3678東証プライム情報・通信業
株式会社メディアドゥ
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ROIC457位
22.9%
投下資本利益率
ROE(実績)1575位
9.9%
有報 報告値
営業利益率3002位
2.3%
営業益 24.5億
自己資本比率3231位
33.4%
EPS(実績)
119.8
26/02期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型

解析準備中。

✓ 実質キャッシュ超過113.1億(価格未投入)✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均10.13x)▲ のれん・無形40.3億(純資産の21%)

実質キャッシュ超過113.1億(価格未投入)。時価総額比は株価入力後に確定(DEC-008 価格入力型)

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均10.13x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

のれん・無形40.3億(純資産の21%)。M&A由来。減損は自己資本を直接毀損

関連で読む情報・通信業の銘柄 →
JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/02期・単年)

損益(PL)
売上高
1,085.4
前年比 +6.5%
営業利益
24.5
前年比 -0.9%
経常利益
25.5
前年比 +8.0%
純利益
18.2
前年比 +33.4%
財政状態(BS)
総資産
569.3
前年比 +7.1%
純資産
192.2
前年比 +8.5%
現金
140.1
前年比 +3.1%
有利子負債
27.0
前年比 -30.1%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
24.5
前年比 -37.6%
投資CF
-4.3
赤字転換
財務CF
-16.0
フリーCF
24.2
前年比 -37.1%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0223/0224/0225/0226/02
売上高(百万)104,722101,66794,036101,914108,537
営業利益(百万)2,8112,3932,0662,4752,453
経常利益(百万)2,7832,2911,9902,3602,548
純利益(百万)1,5761,057-3191,3631,818
EPS(円)99.868.3-21.190.1119.8
1株配当(円)21.022.036.040.0
営業利益率(%)2.72.42.22.42.3
ROE(%)10.96.3-1.98.19.9
自己資本比率(%)32.032.831.433.133.4

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0223/0224/0225/0226/02
総資産(百万)52,50950,88251,61253,16056,926
純資産(百万)16,91216,77216,20817,70819,221
流動資産(百万)36,36133,82536,39639,96044,001
流動負債(百万)30,43928,78931,38632,22035,686
現金(百万)11,39910,12711,00413,59114,014
有利子負債(百万)5,5706,6195,3443,8652,701
ネットキャッシュ(百万)5,8293,5085,6609,72611,313
BPS(円)1,059.61,082.71,070.91,161.61,254.0
自己資本比率(%)32.032.831.433.133.4
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0223/0224/0225/0226/02
営業CF(百万)4,6321,9163,1713,9312,454
投資CF(百万)-7,835-3,070-688137-426
財務CF(百万)2,089-276-1,645-1,534-1,596
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2026-02期・細目まで)

貸借対照表 50項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,006社中970位 →14,01413,591
受取手形、売掛金及び契約資産27,76424,033
受取手形1214
売掛金27,75124,018
流動資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-0-0
その他 3,001社中764位 →2,2242,335
流動資産 3,006社中973位 →44,00139,960
固定資産
有形固定資産
建物及び暖房、照明、通風等の附属設備
建物704737
工具、器具及び備品212286
その他の有形固定資産で流動資産または投資たる資産に属しないもの
その他4760
減価償却累計額-494-502
有形固定資産 3,066社中2,496位 →469582
無形固定資産
ソフトウエア587624
ソフトウエア仮勘定289
のれん4,0294,198
その他の無形資産で流動資産又は投資たる資産に属しないもの
その他1,1521,207
無形固定資産 3,036社中468位 →5,7986,039
投資その他の資産
関係会社株式その他流動資産に属しない有価証券
投資有価証券5,7145,669
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
繰延税金資産382310
差入保証金447468
その他146135
投資その他の資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-34-7
投資その他の資産 3,006社中1,168位 →6,6566,577
固定資産 3,009社中1,534位 →12,92413,199
資産 3,097社中1,277位 →56,92653,160
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金31,02228,273
引当金
賞与引当金4242
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払法人税等69627
その他の負債で1年内に支払又は返済されると認められるもの
短期借入金5552
1年内返済予定の長期借入金1,4181,455
その他2,4512,369
流動負債 3,006社中691位 →35,68632,220
固定負債
長期借入金
長期借入金1,2282,358
退職給付に係る負債578621
その他の負債で流動負債に属しないもの
繰延税金負債6781
その他143169
固定負債2,0173,231
負債 3,097社中976位 →37,70435,451
純資産の部
株主資本
資本金 3,096社中864位 →6,0195,990
資本剰余金
資本剰余金 3,047社中870位 →5,9615,901
利益剰余金
利益剰余金 3,097社中2,018位 →5,9164,645
自己株式-48-48
株主資本 3,096社中1,579位 →17,84916,488
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金199127
為替換算調整勘定986984
評価・換算差額等1,1851,111
新株予約権22
非支配株主持分165108
純資産 3,097社中1,596位 →19,22117,708
負債純資産 3,097社中1,282位 →56,92653,160
損益計算書 58項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高108,537101,914
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価98,71491,662
営業活動による費用・売上原価の内訳
販売費及び一般管理費
退職給付費用70108
研究開発費8724
給料及び手当2,7873,072
のれん償却額464657
支払手数料1,2321,162
販売費及び一般管理費7,3697,777
売上総利益又は売上総損失(△)9,82310,252
販売費及び一般管理費
退職給付費用70108
研究開発費8724
給料及び手当2,7873,072
のれん償却額464657
支払手数料1,2321,162
販売費及び一般管理費7,3697,777
営業利益又は営業損失(△) 3,006社中1,405位 →2,4532,475
営業外収益
持分法による投資利益75
為替差益51
受取利息及び配当金5437
その他714
営業外収益 3,005社中1,574位 →18951
営業外費用
支払利息3535
投資事業組合運用損333
株式交付費03
寄付金5454
その他116
営業外費用95166
経常利益又は経常損失(△) 3,096社中1,469位 →2,5482,360
特別利益
投資有価証券売却益15231
関係会社清算益35
関係会社株式売却益65321
特別利益84172
特別損失
減損損失328482
投資有価証券評価損52845
和解金29
特別損失887551
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 3,097社中1,503位 →2,5021,882
法人税等 3,092社中1,586位 →659512
法人税、住民税及び事業税 3,091社中1,535位 →752355
法人税等調整額 3,022社中2,117位 →-93157
当期純利益又は当期純損失(△) 3,096社中1,443位 →1,8431,370
(内訳)
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△)256
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 3,097社中1,440位 →1,8181,363
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金71-65
為替換算調整勘定1259
持分法適用会社に対する持分相当額0-2
その他の包括利益73191
包括利益 3,097社中1,566位 →1,9171,561
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,097社中1,566位 →1,8911,554
非支配株主に係る包括利益256
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△) 3,096社中1,443位 →1,8431,370
