7803東証グロースその他製品
株式会社ブシロード
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ROIC
11.7〜14.1%
現金の扱いで2通り
ROE(実績)599位
17.4%
有報 報告値
営業利益率1364位
8.2%
営業益 47.5億
自己資本比率2400位
46.5%
EPS(実績)
33.6円
26/06期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプIPをカードゲーム軸に多面展開する回復増益型

ブシロードは、自社・他社のキャラクターの権利(IP)を、トレーディングカードゲーム(カードを集めて対戦する遊び、以下TCG)を柱に、ライブ・グッズ・モバイル/コンソールゲームへ横展開し、加えてプロレス興行を営むエンタメ企業です。2025年6月期は売上561億円(前期比+21.4%)、営業利益は8.8億円から48.7億円へ急回復し、利益率は約1.9%から8.7%へ改善。製品別ではTCG270億円が過去最高で、稼ぎ頭のエンターテイメント事業のセグメント利益は同社開示で46.9億円(前期比約10倍)。一方スポーツ事業(新日本プロレス・スターダム等)は売上63億円・セグメント利益1.7億円で前期比▲60.8%と縮む。営業CFは58億円と純利益34億円を上回り、利益はキャッシュで裏打ちされる。有利子負債を約153億→約116億へ圧縮し現金250億を確保、自己資本比率47.7%と財務は厚い。5年で見ると売上は伸びる一方、営業利益率は8%→1%→8%と大きく振れ、収益の安定性はこれから。特定人物依存や新製品のヒット依存も残る。回復基調だが、この利益水準が定着するかで所有に値する事業かが分かれる型です。

✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.04x)▲ 債務返済9.1年
✓

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.04x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

▲

債務返済9.1年。有利子負債188.5億÷営業CF20.7億=返済年数が長い

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JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/06期・単年)

損益(PL)
売上高
578.2億
前年比 +2.9%
営業利益
47.5億
前年比 -2.3%
経常利益
59.3億
前年比 +22.4%
純利益
45.7億
前年比 +33.6%
財政状態(BS)
総資産
616.4億
前年比 +23.8%
純資産
297.2億
前年比 +17.8%
現金
252.0億
前年比 +0.7%
有利子負債
188.5億
前年比 +62.7%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
20.7億
前年比 -64.5%
投資CF
-93.3億
赤字転換
財務CF
68.8億
黒字転換
フリーCF
10.2億
前年比 -80.7%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

Deep Research / 無料公開分 所有に値する事業か・静かにすり減る事業か

一次開示(有報)から、株価を抜きに「この会社は事業として良いか・続くか・信頼できるか」を一つずつ解きほぐします。各回答は結論の一文を太字にし、詳細をその後に。専門用語はできるだけ避けています(「所有に値する事業」=強み・利益の質・健全な資本配分・下値の硬さで長く持てる構造、「静かにすり減る事業」=それらが欠けてじわじわ価値が削れる構造)。株価の割安/割高は扱いません(価格の判断はご自身で)。

① まず立てる仮説(看板 vs 実体)

看板は「IPをTCG(トレーディングカードゲーム)軸に多面展開するエンタメ企業」。だが実体は、ヴァンガード・バンドリ・ホロライブ等の当たりIPに業績が振れる、当たり外れの大きいヒット依存型に見える。今期の営業利益4.5倍増は構造改善か一過性のヒット効果か。稼ぐ力の持続性と創業者・木谷氏への依存を峻別できるかが仮説の核。

リサーチ1強み(他社にない優位性=いわゆる堀)は何か。それは利益率・資本効率にどう表れ、5年推移とセクター比でどちらへ動くか。事業の質

強みは「継続課金される自社IPの束」。会社の顔となるヴァンガード・バンドリという年商が立ち続けるIPを保有し、TCG(270億)を軸にライブ・MD・ゲーム・声優事務所まで内製で回すメディアミックスの垂直統合が核。今期ROIC30.7%・粗利率35.6%・ROE14.9%は資本効率が高いことを示すが、粗利率は2020年44%→今期36%と低下傾向で、外部IP活用やスポーツ・グッズなど利幅の薄い領域が増えた構造も透ける。強みは『IPを自社で多面展開して1本の当たりを長く搾る力』だが、その源泉は当たりIPを生む企画力=属人的で、資本で買い直せない点が両刃。

⟲ 定点観測 ヴァンガード・バンドリに続く『年商100億(Sランク)IP』が新規に立ち上がるか。目標のSランク3本以上が実現に近づけば強みは束として厚くなり、既存2本頼みが続けば老朽化リスク。
② 結び:所有に値する事業か、静かにすり減る事業か(証拠で見直した結論)

統合すると、看板の『IP多面展開エンタメ』は本物だが、実体は『TCGという幹・特定IPという根・創業者木谷氏という土壌』に三重集中したヒット依存型。所有に値する側の論拠——実質無借金で現金250億・純資産252億の堅い床、利益をキャッシュが裏打ち(現金変換1.15倍)、のれん減損リスクが軽く簿価が信頼でき、ヴァンガード・バンドリという継続課金IPを束で持つ企画力。静かにすり減る側の論拠——利益率とROEが年ごとに乱高下(2024年1.9%→2025年8.7%)し今期はヒット重畳のピーク寄り、粗利率は44%→36%へ低下、企画エンジンが創業者に属人化。分岐(見通し):追い風なら中期ビジョン2030のSランクIP3本・海外加速が実り利益率が二桁で安定=束が厚くなる長く持てる構造へ。向かい風なら新TCGが一巡し利益率が5%前後へ正常化、既存2本のIP老朽化とキーマンリスクが重なれば、稼ぐ力が波打つもろい構造に留まる。※これは一つの可能性であり、前提(新IPの当否・海外採算・木谷氏の後継)が変われば結論も変わる。将来を当てるものではなく、次期の利益率着地とSランクIP進捗で検証すべき問い。

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全21リサーチ+この会社固有のリサーチ+定点観測は有料プランで提供予定
正常化利益・資本配分・関連当事者(富の抜き取り)・外部環境(競争×マクロ)・下値の硬さ 等。各答えは開示に接地し、反証(定点観測)を必ず添えます。
情報提供であり売買を推奨するものではありません。各回答は開示事実に接地し、判断は読者に委ねます(両論・定点観測つき)。

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0623/0624/0625/0626/06
売上高(百万)41,96648,79946,26356,17657,824
営業利益(百万)——8834,8684,754
経常利益(百万)5,1134,5041,8984,8455,931
純利益(百万)3,5082,0518053,4184,566
EPS(円)27.414.65.724.933.6
1株配当(円)9.04.54.54.52.5
営業利益率(%)——1.98.78.2
ROE(%)24.311.03.714.917.4
自己資本比率(%)35.646.643.747.746.5

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0623/0624/0625/0626/06
総資産(百万)43,72146,33650,60649,79761,642
純資産(百万)16,19322,39923,27225,22229,721
流動資産(百万)——39,70139,25144,870
流動負債(百万)——17,80216,63319,306
現金(百万)23,10323,60123,45125,01925,198
有利子負債(百万)16,51213,48915,29811,58718,847
ネットキャッシュ(百万)6,59110,1128,15313,4326,351
 売上1ヶ月分を除くと(百万)3,0946,0454,2988,7511,532
BPS(円)120.2151.5157.7175.3210.8
自己資本比率(%)35.646.643.747.746.5
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。
ネットキャッシュは2通り出しています。上は現金を全部余剰とみなした値、下は売上1ヶ月分を事業を回すのに要る現金として除いた値です。どちらが実態に近いかは会社によって違い、有報からは決められません(上場企業の約1割で、この違いだけでプラスとマイナスが入れ替わります)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0623/0624/0625/0626/06
営業CF(百万)6,8691,981-3635,8182,067
投資CF(百万)-4,438-2,270-47894-9,334
財務CF(百万)-2,296717-190-5,0326,885
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2026-06期・細目まで)

