3423東証スタンダード金属製品
株式会社エスイー
このページを共有
-3.9%
投下資本利益率
ROE(実績)3581位
-4.0%
有報 報告値
営業利益率2975位
2.4%
営業益 6.0億
自己資本比率2717位
42.6%
EPS(実績)
-14.4
26/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ赤字計上型

解析準備中。

✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.74x)▲ ネットデット7.3億▲ 最終赤字4.3億▲ 筆頭株主 有限会社エヌセック 36.3%(特別決議拒否権級)

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.74x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

ネットデット7.3億。現金48.7億 < 有利子負債55.9億

筆頭株主 有限会社エヌセック 36.3%(特別決議拒否権級)。実質浮動株47.47%・支配は非過半だが1/3超で拒否権

関連で読む金属製品の銘柄 →
JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/03期・単年)

損益(PL)
売上高
254.0
前年比 -1.9%
営業利益
6.0
前年比 -29.5%
経常利益
5.9
前年比 -33.2%
純利益
-4.3
赤字転換
財政状態(BS)
総資産
245.6
前年比 -3.6%
純資産
104.9
前年比 -6.5%
現金
48.7
前年比 -0.3%
有利子負債
55.9
前年比 +1.7%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
11.5
前年比 -32.8%
投資CF
-7.9
財務CF
-3.7
フリーCF
4.1
前年比 -57.3%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
売上高(百万)24,15025,45226,47525,88725,401
営業利益(百万)1,9821,3371,365850599
経常利益(百万)1,9921,3761,374886592
純利益(百万)1,614870970544-435
EPS(円)53.728.832.118.0-14.4
1株配当(円)14.013.013.013.013.0
営業利益率(%)8.25.25.23.32.4
ROE(%)17.38.69.14.9-4.0
自己資本比率(%)41.940.741.644.042.6

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
総資産(百万)23,66525,49426,43325,47124,561
純資産(百万)9,95410,42911,02511,22210,490
流動資産(百万)15,79317,23117,55716,09415,820
流動負債(百万)9,51110,0409,8809,0768,937
現金(百万)4,9364,3965,1164,8814,869
有利子負債(百万)4,7135,9196,0745,5025,594
ネットキャッシュ(百万)222-1,524-958-621-725
BPS(円)329.3343.8363.6370.7346.2
自己資本比率(%)41.940.741.644.042.6
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0323/0324/0325/0326/03
営業CF(百万)2,309-6382,1151,7051,146
投資CF(百万)-367-656-1,146-898-793
財務CF(百万)-1,253749-254-1,040-367
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2026-03期・細目まで)

貸借対照表 67項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,006社中1,737位 →5,1075,119
受取手形140937
売掛金4,2244,111
契約資産1,1401,182
電子記録債権2,5441,944
売買目的有価証券及び1年内に満期の到来する有価証券
商品及び製品725696
原料及び材料
原材料及び貯蔵品1,2021,322
仕掛品及び半成工事
仕掛品458433
流動資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-37-40
その他 3,001社中1,821位 →318389
流動資産 3,006社中1,684位 →15,82016,094
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物6,4816,203
減価償却累計額-3,510-3,309
建物及び構築物(純額)2,9712,895
工具、器具及び備品1,2351,196
減価償却累計額-1,139-1,093
工具、器具及び備品(純額)97103
機械装置及び運搬具5,2025,127
減価償却累計額-4,168-3,965
機械装置及び運搬具(純額)1,0341,161
土地3,2313,230
リース資産733685
減価償却累計額-495-428
リース資産(純額)238257
建設仮勘定55235
有形固定資産 3,066社中1,540位 →7,6267,880
無形固定資産
のれん16
その他の無形資産で流動資産又は投資たる資産に属しないもの
その他162147
無形固定資産 3,036社中2,242位 →163153
投資その他の資産
関係会社株式その他流動資産に属しない有価証券
投資有価証券414298
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
繰延税金資産231747
その他362352
投資その他の資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-55-53
投資その他の資産 3,006社中2,226位 →9521,343
固定資産 3,009社中1,758位 →8,7419,377
資産 3,097社中1,851位 →24,56125,471
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金3,1053,669
電子記録債務2,1562,013
契約負債7276
資産除去債務48
引当金
賞与引当金163156
工事損失引当金911
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払法人税等253187
その他の負債で1年内に支払又は返済されると認められるもの
短期借入金350200
1年内返済予定の長期借入金1,5011,428
その他1,1971,346
流動負債 3,006社中1,533位 →8,9379,076
固定負債
長期借入金
長期借入金3,4803,591
引当金
役員退職慰労引当金666624
退職給付に係る負債418428
リース負債263283
資産除去債務217243
その他の負債で流動負債に属しないもの
繰延税金負債88
その他44
固定負債5,1355,173
負債 3,097社中1,608位 →14,07214,249
純資産の部
株主資本
資本金 3,096社中1,891位 →1,2281,228
資本剰余金
資本剰余金 3,047社中2,103位 →1,0271,027
利益剰余金
利益剰余金 3,097社中1,840位 →8,1598,987
自己株式-193-193
株主資本 3,096社中1,945位 →10,22111,049
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金179121
退職給付に係る調整累計額5827
評価・換算差額等237148
非支配株主持分3225
純資産 3,097社中1,996位 →10,49011,222
負債純資産 3,097社中1,874位 →24,56125,471
損益計算書 64項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高25,40125,887
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価18,59918,971
営業活動による費用・売上原価の内訳
販売費及び一般管理費
役員報酬453452
貸倒引当金繰入額014
賞与引当金繰入額5048
役員退職慰労引当金繰入額4241
退職給付費用5865
従業員給料及び手当1,8701,840
のれん償却額529
販売運賃831860
販売費及び一般管理費6,2036,067
売上総利益又は売上総損失(△)6,8026,917
販売費及び一般管理費
役員報酬453452
貸倒引当金繰入額014
賞与引当金繰入額5048
役員退職慰労引当金繰入額4241
退職給付費用5865
従業員給料及び手当1,8701,840
のれん償却額529
販売運賃831860
販売費及び一般管理費6,2036,067
営業利益又は営業損失(△) 3,006社中2,176位 →599850
営業外収益
受取利息41
受取配当金98
受取手数料26
受取家賃99
補助金収入94
貸倒引当金戻入額11
スクラップ売却益3133
その他2122
営業外収益 3,005社中1,994位 →8698
営業外費用
支払利息5846
為替差損15
寄付金32
その他52
営業外費用9361
経常利益又は経常損失(△) 3,096社中2,282位 →592886
特別利益
固定資産売却益44
特別利益44
特別損失
固定資産売却損30
固定資産除却損63
特別損失93
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 3,097社中2,267位 →587887
法人税等 3,092社中1,311位 →1,015358
法人税、住民税及び事業税 3,091社中1,888位 →426384
法人税等調整額 3,022社中170位 →589-26
当期純利益又は当期純損失(△) 3,096社中2,916位 →-428529
(内訳)
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△)7-15
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 3,097社中2,917位 →-435544