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金71-65
為替換算調整勘定1259
持分法適用会社に対する持分相当額0-2
その他の包括利益73191
包括利益 3,097社中1,566位 →1,9171,561
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,097社中1,566位 →1,8911,554
非支配株主に係る包括利益256
キャッシュ・フロー計算書 53項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
小計 3,097社中1,605位 →2,3845,054
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 3,097社中1,503位 →2,5021,882
減価償却費 3,055社中1,546位 →749657
減損損失328482
のれん償却額464657
貸倒引当金の増減額(△は減少)27-0
受取利息及び受取配当金-54-37
支払利息3535
持分法による投資損益(△は益)-7520
売上債権の増減額(△は増加)-3,832-794
棚卸資産の増減額(△は増加)-4123
仕入債務の増減額(△は減少)2,7302,098
投資有価証券売却損益(△は益)-152-31
賞与引当金の増減額(△は減少)6-0
退職給付に係る負債の増減額(△は減少)-41-7
投資有価証券評価損益(△は益)52845
関係会社株式売却損益(△は益)-653-21
投資事業組合運用損益(△は益)333
前受金の増減額(△は減少)74-15
前払費用の増減額(△は増加)83-59
未収消費税等の増減額(△は増加)-201-71
未払金の増減額(△は減少)-159163
未払消費税等の増減額(△は減少)-1823
預り金の増減額(△は減少)65-11
その他15-18
利息及び配当金の受取額5841
利息の支払額-35-35
法人税等の支払額-143-1,222
法人税等の還付額19093
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,097社中1,419位 →2,4543,931
投資活動によるキャッシュ・フロー
利息及び配当金の受取額5841
有形固定資産の取得による支出-35-84
投資有価証券の取得による支出-1,053-8
投資有価証券の売却による収入64040
無形固定資産の取得による支出-513-475
関係会社株式の売却による収入774
差入保証金の差入による支出-3-1
差入保証金の回収による収入82
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出-368
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入147683
その他-23-19
投資活動によるキャッシュ・フロー 3,097社中1,144位 →-426137
財務活動によるキャッシュ・フロー
利息の支払額-35-35
長期借入れによる収入350798
長期借入金の返済による支出-1,542-1,426
配当金の支払額-546-332
短期借入金の純増減額(△は減少)-0-851
非支配株主からの払込みによる収入62172
新株予約権の発行による収入22
財務活動によるキャッシュ・フロー 3,089社中2,041位 →-1,596-1,534
現金及び現金同等物に係る換算差額-952
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 3,097社中1,245位 →4222,587
現金及び現金同等物の残高 3,097社中1,044位 →14,01413,591
この会社だけの項目 4件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(注記の本文 1件は含みません)
項目当期前期
のれん償却額464657
賞与及び賞与引当金繰入額95109
特定譲渡制限付株式の発行による収入5761
特定譲渡制限付株式の発行5761
貸借対照表 54項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金12,56311,732
売掛金26,24122,571
売買目的有価証券及び1年内に満期の到来する有価証券
消耗品、消耗工具、器具及び備品その他の貯蔵品で相当額以上のもの
貯蔵品90
前払費用230387
その他の資産で1年内に現金化できると認められるもの
未収消費税等1,3781,168
1年内回収予定の関係会社長期貸付金600535
その他29101
流動資産41,05336,680
固定資産
有形固定資産
建物及び暖房、照明、通風等の附属設備
建物(純額)656648
鉄道車両、自動車その他の陸上運搬具
車両運搬具(純額)99
工具、器具及び備品(純額)139150
減価償却累計額-416-359
有形固定資産388448
無形固定資産
ソフトウエア122217
ソフトウエア仮勘定289
のれん2,8143,068
その他の無形資産で流動資産又は投資たる資産に属しないもの
その他13690
無形固定資産3,1013,384
投資その他の資産
関係会社株式その他流動資産に属しない有価証券
投資有価証券4,8204,686
関係会社株式4,0295,386
長期貸付金
関係会社長期貸付金501,257
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
繰延税金資産352233
差入保証金377376
その他144134
投資その他の資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-27-848
投資その他の資産9,74511,226
固定資産13,23515,060
資産54,28851,740
負債の部
流動負債
買掛金30,61828,023
契約負債235184
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払金217416
未払法人税等6757
預り金804744
その他の負債で1年内に支払又は返済されると認められるもの
1年内返済予定の長期借入金1,3591,445
その他3637
流動負債33,94630,858
固定負債
長期借入金
長期借入金7962,241
資産除去債務9494
その他の負債で流動負債に属しないもの
その他76
固定負債8982,343
負債34,84533,201
純資産の部
株主資本
資本金6,0195,990
資本剰余金
資本準備金5,7225,693
その他資本剰余金1,5521,552
資本剰余金7,2747,246
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金5,9645,211
利益剰余金5,9645,211
自己株式-0-0
株主資本19,25818,447
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金16791
評価・換算差額等16791
新株予約権17
純資産19,44318,538
負債純資産54,28851,740
損益計算書 39項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高101,97294,944
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価95,02087,681
営業活動による費用・売上原価の内訳
販売費及び一般管理費
役員報酬196192
減価償却費106155
給料及び手当1,3241,518
のれん償却額253253
支払手数料911898
販売費及び一般管理費4,1414,123
売上総利益又は売上総損失(△)6,9517,262
販売費及び一般管理費
役員報酬196192
減価償却費106155
給料及び手当1,3241,518
のれん償却額253253
支払手数料911898
販売費及び一般管理費4,1414,123
営業利益又は営業損失(△)2,8103,139
営業外収益
為替差益571
その他711
営業外収益133307
営業外費用
支払利息3333
投資事業組合運用損333
寄付金5454
その他01
営業外費用91121
経常利益又は経常損失(△)2,8513,324
特別利益
投資有価証券売却益15231
関係会社清算益30
関係会社株式売却益579
特別利益76250
特別損失
投資有価証券評価損52845
関係会社株式評価損1,142
和解金20
特別損失1,6911,083
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)1,9222,290
法人税等622376
法人税、住民税及び事業税756272
法人税等調整額-134104
当期純利益又は当期純損失(△)1,2991,913
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△)1,2991,913
キャッシュ・フロー計算書 1項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)1,9222,290
この会社だけの項目 2件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。
項目当期前期
受取利息及び受取配当金68294
特定譲渡制限付株式の発行5761
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 一般商工業)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
-500億0億500億1,000億1,500億 22/0223/0224/0225/0226/0222/02 ・ 売上高 1,047億 ・ 純利益 16億23/02 ・ 売上高 1,017億 ・ 純利益 11億24/02 ・ 売上高 940億 ・ 純利益 -3億25/02 ・ 売上高 1,019億 ・ 純利益 14億26/02 ・ 売上高 1,085億 ・ 純利益 18億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
-5%0%5%10%15% 22/0223/0224/0225/0226/0222/02 ・ 粗利率 9.4% ・ 営業利益率 2.7% ・ 純利益率 1.5%23/02 ・ 粗利率 10.8% ・ 営業利益率 2.4% ・ 純利益率 1.0%24/02 ・ 粗利率 11.5% ・ 営業利益率 2.2% ・ 純利益率 -0.3%25/02 ・ 粗利率 10.1% ・ 営業利益率 2.4% ・ 純利益率 1.3%26/02 ・ 粗利率 9.1% ・ 営業利益率 2.3% ・ 純利益率 1.7%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
