3079東証スタンダード卸売業
ディーブイエックス株式会社
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4.8%
投下資本利益率
ROE(実績)3242位
2.5%
有報 報告値
営業利益率3355位
0.5%
営業益 2.9億
自己資本比率3131位
35.4%
EPS(実績)
21.5
26/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型

解析準備中。

✓ 実質キャッシュ超過42.8億(価格未投入)▲ 純資産(BPS)の逓減▲ 有利子負債0.3億・営業CFで返済原資なし▲ 筆頭株主 株式会社MSS 33.71%(特別決議拒否権級)▲ 実質浮動株29.59%

実質キャッシュ超過42.8億(価格未投入)。時価総額比は株価入力後に確定(DEC-008 価格入力型)

純資産(BPS)の逓減。BPS 894.19→842.09(3期連続減)

有利子負債0.3億・営業CFで返済原資なし。営業CF-11.7億(マイナス)=借入を営業から返せない

筆頭株主 株式会社MSS 33.71%(特別決議拒否権級)。実質浮動株29.59%・支配は非過半だが1/3超で拒否権

実質浮動株29.59%。機関サイズは出口に厚み制約(流動性・出入口)

関連で読む卸売業の銘柄 →
JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/03期・単年)

損益(PL)
売上高
559.9
前年比 +11.3%
営業利益
2.9
前年比 -45.3%
経常利益
3.0
前年比 -44.5%
純利益
2.3
前年比 -45.0%
財政状態(BS)
総資産
250.0
前年比 -2.1%
純資産
88.4
前年比 -3.1%
現金
43.1
前年比 -38.9%
有利子負債
0.3
前年比 +139.6%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
-11.7
赤字転換
投資CF
-10.2
財務CF
-5.5
フリーCF
-16.1
赤字転換
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
売上高(百万)45,49647,48445,85150,32255,989
営業利益(百万)1,2521,341653537294
経常利益(百万)543301
純利益(百万)863936173410225
EPS(円)83.690.216.639.221.5
1株配当(円)25.030.050.050.050.0
営業利益率(%)2.82.81.41.10.5
ROE(%)10.510.51.94.52.5
自己資本比率(%)38.639.440.635.735.4

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
総資産(百万)22,21123,59022,67925,53725,000
純資産(百万)8,5889,3129,1999,1288,843
流動資産(百万)20,82721,96621,15623,43722,028
流動負債(百万)13,14013,77112,95815,88115,470
現金(百万)7,8468,6147,4897,0594,314
有利子負債(百万)10131332
ネットキャッシュ(百万)8,6047,4777,0454,282
BPS(円)828.3894.2880.7871.6842.1
自己資本比率(%)38.639.440.635.735.4
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0323/0324/0325/0326/03
営業CF(百万)1,6871,485-423726-1,169
投資CF(百万)-97-477-397-632-1,024
財務CF(百万)-235-245-312-524-551
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2026-03期・細目まで)

