2914東証プライム食料品
日本たばこ産業株式会社
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11.8%
投下資本利益率
ROE(実績)1064位
13.0%
有報 報告値
営業利益率172位
25.0%
営業益 8,670.4億
自己資本比率2383位
48.5%
EPS(実績)
287.4
25/12期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型

解析準備中。

✓ 営業利益率25.0%✓ 直近6期連続増収✓ 営業利益+175.9%/売上+13.4%(利益の伸びが上回る)✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.41x)▲ ネットデット8475.5億▲ 筆頭株主 財務大臣 37.55%(特別決議拒否権級)▲ 自己株11.2%▲ のれん・無形29231.0億(純資産の71%)

直近6期連続増収。売上 20925.6→34676.8億

営業利益+175.9%/売上+13.4%(利益の伸びが上回る)。利益成長が売上成長を上回る

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.41x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

ネットデット8475.5億。現金8311.4億 < 有利子負債16786.9億

筆頭株主 財務大臣 37.55%(特別決議拒否権級)。実質浮動株41.23%・支配は非過半だが1/3超で拒否権

自己株11.2%。発行済の1割超が金庫株。資本政策次第で機動性にも

のれん・無形29231.0億(純資産の71%)。M&A由来。減損は自己資本を直接毀損

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JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(25/12期・単年)

損益(PL)
売上高
3兆4,677
前年比 +13.4%
営業利益
8,670.4
前年比 +175.9%
経常利益
4,725.6
純利益
5,101.8
前年比 +184.6%
財政状態(BS)
総資産
8兆4,192
前年比 +0.6%
純資産
4兆1,154
前年比 +6.9%
現金
8,311.4
前年比 -23.4%
有利子負債
1兆6,787
前年比 -2.8%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
5,140.6
前年比 -18.4%
投資CF
-2,649.9
財務CF
-4,754.7
フリーCF
3,708.5
前年比 -26.2%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標21/1222/1223/1224/1225/12
売上高(百万)2,324,8382,657,8322,841,0773,056,7093,467,675
営業利益(百万)499,021653,575672,410314,223867,038
経常利益(百万)472,561
純利益(百万)338,490442,716482,288179,240510,175
EPS(円)190.8249.4271.7101.0287.4
1株配当(円)140.0188.0194.0194.0234.0
営業利益率(%)21.524.623.710.325.0
ROE(%)12.713.913.14.713.0
自己資本比率(%)48.654.152.645.048.5

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標21/1222/1223/1224/1225/12
総資産(百万)5,774,2096,548,0787,282,0978,370,7328,419,240
純資産(百万)2,886,0813,616,7613,912,4913,848,7274,115,389
流動資産(百万)2,321,2892,723,5913,259,5613,577,5723,711,097
流動負債(百万)1,500,3261,562,6641,927,2762,148,6071,927,252
現金(百万)721,731866,8851,040,2061,084,567831,135
有利子負債(百万)918,622958,3111,142,2591,726,7881,678,688
ネットキャッシュ(百万)-196,891-91,426-102,053-642,221-847,553
BPS(円)1,583.11,994.82,157.52,121.32,302.0
自己資本比率(%)48.654.152.645.048.5
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー21/1222/1223/1224/1225/12
営業CF(百万)598,909483,799566,317630,011514,056
投資CF(百万)-97,499-101,822-125,432-439,766-264,986
財務CF(百万)-353,138-306,176-270,500-94,906-475,471
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2025-12期・細目まで)