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金5821
繰延ヘッジ損益0-0
退職給付に係る調整額3040
その他の包括利益8961
包括利益 3,097社中2,909位 →-339590
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,097社中2,906位 →-346605
非支配株主に係る包括利益7-15
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△) 3,096社中2,916位 →-428529
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金5821
繰延ヘッジ損益0-0
退職給付に係る調整額3040
その他の包括利益8961
包括利益 3,097社中2,909位 →-339590
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,097社中2,906位 →-346605
非支配株主に係る包括利益7-15
キャッシュ・フロー計算書 43項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
小計 3,097社中1,858位 →1,4972,102
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 3,097社中2,267位 →587887
減価償却費 3,055社中1,528位 →775717
のれん償却額529
貸倒引当金の増減額(△は減少)-013
受取利息及び受取配当金-13-9
支払利息5846
売上債権の増減額(△は増加)1261,003
棚卸資産の増減額(△は増加)67284
仕入債務の増減額(△は減少)-252-622
賞与引当金の増減額(△は減少)7-26
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)4222
退職給付に係る負債の増減額(△は減少)727
工事損失引当金の増減額(△は減少)901
固定資産除却損63
前受金の増減額(△は減少)12-5
未払金の増減額(△は減少)1-29
その他-22-239
利息及び配当金の受取額129
利息の支払額-58-46
法人税等の支払額-357-418
その他5258
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,097社中1,831位 →1,1461,705
投資活動によるキャッシュ・フロー
利息及び配当金の受取額129
有形固定資産の取得による支出-741-754
有形固定資産の売却による収入174
貸付金の回収による収入1
無形固定資産の取得による支出-20-71
子会社株式の取得による支出-31
差入保証金の差入による支出-18-5
差入保証金の回収による収入36
投資その他の資産の増減額(△は増加)-5-12
投資活動によるキャッシュ・フロー 3,097社中1,430位 →-793-898
財務活動によるキャッシュ・フロー
利息の支払額-58-46
長期借入れによる収入1,3901,100
長期借入金の返済による支出-1,428-1,546
配当金の支払額-391-391
短期借入金の増減額(△は減少)150-111
ファイナンス・リース債務の返済による支出-88-92
財務活動によるキャッシュ・フロー 3,089社中1,381位 →-367-1,040
現金及び現金同等物に係る換算差額2-3
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 3,097社中1,763位 →-12-235
現金及び現金同等物の残高 3,097社中1,837位 →4,8694,881
この会社だけの項目 1件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。
項目当期前期
売上割引1211
貸借対照表 72項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金2,2392,345
受取手形56481
売掛金2,3612,118
電子記録債権1,8571,356
売買目的有価証券及び1年内に満期の到来する有価証券
商品及び製品7520
原料及び材料
原材料及び貯蔵品939979
仕掛品及び半成工事
仕掛品169121
前払費用9388
その他の資産で1年内に現金化できると認められるもの
未収入金192256
未収消費税等224
流動資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-3-3
その他1311
流動資産7,9948,106
固定資産
有形固定資産
建物及び暖房、照明、通風等の附属設備
建物(純額)1,3171,205
構築物(純額)10788
機械及び装置並びにコンベヤー、ホイスト、起重機等の搬送設備その他の附属設備
機械及び装置(純額)413452
鉄道車両、自動車その他の陸上運搬具
車両運搬具(純額)67
工具、器具及び備品(純額)6458
土地1,9301,930
リース資産(純額)5166
建設仮勘定29235
有形固定資産3,9184,041
無形固定資産
特許権00
ソフトウエア95131
ソフトウエア仮勘定533
その他の無形資産で流動資産又は投資たる資産に属しないもの
電話加入権77
無形固定資産155141
投資その他の資産
関係会社株式その他流動資産に属しない有価証券
投資有価証券340259
関係会社株式2,6722,642
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
長期前払費用815
保険積立金2019
差入保証金189189
その他1515
投資その他の資産3,2443,728
固定資産7,3187,910
資産15,31216,016
負債の部
流動負債
支払手形1495
買掛金747644
電子記録債務5611,301
未払費用3544
前受収益00
引当金
賞与引当金3230
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払金216353
未払法人税等2622
預り金416404
その他の負債で1年内に支払又は返済されると認められるもの
短期借入金1,479815
1年内返済予定の長期借入金1,3991,293
流動負債4,9255,000
固定負債
長期借入金
長期借入金3,0043,013
引当金
退職給付引当金374369
役員退職慰労引当金602565
リース負債5673
資産除去債務182182
その他の負債で流動負債に属しないもの
長期預り金5
繰延税金負債94
固定負債4,3184,201
負債9,2429,201
純資産の部
株主資本
資本金1,2281,228
資本剰余金
資本準備金996996
その他資本剰余金3535
資本剰余金1,0301,030
利益剰余金
利益準備金115115
その他利益剰余金
土地圧縮積立金2525
別途積立金3,4503,450
繰越利益剰余金2431,044
利益剰余金3,8324,633
自己株式-193-193
株主資本5,8986,699
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金171116
評価・換算差額等171116
純資産6,0696,815
負債純資産15,31216,016
損益計算書 45項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高9,6659,716
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価6,2986,210
営業活動による費用・売上原価の内訳
販売費及び一般管理費
役員報酬248248
減価償却費100121
役員退職慰労引当金繰入額3635
退職給付費用4140
研究開発費588446
従業員給料及び手当1,0441,013
支払手数料377333
販売運賃298315
販売費及び一般管理費3,8223,646
売上総利益又は売上総損失(△)3,3673,506
販売費及び一般管理費
役員報酬248248
減価償却費100121
役員退職慰労引当金繰入額3635
退職給付費用4140
研究開発費588446
従業員給料及び手当1,0441,013
支払手数料377333
販売運賃298315
販売費及び一般管理費3,8223,646
営業利益又は営業損失(△)-455-140
営業外収益
受取利息34
受取配当金737387
受取手数料4245
受取家賃1111
生命保険配当金00
雑収入78
営業外収益801470
営業外費用
支払利息5945
為替差損15
寄付金32
雑損失11
営業外費用7849
経常利益又は経常損失(△)268281
特別利益
固定資産売却益0
特別利益0
特別損失
固定資産除却損43
特別損失43
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)264278
法人税等672-21
法人税、住民税及び事業税1516
法人税等調整額657-37
当期純利益又は当期純損失(△)-408299
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△)-408299
キャッシュ・フロー計算書 1項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)264278
この会社だけの項目 3件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。
項目当期前期
ソフトウエア償却費3428
平均年間給与の対前事業年度増減率0
売上割引12
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 一般商工業)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
-100億0億100億200億300億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 売上高 242億 ・ 純利益 16億23/03 ・ 売上高 255億 ・ 純利益 9億24/03 ・ 売上高 265億 ・ 純利益 10億25/03 ・ 売上高 259億 ・ 純利益 5億26/03 ・ 売上高 254億 ・ 純利益 -4億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