貸借対照表 57項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,006社中1,904位 →4,316
受取手形、売掛金及び契約資産11,929
受取手形9
売掛金11,918
契約資産(純額)2
電子記録債権2,099
売買目的有価証券及び1年内に満期の到来する有価証券
商品3,331
前払費用159
流動資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-1
その他 3,001社中2,113位 →194
流動資産 3,006社中1,443位 →22,028
固定資産
有形固定資産
建物及び暖房、照明、通風等の附属設備
建物及び構築物(純額)170
鉄道車両、自動車その他の陸上運搬具
車両運搬具(純額)14
工具、器具及び備品(純額)989
土地11
リース資産(純額)12
その他の有形固定資産で流動資産または投資たる資産に属しないもの
その他2
減価償却累計額-3,087
有形固定資産 3,066社中2,297位 →1,198
無形固定資産
ソフトウエア97
のれん165
無形固定資産 3,036社中1,752位 →410
投資その他の資産
関係会社株式その他流動資産に属しない有価証券
投資有価証券452
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
繰延税金資産548
差入保証金341
その他28
投資その他の資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-4
投資その他の資産 3,006社中2,022位 →1,364
固定資産 3,009社中2,299位 →2,972
資産 3,097社中1,838位 →25,000
負債の部
流動負債
買掛金14,556
電子記録債務88
契約負債16
リース負債4
引当金
賞与引当金347
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払法人税等66
その他の負債で1年内に支払又は返済されると認められるもの
1年内返済予定の長期借入金13
その他397
流動負債 3,006社中1,170位 →15,470
固定負債
長期借入金
長期借入金6
退職給付に係る負債531
リース負債10
資産除去債務54
その他の負債で流動負債に属しないもの
繰延税金負債34
その他52
固定負債687
負債 3,097社中1,510位 →16,157
純資産の部
株主資本
資本金 3,096社中2,647位 →344
資本剰余金
資本剰余金 3,047社中2,753位 →315
利益剰余金
利益剰余金 3,097社中1,823位 →8,477
自己株式-294
株主資本 3,096社中2,040位 →8,843
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金1
退職給付に係る調整累計額-1
評価・換算差額等0
純資産 3,097社中2,104位 →8,8439,126
負債純資産 3,097社中1,862位 →25,000
損益計算書 43項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高55,989
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価50,623
営業活動による費用・売上原価の内訳
販売費及び一般管理費
減価償却費192
貸倒引当金繰入額5
のれん償却額27
販売費及び一般管理費5,071
売上総利益又は売上総損失(△)5,365
販売費及び一般管理費
減価償却費192
貸倒引当金繰入額5
のれん償却額27
販売費及び一般管理費5,071
営業利益又は営業損失(△) 3,006社中2,418位 →294
営業外収益
受取利息5
受取配当金4
その他3
営業外収益 3,005社中2,757位 →12
営業外費用
支払利息1
投資事業組合運用損2
為替差損2
営業外費用5
経常利益又は経常損失(△) 3,096社中2,510位 →301
特別利益
固定資産売却益2
特別利益2
特別損失
固定資産売却損0
固定資産除却損1
特別損失1
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 3,097社中2,492位 →302
法人税等 3,092社中2,584位 →77
法人税、住民税及び事業税 3,091社中2,371位 →166
法人税等調整額 3,022社中2,097位 →-89
当期純利益又は当期純損失(△) 3,096社中2,473位 →225
(内訳)
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 3,097社中2,463位 →225
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金-13
退職給付に係る調整額2
その他の包括利益-11
包括利益 3,097社中2,520位 →214
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,097社中2,513位 →214
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△) 3,096社中2,473位 →225
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金-13
退職給付に係る調整額2
その他の包括利益-11
包括利益 3,097社中2,520位 →214
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,097社中2,513位 →214
キャッシュ・フロー計算書 41項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
小計 3,097社中2,906位 →-975
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 3,097社中2,492位 →302
減価償却費 3,055社中1,551位 →743
のれん償却額27
貸倒引当金の増減額(△は減少)5
受取利息及び受取配当金-9
支払利息1
為替差損益(△は益)1
有形固定資産売却損益(△は益)-2
売上債権の増減額(△は増加)-1,056
棚卸資産の増減額(△は増加)-1,080
仕入債務の増減額(△は減少)-527
株式報酬費用30
賞与引当金の増減額(△は減少)31
退職給付引当金の増減額(△は減少)30
固定資産除却損1
投資事業組合運用損益(△は益)2
その他525
利息及び配当金の受取額10
利息の支払額-1
法人税等の支払額-202
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,097社中2,890位 →-1,169
投資活動によるキャッシュ・フロー
利息及び配当金の受取額10
有形固定資産の取得による支出-439
有形固定資産の売却による収入2
投資有価証券の取得による支出-149
無形固定資産の取得による支出-99
差入保証金の差入による支出-60
差入保証金の回収による収入51
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出-335
その他5
投資活動によるキャッシュ・フロー 3,097社中1,547位 →-1,024
財務活動によるキャッシュ・フロー
利息の支払額-1
長期借入金の返済による支出-55
配当金の支払額-523
ファイナンス・リース債務の返済による支出-3
自己株式の処分による収入30
財務活動によるキャッシュ・フロー 3,089社中1,550位 →-551
現金及び現金同等物に係る換算差額-1
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 3,097社中2,721位 →-2,745
現金及び現金同等物の残高 3,097社中1,949位 →4,3147,059
この会社だけの項目 4件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(注記の本文 1件は含みません)
項目当期前期
賞与及び賞与引当金繰入額651
顧客関連資産148
退職給付費用84
給与手当1,825
貸借対照表 60項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金4,2255,059
受取手形7114
売掛金11,86411,308
電子記録債権2,0991,500
売買目的有価証券及び1年内に満期の到来する有価証券
商品3,3242,747
前払費用159189
流動資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-1-1
その他195521
流動資産21,87223,437
固定資産
有形固定資産
建物及び暖房、照明、通風等の附属設備
建物(純額)13531
鉄道車両、自動車その他の陸上運搬具
車両運搬具(純額)1429
工具、器具及び備品(純額)970849
リース資産(純額)129
その他の有形固定資産で流動資産または投資たる資産に属しないもの
その他226
減価償却累計額-3,086-2,586
有形固定資産1,133944
無形固定資産
ソフトウエア9723
無形固定資産9723
投資その他の資産
関係会社株式その他流動資産に属しない有価証券
投資有価証券452324
関係会社株式445
出資金
出資金00
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
破産更生債権等5
長期前払費用2223
繰延税金資産548456
差入保証金339330
投資その他の資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-4
投資その他の資産1,8061,133
固定資産3,0362,101
資産24,90825,537
負債の部
流動負債
買掛金14,53715,052
電子記録債務8899
未払費用8376
契約負債1621
リース負債43
引当金
賞与引当金340310
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払金177171
未払法人税等66126
未払消費税等82
預り金138
その他1
流動負債15,42415,881
固定負債
引当金
退職給付引当金530500
リース負債1011
資産除去債務540
その他の負債で流動負債に属しないもの
その他1618
固定負債610528
負債16,03416,410
純資産の部
株主資本
資本金344344
資本剰余金
資本準備金315315
資本剰余金315315
利益剰余金
利益準備金55
その他利益剰余金
別途積立金250250
繰越利益剰余金8,2538,525
利益剰余金8,5088,779
自己株式-294-324
株主資本8,8739,114
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金114
評価・換算差額等114
純資産8,8749,128
負債純資産24,90825,537
損益計算書 39項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高55,60750,322
営業活動による費用・売上原価
営業活動による費用・売上原価の内訳
商品売上原価
商品期首棚卸高2,7471,586
当期商品仕入高51,00946,486
商品期末棚卸高3,3242,747
合計53,75548,072
商品売上原価50,40245,327
他勘定振替高29-2
販売費及び一般管理費
減価償却費177173
貸倒引当金繰入額50
退職給付費用8374
給料及び手当1,7871,573
販売費及び一般管理費4,8914,457
売上総利益又は売上総損失(△)5,2054,994
販売費及び一般管理費
減価償却費177173
貸倒引当金繰入額50
退職給付費用8374
給料及び手当1,7871,573
販売費及び一般管理費4,8914,457
営業利益又は営業損失(△)314537
営業外収益
受取利息52
受取配当金43
その他31
営業外収益127
営業外費用
支払利息00
投資事業組合運用損21
為替差損20
営業外費用42
経常利益又は経常損失(△)322543
特別利益
固定資産売却益22
特別利益22
特別損失
固定資産売却損00
固定資産除却損12
特別損失17
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)323538
法人税等67128
法人税、住民税及び事業税153210
法人税等調整額-86-82
当期純利益又は当期純損失(△)256410
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△)256410
キャッシュ・フロー計算書 1項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)323538
この会社だけの項目 3件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(注記の本文 1件は含みません)
項目当期前期
賞与及び賞与引当金繰入額645595
平均年間給与の対前事業年度増減率0
返金負債1710
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 一般商工業)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億200億400億600億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 売上高 455億 ・ 純利益 9億23/03 ・ 売上高 475億 ・ 純利益 9億24/03 ・ 売上高 459億 ・ 純利益 2億25/03 ・ 売上高 503億 ・ 純利益 4億26/03 ・ 売上高 560億 ・ 純利益 2億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%5%10%15% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 粗利率 11.7% ・ 営業利益率 2.8% ・ 純利益率 1.9%23/03 ・ 粗利率 11.5% ・ 営業利益率 2.8% ・ 純利益率 2.0%24/03 ・ 粗利率 10.4% ・ 営業利益率 1.4% ・ 純利益率 0.4%25/03 ・ 粗利率 9.9% ・ 営業利益率 1.1% ・ 純利益率 0.8%26/03 ・ 粗利率 9.6% ・ 営業利益率 0.5% ・ 純利益率 0.4%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%5%10%15% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ROE 10.5% ・ ROA 3.9% ・ ROIC —23/03 ・ ROE 10.5% ・ ROA 4.0% ・ ROIC —24/03 ・ ROE 1.9% ・ ROA 0.8% ・ ROIC —25/03 ・ ROE 4.5% ・ ROA 1.6% ・ ROIC —26/03 ・ ROE 2.5% ・ ROA 0.9% ・ ROIC 4.8%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-20億-10億0億10億20億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF 17億 ・ 投資CF -1億 ・ 財務CF -2億23/03 ・ 営業CF 15億 ・ 投資CF -5億 ・ 財務CF -2億24/03 ・ 営業CF -4億 ・ 投資CF -4億 ・ 財務CF -3億25/03 ・ 営業CF 7億 ・ 投資CF -6億 ・ 財務CF -5億26/03 ・ 営業CF -12億 ・ 投資CF -10億 ・ 財務CF -6億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
-20億-10億0億10億20億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ フリーCF 16億23/03 ・ フリーCF 13億24/03 ・ フリーCF -7億25/03 ・ フリーCF 4億26/03 ・ フリーCF -16億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億2億4億6億8億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 設備投資 1億 ・ 減価償却 4億23/03 ・ 設備投資 2億 ・ 減価償却 4億24/03 ・ 設備投資 3億 ・ 減価償却 4億25/03 ・ 設備投資 3億 ・ 減価償却 6億26/03 ・ 設備投資 4億 ・ 減価償却 7億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
-6倍-4倍-2倍0倍2倍 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF/純利益 1.95倍23/03 ・ 営業CF/純利益 1.59倍24/03 ・ 営業CF/純利益 -2.44倍25/03 ・ 営業CF/純利益 1.77倍26/03 ・ 営業CF/純利益 -5.19倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円50円100円 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ EPS ¥8423/03 ・ EPS ¥9024/03 ・ EPS ¥1725/03 ・ EPS ¥3926/03 ・ EPS ¥21
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円20円40円60円0%100%200%300%400% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 1株配当 ¥25 ・ 配当性向 29.9%23/03 ・ 1株配当 ¥30 ・ 配当性向 33.3%24/03 ・ 1株配当 ¥50 ・ 配当性向 301.6%25/03 ・ 1株配当 ¥50 ・ 配当性向 127.6%26/03 ・ 1株配当 ¥50 ・ 配当性向 232.7%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億100億200億300億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 総資産 222億 ・ 純資産 86億23/03 ・ 総資産 236億 ・ 純資産 93億24/03 ・ 総資産 227億 ・ 純資産 92億25/03 ・ 総資産 255億 ・ 純資産 91億26/03 ・ 総資産 250億 ・ 純資産 88億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円500円1,000円0%20%40%60% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ BPS ¥828 ・ 自己資本比率 38.6%23/03 ・ BPS ¥894 ・ 自己資本比率 39.4%24/03 ・ BPS ¥881 ・ 自己資本比率 40.6%25/03 ・ BPS ¥872 ・ 自己資本比率 35.7%26/03 ・ BPS ¥842 ・ 自己資本比率 35.4%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億100億200億300億0%50%100%150%200% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 流動資産 208億 ・ 流動負債 131億 ・ 流動比率 158.5%23/03 ・ 流動資産 220億 ・ 流動負債 138億 ・ 流動比率 159.5%24/03 ・ 流動資産 212億 ・ 流動負債 130億 ・ 流動比率 163.3%25/03 ・ 流動資産 234億 ・ 流動負債 159億 ・ 流動比率 147.6%26/03 ・ 流動資産 220億 ・ 流動負債 155億 ・ 流動比率 142.4%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億50億100億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 現金 78億 ・ 有利子負債 —23/03 ・ 現金 86億 ・ 有利子負債 0億24/03 ・ 現金 75億 ・ 有利子負債 0億25/03 ・ 現金 71億 ・ 有利子負債 0億26/03 ・ 現金 43億 ・ 有利子負債 0億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
0億50億100億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ネットキャッシュ —23/03 ・ ネットキャッシュ 86億24/03 ・ ネットキャッシュ 75億25/03 ・ ネットキャッシュ 70億26/03 ・ ネットキャッシュ 43億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
のれん・無形資産(億円)
0億0.5億1億1.5億2億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —23/03 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —24/03 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —25/03 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —26/03 ・ のれん 2億 ・ 顧客関連資産 —
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
純利益率(%)1.92.00.40.80.4
ROE(%)10.510.51.94.52.5
ROA(%)3.94.00.81.60.9
総資産回転(回)2.052.012.021.972.24
営業CF率(%)3.73.1-0.91.4-2.1
営業CF/純益(倍)1.951.59-2.441.77-5.19
配当性向(%)29.933.3301.6127.5232.7
売上 前年比(%)10.94.4-3.49.811.3
純資産 前年比(%)8.48.4-1.2-0.8-3.1
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