貸借対照表 68項目
項目当期前期
財政状態計算書
資産
流動資産
現金及び現金同等物831,1351,084,567
営業債権及びその他の債権640,681568,982
棚卸資産1,060,136957,281
その他の金融資産195,816120,211
その他の流動資産977,640826,766
売却目的で保有する資産を除く流動資産3,705,4083,557,807
売却目的で保有する資産5,68919,765
流動資産3,711,0973,577,572
非流動資産
有形固定資産979,800907,700
のれん及び無形資産3,318,7553,400,717
のれん2,923,0962,914,254
無形資産395,658486,463
投資不動産3,0683,716
持分法で会計処理されている投資82,20550,423
退職給付に係る資産29,94689,573
繰延税金資産158,528183,591
その他の金融資産131,600151,940
その他の非流動資産4,2405,500
非流動資産4,708,1434,793,160
資産8,419,2408,370,732
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務711,721659,510
社債及び借入金79,627178,668
未払法人所得税36,54624,621
引当金32,783195,918
その他の金融負債62,06859,965
その他の流動負債1,004,3311,029,925
売却目的で保有する資産に直接関連する負債を除く負債1,927,0762,148,607
売却目的で保有する資産に直接関連する負債177
流動負債1,927,2522,148,607
非流動負債
社債及び借入金1,599,0611,548,120
退職給付に係る負債253,225277,236
引当金54,355253,949
繰延税金負債129,606124,455
その他の金融負債205,62849,210
その他の非流動負債134,724120,427
非流動負債2,376,5992,373,398
負債4,303,8514,522,005
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金100,000100,000
資本剰余金737,064736,697
利益剰余金3,213,5553,036,905
自己株式-489,744-488,579
その他の資本の構成要素526,058381,599
親会社の所有者に帰属する持分4,086,9333,766,623
非支配持分28,45682,104
資本4,115,3893,848,727
負債及び資本8,419,2408,370,732
財政状態計算書
資産
現金及び現金同等物831,1351,084,567
売却目的で保有する資産5,68919,765
持分法で会計処理されている投資82,20550,423
有形固定資産979,800907,700
のれん及び無形資産3,318,7553,400,717
のれん2,923,0962,914,254
無形資産395,658486,463
投資不動産3,0683,716
繰延税金資産158,528183,591
資産8,419,2408,370,732
負債及び資本
負債
売却目的で保有する資産に直接関連する負債177
繰延税金負債129,606124,455
負債4,303,8514,522,005
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金100,000100,000
資本剰余金737,064736,697
利益剰余金3,213,5553,036,905
自己株式-489,744-488,579
その他の資本の構成要素526,058381,599
親会社の所有者に帰属する持分4,086,9333,766,623
非支配持分28,45682,104
資本4,115,3893,848,727
負債及び資本8,419,2408,370,732
損益計算書 37項目
項目当期前期
損益計算書
継続事業
売上収益3,467,6753,056,709
売上原価1,519,0911,379,284
売上総利益1,948,5851,677,425
販売費及び一般管理費1,178,1621,407,224
研究開発費52,40244,709
その他の営業収益83,28431,136
その他の収益83,28431,136
営業利益(△損失)867,038314,223
金融収益67,94269,004
金融費用195,194158,895
持分法による投資損益(△は損失)13,33212,885
税引前利益(△損失)739,786224,333
法人所得税費用238,71150,406
継続事業からの当期利益(△損失)501,075173,927
非継続事業
非継続事業からの当期利益(△損失)12,1398,669
当期利益(△損失)513,214182,596
当期利益(△損失)の帰属
親会社の所有者510,175179,240
非支配持分3,0393,356
当期利益(△損失)513,214182,596
1株当たり当期利益(△損失)
基本的1株当たり当期利益(△損失)
継続事業 28197
非継続事業 64
基本的1株当たり当期利益(△損失) 287101
希薄化後1株当たり当期利益(△損失)
継続事業 28197
非継続事業 64
希薄化後1株当たり当期利益(△損失) 287101
包括利益計算書
当期利益(△損失)513,214182,596
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
確定給付制度の再測定22,17113,998
その他の包括利益を通じて公正価値で測定するものとして指定した資本性金融商品の公正価値の純変動額9372,339
純損益に振り替えられることのない項目合計23,10916,337
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の外貨換算差額150,16893,852
キャッシュ・フロー・ヘッジの有効部分-78-4,201
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計150,09589,680
その他の包括利益173,204106,017
当期包括利益686,418288,612
当期包括利益の帰属
親会社の所有者682,473285,454
非支配持分3,9453,159
当期包括利益686,418288,612
キャッシュ・フロー計算書 45項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
当期利益(△損失)513,214182,596
税引前利益(△損失)739,786224,333
非継続事業からの税引前利益(△損失)-4,9629,434
調整
減価償却費及び償却費195,899179,837
減損損失(又は戻入れ)34,89217,370
受取利息及び受取配当金-67,271-67,562
支払利息76,15742,485
持分法による投資損益(△は益)-13,332-12,885
運転資本の増減
営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)-33,36445,770
棚卸資産の増減額(△は増加)-121,938-96,566
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)42,139-46,221
退職給付に係る資産の増減額(△は増加)69,80439
退職給付に係る負債の増減額(△は減少)-12,335-7,175
引当金の増減額(△は減少)-177,164381,670
その他66,55475,259
小計674,889759,591
利息及び配当金の受取額111,20265,353
利息の支払額-64,041-33,980
法人所得税の支払額又は還付額(△は支払)-207,993-160,953
営業活動によるキャッシュ・フロー514,056630,011
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出-143,204-127,769
無形資産の取得による支出-19,182-22,598
投資不動産の売却による収入18,6049,753
事業譲渡による収入42,811
関連会社の売却による収入2,272414
投資の取得による支出-12,585-65,514
投資の売却及び償還による収入52,07381,318
定期預金の払戻による収入207,252
定期預金の預入による支出-321,591-48,262
その他1,586-1,441
投資活動によるキャッシュ・フロー-264,986-439,766
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入99,437581,380
長期借入金の返済による支出-666,626-236,538
社債の発行による収入577,48397,616
社債の償還による支出-120,165-8,722
リース負債の返済による支出-24,787-26,218
非支配持分からの子会社持分取得による支出-12-100
自己株式の取得による支出-1,622-2
配当金の支払額-356,853-349,645
非支配持分への配当金の支払額-2,691-2,701
その他00
財務活動によるキャッシュ・フロー-475,471-94,906
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)-226,40095,339
現金及び現金同等物の為替変動による影響-27,015-50,978
現金及び現金同等物831,1351,084,567
この会社だけの項目 28件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(注記の本文 3件は含みません)
項目当期前期
調整項目(費用)32,759388,345
調整項目(収益)68,11515,621
買収に伴い生じた無形資産に係る償却費70,52555,683
社債及び借入金60,17639,893
売却目的で保有する資産への振替に伴う現金及び現金同等物の増減額(減少)-17
委託手数料88,82579,490
預金及び債券等66,09164,586
カナダ訴訟の和解金に係る負債の再測定益52,883
有形固定資産、無形資産及び投資不動産の売却益15,7698,852
有形固定資産、無形資産及び投資不動産除売却損益 (益)-13,570-7,374
事業譲渡損益(益)-4,725
ヘッジコスト529
減損損失 (金融資産の減損損失を除く)10,54617,370
未払消費税等の増減額 (減少)21,2084,126
前払たばこ税の増減額 (増加)-78,87713,802
カナダ訴訟の和解金に係る負債の増減額(減少)-49,645
短期借入金及びコマーシャル・ペーパーの増減額 (減少)20,365-150,105
未払たばこ税等の増減額 (減少)-21,4954,973
葉たばこ674,615599,921
子会社清算損27,128
正味貨幣持高に係る損失6,45318,435
子会社清算損益(益)27,128
有形固定資産、無形資産及び投資不動産の除売却損3,3312,221
その他15,9952,587
関連会社株式の取得による支出-24,752
減損損失の戻入(金融資産の減損損失の戻入を除く)537825
前年度以前の企業結合による取得後支出-68,271
資本合計4,115,3893,848,727
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 詳細ツリー)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億10,000億20,000億30,000億40,000億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 売上高 2兆3,248億 ・ 純利益 3,385億22/12 ・ 売上高 2兆6,578億 ・ 純利益 4,427億23/12 ・ 売上高 2兆8,411億 ・ 純利益 4,823億24/12 ・ 売上高 3兆567億 ・ 純利益 1,792億25/12 ・ 売上高 3兆4,677億 ・ 純利益 5,102億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%20%40%60% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 粗利率 58.8% ・ 営業利益率 21.5% ・ 純利益率 14.6%22/12 ・ 粗利率 59.0% ・ 営業利益率 24.6% ・ 純利益率 16.7%23/12 ・ 粗利率 56.8% ・ 営業利益率 23.7% ・ 純利益率 17.0%24/12 ・ 粗利率 54.9% ・ 営業利益率 10.3% ・ 純利益率 5.9%25/12 ・ 粗利率 56.2% ・ 営業利益率 25.0% ・ 純利益率 14.7%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%5%10%15% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ ROE 12.7% ・ ROA 5.9% ・ ROIC 11.7%22/12 ・ ROE 13.9% ・ ROA 6.8% ・ ROIC 13.2%23/12 ・ ROE 13.1% ・ ROA 6.6% ・ ROIC 13.1%24/12 ・ ROE 4.7% ・ ROA 2.1% ・ ROIC 5.4%25/12 ・ ROE 13.0% ・ ROA 6.1% ・ ROIC 11.8%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-5,000億0億5,000億10,000億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 営業CF 5,989億 ・ 投資CF -975億 ・ 財務CF -3,531億22/12 ・ 営業CF 4,838億 ・ 投資CF -1,018億 ・ 財務CF -3,062億23/12 ・ 営業CF 5,663億 ・ 投資CF -1,254億 ・ 財務CF -2,705億24/12 ・ 営業CF 6,300億 ・ 投資CF -4,398億 ・ 財務CF -949億25/12 ・ 営業CF 5,141億 ・ 投資CF -2,650億 ・ 財務CF -4,755億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
0億2,000億4,000億6,000億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ フリーCF 5,126億22/12 ・ フリーCF 4,024億23/12 ・ フリーCF 4,715億24/12 ・ フリーCF 5,022億25/12 ・ フリーCF 3,709億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億500億1,000億1,500億2,000億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 設備投資 864億 ・ 減価償却 1,871億22/12 ・ 設備投資 814億 ・ 減価償却 1,997億23/12 ・ 設備投資 949億 ・ 減価償却 1,774億24/12 ・ 設備投資 1,278億 ・ 減価償却 1,798億25/12 ・ 設備投資 1,432億 ・ 減価償却 1,959億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
0倍1倍2倍3倍4倍 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 営業CF/純利益 1.77倍22/12 ・ 営業CF/純利益 1.09倍23/12 ・ 営業CF/純利益 1.17倍24/12 ・ 営業CF/純利益 3.51倍25/12 ・ 営業CF/純利益 1.01倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円100円200円300円 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ EPS ¥19122/12 ・ EPS ¥24923/12 ・ EPS ¥27224/12 ・ EPS ¥10125/12 ・ EPS ¥287
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円100円200円300円0%50%100%150%200% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 1株配当 ¥140 ・ 配当性向 73.4%22/12 ・ 1株配当 ¥188 ・ 配当性向 75.4%23/12 ・ 1株配当 ¥194 ・ 配当性向 71.4%24/12 ・ 1株配当 ¥194 ・ 配当性向 192.2%25/12 ・ 1株配当 ¥234 ・ 配当性向 81.4%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億50,000億100,000億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 総資産 5兆7,742億 ・ 純資産 2兆8,861億22/12 ・ 総資産 6兆5,481億 ・ 純資産 3兆6,168億23/12 ・ 総資産 7兆2,821億 ・ 純資産 3兆9,125億24/12 ・ 総資産 8兆3,707億 ・ 純資産 3兆8,487億25/12 ・ 総資産 8兆4,192億 ・ 純資産 4兆1,154億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円1,000円2,000円3,000円0%20%40%60% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ BPS ¥1,583 ・ 自己資本比率 48.7%22/12 ・ BPS ¥1,995 ・ 自己資本比率 54.1%23/12 ・ BPS ¥2,157 ・ 自己資本比率 52.6%24/12 ・ BPS ¥2,121 ・ 自己資本比率 45.0%25/12 ・ BPS ¥2,302 ・ 自己資本比率 48.5%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億10,000億20,000億30,000億40,000億0%50%100%150%200% 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 流動資産 2兆3,213億 ・ 流動負債 1兆5,003億 ・ 流動比率 154.7%22/12 ・ 流動資産 2兆7,236億 ・ 流動負債 1兆5,627億 ・ 流動比率 174.3%23/12 ・ 流動資産 3兆2,596億 ・ 流動負債 1兆9,273億 ・ 流動比率 169.1%24/12 ・ 流動資産 3兆5,776億 ・ 流動負債 2兆1,486億 ・ 流動比率 166.5%25/12 ・ 流動資産 3兆7,111億 ・ 流動負債 1兆9,273億 ・ 流動比率 192.6%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億5,000億10,000億15,000億20,000億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ 現金 7,217億 ・ 有利子負債 9,186億22/12 ・ 現金 8,669億 ・ 有利子負債 9,583億23/12 ・ 現金 1兆402億 ・ 有利子負債 1兆1,423億24/12 ・ 現金 1兆846億 ・ 有利子負債 1兆7,268億25/12 ・ 現金 8,311億 ・ 有利子負債 1兆6,787億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
-10,000億-5,000億0億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ ネットキャッシュ -1,969億22/12 ・ ネットキャッシュ -914億23/12 ・ ネットキャッシュ -1,021億24/12 ・ ネットキャッシュ -6,422億25/12 ・ ネットキャッシュ -8,476億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
のれん・無形資産(億円)
0億10,000億20,000億30,000億 21/1222/1223/1224/1225/1221/12 ・ のれん 2兆610億 ・ 顧客関連資産 —22/12 ・ のれん 2兆4,461億 ・ 顧客関連資産 —23/12 ・ のれん 2兆6,164億 ・ 顧客関連資産 —24/12 ・ のれん 2兆9,143億 ・ 顧客関連資産 —25/12 ・ のれん 2兆9,231億 ・ 顧客関連資産 —
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標21/1222/1223/1224/1225/12
純利益率(%)14.616.717.05.914.7
ROE(%)12.713.913.14.713.0
ROA(%)5.96.86.62.16.1
総資産回転(回)0.400.410.390.370.41
営業CF率(%)25.818.219.920.614.8
営業CF/純益(倍)1.771.091.173.511.01
配当性向(%)73.475.471.4192.281.4
売上 前年比(%)11.114.36.97.613.4
純資産 前年比(%)11.025.38.2-1.66.9
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

