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E・Jホールディングス株式会社
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ROIC130位
13.7%
投下資本利益率
ROE(実績)229位
9.6%
有報 報告値
営業利益率118位
10.5%
営業益 44.8億
自己資本比率147位
65.5%
EPS(実績)
204.1
25/05期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型

解析準備中。

✓ 実質キャッシュ超過128.0億(価格未投入)✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均0.91x)

実質キャッシュ超過128.0億(価格未投入)。時価総額比は株価入力後に確定(DEC-008 価格入力型)

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均0.91x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(25/05期・単年)

損益(PL)
売上高
427.1
前年比 +14.8%
営業利益
44.8
前年比 +3.1%
経常利益
46.3
前年比 +0.8%
純利益
32.0
前年比 +5.6%
財政状態(BS)
総資産
520.1
前年比 +25.6%
純資産
340.5
前年比 +4.5%
現金
202.4
前年比 +12.8%
有利子負債
74.4
前年比 +999%超
キャッシュフロー(CF)
営業CF
41.4
前年比 +4.9%
投資CF
-79.1
財務CF
59.4
黒字転換
フリーCF
31.4
前年比 -8.5%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標21/0522/0523/0524/0525/05
売上高(百万)34,33436,66837,50937,20742,705
営業利益(百万)4,3484,481
経常利益(百万)4,0544,7064,6244,5974,633
純利益(百万)2,7843,1213,0513,0323,203
EPS(円)187.5197.5195.3193.6204.1
1株配当(円)35.043.050.055.067.0
営業利益率(%)11.710.5
ROE(%)12.211.810.69.79.6
自己資本比率(%)68.070.276.278.765.5

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標21/0522/0523/0524/0525/05
総資産(百万)37,51339,24039,19441,42352,011
純資産(百万)25,49727,54429,86932,59234,053
流動資産(百万)28,15133,829
流動負債(百万)8,08410,057
現金(百万)17,88817,02315,99417,93520,237
有利子負債(百万)1937,439
ネットキャッシュ(百万)17,74212,798
BPS(円)1,601.11,763.51,910.62,078.02,167.7
自己資本比率(%)68.070.276.278.765.5
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー21/0522/0523/0524/0525/05
営業CF(百万)3,3979561,3823,9404,135
投資CF(百万)-752-505-1,487-941-7,909
財務CF(百万)1,631-1,315-924-1,0585,944
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億200億400億600億 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ 売上高 343億 ・ 純利益 28億22/05 ・ 売上高 367億 ・ 純利益 31億23/05 ・ 売上高 375億 ・ 純利益 31億24/05 ・ 売上高 372億 ・ 純利益 30億25/05 ・ 売上高 427億 ・ 純利益 32億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%10%20%30%40% 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 8.1%22/05 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 8.5%23/05 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 8.1%24/05 ・ 粗利率 33.5% ・ 営業利益率 11.7% ・ 純利益率 8.1%25/05 ・ 粗利率 33.4% ・ 営業利益率 10.5% ・ 純利益率 7.5%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%5%10%15%20% 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ ROE 12.2% ・ ROA 7.4% ・ ROIC —22/05 ・ ROE 11.8% ・ ROA 8.0% ・ ROIC —23/05 ・ ROE 10.6% ・ ROA 7.8% ・ ROIC —24/05 ・ ROE 9.7% ・ ROA 7.3% ・ ROIC 19.4%25/05 ・ ROE 9.6% ・ ROA 6.2% ・ ROIC 13.7%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-100億-50億0億50億100億 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ 営業CF 34億 ・ 投資CF -8億 ・ 財務CF 16億22/05 ・ 営業CF 10億 ・ 投資CF -5億 ・ 財務CF -13億23/05 ・ 営業CF 14億 ・ 投資CF -15億 ・ 財務CF -9億24/05 ・ 営業CF 39億 ・ 投資CF -9億 ・ 財務CF -11億25/05 ・ 営業CF 41億 ・ 投資CF -79億 ・ 財務CF 59億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
