4023東証プライム化学
株式会社クレハ
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ROIC
%
投下資本利益率
ROE(実績)3606位
-5.7%
有報 報告値
営業利益率3644位
-11.5%
営業益 -185.9億
自己資本比率2365位
48.8%
EPS(実績)
-267.1
26/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ赤字計上型

解析準備中。

✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均2.03x)▲ ネットデット899.3億▲ 最終赤字106.9億▲ 営業赤字拡大▲ 自己株23.5%

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均2.03x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

ネットデット899.3億。現金297.3億 < 有利子負債1196.6億

営業赤字拡大。営業利益率 5.82%→-11.5%

自己株23.5%。発行済の1割超が金庫株。資本政策次第で機動性にも

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JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/03期・単年)

損益(PL)
売上高
1,616.9
前年比 -0.2%
営業利益
-185.9
赤字転換
経常利益
純利益
-106.9
赤字転換
財政状態(BS)
総資産
3,384.4
前年比 -2.0%
純資産
1,652.3
前年比 -21.1%
現金
297.3
前年比 +38.3%
有利子負債
1,196.6
前年比 +48.6%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
280.1
前年比 -5.1%
投資CF
-137.2
財務CF
-79.6
赤字転換
フリーCF
47.5
黒字転換
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
売上高(百万)168,341191,277177,973162,015161,688
営業利益(百万)20,14222,35012,8009,428-18,592
経常利益(百万)
純利益(百万)14,16416,8689,7347,800-10,693
EPS(円)241.9288.1173.0149.7-267.1
1株配当(円)210.0270.0173.386.7214.0
営業利益率(%)12.011.77.25.8-11.5
ROE(%)7.48.14.53.6-5.7
自己資本比率(%)70.572.667.060.648.8

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
総資産(百万)282,639296,404330,630345,298338,444
純資産(百万)199,219215,199221,377209,372165,233
流動資産(百万)112,418120,994119,900104,774110,858
流動負債(百万)62,60260,79652,89955,43377,836
現金(百万)30,63932,20523,13121,50029,726
有利子負債(百万)26,17821,99451,02180,531119,656
ネットキャッシュ(百万)4,46110,211-27,890-59,031-89,930
BPS(円)3,402.43,675.34,022.74,209.14,323.3
自己資本比率(%)70.572.667.060.648.8
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0323/0324/0325/0326/03
営業CF(百万)28,58122,74411,60129,52528,009
投資CF(百万)-10,999-11,100-34,288-39,436-13,723
財務CF(百万)-6,105-10,48412,1358,437-7,959
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2026-03期・細目まで)