貸借対照表 57項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,888社中536位 →28,99625,042
売掛金7,4127,506
売買目的有価証券及び1年内に満期の到来する有価証券
商品及び製品1,4511,480
原料及び材料
原材料及び貯蔵品211264
仕掛品及び半成工事
仕掛品3,4152,113
流動資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-121-98
その他 2,884社中555位 →3,5062,943
流動資産 2,888社中933位 →44,87039,251
固定資産
有形固定資産
建物及び暖房、照明、通風等の附属設備
建物及び構築物(純額)1,1481,122
機械及び装置並びにコンベヤー、ホイスト、起重機等の搬送設備その他の附属設備
機械及び装置(純額)893958
鉄道車両、自動車その他の陸上運搬具
車両運搬具(純額)1716
工具、器具及び備品(純額)162139
土地8311,027
その他の有形固定資産で流動資産または投資たる資産に属しないもの
その他(純額)148182
減価償却累計額-1,840-1,801
有形固定資産 2,949社中1,882位 →3,1993,465
無形固定資産
ソフトウエア251186
ソフトウエア仮勘定37214
その他の無形資産で流動資産又は投資たる資産に属しないもの
その他10182
無形固定資産 2,921社中1,349位 →724282
投資その他の資産
関係会社株式その他流動資産に属しない有価証券
投資有価証券10,6295,005
長期貸付金
長期貸付金246144
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
繰延税金資産1,2841,106
その他713571
投資その他の資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-22-28
投資その他の資産 2,888社中779位 →12,8496,799
固定資産 2,891社中1,312位 →16,77210,546
資産 2,978社中1,191位 →61,64249,797
負債の部
流動負債
買掛金6,6556,747
引当金
賞与引当金109128
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払金1,9862,331
未払法人税等1,8301,039
その他の負債で1年内に支払又は返済されると認められるもの
1年内償還予定の社債700700
1年内返済予定の長期借入金5,9433,445
その他2,0822,226
流動負債 2,888社中1,004位 →19,30616,633
固定負債
社債
社債6501,350
長期借入金
長期借入金11,5546,091
引当金
役員退職慰労引当金7394
修繕引当金4448
退職給付に係る負債122148
その他の負債で流動負債に属しないもの
繰延税金負債8058
その他92153
固定負債12,6157,942
負債 2,978社中1,030位 →31,92124,575
純資産の部
株主資本
資本金 2,977社中860位 →5,7905,782
資本剰余金
資本剰余金 2,929社中857位 →5,7995,719
利益剰余金
利益剰余金 2,978社中1,413位 →15,89412,864
自己株式-327-1,559
株主資本 2,977社中1,247位 →27,15522,806
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金-197-47
為替換算調整勘定1,716989
評価・換算差額等1,519942
新株予約権602439
非支配株主持分4451,035
純資産 2,978社中1,272位 →29,72125,222
負債純資産 2,978社中1,202位 →61,64249,797
損益計算書 44項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高57,82456,176
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価37,37736,166
営業活動による費用・売上原価の内訳
販売費及び一般管理費
給与手当1,9301,747
広告宣伝費及び販売促進費5,6285,255
販売費及び一般管理費15,69215,141
売上総利益又は売上総損失(△)20,44620,010
販売費及び一般管理費
給与手当1,9301,747
広告宣伝費及び販売促進費5,6285,255
販売費及び一般管理費15,69215,141
営業利益又は営業損失(△) 2,888社中976位 →4,7544,868
営業外収益
持分法による投資利益14394
為替差益588—
受取利息及び配当金507425
助成金収入4221
貸倒引当金戻入額571
その他4333
営業外収益 2,887社中556位 →1,328643
営業外費用
その他813
営業外費用 2,878社中1,316位 →151666
経常利益又は経常損失(△) 2,977社中931位 →5,9314,845
特別利益
関係会社株式売却益1,385166
特別利益1,385166
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 2,978社中830位 →7,3164,820
法人税等 2,973社中770位 →2,4721,232
法人税、住民税及び事業税 2,972社中762位 →2,6121,362
法人税等調整額 2,908社中2,193位 →-139-130
当期純利益又は当期純損失(△) 2,977社中855位 →4,8433,589
(内訳)
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△)278170
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 2,978社中878位 →4,5663,418
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金-15079
為替換算調整勘定723-492
持分法適用会社に対する持分相当額36-24
その他の包括利益609-437
包括利益 2,978社中941位 →5,4533,152
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 2,978社中960位 →5,1432,986
非支配株主に係る包括利益310166
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△) 2,977社中855位 →4,8433,589
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金-15079
為替換算調整勘定723-492
持分法適用会社に対する持分相当額36-24
その他の包括利益609-437
包括利益 2,978社中941位 →5,4533,152
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 2,978社中960位 →5,1432,986
非支配株主に係る包括利益310166
キャッシュ・フロー計算書 47項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
小計 2,978社中1,306位 →3,5665,953
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 2,978社中830位 →7,3164,820
減価償却費 2,939社中1,507位 →729653
貸倒引当金の増減額(△は減少)2810
受取利息及び受取配当金-507-425
為替差損益(△は益)-656321
持分法による投資損益(△は益)-143-94
売上債権の増減額(△は増加)-251-897
棚卸資産の増減額(△は増加)-1,27429
仕入債務の増減額(△は減少)-79955
株式報酬費用163153
賞与引当金の増減額(△は減少)-113
退職給付に係る負債の増減額(△は減少)2114
修繕引当金の増減額(△は減少)-1964
関係会社株式売却損益(△は益)-1,385-166
支払利息及び社債利息143111
助成金収入-42-21
未払金の増減額(△は減少)-220185
その他-25637
利息及び配当金の受取額385438
利息の支払額-153-112
法人税等の支払額-1,825-1,017
法人税等の還付額51535
助成金の受取額4221
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,978社中1,459位 →2,0675,818
投資活動によるキャッシュ・フロー
利息及び配当金の受取額385438
投資有価証券の取得による支出-5,584-949
貸付けによる支出-150-134
貸付金の回収による収入47145
投資有価証券の売却及び償還による収入540752
固定資産の取得による支出-1,043-509
定期預金の預入による支出-7,693-1,293
定期預金の払戻による収入3,9673,401
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入77059
その他-18918
投資活動によるキャッシュ・フロー 2,978社中2,493位 →-9,334894
財務活動によるキャッシュ・フロー
利息の支払額-153-112
長期借入れによる収入12,0003,000
長期借入金の返済による支出-4,040-5,974
社債の償還による支出-700-700
株式の発行による収入1616
配当金の支払額-305-315
その他-86-68
財務活動によるキャッシュ・フロー 2,971社中176位 →6,885-5,032
現金及び現金同等物に係る換算差額561-112
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,978社中1,466位 →1791,568
現金及び現金同等物の残高 2,978社中685位 →25,19825,019
この会社だけの項目 1件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(注記の本文 2件・名称の定義が取れていない 3件は含みません)
項目当期前期
支払利息及び社債利息143111
貸借対照表 54項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金23,84316,974
売掛金3,8104,308
売買目的有価証券及び1年内に満期の到来する有価証券
商品及び製品439760
仕掛品及び半成工事
仕掛品1,8511,305
消耗品、消耗工具、器具及び備品その他の貯蔵品で相当額以上のもの
貯蔵品10487
流動資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-95-63
その他3,3663,008
流動資産33,31826,378
固定資産
有形固定資産
建物及び暖房、照明、通風等の附属設備
建物(純額)139139
機械及び装置並びにコンベヤー、ホイスト、起重機等の搬送設備その他の附属設備
機械及び装置213266
鉄道車両、自動車その他の陸上運搬具
車両運搬具(純額)00
工具、器具及び備品(純額)6451
有形固定資産417456
無形固定資産
ソフトウエア215123
ソフトウエア仮勘定37213
その他の無形資産で流動資産又は投資たる資産に属しないもの
その他364
無形固定資産623139
投資その他の資産
関係会社株式その他流動資産に属しない有価証券
投資有価証券9,8691,008
関係会社株式1,8841,556
長期貸付金
長期貸付金2,0922,559
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
繰延税金資産1,007913
その他653495
投資その他の資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-576-635
投資その他の資産14,9305,894
固定資産15,9706,489
資産49,28832,867
負債の部
流動負債
買掛金3,2253,871
引当金
賞与引当金6057
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払金1,2231,670
未払法人税等1,059464
その他の負債で1年内に支払又は返済されると認められるもの
短期借入金3,037—
1年内償還予定の社債700700
1年内返済予定の長期借入金5,9433,445
その他1,0251,399
流動負債16,27211,607
固定負債
社債
社債6501,350
長期借入金
長期借入金11,5546,091
引当金
退職給付引当金122104
役員退職慰労引当金5544
固定負債12,3817,589
負債28,65319,197
純資産の部
株主資本
資本金5,7905,782
資本剰余金
資本準備金5,7895,781
資本剰余金5,7895,781
利益剰余金
利益準備金11
その他利益剰余金
繰越利益剰余金8,9783,234
利益剰余金8,9793,235
自己株式-327-1,559
株主資本20,23113,239
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金-197-8
評価・換算差額等-197-8
新株予約権602439
純資産20,63513,670
負債純資産49,28832,867
損益計算書 27項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高26,92129,783