-10%0%10%20%30% 22/0223/0224/0225/0226/0222/02 ・ ROE 10.9% ・ ROA 3.0% ・ ROIC 16.1%23/02 ・ ROE 6.3% ・ ROA 2.1% ・ ROIC 11.6%24/02 ・ ROE -1.9% ・ ROA -0.6% ・ ROIC 13.7%25/02 ・ ROE 8.1% ・ ROA 2.6% ・ ROIC 22.6%26/02 ・ ROE 9.9% ・ ROA 3.2% ・ ROIC 22.8%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-100億-50億0億50億 22/0223/0224/0225/0226/0222/02 ・ 営業CF 46億 ・ 投資CF -78億 ・ 財務CF 21億23/02 ・ 営業CF 19億 ・ 投資CF -31億 ・ 財務CF -3億24/02 ・ 営業CF 32億 ・ 投資CF -7億 ・ 財務CF -16億25/02 ・ 営業CF 39億 ・ 投資CF 1億 ・ 財務CF -15億26/02 ・ 営業CF 25億 ・ 投資CF -4億 ・ 財務CF -16億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
0億20億40億60億 22/0223/0224/0225/0226/0222/02 ・ フリーCF 46億23/02 ・ フリーCF 14億24/02 ・ フリーCF 31億25/02 ・ フリーCF 38億26/02 ・ フリーCF 24億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億2億4億6億8億 22/0223/0224/0225/0226/0222/02 ・ 設備投資 1億 ・ 減価償却 5億23/02 ・ 設備投資 5億 ・ 減価償却 7億24/02 ・ 設備投資 1億 ・ 減価償却 6億25/02 ・ 設備投資 1億 ・ 減価償却 7億26/02 ・ 設備投資 0億 ・ 減価償却 7億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
-10倍-5倍0倍5倍 22/0223/0224/0225/0226/0222/02 ・ 営業CF/純利益 2.94倍23/02 ・ 営業CF/純利益 1.81倍24/02 ・ 営業CF/純利益 -9.94倍25/02 ・ 営業CF/純利益 2.88倍26/02 ・ 営業CF/純利益 1.35倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
-50円0円50円100円150円 22/0223/0224/0225/0226/0222/02 ・ EPS ¥10023/02 ・ EPS ¥6824/02 ・ EPS ¥-2125/02 ・ EPS ¥9026/02 ・ EPS ¥120
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円10円20円30円40円-150%-100%-50%0%50% 22/0223/0224/0225/0226/0222/02 ・ 1株配当 ¥21 ・ 配当性向 21.1%23/02 ・ 1株配当 — ・ 配当性向 —24/02 ・ 1株配当 ¥22 ・ 配当性向 -104.4%25/02 ・ 1株配当 ¥36 ・ 配当性向 40.0%26/02 ・ 1株配当 ¥40 ・ 配当性向 33.4%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億200億400億600億 22/0223/0224/0225/0226/0222/02 ・ 総資産 525億 ・ 純資産 169億23/02 ・ 総資産 509億 ・ 純資産 168億24/02 ・ 総資産 516億 ・ 純資産 162億25/02 ・ 総資産 532億 ・ 純資産 177億26/02 ・ 総資産 569億 ・ 純資産 192億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円500円1,000円1,500円0%10%20%30%40% 22/0223/0224/0225/0226/0222/02 ・ BPS ¥1,060 ・ 自己資本比率 32.0%23/02 ・ BPS ¥1,083 ・ 自己資本比率 32.8%24/02 ・ BPS ¥1,071 ・ 自己資本比率 31.4%25/02 ・ BPS ¥1,162 ・ 自己資本比率 33.1%26/02 ・ BPS ¥1,254 ・ 自己資本比率 33.4%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億200億400億600億0%50%100%150% 22/0223/0224/0225/0226/0222/02 ・ 流動資産 364億 ・ 流動負債 304億 ・ 流動比率 119.5%23/02 ・ 流動資産 338億 ・ 流動負債 288億 ・ 流動比率 117.5%24/02 ・ 流動資産 364億 ・ 流動負債 314億 ・ 流動比率 116.0%25/02 ・ 流動資産 400億 ・ 流動負債 322億 ・ 流動比率 124.0%26/02 ・ 流動資産 440億 ・ 流動負債 357億 ・ 流動比率 123.3%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億50億100億150億 22/0223/0224/0225/0226/0222/02 ・ 現金 114億 ・ 有利子負債 56億23/02 ・ 現金 101億 ・ 有利子負債 66億24/02 ・ 現金 110億 ・ 有利子負債 53億25/02 ・ 現金 136億 ・ 有利子負債 39億26/02 ・ 現金 140億 ・ 有利子負債 27億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
0億50億100億150億 22/0223/0224/0225/0226/0222/02 ・ ネットキャッシュ 58億23/02 ・ ネットキャッシュ 35億24/02 ・ ネットキャッシュ 57億25/02 ・ ネットキャッシュ 97億26/02 ・ ネットキャッシュ 113億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
のれん・無形資産(億円)
0億20億40億60億80億 22/0223/0224/0225/0226/0222/02 ・ のれん 72億 ・ 顧客関連資産 —23/02 ・ のれん 69億 ・ 顧客関連資産 —24/02 ・ のれん 58億 ・ 顧客関連資産 —25/02 ・ のれん 42億 ・ 顧客関連資産 —26/02 ・ のれん 40億 ・ 顧客関連資産 —
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0223/0224/0225/0226/02
純利益率(%)1.51.0-0.31.31.7
ROE(%)10.96.3-1.98.19.9
ROA(%)3.02.1-0.62.63.2
総資産回転(回)1.992.001.821.921.91
営業CF率(%)4.41.93.43.92.3
営業CF/純益(倍)2.941.812.881.35
配当性向(%)21.140.033.4
売上 前年比(%)25.4-2.9-7.58.46.5
純資産 前年比(%)39.0-0.8-3.49.28.5
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

22/02
¥21.0
23/02
¥—
24/02
¥22.0
25/02
¥36.0
26/02
¥40.0
配当性向 33.4%・連続増配 2年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
24.2
ROIC457位
22.9%
粗利率
9.1%
アクルーアル比率
-1.2%
売上CAGR(4年)
0.9%
EPS CAGR
4.7%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値 運転資本の回転(現金が拘束される日数)

売上債権回転日数
93.3
棚卸回転日数
仕入債務回転日数
114.7
CCC(現金循環)
CCC(現金循環日数)=売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金を払ってから売上を回収するまで、現金が事業に拘束される日数。短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。業種で水準が大きく違い(製造・小売で長め、サービス・プラットフォームで短い/マイナス)、在庫を持たない業態や算定できない指標は「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
1.7%
ROA
3.2%
総資産回転
1.91
実効税率
26.3%
現金変換(CFO/営業益)
1.00
CFO/純益(平均)
10.13
累計営業CF
282.6
FCFマージン
2.2%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.05
BPS CAGR
4.3%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
1.23
純負債/EBITDA
-3.53
インタレストカバレッジ
70.1
債務返済年数
1.1
配当性向
33.4%
連続増配
2
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
総合偏差値
48.0 母集団3920社中 2599位
総合 →
業種内 総合偏差値(情報・通信業)
44.8 同業598社中 486位
全体2599位・同業486位(母集団が異なるため両立します)
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化売上成長EPS成長 50
ROIC
55
営業利益率
49
純利益率
50
粗利率
38
ROE
51
ROA
50
FCFマージン
51
自己資本比率
41
流動比率
44
純負債/EBITDA
54
アクルーアル比率
49
現金変換(営業CF/純益)
49
売上CAGR
44
EPS CAGR
47
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
40.3億
顧客関連資産
—億
無形合計 40.3億(のれん+顧客関連・純資産比 21.0%)。M&Aで積んだ無形が相応にあり、事業の趨勢が崩れると減損リスクが自己資本に効く点に留意。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