貸借対照表 58項目
項目当期前期
財政状態計算書
資産
流動資産
現金及び現金同等物29,72621,500
営業債権及びその他の債権32,58431,253
棚卸資産43,38946,734
その他の金融資産611
その他の流動資産5,1515,273
流動資産110,858104,774
非流動資産
有形固定資産147,143173,472
使用権資産5,0986,967
無形資産4,8745,293
持分法で会計処理されている投資17,92016,416
退職給付に係る資産22,60018,217
繰延税金資産6,4281,991
その他の金融資産28,04624,696
その他の非流動資産571436
非流動資産227,586240,524
資産338,444345,298
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務21,01519,490
社債及び借入金37,33317,767
未払法人所得税2,0882,375
引当金6,6817,106
その他の金融負債1,5511,612
その他の流動負債9,1667,080
流動負債77,83655,433
非流動負債
社債及び借入金82,32362,764
退職給付に係る負債255281
引当金1,2401,271
繰延税金負債3,4667,563
その他の金融負債3,8884,961
その他の非流動負債2,2541,884
非流動負債93,42878,725
負債171,265134,159
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金18,16918,169
資本剰余金14,70314,724
利益剰余金145,392174,432
自己株式-37,335-15,842
その他の資本の構成要素24,30317,888
親会社の所有者に帰属する持分165,233209,372
非支配持分1,9461,767
資本167,179211,139
負債及び資本338,444345,298
財政状態計算書
資産
現金及び現金同等物29,72621,500
持分法で会計処理されている投資17,92016,416
有形固定資産147,143173,472
使用権資産5,0986,967
無形資産4,8745,293
繰延税金資産6,4281,991
資産338,444345,298
負債及び資本
負債
繰延税金負債3,4667,563
負債171,265134,159
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金18,16918,169
資本剰余金14,70314,724
利益剰余金145,392174,432
自己株式-37,335-15,842
その他の資本の構成要素24,30317,888
親会社の所有者に帰属する持分165,233209,372
非支配持分1,9461,767
資本167,179211,139
負債及び資本338,444345,298
損益計算書 30項目
項目当期前期
損益計算書
継続事業
売上収益161,688162,015
売上原価116,140119,521
売上総利益45,54742,493
販売費及び一般管理費32,26132,579
その他の収益4,2011,136
その他の費用37,2651,597
営業利益(△損失)-18,5929,428
金融収益1,038986
金融費用757196
持分法による投資損益(△は損失)1,185-24
税引前利益(△損失)-18,31010,218
法人所得税費用-7,7572,321
当期利益(△損失)-10,5537,896
当期利益(△損失)の帰属
親会社の所有者-10,6937,800
非支配持分13996
当期利益(△損失)-10,5537,896
1株当たり当期利益(△損失)
基本的1株当たり当期利益(△損失)
基本的1株当たり当期利益(△損失) -267150
希薄化後1株当たり当期利益(△損失)
希薄化後1株当たり当期利益(△損失) -267149
包括利益計算書
当期利益(△損失)-10,5537,896
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
確定給付制度の再測定2,599429
その他の包括利益を通じて公正価値で測定するものとして指定した資本性金融商品の公正価値の純変動額4,99390
純損益に振り替えられることのない項目合計7,593519
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の外貨換算差額4,415-601
持分法によるその他の包括利益162-149
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計4,578-750
その他の包括利益12,171-230
当期包括利益1,6187,666
当期包括利益の帰属
親会社の所有者1,2227,623
非支配持分39542
当期包括利益1,6187,666
キャッシュ・フロー計算書 36項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
当期利益(△損失)-10,5537,896
税引前利益(△損失)-18,31010,218
調整
減価償却費及び償却費12,33912,684
減損損失(又は戻入れ)36,500
金融収益-807-849
金融費用750189
持分法による投資損益(△は益)-1,18524
有形固定資産及び無形資産除売却損益(△は益)-2,630694
運転資本の増減
営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)-4507,669
棚卸資産の増減額(△は増加)4,2124,416
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)210-930
退職給付に係る資産及び負債の増減額-615-520
引当金の増減額(△は減少)-540-2,896
その他1,835-1,633
小計31,30829,066
利息及び配当金の受取額1,809849
利息の支払額-539-159
法人所得税の支払額-4,568-231
営業活動によるキャッシュ・フロー28,00929,525
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産及び無形資産の取得による支出-23,262-43,837
有形固定資産及び無形資産の売却による収入4,191862
投資有価証券の取得による支出-159-358
投資有価証券の売却による収入4,8635,082
その他642-861
投資活動によるキャッシュ・フロー-13,723-39,436
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入28,84610,000
長期借入金の返済による支出-6,267-4,426
非支配持分からの子会社持分取得による支出-140
自己株式の取得による支出-39,073-15,002
配当金の支払額-6,341-4,660
非支配持分への配当金の支払額-67-46
その他-1,414-1,333
財務活動によるキャッシュ・フロー-7,9598,437
現金及び現金同等物の為替変動による影響1,898-156
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)8,226-1,630
現金及び現金同等物29,72621,500
この会社だけの項目 10件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。
項目当期前期
非支配持分との資本取引-140
補償損失引当金戻入益49329
減損損失236,500
短期借入金及びコマーシャル・ペーパーの増減額(△は減少)16,4994,000
有形固定資産および無形資産の増加額25,43944,846
補助金収入差益(IFRS)208114
リストラクチャリング引当金戻入益188
合計、償却累計額および減損損失累計額-3,408-3,064
合計、取得原価8,2838,357
合計4,8745,293
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 詳細ツリー)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
-1,000億0億1,000億2,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 売上高 1,683億 ・ 純利益 142億23/03 ・ 売上高 1,913億 ・ 純利益 169億24/03 ・ 売上高 1,780億 ・ 純利益 97億25/03 ・ 売上高 1,620億 ・ 純利益 78億26/03 ・ 売上高 1,617億 ・ 純利益 -107億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
-20%0%20%40% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 粗利率 30.2% ・ 営業利益率 12.0% ・ 純利益率 8.4%23/03 ・ 粗利率 28.6% ・ 営業利益率 11.7% ・ 純利益率 8.8%24/03 ・ 粗利率 28.8% ・ 営業利益率 7.2% ・ 純利益率 5.5%25/03 ・ 粗利率 26.2% ・ 営業利益率 5.8% ・ 純利益率 4.8%26/03 ・ 粗利率 28.2% ・ 営業利益率 -11.5% ・ 純利益率 -6.6%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
-10%-5%0%5%10% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ROE 7.4% ・ ROA 5.0% ・ ROIC 7.2%23/03 ・ ROE 8.1% ・ ROA 5.7% ・ ROIC 8.1%24/03 ・ ROE 4.5% ・ ROA 2.9% ・ ROIC 3.6%25/03 ・ ROE 3.6% ・ ROA 2.3% ・ ROIC 2.7%26/03 ・ ROE -5.7% ・ ROA -3.2% ・ ROIC -4.2%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-400億-200億0億200億400億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF 286億 ・ 投資CF -110億 ・ 財務CF -61億23/03 ・ 営業CF 227億 ・ 投資CF -111億 ・ 財務CF -105億24/03 ・ 営業CF 116億 ・ 投資CF -343億 ・ 財務CF 121億25/03 ・ 営業CF 295億 ・ 投資CF -394億 ・ 財務CF 84億26/03 ・ 営業CF 280億 ・ 投資CF -137億 ・ 財務CF -80億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
-300億-200億-100億0億100億200億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ フリーCF 160億23/03 ・ フリーCF 85億24/03 ・ フリーCF -211億25/03 ・ フリーCF -143億26/03 ・ フリーCF 47億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億200億400億600億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 設備投資 126億 ・ 減価償却 116億23/03 ・ 設備投資 142億 ・ 減価償却 116億24/03 ・ 設備投資 327億 ・ 減価償却 117億25/03 ・ 設備投資 438億 ・ 減価償却 127億26/03 ・ 設備投資 233億 ・ 減価償却 123億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
-4倍-2倍0倍2倍4倍 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF/純利益 2.02倍23/03 ・ 営業CF/純利益 1.35倍24/03 ・ 営業CF/純利益 1.19倍25/03 ・ 営業CF/純利益 3.79倍26/03 ・ 営業CF/純利益 -2.62倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
-400円-200円0円200円400円 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ EPS ¥24223/03 ・ EPS ¥28824/03 ・ EPS ¥17325/03 ・ EPS ¥15026/03 ・ EPS ¥-267
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円100円200円300円-100%-50%0%50%100%150% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 1株配当 ¥210 ・ 配当性向 86.8%23/03 ・ 1株配当 ¥270 ・ 配当性向 93.7%24/03 ・ 1株配当 ¥173 ・ 配当性向 100.2%25/03 ・ 1株配当 ¥87 ・ 配当性向 57.9%26/03 ・ 1株配当 ¥214 ・ 配当性向 -80.1%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億1,000億2,000億3,000億4,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 総資産 2,826億 ・ 純資産 1,992億23/03 ・ 総資産 2,964億 ・ 純資産 2,152億24/03 ・ 総資産 3,306億 ・ 純資産 2,214億25/03 ・ 総資産 3,453億 ・ 純資産 2,094億26/03 ・ 総資産 3,384億 ・ 純資産 1,652億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円2,000円4,000円6,000円0%20%40%60%80% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ BPS ¥3,402 ・ 自己資本比率 70.5%23/03 ・ BPS ¥3,675 ・ 自己資本比率 72.6%24/03 ・ BPS ¥4,023 ・ 自己資本比率 67.0%25/03 ・ BPS ¥4,209 ・ 自己資本比率 60.6%26/03 ・ BPS ¥4,323 ・ 自己資本比率 48.8%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億500億1,000億1,500億0%100%200%300% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 流動資産 1,124億 ・ 流動負債 626億 ・ 流動比率 179.6%23/03 ・ 流動資産 1,210億 ・ 流動負債 608億 ・ 流動比率 199.0%24/03 ・ 流動資産 1,199億 ・ 流動負債 529億 ・ 流動比率 226.7%25/03 ・ 流動資産 1,048億 ・ 流動負債 554億 ・ 流動比率 189.0%26/03 ・ 流動資産 1,109億 ・ 流動負債 778億 ・ 流動比率 142.4%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億500億1,000億1,500億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 現金 306億 ・ 有利子負債 262億23/03 ・ 現金 322億 ・ 有利子負債 220億24/03 ・ 現金 231億 ・ 有利子負債 510億25/03 ・ 現金 215億 ・ 有利子負債 805億26/03 ・ 現金 297億 ・ 有利子負債 1,197億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
-1,000億-500億0億500億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ネットキャッシュ 45億23/03 ・ ネットキャッシュ 102億24/03 ・ ネットキャッシュ -279億25/03 ・ ネットキャッシュ -590億26/03 ・ ネットキャッシュ -899億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
純利益率(%)8.48.85.54.8-6.6
ROE(%)7.48.14.53.6-5.7
ROA(%)5.05.72.92.3-3.2
総資産回転(回)0.600.650.540.470.48
営業CF率(%)17.011.96.518.217.3
営業CF/純益(倍)2.021.351.193.79
配当性向(%)86.893.7100.257.9
売上 前年比(%)16.413.6-7.0-9.0-0.2
純資産 前年比(%)8.48.02.9-5.4-21.1
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

SEGMENT 事業別の稼ぎ

事業売上構成比営業利益利益率従業員
樹脂製品事業69億713
その他関連事業26億1,211
機能製品事業21億833
建設関連事業15億300
化学製品事業14億225
「どの事業が稼ぐか」=所有に値するかの核。出所: 有報 セグメント情報(EDINET 一次データ)。情報提供であり売買推奨ではありません。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

22/03
¥210.0
23/03
¥270.0
24/03
¥173.3
25/03
¥86.7
26/03
¥214.0
配当性向 —%・連続増配 1年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
47.5
ROIC
%
粗利率
28.2%
アクルーアル比率
-11.3%
売上CAGR(4年)
-1.0%
EPS CAGR
%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値 運転資本の回転(現金が拘束される日数)