SEGMENT 事業別の稼ぎ

事業売上構成比営業利益利益率従業員
たばこ9,054億47,900
加工食品79億3,906
「どの事業が稼ぐか」=所有に値するかの核。出所: 有報 セグメント情報(EDINET 一次データ)。情報提供であり売買推奨ではありません。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

21/12
¥140.0
22/12
¥188.0
23/12
¥194.0
24/12
¥194.0
25/12
¥234.0
配当性向 81.4%・連続増配 1年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
3,708.5
11.8%
粗利率
56.2%
アクルーアル比率
-0.1%
売上CAGR(4年)
10.5%
EPS CAGR
10.8%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値 運転資本の回転(現金が拘束される日数)

売上債権回転日数
67.4
棚卸回転日数
254.7
仕入債務回転日数
171.0
CCC(現金循環)
151.1
CCC(現金循環日数)=売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金を払ってから売上を回収するまで、現金が事業に拘束される日数。短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。業種で水準が大きく違い(製造・小売で長め、サービス・プラットフォームで短い/マイナス)、在庫を持たない業態や算定できない指標は「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
14.7%
ROA
6.1%
総資産回転
0.41
実効税率
32.3%
現金変換(CFO/営業益)
0.59
CFO/純益(平均)
1.41
累計営業CF
6兆9,857
FCFマージン
10.7%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.73
BPS CAGR
9.8%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
1.93
純負債/EBITDA
0.80
インタレストカバレッジ
237.0
債務返済年数
3.3
配当性向
81.4%
連続増配
1
希薄化率
0.01%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
総合偏差値
55.6 母集団3920社中 903位
総合 →
業種内 総合偏差値(食料品)
59.4 同業122社中 12位
全体903位・同業12位(母集団が異なるため両立します)
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化売上成長EPS成長 50
ROIC
49
営業利益率
56
純利益率
53
粗利率
60
ROE
52
ROA
52
FCFマージン
53
自己資本比率
48
流動比率
47
純負債/EBITDA
48
アクルーアル比率
47
現金変換(営業CF/純益)
47
売上CAGR
52
EPS CAGR
50
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
2兆9,231億
顧客関連資産
—億
無形合計 2兆9,231億(のれん+顧客関連・純資産比 71.0%)。M&Aで積んだ無形が相応にあり、事業の趨勢が崩れると減損リスクが自己資本に効く点に留意。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
41.2%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
財務大臣
37.5% 保有
自己株式
11.21%
224,199,500株 ・簿価4,897.4億
大株主比率
1. 財務大臣37.5%
2. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.4%
3. 株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.5%
4. SMBC日興証券株式会社1.4%
5. THE NOMURA TRUST AND BANKING CO., LTD. AS THE TRUSTEE OF REPURCHASE AGREEMENT MOTHER FUND (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.3%
6. STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.3%
7. JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.9%
8. バークレイズ証券株式会社 BNYM(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.8%
9. JPモルガン証券株式会社0.8%
10. 日本証券金融株式会社0.7%
上位10で 58.8%・発行済 2,000,000,000株・自己株 224,199,500株・浮動株 732,154,250株・株主 912,124名。所有者別(単元): 外国人 13.4% / 機関 18.8% / 個人 32.9%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率0.03%(取締役 7名計)
政策保有株式(簿価合計)14,619.0百万円(41銘柄)
役員報酬総額 / 役員数2,170.0百万円 / 15名
平均年間給与(提出会社)1,004万円
従業員数(連結)52,867名
監査報酬 / 非監査報酬534.0百万円 / 165.0百万円
平均勤続年数14.7年
女性管理職比率10.9%
従業員1人当たり売上65.6百万円
従業員1人当たり営業利益16.4百万円
政策保有株式の対純資産比0.4%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役副社長 中野 恵
本社所在地東京都港区虎ノ門四丁目1番1号
市場 / 業種東証プライム / 食料品
決算期12月
従業員数(連結)52,867名
EDINETコードE00492