SEGMENT 事業別の稼ぎ

事業売上構成比営業利益利益率従業員
不整脈事業457億92%
虚血事業40億8%
「どの事業が稼ぐか」=所有に値するかの核。出所: 有報 セグメント情報(EDINET 一次データ)。情報提供であり売買推奨ではありません。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

22/03
¥25.0
23/03
¥30.0
24/03
¥50.0
25/03
¥50.0
26/03
¥50.0
配当性向 232.7%・連続増配 —年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
-16.1
4.8%
粗利率
9.6%
アクルーアル比率
5.5%
売上CAGR
%
EPS CAGR
%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
0.4%
ROA
0.9%
総資産回転
2.24
実効税率
25.5%
現金変換(CFO/営業益)
-3.97
CFO/純益(平均)
0.62
累計営業CF
111.4
FCFマージン
-2.9%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.59
BPS CAGR
%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
1.42
純負債/EBITDA
-4.13
インタレストカバレッジ
333.8
債務返済年数
配当性向
232.7%
連続増配
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
総合偏差値
40.7 母集団3920社中 3624位12/14指標
総合 →
業種内 総合偏差値(卸売業)
39.8 同業283社中 272位12/14指標
全体3624位・同業272位(母集団が異なるため両立します)
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化 50
ROIC
45
営業利益率
49
純利益率
50
粗利率
38
ROE
48
ROA
48
FCFマージン
49
自己資本比率
42
流動比率
45
純負債/EBITDA
55
アクルーアル比率
41
現金変換(営業CF/純益)
30
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
1.6億
顧客関連資産
—億
無形合計 1.6億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 1.9%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
29.6%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
株式会社MSS
33.7% 保有
自己株式
2.59%
279,000株 ・簿価2.9億
大株主比率
1. 株式会社MSS33.7%
2. 株式会社UH67.7%
3. UH Partners2投資事業有限責任組合7.3%
4. 光通信KK投資事業有限責任組合6.3%
5. エスアイエル投資事業有限責任組合6.0%
6. 泉工医科工業株式会社3.1%
7. EL CAMINO REAL株式会社2.2%
8. UH Partners3投資事業有限責任組合1.5%
9. 宮川 元1.3%
10. 戸田 幸子1.3%
上位10で 70.4%・発行済 10,780,000株・自己株 279,000株・浮動株 3,107,200株・株主 3,753名。所有者別(単元): 外国人 0.4% / 機関 1.5% / 個人 50.5%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率2.26%(取締役 6名計)
政策保有株式(簿価合計)439.8百万円(4銘柄)
役員報酬総額 / 役員数148.9百万円 / 10名
平均年間給与(提出会社)681万円(前期比 +5.1%)
従業員数(連結)378名
監査報酬 / 非監査報酬36.2百万円 / —
平均勤続年数8.1年
女性管理職比率3.2%
従業員1人当たり売上148.1百万円
従業員1人当たり営業利益0.8百万円
政策保有株式の対純資産比5.0%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長 柴﨑 浩
本社所在地東京都港区港南一丁目8番15号
市場 / 業種東証スタンダード / 卸売業
決算期3月
従業員数(連結)378名
EDINETコードE03005