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価17,93519,721
営業活動による費用・売上原価の内訳
販売費及び一般管理費
研究開発費8131,595
広告宣伝費及び販売促進費4,5554,170
販売費及び一般管理費8,6148,840
売上総利益又は売上総損失(△)8,98610,063
販売費及び一般管理費
研究開発費8131,595
広告宣伝費及び販売促進費4,5554,170
販売費及び一般管理費8,6148,840
営業利益又は営業損失(△)3721,222
営業外収益
受取利息272258
受取配当金909407
為替差益411—
貸倒引当金戻入額60782
その他3524
営業外収益1,6861,472
営業外費用
その他27
営業外費用150623
経常利益又は経常損失(△)1,9092,071
特別利益
関係会社株式売却益2,91175
特別利益6,62875
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)8,5361,956
法人税等1,255328
法人税、住民税及び事業税1,337522
法人税等調整額-81-194
当期純利益又は当期純損失(△)7,2811,628
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△)7,2811,628
キャッシュ・フロー計算書 1項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)8,5361,956
この会社だけの項目 2件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(注記の本文 3件・名称の定義が取れていない 3件は含みません)
項目当期前期
支払利息及び社債利息14886
発行済株式総数137,585,10071,548,550
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 一般商工業)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億200億400億600億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 売上高 420億 ・ 純利益 35億23/06 ・ 売上高 488億 ・ 純利益 21億24/06 ・ 売上高 463億 ・ 純利益 8億25/06 ・ 売上高 562億 ・ 純利益 34億26/06 ・ 売上高 578億 ・ 純利益 46億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%10%20%30%40% 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 8.4%23/06 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 — ・ 純利益率 4.2%24/06 ・ 粗利率 33.3% ・ 営業利益率 1.9% ・ 純利益率 1.7%25/06 ・ 粗利率 35.6% ・ 営業利益率 8.7% ・ 純利益率 6.1%26/06 ・ 粗利率 35.4% ・ 営業利益率 8.2% ・ 純利益率 7.9%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%10%20%30% 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ ROE 24.3% ・ ROA 8.0% ・ ROIC(現金を全部除く) — ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) —23/06 ・ ROE 11.0% ・ ROA 4.4% ・ ROIC(現金を全部除く) — ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) —24/06 ・ ROE 3.7% ・ ROA 1.6% ・ ROIC(現金を全部除く) 4.1% ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) 3.2%25/06 ・ ROE 14.9% ・ ROA 6.9% ・ ROIC(現金を全部除く) 28.7% ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) 20.5%26/06 ・ ROE 17.4% ・ ROA 7.4% ・ ROIC(現金を全部除く) 14.1% ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) 11.7%
ROEROAROIC(現金を全部除く)ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める)
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。ROIC は投下資本から現金をどこまで引くかで変わるので2本で描いています(緑=現金を全部引く/灰=売上1ヶ月分は事業に要る現金として資本に含める)。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-100億-50億0億50億100億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 営業CF 69億 ・ 投資CF -44億 ・ 財務CF -23億23/06 ・ 営業CF 20億 ・ 投資CF -23億 ・ 財務CF 7億24/06 ・ 営業CF -4億 ・ 投資CF 0億 ・ 財務CF -2億25/06 ・ 営業CF 58億 ・ 投資CF 9億 ・ 財務CF -50億26/06 ・ 営業CF 21億 ・ 投資CF -93億 ・ 財務CF 69億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
-20億0億20億40億60億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 設備投資を全額引く — ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く —23/06 ・ 設備投資を全額引く — ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く —24/06 ・ 設備投資を全額引く -11億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く -11億25/06 ・ 設備投資を全額引く 53億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く 53億26/06 ・ 設備投資を全額引く 10億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く 13億
設備投資を全額引く維持分(減価償却相当)だけ引く
オーナー利益の目安を2本で。青=設備投資の総額を引く、灰=維持に要る分(減価償却で近似)だけを引き、成長のための投資は引かない。有報には総額しか出ないので、2本の間で読む。
設備投資・減価償却(億円)
0億5億10億15億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —23/06 ・ 設備投資 — ・ 減価償却 —24/06 ・ 設備投資 8億 ・ 減価償却 8億25/06 ・ 設備投資 5億 ・ 減価償却 7億26/06 ・ 設備投資 10億 ・ 減価償却 7億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
-1倍0倍1倍2倍 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 営業CF/純利益 1.96倍23/06 ・ 営業CF/純利益 0.97倍24/06 ・ 営業CF/純利益 -0.45倍25/06 ・ 営業CF/純利益 1.70倍26/06 ・ 営業CF/純利益 0.45倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円10円20円30円40円 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ EPS ¥2723/06 ・ EPS ¥1524/06 ・ EPS ¥625/06 ・ EPS ¥2526/06 ・ EPS ¥34
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円5円10円0%20%40%60%80% 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 1株配当 ¥9 ・ 配当性向 32.8%23/06 ・ 1株配当 ¥5 ・ 配当性向 30.9%24/06 ・ 1株配当 ¥5 ・ 配当性向 79.1%25/06 ・ 1株配当 ¥5 ・ 配当性向 18.1%26/06 ・ 1株配当 ¥3 ・ 配当性向 7.4%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億200億400億600億800億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 総資産 437億 ・ 純資産 162億23/06 ・ 総資産 463億 ・ 純資産 224億24/06 ・ 総資産 506億 ・ 純資産 233億25/06 ・ 総資産 498億 ・ 純資産 252億26/06 ・ 総資産 616億 ・ 純資産 297億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円100円200円300円0%20%40%60% 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ BPS ¥120 ・ 自己資本比率 35.6%23/06 ・ BPS ¥151 ・ 自己資本比率 46.6%24/06 ・ BPS ¥158 ・ 自己資本比率 43.7%25/06 ・ BPS ¥175 ・ 自己資本比率 47.7%26/06 ・ BPS ¥211 ・ 自己資本比率 46.5%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億200億400億600億0%100%200%300% 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —23/06 ・ 流動資産 — ・ 流動負債 — ・ 流動比率 —24/06 ・ 流動資産 397億 ・ 流動負債 178億 ・ 流動比率 223.0%25/06 ・ 流動資産 393億 ・ 流動負債 166億 ・ 流動比率 236.0%26/06 ・ 流動資産 449億 ・ 流動負債 193億 ・ 流動比率 232.4%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億100億200億300億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 現金 231億 ・ 有利子負債 165億23/06 ・ 現金 236億 ・ 有利子負債 135億24/06 ・ 現金 235億 ・ 有利子負債 153億25/06 ・ 現金 250億 ・ 有利子負債 116億26/06 ・ 現金 252億 ・ 有利子負債 188億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
0億50億100億150億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 現金−有利子負債 66億 ・ 売上1ヶ月分を除くと 31億23/06 ・ 現金−有利子負債 101億 ・ 売上1ヶ月分を除くと 60億24/06 ・ 現金−有利子負債 82億 ・ 売上1ヶ月分を除くと 43億25/06 ・ 現金−有利子負債 134億 ・ 売上1ヶ月分を除くと 88億26/06 ・ 現金−有利子負債 64億 ・ 売上1ヶ月分を除くと 15億
現金−有利子負債売上1ヶ月分を除くと
現金から借金を引いた実質手元資金を2通りで。緑は現金を全部余剰とみなした値、灰は売上1ヶ月分を事業に要る現金として除いた値。どちらが実態に近いかは会社によって違うので、2本の間で読む。
のれん・無形資産(億円)
0億0.0億0.0億0.0億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —23/06 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —24/06 ・ のれん 0億 ・ 顧客関連資産 —25/06 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —26/06 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0623/0624/0625/0626/06
純利益率(%)8.44.21.76.17.9
ROE(%)24.311.03.714.917.4
ROA(%)8.04.41.66.97.4
総資産回転(回)0.961.050.911.130.94
営業CF率(%)16.44.1-0.810.43.6
営業CF/純益(倍)1.960.97-0.451.700.45
配当性向(%)32.830.979.118.17.4
売上 前年比(%)28.916.3-5.221.42.9
純資産 前年比(%)16.538.33.98.417.8
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