-10%0%10%20%30% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 粗利率 29.5% ・ 営業利益率 8.2% ・ 純利益率 6.7%23/03 ・ 粗利率 26.2% ・ 営業利益率 5.3% ・ 純利益率 3.4%24/03 ・ 粗利率 27.1% ・ 営業利益率 5.2% ・ 純利益率 3.7%25/03 ・ 粗利率 26.7% ・ 営業利益率 3.3% ・ 純利益率 2.1%26/03 ・ 粗利率 26.8% ・ 営業利益率 2.4% ・ 純利益率 -1.7%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
-10%0%10%20% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ROE 17.3% ・ ROA 6.8% ・ ROIC 13.9%23/03 ・ ROE 8.6% ・ ROA 3.4% ・ ROIC 7.1%24/03 ・ ROE 9.1% ・ ROA 3.7% ・ ROIC 7.7%25/03 ・ ROE 4.9% ・ ROA 2.1% ・ ROIC 4.3%26/03 ・ ROE -4.0% ・ ROA -1.8% ・ ROIC 3.7%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-20億-10億0億10億20億30億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF 23億 ・ 投資CF -4億 ・ 財務CF -13億23/03 ・ 営業CF -6億 ・ 投資CF -7億 ・ 財務CF 7億24/03 ・ 営業CF 21億 ・ 投資CF -11億 ・ 財務CF -3億25/03 ・ 営業CF 17億 ・ 投資CF -9億 ・ 財務CF -10億26/03 ・ 営業CF 11億 ・ 投資CF -8億 ・ 財務CF -4億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
-20億-10億0億10億20億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ フリーCF 17億23/03 ・ フリーCF -16億24/03 ・ フリーCF 10億25/03 ・ フリーCF 10億26/03 ・ フリーCF 4億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億5億10億15億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 設備投資 6億 ・ 減価償却 5億23/03 ・ 設備投資 9億 ・ 減価償却 6億24/03 ・ 設備投資 11億 ・ 減価償却 7億25/03 ・ 設備投資 8億 ・ 減価償却 7億26/03 ・ 設備投資 7億 ・ 減価償却 8億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
-4倍-2倍0倍2倍4倍 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF/純利益 1.43倍23/03 ・ 営業CF/純利益 -0.73倍24/03 ・ 営業CF/純利益 2.18倍25/03 ・ 営業CF/純利益 3.14倍26/03 ・ 営業CF/純利益 -2.64倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
-20円0円20円40円60円 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ EPS ¥5423/03 ・ EPS ¥2924/03 ・ EPS ¥3225/03 ・ EPS ¥1826/03 ・ EPS ¥-14
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円5円10円15円-100%-50%0%50%100% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 1株配当 ¥14 ・ 配当性向 26.1%23/03 ・ 1株配当 ¥13 ・ 配当性向 45.1%24/03 ・ 1株配当 ¥13 ・ 配当性向 40.5%25/03 ・ 1株配当 ¥13 ・ 配当性向 72.2%26/03 ・ 1株配当 ¥13 ・ 配当性向 -90.3%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億100億200億300億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 総資産 237億 ・ 純資産 100億23/03 ・ 総資産 255億 ・ 純資産 104億24/03 ・ 総資産 264億 ・ 純資産 110億25/03 ・ 総資産 255億 ・ 純資産 112億26/03 ・ 総資産 246億 ・ 純資産 105億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円100円200円300円400円0%20%40%60% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ BPS ¥329 ・ 自己資本比率 41.9%23/03 ・ BPS ¥344 ・ 自己資本比率 40.7%24/03 ・ BPS ¥364 ・ 自己資本比率 41.6%25/03 ・ BPS ¥371 ・ 自己資本比率 44.0%26/03 ・ BPS ¥346 ・ 自己資本比率 42.6%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億50億100億150億200億0%50%100%150%200% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 流動資産 158億 ・ 流動負債 95億 ・ 流動比率 166.1%23/03 ・ 流動資産 172億 ・ 流動負債 100億 ・ 流動比率 171.6%24/03 ・ 流動資産 176億 ・ 流動負債 99億 ・ 流動比率 177.7%25/03 ・ 流動資産 161億 ・ 流動負債 91億 ・ 流動比率 177.3%26/03 ・ 流動資産 158億 ・ 流動負債 89億 ・ 流動比率 177.0%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億20億40億60億80億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 現金 49億 ・ 有利子負債 47億23/03 ・ 現金 44億 ・ 有利子負債 59億24/03 ・ 現金 51億 ・ 有利子負債 61億25/03 ・ 現金 49億 ・ 有利子負債 55億26/03 ・ 現金 49億 ・ 有利子負債 56億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
-20億-15億-10億-5億0億5億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ネットキャッシュ 2億23/03 ・ ネットキャッシュ -15億24/03 ・ ネットキャッシュ -10億25/03 ・ ネットキャッシュ -6億26/03 ・ ネットキャッシュ -7億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
のれん・無形資産(億円)
0億0.5億1億1.5億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ のれん 1億 ・ 顧客関連資産 —23/03 ・ のれん 1億 ・ 顧客関連資産 —24/03 ・ のれん 0億 ・ 顧客関連資産 —25/03 ・ のれん 0億 ・ 顧客関連資産 —26/03 ・ のれん 0億 ・ 顧客関連資産 —
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
純利益率(%)6.73.43.72.1-1.7
ROE(%)17.38.69.14.9-4.0
ROA(%)6.83.43.72.1-1.8
総資産回転(回)1.021.001.001.021.03
営業CF率(%)9.6-2.58.06.64.5
営業CF/純益(倍)1.43-0.732.183.14
配当性向(%)26.145.140.572.2
売上 前年比(%)5.95.44.0-2.2-1.9
純資産 前年比(%)13.04.85.71.8-6.5
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

22/03
¥14.0
23/03
¥13.0
24/03
¥13.0
25/03
¥13.0
26/03
¥13.0
配当性向 —%・連続増配 —年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
4.1
-3.9%
粗利率
26.8%
アクルーアル比率
-6.3%
売上CAGR(4年)
1.3%
EPS CAGR
%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値 運転資本の回転(現金が拘束される日数)

売上債権回転日数
60.7
棚卸回転日数
仕入債務回転日数
60.9
CCC(現金循環)
CCC(現金循環日数)=売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金を払ってから売上を回収するまで、現金が事業に拘束される日数。短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。業種で水準が大きく違い(製造・小売で長め、サービス・プラットフォームで短い/マイナス)、在庫を持たない業態や算定できない指標は「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
-1.7%
ROA
-1.8%
総資産回転
1.03
実効税率
173.0%
現金変換(CFO/営業益)
1.91
CFO/純益(平均)
1.74
累計営業CF
159.8
FCFマージン
1.6%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.96
