6030東証グロースサービス業
株式会社アドベンチャー
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ROIC
%
投下資本利益率
ROE(実績)3695位
-17.1%
有報 報告値
営業利益率3563位
-4.6%
営業益 -11.6億
自己資本比率3259位
32.7%
EPS(実績)
-230.2
25/06期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプのれん減損で赤字転落した無店舗ネット航空券仲介型

店舗を持たず、航空券の比較・予約サイト『skyticket』をネットで売るオンライン旅行会社(OTA)。子会社18社を連結し旅行事業がほぼ全て(同社開示のセグメント収益は旅行250.8億に対し投資2.9億)。2025年6月期の収益は253.7億(前年比13.3%増)と4期連続増収だが、営業損失11.6億・最終赤字17.1億(IFRS)へ転落した。原因は本業の悪化ではなく、子会社の旅工房とADVENTURE APACの将来収益が見込めなくなったことによるのれん減損で、単体では関係会社株式評価損24.6億を計上。ここで見るべきは、減損が現金支出を伴わないため営業CFは22.2億の黒字を保ち現金は163.4億残る一方、自己資本比率が37.2%→32.7%へ下がり自己資本は27.6億減ったこと。減損は現金より先に自己資本を削る。三菱UFJ銀との借入には『純資産を前期比50%以上維持』『営業損益2期連続赤字にしない』の財務制限条項があり、赤字が続くと財務の自由度が縮む点が構造の要。株式は創業者中村俊一氏が66.58%、実質浮動株17.67%で少数株主の出口は薄い。無配。強みは無店舗・自社マーケでのコスト競争力だが、航空会社直販やコミッション動向に収益が左右される事業であり、会計上の減損と実際のキャッシュが逆を向いた一期をどう読むかが分かれ目となる。

✓ 実質キャッシュ92.2億(時価総額の68%)✓ 直近5期連続増収✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均5.72x)▲ 最終赤字17.1億▲ 営業赤字拡大▲ 支配株主 中村 俊一 66.58%▲ 実質浮動株18.96%▲ のれん・無形22.1億(純資産の25%)

実質キャッシュ92.2億(時価総額の68%)。現金−有利子負債。実質PER Nonex

直近5期連続増収。売上 80.4→253.7億

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均5.72x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

営業赤字拡大。営業利益率 6.65%→-4.56%

支配株主 中村 俊一 66.58%。実質浮動株18.96%・TOB/少数株主論点

実質浮動株18.96%。機関サイズは出口に厚み制約(流動性・出入口)

のれん・無形22.1億(純資産の25%)。M&A由来。減損は自己資本を直接毀損

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JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(25/06期・単年)

損益(PL)
売上高
253.7
前年比 +13.3%
営業利益
-11.6
赤字転換
経常利益
純利益
-17.1
赤字転換
財政状態(BS)
総資産
274.6
前年比 -7.6%
純資産
89.9
前年比 -18.4%
現金
163.4
前年比 -3.9%
有利子負債
71.2
前年比 -15.4%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
22.2
前年比 +159.2%
投資CF
-11.4
財務CF
-16.1
赤字転換
フリーCF
21.3
前年比 +176.6%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

Deep Research / 無料公開分 所有に値する事業か・静かにすり減る事業か

一次開示(有報)から、株価を抜きに「この会社は事業として良いか・続くか・信頼できるか」を一つずつ解きほぐします。各回答は結論の一文を太字にし、詳細をその後に。専門用語はできるだけ避けています(「所有に値する事業」=強み・利益の質・健全な資本配分・下値の硬さで長く持てる構造、「静かにすり減る事業」=それらが欠けてじわじわ価値が削れる構造)。株価の割安/割高は扱いません(価格の判断はご自身で)。

① まず立てる仮説(看板 vs 実体)

看板は『店舗を持たない航空券OTA skyticket』という低コスト・IT起点の増収企業。だが実体は、旅工房・ADVENTURE APACのM&Aで積んだのれん関係会社株式が減損し赤字転落した『買収で膨らみ、買収でしぼむ』構造。本業CFは黒字だが、自己資本を削るのは営業損より減損。増収の質と買収の後始末、どちらが本体かをこれから叩く。

リサーチ1強み(他社にない優位性=いわゆる堀)は何か。それは利益率・資本効率にどう表れ、5年推移とセクター比でどちらへ動くか。事業の質

強みは①店舗を持たず少人数×システムで人手を排したコスト構造、②広告代理店を使わず自社で媒体選別する集客ノウハウ、③LCC・海外航空会社まで束ねる横断検索。これらは本業CFの黒字継続に表れている。だが資本効率の指標は買収で膨らんだ総資産に薄められ、ROAは2023年7.8%→2025年△6.2%へ悪化。強みの源泉は『航空券という薄利・比較容易な商材』にあり、真似されにくさは弱い。UI改善とリピート囲い込みで守るしかなく、構造的な価格決定力があるわけではない。増収でも利益率が趨勢的に下がる(2017年営業利益率7.9%→2025年△4.6%)のがその証左。

定点観測 海外LCCの個別API接続で仕入優位が広がるか。広告費/収益比率が上昇に転じれば集客ノウハウの摩耗を示す。
② 結び:所有に値する事業か、静かにすり減る事業か(証拠で見直した結論)

見立ては半分当たり。看板の『低capex・本業CF黒字のOTA』は本物で、店舗レス×システム運営が現金を生む力は本業が回れば高ROEを出せる(過去27〜45%)。だが実体は『買収で成長を継ぎ、買収で自己資本を削る』往復運動で、旅工房・APACの減損がそれを露呈した。所有に値するかは分岐する——【追い風なら】インバウンドと東南アジアLCC取り込みで本業が黒字復帰し、コベナンツ抵触を回避、無配解消へ向かえば『現金厚めの効率企業』の顔が勝つ。【向かい風なら】航空会社の直販・コミッションカットで薄利がさらに削れ、残存のれんの追加減損と2期連続営業赤字(銀行特約抵触)が重なれば『買収の後始末に追われ静かにすり減る構造』へ傾く。当面の生命線は2026年6月期に営業損益を黒字へ戻せるか。※これは一つの可能性であり、旅行需要・為替・子会社問題の帰趨で変わる。将来を当てるものではなく、上記の定点で検証すべき問いである。

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正常化利益・資本配分・関連当事者(富の抜き取り)・外部環境(競争×マクロ)・下値の硬さ 等。各答えは開示に接地し、反証(定点観測)を必ず添えます。
情報提供であり売買を推奨するものではありません。各回答は開示事実に接地し、判断は読者に委ねます(両論・定点観測つき)。

