1965
株式会社テクノ菱和
このページを共有
ROIC57位
23.3%
投下資本利益率
ROE(実績)63位
19.8%
有報 報告値
営業利益率49位
16.0%
営業益 157.6億
自己資本比率146位
65.7%
EPS(実績)
570.9
26/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型

解析準備中。

✓ 実質キャッシュ超過184.0億(価格未投入)✓ 営業利益率15.97%✓ 直近5期連続増収✓ 営業増益>増収(+63.7%>+17.2%)▲ 純益がキャッシュを伴わない(CFO/純益 平均0.34x)

実質キャッシュ超過184.0億(価格未投入)。時価総額比は株価入力後に確定(DEC-008 価格入力型)

直近5期連続増収。売上 569.0→986.8億

営業増益>増収(+63.7%>+17.2%)。利益成長が売上成長を上回る

純益がキャッシュを伴わない(CFO/純益 平均0.34x)。利益は出るが営業CFが薄い=アクルーアル依存に留意

JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/03期・単年)

損益(PL)
売上高
986.8
前年比 +17.2%
営業利益
157.6
前年比 +63.7%
経常利益
164.9
前年比 +66.0%
純利益
118.0
前年比 +62.6%
財政状態(BS)
総資産
1,008.7
前年比 +25.8%
純資産
663.5
前年比 +25.3%
現金
185.1
前年比 +60.5%
有利子負債
1.1
前年比 +61.5%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
121.5
前年比 +161.2%
投資CF
-9.4
財務CF
-42.5
フリーCF
116.9
前年比 +162.6%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
売上高(百万)56,90561,03073,68884,19098,681
営業利益(百万)9,62915,760
経常利益(百万)3,3853,5576,3749,93516,493
純利益(百万)2,2372,3394,5067,25611,797
EPS(円)102.8107.4209.4344.9570.9
1株配当(円)32.036.048.0100.0170.0
営業利益率(%)11.416.0
ROE(%)5.35.49.714.219.8
自己資本比率(%)66.768.464.566.065.7

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
総資産(百万)63,69863,45776,22880,163100,868
純資産(百万)42,46243,37549,18652,94866,351
流動資産(百万)56,21667,379
流動負債(百万)23,86328,675
現金(百万)13,96812,3408,84711,53318,508
有利子負債(百万)65105
ネットキャッシュ(百万)11,46818,403
BPS(円)1,950.41,992.32,337.72,516.43,233.9
自己資本比率(%)66.768.464.566.065.7
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0323/0324/0325/0326/03
営業CF(百万)904-157-1,4534,65112,147
投資CF(百万)-130-625-340-159-940
財務CF(百万)-565-883-1,723-1,790-4,252
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億500億1,000億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 売上高 569億 ・ 純利益 22億23/03 ・ 売上高 610億 ・ 純利益 23億24/03 ・ 売上高 737億 ・ 純利益 45億25/03 ・ 売上高 842億 ・ 純利益 73億26/03 ・ 売上高 987億 ・ 純利益 118億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%10%20%30% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 3.9%23/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 3.8%24/03 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 6.1%25/03 ・ 粗利率 20.7% ・ 営業利益率 11.4% ・ 純利益率 8.6%26/03 ・ 粗利率 25.4% ・ 営業利益率 16.0% ・ 純利益率 12.0%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%10%20%30% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ROE 5.3% ・ ROA 3.5% ・ ROIC —23/03 ・ ROE 5.4% ・ ROA 3.7% ・ ROIC —24/03 ・ ROE 9.7% ・ ROA 5.9% ・ ROIC —25/03 ・ ROE 14.2% ・ ROA 9.1% ・ ROIC 16.6%26/03 ・ ROE 19.8% ・ ROA 11.7% ・ ROIC 23.3%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-50億0億50億100億150億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF 9億 ・ 投資CF -1億 ・ 財務CF -6億23/03 ・ 営業CF -2億 ・ 投資CF -6億 ・ 財務CF -9億24/03 ・ 営業CF -15億 ・ 投資CF -3億 ・ 財務CF -17億25/03 ・ 営業CF 47億 ・ 投資CF -2億 ・ 財務CF -18億26/03 ・ 営業CF 121億 ・ 投資CF -9億 ・ 財務CF -43億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
