9348東証グロースサービス業
株式会社ispace
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ROIC
%
投下資本利益率
ROE(実績)3827位
-54.1%
有報 報告値
営業利益率3758位
-350.2%
営業益 -115.8億
自己資本比率3305位
31.6%
EPS(実績)
-66.0
26/03期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ月面着陸実績なし・調達で燃やす実証前ディープテック型

何で稼ぐ会社か——月へ顧客の荷物を運ぶ「ペイロードサービス」と、将来の月面データ提供を柱に据える民間宇宙企業です。ただし本文が明記する通り、現時点で月面着陸の成功実績はなく、収益は履行の進捗に応じて計上される途上です。財務の骨はこうです。最新期(2026/3)は売上33.1億に対し営業損失115.8億(本業の赤字が売上の約3.5倍)、最終損失81.5億で、赤字は8期連続です。本業から出ていく現金営業CF)は当期135.7億のマイナスで、利益以前に資金が流出し続けます。これを埋めるのは調達で、同社開示では累計598億円の新株発行、累計506億円の融資契約。当期は株式発行で181.9億円を得た一方、有利子負債は294.4億円まで膨らみ、複数の借入契約には純資産を正に保つ・現預金30億円以上を維持するといった財務制限条項が付きます。営業から借入を返す原資はなく、事業は着陸実証の成否と継続調達に依存します。長く所有に値する事業か、静かにすり減る事業か——現状は前者の裏付け(利益とキャッシュ)を欠き、後者の色が濃い型です(価格は扱いません)。

▲ 8期連続最終赤字▲ 営業赤字拡大▲ 6期累計 営業CF -459.9億▲ 有利子負債294.4億・営業CFで返済原資なし

8期連続最終赤字。最新期 純損失81.5億

営業赤字拡大。営業利益率 -206.51%→-350.16%

6期累計 営業CF -459.9億。営業段階で資金流出=利益以前にキャッシュが出ていく(罠の芯)

有利子負債294.4億・営業CFで返済原資なし。営業CF-135.7億(マイナス)=借入を営業から返せない

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JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/03期・単年)

損益(PL)
売上高
33.1
前年比 -30.3%
営業利益
-115.8
経常利益
-81.4
純利益
-81.5
財政状態(BS)
総資産
477.0
前年比 +75.5%
純資産
151.7
前年比 +116.5%
現金
296.9
前年比 +126.3%
有利子負債
294.4
前年比 +82.9%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
-135.7
投資CF
-18.3
財務CF
314.5
前年比 +201.7%
フリーCF
-156.3
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

Deep Research / 無料公開分 所有に値する事業か・静かにすり減る事業か

一次開示(有報)から、株価を抜きに「この会社は事業として良いか・続くか・信頼できるか」を一つずつ解きほぐします。各回答は結論の一文を太字にし、詳細をその後に。専門用語はできるだけ避けています(「所有に値する事業」=強み・利益の質・健全な資本配分・下値の硬さで長く持てる構造、「静かにすり減る事業」=それらが欠けてじわじわ価値が削れる構造)。株価の割安/割高は扱いません(価格の判断はご自身で)。

① まず立てる仮説(看板 vs 実体)

看板は「月へ荷物を運ぶ民間宇宙企業」だが、実体は月面着陸をまだ一度も成功させていない実証前ディープテック。売上33億に対し営業損失116億、粗利すらマイナスに転落。稼ぐ会社ではなく、新株発行と借入で開発資金を燃やし続ける段階の会社だ。事業として良いかは「着陸が成功し反復ミッションが回るか」という未検証の一点に賭かる、という仮説を起点に置く。

リサーチ1強み(他社にない優位性=いわゆる堀)は何か。それは利益率・資本効率にどう表れ、5年推移とセクター比でどちらへ動くか。事業の質

主張される強みは「民間ならではの品質向上サイクル=小型・軽量・COTS品活用で開発コストを下げ、失敗許容度を高めて反復回数を稼ぐ」設計思想と、ミッション1・2で得た着陸失敗要因分析まで含むミッションデータの蓄積だ。ただし現時点で利益率・資本効率には全く表れていない(粗利▲86%、ROA▲17%、ROICは算出不能)。データと経験が真の参入障壁になるのは「反復して着陸成功率が上がる」ことが実証されて初めて。現状は強みの仮説であって、財務的裏付けを持つ堀ではない。他社(Firefly等)も同市場を走る中、優位の証明はこれからだ。

定点観測 ミッション3以降で着陸成功、かつ後続ミッションの単価・成功率にデータ蓄積が効く証拠(歩留まり改善・開発費逓減)が数値で出るか。出なければ「経験=堀」の仮説は崩れる。
② 結び:所有に値する事業か、静かにすり減る事業か(証拠で見直した結論)

評決は「現時点では、事業として稼ぐ実体をまだ持たない実証前企業=所有に値するかは着陸成功という未検証の一点に全依存する構造」。良く読めば、政策マネー(宇宙戦略基金・NASA)の追い風、前受課金でキャッシュを先取りする契約設計、失敗データまで蓄積する反復思想という将来の堀の芽がある。厳しく読めば、8期連続赤字・粗利マイナス転落・営業CF累計▲460億・有利子負債を営業で返せない・財務特約という命綱・単一顧客Draper依存52%と、脆さが具体的で重い。分岐=見通し:追い風なら、ミッション3(2028)の着陸成功→反復で単位コスト逓減→受注拡大で「実績ある事業者」へ転換し堀が財務に表れ始める。向かい風なら、着陸再失敗or政府予算縮小で受注計画が崩れ、減損・財務特約抵触・希薄化増資の連鎖に入る。【天気予報式の注記:これは一つの可能性で、着陸成否・各国宇宙予算・調達環境という前提が変われば結論も変わる。将来を当てるものではなく、次の開示で検証すべき問いの提示である。】検証すべきは、ミッション3の成否、営業CFの改善方向、財務特約への距離、Draper依存の低下。

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正常化利益・資本配分・関連当事者(富の抜き取り)・外部環境(競争×マクロ)・下値の硬さ 等。各答えは開示に接地し、反証(定点観測)を必ず添えます。
情報提供であり売買を推奨するものではありません。各回答は開示事実に接地し、判断は読者に委ねます(両論・定点観測つき)。

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
売上高(百万)6749892,3574,7433,307
営業利益(百万)-4,057-11,024-5,502-9,795-11,580
経常利益(百万)-4,039-11,378-6,098-11,334-8,142
純利益(百万)-4,060-11,398-2,366-11,945-8,152
EPS(円)-77.7-211.5-29.1-124.3-66.0
1株配当(円)
営業利益率(%)-601.8-1114.4-233.4-206.5-350.2
ROE(%)-46.0447.3-24.3-173.2-54.1
自己資本比率(%)70.7-35.436.025.431.6

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
総資産(百万)12,4877,19327,03327,18947,705
純資産(百万)8,832-2,3489,7457,00815,173
流動資産(百万)11,7735,73121,78519,06834,385
流動負債(百万)2,9644,12410,5033,8555,697
現金(百万)6,3333,38216,83313,11829,691
有利子負債(百万)2,1636,77912,51816,09629,443
ネットキャッシュ(百万)4,169-3,3974,315-2,979247
BPS(円)163.7-47.3104.665.1103.0
自己資本比率(%)70.7-35.436.025.431.6
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0323/0324/0325/0326/03
営業CF(百万)-5,406-7,322-5,025-12,050-13,568
投資CF(百万)-90-90-2,063-2,672-1,826
財務CF(百万)7,4644,36420,36710,42431,448
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2026-03期・細目まで)