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標21/0622/0623/0624/0625/06
売上高(百万)8,03611,78720,02822,39225,370
営業利益(百万)8632,0432,9001,490-1,156
経常利益(百万)
純利益(百万)8501,6101,827713-1,712
EPS(円)126.0225.0243.295.1-230.2
1株配当(円)10.020.022.020.0
営業利益率(%)10.717.314.56.7-4.6
ROE(%)44.727.017.46.4-17.1
自己資本比率(%)18.946.248.337.132.7

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標21/0622/0623/0624/0625/06
総資産(百万)12,19920,83623,54229,70527,462
純資産(百万)2,3119,61911,36311,0138,988
流動資産(百万)9,03418,25220,46524,00922,829
流動負債(百万)5,0437,6308,80510,17511,953
現金(百万)5,10512,75514,00517,00816,345
有利子負債(百万)6,9634,1893,6578,4147,122
ネットキャッシュ(百万)-1,8578,56610,3488,5949,223
BPS(円)342.31,282.51,510.31,481.31,209.0
自己資本比率(%)18.946.248.337.132.7
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー21/0622/0623/0624/0625/06
営業CF(百万)-2522,9993,0418572,221
投資CF(百万)-628351-896-295-1,140
財務CF(百万)-8934,295-8932,382-1,613
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2025-06期・細目まで)

