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株式会社マサル
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ROIC
%
投下資本利益率
ROE(実績)92位
7.9%
有報 報告値
営業利益率80位
6.0%
営業益 6.4億
自己資本比率56位
59.9%
EPS(実績)
455.9
25/09期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ

解析準備中。

JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(25/09期・単年)

損益(PL)
売上高
106.5
前年比 +19.0%
営業利益
6.4
前年比 +56.6%
経常利益
6.6
前年比 +56.4%
純利益
4.1
前年比 +46.1%
財政状態(BS)
総資産
88.1
前年比 +4.9%
純資産
52.8
前年比 +6.8%
現金
32.9
前年比 +44.6%
有利子負債
10.3
前年比 -8.9%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
12.4
前年比 +193.6%
投資CF
0.1
黒字転換
財務CF
-2.3
赤字転換
フリーCF
12.2
前年比 +193.4%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標21/0922/0923/0924/0925/09
売上高(百万)7,7946,9608,6358,94810,648
営業利益(百万)408638
経常利益(百万)418233522421659
純利益(百万)322191345277405
EPS(円)369.2218.6391.7313.5455.9
1株配当(円)125.080.0140.0125.0160.0
営業利益率(%)4.56.0
ROE(%)7.54.37.55.77.9
自己資本比率(%)59.068.063.158.959.9

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標21/0922/0923/0924/0925/09
総資産(百万)7,4166,5457,5408,3948,807
純資産(百万)4,3724,4534,7544,9405,277
流動資産(百万)6,1116,555
流動負債(百万)2,5972,833
現金(百万)2,2161,8021,8682,2793,295
有利子負債(百万)1,1351,034
ネットキャッシュ(百万)1,1452,261
BPS(円)5,010.25,079.95,394.85,575.55,932.4
自己資本比率(%)59.068.063.158.959.9
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー21/0922/0923/0924/0925/09
営業CF(百万)22-2712304221,239
投資CF(百万)7209-96-50110
財務CF(百万)-199-352-69491-233
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億50億100億150億 21/0922/0923/0924/0925/0921/09 ・ 売上高 78億 ・ 純利益 3億22/09 ・ 売上高 70億 ・ 純利益 2億23/09 ・ 売上高 86億 ・ 純利益 3億24/09 ・ 売上高 89億 ・ 純利益 3億25/09 ・ 売上高 106億 ・ 純利益 4億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%2%4%6% 21/0922/0923/0924/0925/0921/09 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 4.1%22/09 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 2.8%23/09 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 4.0%24/09 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 4.6% ・ 純利益率 3.1%25/09 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 6.0% ・ 純利益率 3.8%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%5%10%15% 21/0922/0923/0924/0925/0921/09 ・ ROE 7.5% ・ ROA 4.3% ・ ROIC —22/09 ・ ROE 4.3% ・ ROA 2.9% ・ ROIC —23/09 ・ ROE 7.5% ・ ROA 4.6% ・ ROIC —24/09 ・ ROE 5.7% ・ ROA 3.3% ・ ROIC 7.1%25/09 ・ ROE 7.9% ・ ROA 4.6% ・ ROIC 13.9%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-10億-5億0億5億10億15億 21/0922/0923/0924/0925/0921/09 ・ 営業CF 0億 ・ 投資CF 0億 ・ 財務CF -2億22/09 ・ 営業CF -3億 ・ 投資CF 2億 ・ 財務CF -4億23/09 ・ 営業CF 2億 ・ 投資CF -1億 ・ 財務CF -1億24/09 ・ 営業CF 4億 ・ 投資CF -5億 ・ 財務CF 5億25/09 ・ 営業CF 12億 ・ 投資CF 0億 ・ 財務CF -2億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