35.4%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
藤田 恭嗣
16.4% 保有
自己株式
0.53%
80,400株 ・簿価0.5億
大株主比率
1. 藤田 恭嗣16.4%
2. 株式会社FIBC11.4%
3. UH Partners 2投資事業有限責任組合7.5%
4. 光通信KK投資事業有限責任組合6.5%
5. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.8%
6. UH Partners 3投資事業有限責任組合4.2%
7. 株式会社小学館3.7%
8. 株式会社講談社3.6%
9. 株式会社トーハン3.2%
10. 株式会社SHIFT3.1%
上位10で 64.3%・発行済 15,205,174株・自己株 80,400株・浮動株 5,354,081株・株主 4,907名。所有者別(単元): 外国人 5.5% / 機関 7.6% / 個人 54.1%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率18.19%(取締役 4名計)
政策保有株式(簿価合計)3,543.0百万円(13銘柄)
役員報酬総額 / 役員数195.0百万円 / 11名
平均年間給与(提出会社)611万円
従業員数(連結)507名
監査報酬 / 非監査報酬42.0百万円 / —
平均勤続年数6.4年
女性管理職比率34.0%
従業員1人当たり売上214.1百万円
従業員1人当たり営業利益4.8百万円
政策保有株式の対純資産比18.4%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長 CEO 藤田 恭嗣
本社所在地東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号
市場 / 業種東証プライム / 情報・通信業
決算期2月
従業員数(連結)507名
EDINETコードE30002

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/02期末 基準・15,205,174株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-09-08変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2026-05-28確認書 ↗
2026-04-03変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2025-12-11変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2025-11-07変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2025-10-23変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2025-10-15確認書 ↗
2025-09-26変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2025-09-09変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2025-07-23変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2025-05-30確認書 ↗
2025-04-14変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2024-12-20変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2024-10-11確認書 ↗
2024-08-22変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2024-08-02変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2024-07-23変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2024-07-12確認書 ↗
2024-05-24確認書 ↗
2024-05-09変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2024-04-30変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2024-04-19変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2024-03-21大量保有報告書 ↗ / 光通信株式会社
2024-01-24変更報告書 ↗ / 藤田 恭嗣
2024-01-15確認書 ↗
2023-12-13変更報告書 ↗ / 藤田 恭嗣
2023-10-13確認書 ↗
2023-09-27変更報告書 ↗ / 藤田 恭嗣
2023-05-26確認書 ↗
2022-12-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / ティー・ロウ・プライス・ジャパン株式会社
2022-11-02変更報告書 ↗ / 藤田 恭嗣
2022-05-27確認書 ↗
2022-04-05変更報告書 ↗ / カバウター・マネージメント・エルエルシー
2022-03-24変更報告書 ↗ / カバウター・マネージメント・エルエルシー
2022-03-23変更報告書 ↗ / カバウター・マネージメント・エルエルシー
2022-03-22変更報告書 ↗ / カバウター・マネージメント・エルエルシー
2022-02-25変更報告書 ↗ / 藤田 恭嗣
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】 当社グループは、事業持株会社である当社(株式会社メディアドゥ)、子会社15社及び関連会社1社により構成されております。著作物を公正な利用環境のもと、できるだけ広く頒布し著作者に収益を還元するという「著作物の健全なる創造サイクルの実現」をミッション、「MORE CONTENT FOR MORE PEOPLE!」をビジョンに掲げ、日本における文化の発展及び豊かな社会づくりに貢献するため、積極的な業容の拡大と企業価値の向上に取り組んでおります。 日本国著作権法第一章 総則の第一条に謳われる『著作物は文化の発展に寄与』、『著作物の利用と保護の調和』を第一義に、デジタル化された数多くの著作物をより多くの人に届け、その利用における適正な対価を著作者に還元し、また新たな著作物が創造されるよう“著作物の健全なる創造サイクル”の一翼を担うことを目的に事業を行っております。 具体的には、『電子書籍流通事業』と『戦略投資事業』として事業セグメントを区分し、事業を展開しております。なお、2026年2月期を初年度とする新たな中期経営計画の策定を契機として、当連結会計年度よりSC(Sustainability Creation)事業を「戦略投資事業」の区分に含める報告セグメントの変更を行っております。そのため、前年同期比較においては、当該変更後の報告セグメントの区分に基づき作成した前年同期の数値を用いております。 『電子書籍流通事業』は、電子書籍の流通拡大に貢献する役割を担い、当社の中核事業となっている取次事業に加え、電子書籍配信ソリューションの提供を行っております。『戦略投資事業』は、国際事業、IP・ソリューション事業及びSC(Sustainability Creation)事業の3事業によって構成され、電子書籍流通事業に比肩する第二の収益軸の確立に向けて、出版バリューチェーン及び地域社会に貢献する多様なサービス・ソリューションを提供しております。 それぞれの事業の内容は以下の通りであります。 (1)電子書籍流通事業 電子書籍流通事業では、国内出版社をはじめとするコンテンツホルダーから電子書籍コンテンツを預かり、システムを介して電子書店向けに取次を行うことを主業務としております。取次業務については、各出版社と各電子書店間の個別契約仲介や、デジタルデータの検証作業、自社システムへの登録、各電子書店への配信及び自社運営の電子書店での販売等、幅広く電子書籍流通を推進しております。 システムソリューション以外の面においても、営業・サポート体制を構築し、戦略企画、電子書籍運営コンサルテーション、電子書店サイト制作・運営サポート、各出版社・電子書店のキャンペーンの管理等を行っております。 具体的には、下記のような2つのサービス形態を中心とした事業展開をしております。 ① 「電子書籍取次」 電子書店向けに電子書籍コンテンツの取次販売を行っております。 ② 「自社電子書店の運営及び電子書籍ストアシステムの提供」株式会社クレディセゾンと自社運営電子書店“まんがセゾン”の運営を行っております。また、アライアンスパートナー企業が運営する電子書店に対して、電子書籍ストアシステムを提供しております。 ①及び ②の事業者向けのサービスとしては、電子書籍コンテンツ、電子書籍配信システム、電子書籍ストアシステム、電子書店運営ノウハウをパッケージで提供しており、クライアントからの様々なニーズにワンストップで対応しております。 (2)戦略投資事業 戦略投資事業では、第二の収益軸の確立に向けて、国際事業、IP・ソリューション事業及びSC(Sustainability Creation)事業の3事業を展開しています。 ① 国際事業 米国5大出版社を顧客に持つグループ会社の海外における出版社ネットワークを活かし、日本発のコンテンツを世界に流通させるほか、海外の出版DXのノウハウを国内の出版社に展開することによって、当社グループの事業ミッションを国際的に展開することを目指します。主な子会社及びサービスとしては、海外におけるホールディングス機能を担う米国のMedia Do International, Inc.と、編集、制作、マーケティング、広報から売上管理まで出版に関わるワークフロー全体を一元管理できるERPツールを提供する米国のQuality Solutions, Inc.、書籍のWebマーケティングツールを提供する米国のNetGalley, LLC及び出版社の自社ECシステム構築ツールを提供する英国のSupadü Limited、NTTドコモ等と取り組む北米向け電子コミック配信サービス「MANGA MIRAI」が含まれます。 なお、当社は2026年3月にMedia Do International, Inc.を通じて、海外マンガ市場における世界最大級の翻訳出版社である米国のSeven Seas Entertainment, LLCの全持分を取得し、連結子会社化いたしました。 ② IP・ソリューション事業 出版社から消費者まで電子書籍にまつわる様々な関係者に対してサービスを展開することで、新たな事業機会を創出するとともに、国内の出版市場を活性化させることを目指します。主な子会社及びサービスとしては、実用書、コミック及び雑誌等を中心に紙・電子を問わず取扱う出版社の株式会社日本文芸社、書籍の要約コンテンツを提供するサービス“flier”を運営する株式会社フライヤー、Amazon Audibleに当社提供作品を配信するオーディオブック事業、電子図書館プラットフォーム提供で世界最大手である米国のOverDrive,Inc.との業務提携によって国内の電子図書館導入を推進している電子図書館事業が含まれます。 ③ SC(Sustainability Creation)事業 行政、金融機関、メディア、教育機関などと共に、地域社会・経済における課題に向き合い、地域活性化につながる事業を手掛けることで新たな価値を生み出すとともに、持続可能な社会づくりに貢献することを目指します。子会社としては、男子プロバスケットボールクラブ「徳島ガンバロウズ」を運営する株式会社がんばろう徳島が含まれます。また、一般社団法人徳島イノベーションベース及び一般社団法人xIB JAPANの運営を通じて地域の企業家支援活動に取り組んでおります。 <戦略投資事業の主な子会社及びサービス>