BPS CAGR
1.3%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
1.77
純負債/EBITDA
0.53
インタレストカバレッジ
10.3
債務返済年数
4.9
配当性向
%
連続増配
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
総合偏差値
44.1 母集団3920社中 3357位13/14指標
総合 →
業種内 総合偏差値(金属製品)
43.1 同業87社中 81位13/14指標
全体3357位・同業81位(母集団が異なるため両立します)
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化売上成長 50
ROIC
41
営業利益率
49
純利益率
49
粗利率
46
ROE
46
ROA
46
FCFマージン
51
自己資本比率
45
流動比率
46
純負債/EBITDA
48
アクルーアル比率
55
現金変換(営業CF/純益)
52
売上CAGR
44
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
0.0億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.0億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.0%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
47.5%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
有限会社エヌセック
36.3% 保有
自己株式
3.35%
1,048,500株 ・簿価1.9億
大株主比率
1. 有限会社エヌセック36.3%
2. 株式会社麻生3.2%
3. 松本 美枝子2.8%
4. 大津 哲夫2.4%
5. 岡本 みち子1.7%
6. 岡本 美也子1.6%
7. 高橋 謙雄1.4%
8. 佐藤 広幸1.2%
9. 串田 信行1.0%
10. 糸岡 潔史1.0%
上位10で 52.5%・発行済 31,256,600株・自己株 1,048,500株・浮動株 14,340,100株・株主 6,706名。所有者別(単元): 外国人 0.4% / 機関 1.9% / 個人 58.6%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率2.04%(取締役 7名計)
政策保有株式(簿価合計)340.4百万円(8銘柄)
役員報酬総額 / 役員数276.3百万円 / 11名
平均年間給与(提出会社)707万円(前期比 +0.9%)
従業員数(連結)559名
監査報酬 / 非監査報酬33.0百万円 / —
平均勤続年数14.1年
女性管理職比率
従業員1人当たり売上45.4百万円
従業員1人当たり営業利益1.1百万円
政策保有株式の対純資産比3.2%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長 宮原 一郎
本社所在地東京都新宿区西新宿六丁目5番1号
市場 / 業種東証スタンダード / 金属製品
決算期3月
監査法人四谷監査法人
従業員数(連結)559名
EDINETコードE01298

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/03期末 基準・31,256,600株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-06-23確認書 ↗
2025-11-14確認書 ↗
2025-06-24確認書 ↗
2024-11-08確認書 ↗
2024-06-26確認書 ↗
2024-02-09変更報告書 ↗ / 有限会社エヌセック
2024-02-09確認書 ↗
2023-11-10確認書 ↗
2023-06-28確認書 ↗
2022-06-28確認書 ↗
2022-03-08変更報告書 ↗ / 有限会社エヌセック
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】 当社グループは、親会社である当社(株式会社エスイー)および連結子会社6社、非連結子会社2社、関連会社1社により構成されており、「建設用資機材の製造・販売事業」、「建築用資材の製造・販売事業」、「建設コンサルタント事業」、「補修・補強工事業」の4つを主たる事業としております。「建設用資機材の製造・販売事業」は、土木建設資材である「アンカー」、「落橋防止装置」、「PC用ケーブル」、「外ケーブル」、「斜材」などのケーブル製品、土木分野での鉄鋼製品である「KIT受圧板」、「変位制限装置」、土木耐震金物等の鉄鋼製品、ならびにESCONを含むコンクリート製品を製造・販売しております。「建築用資材の製造・販売事業」は、建物に用いられる建築資材である「セパレーター」、「吊りボルト」等の製造・販売、ならびに鉄骨工事および建築部材・建築耐震金物等を製造・販売しております。「建設コンサルタント事業」は、国内建設コンサルタント業務および海外での道路、橋梁、建機、水、エネルギー、開発調査等に係るODA市場他での幅広い建設コンサルタントサービスの提供を行っております。「補修・補強工事業」は、補修・補強工事(橋梁構造物・トンネル等)を中心とした「土木・建築請負業」の施工及び点検・調査業務を行っております。 (注) その他の関係会社である有限会社エヌセックは資産管理等を行っておりますが、当社グループとの事実上の関 係はないため、事業の系統図への記載を省略しております。 当社グループの事業内容と事業の系統図は次のとおりであります。 (1)事業内容セグメント 区 分主な事業内容・製品等会 社 名建設用資機材の製造・販売事業ケーブル製品分野「アンカー」「落橋防止装置」「PC用ケーブル」「外ケーブル」「斜材」「控索」等のケーブル製品(付属品)の製造・販売(注)建設用機材のレンタル当社株式会社アースデザインエンジニアリング鉄鋼製品分野等「KIT受圧板」「変位制限装置」等の製造・販売(注)建設商材の販売、土木耐震金物等の鉄鋼製品当社エスイー鉄建株式会社コンクリート製品分野コンクリート二次製品の製造・販売ESCON材料、二次製品の製造・販売当社A&Kホンシュウ株式会社株式会社北都運輸建築用資材の製造・販売事業建築金物分野「セパレーター」・「吊りボルト」等の建築用資材の製造・販売(注)A&Kホンシュウ株式会社鉄骨工事分野鉄骨工事および建築部材・建築耐震金物等の製造・販売エスイー鉄建株式会社建設コンサルタント事業―国内建設コンサルタント事業、海外での建設コンサルタントサービス株式会社アンジェロセック有限会社日越建設コンサルタント(VJEC)補修・補強工事業―補修・補強工事(橋梁構造物・トンネル等)の施工及び点検・調査業務エスイーリペア株式会社株式会社ランドプラン (注)主な製品の使用用途は次のとおりであります。○アンカー 使用目的により次のような用途に大別されます。 ①地すべり防止用 斜面の地すべり防止対策工として、法枠(コンクリート)や受圧板(KIT受圧板)と併用してアンカーにより抑止し、安定させます。 ②急傾斜地用 民家や道路などの背面の急傾斜面の崩落防止として上記、地すべり防止対策工と同様にアンカーにより抑止します。 ③送電用鉄塔の補強用 送電用鉄塔の安定の為に、基礎をアンカーにより補強します。 ④港湾岸壁の耐震補強用 既設岸壁(コンクリートケーソン)などを耐震性向上(滑動、転倒防止)の目的の為に、アンカーで補強します。 ⑤宅地盛土の耐震補強用 宅地造成地の地震災害を軽減することを目的として、斜面をアンカーで抑止します。○落橋防止装置 大きな地震により橋桁が落下するのを防ぐことを目的として当社ケーブルを使用し、「桁と桁」あるいは「桁と橋台」をつなぐ装置です。○PC用ケーブル コンクリートにプレストレスを導入するために、あらかじめコンクリートの橋桁内にPC用ケーブルを配置しておき、コンクリート打設が完了してからケーブルを緊張(引っ張ること)しますと、コンクリートに圧縮力が働き、ひび割れが生じにくい強固な橋桁を作り出すことができます。○外ケーブル プレストレストコンクリートのプレストレスを導入するためのケーブル配置には、コンクリート内部に配置する内ケーブル方式と外側に配置する外ケーブル方式があり、外ケーブル方式は橋の補強工法のひとつとして使用されるほか、近年では、施工しやすい、点検しやすい、交換しやすいなどの観点から公共建築物の補強用ケーブルとしても使用されております。○斜 材 橋の形式のひとつに斜張橋がありますが、これは塔から斜めに張ったケーブルで橋桁を直接つなぎ支える構造です。また弓のように反ったアーチの形をしたアーチ橋には、アーチ部分と橋桁との間に斜めにケーブルを張った形式もあります。これらの斜張橋やアーチ橋に使用されるケーブルに当社のケーブルが使用されております。○控 索 施工性が高く、防錆性に優れた万能引張ケーブルで、港湾・漁港、河川の護岸や鉄道・道路盛土の補強等、様々な分野に使用されております。○KIT受圧板 斜面の地すべり防止や安定を目的とし、アンカーと併用して使用します。高さが低いことで緑化に適しており、より景観に優れております。○変位制限装置 大きな地震による橋桁の水平力や浮き上がりに抵抗し、支承の破壊を防止する装置です。 また、衝撃的な地震力の緩和機能、高い防食・防錆性を有し、維持管理性にも優れております。○セパレーター 建物の基礎工事に用いられる型枠資材で型枠同士をつなぎとめる役割をし、通常はコンクリートを注ぎ込んだ後は埋め殺しとなります。○吊りボルト 建物の建築資材で配管やダクト、空調機などの機器の吊下げや、軽量鉄骨天井下地(LGS)などを吊るすために用いるボルトです。吊りボルト(両端寸切りボルト)は、コンクリートのスラブ下より吊り下げる場合には、インサート金物などの吊下げ金物と併用して用います。 (2)事業の系統図