0億5億10億15億 21/0922/0923/0924/0925/0921/09 ・ フリーCF —22/09 ・ フリーCF —23/09 ・ フリーCF —24/09 ・ フリーCF 4億25/09 ・ フリーCF 12億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億0.1億0.2億0.3億0.4億 21/0922/0923/0924/0925/0921/09 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —22/09 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —23/09 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —24/09 ・ 設備投資 0億 ・ 減価償却 0億25/09 ・ 設備投資 0億 ・ 減価償却 0億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
-2倍0倍2倍4倍 21/0922/0923/0924/0925/0921/09 ・ 営業CF/純利益 0.07倍22/09 ・ 営業CF/純利益 -1.41倍23/09 ・ 営業CF/純利益 0.67倍24/09 ・ 営業CF/純利益 1.52倍25/09 ・ 営業CF/純利益 3.06倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円200円400円600円 21/0922/0923/0924/0925/0921/09 ・ EPS ¥36922/09 ・ EPS ¥21923/09 ・ EPS ¥39224/09 ・ EPS ¥31425/09 ・ EPS ¥456
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円50円100円150円200円0%10%20%30%40% 21/0922/0923/0924/0925/0921/09 ・ 1株配当 ¥125 ・ 配当性向 33.9%22/09 ・ 1株配当 ¥80 ・ 配当性向 36.6%23/09 ・ 1株配当 ¥140 ・ 配当性向 35.7%24/09 ・ 1株配当 ¥125 ・ 配当性向 39.9%25/09 ・ 1株配当 ¥160 ・ 配当性向 35.1%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億50億100億 21/0922/0923/0924/0925/0921/09 ・ 総資産 74億 ・ 純資産 44億22/09 ・ 総資産 65億 ・ 純資産 45億23/09 ・ 総資産 75億 ・ 純資産 48億24/09 ・ 総資産 84億 ・ 純資産 49億25/09 ・ 総資産 88億 ・ 純資産 53億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円2,000円4,000円6,000円0%20%40%60%80% 21/0922/0923/0924/0925/0921/09 ・ BPS ¥5,010 ・ 自己資本比率 59.0%22/09 ・ BPS ¥5,080 ・ 自己資本比率 68.0%23/09 ・ BPS ¥5,395 ・ 自己資本比率 63.1%24/09 ・ BPS ¥5,576 ・ 自己資本比率 58.9%25/09 ・ BPS ¥5,932 ・ 自己資本比率 59.9%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億20億40億60億80億0%100%200%300% 21/0922/0923/0924/0925/0921/09 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —22/09 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —23/09 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —24/09 ・ 流動資産 61億 ・ 流動負債 26億 ・ 流動比率 235.2%25/09 ・ 流動資産 66億 ・ 流動負債 28億 ・ 流動比率 231.3%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
固定資産・固定負債(億円)
0億10億20億30億0%20%40%60% 21/0922/0923/0924/0925/0921/09 ・ 固定資産 — ・ 固定負債 — ・ 固定比率 —22/09 ・ 固定資産 — ・ 固定負債 — ・ 固定比率 —23/09 ・ 固定資産 — ・ 固定負債 — ・ 固定比率 —24/09 ・ 固定資産 23億 ・ 固定負債 9億 ・ 固定比率 46.2%25/09 ・ 固定資産 23億 ・ 固定負債 7億 ・ 固定比率 42.7%
固定資産固定負債固定比率
長期の資産と負債(固定資産=総資産−流動資産、固定負債=総負債−流動負債)。固定比率(固定資産÷自己資本)が100%以下なら長期資産を自己資本で賄えており財務は保守的。
現金・有利子負債(億円)
0億10億20億30億40億 21/0922/0923/0924/0925/0921/09 ・ 現金 22億 ・ 有利子負債 —22/09 ・ 現金 18億 ・ 有利子負債 —23/09 ・ 現金 19億 ・ 有利子負債 —24/09 ・ 現金 23億 ・ 有利子負債 11億25/09 ・ 現金 33億 ・ 有利子負債 10億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