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】1.報告セグメントの概要 当社グループの報告セグメントは、構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、当社の取締役会が経営資源の配分の決定及び業績の評価のために定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社グループにおいては、国内電子書店向け取次事業を主とする「電子書籍流通事業」と、取次事業のなかで培ってきた各種ネットワークの活用により第二の収益軸の創出を目指す事業群である「戦略投資事業」の2つを報告セグメントとしております。 そのなかにおいて、株式会社がんばろう徳島でのプロバスケットボール運営に係る収益については、従来、事業セグメントの定義に該当しないものとして「調整額」にて集計しておりましたが、2026年2月期を初年度とする新たな中期経営計画においてSC(Sustainability Creation)事業が定義されたことを機に、当連結会計年度より「戦略投資事業」の区分に含めております。 なお、前連結会計年度のセグメント情報については、当該変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) (単位:百万円) 報告セグメント調整額(注)2連結財務諸表計上額(注)3 電子書籍流通事業戦略投資事業計売上高 外部顧客への売上高93,7678,131101,89915101,914セグメント間の内部売上高又は振替高511,2851,336△1,336-計93,8189,417103,236△1,321101,914セグメント利益又は損失(△)4,980△9534,026△1,5512,475その他の項目 のれん償却額253403657-657減価償却費29434063423657(注)1.当社においては、内部管理上、資産(又は負債)を報告セグメントごとに配分していないため、報告セグメント別の資産(又は負債)を記載しておりません。2.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。3.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。 当連結会計年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) (単位:百万円) 報告セグメント調整額(注)2連結財務諸表計上額(注)3 電子書籍流通事業戦略投資事業計売上高 外部顧客への売上高101,0637,454108,51819108,537セグメント間の内部売上高又は振替高441,2611,305△1,305-計101,1078,716109,823△1,286108,537セグメント利益又は損失(△)4,919△6314,287△1,8332,453その他の項目 のれん償却額253210464-464減価償却費24048572524749(注)1.当社においては、内部管理上、資産(又は負債)を報告セグメントごとに配分していないため、報告セグメント別の資産(又は負債)を記載しておりません。2.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。3.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)1.製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報 (1)売上高 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。なお、売上高はエンドユーザーの所在地を基礎として、国又は地域に分類しております。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:百万円) 顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ㈱26,825電子書籍流通事業Amazon Services International LLC16,031電子書籍流通事業 当連結会計年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)1.製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報 (1)売上高 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。なお、売上高はエンドユーザーの所在地を基礎として、国又は地域に分類しております。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:百万円) 顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名NTTソルマーレ㈱ (注)29,907電子書籍流通事業Amazon Services International LLC17,483電子書籍流通事業(注)2025年7月1日付でエヌ・ティ・ティ・ソルマーレ㈱から社名変更がなされております。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) (単位:百万円) 報告セグメント全社・消去合計 電子書籍流通事業戦略投資事業計減損損失-482482-482 当連結会計年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) (単位:百万円) 報告セグメント全社・消去合計 電子書籍流通事業戦略投資事業計減損損失-328328-328 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) (単位:百万円) 報告セグメント全社・消去合計 電子書籍流通事業戦略投資事業計当期償却額253403657-657当期末残高3,0681,1304,198-4,198 当連結会計年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) (単位:百万円) 報告セグメント全社・消去合計 電子書籍流通事業戦略投資事業計当期償却額253210464-464当期末残高2,8141,2154,029-4,029 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 該当事項はありません。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報(単位:百万円) 顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名NTTソルマーレ㈱ (注)29,907電子書籍流通事業Amazon Services International LLC17,483電子書籍流通事業(注)2025年7月1日付でエヌ・ティ・ティ・ソルマーレ㈱から社名変更がなされております。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】 当社グループでは、リスク発生の抑制及び会社損失の最小化を図ることを目的として「リスク管理規程」を制定しております。それに基づき、持続的成長や事業活動の遂行に影響を与える可能性のあるリスクの抽出、評価(アセスメント)及び対策について、サステナビリティ推進委員会(原則、四半期に1回開催)が主体となって検討するとともに、各リスクに対するリスクオーナーを指名、明確化することで対応の実効性の担保に努めております。またリスクアセスメント結果については、取締役会に報告し、取締役会は、経営目線でのリスク間の相対的な関連性を検討・考慮した上で、対処すべきリスクの優先順位を決定し、対策実施の指示をすることとしております。 重要と判断したリスクについては、当社グループの各事業、コーポレート部門、マネジメント等の各レイヤーが当該リスクの内容に応じた対応・対策を検討・協議し、サステナビリティ推進委員会がその進捗をモニタリングするほか、特に緊急性の高いと思われるリスク項目については経営危機管理マニュアル、危機管理広報マニュアルを制定したうえで対処フローを明確化する等、常にリスクに備えるとともに、継続的な改善を図るよう努めております。監査役は取締役会への参加、重要書類の閲覧・確認、会計監査人との連携等を通じて、対処すべき優先順位の高いリスクについて有効な対策が実施されているかをモニタリングしております。加えて、コンプライアンスに関連する方針や規程を制定し、当社グループの役職員が遵守すべき法令、ルールを定め、内部監査等により遵守状況の確認を行っております。 なお、リスクの抽出においては、リスクを戦略遂行リスクとオペレーショナルリスクに分類しており、それぞれは以下の通り定義しております。 (1) 戦略遂行リスク 経営方針の策定及び事業戦略の遂行にあたり、企図する成果や効果が予定通り獲得できない可能性の程度及びその発生可能性であり、持続的成長を実現するにあたり、影響の範囲・程度を認識しつつ、対応策も含め検討するリスク (2) オペレーショナルリスク 戦略遂行を支えるオペレーション上の事象・障害の発生可能性及び損失可能性であり、事業遂行上、一定以下に抑制すべきリスク <リスクマネジメント体制> 当社グループは、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 <サステナビリティ共通> (1)ガバナンス」に示すサステナビリティ推進体制のもとで継続的なリスクマネジメントを行っております。 上記を踏まえ、本書に記載した当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項については下記の通りであります。