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】1.報告セグメントの概要当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高意思決定機関が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、事業内容によって区分し、事業ごとに包括的な戦略を立案し活動を展開しております。したがって、当社グループは、「建設用資機材の製造・販売事業」、「建築用資材の製造・販売事業」、「建設コンサルタント事業」、「補修・補強工事業」の4つを報告セグメントとしております。「建設用資機材の製造・販売事業」は、土木建設資材である「アンカー」、「落橋防止装置」、「PC用ケーブル」、「外ケーブル」、「斜材」などのケーブル製品、土木分野での鉄鋼製品である「KIT受圧板」、「変位制限装置」、土木耐震金物等の鉄鋼製品、ならびにESCONを含むコンクリート製品を製造・販売しております。「建築用資材の製造・販売事業」は、建物に用いられる建築資材である「セパレーター」、「吊りボルト」等の製造・販売、ならびに鉄骨工事および建築部材・建築耐震金物等を製造・販売しております。「建設コンサルタント事業」は、国内建設コンサルタント業務および海外での道路、橋梁、建機、水、エネルギー、開発調査等に係るODA市場他での幅広い建設コンサルタントサービスの提供を行っております。「補修・補強工事業」は、補修・補強工事(橋梁構造物・トンネル等)を中心とした「土木・建築請負業」の施工及び点検・調査業務を行っております。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針と同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益(のれん償却前)ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント合計調整額(注)1連結財務諸表計上額(注)2 建設用資機材の製造・販売事業建築用資材の製造・販売事業建設コンサルタント事業補修・補強工事業売上高 一時点で移転される財12,347,4867,223,869144,406747,23120,462,994-20,462,994一定の期間にわたり移転される財-3,147,833491,6021,632,3455,271,782-5,271,782顧客との契約から生じる収益12,347,48610,371,703636,0092,379,57725,734,776-25,734,776その他の収益152,673---152,673-152,673外部顧客への売上高12,500,16010,371,703636,0092,379,57725,887,450-25,887,450セグメント間の内部売上高又は振替高284,4631,56012,000-298,023△298,023-計12,784,62410,373,263648,0092,379,57726,185,474△298,02325,887,450セグメント利益又は損失(△)800,329541,850△100,933240,1721,481,418△631,785849,633セグメント資産17,824,2355,880,444311,1441,454,80925,470,633-25,470,633その他の項目 減価償却費581,111130,0151,0876,037718,252△1,508716,743有形固定資産及び無形固定資産の増加額979,40050,367583181,6361,211,987 △5,8851,206,102(注)1.調整額は下記のとおりであります。 (1)セグメント利益又は損失(△)の調整額△631,785千円には、セグメント間取引消去△926千円、のれんの償却額△29,457千円、各報告セグメントに配分していない全社費用△601,402千円が含まれております。全社費用は、報告セグメントに帰属しない研究開発部門の人件費・経費であります。 (2)減価償却費の調整額△1,508千円は、未実現利益に係るものであります。 (3)有形固定資産および無形固定資産の増加額の調整額△5,885千円は、未実現利益に係るものであります。2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント合計調整額(注)1連結財務諸表計上額(注)2 建設用資機材の製造・販売事業建築用資材の製造・販売事業建設コンサルタント事業補修・補強工事業売上高 一時点で移転される財11,912,3406,939,019183,104950,93519,985,399-19,985,399一定の期間にわたり移転される財-2,921,290504,0561,883,0725,308,420-5,308,420顧客との契約から生じる収益11,912,3409,860,310687,1612,834,00725,293,819-25,293,819その他の収益107,218---107,218-107,218外部顧客への売上高12,019,5599,860,310687,1612,834,00725,401,038-25,401,038セグメント間の内部売上高又は振替高446,9621,0199,0006,990463,972△463,972-計12,466,5219,861,330696,1612,840,99725,865,010△463,97225,401,038セグメント利益717,950414,06836,202249,2661,417,488△818,487599,001セグメント資産16,759,5175,812,563185,1201,804,25124,561,452-24,561,452その他の項目 減価償却費631,500137,4348507,631777,416△2,587774,828有形固定資産及び無形固定資産の増加額398,441107,510-39,822545,775-545,775(注)1.調整額は下記のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額△818,487千円には、セグメント間取引消去△14,736千円、のれんの償却額△4,544千円、各報告セグメントに配分していない全社費用△799,205千円が含まれております。全社費用は、報告セグメントに帰属しない研究開発部門の人件費・経費であります。 (2)減価償却費の調整額△2,587千円は、未実現利益に係るものであります。2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報(単位:千円) 建設用資機材の製造・販売事業建築用資材の製造・販売事業建設コンサルタント事業補修・補強工事業合計外部顧客への売上高12,500,16010,371,703636,0092,379,57725,887,450 2.地域ごとの情報 (1)売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報(単位:千円) 建設用資機材の製造・販売事業建築用資材の製造・販売事業建設コンサルタント事業補修・補強工事業合計外部顧客への売上高12,019,5599,860,310687,1612,834,00725,401,038 2.地域ごとの情報 (1)売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:千円) 建設用資機材の製造・販売事業建築用資材の製造・販売事業建設コンサルタント事業補修・補強工事業全社・消去合計当期償却額-4,544--24,91229,457当期末残高-5,680---5,68
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報(単位:千円) 建設用資機材の製造・販売事業建築用資材の製造・販売事業建設コンサルタント事業補修・補強工事業合計外部顧客への売上高12,500,16010,371,703636,0092,379,57725,887,450
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、財務状況および株価等に影響を及ぼす可能性のあるリスクのうち、外部環境・内部環境それぞれにおいて、経営方針・経営戦略を実施していく上で重要度の高いものは以下のものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 外部環境に起因するリスク ①建設投資減少に関するリスク 当社グループの売上高の約6割が、土木を中心とした国内建設市場向けへの販売等によるものであります。「中期経営計画2030」の期間中においては、国土強靭化・インフラ老朽化対策を進めていくために公共投資予算が割り当てられるとみておりますが、長期的には公共投資は漸減傾向となることが予想されます。また、財政健全化等を目的として公共投資が急減する場合や景気後退による民間の設備投資が縮小する可能性があります。度重なる台風災害や地震による災害の影響の激甚化が見られる状況下、これらのリスクが急激に顕在化する可能性は低いとみておりますが、以下の懸念材料より政府の一時的な政策の優先順位の変更等がないとは言えません。これらは当社グループの業績及び財務状況等に悪影響を及ぼす可能性があります。・日本政府の財政政策に対する不振による国債発行余地の低下・金利上昇による国債利払い費の増加による財政圧迫・円安・物価高等に対する景気対策、社会保障に関連する予算の比重増大・日本を取り巻く国際情勢の変化に対する安全保障政策(防衛費の増強)リスクの影響を軽減する方策:新しい収益の柱となる事業の構築、製品種類の分散化、海外展開 ②原材料高騰に関するリスク 当社グループの主力製品群は、製造原価の約7割は原材料費となっております。その中でも鉄や鉄を素材とするPC鋼線・線材等市況により大きく価格が変動するものを多く使用しております。 今後、原材料が急騰した場合には、原材料費の上昇により当社の業績及び財務状況等に悪影響を及ぼす可能性があります。 なお、「原材料高騰に関するリスク」につきましては、鋼材等の一部の原材料の価格が高騰しており、仕入価格への影響が出ております。「中期経営計画2030」には作成時に合理的に見込まれる影響については対応策とともに織り込んでおります。このリスクの影響を受ける可能性のある当社セグメントは、建設用資機材の製造・販売事業、建築用資材の製造・販売事業、補修・補強工事業であります。リスクの影響を軽減する方策:販売価格への適正な反映、調達ルートの多様化 ③災害に関するリスク 当社グループの製造拠点は全国に点在しております。また、主力のケーブル製品においては製造拠点が山口工場のみとなっております。近年頻発しています集中豪雨や今後発生が想定されています南海トラフ地震等の災害発生が考えられ、いずれかの工場が被災した場合には、操業に支障が生じ、当社グループの業績及び財務状況等に悪影響を及ぼす可能性があります。リスクの影響を軽減する方策:拠点の分散化、BCPの更新 ④海外事業展開に関するリスク 「2030ビジョン」の実現のために、海外での事業展開を積極的に実施していくことにしております。特にベトナムではこれまでもエンジニアリング事業を展開してきましたが、建材市場の開拓、グループ企業の連携による設計支援事業の展開にも注力しています。また長期的にはベトナム以外のアジア市場向けの販売拡大にも注力していきます。