貸借対照表 41項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,006社中531位 →29,69113,118
売掛金281,545
売買目的有価証券及び1年内に満期の到来する有価証券
仕掛品及び半成工事
仕掛品29256
前渡金3,9923,621
その他 3,001社中1,380位 →645563
流動資産 3,006社中1,146位 →34,38519,068
固定資産
有形固定資産
建物及び暖房、照明、通風等の附属設備
建物附属設備92631
工具、器具及び備品1,217866
使用権資産196286
建設仮勘定5,4084,012
その他の有形固定資産で流動資産または投資たる資産に属しないもの
その他77
減価償却累計額-535-342
有形固定資産 3,066社中1,566位 →7,2184,859
無形固定資産
ソフトウエア5488
その他の無形資産で流動資産又は投資たる資産に属しないもの
その他11
無形固定資産 3,036社中2,629位 →5589
投資その他の資産
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
その他531175
投資その他の資産 3,006社中1,218位 →6,0473,173
固定資産 3,009社中1,510位 →13,3208,121
資産 3,097社中1,384位 →47,70527,189
負債の部
流動負債
契約負債7542,696
引当金
株式報酬引当金2312
その他の負債で1年内に支払又は返済されると認められるもの
短期借入金3,090
その他1,8301,042
流動負債 3,006社中1,845位 →5,6973,855
固定負債
長期借入金
長期借入金26,35416,096
引当金
株式報酬引当金621
その他の負債で流動負債に属しないもの
その他419229
固定負債26,83516,327
負債 3,097社中1,056位 →32,53120,182
純資産の部
株主資本
資本金 3,096社中290位 →20,72011,542
新株式申込証拠金319
資本剰余金
資本剰余金 3,047社中304位 →20,62711,449
利益剰余金
利益剰余金 3,097社中3,087位 →-25,080-16,928
自己株式-0-0
株主資本 3,096社中1,636位 →16,2716,082
評価・換算差額等
為替換算調整勘定-1,206816
評価・換算差額等-1,206816
新株予約権109109
純資産 3,097社中1,755位 →15,1737,008
負債純資産 3,097社中1,391位 →47,70527,189
損益計算書 40項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高3,3074,743
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価6,1602,499
営業活動による費用・売上原価の内訳
販売費及び一般管理費
研究開発費3,9297,731
給料及び手当1,8441,522
その他2,9542,786
販売費及び一般管理費8,72712,040
売上総利益又は売上総損失(△)-2,8532,245
販売費及び一般管理費
研究開発費3,9297,731
給料及び手当1,8441,522
その他2,9542,786
販売費及び一般管理費8,72712,040
営業利益又は営業損失(△) 3,006社中3,004位 →-11,580-9,795
営業外収益
受取利息14196
為替差益2,742
補助金収入2,584229
雑収入583
その他00
営業外収益 3,005社中179位 →5,472407
営業外費用
支払利息1,816920
株式交付費64
資金調達費用144375
その他87
営業外費用2,0331,946
経常利益又は経常損失(△) 3,096社中3,089位 →-8,142-11,334
特別損失
固定資産除却損12
特別損失1623
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 3,097社中3,079位 →-8,143-11,957
法人税等 3,092社中2,855位 →9-12
法人税、住民税及び事業税 3,091社中2,950位 →9-12
当期純利益又は当期純損失(△) 3,096社中3,077位 →-8,152-11,945
(内訳)
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 3,097社中3,076位 →-8,152-11,945
その他の包括利益
為替換算調整勘定-2,0221,547
その他の包括利益-2,0221,547
包括利益 3,097社中3,084位 →-10,174-10,398
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,097社中3,084位 →-10,174-10,398
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△) 3,096社中3,077位 →-8,152-11,945
その他の包括利益
為替換算調整勘定-2,0221,547
その他の包括利益-2,0221,547
包括利益 3,097社中3,084位 →-10,174-10,398
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,097社中3,084位 →-10,174-10,398
キャッシュ・フロー計算書 34項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
小計 3,097社中3,037位 →-14,410-11,444
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 3,097社中3,079位 →-8,143-11,957
減価償却費 3,055社中2,197位 →228162
貸倒引当金の増減額(△は減少)-3232
支払利息1,816920
為替差損益(△は益)-2,753657
売上債権の増減額(△は増加)1,439-1,469
株式報酬費用116454
受注損失引当金の増減額(△は減少)-109106
株式交付費64
補助金収入-2,584-229
契約負債の増減額(△は減少)-1,887-670
前渡金の増減額(△は増加)1,0321,916
その他-93-1,107
利息及び配当金の受取額14196
利息の支払額-1,874-926
法人税等の支払額-9-4
補助金の受取額2,584229
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,097社中3,028位 →-13,568-12,050
投資活動によるキャッシュ・フロー
利息及び配当金の受取額14196
有形固定資産の取得による支出-2,061-2,440
無形固定資産の取得による支出-9-86
その他244-145
投資活動によるキャッシュ・フロー 3,097社中1,854位 →-1,826-2,672
財務活動によるキャッシュ・フロー
利息の支払額-1,874-926
短期借入れによる収入5005,000
長期借入れによる収入15,00013,970
長期借入金の返済による支出-2,153-3,018
株式の発行による収入18,1956,985
新株予約権の行使による株式の発行による収入34107
財務活動によるキャッシュ・フロー 3,089社中49位 →31,44810,424
現金及び現金同等物に係る換算差額519582
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 3,097社中117位 →16,573-3,715
現金及び現金同等物の残高 3,097社中615位 →29,69113,118
この会社だけの項目 7件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(注記の本文 4件は含みません)
項目当期前期
新株式申込証拠金の払込3719
資金調達費用132375
長期前渡金の増減額(△は増加)-3,636-1,257
長期前渡金5,5162,998
資金調達費用による支出-132-48
新株式申込証拠金の払込による収入319
譲渡制限付株式報酬44441
貸借対照表 45項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金25,0127,161
売掛金1941
前渡金1,5711,152
前払費用139260
その他290297
流動資産27,03021,855
固定資産
有形固定資産
建物及び暖房、照明、通風等の附属設備
建物附属設備92226
工具、器具及び備品305214
その他の有形固定資産で流動資産または投資たる資産に属しないもの
その他823
減価償却累計額-257-203
有形固定資産97861
無形固定資産
ソフトウエア99
その他の無形資産で流動資産又は投資たる資産に属しないもの
その他00
無形固定資産99
投資その他の資産
関係会社株式その他流動資産に属しない有価証券
関係会社株式00
長期貸付金
長期貸付金29,082
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
その他500144
投資その他の資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-16,429
投資その他の資産13,153144
固定資産14,140214
資産41,17022,069
負債の部
流動負債
未払費用19271
契約負債334632
引当金
株式報酬引当金2312
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払金663621
未払法人税等16790
その他の負債で1年内に支払又は返済されると認められるもの
短期借入金3,090
その他4543
流動負債4,5131,472
固定負債
長期借入金
長期借入金26,35416,096
引当金
株式報酬引当金621
その他の負債で流動負債に属しないもの
その他30424
固定負債26,72016,122
負債31,23317,594
純資産の部
株主資本
資本金20,72011,542
新株式申込証拠金319
資本剰余金
資本準備金20,62711,449
資本剰余金20,62711,449
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金-31,523-18,644
利益剰余金-31,523-18,644
自己株式-0-0
株主資本9,8284,366
新株予約権109109
純資産9,9374,475
負債純資産41,17022,069
損益計算書 32項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高1,1172,403
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価1,78276
営業活動による費用・売上原価の内訳
販売費及び一般管理費
減価償却費31
研究開発費1,6667,279
その他2,2542,111
販売費及び一般管理費4,38910,069
売上総利益又は売上総損失(△)-6652,327
販売費及び一般管理費
減価償却費31
研究開発費1,6667,279
その他2,2542,111
販売費及び一般管理費4,38910,069
営業利益又は営業損失(△)-5,054-7,742
営業外収益
受取利息353
為替差益2,623
補助金収入2,584227
雑収入2455
その他00
営業外収益5,266402
営業外費用
支払利息1,818921
株式交付費64
資金調達費用144375
貸倒引当金繰入額11,0503,455
その他3336
営業外費用13,0795,582
経常利益又は経常損失(△)-12,868-12,922
特別損失
固定資産除却損11
特別損失1622
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)-12,869-13,535
法人税等94
法人税、住民税及び事業税94
当期純利益又は当期純損失(△)-12,878-13,539
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△)-12,878-13,539
キャッシュ・フロー計算書 1項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)-12,869-13,535
この会社だけの項目 4件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。
項目当期前期
業務委託費及び支払報酬467678
平均年間給与の対前事業年度増減率0
新株式申込証拠金の払込3719
譲渡制限付株式報酬44441
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 一般商工業)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
-150億-100億-50億0億50億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 売上高 7億 ・ 純利益 -41億23/03 ・ 売上高 10億 ・ 純利益 -114億24/03 ・ 売上高 24億 ・ 純利益 -24億25/03 ・ 売上高 47億 ・ 純利益 -119億26/03 ・ 売上高 33億 ・ 純利益 -82億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
-1,500%-1,000%-500%0%500% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 粗利率 49.6% ・ 営業利益率 -601.7% ・ 純利益率 -602.2%23/03 ・ 粗利率 55.9% ・ 営業利益率 -1,114.4% ・ 純利益率 -1,152.2%24/03 ・ 粗利率 39.4% ・ 営業利益率 -233.4% ・ 純利益率 -100.4%25/03 ・ 粗利率 47.3% ・ 営業利益率 -206.5% ・ 純利益率 -251.8%26/03 ・ 粗利率 -86.3% ・ 営業利益率 -350.2% ・ 純利益率 -246.5%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
-200%0%200%400%600% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ROE -46.0% ・ ROA -32.5% ・ ROIC -60.9%23/03 ・ ROE 447.3% ・ ROA -158.5% ・ ROIC —24/03 ・ ROE -24.3% ・ ROA -8.8% ・ ROIC -70.9%25/03 ・ ROE -173.2% ・ ROA -43.9% ・ ROIC -98.0%26/03 ・ ROE -54.1% ・ ROA -17.1% ・ ROIC -54.3%
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-200億0億200億400億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF -54億 ・ 投資CF -1億 ・ 財務CF 75億23/03 ・ 営業CF -73億 ・ 投資CF -1億 ・ 財務CF 44億24/03 ・ 営業CF -50億 ・ 投資CF -21億 ・ 財務CF 204億25/03 ・ 営業CF -120億 ・ 投資CF -27億 ・ 財務CF 104億26/03 ・ 営業CF -136億 ・ 投資CF -18億 ・ 財務CF 314億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
-200億-150億-100億-50億0億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ フリーCF -55億23/03 ・ フリーCF -74億24/03 ・ フリーCF -70億25/03 ・ フリーCF -145億26/03 ・ フリーCF -156億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億10億20億30億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 設備投資 0億 ・ 減価償却 1億23/03 ・ 設備投資 1億 ・ 減価償却 1億24/03 ・ 設備投資 20億 ・ 減価償却 1億25/03 ・ 設備投資 24億 ・ 減価償却 2億26/03 ・ 設備投資 21億 ・ 減価償却 2億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
0倍1倍2倍3倍 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 営業CF/純利益 1.33倍23/03 ・ 営業CF/純利益 0.64倍24/03 ・ 営業CF/純利益 2.12倍25/03 ・ 営業CF/純利益 1.01倍26/03 ・ 営業CF/純利益 1.66倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
-300円-200円-100円0円 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ EPS ¥-7823/03 ・ EPS ¥-21124/03 ・ EPS ¥-2925/03 ・ EPS ¥-12426/03 ・ EPS ¥-66
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円0.5円1円0%0.5%1% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 1株配当 ¥0 ・ 配当性向 —23/03 ・ 1株配当 ¥0 ・ 配当性向 —24/03 ・ 1株配当 ¥0 ・ 配当性向 —25/03 ・ 1株配当 ¥0 ・ 配当性向 —26/03 ・ 1株配当 ¥0 ・ 配当性向 —
1株配当配当性向
無配(配当実績なし)。利益を配当に回さず事業へ再投資する会社に多く、成長企業に典型。配当性向は算定対象外。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
-200億0億200億400億600億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 総資産 125億 ・ 純資産 88億23/03 ・ 総資産 72億 ・ 純資産 -23億24/03 ・ 総資産 270億 ・ 純資産 97億25/03 ・ 総資産 272億 ・ 純資産 70億26/03 ・ 総資産 477億 ・ 純資産 152億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
-100円0円100円200円-50%0%50%100% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ BPS ¥164 ・ 自己資本比率 70.7%23/03 ・ BPS ¥-47 ・ 自己資本比率 -35.4%24/03 ・ BPS ¥105 ・ 自己資本比率 36.1%25/03 ・ BPS ¥65 ・ 自己資本比率 25.4%26/03 ・ BPS ¥103 ・ 自己資本比率 31.6%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億100億200億300億400億0%200%400%600%800% 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 流動資産 118億 ・ 流動負債 30億 ・ 流動比率 397.2%23/03 ・ 流動資産 57億 ・ 流動負債 41億 ・ 流動比率 139.0%24/03 ・ 流動資産 218億 ・ 流動負債 105億 ・ 流動比率 207.4%25/03 ・ 流動資産 191億 ・ 流動負債 39億 ・ 流動比率 494.6%26/03 ・ 流動資産 344億 ・ 流動負債 57億 ・ 流動比率 603.6%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億100億200億300億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ 現金 63億 ・ 有利子負債 22億23/03 ・ 現金 34億 ・ 有利子負債 68億24/03 ・ 現金 168億 ・ 有利子負債 125億25/03 ・ 現金 131億 ・ 有利子負債 161億26/03 ・ 現金 297億 ・ 有利子負債 294億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
-40億-20億0億20億40億60億 22/0323/0324/0325/0326/0322/03 ・ ネットキャッシュ 42億23/03 ・ ネットキャッシュ -34億24/03 ・ ネットキャッシュ 43億25/03 ・ ネットキャッシュ -30億26/03 ・ ネットキャッシュ 2億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0323/0324/0325/0326/03
純利益率(%)-602.2-1152.2-100.4-251.8-246.5
ROE(%)-46.0447.3-24.3-173.2-54.1
ROA(%)-32.5-158.5-8.8-43.9-17.1
総資産回転(回)0.050.140.090.170.07
営業CF率(%)-801.8-740.2-213.2-254.0-410.3
営業CF/純益(倍)
配当性向(%)
売上 前年比(%)33.146.7138.3101.2-30.3
純資産 前年比(%)20.5-126.6-515.1-28.1116.5
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
-156.3
ROIC
%
粗利率
-86.3%
アクルーアル比率
14.5%
売上CAGR(4年)
48.8%
EPS CAGR
%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
-246.5%
ROA
-17.1%
総資産回転
0.07
実効税率
%
現金変換(CFO/営業益)
CFO/純益(平均)
累計営業CF
-459.9
FCFマージン
-472.6%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
9.04
BPS CAGR
-10.9%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
6.04
純負債/EBITDA
インタレストカバレッジ
-6.4
債務返済年数
配当性向
%
連続増配
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
総合偏差値
34.0 母集団3915社中 3867位10/14指標
総合 →
業種内 総合偏差値(サービス業)
34.1 同業531社中 522位10/14指標
全体3867位・同業522位(母集団が異なるため両立します)
営業益率純益率粗利率ROEROAFCF率自己資本流動比発生高売上成長 50
営業利益率
-50
純利益率
-9
粗利率
-9
ROE
28
ROA
33
FCFマージン
-61
自己資本比率
40
流動比率
62
アクルーアル比率
30
売上CAGR
86
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
—億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.0億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.0%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
66.6%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
袴田 武史
8.2% 保有
自己株式
自社株なし ・簿価0.0億
大株主比率
1. 袴田 武史8.2%
2. 高砂熱学工業株式会社4.8%
3. JICVGIオポチュニティファンド1号投資事業有限責任組合4.4%
4. インキュベイトファンド3号投資事業有限責任組合4.1%
5. 栗田工業株式会社2.9%
6. 赤浦 徹2.2%
7. STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505019(常任代理人 株式会社みずほ銀行)2.0%
8. 株式会社日本政策投資銀行1.9%
9. IF GROWTH OPPORTUNITY FUND 1, L.P.(常任代理人 SMBC日興証券株式会社)1.5%
10. 三井住友信託銀行株式会社1.4%
上位10で 33.4%・発行済 146,209,683株・自己株 —株・浮動株 97,410,101株・株主 105,862名。所有者別(単元): 外国人 9.0% / 機関 6.2% / 個人 70.9%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