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 25/12期末 基準・2,000,000,000株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-07-30確認書 ↗
2026-03-23確認書 ↗
2025-11-06確認書 ↗
2025-07-31確認書 ↗
2025-03-26確認書 ↗
2024-08-02確認書 ↗
2024-05-09確認書 ↗
2024-03-22確認書 ↗
2023-10-31確認書 ↗
2023-03-24確認書 ↗
2022-03-23確認書 ↗
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当社と、連結子会社225社、持分法適用会社20社から構成される当社グループはたばこ事業及び加工食品事業を展開しているグローバル企業であり、その主な事業内容及び各関係会社等の当該事業に係る位置付けは次のとおりです。なお、次の2区分は「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 6.事業セグメント (1)報告セグメントの概要」に掲げる報告セグメントの区分と同一です。 〔たばこ事業〕 当該事業につきましては、JT International S.A.を中核として、世界各国でたばこ製品の製造、販売等を行っております。 (主な関係会社)JT International S.A.、LLC JTI Russia、Gallaher Ltd.、JTI Polska Sp. z o. o.、LLC Petro、JTI Tütün Ürünleri Sanayi A.Ş.、TSネットワーク㈱、日本フィルター工業㈱ その他連結子会社174社、持分法適用会社15社 〔加工食品事業〕 当該事業につきましては、冷凍・常温食品、調味料等の製造、販売をテーブルマーク㈱等が行っております。 (主な関係会社)テーブルマーク㈱その他連結子会社19社、持分法適用会社2社 上記の報告セグメントの他に、遊休資産の利活用に伴う不動産賃貸事業等を営んでおります。なお、報告セグメントに属さない関係会社として、連結子会社23社、持分法適用会社3社があります。 医薬事業につきましては、2025年5月、医薬事業の承継及び鳥居薬品株式会社の株式の譲渡に関する合意書を塩野義製薬株式会社と締結いたしました。その後、2025年9月に当社が保有する鳥居薬品株式会社の全株式を譲渡、2025年12月に医薬事業を譲渡しております。 以上に述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりです。 また、各事業における研究開発、調達、製造、販売等の分野ごとの概要は以下のとおりです。 〔たばこ事業〕 当社グループのたばこ事業は、世界で業界3位以内に入る規模(中国国家煙草総公司を除く)を誇っており、130以上の国と地域で製品を販売しております。当社グループは世界におけるCombustibles(注1)の販売数量シェア上位5ブランドのうち2ブランド(注2)を製造・販売しております。(注1)製造受託/RRP*を除く燃焼性のたばこ製品* RRPは、加熱式たばこ及びE-Vapor等、喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品(Reduced- Risk Products)を指しております。(注2)2024年度データ <研究開発>研究開発力を長期に亘る競争力の源泉とすべく、特に葉たばこの育種、原材料及びその加工、たばこの香喫味、製造技術並びにRRP関連技術の分野に注力し、製品価値の向上とコストの低減を目指しております。基礎研究及び応用研究開発領域については、日本国内の研究所がグローバル機能を有しており、製品開発領域については、各国・各地域の異なるニーズ・嗜好に対応すべく、ローカルベースでの開発も行っております。 <原料葉たばこの調達>たばこの原料である葉たばこは、農作物であるため、その調達状況は天候に左右され、また、近年、エネルギー資源や他の作物の価格高騰等により、葉たばこ供給の不安定化や価格の上昇傾向が見られます。このような状況下において、当社グループは垂直統合及びサプライヤーとの連携強化により、原料の安定的な調達と調達コストの低減を目指しております。 <製造> お客様に信頼される高品質なたばこづくりを目指し、グローバルな製造体制を構築しております。日本国内では3つのたばこ製造工場及び2つのその他たばこ関連工場が、日本を除く27か国では34のたばこ製造工場(その他たばこ関連工場含む)が稼動しております。また、当社グループブランドの製造委託及び2社間でのクロスライセンスによる製造も一部行っております。 <マーケティング> ブランドロイヤリティを高めるために、様々な規制を遵守しつつ、積極的かつ効果的なマーケティング活動を展開しております。 グローバルには、グローバル・フラッグシップ・ブランド(以下「GFB」という)(注)を中心に、一部のローカルブランドによる補完を行いながらマーケティング活動を行っております。また、RRPにおいては、Ploomブランドを中心に展開しております。(注)当社グループのブランドポートフォリオの中核を担う「ウィンストン」「キャメル」「メビウス」「LD」の4ブランドをGFBとしております。 ・小売価格 たばこの小売価格設定にあたっては、ブランドのポジショニング、製品価値との見合い、競合製品の価格、利益確保といった観点に加え、定価制や課税方式(従量税・従価税)等、国ごとに異なる特有の制度面からも検討を行います。小売価格変更の契機として最も代表的なものは増税です。近年、国内外問わず財政及び公衆衛生の観点からたばこ税の増税が行われております。 <販売(流通)> お客様に当社グループの商品を確実にお届けするために、当社グループは各市場の法的制約、慣行等に合わせて、自社流通や現地代理店及び流通業者の利用等、最適な流通販売ルートの確保を行っております。 また、販売チャネルに関しても、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、スーパーマーケットといったチェーン企業をはじめ、個人商店、自動販売機、オンライン等があり、その販売構成比は国ごとに異なります。当社グループは、販売チャネル状況、お客様動向及び競合動向を加味した営業体制を構築しております。〔加工食品事業〕 当社グループは、1998年より加工食品事業に参入し、それ以来、自律的な成長に加えて、M&Aや資本提携等によって事業を拡大させてきました。 2008年には日本の大手冷凍食品メーカーであった㈱加ト吉の株式を公開買付により取得してグループ会社とし、同年に当社グループの加工食品事業を㈱加ト吉に移管し、事業統合を実施するとともに、2010年に㈱加ト吉はテーブルマーク㈱と名称を変更する等、統合シナジーの追求及び一体感の更なる醸成を図りました。 当年度末現在、テーブルマーク㈱、富士食品工業㈱及びその他グループ各社が事業を担っております。テーブルマーク㈱は、日本を中心に、冷凍うどん、パックごはん、冷凍お好み焼を中心とした冷食・常温事業を展開しております。富士食品工業㈱は、酵母エキス調味料、昆布・カツオ等の抽出エキス調味料、組立型調味料、オイスターソース等の調味料を主力とした調味料事業を展開しております。 当社グループの主要な製品には、冷凍麺の「カトキチさぬきうどん」、パックごはん「国産こしひかり」、酵母エキス調味料「バーテックス」等があります。 <研究開発> 消費者のニーズや嗜好にあった革新的な製品の開発に注力しており、多様化するお客様ニーズに対応するため、当社グループが保有する独自技術を活かした、付加価値ある製品の開発に取組んでおります。 具体的には、当社グループ独自の発酵・製パン・冷凍技術を活かして、焼きたての味と食感を維持・再現した、家庭で手軽に焼きたての味が楽しめる焼成冷凍パンを開発しました。また、冷凍麺ではうどんの新製法「丹念仕込み『綾・熟成法』」を開発し、これにより、うどんの高品位・高付加価値化を実現することが可能となりました。 <調達> 安全な食品づくりは、安全で高品質な原料の調達から始まります。当社グループでは、原料の選定にあたり、サプライヤーから提出される品質規格保証書の内容確認だけではなく、主要な原料については、残留農薬等のモニタリング検査や原料工場の定期的な監査を食品衛生法等関連法規の適法性はもとより、当社グループ独自で定めている基準により実施しております。 更に、海外から調達する原材料において、原料農場の土壌や水質の検査、栽培状況の確認、農薬の管理状態のチェック、飼育場や養殖場の点検等、原材料の生産現場から安全性を確認する体制を構築しております。 <製造> 当社グループでは、日本で16の工場、海外で6つの工場を運営しており、また、国内外の委託工場に当社グループの加工食品の製造を外部委託しております。2020年度より稼働した1工場(注)を除き、国内外の自社グループ工場と生産委託を行っているすべての冷凍食品工場においては、ISO22000又はFSSC22000を取得しております。ISO22000及びFSSC22000では、HACCPの考え方による科学的な裏付けをもった衛生管理や重要管理点をコントロールするためのルールを定め、その管理手法に基づいた継続的な改善を行います。(注)当該工場についても、現在ISO22000及びFSSC22000の取得を進めております。 <マーケティング> お客様視点での市場分析と当社グループが保有する技術を組み合わせることにより、新たな付加価値を持った製品提案を行い、市場の拡大を目指しております。また、効果的な販売促進施策によるお客様の製品認知度の向上に努めております。 <販売及び流通> 収益力強化に向けて、営業部門組織体制の最適化に取組むとともに、量販店、コンビニエンスストア等への積極的なアプローチによる取扱い品目の拡大や優位な陳列場所の確保に取組んでおります。 <食の安全> お客様に安全な製品を、安心して召し上がっていただくために、東京及び中国(青島)に品質管理センターを設置しており、製品の企画・開発段階からの使用原材料の検査・監査を実施するとともに、工場での生産時・出荷前の検査並びに
