度目標である「サステナブルな社会の発展に貢献する先進的グローバルヘルスケアカンパニー」への道筋が明確になってきております。 効率的かつ強靭な組織を構築することで、がん事業を拡大するとともに、持続的成長に向けた新たなBGTs(Breakthrough Generating Technologies)※1 の特定を進め、2035年ビジョンの実現に向け第6期中期経営計画を推進して参ります。 ※1 より革新的な医薬品を患者さんに迅速に届けるための創薬技術プラットフォーム 2035年ビジョン達成に向けた第6期中期経営計画の位置づけ (2) 第6期中期経営計画(2026年度‐2030年度) 2030年度目標「サステナブルな社会の発展に貢献する先進的グローバルヘルスケアカンパニー」を達成し、2035年ビジョン実現に向けた成長加速と次世代基盤構築を目指す計画として第6期中期経営計画を策定いたしました。 ① 第6期中期経営計画の達成に向けた戦略(ⅰ) 2030年度計数目標 以下の戦略を実行していくことで、売上収益3兆円以上、営業利益6,000億円以上、1株当たり当期利益(EPS)260円以上を目指して参ります。 (ⅱ) Be a Global Top 5 Oncology Company by 2035(DXd ADCの製品価値最大化により、2035年には グローバルトップ5オンコロジー企業へ) エンハーツ及びダトロウェイを中心に、がん事業を拡大し、2030年度にがん領域売上収益2兆3,000億円以上を目指すため、今後の5年間で20以上の適応症の上市を目指して参ります。 より速く、より確実に新薬を承認取得する力を高めるための開発スピードの向上(RD Excellence)と同時に、承認を取得した製品を速やかに世界中の患者さんに届け、製品価値を最大限に引き出す力(Business Excellence)を高めるためのケイパビリティの継続的な向上を図って参ります。 グローバルサプライチェーンを再構築することで、ADC製品の安定供給とBGTs候補品の迅速な立ち上げを実現して参ります。 既に確立した乳がん領域でのプレゼンスを維持し拡大するとともに、肺がん領域でも強いリーダーシップの構築を目指して参ります。 (ⅲ) Identify next BGTs by 2030(DXd ADCに続く、新BGTsを特定し、開発加速化) 当社は、2030年までに次世代のBGTsを特定することを重要な戦略目標として位置づけております。 当社の第1のBGTであるDXd ADCは、現在エンハーツ及びダトロウェイの2製品が上市済であるほか、複数のプログラムが開発段階にあります。DXd ADCで培った知見と実績をもとに、ADC技術の更なる深化に加え、ADC以外の複数のモダリティについても研究開発を加速して参ります。 また、BGT候補の継続的な創出を支えるため、国内外の研究拠点の拡充やAI・データ駆動型創薬の推進、オープンイノベーション※2の強化を通じて、次世代技術を確立し、標的獲得のエコシステム構築を図って参ります。 持続的な成長を実現するため、これらの取組を通じて、2030年度までに複数のBGTsを特定し、その開発加速化を推進して参ります。 ※2 自社内の研究開発に加え、外部の研究機関や企業との連携を通じて技術・知見を取り込み、研究開発の高度化及びイノベーション創出を図る考え方 (ⅳ) Operational Excellence(全社にわたるOperational Excellenceを実現し、利益創出力を強化) 上記(ⅱⅲ)の事業投資を実現させる基盤として、Operational Excellence※3の不断の追求に取り組んで参ります。 AI活用等による生産性の飛躍的向上を実現し、デジタルトランスフォーメーションによる業務効率化と戦略的人材配置を一体で進め、利益創出力を高めて参ります。 次に調達・外注構造の抜本的最適化を行って参ります。グローバル共通のERP(Enterprise Resource Planning)プラットフォーム導入を通じた調達プロセスの最適化によるコスト削減を行って参ります。 これらの取組により計2,000億円以上のコストの最適化を実現し、収益性を向上させることでさらなる成長投資、株主還元を推進して参ります。 新薬事業全領域の商業化活動をグローバルで一元的に担う新組織を設置いたします(2027年4月より稼働予定)。これにより、組織・要員最適化を含む、事業戦略に沿ったリソース配分や事業投資判断を推進して参ります。 ※3 組織のあらゆる業務プロセスを継続的に改善・最適化することで、高い品質・効率・生産性を持続的に実現しようとする経営の考え方・取組 (ⅴ) Be a trusted partner for sustainable society(多様なステークホルダーへ貢献し、信頼されるパートナーに) 当社は、社会から信頼されるパートナーとして持続可能な社会の実現に貢献することを経営の重要な基盤と位置づけております。