貸借対照表 56項目
項目当期前期
財政状態計算書
資産
流動資産
現金及び現金同等物16,34517,008
営業債権及びその他の債権3,7663,676
棚卸資産34264
その他の金融資産204231
その他の流動資産1,6391,815
流動資産22,82924,009
非流動資産
有形固定資産374410
使用権資産508847
のれん2,2152,920
無形資産5993
繰延税金資産20
その他の金融資産1,4621,426
その他の非流動資産130
非流動資産4,6335,696
資産27,46229,705
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務8,1438,015
社債及び借入金955985
リース負債256322
未払法人所得税523376
引当金3581
その他の流動負債1,718477
流動負債11,95310,175
非流動負債
社債及び借入金5,6576,582
リース負債254525
退職給付に係る負債3827
繰延税金負債88186
その他の非流動負債191168
非流動負債6,2277,488
負債18,18017,663
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金4,0734,073
資本剰余金4,0274,048
利益剰余金3,4305,291
自己株式-2,472-2,470
その他の資本の構成要素-7071
親会社の所有者に帰属する持分8,98811,013
非支配持分2941,029
資本9,28212,042
負債及び資本27,46229,705
財政状態計算書
資産
現金及び現金同等物16,34517,008
有形固定資産374410
使用権資産508847
のれん2,2152,920
無形資産5993
繰延税金資産20
資産27,46229,705
負債及び資本
負債
繰延税金負債88186
負債18,18017,663
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金4,0734,073
資本剰余金4,0274,048
利益剰余金3,4305,291
自己株式-2,472-2,470
その他の資本の構成要素-7071
親会社の所有者に帰属する持分8,98811,013
非支配持分2941,029
資本9,28212,042
負債及び資本27,46229,705
損益計算書 24項目
項目当期前期
損益計算書
継続事業
収益25,37022,392
売上原価9,7247,321
販売費及び一般管理費13,89813,575
その他の収益4978
その他の費用2,95385
営業利益(△損失)-1,1561,490
金融収益1331
金融費用148138
税引前利益(△損失)-1,2911,383
法人所得税費用779727
当期利益(△損失)-2,069657
当期利益(△損失)の帰属
親会社の所有者-1,712713
非支配持分-357-56
当期利益(△損失)-2,069657
1株当たり当期利益(△損失)
基本的1株当たり当期利益(△損失)
基本的1株当たり当期利益(△損失) -23095
希薄化後1株当たり当期利益(△損失)
希薄化後1株当たり当期利益(△損失) -23093
包括利益計算書
当期利益(△損失)-2,069657
その他の包括利益
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の外貨換算差額-14444
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計-14444
その他の包括利益-14444
当期包括利益-2,213701
当期包括利益の帰属
親会社の所有者-1,853768
非支配持分-360-66
当期包括利益-2,213701
キャッシュ・フロー計算書 35項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
当期利益(△損失)-2,069657
税引前利益(△損失)-1,2911,383
調整
減価償却費及び償却費470464
減損損失(又は戻入れ)2,24983
金融収益及び金融費用137107
運転資本の増減
営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)77-361
棚卸資産の増減額(△は増加)26747
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)113-451
引当金の増減額(△は減少)342-0
その他655544
小計3,1931,818
利息及び配当金の受取額1128
利息の支払額-149-133
法人所得税の支払額-852-857
法人所得税の還付額170
営業活動によるキャッシュ・フロー2,221857
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出-93-87
有形固定資産の売却による収入29
無形資産の取得による支出-13
子会社の取得による支出-1,058-800
定期預金の純増減額(△は増加)25254
敷金及び保証金の差入による支出-558-486
敷金及び保証金の回収による収入511832
その他16-8
投資活動によるキャッシュ・フロー-1,140-295
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)-7-37
長期借入金の返済による支出-1,096-1,130
リース負債の返済による支出-328-319
自己株式の取得による支出-32-2,480
配当金の支払額-149-166
その他0-15
財務活動によるキャッシュ・フロー-1,6132,382
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)-5322,944
現金及び現金同等物の為替変動による影響-13159
現金及び現金同等物16,34517,008
この会社だけの項目 11件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(注記の本文 1件は含みません)
項目当期前期
平均臨時雇用人員9285
子会社における過去の誤謬の訂正-375
営業投資有価証券の増減額17337
リース解約益(IFRS)1528
助成金返還損(IFRS)264
従業員数607439
営業総利益15,64615,071
営業投資有価証券8421,015
特別調査費用等引当金繰入額397
使用権資産-1,076-814
使用権資産、取得価額(IFRS)1,5841,661
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 詳細ツリー)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
-100億0億100億200億300億 21/0622/0623/0624/0625/0621/06 ・ 売上高 80億 ・ 純利益 9億22/06 ・ 売上高 118億 ・ 純利益 16億23/06 ・ 売上高 200億 ・ 純利益 18億24/06 ・ 売上高 224億 ・ 純利益 7億25/06 ・ 売上高 254億 ・ 純利益 -17億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
-10%0%10%20% 21/0622/0623/0624/0625/0621/06 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 10.7% ・ 純利益率 10.6%22/06 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 17.3% ・ 純利益率 13.7%23/06 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 14.5% ・ 純利益率 9.1%24/06 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 6.7% ・ 純利益率 3.2%25/06 ・ 粗利率 — ・ 営業利益率 -4.6% ・ 純利益率 -6.7%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
-20%0%20%40%60% 21/0622/0623/0624/0625/0621/06 ・ ROE 44.7% ・ ROA 7.0% ・ ROIC 16.6%22/06 ・ ROE 27.0% ・ ROA 7.7% ・ ROIC —23/06 ・ ROE 17.4% ・ ROA 7.8% ・ ROIC —24/06 ・ ROE 6.4% ・ ROA 2.4% ・ ROIC —25/06 ・ ROE -17.1% ・ ROA -6.2% ・ ROIC —
ROEROAROIC
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-20億0億20億40億60億 21/0622/0623/0624/0625/0621/06 ・ 営業CF -3億 ・ 投資CF -6億 ・ 財務CF -9億22/06 ・ 営業CF 30億 ・ 投資CF 4億 ・ 財務CF 43億23/06 ・ 営業CF 30億 ・ 投資CF -9億 ・ 財務CF -9億24/06 ・ 営業CF 9億 ・ 投資CF -3億 ・ 財務CF 24億25/06 ・ 営業CF 22億 ・ 投資CF -11億 ・ 財務CF -16億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
-10億0億10億20億30億 21/0622/0623/0624/0625/0621/06 ・ フリーCF -3億22/06 ・ フリーCF 30億23/06 ・ フリーCF 30億24/06 ・ フリーCF 8億25/06 ・ フリーCF 21億
フリーCF
オーナー利益の目安。継続プラスなら配当・自社株買い・無借金化の原資。マイナス続きは要警戒。
設備投資・減価償却(億円)
0億2億4億6億 21/0622/0623/0624/0625/0621/06 ・ 設備投資 0億 ・ 減価償却 5億22/06 ・ 設備投資 0億 ・ 減価償却 4億23/06 ・ 設備投資 1億 ・ 減価償却 3億24/06 ・ 設備投資 1億 ・ 減価償却 5億25/06 ・ 設備投資 1億 ・ 減価償却 5億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
-2倍-1倍0倍1倍2倍 21/0622/0623/0624/0625/0621/06 ・ 営業CF/純利益 -0.30倍22/06 ・ 営業CF/純利益 1.86倍23/06 ・ 営業CF/純利益 1.66倍24/06 ・ 営業CF/純利益 1.20倍25/06 ・ 営業CF/純利益 -1.30倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
-400円-200円0円200円400円 21/0622/0623/0624/0625/0621/06 ・ EPS ¥12622/06 ・ EPS ¥22523/06 ・ EPS ¥24324/06 ・ EPS ¥9525/06 ・ EPS ¥-230
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円10円20円30円0%10%20%30% 21/0622/0623/0624/0625/0621/06 ・ 1株配当 ¥10 ・ 配当性向 7.9%22/06 ・ 1株配当 ¥20 ・ 配当性向 8.9%23/06 ・ 1株配当 ¥22 ・ 配当性向 9.0%24/06 ・ 1株配当 ¥20 ・ 配当性向 21.0%25/06 ・ 1株配当 — ・ 配当性向 —
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億100億200億300億 21/0622/0623/0624/0625/0621/06 ・ 総資産 122億 ・ 純資産 23億22/06 ・ 総資産 208億 ・ 純資産 96億23/06 ・ 総資産 235億 ・ 純資産 114億24/06 ・ 総資産 297億 ・ 純資産 110億25/06 ・ 総資産 275億 ・ 純資産 90億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円500円1,000円1,500円2,000円0%20%40%60% 21/0622/0623/0624/0625/0621/06 ・ BPS ¥342 ・ 自己資本比率 18.9%22/06 ・ BPS ¥1,282 ・ 自己資本比率 46.2%23/06 ・ BPS ¥1,510 ・ 自己資本比率 48.3%24/06 ・ BPS ¥1,481 ・ 自己資本比率 37.1%25/06 ・ BPS ¥1,209 ・ 自己資本比率 32.7%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億100億200億300億0%100%200%300% 21/0622/0623/0624/0625/0621/06 ・ 流動資産 90億 ・ 流動負債 50億 ・ 流動比率 179.1%22/06 ・ 流動資産 183億 ・ 流動負債 76億 ・ 流動比率 239.2%23/06 ・ 流動資産 205億 ・ 流動負債 88億 ・ 流動比率 232.4%24/06 ・ 流動資産 240億 ・ 流動負債 102億 ・ 流動比率 235.9%25/06 ・ 流動資産 228億 ・ 流動負債 120億 ・ 流動比率 191.0%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億50億100億150億200億 21/0622/0623/0624/0625/0621/06 ・ 現金 51億 ・ 有利子負債 70億22/06 ・ 現金 128億 ・ 有利子負債 42億23/06 ・ 現金 140億 ・ 有利子負債 37億24/06 ・ 現金 170億 ・ 有利子負債 84億25/06 ・ 現金 163億 ・ 有利子負債 71億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
-50億0億50億100億150億 21/0622/0623/0624/0625/0621/06 ・ ネットキャッシュ -19億22/06 ・ ネットキャッシュ 86億23/06 ・ ネットキャッシュ 103億24/06 ・ ネットキャッシュ 86億25/06 ・ ネットキャッシュ 92億
ネットキャッシュ
現金から借金を引いた実質手元資金。プラスで増加=手元の純現金が厚いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
のれん・無形資産(億円)
0億10億20億30億 21/0622/0623/0624/0625/0621/06 ・ のれん 11億 ・ 顧客関連資産 —22/06 ・ のれん 5億 ・ 顧客関連資産 —23/06 ・ のれん 6億 ・ 顧客関連資産 —24/06 ・ のれん 29億 ・ 顧客関連資産 —25/06 ・ のれん 22億 ・ 顧客関連資産 —
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標21/0622/0623/0624/0625/06
純利益率(%)10.613.79.13.2-6.8
ROE(%)44.727.017.46.4-17.1
ROA(%)7.07.77.82.4-6.2
総資産回転(回)0.660.570.850.750.92
営業CF率(%)-3.125.415.23.88.8
営業CF/純益(倍)-0.301.861.661.20
配当性向(%)7.98.99.121.0
売上 前年比(%)-83.846.769.911.813.3
純資産 前年比(%)54.8316.218.1-3.1-18.4
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

SEGMENT 事業別の稼ぎ

事業売上構成比営業利益利益率従業員
投資事業2億1
コンシューマ事業3億354
「どの事業が稼ぐか」=所有に値するかの核。出所: 有報 セグメント情報(EDINET 一次データ)。情報提供であり売買推奨ではありません。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

