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第一三共株式会社
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読解タイプ複合型
解析準備中。
✓ 実質キャッシュ超過1493.3億(価格未投入)✓ 直近5期連続増収✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.32x)
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実質キャッシュ超過1493.3億(価格未投入)。時価総額比は株価入力後に確定(DEC-008 価格入力型)
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直近5期連続増収。売上 10448.9→21230.5億
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営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.32x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い
JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
RESULTS 直近業績(26/03期・単年)
損益(PL)
売上高
2兆1,230億
前年比 +12.6%
営業利益
2,290.9億
前年比 -31.0%
経常利益
5,191.3億
前年比 +157.0%
純利益
2,598.7億
前年比 -12.1%
財政状態(BS)
総資産
4兆54億
前年比 +15.9%
純資産
1兆6,642億
前年比 +2.5%
現金
4,498.1億
前年比 -29.7%
有利子負債
3,004.8億
前年比 +196.5%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
776.6億
前年比 +44.2%
投資CF
-1,482.4億
赤字転換
財務CF
-978.8億
—
フリーCF
-507.1億
—
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF
FINANCIALS 業績推移(5期・有報)
| 指標 | 22/03 | 23/03 | 24/03 | 25/03 | 26/03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万) | 1,044,892 | 1,278,478 | 1,601,688 | 1,886,256 | 2,123,045 |
| 営業利益(百万) | — | — | — | 331,925 | 229,089 |
| 経常利益(百万) | 47,688 | 91,615 | 182,730 | 202,008 | 519,133 |
| 純利益(百万) | 66,972 | 109,188 | 200,731 | 295,756 | 259,874 |
| EPS(円) | 34.9 | 57.0 | 104.7 | 156.0 | 140.4 |
| 1株配当(円) | 27.0 | 30.0 | 50.0 | 60.0 | 78.0 |
| 営業利益率(%) | — | — | — | 17.6 | 10.8 |
| ROE(%) | 5.1 | 7.8 | 12.8 | 17.9 | 15.8 |
| 自己資本比率(%) | 60.8 | 57.6 | 48.8 | 47.0 | 41.5 |
BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)
| 指標 | 22/03 | 23/03 | 24/03 | 25/03 | 26/03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総資産(百万) | 2,221,402 | 2,508,889 | 3,461,135 | 3,456,119 | 4,005,390 |
| 純資産(百万) | 1,350,872 | 1,445,854 | 1,688,173 | 1,623,416 | 1,664,179 |
| 流動資産(百万) | — | — | — | 1,909,433 | 2,142,509 |
| 流動負債(百万) | — | — | — | 754,032 | 885,023 |
| 現金(百万) | 662,477 | 441,921 | 647,180 | 639,838 | 449,807 |
| 有利子負債(百万) | — | — | — | 101,332 | 300,481 |
| ネットキャッシュ(百万) | — | — | — | 538,506 | 149,326 |
| BPS(円) | 704.8 | 754.1 | 880.4 | 869.7 | 914.6 |
| 自己資本比率(%) | 60.8 | 57.6 | 48.8 | 47.0 | 41.5 |
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表
CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)
| キャッシュフロー | 22/03 | 23/03 | 24/03 | 25/03 | 26/03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF(百万) | 139,226 | 114,514 | 599,258 | 53,842 | 77,655 |
| 投資CF(百万) | 212,339 | -257,782 | -282,636 | 334,170 | -148,241 |
| 財務CF(百万) | -86,231 | -89,594 | -123,564 | -377,769 | -97,875 |
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書
解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)
水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。
表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)
① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。
② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。
③ 1株の価値と株主還元
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。
④ 財政状態・安全性(バランスシート)
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
固定資産固定負債固定比率
長期の資産と負債(固定資産=総資産−流動資産、固定負債=総負債−流動負債)。固定比率(固定資産÷自己資本)が100%以下なら長期資産を自己資本で賄えており財務は保守的。
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。