0億10億20億30億 21/0922/0923/0924/0925/0921/09 ・ ネットキャッシュ 22億22/09 ・ ネットキャッシュ 18億23/09 ・ ネットキャッシュ 19億24/09 ・ ネットキャッシュ 11億25/09 ・ ネットキャッシュ 23億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
のれん・無形資産(億円)
0億2億4億6億 21/0922/0923/0924/0925/0921/09 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —22/09 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —23/09 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —24/09 ・ のれん 4億 ・ 顧客関連資産 —25/09 ・ のれん 3億 ・ 顧客関連資産 —
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

21/09
¥125.0
22/09
¥80.0
23/09
¥140.0
24/09
¥125.0
25/09
¥160.0
配当性向 —%・連続増配 —年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
営業益率ROE自己資本 50
営業利益率
50
ROE
51
自己資本比率
54
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
3.3億
顧客関連資産
—億
無形合計 3.3億(のれん+顧客関連・純資産比 6.2%)。M&Aで積んだ無形が相応にあり、事業の趨勢が崩れると減損リスクが自己資本に効く点に留意。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
54.3%
発行済−上位10−自己株
支配株主
株式会社操上
16.3% 保有
自己株式
1.28%
11,500株 ・簿価0.3億
上位10で 45.0%・発行済 901,151株・自己株 11,500株・浮動株 489,651株・株主 1,028名。所有者別(単元): 外国人 0.1% / 機関 5.5% / 個人 60.1%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率
政策保有株式(簿価合計)165.4百万円(2銘柄)
役員報酬総額 / 役員数177.9百万円 / 13名
平均年間給与(提出会社)663万円
従業員数(連結)171名
監査報酬 / 非監査報酬27.0百万円 / —
平均勤続年数12.1年
女性管理職比率
従業員1人当たり売上62.3百万円
従業員1人当たり営業利益3.7百万円
政策保有株式の対純資産比313.4%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長 勝又 健
本社所在地東京都江東区佐賀一丁目9番14号
決算期9月
従業員数(連結)171名
EDINETコードE00254

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 25/09期末 基準・901,151株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社マサル)及び子会社3社で構成され、主として建物の新築防水工事、改修工事、直接受注工事及び空調・冷暖房・給排水等の設備工事並びに排気装置を主体とした乾燥・塗装装置、集塵装置等の産業用機械の組立・設置・メンテナンスを展開しております。 当社グループの事業内容及び当社と子会社の当該事業に係る位置づけは次のとおりであり、次の2部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。(建設工事業) 当社及び株式会社イノベイトが建物の新築防水工事、改修工事、直接受注工事の施工及び建築材料販売、機材のレンタル等を行っております。(設備工事業) 株式会社マサルファシリティーズが空調・冷暖房・給排水等の設備工事の施工を行っております。 空気設備工業株式会社が排気装置を主体とした乾燥・塗装装置、集塵装置等の産業用機械の組立・設置・メンテナンスを行っております。 なお、新築防水工事、改修工事、直接受注工事及び空調・冷暖房・給排水等の設備工事を当社グループとして受注する仕組みを整えております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】1.報告セグメントの概要 当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社グループは、「建設工事業」「設備工事業」のセグメントから構成されており、各報告セグメントの主な事業内容は次のとおりであります。報告セグメント主な事業内容建設工事業新築防水工事、改修工事、直接受注工事設備工事業空調・冷暖房・給排水等の設備工事、排気装置を主体とした乾燥・塗装装置、集塵装置等の産業用機械の組立・設置・メンテナンス 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会計処理の方法と概ね同一であります。 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。 セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の金額に関する情報及び収益の分解情報前連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日) (単位:千円) 報告セグメント調整額(注)3連結財務諸表計上額(注)4 建設工事業(注)1設備工事業(注)2計売上高 一時点で移転される財または サービス4,091,806360,3354,452,142-4,452,142一定の期間にわたり移転される財またはサービス3,963,550531,9224,495,472-4,495,472顧客との契約から生じる収益8,055,357892,2578,947,614-8,947,614外部顧客への売上高8,055,357892,2578,947,614-8,947,614セグメント間の内部売上高又は振替高5010,78010,830△10,830-計8,055,407903,0378,958,444△10,8308,947,614セグメント利益373,91033,078406,988528407,517セグメント資産6,963,5981,688,2458,651,843△257,7148,394,129セグメント負債2,358,3131,097,5413,455,855△1,8703,453,985その他の項目 減価償却費24,9482,73427,682-27,682のれんの償却額-21,87621,876-21,876有形固定資産及び無形固定資産の増加額11,0225,34316,366-16,366(注)1.2024年1月4日付で新規設立し、連結子会社とした株式会社イノベイトは、「建設工事業」に含めております。2.2024年4月8日付で、連結子会社とした空気設備工業株式会社は、「設備工事業」に含めております。3.調整額の内容は、次のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額528千円はセグメント間取引消去によるものであります。 (2)セグメント資産の調整額の主なものは、提出会社の関係会社株式等であります。 (3)セグメント負債の調整額△1,870千円はセグメント間取引消去によるものであります。4.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) (単位:千円) 報告セグメント調整額(注)1連結財務諸表計上額(注)2 建設工事業設備工事業計売上高 一時点で移転される財または サービス4,546,560602,9855,149,546-5,149,546一定の期間にわたり移転される財またはサービス4,618,455879,6875,498,142-5,498,142顧客との契約から生じる収益9,165,0161,482,67210,647,689-10,647,689外部顧客への売上高9,165,0161,482,67210,647,689-10,647,689セグメント間の内部売上高又は振替高241,6201,644△1,644-計9,165,0401,484,29210,649,333△1,64410,647,689セグメント利益568,65569,059637,714441638,156セグメント資産7,243,4141,819,8029,063,216△256,5168,806,700セグメント負債2,314,6301,215,4823,530,113△8573,529,255その他の項目 減価償却費24,9315,14130,072-30,072のれんの償却額-87,50487,504-87,504特別損失(工事関連対応費)39,647-39,647-39,647有形固定資産及び無形固定資産の増加額31,35112,23943,590-43,590(注)1.調整額の内容は、次のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額441千円は、セグメント間取引消去によるものであります。 (2)セグメント資産の調整額の主なものは、提出会社の関係会社株式等であります。 (3)セグメント負債の調整額△857千円はセグメント間取引消去によるものであります。2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)1.製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報 (1)売上高 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円)顧客の氏名又は名称売上高関連するセグメント名鹿島建設株式会社1,399,124建設工事業株式会社竹中工務店863,132建設工事業 当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)1.製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報 (1)売上高 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円)顧客の氏名又は名称売上高関連するセグメント名鹿島建設株式会社1,879,861建設工事業大成建設株式会社1,086,753建設工事業 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) 該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日) (単位:千円) 建設工事業設備工事業合計当期償却額-21,87621,876当期末残高-415,649415,649 当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) (単位:千円) 建設工事業設備工事業合計当期償却額-87,50487,504当期末残高-328,145328,145 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) 該当事項はありません。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円)顧客の氏名又は名称売上高関連するセグメント名鹿島建設株式会社1,879,861建設工事業大成建設株式会社1,086,753建設工事業