0億10億20億30億40億 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ フリーCF —22/05 ・ フリーCF —23/05 ・ フリーCF —24/05 ・ フリーCF 34億25/05 ・ フリーCF 31億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億5億10億 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —22/05 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —23/05 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —24/05 ・ 設備投資 5億 ・ 減価償却 6億25/05 ・ 設備投資 10億 ・ 減価償却 9億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
0倍0.5倍1倍1.5倍 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ 営業CF/純利益 1.22倍22/05 ・ 営業CF/純利益 0.31倍23/05 ・ 営業CF/純利益 0.45倍24/05 ・ 営業CF/純利益 1.30倍25/05 ・ 営業CF/純利益 1.29倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円100円200円300円 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ EPS ¥18722/05 ・ EPS ¥19723/05 ・ EPS ¥19524/05 ・ EPS ¥19425/05 ・ EPS ¥204
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円20円40円60円80円0%10%20%30%40% 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ 1株配当 ¥35 ・ 配当性向 18.7%22/05 ・ 1株配当 ¥43 ・ 配当性向 21.8%23/05 ・ 1株配当 ¥50 ・ 配当性向 25.6%24/05 ・ 1株配当 ¥55 ・ 配当性向 28.4%25/05 ・ 1株配当 ¥67 ・ 配当性向 32.8%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億200億400億600億 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ 総資産 375億 ・ 純資産 255億22/05 ・ 総資産 392億 ・ 純資産 275億23/05 ・ 総資産 392億 ・ 純資産 299億24/05 ・ 総資産 414億 ・ 純資産 326億25/05 ・ 総資産 520億 ・ 純資産 341億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円1,000円2,000円3,000円0%20%40%60%80% 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ BPS ¥1,601 ・ 自己資本比率 68.0%22/05 ・ BPS ¥1,763 ・ 自己資本比率 70.2%23/05 ・ BPS ¥1,911 ・ 自己資本比率 76.2%24/05 ・ BPS ¥2,078 ・ 自己資本比率 78.7%25/05 ・ BPS ¥2,168 ・ 自己資本比率 65.5%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億100億200億300億400億0%100%200%300%400% 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —22/05 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —23/05 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —24/05 ・ 流動資産 282億 ・ 流動負債 81億 ・ 流動比率 348.2%25/05 ・ 流動資産 338億 ・ 流動負債 101億 ・ 流動比率 336.4%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
固定資産・固定負債(億円)
0億50億100億150億200億0%20%40%60% 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ 固定資産 — ・ 固定負債 — ・ 固定比率 —22/05 ・ 固定資産 — ・ 固定負債 — ・ 固定比率 —23/05 ・ 固定資産 — ・ 固定負債 — ・ 固定比率 —24/05 ・ 固定資産 133億 ・ 固定負債 7億 ・ 固定比率 40.7%25/05 ・ 固定資産 182億 ・ 固定負債 79億 ・ 固定比率 53.4%
固定資産固定負債固定比率
長期の資産と負債(固定資産=総資産−流動資産、固定負債=総負債−流動負債)。固定比率(固定資産÷自己資本)が100%以下なら長期資産を自己資本で賄えており財務は保守的。
現金・有利子負債(億円)
0億100億200億300億 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ 現金 179億 ・ 有利子負債 —22/05 ・ 現金 170億 ・ 有利子負債 —23/05 ・ 現金 160億 ・ 有利子負債 —24/05 ・ 現金 179億 ・ 有利子負債 2億25/05 ・ 現金 202億 ・ 有利子負債 74億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
0億50億100億150億200億 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ ネットキャッシュ 179億22/05 ・ ネットキャッシュ 170億23/05 ・ ネットキャッシュ 160億24/05 ・ ネットキャッシュ 177億25/05 ・ ネットキャッシュ 128億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
のれん・無形資産(億円)
0億10億20億30億40億 21/0522/0523/0524/0525/0521/05 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —22/05 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —23/05 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —24/05 ・ のれん 6億 ・ 顧客関連資産 —25/05 ・ のれん 32億 ・ 顧客関連資産 —