解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)
| 指標 | 22/03 | 23/03 | 24/03 | 25/03 | 26/03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 純利益率(%) | 6.4 | 8.5 | 12.5 | 15.7 | 12.2 |
| ROE(%) | 5.1 | 7.8 | 12.8 | 17.9 | 15.8 |
| ROA(%) | 3.0 | 4.3 | 5.8 | 8.6 | 6.5 |
| 総資産回転(回) | 0.47 | 0.51 | 0.46 | 0.55 | 0.53 |
| 営業CF率(%) | 13.3 | 9.0 | 37.4 | 2.9 | 3.7 |
| 営業CF/純益(倍) | 2.08 | 1.05 | 2.99 | 0.18 | 0.30 |
| 配当性向(%) | 77.3 | 52.7 | 47.8 | 38.5 | 55.5 |
| 売上 前年比(%) | — | 22.4 | 25.3 | 17.8 | 12.6 |
| 純資産 前年比(%) | — | 7.0 | 16.8 | -3.8 | 2.5 |
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。
DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)
22/03
¥27.0
23/03
¥30.0
24/03
¥50.0
25/03
¥60.0
26/03
¥78.0
配当性向 55.5%・連続増配 4年。出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)
解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。
解析 / 数値(全量) 全数値指標
利益の質・収益性
純利益率
12.2%
ROA
6.5%
総資産回転
0.53回
実効税率
1.4%
現金変換(CFO/営業益)
0.34倍
CFO/純益(平均)
1.32倍
累計営業CF
9,845.0億
FCFマージン
-2.4%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
1.66倍
BPS CAGR
6.7%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
2.42倍
純負債/EBITDA
-0.49倍
インタレストカバレッジ
259.1倍
債務返済年数
3.9年
配当性向
55.5%
連続増配
4年
希薄化率
0.05%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。
解析 偏差値プロファイル(全社比較)
掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
52
50
50
67
51
52
50
50
49
50
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50
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54
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。
解析 のれん・無形/減損リスク
のれん
973.5億
顧客関連資産
—億
無形合計 973.5億(のれん+顧客関連・純資産比 5.8%)。M&Aで積んだ無形が相応にあり、事業の趨勢が崩れると減損リスクが自己資本に効く点に留意。出所: 有報 連結BS
解析 大株主・浮動株(出入口)
浮動株比率
56.4%
発行済−上位10−自己株
支配株主
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
17.0% 保有
自己株式
3.19%
60,523,300株 ・簿価2,479.9億
| 大株主 | 比率 |
|---|---|
| 1. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 17.0% |
| 2. 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 7.0% |
| 3. 日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 3.9% |
| 4. STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 3.3% |
| 5. THE CHASE MANHATTAN BANK,N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.9% |
| 6. STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.8% |
| 7. JPモルガン証券株式会社 | 1.8% |
| 8. JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.5% |
| 9. GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 1.3% |
| 10. 株式会社静岡銀行(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 1.2% |
上位10で 41.7%・発行済 1,894,350,000株・自己株 60,523,300株・浮動株 1,068,848,700株・株主 172,347名。所有者別(単元): 外国人 45.1% / 機関 37.5% / 個人 15.4%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況
STRUCTURE 構造的に隣接する企業
同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人
解析 / 統治 統治・資本の使い方
経営陣(取締役会)の持株比率—
政策保有株式(簿価合計)39,001.0百万円(38銘柄)
役員報酬総額 / 役員数1,088.0百万円 / 20名
平均年間給与(提出会社)1,098万円(前期比 -1.5%)
従業員数(連結)20,171名
監査報酬 / 非監査報酬332.0百万円 / 7.0百万円
平均勤続年数19.9年
女性管理職比率15.3%
従業員1人当たり売上105.3百万円
従業員1人当たり営業利益11.4百万円
政策保有株式の対純資産比234.4%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。
PROFILE 会社概要
解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)
証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
円
概算時価総額
—
株価×発行済
PER(実績)
—
株価÷EPS
PBR(実績)
—
株価÷BPS
実質PER
—