22/06
¥9.0
23/06
¥4.5
24/06
¥4.5
25/06
¥4.5
26/06
¥2.5
配当性向 7.4%・連続増配 —年。出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
10.2〜13.4億
ROIC
11.7〜14.1%
粗利率
35.4%
アクルーアル比率
4.5%
売上CAGR(4年)
8.3%
EPS CAGR
—%
FCF と ROIC は2通りで出しています(どちらが実態に近いかは会社によって違い、有報からは決められないため)。FCF は営業CFから設備投資の総額を引いた値と、維持分(減価償却相当)だけを引いた値。ROIC は投下資本から現金を全部引いた値と、売上1ヶ月分は事業に要る現金として資本に含めた値。FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
7.9%
ROA
7.4%
総資産回転
0.94回
実効税率
33.8%
現金変換(CFO/営業益)
0.43倍
CFO/純益(平均)
1.04倍
累計営業CF
201.7億
FCFマージン
1.8%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
1.43倍
BPS CAGR
15.1%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
2.32倍
純負債/EBITDA
-1.16倍
インタレストカバレッジ
—倍
債務返済年数
9.1年
配当性向
7.4%
連続増配
—年
希薄化率
1.10%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(同業比較)

同じ業種の会社の中で、この会社が各指標のどこに位置するかを偏差値(中央値=50)で表示。縦線=50。
営業益率純益率粗利率ROEROA自己資本流動比 50
営業利益率
55
純利益率
60
粗利率
53
ROE
68
ROA
60
自己資本比率
43
流動比率
50
計算のしかた
材料は有価証券報告書の値から計算した7指標(収益性: 営業利益率・純利益率・粗利率・ROE・ROA/健全性: 自己資本比率・流動比率)。同じ業種(東証33業種)の会社の中で、各指標の偏差値(中央値=50・ばらつき=10・上下は20〜80で止める)を出し、柱ごとに平均してから2つの柱を同じ重みで平均しています。社数が20社に満たない業種は東証17業種の区分の会社全体と比べます。金融業(銀行・証券・保険・その他金融)と、比べる相手が少なすぎる業種(鉱業・石油石炭製品)は出していません。7指標中4つ以上で、2つの柱がそろう会社が対象です。
どの指標を「高いほど上位」とみなすか、柱をどう重み付けるかは JINGI が決めています(利益率や自己資本比率が高いことが望ましいかは会社の方針によります)。偏差値は同業の中での相対的な位置であって、優劣の断定や売買の推奨ではありません。順位の数字は付けていません: 上位どうしは偏差値の差が小さく(各業種の1位と2位の差は中央値1.8点)、1点の差で順位が十数位動くことがあるためです。
出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
—億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.0億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.0%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
35.1%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
三井住友信託銀行㈱(信託口 甲9号)
29.8% 保有
自己株式
1.16%
1,592,900株 ・簿価3.3億
大株主比率
1. 三井住友信託銀行㈱(信託口 甲9号)29.8%
2. ㈱中野坂上13.5%
3. 木谷 高明5.7%
4. グリーホールディングス㈱4.6%
5. ㈱ポケットベア2.9%
6. ㈱アコス2.9%
7. 野村信託銀行㈱(投信口)2.1%
8. ㈱SBI証券1.3%
9. THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)1.2%
10. MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券㈱)0.9%
上位10で 64.9%・発行済 137,585,100株・自己株 1,592,900株・浮動株 47,739,937株・株主 18,350名。所有者別(単元): 外国人 9.8% / 機関 35.4% / 個人 30.3%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

解析 大株主の持ち分推移

株主保有比率の推移(有報 各期末)増減
株式会社中野坂上2019 12.30% → 2020 14.26%▲ 1.96pt
㈱中野坂上2022 14.19% → 2023 12.91% → 2024 13.12% → 2025 13.58% → 2026 13.53%▼ 0.66pt
木谷 高明2022 12.12% → 2023 11.02% → 2024 11.20% → 2025 11.60% → 2026 5.67%▼ 6.45pt
グリー株式会社2019 4.95% → 2020 4.83%▼ 0.12pt
グリーホールディングス㈱2025 4.60% → 2026 4.58%→ 0.02pt
グリー㈱2021 4.77% → 2022 4.81% → 2023 4.37% → 2024 4.44%▼ 0.33pt
木谷 惠2022 0.77% → 2023 0.70% → 2024 0.71%▼ 0.06pt
里見 哲朗2022 0.74% → 2023 0.67% → 2024 0.68%▼ 0.06pt
過去の有価証券報告書「大株主の状況」から、大株主の保有比率の時系列を並べたもの。増減は事実としての推移で、その是非や売買を示すものではありません(複数期に現れる株主のみ・名義人と役員は対象外)。出所: 有報 大株主の状況(各期末)
🔒 無料版は直近5期まで。それ以前(最長8期)を含む全期間の表示は有料版で提供予定です。

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

企業隣接の理由近さ
ソニーグループ株式会社
6758 ・ 電気機器
共有株主: [・] / 共有親会社: [・] / 同一監査法人(PwCJapan有限責任監査法人)42
任天堂株式会社
7974 ・ その他製品
共有株主: [・] / 共有親会社: [・] / 同一監査法人(PwCJapan有限責任監査法人)42
トヨタ自動車株式会社
7203 ・ 輸送用機器
共有株主: [・] / 共有親会社: [・] / 同一監査法人(PwCJapan有限責任監査法人)27
AnyMind Group株式会社
5027 ・ 情報・通信業
共有株主: [・] / 共有親会社: [・] / 同一監査法人(PwCJapan有限責任監査法人)15
業種分類ではなく会計監査人と法人株主の共有から算出した構造的な近さ(EDINET 一次データ)。「近さ」は共有特徴を希少度で重み付けした強さ(0–100)。監査法人のみの一致は弱いシグナルとして優先度を下げ、珍しい共有株主・支配関係を重く評価します。証券会社・名義口座・個人株主は除外。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率6.22%(取締役 8名計)
政策保有株式(簿価合計)182.6百万円(13銘柄)
役員報酬総額 / 役員数178.3百万円 / 11名
平均年間給与(提出会社)499万円(前期比 -1.4%)
従業員数(連結)850名
監査報酬 / 非監査報酬61.8百万円 / —
平均勤続年数4.7年
女性管理職比率18.2%
従業員1人当たり売上68.0百万円
従業員1人当たり営業利益5.6百万円
政策保有株式の対純資産比0.6%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長 木谷 高明
本社所在地東京都中野区中央一丁目38番1号
市場 / 業種東証グロース / その他製品
決算期6月
従業員数(連結)850名
EDINETコードE35004

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
円
概算時価総額
—
株価×発行済
PER(実績)
—
株価÷EPS
PBR(実績)
—
株価÷BPS
実質PER
—
現金の扱いで2通り
益回り(EBIT/EV)
—
EBIT÷企業価値・2通り
配当利回り
—
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/06期末 基準・137,585,100株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。実質PER・益回りは純現金の扱いで2通り(現金を全部余剰とみなす/売上1ヶ月分は事業に要る現金として除く)を「小〜大」で出します。企業価値がゼロ以下になる側と、純現金が読めない会社は出しません。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 参考 理論株価:各手法の考え方

EPV(収益力価値) — 今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な内在価値。下限の物差し。成長分を含めない設計のため、成長企業では小さめの値になる。
配当割引(DDM) — 将来の配当を現在価値に割り引いた価値。配当が安定した会社に向く。配当だけを起点にするため、低・無配の会社は値が小さく出る(配当以外の価値は映さない)。
正常化EPS×正当PER — 一過性をならした「平常時の1株利益」に、妥当と考える倍率を掛ける。前提のPER次第で大きく動く。
成長考慮(割引) — 正常化EPSに成長を織り込んで割り引く。割引率>成長率のときだけ成立。
具体的な理論株価は、下のシミュレーター(電卓)で あなたが前提を置いて算出します。表示される値はあなたの入力の結果であり、当社の評決ではありません。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 参考 理論株価シミュレーター(あなたの前提で計算する電卓)