売上債権回転日数
73.6
棚卸回転日数
136.4
仕入債務回転日数
66.0
CCC(現金循環)
144.0
CCC(現金循環日数)=売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金を払ってから売上を回収するまで、現金が事業に拘束される日数。短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。業種で水準が大きく違い(製造・小売で長め、サービス・プラットフォームで短い/マイナス)、在庫を持たない業態や算定できない指標は「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
-6.6%
ROA
-3.2%
総資産回転
0.48
実効税率
%
現金変換(CFO/営業益)
CFO/純益(平均)
2.03
累計営業CF
2,696.2
FCFマージン
2.9%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
1.89
BPS CAGR
6.2%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
1.42
純負債/EBITDA
インタレストカバレッジ
-17.8
債務返済年数
4.3
配当性向
%
連続増配
1
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
総合偏差値
40.2 母集団3920社中 3659位10/14指標
総合 →
業種内 総合偏差値(化学)
37.5 同業202社中 200位10/14指標
全体3659位・同業200位(母集団が異なるため両立します)
営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比発生高売上成長 50
営業利益率
45
純利益率
48
粗利率
47
ROE
45
ROA
45
FCFマージン
51
自己資本比率
48
流動比率
45
アクルーアル比率
61
売上CAGR
42
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
—億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.0億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.0%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
61.3%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
明治安田生命保険相互会社
9.5% 保有
自己株式
23.47%
11,723,300株 ・簿価373.4億
大株主比率
1. 明治安田生命保険相互会社9.5%
2. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.3%
3. 東京海上日動火災保険株式会社4.3%
4. 株式会社みずほ銀行3.1%
5. STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)3.0%
6. みずほ信託銀行株式会社2.1%
7. 株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.1%
8. クレハグループ従業員持株会2.0%
9. 株式会社東邦銀行1.7%
10. 株式会社常陽銀行1.6%
上位10で 38.7%・発行済 49,942,221株・自己株 11,723,300株・浮動株 23,420,921株・株主 28,399名。所有者別(単元): 外国人 12.0% / 機関 32.0% / 個人 50.7%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率0.16%(取締役 5名計)
政策保有株式(簿価合計)19,387.0百万円(35銘柄)
役員報酬総額 / 役員数320.0百万円 / 19名
平均年間給与(提出会社)742万円(前期比 -1.0%)
従業員数(連結)3,941名
監査報酬 / 非監査報酬81.0百万円 / 0.0百万円
平均勤続年数19.8年
女性管理職比率8.3%
従業員1人当たり売上41.0百万円
従業員1人当たり営業利益-4.7百万円
政策保有株式の対純資産比11.7%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長兼CEO 名武 克泰
本社所在地東京都中央区日本橋浜町3-3-2
市場 / 業種東証プライム / 化学
決算期3月
従業員数(連結)3,941名
EDINETコードE00761