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
—
EBIT÷企業価値
配当利回り
—
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/03期末 基準・1,894,350,000株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。
解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)
2026-07-03訂正発行登録書 ↗
2026-07-03確認書 ↗
2026-07-03訂正有価証券報告書-第21期(2025/04/01-2026/03/31) ↗
2026-06-30訂正発行登録書 ↗
2026-06-30臨時報告書 ↗
2026-06-23訂正発行登録書 ↗
2026-06-23臨時報告書 ↗
2026-06-22訂正発行登録書 ↗
2026-06-22臨時報告書 ↗
2026-06-19内部統制報告書-第21期(2025/04/01-2026/03/31) ↗
2026-06-19有価証券報告書(2026年3月期) ↗
2026-06-19確認書 ↗
2026-06-17訂正発行登録書 ↗
2026-06-17臨時報告書 ↗
2026-05-08訂正発行登録書 ↗
2026-05-08臨時報告書 ↗
2026-04-14自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの) ↗
2026-03-16自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの) ↗
2026-03-04訂正発行登録書 ↗
2026-03-04臨時報告書 ↗
2026-02-16自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの) ↗
2026-01-14自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの) ↗
2025-12-09自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの) ↗
2025-11-17自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの) ↗
2025-11-07確認書 ↗
2025-11-07半期報告書-第21期(2025/04/01-2026/03/31) ↗
2025-10-10自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの) ↗
2025-10-03発行登録追補書類(株券、社債券等) ↗
2025-09-05自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの) ↗
2025-08-07自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの) ↗
2025-07-17発行登録書(株券、社債券等) ↗
2025-06-24臨時報告書 ↗
2025-06-23臨時報告書 ↗
2025-06-20確認書 ↗
2025-06-20内部統制報告書-第20期(2024/04/01-2025/03/31) ↗
2025-06-20有価証券報告書(2025年3月期) ↗
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧
SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)
事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】 当社グループは、当社と子会社43社、関連会社1社の計45社で構成され、医薬品等の製造販売を主な事業内容としております。 当社グループの営んでいる主な事業内容と当社グループを構成している各関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 なお、当社グループは、報告セグメントが単一であるため、セグメント情報の記載を省略しております。 国内(7社):当社は医薬品の研究開発・製造・販売を行っております。連結子会社の第一三共ヘルスケア株式会社は一般用医薬品等の研究開発・販売を、第一三共バイオテック株式会社はワクチンの研究開発・製造をそれぞれ行っております。連結子会社の第一三共ビジネスアソシエ株式会社は当社及び国内グループ各社に人事や経理等の事務サービスを提供しているほか不動産賃貸及び保険代理業務等多岐にわたる業務を行っております。海外(38社):米国において、持株会社である連結子会社の第一三共U.S.ホールディングスInc.のもと、連結子会社の第一三共Inc.は医薬品の研究開発・販売を行っております。当社は第一三共Inc.に製品の供給、研究開発業務の委託をしております。第一三共Inc.の子会社であるアメリカン・リージェントInc.は医薬品の研究開発・製造・販売を行っております。欧州において、連結子会社の第一三共ヨーロッパGmbH及びそのグループ会社18社は、欧州各国で医薬品の研究開発・製造・販売を行っております。当社は第一三共ヨーロッパGmbHに原料の供給、製造の委託、研究開発業務の委託をしております。その他の地域において、連結子会社の第一三共(中国)投資有限公司、第一三共製薬(上海)有限公司及び第一三共ブラジルLtda.等は医薬品の研究開発・製造・販売を行っており、当社はそれぞれの会社に中間体及び製品を供給しております。 当社グループの状況について事業系統図を示すと次のとおりであります。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】 当社グループでは、組織の目的・目標の達成を阻害する可能性を有し、かつ事前に想定し得る要因をリスクとして特定し、企業活動に潜在するリスクへの適切な対応(保有、低減、回避、移転)を行うとともに、リスクが顕在化した際の人・社会・企業への影響を最小限に留めるべく、リスクマネジメントを推進しております。具体的には、潜在するリスクへの適切な対応を定めるリスクマネジメント体制を構築するとともに、事業に影響を与えかねない災害等が万が一起こった場合においても事業の継続を可能とするためのBCPや、想定以上のリスクが顕在化した際の損失を最小とするクライシスマネジメント体制を整えております。 (1) リスクマネジメント当社グループのリスクマネジメント体制においては、ヘッド オブ グローバル コンプライアンス・リスクマネジメントが当社グループ全体のリスクマネジメントを統括し、定期的な経営報告など年次サイクルでのリスクマネジメント体制を運営しております。リスクオーナーは、各ユニット長及び機能長が担い、自組織の目的・目標の達成に向け、リスクの特定・評価から対応策の策定・実行まで、自律的かつ主体的にリスクマネジメントを推進する役割を担います。また、組織内における関連情報の提供や教育・啓発活動を通じたリスク意識の向上についても、その役割の一つとして位置づけられております。さらに、ユニット長及び機能長のリスクマネジメント活動の実務を補佐する役割として、ユニット及び機能内でリスクコーディネーターを選任します。リスクコーディネーターは、自組織のリスクマネジメント活動を推進し、グローバル コンプライアンス・リスクマネジメント(事務局)や他のユニット及び機能のリスクコーディネーターと連携してリスクマネジメントを実施します。