この画面はあなたが前提を置いて計算する電卓です。表示される値はあなたの入力の結果であり、当社の見立てや売買の推奨ではありません。初期値はあくまで一例——ご自身で調整してください。
16円
9.0%
1.0%
12倍
3円
1.0%
純現金を理論値に足すか(事業+現金で見る)
動かすと…割引率↑=下がる/成長率↑=上がる/正当PER↑=上がる/正常化EPS↑=上がる(各ラベルにカーソルで説明)。
正常化EPS×正当PER
¥192
EPV(成長0)
¥178
成長考慮(割引)
¥202
配当割引(DDM)
¥38
あなたの前提でのレンジ
¥38 〜 ¥202
前提の型:
成長考慮・DDMは「割引率>成長率」のときだけ算定します(届かない前提は「—」)。手法により大きく開くのが普通で、単一の理論株価はありません。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。前提を変えれば値は動きます。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-09-28確認書 ↗
2026-04-03変更報告書 ↗ / 木谷 高明
2026-02-13確認書 ↗
2025-09-24確認書 ↗
2025-08-21変更報告書 ↗ / 木谷 高明
2025-02-14確認書 ↗
2024-09-26確認書 ↗
2024-05-14確認書 ↗
2024-02-13確認書 ↗
2023-12-13変更報告書 ↗ / 木谷 高明
2023-11-14確認書 ↗
2023-09-27確認書 ↗
2023-09-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / アセットマネジメントOne株式会社
2023-09-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2023-09-05変更報告書 ↗ / 木谷 高明
2023-04-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2023-02-21大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2023-01-20変更報告書(特例対象株券等) ↗ / アセットマネジメントOne株式会社
2022-12-12変更報告書 ↗ / 木谷 高明
2022-09-27確認書 ↗
2022-09-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社SBI証券
2022-09-01変更報告書 ↗ / 木谷 高明
2022-08-17変更報告書 ↗ / 株式会社SBI証券
2022-08-16変更報告書 ↗ / 株式会社SBI証券
2022-07-29変更報告書 ↗ / 木谷 高明
2022-07-14変更報告書 ↗ / 株式会社SBI証券
2022-06-29変更報告書 ↗ / 株式会社SBI証券
2022-06-23変更報告書 ↗ / 木谷 高明
2022-05-31変更報告書 ↗ / 株式会社SBI証券
2022-05-19変更報告書 ↗ / 木谷 高明
2022-05-19変更報告書 ↗ / 木谷 高明
2022-02-24変更報告書 ↗ / 株式会社SBI証券
2022-02-02変更報告書 ↗ / 株式会社SBI証券
2022-01-17変更報告書 ↗ / 木谷 高明
2022-01-14変更報告書 ↗ / 株式会社SBI証券
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書は保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プラン(提供予定)では、開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】 当社グループは、エンタテインメント事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。 当社グループの主要な会社の事業内容は次のとおりです。会社名事業内容㈱ブシロード(当社)ブシロードユニット(TCGの企画、開発、発売)(モバイルゲーム及びコンソールゲームの企画、開発)Bushiroad Asia Inc.ブシロードユニット(韓国での当社製品の販売)Bushiroad International Pte. Ltd. *BIユニット(海外での当社製品の販売)(外国語版TCGの開発、販売)(モバイルゲームのローカライズ)Bushiroad USA Inc.BIユニット(米国での当社製品の販売)Gorin Technical Industry (Malaysia) Sdn. Bhd. *BIユニット(英語版TCGの製造)World Card Products (Shingapore) Pte.Ltd. *BIユニット(英語版TCGの流通管理)㈱ブシロードミュージック*ライブエンタメユニット(音楽コンテンツの企画、制作、管理)(ライブやイベントの制作、運営)㈱劇団飛行船*ライブエンタメユニット(マスクプレイミュージカルの企画・制作・公演事業など)㈱ブシロードクリエイティブ*MDユニット(グッズの企画、開発、発売)(グッズ販売イベントの企画、運営)㈱ブシロードワークス*メディアコンテンツユニット(知的財産権(IP)の創出)(雑誌・書籍制作)㈱ブシロードムーブ*メディアコンテンツユニット(広告代理店)(イベント制作)(音響・映像制作)(声優事務所「響」)㈱ゲームビズ*メディアコンテンツユニット(WEBメディア運営事業)㈱スターダム*スポーツユニット(女子プロレスリングブランド「スターダム」の事業運営) *連結子会社 [事業系統図]
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】Ⅰ 前連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)「Ⅱ 当連結会計年度(報告セグメントの変更等に関する事項)」に記載のとおりであります。 Ⅱ 当連結会計年度(自 2025年7月1日 至 2026年6月30日)当社グループは、エンタテインメント事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 (報告セグメントの変更等に関する事項)当社グループは、従来「エンターテイメント事業」及び「スポーツ事業」の2つの事業別のセグメントとしておりましたが、当連結会計年度より「エンタテインメント事業」の単一セグメントに変更しております。当社グループでは2025年8月14日に公表いたしました「中期ビジョン2030」のもと3つのビジョン(「自社IPの活性化および新規IPを創出する」「カードゲーム世界一を目指す」「海外進出を加速する」)及びビジョンの下支えとなる「もっと沢山体験してもらう」ことに向けて取り組んでまいります。この「もっと沢山体験してもらう」ことにはスポーツ事業に含まれるプロレス興行も含まれており、報告セグメントを単一セグメントとして開示することが、当社グループの経営実態をより適切に反映するものと判断したためであります。この変更により、前連結会計年度及び当連結会計年度のセグメント情報等の記載を省略しております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)1.製品及びサービスごとの情報(単位:千円) 外部顧客への売上高TCG27,037,309デジタルゲーム6,257,296ライブエンタメ5,693,025MD8,891,023メディアコンテンツ1,783,850スポーツ6,324,168その他188,951合計56,175,627 2.地域ごとの情報 (1) 売上高(単位:千円)日本米国アジアその他合計40,880,8145,112,4759,167,5491,014,78756,175,627(注)アジアのうち、中国は6,442,330千円です。 (2) 有形固定資産(単位:千円)日本アジアその他合計2,460,0551,004,7242123,464,991(注)アジアのうち、マレーシアは807,786千円です。 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 当連結会計年度(自 2025年7月1日 至 2026年6月30日)1.製品及びサービスごとの情報(単位:千円) 外部顧客への売上高TCG26,850,807デジタルゲーム5,990,998ライブエンタメ6,845,285MD9,144,539メディアコンテンツ1,955,255スポーツ6,718,445その他318,214合計57,823,545 2.地域ごとの情報 (1) 売上高(単位:千円)日本米国アジアその他合計40,955,6856,541,3708,221,2522,105,23757,823,545(注)アジアのうち、中国は5,084,810千円です。 (2) 有形固定資産(単位:千円)日本アジアその他合計2,228,411970,692-3,199,103(注)アジアのうち、マレーシアは807,334千円です。 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) 当社グループは、エンタテインメント事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年7月1日 至 2026年6月30日) 該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報(単位:千円) 外部顧客への売上高TCG27,037,309デジタルゲーム6,257,296ライブエンタメ5,693,025MD8,891,023メディアコンテンツ1,783,850スポーツ6,324,168その他188,951合計56,175,627
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)組織体制に関するリスク ① 新製品(新規トレーディングカードゲーム、新規モバイルゲーム及びコンソールゲーム)の適時リリース 新製品を適時に出荷できるかどうかのリスクが顕在化する可能性の程度や時期は、新製品の開発プロセス、ライセンサーの許可、生産能力等、ソフトウエアの場合にはさらにデバッギング(注)、企図した水準に達していないなど顧客満足度向上のための追加開発、ミドルウエアメーカーや各種権利者からのライセンス許可等、様々な要因に左右されます。新製品を適時にリリースすることは、当社グループの収益基盤であり、当該リスクが顕在化した場合には当社グループの売上に与える影響が大きいと認識しております。そのため、当社グループは、自社IPの開発だけに頼らない事業ポートフォリオを確立することでリスクの分散をはかっております。 (注) デバッギングとは、ソフトウエアのプログラムの誤り(バグ)を修正すること。 ② 人材採用・人材確保 当社グループの成長と成功の継続は、経営幹部と他の重要な従業員の貢献が継続すること、そして新規に能力ある従業員を雇用できるかどうかに依存しております。特にソフトウエア産業は、従業員の流動性がきわめて高く、競合会社間では技術、マーケティング、販売、開発及びプロデュースの能力が高いスタッフの獲得競争が行われております。このような人材採用・人材確保のリスクの顕在化する可能性は常に存在するものと考え、当該リスクが顕在化した場合には十分な人的リソースを確保することができず、当社グループの業績に与える影響が大きいと認識しております。そのため、当社グループは、魅力的なIP創出などコーポレートのプレゼンス向上に努め、また、セキュリティ、コンプライアンス、ハラスメントなどの共通領域に加え、事業領域別の専門研修、階層別のマネジメント研修など、人材の育成及び強化を進めております。 ③ 特定人物への事業依存 当社グループの創業者であり代表取締役社長である木谷高明は、当社グループの強みであるコンテンツの創出やプロデュースノウハウを蓄積しており、実際の事業の推進においても重要な役割を果たしております。そのため同氏への事業依存のリスクの顕在化する可能性は常に存在するものと考え、当該リスクが顕在化した場合には、当社グループの業績に与える影響が大きいと認識しております。そのため、当社グループは、同氏に過度に依存しない経営体制の構築を目指し、人材の育成及び強化を進めております。2023年6月期よりユニット制を導入し、ユニット長に若手を多数抜擢するなど権限委譲を進めております。 (2)事業環境に関するリスク ① 広告宣伝のリスク 当社グループは、良質なIPの開発・獲得・発展を目的として事業を多角化しており、IPをトレーディングカードゲームやモバイルゲームやコンソールゲーム、音楽、マーチャンダイズ等様々なメディアに対し商品やサービス展開(メディアミックス)をグループ全体で担うビジネスモデルとなっているため、プロモーション施策を積極的に展開しております。しかし、当初意図した広告効果が発現しなかった場合は、当社グループの営業利益に影響が生じる可能性があります。そのため、デジタルマーケティング、TVCM、交通広告といった様々な広告手段を活用することで広告宣伝のリスクの分散をはかっております。 ② トレーディングカードゲームの市場規模の推移 トレーディングカードゲームの国内市場規模は、2025年度に前年度比19.9%増(注1)、北米市場では同65.3%増(注2)と大きく伸長しております。しかし、現在は一定の市場規模はあるものの今後成長が進まない場合、当社グループのトレーディングカードゲーム部門の売上に影響が生じる可能性があります。