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/03期末 基準・49,942,000株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-07-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社みずほ銀行
2026-06-22確認書 ↗
2026-03-04訂正報告書(大量保有報告書・変更報告書) ↗ / モラント・ライト・マネジメント・リミテッド
2026-03-04訂正報告書(大量保有報告書・変更報告書) ↗ / モラント・ライト・マネジメント・リミテッド
2026-01-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 明治安田生命保険相互会社
2025-11-13確認書 ↗
2025-06-25確認書 ↗
2025-06-11変更報告書(短期大量譲渡) ↗ / 株式会社エスグラントコーポレーション
2025-06-05変更報告書(特例対象株券等) ↗ / モラント・ライト・マネジメント・リミテッド
2025-05-09変更報告書 ↗ / 株式会社エスグラントコーポレーション
2025-03-06変更報告書 ↗ / 株式会社エスグラントコーポレーション
2025-02-12変更報告書 ↗ / 株式会社エスグラントコーポレーション
2024-12-20大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / モラント・ライト・マネジメント・リミテッド
2024-11-22変更報告書 ↗ / 株式会社エスグラントコーポレーション
2024-11-13確認書 ↗
2024-07-05変更報告書 ↗ / 株式会社エスグラントコーポレーション
2024-06-26確認書 ↗
2024-05-02変更報告書 ↗ / 株式会社エスグラントコーポレーション
2024-04-23変更報告書 ↗ / 株式会社エスグラントコーポレーション
2024-04-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / レオス・キャピタルワークス株式会社
2024-04-05変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社みずほ銀行
2024-04-01変更報告書 ↗ / 株式会社エスグラントコーポレーション
2024-03-13変更報告書 ↗ / 株式会社エスグラントコーポレーション
2024-03-01変更報告書 ↗ / 株式会社エスグラントコーポレーション
2024-02-09確認書 ↗
2023-12-21変更報告書(特例対象株券等) ↗ / シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社
2023-11-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社みずほ銀行
2023-11-13確認書 ↗
2023-10-19変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友信託銀行株式会社
2023-10-18変更報告書 ↗ / 株式会社エスグラントコーポレーション
2023-10-12大量保有報告書 ↗ / 株式会社エスグラントコーポレーション
2023-09-25大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / レオス・キャピタルワークス株式会社
2023-09-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社
2023-07-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社
2023-06-27確認書 ↗
2023-06-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友信託銀行株式会社
2023-05-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社みずほ銀行
2023-04-20変更報告書(特例対象株券等) ↗ / シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社
2023-03-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社
2022-11-21変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友信託銀行株式会社
2022-09-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友信託銀行株式会社
2022-07-21変更報告書(特例対象株券等) ↗ / シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社
2022-06-24確認書 ↗
2022-06-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友信託銀行株式会社
2022-01-21変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社みずほ銀行
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当企業集団は、当社および子会社29社(内、連結子会社26社)、関連会社5社(内、持分法適用会社1社)から構成され、機能製品、化学製品、樹脂製品の製造・販売をその主な事業内容とし、更に各事業に関連する設備の建設・補修、物流、環境対策およびその他のサービス等の事業活動を行っています。 当企業集団の事業に係わる位置付けおよびセグメントとの関連は、次のとおりです。 ① 機能製品事業・当社は、機能樹脂、炭素製品の製造・販売を行っています。・㈱クレハトレーディングは、機能製品の販売を行っており、当社は製品の一部を同社を通じて販売を行うとともに、原料の一部について同社を通じて購入しています。また、レジナス化成㈱に出資を行っています。・クレハエクストロン㈱は、機能製品の製造・販売を行っており、当社は同社に対し原料を供給する一方、同社製品の一部の購入を行っています。・クレハGmbH(独)は、欧州において当社の機能製品の販売を行っています。・クレハ・アメリカInc.(米)は、当社の機能製品の販売を行っています。また、クレハ・ピージーエーLLC(米)、クレハ・エナジー・ソリューションズLLC(米)およびフォートロン・インダストリーズLLC(米)に出資を行っています。・クレハ・ピージーエーLLC(米)は、米国においてPGA(ポリグリコール酸)樹脂の製造を行っており、当社は同社製品の購入を行っています。・クレハ・エナジー・ソリューションズLLC(米)は、機能製品の販売および技術サービスを行っており、当社は製品の一部を同社を通じて販売を行っています。・呉羽(上海)炭繊維材料有限公司(中)は、中国において炭素製品の製造・販売を行っており、当社は同社に対し原料を供給する一方、同社製品の一部の購入を行っています。・呉羽(中国)投資有限公司(中)は、当社に機能製品の販売を行うとともに、当社は同社を通じて機能製品の一部の販売を行っています。また、呉羽(常熟)フッ素材料有限公司(中)に出資を行っています。・呉羽(常熟)フッ素材料有限公司(中)は、中国においてフッ化ビニリデン樹脂の製造を行っており、当社は同社製品の購入を行っています。 ② 化学製品事業・当社は、農薬、医薬品、無機薬品、有機薬品の製造・販売を行っています。・㈱クレハトレーディングは、化学製品の販売を行っており、当社は製品の一部を同社を通じて販売を行うとともに、原料の一部について同社を通じて購入しています。 ③ 樹脂製品事業・当社は、食品包装材、家庭用品の製造・販売を行っています。・㈱クレハトレーディングは、樹脂製品の販売を行っており、当社は製品の一部を同社を通じて販売を行うとともに、原料の一部について同社を通じて購入しています。・クレハ合繊㈱は、合成繊維の製造・販売を行っており、当社は同社に対し原料を供給しています。・クレハ・アメリカInc.(米)は、樹脂製品の販売を行っています。・クレハ・ヨーロッパB.V.(蘭)は、クレハロンB.V.(蘭)、クレハGmbH(独)およびクレハロン・オーストラリアPty Ltd.(豪)に対する出資を行っています。なお、熱収縮多層フィルム事業の撤退に伴い、クレハロンB.V.(蘭)およびクレハロン・オーストラリアPty Ltd.(豪)は、清算手続を行っています。・呉羽(中国)投資有限公司(中)は、樹脂製品の販売を行っています。・クレハ・ベトナムCo.,Ltd.(越)は、食品包装材の製造・販売を行っており、当社は同社に対し原料を供給する一方、同社製品の一部の購入を行っています。 ④ 建設関連事業・クレハ建設㈱は、土木・建築工事の施工請負を行っており、当社は同社に対して同業務の一部を発注しています。 ⑤ その他関連事業・㈱クレハトレーディングは、その他サービスの販売を行っています。・クレハ運輸㈱は、運送および倉庫業務を行っており、当社は同社に対して同業務の一部を委託しています。・クレハサービス㈱は、土地建物の売買・賃貸・管理、損害保険代理業および生命保険募集業、各種受託事業を行っており、当社は同社に対して福利厚生等の業務の一部を委託しています。・㈱クレハ環境は、産業廃棄物の処理および環境関連処理設備の販売を行っており、当社は同社に対して産業廃棄物の処理業務の一部を委託しています。