解析 大株主の持ち分推移

株主保有比率の推移(有報 各期末)増減
袴田 武史2023 22.26%2024 12.88%2025 8.52%2026 8.21%▼ 14.05pt
株式会社INCJ2023 11.35%2024 6.57%▼ 4.78pt
インキュベイトファンド3号投資事業有限責任組合2023 11.12%2024 6.43%2025 5.67%2026 4.10%▼ 7.02pt
赤浦 徹2024 2.83%2025 2.50%2026 2.20%▼ 0.63pt
株式会社日本政策投資銀行2023 6.49%2024 3.75%2025 3.31%2026 1.93%▼ 4.56pt
IF SPV1号投資事業組合2023 2.18%2024 1.26%2025 1.11%▼ 1.07pt
吉田 和哉2023 1.86%2025 0.85%▼ 1.01pt
過去の有価証券報告書「大株主の状況」から、大株主の保有比率の時系列を並べたもの。増減は事実としての推移で、その是非や売買を示すものではありません(複数期に現れる株主のみ・名義人と役員は対象外)。出所: 有報 大株主の状況(各期末)

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

企業隣接の理由近さ
株式会社サイバーセキュリティクラウド
4493 ・ 情報・通信業
共有株主: [・"・J・I・C・V・G・I・オ・ポ・チ・ュ・ニ・テ・ィ・フ・ァ・ン・ド・1・号・投・資・事・業・有・限・責・任・組・合・"・] / 共有親会社: [・]12
BASE株式会社
4477 ・ 情報・通信業
共有株主: [・] / 共有親会社: [・] / 同一監査法人(有限責任あずさ監査法人)11
株式会社プレイド
4165 ・ 情報・通信業
共有株主: [・] / 共有親会社: [・] / 同一監査法人(有限責任あずさ監査法人)11
フリー株式会社
4478 ・ 情報・通信業
共有株主: [・] / 共有親会社: [・] / 同一監査法人(有限責任あずさ監査法人)11
セーフィー株式会社
4375 ・ 情報・通信業
共有株主: [・] / 共有親会社: [・] / 同一監査法人(有限責任あずさ監査法人)8
業種分類ではなく会計監査人と法人株主の共有から算出した構造的な近さ(EDINET 一次データ)。「近さ」は共有特徴を希少度で重み付けした強さ(0–100)。監査法人のみの一致は弱いシグナルとして優先度を下げ、珍しい共有株主・支配関係を重く評価します。証券会社・名義口座・個人株主は除外。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率10.60%(取締役 3名計)
政策保有株式(簿価合計)0.0百万円(0銘柄)
役員報酬総額 / 役員数88.8百万円 / 9名
平均年間給与(提出会社)1,076万円(前期比 +10.0%)
従業員数(連結)333名
監査報酬 / 非監査報酬57.8百万円 / 19.0百万円
平均勤続年数2.8年
女性管理職比率
従業員1人当たり売上9.9百万円
従業員1人当たり営業利益-34.8百万円
政策保有株式の対純資産比0.0%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役CEO 袴田 武史
本社所在地東京都中央区日本橋本町一丁目9番3号
市場 / 業種東証グロース / サービス業
決算期3月
従業員数(連結)333名
EDINETコードE37584

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/03期末 基準・146,209,683株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 参考 理論株価:各手法の考え方