リスクマネジメント事務局では、各ユニットから抽出されたリスクについて、影響度と発生可能性の観点からリスクアセスメントを確認・調整し、企業経営に重大な影響が想定されると評価したリスク項目を、毎年、経営会議及び取締役会において重大リスクとして特定いたします。なお、リスクに関する経営会議の広範な意思決定を補完するため、当社グループのリスクについて集中的な議論を行う会議体として「リスクマネジメントコミッティ(以下「RMC」)」を設立しております(下図「当社グループにおけるリスクレベル分類の概念図」「リスクマネジメント体制図」参照)。経営会議等にて選定された重大リスクにはリスクオーナーが任命されており、関係組織と連携の上、リスク対応策を実行しております。その進捗状況は、年2回のリスクモニタリングを通じて確認され、必要に応じた是正・改善がなされます。重大リスク顕在化の予兆が確認された際は、速やかにCEO及びヘッド オブ グローバル コンプライアンス・リスクマネジメントに情報が報告され、適切な対応を図る体制としております。 (2) 事業継続計画(BCP)当社グループのBCPは、事業継続へ影響を及ぼす様々な脅威に対処すべくオールハザード型BCPとして整備し、有事においても社会からの要請に応えるために医薬品等の安定供給及び品質確保を可能とする体制、並びに研究開発の継続性を確保できる体制を構築しております。当社グループでは、クライシスの多様化とビジネスのグローバル化に対応すべく、脅威が顕在化した際に対応できるよう、訓練や対応結果等を踏まえ、BCPの見直しを継続的に実施しております。また、優先して供給する品目については、製薬企業としての社会的責任の大きな製品や、事業継続のために重要な製品等について速やかな供給の実現を目指し、定期的に見直しを行っております。当社グループでは、新型インフルエンザウイルスの世界的な大流行(パンデミック)に備え、従業員及びその家族の安全を確保し、医薬品の供給を継続することを目的とした「新型インフルエンザ等対策行動計画」を策定しております。また、当社は、新型インフルエンザ等対策特別措置法において指定公共機関に指定されており、国や地方の行政機関が行う対策に協力する責務があります。医薬品の供給継続により、医療体制の維持に貢献することで、社会的責任を果たして参ります。 (3) クライシスマネジメント当社グループのDaiichi Sankyo Group Crisis and Business Continuity Management Policyでは、人・社会・企業に実際又は潜在的な影響を及ぼし、日常的な事業管理能力を超え、緊急の対応を必要とする事象又は発生しつつある状況を「クライシス」と定義しており、その発生による損失の最小化を図ることを目的に、クライシスマネジメントに関わる基本的事項を定めております。基本方針として、「クライシス発生時は、『第一三共グループの社員及び関係者の生命や地域社会の安全を確保する』『生命関連企業の一員としての責任を全うする』ことを基本に、迅速かつ確実にクライシスマネジメントを展開し、人・社会・企業への影響を最小限に止め、事業の継続や早期復旧を図るべく努力する」ことを定めております。当社グループでは、クライシスの種類(災害・事故、事件<テロを含む>・不祥事・法令違反、情報管理に関する問題、製品に関する問題)やクライシスの影響度合いに応じて、機動的な対応を可能とする体制を構築しております(下図「クライシス発生時の初期対応」参照)。報告基準や報告ルートを明確に定め、クライシスマネジメント責任者(CEO又はCEOが指名した者)、クライシス初期対応責任者(ヘッド オブ グローバル リスクマネジメント)を設置し、グローバルに影響が大きく、全社対応の必要性があるクライシスについては、ヘッド オブ グローバル コンプライアンス・リスクマネジメントとも当該情報を共有し、迅速かつ的確な初期対応により、事態の拡大防止と早期収束に努めて参ります。また、クライシス収束後は、事後分析により、再発の防止や対応の改善を図って参ります。 (4) 重大リスクとして認識している事項重大リスク(Material risk;全社レベルで管理するリスク)はRMCにおいて議論され、経営会議にて承認されます。有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、次のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結会社)が判断したものであり、既知もしくは未知のリスク、不確実性又はその他の要因により、実際の結果とは乖離する可能性があります。 ①-1 研究開発・他社とのアライアンス等に関するリスク・リスク新薬候補品の研究開発には、多額の費用と長い年月が必要ですが、その間に期待された有用性が確認できず研究開発を中止する可能性があります。また、臨床試験で良好な結果が得られても承認審査基準の変更等により承認が得られなくなる可能性があります。さらに、第三者との研究開発に係る提携に関して契約の条件変更・終了等が起こった場合、経営成績、財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。加えて開発計画の変更により、設備投資が過剰となり投資額を回収できない、あるいは過剰在庫が発生し廃棄費用が生じる可能性があります。 当社は、重点領域であるがん領域において、アストラゼネカ社及び米国メルク社とそれぞれ戦略的提携を締結しております。研究活動の詳細については、「6 研究開発活動」をご参照ください。当該品目について、研究開発・承認申請・上市の遅延、期待した有効性・安全性が得られない、あるいは販売計画からの進捗遅延等が生じた場合、当社グループの経営成績、財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。・対応当社ではアストラゼネカ社及び米国メルク社との戦略的提携を統合的にガバナンスする仕組みとして各種の共同委員会を設置し、ビジョンと戦略の策定、提携事業の損益管理、設備投資面や開発面及び営業面での投資判断、業績と主要マイルストーン管理、グローバルな上市準備等を推進しております。また、当局との継続的なコミュニケーションを通じた薬事リスクの管理・低減にも努めております。 ①-2 外部環境変化(競争環境変化含む)及び計画の変動に関するリスク・リスク近年当社グループが注力しているバイオ医薬品市場、特にADC製品(抗体薬物複合体)等の領域においては、競合他社による新薬の上市、既存治療薬の適応拡大、あるいは次世代技術の台頭など、他社との激しい競争環境にあります。また、各国の医療財政の逼迫に伴う薬価抑制策の導入や、治療ガイドラインの更新といった市場環境の変化が、製品需要に大きな影響を与える可能性があります。当社は、ADC製品の製造に関し製品の安定供給を確保する目的で、複数の製造委託先(CMO)との間で長期にわたる製造委託契約を締結しており、これらの契約には年別の最低購入義務が含まれております。当社の製品需要は、開発・販売戦略、競合製品の販売動向、臨床試験の結果、規制当局の判断、市場環境の変化等の影響を受ける可能性があり、これらの要因により需要予測及び供給計画が当初の想定から変動する場合があります。これに伴い、CMOとの契約に基づく最低購入義務を充足できない場合には、当社はCMOに対して補償金の支払いの必要が生じる可能性があります。また、当該契約は長期にわたることから、将来において同様の差異が生じる可能性があり、その結果、当社グループの経営成績、財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。・