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、以下の記載事項及び本項以外の記載事項を、慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。また、将来や想定に関する事項には、不確実性が内在しており、あるいはリスクを含んでいるため、実際の結果と大きく異なる可能性もあります。以下の記載は、投資家に対する積極的な情報開示を目的として発生頻度や内外要因分析をマッピングするなどして記載しておりますが、当社株式への投資に関連するリスクを全て網羅するものではありませんので、この点ご留意ください。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)当社グループの戦略遂行リスクについて ① 電子書籍業界の成長性 当社グループにおける「電子書籍流通事業」は2026年2月期現在、売上高が101,063百万円で連結売上高全体の93.1%を占める基幹事業であります。「電子書籍流通事業」においては、多くの出版社等と取引関係を構築することに時間を要するため、新規参入には一定の障壁があります。一方で法制度や規制又は特許等の観点における参入障壁は低く、またコンテンツ提供元である出版社等も非独占的にコンテンツ提供を行っております。 「電子書店」や「出版事業」については今後、さらなる競合他社の参入増加や新たな形態の出版コンテンツ等の伸長も予想されます。また、ユーザーの嗜好の急激な変化への対応の遅れによりサービス・ソリューション提供機能や技術の陳腐化・コモディティ化を招いた場合や業界における取引慣行や価格体系が変化した場合など、計画策定時の想定を超える不確定要素が顕在化した場合には、当社グループの経営方針や経営戦略の変更を余儀なくされる可能性、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。影響度対応策競争環境の変化等によって、大きな業績影響(数億円~10億円超)が生じる可能性があります。引き続き電子書籍市場の拡大に注力するとともに、流通カロリーの低減に向けた顧客密着型対応に向けたBIツール開発及び人員体制強化に加え、出版社や電子書店とのシステム連携及びセキュリティ基盤の強化等、業界のインフラとしての役割の強化に向けて、コンテンツラインナップの充実や当社グループが提供する配信システムの強化、ユーザーニーズに適合したサービス・ソリューションの開発・提供や先進技術への対応等により、出版市場全体とユーザーのすそ野拡大への寄与だけでなく、競合他社との差別化を図ってまいります。 ② 外的要因(自然災害等)による事業への影響 当社グループは、インターネット等の各種サービスの提供に必要な通信ネットワークや情報システムなどを構築・整備しています。しかしながら、不測の大規模地震や台風・豪雨・大雪、及び火山活動等の自然災害、火災や停電・電力不足、テロ行為・不正アクセスなどの攻撃により、通信ネットワークや情報システムなどが正常に稼働しなくなった場合には、当社グループの事業活動・各種サービスの提供に支障をきたす可能性があります。これらの影響が広範囲にわたり、復旧に相当時間を要した場合、信頼性や企業イメージが低下し、顧客の獲得・維持が困難になり、また、通信ネットワークや情報システムなどを復旧するために多額の費用負担が発生するなどにより、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。影響度対応策事業活動等に支障が生じることで、大きな業績影響(数億円~10億円超)が生じる可能性があります。当社グループは、出版コンテンツにおける社会インフラの役割を担う立場として、著作者、出版社、ユーザー(読者)が安心・信頼して利用できる仕組みの持続可能な提供を目指しており、システムや業務の冗長化に向けた対策の実施および対策組織の体制構築に取り組んでおります。また、リスク管理規程に紐づく経営危機管理マニュアルや危機管理広報マニュアル等、有事対応のマニュアル化や具体的な災害事象を想定したBCP策定について継続的に協議・検討を進めている等、不慮・不測の事態に備えた取り組みを進めております。 ③ 海賊版サイト等の影響 電子書籍コンテンツは、不正に複製された海賊版が流通することによって出版社や著作権者等に不利益をもたらします。当社グループでは、当社と出版各社等が設立した一般社団法人ABJでの活動を通じて、出版社やインターネットサービスプロバイダー等と協働し、海賊版サイトの情報収集、正規版サービスの認定ならびに認定マークの付与、海賊版対策全般の啓蒙活動に取り組んでおります。他方、政府主導により著作権等の法制度改正・整備といった対応策も進んでおりますが、仮に電子書籍コンテンツの知的財産権について、長期にわたり大規模な侵害行為を受けた場合には、その侵害行為によって生じる機会損失が当社グループの収益に影響を及ぼす可能性があります。 影響度対応策海賊版サイト等の利用者が増加し、被害が拡大することで、中~大程度の業績影響(数億円~10億円規模)が生じる可能性があります。足元では、海外に拠点を置く海賊版サイトへのアクセス数は2025年12月以降にピーク時の6分の1程度の規模に減少しており、2026年2月期時点で当社グループの収益に甚大な悪影響は見られないものの、引き続き出版業界や政府とも連携しながら、運営者の特定や検索結果への非表示措置、サイトの閉鎖といった対応を進めております。 ④ 特定業界・取引先からの仕入依存 当社グループは国内最大手の電子書籍取次事業者として出版業界を主たるマーケットとしております。したがって「電子書籍流通事業」では、各種コンテンツを様々な出版社を中心に仕入れております。特に、大手出版社にコンテンツが集中することなどから、当社グループの電子書籍コンテンツの仕入総額に占める大手出版社の比率は、ここ数年来高止まりの傾向が継続しております。中長期的には、電子書籍市場の拡大とともにユーザーニーズも多様化して、特定の仕入先への依存度は低くなっていくものと考えておりますが、当面の間はこれらの大手出版社等に対する仕入依存は高いまま推移すると予想しております。 これらの大手出版社等とは電子書籍市場拡大に向けた協力体制を維持・構築しておりますが、永続的な取引が確約されているものではなく、取引条件の変更等があった場合には、当社グループの経営成績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。影響度対応策取引条件の変更等が生じることで、小~大程度の業績影響(数千万円~10億円規模)が生じる可能性があります。取引先との条件交渉の頻度は高くないものの、定期的な見直しを取引先、当社の双方にて実施しております。引き続き、電子書籍市場拡大に向けた協力体制の維持と
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。 なお、当社グループでは展開する事業を『電子書籍流通事業』と『戦略投資事業』の2つのセグメントに区分しております。2026年2月期を初年度とする新たな中期経営計画の策定を契機として、当連結会計年度よりSC(Sustainability Creation)事業を「戦略投資事業」の区分に含める報告セグメントの変更を行っております。そのため、前年同期比較においては、当該変更後の報告セグメントの区分に基づき作成した前年同期の数値を用いております。 『電子書籍流通事業』は、電子書籍の流通拡大に貢献する役割を担い、当社の中核事業となっている取次事業に加え、株式会社クレディセゾンと運営する“まんがセゾン”等の事業によって構成されています。『戦略投資事業』は、国際事業、IP・ソリューション事業及びSC(Sustainability Creation)事業の3事業によって構成され、電子書籍流通事業に比肩する第二の収益軸の確立に向けて、出版バリューチェーン及び地域社会に貢献する多様なサービス・ソリューションを提供しております。 ① 財政状態及び経営成績の状況当社グループの当連結会計年度の経営成績及び財政状態は以下の通りとなりました。 a)経営成績 当連結会計年度における当社グループの連結業績は、2025年7月に獲得した新規商流の業績寄与並びに既存商流の売上成長により電子書籍流通事業の売上高が好調に推移し、主にIP・ソリューション事業において利益改善が進んだ戦略投資事業での営業損失が縮小したものの、電子書籍流通事業における利益率の高いサービスが終了したこと、戦略投資事業における改善が想定より遅れていることにより、営業利益は前年同期比で微減となりました。 また、当連結会計年度においては、戦略投資事業に属する連結子会社に係るのれん等の減損損失328百万円や投資有価証券評価損528百万円を特別損失として計上した一方、関連会社であるMyAnimeListの株式売却益を特別利益として計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期を大きく上回りました。 以上の結果、当連結会計年度の業績については、次の通りとなりました。 売上高 108,537百万円(前年同期比6.5%増) 営業利益 2,453百万円(前年同期比0.9%減) 経常利益 2,548百万円(前年同期比8.0%増) 親会社株主に帰属する当期純利益 1,818百万円(前年同期比33.3%増) EBITDA 3,667百万円(前年同期比3.2%減) 1株当たり当期純利益 119.85円(前年同期は90.08円) なお、営業利益の主な増減要因は下記の通りであります。 売上高の増加 6,623百万円 著作料等の売上原価の増加 △7,052百万円 販売費及び一般管理費の減少 407百万円 (電子書籍流通事業) 電子書籍流通事業については、国内最大の電子書籍取次事業者として引き続き「コミックシーモア」「Amazon Kindle」等の電子書店への電子書籍の取次や電子書籍配信ソリューションの提供を行いました。2026年2月末時点で、取引先としての出版社は2,200社以上、電子書店は150店以上、取扱コンテンツ数は326万点以上、出版社や電子書店とのキャンペーン管理数は年間2.0万件以上にのぼっております。近年、電子書籍市場が拡大するなかで出版社と電子書店が取り扱うコンテンツ数とキャンペーン数は増大し続けており、電子書籍の流通にかかる運用コストは年々増加しております。電子書籍取次の存在意義が高まるなか、当社は取引先各社との基幹システムの連携に加え、話配信管理システム等、取引先のニーズに合わせた新規システムの開発を行うほか、取次に関して蓄積されたノウハウに基づくきめ細やかなサポートを通じて、電子書籍の円滑な流通及び出版社と電子書店の業務の効率化、配信事故率の低減に貢献することで、電子書籍市場の拡大と、流通シェアの拡大を目指しております。 当連結会計年度においては、大手書店を中心とした既存商流の好調、及び2025年7月より取引を開始した「めちゃコミック」の貢献により、増収となりました。一方で、利益率の高いサービスの終了による影響を受け減益となりましたが、増収効果により減益幅は期初想定より小幅となりました。 