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標21/0522/0523/0524/0525/05
純利益率(%)8.18.58.18.27.5
ROE(%)12.211.810.69.79.6
ROA(%)7.48.07.87.36.2
総資産回転(回)0.920.930.960.900.82
営業CF率(%)9.92.63.710.69.7
営業CF/純益(倍)1.220.310.451.301.29
配当性向(%)18.721.825.628.432.8
売上 前年比(%)6.82.3-0.814.8
純資産 前年比(%)8.08.49.14.5
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

21/05
¥35.0
22/05
¥43.0
23/05
¥50.0
24/05
¥55.0
25/05
¥67.0
配当性向 32.8%・連続増配 4年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
31.4
ROIC130位
13.7%
粗利率
33.4%
アクルーアル比率
-2.0%
売上CAGR
5.6%
EPS CAGR
2.1%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
7.5%
ROA
6.2%
総資産回転
0.82
実効税率
34.9%
現金変換(CFO/営業益)
0.92
CFO/純益(平均)
0.91
累計営業CF
138.1
FCFマージン
7.3%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
1.16
BPS CAGR
7.9%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
3.36
純負債/EBITDA
-2.40
インタレストカバレッジ
77.3
債務返済年数
1.8
配当性向
32.8%
連続増配
4
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化売上成長EPS成長 50
ROIC
50
営業利益率
51
純利益率
51
粗利率
50
ROE
51
ROA
52
FCFマージン
51
自己資本比率
55
流動比率
52
純負債/EBITDA
52
アクルーアル比率
50
現金変換(営業CF/純益)
49
売上CAGR
47
EPS CAGR
48
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
31.8億
顧客関連資産
—億
無形合計 31.8億(のれん+顧客関連・純資産比 9.3%)。M&Aで積んだ無形が相応にあり、事業の趨勢が崩れると減損リスクが自己資本に効く点に留意。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
50.8%
発行済−上位10−自己株
支配株主
株式会社八雲
21.9% 保有
自己株式
0.01%
1,000株 ・簿価3.8億
大株主比率
1. 株式会社八雲21.9%
2. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.6%
3. 株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.2%
4. E・Jホールディングス社員持株会4.3%
5. 小 谷 裕 司2.5%
6. 小 谷 満 俊1.5%
7. 合同会社Y&K1.1%
8. 小 谷 浩 治1.0%
9. 株式会社山陰合同銀行1.0%
10. 日本生命保険相互会社0.9%
上位10で 49.2%・発行済 16,078,920株・自己株 1,000株・浮動株 8,165,065株・株主 12,702名。所有者別(単元): 外国人 3.6% / 機関 22.1% / 個人 49.0%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率
政策保有株式(簿価合計)312.0百万円(3銘柄)
役員報酬総額 / 役員数124.0百万円 / 12名
平均年間給与(提出会社)875万円
従業員数(連結)2,052名
監査報酬 / 非監査報酬50.0百万円 / —
平均勤続年数8.4年
女性管理職比率
従業員1人当たり売上20.8百万円
従業員1人当たり営業利益2.2百万円
政策保有株式の対純資産比91.6%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長 小 谷 裕 司
本社所在地岡山県岡山市北区津島京町三丁目1番21号
決算期5月
従業員数(連結)2,052名
EDINETコードE05706

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 25/05期末 基準・16,078,920株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当グループは、当社及び当社の関係会社24社(連結子会社14社、非連結子会社7社、関連会社2社、その他の関係会社1社)によって構成されております。当社は純粋持株会社であり、グループ経営管理を行っております。連結子会社は、官公庁の公共事業等において、企画から施工監理までを一貫して提供できる総合建設コンサルタント事業を行っております。総合建設コンサルタント事業には、企画・計画、設計、診断、マネジメント、発注者支援、補償コンサルタント等の建設コンサルタント業務と測量、地質調査等の調査業務とがあり、株式会社エイト日本技術開発は総合建設コンサルタント事業全般を行い、他の連結子会社は各社の強みとする分野を中心に事業を行っております。当連結会計年度末における、事業内容と当社及び連結子会社等の位置付けは次のとおりであります。区分及び主要事業会社名グループ全体を管理・統括する持株会社E・Jホールディングス㈱(当社)総合建設コンサルタント事業建設コンサルタント業務建設コンサルタント㈱エイト日本技術開発日本インフラマネジメント㈱㈱近代設計㈱共立エンジニヤ共立工営㈱都市開発設計㈱㈱北海道近代設計㈱アークコンサルタント㈱アイ・デベロップ・コンサルタンツ㈱二神建築事務所㈱ダイミックEJEC(Thailand) Co.,Ltd.日栄プランニング㈱㈱東京ソイルリサーチ㈱演算工房 他8社補償コンサルタント調査業務測量地質調査 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しております。これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】前連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)及び当連結会計年度(自 2024年6月1日 至 2025年5月31日)経営資源の配分の決定及び業績評価の観点から、当連結グループは総合建設コンサルタント事業のみを営んでおり、単一セグメントであるため、開示すべき事項はありません。 【関連情報】前連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)1 製品及びサービスごとの情報当連結グループは、総合建設コンサルタント事業を営んでおり、性質、生産方法及び販売市場の類似した単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 2 地域ごとの情報 (1) 売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2) 有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3 主要な顧客ごとの情報(単位:百万円) 顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名国土交通省9,089総合建設コンサルタント事業 当連結会計年度(自 2024年6月1日 至 2025年5月31日)1 製品及びサービスごとの情報当連結グループは、総合建設コンサルタント事業を営んでおり、性質、生産方法及び販売市場の類似した単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 2 地域ごとの情報 (1) 売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2) 有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3 主要な顧客ごとの情報(単位:百万円) 顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名国土交通省10,347総合建設コンサルタント事業 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)及び当連結会計年度(自 2024年6月1日 至 2025年5月31日) 当連結グループは総合建設コンサルタント事業のみを営んでおり、単一セグメントであるため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)及び当連結会計年度(自 2024年6月1日 至 2025年5月31日) 当連結グループは総合建設コンサルタント事業のみを営んでおり、単一セグメントであるため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)及び当連結会計年度(自 2024年6月1日 至 2025年5月31日) 該当事項はありません。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1 製品及びサービスごとの情報当連結グループは、総合建設コンサルタント事業を営んでおり、性質、生産方法及び販売市場の類似した単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3 主要な顧客ごとの情報(単位:百万円) 顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名国土交通省10,347総合建設コンサルタント事業
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。当連結グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当連結グループが判断したものであります。 (1)官公庁等への売上依存について当連結グループは、国土交通省等の中央省庁及び地方自治体を主要顧客としており、これらの官公庁等に対する売上依存度は85%程度と高い比率になっております。このため、当連結グループの経営成績は、今後の公共投資額の変動により影響を受ける可能性があります。このリスクに対応するため、海外や民間受注を増やすべく営業活動を実施しております。 (2)経営成績の季節的な変動について当連結グループでは、主として顧客に成果品を納品した時点で収益を認識することとしており、主要顧客である中央省庁及び地方自治体への納期が年度末に集中することから、売上高は第4四半期連結会計期間に偏重しております。これに伴い、当連結グループの利益も第4四半期連結会計期間に偏重する傾向があります。なお、前連結会計年度及び当連結会計年度の各四半期連結会計期間の売上高、営業損益は、下表のとおりであります。(単位:百万円、%) 前連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)当連結会計年度(自 2024年6月1日至 2025年5月31日) 第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期通期第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期通期売上高3,2074,6728,26321,06437,2073,0824,5108,91626,19642,705構成比8.612.622.256.6100.07.210.620.961.3100.0営業利益又は営業損失(△)△952△4747924,9824,348△1,053△7456185,6624,481 (3)災害による事業活動への影響について当連結グループの事業拠点の中には、大規模地震や水害の危険性が指摘されている地域に含まれているものがあります。当連結グループでは、このような自然災害に備えてBCP(事業継続計画)を策定し、また株式会社エイト日本技術開発においては、内閣府が推進する「国土強靭化貢献団体」の認証(レジリエンス認証)を受けるなど防災管理体制を強化しておりますが、災害の規模によっては主要設備、データの損傷等により、当連結グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)新型コロナウイルス等、感染症拡大について当連結グループの従業員に新型コロナウイルス、インフルエンザ、ノロウイルス等の感染が拡大した場合、一時的に業務を停止するなど、当連結グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当連結グループでは、これらのリスクに対応するため、予防や感染拡大防止に対して適切な管理体制を構築しております。今般、世界的に感染が拡大した新型コロナウイルス感染症に関しては、対策本部を設置し、在宅勤務等のテレワーク、時差出勤、職場における3密の排除、出張等の移動制限、毎日の検温など、従業員の安全と健康を最優先した対応を徹底し、感染者が発生した場合の対応等も定めて影響の極小化を図ってまいりました。 (5)成果品に関する瑕疵について当連結グループでは、専任者による厳格な照査等を実施することにより、常に成果品の品質の確保と向上に努めております。また、万が一瑕疵が発生した場合に備えて損害賠償責任保険に加入しております。しかし、成果品に瑕疵が発生し賠償金を支払うこととなった場合や指名停止などの行政処分を受けるような事態が生じた場合には、当連結グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)法的規制について当連結グループは、所管官庁から建設コンサルタント登録、補償コンサルタント登録、測量業者登録及び地質調査業者登録等の登録を受けて事業活動を実施しております。将来、当該登録の取り消し又は更新が認められない場合、もしくは今後、これらの法律等の改廃又は新たな法令規制が制定された場合には、当連結グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。登録の更新が認められるよう、有資格者や業務実績の確保に努めております。また、当連結グループの事業活動には、会社法、金融商品取引法、独占禁止法、下請法、並びに、各登録分野に関する法令・規則・基準等による規制があります。このため、当連結グループでは、コンプライアンス・プログラム及びリスク管理規程等を作成し、行動規範、遵守項目、行動指針などを定め、すべての役職員が法令遵守の徹底に努めております。万が一法令違反が発生した場合には、指名停止などの行政処分を受ける可能性があり、当連結グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。なお、提出日現在における当連結グループの主要な登録状況は下表のとおりであります。登録の名称所管官庁会社名登録番号有効期限有効期間(5年)登録取消事由建設コンサルタント登録国土交通省㈱エイト日本技術開発建06第116号2029年9月30日建設コンサルタント登録規程(第6条)登録をしない場合(第12条)登録の停止(第13条)登録の消除日本インフラマネジメント㈱建06第6550号2029年6月27日㈱近代設計建06第711号2029年9月30日㈱共立エンジニヤ建06第5315号2029年9月26日共立工営㈱建03第5816号2026年11月10日都市開発設計㈱建07第6727号2030年3月31日㈱北海道近代設計建05第10534号2028年1月23日㈱アークコンサルタント建04第3336号2027年1月23日㈱アイ・デベロップ・コンサルタンツ建04第5877号2027年1月15日㈱ダイミック建06第4749号2029年11月12日㈱東京ソイルリサーチ建06第411号2029年8月25日補償コンサルタント登録国土交通省㈱エイト日本技術開発補06第687号2029年1月29日補償コンサルタント登録規程(第6条)登録をしない場合(第11条)登録の停止(第12条)登録の消除日本インフラマネジメント㈱補05第2361号2028年6月28日㈱共立エンジニヤ補04第2259号2027年11月29日共立工営㈱補02第2781号2025年8月30日都市開発設計㈱補05第5001号2028年3月11日㈱アークコンサルタント補05第325号2028年12月17日 登録の名称所管官庁会社名登録番号有効期限有効期間(5年)登録取消事由測量業者登録国土交通省㈱エイト日本技術開発登録第 (16)―263号2028年11月30日測量法(第55条の6)登録の拒否(第55条の10)登録の消除(第55条の14)無登録営業の禁止(第57条)登録の取消し又は営業の停止日本インフラマネジメント㈱登録第 (7)―19404号2025年10月8日㈱近代設計登録第 (13)―4071号2028年9月30日㈱共立エンジニヤ登録第 (8)―16514号2026年12月25日共立工営㈱登録第 (7)―21757号2028年10月17日都市開発設計㈱登録第 (13)―4970号2030年3月31日㈱北海道近代設計登録第 (2)―35440号2028年1月17日㈱アークコンサルタント登録第 (13)―4211号2028年12月20日㈱アイ・デベロップ・コンサルタンツ登録第 (3)―32692号2030年6月14日㈱ダイミック登録第 (8)―17886号2028年11月20日㈱東京ソイルリサーチ登録第 (13)―4163号2028年11月23日地質調査業者登録国土交通省㈱エイト日本技術開発質04第367号2027年12月25日地質調査業者登録規程(第6条)登録をしない場合(第11条)登録の停止(第12条)登録の消除日本インフラマネジメント㈱質03第1620号2026年9月30日㈱共立エンジニヤ質03第1627号2026年10月14日共立工営㈱質02第1561号2025年10月10日都市開発設計㈱質05第2148号2028年12月21日㈱東京ソイルリサーチ質05第2422号2028年5月25日 (7)情報セキュリティーについて当連結グループの事業は、公共性が高く、個人情報を含む様々な機密情報を取り扱っております。当連結グループは全社的な情報管理体制を構築し、情報管理の徹底に努めておりますが、万が一情報漏洩等が発生した場合には、当連結グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)システム障害について当連結グループは、サイバー攻撃を受けた場合の備えとして「防御システムの多層化」を実施し、迷惑メールや不正アクセスを防ぐ対策に加えて、24時間監視し不審なプログラムの挙動を判定し実行防止するEDRシステム(ネットワークの末端を監視・分析・制御するシステム)などによる対策を行っております。並行して従業員の「リテラシー向上」に向けた対策として、攻撃メールへの対応模擬訓練、情報セキュリティー教育などを定期的に実施するとともに、従業員の情報セキュリティー意識を高く保てるよう、適宜情報を発信しておりますが、ランサムウェアなど高度化した外部からのサイバー攻撃により、システムが停止することがあった場合、当連結グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)企業買収、他社とのアライアン