0億50億100億150億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ フリーCF —23/03 ・ フリーCF —24/03 ・ フリーCF —25/03 ・ フリーCF 45億26/03 ・ フリーCF 117億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億2億4億6億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —23/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —24/03 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —25/03 ・ 設備投資 2億 ・ 減価償却 4億26/03 ・ 設備投資 5億 ・ 減価償却 6億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
-0.5倍0倍0.5倍1倍1.5倍 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF/純利益 0.40倍23/03 ・ 営業CF/純利益 -0.07倍24/03 ・ 営業CF/純利益 -0.32倍25/03 ・ 営業CF/純利益 0.64倍26/03 ・ 営業CF/純利益 1.03倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円200円400円600円 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ EPS ¥10323/03 ・ EPS ¥10724/03 ・ EPS ¥20925/03 ・ EPS ¥34526/03 ・ EPS ¥571
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円50円100円150円200円0%10%20%30%40% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 1株配当 ¥32 ・ 配当性向 31.1%23/03 ・ 1株配当 ¥36 ・ 配当性向 33.5%24/03 ・ 1株配当 ¥48 ・ 配当性向 22.9%25/03 ・ 1株配当 ¥100 ・ 配当性向 29.0%26/03 ・ 1株配当 ¥170 ・ 配当性向 29.8%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億500億1,000億1,500億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 総資産 637億 ・ 純資産 425億23/03 ・ 総資産 635億 ・ 純資産 434億24/03 ・ 総資産 762億 ・ 純資産 492億25/03 ・ 総資産 802億 ・ 純資産 529億26/03 ・ 総資産 1,009億 ・ 純資産 664億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円1,000円2,000円3,000円4,000円0%20%40%60%80% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ BPS ¥1,950 ・ 自己資本比率 66.7%23/03 ・ BPS ¥1,992 ・ 自己資本比率 68.4%24/03 ・ BPS ¥2,338 ・ 自己資本比率 64.5%25/03 ・ BPS ¥2,516 ・ 自己資本比率 66.0%26/03 ・ BPS ¥3,234 ・ 自己資本比率 65.7%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億200億400億600億800億0%100%200%300% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —23/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —24/03 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —25/03 ・ 流動資産 562億 ・ 流動負債 239億 ・ 流動比率 235.6%26/03 ・ 流動資産 674億 ・ 流動負債 287億 ・ 流動比率 235.0%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
固定資産・固定負債(億円)
0億100億200億300億400億0%20%40%60% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 固定資産 — ・ 固定負債 — ・ 固定比率 —23/03 ・ 固定資産 — ・ 固定負債 — ・ 固定比率 —24/03 ・ 固定資産 — ・ 固定負債 — ・ 固定比率 —25/03 ・ 固定資産 239億 ・ 固定負債 34億 ・ 固定比率 45.2%26/03 ・ 固定資産 335億 ・ 固定負債 58億 ・ 固定比率 50.5%
固定資産固定負債固定比率
長期の資産と負債(固定資産=総資産−流動資産、固定負債=総負債−流動負債)。固定比率(固定資産÷自己資本)が100%以下なら長期資産を自己資本で賄えており財務は保守的。
現金・有利子負債(億円)
0億50億100億150億200億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 現金 140億 ・ 有利子負債 —23/03 ・ 現金 123億 ・ 有利子負債 —24/03 ・ 現金 88億 ・ 有利子負債 —25/03 ・ 現金 115億 ・ 有利子負債 1億26/03 ・ 現金 185億 ・ 有利子負債 1億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