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月19日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 業績等の概要当社グループの当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)の連結業績は、次のとおりであります。 <連結業績(コアベース)> (単位:億円) 前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)増減売上収益18,86321,2302,36812.6%売上原価(注)4,1574,4132566.2%販売費及び一般管理費(注)7,2488,5961,34818.6%研究開発費(注)4,3294,6212936.8%コア営業利益(注)3,1283,60047115.1%一過性の収益(注)222221△1△0.3%一過性の費用(注)311,5301,499-営業利益3,3192,291△1,028△31.0%税引前利益3,5562,634△922△25.9%親会社の所有者に帰属する当期利益2,9582,599△359△12.1%当期包括利益合計額2,8983,0992016.9%(注)当社グループは、経常的な収益性を示す指標として、営業利益から一過性の収益・費用を除外したコア営業利益を開示しております。一過性の収益・費用には、固定資産売却損益、事業再編に伴う損益(開発品や上市製品の売却損益を除く)、有形固定資産及び無形資産並びにのれんに係る減損損失、損害賠償や和解等に伴う損益の他、非経常的かつ多額の損益が含まれます。本表では、売上原価、販売費及び一般管理費、研究開発費について、一過性の収益・費用を除く実績を示しております。<主要通貨の日本円への換算レート(期中平均レート)> 前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)米ドル/円152.57150.78ユーロ/円163.74174.79 売上収益売上収益は、前連結会計年度比2,368億円(12.6%)増収の2兆1,230億円となりました。グローバル主力品エンハーツ(一般名:トラスツズマブ デルクステカン:T-DXd/DS-8201)等の伸長及びダトロウェイ(一般名:ダトポタマブ デルクステカン:Dato-DXd/DS-1062)の売上寄与に加えて、円安の進行による為替の増収影響等により、増収となりました。売上収益に係る為替の増収影響は218億円でありました。 コア営業利益コア営業利益は、前連結会計年度比471億円(15.1%)増益の3,600億円となりました。売上原価は、売上収益の増加に伴い、256億円(6.2%)増加の4,413億円となりました。販売費及び一般管理費は、アストラゼネカとのプロフィット・シェアの増加による費用増等により、1,348億円(18.6%)増加の8,596億円となりました。研究開発費は、5DXd ADCs(トラスツズマブ デルクステカン、ダトポタマブ デルクステカン、パトリツマブ デルクステカン:HER3-DXd/U3-1402、イフィナタマブ デルクステカン:I-DXd/DS-7300、ラルドタツグ デルクステカン:R-DXd/DS-6000)及びDS-3939への研究開発投資の増加等により、前連結会計年度比293億円(6.8%)増加の4,621億円となりました。コア営業利益に係る為替の増益影響は147億円でありました。 営業利益営業利益は、前連結会計年度比1,028億円(31.0%)減益の2,291億円となりました。当期に製造委託先への損失補償等を一過性の費用に計上したことにより、減益となりました。 税引前利益税引前利益は、前連結会計年度比922億円(25.9%)減益の2,634億円となりました。為替差損益の改善等により、金融収支が改善したため、営業利益に比べて減益額が縮小いたしました。 親会社の所有者に帰属する当期利益親会社の所有者に帰属する当期利益は、前連結会計年度比359億円(12.1%)減益の2,599億円となりました。法人税等の減少により、税引前利益に比べて減益額が縮小いたしました。 当期包括利益合計額当期包括利益合計額は、海外子会社の純資産に係る為替換算差額が増加したこと等により、前連結会計年度比201億円(6.9%)増益の3,099億円となりました。 <連結業績(IFRSベース)> (単位:億円) 前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)増減売上収益18,86321,2302,36812.6%売上原価4,1586,6902,53260.9%販売費及び一般管理費7,3127,8064956.8%研究開発費4,3604,6603006.9%その他の収益287221△66△23.1%その他の費用132201.1%営業利益3,3192,290△1,028△31%税引前利益3,5562,634△922△25.9%親会社の所有者に帰属する当期利益2,9582,598△359△12.1%当期包括利益合計額2,8983,0992016.9% <グローバル主力品売上収益>(単位:億円)一般名(主な製品名)前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)増減トラスツズマブ デルクステカン(エンハーツ)抗悪性腫瘍剤(抗 HER2 抗体薬物複合体)6,5148,1951,68125.8%エドキサバン(リクシアナ)抗凝固剤3,4403,6772376.9% エンハーツは、既上市国での市場浸透及び上市国の拡大により、前連結会計年度比1,681億円(25.8%)増収の8,195億円となりました。エドキサバンは、日本、欧州等で売上が伸長し、前連結会計年度比237億円(6.9%)増収の3,677億円となりました。 当社グループのユニット別売上収益状況は次のとおりであります。 ① ジャパンビジネスユニット(JBU)ジャパンビジネスユニットの売上収益には、イノベーティブ医薬品事業及びワクチン事業の製品売上収益が含まれております。当ユニットの売上収益は、ダトロウェイ、タリージェ、リクシアナ、エンハーツ等の伸長により、前連結会計年度比89億円(1.9%)増収の4,858億円となりました。 当連結会計年度における主な進捗は次のとおりであります。・2025年8月、エンハーツの化学療法未治療のHER2低発現又はHER2超低発現の乳がんの承認を取得し、プロモーションを開始いたしました。・2026年3月、エンハーツのHER2陽性(HER2遺伝子増幅 又は IHC 3+)の進行・再発の固形がんの承認を取得し、プロモーションを開始いたしました。・2026年3月、エンハーツのHER2陽性胃がんの2次治療への使用を可能とする添付文書を改訂し、プロモーションを開始いたしました。 <ジャパンビジネスユニット主力品売上収益>(単位:億円)製品名前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)増減リクシアナ抗凝固剤1,3301,418876.6%タリージェ疼痛治療剤5566549717.5%プラリア骨粗鬆症治療剤・関節リウマチに伴う骨びらんの進行抑制剤422458358.3%エンハーツ抗悪性腫瘍剤(抗 HER2 抗体薬物複合体)3103776621.4%エフィエント抗血小板剤3153523711.7%ビムパット抗てんかん剤304285△19△6.2%ランマークがん骨転移による骨病変治療剤201195△6△3.1%ベルソムラ不眠症治療薬991868787.9%カナリア2型糖尿病治療剤156145△10△6.6%ダトロウェイ抗悪性腫瘍剤(抗TROP2抗体薬物複合体)3131128-エムガルティ片頭痛発作の発症抑制薬1071282119.4%ロキソニン消炎鎮痛剤123119△5△3.7%ミネブロ高血圧症治療剤961111414.9%イナビル抗インフルエンザウイルス薬19916△183△92.0% ② 第一三共ヘルスケアユニット(DSHCU)第一三共ヘルスケアユニットの売上収益は、クリーンデンタル、ロキソニン等の伸長により、前連結会計年度比41億円(4.7%)増収の907億円となりました。 ③ オンコロジービジネスユニット(OBU)オンコロジービジネスユニットの売上収益には、第一三共Inc.(米国)及び第一三共ヨーロッパGmbHのがん製品売上収益が含まれております。当ユニットの売上収益は、欧米におけるエンハーツ等の伸長及びダトロウェイの売上寄与により、前連結会計年度比1,450億円(31.3%)増収の6,088億円、現地通貨ベースでは、998百万米ドル(32.8%)増収の4,038百万米ドルとなりました。 当連結会計年度における主な進捗は次のとおりであります。・2025年6月、欧州においてダトロウェイ(適応:内分泌療法及び化学療法歴のあるホルモン受容体陽性かつHER2陰性(IHC 0, IHC 1+ 又は IHC 2+/ISH-)の乳がん)を発売いたしました。・2025年6月、ダトロウェイのEGFR遺伝子変異を有する非小細胞肺がんを対象とした米国における承認を取得し、プロモーションを開始いたしまし
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループにおける経営方針、経営環境及び優先的に対処すべき課題等は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結会社)が判断したものであります。 (1) 2035年ビジョン 2035年ビジョンとして、新たに「Trusted healthcare innovator transforming the lives of people through our science and technology」となることを掲げました。 第5期中期経営計画において、がん領域へのトランスフォーメーションと継続的な成長を実現いたしました。これにより、2030年度目標である「サステナブルな社会の発展に貢献する先進的グローバルヘルスケアカンパニー」への道筋が明確になってきております。 効率的かつ強靭な組織を構築することで、がん事業を拡大するとともに、持続的成長に向けた新たなBGTs(Breakthrough Generating Technologies)※1 の特定を進め、2035年ビジョンの実現に向け第6期中期経営計画を推進して参ります。 ※1 より革新的な医薬品を患者さんに迅速に届けるための創薬技術プラットフォーム 2035年ビジョン達成に向けた第6期中期経営計画の位置づけ (2) 第6期中期経営計画(2026年度‐2030年度) 2030年度目標「サステナブルな社会の発展に貢献する先進的グローバルヘルスケアカンパニー」を達成し、2035年ビジョン実現に向けた成長加速と次世代基盤構築を目指す計画として第6期中期経営計画を策定いたしました。 ① 第6期中期経営計画の達成に向けた戦略(ⅰ) 2030年度計数目標 以下の戦略を実行していくことで、売上収益3兆円以上、営業利益6,000億円以上、1株当たり当期利益(EPS)260円以上を目指して参ります。 (ⅱ) Be a Global Top 5 Oncology Company by 2035(DXd ADCの製品価値最大化により、2035年には グローバルトップ5オンコロジー企業へ) エンハーツ及びダトロウェイを中心に、がん事業を拡大し、2030年度にがん領域売上収益2兆3,000億円以上を目指すため、今後の5年間で20以上の適応症の上市を目指して参ります。 より速く、より確実に新薬を承認取得する力を高めるための開発スピードの向上(RD Excellence)と同時に、承認を取得した製品を速やかに世界中の患者さんに届け、製品価値を最大限に引き出す力(Business Excellence)を高めるためのケイパビリティの継続的な向上を図って参ります。 グローバルサプライチェーンを再構築することで、ADC製品の安定供給とBGTs候補品の迅速な立ち上げを実現して参ります。 既に確立した乳がん領域でのプレゼンスを維持し拡大するとともに、肺がん領域でも強いリーダーシップの構築を目指して参ります。 (ⅲ) Identify next BGTs by 2030(DXd ADCに続く、新BGTsを特定し、開発加速化) 当社は、2030年までに次世代のBGTsを特定することを重要な戦略目標として位置づけております。 当社の第1のBGTであるDXd ADCは、現在エンハーツ及びダトロウェイの2製品が上市済であるほか、複数のプログラムが開発段階にあります。DXd ADCで培った知見と実績をもとに、ADC技術の更なる深化に加え、ADC以外の複数のモダリティについても研究開発を加速して参ります。 また、BGT候補の継続的な創出を支えるため、国内外の研究拠点の拡充やAI・データ駆動型創薬の推進、オープンイノベーション※2の強化を通じて、次世代技術を確立し、標的獲得のエコシステム構築を図って参ります。 持続的な成長を実現するため、これらの取組を通じて、2030年度までに複数のBGTsを特定し、その開発加速化を推進して参ります。 ※2 自社内の研究開発に加え、外部の研究機関や企業との連携を通じて技術・知見を取り込み、研究開発の高度化及びイノベーション創出を図る考え方 (ⅳ) Operational Excellence(全社にわたるOperational Excellenceを実現し、利益創出力を強化) 上記(ⅱⅲ)の事業投資を実現させる基盤として、Operational Excellence※3の不断の追求に取り組んで参ります。 AI活用等による生産性の飛躍的向上を実現し、デジタルトランスフォーメーションによる業務効率化と戦略的人材配置を一体で進め、利益創出力を高めて参ります。 次に調達・外注構造の抜本的最適化を行って参ります。グローバル共通のERP(Enterprise Resource Planning)プラットフォーム導入を通じた調達プロセスの最適化によるコスト削減を行って参ります。 これらの取組により計2,000億円以上のコストの最適化を実現し、収益性を向上させることでさらなる成長投資、株主還元を推進して参ります。 新薬事業全領域の商業化活動をグローバルで一元的に担う新組織を設置いたします(2027年4月より稼働予定)。これにより、組織・要員最適化を含む、事業戦略に沿ったリソース配分や事業投資判断を推進して参ります。 ※3 組織のあらゆる業務プロセスを継続的に改善・最適化することで、高い品質・効率・生産性を持続的に実現しようとする経営の考え方・取組 (ⅴ) Be a trusted partner for sustainable society(多様なステークホルダーへ貢献し、信頼されるパートナーに) 当社は、社会から信頼されるパートナーとして持続可能な社会の実現に貢献することを経営の重要な基盤と位置づけております。