また、ひめゆり総業㈱に出資を行っています。・社団医療法人呉羽会は、病院および介護老人保健施設の運営を行っています。 事業の系統図は、次のとおりです。 (注)1 ㈱クレハは、機能・化学・樹脂の各事業セグメントの製品の販売を行っています。2 ㈱クレハトレーディング、クレハ・アメリカInc.、呉羽(中国)投資有限公司は、複数の事業セグメントにまたがっているため、各セグメントに記載しています。3 樹脂製品事業のクレハロンB.V.、クレハロン・オーストラリアPty Ltd.は、清算手続きを行っています。4 クレハ建設㈱は、2026年4月1日付でクレハ工事㈱を吸収合併しています。5 クレハ電機㈱は、2026年4月1日付でクレハ設備㈱を吸収合併し、商号をクレハテック㈱に変更しています。6 クレハサービス㈱は、2026年4月1日付で㈱クレハ分析センターを吸収合併しています。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】 (1)方針・基本的な考え方当社グループでは、クレハグループの経営に悪影響を及ぼすリスクを把握し、その顕在化を未然に防止し、また、リスクが顕在化した場合の影響を軽減して許容範囲に収めるよう、必要な対応策を予め講じ備えておくことを「クレハグループリスクマネジメント基本方針」としています。中長期的かつ継続的な視点に立ち、脅威を網羅的に俯瞰し、包括的・統合的にリスクマネジメントすることが必要不可欠であると考え、全社リスクマネジメント体制を整備しています。また、マネジメントシステムの有効性を定期的にレビューし、継続的に改善を図っています。 (2)体制・責任者当社グループ全体のリスクマネジメント体制は、取締役会が監督しています。取締役会の監督の下、社長は、当社グループ全体のリスクマネジメントの責任者として、専門委員会である「リスクマネジメント委員会」を設置しています。各部門長は、自身の所掌・担当する業務領域におけるリスクマネジメントを統括する責任を負い、各部会(人権部会、ITリスク管理部会およびレスポンシブル・ケア部会など)や自身が運営を主管する各会議体(コンプライアンス委員会など)を活用し、リスクマネジメントを以下の体制で取り組んでいます。 ①第1線各部署長は、自部門の日常的なリスクマネジメントを遂行します。具体的には、リスクに直接関連し実際に対応する「実施部署」として、自部署の担当領域に存在するリスクを適切に認識した上で、当該リスクへの対応策を検討し、実施します。 ②第2線各部署のリスク管理を確実にするため、専門知識を持つ主管部署長は、専門的見地から担当領域に存在するリスクの特定および分析・評価を行います。当該リスクの管理を統括する「主管部署」として、第1線の各部署(実施部署)、ならびに関係会社によるリスクマネジメントを支援するとともに、対応策の実施状況をモニタリングして必要な指示を行い、グループ横断的なリスクマネジメント施策を実行しています。 ③第3線内部監査部は、独立的立場から第1線と第2線の両方の業務について、管理体制などの適切性や有効性を評価・検証します。監査結果は、定期的に監査役会および取締役会へ報告します。 ④リスクマネジメント委員会の任務 1. 当社のリスクマネジメントに関する年度計画の策定および進捗管理 2. 当社に存在するリスクの特定および分析・評価3. 2.の分析・評価に基づき、「重要リスク」と評価されたリスクへの対応策の検討・実施、実施状況のモニタリング4. 当社のリスクマネジメントシステム(体制、実施プロセスを含むリスクマネジメントの仕組み)の維持、是正・改善の実施 5. 当社グループ各社のリスクマネジメントの支援 6. 当社事業継続計画(BCP) 策定・具備、運用および改善の取組みの検討 7. その他リスクマネジメントに関すること 委員長代表取締役社長リスク責任者委員長が指名した取締役または執行役員委員会長、全執行役員、重要リスクの主管部門長および委員長が指名したグループ会社社長事務局企画経理本部 (3)リスクマネジメントの実施プロセス当社グループは、前述したリスクマネジメント体制をグループ全体に展開し、経営計画システムの中でPDCAサイクルを確実に実行する必要のある「最重要リスク」を特定しています。この最重要リスクの設定およびモニタリング状況の確認・改善等を行う一連のプロセス(「全社リスクレビュー」)を次の手順により年2回実行します。 ① リスクマネジメント委員会は、クレハグループリスクマネジメント基本方針に従い、当社グループに存在するESGリスクを含む全てのリスクの分類を行います。 ② リスクの主管部署は、網羅性を確保する観点から当社グループの事業環境等に即したリスク分類表を用いてリスクの抽出を行います。抽出されたリスクに対し、顕在化した場合のシナリオを想定した上で、当社グループの利益への影響額を基に算出する「影響度」と「発生可能性」の二軸で評価を行い、対応の優先度を判定した上で「重要リスク」を特定します。 ③ リスクマネジメント委員会は、主管部署が行ったリスクの分析および評価の結果ならびに特定された「重要リスク」についてレビューを行い、俯瞰的・網羅的な観点から「最重要リスク案」を策定します。 ④ 「最重要リスク案」は、取締役会の決議をもって当社グループの「最重要リスク」として設定されます。設定された「最重要リスク」は、当社グループの経営計画システムに展開され、各実施部署長の責任のもと、各部署が具体的な対応策を実行します。 ⑤ リスクマネジメント委員会は「最重要リスク」への対応状況についてモニタリングを行い、環境変化に伴うリスクの変容に随時対応します。モニタリングの結果は、リスクマネジメント委員会を通じて、定期的に取締役会に報告され、監督を受けています。また、主な「最重要リスク」への対応状況等については、有価証券報告書およびコーポレートサイト等を通じて、適時かつ適切に情報開示を行っています。 (4)リスクマップ (5)最重要リスク当社グループの経営成績等の状況に重要な影響を与える可能性がある「最重要リスク」は、以下のとおりです。なお、文中の将来に関する事項および記載したリスクは、有価証券報告書の提出日現在において判断したものです。 ① 事業環境(地政学、市場環境)〇リスク当社グループはグローバルに様々な事業を展開しており、国内外の顧客動向、市場環境の変化、各国の経済政策の転換、または地政学リスクの顕在化等を背景とした原燃料の安定調達に支障が生じた場合、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。また、競合他社による生産能力増強や低価格販売等の事業展開により、当社グループの製品マーケットシェア低下や需給バランスが崩れることによる製品価格の下落が生じた場合は、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。〇対応策当社グループの事業は5つのセグメントで構成され、様々な事業を展開しており、特定市場の変動に対するリスクの分散と軽減を図っています。また、事業環境の変化をモニタリングし、分析・評価を実施した上で、機動的な対応策の立案と実行に努めています。あわせて、原料調達先の複数購買化を推進することにより調達先の分散を図り、生産に必要な原燃料が十分に確保されるよう努めています。 ② 経営戦略(ポートフォリオ、経営資源配分)〇ポートフォリオ戦略に係るリスク当社グループの事業は、特殊化学製品から一般消費者向けの最終製品まで幅広い製品群を有することで、景気変動の影響を受けにくい事業構造となっているものの、国内外の需給環境の変動、代替素材の登場、競合他社の販売戦略等によって、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。特に、セグメント別売上比率が高い機能製品事業は技術競争力が激しい領域であり、継続的な差別化への取り組みが不可欠であり、十分な差別化が図れない場合には、競争力の低下につながる可能性があります。〇対応策当社グループは『2035年度長期経営計画』-Technology to Value(技術の進化を更なる価値へ)- において、新事業・新製品の収益化によるバランスの取れた事業ポートフォリオの実現を目指しています。現在の主力である機能製品事業および樹脂製品事業の競争力強化を継続するとともに、ライフサイエンス領域を含む化学製品事業の育成・強化に向けた取り組みを進めています。また成長の加速を目的として、外部企業への出資をすでに実施しており、今後も企業価値の向上に資すると判断される案件に対しては、M&Aや他社との協業・アライアンスを積極的に検討・推進してまいります。 〇経営資源配分に係るリスク当社グループは、今後の需要予測および損益等を総合的に勘案して、設備投資を含む経営資源の戦略的な投入を行っています。しかしながら、事業環境の著しい悪化等により計画通りの収益が得られないことにより、投資額の回収が見込めず、資産価値もしくは事業価値の下落が生じた場合は、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。〇対応策設備投資の実施にあたっては、社内で設定した投資採算基準を満たすことを前提条件とし、営業上・技術上のリスクを多角的に検証したうえで、総合的な検討・判断を経て投資を決定しています。また、従来の投資判断プロセスを定期的に見直すことで、投資計画の精度向上および実効性の確保に取り組んでいます。さらに、事業環境の変化および技術革新のスピードが加速するなか、資本収益性向上を図るべくROICを活用した事業採算性の定期的なモニタリングを実施し、適切な経営資源の再配分に努めています。 ③ 研究開発力・技術競争力〇リスク当社グループにおいては、持続的な成長に向けて研究開発力および技術競争力の維持・強化が重要でありますが、開発テーマの進捗管理や技術開発の方向性の適切な判断が十分に機能しない場合、新製品の開発遅延や商品開発力の低下を招き、市場競争力の低下につながる可能性があります。また、当社の基盤技術やノウハウの継承・発展、人財育成が適切に行われない場合、中長期的な技術優位性の確保が困難となるリスクがあります。〇対応策当社グループでは、中長期経営計画に基づく開発テーマの進捗状況を定期的にモニタリングしています。また、技術会議等を通じて、技術開発の方向性や重要課題の審議を行うとともに、研究開発・生産・技術部門が連携した推進体制のもと、技術開発力の強化を図っています。さらに技術戦略や人財育成方針の共有を