EPV(収益力価値) — 今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な内在価値。下限の物差し。成長分を含めない設計のため、成長企業では小さめの値になる。
配当割引(DDM) — 将来の配当を現在価値に割り引いた価値。配当が安定した会社に向く。配当だけを起点にするため、低・無配の会社は値が小さく出る(配当以外の価値は映さない)。
正常化EPS×正当PER — 一過性をならした「平常時の1株利益」に、妥当と考える倍率を掛ける。前提のPER次第で大きく動く。
成長考慮(割引) — 正常化EPSに成長を織り込んで割り引く。割引率>成長率のときだけ成立。
この銘柄は収益系の理論値算定が困難です。収益系の理論値は算定困難・参考外(直近最終赤字・累計営業CF流出・正常化利益が非正)。参考として資産の下値(BPS・NCAV)は財務・BSのカードをご覧ください。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-06-25確認書 ↗
2026-04-30変更報告書 ↗ / 赤浦 徹
2026-03-09変更報告書 ↗ / 袴田 武史
2026-03-06変更報告書 ↗ / ハイツ・キャピタル・マネジメント・インク
2026-03-04変更報告書 ↗ / ハイツ・キャピタル・マネジメント・インク
2026-03-02変更報告書 ↗ / ハイツ・キャピタル・マネジメント・インク
2025-11-14確認書 ↗
2025-10-29変更報告書 ↗ / ハイツ・キャピタル・マネジメント・インク
2025-10-28変更報告書 ↗ / 赤浦 徹
2025-10-22変更報告書 ↗ / 袴田 武史
2025-10-21変更報告書 ↗ / 赤浦 徹
2025-06-26確認書 ↗
2025-05-23変更報告書 ↗ / ハイツ・キャピタル・マネジメント・インク
2025-04-02変更報告書 ↗ / ハイツ・キャピタル・マネジメント・インク
2025-02-25変更報告書 ↗ / ハイツ・キャピタル・マネジメント・インク
2025-02-19変更報告書 ↗ / ハイツ・キャピタル・マネジメント・インク
2025-02-05変更報告書 ↗ / ハイツ・キャピタル・マネジメント・インク
2024-12-10大量保有報告書 ↗ / ハイツ・キャピタル・マネジメント・インク
2024-11-12確認書 ↗
2024-10-17変更報告書 ↗ / 袴田 武史
2024-06-28確認書 ↗
2024-05-20変更報告書 ↗ / 株式会社INCJ
2024-04-17変更報告書 ↗ / 株式会社INCJ
2024-04-08変更報告書 ↗ / 株式会社INCJ
2024-04-01変更報告書 ↗ / 赤浦 徹
2024-04-01変更報告書 ↗ / 袴田 武史
2024-02-13確認書 ↗
2023-11-10確認書 ↗
2023-10-20変更報告書 ↗ / 小沼 美和
2023-10-10変更報告書 ↗ / 赤浦 徹
2023-06-28確認書 ↗
2023-04-19大量保有報告書 ↗ / 小沼 美和
2023-04-19大量保有報告書 ↗ / 赤浦 徹
2023-04-19大量保有報告書 ↗ / 袴田 武史
2023-04-19大量保有報告書 ↗ / 株式会社INCJ
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】 当社は「Expand our planet. Expand our future.」をビジョンに掲げ、人類の生活圏を宇宙に広げ持続的な世界を実現するべく、月面開発の事業化に取り組んでいる次世代の民間宇宙企業です。当社グループは、当社及び連結子会社であるispace EUROPE S.A.(ルクセンブルク大公国)、ispace technologies U.S., inc.(米国)、株式会社ispace Ops Japan(日本)の計4社で構成されております。 <ビジネスモデルについて> 当社グループは、現在自社にて開発中のランダー及びローバーを用いて、1.ペイロードサービス、2.データサービスを提供することを、ビジネスモデルとしております。 1.ペイロードサービス 月に輸送する物資である顧客の荷物(以下、「ペイロード」という。)を当社グループのランダーやローバーに搭載し、月まで輸送するサービスを提供します。本サービスには、ロケットの打上げから月面へのペイロードの輸送は勿論のこと、打上げの約1~3年前頃を目途に開始される、顧客のペイロードをランダー及びローバーに搭載するための技術的なアドバイスと調整、更には月面到着後の実験の支援や、これらに関連する電力供給やデータ通信等に係るサービスの提供まで含まれます。当社グループでは、基本的に1機のランダーによる1回の月着陸及び月面探査のプロジェクトを「1ミッション」と定義し、ミッション単位で事業を運営しております。当社グループでは、初の月面着陸ミッションとなる2022年のミッション1及び、続く月面探査ミッションとなる2025年のミッション2を、技術実証ミッションとして位置付け、これら2ミッションを総括して「HAKUTO-R」プログラムと呼称しました。 ミッション1およびミッション2において、当社のランダーはSpaceX社のファルコン9ロケットにより打ち上げられ、成層圏を超えた宇宙の比較的地球に近いポイントまで運搬された後、ロケットから放出され、ランダー自身で燃料噴射による軌道制御等を繰り返した後、月遷移軌道と呼ばれる軌道へ入り、約4ヵ月の期間をかけて月の周回軌道へと入った後に月面着陸を予定しておりました。また、着陸後はローバー等の一部の稼働ペイロードはランダーから展開され、また一部のペイロードはランダー内部に搭載されたまま、月面での観測活動等を行い、データ収集等を行う計画でした。 ミッション1およびミッション2では、取得したデータは当社のランダーを経由して地球に伝送され、月面におけるミッション期間は、太陽光エネルギーをランダー及びローバーが獲得可能な、月の日中時間(約14日間)を計画しておりました。なお、ロケットから放出された後、ミッション完了まで当社が中央区日本橋に開設いたしましたミッション・コントロール・センターにおいて、人工衛星のミッション・オペレーションの知見を有する当社の従業員(ミッション・オペレーション・グループ)により制御されました。 図1:提供サービスのイメージ図 本サービスは、ペイロード重量に応じて1kg当たりの価格を顧客に課金する料金体系(注1)であり、ロケット打上げの1~3年前の本契約時からロケット打上げまでの間に、その全額が一括若しくは複数回に分割されて入金されます。宇宙開発分野においては、ミッションのための開発コストを負担する場合等、支出がミッションの1~3年前から発生することが多いことから、この様な打上げの1~3年前から入金が発生する契約体系は、当該分野において比較的一般的な商慣行となっており、現在契約締結を進めているミッション3以降の潜在顧客との間でも同様の契約体系を基本としております。また、売上の計上方法につきましては、ロケット打上げの1~3年前からペイロードの仕様や当社ランダーとのインターフェースの調整等のエンジニアリング検討の提供が開始されることから、本契約以降、ランダーが月へ到着しミッションを完了させるまでの期間にわたって、履行義務充足に応じた売上計上がなされる想定となります(注2)。 当社グループが開発するランダー及びローバーの外観は図2のとおりで、基本的に有人を想定しない、ロボティックス(無人)ミッションを想定しております。 ミッション1及びミッション2で使用したRESILIENCEランダーは、最大30kgのペイロードを運搬可能な設計となります。一方、2028年に打上予定のミッション3以降で使用するULTRAランダーは、この設計を拡張させ、足許最大で200kgのペイロードを運搬可能な設計であり、既に開発に着手しております。ULTRAランダーは、当初米国で開発していたAPEX1.0ランダーと日本で開発していたシリーズ3ランダー(仮名)を統合したモデルであり、顧客の要請に応える高品質と開発効率を両立したランダーモデルになります(注3)。ミッション4以降は年間2回のミッションを目指し、さらに中長期的には年間3回のミッションを通じて、高頻度にランダーでの月面着陸とローバーでの月面探査を実施することで、顧客荷物の月輸送や、顧客の要望に応じた月面データの取得等のサービスを行う、安定的な商業プラットフォームを構築することを目指しております。特に2028年から2030年代に向けては、ペイロードサービスによりもたらされる安定的な収益を基盤としながら、高頻度ミッションにより取得したデータを解析・高付加価値化したデータプラットフォームを構築し、顧客が必要とする情報にアクセス可能なサブスクリプションモデルのビジネスを展開することで当社事業の更なる成長を目指してまいります。また、データプラットフォーム構築のための先端開発投資として、データ取得のためのセンサー開発、データ解析、水資源探査、輸送サービス向上等を順次実施していく予定です。 当社初の実証ミッションとなる2022年のミッション1では、全体で約12.43kgのペイロードを輸送しましたが、その内の10kgについてはアラブ首長国連邦(UAE)のドバイの政府宇宙機関であるMohammed Bin Rashid Space Centre(以下、「MBRSC」という。)との間で月面探査ローバーの輸送を、日本特殊陶業株式会社との間では固体電池の輸送に関するペイロードサービス契約を締結しております。また、カナダ宇宙庁が推進する月面技術開発、宇宙空間での実証、科学ミッションを支援する月面探査加速プログラムであるLunar Exploration Accelerator Program(以下、「LEAP」という。)に採択されたカナダの民間企業であるMission Control Space Services(以下、「MCSS」という。)との間で人工知能のフライトコンピューター、同じくカナダの民間企業であるCanadensys Aerospace Corporation(以下、「Canadensys」という。)との間でカメラのペイロードサービス契約を締結しております。その他、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、「JAXA」という。)との間で変形型月面ロボットのペイロード輸送を合意し、2021年4月に本契約を締結しております。 また、2025年のミッション2では全体で10.5kgのペイロード輸送をしており、高砂熱学工業株式会社の月面用水電解装置、台湾中央大学の深宇宙放射線プローブ、株式会社ユーグレナの微細藻類培養装置、またムーンハウスとの間でアート作品を輸送するペイロードサービス契約を締結しております。 2028年打上予定(注4)で商業ランダーを活用する初のミッションとなるミッション3では、宇宙戦略基金第1期として公募された「月面の水資源探査技術(センシング技術)の開発・ 実証」に、国立大学法人東京科学大学が代表機関、当社が中核的連携機関として取り組む研究開発課題が2025年4月に採択され、東京科学大学との間で、当社が当該研究開発課題における衛星開発およびその打上輸送と運用を担うための業務委託契約を締結しております。また、台湾国家宇宙センター(以下、「TASA」という。)との間でベクトル磁力計及び紫外線望遠鏡のペイロードサービス契約を締結し、韓国の宇宙探査企業 Unmanned Exploration Laboratory 社 (以下、「UEL社」という。)との間では二輪月面探査ローバーのペイロードサービス契約を締結しました。また、米国の月面資源開発企業であるMagna Petra Corp(以下、「マグナ・ペトラ社」という。)との間で、ヘリウム3等の希少同位体を含む揮発性物質の観測を行う質量分析計を輸送するペイロード契約を締結しております。 2029年打上予定で量産化フェーズとなるミッション4では、当社は、宇宙戦略基金第2期のテーマである「月極域における高精度着陸技術」に採択され、支援上限額最大200億円の支援を受ける予定です(注5)。また、欧州宇宙機関(以下、「ESA」という。)との間で締結しているThe Mission for Advanced Geophysics and Polar Ice Exploration(先端地球物理学および極限氷探査ミッション(以下、「MAGPIE」という。))において、ESAはフェーズ2の予算として119億円を確保しており、今後、当社欧州法人との間でローバー研究開発受託契約およびペイロードサービス契約を締結する予定です(注6)。加えて、英国国立レスター大学との間で月面のレゴリスの観測を行うラマ