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している主要な事項には、以下のようなものがあります。当該事項は、当社グループの経営目標及び事業戦略の達成に対して重大な影響を及ぼす事象の他、積極的な情報開示の観点から、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる事項も含んでおります。ただし、以下に記載したリスクは当社グループに関するすべてのリスクを網羅したものではなく、記載されたリスク以外のリスクも存在します。かかるリスク要因のいずれによっても、投資家の判断に影響を及ぼす可能性があります。また、本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、別段の表示が無い限り、当該事項は提出日現在において判断したものです。なお、2025年5月、医薬事業の承継及び鳥居薬品株式会社の株式の譲渡に関する合意書を塩野義製薬株式会社と締結いたしました。その後、2025年9月に当社が保有する鳥居薬品株式会社の全株式を譲渡、2025年12月に医薬事業を譲渡しております。 <リスクマネジメント体制>当社グループではJTグループの中長期に亘る持続的な利益成長と企業価値の向上に寄与し、JTグループの透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を行う仕組みを充実させるため、グループ全体を対象に統合型リスク管理(ERM: Enterprise Risk Management)を導入しています。当社グループに影響を及ぼす可能性があるリスクを特定し、影響度と可能性の双方の観点で評価することで、優先して対応すべき重要リスクを選定し、対応計画の策定、モニタリングを実施しています。ERM推進にあたり、社長を責任者とし、副社長、社長に指名されたERM担当執行役員(コーポレートガバナンス担当常務執行役員)を加えて議論を実施する体制を取っています。また、各事業においてもたばこ・加工食品事業の部門長を責任者としたERMを実施しており、その内容をERM担当執行役員に報告しています。このように事業のリスク状況を監督するERM担当執行役員を議論メンバーに加えることによりグループ網羅的な重要リスク選定を可能にしています。社長、副社長、ERM担当執行役員による議論で選定された重要リスクは社長に指名された対応責任者(各事業部門長及びコーポレート担当執行役員)のもと対応計画の策定、モニタリングが行われ、その結果は社長、副社長、ERM担当執行役員に報告されます。これら一連の取組状況は取締役会に少なくとも年に1回報告されます。当社グループは、リスクを適切に管理することにより、事業成長の機会を適切に捉え、戦略的な事業展開に繋げております。なお、当社グループの事業に関してリスク要因となると考えられる事項には、以下のようなものがあります。 (1)当社グループの事業及び収益構造並びに経営方針に係るリスク ① 連結売上収益に占める主要市場のたばこ売上収益の重要性について当社グループは、130以上の国と地域で製品を販売しており、その中でも日本、ロシア、英国等の主要市場におけるたばこの売上収益は、当社グループの売上収益に大きく貢献しております。したがって、たばこ需要の減少や増税、規制等、たばこ事業を取り巻く環境に存在する様々なリスクの発現(たばこ事業に係るリスク詳細については下記「 (2)当社グループの事業に係るリスク たばこ事業に係るリスク」をご参照ください)、及び現地の政治・経済・社会・法制度等の変化や暴動、テロ及び戦争の発生に伴うカントリーリスクの相対的な高まりにより、主要市場が何らかの悪影響を受けた場合は、たばこ事業の収益の悪化等、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、製品ポートフォリオの最適化、営業力の強化・効果的な販売促進施策の実行等により、主要市場のたばこ売上収益の維持・成長を図っています。また、主要市場に限ることなく、更なるグローバル事業基盤の強化を図ることで、特定の主要市場にのみ依存せず持続的に利益創出が可能な複数市場を確保するよう努めております。 ② 事業拡大について当社グループは、RJRナビスコ社の米国外たばこ事業の取得(1999年、買収額約78億ドル(9,440億円、取得時の為替レートにより算出、以下同じ))、Gallaher社の買収(2007年、買収額約75億ポンド(1兆7,200億円))、㈱加ト吉(現:テーブルマーク㈱)の買収(2008年、買収額約1,090億円)、Natural American Spiritの米国外たばこ事業の取得(2016年、買収額約50億ドル(5,914億円))、Vector社の買収(2024年、買収額約24億ドル(約3,446億円))をはじめとして、事業の拡大に向け、積極的に外部の経営資源を獲得してまいりました。当社グループは、事業の拡大のために、他企業の買収、他企業への出資、他企業との提携及び協力体制構築等の検討を行い、その結果、将来の当社グループの業績に貢献すると判断した場合には、これらを実行する可能性があります。しかしながら、異なる地理的又は文化的背景により営業、人員、技術及び組織の統合ができない場合、買収又は提携した事業における製品に対する継続的な需要を維持し又はかかる製品を製造販売することができない場合、現在行われている事業を継続することができない場合、買収した事業における優秀な人財を保持し又は従業員の士気を維持することができない場合、当社グループの内部統制体制を買収した事業に適用することができない場合、効果的なブランド及び製品ポートフォリオを構築することができない場合、異なる製品ラインにおける販売及び市場戦略の連携ができない場合、並びに現在行われている事業から経営者の注意が分散される場合等により、当社グループの期待する成果が得られない場合、又は、想定しなかった重大な問題点が買収後に発見された場合等には、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは、買収に伴い、相当額ののれん及び無形資産を連結財政状態計算書に計上しており、当年度末現在、のれん及び無形資産の金額はそれぞれ、連結総資産の34.7%(2兆9,231億円)及び4.7%(3,957億円)を占めております。当社グループは、当該のれん及び無形資産につきまして、それぞれの事業価値及び事業統合による将来のシナジー効果が発揮された結果得られる将来の収益力を適切に反映したものと考えておりますが、事業環境や競合状況の変化等により期待する成果が得られないと判断された場合、又は適用される割引率が高くなった場合等は、減損損失が発生し、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、事業の拡大のために他企業の買収、他企業への出資、他企業との提携及び協力体制構築等を行う際、適時適切に外部知見・評価を活用し、関係する経営幹部で買収価格・契約条件等の適切性を審議の上、取締役会等で意思決定を行っています。また買収に関して、買収後は、買収先の事業運営状況を各事業経営計画に盛り込み、定期的にモニタリングし、シナジー最大化の実現に向けたフォローアップや減損兆候の把握等の対応を行っています。なお、当社グループにおける加工食品事業は、当社グループの中長期に亘る持続的な利益成長を補完する役割として、将来においても安定的かつ更なる利益貢献をするものと考えており、引き続き投資を行う予定ですが、かかる投資が期待されるリターンをもたらすという保証はありません。 ③ 外国為替・金利の変動による影響について当社は円表示で連結財務諸表を作成しておりますが、海外の当社グループ会社はロシアルーブル、ユーロ、英国ポンド、台湾ドル、米国ドル、スイスフラン等日本円以外の外国通貨で財務諸表を作成しております。したがって、海外の当社グループ会社の業績、資産及び負債は、当社の連結財務諸表の作成時において日本円に換算され、円表示で当社の連結財務諸表に記載されることになるため、当該当社グループ会社が決算に使用する外国通貨の日本円に対する為替の変動による影響を受けることになります。当社グループにおいては、その売上収益及び調整後営業利益の過半を海外が占めており、為替の変動が連結財務諸表に重大な影響を与える可能性があります。また、当社が外貨建てで株式等を取得した海外の当社グループ会社について、清算、売却又は重大な価値の減額等の事由が発生した場合、当社の連結財務諸表において当該会社に対する投資の損益が計上され、かかる損益は当該株式等の取得に使用した外国通貨と日本円の間の為替変動の影響を受けます。また、当社グループの国際取引の大部分は外国為替の影響を受けます。例えば、当社グループは、たばこ事業において、外国産葉たばこを使用しておりますが、外国産葉たばこの相当程度を米国ドル建てで調達する一方、製造たばこを各国の現地通貨建てで販売しております。したがって、当該現地通貨に対して米国ドルが高くなった場合には、当社グループの利益率に悪影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは銀行預金や国債等の金融資産及び銀行借入金や社債等の金融負債を保有しております。これらの資産及び負債に係る金利の変動は、受取利息及び支払利息の増減、あるいは金融資産及び金融負債の価値に影響を与え、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、為替相場・金利水準の変動により当社グルー