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/03期末 基準・10,780,000株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-06-25確認書 ↗
2026-03-24変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2025-11-14確認書 ↗
2025-09-26変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2025-09-04変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2025-06-27確認書 ↗
2025-06-26確認書 ↗
2025-05-20変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2025-03-17変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2024-11-14確認書 ↗
2024-10-17変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2024-07-01確認書 ↗
2024-05-09変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2024-02-14確認書 ↗
2024-02-06変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2023-11-14確認書 ↗
2023-10-13変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2023-09-25変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2023-07-19変更報告書 ↗ / 株式会社MSS
2023-06-28確認書 ↗
2023-06-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / FMR LLC
2023-06-16変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2023-06-14変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2023-06-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / FMR LLC
2023-05-26変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2023-04-06変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2022-12-15変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2022-10-26変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2022-10-05変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
2022-08-30変更報告書 ↗ / 株式会社MSS
2022-06-29確認書 ↗
2022-01-18変更報告書 ↗ / 光通信株式会社
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当社は、1986年4月の設立以来、「人に優しい医療」への貢献をコンセプトに、循環器疾病分野の医療機器を中心に事業展開しており、医療現場に携わる企業として「生命と健康を守る」ことをパーパスとし、患者様、医師・医療関係者の皆様にとって有益な製品・サービスを提供し、最適な医療の普及に貢献することを使命としております。 当社グループの事業内容は商品に応じて「不整脈事業」、「虚血事業」、「その他」に区分されます。各事業について次のとおり説明いたします。なお、次の3部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報と同一であります。―不整脈事業―不整脈とは、心臓を動かす刺激の発生又は刺激が伝わる伝導路の異常によって心臓のリズムが乱れる疾患のことで、脈が遅くなる徐脈、速くなる頻脈、脈が飛ぶ期外性収縮の3つに分けられます。原因としては、先天的なもの以外に加齢や喫煙、ストレス等によって引き起こされるといわれております。不整脈事業においては、徐脈、頻脈、期外性収縮の治療に用いる心臓ペースメーカ、アブレーションカテーテル(心筋焼灼術用カテーテル)、ICD(植込み型除細動器)、検査用電極カテーテルが主力商品となっております。当事業はこれら不整脈の検査・治療のための医療機器を関東地域を中心に、医療機器輸入商社及び国内医療機器メーカーから仕入れ、主に医療施設に対し卸売会社として販売しております(販売代理店業)。現在、当事業においては既に全国展開している虚血事業と連携しながら、営業エリアの拡大を推進しております。 当事業においては、主に以下の商品を販売しております。・心臓ペースメーカ心臓ペースメーカは、不整脈のうち主に脈が遅くなる「徐脈」を治療する機器です。心臓は洞結節と呼ばれる部位より発生した刺激が伝導経路を伝わり、心筋が収縮することで血液を送り出しています。心臓の刺激を伝える経路が病気により機能しなくなったり、刺激を作り出す洞結節の活動が低下すると心臓の脈拍が少なくなり、時には失神発作を起こしたりします。これが徐脈です。このように心臓の拍動が低下したときに、心臓の代わりに刺激を発生させる機器が心臓ペースメーカで、絶えず心臓を監視しており、設定した最低限の脈拍が出ていれば心臓ペースメーカは作動せず、その人の脈拍が優先される仕組みとなっております。 ・ICD(植込み型除細動器)心臓ペースメーカが徐脈の治療に使用されるのに対し、ICD(植込み型除細動器)は主に「心室頻拍」や「心室細動」と呼ばれる重篤な頻脈の治療に用いられます。心室頻拍とは心臓が異常に速く拍動する不整脈のことで、180~220拍/分(正常は60~100拍/分)という非常に速いリズムで心臓が動くため血液が送り出せず、めまいや失神を起こします。また、心室細動とは心臓が正確なリズムを失って心室が小刻みに痙攣する状態のことで、心臓から血液がほとんど送り出されず意識不明となります。この状態で放置すると死に至るため、一刻も早い処置が必要となります。通常、このような不整脈を止めるには電気ショックパルスを心臓に与える方法(除細動)しかありません。ICD(植込み型除細動器)はそのような頻脈が発生したとき、それを検知してただちに電気ショックパルスによって止めることを目的に開発された装置です。 ・CRT-D(両室ペーシング機能付き植込み型除細動器)CRT-D(両室ペーシング機能付き植込み型除細動器)は、ICD(植込み型除細動器)の機能に、心不全の治療の一種である心臓再同期療法の機能を併せ持つ商品であります。心臓再同期療法とは、心臓を動かすための電気信号の伝達に障害が発生し、心臓が正常に動作しなくなった場合に、人工的な電気信号を発生させることで心臓を正常に動作させようという治療法です。ICD(植込み型除細動器)に比べて適応範囲が広い商品です。 ・電極カテーテル電極カテーテルは、先端部分に電極が付いた特殊なカテーテルで、主に心臓電気生理学的検査に使用されるものです。心臓電気生理学的検査とは、心腔内に電極カテーテルを挿入し心腔内の様々な部位からの電位記録を取ったり電気刺激を与えたりして、不整脈の詳細な診断や発生メカニズムの解明、重症度の評価、薬剤の効果の判定、心臓ペースメーカやICD(植込み型除細動器)の適応決定などに広く用いられる検査方法です。電極カテーテルは用途に応じて、先端部分の電極数が2極~40極以上、カーブ部分が固定されているタイプや手元操作でカーブが変化するものなど多くの種類があります。 ・アブレーションカテーテル(心筋焼灼術用カテーテル)アブレーションカテーテル(心筋焼灼術用カテーテル)は、電極カテーテルの一種で、頻脈の原因となる心筋組織を焼灼し根治させるアブレーションといわれる手技に使用されるものです。アブレーション(心筋焼灼術)とは、心腔内に留置したカテーテルに外部から高周波エネルギーを通電し、不整脈の原因となっている部位を焼灼し組織的に壊死させる治療法で、現在、WPW症候群(正常な伝導系以外に別の副伝導路を有することに起因する病気)に対しては確立した治療となっているほか、発作性上室頻拍等でも良好な成績が得られております。また、心房頻拍や心房粗細動に対しても有効であるケースが増えているなど、従来外科手術の適応となっていた症例だけでなく、薬剤によってコントロールされていた症例にまで適応の幅は広がっております。 ・冷凍アブレーションカテーテル薬剤抵抗性を有する発作性心房細動治療を目的とした新しいエネルギー源である冷凍凝固法を用いたバルーンカテーテルです。バルーンが装着されたアブレーションカテーテルを心房細動のトリガーとなる肺静脈に挿入し、治療を行います。肺静脈隔離が比較的短時間で行われ、合併症発生率が従来より低いことから、今後も広く普及していくことが予測されています。 ・心腔内エコーカテーテル従来の超音波診断装置とは異なり、心臓の中に超音波カテーテルを留置し治療中の心臓内の情報をリアルタイムに得ることができるカテーテルです。また、磁気センサー付きの超音波カテーテルは、3Dマッピングシステムとの併用により心臓のリアルタイム3D画像を構築することが可能です。心腔内超音波カテーテルを用いることで、治療手技の有効性、安全性の向上が期待されます。 ―虚血事業―虚血とは、血管の狭窄又は閉塞により組織への血流が不十分もしくは途絶している状態を指します。虚血により引き起こされる虚血性疾患としては、心臓の冠動脈で起こる心筋梗塞や狭心症、脳の血管で起こる脳梗塞等が代表的なものです。原因となる動脈硬化は糖尿病や高血圧、高脂血症等によって進行し、肥満や喫煙、運動不足、ストレスの多い生活等も動脈硬化を促進させるといわれております。虚血事業においては、虚血性疾患の検査・治療のための医療機器を、国内外の医療機器メーカーより直接仕入れ、主として全国の医療機器販売代理店を経由して医療施設に販売しております(国内総代理店業)。このため、全国主要都市において当事業を中心とした営業拠点を既に展開しております。なお、国内で医療機器として流通させるためには厚生労働省の薬事承認を取得する必要があり、当社は有望な医療機器を国内外に見出すためにマーケティングを担当する部署や薬事承認及び品質保証を担当する部署を設置しております。また、不整脈事業と同様の形態(販売代理店業)をとり、虚血分野の検査・治療に用いる医療機器を輸入商社や国内医療機器メーカーから仕入れ、医療施設等に販売しているケースもあります。 当事業においては、主に以下の商品を販売しております。・自動造影剤注入装置「RAQUOSインジェクションシステム」当社が日本国内における製造販売業者の認証を有する自動造影剤注入装置「RAQUOSインジェクションシステム」は、心臓血管インターベンション治療など血管造影を行う際の造影剤注入装置で、医療現場のニーズを取り入れた操作性の向上と、少量から大量まで正確に造影剤を注入することを実現しました。また、本システムを使用することで、複数症例での連続使用、造影剤の自動充填や自動エア抜き機能などにより、手技時間の短縮や放射線被ばくの低減、造影剤使用量の削減が期待されます。 ―その他―「その他」においては、構造的心疾患商品、脳神経外科関連商品、一般外科関連商品、消化器関連商品、放射線防護用品等、主力事業である不整脈事業、虚血事業に属さない商品の販売及び子会社のホルター心電図の解析等が含まれています。 事業系統図は、次のとおりであります。