Patient Centricity(患者中心)の実践に取り組むとともに、高い倫理観に基づく医療コミュニティへの貢献を実現して参ります。 さらに、バリューチェーン全体にわたる環境負荷の低減に努めるとともに、長期的視点を持つ投資家との信頼関係の構築を推進して参ります。 ② 株主還元方針 当社は、持続的な企業価値の向上を図るため、成長戦略の展開に不可欠な投資の実行と株主の皆様への利益還元を総合的に勘案し、利益配分を決定することを経営の基本方針としております。株主還元をより安定的・継続的なものとするため、新たに累進配当を導入いたします。 第5期中期経営計画期間においても利益成長に応じた増配を毎年実施し、2021年度に27円だった年間配当金は2025年度には78円とする予定です。第6期中期経営計画期間においても、この増配の流れをさらに確実なものとするべく、配当金は原則として維持・増配し続ける累進配当のもと、各年度の調整後DOE※4を10.0%以上とすることを配当水準の指標として掲げております。 配当に加え、自己株式の取得についても株主還元の選択肢として位置づけており、累進配当を最優先としながらも、財務状況や市場環境などを総合的に勘案しながら、機動的に実施することを検討して参ります。 ※4 調整後DOE:株主資本から「その他の資本の構成要素(主に株価・為替により変動する項目)」を除いた「調整後株主資本」をもとに算出したDOE(配当総額÷株主資本) ③ 計数目標 第6期中期経営計画における2030年度の計数目標として、売上収益3兆円以上、営業利益率6,000億円以上、EPS260円以上、調整後DOE10.0%以上を目指しております。なお、2030年度の為替レートの前提は1USD=150円、1EUR=180円であります。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)引当金及び偶発債務 (1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額(単位:百万円) 前事業年度当事業年度損失補償引当金 -182,183環境対策引当金12,96927,192 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 引当金は、将来の特定の費用又は損失であって、その発生が当期以前の事象に起因し、発生の可能性が高く、かつ、その金額を合理的に見積もることができる場合に計上しております。また、債務の保証、係争事件に係る賠償義務その他現実に発生していない債務で、将来において事業の負担となる可能性のあるものについては、偶発債務として開示しております。 引当金の計算及び偶発債務の判断は、期末日における将来の経済的便益の流出時期及び流出金額に関する最善の見積りに基づいて行っております。見積りに使用した仮定と異なる結果が生じることにより、翌事業年度の財務諸表において引当金の金額に重要な修正を行う可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 (1) 第一三共エスファ株式会社の株式譲渡 当社は、2023年5月16日開催の取締役会において、当社の子会社である第一三共エスファ株式会社の全株式をクオールホールディングス株式会社に譲渡することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結しております。詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 12.売却目的で保有する資産及び直接関連する負債」及び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 33.キャッシュ・フロー情報 (2) 子会社及び関連会社の売却による収入」をご参照ください。 (2) 第一三共ヘルスケア株式会社の株式譲渡 当社は、2026年3月31日開催の取締役会において、当社の子会社である第一三共ヘルスケア株式会社の全株式をサントリーホールディングス株式会社に譲渡することを決議し、2026年4月15日付で株式譲渡契約を締結いたしました。 詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 39.後発事象 (1)子会社株式の譲渡」をご参照ください。 (3) 技術導入契約会社名相手先国名技術内容対価契約期間第一三共株式会社(当社)Amgen Inc.アメリカ抗RANKL抗体「デノスマブ」に関する技術契約一時金マイルストーン一定料率の実施料自 2007年7月至 2027年6月第一三共株式会社(当社)MedImmune, LLCアメリカ鼻腔噴霧インフルエンザ弱毒生ワクチン「フルミスト」に関する技術契約一時金マイルストーン自 2015年9月至 上市後5年第一三共株式会社(当社)Ultragenyx Pharmaceutical Inc.アメリカAAVベクターを用いた遺伝子治療薬製造技術契約一時金マイルストーン一定料率の実施料自 2020年3月至 実施料支払期間満了日まで第一三共株式会社(当社)Alteogen Inc.韓国Trastuzumab deruxtecan皮下注製剤の開発・商業化のための遺伝子組換ヒアルロニダーゼに関する技術契約一時金マイルストーン一定料率の実施料自 2024年11月至 最後の実施料支払が完了する迄アメリカン・リージェントInc.(連結子会社)Vifor (International) Ltd.スイス貧血治療剤「ヴェノファー」及び「インジェクタファー」に関する技術製品購入価格自 1997年12月至 2040年12月 (4) 販売契約等(導入)契約会社名相手方の名称国名契約の内容対価契約期間第一三共株式会社(当社)UCB Biopharma Sprlベルギー同社のてんかん治療薬「ビムパット」の日本国内における独占販売及び共同販促契約一時金マイルストーン自 2014年11月至 上市後10年第一三共株式会社(当社)田辺ファーマ株式会社日本同社の2型糖尿病治療用配合剤「カナリア」の日本国内における独占販売及び共同販促マイルストーン製品育成費用自 2017年3月至 上市後10年(以後1年ごとの自動更新)第一三共株式会社(当社)日本イーライリリー株式会社、Eli Lilly and Company日本アメリカ同社の片頭痛発作の発症抑制薬「エムガルティ」の日本国内における独占販売及び共同販促契約一時金製品購入価格自 2020年10月至 2031年3月(以後後発品の上市か合意解約されるまで1年ごとの自動更新)第一三共株式会社(当社)Esperion Therapeutics, Inc.アメリカ高コレステロール血症治療剤「ベムペド酸」の韓国、ブラジル、台湾、香港、マカオ、タイ、ベトナム、ミャンマー及びカンボジアにおける独占販売契約一時金マイルストーン一定料率の実施料自 2021年4月至 対象特許の満了日、データ保護期間の満了日又は上市後12年のうちいずれか遅く到来する日第一三共株式会社(当社)MSD International Business GmbHスイス同社の不眠症治療薬「ベルソムラ」の日本国内における独占販売契約一時金製品購入価格マイルストーン自 2024年3月至 製品の移管日から8年又は対象特許満了日のうちいずれか遅く到来する日第一三共ヨーロッパGmbH(連結子会社)Esperion Therapeutics, Inc.