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社および持分法適用会社)の経営成績等の状況の概要は次のとおりです。 ① 財政状態および経営成績の状況(経営成績の状況)当期のわが国を含む世界経済は、景気の緩やかな回復が続くことが期待される一方、米国の通商政策や中東情勢による影響等が懸念され、先行きが不透明な状況が続きました。このような状況のなか、当社グループは、「中長期的な企業価値の向上」と「持続可能な社会への貢献」を両立し、サステナビリティ経営を推進して当社グループを一層発展させるべく、『クレハグループ企業理念』、『クレハビジョン』、2030年度に向けた『経営方針』と「クレハグループ中長期経営計画『未来創造への挑戦』」に加えて、事業環境の変化等を踏まえ、『クレハグループ中長期経営計画ローリングプラン2025』を策定し、取り組んできました。当連結会計年度の売上収益は、PGA(ポリグリコール酸)樹脂加工品の売上げは増加しましたが、熱収縮多層フィルムの販売を前年上期で終了したこと、およびリチウムイオン二次電池用バインダー向けのフッ化ビニリデン樹脂の売上げが減少したことにより、前期比で減少しました。営業利益は、EV(電気自動車)市場の停滞が継続し、フッ化ビニリデン樹脂の主な用途となる車載用リチウムイオン二次電池用バインダーの需要回復に想定以上の時間がかかる見通しとなったことから、将来収益計画を見直し、当該事業に係る固定資産の減損損失を計上したこと、および新規治療薬の台頭による球形吸着炭市場の縮小および毎年の薬価引き下げに伴い慢性腎不全用剤製造設備の減損損失を計上したことにより、前期の営業利益から営業損失となりました。この結果、売上収益は前期比0.2%減の1,616億88百万円、営業損失は185億92百万円(前期は94億28百万円の営業利益)、税引前損失は183億10百万円(前期は102億18百万円の税引前利益)、当期損失は105億53百万円(前期は78億96百万円の当期利益)、親会社の所有者に帰属する当期損失は106億93百万円(前期は78億円の親会社の所有者に帰属する当期利益)となりました。 セグメントの業績は次のとおりです。(単位:百万円) 売 上 収 益営 業 損 益前期当期増減前期当期増減機能製品事業57,37261,2793,907△1,9912,1344,126化学製品事業30,67729,487△1,1905921,350758樹脂製品事業40,52836,724△3,8037,0976,913△183建設関連事業14,84216,0131,1701,3931,533140その他関連事業18,59318,183△4092,9112,592△319セグメント合計162,015161,688△32610,00214,5244,522調整額 (注)---△574△33,117△32,543連結合計162,015161,688△3269,428△18,592△28,021 (注)営業損益の調整額には、報告セグメントに配分していないその他の収支が含まれています。詳細は、連結財務諸表注記「25.その他の収益」および「26.その他の費用」に記載しています。 機能製品事業機能樹脂分野では、リチウムイオン二次電池用バインダー向けのフッ化ビニリデン樹脂の売上げは減少したものの、シェールオイル・ガス掘削用途のPGA(ポリグリコール酸)樹脂加工品およびPPS樹脂の売上げが増加したことに加えて原材料価格の下落もあり、この分野での売上げ、営業利益はともに増加しました。炭素製品分野では、球状活性炭の売上げが増加したことから、この分野での売上げ、営業利益はともに増加しました。この結果、本セグメントの売上収益は前期比6.8%増の612億79百万円となり、前期19億91百万円の営業損失から21億34百万円の営業利益となりました。 化学製品事業農薬・医薬分野では、慢性腎不全用剤「クレメジン」の売上げは減少したものの、農業・園芸用殺菌剤の売上げが増加したことから、この分野での売上げ、営業利益はともに増加しました。工業薬品分野では、有機薬品類の売上げが減少したことから、この分野での売上げは減少しましたが、原材料価格の下落により営業利益は増加しました。この結果、本セグメントの売上収益は前期比3.9%減の294億87百万円となり、営業利益は前期比128.0%増の13億50百万円となりました。 樹脂製品事業コンシューマー・グッズ分野では、家庭用ラップ「NEWクレラップ」およびフッ化ビニリデン釣糸「シーガー」の売上げが増加し、この分野での売上げ、営業利益はともに増加しました。業務用食品包装材分野では、熱収縮多層フィルムの販売を前年上期で終了したことにより、売上げ、営業利益はともに減少しました。この結果、本セグメントの売上収益は前期比9.4%減の367億24百万円となり、営業利益は前期比2.6%減の69億13百万円となりました。 建設関連事業公共工事、民間工事ともに大型案件が順調に進行したことにより、売上げ、営業利益はともに増加しました。この結果、本セグメントの売上収益は前期比7.9%増の160億13百万円となり、営業利益は前期比10.1%増の15億33百万円となりました。 その他関連事業環境事業では、廃棄物処理数量の減少により、売上げ、営業利益はともに減少しました。その他の事業では、売上げ、営業利益はともに減少しました。この結果、本セグメントの売上収益は前期比2.2%減の181億83百万円となり、営業利益は前期比11.0%減の25億92百万円となりました。 (財政状態の状況)当期末の資産合計につきましては、前期末比68億53百万円減の3,384億44百万円となりました。流動資産は、棚卸資産は減少したものの、現金及び現金同等物が増加したことにより、前期末比60億84百万円増の1,108億58百万円となりました。非流動資産は、退職給付に係る資産および繰延税金資産が増加したものの、減損損失を計上したことにより有形固定資産が減少し、前期末比129億38百万円減の2,275億86百万円となりました。負債合計につきましては、前期末比371億6百万円増の1,712億65百万円となりました。これは、繰延税金負債が減少した一方で、有利子負債が借入金の増加等により前期末比382億14百万円増の1,242億25百万円となったこと等によるものです。資本合計につきましては、前期末比439億60百万円減の1,671億79百万円となりました。これは、投資有価証券の評価額の増加や為替市場での円安の影響によりその他の資本の構成要素が増加した一方で、親会社の所有者に帰属する当期損失を106億93百万円計上し、自己株式の取得を390億57百万円、剰余金の配当を63億41百万円実施したことによるものです。 ② キャッシュ・フローの状況営業活動によるキャッシュ・フローは280億9百万円の収入となり、前期に比べ15億15百万円収入が減少しました。これは、法人所得税の支払額が増加したこと等によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは137億23百万円の支出となり、前期に比べ257億12百万円支出が減少しました。これは、有形固定資産及び無形資産の取得による支出が減少したこと、有形固定資産及び無形資産の売却による収入が増加したこと等によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは前期84億37百万円の収入から、当期は79億59百万円の支出となりました。これは、短期借入金及びコマーシャル・ペーパーの増減による収入が増加した一方、自己株式の取得による支出が増加したこと等によるものです。以上の結果、現金及び現金同等物の当期末残高は、前期末に比べ82億26百万円増加し297億26百万円となりました。 ③ 生産、受注および販売の実績a. 生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称生産高(百万円)前期比(%)機能製品事業53,072+6.4化学製品事業16,639△5.3樹脂製品事業30,319△3.7合計100,032+1.1 (注)金額は平均販売単価によっています。 b. 受注実績当連結会計年度における土木・建築工事の施工請負等の受注実績は次のとおりです。なお、これ以外の製品については見込生産を行っています。 セグメントの名称受注高(百万円)前期比(%)受注残高(百万円)前期比(%)建設関連事業21,608+21.616,510+51.3その他関連事業2,390+173.72,247+276.6合計23,998+28.718,757+62.9 c. 販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称販売高(百万円)前期比(%)機能製品事業61,279+6.8化学製品事業29,487△3.9樹脂製品事業36,724△9.4建設関連事業16,013+7.9その他関連事業18,183△2.2合計161,688△0.2 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりです。文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容(経営成績)当社