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】1 報告セグメントの概要当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループの事業は、商品分類に応じて「不整脈事業」、「虚血事業」、「その他」に区分されますが、主力事業である「不整脈事業」は販売代理店業を、「虚血事業」は国内総代理店業及び販売代理店業を営んでおり、事業ごとに包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。そのような状況から、当社グループは「不整脈事業」及び「虚血事業」の2つを報告セグメントとしております。「不整脈事業」は、心臓ペースメーカ、ICD(植込み型除細動器)、電極カテーテル、アブレーション(心筋焼灼術)カテーテル等を販売しております。「虚血事業」は、エキシマレーザ血管形成システム、冠動脈ステント等を販売しております。 2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会計処理の方法と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、売上総利益ベースの数値であります。 3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:千円) 報告セグメントその他(注)1合計(注)2不整脈事業虚血事業計売上高 ペースメーカ3,988,105-3,988,105-3,988,105植込型除細動器2,430,214-2,430,214-2,430,214両心室ペーシング機能付き植込型除細動器1,756,913-1,756,913-1,756,913電気生理検査用カテーテル11,410,260-11,410,260-11,410,260心腔内超音波プローブ5,047,269-5,047,269-5,047,269熱アブレーション用カテーテル(機能付き)4,787,329-4,787,329-4,787,329熱アブレーション用カテーテル77,044-77,044-77,044冷凍アブレーション用カテーテル269,797-269,797-269,797PFアブレーション用カテーテル7,582,367-7,582,367-7,582,367エキシマレーザ-111,796111,796-111,796その他7,685,2033,870,16811,555,3726,277,18017,832,552顧客との契約から生じる収益45,034,5053,981,96449,016,4706,277,18055,293,651その他の収益674,93920,184695,123-695,123外部顧客への売上高45,709,4454,002,14849,711,5946,277,18055,988,774セグメント間の内部売上高又は振替高-----計45,709,4454,002,14849,711,5946,277,18055,988,774セグメント利益4,134,033449,1004,583,133782,2665,365,399 (注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、脳外科事業及び消化器事業、子会社の臨床検査事業等を含んでおります。2 セグメント利益の合計額は、連結損益計算書の売上総利益と一致しております。3 セグメント資産、負債その他の項目の金額は経営資源の配分の決定及び業績を評価するための定期的な検討の対象となっていないため、記載しておりません。 【関連情報】当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1 製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2 地域ごとの情報 (1) 売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2) 有形固定資産本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。 3 主要な顧客ごとの情報 (単位:千円)顧客の氏名又は名称売上高関連するセグメント名エム・シー・ヘルスケア株式会社6,545,912不整脈事業 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 当連結会計年度に総合医療サービス株式会社の全株式の取得を行い子会社化したことから、その他に含まれている臨床検査事業において、新たにのれんが192,193千円発生しました。なお、のれんの金額は、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の重要な見直しが反映された後の金額により開示しております。 (単位:千円) 不整脈事業虚血事業その他全社・消去合計当期償却額--27,456-27,456当期末残高--164,737-164,737 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)該当事項はありません。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1 製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3 主要な顧客ごとの情報 (単位:千円)顧客の氏名又は名称売上高関連するセグメント名エム・シー・ヘルスケア株式会社6,545,912不整脈事業
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】当社は、リスク・コンプライアンス委員会が検討・評価したリスクを取締役会に報告することにより、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努めております。当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社が判断したものでありますが、以下の記載は当社グループの事業等及び当社株式への投資にかかわるリスクを全て網羅するものではありません。 (1) 事業環境に関わるリスク ① 仕入価格の値上 原材料価格の高騰等により仕入先からの値上げ要請の圧力が高まる状況において、顧客への価格転嫁が困難な 場合、利益率が低下し、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。<主要な対策> ・価格変動の小さい商品群の充実 ・シェア拡大による価格交渉力の強化 ・償還価格に左右されないビジネスの開拓 ・顧客との価格交渉強化 ② 医療行政の動向現行医療保険制度においては、当社が販売する特定保険医療材料の保険償還価格が定められており、医療費抑制を目的として償還価格が引き下げられる傾向が継続するものと想定され、その動向は、当社グループの顧客である医療施設の購買方針や販売価格に直結し、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。償還価格の引き下げ傾向が継続することや、制度の変更や働き方改革を考慮した医療機関による利益率確保の動きにより、医療機関からの値下げ要請が高まり、利益率を押し下げる要因となることが課題となっています。<主要な対策>・償還価格改定に関する情報を注視・改定の影響度の少ない商品群の充実・比較的利益率の高い独自商品の開発及び販売への注力・シェア拡大による仕入価格交渉力の強化・償還価格に左右されないビジネスの開拓 ③ 競争環境(商流(帳合)変更、新技術等) 当社グループが属する医療機器業界においては総じて競争が激化する傾向にあります。従業員の転職や独立その他の要因により当社が想定した以上に競争が激化し、相対的に当社の競争力が低下し取引関係の変更に至る場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社においては利益率低下傾向にある市場において自社企画品等による付加価値向上に努めていますが、競合品の登場により、自社企画品の収益性が低下する可能性があります。さらに、医療業界における革新的な治療技術の開発等、急速な技術の進歩により、新たな事業機会が生まれる可能性がある一方で、事業機会に適切に対応できないまま医療施設において既存商品の使用頻度が低下した場合には、当社グループの業績にマイナスの影響を及ぼす可能性があります。<主要な対策>・ニーズに対応した自社企画品による当社の提供する価値の向上、差別化・自社企画品、独自商品のラインナップやバージョンアップの検討・シェア拡大による仕入価格交渉力の強化・定期的な担当替えによる属人的業務の削減・顧客医療施設との関係強化・国内外における最先端の技術開発に関する情報収集・市場調査や競合他社の分析の実施 ④ 仕入・供給リスク当社グループは、他の医療機器輸入商社及び国内外の医療機器メーカー等から仕入を行っておりますが、当社グループが主要仕入先と締結している取引契約については、仕入先の買収、合併等の影響やその他の理由により、解約となる、又は更新が不可能となる場合があります。