21/06
¥10.0
22/06
¥20.0
23/06
¥22.0
24/06
¥20.0
25/06
¥—
配当性向 —%・連続増配 —年出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
21.3
ROIC
%
粗利率
%
アクルーアル比率
-13.8%
売上CAGR(4年)
33.3%
EPS CAGR
%
FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
-6.8%
ROA
-6.2%
総資産回転
0.92
実効税率
%
現金変換(CFO/営業益)
CFO/純益(平均)
5.72
累計営業CF
145.5
FCFマージン
8.4%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.20
BPS CAGR
%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
1.91
純負債/EBITDA
インタレストカバレッジ
-11.6
債務返済年数
3.2
配当性向
%
連続増配
希薄化率
%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(全社比較)

掲載企業の母集団の中で、この企業が各指標でどこに位置するかを偏差値(平均50・標準偏差10)で表示。高いほど良いに方向を統一(純負債・アクルーアル等は低いほど高偏差値)。縦線=平均(50)。
総合偏差値
44.2 母集団3915社中 3340位9/14指標
総合 →
業種内 総合偏差値(サービス業)
44.4 同業531社中 446位9/14指標
全体3340位・同業446位(母集団が異なるため両立します)
営業益率純益率ROEROAFCF率自己資本流動比発生高売上成長 50
営業利益率
47
純利益率
48
ROE
41
ROA
42
FCFマージン
52
自己資本比率
40
流動比率
47
アクルーアル比率
63
売上CAGR
72
母数が多いほど統計的に安定します(現状は掲載数が母数・指標により母数は異なる)。出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
22.1億
顧客関連資産
—億
無形合計 22.1億(のれん+顧客関連・純資産比 24.6%)。M&Aで積んだ無形が相応にあり、事業の趨勢が崩れると減損リスクが自己資本に効く点に留意。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
19.0%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
中村 俊一
66.6% 保有
自己株式
6.82%
544,100株 ・簿価24.7億
大株主比率
1. 中村 俊一66.6%
2. 株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.6%
3. DAIWA CM SINGAPORE LTD- NOMINEE YAGI RIEKO(常任代理人 大和証券株式会社)2.1%
4. 野村信託銀行株式会社(投信口)1.7%
5. 下中 佳生1.2%
6. 株式会社中村1.1%
7. 株式会社OCEAN1.0%
8. 株式会社日本カストディ銀行(信託口4)0.6%
9. KIA FUND 497 KIA TRANSITION ASIA IAD NO.1 (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.6%
10. BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNY GCM CLIENT ACCOUNTS M LSCB RD(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.4%
上位10で 81.0%・発行済 7,978,900株・自己株 544,100株・浮動株 1,409,800株・株主 3,935名。所有者別(単元): 外国人 4.5% / 機関 8.3% / 個人 84.4%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

解析 大株主の持ち分推移

株主保有比率の推移(有報 各期末)増減
中村 俊一2021 67.95%2022 60.00%2023 59.81%2024 66.58%2025 66.58%▼ 1.37pt
日本証券金融株式会社2017 0.76%2018 1.44%▲ 0.68pt
下中 佳生2023 0.57%2024 1.21%2025 1.21%▲ 0.64pt
株式会社中村2021 2.96%2022 1.13%2023 1.13%2024 1.14%2025 1.14%▼ 1.82pt
松井証券株式会社2017 1.08%2018 0.94%▼ 0.14pt
束岡 芳樹2017 0.55%2018 0.69%▲ 0.14pt
高橋 慧2019 0.74%2020 2.43%2021 2.55%2022 1.48%2023 0.62%▼ 0.12pt
過去の有価証券報告書「大株主の状況」から、大株主の保有比率の時系列を並べたもの。増減は事実としての推移で、その是非や売買を示すものではありません(複数期に現れる株主のみ・名義人と役員は対象外)。出所: 有報 大株主の状況(各期末)
🔒 無料版は直近5期まで。それ以前(最長10期)は有料版で全期間を表示します。

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

企業隣接の理由近さ
株式会社はてな
3930 ・ 情報・通信業
共有株主: [・] / 共有親会社: [・] / 同一監査法人(太陽有限責任監査法人)27
カバー株式会社
5253 ・ 情報・通信業
共有株主: [・] / 共有親会社: [・] / 同一監査法人(太陽有限責任監査法人)19
バルミューダ株式会社
6612 ・ 電気機器
共有株主: [・] / 共有親会社: [・] / 同一監査法人(太陽有限責任監査法人)19
株式会社識学
7049 ・ サービス業
共有株主: [・] / 共有親会社: [・] / 同一監査法人(太陽有限責任監査法人)11
業種分類ではなく会計監査人と法人株主の共有から算出した構造的な近さ(EDINET 一次データ)。「近さ」は共有特徴を希少度で重み付けした強さ(0–100)。監査法人のみの一致は弱いシグナルとして優先度を下げ、珍しい共有株主・支配関係を重く評価します。証券会社・名義口座・個人株主は除外。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率63.19%(取締役 5名計)
政策保有株式(簿価合計)0.0百万円(0銘柄)
役員報酬総額 / 役員数123.0百万円 / 9名
平均年間給与(提出会社)504万円
従業員数(連結)607名
監査報酬 / 非監査報酬103.2百万円 / —
平均勤続年数3.0年
女性管理職比率
従業員1人当たり売上41.8百万円
従業員1人当たり営業利益-1.9百万円
政策保有株式の対純資産比0.0%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長 中村 俊一
本社所在地東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー4F
市場 / 業種東証グロース / サービス業
決算期6月
従業員数(連結)607名
EDINETコードE31036

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
概算時価総額
株価×発行済
PER(実績)
株価÷EPS
PBR(実績)
株価÷BPS
実質PER
現金控除後
益回り(EBIT/EV)
EBIT÷企業価値
配当利回り
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 25/06期末 基準・7,978,900株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 参考 理論株価:各手法の考え方