海外展開においては、言語、地理的要因、法制度・税制度等各種規制、当局の監督、政情、商慣習の違い等の様々な潜在的リスクが存在します。これらのリスクに対処できない場合、当社グループの業績及び財務状況等に悪影響を及ぼす可能性があります。リスクの影響を軽減する方策:情報収集機能の強化、海外管理体系の整備 ⑤気候温暖化への対応に関するリスク 「中期経営計画2030」では、発電事業等気候温暖化への対応は新たな事業機会としてこれまでも注視してきております。2020年度に入り各国がCO2の排出目標を引き上げ又は早期化する動きが顕著になり、企業としてもより意識的にサステナビリティに向けた対応が必要となります。各国の具体的な規制・制限次第では、企業の持続可能性を維持するための負担に大きな影響を与えることになります。また、機関投資家は投資対象のメルクマールに気候温暖化対応を入れる動きや対応状況の開示を求める動きを活発化させております。機関投資家等の開示をめぐる国際的な動きを背景に日本でも開示制度の改訂が進んできております。気候温暖化における事業環境の変化に適切に対応が出来なければ、企業の持続可能性に大きな影響を与えることになります。一方、長期的なトレンドに変化はないものの、人工知能の進化、エネルギー安全保障の重視、グローバル世界の多極化が想定以上に進展し、わが国及び米国をはじめとした主要国の経済・産業政策も短期的には変化していると考えています。「中期経営計画2030」においても、内外のサステナビリティの議論の動向、限りある経営資源を前提とした優先順位を意識したメリハリのある対応を実施していきます。リスクの影響を軽減する方策:情報収集と定量的な対応策の検討・実施、適切な開示 ⑥感染症の発生・拡大に関するリスク当社グループは、感染防止策の徹底や在宅勤務を可能にする規程を導入し、感染機会の抑制策を講じております。しかしながら、想定を超える感染症の拡大等により事業活動の停止や生活様式に変化をもたらすような事態が発生した場合は、当社グループの業績及び事業活動の継続に悪影響を及ぼす可能性があります。リスクの影響を軽減する方策:感染の抑制、在宅勤務の実施 内部環境に起因するリスク ①新規事業投資に関するリスク 長期的な公共投資予算の削減に対応すべく、これまでも新規事業の研究開発に積極的に投資してきました。「中期経営計画2030」においても、新しい価値の創造に積極的に投資していく計画になっております。当社グループの期待する成果が得られない場合、又は想定しなかった重大な問題が生じた場合等には当社グループの業績及び財務状況等に悪影響を及ぼす可能性があります。リスクを軽減する方策:事業化のステージに応じた投資効率の点検リスクの影響を軽減する方策:財務的なリスクバッファーとしての自己資本の充実 ②人材の確保に関するリスク当社グループの持続的成長は、土木建築等に係る専門性の高い知識・技術に基づく人材の確保・育成に大きく影響されます。こうした人材の確保・育成が想定通りに進まない場合は当社グループの業績及び財務状況等に悪影響を及ぼす可能性があります。リスクを軽減する方策:人材採用力の強化、働き甲斐の向上 ③仕入製品の減少に関するリスク 当社グループでは、販売する製品付属品の一部を外注業者にて製造しております。外注業者への発注量や財務状況は常時管理しておりますが、これら外注先において信用不安や後継者不足による倒産・廃業が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。リスクを軽減する方策:発注数量の安定化、外注先数の増強 [米国トランプ政権の関税政策について]当社グループでは米国への製品輸出はいまのところ予定をしておりません。ただし、米国関税が経済全体に与える影響は現時点では合理的に見通すことは困難であるため、現状では計画に織り込んではおりませんが、今後計画等の修正を行う必要が発生した場合は速やかに公表いたします。 [中東情勢の緊迫化による業績への影響について]中東情勢の緊迫化により、原油価格上昇や石油製品の調達難等の価格面・数量面双方での供給制約、幅広い国・地域への輸出の減少等の物流面・経済活動での制約、それらの内需への影響等日本経済に対する幅広い影響が考えられます。その影響により、上記「外部環境に起因するリスク」、特に、 ①建設投資減少に関するリスク、 ②原材料高騰に関するリスク、 ④海外事業展開に関するリスク、 ⑤気候温暖化への対応に関するリスクに大きな影響を及ぼすと考えております。しかしながら、現時点で合理的に見通すことは困難であるため、「中期経営計画2030」及び2027年3月期の業績予想には織り込んでおりません。今後業績予想の修正を行う必要が発生した場合には速やかに公表いたします。
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の高まり、企業収益の改善等から景気の緩やかな回復基調が続きました。世界経済においては、米国は堅調に推移したものの、欧州・中国では減速の傾向が続きました。一方、今後の景気の先行きについては、全世界的に、イラン情勢の緊迫化・長期化による原油価格の高騰、原材料不足や物流の混乱、消費マインドの悪化等景気の下押し圧力が強まっております。加えて、米国トランプ政権の政策とその影響、高市政権の施策の国内経済への影響及び日中関係の悪化懸念等、国内及び各国経済においても景気減速の懸念が高まり、先行きに対する警戒感が強まる状況となっており、引き続き不透明な状況にあります。 当社グループと関係の深い建築・土木市場においては、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」のもと公共投資が底堅く推移するとともに、都市部の再開発や物流施設、データセンター等の民間設備投資も堅調に推移しました。一方で、エネルギー・原材料価格の上昇や資材の供給制約、建設労働者の不足・労働時間の制約により、コスト増加や施工面への影響が生じております。 このような経営環境のもと、当社グループでは2023年5月に公表した「中期経営計画2023-2025」に基づき、2030年度を見据え、既存事業の土台固めに向けた生産を含むサプライチェーンの効率化に取り組むとともに、未来に向けた種まきのための実行体制を整え、各施策を着実に推進しております。また、「中期経営計画2020-2022」において実施してきた戦略的資源投入については、エネルギー関連事業が次の研究ステージへと移行したほか、海外分野においても新たな事業展開に着手するなど、新規事業分野への基盤強化を目的とした先行投資を一層拡充してまいりました。さらに、足元における原材料価格の上昇に対しては、営業部門と生産部門の連携を強化し、調達の最適化および販売価格への適切な転嫁を進めることで、計画利益の確保に努めております。 a.財政状態当連結会計年度末の資産合計は前連結会計年度末に比べ9億9百万円減少し245億61百万円となりました。内訳は、流動資産が前連結会計年度末に比べ2億74百万円減少し158億20百万円、有形固定資産が前連結会計年度末に比べ2億53百万円減少し76億26百万円、無形固定資産が前連結会計年度末に比べ10百万円増加し1億62百万円、投資その他の資産が前連結会計年度末に比べ3億91百万円減少し9億52百万円となりました。当連結会計年度末の負債合計は前連結会計年度末に比べ1億77百万円減少し140億71百万円となりました。内訳は、流動負債が前連結会計年度末に比べ1億39百万円減少し89億36百万円、固定負債が前連結会計年度末に比べ38百万円減少し51億34百万円となりました。当連結会計年度末の純資産合計は前連結会計年度末に比べ7億32百万円減少し104億89百万円となりました。b.経営成績当連結会計年度は、案件の一時的な端境期による需要減に加え、現場の労働力不足等による工期の見直しにより、資材需要の減少が顕著になりました。これらの結果、売上高は254億1百万円(前期比1.9%減)と減収となりました。利益面では、減収要因に加え、研究開発部門の人件費・経費の増加により、営業利益5億99百万円(前期比29.5%減)、経常利益は5億91百万円(前期比33.2%減)、繰延税金資産の取崩しにより、親会社株主に帰属する当期純損失は4億34百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純利益5億43百万円)となりました。 2025年3月期2026年3月期前期比 公表期初予想実績と予想の差異売上高 (百万円)25,88725,401△486 26,500△1,098営業利益 (百万円)849599△250 472+126営業利益率 (%)3.3%2.4%△0.9 1.8%+0.6 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。(建設用資機材の製造・販売事業)この事業では、「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」への対応が進められている中、橋梁更新 工事や豪雨災害などの対策工事が進められております。当連結会計年度におきましては、全般的に、案件の一時的な端境期による需要減に加え、現場の労働力不足等による工期の見直しが見られました。年度後半にかけては、コンクリート分野の施工量が大きく落ち込む一方で、能登震災をはじめとする復興・災害関連案件に復調の兆しが見られ、高速道路リニューアル関連工事でも駆け込み需要の影響で若干持ち直しましたが、総じて、売上高は伸び悩みました。利益面では、減収の影響によって営業利益は減少しました。この結果、この事業の売上高は120億19百万円(前期比3.8%減)、営業利益7億17百万円(前期比10.3%減)となりました。 (建築用資材の製造・販売事業)この事業では、都市部を中心とした再開発や、大型物流施設、工事建設需要に下支えされる一方で、地方においては人口減少や既存ストックの有効活用志向から再開発、新築需要は限定的となっております。 当連結会計年度におきましては、建築金物分野では内装関連の需要が停滞しており、仮設建材関連は、労働時間短縮・働き方改革・人手不足等による工事現場の施工量減少の影響で出荷額も減少しました。鉄骨工事分野では工事進捗の遅れ等の影響で、案件の次期繰越が発生しました。この結果、この事業の売上高は98億60百万円(前期比4.9%減)、営業利益4億14百万円(前期比23.6%減)となりました。 (建設コンサルタント事業)この事業では、アフリカ諸国をはじめ、アジア圏・大洋州地域等の各国において、道路・橋梁建設や設備機材整備等のプロジェクトに関わるコンサルタント事業を展開しております。特にフランス語圏のアフリカ諸国では強みをもっており、数多くの実績を残してきております。また、新規分野として国内外におけるBIM/CIM関連技術を活用した業務への参画に取り組んでおります。