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】当連結会計年度の経営成績等の状況の概要並びに経営者の視点による当連結グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。なお、当連結グループのセグメントは、総合建設コンサルタント事業のみの単一セグメントであります。 (1)財政状態の分析当連結会計年度末の財政状態は、資産合計は前連結会計年度末から105億87百万円増加し520億11百万円となりました。これは現金及び預金が22億73百万円、売掛金、契約資産が28億31百万円、土地が12億33百万円、新規連結によりのれんが25億57百万円それぞれ増加したことが主な要因であります。負債合計は前連結会計年度末から91億26百万円増加し179億57百万円となりました。これは業務未払金が5億42百万円、1年内返済予定の長期借入金が4億5百万円、契約負債が5億23百万円、長期借入金が68億29百万円それぞれ増加したことが主な要因であります。純資産合計は前連結会計年度末から14億61百万円増加し340億53百万円となりました。これはその他有価証券評価差額金が4億65百万円減少した一方で、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により利益剰余金が19億16百万円増加したことが主な要因であります。財政状態の主な安全性分析結果としては、当連結会計年度末の自己資本比率は前連結会計年度末に比べ13.2ポイント低下の65.5%となり、流動比率は11.9ポイント低下の336.3%となりました。それぞれの指標は低下となりましたが、依然として財務の健全性を維持していると認識しております。 (2)経営成績の分析 ①当連結会計年度の概況当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大等により、景気には緩やかな改善傾向が見られました。しかしながら、米国の通商政策動向や金融資本市場の変動等により、依然として先行きについては不透明な状況が続いております。当連結グループが属する建設コンサルタント業界の経営環境は、2024年度の国土交通省の予算における公共事業関係費予算が前年度とほぼ同水準となり、また、「防災・減災、国土強靱化の強力な推進」や「持続可能なインフラ・メンテナンスの実現」、「防災・減災対策、老朽化対策等に対する集中的支援」、「社会資本整備の戦略的かつ計画的な推進」、「グリーントランスフォーメーション(GX)の推進」といった、当連結グループの事業に関連する予算については前年度を上回る規模となるなど、国内事業については、安定的な業務量の確保が可能な経営環境が続いてまいりました。また、海外事業におきましては、一部に地政学的リスクの影響が見られるものの、概ね改善傾向にありました。当連結グループは、このような状況の中、第5次中期経営計画の最終年度となる当期におきまして、「売上高385億円、営業利益48.5億円、親会社株主に帰属する当期純利益33.5億円、自己資本利益率(ROE)10%以上」という中期経営計画の各目標数値を達成するため、1)既存事業強化とサービス領域の拡充、2)多様化するニーズへの対応力強化、3)環境変化に柔軟に対応できる経営基盤の構築の3つの基本方針のもと、a.事業戦略強化と事業領域の拡大、b.バリューチェーンの全社最適化と経営管理機能の強化、c.資本コストや株価を意識した経営、d.サステナビリティへの取り組みの4点をグループ全体の取組みとして重点的に進め、一定の成果を上げてまいりました。これらの結果、当連結会計年度の経営成績は、2024年9月30日付で完全子会社化した株式会社東京ソイルリサーチの2024年10月から2025年5月迄の8ヶ月間の業績を連結決算に取り込んだこともあり、受注高は446億51百万円(前連結会計年度比115.2%)、生産高は、手持ち業務の着実な消化に努めたことにより431億48百万円(同115.7%)、売上高につきましては、大型案件を含む一部業務の工期延伸等があったものの、427億5百万円(同114.8%)と期初計画を上回る水準を確保いたしました。損益面においては、全社を挙げて生産性向上に努めたものの、既存のグループ会社における処遇改善に伴う人件費上昇や協力会社に対する発注単価見直しによる原価率上昇要因を完全には吸収しきれなかったこと、また、「のれん」の償却費用等の発生による販売費及び一般管理費の増加もあり、営業利益は44億81百万円(同103.1%)、経常利益は46億33百万円(同100.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益は32億3百万円(同105.6%)となり、いずれも前連結会計年度実績は上回ったものの、残念ながら期初計画をわずかに下回る結果となりました。 なお、売上高、売上総利益及び発注機関別の売上総利益の定量分析は以下の通りです。 売上高の定量分析 (単位:百万円、%) 業務別前連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)当連結会計年度(自 2024年6月1日至 2025年5月31日)変動期首繰越受注残高A (注)建設コンサルタント業務23,68525,7482,062調査業務2,4864,2481,762合計26,17129,9973,825受注高B建設コンサルタント業務33,99637,4703,473調査業務4,7527,1802,428合計38,74944,6515,902売上高C建設コンサルタント業務32,59533,472877調査業務4,6119,2324,620合計37,20742,7055,498期末繰越受注残高D=A+B-C建設コンサルタント業務25,08729,7464,659調査業務2,6262,196△429合計27,71331,9434,229総業務量E=A+B建設コンサルタント業務57,68263,2195,536調査業務7,23811,4294,191合計64,92074,6489,727総業務量完成率F=C÷E×100建設コンサルタント業務56.552.9△3.6調査業務63.780.817.1合計57.357.2△0.1売上高変動分析総業務量変動による要因総業務量完成率変動による要因合計建設コンサルタント業務3,128△2,251877調査業務2,6701,9504,620合計5,798△3005,498総業務量変動による要因=総業務量変動×前連結会計年度総業務量完成率総業務量完成率変動による要因=当連結会計年度総業務量×総業務量完成率変動(注) 当連結会計年度の期首繰越受注残高には、当連結会計年度から新たに連結子会社となった会社の連結開始時受注残高を含めております(建設コンサルタント業務661百万円、調査業務1,622百万円、合計2,283百万円。会社別の内訳は、日栄プランニング株式会社:建設コンサルタント業務のみ67百万円、株式会社東京ソイルリサーチ:建設コンサルタント業務593百万円、調査業務1,622百万円)。 