EPV(収益力価値) — 今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な内在価値。下限の物差し。成長分を含めない設計のため、成長企業では小さめの値になる。
配当割引(DDM) — 将来の配当を現在価値に割り引いた価値。配当が安定した会社に向く。配当だけを起点にするため、低・無配の会社は値が小さく出る(配当以外の価値は映さない)。
正常化EPS×正当PER — 一過性をならした「平常時の1株利益」に、妥当と考える倍率を掛ける。前提のPER次第で大きく動く。
成長考慮(割引) — 正常化EPSに成長を織り込んで割り引く。割引率>成長率のときだけ成立。
この銘柄は収益系の理論値算定が困難です。収益系の理論値は算定困難・参考外(直近最終赤字)。参考として資産の下値(BPS・NCAV)は財務・BSのカードをご覧ください。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-06-16変更報告書 ↗ / 中村 俊一
2026-02-13確認書 ↗
2025-12-18確認書 ↗
2025-12-05変更報告書(特例対象株券等) ↗ / アセットマネジメントOne株式会社
2025-10-31確認書 ↗
2025-10-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / アセットマネジメントOne株式会社
2025-02-13確認書 ↗
2024-09-27確認書 ↗
2024-07-05変更報告書 ↗ / 中村 俊一
2024-05-13確認書 ↗
2024-02-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / アセットマネジメントOne株式会社
2024-02-13確認書 ↗
2023-11-13確認書 ↗
2023-10-06変更報告書(特例対象株券等) ↗ / アセットマネジメントOne株式会社
2023-09-27確認書 ↗
2023-06-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / アセットマネジメントOne株式会社
2022-09-26確認書 ↗
2022-08-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / アセットマネジメントOne株式会社
2022-04-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / みずほ証券株式会社
2022-03-23変更報告書(特例対象株券等) ↗ / みずほ証券株式会社
2022-03-07変更報告書(特例対象株券等) ↗ / みずほ証券株式会社
2022-01-21大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / みずほ証券株式会社
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プランでは開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社18社の合計19社で構成されており、個人や企業に対する商品の販売やサービスの提供を行う旅行事業及び将来性があり、キャピタルリターンの期待できるビジネスや企業への投資を行う投資事業を推進しております。事業系統図は、以下のとおりであります。 2025年6月30日現在 (1) 旅行事業旅行事業では、旅行商品やサービスの提供を行っており、各事業の特徴は以下のとおりであります。 旅行商品やサービスの提供当社は航空券等の旅行商品の比較・予約サイト「skyticket」等を中心に事業を運営しております。航空券事業の特徴は以下のとおりであります。 (a)「航空券の横断検索」当社が運営するサイト・アプリは、国内及び海外の格安航空券をオンラインで予約することが可能であり、「横断検索」機能による世界中の航空券の検索、また日本国内の空港発着以外の航空券の購入が可能であります。当社の顧客は、この機能を使うことにより、世界の航空会社のフライトスケジュールを一つ一つ確認することなく、航空券を購入する際に、搭乗日と出発・到着する空港名を指定することで、条件に合う航空会社を一度に検索し、表示することが可能となっております。当社は、大手航空会社のみならずLCCやリージョナル航空会社、海外資本の航空会社等、国内外における多くの航空会社の航空券を取り扱っており、顧客が航空券を購入する際の利便性を高めております。 (b)「オンライン予約・販売」インターネットやソーシャルメディアが普及し、個人が能動的に様々な情報を検索、取得したり、さらには発信したりすることが一般的な消費者行動となった現代ではありますが、国内の旅行業界は、なお店舗型サービスを中心としている企業が多く存在しております。当社は創業以来、店舗を持つことなく、インターネットによるオンライン販売に特化して、国内・海外航空券を中心とした旅行商品の販売を行ってまいりました。こうしたオンライン旅行事業におけるノウハウを活かし、順次領域を拡大しております。 (c)「技術力とマーケティング力」当社の事業の特徴としている多言語化やITによるサービス提供を支えるのが、「技術力」と「マーケティング力」であります。当社はインターネットやソーシャルメディアに対する技術力とマーケティング力を強みとしており、この強みを駆使して、様々なオンライン旅行サービスを提供しております。技術力に関しては、開発経験が豊富なエンジニアを社内に抱えております。そのため、新たな旅行商品が販売された場合やシステムにおけるトラブルや仕様変更等が発生した場合でも、迅速かつ正確に対応することが可能であります。また、当社は販売店舗を保有せず、少人数による運営を行っておりますが、これを支えているのがシステムであります。人の手を介する作業を極力排除し、業務の効率化を図ることによって、コスト競争力を高めております。マーケティング力に関しては、広告代理店等を活用せず、自社で蓄積したノウハウを活用して、ユーザーの集客や認知度向上のために広告効果の高い媒体を選別し、集中的に広告費を投下しております。また、サイトのUI(ユーザーインターフェース)/UX(ユーザーエクスペリエンス)の改善を継続的に行うことによりリピート率を高め、既存顧客の囲い込みを行っております。 (2) 投資事業当社にて、将来性があり、キャピタルリターンの期待できるビジネスや企業への投資を行っております。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】以下において、有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクを記載しております。また、必ずしも、そのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資家の判断上、重要であると考えられる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性がある全てのリスクを網羅するものではありません。 (1) 旅行市場について旅行市場は、国内では観光庁主導のもと市場拡大へ向けた様々な施策が行われております。当社グループは、日本及び急速に成長するアジアをはじめとする世界の旅行市場は今後も中長期的に拡大していくものと想定しております。しかしながら、日本を含めて世界的な感染症の発生・蔓延、天候の変動、及び景気の悪化等により社会的に消費者の旅行に対する意欲が減退した場合、テロや戦争などの世界情勢の変化や自然災害、事故等による観光インフラへの被害が起きた場合、急激な為替相場変動による世界情勢の混乱等が発生した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 電子商取引の普及について世界における電子商取引は、インターネットの普及及びスマートフォンやタブレット型端末機器の普及による利便性の向上に伴い市場規模が拡大し、当社グループでは今後も電子商取引が発展するものと考えております。国内旅行会社のインターネット販売比率は上昇傾向にあり、アメリカ旅行市場でもオンラインの販売比率は高い傾向にあります。当社グループは、今後も当該傾向は継続し、益々インターネット販売比率が高まっていくものと見込んでおります。しかしながら、電子商取引に関する新たな規制の導入や何らかの予期せぬ要因により、当社グループの期待どおりに電子商取引の普及が進まない場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (3) 競合他社の影響について当社グループと同様に世界市場にはオンラインを中心とした旅行事業を営んでいる有力な競合企業が存在しております。当社グループは独自仕入ルートによる現地ツアーの充実、多言語化によるサイトの差別化等の取り組みを行っております。しかしながら、有力な競合企業が、その資本力、営業力等を現状以上に活用してサービスや商品の販売に取り組み、当社の想定している以上に競争が激化した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (4) 航空会社のコミッションカットについて航空会社は、旅行業者を通じて航空券を販売する際、旅行会社に対して一定のコミッションを支払っております。一方、航空会社自身でも消費者に対して直接航空券の販売を行っておりますが、近年、その割合を高めており、将来的には、旅行業者を通じて販売する際に支払うコミッションが変更される可能性があります。当社グループの場合においても、仕入先である旅行業者を通じてコミッションの支払いを受けており、営業収益に寄与しております。そのため、これらのコミッションの動向によっては、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (5) システム障害について当社グループのサービス提供は主にインターネット環境において行われております。そのため、当社グループはサービスの安定供給を図るためのセキュリティ対策と、コンピューターウイルス等の侵入やハッカーによる妨害等を回避するために必要と思われる対策をとっております。しかしながら、あらゆる可能性を想定して対策を施すことは困難であり、当社グループの想定しないシステム障害やサービスの妨害行為等が発生した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (6) 個人情報保護について当社グループは、当社グループのサービスを提供するに当たり、顧客の個人情報(氏名、メールアドレス、生年月日、性別、住所、電話番号、販売状況等)を取得し、サーバに記録しております。これらの個人情報の管理は、当社グループにとって重要な責務と考え、顧客に安心かつ快適にサービスを利用してもらうため、顧客のプライバシーとその保護について「プライバシーポリシー」、「個人情報保護管理規程」を定め、最大限に注意を払い管理しております。