当社グループが取り扱っている商品の中には代替不能な商品も含まれているため、何らかの事由により商品の仕入に支障が生じた場合には、当社グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があります。また、自社企画品や開発品においても、原材料や部材の不足、サプライチェーンの停滞、あるいは製造請負企業の経営破綻や人材不足等により商品の供給や開発が遅延又は停止した場合には、当社グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があります。<主要な対策>・複数の仕入先の確保・取引先の定期的な信用調査の実施及びコミュニケーションの強化・関連部門間における早期の信用情報及び回収情報共有・製造計画の事前確認における適切な審査の実施 ⑤ 人材不足 当社グループは、持続的成長を維持するためには、変化に強い社員からなる組織でなければならないとの考えに基づき、 人事基本方針のもと人材の獲得に努めておりますが、採用競争力が低下し採用が困難になった場合や、退職者の増加等により人材流出が急増した場合、要員不足による業務遅滞や機会損失の発生による影響が生じる可能性があります。 <主要な対策>・従業員満足度の向上・維持・一定の求心力を保つ報酬、福利厚生制度の立案・実施・満足度のある評価制度、報酬・社員のやりがいに繋がる機会提供と仕組み構築・業務負担超過者等へのフォロー体制構築 ⑥ 気候変動当社グループは、環境保全と事業活動との調和を経営上の重要課題の一つとして位置づけ、社会生活、企業活動の基盤である自然環境の負荷軽減に貢献することを方針としておりますが、気候変動による政策・法規制の動向、経済環境が変化した場合、エネルギー価格上昇や車両等の調達によるコスト増、炭素税導入等による負担増などの影響が生じる可能性があります。 <主要な対策>・定期的な影響度の検証・リスクと機会による負インパクトが最小になるよう監視 (2) 事業運営に関わるリスク(オペレーション) ① 交通事故当社の事業活動におきましては、迅速に医療商材を医療機関へ届けるため、当社の従業員が営業車両により直接営業所から医療機関へ医療商材を運搬することがあります。また、医療機関等への緊急対応等から、一部の社員への業務集中から、過運転が生じるおそれもございます。当社の従業員による重大な車両事故が発生した場合には、社会的信用の低下や、対応に関する費用の発生等により当社の事業活動に影響を及ぼす可能性があります。<主要な対策>・日々の注意喚起による意識改善・余裕ある営業活動ができるような営業計画と環境づくり・運転日報による実態の把握・アルコールチェックツールによる酒気帯び運転の防止・適正な人員配置による過運転の未然防止 ② 医療事故(PL事故、不具合)当社は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(以下「医薬品医療機器等法」といいます。)において、商品を市場に出荷する「製造販売業」として許可を受けており、社内においては医療機器製造販売業三役(医療機器等総括製造販売責任者・国内品質業務運営責任者・医療機器等安全管理責任者)を置き、必要十分な品質管理、安全管理体制を整備しているものと認識しています。しかしながら、万一、製品の不具合、調達部材の品質不良や検査作業不良等に起因する医療事故が発生した場合には、当社グループの信頼の低下、リコールによる市場在庫・流通在庫の回収コストの発生のほか、損害賠償請求等の訴訟を提起され当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは現地代理店を経由した自社企画製品の販路の国外への拡大も視野に入れており、前述のリスクにつき、国内と同様に対策を検討する必要があることを認識しております。<主要な対策>・輸出国現地代理店も含めた教育訓練の実施、記録・報告・必要人材の維持と採用・手順書の整備やQMS(品質マネジメントシステム)の定期的な見直し・製造物責任による損害賠償保険の付保・自社企画品や開発品の製造計画の把握とコントロール ③ 情報セキュリティ、情報資産管理当社グループにおきましては、情報セキュリティ基本方針及び個人情報保護基本方針のもと、法令、規程類に基づく情報管理及び全社横断的な情報セキュリティの確立、導入、運用、監視、維持、改善が実行されていますが、万一、マルウェア感染によりシステム停止等に至った場合、業務が遅滞又は停止する可能性があります。また、サイバー攻撃やヒューマンエラーによる個人情報や機密情報の漏洩や、退職・転職に伴う情報持ち出し又は持込みが発生した場合、社会的信用の棄損や、競争力の低下、対応に関する費用の発生等により当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。<主要な対策>・情報管理ルールの適正化・明確化と周知・情報管理部門によるアカウント管理、利用状況のモニタリング・ウイルス対策ソフトの導入、ファイアウォールの利用・システムBCP策定・情報漏洩保険の付保・管理ツールを活用した情報持出しの牽制・情報管理ルールの適正化と周知・情報資産に関する教育及び情報資産棚卸しの実施・サイバー攻撃への対処方針策定 ④ 投資リスク当社グループは、国内外における最先端の技術開発に関する情報をいち早く把握し、必要に応じた投資や、新製品取引関与に向けた働きかけを行い、将来有望な医療用製品の販売権の獲得を目指しております。しかしながら、適切な情報提供・報告がなされなければ、適切な判断に基づいた投資判断ができず、投資による損失が発生する可能性があります。<主要な対策>・投資関連企業に関する取締役会への事前の報告・取締役会等における情報の吟味・投資目的に応じた目標に対する定期的モニタリングの実施・投資先候補に対しての綿密なデューデリジェンスの実施 ⑤ 独自製品のラインナップ拡充当社グループは、利益率が高く、新たな競争力の源泉となる独自製品ラインナップを拡充し、外部環境の変化が激しい状況下においても成長への投資余力を確保することが課題となっております。また、当社は前記 (1) ③「競争環境」におけるリスクへの対策として輸入総代理店として取り扱う
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度及び前連結会計年度末との比較・分析の記載はしておりません。また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度における我が国の経済は、緩やかに回復していました。しかしながら、2026年2月末、アメリカとイスラエルがイランに対して軍事行動を開始しました。その結果、ホルムズ海峡が封鎖され、中東から原油を積んだタンカーの往来に制約が出ました。今後の見通しにつきましては、中東情勢における地政学的リスクの高まりにより、原材料価格やエネルギー価格の上昇、物流の混乱などが懸念されております。医療業界におきましても、中東情勢によって、エネルギー価格や各種コストの上昇によって、医療資材の生産コストが高騰していく可能性が高まってきています。診療報酬は即時に価格転嫁できない制度的な制約もあり、今後、医療機関の経営環境が非常に厳しい状況となっていく懸念があります。また、ナフサを原料とする医療資材の供給不足が発生し、必要な時に適切な医療が受けられなくなったりするなど、日常生活にも大きな影響が及ぶ可能性もあり得ます。このような情勢のもと、当社グループでは、持続可能な医療環境の整備の一翼を担うべく、医療機関のニーズを捉えた最適な商品やサービスの提案に努め、医療の安全、安心のために安定して商品を供給し続けることを使命とし企業活動を行ってまいりました。2024年9月よりPFアブレーション用カテーテルが新発売されました。この商品は、従来の他のカテーテル商品よりも安全性と手技時間の短縮効果が認められるもので、今後の心臓手術では主力商品になるものと見込まれます。当連結会計年度においても販売数量は増加しましたが、償還価格が抑えられている影響で粗利は低下しました。その他、人件費の増加や戦略的な経費支出を積極的に行ったことから、当連結会計年度の売上高55,988,774千円、営業利益294,058千円、経常利益301,491千円、親会社株主に帰属する当期純利益225,381千円となりました。セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。(不整脈事業)主にPFアブレーション用カテーテル及び心腔内超音波プローブの販売が好調だったことから、売上高45,709,445千円、セグメント利益4,134,033千円となりました。(虚血事業)主に経皮的冠動脈形成術用穿刺部止血材料及びバルーンカテーテルの販売が好調だったため、売上高4,002,148千円、セグメント利益449,100千円となりました。(その他)主にTAVIなどのストラクチャー関連の販売が好調だったこと及び子会社の業績を取り込んだ結果、売上高6,277,180千円、セグメント利益782,266千円となりました。 当連結会計年度末の財政状態は次のとおりであります。(資産)当連結会計年度末における資産合計は、25,000,015千円となりました。主な内訳は現金及び預金が4,315,869千円、受取手形、売掛金及び契約資産が11,928,982千円、電子記録債権が2,098,759千円、商品が3,331,251千円、有形固定資産が1,198,287千円、投資その他の資産が1,364,131千円であります。(負債)当連結会計年度末における負債の残高は、16,157,236千円となりました。主な内訳は買掛金が14,556,442千円、賞与引当金が346,526千円、退職給付に係る負債が530,962千円であります。 (純資産)当連結会計年度末における純資産の残高は、8,842,779千円となりました。主な内訳は利益剰余金が8,477,467千円であります。