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、財政状態及び株価等に影響を及ぼす可能性のある事項としては以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)建設市場の動向 当社グループの主たる事業分野の防水工事業は請負形態をとっており、受注先の動向により受注額の増減、競合する他社との受注競争の激化等による低採算化のため収益力の低下など、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (2)取引先の信用のリスク 当社グループは、取引先に関し審査の実施や信用不安情報の収集など、信用リスク回避の方策を講じております。しかしながら、万一、発注者、協力会社等に信用不安が生じた場合、資金回収の懸念や工期の遅延など、予定外の事態により業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (3)重大事故の発生 安全管理には万全を期しておりますが、施工中に予期しない重大事故が発生した場合、関係諸官庁からの行政処分を受けることなどにより、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (4)業績の季節的変動 当社グループの属する建設業界における業績については、受注高、売上高ともに、上半期の割合が大きい傾向にあります。したがって、連結会計年度の上半期と下半期の受注高、売上高には大きな相違があり、業績に季節的変動があります。 (5)施工物の不具合 品質管理には万全を期しておりますが、万一、欠陥が発生した場合には顧客に対する信用を失うとともに、瑕疵担保責任による損害賠償が発生した場合には、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (6)資材価格の変動 当社グループは、新築防水工事、改修工事、直接受注工事、設備工事等を主な業務としており、受注先との契約から工事完了までの間に防水材、資材などの値上げが実施され、請負代金に反映させることが困難な場合、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (7)自然災害の発生 地震、津波、風水害等の自然災害が発生した場合、当社グループが保有する資産や当社グループの従業員に直接被害が及び、損害が発生する可能性があります。災害規模が大きな場合には、事業環境が変化し業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、依然として地政学的・政治的な不確実性を抱える状況が続いております。米国ではトランプ前大統領の復権により通商・安全保障政策の再編が進む一方、中東ではパレスチナ情勢の緊迫化が長期化の様相を呈し、国際的な資源価格や物流コストの変動リスクが高まっています。 国内においては、高市政権の発足により経済政策・財政運営の方向性が新たな局面を迎えるなか、自公連立の終焉と自維連立による新たな政治体制のもとで、成長戦略の再構築に向けた動きが加速しています。 こうした国際・国内情勢の変化のなか、当連結会計年度の我が国経済は、一部に弱めの動きもみられるものの、緩やかに回復しています。個人消費は徐々に回復軌道に乗りつつあり、賃上げや物価上昇も実体経済に一定の影響を及ぼしています。 首都圏の非居住用建物の着工床面積については、前年同期比で減少し、工事費予定額についても減少しています。着工時点での工事費予定額平米当たり単価については、労務費、材料費等の価格上昇も影響し、前年に引き続き増加しています。 東京都心5区におけるオフィス賃貸市場では、移転や拡張、分室開設、集約・統合など多様なニーズによる成約がみられ、空室率は低下しました。大規模ビルでの成約は年間を通じて継続し、既存ビルでも安定した需要が確認されるなど、高稼働の動きが広がっています。賃料は2万円/坪を上回る水準で推移しており、足元でも上昇が続いています。 このような経営環境のなか、2021年10月から2030年9月までの9ヵ年に及ぶ長期経営計画『~100年選ばれ続ける会社を目指す!~』のもと、急激に変容していく経営環境の中でも永続的な成長ができる総合専門工事会社となることを目指しております。テーマとして、1.「ゼネコン上位10社でのシェアNo.1」、2.「ROE15%」、3.「成長性分野開拓」、を最終年度の達成目標として掲げ、SDGsへの取り組みも強化し長期的視野で着実な態勢整備と業務推進により業容の拡大、業績の向上を図ってまいりました。 推進するテーマに変更はありませんが、次のとおりテーマごとに取組んでまいりました。1.「ゼネコン上位10社でのシェアNo.1」 (1)営業力強化:リスク管理を前提とした合理的な受注、直接受注顧客の増強 (2)受注領域拡大:ワンストップ提案によるセット受注推進、新工法にも対応した施工・資材の提供2.「ROE15%」 (1)生産性向上:採算性に留意した最適配置、技能職部門強化、社員エンゲージメントの取組み (2)現場力の強化:着工前事前検討会の徹底、現場パトロール強化による社員教育と育成3.「成長性分野開拓」 (1)マサルグループ内連携強化:各社機能の統合や合理化への取組み (2)新たな事業領域への進出:投資を伴うシナジー事業領域開発、海外事業の模索 受注活動につきましては、採算性に留意しながら、新築市場、改修市場、子会社セグメント市場において安定的な受注基盤確保のため、積極的に行ってまいりました。また、受注案件における工期の長期化や資材・労務費の上昇が収益に与える影響を踏まえ、見積精度の向上および原価管理体制の強化などリスク管理の徹底にも留意してまいりました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末における資産の残高は、前連結会計年度末に比べ4億12百万円増加し、88億6百万円となりました。