売上総利益の定量分析 (単位:百万円、%) 業務別前連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)当連結会計年度(自 2024年6月1日至 2025年5月31日)変動売上高A建設コンサルタント業務32,59533,472877調査業務4,6119,2324,620合計37,20742,7055,498売上原価B建設コンサルタント業務21,25222,3901,138調査業務3,4806,0622,581合計24,73228,4533,720売上総利益C=A-B建設コンサルタント業務11,34311,082△260調査業務1,1313,1702,038合計12,47414,2521,778売上原価率D=B÷A×100建設コンサルタント業務65.266.91.7調査業務75.565.7△9.8合計66.566.60.2売上総利益率E=C÷A×100建設コンサルタント業務34.833.1△1.7調査業務24.534.39.8合計33.533.4△0.2売上総利益変動分析売上高変動による要因売上原価率変動による要因合計建設コンサルタント業務305△566△260調査業務1,1339052,038合計1,4383391,778売上高変動による要因=売上高変動×前連結会計年度売上総利益率売上原価率変動による要因=当連結会計年度売上高×売上総利益率変動 発注機関別の売上高、売上原価、売上総利益増減分析 (単位:百万円、%) 発注機関前連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)当連結会計年度(自 2024年6月1日至 2025年5月31日)変動売上高A国土交通省9,08910,3471,257都道府県13,82113,049△771市区町村6,3967,002606その他7,89912,3054,405合計37,20742,7055,498売上原価B国土交通省6,2077,3301,123都道府県8,7868,244△542市区町村4,4264,817390その他5,3128,0602,748合計24,73228,4533,720売上総利益C=A-B国土交通省2,8823,016134都道府県5,0344,805△229市区町村1,9692,185216その他2,5874,2441,657合計12,47414,2521,778売上原価率D=B÷A×100国土交通省68.370.82.6都道府県63
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、提出日現在において当連結グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針私たち「E・Jグループ」は、現在と未来の人々にとって、真に価値ある環境を求めて「今、なにをすべきか」を常に念頭において、建設コンサルタント事業を中核とするインフラマネジメント全般に係わる事業を拡大・発展してまいります。「環境」「防災・保全」「行政支援」における3つの領域のマネジメント力・技術力をコア・コンピタンスとして、地球レベルから地域レベルまでを対象に、時代や社会が求める新たな事業モデルの構築による収益の向上に意欲的に取り組むことをグループ全体で共有し、社会の進化と人類の豊かさへの願いを胸に、高度化・多様化するニーズに応えて、世界へ羽ばたくコンサルティング企業集団、すなわち「わが国第一級のインフラ・ソリューション・コンサルタントグループ」を目指しております。 (2)目標とする経営指標当連結グループは、持続可能な成長の実現と企業理念の実現を目指すべく、経営指標としては、顧客からの信頼性を反映する指標として売上高、企業の収益性を反映する指標として営業利益、親会社株主に帰属する当期純利益、投資効率性を反映する指標として自己資本利益率(ROE)を、目標とする経営指標として掲げております。 (3)中長期的な会社の経営戦略当業界をとりまく今後の経営環境につきましては、激甚化・頻発化する自然災害、人口減少等による地域社会の変化、加速化するインフラの老朽化、デジタル革命の加速、グリーン社会(2050年カーボンニュートラル)の実現に向けた動きやライフスタイル価値観の多様化などへの対応など、社会課題解決につながる需要は一層拡大していくものと考えています。また、国内市場における受注環境につきましては、長期的視点では、国の財政状態の動向等を含め不確定要素も多く、現時点では明確な見通しはやや立てにくい状況にありますが、中期的視点では、気候変動による気象災害の激甚化・頻発化への対応や巨大地震への備え、高度成長期以降に整備されたインフラの老朽化対応の必要性等を背景に、2020年度には約15兆円の「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」予算措置が講じられ、その後、2023年6月に「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靭化基本法の一部を改正する法律」が可決成立し、それを受けて、2025年6月に閣議決定された「第1次国土強靭化実施中期計画」では、2026年度からの5年間で約20兆円規模の国土強靭化施策が実施されることが確定しました。これによって、当面は安定的な経営環境が見込まれるものと考えております。他方で、世界経済は、格差の拡大、地政学的リスクの増大、深刻化する地球温暖化への対応、金融情勢の不安定化、AI技術の急速な進化、国内においては人口減少の深刻化等不確実性、不透明性がますます高まっております。今後の社会情勢の変化に伴い、社会資本のあり方や質も変わり、その整備に携わる建設コンサルタントの役割・領域・分野も変化しながら拡張することが予想され、また一方では、地球環境・社会の持続可能性が問われ、企業経営においては「ESG経営の視点」が非常に重要になってきております。当連結グループは、2021年7月に公表した長期ビジョン「E・J-Vision2030」(2022年5月期~2031年5月期)と、そのビジョンの達成に向けた最初のステップとなる第5次中期経営計画「E・J-Plan2024」(2022年5月期~2025年5月期)期間において達成された事業基盤や収益力の拡大・強化を踏まえ、継続的な取組みが必要なバリューチェーンの進化や企業価値のさらなる向上のための経営基盤の強化などを課題として、2025年度をスタート年とする第6次中期経営計画「E・J-Plan2027」を新たに策定いたしました。なお、第6次中期経営計画での業績は、長期ビジョン「E・J-Vision2030」の業績目標を前倒ししたものとしていることから、長期ビジョンについては、今後、達成時期の修正も含めた見直しを予定しています。 第6次中期経営計画 「E・J—Plan2027」の概要 (1)第6次中期経営計画の基本方針第6次中期経営計画は、長期ビジョン「E・J-Vision2030」における「拡大・進化」の期間として位置付けており、第5次中期経営計画の成果と課題および外部環境を踏まえて、以下の4つの基本方針を設定し、事業規模の拡大と企業価値向上に取り組んでまいります。(基本方針1)基幹事業の拡充と新領域の開拓 ①基幹事業における重点6分野の拡充 ②新事業への参入 ③新市場の開拓(基本方針2)海外ビジネス本格化への挑戦 ①地域×分野を活かす得意分野の拡大 ②得意地域における拠点現地化の促進 ③グループ企業とのパートナーシップ強化(基本方針3)バリューチェーンの強化 ①プロダクトイノベーション ②プロセスイノベーション ③共創イノベーション(基本方針4)サステナビリティ経営の推進 ①環境負荷軽減に対する取組み ②社会的責任・人的資本への取組み ③ガバナンスに対する取り組み ④資本コストや株価を意識した経営の実践 (2)連結業績目標(2028年5月期)売上高500億円営業利益59億円親会社株主に帰属する当期純利益39億円自己資本利益率(ROE)10%以上注)売上高500億円には、新たなM&Aによる業績見込みは組み込んでいません。 (4)会社の優先的に対処すべき課題次期におきましては、第6次中期経営計画の基本方針のうち、以下を優先課題として取り組み事業拡大に努めてまいります。(基本方針1)基幹事業の拡充と新領域の開拓 国内事業については、重点6分野(環境・エネルギー分野、自然災害・リスク軽減分野、都市・地域再生分野、インフラメンテナンス分野、公共マネジメント分野、デジタルインフラソリューション分野)の拡充とともに、同業並びに異業種との新たなパートナーシップにより、新事業・新市場への参入や開拓への足掛かりを確実に進め、中長期的な成長を視野に入れた事業拡大を目指す。(基本方針2)海外ビジネス本格化への挑戦 海外ビジネスについては、多くの実績を持つアフリカ地域での道路・橋梁・給水インフラの拡大、アジア地域における環境・防災分野の足固め、東南アジア地域における廃棄物分野のトップシェアの獲得など、得意分野を確実に拡大するとともに、これらの地域の営業拠点の整備や現地のパートナーシップ会社との協力体制の整備によって案件や生産の現地化によって事業拡大を目指す。また、エイト日本技術開発とタイのダイナミック社やEJECタイランド、さらには東京ソイルリサーチなど、グループ企業とのパートナーシップ強化による事業拡大を着実に進める。(基本方針3)バリューチェーンの強化 オープンイノベーションの活用やIT・AI企業との連携による差別化商品・技術の開発(プロダクトイノベーション)、基幹システムの高度化によるバリューチェーンの効率化やIT・AIの活用による業務プロセスの改善(プロセスイノベーション)、グループ内外の企業との共創による競争力や総合力の拡大(共創イノベーション)への取組みを推進することにより、グループ全体としてのバリューチェーンの強化を目指す。(基本方針4)サステナビリティ経営の推進 温室効果ガス削減やSBT認証目標達成などの環境負荷軽減の取組みを継続するとともに、人権尊重への取組みの強化や企業価値を最大化する人的資本経営の実践、リスク対応を含めたガバナンス強化、資本コストや株価を意識した経営の実践への取組みを継続する。
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】1 関連当事者との取引前連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)及び当連結会計年度(自 2024年6月1日 至 2025年5月31日)関連当事者との間における重要な取引がないため、記載を省略しております。 2 親会社又は重要な関連会社に関する注記該当事項はありません。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】該当事項はありません。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は、株主の皆様に対して長期的な安定した利益還元の継続が株主価値の増大に繋がるものと認識しており、中長期的な視点から、利益の再投資を通じて株主価値の向上を図るとともに、株主の皆様への直接的な利益還元には配当等で応えるなど、総合的な観点から利益配分を実施していくことを配当政策の基本方針としております。内部留保資金の使途につきましては、将来にわたる株主利益を確保するために、持続的な成長のための戦略投資を行い企業価値の最大化を目指す一方で、資本コストや投下資本効率をより一層意識した経営資源の配分を実践することにより、更なる持続的成長と企業価値の向上を実現することを目指してまいります。剰余金の配当につきましては、中間配当及び期末配当の年2回を基本的な方針としております。配当の決定機関は、中間配当を行う場合は取締役会、期末配当を行う場合は株主総会であります。配当の決定にあたっては、連結業績、フリーキャッシュ・フローの状況を重視し、資本政策を反映する指標の一つとして親会社所有者帰属持分配当率(DOE)の指標を用い、当面の配当政策につきましては、DOE3.0%以上を目安に、累進配当を継続し、長期安定的かつ継続的な還元拡充を実施することとしております。なお、自己株式取得については、市場環境を踏まえ、機動的に行う方針としています。このような方針のもと、当事業年度の剰余金の配当につきましては、中間配当は1株当たり25円を実施し、期末配当は1株当たり42円を2025年8月28日開催予定の定時株主総会にて決議する予定であります。これにより、年間配当額は1株当たり67円となる予定です。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年1月10日40125取締役会決議2025年8月28日67542定時株主総会決議(予定)
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100WLJ8)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E05706)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

E・Jホールディングス株式会社の証券コード(銘柄コード)は?
2153です。
2153(E・Jホールディングス株式会社)のEDINETコードは?
E05706です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
2153(E・Jホールディングス株式会社)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 小 谷 裕 司です(有価証券報告書の表紙記載)。
2153(E・Jホールディングス株式会社)の本社所在地は?
岡山県岡山市北区津島京町三丁目1番21号です。
2153(E・Jホールディングス株式会社)の監査法人(会計監査人)は?
有限責任あずさ監査法人です。
2153(E・Jホールディングス株式会社)の筆頭株主は?
株式会社八雲で、保有比率は約21.9%です(2025-05-31基準)。
2153(E・Jホールディングス株式会社)の発行済株式数は?
有報(2025-05-31基準)で16,078,920株です(発行済株式総数)。うち自己株が1,000株、市場で流通する浮動株は8,165,065株です。
2153(E・Jホールディングス株式会社)の株主数は?
2025-05-31基準で12,702名です。上位10名で49.2%を保有し、浮動株比率は50.8%です。
2153(E・Jホールディングス株式会社)の決算期は?
5月期です。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E05706)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。