Patient Centricity(患者中心)の実践に取り組むとともに、高い倫理観に基づく医療コミュニティへの貢献を実現して参ります。 さらに、バリューチェーン全体にわたる環境負荷の低減に努めるとともに、長期的視点を持つ投資家との信頼関係の構築を推進して参ります。 ② 株主還元方針 当社は、持続的な企業価値の向上を図るため、成長戦略の展開に不可欠な投資の実行と株主の皆様への利益還元を総合的に勘案し、利益配分を決定することを経営の基本方針としております。株主還元をより安定的・継続的なものとするため、新たに累進配当を導入いたします。 第5期中期経営計画期間においても利益成長に応じた増配を毎年実施し、2021年度に27円だった年間配当金は2025年度には78円とする予定です。第6期中期経営計画期間においても、この増配の流れをさらに確実なものとするべく、配当金は原則として維持・増配し続ける累進配当のもと、各年度の調整後DOE※4を10.0%以上とすることを配当水準の指標として掲げております。 配当に加え、自己株式の取得についても株主還元の選択肢として位置づけており、累進配当を最優先としながらも、財務状況や市場環境などを総合的に勘案しながら、機動的に実施することを検討して参ります。 ※4 調整後DOE:株主資本から「その他の資本の構成要素(主に株価・為替により変動する項目)」を除いた「調整後株主資本」をもとに算出したDOE(配当総額÷株主資本) ③ 計数目標 第6期中期経営計画における2030年度の計数目標として、売上収益3兆円以上、営業利益率6,000億円以上、EPS260円以上、調整後DOE10.0%以上を目指しております。なお、2030年度の為替レートの前提は1USD=150円、1EUR=180円であります。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)引当金及び偶発債務 (1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額(単位:百万円) 前事業年度当事業年度損失補償引当金 -182,183環境対策引当金12,96927,192 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 引当金は、将来の特定の費用又は損失であって、その発生が当期以前の事象に起因し、発生の可能性が高く、かつ、その金額を合理的に見積もることができる場合に計上しております。また、債務の保証、係争事件に係る賠償義務その他現実に発生していない債務で、将来において事業の負担となる可能性のあるものについては、偶発債務として開示しております。 引当金の計算及び偶発債務の判断は、期末日における将来の経済的便益の流出時期及び流出金額に関する最善の見積りに基づいて行っております。見積りに使用した仮定と異なる結果が生じることにより、翌事業年度の財務諸表において引当金の金額に重要な修正を行う可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 (1) 第一三共エスファ株式会社の株式譲渡 当社は、2023年5月16日開催の取締役会において、当社の子会社である第一三共エスファ株式会社の全株式をクオールホールディングス株式会社に譲渡することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結しております。詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 12.売却目的で保有する資産及び直接関連する負債」及び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 33.キャッシュ・フロー情報 (2) 子会社及び関連会社の売却による収入」をご参照ください。 (2) 第一三共ヘルスケア株式会社の株式譲渡 当社は、2026年3月31日開催の取締役会において、当社の子会社である第一三共ヘルスケア株式会社の全株式をサントリーホールディングス株式会社に譲渡することを決議し、2026年4月15日付で株式譲渡契約を締結いたしました。 詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 39.後発事象 (1)子会社株式の譲渡」をご参照ください。 (3) 技術導入契約会社名相手先国名技術内容対価契約期間第一三共株式会社(当社)Amgen Inc.