0億50億100億150億200億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ネットキャッシュ 140億23/03 ・ ネットキャッシュ 123億24/03 ・ ネットキャッシュ 88億25/03 ・ ネットキャッシュ 115億26/03 ・ ネットキャッシュ 184億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
純利益率(%)3.93.86.18.611.9
ROE(%)5.35.49.714.219.8
ROA(%)3.53.75.99.111.7
総資産回転(回)0.890.960.971.050.98
営業CF率(%)1.6-0.3-2.05.512.3
営業CF/純益(倍)0.40-0.07-0.320.641.03
配当性向(%)31.133.522.929.029.8
売上 前年比(%)7.320.714.317.2
純資産 前年比(%)2.113.47.725.3
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

22/03
¥32.0
23/03
¥36.0
24/03
¥48.0
25/03
¥100.0
26/03
¥170.0
配当性向 29.8%・連続増配 4年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
116.9
ROIC57位
23.3%
粗利率
25.4%
アクルーアル比率
-0.4%
売上CAGR
14.8%
EPS CAGR
53.5%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
11.9%
ROA
11.7%
総資産回転
0.98
実効税率
29.0%
現金変換(CFO/営業益)
0.77
CFO/純益(平均)
0.34
累計営業CF
160.9
FCFマージン
11.8%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.79
BPS CAGR
13.5%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
2.35
純負債/EBITDA
-1.13
インタレストカバレッジ
788.0
債務返済年数
0.0
配当性向
29.8%
連続増配
4
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
ROIC営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比純負債発生高現金化売上成長EPS成長 50
ROIC
55
営業利益率
52
純利益率
51
粗利率
47
ROE
51
ROA
55
FCFマージン
51
自己資本比率
55
流動比率
48
純負債/EBITDA
50
アクルーアル比率
49
現金変換(営業CF/純益)
49
売上CAGR
50
EPS CAGR
65
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
—億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.0億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.0%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
52.4%
発行済−上位10−自己株
支配株主
テクノ菱和取引先持株会
10.3% 保有
自己株式
2.58%
547,800株 ・簿価24.7億
大株主比率
1. テクノ菱和取引先持株会10.3%
2. 三菱重工サーマルシステムズ株式会社6.9%
3. 株式会社三菱UFJ銀行4.7%
4. 株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)4.7%
5. 株式会社名古屋銀行3.6%
6. 明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)3.5%
7. 株式会社京葉銀行(常任代理人  日本マスタートラスト信託銀行株式会社)3.5%
8. 重 田 康 光3.1%
9. ブルドックソース株式会社3.1%
10. 東京海上日動火災保険株式会社2.8%
上位10で 46.2%・発行済 21,228,000株・自己株 547,800株・浮動株 11,131,200株・株主 7,406名。所有者別(単元): 外国人 11.4% / 機関 26.5% / 個人 38.6%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率
政策保有株式(簿価合計)13,907.0百万円(39銘柄)
役員報酬総額 / 役員数302.0百万円 / 11名
平均年間給与(提出会社)1,092万円(前期比 +11.4%)
従業員数(連結)981名
監査報酬 / 非監査報酬52.0百万円 / —
平均勤続年数15.0年
女性管理職比率5.2%
従業員1人当たり売上100.6百万円
従業員1人当たり営業利益16.1百万円
政策保有株式の対純資産比2096.0%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長執行役員 加 藤 雅 也
本社所在地東京都港区芝五丁目34番2号(2026年5月18日から本店所在地 東京都港区芝大門二丁目12番8号が 上記のように移転しております。)
決算期3月
従業員数(連結)981名
EDINETコードE00225