そのため、2020年以降行ってきた「ヴァイスシュヴァルツ」や「カードファイト!! ヴァンガード」での英語版強化に加え、2022年以降は中国語版の展開を開始しました。さらに複数言語にライセンスアウトするなど当社のカードゲームを全世界に浸透させることで、グローバル市場でのプレゼンスを高めてまいります。(注1)出典:「メディアクリエイト総研“Monthly Trading Card Game Research Data”」(注2)出典:「ICv2 White Paper 2026」 ③ モバイルゲームの競合他社との競争激化 現在、モバイルゲームの市場においては、数多くの競合他社が存在しております。また、国内市場は頭打ちの傾向であることに加え上位タイトルは寡占傾向にあり、当社グループのモバイルゲーム部門の売上に影響が生じております。当社グループは、自社IP及び他社からの利用許諾を得たIPを活用し、コンソールゲームを含めてマルチプラットフォーム戦略を敷くことで、リスクの分散をはかりながら激化する競争に対抗し得る魅力的なゲームを今後もリリースしていくことに注力してまいります。 ④ 海外展開におけるリスク 当社グループではTCG・ゲーム・フィギュアやキャラクターグッズ・アニメ配信権・プロレス興行や映像配信など、当社グループ製品やサービスは海外における取引が増加しております。しかしながら、海外における取引は、製造コストや配送料の高騰、現地政府による外国為替の停止、関税の引き上げ、及び政府の公用収用による財産の没収等の様々なカントリーリスクに晒される可能性があります。また、海外での取引では為替レートの変動リスクが生じるため、契約上当該為替リスクを当社グループが負担せざるを得ない場合、当該為替リスクによる金銭的な負担を当社が負うことがあります。加えて、海外において当社グループのベンダーや顧客を増やす過程において、製造物責任、設備責任、製品の欠陥又は労働問題等の訴訟リスクや予期しない破産のリスクにさらに晒される可能性があります。このような海外展開におけるリスクの顕在化する可能性は常に存在するものと考え、当該リスクが顕在化した場合には、当社グループの海外事業の業績に与える影響が大きいと認識しております。そのため、これらのリスクについては、当社取締役及び当社執行役員が参加する経営会議において共有・議論しております。 ⑤ 為替リスク 当社グループの海外売上高比率は29%を超える程度まで拡大しており、その多くは海外連結子会社における英語版TCG事業によるものでありますが、中国語版TCGも増加傾向、フィギュアやキャラクターグッズ・アニメ配信権・プロレス興行や映像配信サービスも増加傾向です。海外連結子会社の財務諸表の換算にあたって適用される為替レートにより、当社グループの円換算後の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ M&A及び資本提携等に係るリスク 当社グループは、さらなる事業成長を目指し、M&Aや資本提携による事業領域の拡大を推進しておりますが、買収・提携後の事業計画が市場環境の変化などの要因により事業計画通りに進捗しない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。そのため、M&Aや資本提携に際しては、対象企業の財務内容や契約関係等についてデューデリジェンスを実施し、既存投資においては定期的にモニタリングを実施し、リスク軽減に努めております。 これらの当社グループが認識している最重要リスクに加え、「ソフトウエア製品の品質管理」、「他社知的財産の侵害」、「新たな法的規制への対応」、「個人情報の管理」、「紛争、訴訟の発生」、「システムの継続性確保、セキュリティ対策」、「自然災害、事故等による影響」等、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があるさまざまなリスクが存在していますので、当社取締役及び当社執行役員が参加する経営会議において共有・議論しております。なお、ここに記載されたものが当社グループの全てのリスクではございません。
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の分析(資産) 当連結会計年度末における総資産は61,641,881千円となり、前連結会計年度末に比べ11,844,652千円増加いたしました。これは主に投資有価証券が5,623,597千円、現金及び預金が3,953,723千円、仕掛品が1,302,772千円増加したことによるものです。(負債) 当連結会計年度末における負債合計は31,921,007千円となり、前連結会計年度末に比べ7,345,834千円増加いたしました。これは主に長期借入金が5,462,701千円、1年内返済予定の長期借入金が2,497,204千円増加したことによるものです。(純資産) 当連結会計年度末における純資産は29,720,873千円となり、前連結会計年度末に比べ4,498,817千円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が4,565,749千円増加した一方で、配当金の支払により利益剰余金が304,884千円減少したことによるものです。 また自己株式の消却により利益剰余金が1,231,609千円減少し、自己株式が1,231,609千円減少(株主資本の増加)しております。 ② 経営成績の分析 当連結会計年度における我が国経済は、社会・経済活動の持ち直しの傾向が続いている一方、継続的な物価の上昇や為替の変動に加え、社会情勢の変化や地政学的リスクによる影響などにより、依然として先行きが不透明な状況が続きました。 このような環境の中、当社グループは2026年3月にMVV(ミッション、ビジョン、バリュー)の再定義として、「LIVE-MIXED ENTERTAINMENT」をビジョンとして発表いたしました。これは事業戦略の転換を意図するものではなく、従来通りIP創出・育成・展開が当社の事業基盤でありながらも、人と人とのリアルな接点が熱量を生むライブ体験を開発し続ける、というメッセージとなります。 その結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高57,823,545千円(前年同期比2.9%増)、営業利益4,754,405千円(同2.3%減)、経常利益5,930,969千円(同22.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4,565,749千円(同33.6%増)となりました。 各ユニットの概況は以下のとおりであります。なお、当連結会計年度より、「エンターテイメント事業」と「スポーツ事業」を統合し、「エンタテインメント事業」の単一セグメントに報告セグメントを変更いたしました。また、それに伴いユニット名称の変更、区分の再構築をしております。「TCGユニット」「コンテンツユニット」を「ブシロードユニット」「BI(Bushiroad International)ユニット」に再編し、「アドユニット」に出版事業を統合して「メディアコンテンツユニット」としました。 ①ブシロードユニット ブシロードユニットは、主に日本語版のTCGとデジタルゲームの企画・開発・発売を行っております。TCGは、2025年7月に「ゴジラ カードゲーム」を展開開始しました。また、「ヴァイスシュヴァルツ」が18周年、「カードファイト!! ヴァンガード」が15周年を迎え、各種キャンペーンを開催しました。2026年5月には、年に1度の大規模カードゲームイベント「GENDA GiGO Entertainment presents カードゲーム祭2026」を東京ビッグサイト西1・2・4ホール&アトリウムで2日間開催し、国内外から計23,652名を動員しました。デジタルゲームでは、2026年2月に新作タイトル「HUNTER×HUNTER NEN×SURVIVOR(ネンサバ)」を世界同時リリースしました。運営中のモバイルゲーム「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」は2026年3月に9周年を迎えました。コンソールゲームでは、「HUNTER×HUNTER NEN×IMPACT」など計7タイトルをリリースいたしました。 ②BI(Bushiroad International)ユニット BIユニットは、主に英語版のTCGとデジタルゲームの企画・開発・発売を行っております。2025年7月に「ゴジラ カードゲーム」英語版、「hololive OFFICIAL CARD GAME」英語版を展開開始しました。また、引き続き全世界各地で「Bushiroad EXPO」を開催し、多数のお客様とディストリビューターにご来場いただきました。 ③ライブエンタメユニット ライブエンタメユニットは、バンドリ!プロジェクトのライブイベント・CD商品が好調に推移しました。2026年4月に、台北にてバンドリ!プロジェクト初となる海外での野外合同ライブ「BanG Dream! Special LIVE in TAIPEI」を開催し、2日間で約2万6千人を動員しました。 その結果、ライブエンタメユニットの当連結会計年度の売上は過去最高を更新しました。 ④MD(マーチャンダイジング)ユニット MDユニットは、フィギュアブランド「PalVerse」が大きく伸長し、ブランドとして過去最高の通期売上を更新、海外の新市場にも進出しており、MD事業全体の新規販路の拡大に大きく貢献しました。カプセル・ボックストイやライブグッズはFY25に引き続き好調を維持しており、キャラクター雑貨は中国市場における一時的な特需からの反動により減少しました。また、2026年4月にバンドリ!プロジェクト初の常設オフィシャルストア「BanG Dream! STORE」をオープンするなど、直営店を展開しております(現在3店舗運営中)。 その結果、MDユニットの当連結会計年度の売上は過去最高を更新しました。 ⑤メディアコンテンツユニット メディアコンテンツユニットは、出版事業では、電子書籍が伸長するなど、主力タイトル「魔法使いの嫁」を中心に順調に推移しました。また、ニュースメディア「gamebiz」が手掛けるエンタメ業界特化の転職支援サービス『エンターエンタ』を提供開始しました。その結果、メディアコンテンツユニットの当連結会計年度の売上は過去最高を更新しました。 ⑥スポーツユニット 「新日本プロレス」では、2026年1月に「サンセイアールアンドディ presents WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退」を開催し、46,913人を動員(超満員札止め)しました。「スターダム」では、2026年4月に「ミツカン フルーティス presents ALL STAR GRAND QUEENDOM 2026」を開催し、団体史上最多となる8,015人を動員しました。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べて178,559千円増加し、25,197,500千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、2,066,834千円となりました。主な収入要因は、税金等調整前当期純利益7,315,732千円であり、主な支出要因は、法人税等の支払額1,824,931千円及び棚卸資産の増加額1,274,442千円であります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、9,334,401千円となりました。主な収入要因は、定期預金の払戻による収入3,967,496千円であり、主な支出要因は、定期預金の預入による支出7,693,159千円及び投資有価証券の取得による支出5,583,556千円であります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は、6,884,930千円となりました。主な収入要因は、長期借入れによる収入12,000,000千円であり、主な支出要因は、長期借入金の返済による支出4,040,095千円及び社債の償還による支出700,000千円であります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 当社グループは、エンタテインメント事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。a.生産実績 当社グループにおいては、提供するサービスの性格上、当該記載が馴染まないことから記載を省略しております。 b.受注実績 当社グループにおいては、一部請負業務を行っておりますが、「a 生産実績」に記載の理由から、記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」をご参照ください。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、「 (1)経営成績等の状況の概要