アメリカ抗RANKL抗体「デノスマブ」に関する技術契約一時金マイルストーン一定料率の実施料自 2007年7月至 2027年6月第一三共株式会社(当社)MedImmune, LLCアメリカ鼻腔噴霧インフルエンザ弱毒生ワクチン「フルミスト」に関する技術契約一時金マイルストーン自 2015年9月至 上市後5年第一三共株式会社(当社)Ultragenyx Pharmaceutical Inc.アメリカAAVベクターを用いた遺伝子治療薬製造技術契約一時金マイルストーン一定料率の実施料自 2020年3月至 実施料支払期間満了日まで第一三共株式会社(当社)Alteogen Inc.韓国Trastuzumab deruxtecan皮下注製剤の開発・商業化のための遺伝子組換ヒアルロニダーゼに関する技術契約一時金マイルストーン一定料率の実施料自 2024年11月至 最後の実施料支払が完了する迄アメリカン・リージェントInc.(連結子会社)Vifor (International) Ltd.スイス貧血治療剤「ヴェノファー」及び「インジェクタファー」に関する技術製品購入価格自 1997年12月至 2040年12月 (4) 販売契約等(導入)契約会社名相手方の名称国名契約の内容対価契約期間第一三共株式会社(当社)UCB Biopharma Sprlベルギー同社のてんかん治療薬「ビムパット」の日本国内における独占販売及び共同販促契約一時金マイルストーン自 2014年11月至 上市後10年第一三共株式会社(当社)田辺ファーマ株式会社日本同社の2型糖尿病治療用配合剤「カナリア」の日本国内における独占販売及び共同販促マイルストーン製品育成費用自 2017年3月至 上市後10年(以後1年ごとの自動更新)第一三共株式会社(当社)日本イーライリリー株式会社、Eli Lilly and Company日本アメリカ同社の片頭痛発作の発症抑制薬「エムガルティ」の日本国内における独占販売及び共同販促契約一時金製品購入価格自 2020年10月至 2031年3月(以後後発品の上市か合意解約されるまで1年ごとの自動更新)第一三共株式会社(当社)Esperion Therapeutics, Inc.アメリカ高コレステロール血症治療剤「ベムペド酸」の韓国、ブラジル、台湾、香港、マカオ、タイ、ベトナム、ミャンマー及びカンボジアにおける独占販売契約一時金マイルストーン一定料率の実施料自 2021年4月至 対象特許の満了日、データ保護期間の満了日又は上市後12年のうちいずれか遅く到来する日第一三共株式会社(当社)MSD International Business GmbHスイス同社の不眠症治療薬「ベルソムラ」の日本国内における独占販売契約一時金製品購入価格マイルストーン自 2024年3月至 製品の移管日から8年又は対象特許満了日のうちいずれか遅く到来する日第一三共ヨーロッパGmbH(連結子会社)Esperion Therapeutics, Inc.アメリカ高コレステロール血症治療剤「ベムペド酸」の欧州における独占販売契約一時金マイルストーン一定料率の実施料自 2019年1月至 対象特許の満了日又は上市後12年のうちいずれか遅く到来する日 (5) 販売契約等(導出)契約会社名相手方の名称国名契約の内容対価契約期間第一三共株式会社(当社)AstraZeneca UK Limitedイギリス抗がん剤「エンハーツ」の全世界での共同開発及び販売提携契約一時金マイルストーン一定料率の実施料日本を除く全世界における利益と開発・販売等費用の折半自 2019年3月至 国ごとに販売を中止するまで第一三共株式会社(当社)AstraZeneca UK Limitedイギリス抗がん剤「ダトロウェイ」の全世界での共同開発及び販売提携契約一時金マイルストーン一定料率の実施料日本を除く全世界における利益と開発・販売等費用の折半自 2020年7月至 国ごとに販売を中止するまで第一三共株式会社(当社)Merck & Co., Inc.アメリカ抗がん剤「HER3-DXd」「I-DXd」「DS-6000」及び「MK-6070」の全世界での共同開発及び販売提携(注)契約一時金マイルストーン一定料率の実施料日本を除く全世界における利益と販売費等費用の折半、開発費の一部の負担自 2023年10月至 全ての開発及び販売を恒久的に中止するまでアメリカン・リージェントInc.(連結子会社)Fresenius USA Manufacturing, Inc.アメリカ貧血治療剤「ヴェノファー」の米国内における販売契約一時金一定料率の実施料自 2008年11月至 2028年12月第一三共ノーザンヨーロッパGmbH(連結子会社)Organon Trade LLCアメリカ抗凝固剤「リクシアナ(エドキサバン)」の欧州一部地域における独占販売契約一時金製品供給代金自 2016年2月至 2026年2月又は対象特許の満了日のうちいずれか遅く到来する日(注)2024年度より、「HER3-DXd」「I-DXd」「DS-6000」を対象とした導出の原契約に、Merck & Co., Inc.が開発中の「MK-6070」の導入を追加しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記 37.共同開発及び共同販促」に記載のとおりであります。 (6) 業務委託契約契約会社名相手方の名称国名契約の内容対価契約期間第一三共株式会社(当社)株式会社日立製作所日本IT業務の同社への委託業務委託費自 2026年4月至 2027年3月