当連結会計年度におきましては、期初受注残の消化が下半期に持ち直し、受注金額の高い案件の消化が進む中、消化案件に利益率の高い案件が含まれたことから採算は改善いたしました。この結果、この事業の売上高は6億87百万円(前期比8.0%増)、営業利益は36百万円(前期は営業損失1億円)となりました。 (補修・補強工事業)この事業では、社会インフラ老朽化対策における橋梁、トンネルの補修・補強工事を推し進めております。国土強靱化対策等が進捗しており、受注環境は引き続き良好に推移しております。当連結会計年度におきましては、期中受注案件の増加および案件消化の順調な進捗により増収となりました。増収効果により増益となる一方で、案件の小規模化や外部委託の増加により、利益率は低下しました。この結果、この事業の売上高は28億34百万円(前期比19.1%増)、営業利益2億49百万円(前期比3.8%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、以下に記載したキャッシュ・フローにより48億68百万円となり、前連結会計年度末に比べ12百万円減少いたしました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは、11億46百万円の収入(前連結会計年度は17億5百万円の収入)となりました。主な資金の増加は、税金等調整前当期純利益が5億86百万円、減価償却費及びのれん償却額が7億79百万円、主な資金の減少は、法人税等の支払額が3億56百万円などであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、7億93百万円の支出(前連結会計年度は8億97百万円の支出)となりました。主な資金の減少は、有形固定資産の取得による支出が7億40百万円などであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは、3億67百万円の支出(前連結会計年度は10億39百万円の支出)となりました。主な資金の増加は、長期借入れによる収入が13億90百万円、主な資金の減少は、長期借入金の返済による支出14億27百万円、配当金の支払額3億91百万円などであります。 ③生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前年同期増減(%)建設用資機材の製造・販売事業 (千円)13,433,625△0.91建築用資材の製造・販売事業 (千円)6,147,549△7.72建設コンサルタント事業 (千円)--補修・補強工事業 (千円)--合計 (千円)19,581,174△3.15(注)金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称受注高(千円)前年同期増減(%)受注残高(千円)前年同
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針当社グループでは、世界的な視野で建設・建築技術の高性能化を図りながら、市場ニーズに呼応した社会資本の充実、貢献に努めております。 当社は、21世紀のスタート、2001年4月1日に新しい経営理念を掲げました。 変化と新しい価値の創造顧客に満足される新しい機能の創造社会、自然環境との調和社員の個性尊重 -意欲と能力の発揮による各人の豊かさの実現-Making Changes, Creation of New Values for the Next Stage当社の製品は、創業以来日本の社会資本の形成に大きく寄与してきたと認識しておりますが、日本経済における社会資本の形成が一段落し、プロダクト・サイクルが成熟期に入ったとの認識のもと、新しい理念は、変化と新しい価値の創造により重点を置くものとなっています。 この理念には、日常生活に身近な社会資本も常に人々の新しい要求に対し変化させなければならない、エスイーグループはコアテクノロジーをもとに長年培ってきた経験を活かし、これからも変化を先取りしながら新しい価値を創造し提供し続けていきたいとの想いが込められています。 (2)経営環境及び中長期的な会社の経営戦略当社グループの主力事業である建設用資機材の製造・販売事業は、公共投資や建設業界の動向に大きく左右されます。中長期的には、「防災・減災、国土強靭化」、高速道路リニューアル、インフラ老朽化対応等需要面での好環境が続くことが予想されます。反面、これらの好環境の期間は、その終焉後に必要とされる新たな収益の柱となる新事業の創出及び既存事業の収益力の強化のために残された限りある準備期間と考えられます。そのため、2020年3月には、2030年頃までの環境変化についての洞察を基に、2030年での「ありたい姿」「提供価値」について、「2030ビジョン」を策定しました。「2030ビジョン」実現のため、経営資源の戦略的投入・既存事業基盤の再構築と新たな価値の創造を骨子とした中期経営計画2020-2022を策定し、経営課題の解決に取り組みました。しかしながら、中期経営計画2020-2022の3ヶ年は、新型コロナウイルス感染症拡大やウクライナ情勢等計画策定時には全く想定していない環境変化が生じ、期間中はそれらの環境変化が計画の遂行に大きな影響を与えました。財務上の数値面での計画比未達以上に、質的な変化を十分果たせなかったことが、大きな課題として残りました。2022年度後半に、ありたい姿の抽象度が高かった「2030ビジョン」を、具体的な事業開発に結び付くようリニューアルする作業を開始し、その新ビジョンをもとに「中期経営計画2023-2025」を策定し、戦略的資源投入をより強化する計画としました。 [2030ビジョン(改訂後)] 《2030年度にエスイーグループがありたい姿》 エンジニアリングがつなぐ人とインフラEngineering With You. 私たちエスイーグループは、1967年の創業以来、耐久性が高く、現場での調整が容易なインフラ資材を開発し、その土地の課題に寄り添い、最適なインフラの構造・資材・施工の組み合わせの実現に貢献してきました。橋をつなぐ、道路をつなぐだけでなく、その場所を周りの地域社会に、人々の暮らしを明日につなぐことにも通じるものでした。時代は、「気候変動と自然災害」「インフラ老朽化」「少子高齢化や地域間格差」などの社会課題が深刻化し、耐久性の高さや維持管理性は、「サステナブルな社会」の仕組みとして意識されるようになりました。今まで培った技術とエンジニアリングの力に新しい技術を積極的にクロスさせ、ときには、国内外の技術をオーガナイズし、これからも新たな価値の創造に挑戦し、内外のそこに住む人々のサステナビリティに貢献します。サステナブルな社会へエスイーがつないでいきます。 [具体的な事業の姿(株式会社エスイー)]これまでメーカーとして築いてきた事業基盤の上に、デジタルを活用したエンジニアリングサービスを展開し、国内外の防災、インフラの整備・維持管理に向けた幅広い貢献を担う企業となる。 ・製品の開発による新分野開拓官公需の分野内では、土木建設関係・道路・防災から砂防・農水等防災分野の拡大、土木建設関係以外の施設増強まで拡大。官公需の分野を超えて、民需(交通・インフラ・建築)の鉄道・電力・通信等まで拡大。 ・新しいビジネスモデルによる新事業現在のモノ・製品の製造販売から、労役・サービスの提供(設計事業・施工維持管理支援)、更にはソリューションの提供(維持管理クラウドサービス等の新ビジネスモデル構築)まで拡大。・海外事業従来のODA・日系民間案件の建材貿易・ベトナム生産拠点構築に加え、海外事業の出発点としてBIM/CIM設計支援を位置付ける。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 長期ビジョンの実現、その前提となる環境変化に優先的に対処するための中期的な課題は以下のように認識しております。 ①国土強靭化等の公共事業予算の追い風のある建設用資機材の製造・販売事業での着実な業容拡大と利益体質の強化 ②今後の成長を牽引する新事業、新製品・新サービスなどの新しい価値の創造と早期収益化 ③海外関連の事業再構築による業容を拡大 ④企業価値向上のための資産効率の向上と経営基盤の強化 ⑤建設用資機材の製造・販売事業以外では、・建築用資材の製造・販売業での利益体質の強化・建設コンサルタント事業の新たな収益の柱の育成・補修・補強工事業においては抜本的な拡大策の展開 (4)中期経営計画2023-2025以上の課題に対処するため、2022年度の後半より「中期経営計画2023-2025」の作成に取り掛かり、2023年5月に公表しております。 ①中期経営計画の位置付け この「中期経営計画2023-2025」の期間は、「2030ビジョン」のありたい姿実現に向けて、「既存事業の土台を盤石にしつつ、未来に向けた種まきをする期間」と位置づけております。 ②基本方針a)思い切った経営資源の戦略的投入の継続・強化・・・前中期経営計画期間中に十分に実施できなかった戦略的な資源投入を強化します。先行投資により、本中期経営計画期間中の利益水準は2023年3月期に比較し低水準となりますが、戦略的な資源投入により2026年3月期以降の飛躍的な成長を遂げることを狙っていきます。 b)未来に向けた種蒔き・・・従来より実証試験に注力してきた発電事業への先行投資を継続・強化します。ESCON事業は、本中期経営計画期間中に橋梁大規模修繕関連の収益化を図り、利用分野を拡大します。新たに実施するBIM/CIM設計支援事業は本中期経営計画期間中にビジネスモデルを定着させ、拡大を図っていきます。既存事業領域から展開する新規事業等については開発体制の確立に注力し、抜本的に新規事業開発体制を改編していきます。 c)既存業務の土台固め・・・既存事業の持続可能性を確実なものとし、上記の事業の展開に結び付けるために、生産業務の効率化・技術伝承対策、人材の定着・確保に向けた教育・評価制度改革等を実施していきます。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等経営指標につきましては、先行投資により、中期経営計画2023-2025の期間中の利益水準は2023年3月期と比べ低い水準となります。2023年5月に公表した時点においては、2026年3月期には報告セグメントに属さない研究開発費(その多くは発電事業に係るもの)を除いたレベルでは増益になる目標を掲げておりました。そして、2024年3月期を終えた時点での事業環境を踏まえ、2024年5月に売上高・利益を見直し、下方に修正しております。その時点では、2026年3月期の利益については、報告セグメントに属さない研究開発部門の人件費・経費(その多くは発電事業に係るもの)を除いたレベルにおいても増益になる計画としておりました(下表をご参照)。 前連結会計年度を終えた時点で改めて計画を見直し、その結果、2026年3月期には、報告セグメントに属さない研究開発費(その多くは発電事業に係るもの)を除いたレベルでも減益の計画となりました。具体的には、建設用資機材の製造・販売事業における事業環境は好調なものの大型案件の端境期となることを主な要因として、売上高・利益を下方に修正しました。資本効率の向上に係る目標の指標は、自己資本当期純利益率(ROE)としておりますが、上記の利益目標と同様に2023年3月期に比し、大幅な低下となります。株主還元につきましては、前中期経営計画と同様の方針のもと、株主資本配当率(DOE)(*)としております。(*)株主資本配当率=配当金総額÷期末株主資本(新株式払込金を除く)×100 基本財務目標 2023年3月期 2026年3月期(当初計画)2026年3月期(2024年度見直し)当初計画比2026年3月期(2025年度見直し)当初計画比 ABB-ACC-A 売上高(百万円)25,452 28,50027,955△54526,500△2,000 経常利益(百万円)1,376 1,2051,010△194438△767 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)870 743546△19757△685 経常利益 (報告