しかしながら、これらの情報が何らかの理由によって外部に流出した結果、当社グループの信用力の低下を招いた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (7) 割引運賃を利用した航空券の取り扱いについて一部の航空会社では、普通運賃のほかに、普通運賃よりも低価格の料金体系による航空券を各種設定しており、当社が顧客から得る取扱手数料は航空券により異なっております。当社はこれらの普通運賃より低価格な料金体系による各種割引航空券を取り扱うことにより収益性の向上を図っております。ただし、各航空会社の方針変更等により、これら割引航空券の流通量が著しく減少し、当社グループが十分に確保できない場合等には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (8) 投資事業に関するリスク ① 株式市況等による保有株式への影響について当社グループでは投資先企業の株式公開などによって株式市況等の影響を受ける有価証券を保有しております。投資事業においては株式公開後に株式等の売却によって投資回収を図ることがあり、株式公開後の株価水準や株式市場動向等を勘案しつつ、株式等を段階的に売却いたします。そのため、投資先企業が株式公開した場合であっても、株式等を保有している間に、株式市場の低迷や投資先企業の株式の出来高減少、投資先企業の業績低迷等によって、保有する株式等の価格下落や流動性が低下し保有株式等の売却による損失発生や評価損の発生、もしくは長期間売却ができない状況に陥る可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。このほか、投資先企業の株式公開前の一定期間に当該株式等を取得した場合、各証券取引所にて定めた継続保有期間中の継続保有が義務付けられており、継続保有期間中の株価下落等により収益の最大化を図れない可能性があります。 ② 創業初期の未公開企業への投資を行うことについて当社グループの投資事業は、投資成長が見込まれると判断した創業後間もない時期のベンチャー企業を中心として、投資を行っております。ベンチャー企業の中でも創業後間もない企業は、業歴の短さから経営基盤が安定していないことが多く、その結果、当該企業の製品、商品、サービスの事業化が初期段階にあるため収益基盤が確立していない、急速な技術進歩に対応できる保証がない、創業者等の特定の人物に対する依存度が著しく高い等、多種多様のリスク要因を包含する場合があります。当社グループでは、投資対象企業に応じて必要な審査手続きを経た上で投資判断を行っておりますが、投資後の投資先企業の経営上の問題や欠陥等が存在した場合には、投資先企業の企業価値低下や倒産等の可能性もあり、そのような場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。また、創業初期の企業に対する投資については投資から売却による投資回収までの期間が長期にわたる傾向にあり、株式公開や他の事業会社等への譲渡等の実現時期を正確に予測することは困難であり、この実現を保証するものではありません。 (9) 既存事業拡充及び新規事業展開について当社グループは今後、既存サイトの機能追加等及び現在の事業とシナジーが見込まれる分野への事業拡大を図っておりますが、安定して収益を生み出すには、一定の時間がかかることが予想されるため、結果として当社グループ全体の収益が一時的に悪化する可能性があります。また、これらの事業が必ずしも当社グループの目論見どおりに推移する保証はなく、その場合には当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (10) 海外の旅行商品の取り扱い開始について当社グループは、海外現地ツアー、海外アクティビティ等、海外旅行商品の取り扱いを開始しており、国内のみならず海外の一般消費者を対象に販売を行っていく方針であります。これら海外旅行商品が提供される現地においては、地域特性によるリスクが多岐にわたって存在し、当社グループは、旅行商品の安全性を考慮した上で海外旅行商品の取り扱いを進める方針でありますが、当社グループが予測困難なリスク等が発生し、当社グループの信用力が低下した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 広告宣伝費について当社グループの事業において広告宣伝費は、広告を掲載することで集客が図られ、取扱高が増加することから、重要な投資であると認識しております。広告宣伝費の支出に関しては、広告効果を測定し、最適な広告宣伝を実施するよう努めておりますが、ウェブサイト内での検索結果や効果的な広告宣伝で売上高が大きく変動する場合があります。当社グループといたしましては、日常的に取扱高と広告宣伝費との
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(経営成績等の状況の概要)2023年10月27日に行われたアヤベックス株式会社との企業結合について暫定的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度に確定しております。前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。 (1) 経営成績の状況 当社グループを取り巻く経営環境につきましては、観光庁「宿泊旅行統計調査」(確定値)によりますと、2024年の延べ宿泊者数は、6億5,906万人泊で前年比6.7%増、うち日本人延べ宿泊者数が4億9,460万人泊で前年比1.0%減、外国人延べ宿泊者数が1億6,446万人泊で前年比39.7%増となっており、全体の宿泊者数が堅調に増加した中で、特に外国人宿泊者数が大きく伸びた形となりました。 このような事業環境のもと、当連結会計年度におきましては、収益は25,370,424千円(前年同期比13.3%増)、営業損失は△1,155,922千円(前年同期は1,489,895千円の営業利益)、税引前当期損失は△1,290,689千円(前年同期は1,383,390千円の税引前当期利益)、親会社の所有者に帰属する当期損失は△1,711,953千円(前年同期は712,507千円の親会社の所有者に帰属する当期利益)となりました。営業利益、税引前当期利益及び親会社の所有者に帰属する当期利益が当期に損失に転じた主な理由は、のれんの減損損失の計上によるものであります。 各セグメントの業績は次のとおりであります。(旅行事業)旅行事業につきましては、旅行需要が堅調に伸びたものの、のれんの減損損失の計上により、当セグメントの収益は25,082,455千円(前年同期比11.8%増)、セグメント損失は△1,127,760千円(前年同期は1,526,430千円のセグメント利益)となりました。 (投資事業) 投資事業につきましては、投資先の業況を反映し、当セグメントの収益は287,969千円、セグメント損失は△28,161千円(前年同期のセグメントの収益及び損失はいずれも△36,535千円)となりました。 (2) 財政状態の状況当連結会計年度末の資産合計は27,461,922千円となり、前連結会計年度末と比べ2,243,306千円の減少となりました。 当連結会計年度末の負債合計は18,179,703千円となり、前連結会計年度末と比べ516,287千円の増加となりました。 当連結会計年度末の資本合計は9,282,219千円となり、前連結会計年度末と比べ2,759,593千円の減少となりました。 (3) キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末より662,754千円減少し、残高は16,344,995千円となりました。 (生産、受注及び販売の状況)当社グループは旅行商品やサービスの提供を行う旅行事業及び投資事業を営んでおり、生産実績及び受注実績がないため、仕入実績及び販売実績についての記載を行っております。また、投資事業に関しては、事業の性質上、生産、受注及び販売の状況に馴染まないため、記載しておりません。 (1) 仕入実績 セグメントの名称内訳当連結会計年度(自 2024年7月1日至 2025年6月30日)前期比 (%)旅行事業航空券 (千円)45,265,375 88.0その他 (千円)9,402,239 128.4合計54,667,614 93.0 (2) 販売実績 ① 収益実績 セグメントの名称内訳当連結会計年度(自 2024年7月1日至 2025年6月30日)前期比 (%)旅行事業航空券 (千円)10,763,033 95.7その他 (千円)14,319,421 128.1合計25,082,455 111.8 ② 取扱高実績 セグメントの名称内訳当連結会計年度(自 2024年7月1日至 2025年6月30日)前期比 (%)旅行事業航空券 (千円)56,028,408 89.4その他 (千円)20,847,714 131.1合計76,876,123 97.8 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条の規定によりIFRSに準拠して作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針及び見積りについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針」及び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載のとおりであります。 (2) 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容当社グループの業績は、外部要因として世界情勢の変化、インターネット関連市場の動向、競合との競争、技術革新、法規制の変化、自然災害等の影響を受ける可能性があります。また、内部要因として、システムや新サービスの開発、人材登用や人材育成、内部管理体制、システム障害等により、当社グループの業績は影響を受ける可能性がありますが、内部管理や組織体制の強化等によりこれらのリスク要因に対応するように努めております。なお、当社グループでは「社会貢献とビジネスを両立する」という企業理念(MISSON)を実現するため、当社グループのメインサービスである「skyticket」の認知向上と取り扱い商品の拡充及び利便性の向上を行うことが重要であると考えております。そのためには事業環境の変化に素早く対応できる組織体制の構築、システムの開発速度の向上及び安定性の確保、情報管理体制の強化等、組織としての健全性を高めていくことが経営上の課題であると認識しております。これらの課題に対応するために、当社グループの経営陣は、積極的な情報入手に努め、入手した情報を分析し、分析した情報に基づき、現在の事業環境を確認し、最善の経営方針を立案・実行するように努めております。 ① 財政状態の分析 (資産)当連結会計年度末の総資産は27,461,922千円となり、前連結会計年度末と比べ2,243,306千円の減少となりました。増加の主な要因は、のれんが減少したことによるものであります。 (負債)当連結会計年度末の総負債は18,179,703千円となり、前連結会計年度末と比べ516,287千円の増加となりました。増加の主な要因は、その他の流動負債が増加したことによるものであります。 (資本)当連結会計年度末の資本は9,282,219千円となり、前連結会計年度末と比べ2,759,593千円の減少となりました。