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】 当社は、月面開発事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 【関連情報】前連結会計年度(自2024年4月1日 至2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報(単位:千円) ペイロードサービスパートナーシップサービス受託研究その他合計外部顧客への売上高4,035,462449,387-258,3874,743,238 2.地域ごとの情報 (1)売上高(単位:千円) 日本欧州米国台湾その他合計2,195,415340,5762,144,286-62,9594,743,238(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2)有形固定資産 (単位:千円) 日本欧州米国合計60,82021,4254,777,1734,859,419 3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円) 顧客の名称又は氏名売上高The Charles Stark Draper Laboratory, Inc.2,118,719高砂熱学工業株式会社1,824,870 当連結会計年度(自2025年4月1日 至2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報(単位:千円) ペイロードサービスパートナーシップサービス受託研究その他合計外部顧客への売上高2,333,202374,066353,300246,5233,307,092(注)受託研究は、当連結会計年度より新たに計上された区分であります。 2.地域ごとの情報 (1)売上高(単位:千円) 日本欧州米国台湾その他合計506,286626,1581,707,869451,22915,5483,307,092(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2)有形固定資産 (単位:千円) 日本欧州米国合計984,33021,0416,212,9717,218,344 3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円) 顧客の名称又は氏名売上高The Charles Stark Draper Laboratory, Inc.1,706,237European Space Agency526,221Taiwan Space Agency451,229 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自2024年4月1日 至2025年3月31日) 当社は、月面開発事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自2025年4月1日 至2026年3月31日) 当社は、月面開発事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】該当事項はありません。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報(単位:千円) ペイロードサービスパートナーシップサービス受託研究その他合計外部顧客への売上高2,333,202374,066353,300246,5233,307,092(注)受託研究は、当連結会計年度より新たに計上された区分であります。
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円) 顧客の名称又は氏名売上高The Charles Stark Draper Laboratory, Inc.1,706,237European Space Agency526,221Taiwan Space Agency451,229
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事 項には、以下のようなものがあります。当社グループはこれらのリスクの発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した場合の適切な対応に努める方針ですが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本項以外の記載も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えます。また、これらは投資判断のためのリスクをすべて網羅したものではなく、さらにこれら以外にも様々なリスクを伴っていることにご留意ください。当社グループは、月面への輸送サービスを主軸としつつ、月周回衛星等の自社アセットを活用した通信・測位サービスを含む月面インフラ事業の構築にも取り組んでおりますが、月面着陸をはじめとする宇宙ミッションの成功がビジネス継続のための重要な要素となります。しかしながら、未だ当社において月面への着陸実績はありません。また、当社が属する宇宙産業自体未だ市場草創期であり安定的な市場は確立されておらず、将来の市場規模拡大には不確実性を伴います。また、ランダー等の開発には長い年月と多額の費用を要するとともに、すべての開発及び宇宙ミッションが成功するとは限らないことからも、当社への投資は一般投資者の投資対象として供するには相対的にリスクが高いと考えられます。なお、文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであり、将来において発生の可能性のあるすべてのリスクを網羅したものではありません。 Ⅰ. 外部環境及び第三者など自社を取り巻く環境に関するリスク (1)当社ビジネスおよび業界に関するリスク ①市場について (顕在化の可能性:中/影響度:大/発生時期:特定時期なし) 当社の属する宇宙産業は将来の成長が期待される市場でありますが、当社が事業収益を見込むペイロードサービスとデータサービスは、現在グローバルでも草創期に当たります。それゆえ、宇宙産業の将来には多くの不確実性が伴います。当社では既に現在ミッション1及びミッション2の顧客からの受注の確定及び、ミッション3以降に係る顧客からの潜在的受注を確認しておりますが、今後、当該事業における市場が当社の想定通り成立・成長する保証はありません。例えば、世界的な経済情勢、各国の宇宙政策や企業の景気による影響、月資源の存在及び規模並びにその商業的開発の実現可能性に対する認識の変化等により事業環境が変化した場合には、当社の顧客が政府機関の場合には月関連の事業に投入可能な予算額が減少し、また民間企業の場合には研究開発予算や事業開発予算・ブランディング予算等が減少し、その結果、市場において十分な需要が生じない可能性があります。加えて、当社又は第三者が策定する市場規模に関する予測は、様々な仮定や前提条件に基づいており、前提条件の内容等によってその結果は大きく異なります。例えば、PwC社の調査においても、各地域の市場トレンドや観測可能な調査に基づくボトムアップ分析と、当社のビジョンである「2040年代に月に1,000人が居住」することと同様の前提を置いた場合のロードマップ分析では大きく結果が異なります。したがって、これらの予測において用いられる仮定や前提条件が正しくない場合には、予測とは大きく異なった結果となる可能性があります。また、当該調査は2021年9月に発表されたものであり、例えばNASAのアルテミス計画の遅延等、それ以降の市況や地政学的状況の変化を反映しておりません。NASAにおいては、2025年5月に発表された予算計画案において全体の予算額削減が計画された一方、2026年3月にはIGNITION(日本語訳:点火)というイベントの中で、今後は月面での基地開発(Moon Base)に集中し、総額3兆円規模の投資が発表されるなど、当社事業にも係る多くの計画更新が発表されております。アルテミスⅡミッションの成功や次期CLPS(CLPS2.0)の発表などもあり、今後も米国は月面開発及び商業化を重視する意向であると認識していますが、時の政権の意向や影響は大きく、今後も具体的な実施計画は変更になる可能性はあります。 また、有価証券報告書「第一部 企業情報 第1 企業の概況 3.事業の内容 <当社グループが注力する月面輸送サービスの分類について>」記載のとおり、当社は、ペイロードサービスにおいて、小型ランダーへの戦略的集中を行っており、大型のランダーのペイロードを指向する顧客とは重複しない一定層の小型ランダーが成立し得ると考えているところ、ペイロード市場における主要なニーズが、当社が対応出来ない大型のペイロードを指向する場合には、当社が提供するサービスへの需要が十分に喚起されないおそれがあり、また、仮に需要があったとしても、他の事業者が提供する大型ランダーの余剰スペースに搭載する形のペイロードサービスによって代替されるおそれもあります。さらに、当社が行うペイロードサービスの単価等については既に確立した水準は存在しないことから、契約相手方との関係や競合相手の状況によっては、当社が希望する水準での価格設定や契約条件の設定を行えない可能性があります。 加えて、データサービスについては、潜在的な顧客からのニーズは確認されており、当社として顧客からの受注も存在しているものの、本書提出日時点で十分な市場は確立されておらず、また、同サービスにおける価格設定についても、今後市場動向や競合の動向によって仕組み等が変動する可能性があります。したがって、将来的に同サービスにおいて、当社が期待するだけの需要を喚起できない可能性や、できたとして当社が希望する水準での価格設定を行えない可能性があります。また、当社が顧客のために取得したデータについて、顧客との交渉次第では、当社が権利を確保できない可能性があり、その場合、当社が計画するデータプラットフォームやデータベースの構築が遅延する、又は実現しない可能性があります。 2026年3月に発表した、月の周回衛星を活用した通信・測位サービス「ルナ・コネクトサービス」についても、潜在的な顧客からのニーズは確認されているものの、通信・測位の市場自体は本書提出日時点では十分に確立されておらず、今後のグローバルでの月面輸送サービスの進展により、需要は大きく変動する可能性があります。 このように、当社の想定通りに市場が成立・成長しなかった場合等には、売上計上時期が後ろ倒しになる等、当社グループの事業及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ②マクロ経済について当社の業績は、日本、米国及び国際的な経済・政治情勢等の影響を大きく受けます。現在の世界経済は、インフレ圧力の継続に加え、エネルギー価格の上昇や地政学的緊張の高まり等を背景に、不確実性が一層高まっております。これにより、様々な部品、材料及びサービスの調達コストの上昇が継続する可能性があるほか、金融環境の引き締まりや金利動向の不確実性により、当社の借入コストが増加する可能性があります。また、現在及び将来の顧客については、その事業または予算が経済状況の影響を受けた場合には、当社のサービスに対する支出を延期または減少させる可能性があります。近時の国際経済環境においては、貿易摩擦や政策不確実性に加え、地政学的リスクの高まりが投資や需要の抑制要因となる可能性があります。当社は、ペイロードサービスの対価の一部を顧客からの前払いとし契約後の返金を行わないこと等のリスク軽減措置を講ずる予定であるものの、今後ペイロード容量を増加し民間企業の潜在顧客も見込まれる中で、契約期間が数年間など長期に渡る契約も想定されるところ、現在及び将来の顧客が当社のサービスに対する代金を支払えない場合、当社の収益及びキャッシュ・フローに悪影響を及ぼす可能性があります。 現在のロシアとウクライナの軍事衝突は長期化しており、欧州及び国際的な安全保障環境に継続的な影響を与えるとともに、米国及び北大西洋条約機構(NATO)とロシアの緊張状態は続いております。各国による経済制裁や輸出管理措置も継続・変化しており、その内容によってはサプライチェーンや資金決済等に影響を及ぼす可能性があります。さらに、中東地域における軍事衝突及び緊張の高まりは、エネルギー供給や海上輸送の安定性に影響を及ぼし、原油価格の上昇や物流コストの増加を通じて、世界経済及び企業活動全般に影響を与える可能性があります。また、これらの地政学的リスクは金融市場の変動、インフレ再加速及びサプライチェーンのさらなる混乱を引き起こす可能性があります。加えて、主要国間の経済安全保障政策や保護主義的な通商政策の強化、国際秩序の変化等により、貿易環境の不確実性が高まっております。これらの動きは、商品価格、信用市場及び資本市場における大幅な変動をもたらす可能性があり、当社の事業及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③為替レートについて (顕在化の可能性:高/影響度:中/発生時期:特定時期なし) 当社グループは、海外への事業展開にも取り組んでおり、ルクセンブルク大公国及び米国に連結子会社を有しております。ルクセンブルク子会社及び米国子会社の財務諸表における現地通貨建の項目は、連結財務諸表作成のために円換算されることから、連結財務諸表数値は為替相場の変動による影響を受ける可能性があります。また、当社、ルクセンブルク子会社及び米国子会社も海外のサプライヤーとの間で複数の外貨建て取引を行っており、為替変動リスクを軽減するため、2026年3月期に