その内訳といたしましては、流動資産65億54百万円、有形・無形固定資産15億46百万円、投資その他の資産7億5百万円であります。 当連結会計年度末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ75百万円増加し、35億29百万円となりました。その内訳といたしましては、流動負債28億33百万円、固定負債6億95百万円であります。 当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ3億37百万円増加し、52億77百万円となりました。この結果、当連結会計年度末の自己資本比率は59.9%となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、受注高が127億60百万円(前年同期比44.6%増)となりました。売上高につきましては、106億47百万円(前年同期比19.0%増)となりました。利益につきましては、営業利益は6億38百万円(前年同期比56.6%増)、経常利益6億58百万円(前年同期比56.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、4億5百万円(前年同期比46.1%増)となりました。 (建設工事業) 売上高は91億65百万円(前年同期比13.8%増)、セグメント利益は5億68百万円(前年同期比52.1%増)となりました。受注高につきましては、83億11百万円(前年同期比2.5%増)となりました。 (設備工事業) 売上高は14億84百万円(前年同期比64.4%増)、セグメント利益は69百万円(前年同期比108.8%増)となりました。受注高につきましては、44億49百万円(前年同期比522.9%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は32億94百万円となり、期首残高に比べ10億15百万円の増加となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動により得られた資金は12億38百万円となりました。これは主に、仕入債務の減少2億円、法人税等の支払額1億30百万円等により資金が減少したものの、未成工事支出金の減少2億85百万円、売上債権の減少2億84百万円等により資金が増加したことによるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動により得られた資金は9百万円となりました。これは主に、保険の解約等による収入41百万円等により資金が増加したことによるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動により使用した資金は2億32百万円となりました。これは主に、長期借入金の借入による収入3億円等により資金が増加したものの、長期借入金の返済による支出3億21百万円、社債の償還による支出96百万円等により資金が減少したことによるものであります。 ③ 建設業における受注工事高及び施工高の実績a.生産実績 当社グループでは、生産実績を定義することが困難であるため、記載しておりません。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)建設工事業8,311,2392.55,078,020△14.1設備工事業4,449,328522.93,602,261442.9合計12,760,56744.68,680,28132.0(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。2.当連結会計年度において、受注実績に著しい変動がありました。これは、設備工事業セグメントにおける大型案件の受注によるものであります。 c.売上実績 当連結会計年度の売上実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称売上高(千円)前年同期比(%)建設工事業9,165,01613.8設備工事業1,482,67266.2合計10,647,68919.0(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。2.当連結会計年度において、売上実績に著しい変動がありました。これは、設備工事業セグメントにおいて、前連結会計年度から繰り越された大型案件が当連結会計年度に完工したことに加え、当連結会計年度に受注した大型案件について工事進行基準による売上計上が行われたことによるものであります。3.最近2連結会計年度の主な相手先別の売上高及びその割合は、次のとおりであります。相手先前連結会計年度(自 2023年10月1日至 2024年9月30日)当連結会計年度(自 2024年10月1日至 2025年9月30日)売上高(千円)割合(%)売上高(千円)割合(%)鹿島建設株式会社1,399,12415.61,879,86117.6大成建設株式会社461,1695.21,086,75310.2 (参考)提出会社の事業の状況は次のとおりであります。a.受注工事高、完成工事高及び繰越工事高期別区分前期繰越工事高(千円)当期受注工事高(千円)計(千円)当期完成工事高(千円)当期繰越工事高(千円)第69期自 2023年10月1日至 2024年9月30日新築防水工事2,865,4332,989,3775,854,8113,140,3072,714,503改修工事1,648,7204,211,4445,860,1643,283,5062,576,658直接受注工事1,332,038907,1772,239,2151,617,392621,823計5,846,1928,107,99913,954,1918,041,2065,912,985第70期