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営者の視点による経営成績等の状況に関する主な注記は以下のとおりです。本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、別段の表示が無い限り、当該事項は提出日現在において判断したものです。 (非GAAP指標について)当社グループは、当社が適用する会計基準であるIFRS会計基準において定義されていない非GAAP指標を追加的に開示しております。非GAAP指標は、当社グループが中長期的に持続的な成長を目指す上で、各事業運営の業績を把握するために経営管理にも利用している指標であり、財務諸表の利用者が当社グループの業績を評価する上でも、有用な情報であると考えております。 調整後営業利益営業利益(損失)から買収に伴い生じた無形資産に係る償却費、調整項目(収益及び費用)を除いた調整後営業利益を開示しております。調整項目(収益及び費用)はのれんの減損損失、リストラクチャリング収益及び費用等です。また、為替一定ベースの調整後営業利益の成長率も追加的に開示しております。当社グループは、為替一定ベースの調整後営業利益の成長率における、中長期に亘る年平均mid to high single digit成長を全社利益目標としており、その達成を目指してまいります。 為替一定ベース為替一定ベースとは、たばこ事業における当期の自社たばこ製品売上収益又は調整後営業利益から、前年同期の為替レートを用いて換算・算出した為替影響を除いた指標です。為替一定ベースの実績は、一定の方法を用いて算出した一部市場のインフレに伴う売上又は利益の増加分を除いております。 core revenue 自社たばこ製品売上収益、加工食品事業・その他の売上収益の合計です。 自社たばこ製品売上収益 たばこ事業においては、自社たばこ製品に係る売上収益を開示しております。自社たばこ製品売上収益には、物流事業及び製造受託等に係る売上収益は含まれておりません。 (超インフレの調整について)当社グループは、超インフレ経済下にある子会社の財務諸表について、IAS第29号「超インフレ経済下における財務報告」に定められる要件に従い、会計上の調整を加えております。 (継続事業及び非継続事業について)当社グループは、当年度において、医薬事業を非継続事業に分類しております。したがって、経営成績については継続事業の金額を表示しており、前年度の実績についても、同様に組み替えて表示しております。これにより、非継続事業からの利益又は損失は、「非継続事業からの当期利益(親会社所有者帰属)」として、継続事業と区分して表示しております。 (RRPについて)RRPは、加熱式たばこ及びE-Vapor等、喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品(Reduced-Risk Products, RRP)を指しております。加熱式たばこは、ニコチンを含むスティックをデバイスを用いて直接加熱して愉しむ製品です。一方、E-Vaporは、たばこ葉を使用せず、装置内若しくは専用カートリッジ内のリキッド(液体)を電気加熱させ、発生するベイパー(蒸気)を愉しむ製品です。 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容は以下のとおりです。 (1)経営成績の状況 ① 全社実績(単位:億円) 2024年12月期2025年12月期増減率売上収益30,56734,67713.4%調整後営業利益7,4269,02221.5%営業利益(注)3,1428,670175.9%継続事業からの当期利益(注)(親会社所有者帰属)1,7274,991188.9%非継続事業からの当期利益(親会社所有者帰属)6511170.8%当期利益(親会社所有者帰属)1,7925,102184.6%(注)2024年12月期において、カナダにおける訴訟の和解に伴う訴訟損失引当金(3,756億円)を、営業費用として計上しております。当該影響及び2025年12月期における当該案件の負債再測定影響、並びに2025年12月期に計上した一過性の損失であるスーダン子会社の清算に伴うのれんの除却損を除いた場合、継続事業からの営業利益及び当期利益は、それぞれ前年度比22.4%増、6.9%増となります。 <売上収益>売上収益は、たばこ事業及び加工食品事業での増収により、前年度比13.4%増の3兆4,677億円となりました。為替一定ベースのcore revenueは、前年度比13.9%増となりました。 <調整後営業利益>為替一定ベースの調整後営業利益は、たばこ事業及び加工食品事業における増益により、前年度比24.9%増となりました。為替影響を含めた調整後営業利益は、主に新興国通貨が円に対して減価した影響がネガティブに発現し、前年度比21.5%増の9,022億円となりました。 <営業利益>営業利益は、たばこ事業におけるカナダにおける訴訟の和解に伴う訴訟損失引当金計上影響の剥落に加え、調整後営業利益の増加により、前年度比175.9%増の8,670億円となりました。 <親会社の所有者に帰属する当期利益>親会社の所有者に帰属する当期利益は、営業利益の増加が、金融損益の悪化及び法人所得税費用の増加を上回り、前年度比184.6%増の5,102億円となりました。 ② セグメント別実績〔たばこ事業〕(単位:億本、億円)たばこ事業2024年12月期2025年12月期増減率総販売数量5,6535,7782.2% Combustibles販売数量(注1)5,5445,6381.7% RRP販売数量(注2)10914028.0%自社たばこ製品売上収益27,78631,84414.6%調整後営業利益7,9189,52220.3% <総販売数量>(注3)(注4)総販売数量は、Combustiblesにおける市場シェアの継続的な伸長、米国Vector Group Ltd.の買収効果に加え、RRP販売数量の大幅な成長により、前年度比2.2%増加しました。ネガティブな流通在庫調整影響を除いた場合、総販売数量は前年度比2.6%増加しました。EMAにおける力強い成長及びAsiaでの底堅い販売数量が、Western Europeでの複数市場における総需要減少影響を上回りました。Combustibles販売数量は、Winston(前年度比+4.9%)及びCamel(同+4.3%)が牽引したGFB販売数量の増加(同+2.8%)により、前年度比1.7%増加しました。RRP販売数量は、日本が牽引したPloom販売数量の伸長(前年度比+38.6%)により、前年度比28.0%増加しました。市場シェアは、主要市場であるイタリア・ルーマニア・スペイン・台湾・トルコ・英国・米国を含む、約50市場において伸長しました。なお、当年度における製造委託を含めたCombustibles及びRRPを合わせた製造数量は、前年度に対し209億本増加し、5,704億本(前年度比3.8%増)となりました。 <自社たばこ製品売上収益及び調整後営業利益>自社たばこ製品売上収益は、全クラスターにおいて発現したポジティブな単価差/Mix影響に加え、米国Vector Group Ltd.の買収効果を含むポジティブな数量差影響により、前年度比14.6%増となりました。調整後営業利益は、コスト通貨高及び一部新興国での通貨安を主因とするネガティブな為替影響があるものの、自社たばこ製品売上収益の力強い成長が、RRPへの投資強化及びインフレに伴うコストの増加を上回り、前年度比20.3%増となりました。RRP関連売上収益(注2)は、Heated Productsの貢献により、前年度比23.9%増の1,225億円となりました。為替一定ベースの自社たばこ製品売上収益及び調整後営業利益は、それぞれ前年度比14.6%増、23.5%増となりました。 (注1)製造受託/RRPを除く燃焼性のたばこ製品。(注2)RRP販売数量にはデバイス・関連アクセサリー等は含まれておりませんが、RRP関連売上収益にはデバイス・関連アクセサリー等に係る売上収益が含まれております。(注3)総需要及び市場シェアは当社推計です。(注4)たばこ事業セグメントについては、3つのクラスター(Asia、Western Europe、EMA)に区分けしております。Asiaは日本を含むアジア全域、Western Europeは西欧地域、EMAはアフリカ、中近東、東欧、トルコ、南北アメリカ大陸及びすべてのGlobal Travel Retail(免税市場)を含んでおります。Asiaには台湾、日本、フィリピン等、Western Europeにはイタリア、英国、スペイン等、EMAにはトルコ、米国、ルーマニア、ロシア等を含んでおります。詳細は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 6.事業セグメント (2)セグメント収益及び業績」をご参照ください。 〔加工食品事業〕(単位:億円)加工食品事業2024年12月期2025年12月期増減率売上収益1,5721,5951.5%調整後営業利益81866.4% <売上収益及び調整後営業利益>売上収益は、冷食・常温事業における価格改定効果により、前年度比1.5%増となりました。調整後営業利益は、売上収益の増収が原材料費の高騰等を上回り、前年度比6.4%増となりました。 (2)財政状態及びキャッシュ・フローの状況 ① 財政状態の状況〔資産〕当連結会計年度の資産合計は、前連結会計年度末に比べ485億円増加し、8兆4,1