減少の主な要因は、親会社の所有者に帰属する当期損失が計上されたことによるものであります。 ② 経営成績の分析(収益)当連結会計年度の収益は25,370,424千円(前年同期比13.3%増)となりました。これは主に、旅行関連事業の収益が増加したことによるものであります。 (営業総利益)当連結会計年度の営業総利益は15,646,446千円(前年同期比3.8%増)となりました。これは主に前述の収益の増加によるものであります。 (営業利益、税引前当期利益及び親会社の所有者に帰属する当期利益)当連結会計年度の営業利益は△1,155,922千円の営業損失(前年同期は1,489,895千円の営業利益)、税引前当期利益は△1,290,689千円の税引前当期損失(前年同期は1,383,390千円の税引前当期利益)及び親会社の所有者に帰属する当期損失は△1,711,953千円(前年同期は712,507千円の親会社の所有者に帰属する当期利益)となりました。これは主に、のれんの減損損失を計上したことによるものであります。 ③ キャッシュ・フローの分析当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の残高は、前連結会計年度末より662,754千円減少し、16,344,995千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローと要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における営業活動による資金は、2,220,534千円(前連結会計年度は856,748千円)となりました。収入の主な内容は減損損失によるものであり、支出の主な内容は税引前当期損失によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における投資活動による資金は、△1,139,983千円(前連結会計年度は△295,231千円)となりました。収入の主な内容は敷金及び保証金の回収による収入によるものであり、支出の主な内容は子会社株式の取得による支出によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における財務活動による資金は、△1,612,685千円(前連結会計年度は2,382,047千円)となりました。主な内容は長期借入金の返済による支出によるものであります。 (3) 資本の財源及び資金の流動性当社グループの資金需要のうち主なものは、運転資金及び投資資金です。必要資金は自己資金の活用に
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針当社グループは、以下の経営理念(「MISSION」、「VISION」及び「VALUE」)に基づいて事業を推進してまいります。(MISSION)社会貢献とビジネスを両立する (VISION)世界中の”やりたい”を叶える (VALUE)Integrity(高潔な倫理観を持ち、誠実かつ公正に業務を遂行する)Visionary(理想から妥協せず、社会公益性の高い事業の創出にリスクを恐れず挑戦する)Flexibility(市場や社会情勢の変化に対応する柔軟性を持ち、常に最適な手段を選択する) (2) 目標とする経営指標当社グループが重視している経営指標は、収益であります。収益を継続的に成長させることにより、企業価値の向上を実現してまいります。 (3) 中長期的な会社の経営戦略当社グループにおける主な事業であるオンライン旅行会社(OTA)に係る事業については、世界的に優位性のある地位の確立を目指しております。今後はさらにサービスの拡充及びシステムの改善を進めてお客様の利便性向上や業務効率化を意識した取り組みを強化して、世界中で信頼される「Global OTA」を目指してまいります。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社グループを取り巻く環境は、ロシアのウクライナ侵攻の長期化による資源・エネルギー価格の高騰に加え、世界的なインフレに対する欧米諸国での政策金利の引き上げや、それに伴う大幅な為替変動など、世界経済の先行きに未だに不透明な状況が継続しております。また、中期的には当社グループの中核をなす旅行業につきましては、店舗を中心とした営業を展開する既存の大手旅行会社に加え、インターネットを中心としたOTAの成長、そしてLCCを含めた直販を拡大する航空会社等との競争がさらに激しくなると思われます。そのような中、当社グループが対処すべき主な課題は以下のとおりであります。 ① 海外への事業拡大当社グループでは、国内市場における継続的な事業の拡大を図っておりますが、当社グループが更なる成長を遂げるためには、海外への事業拡大が必要不可欠であると考えております。特に東南アジア諸国では、日本以上にLCCのシェアが拡大しており、今後もシェアが拡大するものと予想されております。当社がこれらのLCC全ての路線を取り扱うためには、海外航空券の仕入先であるホールセラーが提供しているAPIだけでは対応できないことから、各国のLCCのAPIに個別接続する必要があります。当社グループでは、これらの状況に対処するため、国内で培った技術力やノウハウを活かし、堅牢なシステム構築を図ってまいります。 ② グローバル人材の採用当社グループは、国内市場のみならず、世界各国の旅行商品の取り扱いを充実させることによって国際競争力を高め、更なる事業拡大を図る方針であります。このため、当社としましては、外国人顧客向けのオペレーターや、国内外の優秀な人材を確保することが重要と認識しており、社内における研修制度の充実や語学の堪能な人材の採用強化に取り組んでまいります。 ③ 新サービスの展開多様化する顧客のニーズに応えるため、当社グループは常に新しいサービスを提供することを検討し、実施しております。また、当社グループは、民泊の運営やオフショア開発などの新規事業領域への参入も積極的に進めております。 今後も既存サービスの充実に加えて、当社グループが有するサイト運営能力、サービス開発力等を活かして、航空券のみならず様々な新サービスを展開することによって、既存顧客への付加価値を提供するとともに、新規顧客の獲得を図ってまいります。 ④ 顧客に対して提供する情報の量及び質の向上インターネット等を利用することによって顧客自身が様々な媒体から様々な情報を入手することが容易となっていることから、旅行に対する顧客のニーズは多様化し、旅行会社に対する要望も高くなっております。このような状況に対して、当社としましては、顧客一人一人のニーズにマッチした情報提供を行ってまいります。 ⑤ 認知度の向上当社が運営するサイトを多くの顧客に利用していただくためには、サイトの認知度をさらに向上させることが必要不可欠であると考えております。このため、様々な媒体を活用した効果的な広告宣伝、Webマーケティング技術の有効活用等を実施することで認知度の向上に努めてまいります。 ⑥ 顧客の利便性向上当社グループはPC及びスマートフォンによる販売を行っておりますが、特にスマートフォンからの申込みが増加しており、今後もさらに増加するものと予想されております。このため、当社としましては、スマートフォンに対応した検索機能や予約機能等を充実させ、顧客の利便性向上に努めてまいります。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)会計上の見積りにより当事業年度に係る財務諸表にその額を計上した項目であって、翌事業年度に係る財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があるものは次のとおりです。 1.営業投資有価証券及び関係会社株式の回収可能価額 (1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額 (単位:千円) 前事業年度(自 2023年7月1日至 2024年6月30日)当事業年度(自 2024年7月1日至 2025年6月30日)売上原価-89,913関係会社株式評価損10,0002,460,280営業投資有価証券360,789549,134関係会社株式6,704,8464,757,805 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報市場価格のある株式等は、その時価が著しく下落したときは、回復する見込みがあると認められる場合を除き、当該時価をもって貸借対照表価額とし、評価差額を当事業年度の損失として認識しております。また、非上場の関係会社に対する投資等、市場価格のない株式等は取得原価をもって貸借対照表価額としていますが、当該株式の発行会社の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下したときには、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合を除いて、相当の減額を行い、評価差額を当事業年度の損失として認識しております。当事業年度において、株式会社旅工房及びADVENTURE APAC PTE.LTD.の関係会社株式について、取得時点または設立時点で見込んだ事業計画に基づく将来の超過収益力が見込めなくなり、実質価額が著しく低下したと判断したこと等により、関係会社株式評価損2,460,280千円を計上しております。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】当社は、財務上の特約が付された金銭消費貸借契約を締結いたしました。契約締結日2023年10月31日借入先株式会社三菱UFJ銀行属性都市銀行期末残高2,285百万円弁済期限借入から7年担保の有無なし財務制限条項1.2024年6月決算期を初回とする各年度決算期の末日における連結貸借対照表において、純資産の部の合計額を、2023年6月決算期の年度決算期の末日における純資産の部の合計額の50%以上に維持すること。2.2024年6月決算期を初回とする各年度決算期の末日における連結損益計算書において、営業損益の金額を2期連続して0円未満としないこと。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は、株主様への配当政策を最重要課題の一つと認識し、経営成績に裏付けされた配分を行うことを基本方針としております。当期の期末配当につきましては、2025年9月1日に開示いたしました「第19期定時株主総会継続会の開催方針及び剰余金の配当(無配)のお知らせ」のとおり、当社の連結子会社である株式会社旅工房における調査結果や、当社の今後の事業展開等を総合的に勘案し、誠に遺憾ながら無配とさせていただきました。なお、当社は、会社法第454条第5項に規定する中間配当を行うことができる旨を定款で定めており、配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100WXVU)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E31036)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