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/03期末 基準・21,228,000株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当社の企業集団は、当社及び子会社6社で構成され、空調衛生設備技術を核とした設備工事の設計・施工を主な内容としており、さらに冷熱(空調)機器の販売、修理・サービス・リフォーム工事及び各事業に関連する研究の事業活動を展開しております。当社グループの事業に係わる位置づけは、次のとおりであります。[空調衛生設備工事業]当社が大型空調衛生設備工事を中心として設計・施工するほか、子会社4社〔東京ダイヤエアコン㈱、菱和エアコン㈱、㈱アール・デザインワークス、PT.TECHNO RYOWA ENGINEERING〕においては、下記の冷熱(空調)機器類を使用した小型空調衛生設備工事の設計・施工を担当しております。また、当社の施工工程の一部について、上記子会社4社に外注施工させております。さらに、当社において、上記子会社4社の受注工事について施工を受託することがあります。[電気設備工事業]子会社松浦電機システム㈱は、電気設備工事の設計・施工を行っております。[冷熱機器販売事業]当社が三菱重工業㈱の代理店として一括で仕入れた冷熱(空調)機器類を、上記空調衛生設備工事業を営む子会社4社に売渡し、各社はこれを主要機器として使用した小型空調衛生設備工事の設計・施工を行っております。また、当機器類の一部は当社においても直接販売を行っております。[その他の事業]当社は、太陽光発電施設を建設し、発電した電力を売電する事業、並びにマンションを建設し、賃貸する事業を行っております。また、子会社菱和エアコン㈱は、マンションを賃貸する事業を、子会社㈱ダイヤランドは、損害保険代理業を行っております。 事業の系統図は、次のとおりであります。 (注) ※1 連結子会社であります。 ※2 その他の事業として、太陽光発電事業を行っております。 ※3 その他の事業として、不動産賃貸事業を行っております。
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)及び当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1 報告セグメントの概要当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社の事業セグメントは、地域別に設置された事業所及び連結子会社であり、当該事業セグメントが全社的な事業推進及び管理を行うための本社機構と相互連携を図り事業活動を行っております。当該事業セグメントは、経済的特徴が類似しているため、当社は主な事業活動である「設備工事業」を単一の報告セグメントとしております。 「設備工事業」は、空調衛生設備技術を核とした設備工事の設計・施工及び電気設備工事の設計・施工を主な内容としており、さらに関連工事に付随した冷熱機器販売事業を行っております。 2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。 3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報当社は「設備工事業」を単一の報告セグメントとしているため、報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報は省略しております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)及び当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1 製品及びサービスごとの情報単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 2 地域ごとの情報 (1) 売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2) 有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3 主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)及び当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)及び当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)及び当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 該当事項はありません。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1 製品及びサービスごとの情報単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3 主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 建設市場の動向当社グループは、売上高のほとんどを個別受注による完成工事高が占めております。完成工事高は官公庁の公共投資予算や民間企業の設備投資動向により増減する可能性があり、国や地方公共団体においてより一層の公共工事の削減が行われた場合や、国内外の景気動向の影響で民間企業の設備投資計画の縮小等が行われた場合には、完成工事高が減少し、業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループとしては、稼動中の工場等の保守・メンテナンスの需要を積極的に取り込むとともに、経営戦略として「バランスのとれた受注の推進」を基本方針に掲げ、景気動向に大きく影響を受けない態勢の構築に取り組んでおります。 (2) 原材料の価格高騰による資材の価格変動について建設業の特徴として、工事の着工から竣工までに期間を要するため、見込工事原価を作成してから実際に資材等を購入するまでの間に、原材料の急激な価格高騰により資材の価格が上昇し、当初予想した利益を確保できなくなるおそれがあります。当社グループとしては、機器・資材関係の情報共有化を図るため、調達本部による全社集中購買でスケールメリットを生かすとともに、資材価格動向を注視し、長工期工事の管理を徹底することで、価格の上昇に対応しております。 (3) 保有有価証券について当社グループは、金融機関及び重要な取引先の株式を保有しております。これらの株式には価格変動性が高い上場会社の株式と、市場価格のない非上場会社の株式が含まれ、株式市場の価格変動リスク及び投資先の業績不振による評価損計上リスクを負っております。当社グループとしては、毎年取締役会において政策保有株式の保有目的やねらい、保有に伴うメリットやリスクが資本コストに見合っているか等を検証し、適切でないと判断されるものについては売却処分しております。 (4) 施工中に発生する人的災害及び工事災害について当社グループは、産業設備工事に力を入れると同時にリニューアル工事の受注にも積極的に取り組んでおります。