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、『企画提案力・技術開発力・施工力を総合的に強化し、顧客ニーズに合う高品質の商品を提供するとともに、専門業者としての見識を再構築し企業イメージの向上を図る』ことを経営の基本方針とし、新築市場及び、成長著しいリニューアル市場において、お客さまの信頼と期待に応え、社会の発展に貢献してまいります。また、経営効率の徹底及び内部統制の整備により経営基盤を強化するとともに、財務体質の強化を図ることで、企業価値の最大化に努めてまいります。 (2)経営環境 今後の世界経済は、ウクライナ情勢の長期化や中東地域の地政学的リスク、中国経済の減速傾向、さらには欧米諸国における金融引き締めの影響などにより、不透明感の強い状況が続く見通しです。特に、中国の不動産市場の調整や内需の伸び悩みがアジア全体の成長鈍化要因となっており、外需環境の先行きには慎重な見極めが求められます。 一方で、国内経済においては、賃上げの広がりや企業収益の改善、積極的な設備投資が継続するなど、緩やかな回復基調が維持される見通しです。生産年齢人口の減少により人手不足が構造的課題となる一方で、デジタル化・省人化投資や外国人労働力の活用など、生産性向上に向けた取り組みが進展しています。高市政権の誕生を契機として、食料安全保障、エネルギー安全保障、防災・インフラ分野への重点投資など、成長基盤の再構築に向けた政策も進みつつあります。 当連結会計年度の我が国経済は、賃金上昇や設備投資の堅調さを背景に、緩やかな回復基調を維持しております。日本銀行の見通しによれば、企業の前向きな投資姿勢や雇用環境の改善が実体経済を下支えしている一方で、為替変動や海外経済の減速などによる下振れリスクも依然として残されています。物価は基調として上昇が続くものの、実質所得の増加が消費を徐々に押し上げており、緩やかな成長が継続する局面にあります。 建設業界においては、国土交通省が公表した2025年度の建設投資見通しによれば、公共投資および民間設備投資の双方が底堅く推移し、総建設投資額は前年度を上回る水準で推移する見込みです。特に、防災・減災やインフラ老朽化対策、都市再開発案件などによる継続的な需要が確認されております。一方で、資材価格および労務費の高止まりが続いており、工事費用の上昇が収益性の圧迫要因となっています。 都心部のオフィス賃貸市場では、企業の集約や機能強化を目的とした移転需要が継続し、空室率は低下傾向にあります。賃料水準は堅調に推移しており、高稼働ビルを中心に上昇基調が継続するなど、都市部の不動産市場は回復傾向を強めています。このような環境のもと、建設需要は安定的に推移するものの、コスト上昇への対応が引き続き重要な課題となっております。 (3)目標とする経営指標 当社グループは、安定した経営を持続していくため、自己資本比率、売上高営業利益率、1株当たり当期純利益などを経営指標の目標とし、指標の向上を目指しております。 (4)中長期的な会社の経営戦略 2021年10月から2030年9月までの9ヵ年に及ぶ長期経営計画『~100年選ばれ続ける会社を目指す!~』のもと、急激に変容していく経営環境の中でも永続的な成長ができる総合専門工事会社となることを目指しております。テーマとして、1.「ゼネコン上位10社でのシェア№1」、2.「ROE15%」、3.「成長性分野開拓」を最終年度の達成目標として掲げ、SDGsへの取り組みも強化し長期的視野で着実な態勢整備と業務推進により業容の拡大、業績の向上を図っております。 (5)会社の対処すべき課題 当社グループは2021年10月から2030年9月までの9ヵ年に及ぶ長期経営計画『~100年選ばれ続ける会社を目指す!~』のもと、急激に変容していく経営環境の中でも永続的な成長ができる総合専門工事会社となることを目指します。テーマとして、1.「ゼネコン上位10社でのシェアNo.1」、2.「ROE15%」、3.「成長性分野開拓」、を最終年度の達成目標として掲げ、SDGsへの取り組みも強化し長期的視野で着実な態勢整備と業務推進により業容の拡大、業績の向上を図ってまいります。 推進するテーマに変更はありませんが、以下の経営施策を着実に実行し、業容拡大、収益確保を図ってまいります。 1.「ゼネコン上位10社でのシェア№.1」⑴ 営業力強化 :営業情報共有受注体制の大幅な強化⑵ 受注領域拡大:工種の拡充(仮設工事との業務提携、設備、原状復旧)改修チームの連携強化による受注戦略の再構築2.「ROE15%」⑴ 生産性向上 :着前検討会の強化と評価協力会社で構成する勝栄会との連携強化により、施工品質の統一基準を設定⑵ 現場力の強化:専門知識研修の継続とOJTによる知識の習得協力会社の施工能力向上と現場作業員確保改修チームの連携による人員補完力の強化3.「成長性分野開拓」⑴ 戦略的投資 :周辺分野へのM&Aの推進周辺分野における企業との業務提携、資本提携 更に、次期連結会計年度の受注活動につきましては、新築市場、改修市場、子会社セグメント市場において安定的な受注基盤確保のため、採算性に留意しながら引き続き積極的に行い、受注案件における工期の長期化や資材・労務費の上昇が収益に与える影響を踏まえ、見積精度の向上および原価管理体制の強化などリスク管理の徹底にも留意してまいります。 また、子会社経営管理にも注力する他、引き続き、成長領域と捉えている直接受注市場の開拓や成長分野への投資にも取り組んでまいります。 (6)長期経営計画について 長期経営計画(2021年10月~2030年9月)を策定し、スタートしております。