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものです。 (1) 方針の策定背景―前中長期経営計画『未来創造への挑戦』およびローリングプラン2025の振り返り―当社グループは「中長期的な企業価値の向上」と「持続可能な社会への貢献」を両立し、サステナビリティ経営を推進して当社グループを一層発展させるべく、『クレハグループ企業理念』、『クレハビジョン』、2030年度に向けた『経営方針』および「クレハグループ中長期経営計画『未来創造への挑戦』」を策定し、当該経営計画の達成に向け取り組んできました。 当社を取り巻く外部環境は、欧米における環境政策の変化、中国製造業のグローバル市場における急速な台頭によって大きく変化しています。前提としていた自動車メーカーのEV化(電気自動車への移行)戦略は大幅に見直され、当社フッ化ビニリデン樹脂事業の販売伸長は著しく鈍化しました。内部要因としては、特定の技術・用途・地域への過度な依存を前提とした事業計画の策定、LFP系リチウムイオン電池の市場成長が拡大したことによる市場変化の見通しの誤り、および新商品開発に要する期間の見込み違いが、計画の達成を阻む要因となりました。結果として、前中期経営計画において掲げた事業目標は大幅な未達に終わり、フッ化ビニリデン樹脂事業においては多額の減損損失を計上するに至りました。一方で、非財務施策については次のような成果がありました。■ 経営基盤の強化コンプライアンス問題撲滅を目標としていましたが、役員の不祥事が発生し、早急にコンプライアンス体制を強化しました。また、積極的なデジタル化投資により、DX基盤となるツール整備や社員教育を行った結果、2025年9月に経済産業省DX認定企業に選出されました。■ 技術立社の再興将来の成長が期待される新事業候補が着実に進展するなど、研究・技術開発力の強化を中心とする定性目標についてはおおむね達成しました。■ 会社と社員の共生社員のパフォーマンスと働きがいの最大化に向けて、経営層と従業員の対話、キャリア形成支援の強化、より柔軟な勤務制度の導入・拡充などを進めました。エンゲージメント向上施策実施は継続課題です。また、各種の心身健康増進策を推進した結果、健康経営の指標である「健康経営優良法人(大規模部門)」に当社は6年連続で認定されました。■ 環境負荷の低減CO₂排出量削減については、2050年度までのカーボンニュートラルの実現およびクレハグループ2030年度目標(2013年度比でCO₂排出量30%以上削減)に向けて、燃料転換の技術検討により、2030年度目標達成へ一定の目途がつきました。また、クレハ2025年度目標(廃棄物ゼロエミ率1.5%)に向けて、廃棄物の再資源化や有価物化を進め、目標達成の見通しです。 また、資本政策の見直しを実施し、自己資本比率の適正化を図ることで、資本効率の改善に取り組みました。以上の前中期経営計画の振り返りを踏まえ、新長期経営計画の策定を進めました。 (2) 2035年長期経営計画 - Technology to Value(技術の進化を更なる価値へ)-前中期経営計画期間中から取り組んできた新事業・新製品の育成には従来想定していた以上の期間が必要であり、これらの収益貢献時期は概ね2030年以降となる見通しであることから、2030年度目標を撤回し、新たに2035年度のありたい姿を設定しました。機能製品事業および樹脂製品事業の2つの主力事業に加え、化学製品事業におけるライフサイエンス領域を育成・強化することにより、3事業によるポートフォリオ体制を確立し、特定事業への過度な依存を回避しつつ、資本収益性に優れた事業ポートフォリオの構築を目指します。 ■ ライフサイエンス領域の育成・強化ライフサイエンス領域の各パイプラインについては、いずれも2035年度までに育成し、2035年度には、機能製品事業、樹脂製品事業、およびライフサイエンス領域を含む化学製品事業の利益がバランスの取れた構成となるよう、本領域における事業の育成を図ります。 ■ 2035年度に目指すポートフォリオの姿機能製品事業においては新グレード製品の創出、樹脂製品事業においては家庭用品のブランド力強化、化学製品事業においてはライフサイエンス領域のパイプライン育成を通じて、当社独自の市場創出を追求していきます。事業ポートフォリオを継続的に進化させることにより、外部環境の変化に対して耐性のある経営体質の基礎確立を目指します。 (3) 中期経営計画(2026~2028年度)- Technology to Value 2028 (技術を価値へ) - 2035年度のありたい姿を実現するため、2026年度から2028年度を対象期間とする新中期経営計画を策定しました。本中期経営計画は、種まき・基礎固めの期間と位置づけ、主力事業の競争力強化、事業ポートフォリオの進化、および経営基盤の強化を基本方針としています。 [概要]■ 主力事業の競争力強化・ 機能製品事業:新製品・新グレード製品の開発により既存設備を有効活用するとともに、主力製品であるフッ化ビニリデン樹脂およびPGA(ポリグリコール酸)樹脂の収益力回復を図ります。・ 樹脂製品事業:家庭用品のブランド力強化および新ブランドの育成を通じ、収益力の強化を図ります。・ 2事業共通:生産革新プロジェクトの推進により、生産体制の効率化と技術力強化によるコスト低減・新グレード開発等に取り組みます。・ 技術部門:人財の選抜と育成による技術開発・マーケティングの高度化、イノベーション創出の基盤となる技術プラットフォームの導入、ならびに生成AIを含むDX技術基盤の整備による開発環境の強化を推進します。■ 事業ポートフォリオの進化・ 主力事業の競争力強化を通じた事業ポートフォリオの改善を図ります。・ 化学製品事業:ライフサイエンス領域における農薬、農業資材および医療材料を重点領域に設定し、既存パイプラインの育成を推進します。■ 経営基盤の強化・ リスクマネジメント・サステナビリティの推進:取締役会の監督のもと、経営層が責任をもってKPIを活用し、リスクマネジメントおよびサステナビリティに関するPDCAを経営計画と一体的に実施します。重要リスクとマテリアリティを統合的に管理することにより、リスク低減と中長期的な成長機会の創出を同時に実現していきます。・ 低環境負荷社会への貢献:環境リスクの低減と事業機会の最大化を両輪とする観点から、カーボンニュートラルの実現、資源循環への取組み、および環境負荷低減の3テーマに継続的に取り組みます。・ 人的資本経営の推進:社員の成長と挑戦を促進し、お互いの信頼の下、安心して働ける環境を整備することにより、多様な人財が高いエンゲージメントをもって活躍できる体制を構築します。 ■ 定量目標値(2028年度)本中期経営計画を種まき・基礎固めの期間と位置づけ、ROE8%を達成し得る事業体制の早期構築を目指します。なお、営業利益から非経常的な要因により発生した損益(減損損失や構造改革費用、補助金収入等)を除いたコア営業利益およびEBITDAを、利益に関する管理指標として新たに採用します。 ・ サステナビリティの推進に関する目標値 目標の詳細は、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください。 ■ キャッシュアロケーション研究開発力の強化、主力事業の競争力強化に向けた投資、長期的な企業価値向上に資する戦略的投資(M&A等を含む)に対して優先的に資金配分しつつ、株主還元に対してもバランスよくキャッシュを配分することを計画しています。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)当社の財務諸表の作成に重要な影響を与える見積りおよび仮定は以下のとおりです。実際の業績はこれらの見積りとは異なる場合があり、翌年度の財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。 1.棚卸資産の評価 (1)前事業年度計上額商品及び製品 28,209百万円(フッ化ビニリデン樹脂事業の商品及び製品 5,579百万円)当事業年度計上額商品及び製品 26,472百万円 (2)財務諸表利用者の理解に資するその他の情報当該見積りの内容は、連結財務諸表注記「4.重要な会計上の見積りおよび判断 (1)棚卸資産の正味実現可能価額」に記載のとおりです。 2.固定資産の減損 (1)前事業年度計上額有形固定資産および無形固定資産 136,112百万円(フッ化ビニリデン樹脂事業の有形固定資産および無形固定資産 66,735百万円)減損損失 95百万円当事業年度計上額有形固定資産 142,456百万円(フッ化ビニリデン樹脂事業の有形固定資産 78,838百万円、慢性腎不全用剤製造設備 0百万円)減損損失 2,504百万円 (2)財務諸表利用者の理解に資するその他の情報連結財務諸表注記「4.重要な会計上の見積りおよび判断 (3)非金融資産の回収可能価額」」に記載のとおり、EV(電気自動車)市場の停滞が継続し、フッ化ビニリデン樹脂の主な用途となる車載用リチウムイオン二次電池用バインダーの需要回復に想定以上の時間がかかる見通しとなったことから、フッ化ビニリデン樹脂事業に関連する固定資産について、減損損失の認識の要否を検討しました。その結果、当該資産グループの割引前将来キャッシュ・フローが帳簿価額を上回っていることから、減損損失は認識していません。当該資産グループの評価に用いた主要な仮定は、販売数量、販売価格です。また、慢性腎不全用剤製造設備について、新規治療薬の台頭による球形吸着炭市場の縮小および毎年の薬価引き下げによる収益性の低下がみられたことから、当該製造設備について回収可能性を検討した結果、帳簿価額全額の減損損失を計上しています。当該資産の評価に用いた主要な仮定は、販売数量、販売価格および割引率です。 