リニューアル工事は稼動中の工場等で行う場合もあり、施工中に人的災害や物損事故が発生すると工場の操業を止めてしまうおそれがあります。当社グループは、当然こうした不測の事態に備えて保険に加入しておりますが、工場の規模や使用されている機器によっては多額の損害賠償責任が発生します。この場合、保険金でカバーされたとしても、その結果保険会社に支払う保険料が大幅に上昇して、業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループとしては、本社を含む全事業所に安全品質保証部門を設置し、担当者が定期的にパトロールや検査を行うなど積極的な活動を実施して、人的災害や工事災害の撲滅に取り組んでおります。 (5) 不採算工事の発生について工事施工途中における設計変更や手直し工事等により想定外の追加原価が発生し、当初見込んでいた利益を確保できなくなるおそれがあります。このような不採算工事が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループとしては、施工中の全工事の原価の発生状況や利益の見込みなどの進捗状況を毎月取りまとめ、本社及び各事業所において適切か否かを確認しております。 (6) 取引先の信用リスクについて当社グループでは取引先の与信管理を徹底し、債権が回収不能とならないよう努力しておりますが、それにもかかわらず、取引先の信用不安等により売掛債権の回収が困難となった場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループとしては、取引開始の際や定期的に与信調査を行うとともに、取引先及び工事ごとの債権管理を行っております。 (7) 施工担当技術者の確保について今後、少子・高齢化が進むなかで、建設業においても高齢者の割合はますます高くなっていくものと予想されています。このような就業者の年齢構成のアンバランスは、長期的には熟練労働者の不足などの悪影響を及ぼすものと考えられます。また、今後の継続的な採用が滞ると、施工人員の不足による受注機会の損失につながる可能性があります。当社グループにおきましても、今後高齢化した技術者が退職を迎えたり、長期にわたって予定した採用者数を確保できない事態が生じた場合には、人員が不足して技術力や施工能力の低下を招き、業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループとしては、こうした状況に対応するため、定年延長や定年後再雇用者の処遇改善を行い、高齢者を有効に活用するための施策を実施するとともに、人事制度や給与体系の見直しによる現役世代の処遇改善にも努めております。また、新たな人材を確保するために、新卒採用・中途採用活動や技術的な専門教育を積極的に行っております。 (8) 退職給付制度について当社グループの退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件や年金資産の期待運用収益率に基づいて算出されておりますが、国内外の株式市場が低迷した場合に、年金資産の価値が減少し、年金に関する費用が増加するあるいは追加的な年金資産の積み増しを要する等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしては、「年金資産運用の基本方針」に基づいて高リスク商品に偏らない資産構成割合を策定して安定的な運用に努めるとともに、運用受託機関へのモニタリングを実施して、リスクの低減に努めております。 (9) 海外事業について当社グループは、東南アジア地域で事業活動を行うとともに、海外での事業規模の拡大を目論んでおります。今後海外売上高の比率が高まってくると、現地における予期し得ない法規制の改正や政情不安・テロ、為替の変動等の不測の事態により、業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループとしては、ガバナンス強化のために社内規程やマニュアルを整備するとともに、現地と密に連絡を取ってタイムリーに情報収集しており、また専門のコンサルタントを活用することでリスク回避に努めております。 (10) 気候変動リスクについて近年、温室効果ガスの排出量増加に伴う地球温暖化の進行が国際的な問題となっており、気候変動リスクへの関心が高まっています。当社グループにおきましても、脱炭素社会へ移行するなかで、CO2排出量削減といった低炭素社会への移行に対応できないことによる社会的評価の低下、温暖化の進行による気温上昇や気候災害発生等の影響による生産性の低下や工期の遅れといったリスクが顕在化することで、業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループとしては、こうした状況に備え、気候変動リスクに対応するための全社的な組織を立ち上げて、リスクの分析や情報開示の充実を図ってまいります。 (11) 情報漏洩リスクについて当社グループは、事業運営上、取引先の重要な機密情報や個人情報に接する機会があります。特に施工現場では、一般のオフィスとは異なるセキュリティ対策が必要になりますが、外部からの不正アクセスや従業員等によるデータ持ち出し等により重要な情報の漏洩が発生した場合、社会的信用の失墜、損害賠償の発生等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループとしては、こうした事態に備え、現場セキュリティ対策の強化を進めるとともに、ITセキュリティに関するeラーニングや現場を訪問してのセキュリティ教育等を実施することで、情報漏洩の防止に努めてまいります。