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、4,313,868千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において、営業活動の結果、1,168,850千円の資金の支出となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益302,406千円、減価償却費743,367千円、その他の増加524,587千円等により資金が増加する一方、売上債権の増加1,055,683千円、棚卸資産の増加1,080,009千円、仕入債務の減少527,376千円、法人税等の支払額202,430千円等により資金が減少したためであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において、投資活動の結果、1,023,975千円の資金の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出439,466千円、無形固定資産の取得による支出99,176千円、投資有価証券の取得による支出149,082千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出334,581千円等により資金が減少したためであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において、財務活動の結果、551,040千円の資金の支出となりました。これは主に、配当金の支払額523,327千円等により資金が減少したためであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績当社グループの事業は、生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b.仕入実績当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前期比(%)不整脈事業(千円)42,014,286-虚血事業(千円)3,593,160-報告セグメント計(千円)45,607,446-その他(千円)5,618,309-合計51,225,755- (注)当社は当連結会計年度から連結財務諸表を作成しておりますので、前期比(%)は記載しておりません。 c.受注実績当社グループの事業形態は、原則として受注と販売が同時に発生するため、記載を省略しました。 d.販売実績当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前期比(%)不整脈事業(千円)45,709,445-虚血事業(千円)4,002,148-報告セグメント計(千円)49,711,594-その他(千円)6,277,180-合計55,988,774- (注)1 当社は当連結会計年度から連結財務諸表を作成しておりますので、前期比(%)は記載しておりません。2 当連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)金額(千円)割合(%)エム・シー・ヘルスケア株式会社6,545,91211.7 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、次のとおりであります。1) 財政状態ⅰ.流動資産当連結会計年度末における流動資産の残高は、22,027,921千円となりました。その主な内訳は、現金及び預金が4,315,869千円、受取手形、売掛金及び契約資産が11,928,982千円、電子記録債権が2,098,759千円、商品が3,331,251千円であります。ⅱ.固定資産当連結会計年度末における固定資産の残高は、2,972,094千円となりました。その主な内訳は、工具、器具及び備品(純額)が989,148千円、投資有価証券が451,548千円、差入保証金が341,152千円、繰延税金資産が548,301千円であります。ⅲ.流動負債当連結会計年度末における流動負債の残高は、15,470,370千円となりました。その主な内訳は、買掛金が14,556,442千円であります。ⅳ.固定負債当連結会計年度末における固定負債の残高は、686,865千円となりました。その主な内訳は、退職給付に係る負債が530,962千円であります。ⅴ.純資産当連結会計年度末における純資産の残高は、8,842,779千円となりました。その主な内訳は、利益剰余金が8,477,467千円であります。 当社グループは医療現場が必要とする医療機器等の商品を継続的かつ安定的に提供することで、医療の安心・安全に貢献することを社会的使命と考えております。この観点から財政の安全性には十分な配慮を行っております。当連結会計年度末における流動比率は142.4%、当座比率は118.6%、固定比率は33.6%、自己資本比率は35.4%、負債比率は182.7%であり、十分な安全性が確保されております。 2) 経営成績ⅰ.売上高当連結会計年度の売上高は55,988,774千円となりました。売上高の内訳として、不整脈事業が45,709,4
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は、「生命と健康を守る」ことをパーパスとし、患者様、医師・医療関係者の皆様にとって有益な製品・サービスを提供し、最適な医療の普及に貢献することで、「人に優しい医療」へ貢献しながら継続的に成長・発展することを目指しております。また、適時、公平な情報開示に努めるとともに、コンプライアンスを重視し、健全で透明性が高く、広く社会から信頼される経営を推進しております。 なお、当社のパーパス、ミッション、ビジョン、バリューズは次のとおりです。 パーパス(私たちの存在理由) 生命と健康を守る。 ミッション(私たちがなすべきこと) 患者・医師・医療関係者にとって有益な製品・サービスを提供し、最適な医療の普及に貢献する。 ビジョン(その先にある未来像) 医療の現場や社会から求められるリーダーを目指す。 人種・性別・世代を問わず、多様な個性で変化を捉え、新たな事業を開拓する。 バリューズ(私たちが共有する価値観) 私たちは、人に優しい医療の実現に貢献する。 私たちは、ニーズを捉え、最適なサービスを考える。 私たちは、相互に理解し合い、相互に助け合う。 私たちは、自己の目標を定め、常に能力の向上を目指す。 私たちは、適正な利益を確保した公正な取引を行う。 私たちは、人の『心』をもって正直に行動する。 (2) 経営環境及び経営戦略等 ① 経営環境 医療機器業界を取り巻く環境は、超高齢社会の進展による医療ニーズの高まりに伴い医療機器やサービスに対する需要増加が予測される一方で、そのことが国民医療費の増大につながることから、今後も医療費抑制策は継続する見通しです。少子高齢化対策、格差是正、財政健全化への社会的課題意識の高まり等の要因も相まって、診療報酬や患者負担率の改定、継続的な特定保険医療材料の保険償還価格の引き下げといった方向に政策が執られることが予想され、当社グループを含む医療機器業界がその影響を受けることとなります。 そのような中、当社グループの取引環境においては、医療機器メーカーによる医療施設への直接販売や販売代理店の選別が行われ、顧客である医療施設でも共同購入による仕入単価の引き下げ等の効率経営推進の動きが見られます。 また、競争環境に関しては、前述の構造的な要因により、従来の販売・流通業態では収益性の低下圧力に不可避的に直面することから、既存競合企業においては、合従連衡などによるシェア拡大で価格競争力を高める動きが見られる一方、効率的な医療制度運営や医療経営を目的とした技術導入のニーズを契機とした様々な規模、形態での新規参入も顕著になっており、当社グループの事業環境は大きな変化の中にあります。 ② 中期経営計画 このような環境の変化を機会として捉え、持続的に成長していくため、中期経営計画として中長期的なビジョンを共有しております。なお、外部環境や当社の状況が変化することが想定される中、適宜状況に合わせた軌道修正を可能とするため、中期計画の運用においては従来通りローリング方式を継続することとし、毎年、通期決算発表の時期を目途に公表することを予定しております。 中期経営計画においては「当社の製品やサービスが日本のみならず世界中の生命と健康を守る」、「当社の製品やサービスが1秒に一人の生命と健康を守る」ことを目指し、持続的な成長を可能とするための変革に取り組むこととしております。以下をテーマ・目的とした全体戦略に基づき、部門ごとの戦略を策定したうえで計画に取り組んでおります。 ・利益率、生産性向上 ~医療への持続的な貢献~・地域的依存度低減 ~コア事業での競争力の保持~・強靭な事業ポートフォリオ ~リスクの分散とニーズの追求~・新たな成長基盤の強化(市場) ~世界中の生命と健康を守る~・成長基盤の強化(組織) ~技術・環境の変化を機会にする~ (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、安定的に業容の拡大を図ることを経営の基本と考えており、継続的かつ効率的に販売の拡大を図ることを目指しております。そうした観点から、当社グループは資本効率性の指標として自己資本当期純利益率(ROE)6.5%以上、収益性の指標として売上高営業利益率1.6%以上を確保することを目標としております。医療現場のニーズを捉えた商品の導入、高付加価値サービスの提供、管理機能の整備・強化により経営効率を向上させることで、当該目標の達成を目指しております。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社グループは、継続的な成長を実現していくために、以下の事項を課題と認識しております。 ① 利益率、生産性向上近年においては、顧客である医療機関からは、償還価格の引き下げによる値下げ要請、あるいは医療経営環境改善のための値下げ要請への対応が求められる傾向が継続しており、当社においても一層の効率化や合理化が求められていると認識しております。独自製品拡充、自社企画品投入、仕入先企業との協力関係の構築に加え、DX推進による物流・事務の効率化への取組みを行っております。 ② 地域的依存度低減当社は、主力の不整脈事業において、関東地区に特化した営業展開をしてきた経緯から、同地区への売上依存度が非常に高い状況にあります。そのため、更なる業容拡大を目指すためには、不整脈事業の営業エリアを拡大することが不可欠であるとの認識を持っております。今後も、コア事業の競争力保持のために資本効率を意識しながら更なる販売拡大、全国展開を図ります。 ③ 強靭な事業ポートフォリオ不整脈分野の販売代理店事業中心の事業構成のリスク分散及び当社グループの持続的成長の観点から、輸入総代理店機能の強化、独自製品・自社企画品の開発力強化に取り組みます。顧客ニーズにあった医療機器をいち早く、継続的に提案するために、常に国内外の最新医療情報を把握し新商品の早期の販売権獲得と、迅速な薬事承認の取得が求められるところであります。特に、虚血事業における取扱商品の充実が急務とされているため、自社開発製品である自動造影剤注入装置「RAQUOS インジェクションシステム」の国内普及に向けた取組みや、マーケティング部門や薬事部門の活動による製品導入の取組みに加え、研究開発部門の機能強化や営業部門の組織強化等により主力商品の育成に取り組んでおります。 ④ 新たな成長基盤の強化(市場)新たな成長市場の獲得のために独自製品の海外輸出に取り組んでおります。既に輸出実績のある不整脈シミュレーター「EPSトレーナー」に加え、「RAQUOS インジェクションシステム」の海外輸出開始に向けた準備を開始しております。 ⑤ 成長基盤の強化(組織)持続的成長のためには組織・人材の支えが必要であり、その強化が課題となります。そのために女性活躍の促進はもちろん多様な人材の活用に取り組みます。働きやすい職場環境の提供、能力開発のための教育を進めてまいります。 ⑥ ESGに関する取組み 当社は、「生命と健康を守る」をパーパスに掲げ、医療業界で「患者・医師・医療関係者にとって有益な製品・サービスを提供し、最適な医療の普及に貢献する」ことをミッションとし、現在と未来の社会・環境に対する責任を自覚しながら事業活動を行うことを目指しており、全社的な取組みを行っております。具体的には、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載しております。