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、既存のIPやメディアを扱うだけにとどまらず、自分たちの手で“面白い”を生み出し、磨き上げ、体験として世界へ届け続ける会社でありたいと考えています。 (2)経営環境及び中長期的な会社の経営戦略 ①経営環境 ②中長期的な会社の経営戦略 ブシロードグループは、グループ内に様々な機能を有し、IPの立ち上げからアニメやゲーム、音楽、MDといった多角的なコンテンツ展開まで、ワンストップかつスピーディーに行っています。 その中で、当社が特に大切にし、かつ強みとしているのが、祖業であるTCGの大会運営やプレイング環境の提供、音楽ライブ、プロレスの巡業などに代表される、「人と人とのリアルな接点が熱量を生むライブ体験を創り出す力」です。コンテンツを取り巻く環境が大きく変化し、テクノロジーによって多様な体験が容易に届けられる時代だからこそ、人と人が同じ場や時間を共有することで生まれる熱量は、より大きな価値を持つようになってきたと考えています。 私たちの開発するこれらのライブ体験の積み重ねは、コンテンツをより身近なものにし、より鮮明な体感を提供します。 これこそが当社の確固たる強みであり、私たちがこれからも開発し続けるものとして「LIVE-MIXED ENTERTAINMENT」と名付け、ビジョンとして掲げています。 2015年1月に発表した「BanG Dream!(バンドリ!)」は、キャラクターの声を演じる声優が実際に楽器を演奏し、生のライブ活動を行うというユニークな発想を起点として開発したIPであり、こうした音楽活動をはじめ、アニメ、TCG、モバイルゲーム、MDといった様々なメディアミックスと幅広い広告宣伝によって多様なチャネルからファンを獲得しております。収益の面においてもTCGやモバイルゲームのみならず、子会社が担う音楽ソフトやMDの売上が順調に伸びており、IPが発展することによって子会社を含む各部門の成長が牽引されるという当社が理想とするビジネスモデルを体現したIPとなっております。 (3)目標とする経営指標 当社グループは、積層型のIPビジネスモデルを構築する中で、IPごとのランクを見える化し、Sランク(年商100億円以上)IPを3本以上、Aランク(年商40億円以上)IPを4本以上、Bランク(年商10億円以上)IPを5本以上保有することを事業目標としております。 また当社グループは、経営効率向上による収益性の向上と、良質なIPの開発・取得・発展によって企業価値の拡大を図るという観点から、売上総利益金額と売上高経常利益率を経営指標としております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループでは2025年8月に公表いたしました「中期ビジョン2030」のもと、3つのビジョン(「自社IPの活性化および新規IPの創出」「カードゲーム世界一を目指す」「海外進出を加速する」)及びビジョンの下支えとなる「もっと沢山体験してもらう」こと並びに「優秀な人材の採用・育成」及び「内部統制、コーポレート・ガバナンスの強化」に向けて取り組んでまいります。 ① 自社IPの活性化および新規IPの創出 有力なIPを強固な柱へ 「カードファイト!! ヴァンガード」「バンドリ!」といった、会社の顔となり継続的に売上の立つ自社IPを保有していることが当社グループの強みのひとつです。これらに続き「スターダム」「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」といった有力なIPもさらに強固な柱となるよう後押しします。 継続的な大型IPの立ち上げ 当社グループが得意とする、音楽ライブ・舞台を起点としたライブミックスを用いた大型IP開発は引き続き行っていきます。2026年1月に発表した新規自社IP「ZERO RISE」に続き、2030年までに少なくともあと2本の立ち上げを目指しています。若手プロデューサーの抜擢や部門を横断したプロジェクトチームの強化にも注力していきます。 出版による多点数IP開発 これまで行ってきた大型IP開発に加え、2024年6月期に新設した株式会社ブシロードワークスの出版事業では刊行点数の増加に注力します。さらに、これまで培ってきたアニメ製作委員会のノウハウを活用し、出版起点でのIP開発も強化していきます。 ② カードゲーム世界一を目指す 当社グループは、売上やユーザー数においてさらなる成長余地を残しつつも、取り扱いタイトル数においては既に世界有数のポジションを確立しています。この強みを生かし、世界最大のカードゲームパブリッシャーを目指します。新規カードゲーム創出のグローバル・プラットフォームとして、カードゲーム市場をリードする存在へと成長してまいります。 自社基幹タイトル 事業の大黒柱である「ヴァイスシュヴァルツ」と「カードファイト!! ヴァンガード」は今後も手厚く伸ばしてまいります。 協業も含む新規タイトル 「パルワールド オフィシャルカードゲーム」や「ゴジラ カードゲーム」に続き、今後も様々なIPとともに、新たな“楽しい”の創出に挑戦してまいります。 ③ 海外進出を加速する 重点地域 特に市場の成長余地が大きい、中国を中心とした東アジア及び北米を最重要地域として位置付け、注力します。 国内売上高とのバランス 国内売上高はこれまでと同程度の伸長を保ちながら、海外売上高比率を中期的に50%へ引き上げることを目指します。成長余地が大きいこれらの市場の拡大・獲得こそが次の5年間の成長ドライバーであると考えます。なお、カードゲームについては2027年6月期に、海外売上高比率が50%に到達する見込みです。 Bushiroad EXPO TCG、アニメ、ゲーム、音楽ライブ、舞台、MD、プロレスなどのブシロードコンテンツを、世界中の皆様へ直接ご覧いただくための展示会であるBushiroad EXPOは、今後もマーケティングの要として注力します。2026年は世界17地域以上で開催し、各地域への接点の第一歩を担っています。 ④ もっと沢山体験してもらう ブシロードのエンタテインメントの最大の強みは、“リアルな体験”が生み出す熱量にあります。バンドリ!がライブから始まり、アニメやゲームへと世界観・ストーリーを拡張していったように、リアルの熱がコンテンツを強くし、ファンの共感を広げていきます。一義的な動員数の追求ではなく、「ブシロードのエンタテインメントを生で体験する」有料ライブイベント来場者数をフィジカルリーチと捉え、これを中期的に国内外で倍増させることを目標としてまいります。 ⑤ 優秀な人材の採用・育成 当社グループは、上記のビジョンに取り組んでいくためには優秀な人材の確保及び育成が必要であると考えております。当社グループは、大幅に権限委譲し、若手でも責任を持った仕事が任せられる体制と、ITツールにとどまらないリアルで包括的なコミュニケーションが可能な機会を積極的に設けるなど、志望者を惹きつけるような仕事環境を進化させてまいります。また、10以上の国籍の社員を擁しダイバーシティと平等性の配慮に注力しております。これらの社内カルチャーや制度により、採用力強化につなげたいと考えており、グローバルマーケットでのプレゼンスやコーポレートブランドを高め、会社の魅力を世の中に訴求していくことも継続的に行ってまいります。 ⑥ 内部統制、コーポレート・ガバナンスの強化 当社グループが今後更なる拡大を図るためには、持続的な成長を支える組織体制・内部管理体制の強化が重要であると考えております。当社グループとしては、内部統制の実効性を高めるための環境を整備し、コーポレート・ガバナンスを充実していくことにより、内部管理体制の強化に取り組んでまいります。また、反社会的勢力の排除を目的とした政府方針である「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」を尊重し、コンプライアンス経営を徹底いたします。
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】関連当事者との取引連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引 (1)連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等前連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年7月1日 至 2026年6月30日) 該当事項はありません。 (2)連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等前連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年7月1日 至 2026年6月30日) 該当事項はありません。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)1.繰延税金資産の回収可能性の見積り (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 前連結会計年度当連結会計年度繰延税金資産1,106,008千円1,283,618千円 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 ① 算出方法 当社グループは、将来減算一時差異及び繰越欠損金の一部が将来の一時差異等加減算前課税所得(以下課税所得)の見積りに対して利用できる可能性を考慮して、繰延税金資産の回収可能性の評価をしております。将来の課税所得の見積りにあたっては、取締役会で承認された2027年6月期の事業計画を基礎に、将来の課税所得の見積りを行っております。 ② 主要な仮定 主要な仮定は事業計画における経営戦略の進捗度合いにより生じる売上高及び営業損益率です。 ③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響 経営環境の著しい変化及び経営戦略の進捗の遅れなど、その見積りの前提とした仮定に変更が生じた場合、繰延税金資産の取り崩しが発生する可能性があります。 2.投資有価証券の評価 (1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 前連結会計年度当連結会計年度投資有価証券5,005,088千円10,628,686千円市場価格のない株式等以外4,489,414千円9,686,475千円市場価格のない株式等515,674千円942,211千円投資有価証券評価損190,832千円-千円 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 その他有価証券で市場価格のない株式等以外のものについては、時価が取得原価に比べて50%程度以上下落した場合には、時価が著しく下落したと判断し、回復する見込があると認められる場合を除き、減損処理しております。 また、その他有価証券で市場価格のない株式等については、当該株式の実質価額が取得原価に比べて50%程度以上下落した場合には、株式の実質価額が著しく下落したと判断し、投資先の売上高実績及び営業利益等を入手可能な範囲の事業計画と比較して一定程度の乖離がないか、投資先の事業に著しく影響を及ぼす定性的な状況が識別されていないか、投資先の出資による資金調達の状況といった点から評価を行い、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合を除き、減損処理しております。なお、超過収益力を反映して取得した株式については、実質価額に当該超過収益力を反映しており、超過収益力が減少したと判断される場合には、実質価額に当該減少を反映しております。 ① 算出方法 超過収益力を加味して取得した市場価格のない株式等については、減損処理を行うにあたり、投資先の売上高実績、売上高成長率や営業利益率、入手した投資先の事業計画と実績の予実分析等を考慮し、実質価額を算出しております。 ② 主要な仮定 超過収益力を加味して取得した市場価格のない株式等の減損処理における主要な仮定は、投資先の事業計画のうち、売上高成長率及び営業利益率です。 ③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響 将来の時価の下落又は投資先の業績不振や財政状態の悪化により、現状の帳簿価額に反映されていない損失又は帳簿価額の回収不能が生じ、減損処理が必要となる可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】該当事項はありません。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】 当社は、株主に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして位置付けております。配当につきましては、株主資本を充実させて財務基盤の安定・強化を図り成長投資に積極的に振り向けつつ、業績も勘案した安定した利益還元を継続的に行う方針であります。 剰余金の配当を行う場合、年1回の期末配当を基本方針としており、配当の決定機関は株主総会となっております。また、当社は取締役会決議によって、毎年12月31日を基準日として中間配当を行うことができる旨を定款で定めております。 なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。配当金の総額339,980千円及び1株当たり配当額2.5円につきましては、2026年9月29日開催予定の定時株主総会の決議事項となっております。決議年月日配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)2026年9月29日339,9802.5定時株主総会決議(予定)
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100Z4J4)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E35004)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