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、別段の表示が無い限り、当該事項は提出日現在において判断したものです。 (1)経営理念 当社グループの経営理念は、「4Sモデル」の追求です。これは「お客様を中心として、株主、従業員、社会の4者に対する責任を高い次元でバランスよく果たし、4者の満足度を高めていく」という考え方です。 当社グループは、「4Sモデル」の追求を通じ、中長期に亘る持続的な利益成長の実現を目指しています。持続的な利益成長のためには、お客様に新たな価値・満足を提供し続けることが前提となることから、中長期的な視点に基づき、将来の利益成長に向けた事業投資を着実に実施していくことが肝要と考えております。 この「4Sモデル」を追求していくことが、中長期に亘る企業価値の継続的な向上につながると考えており、株主を含む4者のステークホルダーにとって共通利益となるベストなアプローチであると確信しております。 (2)JT Group Purpose自然・社会・個人の様々なスケールで非連続な変化が起こり、事業環境の不確実性・複雑性がますます高まって いる状況下において、当社グループが持続的な存在であるための方向性を明確にするものとして、JT Group Purposeを策定しております。具体的には、当社グループが未来において社会から求められ、かつ、長期に亘り価値を発揮し続けていくべき領域を「心の豊かさ」であると同定し、この領域を任され、貢献し続けていきたいとの考えから「心の豊かさを、もっと。」をJT Group Purposeとしています。加えて、JT Group Purposeの実現に向けて、各事業においてもこれを踏まえた事業Purposeを策定しております。事業戦略の遂行及び行動指針の実践を通じて、成果を創出し、実績を積み上げていくことにより、JT Group Purposeの実現を目指します。時代や人により、多様で、変化していく「心の豊かさ」の領域を、今後も社会から任され、貢献できる存在であり続けるため、当社グループは絶えず進化してまいります。 <JT Group Purpose> <事業Purpose>たばこ事業:Creating fulfilling moments. Creating a better future.加工食品事業:食事をうれしく、食卓をたのしく。 (3)経営資源配分方針 当社グループの中長期の経営資源配分は、「4Sモデル」及びJT Group Purposeに基づき、中長期に亘る持続的な利益成長につながる事業投資(注)を最優先とし、同時に事業投資による利益成長と株主還元のバランスを重視する方針です。 当社グループは、たばこ事業を利益成長の中核かつ牽引役と位置付け、たばこ事業の持続的な利益成長に向けた事業投資を最重要視します。一方、加工食品事業は全社利益成長を補完すべく、必要な投資を実行していきます。(注)たばこ事業の成長投資を最重要視し、お客様・社会への新たな価値・満足の継続的な提供を通じて、質の高い トップライン成長を実現することで、為替一定調整後営業利益の成長を目指す (4)全社利益目標及び株主還元方針 当社グループは、経営理念及び経営資源配分方針を踏まえ、全社利益目標及び株主還元の中長期の方向性を「経営計画2026」において設定しています。 「経営計画2026」においては、「利益成長の中核かつ牽引役」と位置付けるたばこ事業がドライバーとなり、期間中における為替一定ベースの調整後営業利益の成長率は、年平均high single digitを見込んでおります。なお、中長期に亘っては、年平均mid to high single digit成長を目指してまいります。 株主還元方針については、「4Sモデル」及びJT Group Purposeに基づく経営資源配分方針で掲げる「中長期に亘る持続的な利益成長に繋がる事業投資を最優先」と「事業投資による利益成長と株主還元のバランスを重視」という観点から、以下のとおりとしています。・強固な財務基盤(注1)を維持しつつ、中長期の利益成長を実現することにより株主還元の向上を目指す・資本市場における競争力ある水準(注2)として、配当性向75%を目安(注3)とする・自己株式の取得は、当該年度における財務状況及び中期的な資金需要等を踏まえて実施の是非を検討(注1)経済危機等に備えた堅牢性、及び機動的な事業投資等への柔軟性を担保(注2)ステークホルダーモデルを掲げ、高い事業成長を実現しているグローバルFMCG(Fast Moving Consumer Goods)企業群の還元動向をモニタリング(注3)±5%程度の範囲内で判断(注4)将来に関する記述は、様々なリスクや不確実性に晒されており、実際の業績は、将来に関する記述における見込みと異なる場合があります。当社グループに関するリスク詳細については「第2 事業の状況 3.事業等のリスク」をご参照ください。 (5)経営環境及び全社利益目標達成に向けた基本戦略ⅰ経営環境 当社グループ経営を取り巻く経営環境は、地政学リスクの顕在化に伴う世界経済への影響や一部市場における事業継続懸念・ハイパーインフレーション、為替変動リスクやインフレ・金利動向をはじめとする各国マクロ経済の動向等、不確実性を増していると認識しております。こうした不透明な経営環境を乗り越え、適切にグローバルビジネスを運営し、持続的な利益成長を実現するためには、「変化への対応力」が必要であると考えております。これは、不確実性に対処すべく、計画策定時において想定の範囲を拡げるとともに、それでも起こりうる想定を超える変化・出来事に対して、素早く・柔軟に対応する能力を指しており、この変化への対応における巧拙とスピード感は、引き続き企業の競争力を決定する重要なファクターになると考えております。 当社グループは、不確実性を増す経営環境を見極め、スピード感を持って競争力を強化すべく、期間を3年間とした経営計画を1年ごとにローリングを行う方式で策定しております。 ⅱ基本戦略 当社グループは目標達成に向けた基本戦略として「質の高いトップライン成長」「コスト競争力の更なる強化」「基盤強化の推進」を掲げており、それぞれ選択と集中の考え方を通じて実行していきます。 中でも「質の高いトップライン成長」を最重要視しており、以下各事業の基本戦略の中で述べるブランドやカテゴリといった注力分野にリソースを集中し、商品・サービスの付加価値を向上させていきます。 「コスト競争力の更なる強化」については、事業コスト、コーポレートコストの双方においてその最適化を進め、品質の維持・向上との両立を図りながらスピーディーかつ効率的な事業運営体制を構築し、利益率の改善及びキャッシュ・フロー創出力の強化を目指していきます。加えて、事業継続能力の向上を図るとともに、コスト競争力の強化を目指していきます。 「基盤強化の推進」にあたっては、前例にとらわれることなく、変化する環境を適切にとらえ、常に挑戦する姿勢を持ち続けることが重要です。このような観点に基づき、不断の改善に取組んでいきます。加えて100以上の国籍を持つ社員が働く当社グループ人財の多様性を活用し、コラボレーションを推進することにより、シナジーを最大化していきます。また、すべての企業活動及び成果は人財によって生み出されていることを強く認識しており、人財育成についても一層強化していきます。 (6)セグメントごとの経営環境及び基本戦略[たばこ事業] たばこ事業は、当社グループ利益成長の中核かつ牽引役であり、為替一定ベースの調整後営業利益の成長率について、「中長期に亘って年平均mid to high single digit成長」を目指します。 ⅰ経営環境 世界のたばこ市場では多様な製品が展開されておりますが、CombustiblesとReduced-Risk Products(RRP)の2つのカテゴリに大別できます。 Combustiblesには、紙巻たばこ、Fine Cut Tobacco(FCT)、パイプ、シガー、水たばこなどが含まれます。紙巻たばこは、あらかじめ紙でたばこ葉を巻いた製品である一方、FCTはお客様自身が巻紙を用いて葉たばこを手巻きする製品です。世界のCombustibles総需要は年間約5.3兆本(注1)、金額ベースの市場規模は約8,000億米ドル(注1)に達しています。世界最大の市場は中国であり、世界のCombustibles総需要の40%超を占め、インドネシア、ロシア、米国、トルコ、エジプトが続きます。 Combustibles市場は、成熟市場と新興市場とで異なる特徴を有しており、成熟市場においては、経済成長が限定的であることや、増税及び規制の強化、人口構造の変化等の様々な要因によって、Combustibles総需要は減少傾向にあります。また、お客様の需要がより低い価格帯の商品へと移行する動きも複数の市場で見受けられます。一方、新興市場においては、人口の増加と経済成長に伴い、Combustibles総需要が増加傾向にある国も見られます。また、中東をはじめとする一部地域においては、経済成長と共にたばこの価格が安定的に推移していることやお客様がブランドやイメージを重視する消費傾向にあること等を背景に、中・高価格帯の商品へと移行する動きも見受けられます。 世界のCombustibles総需要は数量ベースでは減少傾向