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況(資産) 当連結会計年度末における資産合計は47,704,955千円となり、前連結会計年度末に比べ20,515,826千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が16,573,053千円、長期前渡金が2,517,651千円増加したことによるものであります。(負債) 当連結会計年度末における負債合計は32,531,470千円となり、前連結会計年度末に比べ12,349,928千円増加いたしました。これは主に、短期借入金が3,089,806千円、長期借入金が10,257,234千円増加したことによるものであります。(純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は15,173,485千円となり、前連結会計年度末に比べて8,165,898千円増加いたしました。これは主に、資本金及び資本剰余金がそれぞれ9,177,862千円増加した一方、親会社株主に帰属する当期純損失を計上したことにより利益剰余金が8,152,112千円減少したことによるものであります。 ② 経営成績の状況 当社グループは、人類の生活圏を宇宙に広げ、持続的な世界を実現するべく、「Expand our planet. Expand our future.」をビジョンに掲げ、月面開発の事業化に取り組んでいる次世代の民間宇宙企業です。 当連結会計年度における世界経済は、米国ドナルド・トランプ大統領による第二次政権下の諸政策の進展や、イランを巡る中東情勢の緊迫化、また米国・中国の二大大国を中心とする国際秩序の動向等も含め、グローバルに地政学的リスクが高まる状況にあります。またこれに伴い、不安定な資本市場や為替変動等、先行き不透明な状況が続いております。 当社グループが行う宇宙資源開発は安全保障政策とも関連性が高い分野となりますが、かかる不安定な地政学情勢も背景となり、各国の宇宙政策にも変化の兆候が見られます。中でも2026年3月にNASA(アメリカ航空宇宙局)により開催された「IGNITION」イベントにおいては、2030年までの月面基地構築に向けた投資の集中や、2028年までに20回を超える月面着陸ミッションを実施する方針など、今後の月面開発事業を大幅に加速させる計画が発表されました。加えて、同年4月にはアルテミスIIミッションにおいて53年ぶりの有人月周回を成功させ無事帰還したことで、米国を中心に、月面探査への機運は世界的に一段と高まっております。また、民間企業による月面開発需要にとっても中長期的に強力な追い風となっております。 日本においても、2025年10月に発足した高市政権下で宇宙および経済安全保障分野の重要性が引き続き強調されており、当社を取り巻く事業環境は好調に推移しております。10年間で総額1兆円規模の「宇宙戦略基金」に関しては、当該基金の第1期の公募テーマのひとつ「月面の水資源探査技術(センシング技術)の開発・実証」(支援上限額:64億円(注1)) において、当社は代表機関である国立大学法人東京科学大学を中心とするプロジェクトの中核的連携機関として採択され、代表機関から受領する最大額は47億円(注2)となることを見込んでおります。更に、2025年3月公表された3,000億円規模第2期テーマのうち、当社は「月極域における高精度着陸技術」(支援上限額:200億円(注3))に採択され、本採択に伴いミッション4の開発開始を正式に決定いたしました。 また、欧州においてもESAよりMAGPIEプロジェクトフェーズ2の予算確保が発表されるなど、将来のミッションに向けたグローバルでの事業進捗がみられました。 このようにグローバルで増大する月面開発需要に対し、当社グループは顧客が期待するミッション品質および開発効率の向上に向けて着実に対応していくための様々な施策を進めています。当社は2026年3月、外部専門家を交えた「改善タスクフォース」による成果報告「7つの提言」を受領し、今後のミッションに向けた改善策の対応方針を決定しております。また、事業戦略のアップデートおよびミッションスケジュールの再設定を実施し、これまで日米で個別に進めてきたランダー開発体制を統合し、より信頼性の高いエンジンを採用した共通プラットフォームである新モデルULTRAランダーを導入することを決定いたしました。これに伴い、米国により実施されるミッション5(注4)の打上時期を2030年へと再設定しております。 次回の月面着陸ミッションの打上げは2028年(注5)、日本主導のミッション3を予定しており、開発は構造試験モデルの製造フェーズへと移行し、予定されているPDR(基本設計審査)に向けて着実に進捗しております。今後のミッションに向けて、JAXAからの技術支援を受けており、JAXA及び宇宙科学研究所(ISAS)の小型月着陸実証機SLIMのプロジェクトに携わったメンバーも参画の上、開発体制を強化しております。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は3,307,092千円(前期比30.3%減)、営業損失は11,580,063千円(前期は9,795,143千円の営業損失)、経常損失は8,141,515千円(前期は11,334,495千円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は8,152,112千円(前期は11,945,139千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 なお、当社グループの事業は月面開発事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 ご参考までに、当連結会計年度における当社グループのプロジェクト収益は5,890百万円(前期比18.5%増)となりました。当社は、会計上の売上高にSBIR補助金からの収入を合計した当社試算値を「プロジェクト収益」として開示しております。これは足許、SBIR補助金が定義上「本業以外の収入」である営業外収益として計上されており、宇宙戦略基金についても同様となる予定である一方、その他の各国宇宙機関等との契約等は売上高として計上されており、政府及び政府宇宙機関との契約の扱いに統一性がないことから、ご参考値として「プロジェクト収益」としてまとめてお示しするものです。 (注1)今後ステージゲート審査等により変動し得る数値。(注2)最終的な契約金額は、JAXA及び代表機関による実績報告及び成果報告書の内容についての検査、並びに契約金額の確定通知をもって確定されます。(注3)今後ステージゲート審査等により変動し得る数値であるため、全額を受領することが本書提出日時点で確定するものではありません。(注4)本米国ミッションは当社がTeam Draperの一員としてNASAのCLPSタスクオーダーCP-12に採択されているミッションであり、新スケジュールの下でのCP-12実行に関してはNASAからの正式な承認待ちとなります。(注5)当初2027年内として経済産業省及びSBIR事務局と合意しておりましたが、足許、本書提出日時点では当社内の開発計画上、2028年内の打上げとなることを見込んでおります。本変更については、関係省庁及SBIR事務局と調整中の段階であり、最終的には経済産業省の認可を受領の後、正式に計画変更が認可されることとなります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ16,573,053千円増加し、当連結会計年度末には29,690,611千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により使用した資金は13,568,357千円(前連結会計年度は12,049,809千円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失8,142,931千円、長期前渡金の増加額3,636,031千円等によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は1,825,606千円(前連結会計年度は2,671,770千円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2,060,756千円等によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は31,447,837千円(前連結会計年度は10,423,789千円の獲得)となりました。これは主に、株式の発行による収入18,195,411千円等によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当社グループが提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をサービスごとに示すと、次のとおりであります。サービスの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)ペイロードサービス10,209,229652.414,562,707163.4その他505,353270.5462,391111.1合計10,714,582611.615,025,098161.0(注)1.当連結会計年度において、受注実績に著しい変動がありました。これは、当連結会計年度のペ
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日時点において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「Expand our planet. Expand our future.」をビジョンとし、地球と月が1つのエコシステムとなる世界を築くことにより、月に新たな経済圏を創出することを目的としています。この実現に向け、史上初の民間月面探査へ向け研究・開発を推進する企業として、持続的な成長と企業価値の最大化を目指すことを基本方針としております。 (2)経営戦略等1.品質向上サイクルの実現 当社グループは現在、2028年に計画しているミッション3及び2029年のミッション4に向けて、ローバー及びランダーの開発を進めておりますが、過去の国主導の宇宙ミッションでは実現が困難であった、民間企業ならではの品質向上サイクルを回すことを企図しています。 既存の宇宙開発の課題の1つに、コストの高さ及びそれに起因する実証機会の少なさが挙げられます。過去の宇宙ミッションの多くが国主導のミッションですが、民間企業と比較して失敗に対する許容度を相対的に低く設定せざるを得ないことから、より慎重かつ複雑な開発プロセスと、より重層的な実証試験等を行わざるを得ず、開発コストが大規模かつ開発期間が長期化する傾向があります。 一般的に、技術的な品質を向上させ成功率を高めるためには、リスク・コントロールが可能な範囲での技術的失敗と改善を繰り返す、言わば健全な反復プロセスが必要不可欠とされています。しかしこれまでの宇宙ミッションでは、高額な開発コストはそのまま実証機会の少なさにつながり、結果的に宇宙開発におけるプロダクトの品質向上サイクルを回すことに限界が生じていたと考えられます。 当社グループは提供するプロダクトをロボティックスによる無人かつ小型で軽量化されたモデルに設定し、また必要とされる部材についても、近年その品質が急速に向上しているCOTS品から十分に宇宙品質に耐えられるものを選定し、柔軟に調達することを基本としています。また国主導のミッションと比較して、失敗に対する許容度を相対的に高く設定することが可能な民間企業としての特性を活かし、実用性が高く迅速な開発プロセスを設計し、結果的に既存の宇宙機器開発と比較して大幅な開発コストの低減が可能となっています。これにより実証機会を増加させ、将来的に反復ミッションと十分な研究開発による品質向上を実現し、更には量産による品質安定化を図ることを計画しております。 当社は、2022年のミッション1及び2025年のミッション2を、技術実証ミッションとして位置づけておりました。前述のとおり、経験を十分に有するエンジニア陣による「段階的プロジェクト計画法におけるシステムエンジニアリング活動」に万全を期すことで、確かな開発品質を実現させていく計画ですが、失敗が一切存在しないミッションを保証するものではありません。当社としては、リスク・コントロール可能な範囲での失敗については、仮に発生した場合にも企業として許容可能な十分な手当を準備しています。実際に、ミッション1及び2で獲得されたミッションデータは、着陸失敗の要因分析に関するデータまでを含めて、ミッション3以降の後続ミッションへと活用されております。ミッションを高頻度に実施し、技術的な経験値を継続して蓄積させていくことが、当社の技術的リスクを低減させ、持続安定的な事業運営を達成する上での重要な鍵となります。 2.ミッションリスクに備えた手当 当社グループが行う月着陸ミッションには、宇宙開発における一定の不確定要素が存在するため、これに備えた十分な手当を行うことを戦略としております。 当社は、既存のミッションを含む複数ミッションについて、主にSpaceX社のファルコン9ロケットにランダーを搭載し打上げを行う予定です。ファルコン9はSpaceX社により開発された中型ロケットであり、打上価格が機当たり74百万米ドル/1回(本書提出日時点における公表値(https://www.spacex.com/media/Capabilities&Services.pdf))と同規模の他社ロケットと比較し安価であり、市場において大きなシェアを獲得しております。打上契約後は、仮に何か問題が発生しミッション継続に支障が起きた場合にも、SpaceX社は打上代金の返金をせず、打上業者と顧客である当社の双方がお互いに損害賠償請求権を放棄して、自損自弁にしておくことが業界慣行となっています。当社は、累計で600回超の打上げを行い、過去の打上げの成功確率としても約99%と極めて信頼性の高い実績を持つSpaceX社のファルコン9を選定しておりますが、仮に問題が発生した事態における財務的リスクを軽減するために、第三者の損害保険会社との間ですべてのミッションについて月保険を締結する予定であり、ミッション1については、三井住友海上火災保険株式会社との間で損害保険契約を締結しておりました。当該保険はロケットが打ち上げられてからランダーが月面に着陸し、通信の機能が正常に作動して地球とランダーとの間でデータ送受信が行われるまでを保険責任期間としており、実際にミッション1の月面着陸未完に伴い約38億円の保険金を受領しております。ミッション2についても同様に三井住友海上火災保険株式会社との間で月保険を締結しており、保険責任期間はロケットが打ち上げられてからランダーが高度100kmの月周回円軌道上までの軌道制御確認完了までとし、保険金は約21億円としておりました。ただし、ミッション2の月面着陸未完は、当該保険責任期間外となっているため保険金の受領はできませんでした。 同様に、当社と当社の顧客との間においても、SpaceX社と当社との間と同様の仕組みを踏襲し、当社と顧客の双方がお互いに損害賠償請求権を放棄して自損自弁とする契約体系を基本としております。