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】1 関連当事者との取引 (1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者の取引該当事項はありません。 (2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引該当事項はありません。 2 親会社又は重要な関連会社に関する注記該当事項はありません。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)有形固定資産及び無形固定資産に関する減損判定1 有形固定資産の評価 (1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額有形固定資産1,198,287千円 (2)会計上の見積りの内容に関する理解に資する情報 ① 算出方法 有形固定資産については、営業部等を基準とした各資産グループに減損の兆候がある場合には、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合に、回収可能価額(使用価値または正味売却価額のいずれか高い方)まで減損損失を計上します。当連結会計年度において、減損の兆候のある資産グループの事業用資産139,342千円については、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回っているものの、正味売却価額が帳簿価額を上回っているため減損損失を認識していません。 ② 主要な仮定 割引前将来キャッシュ・フローの見積りは経営者が承認した事業計画を基礎としており、主要な仮定は、事業計画の基礎となる販売数量予測、販売単価予測、粗利率予測、営業費用予測になります。販売数量予測は、市場成長率や直近の成長実績率を、販売単価予測は、保険償還価格の見込改定率や医療機関との値引実績率を、粗利率予測は、粗利率実績や医療機関との値引実績率を考慮しています。営業費用予測は販売計画や要員計画などを考慮しています。また、正味売却価額の算出に用いた主要な仮定は、マーケット・アプローチに基づき合理的に算定した価額になります。 ③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響 主要な仮定である販売数量予測は見積りの不確実性があり、医療機関との取引消失など様々な要因により変動することが予想され、販売数量予測が変動した場合、及び主要な仮定である正味売却価額の算出に用いたマーケット・アプローチに基づき合理的に算定した価額が変動した場合には、翌連結会計年度において重要な影響を与える可能性があります。 2 のれん及び顧客関連資産の評価 (1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額のれん164,737千円顧客関連資産148,067千円 (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 ① 算出方法 当社グループは当連結会計年度において、総合医療サービス株式会社の株式の100%を取得し、連結子会社としております。 のれん及び顧客関連資産は、総合医療サービス株式会社の取得の際に発生したものであります。取得時点において価値算定の対象となった事業計画に基づき算定した株式の取得原価は、受け入れた資産(顧客関連資産を含む)及び引き受けた負債へ企業結合日時点の時価を基礎として配分し、取得原価と取得原価の配分額(純額)との差額をのれんとして識別しております。株式の取得原価については、超過収益力を反映した将来キャッシュ・フローを基礎とした事業計画を使用した株式価値の評価結果に基づいて決定しております。取得原価の配分にあたっては、専門家を利用しております。 識別可能資産として特定された顧客関連資産に配分するべき取得原価については、既存顧客との取引が継続する期間において享受できる超過収益力に基づく経済的便益を現在価値に割引いて計算しております。 ② 主要な仮定 のれんの算定における主要な仮定は、総合医療サービス株式会社が作成した事業計画における売上高(販売数量)の将来予測であります。 顧客関連資産の算定における主要な仮定は、過去の取引実績から算出した既存顧客減少率及び割引率であります。 ③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響 のれん及び顧客関連資産は、価値算定の対象となった事業計画の達成状況をモニタリングすることによって、減損の兆候の有無の判定を行っております。 当連結会計年度においては減損の兆候はありませんが、市場環境や事業計画の著しい変化により、その見積りの前提とした条件や主要な仮定に変更が生じ、取得時の事業計画と実績及び将来の業績予測が大幅に乖離した場合は、翌連結会計年度の連結財務諸表において、のれん又は顧客関連資産の金額に重要な影響を与える可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】当社及びオルバヘルスケアホールディングス株式会社(以下「オルバヘルスケア」といい、当社とオルバヘルスケアを総称して、以下「両社」といいます。)は、2026年5月22日開催の両社の取締役会において、両社の経営統合に関し、オルバヘルスケアを株式交換完全親会社、当社を株式交換完全子会社とする株式交換を実施すること(本株式交換の効力発生日は、2026年9月1日。)を決定し、同日付で両社間において経営統合契約及び株式交換契約を締結いたしました。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」をご参照ください。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社グループは、株主の皆さまに対する利益還元を重要な経営課題として、企業価値及び株式価値の向上を図ることで株主還元を継続的かつ安定的に強化する。配当については、DOE(株主資本配当率)5.0%以上を目途に配当額を決定することを基本方針としております。当社グループは、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことができる旨を定款で定めておりますが、業績に対し公平な配当を実現するため、年1回の期末配当を行うことを基本方針としております。また、会社法第459条第1項の規定に基づき、取締役会の決議をもって剰余金の配当等を行うことができる旨を定款で定めております。当連結会計年度の配当につきましては、上記方針に基づき1株当たり50.00円(配当性向 232.7%)の普通配当を実施することを決定いたしました。内部留保資金につきましては、新規事業や研究開発など当社グループの成長に必要な投資に有効活用してまいりたいと考えております。 決議年月日配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)2026年5月15日取締役会525,04750.00
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100YL91)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E03005)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

ディーブイエックス株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
3079です。上場市場は東証スタンダード、業種は卸売業。
3079(ディーブイエックス株式会社)のEDINETコードは?
E03005です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
3079(ディーブイエックス株式会社)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 柴﨑 浩です(有価証券報告書の表紙記載)。
3079(ディーブイエックス株式会社)の本社所在地は?
東京都港区港南一丁目8番15号です。
3079(ディーブイエックス株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
EY新日本有限責任監査法人です。
3079(ディーブイエックス株式会社)の筆頭株主は?
株式会社MSSで、保有比率は約33.7%です(2026-03-31基準)。
3079(ディーブイエックス株式会社)の発行済株式数は?
有報(2026-03-31基準)で10,780,000株です(発行済株式総数)。うち自己株が279,000株、市場で流通する浮動株は3,107,200株です。
3079(ディーブイエックス株式会社)の株主数は?
2026-03-31基準で3,753名です。上位10名で70.4%を保有します、浮動株比率は29.6%。
3079(ディーブイエックス株式会社)の決算期は?
3月期です(上場市場は東証スタンダード)。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E03005)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。