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】 重要性が乏しいため、記載を省略しております。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)(一定の期間にわたり履行義務が充足され、進捗度に基づき認識した完成工事高) (1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 前連結会計年度当連結会計年度 一定の期間にわたり履行義務が充足され、進捗度に基づき認識した完成工事高614,339千円441,966千円(注)当連結会計年度に完成した工事に係る完成工事高は除いております。 (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 工事収益総額及び工事原価総額の見積りにつきましては、工事着工段階において実行予算を編成し、着工後の各期末においては工事の現況を踏まえて見直しを実施しており、一定の期間にわたり履行義務が充足され、進捗度に基づき認識した完成工事高については、工事原価総額を基礎として当連結会計年度末までの実際発生原価に応じた工事進捗度に工事収益総額を乗じて算定しております。 当該見積りは、今後の工事の進捗に伴い、施工中の工法の変更や施工範囲の変更等に伴う設計変更・追加契約の締結・資材・外注費等にかかる市況の変動及び天候等の気候変動による工事の遅延等による外注費の増減等によって影響を受ける可能性があり、翌連結会計年度の連結財務諸表において、完成工事高の金額に重要な影響を及ぼす可能性があります。 なお、上記の完成工事高には、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積もることができないため、原価回収基準により認識した収益金額は含んでおりません。 (のれんの評価) (1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 前連結会計年度当連結会計年度 のれん415,649千円328,145千円 (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 企業結合により取得したのれんは、被取得企業の今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力として、取得原価と被取得企業の識別可能資産及び負債の企業結合日時点の時価との差額で計上し、その効果の及ぶ期間にわたって、定額法により規則的に償却しております。 また、営業活動から生ずる損益の実績等に基づいて、減損の兆候の有無を検討し、減損の兆候を識別した場合には、のれんの残存償却期間に対応する期間における割引前将来キャッシュ・フローを事業計画に基づいて算定し、帳簿価額と比較して減損損失の認識の要否を判定しております。減損損失の認識が必要と判定された場合、当該のれんについては、回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として認識しております。なお、当連結会計年度においては、のれんについて減損の兆候は識別されておりません。 将来の事業環境の変化等により、回収可能価額が帳簿価額を下回ることとなった場合には、減損損失の計上が必要となり、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 該当事項はありません。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】 当社は、株主の皆様に対する利益還元を最も重要な経営課題の一つと位置づけ、業績に裏付けられた利益配分を、安定的且つ継続的に行うことを基本方針としております。また、当社グループを取り巻く経営環境を見据え、健全な経営基盤の構築と将来の事業展開に向けた内部留保の充実を目指し、財務体質の強化に努めるとともに、事業基盤拡充を図るための有効投資を行い、株主の皆様のご期待に応えてまいる所存であります。 剰余金の配当につきましては、年1回の期末配当で行うことを基本方針としており、この剰余金の配当の決定機関は、株主総会であります。 当期の期末配当金につきましては、上記基本方針並びに経営成績を総合的に勘案し、1株当たり160円の配当に決定いたしました。 なお、当社は、「取締役会の決議により、毎年3月31日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。 当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)2025年12月24日142,334160定時株主総会決議
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100XCIB)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E00254)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

株式会社マサルの証券コード(銘柄コード)は?
1795です。
1795(株式会社マサル)のEDINETコードは?
E00254です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
1795(株式会社マサル)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 勝又 健です(有価証券報告書の表紙記載)。
1795(株式会社マサル)の本社所在地は?
東京都江東区佐賀一丁目9番14号です。
1795(株式会社マサル)の監査法人(会計監査人)は?
Mooreみらい監査法人です。
1795(株式会社マサル)の筆頭株主は?
株式会社操上で、保有比率は約16.3%です(2025-09-30基準)。
1795(株式会社マサル)の発行済株式数は?
有報(2025-09-30基準)で901,151株です(発行済株式総数)。うち自己株が11,500株、市場で流通する浮動株は489,651株です。
1795(株式会社マサル)の株主数は?
2025-09-30基準で1,028名です。上位10名で45.0%を保有し、浮動株比率は54.3%です。
1795(株式会社マサル)の決算期は?
9月期です。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E00254)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。