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り) 会計上の見積りにより、当事業年度に係る財務諸表にその額を計上した項目であって、翌事業年度の財務諸 表に重要な影響を与える見積りは、以下のとおりです。 なお、昨今のロシア・ウクライナ情勢については、現時点において会計上の見積り及び見積りを伴う判断に 与える重要な影響はありません。 関係会社株式の評価 (1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額 関係会社株式 1,652,493百万円(前事業年度:1,508,834百万円) (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 当社の当事業年度末の貸借対照表において計上しております関係会社株式のうち、子会社である、 JT International Holding B.V.株式が1,527,785百万円(前事業年度:1,356,191百万円)となっておりま す。 当株式の減損処理の要否については、同社株式の帳簿価額と同社の純資産を基礎として算定された実質価 額を比較することにより行っております。加えて当社は、IFRS会計基準に準拠し連結財務諸表上実施してお ります、たばこ資金生成単位に配分されたのれんの減損テストの結果を参照し、同社株式の実質価額が著し く下落しているか否かを判断しております。(減損テストの内容については、「第5 経理の状況 1 連 結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 14.のれん及び無形資産 (3)のれんの減損テ スト」をご参照ください。) 減損テストに用いた仮定は、経営者の最善の見積りと判断により決定しておりますが、将来の不確実な経 済条件の変動の結果によって影響を受ける可能性があり、仮定の見直しが必要となった場合、翌事業年度以 降の財務諸表において認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】当社は、2025年5月7日開催の取締役会において、会社分割(簡易吸収分割)により、当社の医薬事業を塩野義製薬株式会社(以下、「塩野義製薬」)へ承継すること(以下、「本吸収分割」)に関し、塩野義製薬との間で本吸収分割に係る合意書(以下、「本吸収分割合意書」)を締結することを決議し、本吸収分割合意書を締結いたしました。また、2025年9月25日開催の取締役会において、本吸収分割に関し、本吸収分割合意書に基づき、塩野義製薬との間で吸収分割契約(以下、「本吸収分割契約」)を締結することを決議し、本吸収分割契約を締結いたしました。その後、本吸収分割は2025年12月1日に完了しております。また、当社は、2025年5月7日開催の取締役会において、塩野義製薬との間で、 ①塩野義製薬が実施する当社の連結子会社である鳥居薬品株式会社(以下、「鳥居薬品」)の普通株式(以下、「鳥居薬品株式」)に対する公開買付け(以下、「本公開買付け」)に、当社が所有する鳥居薬品株式のすべてを応募しないこと、 ②本公開買付け成立後に、鳥居薬品の株主を当社及び塩野義製薬のみとするための手続(鳥居薬品株式の併合を含む)を実施すること、並びに ③鳥居薬品が実施する自己株式取得により、当社が所有する鳥居薬品株式を鳥居薬品に譲渡すること(以下、「本株式譲渡」)等に関する公開買付けに係る合意書(以下、「本公開買付け合意書」)を締結することを決議し、本公開買付け合意書を締結いたしました。その後、本株式譲渡は2025年9月1日に完了しております。当社グループがこれまで培ってきた創薬力を更に発展させ、医薬品をより多くの患者様に届けるためには、当社の医薬事業と鳥居薬品について双方の価値を見出し、かつ新薬創出に重点を置く製薬企業である塩野義製薬の下で事業展開を行うことが最善の選択と判断いたしました。なお、本吸収分割及び本株式譲渡による譲渡価額は、42,811百万円です。詳細については「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 39.事業譲渡」をご参照ください。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】 当年度の株主還元方針については、「4Sモデル」及びJT Group Purposeに基づく経営資源配分方針で掲げる「中長期に亘る持続的な利益成長に繋がる事業投資を最優先」と「事業投資による利益成長と株主還元のバランスを重視」という観点から、以下のとおりとしています。・強固な財務基盤(注1)を維持しつつ、中長期の利益成長を実現することにより株主還元の向上を目指す・資本市場における競争力ある水準(注2)として、配当性向75%を目安(注3)とする・自己株式の取得は、当該年度における財務状況及び中期的な資金需要等を踏まえて実施の是非を検討(注1)経済危機等に備えた堅牢性、及び機動的な事業投資等への柔軟性を担保(注2)ステークホルダーモデルを掲げ、高い事業成長を実現しているグローバルFMCG(Fast Moving Consumer Goods)企業群の還元動向をモニタリング(注3)±5%程度の範囲内で判断 当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており、これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会です。なお、当社は、取締役会の決議によって、毎年6月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。当年度の期末配当につきましては、たばこ事業を中心とした力強い事業モメンタムに基づき、第3四半期累計期間における連結業績を踏まえた修正見込で公表した、1株当たり130円を維持して決議する予定です。したがいまして、年間では中間配当104円を含め、1株当たり234円(注4)となる予定です。また、内部留保資金につきましては、その使途として、足許及び将来の事業投資、外部資源の獲得、自己株式の取得等に備えることとしております。なお、第41期の剰余金の配当は以下のとおりです。 決議年月日配当金の総額(百万円)(注5)1株当たり配当額(円)2025年7月31日184,683104.00取締役会決議2026年3月25日230,854130.00定時株主総会決議(予定)(注4)2025年3月、当社グループのカナダ子会社であるJTI-Macdonald Corp.を含むたばこ会社に対する喫煙と健康に関する訴訟に関連して、集団訴訟原告を含む各債権者との間で包括的和解に合意することを目的とした再生計画案がオンタリオ州上級裁判所によって承認されました(以下、カナダにおける訴訟の和解)。当年度の期末配当金については、カナダにおける訴訟の和解に伴う負債再測定影響に係る調整及び、一過性の損失であるスーダン子会社の清算に伴うのれんの除却損の影響を除く調整を実施した後の継続事業からの当期利益(4,886億円)を基に算定しております。(注5)上記中間配当及び期末配当による配当金の総額には、株式交付信託が所有する当社株式に対する配当金がそれぞれ42百万円、54百万円含まれております。
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100XSSA)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E00492)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

日本たばこ産業株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
2914です。上場市場は東証プライム、業種は食料品。
2914(日本たばこ産業株式会社)のEDINETコードは?
E00492です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
2914(日本たばこ産業株式会社)の代表者は誰ですか?
代表取締役副社長 中野 恵です(有価証券報告書の表紙記載)。
2914(日本たばこ産業株式会社)の本社所在地は?
東京都港区虎ノ門四丁目1番1号です。
2914(日本たばこ産業株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
有限責任監査法人トーマツです。
2914(日本たばこ産業株式会社)の筆頭株主は?
財務大臣で、保有比率は約37.5%です(2025-12-31基準)。
2914(日本たばこ産業株式会社)の発行済株式数は?
有報(2025-12-31基準)で2,000,000,000株です(発行済株式総数)。うち自己株が224,199,500株、市場で流通する浮動株は732,154,250株です。
2914(日本たばこ産業株式会社)の株主数は?
2025-12-31基準で912,124名です。上位10名で58.8%を保有します、浮動株比率は41.2%。
2914(日本たばこ産業株式会社)の決算期は?
12月期です(上場市場は東証プライム)。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E00492)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。