株式会社ブシロードの証券コード(銘柄コード)は?
7803です。上場市場は東証グロース、業種はその他製品。
7803(株式会社ブシロード)のEDINETコードは?
E35004です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
7803(株式会社ブシロード)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 木谷 高明です(有価証券報告書の表紙記載)。
7803(株式会社ブシロード)の本社所在地は?
東京都中野区中央一丁目38番1号です。
7803(株式会社ブシロード)の監査法人(会計監査人)は?
PwCJapan有限責任監査法人です。
7803(株式会社ブシロード)の筆頭株主は?
三井住友信託銀行㈱(信託口 甲9号)で、保有比率は約29.8%です(2026-06-30基準)。
7803(株式会社ブシロード)と構造的に近い企業は?
業種分類ではなく、会計監査人・法人株主の共有から見ると ソニーグループ株式会社(6758)、任天堂株式会社(7974)、トヨタ自動車株式会社(7203) などが構造的に近いです(詳細は上部「構造的な隣接」)。
7803(株式会社ブシロード)の発行済株式数は?
有報(2026-06-30基準)で137,585,100株です(発行済株式総数)。うち自己株が1,592,900株、市場で流通する浮動株は47,739,937株です。
7803(株式会社ブシロード)の株主数は?
2026-06-30基準で18,350名です。上位10名で64.9%を保有します、浮動株比率は35.1%。
7803(株式会社ブシロード)の決算期は?
6月期です(上場市場は東証グロース)。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。どこまでを純現金とみなすかで値が変わるので、JINGI の電卓は2通り(現金を全部余剰とみなす/売上1ヶ月分は事業に要る現金として除く)で出す。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:JINGI の ROIC は 税引後営業利益(営業利益×(1−法定実効税率30.62%))÷ 投下資本(純資産+有利子負債−現金)。税率をその年の実効税率でなく一律にしているのは、還付などで単年の税率が大きく振れ、ROIC が実態より跳ねるため。外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。JINGI は会社ページで2通りを並べる(投下資本から現金を全部引いた値と、売上1ヶ月分は事業に要る現金として資本に含めた値)。順位表は作らない。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
⚠ 外部から出す限界:期間の長さと、両端の2点で測るか全期間の傾きで測るかで値が変わる。JINGI は直近5期(最大4年)の両端で測る。低い年から回復した会社は高く出やすく、期間を2年にすると EPS CAGR の上位50社のうち36社が入れ替わる。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない(有報には総額しか出ない)。JINGI は会社ページで2通りを並べる(設備投資の総額を引いた値と、維持分を減価償却で近似してそれだけを引いた値)。成長投資が重い会社ほど2通りの差が開く。順位表は作らない。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
⚠ 外部から出す限界:現金を全部「余剰」とみなすか、事業を回すのに要る現金(JINGI では売上1ヶ月分)を除くかで、上場企業の約1割はプラスとマイナスが入れ替わる。運転に要る現金は会社ごとに違い、有報に開示が無いので外からは決められない。JINGI は2通りを並べ、✓(実質キャッシュ)・▲(ネットデット)の印は2通りとも同じ側のときだけ付ける。順位表は作らない。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債・コマーシャルペーパー・リース負債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
⚠ 外部から出す限界:JINGI が持つ期間(最長14期)の中で数えるので、それより前から続いている会社は「以上」と書く(実際はもっと長いことがある)。株式分割の年は1株配当が下がって見えるため、そこで途切れて数えてしまう。据え置きを途切れとみなすか(連続増配)、続きとみなすか(連続非減配)で上位は入れ替わる。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E35004)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。