その結果、売上高は101,107百万円(前年同期比7.8%増)、セグメント利益は4,919百万円(前年同期比1.2%減)となりました。 (戦略投資事業) 戦略投資事業においては、中長期における注力事業として国際事業、IP・ソリューション事業、SC(Sustainability Creation)事業の3事業を展開しております。 国際事業については、主に海外子会社によるSaaS型ビジネスモデルによる出版社向けDXサービスの提供が堅調に推移したことにより増収となった一方で、国際事業全体の体制強化に係る販管費の増加により減益となりました。 IP・ソリューション事業については、日本文芸社におけるコンテンツ創出とそのマルチメディア化推進、フライヤーにおける本の要約サービス提供、そのほかオーディオブックの制作や電子図書館サービスの運営を通じて、出版コンテンツ市場拡大への貢献を目指しております。日本文芸社においては、実用書の改善が売上利益に貢献する一方で、コミックスにおける改善に注力しております。前年同期比で損益は改善しているものの、引き続き筋肉質な収益構造化に向けた取り組みを進めてまいります。書籍の要約サービスを提供するフライヤーは、法人契約数が着実に増加したことで前年同期比では増収、引き続き営業黒字となりました。2025年9月に株式会社AIStepを、2026年2月に株式会社Zealoxをそれぞれ子会社化し、グループ収益力の強化に取り組んでおります。 SC事業については、行政や金融機関等との連携を通じて、地域活性化に繋がる事業を手掛けることで新たな価値を生み出し、持続可能な社会づくりに貢献することを目指しております。がんばろう徳島が運営する男子プロバスケットボールクラブ「徳島ガンバロウズ」は、B3リーグ参入2年目の2024-2025シーズンにおいて営業黒字を達成しております。2025年9月から始まった2025-2026シーズンにおいても増収増益となり、着実な成長を続けております。 その他、小説投稿サイトを運営するエブリスタについて、2025年2月の株式譲渡に伴い連結対象外となったことが売上高の減少要因となったものの、特にIP・ソリューション事業における改善施策の進捗等が損益改善に寄与し、前年同期比で営業損失が縮小しました。 その結果、売上高は8,716百万円(前年同期比7.4%減)、セグメント損失は631百万円(前年同期はセグメント損失953百万円)となりました。 b)財政状態(資産の部) 当連結会計年度末における資産合計は、56,926百万円(前年同期比7.1%増)となり、前連結会計年度末に比べ3,765百万円増加しました。 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ4,041百万円増加し、44,001百万円(前年同期比10.1%増)となりました。 主な要因は、現金及び預金が422百万円、売上債権(受取手形、売掛金及び契約資産)が3,730百万円、それぞれ増加したことによるものであります。 当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ275百万円減少し、12,924百万円(前年同期比2.1%減)となりました。 これは主に、無形固定資産に含まれるのれんが168百万円減少したことによるものであります。 (負債の部) 当連結会計年度末における負債合計は、37,704百万円(前年同期比6.4%増)となり、前連結会計年度末に比べ2,252百万円増加しました。 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ3,466百万円増加し、35,686百万円(前年同期比10.8%増)となりました。 これは主に、支払手形及び買掛金が2,749百万円、未払法人税等が669百万円、それぞれ増加したことによるものであります。 当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ1,213百万円減少し、2,017百万円(前年同期比37.6%減)となりました。 これは主に、長期借入金が1,129百万円減少したことによるものであります。 (純資産の部) 当連結会計年度末における純資産合計は、19,221百万円(前年同期比8.5%増)となり、前連結会計年度末に比べ1,513百万円増加しました。 これは主に、利益剰余金が1,271百万円増加したことによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の期末残高は、14,014百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、営業活動の結果得られた資金は2,454百万円(前年同期比37.6%減)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益2,502百万円、減価償却費749百万円、減損損失328百万円、のれん償却額464百万円、仕入債務の増加額2,73
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、著作物を公正利用のもと、出来るだけ広く頒布し著作者に収益を還元するという「著作物の健全なる創造サイクルの実現」をミッションに、「MORE CONTENT FOR MORE PEOPLE!」をビジョンに掲げ、日本における文化の発展、及び豊かな社会づくりに貢献するため、積極的な業容拡大と企業価値の向上に取り組んでおります。また、日本国著作権法第一章 総則の第一条に謳われる『著作物は文化の発展に寄与』、『著作物の利用と保護の調和』を第一義に、デジタル化された数多くの著作物をより多くの人に届け、その利用における適正な対価を著作者に還元し、また新たな著作物が創造されるよう“著作物の健全なる創造サイクル”の構築を目指して事業を行っております。 (2)中長期の経営戦略と優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 国内の電子書籍の市場規模は、コロナ禍における巣ごもり特需で大きく成長した後も拡大を続け、2024年度には約6,700億円に達しました。市場規模の拡大に伴い成長率はこれまでに比べて鈍化するものの、今後も持続的な成長が続き、2029年度には約8,000億円に達すると見込まれています(出所:インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2025」)。 一方、世界の電子書籍の市場規模は2024年で2兆円を超え、引き続き拡大を見込んでいます(出所:総務省「令和7年版 情報通信白書」)。さらに、海外においてはマンガが中心である日本の電子書籍市場と異なり、文字ものが多くを占めているほか、オーディオブック市場が電子書籍市場に比肩する規模にまで拡大している地域もあります。また、動画配信サービスの普及によってアニメなど多様な日本の映像作品が全世界に多言語で同時配信されるようになり、その原作であるマンガや小説への関心も世界的に高まっております。 当社グループは、ビジョンである「MORE CONTENT FOR MORE PEOPLE!」を引き続き掲げ、これらの環境変化を成長ドライバーとして企業価値向上に生かすべく、2026年2月期を初年度とする5カ年の中期経営計画を推進しております。現在国内の電子書籍市場を牽引するマンガはもとより、国内外における文字もの、オーディオブック等を含むコンテンツ流通に係るソリューションを進化させ、日本の出版業界の成長を世界規模でリードする存在を目指します。 [経営戦略] ① 電子書籍取次から出版業界のインフラへの進化 当社グループは、電子書籍流通の国内最大手として、年間約92万ファイルの電子書籍コンテンツを新規に取り扱っており、ほぼ全ての出版社・電子書店との広範な取引基盤を有しています。これにより、日本中のコンテンツが集積し続ける独自のポジションを確立してきました。今後は主に以下の施策を実施することで、出版業界のインフラとして不可欠な存在を目指してまいります。 ・一層の顧客密着型対応を通じた貢献範囲とシェアの拡大― 販売データを統合・分析する出版社向けBIツールの開発― 出版社及び電子書店の様々な業務を請け負う人員体制の強化 ・出版業界のインフラとしての機能強化― 出版社及び電子書店とのシステム連携強化と開発支援― 出版業界全体の課題であるセキュリティ体制の高度化等への投資強化 ② 日本の本を紙・電子の両輪で世界中に届ける海外展開 当社グループは、国内の電子書籍における取引基盤を土台に、日本のあらゆる出版社のコンテンツを電子のみならず紙でも世界へ届ける海外展開に注力しております。当社グループの機能を向上・融合させることで、国内出版社のコンテンツ価値を最大化し、国内外の流通を一気通貫で支えるオンリーワンのインフラとしての地位を確立し、出版業界全体のさらなる発展に貢献すべく、以下の施策を実施します。 ・海外子会社とのグループシナジーの最大化― 2026年3月に子会社化した、日本コンテンツの年間発行タイトル数で世界最大級を誇る米国出版社Seven Seas Entertainment, LLCのPMIを完遂・国内コンテンツのマルチユースの推進と早期の事業拡大― 日本コンテンツに関する紙書籍や電子書籍、オーディオブック等の海外出版許諾獲得数の拡大及び出版・流通体制の構築― 翻訳家を支援するMedia Do Translation System (MDTS)の開発を含めた、電子書籍ファイルを短期間かつ低コストで多言語翻訳する体制の構築 ③ SC(Sustainability Creation)事業における地域社会・他団体との連携強化とポジション確立 当社グループは、出版業界の発展への貢献に加え、様々な産業の土台として存在する地域社会の発展へ貢献することを創業時から重視しております。地域社会の持続可能な未来を主体的に創造する社会の実現を目指し、このような活動を事業として当社グループへの利益成長に結びつけるだけでなく、社会や取引先、従業員からの信頼を高め、行政、メディア、金融機関、大学など地域の主要機関をさらに巻き込みながら、全国規模の他団体との連携をさらに深めることで、地域創生に欠かせない起業家を自律的に生み育てる体制を構築するとともに、地域経済の成長エンジンとしてのポジション確立を目指します。主に以下の施策を実施します。 ・男子プロバスケットボールクラブ「徳島ガンバロウズ」の運営による利益貢献の拡大― 徳島県や徳島市における新アリーナ建設を見据え、入場者数と業績の拡大を図りながら、最上位リーグへの参入を目指す ・起業家支援を含む幅広い活動と連携拡大を通じた、社会への貢献と社会からの信頼と認知の拡大 [財務戦略・資源配分計画] 当社グループは、高い資本効率と財務健全性のバランスを重視し、企業価値向上のために戦略的に経営資源を配分することを財務戦略の基本方針としております。また、中期的には事業の収益創出力の強化と規律あるキャッシュ・フローマネジメントにより、持続的な成長サイクルの実現を目指しております。 引き続き、有利子負債の返済や利益積み上げを通じた自己資本比率の改善により財務健全性を向上させていくほか、適切な情報開示・IR活動を通じて株主資本コストの低減を図ってまいります。