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度のわが国経済は、米国による関税政策の影響により一部に弱い動きがみられましたが、停滞していた輸出に持ち直しの動きがみられ、設備投資は堅調な状況が続くとともに、政府のエネルギー価格抑制策の効果で物価上昇が抑えられたことなどから個人消費も底堅く推移し、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。建設業界におきましては、政府建設投資は前年度と同水準で推移し、民間建設投資についても企業の投資意欲は旺盛な状況が続きましたが、建設コストの上昇などから、全体としては緩やかな増加となりました。このような状況のなか、当社グループといたしましては、中長期経営ビジョン『TECHNO RYOWA 2032』や『中期3か年事業計画』に掲げる成長戦略の達成に向けて、産業設備を中心としたバランスの取れた受注活動の推進やCSR活動を通じた企業価値の向上、DX推進による生産性の向上といった施策を実施してまいりました。その結果、部門別工事受注高は、企業の設備投資意欲が追い風となり、複数の大型物件を受注できたことなどから、産業設備工事73,822百万円(前連結会計年度66,166百万円)、一般ビル設備工事28,801百万円(前連結会計年度32,295百万円)、電気設備工事2,722百万円(前連結会計年度3,322百万円)となり、工事受注高合計は105,346百万円(前連結会計年度101,784百万円)となりました。これに兼業事業の受注高1,303百万円(前連結会計年度1,259百万円)を加えました受注高合計は106,649百万円(前連結会計年度103,043百万円)となり、前連結会計年度と比べ3.5%増加いたしました。次に完成工事高は、受注の増加に加え、手持ち工事の進捗が順調に推移したことから、97,274百万円(前連結会計年度82,829百万円)となりました。これに兼業事業の売上高1,406百万円(前連結会計年度1,361百万円)を加えました売上高合計は98,681百万円(前連結会計年度84,190百万円)で、前連結会計年度と比べ17.2%増加いたしました。利益につきましては、売上高の増加に加え、生産性の向上により、営業利益は15,760百万円(前連結会計年度9,629百万円)となり、経常利益は16,493百万円(前連結会計年度9,935百万円)となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は11,797百万円(前連結会計年度7,256百万円)となりました。 流動資産は、前連結会計年度末に比べて11,163百万円増加し、67,379百万円となりました。これは主に現金及び預金が6,655百万円及び電子記録債権が2,423百万円並びに受取手形・完成工事未収入金等が1,722百万円増加したことによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べて9,541百万円増加し、33,488百万円となりました。これは主に投資有価証券が4,255百万円及び退職給付に係る資産が4,382百万円増加したことによるものであります。流動負債は、前連結会計年度末に比べて4,811百万円増加し、28,675百万円となりました。これは主に未成工事受入金が2,876百万円及び未払法人税等が1,727百万円並びに未払消費税等が1,061百万円増加したことによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べて2,489百万円増加し、5,841百万円となりました。これは主に繰延税金負債が2,441百万円増加したことによるものであります。純資産は、前連結会計年度末に比べて13,403百万円増加し、66,351百万円となりました。これは主に利益剰余金が9,702百万円増加したことによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、前連結会計年度に比べ6,975百万円増加し、18,508百万円となりました。営業活動によるキャッシュ・フローは、12,147百万円の資金の増加(前連結会計年度は4,651百万円の資金の増加)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益16,672百万円の計上、未成工事受入金の増加2,876百万円が増加要因となり、仕入債務の減少3,122百万円が資金の減少要因となったことによるものであります。投資活動によるキャッシュ・フローは、940百万円の資金の減少(前連結会計年度は159百万円の資金の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出458百万円及び無形固定資産の取得による支出167百万円が資金の減少要因となったことによるものであります。財務活動によるキャッシュ・フローは、4,252百万円の資金の減少(前連結会計年度は1,790百万円の資金の減少)となりました。これは主に自己株式の取得による支出2,201百万円及び配当金の支払額2,094百万円が資金の減少要因となったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績(ア) 商品仕入実績 セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)(百万円)前期比(%)冷熱機器販売事業1,095105.2合計1,095105.2 (イ) 受注実績 セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)受注高(百万円)前期比(%)受注残高(百万円)前期比(%)設備工事業空調衛生設備工事業102,623104.283,053111.0電気設備工事業2,72281.91,41389.0冷熱機器販売事業1,303103.4--合計106,649103.584,466110.6 (ウ) 売上実績 セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)(百万円)前期比(%)設備工事業空調衛生設備工事業94,378117.4電気設備工事業2,896117.3冷熱機器販売事業1,303103.4その他の事業102100.9合計98,681117.2 (注) 1 当社グループでは設備工事業(空調衛生設備工事業及び電気設備工事業)以外は受注生産を行っておりません。2 当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため「生産の状況」は記載しておりません。3 前連結会計年度及び当連結会計年度ともに売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先はありません。 なお、参考のため提出会社個別の事業の状況は、次のとおりであります。受注工事高及び完成工事高の状況a.