また、当社が手掛ける ①ペイロードサービス及び ②データサービスでは、基本的にロケット打上げに先立つ1~3年前に本契約をし、以降、ロケット打上げまでの間に、ほぼ全額の金銭的対価を顧客から受領することを基本としていますが、仮に契約後に問題が発生しミッション継続に支障が起きた場合にも、当社側に契約不履行に繋がる程の重大な瑕疵(マテリアル・ブリーチ)が生じない限り、原則として当社から顧客への返金が生じない契約体系となり、複数のペイロード顧客との間で、既に上記趣旨の内容で最終契約を締結しております。将来的には、より多くの顧客に安心して当社のサービスを利用してもらい、産業を活性化させる上では、損害保険等の商品により顧客の財務的リスクを軽減させる仕組みが不可欠と考えており、月面輸送サービスにおける損害保険商品の将来的な導入を見据え、現在第三者の損害保険会社との間で検討を進めております。 3.継続的なミッション資金の十分な確保 前述のとおり、宇宙開発における技術の品質向上サイクルを実現させることは民間企業ならではの利点と言え、当社は、常に単発ではなく同時並行で継続的なミッションの準備を進めておくことで、リスク・コントロールが可能な範囲での技術的失敗を、タイムリーに次のミッションの改善へと反映させることを実現させます。 当社は足許、2028年に計画するミッション3のULTRAランダーの開発にも人的・財務的なリソースを配分しております。ランダー及びローバーの開発には一般的に高額の開発費用を要すること、また継続的に打上業者との間で高額な打上契約に関する合意を形成していかねばならないこと、そして複数ミッションの検討を同時並行して実施可能な十分の開発エンジニアを確保することから、当社は常に比較的大規模な財務的原資を手当する必要があり、継続的な資金調達の実施が持続的な事業運営上不可欠です。 当社は、2014年の無担保転換社債型新株予約権付社債の発行(シード投資)、2017年12月から2018年2月にかけてシリーズAとして国内過去最高額、また、宇宙分野のシリーズAとしては世界過去最高額(いずれも2018年2月当時)となる103.5億円の新株発行による資金調達を行いました。その後、2020年のシリーズB、2021年のシリーズCの資金調達を経て、2023年4月には、東京証券取引所グロース市場に上場しております。上場後も、2024年3月には海外募集を、2024年10月から2025年3月にかけては第三者割当増資を、また2025年10月から11月にかけては公募増資並びに第三者割当増資を実施し、累計で598億円の新株発行による資金調達を実施しております。また、銀行からの借入についても2024年3月期においては複数行と融資契約を締結し総額75億円の借入を実行、2025年3月期には総額100億円のシンジケートローン契約を含め、借換も含めて総額193億円の融資契約を締結し実行、2026年3月期には株式会社三井住友銀行と100億円、株式会社みずほ銀行と50億円の融資契約をそれぞれ締結し総額150億円の借入を実行しております。進行期である2027年3月期には、4月に朝日信用金庫との10億円の融資契約を締結・実行し、本書提出日時点で創業以来の累計値で506億円の融資契約を締結し実行しております。これらの資金を原資としたランダー及びローバーの開発並びに当社ミッションの実行を進めると同時に、事業化のための市場と顧
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】前連結会計年度(自2024年4月1日 至2025年3月31日)関連当事者との取引 連結財務諸表提出会社の役員及び個人主要株主等種類氏名議決権等の所有(被所有)割合関連当事者との関係取引の内容取引金額(千円)科目期末残高役員野﨑 順平(被所有)直接 0.28%当社取締役第4回新株予約権の行使(注)15,998--取引条件および取引条件の決定方針等(注)第4回新株予約権の行使については、2018年5月23日開催の取締役会決議に基づき付与された新株予約権の当事業年度における権利行使を記載しております。なお、「取引金額」欄は、当事業年度における新株予約権の行使による付与株式数に払込金額を乗じた金額を記載しております。 当連結会計年度(自2025年4月1日 至2026年3月31日)関連当事者との取引 連結財務諸表提出会社の役員及び個人主要株主等種類氏名議決権等の所有(被所有)割合関連当事者との関係取引の内容取引金額(千円)科目期末残高役員袴田 武史(被所有)直接 8.22%代表取締役借入株式の返還1,329,120--役員赤浦 徹(被所有)直接 2.20%当社取締役第三者割当による新株式発行 (注)99,964--取引条件および取引条件の決定方針等(注)第三者割当による新株式発行については、2025年10月6日開催の取締役会決議に基づき新株発行を決定 しております。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)1.固定資産の減損 (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した額(単位:千円) 前連結会計年度(2025年3月31日)当連結会計年度(2026年3月31日)有形固定資産(減損損失計上後)4,859,4197,218,344無形固定資産(減損損失計上後)89,08355,200減損損失621,083- 当社グループは、営業活動から生じる損益またはキャッシュ・フローが継続してマイナスとなるなど減損の兆候が見られる場合には、資産グループについて減損損失の認識の要否を判定しております。 当連結会計年度において、事業管理の実態及びキャッシュ・フローの相互関連性等を踏まえ、資産のグルーピングについて見直しを行いました。従来は当社及び株式会社ispace Ops Japanを一つの資産グループとし、ispace EUROPE S.A.、ispace technologies U.S., inc.をそれぞれ別個の資産グループとして減損の評価を行っておりましたが、当連結会計年度より、当社グループ全体を一つの資産グループとして減損の評価を行う方法に変更しております。 その結果、減損の兆候は認められたものの、割引前将来キャッシュ・フローの総額が資産グループの帳簿価額を上回ったことから、減損損失の認識は不要と判断しており、減損損失は計上しておりません。 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 固定資産に減損の兆候が認められる場合には、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定する必要があります。判定の結果、減損損失の認識が必要と判定された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として認識されます。 減損損失の認識の要否判定に用いられる割引前将来キャッシュ・フローの見積りは、事業計画を基礎としており、顧客との契約に基づく売上の計上時期及び計上金額に係る仮定が含まれております。 (3) 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響 翌連結会計年度以降の売上の計上時期及び計上金額が大きく異なった場合には、翌連結会計年度の減損損失に影響を与える可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 (1)技術援助等を受けている契約契約会社名相手方の名称国名契約締結日契約内容契約期間㈱ispace(当社)THE CHARLES STARK DRAPER LABORATORY, INC.米国2018年6月1日ミッション1,2を対象とする着陸誘導制御ソフトウェア開発契約等2018年6月1日から開発サービス終了日まで㈱ispace(当社)THE CHARLES STARK DRAPER LABORATORY, INC.米国2018年6月1日着陸誘導制御ソフトウェアのライセンス許諾契約2018年6月1日から利用停止時まで㈱ispace(当社)SPACE EXPLORATION TECHNOLOGIES CORP.米国2018年6月29日ミッションに係るロケット打上契約2018年6月29日から打上サービス終了日まで (2)当社グループが技術援助等を与えている契約契約会社名相手方の名称国名契約締結日契約内容契約期間ispace technologies U.S., inc.(当社子会社)THE CHARLES STARK DRAPER LABORATORY, INC.米国2023年1月26日NASA CLPSに係る請負契約(※)2022年8月10日から請負契約終了日まで(※)当該請負契約の概要については、前記「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営戦略等及び (3)経営環境」をご参照ください。 (3)ローンに付される財務上の特約借入金契約契約会社名相手先国名契約内容㈱ispace(当社)株式会社みずほ銀行日本 (1)締結日:2023年11月10日 (2)期末残高:1,189,806千円 (3)返済期限:2026年8月31日 (4)担保等の有無:無担保無保証 (5)財務上の特約 ①各四半期連結会計年度末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額を正の値に維持すること。 ②各四半期連結会計年度末日における連結貸借対照表に記載される現預金の合計金額を30億円以上に維持すること。㈱ispace(当社)株式会社三井住友銀行日本 (1)締結日:2024年4月25日 (2)期末残高:1,851,269千円 (3)返済期限:2027年4月30日 (4)担保等の有無:無担保無保証 (5)財務上の特約 ①各事業年度末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額を正の値に維持すること。 ②各事業年度末日における連結貸借対照表に記載される現預金の合計金額を30億円以上に維持すること。㈱ispace(当社)シンジケートローン(注)日本 (1)締結日:2024年7月26日 (2)期末残高:8,206,240千円 (3)返済期限:2027年10月29日 (4)担保等の有無:無担保無保証 (5)財務上の特約 ①各事業年度末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額を正の値に維持すること。 ②各事業年度末日における連結貸借対照表に記載される現預金の合計金額を30億円以上に維持すること。㈱ispace(当社)三井住友信託銀行株式会社日本 (1)締結日:2025年3月31日 (2)期末残高:1,400,000千円 (3)返済期限:2027年3月31日 (4)担保等の有無:無担保無保証 (5)財務上の特約 ①各事業年度末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額を正の値に維持すること。 ②各事業年度末日における連結貸借対照表に記載される現預金の合計金額を30億円以上に維持すること。㈱ispace(当社)株式会社みずほ銀行日本 (1)締結日:2025年5月14日 (2)期末残高:4,896,000千円 (3)返済期限:2028年12月29日 (4)担保等の有無:無担保無保証 (5)財務上の特約 ①各事業年度末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額を正の値に維持すること。 ②各事業年度末日における連結貸借対照表に記載される現預金の合計金額を30億円以上に維持すること。㈱ispace(当社)株式会社三井住友銀行日本 (1)締結日:2025年5月23日 (2)期末残高:10,000,000千円 (3)返済期限:2028年12月29日 (4)担保等の有無:無担保無保証 (5)財務上の特約 ①各事業年度末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額を正の値に維持すること。 ②各事業年度末日における連結貸借対照表に記載される現預金の合計金額を30億円以上に維持すること。(注)シンジケートローン契約は、アレンジャー兼エージェントを株式会社三井住友銀行として当社と複数の金融機関との間で締結するものであります。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】 当社は、設立以来配当を実施した実績はありませんが、株主に対する利益還元を重要な経営課題であると認識しており、事業基盤の整備状況、業績や財政状態等を総合的に勘案の上配当を実施してまいりたいと考えております。 しかしながら、当面は事業基盤の整備を優先することが株主価値の最大化に資するとの考えから、その原資となる内部留保の充実を基本方針とさせていただく所存であります。また、当事業年度におきましては、繰越利益剰余金がマイナスであること等から、当期の配当は見送りとしました。現時点において配当実施の可能性及びその実施時期等については未定であります。 なお、当社は、剰余金を配当する場合に、中間配当、期末配当の年2回を基本的な方針としております。当社は会社法第459条第1項の規定に基づき、法令に別段の定めがある場合を除き、剰余金の配当に係る決定機関を取締役会とする旨を定款に定めております。なお、内部留保資金につきましては、財務体質の強化及び将来の事業展開のための財源として利用していく予定であります。
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100YL5W)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E37584)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