3.繰延税金資産の回収可能性 (1)前事業年度計上額繰延税金資産(総額) 3,377百万円繰延税金負債(総額)△6,743百万円繰延税金負債(純額)△3,366百万円当事業年度計上額繰延税金資産(総額) 4,961百万円繰延税金負債(総額)△7,503百万円繰延税金負債(純額)△2,542百万円 (2)財務諸表利用者の理解に資するその他の情報当該見積りの内容は、連結財務諸表注記「4.重要な会計上の見積りおよび判断 (4)繰延税金資産の回収可能性」に記載のとおりです。 4.確定給付制度の債務 (1)前事業年度計上額確定給付制度の債務 12,886百万円当事業年度計上額確定給付制度の債務 11,321百万円 (2) 財務諸表利用者の理解に資するその他の情報当該見積りの内容は、連結財務諸表注記「4.重要な会計上の見積りおよび判断 (5)確定給付制度の債務」に記載のとおりです。 5.貸倒引当金の計上 (1)前事業年度計上額短期貸付金 4,864百万円 (欧州子会社に対する短期貸付金 3,403百万円)貸倒引当金 1,458百万円 (欧州子会社に対する貸倒引当金 1,458百万円)当事業年度計上額短期貸付金 3,950百万円 (欧州子会社に対する短期貸付金 2,384百万円)貸倒引当金 641百万円 (欧州子会社に対する貸倒引当金 641百万円) (2)財務諸表利用者の理解に資するその他の情報貸倒引当金の算出方法については、「(重要な会計方針) 3.引当金の計上基準 (1)貸倒引当金」に記載のとおりであり、欧州子会社に対する貸付金については、当該欧州子会社の財政状態および経営成績等を考慮して、個別に評価する財務内容評価法によって貸倒見積高を算定しています。当該欧州子会社の財政状態が悪化した場合には、支払能力等を総合的に判断し、貸倒見積高を貸倒引当金として計上していますが、将来における財政状態等の見積りの変更により、貸倒見積高が変動する可能性があります。 6.市場価格のない投資有価証券の評価 (1)前事業年度計上額 市場価格のない投資有価証券 675百万円 投資有価証券評価損 450百万円 当事業年度計上額 市場価格のない投資有価証券 675百万円 投資有価証券評価損 -百万円 (2)財務諸表利用者の理解に資するその他の情報市場価格のない投資有価証券の評価基準および評価方法については、「(重要な会計方針) 1.資産の評価基準および評価方法 (1)有価証券の評価基準および評価方法 ②その他有価証券 市場価格のない株式等」に記載のとおりです。財政状態および経営成績等を考慮して、実質価額が著しく低下し、かつ回復可能性が認められない場合、評価損を計上しています。 7.関係会社株式の評価 (1)前事業年度計上額 関係会社株式 23,407百万円 関係会社株式評価損 -百万円 当事業年度計上額 関係会社株式 23,548百万円 関係会社株式評価損 -百万円 (2)財務諸表利用者の理解に資するその他の情報関係会社株式の評価基準および評価方法については、「(重要な会計方針) 1.資産の評価基準および評価方法 (1)有価証券の評価基準および評価方法 ①子会社株式および関連会社株式」に記載のとおりです。財政状態および経営成績等を考慮して、実質価額が著しく低下し、かつ回復可能性が認められない場合、評価損を計上しています。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 (1)販売契約・購入契約・事業提携契約契約会社名相手先の名称相手先の所在地契約品目契約締結日契約期間契約内容当社田辺ファーマ株式会社(注)1日本慢性腎不全用剤「クレメジン」2009年10月5日2009年11月から2028年3月まで当該契約品目の日本国内における販売当社株式会社ダイセル(注)2日本PPS樹脂2016年9月30日2016年10月から2028年9月まで当該契約品目の全世界における事業提携当社BASF Agro B.V.オランダ欧州・南米向け農業・園芸用殺菌剤「メトコナゾール」1995年6月21日1995年6月から2027年6月まで当該契約品目の販売アメリカ・カナダ向け農業・園芸用殺菌剤「メトコナゾール」2006年7月10日2006年7月から2027年6月まで当該契約品目の販売クレハ・ピージーエーLLC(連結子会社)PureTech Scientific LLCアメリカPGA樹脂の主要原材料であるグリコール酸2010年2月22日2008年6月から2026年3月まで(注)3当該契約品目の購入 (注)1 2025年12月1日付けで「田辺三菱製薬株式会社」から「田辺ファーマ株式会社」に商号が変更となりました。2 2026年4月1日付けの株式会社ダイセル(承継会社)とポリプラスチックス株式会社(分割会社)との吸収分割による事業承継に伴い、株式会社ダイセルに変更となりました。 3 契約期間を延長するための修正契約を締結する予定です。 (2)合弁事業契約契約会社名相手先の名称相手先の所在地契約締結日契約期間契約内容当社CNAホールディングズLLCアメリカ1992年5月14日―――1992年、PPS樹脂の製造、販売を目的とするフォートロン・インダストリーズ(現フォートロン・インダストリーズLLC)をアメリカに設立するための共同出資(当社子会社による出資比率50%) (3)財務上の特約が付されている金銭消費貸借契約 当社は金融機関とシンジケートローンを締結しており、その内容は以下のとおりです。契約契約締結日契約締結先契約金額担保弁済期限トランシェA2025年12月11日金融機関7,500百万円なし2030年12月16日トランシェB2025年12月11日金融機関12,500百万円なし2032年12月15日 上記の契約には財務制限条項が付されており、詳細は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記 17.社債及び借入金等」に記載しています。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は、短期的な業績変動の影響を受けずに株主還元の安定性を確保するため、2025年度より株主資本配当率(DOE)を導入しました。2025年度および2026年度において、DOE5%を目安としました。当社は、次期中期経営計画(2026年度~2028年度)において、利益配分は将来の事業展開に向けた積極投資に資する内部留保を充実させつつ、安定的な配当を行うことを基本方針としており、2027年度以降もDOE5%を目安とした配当を計画しています。今後、想定以上の事業環境変化が生じた場合、もしくは想定以上の成長投資を実施した場合には、機動的にDOEの配当率を見直します。上記の方針を踏まえ、当期末の配当金は1株につき104円50銭とし、これにより中間配当金109円50銭を加えた年間配当金は1株につき214円となります。2026年度の年間配当額(予想)は1株当たり216円(中間108円、期末108円)と予想しています。当社は、剰余金の配当を中間配当と期末配当の年2回行うことを基本的な方針としており、会社法第459条第1項に基づき剰余金の配当等を取締役会が決定する旨を定款に定めています。内部留保資金については、企業価値向上のために、重点事業分野における新設・増設投資、研究開発投資、社会課題の解決に向けた環境負荷低減等への投資に充当する考えでいます。なお、当社は中間配当を行うことができる旨を定款に定めています。 (注)基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりです。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年11月11日取締役会4,185109.502026年5月12日取締役会3,993104.50
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100YFHO)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E00761)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

株式会社クレハの証券コード(銘柄コード)は?
4023です。上場市場は東証プライム、業種は化学。
4023(株式会社クレハ)のEDINETコードは?
E00761です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
4023(株式会社クレハ)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長兼CEO 名武 克泰です(有価証券報告書の表紙記載)。
4023(株式会社クレハ)の本社所在地は?
東京都中央区日本橋浜町3-3-2です。
4023(株式会社クレハ)の監査法人(会計監査人)は?
EY新日本有限責任監査法人です。
4023(株式会社クレハ)の筆頭株主は?
明治安田生命保険相互会社で、保有比率は約9.5%です(2026-03-31基準)。
4023(株式会社クレハ)の発行済株式数は?
有報(2026-03-31基準)で49,942,221株です(発行済株式総数)。うち自己株が11,723,300株、市場で流通する浮動株は23,420,921株です。
4023(株式会社クレハ)の株主数は?
2026-03-31基準で28,399名です。上位10名で38.7%を保有します、浮動株比率は61.3%。
4023(株式会社クレハ)の決算期は?
3月期です(上場市場は東証プライム)。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E00761)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。