受注工事高、完成工事高及び次期繰越工事高 期別セグメントの名称前期繰越工事高(百万円)当期受注工事高(百万円)計(百万円)当期完成工事高(百万円)次期繰越工事高(百万円)前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)空調衛生設備工事業54,85494,234149,08976,69272,396当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)空調衛生設備工事業72,39698,301170,69789,93780,760 (注) 1 前事業年度以前に受注した工事で、契約変更により請負金額の増減がある場合については、当期受注工事高にその増減額が含まれております。したがって、当期完成工事高にも係る増減額が含まれております。2 次期繰越工事高は、(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)であります。3 当期受注高としては、上記当期受注工事高のほかに、冷熱機器販売事業に係るものとして、前事業年度1,416百万円、当事業年度1,458百万円があります。4 当期売上高としては、上記当期完成工事高のほかに、冷熱機器販売事業及びその他の事業に係るものとして、前事業年度1,464百万円、当事業年度1,507百万円があります。 b.受注工事高の受注方法別比率工事の受注方法は、特命と競争に大別されます。 期別セグメントの名称特命(%)競争(%)計(%)前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)空調衛生設備工事業42.857.2100.0当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)空調衛生設備工事業52.447.6100.0 (注) 百分比は請負金額比であります。 c.売上高完成工事高 期別官公庁(百万円)民間(百万円)合計(百万円)前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)11,04965,64376,692当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)13,73876,19889,937 (注) 1 前事業年度の完成工事のうち主なもの㈱安藤・間・㈱ニコン本社建設工事(COL計画)茨木市・同市小中学校屋内運動場空気設備等整備事業㈱竹中工務店・大阪万博リング西工区空気調和設備工事大成建設㈱・沢井製薬㈱第二九州工場棟建設工事PT.DecorientPartaya Indonesia・PT.ALBA TRIDI PLASTICSRECYCLING FACTORY(電気・機械設備工事) 当事業年度の完成工事のうち主なものRapidus㈱・同社クリーンルーム実装及び分析解析室設置工事NGK㈱・同社新研究開発棟内装・設備工事兵庫県・県立西宮総合医療センター(仮称
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針当社グループは、『「空気と水のテクノロジー」を通じて環境にやさしい生活空間の創造を目指す』、『環境エンジニアリングを中核事業とし、ひろくお客様から「信頼」される企業を目指す』、『人材の育成・教育を重視し働き甲斐のある企業を築き、社会に貢献する』という経営理念のもと、環境制御技術を駆使して社会に貢献するとともに、「環境のトータルエンジニアリング」企業として地球環境保全に貢献する活動を行い、CSRを重視した経営を実践してまいります。 (2) 経営環境及び対処すべき課題等今後の経営環境におきましては、公共投資、設備投資ともに引き続き堅調に推移すると見込まれますが、原油価格の上昇が建設資材の更なる高騰を招くおそれがあり、企業業績の悪化により投資意欲が減退する可能性もあって、先行き不透明な状況が続くものと思われます。また、建設業界全体の課題である人手不足においても、依然として対処しなければなりません。当社グループといたしましては、ここ数年の好調な業績に安心することなく、これまで培ってきた技術やノウハウといった基本を忠実に守ることで、お客様の信頼を強固なものにすると同時に、新たな付加価値を加えることで更なる成長につなげていきたいと考えております。2026年度の業績見通しが固まったことから、『中期3か年事業計画』の最終年度の目標数値を見直すとともに、中長期経営ビジョン『TECHNO RYOWA 2032』の数値目標についても成長戦略に相応しい形とするべく見直しております。中期3か年事業計画及び中長期経営ビジョンの概要は以下のとおりであります。 1.『中期3か年事業計画』(最終年度2026年度・第78期) 前回発表値 (2025年11月7日)新目標値数値目標(連結)売上高1,000億円1,000億円経常利益120億円165億円ROE15%以上15%以上PBR2.0倍以上2.0倍以上 2.中長期経営ビジョン『TECHNO RYOWA 2032』(最終年度2032年度・第84期)基本方針 ≪成 長≫急な拡大は求めず、品質の高い仕事を一つひとつ積み上げて着実に成長するよう事業を展開する≪投 資≫社員教育と採用を含めた人的資本、研究開発、DX関連、ブランド力向上に積極的に投資する≪ESG≫ESG経営を推進し、企業市民としての責務を果たすとともに広く社会に貢献する 前回発表値 (2024年5月14日)新目標値成長戦略数値目標(連結)売上高1,000億円1,100億円経常利益70億円174億円ROE10%以上15%以上PBR1.0倍以上- なお、PBRについては、当初の目標設定時と現在の当社のPBRの水準を勘案し、中長期経営ビジョンの数値目標の対象外といたしますが、企業価値の向上については継続して取り組んでまいります。また、当社はCSR活動を推進するため、マテリアリティ(重要課題)を策定しております。CSR活動を通じて、ESG(環境、社会、ガバナンス)経営を推進し、サステナブルな社会の実現、長期的な企業価値の向上、そしてSDGsに貢献していきます。