株式会社ispaceの証券コード(銘柄コード)は?
9348です。上場市場は東証グロース、業種はサービス業。
9348(株式会社ispace)のEDINETコードは?
E37584です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
9348(株式会社ispace)の代表者は誰ですか?
代表取締役CEO 袴田 武史です(有価証券報告書の表紙記載)。
9348(株式会社ispace)の本社所在地は?
東京都中央区日本橋本町一丁目9番3号です。
9348(株式会社ispace)の監査法人(会計監査人)は?
有限責任あずさ監査法人です。
9348(株式会社ispace)の筆頭株主は?
袴田 武史で、保有比率は約8.2%です(2026-03-31基準)。
9348(株式会社ispace)と構造的に近い企業は?
業種分類ではなく、会計監査人・法人株主の共有から見ると 株式会社サイバーセキュリティクラウド(4493)、BASE株式会社(4477)、株式会社プレイド(4165) などが構造的に近いです(詳細は上部「構造的な隣接」)。
9348(株式会社ispace)の発行済株式数は?
有報(2026-03-31基準)で146,209,683株です(発行済株式総数)。うち自己株が—株、市場で流通する浮動株は97,410,101株です。
9348(株式会社ispace)の株主数は?
2026-03-31基準で105,862名です。上位10名で33.4%を保有します、浮動株比率は66.6%。
9348(株式会社ispace)の決算期は?
3月期です(上場市場は東証グロース)。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E37584)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。