株式会社アドベンチャーの証券コード(銘柄コード)は?
6030です。上場市場は東証グロース、業種はサービス業。
6030(株式会社アドベンチャー)のEDINETコードは?
E31036です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
6030(株式会社アドベンチャー)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 中村 俊一です(有価証券報告書の表紙記載)。
6030(株式会社アドベンチャー)の本社所在地は?
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー4Fです。
6030(株式会社アドベンチャー)の監査法人(会計監査人)は?
太陽有限責任監査法人です。
6030(株式会社アドベンチャー)の筆頭株主は?
中村 俊一で、保有比率は約66.6%です(2025-06-30基準)。
6030(株式会社アドベンチャー)と構造的に近い企業は?
業種分類ではなく、会計監査人・法人株主の共有から見ると 株式会社はてな(3930)、カバー株式会社(5253)、バルミューダ株式会社(6612) などが構造的に近いです(詳細は上部「構造的な隣接」)。
6030(株式会社アドベンチャー)の発行済株式数は?
有報(2025-06-30基準)で7,978,900株です(発行済株式総数)。うち自己株が544,100株、市場で流通する浮動株は1,409,800株です。
6030(株式会社アドベンチャー)の株主数は?
2025-06-30基準で3,935名です。上位10名で81.0%を保有します、浮動株比率は19.0%。
6030(株式会社アドベンチャー)の決算期は?
6月期です(上場市場は東証グロース)。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない。厳密なオーナー利益は維持capexベースだが、外部近似では総capexを使うため、成長投資が重い会社では小さめに出やすい。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E31036)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。