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.関連当事者との取引該当事項はありません。 2.重要な関連会社に関する注記該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.関連当事者との取引該当事項はありません。 2.重要な関連会社に関する注記該当事項はありません。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)1.一定の期間にわたり履行義務を充足したことによる収益認識 (1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 (単位:千円) 前連結会計年度当連結会計年度一定の期間にわたり充足される工事契約等において計上される売上高5,271,7825,308,420 (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報工事契約等において、一定期間にわたり充足される履行義務については、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定期間にわたり認識する方法により売上高を計上しております。計上にあたっては、工事収益総額及び工事原価総額を合理的に見積る必要があります。発注者との交渉の状況によって工事収益総額が変動した場合や、想定していなかった原価の発生等により工事原価総額が変動した場合は、売上高及び売上原価が影響を受け、当社グループの業績を変動させる可能性があります。 2.繰延税金資産の回収可能性 (1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 (単位:千円) 前連結会計年度当連結会計年度繰延税金資産746,967231,230 当連結会計年度において、下記 (2)に記載のとおり、企業分類の変更に伴い、繰延税金資産の取崩しを含め法人税等調整額588,766千円を計上しております。 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報繰延税金資産は将来減算一時差異等に対して、将来の課税所得を見積り、回収可能性を判断しております。当該繰延税金資産の回収可能性の判断に用いられる将来の課税所得の見積りは、経営者が作成した事業計画を基礎としております。当該事業計画は、将来の研究開発負担が重い状況が継続することを前提としており、当面は十分な課税所得を見込むことが困難であると仮定しております。また、仮定の設定には経営者による重要な判断が含まれております。今後の事業計画や経営環境等の変化により回収可能性の見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。なお、当社は、前連結会計年度においては、将来の事業計画に基づき、おおむね5年程度は一時差異等加減算前課税所得が見込まれるとして分類3に該当すると判断しておりましたが、当連結会計年度及び今後の業績動向等を慎重に検討した結果、翌連結会計年度の一時差異等加減算前課税所得が生じると見込むことが難しいことから企業分類4に変更しております。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】(財務上の特約が付された借入金契約)当社が締結している財務上の特約が付された借入金契約に関する内容等は次のとおりであります。契約の種類契約締結年月日相手方の属性債務の期末残高(千円)債務の弁済期限担保財務上の特約の内容タームアウト型リボルビング・クレジット・ファシリティ契約2021年3月26日都市銀行109,9842027年3月30日有連結の各年度末の純資産を、前年度末または2020年3月期末のいずれか大きい方の75%以上に維持することに対し、2期連続して抵触しないこと各年度の連結経常損益が2期連続して損失とならないことタームアウト型リボルビング・クレジット・ファシリティ契約2022年3月29日都市銀行199,9882027年3月31日有連結の各年度末の純資産を、前年度末または2021年3月期末のいずれか大きい方の75%以上に維持することに対し、2期連続して抵触しないこと各年度の連結経常損益が2期連続して損失とならないことコミットメントライン契約(タームアウト貸付に係る特則付き)2022年3月29日都市銀行100,0002027年3月31日有-各年度の連結経常損益が2期連続して損失とならないこと実行可能期間付タームローン契約2023年3月28日都市銀行250,0162028年3月31日有連結の各年度末の純資産を、前年度末または2022年3月期末のいずれか大きい方の75%以上に維持することに対し、2期連続して抵触しないこと各年度の連結経常損益が2期連続して損失とならないことコミットメントライン契約(タームアウト貸付に係る特則付き)2023年3月28日都市銀行200,0002028年3月31日有-各年度の連結経常損益が2期連続して損失とならないことリボルビング・クレジット・ファシリティ契約2024年3月26日都市銀行200,0002026年4月30日有連結の各年度末の純資産を、前年度末または2023年3月期末のいずれか大きい方の75%以上に維持することに対し、2期連続して抵触しないこと各年度の連結経常損益が2期連続して損失とならないことコミットメントライン契約(タームアウト貸付に係る特則付き)2024年3月26日都市銀行375,0002029年3月30日有連結の各年度末の純資産を、2023年3月期末の75%以上に維持すること各年度の連結経常損益が2期連続して損失とならないことコミットメントライン契約(タームアウト貸付に係る特則付き)2025年3月27日都市銀行400,0002030年3月29日有連結の各年度末の純資産を、2024年3月期末の75%以上に維持すること各年度の連結経常損益が2期連続して損失とならないこと
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】 当社は利益還元を経営の重要課題と位置付けており、株主資本の充実と長期的な安定収益力を維持するとともに、業績に裏付けられた適正な利益配分を継続することを基本方針としております。 当社の剰余金の配当は、期末配当の年1回を基本的な方針としております。配当の決定機関は、株主総会であります。 当事業年度の配当につきましては、当期純利益の金額ならびに次期以降の業績の見通しを考慮し日頃の株主の支援に応えるため、1株当たり13円の配当を実施予定であります。 なお、内部留保資金につきましては、事業の拡大や積極的な技術開発に対応したグループの競争力を強化するための投資に充てることにより、業績の向上に努め、財務体質の強化を図るなど努力を重ねてまいります。 当社は、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。 なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。 期末配当に関する配当金の総額392,704千円及び1株当たり配当額13円につきましては、2026年6月25日開催予定の定時株主総会の決議事項となっております。決議年月日配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)2026年6月25日392,70413定時株主総会決議(予定)
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100YG2M)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E01298)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

株式会社エスイーの証券コード(銘柄コード)は?
3423です。上場市場は東証スタンダード、業種は金属製品。
3423(株式会社エスイー)のEDINETコードは?
E01298です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
3423(株式会社エスイー)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 宮原 一郎です(有価証券報告書の表紙記載)。
3423(株式会社エスイー)の本社所在地は?
東京都新宿区西新宿六丁目5番1号です。
3423(株式会社エスイー)の監査法人(会計監査人)は?
四谷監査法人です。
3423(株式会社エスイー)の筆頭株主は?
有限会社エヌセックで、保有比率は約36.3%です(2026-03-31基準)。
3423(株式会社エスイー)の発行済株式数は?
有報(2026-03-31基準)で31,256,600株です(発行済株式総数)。うち自己株が1,048,500株、市場で流通する浮動株は14,340,100株です。
3423(株式会社エスイー)の株主数は?
2026-03-31基準で6,706名です。上位10名で52.5%を保有します、浮動株比率は47.5%。
3423(株式会社エスイー)の決算期は?
3月期です(上場市場は東証スタンダード)。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E01298)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。