アメリカ高コレステロール血症治療剤「ベムペド酸」の欧州における独占販売契約一時金マイルストーン一定料率の実施料自 2019年1月至 対象特許の満了日又は上市後12年のうちいずれか遅く到来する日 (5) 販売契約等(導出)契約会社名相手方の名称国名契約の内容対価契約期間第一三共株式会社(当社)AstraZeneca UK Limitedイギリス抗がん剤「エンハーツ」の全世界での共同開発及び販売提携契約一時金マイルストーン一定料率の実施料日本を除く全世界における利益と開発・販売等費用の折半自 2019年3月至 国ごとに販売を中止するまで第一三共株式会社(当社)AstraZeneca UK Limitedイギリス抗がん剤「ダトロウェイ」の全世界での共同開発及び販売提携契約一時金マイルストーン一定料率の実施料日本を除く全世界における利益と開発・販売等費用の折半自 2020年7月至 国ごとに販売を中止するまで第一三共株式会社(当社)Merck & Co., Inc.アメリカ抗がん剤「HER3-DXd」「I-DXd」「DS-6000」及び「MK-6070」の全世界での共同開発及び販売提携(注)契約一時金マイルストーン一定料率の実施料日本を除く全世界における利益と販売費等費用の折半、開発費の一部の負担自 2023年10月至 全ての開発及び販売を恒久的に中止するまでアメリカン・リージェントInc.(連結子会社)Fresenius USA Manufacturing, Inc.アメリカ貧血治療剤「ヴェノファー」の米国内における販売契約一時金一定料率の実施料自 2008年11月至 2028年12月第一三共ノーザンヨーロッパGmbH(連結子会社)Organon Trade LLCアメリカ抗凝固剤「リクシアナ(エドキサバン)」の欧州一部地域における独占販売契約一時金製品供給代金自 2016年2月至 2026年2月又は対象特許の満了日のうちいずれか遅く到来する日(注)2024年度より、「HER3-DXd」「I-DXd」「DS-6000」を対象とした導出の原契約に、Merck & Co., Inc.が開発中の「MK-6070」の導入を追加しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記 37.共同開発及び共同販促」に記載のとおりであります。 (6) 業務委託契約契約会社名相手方の名称国名契約の内容対価契約期間第一三共株式会社(当社)株式会社日立製作所日本IT業務の同社への委託業務委託費自 2026年4月至 2027年3月
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は、株主の皆様への利益還元を経営上重要な施策の一つとして位置付けております。具体的には、成長のための投資、社債の償還準備、株主還元等を総合的に勘案した上で、配当を安定的に維持することを基本方針としております。内部留保については、持続的な企業価値の向上を図るため、成長戦略の展開に不可欠な投資として研究開発、事業開発、設備投資及び運転資金に充当する考えであります。当社は、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、会社法第454条第5項に定める中間配当をすることができる。」旨を定款に定めており、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。これらを勘案し、当期におきましては1株当たり年78円(うち中間配当39円)の配当を見込んでおります。当事業年度に係る剰余金の配当は次のとおりであります。 決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年10月31日72,74339.0取締役会決議(注)22026年6月22日(予定)71,51939.0定時株主総会決議(注)1、3(注)1.2026年3月31日を基準日とする期末配当であり、2026年6月22日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として提案しております。2.2025年10月31日開催の取締役会にて決議された配当金の総額には、役員報酬BIP信託及び株式付与ESOP信託が所有する当社株式に対する配当金76百万円が含まれております。3. 2026年6月22日開催予定の定時株主総会に議案として提案された配当金の総額には、役員報酬BIP信託及び株式付与ESOP信託が所有する当社株式に対する配当金552百万円が含まれております。
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100YEY0)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E00984)・公共データ利用規約 PDL1.0。
FACTS よくある質問(基本情報)
第一三共株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
4568です。
4568(第一三共株式会社)のEDINETコードは?
E00984です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
4568(第一三共株式会社)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 奥澤 宏幸です(有価証券報告書の表紙記載)。
4568(第一三共株式会社)の本社所在地は?
東京都中央区日本橋本町三丁目5番1号です。
4568(第一三共株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
有限責任あずさ監査法人です。
4568(第一三共株式会社)の筆頭株主は?
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)で、保有比率は約17.0%です(2026-03-31基準)。
4568(第一三共株式会社)の発行済株式数は?
有報(2026-03-31基準)で1,894,350,000株です(発行済株式総数)。うち自己株が60,523,300株、市場で流通する浮動株は1,068,848,700株です。
4568(第一三共株式会社)の株主数は?
2026-03-31基準で172,347名です。上位10名で41.7%を保有し、浮動株比率は56.4%です。
4568(第一三共株式会社)の決算期は?
3月期です。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)
株価・割安度
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
収益性・効率
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
成長・複利
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
財務の健全性
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
株主還元・希薄化
統治(ガバナンス)
市場・流動性
理論株価の手法
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
SOURCE / 出典
基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E00984)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。