また、財務レバレッジを考慮しつつ負債の規律ある活用も進めることにより、資本効率を向上させながら企業価値の創出に努めてまいります。 成長投資に関しては、企業価値の向上につながる事業投資を行うとともに、投資後3年でROIC15%以上を目標としたM&Aを積極的に推進します。具体的には、当社ビジョンである「MORE CONTENT FOR MORE PEOPLE!」の実現に向け、電子書籍取次におけるポジション強化や海外販路拡充・輸出支援、先端テクノロジー活用の強化等に寄与する国内外の企業をリストアップし、ビジョンの実現に資する案件を慎重に精査のうえ、実行してまいります。 ① 経営資源の配分に関する考え方 当社グループは、当連結会計年度においては連結売上高の93.1%を電子書籍流通事業にて計上しております。電子書籍市場は将来にわたって拡大が見込まれることから、経営資源(人材、投資)は今後も一定程度、電子書籍流通事業に投下する方針であります。 一方で、グループ全体における電子書籍流通事業への偏重がリスクにもなり得るとの認識から、戦略投資事業への経営資源の配分が、グループ全体の企業価値向上にも資するものと考え、回収可能性や、手元現預金及び今後創出するフリーキャッシュ・フローを十分に考慮したうえで、投資を実行してまいります。 更に当社は、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営目標と認識するとともに、将来の持続的な成長に必要な設備投資等や経営基盤の強化も重要な経営課題と考えております。そのため、内部留保を確保しつつ、財政状態及び業績動向等、経営状態を総合的に判断して利益配当を行っていくことを基本方針としております。 この方針に基づき、株主の皆様への利益還元については、配当及び自社株式の取得による総還元性向(注)30%以上を念頭に置き、配当と自己株式の取得の配分は、株価水準等に応じて判断いたします。(注)総還元性向=(配当支払総額+自己株式取得総額)/親会社株主に帰属する当期純利益 ② 資金需要の主な内容 当社グループの資金需要は、営業活動に係る資金支出では、事業運営にかかる人件費や業務委託費などがあります。また、投資活動に係る資金支出は、競争力の維持・強化に向けたシステム開発や事業領域拡大に伴うM&Aなどがあります。 ③ 資金調達 当社グループにおける設備投資額は営業キャッシュ・フローの範囲内とすることを原則としております。そのため、事業活動の維持拡大において外部資金が必要となる可能性は低いものと認識しております。 一方、今後において、更なる企業価値向上に資するM&A等のための追加的な資金需要が生じる可能性もあります。その際には、内部資金及び外部資金を有効に活用することとしますが、外部資金が必要となる場合には、高い資本効率と財務健全性とのバランスを考慮のうえ、最適な資金調達手段を選択いたします。 [経営目標]連結2026年2月期実績2027年2月期計画2028年2月期計画2030年2月期計画売上高1,085億円1,180億円1
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)のれんの評価1.当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額(単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度のれん4,1984,029 2.識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 企業結合により取得したのれんは、取得原価と被取得企業の識別可能資産及び負債の企業結合日時点の時価との差額で計上し、その効果の及ぶ期間にわたって、定額法により規則的に償却しております。のれんの償却期間については、取得時点における事業計画に基づく投資の回収期間等を勘案し、超過収益力の効果の発現期間を見積もっております。 また、各連結会計年度において、のれんの減損の兆候の有無を把握し、減損の兆候が認められる場合には、のれんが帰属する事業から得られる将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することにより減損損失の認識の要否を判定しております。 なお、当連結会計年度においては、株式会社日本文芸社に係るのれんについて274百万円の減損損失を計上しております。 これらの会計上の見積りに使用する事業計画等の仮定は、使用する時点において入手可能な情報に基づく最善の見積りと判断により策定しておりますが、将来の事業環境の変化等の影響により見直しが必要となった場合には、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 (1)事業上の重要な契約契約会社名相手方の名称契約の名称主な契約内容契約期間株式会社メディアドゥ株式会社講談社電子書籍配信業務委託基本契約書講談社が管理する電子書籍を電子書店サイトを通じて配信するにあたり、講談社が配信に関する業務を当社に委託するために必要な事項を定める契約。2020年5月1日から2021年4月30日まで(以降1年毎の自動更新)。株式会社小学館コンテンツ配信契約書小学館が保有するデジタルコンテンツを、当社を通じて、配信サイトに利用許諾することに関する契約。2010年2月1日から2012年1月31日まで(以降1年毎の自動更新)。その他各サービスサイトにて個別に契約期間を設定。株式会社小学館電子書籍販売・配信業務委託契約書小学館が権利を有しもしくは管理し、または第三者に対し利用許諾をする電子書籍の販売・配信業務を当社へ委託することに関する契約。2021年9月1日から3年間(以降1年毎の自動更新)。株式会社集英社電子書籍配信契約書集英社が権利を有する電子書籍を電子書店にて利用者に配信することについての条件等を定める契約。2021年6月22日から2022年1月31日まで(以降1年毎の自動更新)。 (2)財務上の特約等の付されたローン契約「企業内容等の開示に関する内閣府令及び特定有価証券の内容等の開示に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」附則第3条第4項により、2024年4月1日前に締結された金銭消費貸借契約については、記載を省略しております。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】 当社は、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営目標と認識するとともに、将来の持続的な成長に必要な設備投資や経営基盤の強化等も重要な経営課題として捉えております。そのため、内部留保を確保しつつ、財政状態及び業績動向等、経営状態を総合的に判断して利益配当を行うことを基本的な方針としております。 この方針に基づき、当社は配当及び自己株式の取得による総還元性向(注1)30%以上を念頭に置いております。2026年2月期の期末配当については、期初予想どおり1株当たり40円(前期比4円の増配、配当総額607百万円)とすることを決議いたしました。その結果、総還元性向は33.4%となりました。 2027年2月期につきましては、電子書籍流通事業における国内シェアのさらなる拡大や、Seven Seasを軸としたグローバル展開における事業拡大への先行投資を積極的に実施するため、連結業績予想は減益を見込んでおります。しかしながら、当社グループには2,200社以上の国内出版社をはじめとする盤石な取引基盤があり、これら一連の投資は中長期的な企業価値向上に直結するものであると確信しております。今後の業績成長への自信を背景に、株主の皆様へ安定的な利益還元を継続するため、2027年2月期の年間配当につきましても1株当たり40円を継続する方針といたしました。今後も財務状況や株価動向など総合的な見地を踏まえた機動的な自己株式の取得を含め、資本効率の向上と株主様への適切な利益還元に努めてまいります。(ご参考)総還元性向の推移 2024年2月期2025年2月期2026年2月期2027年2月期(予定)期末配当22円00銭36円00銭40円00銭40円00銭自己株式取得500百万円--未定総還元性向(注)1-(注)240.0%33.4%50.6%(注)1.総還元性向=(配当支払総額+自己株式取得総額)/親会社株主に帰属する当期純利益。2.親会社株主に帰属する当期純利益が赤字のため総還元性向の算出は不能であります。ただし、期初における親会社株主に帰属する当期純利益の予想額1,100百万円に対する総還元性向は75.7%、配当性向は30.2%となります。 当社は、中間配当を行うことができる旨を定款で定めております。 なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額1株当たり配当額2026年4月23日607百万円40円00銭定時取締役会
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100Y71R)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E30002)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

株式会社メディアドゥの証券コード(銘柄コード)は?
3678です。上場市場は東証プライム、業種は情報・通信業。
3678(株式会社メディアドゥ)のEDINETコードは?
E30002です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
3678(株式会社メディアドゥ)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 CEO 藤田 恭嗣です(有価証券報告書の表紙記載)。
3678(株式会社メディアドゥ)の本社所在地は?
東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号です。
3678(株式会社メディアドゥ)の監査法人(会計監査人)は?
監査法人アヴァンティアです。
3678(株式会社メディアドゥ)の筆頭株主は?
藤田 恭嗣で、保有比率は約16.4%です(2026-02-28基準)。
3678(株式会社メディアドゥ)の発行済株式数は?
有報(2026-02-28基準)で15,205,174株です(発行済株式総数)。うち自己株が80,400株、市場で流通する浮動株は5,354,081株です。
3678(株式会社メディアドゥ)の株主数は?
2026-02-28基準で4,907名です。上位10名で64.3%を保有します、浮動株比率は35.4%。
3678(株式会社メディアドゥ)の決算期は?
2月期です(上場市場は東証プライム)。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E30002)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。