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)及び当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)関連当事者との取引 (1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引 (ア) 連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等重要性がないため、記載を省略しております。 (イ) 連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等重要性がないため、記載を省略しております。 (2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引該当事項はありません。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り) 会計上の見積りにより当連結会計年度に係る連結財務諸表にその額を計上した項目であって、翌連結会計年度に係る連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があるものは、次のとおりであります。1 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 前連結会計年度(百万円)当連結会計年度(百万円)履行義務を充足するにつれて一定の期間にわたり認識した収益65,08178,819工事損失引当金-- 2 識別した項目に係る会計上の見積りの内容に関する情報 上記に記載した金額は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」4 (3) ⑦及び4 (5)に記載した方法で算出しております。 一定の期間にわたり認識した収益や工事損失引当金の計上は、工事の完成に要する総支出額である工事契約ごとの工事原価総額の見積りに大きく依存しております。 工事原価総額は、機器材料の数量・単価、外注工事費、労務の工数・単価などの工種ごとに積み上げていく見積手法によって算出されます。この工事原価総額の見積りに当たっては、全ての工事契約に適用可能な画一的な判断尺度を得られにくく、機器材料や外注費等の市況変動や価格交渉、仕様変更による増減など工事に関する専門的知識及び実務経験を有する者による高度な判断が求められることから、不確実性を伴います。特に、外注工事費の見積りのうち数量については、工事契約の内容・状況、施工内容の技術的難易度等の個別要因により大きく増減することから、工事原価総額に対して大きな影響を及ぼします。また、工事の進捗に伴い、予期し得ない設計・仕様変更、機器材料及び外注費等の市況変動や価格交渉の結果によって工事原価総額が大幅に増減することがあるため、翌連結会計年度の連結財務諸表において、完成工事高や工事損失引当金の金額に重要な影響を及ぼす可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】該当事項はありません。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当期の配当につきましては、期末配当を1株につき120円とさせていただく予定であります。これにより中間配当を加えました年間配当金は1株につき170円となります。当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の最重要課題の一つと認識し、経営基盤の充実を図りつつ、期間収益及び配当性向を勘案し、安定して配当を維持することを基本方針としております。この基本方針に則り、『TECHNO RYOWA 2032』(2024年度~2032年度)の期間中においては1株当たりの年間配当金について前年度の年間配当金を下回らないこととし、利益の成長に応じて増額する方針としております。次期の配当につきましては、1株につき6円増額の年間176円(中間配当88円、期末配当88円)とさせていただく予定にしております。内部留保資金につきましては、長期的な観点から人材、研究開発、DXの推進及び設備等への投資に活用し、企業競争力の強化と企業価値の増大のために使用する方針としております。また、当社は中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。 (注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年11月7日取締役会決議1,03450.002026年6月25日定時株主総会決議(予定)2,481120.00
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100YF2U)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E00225)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

株式会社テクノ菱和の証券コード(銘柄コード)は?
1965です。
1965(株式会社テクノ菱和)のEDINETコードは?
E00225です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
1965(株式会社テクノ菱和)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長執行役員 加 藤 雅 也です(有価証券報告書の表紙記載)。
1965(株式会社テクノ菱和)の本社所在地は?
東京都港区芝五丁目34番2号(2026年5月18日から本店所在地 東京都港区芝大門二丁目12番8号が 上記のように移転しております。)です。
1965(株式会社テクノ菱和)の監査法人(会計監査人)は?
有限責任監査法人トーマツです。
1965(株式会社テクノ菱和)の筆頭株主は?
テクノ菱和取引先持株会で、保有比率は約10.3%です(2026-03-31基準)。
1965(株式会社テクノ菱和)の発行済株式数は?
有報(2026-03-31基準)で21,228,000株です(発行済株式総数)。うち自己株が547,800株、市場で流通する浮動株は11,131,200株です。
1965(株式会社テクノ菱和)の株主数は?
2026-03-31基準で7,406名です。上位10名で46.2%を保有し、浮動株比率は52.4%です。
1965(株式会社テクノ菱和)の決算期は?
3月期です。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E00225)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。