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は、株主の皆様への利益還元を経営上重要な施策の一つとして位置付けております。具体的には、成長のための投資、社債の償還準備、株主還元等を総合的に勘案した上で、配当を安定的に維持することを基本方針としております。内部留保については、持続的な企業価値の向上を図るため、成長戦略の展開に不可欠な投資として研究開発、事業開発、設備投資及び運転資金に充当する考えであります。当社は、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、会社法第454条第5項に定める中間配当をすることができる。」旨を定款に定めており、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。これらを勘案し、当期におきましては1株当たり年78円(うち中間配当39円)の配当を見込んでおります。当事業年度に係る剰余金の配当は次のとおりであります。 決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年10月31日72,74339.0取締役会決議(注)22026年6月22日(予定)71,51939.0定時株主総会決議(注)1、3(注)1.2026年3月31日を基準日とする期末配当であり、2026年6月22日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として提案しております。2.2025年10月31日開催の取締役会にて決議された配当金の総額には、役員報酬BIP信託及び株式付与ESOP信託が所有する当社株式に対する配当金76百万円が含まれております。3. 2026年6月22日開催予定の定時株主総会に議案として提案された配当金の総額には、役員報酬BIP信託及び株式付与ESOP信託が所有する当社株式に対する配当金552百万円が含まれております。
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100YEY0)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E00984)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

第一三共株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
4568です。上場市場は東証プライム、業種は医薬品。
4568(第一三共株式会社)のEDINETコードは?
E00984です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
4568(第一三共株式会社)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 奥澤 宏幸です(有価証券報告書の表紙記載)。
4568(第一三共株式会社)の本社所在地は?
東京都中央区日本橋本町三丁目5番1号です。
4568(第一三共株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
有限責任あずさ監査法人です。
4568(第一三共株式会社)の筆頭株主は?
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)で、保有比率は約17.0%です(2026-03-31基準)。
4568(第一三共株式会社)の発行済株式数は?
有報(2026-03-31基準)で1,894,350,529株です(発行済株式総数)。うち自己株が60,523,300株、市場で流通する浮動株は1,068,849,229株です。
4568(第一三共株式会社)の株主数は?
2026-03-31基準で172,347名です。上位10名で41.7%を保有します、浮動株比率は58.3%。
4568(第一三共株式会社)の決算期は?
3月期です(上場市場は東証プライム)。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E00984)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。